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▲2007年▲21参▲九州沖縄

153片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 19:20:08
参院佐賀選挙区の陣内氏 辞退を正式表明
2007年05月16日19時05分
http://www.asahi.com/politics/update/0516/TKY200705160327.html

 参院佐賀選挙区(改選数1)に自民党公認で立候補予定だった現職の陣内(じんのうち)孝雄氏(73)が16日、佐賀市で記者会見し、参院選に立候補しないことを正式に表明した。陣内氏は「情勢が厳しいなか、私よりしっかり勝つ候補に譲るべきだと判断した」と述べた。

 陣内氏は、14日に青木幹雄参院議員会長に立候補辞退を申し出ていた。後継候補の人選は党執行部と県連が進める。

 陣内氏は4回当選。理事長を務めた共済組合の破産を巡る訴訟の判決を6月に控えている。

154片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 20:38:05
’07参院選おおいた:コピー立案、自民若手県議で戦略 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070516ddlk44010666000c.html

 ◇「礒崎らしさ」とは?

 参院選大分選挙区に自民党公認で立候補する礒崎陽輔氏(49)の一般有権者へのイメージを良くしようと、キャッチコピーなどを考える「戦略会議」を自民の若手県議(1〜3期)7人が作ることになった。17日に第1回会議を開き、本人も出席する。15日あった県連常任総務会で決まった。

 民主系の矢野大和氏(50)が「地方が主役」、社民系の松本文六氏(64)が「いのちが一番」、共産公認の山下魁氏(30)が「若い力で政治の革新を」と、それぞれのイメージに合ったコピーがある。礒崎氏も「大分の即戦力」「大分の太陽」などのコピーがあるが、浸透度は今ひとつ。しかも「即戦力というと自画自賛した感じ」「自分が太陽になってどうする。県民を太陽にせんといけん」などの意見がこの日相次ぎ、戦略を練り直すことにした。

 衛藤征士郎・自民県連会長は「疲弊した地方の台所を建て直せるのは礒崎氏だけであることを踏まえ、他候補との違いが強調できるコピーを作ってほしい」と話した。

 一方、特段の進展が見られない公明党との選挙協力について、衛藤会長は「今月中に九州レベルの創価学会幹部にもお願いし、理解を得たい」と述べ、中川秀直幹事長を迎え、29日に大分市内で開く礒崎氏らの総決起大会までに調整したい意向を示した。【梅山崇】

毎日新聞 2007年5月16日

155片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/17(木) 00:06:52
陣内元法相が出馬断念を正式表明 「公認、勝てる人に」
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070516/skk070516007.htm

 参院選佐賀選挙区で一度は自民党本部の公認を受け、5選を目指し立候補に意欲を見せていた陣内孝雄元法相(73)が16日、佐賀市であった党佐賀県連代表役員会で、公認を辞退し出馬を断念したと正式に表明した。

 記者会見した陣内氏は「戦う態勢でいたが、状況が厳しいということで党に相談し(公認辞退を自ら)判断した。しっかりと勝てる人に戦ってもらいたい」と述べた。

 陣内氏をめぐっては、高齢批判を考慮した党本部がいったん公認差し替えを検討したが、陣内氏の出馬意欲が強かったことから、保守分裂を避けるため党本部主導の差し替えはせず、自発的な公認辞退の可能性が探られていた。

 今後、党本部と県連が新たな公認候補の人選を進める。国土交通省出身の川上義幸佐賀県副知事(52)らの名が取りざたされているが、留守茂幸県連幹事長は「役員会では誰の名前も出ていない」としている。

 同選挙区には民主党が新人の川崎稔氏(46)、共産党も新人の中尾純子氏(54)を擁立する。

(2007/05/16 21:15)

156片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/17(木) 01:34:38
参院選:陣内元法相が出馬辞退表明 佐賀選挙区
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070517k0000m010165000c.html

 自民党の次期参院選候補者差し替え問題で、佐賀選挙区(定数1)の陣内孝雄元法相(73)=当選4回=は16日、佐賀市の党佐賀県連で開かれた代表役員会で、立候補辞退を正式表明した。

 陣内氏は役員会後の会見で「青木(幹雄・参院議員会長)先生に14日朝に会い、厳しい情勢であることを聞いて辞退を決めた」と述べた。【上田泰嗣】

毎日新聞 2007年5月17日 0時33分

157片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/17(木) 09:18:49
陣内孝雄氏の立候補断念…県連に戸惑い 讀賣佐賀

