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読書室(書籍推薦)

1良信:2006/06/03(土) 02:18:41 ID:SVQ4yOSI
皆様のお薦めの書籍をご紹介下さい。

141良信:2007/03/12(月) 02:03:05 ID:BGIgtJDg
因みにニーベルンゲンの指輪は作者不明です。

武蔵さん。クロイツェル・ソナタなんですが、今女性と楽しい恋を楽しんでいる時なら、読まないことをお薦めします。あんまり良い気分にはならないと思うので。

142武蔵:2007/03/13(火) 00:06:41 ID:5dZszJI6
>>141
ははは。
しかし良信さんの読書量には圧倒されますね。
本はたくさん読むに越したことはありません。
勿論良質な本ですがね

143良信:2007/03/13(火) 00:31:18 ID:dZJSCmuw
いえいえ、暇なだけです。

144良信:2007/04/07(土) 23:08:10 ID:3doadCZk
金美齢先生の
「日本ほど格差のない国はありません!」
(WAC株式会社)

どうやら、金先生は文章を書くのはあまり上手ではない様ですね。
討論のときの方が説得力があるし金先生らしい。

145武蔵:2007/04/08(日) 23:41:12 ID:p31Qg2Dw
でもトルストイもドストエフスキーもロシア人なんですよね。
ロシア文学も革命前までは世界の最先端を行っていた
それがロシア革命になって何もなくなってしまいました

146良信:2007/04/09(月) 21:32:30 ID:3doadCZk
ロシア文学は世界の指導者に影響を与えましたからね。
特にこの二人は、(どっちだったか忘れたが)ガンジーに
大きな影響を与えたそうです。ああいう平和主義者は尊敬します。

147良信:2007/04/09(月) 21:42:41 ID:3doadCZk
お笑いさんから、前に薦めてもらった本を紹介します。
筆坂秀世「日本共産党」(新潮新書)

以前に日本共産党の政策委員長であった筆坂さんが離党した後に
共産党内部の実態を解り易く著しています。
共産党の良い面と悪い面が良くわかります。
立花先生の「日本共産党の研究」ほど批判が鋭い訳ではないので
党員や支持者にもお勧めします。

148武蔵:2007/04/09(月) 23:12:12 ID:p31Qg2Dw
>>146
ロシアが共産主義にならなければ
また違った発展をしたでしょうね。
金正日も毛沢東もポルポトもいなかったでしょう。
世界中に害悪を撒き散らすこともなかった

149良信:2007/04/09(月) 23:58:01 ID:3doadCZk
何もかにも全ては民主集中制という最悪のシステムが招いた事です。
民主と言う言葉が頭にくっ付いているのが嫌らしいです。

このシステムがコミンテルンによって各国の共産党、コミンテルン支部に
広まらなければ、恐ろしい独裁政治が敷かれる事も無かったかも知れません。
もしかしたら金正日も民主主義の中で善政をしていたかも知れません。
このシステムは悪人がやりたい放題できるシステムですからね。
まあ、もっとも政権をとった場合としての話ですが。
独裁者を抑制する要素が乏しいんです。独裁の為のシステムですからね。
どうしても政権をとった場合に独裁になりやすいんです。

150CJ:2007/04/10(火) 21:08:54 ID:p7R6fy.g
>>147
読みましたが、かなり誇張された事実や創作された事実が紛れ込んでるようで、セクハラ議員の逆恨み発言集というPOPがふさわしい本だと思いました。
ヒトラーも言ってましたが、「事実にうそをちりばめることがもっとも本当らしく聞こえる」らしいので、「嘘を嘘と見抜けないと難しい」です。

>>148
共産主義者にもいろいろいますから一概には言えませんが、マルクスの理屈でいけばアレは共産主義国ではありえません。
経済体制と生産力に不均衡が生じたとき発生するのが社会主義体制、共産主義体制ですから。
あくまで自称してただけです。目的はロシアが他国に対する干渉を正当化するためでした。

>>149
国政のレベルで使ったのが間違いって何度いわせるんすか?

