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▲2007年▲21参▲北陸信越
278
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/11(水) 19:18:39
あす公示 選挙区、4人立候補か
2007年07月11日 朝日石川
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/ishikawa/OSK200707110095.html
参院選が12日に公示され、29日の投開票日までの選挙戦が始まる。石川選挙区(改選数1)にこれまでに立候補を予定しているのは、自民新顔の矢田富郎(57)、民主新顔の一川保夫(65)、共産新顔の近松美喜子(53)、無所属新顔の浜崎茂(39)の4氏。年金記録の未統合や政治とカネの問題など、安倍政権の9カ月間に対する評価が争点となりそうだ。
矢田陣営は公認が決まった1月から、関係団体を中心に県内をくまなく周り、支持固めに余念がない。公明の比例候補・魚住裕一郎氏との連携も密にし、自公共闘態勢を全面に出している。
党県連は金沢市内で選対合同会議を開き、矢田氏の必勝を期した。8日には安倍晋三首相が来県。年金問題や久間章生・前防衛相の辞任など逆風が吹くが、「総理の言葉で県内の運動員も活気づいた」(県連幹部)。公示後は、中川秀直幹事長ら党幹部や大臣経験者らが県内入りする予定で、応援態勢もさらに加速させる。
一方、「非自公・非共産」態勢で臨む一川陣営。小沢一郎代表が選挙事務所に突然訪れ、県議会会派・新進石川会長の金原博・総合選対本部長らを激励した。陣営の一人が「いい風が吹いていますね」と話すと、小沢代表は「空中戦だけでは駄目。地上戦で頑張らないと」。
小沢代表は、連合石川や一川氏を支援している社民党県連合にも顔を出し、関係者を元気づけた。金原会長は「小沢さんが来れば勇気100倍だ。公示後も来てほしい」と興奮した様子。14日には鳩山由紀夫幹事長が県内で街頭演説する予定だ。
近松陣営は、与党への批判票を獲得しようと、「自民も民主も同じ。与党に真っ向から批判できるのは共産だけ」と訴える。街頭演説などを精力的に行い、県内の市議や地区委員会が主催するミニ演説会は3500カ所を超えた。
陣営幹部は「訴えた分だけ、有権者の怒りが伝わってくる」と手応えを感じている。近松氏は出身地の珠洲市など能登地域も丹念にまわり、「たしかな野党」の浸透を図っている。19日には比例候補の井上哲士氏が県内入りして近松氏と街頭に立つなど、比例票の取り込みにも力を入れる。
浜崎氏は「公示後の街頭演説を通して、有権者の理解を求めていく」と述べた。
279
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/12(木) 09:50:35
国民新党、森田氏推薦を決定 綿貫氏「郵政問題で共通点」 富山
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20070712201.htm
国民新党は十一日、参院選富山県選挙区に民主、社民両党推薦で出馬する森田高氏を推薦することを正式決定した。綿貫民輔代表は富山新聞社などの取材に応じ、「県内の実状を理解し、(候補者として)かなり伸びてきた。政策に郵政民営化見直しを掲げ、共通点がある」と推薦理由を語った。
綿貫氏は同日の会見で、「民主党とは適切な人がいれば推薦しようと約束してきた。(自民と民主の)両にらみという中途半端な状態は嫌い。はっきりしないと(有権者の)信頼を失うという信念で決めた」と語った。
綿貫氏はこれまで、県選挙区での対応は「白紙」を強調してきた。公示日前日の決定については、民主、社民両党の協力態勢を見極めていたとし、「泡沫(ほうまつ)候補に乗れば恥をかくことになる。それぞれ比例区に候補がいて、一緒にやれるか見てきた」と話した。
衆院3区など自身の支持者については「後援会を通じて(森田氏を)やれとは言えない。わたしは自民(候補)に入れないとは言うが、あとは良識に任せる」とした。応援演説など森田氏の支援態勢については「まだ何も考えていない」と述べるにとどめた。
280
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/12(木) 09:51:15
開戦前日、自民揺れる 県内、「想定内」強気の見方も 富山
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20070712202.htm
森田氏の推薦決定を発表する綿貫氏=東京・平河町の国民新党本部
参院選公示前日の十一日、かつて自民党富山県連の顔だった綿貫民輔国民新党代表が、県選挙区で民主、社民両党統一候補として出馬する森田高氏の推薦に踏み切った。現職の野上浩太郎氏を擁する自民党県連内には「想定内」と強気の見方がある一方、集票の最前線では「綿貫氏の影響で動きづらくなる」との懸念がせり出した。対する民主、社民両党からは「もはや自民王国ではない」との声も上がり、陣営は一気に勢いづいた。
富山市赤田の野上氏後援会事務所では、選対本部長の鹿熊正一自民党県連幹事長が「ついに一線を超えたという感じだ。推薦がどの程度、影響があるか分からないが、野上氏の地域に根ざした政治活動は有権者に評価されている」と述べた。
これまで自民党県議の中には、「綿貫氏も自分の支持者を悩ませるわけにいかない。県選挙区には態度を明らかにしないだろう」と、中立を期待する声もあった。しかし、綿貫氏が旗幟(きし)を鮮明にしたことで、別の幹部は「これで綿貫氏が敵ということがはっきりした。逆に戦いやすくなった」と、闘争心をむき出しにした。
綿貫氏の地盤である南砺市では、動揺する関係者が少なくなかった。十日に野上氏支援を決めたばかりの綿貫後援会南砺支部連合会長の溝口進南砺市長は「今になって森田氏を応援してくれと言われても」と困惑した表情を浮かべた。砺波市議の一人は、自民党支部と綿貫後援会のメンバーがほぼ重なっていると指摘し、「議員は野上氏支援で動くが、森田氏に票が流れる可能性は捨てきれない」と分析した。
自民党県第3選挙区支部は急きょ、十二日午後に選対会議を開くことを決め、陣営の引き締めを図ることにした。
富山市四ツ葉町の森田氏後援会事務所には十一日夕、綿貫氏側から檄文(げきぶん)が届いた。坂野裕一民主党県連幹事長は「綿貫氏は富山県の政治を牽引(けんいん)してきた。県政界に与える影響は大きい」と、国民新党の森田氏推薦を歓迎した。ただ、綿貫氏支持者への具体的な働き掛けについては「これから」と手探りの状態だ。
社民党県連合の菅沢裕明幹事長は「綿貫氏の決断は、自民党政治にストップをかけなければならないという県民世論の後押しによるものだ」と歓迎した。
一方、泉野和之氏を公認する共産党県委員会の反保直樹委員長は「自民党を出て国民新党をつくった綿貫氏が森田氏を推薦することで、自民党の枠内での争いということが一層明確になった」と述べ、独自の戦いを強調した。
281
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/12(木) 10:03:13
国民新 森田氏推薦 民・社歓迎、自民困惑 讀賣富山
公示前夜、立候補予定者(手前右)の政策に耳を傾ける県議の県政報告会の出席者たち(11日午後8時半ごろ)
国民新党の綿貫民輔代表が、参院選公示直前の11日、富山選挙区で民主、社民両党とともに森田高氏(39)を推薦すると発表したことで、県内政界には衝撃が走った。綿貫氏は県内保守層に強い地盤を持っており、推薦を打診してきた森田陣営は決断を歓迎する。一方、かつて綿貫氏が在籍し、現職の野上浩太郎氏(40)(公明推薦)を擁立する自民は困惑した様子だ。
綿貫氏は11日、東京・平河町の党本部で開いた記者会見で、森田氏推薦の理由について「候補者として芯ができてきた」と述べた。ただ、「私を選んでくれた人に『(森田氏を)選んでくれ』とは言えない」と語り、自民系の県内支持者に「森田氏支援」を求めることへのためらいもにじませた。
森田氏擁立を決めた昨年末以来、民主、社民両党は、国民新党の推薦を求めており、今回の発表を追い風と受け止める。民主党県連幹事長の坂野裕一県議は「今回の決断は県政全体を動かす激震。(森田氏勝利に)期待が持てる」と話す。社民党県連幹事長の菅沢裕明県議は「名実ともに野党統一候補が生まれた。与野党逆転、政権交代の目標達成につなげたい」と語った。
高岡市昭和町の国民新党県支部に11日、綿貫氏を支持する自民県議、市議、後援会幹部らから問い合わせの電話が相次いだ。事務所関係者によると、公示直前の決定に「(推薦を)止めるわけにはいかないか」「私の立場がなくなる」との声があり、綿貫氏の支持者の間には戸惑う様子も見られた。
「綿貫さんは最後まで態度を示さない。自民に決定的打撃は与えない」(自民県議)との楽観論が支配的だった自民は、影響を最小限にとどめようと躍起だ。
野上氏の選対本部長を務める鹿熊正一・自民党県連幹事長は「想定していたことの一つ。驚きはない」と受け流したが、県西部の自民県議は、「自民にとっては打撃。対応を考えなければならない」と語った。
一方、新人の泉野和之氏(50)を擁立する共産党県委員会の反保直樹委員長は「国民新党が野上氏と森田氏のどちらを推薦することもあり得ると思っていた。両陣営が自民党の枠内で争いをしていることが一層明らかになった」と批判した。
(2007年7月12日 読売新聞)
282
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/12(木) 10:03:41
参院選きょう公示
各陣営が臨戦態勢 讀賣石川
届け出受け付け会場を設営する選管職員(県庁で)
参院選は12日、公示され、29日の投開票日に向けた17日間の選挙戦が始まる。安倍政権の発足後、初の大型国政選挙で、年金記録漏れ問題、格差社会、政治とカネ、憲法などで論戦が展開される。
石川選挙区(改選定数1)は、年金問題を追い風にする民主が、組織力に勝る自民に挑み、それに共産が絡む構図になる見込み。与野党が過半数を目指す攻防の中、1人区の勝敗は注目度が高く、県内も全国で吹く風のバロメーターとなりそう。
立候補を予定しているのは、自民公認の矢田富郎(57)、民主公認の一川保夫(65)、共産公認の近松美喜子(53)、無所属の浜崎茂(39)の新人4氏。立候補の受け付けは12日午前8時半に県庁で始まり、午後5時に締め切られる。
主な候補予定者の公示日の予定は次の通り。
◆矢田氏
金沢市の尾山神社での必勝祈願祭に引き続き、午前10時から出陣式に臨み、第一声を上げる。県選出の国会議員や県議、各市町長らが出席を予定している。午前11時ごろ金沢市中心部で街頭演説を行い、その後は、地盤の津幡町に移動。午後8時まで津幡、内灘両町内を中心に遊説する。
◆一川氏
午前9時から小松市の本折日吉神社で必勝祈願祭と出陣式、正午に金沢市内で事務所開きに臨む。党県連の奥田建幹事長のほか、新進石川や民主、社民などの県議や金沢市議らが参加する。その後は白山市などで遊説。野田佳彦、藤村修の両衆院議員が応援に駆けつける。
◆近松氏
午前10時半から金沢市増泉の事務所前で出発式を行い、第一声を上げる。党の県議と同市議が出席するほか、近松氏を支援する市民グループのメンバーらも応援に駆けつける予定。その後は金沢市内を中心に、スーパーや公園など14か所で街頭演説をし、政策の浸透を図る。
◇
県選管は11日、県庁で届け出受け付け会場の設営を行った。職員約30人が机を並べ替えたり、コピー機を運び入れたりし、届け出の審査を行う「審査係」や腕章などの「七つ道具」を渡す「交付係」などと書かれた看板を設置した。
(2007年7月12日 読売新聞)
283
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/13(金) 10:26:59
改選2議席に6人が立候補、参院選挙スタート
新潟選挙区、自民は議席奪還、民主は2議席独占狙う 讀賣新潟
出陣式で、必勝を祈願して支援者と乾杯する候補者(新潟市中央区で)
第21回参院選は12日公示され、新潟選挙区(改選定数2)には社民党新人の山本亜希子(31)、自民党新人の塚田一郎(43)=公明党推薦=、共産党新人の武田勝利(43)、民主党現職の黒岩宇洋(40)、同森裕子(51)=国民新党推薦=、無所属新人の楠原光政(63)の6氏が立候補を届け出た。社民党との共闘を解消した民主党が2議席独占を維持できるか、公認を1人に絞った自民党が2002年補選で失った議席を奪還できるかが最大の焦点となる。投開票は29日。
新潟選挙区選を政党の枠組みで見ると、与党が「自民・公明」一体となって戦うのに対し、野党は民主、社民が前回までの共闘を解消してそれぞれ自党候補の当選を目指す構図となる。
自民党は2004年の前回選挙で、県連との関係がギクシャクしていた現職の田中直紀参院議員にぶつける形で塚田候補を追加公認。事実上の分裂選挙となり、新人の塚田候補は涙をのんだ。
こうした反省点を踏まえ、今回は早くから塚田候補1人に絞り込み、統一地方選に連動してあいさつ回りを重ねた。公明党の推薦も得たが、逆に「緩みが心配」(県連幹部)と引き締めに腐心する。
民主党は、田中角栄元首相時代の自民党さえ果たせなかった、1度に2議席を独占するという難関に挑む。
02年補欠選に無所属で当選した黒岩候補が05年12月に入党したことで、今回改選を迎える民主党現職は黒岩、森候補の2人になった。党本部からは公認を1人に絞るよう求められたが県連内で調整がつかず、結局、2人区では全国唯一の2人公認となった。
黒岩候補は連合新潟の推薦に加え、県連の筒井信隆代表や渡辺秀央代表代行らの組織的支援を受ける。森候補は党本部の小沢一郎代表、無所属の田中真紀子衆院議員の応援や国民新党の推薦を得て、保守層の取り込みを図る作戦だ。
比例選との連動を重視する共産党は、年金や格差是正に加えて農業でも独自の政策を前面に押し出し、支持層以外にも浸透を図る。
6年ぶりに独自に公認候補を立てる社民党は、支持労組を固め、街頭演説などで山本候補の知名度アップを目指す。福島瑞穂党首も2度、応援に駆けつけた。
(2007年7月13日 読売新聞)
284
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/13(金) 10:30:33
野上陣営 讀賣富山
12日午前9時、富山市赤田の事務所前で開かれた野上候補の出陣式には、長勢法相や自民の国会議員、県議、市議らが多数参加。年金問題対策や、「新しい国の形」として地方再生や教育改革などを訴える野上候補の第一声が響いた。
登壇者が次々と、「逆風が吹いている」と引き締めの言葉を叫ぶ中、野上候補は参加者一人ひとりと握手して回り、選挙カーに。地元の富山市を手始めに、有権者が県内で2番目に多い高岡市で支持を訴えた。夜は富山市内に戻り、午後7時から、市北部の5か所で個人演説会を開いた。
(2007年7月13日 読売新聞)
森田陣営 讀賣富山
森田候補が出陣式を行った富山市四ツ葉町の事務所入り口には、同候補の推薦を発表した国民新党のポスターが早速張られた。
出陣式で、選対本部長の村井宗明・衆院議員(民主)が、3本の矢を手に、あいさつし、民主、社民、国民新の3党共闘を強調した。森田候補はその後、JR富山駅前や出身地の同市呉羽町のスーパーマーケットなど市内約10か所で街頭演説した。同日夕には、比例選に立候補した又市征治・社民党幹事長と民主現職の広野允士候補の出陣式に相次いで出席、「医療再生」を訴えた。
(2007年7月13日 読売新聞)
野上氏第一声
日本を取り巻く緊急の問題がある。一つは年金問題。先日、政府・与党が新たな具体的解決策を出した。責任ある対応とは、このような具体的な対応策を示して、実行していくことだ。
また、今回の選挙は、これからの日本の新しい国の形を皆さんに問う重要な選挙でもある。
地方の活力なくして、国の活力はない。地方再生を力強く進める必要がある。中央では景気回復と言うが、地方ではまだまだ厳しい。これをすべての地方で実感できるようにしなければならない。
2001年の初当選以来、6年間、富山県のため、日本のため、全力で働いてきた。いまこそ、県、日本の未来を見据えて働きたい。
(2007年7月13日 読売新聞)
森田氏第一声
医療の現場で感じざるをえない医療、福祉の問題点、矛盾を解決していきたいという思いが原点だ。
先進国でもっとも過酷である、社会保障の抑制、医療削減、福祉削減を続けてきた結果、医療、介護現場で危機的な状況が発生し、それが地方において決定的な命の格差となった。本当に困った人でも安心して、健康に暮らせる郷土富山県、そして日本を再生していきたいという思いだ。今こそ、現場の一員がしっかりと声を出す必要がある。
野党統一候補として、守るべきものはしっかり守る。変えるべきものはしっかり変える。あるべき政治を自分たちの手に取り戻す一念で努力を積み重ねたい。
(2007年7月13日 読売新聞)
285
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/13(金) 11:01:05
注目の1人区 大物弁士続々 讀賣石川
与野党の勝敗の行方は、29の1人区が握っており、20議席を目標に掲げる自民と、15議席以上を目指す民主がしのぎを削る。
石川選挙区も公示前から安倍首相、小沢一郎・民主党代表、市田忠義・共産党書記局長など、各党の「顔」が相次いで来県した。14日には自民・中川秀直、民主・鳩山由紀夫の両幹事長が、候補者の応援で県内入りし、以降も続々と大物弁士が投入される予定だ。
党本部のテコ入れが本格化し、“主戦場”と化した様相で、石川選挙区の情勢は選挙戦全体の風を読むポイントにもなりそうだ。
今回の参院選は、各党の年金記録漏れ問題への対応策や、信頼できる年金の制度設計に向けた財源問題が最大の争点として浮上。消費税の引き上げ、憲法改正、「政治とカネ」を巡る問題も有権者の関心を集める。
昨年9月の安倍政権発足以降、初の大型国政選挙で、これまでの政権運営にどのような審判が下されるか注目される。
(2007年7月13日 読売新聞)
286
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/13(金) 11:02:06
自・民・共3氏激突
参院選公示 雨の中舌戦熱く 讀賣福井
参院選が公示された12日、福井選挙区(改選定数1)には民主党新人の若泉征三氏(61)(国民新党推薦)、自民党現職の松村龍二氏(69)(公明党推薦)、共産党新人の山田和雄氏(40)の3人が立候補を届け出た。雨中の出陣式では、年金記録漏れ問題の解決のほか、高速交通網の整備、生活格差是正などそれぞれの政策をアピール。勝敗を大きく左右するとされる1人区で、衆参の県内選挙区全5議席を独占する自民が議席を守るのか、野党が参院選では1989年以来の勝利を果たすのか、注目の戦いが始まった。
■若泉陣営■
出陣式を「年金改革キックオフ集会」と銘打ち、午前8時30分、福井社会保険事務所に「信頼される年金制度の確立」を申し入れ。JR福井駅東側で赤いリボンをつけた支持者ら500人を前に第一声を上げた。
選対本部長の笹木竜三衆院議員、連合福井の馬場修一会長らが登壇。郵政民営化に反対した前衆院議員の松宮勲氏は「額に汗した者が報われる政治の回復へ、もう一歩のところまで来た。力を合わせて頑張ろう」とエールを送った。
この後、地元越前市でも出陣式を開き、嶺北地方を一巡して支持を訴えた。
若泉氏は年金制度改革を前面に押し出し、「社会保険庁解体は責任逃れだ」と与党批判を展開。最低所得保障制度の導入による農業振興にも力点を置く。後援会顧問に就いた松宮氏の支援で、自民党支持層への食い込みも図る。
■松村陣営■
勝山市の神社で必勝祈願をした後、午前9時から福井市中心部のフェニックス通りで出陣式。約3000人が詰めかけ、イメージカラーの緑色のはちまきやリボンをつけて見守った。
県関係の国会議員や比例選で協力する公明党県本部の石橋壮一郎代表、坂川優・福井市長らが次々にあいさつ。党県連会長の山崎正昭参院議員は「厳しい上にも厳しい選挙だが、福井のために命がけの松村さんを、是非当選させてほしい」と訴えた。午後から敦賀市でも出陣式を開いた後、地元勝山市などを回って支持を呼びかけた。
松村氏は年金記録の1年以内の整理・統合など政府の対策を示し、責任を持って解決する姿勢を強調。北陸新幹線や中部縦貫自動車道の早期整備、農林水産業の振興への取り組みなど実績をアピールし、議席を死守する構えだ。
■山田陣営■
午前8時40分から、福井市文京の事務所前で「スタート集会」。約200人を前に、南秀一・共産党県委員長が「安倍政権が目指す美しい国とは、汚い金にまみれた恐ろしい国。選挙は厳しい審判を下すチャンスだ」と気勢を上げた。
支持者代表もマイクを握り、「国が導入する新しい医療制度では高齢者の負担が増える。年をとっても安心できる日本を作るために、共産党の前進が必要だ」と訴えた。
山田氏はこの後、福井、坂井両市で街頭演説を重ね、夜は同市春江町で個人演説会に臨んだ。
年金制度の抜本的な改革に加え、非正規雇用が増えている現状の改善や、無駄な公共事業の削減による福祉施策の充実を主張。「憲法を変えると海外で戦争をする国になる」と、平和と憲法を守る立場を強く打ち出している。
287
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/13(金) 11:03:14
若 泉 征 三(わかいずみ せいぞう) 61 民 主 新 〈国〉〈1〉党県代表代行〈2〉党県代表、衆院国土交通委員、今立町長、町議、県町村会副会長、県防災協会長〈3〉中大経済学部〈4〉越前市〈5〉越前市横住町
政治の役割は、国民に夢を持ってもらい、生活の安定を考え、平和を維持していくことだ。しかし安倍政権は、目先の利益のために多くの法案を強行採決した。国民や議会を無視した非民主的なやり方だ。
最たるものが年金問題。安倍首相は問題を認識していながら無視し続けた。受給者の多くは、受け取り額が下がり、掛け金は上がっていく現状に、問題発覚以前から大きな不安を持っている。早急な解決を目指し、わかりにくい制度を抜本的に改革する必要がある。納付時期や額などを明記した年金通帳の作成などを実施したい。
国民に負担を強いる今の政治を福井から変えていくために、私とともにこの選挙を戦っていただきたい。
松 村 龍 二(まつむら りゅうじ ) 69 自 民 〈町〉 現《2》〈公〉〈1〉県山林協会長〈2〉国土交通副大臣、参院外交防衛委員長、文部政務次官、九州管区警察局長、埼玉県警本部長〈3〉東大法学部〈4〉勝山市〈5〉勝山市長山町
「福井一筋」で、この12年間突っ走ってきた。
新幹線の整備をもったいないと言う人がいるが、県内延伸が実現すれば、若者は県内に定着し、来県者も増える。負担額以上の発展をもたらすはずだ。
年金問題が国民を揺るがしている。安倍首相が責任を感じてボーナスを一部返納し、該当者不明の年金記録約5000万件は1年以内に持ち主を見つける方針を出した。社会保険庁を解体し、日本年金機構を設ける法律も作った。
3選を果たせば、党でも中堅になる。県民の悩みを自分の悩みとして国政に届け、中部縦貫自動車道や新幹線延伸を実現するべく、幹部や政府を説得していきたい。そのためにも引き続き国政を担わせてほしい。
山 田 和 雄(やまだ かずお) 40 共 産 新 〈1〉党県委員、党北越地区常任委員〈2〉三国町議、民主青年同盟嶺北地区委員、自動車電装品販売会社員〈3〉春江工高〈4〉福井市〈5〉坂井市三国町黒目
今、街で聞こえるのは政治への不満と怒りばかりだ。税金を納めたくても働く場所がない。働く人の3分の1は不安定なパートやアルバイト。政治が雇用不安を生み出したのだから、政治で正規雇用に戻さなければならない。
所得税、介護保険料など、庶民の負担は大きいのに、大企業には減税している。これを正せば庶民の負担は小さくできる。総額1兆円の福祉プランを実現し、皆さんのために使いたい。
憲法第9条と平和を守らなければいけない。自民、公明、民主は皆、憲法を変えようとしている。愛する人々の顔を思い浮かべ、平和を守ろうと訴えたい。
共産党の議席が増えれば政治を変えることができる。今が頑張りどころだ。
◆各候補の選挙事務所(届け出順)◆
▽若泉征三候補
福井市松本4の11の9
(0776・21・8510)
▽松村龍二候補
福井市開発町6の15
(0776・26・5650)
▽山田和雄候補
福井市文京2の5の9
(0776・27・6861)
(2007年7月13日 読売新聞)
288
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/13(金) 11:04:52
2現職に2新人挑む 参院選長野選挙区
第一声そろって「年金」 讀賣長野
候補者の第一声に拍手を送る支持者ら(長野市内で)
自民と民主の現職2氏の壁に、共産と社民の新人2氏が挑む――。12日に公示された第21回参院選の長野選挙区(改選定数2)には4人が立候補を届け出た。4候補とも長野市内で第一声をあげ、年金記録漏れ問題を取り上げた。謝罪する与党候補と、制度への不信を招いた責任を追及する野党候補。ほかに、閣僚の事務所費問題に端を発した「政治とカネ」のあり方や、経済格差なども論争のテーマになりそうだ。梅雨空のもと、各陣営は蒸し暑さをものともせず、有権者の支持を求めて走り出した。
自民党現職の吉田博美候補は、市内のホテルで支持者らを集めて出陣式を開いた。終了後、ホテル前での第一声では、「年金問題で国民の皆様に大きな不安を与えてしまい、心からおわびを申し上げる」と、謝罪の言葉で幕を開けた。その上で、「受け取るべき年金は全額払うと安倍首相自らが言明している」と、不安の一掃に努めた。
民主党現職の羽田雄一郎候補は市内の別のホテルで神事と出陣式を行った後、JR長野駅前に繰り出して第一声。「与野党逆転の夏。政権交代の基盤を作る大切な選挙」と声を張り上げた。党の政権公約に触れ、「皆さんの生活が第一。子どもの将来を見据えた政策を打ち出している」と政権を担う能力があることをアピールした。
共産党新人の中野早苗候補も同駅前でマイクを握った。「軍事費(防衛費)や大型公共事業での無駄遣いを正して福祉を守る」と生活重視の姿勢を強調した。「共産党はサービス残業をなくすため280回も国会で質問して厚生労働省を動かした」と党の実績もPR。その後、夫が描いたという似顔絵を張った選挙カーに乗り、遊説に出発した。
社民党新人の中川博司候補は、労働会館で出陣式を開いた後、近くの県庁前で支持を訴えた。年金問題や閣僚の事務所費問題を挙げて、「これで政治に信頼が持てるのか」と有権者に疑問を呈した。強行採決が目立った国会運営についても、「数の力で押し通す姿に国民はあきれている」と与党への批判票の取り込みに努めた。
■自民、民主出陣式村井知事が出席■
参院選が公示された12日、村井知事は自民、民主両党の選挙区候補の出陣式に出席した。
知事はまず、午前8時からJR長野駅前のホテルで行われた民主・羽田雄一郎候補の出陣式に姿を見せ、「羽田候補と手を取り携え、(県政を)しっかりと地に足のついたものにしないといけない」とあいさつした。
20分ほどで退席して県庁前のホテルへ向かい、自民の吉田博美候補の出陣式に出席した。昨年の知事選での支援に謝意を述べ、「県政を後退させないためには、どうしても吉田候補の豊かな政治経験が必要」と激励した。
この日は熊本市で全国知事会議が開幕したが、「特段新しいことは何もない」(知事)として、板倉敏和副知事を代理で出席させた。
■田中候補が遊説■
新党日本から比例選に出馬した前知事で党代表の田中康夫候補(51)は12日午後、地元・軽井沢町と御代田町、佐久市を遊説し、「長野の改革を日本に広げよう」と持論を展開した。
東京・築地で第一声をあげた田中候補は、新幹線で軽井沢駅に到着し、早速近くの公園脇で演説した。「今の日本は食品も年金も偽装国家」と独特の言い回しで現状を批判。年金問題では、「預けた金額(掛け金)ともらえる金額が一目で分かる年金通帳を提言したのも我々だ」などと述べ、支持を訴えた。
県内に滞在したのはわずか3時間ほどで、テレビ出演のため、再び東京に戻った。18、19日も県内入りする予定という。
(2007年7月13日 読売新聞)
289
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/13(金) 11:55:41
県選挙区は野上、泉野、森田の3氏の争い 参院選スタート
http://www.hokkoku.co.jp/news/TH20070713411.htm
安倍内閣発足後初の大型国政選挙で、今年の政治決戦の「天王山」となる第二十一回参院選が十二日公示され、選挙区、比例代表合わせて三百七十七人が立候補を届け出た。改選百二十一議席を争い、競争率は三・一二倍。各党党首らは午前中に各地の街頭で第一声を上げた後、全国遊説を開始。二十九日の投開票日に向けた十七日間の選挙戦がスタートした。
富山県選挙区(定数一)は、自民党現職の野上浩太郎(40)=公明党推薦=、共産党新人の泉野和之(50)、無所属新人の森田高(40)=民主、社民、国民新党推薦=の三氏(届け出順)が立候補した。
自民は一期ながら財務政務官を経験した野上候補の六年間の実績を前面に打ち出し、党県連の地方三十四支部と各界の百六団体から推薦を受け、万全のやぐら組みで議席死守を目指す。
泉野候補の共産党は、消費税率の引き上げ阻止や憲法改正反対など、与党との対決姿勢を鮮明にする一方、他の野党への批判も展開しながら「確かな野党」への支持を求めていく。
森田候補を担ぐ民主、社民は、参院選では二〇〇一年以来となる統一候補で議席奪取を期す。公示前日には国民新党が加わり、どこまで保守票を取り込むことができるかが焦点となる。
比例代表の県関係では、社民党から現職の又市征治(63)=富山市在住=、自民党から新人の山田俊男(60)=小矢部市出身=、民主党から現職の広野允士(64)=富山市在住=の三氏(政党届け出順)が立候補した。
290
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/13(金) 13:46:36
<1>塚田一郎氏(自民・新) 基礎票固め最優先 新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/saninsen/tokusyu2/2007/07/post.html
年金問題、憲法改正、格差などを争点とした参院選は12日の公示まであと5日。新潟選挙区(改選2議席)では自民党新人・塚田一郎(43)、民主党現職・黒岩宇洋(40)、同じく民主党現職・森裕子(51)、共産党新人・武田勝利(43)、社民党新人・山本亜希子(31)の5氏が立候補を予定。それぞれ臨戦態勢を整え、広い県内を駆け回りながら支持拡大を訴えている。公示まで「秒読み」に入った5陣営の戦略、動向を追う。
「これ以上、失うものはない。反転攻勢の姿勢で(議席を)取り返していく」。6日、参院選対策を話し合った自民党県議団の党議。年金問題や防衛相失言などで党に逆風が吹く中、石井修県連幹事長は挙党態勢で、塚田一郎氏を支えていく姿勢を強調した。
党は次々と組織引き締めの「指令」を出す。全県議34人に、延べで500人を動員する集会の開催を要請。大票田の政令市新潟では市議と有力支援者約300人を集めた「大朝食会」を実施、今後は衆院議員を中心に選挙区単位での大集会を予定する。たびたびの指令に、議員や業界などから「もうくたくただ」との嘆きが出るほどだ。
しかし、「春の地方選の当選祝いを兼ねた飲み会に塚田氏を呼んだだけ」と、「500人集会」を開いた県議の一人は打ち明ける。新区割りの激しい県議選を終えたばかりだけに「自腹を切ってまで塚田氏を全力で支える力は残っていない」と語るベテラン県議もいる。
× ×
改選2議席の新潟選挙区はかつて与野党で議席を分け合ってきたが、自民現職死去に伴う2002年補選で敗れ、自民は議席を失った。今回は悲願の独占を早々に断念、「確実な一議席奪回」の戦略をとる。
陣営は「40万票でトップ当選」とみる。県内「50万−60万」とされる党支持票に、塚田氏を推薦する公明党の「約10万票」をまとめることができれば、「どんなタマ(候補)でも落ちようがない」(県議)構図だ。既存の党支持票固めが当面の最優先課題だ。
盤石にみえる態勢ゆえの「反発」や「緩み」がある。「どうせ落ちようがない」と党関係者。頼みの県内党員も長期低落傾向で、かつて8万人いたが、今は2万人台にとどまる。「官庁ににらみが利かない塚田氏が当選してもメリットが少ない」とある建設業者は冷めた見方だ。陣営は、比例代表で出馬する前国土交通事務次官佐藤信秋氏=新潟市出身=を塚田氏とセットで登壇させたり、塚田氏がかつて秘書で仕えた麻生太郎外相ら大物の来援を仰いだりする「コバンザメ戦法」(中堅)で組織固めに躍起だ。
