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妖精‥‥精霊
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冗ぉ談はぁ○○…妖精(?)
:2008/04/16(水) 16:14:44
「D,からの教示」のキャッシュ頁よりの転載‥‥“妖精及び精霊の概念”(?)
どの国にも妖精譚というものは存在し、そのうえ原始的かつ民間的な性質から共通点を見い出し易い。妖精という言葉はそういったいみでは世界共通の概念とみてもいいだろう。(風来坊の書き込み「「妖精」「精霊」って云う「コトバ」に捕らわれなければ、世界中に共通した考え方なのでわ?と思うナリが…。」参照)妖精という言葉が示す意味は「精霊(エレメンタル)」とりわけ風の精霊シルフと水の精霊ウンディーネに使用する場合と、我々の住む世界と別の次元である妖精界に棲んでいるイメェジの妖精との二つに分けられるのではないかと僕は考えている。しかしなぜこの様な抽象的で曖昧な解釈なのだろうか。それは、各地にあるさまざまな妖精を統括した呼び名(もしくは統括した概念)で呼ぶためであったのではないだろうか?そもそもフェアリー(fairty)という語自体、比較的新しいものなのである。中世以前には使われてなかったのだ。フェアリーの語源をたどると、フェイ(fay)であり、これはファタエ(fatae)(参考までに、ファタ(fata)は妖精を表わす現代イタリア語である)の語形が崩れたものであり、ギリシア、ローマ神話の「運命の三女神」を表わすラテン語に由来する。元来フェイ・エリー(fai-erie)すなわち「魔法のかかった状態」「催眠状態、または幻覚状態」を意味する言葉が、いつのまにか、こういった症状を引き起こさせる力を持つ妖精達全般に使われるようになったようである。今では広い領域にわたって使われ、アングロ・サクソン及び北欧系のエルフ、スコットランド高地地方のディーナ・シー、アイルランドのトゥアハ・デ・ダナン、ウェールズのタイルス・テーグ等、その他多くのものがこの言葉に含まれている。よって、ケルト(すなわち、イギリス及びアイルランド神話)にその原形を求めるのは早計だろう。だいいち、ケルトでは、妖精を「シー」の名で呼ぶことが多い。アイルランドの「ディーナ・シー」スコットランド高地地方では「シー」イングランドのコンウォールでは「ピクシー」などである。そこからフェアリーという言葉はみられない。しかし、ケルト神話もとい、イギリス・アイルランドの民話が妖精譚で構成されている事も事実であり、そこからインスピレーションを受けた19世紀の作家達(絵本や、御伽話し等の)による、少女趣味的美化が我々の持つ妖精のイメェジ(それは、いたずら好きな子供であったり、昆虫質の羽を持つ微小な存在だったりする)はここから植え付けられたと考えるのは余りにもロマンチスト過ぎる推論だろうか…
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