151武蔵:2007/04/10(火) 23:53:43 ID:p31Qg2Dw
>>147
たぶん七割方事実なんだろうけど
嘘とは言わなくても恐らく多少は誇張されていると
思った方が良い。ちょっと客観性がないし、共産党への恨みがたらたら
明らかに共産党批判が込められた本でしょう。
私は筆坂は共産党の内部抗争で足をすくわれたと思っています

152武蔵:2007/04/10(火) 23:56:33 ID:p31Qg2Dw
>>150
共産党員はよく

>>経済体制と生産力に不均衡が生じたとき発生するのが社会主義体制、共産主義体制.

と言いますよね。それは今起こっていてまもなく本当の
共産主義がやってくると・・・。
しかし現実は新自由主義の名の下。全く逆のことが起こっています。

もしかしたら日本の70年代、80年代あたりが共産党の
それに該当するのではと思う今日この頃

153CJ:2007/04/11(水) 03:08:50 ID:p7R6fy.g
筆坂は離党する1年程前に「私セクハラしちゃいました、いろいろごめんなさい」といった感じで公式に謝罪してますんで。事実と違うのであれば抗弁するはずですから。それに専制的なトップがいれば握りつぶしたでしょう、選挙に響くかもしれないってことを考えたら。
内部抗争ってのはちょっと考えられませんね、そこまでの対立点があったかっつー話です。

>日本の70年代、80年代あたりが
ぜんぜん該当しないでしょうね。生産力で言えば今のほうがずっと高い水準ですし、技術や生産体制の整備等々でまだまだ発展するでしょうし、売り方もよりスマートになるでしょう。
それに、封建制の時代はどれだけ続いたのか考えると、資本主義社会の到来といわれる産業革命から高々230年くらい。まだまだまだ資本主義の枠内で発展するでしょう。
少なくとも現在の資本主義体制の伸びしろがなくならない限りにおいてはこないと思いますよ。例えば情報の不均衡だとかバジェットの正確性だとか南北問題だとかいろいろね。

154良信:2007/04/11(水) 12:33:58 ID:sWkmq5Eo
トップの皆さんは仲良しだから。

155CJ:2007/04/11(水) 13:11:32 ID:p7R6fy.g
なあなあでやってたとしてももみ消すでしょうね。実際の企業不祥事なんてのをみるとそう思います。
少なくとも筆坂新書や良信さんの想像とはだいぶ気色が違うみたいです。あと、バジェットって予算のことです。すいません、癖で。

はっきり言って、筆坂の離党は外部からの接触があったのではないかと思ってます。民主集中制と民主主義の混同、組織論的常識のない人間が後ろにいるんじゃないかと。
というのも彼の批判はそう目新しいものではなかったし、理論の穴もそのままでしたし、取ってつけた意見という感じがするんですよ。高度に論理化されていないっていうか荒い展開というか。
多分聞きかじった理論を咀嚼せずそのまま自分の経験を交えて書いちゃっただけだと思います。余計な世話ですが、良信さんももっとためになる本を読んだほうがいいっすよ。

156良信:2007/04/11(水) 19:09:47 ID:sJySkHQ6
週刊誌に報道されてしまえば仕方ないです。話も大きくなりましたからね。認めて党を去るのも仕方ないことです。著書日本共産党の中には言い訳みたいなことが始めに書いてありましたけどね。

157武蔵:2007/04/11(水) 19:39:17 ID:p31Qg2Dw
>>155
なるほど保守派による共産党つぶしという可能性もあります。
まああくまで空想ですからね
>>153
資本主義はこれからますます進展するでしょうね。
良くも悪くも・・・・。
はっきりいって今のアメリカスタンダードには、皆疲れているんです。
だからといってこれといった対抗策もない。
実は日本型の平等社会ってのはある種
理想的なユートピアだったかもしれない。

158良信:2007/04/11(水) 21:50:34 ID:voNa9ekc
筆坂さんが保守派と手を合わせ反共をしているのだとしたら、残念なことですね。この論文がもし、共産党の足を引きずるためだけに書かれた物だとしたら、筆坂さんは自分の党を売り渡したことになりますからね。

159CJ:2007/04/12(木) 02:45:09 ID:p7R6fy.g
保守派と断定はしませんが、少なくともそう思ってますよ、私は。彼には確たる信念なく誘われたこそ、その後の雑誌のインタビューでもブレが見える。
認めて議員は辞職しましたが、その後離党まで党のスタッフをしていたんで、彼自身の信頼を取り戻すお膳立てはあったんですがね。