× ×
04年参院選で、塚田氏を破り当選した自民・田中直紀氏の約36万票の行方も焦点の1つだ。妻の真紀子元外相は、民主党の森裕子氏の集会に顔を出し「うちのお父さん(直紀氏)がせっかく(塚田氏を)落としたのに」と露骨に攻撃する。
塚田氏の陣営は無関心を装うが「接戦になれば、田中家がキャスチングボートを握る可能性もある」(党関係者)と警戒する向きもある。
塚田氏は「パフォーマンスはやらない。全県をくまなく歩いてきた経験を生かし、ふるさとのため働きたいとの思いをアピールしたい」と語る。どう党支持者を固め、さらに幅広い層の支持を得ていくか。「最後の戦い」(塚田氏)は正念場を迎えている。
【写真】来援を受けた麻生太郎外相のそばで参院選への意気込みを語る塚田一郎氏=6月30日、新潟市
2007年07月07日
291
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/13(金) 13:47:04
<2>黒岩宇洋氏(民主・現) 労組と「市民」連携 新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/saninsen/tokusyu2/2007/07/post_1.html
「改選2議席で2人擁立は厳しいが、政権交代を目指す以上、圧倒的に自民に勝つ必要がある。わけても黒岩さんは必ず当選させねばならない」
3日、小千谷市で開かれた黒岩宇洋氏(40)の「小千谷応援団」決起集会。県議の佐藤信幸・民主党県連幹事長が叫び声で訴えた。
民主は今回、黒岩氏と森裕子氏(51)を公認。県連は年金記録不備問題などによる安倍内閣の支持率低下を「追い風」と意気込むが、2人当選は往時の自民も成し遂げられなかった高い壁だ。
5年前の参院補選。民主、旧自由、社民の野党統一候補だった黒岩氏は約54万票を獲得、自民・塚田一郎氏(43)に20万票の大差をつけた。しかし今回は森氏に加え、社民も候補を擁立。民主にとっては2004年知事選に続く「分裂選挙」となり、状況は一変した。
黒岩氏は「厳しい戦い」を誰より自覚。「まず自分の選挙をしっかり行う」として、態勢の再構築に懸命になっている。
× ×
立ち上がりは早かった。党公認を得る前の昨年から、5年前の支持者を中心に後援組織が始動。労組などに支持を呼び掛ける一方、各地にポスターを張りめぐらせた。
今年4月、2人公認が決まると、すぐに県連の最大の支持団体・連合新潟が単独推薦を決定。県連の筒井信隆代表と渡辺秀央代表代行らも支持を表明し、民主県連の「主流」を印象付けた。同月に新潟市で行われた事務所開きでは、篠田昭新潟市長も支援表明した。
しかし、江花和郎・連合新潟会長の表情は硬い。「5年前の54万票が今回は3つに分かれた。黒岩票は単純計算で18万。とても届かない」と江花会長。「また一から支持を積み上げよう」と周囲を鼓舞する。
陣営は当選を確実にするためには30万票以上が必要とみる。04年参院選、05年衆院選で、民主が県内で得た比例票はいずれも約48万票。その票を森氏と奪い合う一方で、無党派層などへの浸透が欠かせない。
× ×
陣営が期待を寄せるのは「市民団体や勝手連的なボランティアの活動」。各地で労組と市民団体などが一緒につくる「応援団」がその象徴だ。新潟市の事務所には労組スタッフやボランティアが連日2、30人詰め、電話作戦などを展開する。
黒岩氏も障害者団体やまちづくりグループなどとの連携を強め、「カネを使わない市民・ボランティアによる政治活動」をアピール。演説などでは政治とカネの問題を厳しく指弾し、非自民層の受け皿を狙う。
また上越地区では筒井代表や民主党から比例代表に出馬予定の元自民県議の風間直樹氏と協力。中越、県央地区では森氏と距離を置く渡辺代表代行を通じて保守層にもウイングを広げたい考え。千人規模の大集会は開かず、「街頭演説や集会を各地できめ細かく行う戦術」(陣営幹部)を展開する構えだ。
【写真】決起集会で労組や市民団体の代表らが迎える中、壇上に駆け上がる黒岩宇洋氏=3日、小千谷市民会館
2007年07月08日
292
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/13(金) 13:48:58
<3>森裕子氏(民主・現) 保守票の獲得狙う 新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/saninsen/tokusyu2/2007/07/post_2.html
3日、新潟市で開かれた総決起大会。森裕子氏(51)は切迫感のこもった声で訴えた。「私の選挙は厳しい。組織の応援はほとんどない」
2001年参院選で、民主党と合流前の旧自由党から出て初当選した森氏。しかし今回は「政治の師」と仰いだ渡辺秀央参院議員のほか、民主県連代表を務める筒井信隆衆院議員らがもう一人の民主候補予定者、黒岩宇洋氏(40)を支持。民主最大の支持団体・連合新潟も黒岩氏だけを推薦した。本人の言う通り、組織の「薄さ」は否めない。
「2人公認」に強く抵抗してきた森氏は今も「県連は表向き2人当選を目指すと言うが、応援しているのは片方だけ」と不信感をあらわにする。
× ×
そうした中で森氏が頼りにするのが党代表の小沢一郎氏だ。5月の総決起集会に来援し「森君をもう一度国会に送ってほしい」と支持を訴えた。街宣車にも小沢氏と並んだ写真を貼り、「小沢直系」をアピールする。
その小沢氏と近く、全国で民主支援に動いている田中真紀子衆院議員の支援も取り付けた。3日の集会でマイクを握った田中氏は年金問題や教育改革などに触れ、与党を痛烈に批判、満員の会場を沸かせた。
「黒岩さんはいい線いっている。おらのばか力で森さんを押し上げたい」と力を込めた。陣営は「真紀子さんの影響力は大きい。これで弾みがついた」と真紀子ファンの主婦層、無党派層の獲得に意気を上げる。
陣営が「唯一計算できる票」と期待するのが推薦を受けた国民新党だ。郵政関係票をバックにする同党は05年の衆院選比例代表では本県で8万票を獲得。六月に来県した糸川正晃同党副幹事長も「森氏が国民新党に協力してくれれば支援する」と話す。
連合新潟の中でも小沢氏寄りとされる交通労連など旧同盟系の労働組合は、森氏のチラシを配るなどしている。
黒岩氏が旧社会党右派にもウイングを広げるのに対し、森氏が狙うのは自民に批判的な保守層の取り込みだ。民主が春の県議選で議席を拡大した流れに加え、年金問題などで安倍内閣の支持率は低下しており「自民票を食う絶好のチャンス」(選対幹部)としている。
× ×
7人が乱立した前回の参院選で、森氏が獲得したのは17万5000票にとどまった。選対幹部は「今回はその倍は必要」と分析する。
中心になって動くのは横越町議時代からの支持者をはじめとする女性後援会と、前回選挙で森氏を支えた旧自由支持者の一部。支持者の自宅など県内11カ所に活動拠点を設けた。テレビ出演などによる知名度を生かして街宣を中心に展開。唯一の母親候補であることも強くアピールし、女性票獲得にも力を入れる。
佐々木茂選対委員長は「民主に追い風が吹いているのは間違いない。組織がないからこそ、風を受けて走り抜けるしかない」と話している。
【写真】激励に駆けつけた田中真紀子衆院議員に感謝の意を示す森裕子氏(右)=3日、新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザ
293
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/13(金) 13:49:45
<5>山本亜希子(社民・新) 「若さ」武器に攻勢 新潟
http://www.niigata-nippo.co.jp/saninsen/tokusyu2/2007/07/post_5.html
「私と塚田一郎さんに一つだけ共通点があります。それは憲法問題を争点にすべきという点です」。7日、新潟市で開かれた社民党県合同闘争委員会で山本亜希子氏(31)は自民党候補予定者を引き合いに出し、会場を笑わせた。
今参院選は首相が憲法改正を争点に据える半世紀ぶりの国政選挙でもある。闘争委員会では、あいさつに立った関係者全員がまず護憲を訴えた。憲法問題の争点化は、党勢の弱体化に歯止めをかけるため、社民陣営がどうしてもたぐり寄せたい「風」につながる。
しかし誤算だったのは2004年参院選同様、年金問題が争点に浮上したことだ。6月30日に本県入りした福島瑞穂党首は新潟市の街頭演説で、ほとんどの時間を年金問題に割いた。しかし「年金の話が長すぎた」と、続く長岡市では内容を修正した。
「本来は好機ととらえて訴えたい」はずが「年金」後、報道各社の世論調査では、自民の支持落ち込みを民主が吸収、社民への風になっていない。「昔は非自民といえばうちだった。しかし今は違う。年金問題など触れないわけにはいかないが、同じ土俵で闘っても勝ち目がない」と党関係者は漏らす。
× ×
社民県連は参院選で民主県連との共闘を解消し独自候補で闘う。しかし、頼みの綱の労組は、解消による支持分裂を余儀なくされる。
約1万人が加盟する新教組は選挙区で山本氏と黒岩宇洋氏(40)の2人を推薦。高教組も比例では社民ではなく新教組と同じ民主候補を支持する。
県連は、共闘前の01年に公認した内田殉子氏が獲得した16万票を超える20万票を目標に掲げるが「新教組が2人推薦するのは初めて。約半数は間違いなく黒岩氏に流れる」(労組幹部)と厳しい状況だ。
× ×
一方で、これまでの候補にはない“武器”もある。退潮傾向に歯止めをかけたい同党県連にとっては労組依存からの脱却とともに浮動票獲得が欠かせない。それゆえ関係者が期待するのは山本氏の「若さ」だ。
同党が選挙区に擁立予定の公認候補14人のうち、山本氏は最年少。福島党首も6月30日に続き、公示日も来県を予定する。県連幹部は「公示日に党首が新潟入りするのは異例。党中央の期待も大きいのだろう」。
当初、「比例区の又市征治幹事長を当選させるための擁立」と見る向きがあったが、市議の1人は「今までの社民候補にないタイプ。街頭での反応も良い」と手応えを感じている。民主2陣営も「女性票が取られる」などと警戒感を強める。
選対関係者にとっても、社民、護憲色を薄めて戦ってきたこれまでの選挙と違い「やりやすい」との声が多い。県内27の地域選対もフル回転を始めた。
「社民存亡を懸けた選挙。負ければ党がなくなるのと同じ」。支持団体の代表は力を込めた。
(おわり)
【写真】来県した福島瑞穂党首(中)と共に支持を訴える山本亜希子氏。本県社民党の救世主となるか=6月30日、新潟市古町十字路
2007年07月11日
294
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/14(土) 09:12:51
祈る各陣営「台風それて」
あす午前に台風最接近
大型で非常に強い台風4号について、金沢地方気象台は13日、今後の進路予想を発表した。県内には15日午前に最接近するとみられ、最新の台風情報や警報、注意報に気をつけるよう呼びかけている。
同気象台によると、台風4号は北寄りのコースをたどった場合、県内を通過する可能性もあるという。
また、台風の接近により梅雨前線の活動も活発になっている。14日の加賀南部では、24時間の雨量が多いところで50ミリ前後になる可能性もあるという。
同気象台では「特に、能登半島地震の被災地などは注意が必要」としている。
思わぬ“難敵”――。大型の台風4号の接近に、参院選石川選挙区(改選定数1)の候補者の各陣営は、応援に訪れる党幹部の移動手段や街頭遊説のコースなどに神経をとがらせている。
矢田富郎候補(自民)は14日、中川幹事長と共に加賀市内を遊説する。中川幹事長は飛行機で県内入りする予定だが欠航も予想されるため、急きょ鉄道の切符も手配した。市内3か所で街頭演説を行うが、陣営は「大荒れにならなければいいが……」と有権者の集まりを心配する。
一川保夫候補(民主)の陣営は14、15日、無党派層の多い金沢市や野々市町などで街頭演説を予定している。14日には鳩山幹事長が来県するだけに、陣営は「無党派層を取り込む絶好の機会だが、人の集まる週末に大雨となれば貴重な機会を失うことになる。困るね」と渋い顔だ。
近松美喜子候補(共産)の陣営は15日午後から、金沢市中心部でメガホンを持ちながら歩いて政策を訴える「メガホン宣伝」を計画する。しかし、暴風雨なら中止せざるを得ない。休日の繁華街でアピールする狙いだけに、陣営は「何とか台風がそれてほしい」と懇願する。
(2007年7月14日 読売新聞)
295
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 08:52:02
自民現野上浩太郎候補40
「ふるさと納税」有効地方分権推進が基本地域のきずな再生を 讀賣富山
参院選富山選挙区(改選定数1)の3候補は、どのような政策で、我々の生活に直結する国政を動かそうとしているのか。年金、地方分権、医療、教育などの争点と、それに対する考えを聞いた。
――「地方の活力なくして、国の活力なし」を訴えている。
都市と地方の格差は深刻だ。東京と富山では景気回復などで差がみられる。(三位一体改革などで)県や市町村も財政難だ。
――具体策は。
2014年度末までに北陸新幹線が開通し、今後、富山は街づくりなどで大事な時期を迎える。地方交付税改革、抜本的な税源移譲など、できることはすべて進めるべき。特に、財務政務官の時にも携わった「ふるさと納税」は有効だ。
――改憲に賛成の立場だが、憲法の地方自治の条項の充実は。
地方分権の推進が基本。国と地方の役割分担などを盛り込む必要がある。
――憲法9条についても見解を聞きたい。
9条1項の戦争放棄について不変なのは当然。一方で、自衛隊の存在、国際平和への貢献を明確に位置付けることは大事だ。
――年金の信頼回復は。
県民に不安を与え、おわびしたい。政府・与党は、5000万件のデータの名寄せを決めた。全加入者への記録通知、第三者委員会の設置、社会保険庁改革など、具体的な現状対策も取った。将来は、「社会保障カード」を導入し、県民にも安心してもらえるようなシステムを構築していく。
――重視する教育再生について、「教育県」の富山で、改正教育基本法と教育改革関連3法の理念をどう生かすか。
法の改正、成立は大変意義深く、趣旨を生かすことが必要。重視したいのは、教育は、学校と家庭と社会が一体でやるということ。昔は、近所のおじさん、おばさんに怒られ、学ぶことも多かったが、今は少ない。家族、地域社会のきずなの再生を図ることが大切。
――格差対策について。
県内でも大企業と中小企業で格差を感じる。すべての中小企業が景気回復を感じられるようにしたい。就職率は高いが、非正規雇用数が増え、差は広がっている。
――医師不足の認識は。
富山県など地方にとっては大きな課題。政府は、緊急対応として、不足地域への医師派遣を始めた。抜本的な対策としては、大学医学部の定員枠拡大をもっとやるべきだと思う。
――相次いで閣僚の事務所費の問題が出ている。
政治資金規正法の改正で、5万円以上は領収書を添付することになったが、範囲を拡大しても良いと思う。
(2007年7月15日 読売新聞)
296
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 08:52:37
3陣営期日前投票PR集会帰りに■レジャー前■若者対策 讀賣富山
12日に公示された参院選富山選挙区(改選定数1)で、全3陣営が■期日前投票に力を入れている。夏休み真っ盛りの29日の投開票日は有権者の足が投票所から遠のく恐れがあるためだ。各陣営は期日前投票で組織票を早めに固めたい考えだ。
「毎日が投票日。期日前投票にいこう」。自民現職の野上浩太郎候補(40)(公明推薦)の選挙事務所内には14日、こう書かれた大きな垂れ幕がかけられていた。
選対幹部は「期日前投票は利点がある」と語る。陣営が抱える多くの支援団体の集会の後に「この後、市役所に行って投票を」と呼びかければ、参加者の気が変わる前に票を確保できるからだという。選対本部長の鹿熊正一・自民党県連幹事長は最近の会合で「期日前投票に足を運び、例外的な人は29日に行ってください」と呼びかけたほどだ。
共産新人の泉野和之候補(50)の陣営も、共産党各支部を通じて有権者に期日前投票を呼びかけている。選対幹部の折田誠・党県常任委員は「29日は夏休みで投票に行かない人も多い。期日前投票で1票でも多く得たい」と話す。
一方、民主、社民、国民新が推薦する無所属新人の森田高候補(39)を支持する連合富山は、期日前投票ができる場所と時間を詳細に記したビラ5万枚を作り、今週初めから組合員に配る。各単組役員に対しては、政治離れが徐々に進む若い組合員一人ひとりに直接、期日前投票を働きかけるよう求めている。組合員には22日までに投票してもらい、残り1週間は有権者への電話作戦に傾注する構えだ。連合富山の幹部は「期日前投票で連合内部では投票率80%を達成し、勝利したい」と話す。
富山市役所では14日、多くの有権者が期日前投票に訪れた。投票を済ませた富山市窪新町、主婦小杉智恵さん(31)は「好きな日に余裕をもって投票できるのがいい」と話していた。
(2007年7月15日 読売新聞)
297
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 10:21:28
【参院選2007 石川ニュース】
3陣営 『年金』で応酬 目立つ“けなし合い”
2007年7月13日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/ishikawa/CK2007071302032121.html
十二日公示された参院選石川選挙区は、新人四陣営が初日から熱い舌戦を繰り広げた。最大の争点とされる「年金問題」で主要政党の三陣営が応酬を展開したが、消費税や憲法改正などはかみ合わずじまい。代わって、具体的な地域課題や相手陣営に対する“けなし合い”が目立った。
矢田陣営 『混乱起こす野党』
一川陣営 『自公政権は人災』
近松陣営 『民主も旗印ない』
◆年金問題
「年金問題は逆風ではない。安倍首相が政治生命をかけてちゃんと約束した。私は追い風だと思う」。自民党の矢田富郎候補は金沢市の出陣式や地元津幡町の街宣で「安心してほしい」と繰り返した。
対する民主党の一川保夫陣営。野田佳彦元国対委員長が白山市の街宣で「社保庁が振り込め詐欺とは気が付かず」と寄せられた川柳を紹介。「百年安心だから納めてと言ったのは誰ですか」と政府を皮肉った。
共産党の近松美喜子陣営の秋元邦宏選挙闘争本部長は、金沢市での出発式で「党がいち早く主張した『一億人に年金納付記録を送付しよう』を、安倍首相は新対策に盛り込んだ。こういうパクリは歓迎」と沸かせた。
◆地域課題
矢田候補は地元津幡町の街宣で「能登は何と言っても震災復興。被災したお年寄りが以前住んでいた地域に住めるような公営住宅の整備に頑張る」と決意。加賀で小松白川連絡道路の建設、金沢で北陸新幹線の早期開業なども挙げ「しっかりと胸にとめて仕事をする」と与党の立場をアピールした。
一川候補は白山市の街宣で「今の自民党では能登復興は無理。能登有料道路は地域格差のシンボルで、川北大橋も含めた無料化は(格差解消の)スタート」と力説。近松候補は出発式で「能登は病院、学校、郵便局が統廃合。加賀では救急病院がなくなった」と紹介し「地方切り捨て、弱い者いじめに対決できるのは共産党だけ」と訴えた。
◆消費税
一川陣営の金原博総合選対本部長は選挙事務所開きで「定率減税廃止で負担は増えた。その上に安倍首相は消費税を上げないとは言っていないという。これは上げるということだ」と指摘。
近松陣営の秋元氏は出発式で「消費税増税が急浮上してきた。国民の審判を避けて、選挙が終わってから決めるようなやり方は許されないし、こんな厚かましい話はない」と声を荒らげた。
◆批判合戦
選挙につきものの“口撃”もポンポン。
「今の状況は自公政権の人災だ。日本の政治を任せるわけにはいかない」。一川候補は小松市の出陣式でキッパリ。宇野邦夫金沢選対本部長は事務所開きで、出席した山出保金沢市長を意識し「市長は浮ついた候補が嫌いで、いぶし銀が好き。どっちを選ぶか答えは簡単」と強調した。
近松陣営の秋元氏は出発式で「相次ぐ閣僚の暴言、疑惑。平気でかばう安倍首相の無責任さに怒りが広まっている」と批判。民主党に対しても「自公暴走に立ち向かう旗印が見えない。一川さんの中心勢力は、沓掛哲男氏に出馬を求めたのに、どうして対決できるのか」とバッサリ。
受けて立つ矢田陣営の福村章自民党県連選対本部幹事長は「小沢(一郎民主党代表)さんは壊し屋。経済も豊かで平和な国を壊されたらたまったものではない」と反撃。森喜朗元首相は「混乱を起こす野党連合と、まじめに取り組む若い安倍首相と、どちらが日本のためになるか。これが争点だ」と言い切った。
●第一声の時間配分
参院選石川選挙区で主要政党3候補が放った第一声の時間配分をみると、矢田富郎候補(自民)は「地域課題」「決意表明」で大半を費やし、一川保夫候補(民主)、近松美喜子候補(共産)は「政府・与党批判、政治不信」に多くを割いた。
最大の焦点といわれる年金問題は3候補ともが取り上げた。矢田候補は真っ先に触れ、一川候補は政府批判につなげ、近松候補は社会保障全般の政策を説いた。
「能登半島地震の復興」は、矢田候補が訴えの2番手に位置づけ、一川候補はまず「選挙の位置づけ」を重要視した。「護憲」の立場で憲法改正について触れたのは近松候補だけだった。浜崎茂候補(無所属)は独自の主張だった。
298
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 10:22:32
【参院選2007 石川ニュース】
梅雨空の下 訴え高らか
2007年7月13日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/ishikawa/CK2007071302032122.html
蒸すような暑さの曇天を突き破って、熱い訴えが石川県内にとどろいた−。十二日に公示された参院選の石川選挙区。矢田富郎(自民)一川保夫(民主)浜崎茂(無所属)近松美喜子(共産)の新人四候補=届け出順=は、時折ぱらついた雨をものともせず街頭演説を繰り返し、支持を呼び掛けた。
矢田 富郎候補(自新)
強い信念で戦う 津幡町で精力街宣
矢田候補は地元津幡町と内灘町を重点的に回り、津幡町では七カ所で街宣に立った。背広を脱ぎ薄桃色の半袖シャツ姿で「歯を食いしばって絶対に勝つとの強い信念で戦い抜く」と決意表明。遊説中も、支持者らの集まりを見つけると、選挙カーを降り、握手を繰り返した。金沢市内の繁華街二カ所でも街宣した。
同市の尾山神社での出陣式には境内を埋める支持者が集結し、矢田候補は「皆さんの声をしっかりと国政に反映させる」と第一声。森喜朗元首相、馳浩、北村茂男、瓦力の各衆院議員、岡田直樹参院議員、谷本正憲知事代理の杉本勇寿副知事、和田内幸三県議長、山出保金沢市長、庄源一公明党県本部代表らが次々と激励し、「ガンバロー」三唱で必勝を誓った。沓掛哲男参院議員も同夜、事務所へ激励に訪れた。
選挙事務所 ◇住所 金沢市北安江3の1の38◇電話 076(222)2111
私の公約
▽経済成長力を強化し、日本型成長モデルの構築により豊かな日本を維持していきます▽国民の関心が高い年金問題は、将来とも安定した社会保障制度の総合的な改革に取り組みます▽地域の活力推進、地域格差の解消のため地方分権、地方行革を推進します▽能登半島地震からの迅速な被災地復興支援と安全・安心な暮らしの確立を目指します▽強い農業や水産業の実現と時代に対応した農地対策など、県民の声をしっかりと受け止め地方発の政策提言をしていきます
一川 保夫候補(民新)
生活第一の政治 小松市で出陣式
一川候補は、正午から金沢市割出町の選挙事務所開き・出陣式に臨み、事務所前を埋め尽くした大勢の支持者らを前に「生活第一の政治を取り戻したい。再び国政に送ってほしい」と訴えた。奥田建党選対本部長、金原博総合選対本部長、宇野邦夫金沢選対本部長もお願いを繰り返した。
午後は野々市町から白山市を、党の野田佳彦元国対委員長、藤村修衆院議員、地元の県市議らと遊説。同市のJA支店前での街宣では、農家の個別所得保障制度など党公約を紹介し「働きがいのある地域にしたい」と声を張り上げ、集まった支持者ら一人一人と握手した。
地元小松市の本折日吉神社でも午前九時から出陣式を開き、「非自公・非共産」勢力の県議や上田弘志連合石川事務局長らが相次ぎ激励した。
選挙事務所 ◇住所 金沢市割出町638の3◇電話 076(237)1250
私の公約
(1)年金問題に責任をもって対応し抜本的な改革も進めます(2)利用者の側に立った介護・福祉政策、地域医療を進めます(3)子育て・教育を力強く支援します(4)天下り、無駄遣い、政治資金に厳しい規制を設けます(5)能登半島地震からの復興に全力で!地方財源も拡充します(6)意欲がもてる農林漁業政策を推進します(7)中小企業施策を充実させ応援します(8)最低賃金の全国平均1000円を目指します(9)環境・地球温暖化対策を進めます(10)平和に貢献する外交政策を進めます
299
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 10:23:04
【参院選2007 石川ニュース】
公示から一夜明け 街宣、“門立ち”懸命アピール
2007年7月13日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/ishikawa/CK2007071302032194.html
参院選公示から一夜明けた十三日朝、石川選挙区の新人四候補のうち、自民党の矢田富郎、民主党の一川保夫、共産党の近松美喜子の三候補は、街宣や企業の“門立ち”からスタート。雨が降る中、少しでも多くの支持を得ようと通勤者らに必死のアピールを続けた。
矢田候補は金沢市西金沢から遊説を開始。街宣で「皆さんの役に立つ仕事をする。厳しい選挙だが、金沢が天王山。最後まで大きなご支援を」と訴え、馳浩衆院議員や地元の県市議らと押野、西南部、三和の三校下を精力的に回った。午後はかほく市を遊説、夜は同市内で個人演説会に臨む。
一川候補は午前七時から、小松市のコマツ粟津工場東門前で、通勤の社員に手を振り支援を求めた。青色Tシャツの女性運動員らも両側に並び「おはようございます」と声を掛け、笑顔が返ると両手を広げ「ありがとうございます」と声も弾んだ。夜は加賀市の二カ所で個人演説会を開く。
近松候補は金沢市広坂の金沢合同庁舎前での街頭演説からスタート。通勤途中の職員らを前にマイクを握り「暮らしと平和がかかった大事な参院選。確かな野党の共産党を皆さんの手で伸ばして」と支持を訴えた。午前中は主に市中心部を遊説し、午後からは市西部などにも範囲を広げる。
300
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 10:24:27
【参院選2007 富山ニュース】
年金責任で候補者激突
2007年7月13日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/toyama/CK2007071302032112.html
参院選が公示された十二日、富山選挙区に立候補した三候補の出陣式では、いずれも候補者や応援弁士らが「年金問題」を取り上げた。社会保険庁のずさんな管理を招いた政府の責任を追及する野党側に対し、責任ある問題解決策をPRする与党側。責任の取り方をめぐり、主張は真っ向から対立した。このほか与党側が安倍政権の実績を強調すれば、野党側は首相が意欲を燃やす憲法改正の阻止や、格差是正、政治とカネの問題などで政府・与党批判を強めた。
野上候補 地方再生を強調
泉野候補増 税は許さない
森田候補 医療制度を再建
◆年金問題
「年金不安が県民に重くのしかかっている」。無所属新人の森田高候補の出陣式で、選対本部長の村井宗明衆院議員は声を張り上げた。共産新人の泉野和之候補も「消えた年金の問題で国民に怒りと不安が広がっている」と第一声で力を込めた。
これに対し、自民現職の野上浩太郎候補は、社会保険庁の解体法案など政府・与党の取り組みをアピール。「責任ある対応とは、具体的な解決策を示し、実行していくこと」と訴えた。
「社会保険庁の不祥事の原因は、親方日の丸体質と職員団体の問題行動」と断言したのは自民の宮腰光寛衆院議員。「安倍首相は政府の責任を重く受け止め対策を矢継ぎ早に打ってきた。職員団体は民主、社民の支援母体だが、両党に責任はないのか」と声を張り上げた。
◆憲法改正
「安倍内閣は憲法を変えて戦争ができる国にしようと、まっしぐらに進んでいる」。森田候補の応援に駆けつけた又市征治社民党幹事長は護憲の立場から安倍内閣を批判。泉野候補は「歴史の歯車を後戻りさせてはならない。憲法九条を守るために闘う」ときっぱり。
これに対し野上候補の出陣式では、首相が憲法改正を争点に挙げたのにもかかわらず、触れられることはなかった。
◆安倍政権の評価
泉野候補は「政治とカネの問題が次々に起こっている」と、安倍内閣の閣僚に相次いだ事務所費問題を取り上げた。森田候補陣営の長尾憲二県民社協会顧問も「安倍政権は安心倍増ではなく、心配を倍増させる危機的な状況」と皮肉った。
これに対し、野上候補の選対総括責任者も務める長勢甚遠法相は「単に批判するだけで、具体的に実行可能な政策を示そうとしないのが民主党。これからの日本を任せられるでしょうか」と反論した。
◆独自色
三候補は第一声でそれぞれ独自の主張も展開した。
野上候補は「地方の活力なくして国の活力なし」と地方再生を強調。「この流れを政治の混乱で逆行させてはならない」と力を込めた。
泉野候補は安倍首相が争点としないとした消費税問題などにかみついた。「消費税増税は許さない。住民税の増税分は国民に返せと要求する」
医師でもある森田候補は「国の社会保障の抑制や医療の削減が、医療や福祉の地域格差につながった」とし、医療制度の立て直しを訴えた。
●第一声の時間配分
参院選富山選挙区で3候補の第一声の時間配分をみると、野上浩太郎候補(自民)が「実績のアピール」「決意表明」に大半を費やし、泉野和之候補(共産)は「増税」「政治とカネ」などを政府・与党の批判につなげた。森田高候補(無所属)は医師の立場で「医療・福祉問題」に多くを割いた。
最大の争点といわれる「年金問題」に最も時間を使ったのは野上候補で、政府の対策の有効性を強調。泉野候補も党独自の年金政策を訴えた。森田候補は年金問題に触れず「野党共闘」を強調した。
301
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 10:48:16
精力的に県内駆ける 参院選公示後初の週末
2007年07月14日 富山北日本
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070714/5963.html
参院選が公示され初めての週末となった十四日、富山選挙区の三候補は午前中から支持を求めて県内各地を精力的に回った。台風4号の接近で雨が交じる空模様の下、街頭でマイクを握り、懸命に政策を訴えた。
自民党現職の野上浩太郎候補は氷見市から街頭演説を開始し、県西部を回った。砺波市表町の商店街では集まった支持者ら一人一人と握手。「地方の活力なくして国の活力はない。逆境の中での戦いだが、前を向いて進む」と強調した。
自民党の参院議員や県議も駆け付け、支持を要請。高岡市福岡町、小矢部市、南砺市も回った。
共産党新人の泉野和之候補は新潟県境にある朝日町境から、この日の街頭での演説をスタート。「安倍政権の暴走を止め、政治を変えるチャンス。暮らしや憲法を守るため、全力を尽くす」と訴えた。
通りがかったドライバーに手を振り、集まった有権者一人一人と握手。入善、黒部、魚津を回り、街頭で演説した。
民主、社民、国民新の三党が推薦する無所属新人の森田高候補は、魚津市内の国道沿いから街頭演説を始めた。野党統一候補であることを強調し、「希望の持てる未来を取り戻す。日本の再生に取り組みたい」とドライバーに呼び掛けた。
この後、選挙カーで住宅街を中心に回り、黒部、入善、朝日でも政策を訴えた。
302
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 12:46:13
民主公認候補2氏 組織と草の根、戦術2様
2007年07月14日 朝日新潟
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/niigata/TKY200707140223.html