 参院選の公示が迫る中、佐賀選挙区(改選定数1)の自民党候補を陣内孝雄・元法相(73)が辞退し、立候補断念を正式表明した16日、県連代表役員会の出席者は、納得しがたい思いをにじませながら、公認候補の勝利のために、結束の必要性を口々に訴えた。

 陣内氏の記者会見に同席した留守茂幸幹事長は、「窮屈な時間帯で、こういう事態になり、県連としても戸惑いが隠せない」としながらも、「弱音を言っても仕方がない。(県連と党本部が)一枚岩になり、この議席を死守する」と述べた。

 昨年6月の党県連総務会で陣内氏と公認を争い、投票で敗れた篠塚周城(ひろき)県議は「仮に自分が公認されていたら、差し替えの問題は起きなかったかもしれない」と話した。「差し替えは選挙に影響する」と危機感を示し、「しっかりとした手続きを踏み、勝つために党が一枚岩にならないといけない」と強調した。

 代表役員会の出席者の1人は「留任を求める意見も出たが、本人が出ないと言っている以上、引き留めるのは難しい。19日の総務会でも承認されるだろう。その後についてはこれからだが、選挙には勝たなければならない」と気を引き締めていた。

 一方、陣内氏に先だって記者団の取材に応じた茂木敏充・党筆頭副幹事長は、「党本部が陣内氏を引きずりおろしたという印象を持たれるのでは」との問いに、「もしそういう印象があるとしたら謙虚に受け止めて、丁寧に説明していくことが必要だと思っている」と述べた。

 県連とのしこりについては「あるとは思っていない。今日はいい話し合いが持てたのではないかなと思っている」と話した。

 このような自民党の動きに対し、民主党県連の園田泰郎代表代行は「様々な批判を抱える陣内氏は対立候補としては戦いやすい相手だったが、差し替えは自民党の密室政治の象徴で、今後選挙の争点にもなる」ととらえている。



 16日の自民党県連の代表役員会後に行われた記者会見での陣内孝雄・元法相(県連会長)の主な発言は次の通り。

 ――どのような話をしたのか。理由の説明もあったのか。

 「公認を辞退したいと党本部に話し、党本部はそれを受け作業を進めている。みなさんにも理解してほしいと端的に話した。理由になるかわからないが、状況の説明はした」

 ――党本部に伝えたのはいつ、だれに。

 「党本部ではない。青木・参院議員会長に14日朝、登院する前に。『しっかり勝つため努力して、いろんな後援者の支持などをもらっているが、いろんな情報を見ると、なかなか厳しいようだ。客観的な点は党本部がご存じだろうから、その辺を万全にする必要があり、ご判断された方がいいですね』と話した。意向を伝えた後の動きはわからない」

 ――選挙戦の見通しが厳しそうだから辞退するのか。

 「いや、私はみなさんに一生懸命お願いしてきているので、私自身は戦う体制が着々とできていっているということだが、私にはいろんな客観的なデータがどうなっているのかわからないし、勝つためには党の方でご指導、判断くださいと申し上げた」

 ――党本部の判断に沿って辞退を決めたのでは。促されたのか。

 「今のような状況。それ以上でもそれ以下でもない。(促しは)ない。それはもう、私の責任で、ここまで体制をお願いしてつくってきているので、それはない」

 ――やめる心境は。

 「選挙は勝たなければならない。しっかりとそのために私より勝てる人に戦ってもらいたい。党員として当たり前」

 ――後を託す人と、県連会長職について。

 「私がどうこういう立場ではない。申し上げるのは失礼になる。(会長職は)今後の選挙で必ず勝たなければならない。責任が重い。(今月末に)任期が来るので……」

 ――後継が決まらないなかで断念するが、後継が勝てるかわからない。

 「それは情勢を分析してやってもらえると思う。こういうのはどっちが先で後かは、ケース・バイ・ケースでありえるんではないか」

(2007年5月17日 読売新聞)

158片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/17(木) 09:39:53
剛腕小沢“子飼い”にかまれる…大分県連が独自候補
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007051623.html

 夏の参院選で社民党などとの野党共闘で臨む民主党。候補者調整が難航していた大分選挙区は、社民党公認候補を統一候補にすることになり、小沢一郎代表(64)も了承した。しかし、民主党大分県連は小沢氏の意向に反して無所属で独自候補の擁立を決定。この県連の代表は、なんと小沢氏の“子飼い”である吉良州司衆院議員(49)=写真=だった。師弟関係に一体何が起きたのか。