アメリカンスタンダードってのが具体的に何を指してるのか教えていただけませんか?あと日本型平等社会ってのも。
ちょっと広い言葉過ぎてわかりかねます。

160武蔵:2007/04/12(木) 22:32:57 ID:p31Qg2Dw
日本型平等社会というのは
終身雇用、年功序列、累進課税に尽きます。
アメリカ型というのはそれに全く相反するもの

161武蔵:2007/04/12(木) 22:35:03 ID:p31Qg2Dw
それと企業別組合

162CJ:2007/04/13(金) 22:09:21 ID:p7R6fy.g
ピンとこないっす。米が投機的でマーケット偏重というならわかるんですが。アメリカに有利なFTAや自由化等々もアメリカンスタンダードといわれてることですし。
ユートピアっつーのもかなり言い過ぎで、一定規模の会社に勤める男性正社員を持つ世帯に限られていたわけですから。

163武蔵:2007/04/14(土) 00:51:34 ID:p31Qg2Dw
>>
米が投機的でマーケット偏重というならわかるんですが。アメリカに有利なFTAや自由化等々も
アメリカンスタンダードといわれてることですし。

その通りですよ。ただ私は日本的経営の特性を強調したいんです

そりゃ純粋なアメリカ型資本主義って
会社員は株主のもの、会社は労働力を提供するだけの労働者にすぎない。
そんでもって社長を含め経営者は株主の意向を忠実に代行する代理人て
ことになります。それとは違う労働体系があったということを強調したい。
でも米英人の労働者は本当に会社は株主のものだと思っているのかなあ

というか昔は正社員だったでしょう。
もしくはパート、アルバイト、それと本当の意味でのフリーター。
基本的に高校でても正社員の職はあったでしょう。
そりゃあ上場企業の部課長と工場労働者は福利厚生の面でも
収入面でも差があったにせよ、基本的に平等な社会でしたよ

164CJ:2007/04/15(日) 14:42:47 ID:p7R6fy.g
平等ってのは公平とは違いますんで。それに私は「男性」の「一定規模の企業」に勤める会社員といいました。それってどのくらいいたんですかね。
それに企業組織というのはその内外の環境によってそのガバナンスも違っています。その発展度合いで外部の発言力は強まるでしょうし、金主が偉いってのはどこいっても一緒ですから。

少なくとも悪い面だけではありませんよ。内部統制なんて考え自体日本だけでは出てこなかったでしょうし。

165武蔵:2007/04/15(日) 19:43:24 ID:p31Qg2Dw
>>男性」の「一定規模の企業」に勤める会社員。

中卒でトヨタの工場に勤めていた人も該当します

166CJ:2007/04/16(月) 03:44:44 ID:p7R6fy.g
正規雇用なら該当しますよ。逆に大卒で中小企業に勤めてる人は除外されてます。
数字ではどちらが多いのか統計があるはずなんで調べればすぐですね。今厚生労働省の統計の中にあるかは知りませんが。

企業規模分類の労働者数で見たときに果たして国レベルで社会主義的だったといえるか?
職工一致は赤色組合が勝ち取った成果ではあったが、その後、労使協調路線組合の台頭や労働の自由化、二重構造等々で除外される範囲は狭まらなかったわけですから。
それに、社会主義というと会社の意思決定を労働者側が主体的に行うという形式なんでそれともだいぶ離れてますし。

まぁ私は「昔は良かった」みたいな懐古趣味が嫌いなだけですがね。

167武蔵:2007/04/17(火) 00:25:29 ID:p31Qg2Dw
>>166
それでもまあ
格差はあれどそれなりに皆なんとかやっていけたから良かった
って考えじゃ駄目?

168CJ:2007/04/17(火) 20:10:47 ID:p7R6fy.g
いや、だから社会主義ってそういうんじゃないんですって。

169武蔵:2007/04/17(火) 20:17:04 ID:p31Qg2Dw
>>168
だけど現実的に考えて日本が最も社会主義で成功した国家ですよ。
ゴルバチョフも日本がもっとも成功した共産主義だと
言っていたじゃない。あれってジョークだろうけど
半分は本当だと思うよ