12日に公示された参院選新潟選挙区(改選数2)で、「異例」の2人公認の下で選挙戦に突入した民主党現職の2氏――。公示直後の第一声で、黒岩宇洋氏(40)が周りを同党国会議員5人や新潟市長、労組幹部で固め、組織力を生かす戦いを進めるのに対し、森ゆうこ氏(51)はそろいのTシャツ姿のボランティア女性や猫の着ぐるみを従えて「草の根」を意識した戦い。戦術の違いを見せつけた。
12日午前8時半、JR新潟駅万代口はお祭りムードに包まれた。黒岩氏のキャッチフレーズ「越後の暴れん坊」ののぼりがはためき、太鼓が打ち鳴らされた。
選挙カーに上ったのは、同党県連代表の筒井信隆、同代行の渡辺秀央、西村智奈美、菊田真紀子、鷲尾英一郎の各国会議員、新潟市長の篠田昭の6氏。司会は、黒岩氏を推す連合新潟の江花和郎会長が務めた。
同党県連は2人公認で参院選に挑むにあたり、組織票を割り振らず、黒岩、森両氏を「平等に応援する」方針を確認。改選2議席の再度独占に意欲を燃やしている。
しかし、2人公認と、社民党との共闘解消で、初当選時の支持層は3分割。選挙カー上からは「全身全霊をこめて黒岩宇洋にかける」(渡辺氏)といった、肩入れとも取れる発言も飛び出した。黒岩氏は県連幹部の後援会や労組の組織力をいかして、ボランティアの支援を追い風に再選を目指す方針だ。
一方、森氏が新潟市秋葉区新津本町で行った第一声に駆けつけた議員は、県議2人と市・町議数人、森氏を推薦する国民新党の関係者だけ。黒岩氏の第一声と「はしご」した菊田氏は、約15分遅れで加わった。
だが、陣営にとって組織の偏りは「想定内」。その代わり目を引くのが赤と白のTシャツ姿のボランティア女性。真っ赤なのぼりには「夫1人子ども3人ネコ2匹 たたかう母親」と書かれ、ネコの着ぐるみも登場。「イメージ選挙」を徹底している。テレビのバラエティー番組にも出演する高い知名度も強みだ。
また、森氏は「『政権交代こそ真の構造改革』の信念で行動する小沢代表の下、この熱い戦いにどうしても勝たなければならない」と訴える。旧自由党出身の森氏は、小沢一郎代表とのつながりもアピールポイントにしている。
303
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 12:47:28
3野党、共闘態勢整う 「綿貫票」行方に注目
2007年07月12日 朝日富山
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/toyama/TKY200707120314.html
参院選が12日、公示され、29日の投開票日に向けて17日間の選挙戦に入る。11日は、県選管が立候補受け付けのリハーサルを行うなど、準備が進められた。富山選挙区(改選数1)で動向が注目されていた綿貫民輔氏が代表を務める国民新党は11日、民主と社民が擁立する無所属の立候補予定者の推薦を発表。野党3党の共闘態勢が整った。
立候補を予定しているのは、自民現職で公明が推薦する野上浩太郎氏、民主、社民、国民新党が推薦する無所属新顔の森田高氏、共産新顔の泉野和之氏の3氏。
公示日の12日は、野上氏が午前9時から富山市赤田、森田氏が午前10時から同市四ツ葉町、泉野氏が午前9時半から同市上赤江町のそれぞれの事務所で出陣式をする。
◇
公示日前日にかなった野党3党の共闘態勢に、森田陣営からは歓迎の声が上がった。民主党県連の坂野裕一幹事長は「綿貫さんの支持を得ていることを訴え、街頭演説も、くまなく行っていきたい」と話す。これまで綿貫氏の地元・南砺市などでは「綿貫氏が態度を明らかにするまでは行きにくい」と活動を控えめだったが、今後は積極的に入っていくという。
一方、野上陣営は、森田氏への国民新党の推薦を受け、12日に衆院選の富山3区の選対会議を緊急に開く。自民党員でありながら綿貫氏を支持する有権者らが、森田氏の支持に回ることを防ぐ対策を話し合う。県西部選出のある県議は「徹底的に野上さんの支持を呼びかけないと票が流れてしまう」と懸念する。
高岡市昭和町の綿貫氏の後援会事務所には11日、綿貫氏から直接「森田支援でしっかりやってくれ」と電話があったという。「野党候補の支援は初めて」と綿貫氏の秘書は話す。地区ごとの後援会の中には、野上氏支援で動き始めているところもあり、森田氏の票を新たに掘り起こすつもりで挑むという。
◇
県選管は11日、県庁3階特別室で立候補受け付けのリハーサルをした。
職員らが本番通りの配置につき、届け出順を決めるくじ引きや、届け出に必要な書類の審査、腕章などの手渡しなどの作業を確認した。立候補の受け付けは午前8時半から午後5時まで。
304
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 12:49:09
年金、地方問題、福祉…立候補4氏、熱く訴え
2007年07月13日 朝日石川
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/ishikawa/OSK200707130060.html
石川の将来を任せられる候補者は誰か――。安倍内閣になって初めての本格的な国政選挙となる第21回参議院選挙が12日、公示された。石川選挙区(改選数1)には予想された4氏が立候補した。「年金」「格差」問題のほか、安倍政権の9カ月への評価が有権者の一票を左右しそうだ。与党への逆風は和らぐのか、強まるのか。29日の投開票日までの17日間の戦いが始まった。
立候補を届け出たのは、いずれも新顔で、自民公認の矢田富郎(57)=公明推薦=、民主公認の一川保夫(65)=国民新推薦=、無所属の浜崎茂(39)、共産公認の近松美喜子(53)の各候補。
現職・沓掛哲男氏の議席を死守したい自民と、県選出国会議員の自民独占を阻もうとする民主と共産の構図に無所属の浜崎候補が参戦した形となった。前回は自民についた県議会会派・新進石川は今回、民主の支援にまわった。
午前10時、金沢市内の神社で出陣式をした矢田候補は、年金時効特例法の成立や、年金記録の照合を来年3月までに終えるとした安倍政権を評価し、年金問題について「逆風ではなく、私は追い風だと思っている」と述べ、「みなさんの声をしっかり聞いて、国政や県政に反映する。歯を食いしばって、この手で勝利をつかむんだという強い信念で戦い抜く」と決意を語った。
出陣式には自民党の国会議員や県議のほか、県内首長も多く出席した。
森喜朗元首相は、矢田候補に投票する自民支持層が6割にとどまっている調査結果をあげ「各議員が先頭に立って自分の選挙だと思って応援態勢を敷いてほしい」と奮起を促した。選対本部長の馳浩・衆院議員は「逆風を うけてスクラム 夏の汗」と自作の句を詠み「こんなときこそ力を合わせる時だ」と訴えた。
一方、一川候補は正午、金沢市内で選挙事務所開きと出陣式を行った。民主党選対本部長の奥田建・前衆院議員が「政治の流れを変えていこう」と政権交代を訴え、総合選対本部長の金原博県議(新進石川)が「勝てる最大のチャンス」と盛り上げた。
一川候補は「安心した生活が送れない今の政治は間違っている。日本のふるさと、地方を大事にする国政でなければならない」と強調した。
さらに能登半島地震の被災住民、伝統産業や1次産業に従事する人たちをあげ、「頑張った分、生きがいのある社会にしなければ。その代弁者として頑張りたい」と支持を呼びかけた。
これに先立ち、午前9時には地元小松市で祈願式と出陣式があった。一川候補は年金問題に触れ、「みんなが安心できる年金制度を確立するのが責任だ」と訴えた。
浜崎候補は午前9時半ごろ、県庁前で第一声。報道陣を前に、「最大の環境破壊である戦争を支持している政党をただせ」「一票の責任と重みを自覚しろ」などと、地球環境を守ることや戦争反対を絶叫しながら訴え、投票を呼びかけた。
近松候補は午前10時半から金沢市内の選挙事務所前で出発式を開き、「国民の暮らしや福祉が守られる政治を皆さんと一緒に実現したい」と第一声をあげた。
能登地域の鉄道廃止、病院や学校、郵便局の統廃合などの事例をあげ、「生活の基盤が次々と崩されている。地方切り捨ての弱い者いじめの政治に正面から対決できるのはたしかな野党・共産党だけ」と力を込めた。
また年金制度の充実や子どもの医療費改革、住民税増税の中止などの政策を掲げ、「子どもを育て、暮らしを守ってきた生活者の目線で皆さんの深刻な思いを伝え、みなさんのお役に立ちたい」と訴えた。
秋元邦宏・党県委員長は「今度の選挙は、与党には大逆風になっている。このチャンスを絶対に逃がさない、そういう決意で頑張り抜きたい」と気勢をあげた。
305
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 12:50:19
「1人区」で3氏決戦、街頭へ
2007年07月13日 朝日福井
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/fukui/OSK200707130063.html
参院選が公示された12日、福井選挙区(改選数1)では、民主新顔で国民新党推薦の前衆院議員の若泉征三氏、自民現職で公明推薦の元国土交通副大臣の松村龍二氏、共産新顔で元三国町議の山田和雄氏の3人が立候補を届け出て、29日の投開票に向け17日間の選挙戦に入った。出陣式で各陣営は、今回の参院選で最大の争点となっている年金記録の不備問題や、北陸新幹線の早期県内延伸、格差の広がり、憲法改正の動きなどについて独自の主張を掲げ、支持を訴えた。
拳を突き上げ、気勢をあげる支持者ら=敦賀市内で
立候補の受け付けは、午前8時半から県庁地下1階であった。県選管の説明後、くじで3陣営の届け出順が決まると、それぞれ選挙運動用の腕章など「七つ道具」を受け取り、第一声の会場などに向かった。
若泉氏は午前8時半ごろ、福井市手寄2丁目の福井社会保険事務所を訪れ、年金問題解決への協力を呼びかける申し入れをした。近くで開いた出陣式には、民主党県連代表の笹木竜三・衆院議員ら県連幹部や、社民党、国民新党の関係者、松宮勲・前衆院議員らが出席。馬場修一・連合福井会長は「党、後援会、連合の『3本の矢』が『6本の矢』になった」と表現。支持者が「ガンバロー」で気勢を上げた。若泉氏は嶺北各地を回り街頭演説や支持者へのあいさつ回りをした。
松村氏は午前9時すぎから、福井市順化1丁目のフェニックス通り沿いで出陣式を開き、沿道には多くの支持者が集まった。県選出の自民党国会議員をはじめ、推薦している公明党県本部の石橋壮一郎代表、経済界、農業団体などの関係者らが出席。山崎正昭・自民党県連会長が「厳しい、厳しい選挙。何とか、お集まりの皆さんをはじめ、多くの県民の皆様方に助けていただきたい」と訴えた。この後、松村氏は選挙カーに乗り込み、午後にも敦賀市などで有権者に支持を訴えた。
山田氏は午前8時40分、福井市文京2丁目の共産党県委員会前で、党員や支持者らに囲まれて「スタート集会」に臨んだ。党県委員会の南秀一委員長が「自民党の『美しい国』づくりは、お金にまみれた汚い国づくり。民主党のマニフェストには増税反対も憲法改悪反対もない。平和を願い、暮らしの向上を願う気持ちは、共産党を伸ばしてこそ実現できる」と主張。山田氏は福井、坂井、あわらの各市で街頭演説し、午後7時半からは坂井市春江町で個人演説会を開いた。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/15(日) 23:52:47
格差拡大で応援に熱 参院選で県内市町村長
2007年07月15日 富山北日本
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070715/5968.html
参院選富山選挙区は、自民党現職の野上浩太郎(40)=富山市堀川町=、共産党新人の泉野和之(50)=立山町野沢=、民主、社民、国民新の三党が推薦する無所属新人の森田高(40)=富山市吉作=の三候補が集票にしのぎを削る中、市町村長も候補の事務所を訪ね激励したり、個人演説会出席の予定を入れるなど支援に動き出した。地方と都市の財政格差が広がり、地域の活性化が課題となる中、候補への応援にも熱が入る。
富山選挙区の個人演説会で応援弁士に立つ予定があるのは、森富山市長、魚津朝日町長ら。支援候補がそれぞれの地元で開く個人演説会で弁を振るうことにしている。森市長は「参院で与野党が逆転した場合、法律の成立が遅れるなど政治の停滞を招く。景気が回復基調にある中で好ましくない」と語る。
政党の動きを見極めていた安念砺波市長は、別の候補の支持を決め、十四日に候補の事務所を訪れ選対幹部に直接、檄(げき)文を手渡した。長く支持してきた県在住国会議員の意向に対応したもので「私の後援会にも理解してもらった」と話した。
一方、比例代表では政党や候補への支援を呼び掛けるなど、表立った行動を計画している首長は少ない。
二・九兆円の地方交付税が削減された十六年度以降、県内市町村の財政状況は厳しさを増した。十九年度予算一般会計は、十市町村で前年度増となったが、いずれも微増で緊縮型だった。
一方で東京など首都圏では税収の伸びが大きく、財政状況は改善している。
こうした財政格差の是正を参院選の争点として県内十人の首長が挙げている。堂故氷見市長は「中小企業や弱い立場の人にも果実が行き渡るようにしてほしい」と訴えた。年金問題は沢崎魚津市長ら六人が挙げ「政治とカネ」の問題、少子化対策などの意見もあった。
307
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/16(月) 08:45:34
選挙サンデー 日程は分刻み 讀賣富山
集会で候補者(手前)の政策に耳を傾ける参加者たち(富山市内で、15日午後4時45分ごろ)
参院選公示後初めての日曜日となった15日、富山選挙区(改選定数1)の3候補は、県内各地を分刻みの日程で駆け回った。支援者の集会に石井知事を招いて県政との連携を強調したり、勝敗のカギを握るとされる県西部に切り込んだりと様々。台風4号の影響で時折、小雨がぱらついたものの、天候に大きな崩れはなく、人が集まりそうな場所を選び、それぞれの主張を訴えた。
■野上候補■ 自民現職の野上浩太郎候補(40)(公明推薦)は15日、買い物客にPRしようと、富山市内のショッピングセンター前など5か所で街頭演説。7か所で個人演説会をこなした。
女性後援会が富山市内で開いた総決起集会には、石井知事も出席。満場の拍手を浴びた知事は、「当選できなければ本当にもったいない。皆さん、立派な成績で堂々と万歳できるようにしてください」と激励し、ガンバロー三唱を行った。
選対の総括責任者を務める長勢甚遠法相は集会後、「この後、市役所で期日前投票に行ってください」と呼びかけた。
■泉野候補■ 共産新人の泉野和之候補(50)は、富山市婦中町の農協前でこの日の街頭演説を始め、同市内の旧八尾町、旧大沢野町、同市中心部、滑川市などを精力的に回った。
「消費税増税反対、比例は共産党に」とアナウンスする選挙カーから身を乗り出し、通行人らに積極的に手を振った。街頭演説では、「憲法改悪を阻止します」「年金制度では一人の被害者も出しません」などと政策を訴えた。
夜は、スタート地点の旧婦中町、八尾町に戻り、旧3町の公民館3か所で個人演説会を行った。
■森田候補■ 民主、社民、国民新が推薦する無所属新人の森田高候補(39)は15日朝、綿貫民輔・国民新党代表のおひざ元、南砺、砺波両市に入り、初めて街頭活動を展開した。
「綿貫先生の大英断をいただきました」と、11日に推薦を決めた国民新党への感謝の言葉を欠かさず、選挙カーからも、「国民新、民主、社民推薦」と政党の順番を入れ変えて連呼した。
午後にはJR高岡駅前で演説。国民新党副幹事長の糸川正晃衆院議員、民主党県連幹事長の坂野裕一、社民党県連幹事長の菅沢裕明両県議が駆けつけ、3党そろい踏みを演出した。
(2007年7月16日 読売新聞)
308
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/16(月) 08:46:19
雨の中 必死の「お願い」
選挙サンデー 3候補熱弁 讀賣福井
参院選公示後、最初の日曜日となった15日、福井選挙区(改選定数1)で立候補している3氏は、支持を求めて県内各地を駆け回った。大型の台風4号は去ったが、曇りや雨のすっきりしない空模様に。各候補は人出の多いショッピングセンターを訪れたり、住宅街などに選挙カーを走らせたりして、それぞれの公約を訴えた。
□若泉候補■
若泉征三候補(61)(民主新人)は坂井市やあわら市を精力的に回った。
坂井市坂井町下新庄での街頭演説では、「受給額が減り、掛け金が上がっていく現行制度は抜本的に改革しなければならない」「年金一元化や年金通帳の導入で、安心できる仕組みを作っていく」と年金制度改革における持論を展開した。演説する姿に向けて車から有権者が手を振る光景も見られた。
同市春江町随応寺では、国民新党の糸川正晃衆院議員が応援演説した。
陣営は「年金問題などで有権者の自民不信は強く、前回の衆院選、参院選とは反応が違う。好感触を投票行動につなげていきたい」と語った。
□松村候補■
松村龍二候補(69)(自民現職)は福井市西部から越前町を遊説。沿道で農作業の手を止めた有権者を見つけると、選挙カーを降りて握手を交わした。
越前町役場前では、応援演説する予定だった伊吹文明文科相が台風の影響によるJRのダイヤの乱れで間に合わなかったことをわびた上で、「民主党には政権を渡せない」と気勢を上げた。
夜は福井市と越前町で個人演説会を開き、「年金記録問題は与党だからこそ責任ある対応策を示すことができる」と強調した。
陣営は「逆風が吹き荒れる中、保守王国・福井の自民支持層をしっかり固めていきたい」と気を引き締め直していた。
□山田候補■
山田和雄候補(40)(共産新人)は終日、敦賀市を駆け巡った。午前8時からJR敦賀駅前で街頭演説を始め、住宅街や商店街など市内約20か所を選挙カーで回った。
同市白銀町では、「与党は大企業や金持ちの負担を軽減する一方、住民税を増やして皆さんを苦しめている。このあべこべのお金の取り方を正して、暮らしを良くしていこう。消費税増税にも絶対反対だ」と主張。有権者に駆け寄って握手し、支持を訴えた。夜は市内の公民館で個人演説会をこなした。
陣営は「年金の不安を訴える人も多く、有権者の期待や関心の高さを感じる。街宣車への反応もよく、手応えは十分」としている。
(2007年7月16日 読売新聞)
309
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/16(月) 13:52:37
【参院選2007 福井ニュース】
各党幹部来県し支持を訴え 公示後初の週末
2007年7月15日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/fukui/CK2007071502032720.html
十二日の参院選公示後、初めての週末を迎えた十四日、自民党の中川秀直幹事長、民主党の鳩山由紀夫幹事長、共産党の穀田恵二国会対策委員長ら各党の幹部が相次いで福井入り。それぞれ自民現職の松村龍二候補(69)=公明推薦、民主新人の若泉征三候補(61)=国民新推薦、共産新人の山田和雄候補(40)への支持を訴えた。台風4号が接近する悪天候にもかかわらず、「一人区」が選挙戦全体の勝敗を分けるとあって幹部たちの応援演説は早くも熱気を帯びていた。
◆年金への対応自賛 自民・中川幹事長
松村候補の応援に駆けつけた自民党の中川幹事長は、福井市美山町の木ごころ文化ホールで開かれた演説会で安倍内閣の実績をアピール。「暴風が吹いても改革を進め、新しい日本をつくる」と訴えた。
中川幹事長は年金問題について「社会保険庁の解体なくして根本的な解決はない。年金記録への対応は官僚主導では考えられないスピードで実行に移した」と自賛。「改革の最終ゴールは憲法改正」と明言し、マニフェストに二〇一〇年の改憲発議を目指す文言を盛り込んだと強調した。
民主党批判にも時間を割き「生活第一と言ってるが、(民主の政策は)生活破壊としか言いようがない」と述べた。小沢一郎代表が選挙の結果によっては政界引退の意向を示していることについて「望むところだ。引退してもらった方がいい」と挑発した。
演説会では、山崎正昭県連会長や稲田朋美衆院議員、公明党県本部の石橋壮一郎代表らがマイクを握り、松村候補への支持を呼び掛けた。
◆安倍政権を強く批判 民主・鳩山幹事長
民主党の鳩山幹事長は、若泉候補と共に敦賀市白銀町の路上で演説を行った。「一議席を争うのではなく安倍政権の是非を問う戦い」と、年金問題を軸に政権批判を展開して支持を訴えた。
柄物のシャツにノーネクタイ、ピンク色のジャケットという服装で演壇に立った鳩山幹事長は「敦賀は原発のまちでもあり、安全問題が問われるまち」と切り出した。
複数の閣僚による不祥事や問題発言、年金問題を「七点セット」としてやり玉に挙げ、特に年金問題は「安倍首相は問題を知りながら放置をしていた」と政府の対応を厳しく批判した。
さらに「六月から住民税がぐーんと上がった」と述べ、「郵政解散総選挙の直前に“サラリーマン増税”をしない、と公約したが、選挙に勝てばやってしまうのが政権与党」と不満をあらわにした。
演説に先立ち、国民新党の糸川正晃衆院議員も応援に駆けつけ「われわれの支持母体が全面的に若泉候補を支援する」と話した。
◆大企業の優遇に「ノー」 共産・穀田国対委員長
共産党の穀田国会対策委員長は、福井市の福井西武前で山田候補の応援演説に立った。増税や年金、憲法などの問題に触れ「確かな野党を選んでいただくことが、悪政を変えることになる」と訴え、同党への支持を求めた。
穀田委員長は、赤城徳彦農水相の事務所経費に関する疑惑を手始めに自民党を攻撃。共産党の参院議員が事務所費問題を最初に追及したことに触れ「政治とカネの問題で大きな役割を果たした」と強調した。
定率減税廃止など税金をめぐっては、大企業が優遇されている現状を説明。「庶民だけ減税をやめるというのを改める必要がある。それを言えるのは(企業献金を受け取っていない)共産党しかいない」と力を込めた。
自公連立政権については「公明党は自民党の暴走にブレーキをかけると言いながらアクセルを踏み、ハンドルは右にしか切れない」と指摘。「国民と手を結んで戦う(共産)党に力を」と結んだ。
(参院選取材班)
310
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/16(月) 13:53:09
【参院選2007 福井ニュース】
県内「お願い」の嵐 公示後初サンデー
2007年7月16日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/fukui/CK2007071602032968.html
参院選公示後、初の日曜日となった十五日、福井選挙区(改選数一)で争う民主新人の若泉征三氏(61)=国民新推薦=と自民現職の松村龍二氏(69)=公明推薦、共産新人の山田和雄氏(40)の三候補は、県内を精力的に回って休日を過ごす有権者に支持を求めた。心配された台風4号はコースを太平洋側に変えたが、一部陣営では応援弁士の到着に影響が出た。(参院選取材班)
◆雨の中、声からし訴え 若泉陣営
若泉氏は坂井、あわら両市内を回り、ショッピングセンター近くで街頭演説を行うなどして、支持を呼び掛けた。
あわら市内の温泉街の一角で若泉氏は、年金制度の抜本的な改革の必要性のほか、「新幹線の誘致は当たり前。日本海側と太平洋側を比べると、大きな格差がある」と指摘。「これが政治力の差なら、大きな間違いだ。日本海側と太平洋側、大都市と地方など、あらゆる格差の解消に努めたい」と訴えた。
夕方には、坂井市春江町のショッピングセンター前で、若泉氏を推薦する国民新党の糸川正晃衆院議員と演説。降りしきる雨の中、マイクを握り声をからした。
◆選挙カー下りて握手 松村陣営
午前八時に福井市の選挙事務所を出発した松村氏は、稲田朋美衆院議員を伴い福井市南部を回った。時折、選挙カーから下車しては住民と握手を交わした。
午後は高木毅衆院議員が同乗し、越前町内を巡回。町朝日生涯学習センター前では、応援演説を予定した伊吹文明・文部科学相が台風の影響で合流できず、松村氏と高木氏、関敬信町長がマイクを握った。
松村氏は「民主党は財源の伴わない政策を打ち出し、毒針で有権者をひっかけようとする。私は皆さんの抱える課題に全力で取り組みたい」と決意を述べた。夜は同町と福井市越廼地区で演説会を開き、政策を訴えた。
◆“敦賀の人”をアピール 山田陣営
敦賀市内を回った山田氏は午前八時、薄青の半袖シャツに灰色のスラックス姿で、JR敦賀駅に登場。街頭演説をした後、市内の商店街やショッピングセンターなどの周辺で、支持を訴えた。
同市松原町の松原団地前の演説では「父親は敦賀市出身」と述べ、“地元の人”をアピール。増税や憲法改正への反対のほか、年金問題に積極的に取り組む姿勢も示した。部屋の窓から手を振る有権者の姿を見かけると「よろしくお願いします」と笑顔で返していた。
この日は、台風4号の影響で、夕方に訪れる予定だった地区の催しがキャンセルに。空いた時間は選挙カーでの巡回などに充てた。
311
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/16(月) 13:54:20
【参院選2007 石川ニュース】
自民・中川氏VS民主・鳩山氏 幹事長 南加賀で激突
2007年7月15日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/ishikawa/CK2007071502032752.html
与野党幹事長が南加賀で火花−。自民党の中川秀直幹事長と民主党の鳩山由紀夫幹事長が十四日、参院選石川選挙区応援で石川県入り。加賀市の四カ所で矢田富郎候補らと街宣に立った中川氏が、民主の小沢一郎代表を痛烈に批判すれば、野々市町の二カ所で一川保夫候補とともに街宣した鳩山氏は、相次ぐ不祥事の矛先を自民に向けた。
支持者に語りかけ、握手を交わす鳩山由紀夫民主党幹事長=14日、石川県野々市町で
『与野党逆転の夏に』
野々市の街宣で強調
鳩山氏は野々市町役場前の街宣で、雨の中集まった大勢の支持者に「粟(貴章)町長を支える力。そして小沢代表が最も信頼を置く一川さんに支援を」と訴えた。
拍手に迎えられ、ピンクのジャケットとクールビズ姿で登場した鳩山氏。年金記録不備や閣僚の辞任、失言、事務所費問題などを「不祥事七点セット」と例え、「与野党逆転の夏にしよう」と強調した。
街宣後は聴衆から握手攻めに遭い、記念撮影や著書へのサインも求められる人気ぶりだった。
支持を訴え、拳を突き上げる中川秀直自民党幹事長=14日、石川県加賀市で
『改革を継承し発展』
加賀で支援呼びかけ
中川氏はJA加賀本店での街宣で「改革路線をしっかり継承し発展させる」と力説し「そのためにも石川を熟知している矢田候補に大きな力を」と支援を呼び掛けた。
参院選で負けたら政界を引退する意向を示した小沢民主党代表には「経済の発展、政治の安定のため、今度こそ政界を引退してもらおう」と述べ、聴衆を沸かせた。
公明党比例代表の魚住裕一郎候補もマイクを握った。
中川氏は加賀市の選対事務所を激励し、病院や老健施設前でも街宣、入所者や職員と握手した。
312
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/16(月) 21:54:23
参院選候補者ら遊説を中止、新潟3市村は投票所閉鎖
2007年07月16日21時40分
http://www.asahi.com/politics/update/0716/TKY200707160464.html
地震は29日に投開票される参院選にも影響を及ぼした。新潟選挙区の候補者たちは16日午後に予定していた遊説を中止。被害が大きい柏崎市に入った候補者も相次いだ。
民主現職の森ゆうこ氏は、もともと応援に来る予定だった鳩山由紀夫幹事長や事務所スタッフとともに車で現地入り。水やタオル、救急箱、おにぎりなどを持参したという。自民新顔の塚田一郎氏、共産新顔の武田勝利氏も柏崎市に向かった。社民新顔の山本亜希子氏はこの日の遊説活動を中止。いずれの候補も17日の遊説は中止する予定だという。
また、新潟県選管によると、柏崎市、上越市、刈羽村の期日前投票所は地震直後、すべて閉鎖された。上越市の16カ所、刈羽村の1カ所は17日以降、状況を見て再開する。柏崎市の3カ所は地震後間もなく再開されたが、うち高柳町事務所と西山町事務所は、17日から当面閉鎖する。このほか燕市内のポスター掲示場が破損する被害があったという。
313
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/17(火) 09:49:30
参院選候補 続々被災地入り 讀賣新潟
29日投開票の参院選に主要政党から立候補している5人も、選挙運動の日程変更を余儀なくされた。
社民党の山本亜希子候補(31)は、地震発生時は、新発田市内で演説中だった。被害状況を把握するため、以降の移動は取りやめ、同市内にとどまった。
自民党の塚田一郎候補(43)は新潟市中央区の古町商店街を練り歩いて顔を売り込む予定だったがキャンセル。被害状況調査のため柏崎市に向かった。
共産党の武田勝利候補(43)は、神林村から新発田市へ移動中だったが、そのまま県庁に向かって情報収集。さらにその後、柏崎市へ向かった。
民主党の黒岩宇洋候補(40)は午後、新潟市中央区の万代シテイで音楽イベントに参加する予定だったが、キャンセルして南魚沼市から柏崎市入り。
同党の森裕子候補(51)は鳩山幹事長と新潟市内で支持を呼びかける予定だったが、幹事長を乗せた新幹線がストップ。森候補は被災地に向かった。
(2007年7月17日 読売新聞)
314
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/17(火) 09:50:12
参院選3陣営 地震に早い反応 讀賣富山
新潟県中越沖地震を受け、参院選富山選挙区(改選定数1)の3陣営は、有権者への電話作戦を中止するなど、素早い対応を見せた。
地震発生時に、県東部にいた自民現職の野上浩太郎候補(40)(公明推薦)は、その後の街頭演説で「被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます」と述べた。選対幹部は「(新潟は)隣県で、親類や知人がいる人も多いから」と説明した。
小矢部、射水両市などを回った共産新人の泉野和之候補(50)も、街頭演説で地震について触れ、被災者を気遣った。射水市内での演説後には、女性支持者の1人が「大変な被害よ」と駆け寄って訴え、泉野候補が耳を傾ける場面も見られた。
民主、社民、国民新が推薦する無所属新人の森田高候補(39)陣営では地震直後に運動員の電話作戦を中止。「親類が地震のことで電話してきたのかと思ったら、選挙か」と苦情が出たため。選対幹部は「政府が災害対策をアピールすれば与党側に有利」と警戒する。
(2007年7月17日 読売新聞)
315
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/17(火) 09:50:37
<参院選>総論!各論! 候補のことば
下 −地域振興− 讀賣石川
衆院に小選挙区が導入されて以降、同じ党内で議席を競うことが減り、国政選挙は政党主導が色濃くなった。2005年の郵政選挙に登場した「刺客」は、“党営選挙”の代名詞ともいえる。中央と地方には「格差」または「格差の意識」は明らかに存在し、地域振興の名でパイプと財布に期待を寄せる有権者は多い。石川から国政を目指す主要3候補。政権選択選挙の今回、地域問題で何を語っているのか――。最終回は地域振興策から入る。
矢田 交通網の整備は重要。北陸新幹線の開業は1日でも早く実現しなければならない。能越自動車道や小松白川連絡道路の整備にも取り組む。
一川 北陸新幹線はもっと早く整備すべきだった。自民党の怠慢だ。併せて小松・能登両空港の利活用策も必要になる。能登有料道路、川北大橋有料道路は無料化し、県内の格差を解消する。
近松 新幹線の早期開業は共産党も賛成の立場だが、在来線も県民の足として確保します。矢田さんは交通アクセス網の整備を訴えるが、これ以上の道路整備は不必要だ。
――新幹線の影響、余波への考え方に違いはあれ、早期開業を目指す姿勢は同じ。
近松 輪島塗や加賀友禅など伝統産業の後継者が技術を習得する期間の生活を金銭的に保障。販路開拓を国や自治体が支援する。
一川 やはり九谷焼など地場産業を再生するのが地域活性化のベースだ。
矢田 農林業、水産業どれも基幹産業だ。石川の農産物は、ナシやブドウなどどこに出しても恥ずかしくない。
一川 農業では、生産費と市場価格の差額を農家に支給する戸別所得補償制度を導入する。地場産業に求められる対策は、どれも共通しており、技術開発、後継者育成、販路開拓に総合的に対応する。