 「民主党は大分選挙区に候補者を擁立しない。文字通り、あらゆる形で候補を党として立てることはしない。党として関与しない」

 小沢氏は9日の記者会見でこう述べ、吉良氏を突き放した。

 大分といえば、村山富市元首相を輩出するなど、影響力の有無は別にして、社民党がまだまだプライドをもっているのが現実。小沢氏は社民党の顔を立てることで、「子分の意向」より「野党共闘」を優先させたのだ。

 この子分である吉良氏とはどんな人物なのか。東大法学部を卒業後、日商岩井に入社。2003年の衆院選で大分1区から出馬し当選している。現在2期目で、05年の郵政選挙では、自民党復党を果たした衛藤晟一前衆院議員をけ落とした“強者”。

 小沢氏を支持する政策勉強会「一新会」の中枢メンバーでもあり、昨年10月に出した「選挙革命」(文芸社)という本の帯には、小沢氏とのツーショット写真を掲載し、小沢氏も「刊行に寄せて」と題して、一筆添えている。

 それだけに、今回の一件をめぐっては党内で波紋を呼んでおり、「小沢氏は飼い犬にかまれたようなものだ」「師弟関係もこれで終わり」などの見方が飛び交っている。

 小沢氏に近い党関係者もこう不快感をあらわにする。

 「小沢氏は吉良氏に候補者を擁立しないように説得を試みたが、吉良氏は頑として首を縦に振らなかった。大人の行動がとれない議員がいて、小沢氏も苦労している」

 これに対し、大分県連幹部は「党の支援を得られず残念だ。小沢氏の選挙のやり方にはついていけないところがある。大分だってもう社民党の時代ではない」と漏らしており、党本部とのしこりが残るのは確実だ。

 ただ、「小沢氏の本音はベールに包まれたまま」というのは党内有力筋の1人。小沢氏が「県連を構成する人たちがだれを応援するかということに関してまでは拘束できない」とも語っているためで、こう解説する。

 「小沢氏は吉良氏をかわいがっていた。県連がだれを応援するかを制約しなかったのは、せめてもの武士の情けではないか」

 小沢氏の元からは、これまで、小池百合子首相補佐官、二階俊博自民党国対委員長ら数々の議員が去っていったが、小沢氏と吉良氏の師弟関係は今後どうなっていくのか…。
ZAKZAK 2007/05/16

159片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/17(木) 10:01:27
自民参院選候補選び、県連・本部共同で確認  佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&classId=0&blockId=457352&newsMode=article

 参院選佐賀選挙区(改選数1)の候補者差し替え問題で、自民党県連は16日、代表役員会を開き、5選を目指していた現職の陣内孝雄氏(73)の出馬断念の意思を確認、新たな候補者の選考は党本部主導に反発があることから、「本部一任」ではなく、県連と本部が一体となって進めていくことを申し合わせた。19日の総務会で承認を求める。

 代表役員会には会長の陣内氏をはじめ、10人が出席。今後の焦点となる後継候補の人選では、党本部が求めた「一任」について「とうてい受け入れられない」として、県連と党本部が「共同歩調」で急ぐことを確認した。

 一連の経過報告のため、党本部から来県した筆頭副幹事長の茂木敏充衆院議員も記者団に対し、「候補者選考は党本部主導ではなく、県連と同時並行で進める」と強調した。

 関係者によると、新たな候補者選定は川上義幸副知事(52)を軸に進むとみられる。ただ、代表役員会では「(陣内氏の公認辞退が)総務会で承認された後に論議すべき」との認識で一致、具体的な話は出なかった。留守茂幸幹事長は選定期限について「今月26日の党県連大会が一つの節目」との見方を示した。

 一方、陣内氏は会議の冒頭、出馬断念を正式に表明した。出席者から慰留する声も出たが、意志は固かったという。陣内氏は引退の理由について「最善の時に最善の判断をした。しっかり勝てる人に戦ってもらいたい」と述べた。

【写真】代表役員会で参院選公認辞退を表明し、会見する陣内孝雄氏。手前は留守茂幸自民党県連幹事長、奥は熊本大成同総務会長=佐賀市の自民党県連会館
05月17日更新

160片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/17(木) 12:21:50
自民党公認礒崎氏を支援「戦略会議」設置へ
2007年05月16日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000705160003