170良信:2007/04/17(火) 21:52:41 ID:dZJSCmuw
そういうのをネタにしたのがありましたね。

社会主義者と資本主義者が二人で論争して二人とも全く意見が合わなかったが、理想の国はどこだ?と問われると二人揃って「日本」と答えた。

日本が如何に「変な国」であるかを表したものです。

171武蔵:2007/04/17(火) 23:33:45 ID:p31Qg2Dw
>>170
マルクスとケインズが議論して全く意見が合わなかったが
理想の国はどこか?と聞かれて
ふたりとも迷わず日本と答えたってゆうジョークね

172良信:2007/04/18(水) 20:47:47 ID:s1OUR.Mg
その二人だったのか

173良信:2007/05/18(金) 23:44:29 ID:CQ2bgaPU
三島由紀夫先生の「潮騒」は面白かったです。

174武蔵:2007/05/19(土) 13:59:36 ID:wFBQhcGk
>>173
三島って面白い?

175良信:2007/05/19(土) 14:09:29 ID:qvlQu.m6
読むのに慣れると面白いです。描写がきれいです。潮騒が一番読みやすいです。

新潮社と仲が良かったのか三島の本は新潮文庫にほとんど収められています。自刃する直前、最後の書き上げた作品も新潮にやったんじゃなかったっけ?

176CJ:2007/05/21(月) 00:38:38 ID:p7R6fy.g
私は潮騒、気持ち悪かったなー。オタクくさいというか上澄みだけを取り出していて嫌悪感があった。猪瀬の解説本は面白かったですけどね。

三島と多喜二を比べると面白いですよ、たぶん。多喜二は沈殿物を描いてる感じがしますし、思想的には逆だし、交流もないし、生まれも違う。なかなか共通点はない二人ですけどね。

177良信:2007/05/21(月) 01:39:46 ID:nR/c0XpY
CJさんは三島苦手か。んじゃ更にオタク臭い、というか、これやばいんじゃねーの、と言いたくなる作品を紹介します。

同じく三島由紀夫
「音楽」

178良信:2007/05/21(月) 03:17:52 ID:Ovc2SMJM
思想的とは、たとえば三島の思想はどういう物だと思いますか?

179CJ:2007/05/21(月) 15:47:13 ID:p7R6fy.g
今は積んでる本をこなすので精一杯ですから遠慮しますわ。今はバーニーの組織戦略の本を読んでますんで。次はカントの小論「永久平和のために」他、財務会計の本数冊、SCMの本、ポーターの戦略論の本数冊、反デューリング論等々かなり溜まってますんで。

三島の思想は少年期のコンプレックスに対する反動でしかない様に感じます。病弱な少年期にあこがれた健全な男性の肉体を求め同一化を図ろうとしたために一定論理化されたものであると。
で、彼の作品には決まって三島の美意識の中にあるキャラクターが鼻につくほど美しく描かれる。そしてその美意識は美意識としてしか存在せず、その美意識に陶酔する三島本人のナルシシズムが見え隠れする。

オタクも似たようなモンで、自分の脳内彼女がいかに美しく、現実はなんと汚れているのかみたいなことを延々と話すわけですよ。全員とは言いませんけど。でその根底にはその脳内彼女を選択した自分の美意識が見え、それによって他者との差別化を図りたいとするちっぽけな虚栄心があるわけで。

彼はおとなしくサムソンでも読んでりゃ良かったのにと思いますよ。

180良信:2007/05/21(月) 20:36:27 ID:nR/c0XpY
俺はそういうのが好きだな。私はオタク性でしょうか。

多喜二の「逆の思想」とはどういった思想なんですか?

181CJ:2007/05/22(火) 00:44:45 ID:p7R6fy.g
だからこそ懐古的なんでしょうね、あなたは。で、そこに美意識を感じる自分に対しナルシシズムを秘めているためじゃないですかね。

多喜二は蟹工船みたいに醜いものに対して写実的に醜く描きます。まあ読めばいいんじゃないですか、長編でもないし。

182良信:2007/05/22(火) 02:02:31 ID:G0ZgEU5E
>懐古的
そうでしょうか?(笑)

蟹工船、調べものが済んだら読んでみます。

183良信:2007/05/22(火) 22:03:40 ID:OMd5zec6
『「心理テスト」はウソでした。受けたみんなが馬鹿をみた』
『心理学への異議−誰による、誰のための研究か』

エロい人さんが、CJさんへこれらの書籍をお薦めする、とのことです。

184CJ:2007/05/23(水) 04:59:57 ID:p7R6fy.g
学問としての心理学と一般に流布している似非科学としての心理学って別物ですよ。釈迦に説法だとお伝えください。
…ちょっとオーバーだけど。つか自分で言えよって話ですよ。