矢田 生産者の安定を図るためには、県産品のブランド化が大切。関東などの大市場に売り込むために行政のバックアップが求められる。
近松 農産物の価格と、農家の所得補償を柱にした支援態勢を整える。息の長い支援をしていくことが重要です。
――県民の視線で願う振興策のポリシーに違いはない。
近松 産業の集積で、県外資本の誘致に力を入れては、意味がない。地元の企業育成に力を入れる。
一川 基本は地方分権だ。大型プロジェクトに依存する時代は終わった。補助金の配分を省庁がコントロールせずにまとめて交付する仕組みを作る。
矢田 産業の集積、伝統ある文化の振興で魅力ある都市圏を構築していくことが必要だ。
――最後に、参院選候補らしく国を問うてもらう。国民投票法が成立、3年後に施行され、憲法改正の原案の提出や審査が可能になる。当選すれば国家基幹の課題で判断を求められる立場に立つことも考えられる。
近松 憲法改悪に反対です。「戦争しない」「軍隊はもたない」と決めた憲法9条は海外での戦争の最大の歯止め。明文改憲も解釈改憲も9条改定が目的にある。
矢田 憲法施行から60年が経過し、時代に合わない部分がある。じっくり議論して改正を考える必要がある。
一川 自由闊達(かったつ)な憲法論議を行い、国会では慎重かつ積極的に対応する。
矢田 9条1項は堅持すべきだが、2項は自衛隊の存在と矛盾している。自衛権と自衛力を書き込むべきで、文民統制の歯止めも必要と思う。
一川 書き込まなくても良い。自衛権は自然権としてあり、集団的自衛権とか個別的自衛権の議論は危険性がある。国連で協議し、決まったことに協力する形で良い。
(おわり)
この連載は、足利浩一郎、小泉朋子、蒔田一彦が担当しました。
(2007年7月17日 読売新聞)
316
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/18(水) 08:48:02
参院選 黒岩、塚田候補が横一線
森候補が激しく追う 讀賣新潟
読売新聞社は14日から16日にかけて全国一斉の世論調査を行い、これに県内取材網の分析を加えて新潟選挙区(改選定数2)の情勢を探った。民主現職の黒岩宇洋候補(40)と自民新人の塚田一郎候補(43)=公明推薦=が激しいトップ争いを演じ、民主現職の森裕子候補(51)=国民新党推薦=がわずかの差で2候補を追う。社民新人の山本亜希子(31)、共産新人の武田勝利(43)の2候補は苦戦している。ただ、有権者の4割以上が意中の候補をまだ決めておらず、29日の投票日まで情勢が変化する可能性も高く、各陣営の浮動層への働きかけが終盤に向けての焦点となる。
黒岩候補は、連合新潟の支持を足がかりに勤労者層の3割を固めた模様。民主支持層の4割に浸透している。党所属の国会議員や地方議員が応援し、民主の「顔」として売り込んだ成果と見られる。年金問題を切実にとらえる50、60歳代での支持も厚い。
塚田候補は、自民支持層の6割近くを固めた。今回は自民が公認を1人に絞った結果、党県議団が一丸となって応援する態勢が整った。公明党も組織を挙げて支援し、同党支持層の5割に浸透した。農林水産、商工サービス業に強く、女性からも支持を得ている。
森候補は、党の小沢代表や鳩山幹事長の応援を受け、民主支持層の3割近くに浸透した。県内最大の票田・新潟市でも有権者の2割の支持を受けている。田中真紀子衆院議員の応援も得て、子育て支援政策をアピールするものの、女性票の取り込みが課題。
山本候補は、社民支持層の5割近くを固めた。年金問題や憲法改正反対で政権批判を前面に押し出すが、安倍内閣に批判的な有権者への浸透では、民主党の2候補に水をあけられている。地域別では、市議を務めていた新潟市で比較的健闘している。
武田候補は、共産支持層の6割を手堅く固めた。憲法改正や消費税増税への反対で与党との対決姿勢を強調しつつ、憲法への対応を明確にしない民主にも批判の矛先を向けて「自・民」対決の構図に割り込みを図るが、他党支持層への浸透には至っていない。
(2007年7月18日 読売新聞)
317
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/18(水) 08:49:16
若泉氏、無党派にも浸透 松村氏、自民7割固める 本社世論調査
「投票に必ず行く」71% 参院選2007 讀賣福井
29日投開票の参院選を前に、読売新聞が14日から16日にかけて実施した世論調査で、福井選挙区(改選定数1)の情勢は、これまでの取材も加味した結果、民主新人の若泉征三候補(61)と自民現職の松村龍二候補(69)が激しく競り合い、共産新人の山田和雄候補(40)が追う展開となっている。ただ、調査時点では、約3割の有権者が投票する候補を明らかにしておらず、情勢はなお流動的だ。
県内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した1109世帯のうち、783人から回答(回答率70・6%)を得た。
◇福井選挙区◇
若泉候補は民主支持層の8割強をまとめた。自民、公明支持層にもそれぞれ1割近く食い込み、「支持政党なし」の無党派層からも3割近くの支持を集めている。南越と嶺南地域でよく浸透し、30〜50歳代の「働き盛り」世代で先行。職業別では管理専門職の支持が半数を超えた。
松村候補は自民支持層の7割を固めた。福井市や町部の4割近くを集め、60歳代以上の支持が厚い。職業別では農林水産業の6割と商工サービス業、主婦の4割近くを取り込んでいる。選挙協力している公明支持層の3分の1が態度を明らかにしておらず、動向が注目される。
山田候補は、共産支持層の6割強をまとめた。無党派層や内閣不支持層の支持も比較的高い。職業別では事務技術職や労務サービス職に浸透している。
◇政党支持率◇
自民が40・1%で、2005年の衆院選前の世論調査に比べて約10ポイント低下。民主は24・6%で、8ポイント余り上昇した。そのほか公明2・8%、共産1・8%、社民1・5%。国民新と新党日本は1%を割った。
「支持政党なし」は22%。20歳代では46%、30、40歳代でも3割を超えた。
◇内閣支持率◇
県内の安倍内閣の支持率は34・7%で、全国平均の27・9%を上回った。ただ、公明支持層では59・1%、自民支持層でも70・4%にとどまっている。
「支持しない」としたのは41・3%。無党派層では約6割に上る。20歳代の6割、30、40歳代でも約5割が不支持を鮮明にした。
◇関心度◇
参院選に「関心がある」と答えた人は、「大いに」「多少は」を合わせて74%で、04年の前回参院選前の世論調査から14ポイント上昇した。ただ、男性は約8割が関心があるとしたが、女性は68%、20歳代は52%にとどまった。
支持政党別で見ると、最も関心が高いのは公明支持層の86%。民主支持層は85%、自民支持層は77%で、ともに04年を約10ポイント上回っている。
◇投票意欲◇
「必ず行く」としたのは71%で、「なるべく行く」23%を合わせると、9割以上に達した。
(2007年7月18日 読売新聞)
318
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/18(水) 08:57:52
参院選 現職2氏が票固め
本社世論調査(上) 比例は民主優位 讀賣長野
自民党、民主党の現職候補が議席維持へ優位な戦い――。読売新聞社が今月14〜16日に実施した参院選の世論調査によると、長野選挙区(改選定数2)は、自民、民主両党の現職2候補が、共産、社民の新人2候補をリードする形になっている。トップ争いは、民主党の羽田雄一郎候補が一歩抜けだし、自民党の吉田博美候補が追う展開。共産党の中野早苗候補と社民党の中川博司候補も巻き返しを図る。ただ、有権者の3割は、投票する候補者をまだ決めておらず、無党派層の動きを含め、情勢は予断を許さない。
■選挙区
羽田候補は、東信、中信両地方を中心に県内全域で優位に戦いを進めている。すでに民主党支持層の約8割を固め、無党派層の約3割も取り込んだ。すべての年代で3〜4割の支持を集めた上、男性の約半数が支持している。商工サービス業からの支持が多い。
2001年の選挙でトップ当選の吉田候補は追う立場になった。自民、公明両党支持層の7割近くを固め、地元の南信地方を手堅くまとめている。ただ、無党派層への浸透は今ひとつ。60歳代以上の支持を集めているほか、農林水産業者からの支持が多い。
唯一の女性候補である中野候補は、すでに共産党支持層の7割強を固めているほか、開業医や弁護士など自由業から高い支持を得ている。北信地方で支持を集めているが、ほかの地方での支持拡大が課題となっている。20歳代と50〜60歳代に浸透している。
党の退潮に歯止めをかけたい中川候補だが、社民党支持層の5割を固めるにとどまっている。無党派層への浸透も課題だ。地元の中信地方を中心に、都市部で一定の支持を集めているが、町村部では伸び悩んでいる。30歳代の支持を比較的多く集めている。
一方、まだ投票する候補を決めていない有権者は30・6%で、2004年参院選当時より16ポイント減少。20〜40歳代で30%を超えているほか、無党派層は約半数が態度を決めていない。若年層や無党派層の動向が、選挙戦の結果を左右しそうだ。
■比例選
民主党がリードし、自民党が追う展開となっている。これに公明、共産、社民などが続いている。約2割の有権者が、まだ投票する政党を決めておらず、各党による獲得合戦が激しくなりそうだ。民主は、都市部から町村部まで、県内全域で浸透している。年代別では、20歳代と50〜60歳代で4割を超える支持を得ている。民主党支持層の8割を固め、自民党支持層の1割にも浸透。無党派層の取り込みも進んでいる。
自民は、70歳代以上の高齢者層や、農林水産業者の間で高い支持を集めているが、自民党支持層の6割強しか固められておらず、足元に不安を抱えた状態。
公明党は、党支持層をほぼ固めきっている。共産、社民両党は、党支持層の3分の2程度を固めるにとどまっている。
田中康夫前知事が党首を務める新党日本は、人口10万人未満の小都市を中心に、一定の支持を得ている。
■内閣
安倍内閣を「支持する」は23・8%、「支持しない」は58%で、不支持が支持を大きく上回った。参院選公示後も、年金の記録漏れや「政治とカネ」などの問題による与党への逆風が続いていると見られる。
地域別の不支持率は、全域で50%台となり、特に北信、東信両地方では60%に迫る勢いだった。長野市と人口10万以上の市部では60%を超えている。
「支持しない」は男性で66・6%に上り、女性の49・9%を大きく上回った。年代別では、50歳代で68・8%に上った。20〜30歳代の若者層でも60%を超えている。
支持政党別で見ると、「支持する」は、自民で69・3%、連立を組む公明で62・5%だった。
(2007年7月18日 読売新聞)
319
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/19(木) 03:04:11
「自民は廃棄」…田中真紀子、震災地・新潟で大毒舌
安倍は政治家でなく“お世辞家”
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071810.html
相変わらずの毒舌で安倍首相らをメッタ切りする田中真紀子氏
田中真紀子元外相(63)が17日夜、大地震の余波が残る新潟で、宿敵・自民党攻撃を再開した。参院選で逆風にあえぐ安倍晋三首相をはじめ、政権奪取に協力しながら切り捨てられた小泉純一郎前首相らをメッタ切り。各種世論調査で、野党陣営の躍進が伝えられる中、真紀子節のボルテージも上がってきたようだ。
父、田中角栄元首相の墓も倒れた新潟県中越沖地震の翌日、真紀子氏が登場したのは、震源に近い柏崎市から約60キロ離れた三条市の県央地場産業振興センターだった。
新潟選挙区(改選2)は、自民党新人の塚田一郎氏(43)と民主党現職の黒岩宇洋氏(40)が競り合い、これに同党現職の森裕子氏(51)が猛追する展開。
真紀子氏の講演は森氏の集会で行われたもので、同氏へのテコ入れを狙ったものだ。
その真紀子は、まず地震に関して「私も(科技庁長官時代の)1995年に阪神大震災に遭遇しました。そのとき、政府は『避難所のトイレと水が最優先事項』と学習したはずなのに、まったく変わっていません」と、政府の対応のマズさを批判。
地震当日、長崎での選挙遊説を切り上げて新潟入りし、危機管理意識の高さをアピールした安倍首相に対しても痛烈なパンチを放った。
東大時代に首相の家庭教師を務めた自民党衆院議員から聞いたとして、「(首相は)本当に勉強嫌いで、頭が悪かったそうです。彼は『あれだけ教えれば、どんなにバカでも慶応くらいは入れたはず』といまだに悔やんでいます」と真偽不明の話を暴露。
そのうえで、「首相は政治家ではなく、官僚や周囲を取り繕うのが得意な“お世辞家”。そんな人を総理大臣にしてしまった」と嘆いてみせた。
安倍内閣の支持率急落を受け、再登板説が浮上している小泉氏についても、「アイツは任侠(にんきょう)です。みなさん、任侠って知っていますか? ヤクザと一緒で怖いんですよ。必要なくなったらバッサリ切り捨てる」と、内閣と自民党を追い出された自らを重ねて恨み節を連発。
小泉氏が昨年7月の訪米中、大ファンという米国の人気歌手、エルビス・プレスリーのまねをしたことも、「世界中の恥。知り合いのオランダ人も『本当に日本の首相なのか?』とあきれていた」と語った。
結局、1時間半の持ち時間中、真紀子氏は毒舌を吐きまくり、終了間際にようやく「投票用紙には『モリ』と書いてくださいね。『ザル』じゃありませんよ」と、シャレを交えて候補者をアピール。「自民党は田中角栄までは良かったが、いまはミートホープや段ボール肉まんと一緒。皆さんで一気に廃棄処分しましょう!」と締めくくった。
正直、やや食傷気味になりそうなぐらいキツイ政権批判の連発だったが、参加者の多くが「面白かった」「素晴らしい」と笑顔で会場を後にしていくあたり、自民党への逆風はかなり深刻なようだ。
320
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/19(木) 08:11:41
参院選「関心ある」は78%、3年前を11ポイント上回る
「投票必ず行く」は76%、本紙世論調査 讀賣新潟
読売新聞社が14日から16日にかけて行った全国世論調査で、29日投開票の参院選に「関心がある」とした県内有権者は78%に達し、2004年の前回参院選と比較して11ポイント高くなっていた。ただ、投票に「必ず行く」と答えた人は76%と前回(79%)をやや下回っており、今春の統一地方選による「選挙疲れ」から投票率が前回の63・25%に届かない可能性もある。
参院選に「関心がある」は、「大いに」58%、「多少は」20%。3年前との比較では「大いに」が19ポイント増え、「多少は」が8ポイント減った。関心の度合いが強まり、「多少は」から「大いに」にシフトした有権者が多かったと見られる。
支持政党別に見ると、主要7政党の中で最も低いのは、自民支持層の77%。公明、共産、社民の支持層は80%台、民主支持層は92%に上った。国民新党と新党日本は100%。無党派層は64%で、前回より15ポイントアップした。
(2007年7月19日 読売新聞)
322
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/19(木) 08:23:22
参院選「関心ある」8割超 本社世論調査
「必ず投票」76% 讀賣長野
参院選への有権者の関心は2004年の前回に比べて大幅に上昇したことが、読売新聞社が14〜16日に実施した世論調査によって明らかになった。「関心がある」のは8割以上。ただ、「必ず投票に行く」と答えたのは前回並みにとどまった。
■関心度
参院選への関心は、「大いにある」(57%)「多少はある」(25%)を合わせて「ある」が82%と、前回を18ポイントも上回った。郵政民営化関連法案をめぐり、造反組への“刺客”候補が話題を呼んだ05年衆院選(86%)と肩を並べるほどの高さとなった。
年齢が高くなるにつれて関心が増す傾向が見られる。60歳代では92%に達し、年代別で最高だった。最も低い20歳代でも56%と半数を超え、前回(43%)より伸びている。
「支持政党なし」と答えた人でも74%と、「無党派層」も関心を寄せていることが分かった。
男女別では、男性が84%と、女性の79%を上回った。
■投票
投票に「必ず行く」と答えたのは76%で、前回と同じだった。「なるべく行く」も20%で、両者を合わせると9割以上になる。一方、「たぶん行かない」「行かない」は合わせてもわずか3%しかなかった。
「必ず行く」は、20歳代が47%と低かったが、40歳代以上ではいずれも7割を超えており、60歳代は86%と最も高かった。支持政党別で見ると、公明が92%で最高。これに社民(86%)、共産(85%)、民主(81%)が続き、最も低い自民でも80%に達した。「支持政党なし」も65%だった。
■村井知事支持44%
今回の世論調査で、読売新聞社は各都道府県知事の支持率も併せて調べた。村井知事の支持率は44%と、不支持の35%を上回った。
他の知事の支持率と比べると、全国平均より9・5ポイント低かった。47都道府県のうち7番目に低い結果となった。
支持は60歳代と70歳代以上で、いずれも49%と高かったが、40歳代では不支持(41%)が支持(38%)を上回った。20歳代と50歳代では支持と不支持がほぼ拮抗(きっこう)している。
また、性別でみると、支持するとしたのは男性(47%)の方が女性(40%)よりも高かった。
支持政党で見ると、昨年8月の知事選で県組織が推薦を出した自民(63%)と公明(67%)で高くなっている。民主は41%にとどまった。田中康夫前知事を支援した共産は支持が13%なのに対し、不支持が73%と大きく上回った。
中信地方で約5割が支持と答え、最も高かった。ほかの地方は4割前後だった。
職業別では、農林水産業の49%が最も高い。
(2007年7月19日 読売新聞)
323
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/19(木) 22:51:38
「公平・公正な対応を」連合富山が抗議文
2007年07月18日 朝日富山
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/toyama/TKY200707180430.html
連合富山(草嶋安治会長)は17日、石井隆一知事に、参院選で公平、公正な対応をするように申し入れた。石井知事が15日に、参院選富山選挙区(改選数1)に立候補した自民現職で公明推薦の野上浩太郎氏の女性総決起大会に出席したことなどに対し、抗議するもの。石井知事は04年の知事選で自民、民主、公明、社民推薦の4党相乗りで初当選した。来秋に知事選を控え、参院選の選挙戦での石井知事の行動も注目される。
申し入れの文書はこの日、連合富山の幹部らが、富山市の石井隆一知事の後援会事務所を訪れて提出した。
連合富山は、04年の知事選の告示前に、当時立候補予定者だった石井知事と、「全県民的立場に立った県政の推進」などを掲げた政策協定を結んだ。
文書は石井知事の行動に対して「極めて問題と言わざるを得ない」と強く抗議。知事選の政策協定に触れ、「公正無私の立場」で対応するよう求めている。
◇
石井知事が出席したのは、15日に富山市内で開かれた野上氏の女性総決起大会。あいさつで石井知事は「万々一、野上氏が当選できなかったら、富山県には本当にもったいない」などと話した。
野上氏の陣営によると、知事サイドから「何か機会があれば出席したい」との申し出があったという。野上氏の選対幹部は「有権者の支持を得て(県議会の)最大会派になっている自民を、知事はそれだけ評価しているということではないか」と話す。
一方、民主、社民、国民新党が推薦する無所属新顔、森田高氏の陣営は「不偏不党の立場で行動すべきなのに」と不快感を示す。石井知事に、公示日の出陣式の招待状を送ったが、特に反応は無かったという。陣営のある幹部は「来年の知事選を考え、自民公認候補を応援した方が有利と判断したのでは」と話す。
共産新顔の泉野和之氏の陣営も、知事の行動に批判的だ。陣営幹部の1人は「知事が選挙時に、立場上、特定の候補者の応援に踏み込むべきではなかったのではないか。疑問はある」と話している。
◇
石井知事は大会への出席について、大会後に「野上氏には、都市と地方の格差是正、北陸新幹線のことで大変お世話になっている。政党というより、個人として、これからも頑張って欲しいという感謝の気持ち」と説明した。
324
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/19(木) 22:54:34
3陣営、県都で遊説 地道に票の掘り起こし
2007年07月16日 朝日石川
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/ishikawa/OSK200707160100.html
「金沢のみなさま、お休みのところ、おじゃまいたします」
参院選石川選挙区(改選数1)で、公示後初めての日曜日となった15日、主な候補者はそれぞれ県都・金沢市内を中心に選挙活動を展開した。この日は党幹部や大臣経験者など県外著名人の県内入りはなく、各陣営は住宅街などを選挙カーでまわり、地道な票の掘り起こしに励んだ。
自民の矢田富郎候補(57)は、同市不動寺町から遊説をスタート。地元国会議員らを携え、同市北部から中心部にかけてくまなくまわった。「国、県、市が強いパイプを築かなければ、経済の発展はない」と地元県議が訴えると、矢田候補は年金問題について「安倍首相が解決策をつくってくれた。ぜひ自民党に任せてほしい」と支持者に握手してまわった。
民主の一川保夫候補(65)は、午前はかほく市や津幡町など矢田候補の地盤で選挙カーを走らせ、午後は金沢市内に。JR森本駅前での演説では年金のほか、農業問題や食糧政策に多くの時間を割き、「民主党にぜひ一度政権運営させてほしい」と訴えた。陣営幹部は「有名人を呼ぶ空中戦もいいが、地上戦で名前を浸透させることも重要」と狙いを語った。
共産の近松美喜子候補(53)は終日、金沢市中心部のスーパーなどで小刻みに街頭演説を繰り返した。同市香林坊のアトリオ前での街頭演説では、「定率減税の廃止などで増税した分が大企業減税で相殺されている」と現在の税制度を批判。子育てをしやすい環境づくりや憲法改正反対などにも触れ、買い物客や観光客に支持を呼びかけた。
325
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/19(木) 22:55:46
初の週末 3党幹部、熱い訴え
2007年07月15日 朝日福井
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/fukui/OSK200707150052.html
参院選の公示後初の週末となった14日、福井選挙区(改選数1)に立候補している3陣営の政党幹部が相次いで来県し、支持を訴えた。全国での勝敗を大きく左右する「1人区」とあって、候補者とともに熱弁を振るった。
街頭演説で支持を呼びかける民主党・鳩山由紀夫幹事長=敦賀市白銀町で
松村氏の演説会で演説する自民党の中川秀直幹事長=福井市美山町で
応援の街頭演説をする穀田恵二・共産党衆院国対委員長=福井市中央1丁目で
民主の新顔、若泉征三氏は正午ごろから、敦賀市白銀町の選挙事務所前で民主党の鳩山由紀夫幹事長らと演説会を開いた。鳩山氏は「安倍首相は年金の問題を知りながら放置していた。年金の安心を保証させていただくためには、安倍政権に信任を与えることは絶対になさってはならない」と訴え、商店街で演説を聴いていた支持者らと握手をして回った。
若泉氏は演説会の前、福井選挙区で同氏を推薦した国民新党の糸川正晃・副幹事長らと記者会見を開いた。糸川氏は若泉氏に推薦状を手渡し、「自民党、公明党の過半数割れでは一致してやっていかねばならない。同じ波、風の中におりますので推薦を出させて頂いた」と述べた。
若泉氏は午後、敦賀駅前などで年金の最低保障の必要などを訴えた。
自民の現職、松村龍二氏は正午過ぎから福井市美山町で個人演説会を開いた。同党の中川秀直幹事長が応援に駆けつけ、山崎正昭・同党県連会長や公明党県本部の石橋壮一郎代表らも出席した。
中川幹事長は年金問題について「大切なのは批判でなく、素早い行動。本当に社会保険庁の解体なくして年金問題の本質的な解決はない」と述べた。また公務員制度改革について「お役所体質を一掃し、本当の地方分権国家にしていく。必ずやり遂げる、次期通常国会にそのための法律を与党として提出する」と話した。
松村氏については「誠実で本当にまじめな方、改革を実行する自民党の参議院の要になる人だ」と支援を訴えた。
演説会後、松村氏は池田町や越前市で演説した。
共産の新顔、山田和雄氏は、来県した穀田恵二・党衆院国対委員長らと午後5時ごろから、福井市中央1丁目のデパート前で街頭演説をした。
穀田氏は赤城農水相の事務所経費問題について「社会保険庁は、30年前だろうと保険料の領収書を持ってこいという。庶民には領収書を持ってこいと言いながら、政治家はなぜ公開できないのか」と厳しく批判した。また「今度の選挙は、大企業・財界と国民のどちらに軸足を置くのか、という政治のありようが問われている。他党のように企業から政治献金をもらっていない共産党だからこそ、大企業に負担を求めることができる」と述べた。
山田氏は午前中から鯖江市や池田町、越前市などを回り、格差問題や雇用の安定、増税反対などを訴えた。
326
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/20(金) 09:49:16
参院選公示1週間、大物来県し熱気上昇 讀賣富山
参院選は19日、公示から1週間が過ぎ、富山選挙区(改選定数1)の各陣営は、閣僚や党の大物を応援弁士として投入。後半戦に向け熱気が上がっている。
◇麻生外相が応援◇
19日、自民現職の野上浩太郎候補(40)(公明推薦)の応援に訪れたのは、麻生太郎外相。富山市内のホテルで、「6年前に来たときは正直、若造だと思ったが、この6年で伸びた。前回同様に圧勝させてもらいたい」と、歯にきぬ着せぬ“麻生節”を交え、支援を求めた。
麻生外相は、「県内でも人気の高い政治家」(選対幹部)といい、富山市内のショッピングセンター前などでも街頭演説し、無党派層へアピールした。
◇共産は国対委員長◇
共産新人の泉野和之候補(50)は、富山市役所前で街頭演説をスタート。五福地区や、同市婦中町のショッピングセンターなど、人が集まる場所を重点的に回った。午後は、同市北部を回り、夜の個人演説会でも、北部の岩瀬地区などで政策を訴えた。
14日には穀田恵二・党国対委員長が県内入りしており、党の県議らと連携しながら、政策をPR。「比例は共産党。選挙区は私、泉野」と、比例選への呼びかけにも力を入れる。
◇菅代表代行が激励◇
民主、社民、国民新推薦の無所属新人、森田高候補(39)は、19日夜に射水市内で開いた個人演説会に、菅直人・民主党代表代行を招いた。公示後、民主党の大物が来県するのは初めて。菅代表代行は、「与野党逆転は、富山で森田さんが勝つかどうかにかかっている」と激励した。
22日には羽田孜・元首相が応援に来県する予定だ。国民新の綿貫代表については、来週前半に来県する方向で調整しており、保守層の切り崩しを狙っている。
(2007年7月20日 読売新聞)
327
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/20(金) 21:09:12
【参院選2007 福井ニュース】
1議席めぐり各党白熱 党幹部ら続々来県
2007年7月19日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/fukui/CK2007071902033818.html
参院選の公示から七日目を迎えた十八日、自民、民主両党幹部が県内入りし、福井選挙区に立候補したそれぞれの公認候補への支持を呼び掛けた。自民現職に民主と共産の新人が挑む三つどもえ構図の中、続々と幹部が応援に訪れ、選挙戦は一層、熱を帯びてきた。
自民現職への支援を訴える麻生太郎外相=福井市の福井西武前で
◆新幹線整備で持論訴え 自民・麻生外相
麻生太郎外相は同日夕、福井市中央一丁目の福井西武前で稲田朋美衆院議員とともに街頭演説した。「小泉、安倍と続く改革の流れを止めてはいけない」と自民現職への支持を訴えた。
「福井(の情勢)がしんどいと聞いてやって来た」と切り出した麻生氏は、参院選の勝敗と国内景気の関連性を指摘。「橋本内閣が退いた九年前も、宇野内閣が大敗した十八年前も、選挙後に株価は大きく下がった」と独自の理論を展開し、今回の選挙の意義を強調した。
北陸新幹線については、東海道新幹線の代替機能の重要性に触れ「福井までとは言わず、大阪まで伸ばす発想が必要だ」とかねて主張してきた持論を訴えた。
演説後は嶺南で現職の候補者と合流、個人演説会場でマイクを握った。
街頭で握手を交わし支持を呼び掛ける岡田克也副代表=勝山市元町1丁目で
◆定率減税廃止を批判 民主・岡田副代表
民主党の岡田克也副代表は勝山市で、党公認の新人候補とともに、街頭演説や個人演説会で支持を呼び掛けた。
岡田副代表は同市元町一丁目のショッピングセンター前で「福井選挙区は党にとって最重点区の一つ。党を挙げて一丸で戦っている。今回の選挙では、安倍政権に任せておいていいのかという、政権の妥当性が問われている」と指摘した。
その上で「二年前の総選挙を思い出してほしい。自民党の公約では、サラリーマン増税をしないと約束していた。なのに定率減税を廃止した。約束を果たすという最低限のことさえ知らない」と批判。年金や農業問題については「具体案を示しているのは民主党。批判はいいが与党は、まず自分の案をつくってもらってからだ」と声に力を込めた。
(参院選取材班)
328
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/20(金) 21:11:07
【参院選2007 石川ニュース】
『支援お願い』北から南から 勝ち抜きへ訴えターン
2007年7月20日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/ishikawa/CK2007072002034236.html
梅雨空を吹き飛ばし、後半戦へダッシュ−。二十日が折り返しの参院選石川選挙区。新人四候補のうち、自民の矢田富郎候補は珠洲市の街宣で声をからせば、民主の一川保夫候補は加賀市から遊説をスタート。自宅で政策を練った共産の近松美喜子候補の選挙カーも加賀市を巡り、石川県内、北から南から、お願いコールが響いた。
矢田候補は雨の中、珠洲市役所横で街頭演説し「皆さんの支援で国政の場に押し上げてほしい」と訴えた。塚崎康彦県議、泉谷満寿裕市長らが次々とマイクを握る中、集まった支持者らに手を振り、握手を繰り返した。この日は終日、奥能登を遊説し、夜は能登町で若林正俊環境相を迎え総決起大会に臨む。
一川候補は加賀市の企業前で“門立ち”した後、山代温泉周辺などを遊説し「人や政党が変わらないと政治は変わらない」と強調。職場集会にも顔を出したほか、大型スーパー前では駆けつけた菅直人民主党代表代行とともに街宣した。午後は地元小松市内を遊説し、夜は四カ所で個人演説会を開く。
近松候補は午前中、後半戦に向け自宅で政策学習に励んだ。午後は陣営の会議で戦略を打ち合わせ、夜は加賀市内で個人演説会に臨む。同市から出発した遊説では、尾西洋子県議がJR大聖寺駅前などで街宣しながら「年金制度、社会保障の立て直しのため共産党に願いを託して」と支持を呼び掛けた。
329
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/20(金) 21:14:17
【参院選2007 富山ニュース】
『関心あり』73.8% 本紙世論調査
2007年7月20日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/toyama/CK2007072002034185.html
公示前比で8.3ポイント上昇
「大いにある」39・6%、「どちらかといえば、ある」34・2%を合わせて73・8%が関心を示し、公示前調査(六月中旬)に比べ8・3ポイント上昇した。「全くない」は8・7%、「どちらかといえば、ない」は16・9%だった。
男性の「関心あり」は77・4%、女性は70・1%。“男高女低”傾向が続いているが、公示前の極端な差はなくなった。
年代別では、三十、四十代の七割、五十代以上の八割以上が「関心あり」と答えたのに対し、二十代は四割にとどまった。
