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地方行政諸事象
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/18(日) 09:21:19
嘉田知事と自民 対立激化
「大戸川ダム中止」可決
大戸川ダム建設中止を求める知事意見案を、賛成多数で可決した滋賀県議会(16日午後0時35分、県議会本会議場)
国に大戸川ダム(大津市)建設中止を求める嘉田由紀子知事の意見案が16日、臨時県議会で可決した。最大会派「自民党・湖翔クラブ」は徹底抗戦を図ったが、最後はかつて自らが誇った「数の力」に屈した。ダム中止に激しく反発した自民党と嘉田知事の溝が今後、さらに深まるのは必至だ。
「知事も数ありきで、賛成会派も数ありき。数の横暴だ」。意見案可決後、自民党の三浦治雄代表は憤りを隠さなかった。
自民党は議会審議で、意見案に反対するダムの地元団体や大津市などの声を背景に、疑問点を繰り返し追及した。昨年12月に定例議会が流会して意見案が廃案になった後、知事に文書で修正を申し入れた。
しかし、嘉田知事は「修正する理由がない」と受け入れず、一字一句変えずに臨時議会に再提案した。意見案支持で一致した「民主党・県民ネットワーク」など3会派の結束も固く、数で劣る自民党が突き崩すことはできなかった。
自民党は、単独で過半数を確保していた一昨年2月の県議会で、ダム凍結を掲げた嘉田知事から「ダム以外の治水対策は困難」との容認発言を引き出すことに成功していた。だが、その2カ月後の県議選で、嘉田知事を支持する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」の候補が躍進するなどし、自民党は過半数を割り込み、議会の主導権を失った。
16日の臨時議会閉会後、自民党の議員は「2月はもめるだろう」と漏らした。焦点は新年度当初予算案を審議する2月県議会に移る。福祉医療費削減やRD産廃処分場問題などが争点とみられる。
来年7月の知事任期満了をにらみ、「そろそろ対抗馬擁立を考えるべき」との声も自民党会派内で上がり始めた。嘉田知事と自民党の間には、さらに緊張感が高まりそうだ。
■流域住民や地元自治体は一斉に反発、落胆
ダム中止を求める知事意見案が可決された16日、治水や地域整備のためダム建設を求めていた地元自治体や大戸川流域住民は一斉に反発した。
採決を傍聴した大戸川ダム対策協議会の南部正敏会長(67)は「数の論理で押し切られた。知事には結局、最後まで聞く耳を持ってもらえなかった」とつぶやいた。移転住民でつくる大鳥居地域開発協議会の小林茂宜会長(65)は「知事は40年にわたる時間の重みや、苦渋の思いで集団移転した住民の心情に対して、何も感じないのか」と落胆した。
大津市の目片信市長は「住民団体の熱い願いが聞き入れられなかったことは非常に残念。今後はダムの早期完成に向け国に強く要請していく」と、引き続き建設を求める姿勢を示した。甲賀市の中嶋武嗣市長は「非常に残念。県道の付け替えなどダム建設関連事業や、今後の上流域の河川整備に大きな影響が生じてくる」と懸念した。
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2009011600231&genre=A2&area=S00
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