懐古的。言葉を変えるとロマン主義的なんですよ。ロマン主義は中世にかえろうという文化運動でした。その中世とは現実の中世ではなく、理想化された中世です。そこに対する無批判の賛美と国民国家のルーツを求める政治性があいまってる。その節がありそうなんですがね、私の一方的な月旦だと。まあいいや。

185敷島良信:2007/05/24(木) 23:10:59 ID:wzN7Dfyk
「知」のソフトウェア
立花隆
講談社現代新書

186エロい人 ◆mgKa/L26Rg:2007/06/09(土) 14:18:41 ID:d3QjMtGs
ロバート・コンクエスト著、白石治朗訳『悲しみの収穫 ウクライナ大飢饉』恵雅堂出版、2007年

原著は1986年に出たRobert Conquest"The Harvest of Sorrow"Hutchinson,1986,

187良信:2007/06/10(日) 00:13:18 ID:sJySkHQ6
『KGB帝国 ロシア・プーチン政権の闇』
エレーヌ・ブラン〔著〕
森山 隆〔訳〕
創元社

188CJ:2007/06/10(日) 05:48:41 ID:p7R6fy.g
『ポスト資本主義社会』
P・F・ドラッガー著
ダイヤモンド社

とか単純に書き連ねればいいんですか?感想とか抜きにして。

189良信:2007/06/10(日) 15:29:01 ID:sJySkHQ6
書きたければどうぞ。書き込む内容は貴方が決めることだ。

190シンクタンクK:2007/06/11(月) 02:48:17 ID:QVKDtFxk
CJの選書は結構渋いなw
でもチョット難しくないかい?
経営系なら、俺だったらコトラーかドラッカーをまず勧める。

コトラーならまずはマーケティングマネジメント入門編。
自分でベンチャー作ろうとか言う覇気のある若者なら、目から鱗が落ちること請け合い。

ドラッカーなら以前のモノを初心者用にまとめた三部作
「はじめて読むドラッカー」シリーズ
が初心者にはちょうどいいと思うが。

根性ある人間には「マネジメント」も読み物として面白いからお勧めだけどね。
195、60年代のアメリカの企業の様子が書いてあるし。

現代の資本主義社会における、企業の裏側がわかるよ。

191シンクタンクK:2007/06/11(月) 03:08:58 ID:QVKDtFxk
>経営系なら、俺だったらコトラーかドラッカーをまず勧める。
コトラーかドラッカーの入門書ね。

192CJ:2007/06/11(月) 03:15:05 ID:p7R6fy.g
すいません、コトラーはすでに読んでます。ベンチャーやろうって程には覇気がないので、鱗は落ちませんでしたが。
身の程を知ってるつもりなんで番頭くらいでちょうどいいんです。
そのくらいの人間だと、ドラッガーよりポーターやバーニーのほうがふさわしいですよ。

193シンクタンクK:2007/06/11(月) 03:37:22 ID:QVKDtFxk
>>192
いやまあ君は読んでるだろうと思ってたけど。
初学者向けだし。

ある程度相手に合わせた選書にした方が、スレの利益につながると思ったので。
自己紹介スレを見た感じでは高校生も多そうだったし。

あと、本当に紹介したいなら、ある程度自分の評価も書いたほうがいいと思う。
どういう意図で紹介してるか位は情報としてあった方が分かりやすい。

194CJ:2007/06/11(月) 04:09:42 ID:p7R6fy.g
たしかにそうですね。

じゃ早速。
ドラッガーの「ポスト資本主義社会」の評価します。

簡単に言うと「マルクスの言う資本家と労働者という二つの階級が対立する体制が変化し、知的労働者とサービス労働者の階級となりそれに伴い会社組織も社会構造も変化する。」という話です。
以前、この掲示板で触れたことがある「資本家というのが見えなくなってる」ってコトに関連して紹介しました。
世の中常に変化してるんだってのが感じられるいい本だと思います。

195エロい人 ◆mgKa/L26Rg:2007/06/12(火) 20:01:31 ID:T71Gwmbc
ここさあ、どのくらいまでの本OKなの?

ライトノベルとか禁止?