比例歩留まり 自民離れ加速
『自民→未定』も増加
“郵政選挙”で自民が圧勝した二〇〇五年の衆院選で自民に投票した人のうち、今回の参院選比例で自民に投票するのは53・1%で、公示前調査から12・8ポイント低下した。
衆院選で民主に投票した人で、引き続き民主としたのは63・8%で、公示前から0・4ポイント微増となった。
自民→民主は公示前比3・4ポイント増の14・4%で、民主を含め他党へ流れる票は計21・5%。未定は同9・5ポイント増の21・1%だった。
民主→自民も同1・8ポイント増の5・0%いて、他党へは計13・9%が流れている。未定は同2・4ポイント増の17・5%だった。
公明→公明は56・3%、共産→共産は58・3%、社民→社民は57・1%、国民新→国民新は60・0%だった。
衆院選を棄権した有権者は、今回の投票について「決めていない」が55・3%で過半数。政党名を挙げた人では、自民が12・8%、民主はそれを上回る14・9%、国民新は2・1%だった。「分からない・無回答」は14・9%。
支持政党
自民、民主 差縮まる
政党支持率は、自民は公示前の世論調査から1・5ポイント増の33・1%とわずかに回復を見せたが、民主は4・5ポイント増の18・7%で、自民との差を縮めた。「支持政党なし」の無党派は、公示前から10ポイント以上減った。
富山が地元の綿貫民輔氏が代表の国民新は1・1ポイント増。公明は変わらず、共産は微増、社民は微減だった。
男女別では、自民支持は男性32・7%、女性33・5%だったが、民主は男性の21・7%、女性は15・6%で「男高女低」の傾向が続いている。
内閣支持率7.4ポイント減
安倍晋三内閣の支持率は、支持が37・1%で、公示前調査より7・4ポイント減。不支持は1・8ポイント増の53・1%で、引き続き過半数を占めた。
支持政党別では、最も多い無党派の不支持が71・0%で、支持の14・7%の四倍超。自民の81・9%、連立政権の公明が70・0%が支持と答えたのに対し、民主の84・5%、共産の85・7%、社民の72・8%、国民新の81・9%が不支持だった。
男性は不支持60・7%で支持26・7%を圧倒。女性は不支持45・5%、支持41・6%で評価が分かれた。「参院選の投票に行く」と答えた人のうち支持は39・8%、不支持は59・5%だった。
『投票に行く』88.7%男性の9割女性の8割強
実際に投票へ行くかどうかを尋ねたところ「必ず行く」が70・9%、「たぶん行く」を含めると88・7%が「行く」と回答した。「行かない」「たぶん行かない」は合わせても6・9%にとどまった。男性の九割、女性の八割強が「行く」と答えた。
二十代で七割、三十代以上で八割を超え、五十代以上では九割超。年代が高くなるにつれて「行く」と答えた人も多くなった。無党派は69・8%が「行く」とした。
330
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/20(金) 22:30:10
民主・羽田氏がリード 自民・吉田氏も安定
2007年07月20日 朝日長野
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000707200003
朝日新聞社は17、18の両日、県内の有権者を対象に電話による参院選の情勢調査を実施し、取材で得た情報と合わせ、長野選挙区(改選数2)の序盤情勢を探った。4人の候補者のうち、民主現職の羽田雄一郎氏(40)がほかの候補に水をあけている。自民現職の吉田博美氏(58)が安定した戦いぶりで続いている。共産の中野早苗氏(59)、社民の中川博司氏(49)の新顔2人は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は7割に満たず、今後、情勢が変わる可能性もある。
回答者の中で投票態度を明らかにした人を分析すると、羽田氏は、父の羽田孜衆院議員の後援会「千曲会」や連合長野などの支援を受け、地元・上田市を中心とする東信で他候補を引き離している。また、北信や、諏訪・木曽地域でも、優位な戦いを進めている。
民主支持層をほぼまとめたほか、自民支持層の一部からも支持を得ている。無党派層にも浸透し、「支持政党なし」と答えた人の6割程度を取り込んでいる。
吉田氏は、自民所属の国会議員や県議の後援会などを通じた組織選挙を展開。自民支持層の8割近くを固めた。公明の支持層からの支持も高い。地元の松川町を含む南信で優位に立つ。
自民は今回、比例候補を擁する業界団体を通じ、吉田氏への投票の徹底を図らせている。しかし、職業別では、自民支持者の多い農林漁業者層を含め、特に目立った浸透は見られない。
国政5度目の挑戦となる中野氏は、共産支持層の多くをまとめた。唯一の女性候補として、無党派層や女性層への浸透に懸命だが、両層への支持の広がりは見られず、「逆風」とされる与党への批判票の受け皿とはなり得ていない。
国政初挑戦となる中川氏は、社民支持層をほぼ固めているが、最近の選挙の成り行きを握るとされる無党派層に浸透していない。地域別では、地元・松本市を中心とする中信での支持が他の地域に比べてやや高くなっている。
331
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/20(金) 22:43:33
【参院選】 序盤の本社情勢調査
2007年07月20日 朝日石川
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000707200001
安倍政権の実績を強調して自民党候補への支持を求める麻生太郎外相=志賀町高浜町で
≡矢田・一川氏、互角≡
参院選石川選挙区(改選数1)の投開票を29日に控え、朝日新聞社は17、18の両日、県内有権者を対象に電話調査を実施し、調査結果と取材データを総合し、選挙戦序盤の情勢を探った。いずれも新顔同士の対決は、自民公認の矢田富郎候補(57)と民主公認の一川保夫候補(65)が激しく競り合う互角の戦い。共産公認の近松美喜子候補(53)は支持拡大に懸命、無所属の浜崎茂候補(39)は勢いが見られない。ただ、調査時点で約4割の有権者が投票態度を明らかにしておらず、情勢はなお流動的だ。
=近松氏、支持拡大に懸命=
参院選の行方を左右するといわれる1人区。石川選挙区では、矢田、一川両候補の戦いがつばぜり合いの様相だ。
投票態度を明らかにした人を分析すると、支持政党別では矢田候補は、自民支持層の9割をまとめ、推薦を受けた公明支持層の支持も厚い。矢田候補は、県全域を網羅する党組織や関係支持団体をフル稼働させ、自身もくまなくあいさつ回りをこなしている。年金問題などで吹く逆風を和らげようと、安倍首相をはじめ、大臣経験者や党幹部ら応援弁士を県内に次々と呼んでいる。
一方、一川候補も民主支持層の9割をまとめる。候補者選びが全国の1人区で最も遅い6月中旬までずれこみ、出遅れ感が懸念されたが、年金問題などの追い風も味方し、無党派層では過半数近い支持を得るなど、これまでの遅れを取り戻した。前回自民にまわった県議会会派・新進石川の支持も取りつけ、「非自公、非共産」態勢で支持拡大を図っている。
年齢別では、50代以上の矢田候補支持が5割を超える。特に70代以上の女性の割合が高い。一川候補は20代、40代で矢田候補を上回り、30代でも肉薄している。男女別では男性は一川候補、女性は矢田候補の支持が多くなっている。
職業別では、農林漁業者層、主婦層、その他・無職層からの手堅い支持を受ける矢田候補に対し、一川候補は事務・技術職層、自営業層で半数以上をまとめた。製造・サービス従事者層はお互い過半数に届かず、ほぼ互角の支持。
地域別では両候補ともそれぞれの地盤で優位に立っている。津幡町が地盤の矢田候補は能登地域で6割を超える支持がある。一方、小松市が地盤の一川候補は加賀地域で6割近くをまとめている。有権者が多い都市部での浸透が勝負のかぎを握りそうだ。
近松候補は、自民、民主との差を強調し、金沢市を中心に街頭で年金や格差問題を訴えている。共産支持層で支持をまとめ、社民支持層の一部にもくい込んでいる。女性からの人気も比較的高い。しかしほとんどの分野で矢田、一川両候補に大きく水をあけられており、苦戦を強いられている。
浜崎候補は、地元地域でも伸び悩んでおり、勢いは鈍い。
∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞ ∞
=麻生外相が来県=
29日の参院選投開票日まで10日となった19日、麻生太郎外相が来県し、石川選挙区の自民党公認・矢田富郎候補(57)への支持を訴えた。
麻生外相はこの日午前、志賀町文化ホールで開かれた矢田氏の個人演説会に出席。教育基本法をはじめとした教育関連法の改正や防衛庁の省昇格などにふれ、「自民党のかかえてきた多くの問題を確実に片づけてきた」と安倍政権の実績を強調した。
年金問題についても、問題は制度自体ではなく「事務処理の問題」として、「野党が国民の不安をあおっている」と非難した。
また、外相として中国へのコメの輸出などに力を尽くしたことを挙げ「日本のコメはうまくて、安心、安全の付加価値がつき(外国で)高く売れる。日本の農業は変わりつつある」と農業への関心を示し、矢田氏を「農業にも詳しく、県政にも通じている」などと評して支援を求めた。
332
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/20(金) 22:51:10
本社情勢調査 若泉・松村氏競る
2007年07月20日 朝日福井
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000707200004
朝日新聞社は17、18の両日、参院選福井選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報と合わせて総合的に序盤の情勢を探った。民主新顔の若泉征三氏(61)と、自民現職の松村龍二氏(69)が互角の戦いで予断を許さない情勢。共産新顔の山田和雄氏(40)は支持拡大に懸命だ。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は7割ほどで、終盤にかけて情勢が変化する可能性がある。
投票態度を明らかにした人を分析すると、前衆院議員の若泉氏は年金記録の不備問題を前面に訴えるなどし、民主支持層の9割を固め、無党派層の半数以上からも支持を得ている。社民や、推薦を受けた国民新の支持層にも広く浸透している。職業別では製造・サービス従事者層、事務・技術職層の半数をまとめた。
自民支持層への切り崩しを狙うが、農林漁業者層への支持は広がっていない。課題の女性票対策では、女性全体の支持は4割ほどで勢いがみられず、とくに70歳以上で苦戦している。主婦層の支持も半数に届いていない。全体の年齢別では、50代までのほぼ半数を押さえているが、70歳以上への浸透が課題だ。
3期目を目指す松村氏は年金記録をめぐる問題などで、かつてない逆風に危機感を強め、陣営を引き締めている。北陸新幹線の県内延伸を強く訴え、国土交通副大臣を務めた実績などから、自民支持層の8割、公明支持層の大部分を固めるなど基礎票はほぼまとめている。勝敗の鍵を握るとみられる無党派層への浸透は4割程度にとどまっており、広がりがみられないのが課題だ。
職業別では、農林漁業者層に強みを発揮している。自営業者層、主婦層は共にほぼ半数を固めているが、製造・サービス従事者層で伸び悩んでいる。過半数の女性から支持を得ており、全体の年齢別では60代と70歳以上でリードしている。
国政選挙は初挑戦となる元三国町議の山田氏は、格差の是正、年金問題、憲法改正の阻止など与党の政策批判を鮮明にし、共産支持層をほぼ固めている。課題である無党派層への浸透は1割ほどにとどまり、浸透が見られない。
◇
■西川知事、支持率7割超
朝日新聞社は参院選の情勢調査と併せ、県内の有権者に対して2期目がスタートした西川一誠知事を支持するかどうかを聞いた。支持すると答えた人は73%で、04年の前回参院選に調査した時の61%より伸び、高い支持率を維持していることが分かった。
「支持しない」は前回の12%から9%に、「その他・答えない」は前回27%から18%となった。政党別では自民支持層の8割強、民主支持層の7割弱の信任を得た。無党派層からも6割強の支持を集めていた。
年齢別では、各年代とも7割前後の高い支持を得ており、とりわけ70歳以上で8割を超えていた。男女別では、支持すると答えた人は男性が69%、女性が76%と女性の方が高かった。男性は30代と50代で支持しないと答えた人が2割弱みられたが、そのほかの年代の男性では1割程度、70歳以上では1割以下だった。女性で支持しないと答えたのは各年代とも1割以下だった。
333
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 09:46:31
羽田氏リード続く吉田氏 民主、比例もトップの勢い
7月22日(日)長野信毎
http://www.shinmai.co.jp/news/20070722/KT070721ATI090005000022.htm
信濃毎日新聞社は21日、県内有権者1032人を対象に19日から21日にかけて実施した参院選の電話世論調査の結果を分析、各地域で取材した情報を総合して情勢をまとめた。改選2議席を争う県区は、民主党現職の羽田雄一郎氏(40)がリード。底堅さを見せて続く自民党現職の吉田博美氏(58)を、共産党新人の中野早苗氏(59)が追っている。社民党新人の中川博司氏(49)は伸び悩んでいる。ただ、有権者の約3割が投票する人を決めておらず、流動的な要素を残している。
羽田氏は、父の羽田孜衆院議員(長野3区)の地盤の東信地方で5割近い支持を得ているほか、吉田氏の地元南信地方を含め、県内全域で優位な戦いを展開。民主支持層の8割弱に加え、自民支持層の3割弱、支持政党なし層からも3割余の支持を受け、トップ当選をうかがう勢いだ。
吉田氏は、年金記録不備や「政治とカネ」問題で与党が逆風を受ける中、自民支持層の5割弱を固めるにとどまる。ただ、推薦を受けた公明の支持層から約5割の支持を得ており、年代別でも70代以上の高齢層では羽田氏に迫っている。地域別では南信、北信で底堅さを見せている。
中野氏は、共産支持層の8割余を固めたほか、年代別では50代で吉田氏とほぼ並ぶ支持を得ている。ただ60代、70代以上では羽田氏、吉田氏に差をつけられているほか、政党支持のない層で有権者を10分引きつけ切れていない。
中川氏は、社民党支持層の約6割を固めたものの、他党の支持層や政党支持なし層へは食い込めていない。地域別では中南信地方で一定の支持を集めているが、東北信地方では他候補に大きく水をあけられている。
一方、比例代表の投票先は「決めている」(「だいたい」も含む)が62・3%で「まだ決めていない」は35・7%。投票する政党・候補者は民主が39・6%とトップで、自民20・3%、共産7・6%、公明7・2%、社民5・4%、新党日本4・1%、国民新党1・8%−などの順となっている。
334
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 10:00:03
民主、身内の争い過熱 新潟で2人公認
2007年7月21日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/all/CK2007072102034475.html
民主党が二人区で唯一、二人を公認した新潟では、身内同士の争いが激しさを増している。
二人はいずれも現職の黒岩宇洋、森裕子両候補。森候補は二〇〇一年に自由党公認で当選、黒岩候補は〇二年補選で無所属の野党統一候補として当選した後、それぞれ民主党入りし、今回そろって改選を迎えた。
森候補は、自由党時代からの小沢一郎民主党代表とのパイプを強調。公示後には田中角栄元首相の銅像前で演説し、無所属の田中真紀子衆院議員との親密さもアピールしてみせた。
これに対し、黒岩陣営は連合新潟の単独推薦を獲得。県関係の民主党議員が顔をそろえた出陣式には、かつて森候補を推した旧自由党の渡辺秀央参院議員(比例代表・非改選)も出席した。
「民主党は二議席を目指して困難な選挙を行っている」(黒岩候補)、「黒岩さんもライバル」(森候補)と、候補本人の舌戦も過熱ぎみだ。
〇四年に二候補を立てた自民党は、今回は塚田一郎候補一人に絞って必勝を期す。共産党は武田勝利候補、社民党は山本亜希子候補を擁立。ほかに無所属の楠原光政候補がいる。
335
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 10:20:37
塚田、黒岩、森氏が競り合う 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=1339
第21回参院選は29日の投開票に向けて、年金問題などを争点に激しい戦いが繰り広げられている。新潟日報社は19―21の3日間、電話世論調査を実施。取材データを加味して投票1週間前の情勢を探った。改選2議席の新潟選挙区では、自民新人の塚田一郎(43)=公明推薦=、民主現職の黒岩宇洋(40)、民主現職の森裕子(51)=国民新推薦=の3氏が競り合っている。社民新人の山本亜希子(31)、共産新人の武田勝利(43)両氏は苦戦している。
選挙に関心があると回答した人の割合は80%に上り、前回参院選時より9ポイント以上、上昇している。全体の4割近くが投票する候補を決めておらず、今後の動向次第で情勢は流動的だ。
塚田氏は県内各地域でバランスよく支持を集めている。衆院3区、5区、6区でリードする。60歳代、70歳代以上の高齢者層から強い支持を受けており、職業別では農林漁業、管理職、主婦からの支持が高い。自民支持層の6割、公明支持層の六割をそれぞれ手堅くまとめている。
黒岩氏は衆院1区で先行。3区、5区、6区でも一定の支持を得ている。20歳―50歳代の「現役世代」に浸透。職業別ではサラリーマン層に強い。一方で主婦層など女性への浸透が今ひとつとなっている。民主支持層の五割超を固めたほか、自民支持層、無党派層にも食い込んでいる。
森氏は地元の衆院4区でリード。1区や5区ではやや伸び悩む。50、60歳代への浸透が弱いものの、20、30歳代からは一定の支持を得る。サラリーマン層に食い込むが、狙いの主婦にはもう一歩だ。民主支持層からの支持は3割弱にとどまる一方、無党派層からは支持を集めている。
山本氏は郡部で健闘するが、支持が広がっていない。社民支持層の3割弱しかまとめていない。
武田氏も共産支持層への広がりが5割にとどまり、苦戦している。
無所属新人の楠原光政氏(64)は独自の戦い。
新潟日報2007年7月22日
336
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 10:59:01
松村、若泉氏競る 参院選福井選挙区 本社世論調査
7月22日午前10時28分
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=1314
2007年政治決戦の天王山となる第21回参院選の投票日まであと1週間に迫った。県内有権者の投票行動を探るため福井新聞社が21日までの3日間、電話世論調査を行った結果、福井選挙区(改選数1)では、3選を目指す自民党現職で前国土交通副大臣の松村龍二氏(69)と民主党新人で前衆院議員の若泉征三氏(61)が激しく競り合っている。共産党新人で同党県委員の山田和雄氏(40)は厳しい戦い。比例代表は自民が民主をリードしている。
ただ、調査は選挙戦中盤での動向をとらえており、選挙区で意中の人を決めていないとする回答が約3割あった。終盤情勢による流動的要素も含まれ、予断を許さない状況にある。
調査によると、松村氏は大票田の福井市をはじめ越前市、坂井市、勝山市などで5割を超える強さを見せている。男女別では女性からの支持が高い。年齢別は30、50代を除き優位な戦い。70歳以上では6割近い支持を得ている。自民支持層の7割をまとめ、公明支持層にもよく浸透している。
若泉氏は民主支持層の8割を固めた。国民新支持層は9割近く、無党派層は5割強を集めている。市町別では敦賀市や鯖江市、永平寺町などで5割以上に達している。男性の支持が高く、年齢別は30代で5割を超え、50代も松村氏を上回っている。
山田氏は松村、若泉両氏に大きく引き離されているが、共産支持層の7割を固め、無党派層からも一定の支持を得ており、一層の支持拡大を図る。男性より女性からの支持を多く集めている。市町別では福井市や美浜町で健闘している。
一方、比例代表は自民、民主で全体の8割を占めた。自民と同党候補に投票する意向の人は46.5%と2004年参院選(46.8%)とほぼ変わらなかったが、民主は34.2%と5.8ポイント上昇しており、自民との差は縮まっている。比例代表で既に投票先を決めている人は約6割で選挙区より少なかった。
337
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 11:06:48
内輪もめ 自民勝利へ”一時休戦”
県会2会派
福井市の2支部
逆風の中 心情は複雑 07/7/17 福井
参院選前に分裂した県会の自民系二会派と、過去の衆院選のしこりから福井市で別々に活動する自民党県連の二地域支部が、亀裂を”封印”して選挙戦に臨んでいる。年金問題などで強まる党への逆風に、内輪もめどころではない―という状況からだが、公示翌日の県会最終日の議員政治倫理条例をめぐる採決攻防を見る限り、二会派の溝は深く「わだかまりが消えたわけではない」との声も聞かれる。自民現職が小差で敗れた「十八年前を忘れるな」を合言葉に一枚岩となるのか、注目されている。
■くすぶる不満
「やかましいわ」「だまって聞いとれや」
政治倫理条例の採決をめぐり十三日、県議会自民党と自民党新政会は、賛成、反対討論で激しい応酬を交わした。一夜明け、県議会自民党の山岸猛夫幹事長は松村龍二候補の選挙カーに乗り込み、雨の大野市を分刻みで駆け回っていた。
「会派の問題と選挙は別。そんなことを言っている場合じゃない」。街頭演説では国土交通副大臣などを歴任した松村候補の二期の実績、中部縦貫自動車道の早期整備の重要性を訴えた。
両会派は参院選にあたり「各議員の後援会組織をフル稼働させる」ことを確認した。関孝治、田中敏幸両会長は「みんなで力を合わせ、逆風を跳ね返さないと大変なことになる」と口をそろえ、新政会所属の屋敷勇選対本部長も「自民党の勝利に全力を尽くす。そのことには何のわだかまりもない」と言い切る。
ただ、心情は複雑のようだ。新政会が民主系の県民連合と手を組み、政治倫理条例を成立させたことに、県議会自民党は「民主党と野合するとは。会派名を民主党新政会にしたらどうか」。
一方、自民党新政会も「あっちが夜逃げ(会派を脱会)してこうなった。頭を下げてこない限り、士気は上がらない」と冷ややか。両会派の冷戦に、選対幹部の一人は「時限爆弾を抱えたままの選挙戦。最終日まで何もなければいいが」と祈るような表情で話す。
■引き締めに躍起
悩みの種はもう一つある。一市町村一支部との党原則に反し、衆院選の対応をめぐって二○○一年から福井市に「福井市」「福井・足羽」支部が存続している問題だ。
「支部の一本化は参院選前が大義が立つ」として山崎正昭県連会長は、両支部の意見を尊重しながら、県連が一本化の調整を進めることを六月九日の定期大会で提案。賛成多数で了承された。
福井・足羽支部は今月四日に緊急の役員会を開き「衆院福井1区選出の稲田朋美支部長の下で一本化できるなら、福井・足羽支部は解散も辞さない」との従来方針を確認。会合終了後、前田康博支部長は「小異を捨てて大同につく」とボールを県連に投げ返した。
これに対し、福井市支部の山本芳男支部長は「党原則を侵しているのは向こうの支部。自分たちの行動を反省し、即刻解散すべき。支部長を勝手に人選するのも筋違いだ」と反論。参院選後に総会を開き、対応を協議することにしているが、福井・足羽支部の条件をのむ考えはないという。
両支部の溝が埋まらない状況に、山崎会長は「県連会長として不徳の致すところ。だが、参院選前に無理に一本化していれば、さらに溝が深まっただろう。厳しい選挙のさなかに調整するのも決して得策ではない」と話し、選挙終了まで”一時休戦”とする方針だ。
「激戦の雌雄を決するのは有権者の三分の一を占める県都福井市の票数。十八年前の再来は絶対阻止しなければならない」と屋敷選対本部長。両支部の結束が大票田の票の掘り起こしにつながるだけに、山崎会長は「全体の力がそがれれば、相手(民主)に足元をすくわれる。今は脇目もふらず、前に突き進むしかない」と引き締めに躍起だ。
338
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 16:28:52
野上氏ややリード 参院選富山選挙区・本社世論調査
2007年07月22日 富山北日本
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070722/6113.html
二十九日投開票の第二十一回参院選で、北日本新聞社は十九−二十一日までの三日間、世論調査を実施し、県内有権者の投票動向を探るとともに、取材で得た情報を加え、選挙戦情勢を総合的に分析した。自民党現職で公明党推薦の野上浩太郎(40)=一期、富山市堀川町=、共産党新人の泉野和之(50)=党県常任委員、立山町野沢=、民主・社民・国民新の三党が推薦する無所属新人、森田高(40)=医師、富山市吉作=の三候補が争う富山選挙区(改選一)は、六年間の実績を訴える野上候補が自民、公明両党の支持層を手堅く押さえ、ややリード。森田候補も推薦を受けた三党の支持基盤に無党派層を上乗せする形で猛追している。泉野候補は、共産党支持層を固めたが広がりに欠け、苦戦している。調査時点では四割近くの有権者が「未定」の状態で、今後の動向の鍵を握っている。
野上候補は厚い保守基盤を背景に、県内全域に張り巡らせた自民の地域支部や職域支部が集票活動を展開。街頭演説も積極的に行い、無党派層の取り込みにも力を入れる。
自民支持層の六割弱、推薦を受ける公明支持層の六割強をまとめ、自公協力の成果が一定上がっている。支持政党なしの無党派層は二割余りを取り込み、国民新は一割に満たない。二十代と七十歳以上の年齢層で他候補に水を開けているほか、女性の支持が目立つ。
森田候補は民主と社民に加え、公示直前に国民新から推薦を得た。県内全域で街頭活動や支援企業・団体回りを進め、保守層への浸透も図っている。民主支持層と社民支持層の七割前後を固めるほか、国民新の六割以上の支持を確保、三党共闘の効果が出ている。無党派層は二割近くを押さえ、野上候補と競る。五十代、三十代で支持を広げ、男性の支持が目立つ。
泉野候補は県内全域での街頭活動で政策を訴えている。
共産支持層の八割以上を手堅く押さえるが、他の支持層への広がりは見られない。
◇「関心ある」76.8% 3年前より9.3ポイント増
参院選への関心度では、「大いに関心がある」「少しは関心がある」と答えた人は76・8パーセントで、前回参院選(平成十六年)の調査に比べ9・3ポイント上がった。年金記録不備問題や地方と都市の格差など、暮らしに直結した争点が多い上、国会議員の事務所費問題など「政治とカネ」の問題が相次いで指摘され、有権者の関心が高まっていることがうかがえる。
平成に入ってからの参院選では、小泉内閣の「聖域なき構造改革」が注目を集め、県内の関心度が最も高かった十三年の77・0パーセントに匹敵し、消費税が争点となった元年の75・3パーセントを超えた。投票率では前回の57・62パーセントを上回る可能性もある。
「大いに関心がある」は36・9パーセントで、三年前に比べ8・2ポイントアップ。「少しは関心がある」も39・9パーセントで1・1ポイント上がった。
関心が「あまりない」は3・9ポイント減の19・3パーセント、「全くない」は4・4ポイント減の3・7パーセントだった。
衆院選の選挙区別に地域ごとの関心度をみると、「大いに関心がある」「少しは関心がある」と答えた人の割合が最も多いのは、富山1区で82・3パーセント。2区が78・3パーセント、3区が72・3パーセントだった。
◇調査の方法
県内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイアリング)法による電話調査を実施した。コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかける方法で、電話帳に番号をのせていない人にも調査できる。実際に有権者のいる世帯に電話がかかったのは千百六十二件で、八百三十六人から回答を得た。回答内容は北日本新聞社で集計・分析した。
339
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 16:34:44
07参院選:中盤情勢・毎日新聞調査 羽田氏、幅広く浸透 /長野
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/nagano/news/20070722ddlk20010175000c.html
◇吉田氏も自民支持層確実に
参院選は28日の投開票日まで1週間と迫った。毎日新聞社が県内582人から回答を得た世論調査結果に、長野支局の取材を加えて選挙情勢を分析した。県選挙区(改選数2)は、羽田雄一郎氏が全県で幅広く浸透してリード、吉田博美氏も自民党支持層の支持を確実に固めている。現職2人を追う中野早苗氏と中川博司氏は無党派層などへ票の取り込みを図っている。ただ、誰に投票するか決めていないという有権者も2割を超え、投票日まで変動が予想される。(全国の情勢は8、9面に掲載)【参院選取材班】
県選挙区では、3選を目指す民主の羽田氏が4割近い民主支持率を背景に、父親で党最高顧問の孜氏の後援会組織、連合長野の支援を得て全県で幅広く浸透を図っている。民主の支持層が厚い都市部だけでなく、農村部での支持を固めている。特に地盤の東信地区では支持は5割にのぼり、北信でも強さを示す。また、田中康夫前知事が代表を務める新党日本の支持者層からの支持を集めた。
年金問題や政権支持率低下の逆風に悩む自民の吉田氏も自民支持層を固めて支持を広げる。党の県選出の国会議員の後援会、比例代表候補、職域支部などを中心とした選挙活動で、これまでに町村部で2割の支持を集めた。さらに国会推薦を得ている公明支持票の上乗せを狙う。
中野早苗氏は共産支持層の9割弱の支持を固めた。子育て支援や消費税増税反対などを訴えて無党派層の取り込みを狙うほか、民主支持層の一部に浸透する。年齢別では、50代の支持を2割近く集めている。
中川博司氏は従来の党の方針である護憲に加え、年金や格差問題を取り上げて支持を求める。社民支持層の7割以上を固め、党派を超えた支持拡大を狙う。
◇安倍内閣の政策、評価しない64%
安倍内閣の政策・実績については、「評価しない」は64%で、「評価する」の24%を40ポイントも上回った。年代別では、「評価する」と答えたのは、70代以上が42%、20代と60代が30%と20%台後半、30代と40代は20%台前半、50代は8%だった。「評価しない」は70代以上と20代が39%と50%台後半、50〜60代が60%台、30〜40代で7割を超えた。
◇政府の年金対策、大多数83%否定
参院選では、年金問題への対応も大きな争点とされる。社会保険庁解体法など政府が示している年金対策で、「解決すると思わない」が83%と大多数の人が否定。「解決すると思う」はわずか9%だった。年金制度改革論議に説得力があるのも、「民主党」が47%と半数近くを占め、「与党」の22%を大きく上回った。
◇「必ず行く」70%−−投票動向
「投票に行くかどうか」の質問には「必ず行く」が70%、「たぶん行く」が23%。投票に積極的な姿勢を示した人が9割を超え、04年調査時の「必ず行く」「たぶん行く」の計93%と同水準となった。
◇政党支持、民主が自民の倍超える
政党支持率は民主が37%で、自民が17%。民主が自民支持率の倍を超える支持率を得た。各党が注目する「支持政党なし」(無党派層)は21%だった。
自民支持率は04年参院選の比例代表政党別得票率から9ポイント近く減少。民主も4ポイント下げた。共産は5%、社民は3%、県選挙区に候補者がいない公明は6%、新党日本は3%、国民新党は1%だった。
年代別では、「自民支持」は70代以上で4割を超えたが、30〜40代で10%台前半、50代では4%。「民主支持」は30〜60代で3〜4割で、20代と70代以上でも20%台後半の支持を集めている。「支持政党なし」は30代で26%、20代で39%と若年層で多く見られた。
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◇長野選挙区立候補者