グ リ ー ン ド ア 文 庫 とか 美 少 女 文 庫 は駄目?

わかった人はスポーツ新聞の(ry

196良信:2007/06/12(火) 20:32:47 ID:lfx/Qf.E
何でもいいです。
フランスとか双葉の一部はダメ。

197エロい人 ◆mgKa/L26Rg:2007/06/12(火) 21:23:54 ID:T71Gwmbc
ばれた(苦笑)。

北原童夢とか巽飛呂彦ネタを振りたかったなあ……

ウフフフ。

198エロい人 ◆mgKa/L26Rg:2007/06/15(金) 20:25:58 ID:T71Gwmbc
ロバート・コンクエスト『悲しみの収穫』書評

まず第1章から3章ぐらいまでは飢饉の起きた政治的背景やソ連体制への批判や哲学的考察
ま、読まなくてもどうってことはない。実態が知りたいものは読み飛ばすべき。

12章から16章までが本著の最骨頂。
スターリンの食料を使った赤色テロルの実態が暴かれる。

また同著作には現在の北鮮と非常に相似点も多いので社会主義国では何故そのような食糧危機が発生するかのプロセスが判る切っ掛けになるであろう。

199武蔵:2007/06/15(金) 21:17:18 ID:wFBQhcGk
書評ではないが今月の文藝春秋で
父島の人肉食事件を取り上げている。
父島は硫黄島の近くにあるが
食料が豊富にあったにも関わらず
戦意高揚のため、アメリカ兵の臓器を食していたという
衝撃的な事件があった。

200エロい人 ◆mgKa/L26Rg:2007/06/20(水) 17:32:46 ID:QCWMpIRA
読み捨て雑誌(ペーパーバック)だが、「TBS報道テロ全記録」
ネタ本としては面白いほう。

201:2007/06/22(金) 14:21:34 ID:xlgCrHmo
俺が最高!人間の情など全くナシ親父、彫り師・萬の自慢スレ
もうすぐ誰の子だかわからない無国籍の子の父になる超偉そうなスレ主、萬さんに声援を送ろう! (ニュース/マスメディア/政治)→日本男児板→【国際恋愛】日本男児3【憂国】
http://jbbs.livedoor.jp/news/3609/#1

202良信:2007/08/24(金) 01:51:41 ID:sJySkHQ6
学問のすゝめ
福沢諭吉 先生

読んで感動しました。勉強して國のためになる人間になりたいと思いました。

203良信:2007/08/28(火) 15:40:37 ID:YHB52HZs
新日本史は難解。文語体で理解しにくい。挫折しそう。

204良信:2007/09/03(月) 22:11:24 ID:9Itki8JI
プーチニズム
アンナ・ポリトコフスカヤ著
NHK出版

とても読みやすく内容も分かりやすく、要点をつかみやすい、けど中身はとても重い。現代ロシア情勢を知るのにはよい本です。

205敷島良信:2007/09/09(日) 00:51:43 ID:S469zjy.
イワンのばか
トルストイ著
岩波文庫

とても赤い内容です。でもとても面白い内容です。

206良信:2007/09/22(土) 09:29:33 ID:BXCWG6oE
最近、海底二万里(ジュール・ヴェルヌ著)という1869年に仏国で発表された小説を読んでいます。中々読みやすくて面白いです。コレを原案にしたアニメなども沢山作られています。

207エロい人 ◆mgKa/L26Rg:2007/09/23(日) 15:40:47 ID:MBogsUg2
>>206
ジュール・ヴェルヌの名作といえば、十五少年漂流記、八十日間世界一周なども。

私は小学6年のときに小学館の絵本で出いた『皇帝の密使』(原題:“Michel Strogoff”)を読んだあと、中学2年の夏休みに「十五少年漂流記」、「八十日間世界一周」を読破しました。
ただ「八十日間世界一周」は、映画が先でした。ただアカデミー賞を取った1956年の映画ではなくB級映画でした。
ディズニーの『海底二万里』は最近見ました。

208良信:2007/09/23(日) 22:17:07 ID:42F5yqYs
十五少年漂流記は親父が借りてきたアニメビデオで見たような記憶があります。あれもジュール・ヴェルヌの作品だったのですか。

この人は面白いものを沢山書いているんですね。もっと彼の作品に触れてみたいと思います。

209エロい人 ◆mgKa/L26Rg:2007/09/24(月) 14:04:15 ID:MBogsUg2
>>208
未邦訳も多いからフランス語を勉強して原著を読むという考え方もある。
英語訳版も多いから英語の勉強に読むのも悪くはないかも。

210良信:2007/09/24(月) 20:57:19 ID:1yDNiKMU
私は英語ではまだ童話ぐらいしか読めません

211良信:2007/10/01(月) 22:28:13 ID:4jERZZAg
日本唱歌集
堀川敬三・井上武士編
岩波文庫

忘れられた日本の心。音楽の教科書に流行歌や歌謡曲など載せるな。日本には美しい唱歌があるじゃないか。

212エロい人 ◆mgKa/L26Rg:2007/10/07(日) 11:07:44 ID:mLeoJ/zs
レジナルド・F・ジョンストン 著「紫禁城の黄昏」。
戦前の訳名は「禁苑の黎明」

戦後に出た訳は3種類ある。
ただ俺が読んだのは岩波版(1989年)と祥伝社版(2005年)。
本の風景社版(2007年)は未読。

岩波版は原著からの削除の地獄。学生時代に105円で新宿(靖国通り)のブックオフでゲット。

213良信:2007/10/07(日) 13:54:58 ID:4jERZZAg
原著削除ってどういうことですか?

214エロい人 ◆mgKa/L26Rg:2007/10/08(月) 00:03:15 ID:mLeoJ/zs
原著の3分の一、660ページのうち200ページを削除。
それも訳者の政治的判断による。

以下引用。
以下、抄訳「紫禁城の黄昏」(岩波文庫青448-1)あとがきより抜粋−

 おわりに本書の構成について一言記しておきたい。原書は本文二十五章のほか、序章、終章、注を含む大冊であるが、本訳書では主観的な色彩の強い前史部分である第一〜十章と第十六章「王政復古派の希望と夢」を省き、また序章の一部を省略した。注は主として引用の原典にかんするものなので、これも省略して、一部を訳注にくりいれた。念のため削除部分を示しておく。

 第一章 一八九八年の変法運動
 第二章 変法運動の挫折
 第三章 反動と義和団運動
 第四章 光緒帝の晩年
 第五章 西太后
 第六章 一九一一年の革命
 第七章 大清皇帝の退位条件
 第八章 大清と洪憲朝
 第九章 張勲と王政復古(復辞)
 第十章 松樹老人(張勲)の自伝
 第十六章  王政復古派の希望と夢

したがって原著の第十一章が本訳書の第一章となっている。
本書の意味に早くから注目していたのは入江であり、これに春名が協力することで編訳を行なった。したがって訳書に対しては両人が均等に責任を負うものである。
     <中略>
 ジョンストンの夢の装置が現代まで保たれているのは、彼が何ら責任のともなわない<国家もどき>を基盤にして権力の夢を紡いだからではなかったろうか。彼が仕えた皇帝は最初から最後まで国民を持たなかった。現実の統治の責任がなければ権力への夢は純粋に快楽としていくらでも再生産されるであろう。そこにジョンストンの夢の装置の有効性がある。
 私たちを絡めとろうとする夢の装置から免れて、すこしでも開放された存在として生きることを選ぼうとして真剣に生きている人々にこの訳書がいささかでも示唆となることを望んでやまない。
一九八八年冬
                       訳者

215良信:2007/10/08(月) 17:26:53 ID:nR/c0XpY
つまり気に入らない部分を削除したわけですね。これはおかしい事です。

216エロい人 ◆mgKa/L26Rg:2007/10/20(土) 19:41:25 ID:mLeoJ/zs
気に入らない部分というより、中共に有利に削除しているのです。

だから序文は虫食い状態に。

217良信:2007/10/20(土) 20:23:51 ID:0uRts5CU
岩波は結構左だけど、それなりに信用しているから色々買いますが、こういうことは以後ないようにしてほしいです。本の中身を判断するのは読者であって訳者ではない。

218エロい人 ◆mgKa/L26Rg:2007/10/21(日) 19:49:19 ID:mLeoJ/zs
>>217
古典が多いから利用してるけど、訳文に問題が多いと。
渡部昇一氏が詳伝社から『紫禁城の黄昏』の完訳を出すまでは俺らは原著か英語の復刻版をさがさぜるを得なかった。
今は訳本が三冊も出てるからよい方