(改選数2−4)=届け出順
吉田博美 58 党総務部会長(1) 自[津]現=[公]
羽田雄一郎 40 党常任幹事 (2) 民現
中野早苗 59 党県常任委員 共新
中川博司 49 党県幹事長 社新
毎日新聞 2007年7月22日
340
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 16:35:39
07参院選:中盤情勢・毎日新聞調査 黒岩・塚田・森氏が横一線 /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/niigata/news/20070722ddlk15010183000c.html
◇支持拡大図る山本・武田氏
第21回参院選について、毎日新聞社は19〜21の3日間に電話による世論調査(県内回答者919人)を実施し、これに取材結果を加えて中盤情勢を分析した。改選数2の新潟選挙区では、民主現職の黒岩宇洋氏(40)、自民新人の塚田一郎氏(43)、民主現職の森ゆうこ氏(51)の3人が横一線で並び、社民新人の山本亜希子氏(31)と共産新人の武田勝利氏(43)が組織票を固めて支持拡大を目指す。ただ有権者の3割がまだ態度を決めていないため、流動的な要素も多い。(全国の情勢は8、9面に)【渡辺暢、前谷宏】
2期目を目指す黒岩氏は、連合新潟の推薦を受け民主支持層の3割を固めたほか、無党派層への浸透も図っている。男性や20〜30代からの支持が比較的厚いのも特徴だ。
塚田氏は、党県連の全面支援を受け、組織戦を展開。自民支持層の7割近く、公明支持層の4割強に浸透している。県内全域で偏りなく支持を受け、男性への浸透度が比較的高い。
森氏は国民新党の推薦を受けるほか、民主支持層の3割半ばをまとめている。田中真紀子衆院議員の応援も受け、各年代からまんべんなく支持を得る。町村部での支持も比較的厚い。
山本氏は、民主との共闘を解消した社民公認で出馬。社民支持層の8割近くをまとめた。市区部や、地元だった衆院2区での支持が比較的厚く、年金問題などを批判してアピールに懸命だ。
武田氏は共産支持層の6割近くを確保した。武田氏への投票の意向を示した層のうち、安倍内閣を評価していないのは8割以上。批判票の取り込みを図っている。
激しいトップ争いが続く新潟選挙区だが、投票先を決めていない有権者が3割に達している。残り1週間、浮動票の行方を巡り、予断を許さない状況が続きそうだ。
◇年金対策に不信感−−「解決すると思わない」80%
争点の一つの年金記録漏れ問題については、政府の対策で問題が「解決すると思う」と答えたのは13%にとどまり、80%は「思わない」だった。自民、公明支持者の約6割も「思わない」と回答しており、与党支持層でも不信感が高まっている状況がうかがえた。
年金の制度改革論議については、基礎年金部分を税方式でまかなうとする民主案を44%の人が支持。社会保険方式の維持を主張する与党案は25%にとどまった。
一方、安倍内閣を「評価しない」は66%で、「する」の25%を大幅に上回った。自民支持者の約3割、公明支持者の約5割も「しない」で、与党支持層でも「安倍離れ」が進んでいるとみられる。
◇「投票に行く」93%−−04年より2ポイント増加
「投票に行くか」という質問に「必ず行く」「たぶん行く」と答えた人は93%。中越沖地震の影響が懸念されるが、04年参院選の世論調査時の91%に比べ、2ポイント増。04年の実際の投票率は63・25%で、今回も同程度かやや増える可能性がある。
投票結果に大きな影響を与えるとみられる無党派層は57%が「必ず行く」、30%が「たぶん行く」と答えた。計87%が投票の意志を示したのは04年参院選の世論調査時と同じ。
◇政党支持率、民主に追い風36% 自民は18%
政党支持率は、民主が36%と2位の自民(18%)の2倍で、自民が民主の2倍だった05年衆院選の世論調査と逆の構図になった。04年参院選の世論調査と比べても19ポイントの大幅増。年金記録漏れ問題などを受け、県内でも民主が追い風に乗った形だ。
逆に自民は04年から12ポイントの大幅減。年代別でも70代以上を除いてトップを民主に譲った。公明(4%)、共産(3%)、社民(3%)は前回と比べほぼ横ばい。
「支持政党なし」は04年から10ポイント減の26%。無党派層の一部が民主支持に回ったとみられる。
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◇立候補者(2−6、届け出順)
山本亜希子 31 [元]新潟市議 社 新
塚田一郎 43 [元]衆議員秘書 自[麻]新=[公]
武田勝利 43 党県常任委員 共 新
黒岩宇洋 40 党県副代表 (1) 民 現
森ゆうこ 51 [元]内閣委理事(1) 民 現=[国]
楠原光政 64 石油販売業 無 新
毎日新聞 2007年7月22日
341
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 16:36:20
’07参院選:富山選挙区 中盤情勢・毎日新聞調査(その1) /富山
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/toyama/news/20070722ddlk16010011000c.html
◇森田氏、小差でリード 野上氏、組織固め肉薄−−「3割以上未定」情勢は流動的
第21回参院選は、29日の投開票まで、あと1週間。富山選挙区(改選数1)には▽自民現職の野上浩太郎氏(40)=公明推薦▽共産新人の泉野和之氏(50)▽無所属新人の森田高氏(40)=民主、社民、国民新党推薦−−の3人が舌戦を展開している。毎日新聞社は19〜21日の3日間、電話による特別世論調査を実施。取材による分析を加え、中盤情勢を探った。医療や介護の充実を訴える森田氏が、1期6年の実績を強調する野上氏をわずかの差でリードしている。護憲や増税政策の見直しを訴える泉野氏は、他の2氏に水をあけられている。ただ3割以上が投票する候補を決めておらず、情勢は終盤まで流動的だ。
◆地域・政党別
森田氏は民主支持層の7割近くを固め、公示直前に推薦を決めた国民新党の支持層からも高い支持を集めた。社民支持層も半数以上が支持し、自民支持層の一部にも食い込んでいる。
野上氏は堅い自民組織や地方議員の活動も奏功し、自民支持層の7割以上、公明支持層の8割近くに浸透。泉野氏は共産支持層を手堅くまとめ、社民支持層の一部も取り込んでいるものの、伸び悩んでいる。
全体の3割以上を占める無党派層は、2割以上が森田氏を支持。ただ、半数以上が誰に投票するかを「決めていない」と回答している。
地域別では、市部、町村部とも森田氏が野上氏をわずかに上回っている。
衆院選の小選挙区別では、国民新党の綿貫民輔代表が地盤とする県西部の3区で、森田氏が優勢。1区、2区は森田、野上両氏がほぼ互角の戦いを繰り広げている。
◆年代・性別
森田氏が20〜60代で約3割の安定した支持を集めている。企業訪問や街頭演説などの地道な活動を続けており、新人ながら幅広い年齢層に浸透している。
野上氏も年代ごとの偏りはほとんどなく、とりわけ70代以上の有権者からは4割近くの高い支持を受けている。泉野氏は各年代で伸び悩むが、60代で支持率が比較的高くなっている。
ただ全体の3割以上、とりわけ20代の4割近くが、誰に投票するか「決めていない」と回答。どの候補がこの層に支持を拡大するかで、選挙結果に影響を与えそう。
男女別で見ると、労組を支持基盤に持つ民主から推薦を受けた森田氏が、男性の約4割から支持を集めている。泉野氏も男性の支持が女性を上回る。逆に野上氏は、女性の支持率で森田氏を上回った。
◆投票
◇「必ず行く」64%、「たぶん行く」も25%
投票に行くかどうかの質問では、64%が「必ず行く」、25%が「たぶん行く」と回答した。合算すると89%となる。一方、「たぶん行かない」と「行かない」を合わせると7%にとどまった。
04年の前回参院選時の世論調査では、「『必ず・たぶん』投票に行く」と答えたのは88%と今回とほぼ同様だった。自民候補と民主候補がし烈な戦いを見せた前回の選挙区投票率は57・62%。今回も前回と同様に、有権者が高い関心を抱いていることがうかがわれる。
◆支持別
投票に行くかどうかの質問で、「『必ず・たぶん』行く」と答えた人の95%超は、どの候補者に投票するかを鮮明にした。投票する候補者を決めていない人も多かったが、その8割は「『必ず・たぶん』投票に行く」と答えた。無党派層の動向は選挙結果を大きく左右しそうだ。
342
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 16:36:43
◆年齢別
投票に行くかどうかを年齢別に見ると、「『必ず・たぶん』投票に行く」と答えたのは、40〜60代が最も高く92〜94%。一方で、20代の関心が最も低く、「たぶん行かない」「行かない」が23%。
また、男女別では「『必ず・たぶん』投票に行く」と答えたのは、男性91%、女性87%だった。
◆安倍内閣の政策
◇「評価しない」6割 自民支持層28%も
安倍首相の就任から約10カ月。現内閣の政策、実績を評価するかどうかについては、56%が「評価しない」と答えた。「評価する」としたのは26%で、ほぼ半数にとどまった。年代別では、すべての年代で「評価しない」が「評価する」を上回った。20〜50代は6割が「評価しない」とした。
支持政党別では、自民支持層の58%、公明支持層の56%が「評価する」と回答。「評価しない」は、自民支持層は28%、公明支持層は31%。与党支持層も3割前後は政府の対応を全面的には評価していないことを示した。
野党支持層は、民主党80%、国民新党84%など、いずれの支持層も高い数字で「評価しない」とした。支持政党を決めていない無党派層は66%が「評価しない」とし、「評価する」の19%を大きく上回った。
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◇立候補者(改選数1−3、届け出順)
野上浩太郎 40 [元]財務政務官(1) 自[町]現=[公]
泉野和之 50 党県常任委員 共新
森田高 40 医師 無新=[民][社][国]
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◇調査の方法◇
19〜21日の3日間、コンピューターで無作為に選んだ電話番号を使うRDS(ランダム・デジット・サンプリング)法で調査し、994人から回答を得た。
*グラフ数値は小数点以下を四捨五入しているため、合計して100とならない場合、または100を超える場合があります。
毎日新聞 2007年7月22日
343
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 16:37:55
’07参院選:大物迎え、各候補火花 連日、党幹部や閣僚ら来県 /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/ishikawa/news/20070721ddlk17010511000c.html
29日投開票の参院選で、各党の大物国会議員による候補者支援の動きが白熱している。公示前に自民党の安倍晋三首相や民主党の小沢一郎代表といった党のトップが石川県入りし、共産党も市田忠義書記局長が訪れた。公示以降も連日、党幹部・閣僚クラスの議員が来県、この流れは選挙終盤まで続く見通しだ。【高橋慶浩、八田浩輔、栗原伸夫】
◇自民
自民党は公示直後の14日、中川秀直党幹事長が加賀市入り。矢田富郎候補(57)や公明党の比例代表候補と共に「政権交代すれば、待っているのは景気後退だ」と訴えた。
18日は町村信孝元外相が野々市町、19日は麻生太郎外相が志賀町、20日は若林正俊環境相が穴水町などに、それぞれ矢田候補と入るなど連日閣僚クラスが来県。公明党の冬柴鉄三国交相も22日に金沢入りする予定で、徹底した応援ぶりだ。さらに、23日は甘利明経産相、25日は安倍首相夫人の昭恵氏が支援に来る予定となっている。
◇民主
民主党も14日に鳩山由紀夫党幹事長が野々市町で一川保夫候補(65)と演説。「安倍首相は支持率が落ちてようやく年金問題に手をつけた」と話した。
公示前に県内入りした菅直人党代表代行や岡田克也党副代表も公示後、それぞれ再訪問。20日に加賀市に入った菅代表代行は年金保険料がグリーンピアなどの保養施設などに流用された問題に触れ、「この選挙で与野党逆転すれば、参議院で再び年金流用禁止法案を提出する」と訴えた。選挙終盤の24日には、小沢代表が能登町を訪れる予定。
◇共産
共産党は公示前の6月30日、市田党書記局長が金沢市内で演説会を開き、社会保険庁の解体について「国の責任を放棄している」と自公政権を批判。参加した近松美喜子候補(53)の支援を訴えた。
また、18日には石井郁子党副委員長が金沢市内で演説会を開催。「貧困、格差が大きな社会問題となり、医療難民、介護難民、ネットカフェ難民という言葉があふれている。この状況は自民と公明が作り、民主や社民も賛成した」と話し、「たしかな野党」としての存在感を訴えた。
同選挙には無所属新人の浜崎茂氏(39)も立候補している。
毎日新聞 2007年7月21日
344
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 16:38:44
’07参院選:石川選挙区 中盤情勢・毎日新聞調査(その1) /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/ishikawa/news/20070722ddlk17010035000c.html
◇矢田氏と一川氏激しい競り合い
29日投開票の参院選で、毎日新聞社は19〜21日の3日間、特別世論調査を実施した。調査結果に取材を加味して石川選挙区(改選数1)における選挙戦中盤の有権者の動向を探ったところ、自民新人の矢田富郎氏と民主新人の一川保夫氏が激しく競り合う展開となっている。共産新人の近松美喜子氏は十分に支持を広げられず、無所属新人の浜崎茂氏も伸び悩んでいる。ただ、約3割の有権者が投票行動を決めておらず、最終的な情勢は流動的な状況だ。【高橋慶浩、八田浩輔】
◇「3割が未定」最終情勢は流動的
沓掛哲男参院議員(自民)の出馬模索で県連の結束への影響が懸念された矢田氏は、公示前に安倍晋三首相、公示以降は党幹部らの連日にわたる応援で組織を引き締め、自民支持層のほぼ7割を固めた。推薦を受けた公明党の集会などに精力的に参加しているが、公明支持層からの支持は約6割にとどまっている。
幅広い年代、地域から支持を集めているが、特に70代以上からと、能登半島など県北部における支持割合が高い傾向にある。年金問題については、時効の停止や徹底した記録調査などで「解決済み」を強調しているが、政府の対策で年金記録漏れ問題は「解決すると思う」とした層からの支持は約5割にとどまる。
公示1カ月前に出馬を決めた一川氏は、衆院議員を3期務めた知名度もあり、出遅れを取り戻した。民主支持層の約7割をまとめ、選挙区内で協力関係にある社民の支持層の約6割からも支持を受けている。ただ、無党派層からの支持は約2割にとどまっている。
年金記録漏れ問題の追及や、政府の対応への批判で支持を訴えているが、年金問題が政府の対策で「解決すると思わない」とした層からの支持は3割強。年代別では、60代からの支持割合が最も高い。地域別では、地盤とする小松市など県南部のほか、支援を受ける県議会会派「新進石川」の地盤、金沢市などの県中部でも支持を集めている。
4人の候補のうち、最も早い昨年9月に立候補を表明した近松氏は、県内をくまなく回って街頭演説やミニ集会などを精力的にこなし、共産支持層の6割以上を固めた。社民支持層の1割強からも支持を得ている。
増税路線の阻止、格差社会の是正、社会保障の充実などを訴え、民主や社民とも違う「たしかな野党」としての存在感を強調するが、共産以外の支持層や安倍内閣の批判層への浸透が見られず、苦戦を強いられている。
◆投票
◇「必ず行く」「たぶん」90%−−70代95%、高齢層ほど関心
投票に「必ず行く」「たぶん行く」とした人は90%で、前回04年参院選を3ポイント上回った。特に「必ず行く」とした人は前回を5ポイント上回る70%で、選挙への関心の高さがうかがえる。「たぶん行かない」「行かない」は7%で前回より1ポイント増えた。
年代別では、20代で87%、30〜60代で90%前後、70代以上で95%がそれぞれ「必ず行く」「たぶん行く」と答えており、年齢が高くなるにしたがって関心が増している。
政党支持別では、自民支持層の96%、民主支持層の97%、公明支持層の98%、共産支持層の100%が「必ず行く」「たぶん行く」とした。
一方、「必ず行く」とした人のうちの自民と民主の支持率は32%と31%と拮抗(きっこう)した。「たぶん行く」とした人の中では、自民支持率23%が、民主支持率20%をやや上回った。
◆安倍内閣の政策
◇「評価しない」53%、「評価する」は27%
安倍内閣の政策や実績については、「評価しない」が53%を占め、「評価する」の27%を大幅に上回った。
年齢別では、70代以上のみで「評価する」(45%)が「評価しない」(33%)を上回っただけで、20〜60代ではすべて「評価しない」が「評価する」を上回った。最も「評価しない」割合が高かったのが20代の66%で、年齢層が低くなるほど厳しい評価になっている傾向が分かった。
また支持政党別では、自民支持層は54%が「評価する」としたが、「評価しない」も27%いた。連立与党を組む公明支持層でも、58%が「評価する」とした一方、18%が「評価しない」と答えている。
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◇立候補者(改選数1−4、届け出順)
矢田富郎 57 共済組連会長 自新=[公]
一川保夫 65 [元]衆院議員 民新=[国]
浜崎茂 39 うどん店経営 無新
近松美喜子 53 医療生協理事 共新
毎日新聞 2007年7月22日
345
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 16:39:10
’07参院選:石川選挙区 中盤情勢・毎日新聞調査(その2止) /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/ishikawa/news/20070722ddlk17010056000c.html
◆年金問題
◇「解決すると思う」16%、「思わない」が76%
政府の年金記録漏れ問題について、「解決すると思う」は16%にとどまったのに対し、「思わない」と答えた人は76%を占めた。無回答はわずか8%で、最大の争点である年金問題に対する関心の高さがうかがえた。
政党支持別でみると、自民支持層でも67%、ほぼ3人に2人が「解決すると思わない」と厳しい評価を下している。
全体の年齢別でも、年金受給層ではない50代以下の「思わない」がほぼ8割を占め、不信感が顕著に現れている。
また、年金政策論議で与党と民主のどちらに説得力があるかとの問いには、与党とした人は23%で、民主は37%、無回答は40%だった。
与党への風当たりが強い一方で、無回答も多いことから、民主も大きな支持を得ているとは言いがたいが、自民支持層のうちでも19%が、民主に説得力があると回答している。
◆政党支持率
◇自民が29%、民主27% 「支持政党なし」24%−−公明、共産は微増
政党支持率は、自民29%▽民主27%▽公明4%▽共産3%▽社民1%▽国民新党1%▽その他の政党1%。年金問題などを背景に、民主が前回参院選から大きく支持を伸ばして自民に肉薄している。「支持政党なし」は24%だった。
安倍政権の下で初めての参院選を迎えた自民は前回の37%から8ポイント支持を下げた。男女比はほぼ均等で、男性は30%、女性は27%が自民を支持した。
民主は、前回の12%から15ポイントも支持を伸ばし、自民とわずか2ポイント差まで追い上げている。男性の民主支持率は32%で、自民を上回った。前回は自民についた県議会会派「新進石川」の支援の影響がうかがえる。
公明、共産は前回選より支持率が微増。新党日本は0%だった。
「支持政党なし」は、前回から8ポイント下がった。40代以下を中心に民主支持に回ったとみられる。
◆比例分析
◇民主、やや優勢−−「政党記入」66%、個人名は12%
比例代表での投票については、民主がやや優勢。無党派層にも、民主は自民より浸透している。
政党支持別では、自民と民主が7割程度、それぞれの党支持層を固め、公明、共産、社民はそれぞれ8割近くを固めている。
年齢別で見ても、民主は「70代以上」を除く全世代で自民を上回っている。男女別では、自民は支持にあまり差がないのに対し、民主は、男性の支持率が女性よりもかなり高い。
また、安倍内閣の政策・実績を「評価しない」と答えた層の4割近くが民主に、一方「評価する」とした人の4割強が自民に投票を予定していると答えた。
なお、比例代表で「政党を記入する」とした人は66%で、「候補者個人を記入する」と答えた人は12%。18%が「決めていない」と答えた。
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◇調査方法◇
19〜21日の3日間、コンピューターで無作為で選んだ電話番号を使うRDS(ランダム・デジット・サンプリング)法で選挙区内の有権者に電話で調査し、879人から回答を得た。
毎日新聞 2007年7月22日
346
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 16:40:22
’07参院選:福井選挙区 中盤情勢・毎日新聞調査(その1) /福井
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/fukui/news/20070722ddlk18010008000c.html
◇若泉、松村両氏が競り合い
◇3割は態度決めず 無党派層の動向が焦点
29日投開票日の参院選で、毎日新聞社は19日からの3日間、電話による特別世論調査を実施した。この調査結果に支局取材を加味し、福井選挙区の情勢を探った。民主新人の若泉征三氏(61)と、自民現職の松村龍二氏(69)が激しく競り合っている。年金問題を中心に訴える若泉氏が、自民批判票を取り込んで厚い保守地盤にも浸透を図るのに対し、松村氏は北陸新幹線の県内延伸を強く打ち出し、自民支持層への引き締めや、推薦を受ける公明支持層への浸透を図る組織選挙を展開。共産新人の山田和雄氏(40)は支持拡大に懸命だ。しかし、調査時点で態度を決めていないか無回答の人が約3割おり、終盤の戦いが投票結果を左右しそうだ。【平野光芳、大久保陽一、松井聡、高橋隆輔】
◆年齢別
若泉氏は20代、30代、60代で約4割の支持を得たものの、70代以上の支持を集めきれていない。
松村氏は各年代で満遍なく支持を集めているが、30代と40代での浸透が課題。
山田氏は各年代でバランスよく支持を集めている。
男女別では、若泉氏は男性の支持が目立ち、特に40代と60代では約半数の支持を得た。一方で、女性の支持は全体の4分の1にとどまっており、特に50代と70代以上に浸透できていない。
松村氏は男女とも幅広い支持を集め、50代、60代、70代以上の男性では約4割の支持を得た。
山田氏は女性の支持が若干多く、なかでも30代、60代、70代以上に浸透。一方で、女性の約4割近くが「まだ決めていない」と回答しており、女性票の取り込みが課題だ。
◆地域別
◇支持度合い、地域差も
若泉氏は都市部、郡部とも満遍なく支持を獲得。今後は保守層のさらなる取り込みを図る。松村氏は郡部で強みを見せる一方、都市部ではやや劣勢で、無党派層にどれだけ食い込めるかがカギ。山田氏は都市部を中心に支持を得ている。
◆比例代表
◇民主支持、自民超す
比例代表では民主支持が自民を上回り、県内でも第1党をうかがう勢い。支持層別では、自民が7割、民主と公明が8割、共産が5割、社民が6割で、各自の支持層を固めている。
無党派層の内訳を見ると、自民が1割、民主が2割程度で、「決めていない」が4割を超えており、今後の情勢を左右するとみられる。
一方、自民支持層のうち「公明に投票する」と答えた人はごくわずかにとどまり、比例代表で自公の選挙協力がどの程度進むかは未知数と言えそうだ。
また、全体の6割が政党名で、2割が候補者名での投票を予定していると回答。「候補者名」と答えた人の割合は、公明が支持層の4割と最も高く、自民2割、民主と社民はそれぞれ1割程度、国民新党と共産は1割未満だった。
==============
◇立候補者(改選数1−3、届け出順)
若泉征三 61[元]衆院議員 民 新=[国]
松村龍二 69[元]副国交相 (2) 自[町]現=[公]
山田和雄 40[元]旧三国町議 共 新
毎日新聞 2007年7月22日
347
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 16:41:19
’07参院選:福井選挙区 中盤情勢・毎日新聞調査(その2止) /福井
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/fukui/news/20070722ddlk18010027000c.html
◇政府対策に根強い不信感
◇安倍内閣「評価する」29%
安倍内閣の政策・実績を「評価する」と回答したのは29%で、「評価しない」の52%を大きく下回った。「評価しない」は70代以上を除く全年代で半数を超え、とりわけ30代では61%を占め、「評価する」と回答した人を30ポイント以上も上回った。また、男女別で、「評価しない」は男性が56%、女性は49%。女性は「評価する」も男性より3ポイント低い28%にとどまる一方、態度を明らかにしない「無回答」が男性の約2倍に上った。
◆年金問題
◇民主党案、支持集める
年金記録漏れ問題については、「政府の対策で問題が解決すると思わない」と回答した人が74%に達し、「解決すると思う」の14%を大きく上回った。「解決する」と答えた人は自民支持層で3割弱、公明支持層でも4割弱しかおらず、与党支持層の間にも政府への根強い不信感が広がっていることが分かった。
「思わない」と答えた人のうち、約4割が「若泉氏に投票する」と回答し、松村氏、山田氏を引き離して年金問題批判票の受け皿になっていることがうかがえる。また、年代層が低くなるほど「思わない」と回答する比率が高くなる傾向があり、40代で78%、30代で80%、20代で84%にまで達した。既に年金を受給している70代以上は45%で、比較的低くなった。
年金改革の主張で、与党と民主党のどちらに説得力があるかとの質問では、最低保障部分を税金で賄う「民主党」と答えた人が35%で、現行の保険料方式の維持を掲げる「与党」を挙げた人の27%を引き離した。ただ、無回答が最も多く、38%に上った。無党派層での内訳を見ると、約半数が無回答だったが、「民主党案」を挙げた人が約3割で、「与党案」を挙げた人のほぼ倍になっている。
年代別では20〜40代では「民主党案」が「与党案」を人を上回ったが、50代以上では両者が拮抗(きっこう)、もしくは「与党案」支持がやや上回った。既に年金を受給していたり、長年保険料を納付してきた世代は現行方式への支持が強く、若い世代ほど税金で賄う方式を望んでいる実態が浮かび上がった。
◆政党支持率
◇自民、民主ともに28%
自民と民主の支持がともに28%で並んだ。自民は前回参院選の41%から大幅ダウン。小泉人気があった過去4回の国政選挙ではいずれも40%以上を維持してきたが、厳しい結果になった。民主は前回の11%から大幅に支持を拡大。従来の保守地盤にも浸透してきている。男女比では、自民がほぼ同じ割合、民主は男性が女性を10ポイント以上も上回っている。また、年代別では50代と70代以上で自民支持がそれぞれ3割と4割を占め、民主支持を上回っている。一方、20代〜40代では民主支持が自民支持をそれぞれ1〜5ポイント上回っている。共産は60代の一部から支持を集める。
「支持政党なし」の無党派層は25%。前回参院選の30%から5ポイント減ったが、女性の28%、男性の21%を占め、特に年代別で20代と30代は3割を超え、無党派が最大勢力になっている。
◆投票
◇「必ず行く」67% 前回を2ポイント上回る
「必ず行く」と答えた人は67%で前回参院選時の調査を2ポイント上回り、年金や閣僚の不祥事などを受け、有権者の政治への関心が高まっていることを示す格好となった。統一地方選と同年の参院選は投票率が低迷しやすいといわれるが、「たぶん行く」も合算して89%となっており、今回参院選には積極的な有権者が多い。
男女別では男性の75%が「必ず行く」と答えており、女性よりやや積極的。女性は「たぶん行く」(26%)、「たぶん行かない」(6%)と、あいまいな態度を示す層が多い。
年齢別では50代の81%が「必ず行く」と答えた。これをピークに年齢が上下するにつれ、「必ず行く」という回答は減少した。ただし、最も関心の低い20代でも約半数の49%が「必ず行く」と答えており、前回の39%を大きく上回っている。
支持政党別では自民支持層の75%、民主支持層の76%が必ず行くと回答した。社民支持層は92%、公明支持層は89%、共産支持層では86%が「必ず行く」とする一方、無党派層も「必ず」と「たぶん」を合わせ、82%が「行く」と答えた。
348
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/22(日) 16:41:29
◇主な質問と回答
◆安倍首相が就任して約10カ月が経過しました。安倍内閣が進めてきた政策や実績を評価しますか、しませんか。
全体 男性 女性
評価する 29 31 28
評価しない 52 56 49
◆誰のものか分からない年金の記録が大量にあることが問題になっています。政府は年度内に名前の照合作業を終えるなどの対策を打ち出しました。この対策で問題が解決すると思いますか、思いませんか。
解決すると思う 14 16 11
思わない 74 75 73
◆年金制度の改革論議が高まっていますが、現行の保険料方式維持の与党と、最低保障部分を税金でまかなう民主党のどちらの主張に説得力があると思いますか。
与党 27 29 25
民主党 35 41 30
◆どの政党を支持しますか。
自民党 28 29 28
民主党 28 35 22
公明党 4 4 4
共産党 2 2 2
社民党 1 2 1
国民新党 1 1 0
新党日本 1 1 0
その他の政党 1 1 1
支持政党はない 25 21 28
◆今度の参院選では投票に行きますか、行きませんか。
必ず行く 67 75 60
たぶん行く 22 17 26
たぶん行かない 4 2 6
行かない 3 4 3
(注)数字は%、小数点以下を四捨五入。0は0.5%未満。無回答は除いた。
◇調査の方法◇
19〜21日の3日間、コンピューターで無作為に選んだ電話番号を使うRDS(ランダム・デジット・サンプリング)法で調査し、977人から回答を得た。
※グラフ数値は小数点以下を四捨五入しているため、合計して100とならない場合、または100を超える場合があります。
毎日新聞 2007年7月22日
349
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/23(月) 08:29:25
<07選挙 参院選>小選挙区別の活動時間違いクッキリ
各陣営ラストスパート 讀賣石川
有権者に支持を訴える候補者ら(金沢市内で)
参院選の投開票日まで1週間を切った。石川選挙区(改選定数1)の主な候補は22日、街頭で声を張り上げて支持を訴えた。「年金」による風が、大きく結果を左右しそうな選挙戦。これまでの戦いぶりを振り返ると、各陣営の戦略の違いが鮮明になった。最終盤の戦術を含め分析する。
読売新聞金沢支局は、主な3陣営の選対責任者を取材。公示の12日から22日までの11日間、午前8時から午後8時までの活動時間を、衆院の3つの小選挙区ごとに割り出してみた。
それによると、矢田候補は、3選挙区ともほぼ同じ時間を費やす「均等型」、一川候補は活動の4割以上を地元2区に割き「地元優先型」、近松候補は金沢市を中心にした「都市部型」の選挙戦を展開していると言える。
矢田候補と一川候補の時間配分を比較すると、矢田候補は一川候補が拠点とする2区、一川候補は矢田候補の地元の3区での活動が少ない。一川候補は、その分を無党派層の多い大票田の1区・金沢市に傾注し、矢田候補は充実している組織に満遍なく働きかけていることがうかがえる。近松候補は、2区と3区で同じ時間を費やしていた。
これまでの戦況を踏まえ、各陣営はどう戦いを進めるか。選挙戦は第4コーナーを回り直線に入った。
<矢田候補 3区均等>
初日から津幡、内灘両町を遊説するなど、県議時代の地盤を固めてきた。「風」を警戒し、楽勝ムードを一掃するのが狙いで、福村章・選対幹事長は「まずは地元の足場固めが出来た」と手応えを感じている。最終盤は1、2区で攻勢をかける。金沢、小松、加賀の3市では組織をフル動員し、県議らが全校区でミニ集会を開催する予定。25日には安倍首相が再度県内入りし、金沢市と小松市で街頭に立つ。福村氏は「1区は激しい戦いになる。民主候補の地元である2区で少しでもリードできれば、勝利をぐっと引き寄せられる」と計算する。
<一川候補 地元優先>
おひざ元の2区に力点を置いてきた理由を、陣営は「自民のような組織がないだけに、地元で票を掘り起こさなければ勝利が見えない」と説明、思惑通りに選挙戦を進めているようだ。滞在時間の短い3区でも、小沢代表が24日、能登町で街頭演説しテコ入れを図る予定でいる。
最終盤は無党派層の多い都市部に狙いを定めて、現政権の不支持層の取り込みに力を注ぐ。金原博・総合選対本部長は「年金問題などで吹いた追い風はまだ衰えていない。地道に街頭で訴えて投票率を押し上げたい。そうすれば勝算がある」と話す。
<近松候補 都市重点>
地盤の金沢市に重点を置くが、「均等な時間配分」を心がけて全県ベースで着実に浸透を図ってきた。能登には3日間も入り、各地で遊説した。街頭演説は1日平均20回はこなし、年金や消費税問題などで自公政権との対決姿勢を明確にし、「たしかな野党」としての存在意義を強調した。秋元邦宏・県委員長は「自公政権に対する怒りと共産への期待は感じている」と話す。
秋元県委員長は、2大政党に埋没しないためには「無党派層への浸透が課題」とし、能登、加賀、金沢をくまなく回り票を掘り起こす。
(2007年7月23日 読売新聞)
350
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/23(月) 08:30:08
参院選 大票田中心に支持訴え ラストサンデー3候補 讀賣福井
29日投開票の参院選で、最後の日曜日となった22日、福井選挙区(改選定数1)に立候補している民主新人若泉征三(61)、自民現職松村龍二(69)、共産新人山田和雄(40)の3候補は、大票田・福井市を中心に選挙カーを走らせ、声をからして支持を訴えた。
若泉候補は福井、坂井、あわらの3市を遊説。
福井市のショッピングセンターでは、いち早く国会で年金記録漏れ問題を取り上げた長妻昭衆院議員がマイクを握り、「自民が勝つと、年金問題への対応は滞る」と主張。若泉候補は「国民の生活を第一に考える民主党に年金制度改革を任せてほしい」と強調し、買い物客らに問題点をまとめたパンフレットを手渡しながら握手を求めた。
同日夜の坂井、あわら両市の演説会では、羽田孜元首相が応援に立った。
松村候補のもとには現職大臣や閣僚経験者らが相次いで駆け付けた。
福井市内の演説会では、塩川正十郎元財務相と杉浦正健前法相が登壇。塩川氏は「保守の強い福井で負けたら、日本国民は自民を捨てたと言われる」と危機感をあらわにした。
永平寺町では柳沢伯夫厚生労働相が演壇に立ち、年金問題への疑問を解きほぐそうと熱弁をふるった。「必勝」の鉢巻き姿の松村候補は「厳しい情勢を実感しているが、負けられない」と支援を求めた。
山田候補は福井市を重点的に回った。
JR福井駅東口の「AOSSA(アオッサ)」前では「一生懸命働くみなさんに負担を押しつけなくても、必ず政治で解決できる」と通行人らに訴えた。
また、若者層に政治に関心を持ってもらおうと、街頭アンケートを実施。運動員らが「税金が高い。年金・国保料が高すぎる」「安定した仕事につきたい」といった政治や社会の問題を記したパネルを掲げ、関心のある項目にシールをはってもらうよう呼びかけた。
(2007年7月23日 読売新聞)
351
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/23(月) 08:50:04
自民24% 民主20% 分からない43% 参院選比例代表本社調査
2007年07月23日 富山北日本
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070723/6129.html
北日本新聞社は十九日から三日間実施した参院選世論調査を基に、県内の比例代表の情勢を分析した。政党名と候補者名を合わせた県内の政党別投票動向は、自民が24・4パーセントでトップとなり、民主が20・9パーセントで迫っている。社民は3・5パーセント、国民新は3・2パーセント、公明は2・6パーセント、共産は1・6パーセントだった。ただ、43・5パーセントが投票行動を明確にしておらず、情勢は流動的だ。
自民は職域支部ごとに担当県議を決め、支部ごとの得票目標を設定。厚い保守地盤を生かして集票を進める。調査で自民党か同党の候補に投票するとした人の割合は、前回の十六年参院選前調査より11・0ポイントダウンしている。有権者十万人未満の市と郡部で他党を上回り、女性の支持が目立つ。
民主は富山選挙区の推薦候補と連携して集票を展開。民間支援労組票を固めるほか、支持政党なしの無党派層への浸透を図っている。人口十万人以上の都市圏で他党を上回っているほか、男性からの支持を集め、前回に比べ3・1ポイントアップしている。
社民は官公労を中心に票の掘り起こしを進めるが、前回より2・4ポイント減。ともに固い支持基盤を持つ公明と共産も前回よりそれぞれ2・2ポイント減、1・6ポイント減となっており、二大政党への流れが鮮明になるとともに、前回から唯一増加した民主の伸びが目立つ。その他の政党は女性党0・3パーセント、新党日本0・1パーセント。
県内では社民の又市征治、民主の広野允士の県在住二候補らが後援会や支援団体組織を生かして集票を進めている。
比例代表で投票する政党や候補者を決めたかについては、「決めている」が41・8パーセント、「だいたい決めている」が17・7パーセントとし、「まだ決めていない」が39・3パーセントだった。
投票方法は政党名を想定している人が約半数、候補者名は一割に満たず、残りは「分からない・無回答」とした。
調査はコンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイアリング)方式で実施。
実際に有権者のいる千百六十二世帯に電話がかかり、八百三十六人から回答を得た。各種比率は小数点第二位を四捨五入した。
352
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/23(月) 08:51:43
無党派層で民主優位、参院選比例代表 本社世論調査
2007年07月23日 富山北日本
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070723/6130.html
北日本新聞社が実施した参院選の世論調査によると、県内の比例代表で、各政党の支持層への浸透度にはばらつきが目立つ。民主、公明、共産、国民新が支持層の七、八割程度を押さえる一方、自民、社民は五割程度にとどまっている。支持政党なしの無党派層は民主が他党をリードしている。地域別では県東部の衆院選富山2区と県西部の同3区で自民がトップ。逆に旧富山市の同1区で民主が自民を上回っている。
各政党が支持層をどれだけまとめているかをみると、県在住の比例候補を持つ民主が七割弱、国民新が約七割、公明、共産が八割強をきっちり固めている。一方で、県出身候補がいる自民と、県在住候補がいる社民はともに支持層の半分程度しか固め切れておらず、民主などに流れている。
選挙戦を左右する無党派層の支持獲得では、民主が二割弱を占め、一割を割り込む自民など他党より優位な状況。ただ、無党派層の七割近くが「分からない・無回答」としており、最終的な投票動向は予断を許さない情勢だ。
地域別では、富山1区(合併前の旧富山市)で、民主が同党の支持層の九割強を固め、他党の支持層にも食い込んで先行。自民は支持層の四割程度の浸透にとどまっている。公明は九割強、共産は六割、社民は五割強を固め、国民新は自民に流れている。
富山2区(魚津、滑川、黒部各市、上市、立山、入善、朝日各町、舟橋村、合併前の上婦負六町村)は、自民、民主とも支持層の六割弱を押さえ、公明、共産、社民、国民新はそれぞれの支持層をほぼ固めている。
富山3区(高岡、射水、氷見、砺波、小矢部、南砺各市)は地元の綿貫民輔衆院議員が代表を務める国民新が自民、民主に次ぐ支持を集める。自民、民主は支持層の五割強−六割弱を押さえ、公明は七割、共産は支持層のほとんどを固め、社民は三割強にとどまっている。
353
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/23(月) 13:49:05
【参院選2007 長野ニュース】
県内も民主に“風” 中盤情勢世論調査
2007年7月22日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/nagano/CK2007072202034755.html
選挙区、比例代表ともに、県内は民主が優勢−。参院選の中盤情勢を探るため中日新聞社が実施した世論調査によると、長野選挙区(改選数二)は、民主候補が頭一つリードし、後を追う自民候補とともに、議席維持に向け優位に立っている。比例代表でも民主は、自民を上回る三割の支持を獲得。しかし投票行動をまだ決めていない人も全体の四割弱を占め、今後の動向次第では情勢が変わる可能性もある。 (参院選取材班)
◆「比例」支持が3割 選挙区、自民候補をリード
四人で二議席を争う長野選挙区は、民主現職の羽田雄一郎候補(40)と自民現職の吉田博美候補(58)が安定した戦いを展開する。共産新人の中野早苗候補(59)と社民新人の中川博司候補(49)は支持の広がりに欠け、伸び悩んでいる。
羽田候補は民主支持層をほぼ固め、無党派層の四割、自民や公明支持層の二割前後を取り込む。満遍なく支持を受け、特に都市部や三十−四十代の有権者から支持されている。
羽田候補を追う吉田候補は、自民支持層の半分以上をまとめた。地域別では出身の南信地方で羽田候補に肉薄しているが、無党派層への浸透は弱く、追い上げムードは鈍い。
中野候補は、共産支持層の八割を獲得。政権批判を繰り広げているが、与党批判層を取り込むまでには至っていない。女性からの支持も現職に及ばす苦戦している。
選挙初挑戦の中川候補は、出身の松本市を含む衆院2区での支持が、他地域を上回る。社民支持層の六割をまとめ、職業別では、管理職や現業職で優勢に立っている。
比例代表で投票する政党は、民主が30・0%で最多。支持政党でトップの自民を上回った。民主は、民主支持層のほか、無党派層からも高い支持を得ている。
「自民に投票」と答えた人は全体の16・4%。自民支持者のうち、自民に投票すると答えた人は半分にとどまり、選挙協力をしている公明への投票もわずか。逆に「民主に投票」「分からない」がそれぞれ二割程度おり、支持層内でばらつきが表れた。
投票する政党で自民に次ぐ6・5%の共産は支持層の八割、6・0%の社民は支持層の七割弱を獲得しているが、他の支持層からの支持は少ない。田中康夫前知事が代表を務める新党日本への投票は3・4%で、県内順位は六位。東信や南信地方で、一定の支持がみられた。
◆支持政党なし 半数が候補決めかねる
参院選への関心は「大いにある」「少しはある」を合わせると82・0%に上り、三年前の参院選の同時期調査の63・2%を大きく上回った。
また、長野選挙区で投票する候補を「決めている」「だいたい決めている」は65・2%。特定の政党を支持する層では、候補を決めている割合が七−九割に達するのに対して「支持政党なし」では半数がまだ候補を決めかねている。
安倍政権の評価は「支持」「どちらかといえば支持」を合わせた支持率が33・6%。逆に不支持は59・7%に上り、支持を大幅に上回った。
【調査方法】 七月十八日から二十日の三日間、コンピューターで無作為に組み合わせた電話番号で、県内の二十歳以上の男女九百十人に電話をかけ、うち六百人から回答を得た。
354
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/23(月) 13:50:09
【参院選2007 福井ニュース】
自民、民主が横一線 第2回本紙世論調査
2007年7月22日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/fukui/CK2007072202034744.html
二十九日投開票の参院選を前に、中日新聞社は本県を含む中部六県の有権者を対象にした第二回世論調査を実施した。福井選挙区(改選数一)では、六割強が投票する候補者をほぼ決めていた。自民現職の松村龍二氏(69)と民主新人の若泉征三氏(61)が横一線で並び、共産新人の山田和雄氏(40)は厳しい情勢。ただし、まだ三割強の人が投票先を決めておらず、選挙戦最終盤に向けて流動的な要素も残る。=顔写真は右から届け出順 (参院選取材班)
■選挙区
現時点で投票する候補者を決めている、いないにかかわらず、有権者の間では松村氏と若泉氏が接戦を展開している。松村氏が比較的女性から支持を集めるのに対し、男性の支持率は若泉氏の方が高い。
年代別では六十代以上が松村氏を、二十代から五十代までが若泉氏を支持。山田氏は二十代で健闘している。
政党別では、山田氏が共産支持層を手堅く固める。一方、若泉氏は支持基盤を厚くし、さらに自民支持層にも食い込み、無党派層に浸透している様子がうかがえる。松村氏がいかに挽回(ばんかい)していくかが鍵となる。
職業別で、松村氏は農林漁業や商工サービス業、専業主婦からの支持がある。若泉氏は自由業、管理職で高い支持。地域別の支持率で、松村、若泉両氏に大きな違いは見られない。山田氏は、嶺南や南越地方で支持を広げている。
■比例代表
自民、民主が並び、公明、共産が追いかける。年代別では、七十歳以上の自民支持が目立つが、年代が下がるほど自民、民主で支持は分散している。
職業別で、自民は商工サービス業や専業主婦、学生などから支持を集め、民主は自由業や管理職の層に浸透。支持政党別では民主、公明、共産が厚い支持基盤を持つ一方、自民支持層が他党に流れる傾向もみられる。
■候補者「決めている」6割
福井選挙区で、投票する候補者を「決めている」のは42・6%で、「だいたい決めている」の22・3%と合計すると六割強になる。一方、33・2%の有権者が「決めていない」と回答。年代別では二十代が66%と最多で、三十代の53%、四十代の27・7%が続いている。
比例代表で、投票する政党や候補者をほぼ決めているのは60・1%。決めていないのは、選挙区とほぼ同じ割合。ただし、参院選への関心度の質問には「大いに」あるいは「少しは」関心があるとした人たちが84・8%に上っており、第一回世論調査の六割強を大きく上回った。
■普段の支持政党 「保守王国」顕著に
中日新聞社は第二回世論調査に合わせ、県内の有権者に、普段の支持政党と安倍政権の支持度合いについて質問した。「保守王国」と呼ばれるように自民支持の傾向が顕著だったが、「支持政党なし」といった無党派層の多さも浮き彫りになった。安倍政権については支持が不支持を上回った。
調査結果によると自民支持は43・6%で、支持政党なし25・9%、民主13・9%、公明4%、共産2・7%、社民2%などが続く。二十代から七十歳以上までどの年代でも平均して自民支持の割合が高いが、三十代は支持政党なしが50・7%と突出している。
安倍政権の支持度合いについては「支持する」と「どちらかといえば支持する」が合わせて54・4%。「支持しない」と「どちらかといえば支持しない」を合わせると40%だった。男性で支持と不支持が拮抗(きっこう)している一方、女性では支持が不支持を20ポイント以上引き離した。
【調査方法】 電話番号をコンピューターで無作為に作って電話をかけ、有権者に質問するランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)法を採用。千八の対象に電話し、六百の回答を得た。回答率は59・52%。
355
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/23(月) 14:18:12
【参院選2007 石川ニュース】
『助けて』混じる絶叫 開票まで1週間 最後の日曜日
2007年7月23日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/ishikawa/CK2007072302035012.html
与野党対決 さらに激化
街宣で絶叫、集会で「助けて!」。参院選石川選挙区の四候補のうち三候補は選挙戦最後の日曜の二十二日、朝早くから住宅街やスーパー前で遊説、街宣を繰り返した。予断を許さない接戦とあって、この日も閣僚や党幹部ら大物応援弁士らが石川県入りし、夜の集会まで舌戦を繰り広げた。今週半ばにかけて県内で「安倍VS小沢」の党首対決も予定され、同選挙区の与野党対決はさらに激しさを増しそうだ。
矢田富郎候補(自民)は日中、金沢市西部を遊説し、夜は県立音楽堂であった自民・公明連携大集会に出席。「野党に石川の大事な議席を渡すわけにはいかない。助けてください」と声を振り絞って訴えた。公明党の冬柴鉄三国土交通相が「勇気、団結、執念で最後まで頑張ってほしい」と激励し、同党比例代表の魚住裕一郎候補も交え、三人が両手を掲げた。
一川保夫候補(民主)は午前は地元小松市、午後は能美市を遊説。街宣では「生活最優先の政治を取り戻し、このふる里を生きがいある場所にしたい」と決意を込め、顔見知りの人たちと笑顔で握手。約四時間同行した党最高顧問の羽田孜元首相もマイクを握り「一川さんは親友。民主が負けると日本がつぶれると思い、姫路から来た」と支持を訴えた。
近松美喜子候補(共産)は市議らとともに終日、金沢市内全域を駆け回り、十九カ所でマイクを握った。政策をきめ細かく訴え「確かな野党が伸びないと暮らしや平和を破壊する今の悪政は止められない」と絶叫。家庭菜園を楽しむ人や買い物帰りの親子連れに駆け寄っては握手、握手。観光客にも「金沢へようこそ。共産党をよろしく」と呼び掛けた。
356
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/23(月) 14:19:03
【参院選2007 富山ニュース】
3候補 懸命の訴え 開票まで1週間 最後の日曜日
2007年7月23日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/toyama/CK2007072302035013.html
街宣、演説会汗流す
二十九日の参院選投開票日まで一週間。選挙運動期間中で最後の日曜日となった二十二日、富山選挙区の三候補は、大票田の富山、高岡両市を中心に駆け回り、買い物客らでにぎわう中心商店街での街頭演説や、日中からの個人演説会などに汗を流した。
自民党現職の野上浩太郎候補(40)は地元・富山市で午前と夜、個人演説会を計十一会場で開催。「日曜を有効活用する新たな試み」(選対関係者)で、昼間の演説会では弁士が「この足で投票を」と期日前投票を精力的に呼び掛けた。野上候補は石金の演説会で逆風の中の厳しい戦いを強調。「地方再生の先頭に立って働かせてください」と懸命に訴えた。
共産党新人の泉野和之候補(50)は、高岡市と射水市の住宅地などで街宣活動を展開。高岡大仏前などの商店街にも繰り出し、増税・改憲反対などを訴えた。街頭演説では「自公政権の暴走に待ったをかけるのは『確かな野党』の共産党しかない」などと支持者らに熱っぽく呼びかけ、通る車にも懸命に手を振った。夜も同市内の個人演説会をこなした。
無所属新人の森田高候補(40)は富山市内で午前は街頭中心に、午後からは演説会などで持論の社会保障の再生を訴えた。民主党最高顧問の羽田孜元首相も応援に駆け付けた同市西町の街頭演説では「医者としてすべてを懸けて社会保障を直す」と宣言した森田候補。その後も半袖シャツ姿で横断歩道を往復し、汗を浮かべながら買い物客らに握手して回った。
357
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/23(月) 15:44:31
【参院選】残り1週間「大物」加勢
2007年07月23日 朝日石川
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000707230003
=各陣営、追い込みに弾み=
29日の投開票日に向け、最後の日曜日となった22日、参院選石川選挙区(改選数1)で争う主な候補者は街頭に立ち、支持拡大のために懸命に声を枯らした。残り1週間、選挙戦は終盤に入る。
自民新顔の矢田富郎候補(57)は金沢市の住宅街で選挙カーを走らせ、「あと1週間。泣いても笑ってもというが、泣くわけにはいかない。みなさんの手で助けて下さい」と、お願いして回った。夜に同市内であった自公連携の集会に冬柴国交相も激励に訪れた。25日には安倍首相が8日に続く2度目の来県でてこ入れを図る。
一方、民主新顔の一川保夫候補(65)は地盤の小松市や能美市などを遊説。「地方は色々な面で冷え込んでいる。ふる里が住みやすく生きがいを持って働けるような政治にしたい」と訴えた。この日は羽田党最高顧問も応援に駆けつけ、支持を求めた。24日には小沢代表も県内入りする予定で、終盤の追い込みに弾みをつけたい考えだ。
共産新顔の近松美喜子候補(53)は市議を務めた経験のある金沢市の住宅地を回って「たしかな野党」への支持を訴えた。遊説では年金、政治とカネ、雇用、増税、福祉、原発、自衛隊などの問題について党公約を訴えて自民、民主との違いを列挙。「結党以来侵略戦争反対の旗を降ろさなかった」と話し、憲法を守る姿勢を強調した。
358
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/23(月) 16:06:53
最後の日曜、訴え熱く
2007年07月23日 朝日福井
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000707230003
街頭で演説し、有権者に指示を訴える候補者=福井市内で
参院選の投開票日まで1週間に迫った22日、福井選挙区(改選数1)に立候補している民主新顔の若泉征三氏(61)、自民現職の松村龍二氏(69)、共産新顔の山田和雄氏(40)の3氏は、いずれも福井市や周辺部で活動。選挙期間中では、多くの有権者と触れあえる最後の日曜とあって、市街地や住宅地を回り政策を訴えた(名前の並びは届け出順)。
◎ ◎
◇若泉氏
若泉氏は午前中、福井市中心部の3カ所で街頭演説。飯塚町のショッピングセンター駐車場では、年金問題や安倍内閣の閣僚の失言に触れ、「国民は動揺し、不満を抱いている。我が福井県は保守王国と言われるが、一度、民主党に交代してやらしてほしい」と訴えた。年金記録問題を国会で取り上げた同党の長妻昭衆院議員が来県し、安倍首相は支持率が落ちて初めて対策に乗り出したと批判。「社会保険事務所の統計を昨年8月から今年3月まで分析したところ、7人に1人が記録を訂正されている。これだけ広がりがある問題だ」と指摘した。午後はあわら市や坂井市で街頭演説をした。
◇松村氏
松村氏は午前中、福井市の各所で活動。午後には永平寺町内の公民館で集会を開催。柳沢伯夫厚生労働相が応援に駆けつけた。柳沢氏は「新聞各紙の世論調査で『松村必ずしも楽観許さず』という報道がなされ、居ても立っても居られない気持ちで来た」と支援を訴えた。年金問題では「記録上の問題が出て逆風になっているが、安倍総理の指導のもとできっちり対応すれば何の心配もない」と強調した。
松村氏は「この選挙は厳しいと言われており、気を引き締め死力を尽くしていく。今、中部縦貫道や新幹線の課題がある。福井県に恩返しをさせていただきたい」と支持を訴えた。
◇山田氏
山田氏はこの日、福井市内を重点的に遊説。買い物客らでにぎわう量販店などで街頭演説した。JR福井駅東口の複合ビルAOSSA(アオッサ)前では、共産党県委員会などのメンバーが午後2時から約1時間「憲法9条改悪許しません」などと書かれたのぼりなどを掲げて通行人にアピール。
途中で合流した山田氏は「自民、民主の候補者の大半は消費税を上げると言っている。私たちは絶対に上げません。国民健康保険料の負担を1人1万円引き下げ、小学校就学前の子どもの医療費を無料化する。今回の参院選は政治の流れを変える大切な選挙。ぜひ投票を」と訴えた。
359
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/24(火) 08:55:30
塚田、黒岩、森氏競り合う―参院選1週間前情勢 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/saninsen/kiji/2007/07/post_9.html
第21回参院選は29日の投開票に向けて、年金問題などを争点に激しい戦いが繰り広げられている。新潟日報社は19―21の3日間、電話世論調査を実施。取材データを加味して投票1週間前の情勢を探った。改選2議席の新潟選挙区では、自民新人の塚田一郎(43)=公明推薦=、民主現職の黒岩宇洋(40)、民主現職の森裕子(51)=国民新推薦=の3氏が競り合っている。社民新人の山本亜希子(31)、共産新人の武田勝利(43)両氏は苦戦している。
選挙に関心があると回答した人の割合は80%に上り、前回参院選時より9ポイント以上、上昇している。全体の4割近くが投票する候補を決めておらず、今後の動向次第で情勢は流動的だ。
塚田氏は県内各地域でバランスよく支持を集めている。衆院3区、5区、6区でリードする。60歳代、70歳代以上の高齢者層から強い支持を受けており、職業別では農林漁業、管理職、主婦からの支持が高い。自民支持層の6割、公明支持層の6割をそれぞれ手堅くまとめている。
黒岩氏は衆院1区で先行。3区、5区、6区でも一定の支持を得ている。20歳―50歳代の「現役世代」に浸透。職業別ではサラリーマン層に強い。一方で主婦層など女性への浸透が今ひとつとなっている。民主支持層の五割超を固めたほか、自民支持層、無党派層にも食い込んでいる。
森氏は地元の衆院4区でリード。1区や5区ではやや伸び悩む。50、60歳代への浸透が弱いものの、20、30歳代からは一定の支持を得る。サラリーマン層に食い込むが、狙いの主婦にはもう一歩だ。民主支持層からの支持は3割弱にとどまる一方、無党派層からは支持を集めている。
山本氏は郡部で健闘するが、支持が広がっていない。社民支持層の3割弱しかまとめていない。
武田氏も共産支持層への広がりが5割にとどまり、苦戦している。
無所属新人の楠原光政氏(64)は独自の戦い。
2007年07月22日
360
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/24(火) 09:35:33
県区 羽田氏リード、続く吉田氏
2007年7月22日掲載 長野信毎
http://www8.shinmai.co.jp/2007saninsen/data/200707/22_005575.php
信濃毎日新聞社は21日、県内有権者1032人を対象に19日から21日にかけて実施した参院選の電話世論調査の結果を分析、各地域で取材した情報を総合して情勢をまとめた。改選2議席を争う県区は、民主党現職の羽田雄一郎氏(40)がリード。底堅さを見せて続く自民党現職の吉田博美氏(58)を、共産党新人の中野早苗氏(59)が追っている。社民党新人の中川博司氏(49)は伸び悩んでいる。ただ、有権者の約3割が投票する人を決めておらず、流動的な要素を残している。
羽田氏は、父の羽田孜衆院議員(長野3区)の地盤の東信地方で5割近い支持を得ているほか、吉田氏の地元南信地方を含め、県内全域で優位な戦いを展開。民主支持層の8割弱に加え、自民支持層の3割弱、支持政党なし層からも3割余の支持を受け、トップ当選をうかがう勢いだ。
吉田氏は、年金記録不備や「政治とカネ」問題で与党が逆風を受ける中、自民支持層の5割弱を固めるにとどまる。ただ、推薦を受けた公明の支持層から約5割の支持を得ており、年代別でも70代以上の高齢層では羽田氏に迫っている。地域別では南信、北信で底堅さを見せている。
中野氏は、共産支持層の8割余を固めたほか、年代別では50代で吉田氏とほぼ並ぶ支持を得ている。ただ60代、70代以上では羽田氏、吉田氏に差をつけられているほか、政党支持のない層で有権者を十分引きつけ切れていない。
中川氏は、社民党支持層の約6割を固めたものの、他党の支持層や政党支持なし層へは食い込めていない。地域別では中南信地方で一定の支持を集めているが、東北信地方では他候補に大きく水をあけられている。
一方、比例代表の投票先は「決めている」(「だいたい」も含む)が62・3%で「まだ決めていない」は35・7%。投票する政党・候補者は民主が39・6%とトップで、自民20・3%、共産7・6%、公明7・2%、社民5・4%、新党日本4・1%、国民新党1・8%−などの順となっている。
361
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/24(火) 15:50:43
冬柴国交相被災地視察 7/23 石川MRO
能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市などの復興状況の視察に訪れた冬柴鉄三国土交通大臣は初めてとなる木造での一戸建て公営住宅建設も検討している事を明らかにしました。
冬柴大臣は能登有料道を視察した後輪島門前町深見地区に通ずる市道道下ー深見線の土砂崩れ現場を訪れ県や輪島市の担当者から復旧の状況の説明を受けました。
この後門前町の道下仮設住宅を訪れ「深見地区の皆さんには来年の正月は自宅で迎えられるように工事を進めています」と述べた上で「高齢で自宅の再建が無理な被災者には災害公営住宅の整備をしていてできれば一戸建ての公営住宅で、能登にあった木造での建設に向けて検討している」と語りました。
この後、能登空港で能登地区の市長や町長から高齢者世帯に対する住宅の確保風評被害対策の支援などの要望を受けました。
362
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/24(火) 19:12:25
参院選:国民新党・綿貫代表、自民党との距離強調
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070725k0000m010031000c.html
国民新党の綿貫民輔代表は24日、地元・富山県南砺市の後援会の会合で「私は自民党とは決別している。政治の流れを変えるべきだ」とあいさつし、自民党との距離を強調した。各種世論調査などで与党の苦境が伝えられる中、選挙後の政局もにらみ態度を鮮明にさせたものとみられる。
富山選挙区では、国民新党が民主、社民両党とともに無所属候補を推薦、自民党公認候補と争っている。綿貫氏は公示後、地元入りを控え、自民党から「わが党候補に対する最大限の配慮」(幹部)と受け止められていたが、この日の会合では「自分は期日前投票で自民党ではない人に投票した」と明言した。
綿貫氏は23日のテレビ朝日の番組で「私はもうキャスチングボートという言葉を使わない」とも述べた。国民新党がキャスチングボートを握るには、与野党の議席が接近していることが不可欠で、「今の流れでは主導権はとれない」(同党幹部)と判断したようだ。【須藤孝、上野宏人】
毎日新聞 2007年7月24日 18時38分
363
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/24(火) 19:13:19
県内2.2倍 4万3353人 期日前投票、伸び率全国2位
2007年07月24日 富山北日本
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070724/6151.html
二十九日投開票の参院選富山選挙区で、県選管は二十三日、県内の期日前投票の中間集計を発表した。初日の十三日から二十二日までの十日間の投票者数は四万三千三百五十三人で、十六年の前回参院選の同時期と比べ二・二倍に増加。群馬県に次いで全国二番目の高い伸び率となった。富山選挙区の三陣営が期日前の積極的な利用を呼び掛けているためで、期日前の投票動向は選挙戦の行方にも影響を与えそうだ。