219良信:2007/10/21(日) 22:44:26 ID:J2scrZ6Q
これからは後ろのページの訳者のあとがきをみてから買わなくてはなりませんね。内容を読者が判断するのは当たり前ですが、読者が訳者の悪意にまで気を付けないといけないなんておかしいです。

220良信:2007/12/18(火) 22:44:30 ID:OMd5zec6
「般若心経講義」
 高神覚昇 著
(角川ソフィア文庫)

般若波羅蜜多の意味をしっかり理解することがまず日本の仏教文化に触れ学ぶ前にせねばならぬ事であると心得ております。

221武蔵:2007/12/20(木) 00:14:58 ID:BQQ/WAEg
>>220
ここもレスが止まっているね。
来年は受験勉強で大変でしょうから
今のうちにたくさん本を読んでください。

でも受験勉強よりもためになる読書ってあると思うんだけど
まあ、こればっかりはしょうがない
頑張ってください

222良信:2007/12/21(金) 20:07:02 ID:J2scrZ6Q
武蔵さんはドストエフスキーを愛読するなど結構ロシア文学好きと見えますがナボコフの「ロリータ」などは読まれましたか。ロリータコンプレックスの語源になった作品です。是非ともお読みください。書き出しから病的に気持ち悪いですが。

223良信:2008/04/12(土) 09:25:08 ID:pMZPt4RA
これから紅楼夢を買ってきます。本棚に読破してない本が何冊もあるんだけど、今パソコンもないし情報不足は困るので本が増えてしまうんですよね。

224エロい人 ◆mgKa/L26Rg:2008/04/22(火) 13:53:12 ID:p9xK2EQE
>>223
シナの本で読んだことあるのは、三国志と史記と春秋左氏伝……

水滸伝とか封神演義はマンガやゲームしか知らん。

225良信:2008/04/23(水) 19:59:00 ID:vPC8hiZk
明治の文学者の支那趣味なんていうのも憧れますね。

漢詩の自然に対する深い観察は日本のもののあはれとはまた違った良さがあります。あと論語や昔の説話なども心打たれるものがあります。今の支那人には論語や昔の説話などをじっくりと読ませてやりたいものです。論語読みの論語知らずとはきっと今の支那大陸をいうのですな。

226良信:2008/06/28(土) 01:53:53 ID:U1RtFXaI
三島由紀夫の英霊の聲、なかなか深い内容でした。今の保守派に本当に求められているのは左翼の糾弾より、戦後御皇室への勇気有る批判かも知れません。でも恐れ多くてなかなか。

233シンクタンクK:2011/04/02(土) 10:15:43 ID:4ybUvSm60
215
昔はTVを見ていると頭が悪くなると言われてました。
私の時代ではゲームをすると(以下略
さてさて、では、
「本を読んでいると頭が悪くなると言われていた時代はあったか」


とか言われますよ。

234良信:2011/04/04(月) 07:33:38 ID:2xNm1EeEO
政治家や政治評論家の書いた政治の本を読むと頭が悪くなるかもしれないですね。
ああいう本は自分で考えることをやめさせてしまうものです。

235良信:2011/06/12(日) 02:08:01 ID:2xNm1EeEO
ショウペンハウエルも読書で頭が悪くなるやらやめとけ、とか書いてましたね。それ自体自己矛盾を孕んでいるわけですが(笑)

236シンクタンクK:2011/07/02(土) 01:02:56 ID:KTswRzmw0
哲学書ならウィトゲンシュタインの「論理哲学論考」か
ニーチェの「ツァラトゥストラはこう語った」がお勧めですね。

哲学を極めたい人は前者を、哲学的に読み物が欲しい人には後者です。

カントの「純粋理性批判」もいい線は逝ってるんですが、
数学的な論理学を使用して厳密に考えた場合、なんと序論の時点で間違ってますのでw、今現在読む価値はないです。

管と自体はいい哲学者なんですけどね。

237良信:2011/07/24(日) 06:00:11 ID:2xNm1EeEO
>>236

カントの倫理学の定言命法なんか見てると、哲学者としても自分の思い込みの前提で立論をしてるのかな、等と思われてしまい、先入観のせいで読めていません。

240ニューバランス ブーツ:2013/11/02(土) 10:36:44 ID:ni6DzmTE0
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