国政選での期日前投票は今回が三回目。これまで各種団体が組織票固めに利用するケースが目立っていたが、昨年十一月の沖縄知事選は期日前投票を積み上げた与党推薦候補が野党統一候補の猛追をかわし、接戦となった四月の参院沖縄補選でも期日前投票が勝敗を大きく左右したとされる。
各陣営はこうした状況を重視。ある陣営は「毎日が投票日」を合言葉に、個人演説会などで期日前の積極的な利用を促している。別の陣営は期日前投票を呼び掛けるビラを作成。集会などで配布し、仕事のない土曜や日曜に投票に行くよう呼び掛けてきた。
二十二日までの市町村別の期日前投票者数は全市町村で増加。富山市の一万六千三十五人が最も多く、前回参院選の二・一五倍。次いで高岡市が三・四四倍の六千二百二十三人、南砺市が一・五八倍の三千九百四十三人、射水市が二・二八倍の三千二百二十人など。伸び率が最も高いのは高岡市となっている。
県内の期日前投票所は三十九カ所。一部の投票所を除き、午前八時半から午後八時まで投票を受け付けている。
364
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/25(水) 07:07:29
国民新党 綿貫代表県内入り 参院選公示後初 讀賣富山
国民新党の綿貫民輔代表が24日、参院選公示後初めて県内に入り、南砺市松島の井波八幡宮で開かれた地元後援会の会合に出席した。綿貫代表は、富山選挙区(改選定数1)の無所属新人、森田高候補(40)(民主、社民、国民新推薦)の推薦を決めた経緯を説明し、理解を求めた。
会合は非公開だったが、出席者によると、会合には南砺、砺波両市の後援会員ら50人以上が出席。綿貫代表は、「政治の流れを変える必要がある。森田候補とは郵政民営化反対や格差問題などで共通点が多い」などと説明した。
ただ、綿貫代表からは、森田候補への投票を直接求める発言はなかったという。綿貫代表は会合後、「私を選んでくれた人に(森田候補に投票)してくれとは言えない」と報道陣に語った。綿貫代表の後援会には、自民現職の野上浩太郎(40)(公明推薦)を支援する自民系支持者も多く、こうした支援者に配慮したものとみられる。
また、森田陣営は、県西部での票の上積みを図るため、綿貫代表と森田候補の合同街頭演説を求めていたが、今回は実現しなかった。
こうした点について、野上選対の事務長、中川忠昭県議は「(森田陣営にとって)共闘の効果は出にくくなっているのではないか」と語った。一方で、「(国民新党の)推薦を受けているのは事実」と述べ、県西部に多数の支持者を抱える綿貫代表の動向に神経をとがらせている。
野上候補はこの日、砺波、小矢部市などで地元選出の県議や市議らと企業などに支援を求めたほか、夜は富山市の八尾、婦中両地区などで個人演説会を開いた。
共産新人の泉野和之候補(50)は、南砺、小矢部両市で街頭演説した。陣営は泉野候補の日中の活動を街頭演説一本に絞っている。選対幹部によると、泉野候補は県内を既に2巡し、3巡目で支持を広げたい考えだ。
(2007年7月24日 読売新聞)
365
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/25(水) 07:42:09
森氏、マキコの力で百人力…新潟選挙区
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070725-OHT1T00074.htm
ムネオ&マキコという永田町の2大個性派からサポートを受ける「戦う女性」が、議席獲得へ猛追している。北海道では「女ムネオ」の異名を持つ新党大地副代表の多原香里氏(34)。推薦を受ける民主党だけでなく、自民票をも掘り起こす台風の目として注目を集めている。一方、新潟で田中真紀子衆院議員(63)の全面支援を受けるのが民主党・森裕子参院議員(51)。国会でスカート、ハイヒールのまま大仁田厚参院議員(49)と乱闘劇を繰り広げブレークした森氏だが、今回は宿敵のはずの大仁田氏も応援に駆けつけている。
“劇薬”のんで2議席死守へ 国会での武勇伝で名をはせた森氏は、議席獲得へ向け2つの“劇薬”をのみ込んだ。田中真紀子衆院議員と今回の参院選をドタキャンした大仁田厚氏だ。
真紀子氏は当初、夫で自民党参院議員の直紀氏が3年後に改選を迎えることから、「民主党候補の応援は控えるのでは」(民主党幹部)と見られていた。
しかし6月中旬、自ら森陣営に電話。「私が行くから集会を開きなさい」と指令を出した。公示前と公示後の2度、森氏の個人演説会に現れ「(民主2候補のうち)落ちるならこっち。オラのバカ力で何とか押し上げられないか」と1時間以上にわたる毒舌スピーチを展開。森氏の演説時間が5分足らずしかなくなってしまう「真紀子独演会」となったが、森氏は「百人力」と手応えを感じていた。
森氏はさらに、かつて国会でバトルを繰り広げた宿敵・大仁田氏ともラストサンデーの22日に緊急合体。一歩間違えば逆効果にもなりかねない2つの“劇薬”を受け入れた森氏は「私自身、アクが強いから」と笑い飛ばした。
民主党は同選挙区で、故田中角栄元首相時代の自民党でも実現できなかった「2議席死守」の快挙に挑む。全国で唯一の「2人区で2人公認」だが、メディア各社の情勢調査では連合の推薦を受ける黒岩氏が一歩リードし、森氏と自民新人の塚田氏が競っているとされる。
森氏とデッドヒートを繰り広げる塚田氏は、02年補選で失った自民党議席の奪還が至上命題。真紀子氏の動向について、選対関係者は「昔と違い今は影響力がどこまであるか疑問。人寄せパンダに過ぎないのでは」と強気。大仁田氏については「特に何も。フフフ」と全く眼中にないようだった。
一方で、直紀氏は公示以降、塚田氏の応援には一切姿を見せていないという。「約10万票あるのでは」(民主党県連関係者)と言われる「田中票」の行方が、大きな焦点となりそうだ。
同時に公示後に起きた新潟県中越沖地震の影響で、各候補者とも選挙活動の変更を余儀なくされており情勢は流動的だ。
(2007年7月25日06時03分 スポーツ報知)
366
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/25(水) 10:52:44
【参院選2007 石川ニュース】
民主・小沢代表 『現政府に終止符を』 能登町 中山間地でアピール
2007年7月25日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/ishikawa/CK2007072502035616.html
のどかな中山間地で街頭演説する小沢代表=24日、石川県能登町柳田で
民主党の小沢一郎代表は二十四日、参院選石川選挙区の一川保夫候補応援のため石川県入りし、能登町柳田地区の中山間地で街頭演説した。農家が多い地域とあってマニフェストに掲げる農業政策を中心に訴えながら、自民党政権を「強い者だけ生き残ればいいという考え方」と痛烈に批判し「強権政治を終わらせる最大、最後のチャンス」と強調した。
陣営などによると、街宣場所に同地区を選んだのは「自民党政治の中で光の当たっていない地域の一つ」だから。能登空港から車で、柳田体育館前に到着した小沢代表は、ビール箱で作った演壇に登ってマイクを握った。
小沢代表は参院選の一人区に一次産業従事者が多いことを挙げ「自民は大規模経営を推奨し、中小の農林水産業を見捨てようとしている」と指摘。戸別農家所得補償制度などを分かりやすく紹介し、党広報の「農業政策特集号」を配ってアピールした。
年金記録不備問題では「隠そうとした安倍政権の誠意のなさが問題」、さらに政府・与党批判は郵政民営化にも及び「このままでは格差が開く一方だ」と強調。「今の政府に終止符を打たねばならない」と呼びかけた。
支持者や地元住民ら大勢が集まり、時折うなずきながら演説に聞き入り、終了後は握手を求めて殺到した。同町柳田の主婦(60)は「地方の声が届きにくい中で能登に来てくれてうれしい。少しでも実情を分かってもらえれば」と話した。
小沢代表は二十五日、富山市八尾町深谷でも街頭演説する。
安倍晋三首相(自民党総裁)は同日、石川県小松、金沢両市、富山県魚津、富山両市で街頭演説する。
367
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/25(水) 10:59:27
【参院選2007 富山ニュース】
国民新・綿貫氏 森田候補支持を明言 公示後初富山入り 地元受け止め温度差
2007年7月25日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/toyama/CK2007072502035613.html
街頭演説で森田候補を推薦した経緯を説明する綿貫氏=24日午前、富山県小矢部市で
国民新党の綿貫民輔代表が二十四日、参院選公示後初めて富山入りし、民主、社民の両党とともに富山選挙区の無所属新人森田高候補(40)を推薦したことについて、支持者に理解を求めた。その一方では「私からは誰に入れなさいとは言えない」とも述べ、あくまで支持者の自主性を尊重する考えで、配慮もにじませた。
綿貫氏は同日朝、空路で富山県入り。南砺市で期日前投票を済ませ、比例代表の公認候補と小矢部市で街頭演説。森田候補について「公約に郵政民営化反対、格差反対と、私たちと言うところは同じ」とし「私は自分の志を込めて(期日前)投票した」と“宣言”。記者団にも森田候補への投票を認めた。
その後、南砺市の後援会関係者との会合で、森田候補を推薦した経緯などを説明。約五十人を前に「自民と決別」した立場をあらためて強調し、記者団には「以前に(誰を支持するかは)『以心伝心』と言ったせいで混乱していたようだ。はっきり自民党でない候補を(支持してほしい)と話した」と明かした。ただ「私は皆さんから選ばれている。誰に入れなさいとは言えない」とも述べた。
後援会南砺市連は既に自民党現職の野上浩太郎候補(40)=公明党推薦=を支持する方針を固めており、綿貫氏の“働き掛け”に、地元の受け止め方はさまざまだ。
役員の一人は「あそこまで綿貫さんに言わせておいて、(後援会が)その思いに応えないのはおかしいと思う」ともらし、森田候補を支援すべきだとの考え。しかし、自民、国民新の両党に入っている六十代男性は「気持ちは分かるが、すんなり受け入れるわけにはいかない。野上さんを応援する」と話し、温度差を見せた。
富山選挙区ではこのほか、共産党新人の泉野和之候補(50)が立候補している。
368
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/25(水) 19:17:34
参院選:北陸3県が注目区に浮上 与党逆風で激戦区に
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070726k0000m010027000c.html
参院選の1人区のうち富山、石川、福井の北陸3県が注目区に浮上してきた。元々は自民党の牙城だが、与党への逆風で、四国、九州と並ぶ激戦区となったためだ。安倍晋三首相(自民党総裁)は25日、3県を縦走して巻き返しに全力を挙げた。一方、民主党の小沢一郎代表は「自民党との決別」を宣言した富山県が地元の国民新党、綿貫民輔代表と連携し、「北陸決戦」を制する構えだ。
安倍首相が石川県内2カ所で行った遊説には、地元出身の森喜朗元首相が同行。首相の前にマイクを握り、「もし石川を落とし、そのことで(与党が)過半数を割ることになれば、責任は全部私にある」と危機感をあらわに訴えた。小沢氏が24日、同県内で「ここで当選すれば、ほぼ過半数獲得に近づく」と強気の見通しを示したため、対抗意識をむき出しにした。
92年以降5回の参院選で、北陸3県で自民候補が落選したのは98年の石川の1人だけ。北陸で敗れると森氏の政治力にも影響しかねない。森氏は最終盤の27、28両日も北陸に陣取り、引き締めに全力を挙げる。
小沢氏は24、25両日で3県を回り、いずれも市街地から遠い農村部で遊説した。「自民党の牙城だった地域こそ今の自民党政治に強い憤りを持っている」と見定め、保守票を切り崩す作戦だ。25日、富山市の街頭演説では「改革という美名の下、農林水産業や地場の商工業は落ちこぼれてもしょうがないという政治がされている」と訴え、富山県が地盤の綿貫国民新党代表との共闘もアピールした。【高山祐、葛西大博】
毎日新聞 2007年7月25日 18時34分
369
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/25(水) 20:42:59
国民新党「参院選後も存続したい」自民と合流否定
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007072512.html
国民新党の綿貫民輔代表は24日午後、参院選後の政局対応について「(国民新党を)独立した政党として残していきたい。(政党として)残ることが大変大きな意義を持つ」と、自民党への復党や合流の可能性を改めて否定、地元の富山県南砺市内で記者団に語った。
これに先立ち、綿貫氏は自身の後援会の会合で「国民新党は一昨年の衆院選の時から自民党と決別し、縁も切れている」と強調。参院選富山選挙区で野党系候補を推薦したことに関し、「日本の政治の流れは変わっている。富山県の政治の流れも変えるべきではないか」と理解を求めた。
ZAKZAK 2007/07/25
370
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/26(木) 08:24:13
首相・小沢氏、富山で舌戦 「綿貫票」焦点
2007年07月26日00時02分
http://www.asahi.com/politics/update/0725/TKY200707250518.html
安倍首相と民主党の小沢代表が25日、参院選の応援でともに富山に入った。この選挙戦で、2人が舌戦で激突したのは初めて。隣県の石川、福井とともに保守地盤が強い「1人区」だが、与党が逆風を受け、いずれも予断を許さない情勢となっている。とくに、富山は綿貫国民新党代表の地元で、選挙後の政局にらみでも注目を集める。四国、中国、九州に加え、「北陸決戦」が新たな焦点となっている。
25日午前、富山市郊外。小沢氏は約200人を前に「民主党、ご当地の綿貫さん率いる国民新党、そして社民党。みんなで、この人なら県民サイドに立って働くという確信で推薦した」と訴えた。
24日の福井、石川に続く「北陸行脚」だ。この3県は01年、04年と参院選挙区は自民党が完勝、05年総選挙も計9選挙区のうち自民党を破ったのは綿貫氏しかいない。民主党は今回も厳しい戦いとみていたが、報道各社の情勢調査では互角の状況に。小沢氏は25日の演説後、記者団に「富山はなんと言っても自民党の基盤の厚いところだ。しかしながら県民の今の政治に対する批判が強く、相手をとらえて一線に並んだ」と語った。
結果によっては国民新党が参院過半数の行方を左右することから、綿貫氏の動向も注視されてきた。公示直前に同党は野党系候補を推薦し、綿貫氏は24日に地元で「流れを変えるには富山も流れを変えてもらわなければならない」。記者団には「もう完全に吹っ切れた」とすでに野党系候補への投票を済ませたことを明らかにした。
一方、首相は25日午後、福井、石川両県を回った後に富山入りした。魚津市では約1500人を前に演説。ますずしやチューリップ、米など富山の名産品を挙げて地域再生を唱え、「民主党から、小沢さんから経済を成長させる、景気を回復するという話を聞いたことがありますか」とも訴えた。
自民党は北陸決戦を制そうと懸命だ。石川では地元の森元首相が他県での応援をキャンセルして票固めに回る。
この日、公明党の太田代表は愛知など、共産党の志位委員長は神奈川で支持を訴えた。社民党の福島党首は沖縄へ。新党日本の田中代表は東京都内を回った。
371
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/26(木) 15:23:38
選挙に「関心ある」は2ポイント減、本紙最新世論調査 讀賣新潟
読売新聞社が23日から25日にかけて行った全国世論調査では、最終盤を迎えた29日投開票の参院選に「関心がある」とした県内有権者は76%で、今月14〜16日の前回調査時(78%)より2ポイント低下した。投票に「必ず行く」と答えた人も74%と前回(76%)を2ポイント下回った。選挙期間中に発生した中越沖地震や本番を迎えた夏休みのあおりで、参院選への関心が薄らいだためと見られる。今回の投票率は2004年の63・25%に届かない可能性が強まったと言えそうだ。
◆選挙への関心度◆
参院選に「関心がある」は、「大いに」54%、「多少は」22%で、前回からは「大いに」が4ポイント減り、「多少は」が2ポイント増えた。支持政党別では、主要政党の中で最も低いのは、新潟選挙区に公認候補を出していない公明の支持層の71%。自民、国民新党の支持層も70%台で、共産、社民の支持層は80%台、民主の支持層は90%だった。新党日本は100%。無党派層は64%で、前回と変わらなかった。
◆支持政党◆
主要7政党で最も支持率が高かったのは民主党の29・0%。ただ、前回の33・1%よりも低かった。2位の自民党は24・7%で、前回より0・7ポイント改善。その結果、民主と自民の差は9・1ポイントから4・3ポイントへと大きく縮まった。無党派層は26・9%で微増した。
(2007年7月26日 読売新聞)
372
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/26(木) 15:24:20
激戦区 党首来県テコ入れ
参院選 舌戦ヒートアップ 讀賣富山
県内の有権者に支持を訴える安倍首相(25日夕、魚津市内で)
住民と握手する民主党の小沢代表(25日午前、富山市内で)
参院選富山選挙区(改選定数1)の公認・推薦候補の応援のため、安倍晋三・自民党総裁(首相)と小沢一郎・民主党代表が25日、それぞれ県内で街頭演説した。両氏の本県入りは公示後初めて。選挙戦終盤に来ての来県で、1人区の富山選挙区を重視する両党の姿勢を強く示した。党首のテコ入れで選挙戦は29日の投開票日に向け、一層熱を帯びてきた。
安倍首相は25日夕、魚津市内のショッピングセンター前とJR富山駅前の2か所で、自民現職の野上浩太郎候補(40)(公明推薦)の応援演説を行った。富山駅前で安倍首相は年金問題への対応や経済政策を紹介。「責任政党として約束は必ず実行する。民主党に改革はできない」と強調した。多くの聴衆は、安倍首相が手を振るたびに拍手で応えた。
野上選対の幹部は「無党派層にも訴えが波及したのではないか」と話した。自民党県連関係者によると、現役の首相が、参院選期間中に応援演説で県内入りするのは、1992年の宮沢首相以来、15年ぶりという。
一方、小沢代表は25日午前、富山市八尾町地区の公民館前で演説し、大規模農家を優先支援する国の「品目横断的経営安定対策」を激しく批判。その上で、民主、社民、国民新が推薦する無所属新人の森田高候補(40)について、「ようやく(他候補に)並んだ。森田君が当選すれば野党が参院で過半数を占め、日本の政治が変わる」と訴えた。
民主党県連幹部によると、小沢代表は24日に富山市内に入り、民主党選挙カーを引き続き使えるよう陣営側に約束した。県連が水田が広がる旧八尾町を演説会場に選んだのは、農業重視の姿勢を示したい小沢代表の意向を受けたものという。
富山市全域で演説 泉野候補
また、共産新人の泉野和之候補(50)は25日、富山市全域で街頭演説した。午前中は同市の婦中、八尾地区を中心に、午後は市南部で支持を訴えて回り、住宅街でミニ集会も開いた。
(2007年7月26日 読売新聞)
373
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/26(木) 15:24:47
無党派層関心アップ 5.2ポイント増59・6%
本社世論調査 投票「行く」85・1% 讀賣富山
29日投票の参院選について、読売新聞は、23〜25日に実施した世論調査で、投票動向や関心度など県内有権者の意識を探った。「関心がある」と答えたのは75・4%で、前回調査(14〜16日)の73・5%から1・9ポイント増加した。投票に「行く」と回答した有権者は、92・5%(前回比0・2ポイント増)。投票日に向けて、有権者の関心が高まっている傾向が分かった。
関心度について、「大いにある」48・5%(前回比1・6ポイント減)、「多少はある」が26・9%(同3・5ポイント増)。都市別で見ると、最大の票田である富山市で「関心がある」が76・2%(同2・1ポイント増)だったのに対し、高岡市は74・6%(同4ポイント減)となっている。
また、支持政党を持たない無党派層では、関心が「ある」は59・6%(同5・2ポイント増)と上昇した。投票に「行く」と答えたのも、85・1%(同2・9ポイント増)と無党派層で関心が高まっている様子がうかがえた。
一方、どの政党を支持するかの質問では、自民が前回より若干伸ばし、3割強の支持を得ていた。
安倍内閣への支持を問う設問では、「支持しない」は前回とほぼ同じだったが、「支持する」が1・7ポイントの微増だった。
(2007年7月26日 読売新聞)
374
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/26(木) 15:54:04
【参院選2007 福井ニュース】
有権者の3割以上「未定」 本紙世論調査
2007年7月26日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/fukui/CK2007072602035960.html
二十九日に投開票される参院選挙を前に中日新聞は、二十二日から二十四日にかけて福井を含む中部六県の有権者を対象にした第三回世論調査を実施した。福井選挙区(改選数一)では、自民現職の松村龍二氏(69)と民主新人の若泉征三氏(61)が激しい戦いを繰り広げ、共産新人の山田和雄氏(40)は苦戦している。有権者らの三割以上は依然、投票する候補者を決めておらず、状況は流動的で「最後のお願い」に力が入りそうだ。 (山田祐一郎)
◆選挙区情勢
年代別では、松村氏が七十歳以上で依然として高い支持を維持しているほか、幅広い年齢層に浸透。若泉氏は五、六十代に加え、二十代の支持が目立つ。一方で中盤まで高かった三、四十代の支持が下がった。山田氏は、中盤まであった二十代の支持を大きく落としたが、三十代で支持を拡大した。
男女別では、女性が松村氏を、男性が若泉氏を支持。職業別では、現業職や農林漁業、専業主婦などが松村氏を多く支持。商工・サービス業や事務・技術職などで若泉氏支持が高い。
政党別では、松村氏が自民、公明支持層の半数以上を固めた。若泉氏は、民主、社民支持層の七割近くを固めたほか、共産支持層にも拡大。無党派層にも高い支持を維持している。山田氏は中盤まで圧倒的だった共産支持層を大きく落とした。
◆投票先を決めた有権者
既に投票する候補者をほぼ決めた有権者は、全体の約六割。政党別に見ると、自民支持者は72%がほぼ決めており、民主支持者は85・8%、公明支持者は80・5%、社民支持者はほぼすべてが決めていた。一方で、共産支持者は63・1%、無党派層も44・9%と比較的低めとなっており、流動的な要素は多い。
投票する候補者を決めた有権者のうち、選ぶ理由となったのは「支持する政党が公認、推薦したから」が32・9%と最も高く「年金問題や政治とカネなど今の政治が許せないから」(23・6%)「候補者の人柄が良さそうだから」(13・3%)と続いた。
◆支持政党と比例代表で投票する政党
有権者のうち、普段支持する政党は自民が41・6%、民主が12・2%、公明が3・8%、共産が1・6%、社民が1・5%、無党派層は31・3%だった。一方で、比例代表での投票先政党は、自民が29・5%、民主は24・9%、公明が6・7%、共産が2・4%、社民が1・8%となっている。
【調査方法】 コンピューターで無作為に電話番号を発生させ、つながった世帯から有権者を無作為に選び、調査するRDD追跡法を採用。六百二十二人に電話し、四百人から回答を得た。回答率は64・3%。
375
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/26(木) 15:56:10
【参院選2007 石川ニュース】
『絶対に負けられない』 金沢と小松 首相演説し絶叫
2007年7月26日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/ishikawa/CK2007072602035957.html
街宣を終え握手攻めにあう安倍首相=25日、金沢市本町で
安倍晋三首相(自民党総裁)は二十五日、参院選石川選挙区の矢田富郎候補応援で石川県入りし、金沢、小松両市で街頭演説に立った。JR金沢、小松両駅前に集まった大勢の聴衆を前に「野党には絶対に負けるわけにいかない。改革を、成長を止めてはならない」と絶叫した。この日は昭恵夫人も来県し、各選対事務所を激励に回り、接戦といわれる同選挙区で、首相夫妻そろっててこ入れに懸命だった。
安倍首相の選挙応援は公示前の八日に続き二回目。党本部は「石川を重要視」(森喜朗元首相)しており「厳しい戦いが続く石川1、2区で一人でも多くの人に聞いてほしい」(選対幹部)と駅前街宣を計画した。
首相は「民主党には経済を成長させるプランも考えもない。どうやって格差を解消し、地域を元気にする財源を生むのか」と批判。小沢一郎代表が二十四日、能登町の中山間地に入ったことを意識してか「頑張る小規模農家の皆さんも、美しい国をつくるために大切」と強調した。
年金記録不備問題では「既得権を持つ団体や労働組合に支持される民主党に改革はできない」と断言し「私の内閣ですべて解決することをお約束する」と力を込めると、聴衆からは「頼むぞー」の声援も飛んだ。最後に「どうか、われわれに力を」と懇願調で呼び掛け、矢田候補と両手を高々と掲げた。
両会場周辺の沿道とも握手を求める人垣が連なった。かほく市の団体職員男性(68)が「攻める姿勢が伝わる、いい演説。握手して胸がいっぱいになった」、金沢市の会社員女性(26)は「テレビで見るよりダンディー。公約通り頑張って」と語った。小松市の無職男性(75)が「一生懸命で、誠意を感じた」と話した。
昭恵夫人は経済界の会合に出席したり、矢田候補の地元・津幡町や金沢市、南加賀の各選対事務所などを陣中見舞いしたり精力的に行動。夫妻がそろう場面はなかったが「主人は日本の将来のために必死に踏ん張っています。どうかお助けを」と繰り返し頭を下げた。
376
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/26(木) 15:57:08
【参院選2007 富山ニュース】
富山“直接対決”
2007年7月26日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/toyama/CK2007072602035966.html
安倍晋三首相(自民党総裁)と民主党の小沢一郎代表が25日、それぞれ参院選富山選挙区の応援で富山県内で街頭演説した。安倍首相は駅前など繁華街で声を張り上げたのに対し、小沢氏は中山間地で農家に語りかける戦術。自民党現職と民主など野党3党が推薦する無所属新人が激しく競り合う情勢とあって、両党首とも相手批判には一段とボルテージが上がった。
自民・安倍首相
繁華街で改革強調
安倍首相は魚津市と富山市で街頭演説。JR富山駅前では「改革を進めるのか逆行するのか、経済を成長させ地域を元気にしていくのか、九〇年代の政治の混乱、経済の低迷に戻っていくのかを決める選挙だ」と熱っぽく訴えた。
進めてきた景気・雇用対策や教育再生などの実績を強調し、年金記録不備や拉致問題の解決に全力で取り組む姿勢も強調。年金問題では、社会保険庁の廃止・解体に反対した民主党を批判し「民主党には改革ができない。改革実行力があるのは私たち自民党、公明党」と一段と声を高めた。
演説後、安倍首相は大勢の聴衆から握手攻めにあう人気ぶり。演説を聴いた富山市の元高校教員男性(65)は「短い期間で教育基本法改正など課題を処理し、よくやっている」と評価した。
民主・小沢代表
農業重視アピール
小沢代表が演説したのは、中山間地域の富山市八尾町深谷。集まった農家らを前に、全販売農家が対象の所得補償制度など党独自の政策、大都市と地方の地域間格差の是正を重点に訴えた。
広がる田んぼを背に、小さな台の上で話し始めたが、政府・与党批判では「弱きをくじき、強きを助ける政治」と声を張り上げ「生産性の低い農林水産業、地場の中小・零細の商工業は落ちこぼれてもしょうがないという考え方だ」とバッサリ。年金の信頼回復や「子ども手当」の創設も約束した。
駆け寄る農家の人たちと気さくに握手し、支持を訴えた小沢代表。演説を聴いた富山市の農業男性(66)は「国の農業政策に腹が立って、自民党員をやめた。一度は民主党に任せてみようかな」と話した。
377
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/27(金) 08:06:55
野上氏と森田氏競り合う 参院選富山選挙区、本社世論調査
2007年07月27日 富山北日本
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070727/6208.html
二十九日投開票の第二十一回参院選で、共同通信社は二十四日から二十六日にかけ、激戦となっている全国の二十一選挙区で電話世論調査を実施し、北日本新聞社が取材で得た情報を加味して富山選挙区(改選一)の最終盤の情勢を総合的に分析した。自民党現職で公明党推薦の野上浩太郎候補(40)=一期、富山市堀川町=と民主、社民、国民新の三党が推薦する無所属新人の森田高候補(40)=医師、富山市吉作=が激しく競り合い、共産党新人の泉野和之候補(50)=党県常任委員、立山町野沢=は伸び悩んでいる。調査時点でまだ二割強の有権者が態度を決めておらず、最後まで予断を許さない状況だ。
野上候補は全県で県議、市町村議が中小企業回りを徹底。県内三十四地域支部や議員の後援会組織もフル回転させ、票の掘り起こしを進める。二十五日に来県した安倍晋三首相をはじめ、麻生太郎外相ら大物応援弁士を相次ぎ投入し、無党派層の取り込みも図る。自民党支持層の七割、公明党支持層も九割弱を固めた。
森田候補は街頭活動や支援企業・団体回りをこなす。国民新の推薦を足掛かりに県西部でさらに浸透を図り、県東部での集票にも力を入れる。二十五日の民主党の小沢一郎代表に続き、二十七日は鳩山由紀夫幹事長も来県する。民主、社民両党支持層の約八割、国民新の六割強をまとめ、無党派層にも浸透する。
泉野候補は街頭活動に力を入れ、党の政策をアピールする。共産党支持層の八割強を押さえるが、他に支持は広がっていない。
二十一選挙区で情勢を探ると、民主党は激戦の続く改選一人区で好調を維持。三人区の一部で民主党が二議席目を確保する勢い。一人区では、民主党が鳥取で優位に展開、栃木、鹿児島でわずかに先行する。香川、熊本、宮崎では自民党が巻き返してきた。青森、石川、高知などで自民、民主両党が横一線。島根では国民新の新人が自民党現職と並んできた。
▽「関心ある」84% 7・7ポイント増
参院選への関心度では「大いに関心がある」「少しは関心がある」と答えた人は84・5パーセントで、十九−二十一日に行った前回調査に比べ7・7ポイント上がった。選挙戦が最終盤に入り、有権者の関心が高まっていることがうかがえる。
勝敗の鍵とされる「支持政党なし」と答えた無党派層の関心度は9・0ポイント増の75・5パーセントとなった。「だれに投票するか」との問いに「まだ決めていない」と答えた人の割合も前回の四割近くから二割強に縮小した。
前回調査に比べ「大いに関心がある」が0・3ポイント減の36・6パーセント、「全く関心はない」が2・2ポイント増の5・9パーセントとそれぞれ関心度を落としたが、「少しは関心がある」が8・0ポイント増の47・9パーセントと大きく伸ばし、「あまり関心がない」とした層が9・7ポイント減の9・6パーセントと半減。全体として関心度が上がった。
衆院選の選挙区ごとに関心度をみると「大いに関心がある」「少しは関心がある」と答えた人の割合は、富山3区が13・4ポイント増の85・7パーセントと前回の72・3パーセントから大きく伸びた。1区は8・5ポイント増の90・8パーセントで九割を超え、2区は1ポイント減の77・3パーセントだった。「だれに投票するか決めたか」の問いに「まだ決めていない」と答えた人の割合は、前回調査から14・2ポイント減の23・9パーセントと縮小。「決めている」も10・2ポイント増の52・9パーセントで半数を超えた。
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