 自民党県連は15日、参院選に同党公認で立候補する礒崎陽輔氏の選挙戦を支援するため、若手県議による「参院選戦略会議」を設置することを決めた。この日の県連常任総務会で、県議から「礒崎氏の印象が薄いのでは」と危機感を訴える意見が相次いだことを受けて、同氏のイメージ戦略を練り直すことにした。


 常任総務会では、民主党県連が支援する元佐伯市職員の矢野大和氏の動きなどを念頭に、「他の立候補予定者には『地方の再生』や『命と暮らし』など、明確なキャッチコピーがある」「官僚出身の礒崎氏には、候補者としてのイメージが希薄では」といった意見が相次いだ。


 会議後、県連幹部が協議し、当選1〜3回目の若手県議による戦略会議の設置を決めた。志村幹事長が座長を務め、無党派層にアピールするようなキャッチコピーなどを検討する。


 県連の衛藤征士郎会長は「礒崎さんはよく動いているが、候補者が出そろった今、もっと強くイメージを押し出す必要がある」と話した。

161片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/17(木) 23:22:25
選挙:参院選・佐賀選挙区 立候補辞退表明の陣内氏「準備進めてたが…」 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070517ddlk41010746000c.html

 ◇自民、候補差し替え

 ◇あいまいな答弁に終始−−県連も戸惑い隠せず

 「どうなんでしょうねえ」。16日、次期参院選への立候補辞退を正式表明した自民党の陣内孝雄元法相(73)。急な差し替えに混乱する自民党県連内部をよそに、陣内氏はこの日の会見で、辞退した理由を明確に語ることはなかった。

 19日に事務所開きを予定し、関係者に通知もしていた陣内氏は「自分では勝つつもりで準備を進めていたが、青木幹雄参院議員会長から厳しい情勢と聞いた。勝たないといけないから辞退した」と経緯を説明した。

 しかし「党の判断で決めたのか」と問われると「どうなんでしょうねえ」などと明言を避けた。また、「後継候補で勝てるのか」「『勝てる候補』が決まっていない時点で辞めるのは無責任では」などと問われても「ケース・バイ・ケースだ」と答えるにとどまった。

 同席した留守茂幸・県連幹事長は、参院選直前になって党本部から差し替えが行われたことに対し「時期を考えると窮屈で、戸惑いは隠せない」と述べた。また、後継に川上義幸・副知事が取りざたされていることについては、「後継候補の具体名はまだ出ていない」と強調した。

 県連は19日に開く総務会で、正式に辞退を了承する。【上田泰嗣】

毎日新聞 2007年5月17日

162片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/18(金) 00:39:09
佐賀・陣内参院議員 公認辞退を表明 副知事軸に後任
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20070517/20070517_003.shtml

 参院選佐賀選挙区(改選数1)の自民党公認候補者差し替え問題で、5選を目指し党公認を受けていた現職の陣内孝雄氏(73)が16日、佐賀市での党県連代表役員会で公認辞退を表明した。公示予定日(7月5日)まで2カ月を切った時期での異例の公認辞退となり、同党は後任選びを急ぐが、川上義幸・佐賀県副知事を軸に調整が進むとみられる。

 陣内氏は、県連代表役員会終了後、記者会見し「しっかり勝てる人に戦ってもらいたい」と、立候補を断念する考えを示した。また「辞退する人が条件を付けるわけがない」と述べ、後任候補の人選には関与しない考えを強調した。

 同党本部は、高齢に加えて、佐賀商工共済協同組合(佐賀市)の破産をめぐる損害賠償請求訴訟で被告に名を連ねる陣内氏では参院選の苦戦は必至として、公認差し替えを検討。陣内氏が青木幹雄参院議員会長に公認辞退を示唆すると、党本部は15日に県連幹部と都内で会談するなど、動きを具体化させた。

 16日の県連代表役員会では、後任候補選びについては、党本部と県連が連携して進めていくことを確認。福岡市出身で国土交通省から佐賀県に出向している川上副知事のほかにも複数の名前が取りざたされている。

=2007/05/17付 西日本新聞朝刊=
2007年05月17日01時20分

163片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/18(金) 01:16:06
自民、陣内氏に“引退勧告” 党本部主導勇退を演出 西日本佐賀
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/saga/20070517/20070517_002.shtml

 参院選佐賀選挙区で5選を目指していた自民党の陣内孝雄氏(73)の「立候補辞退」には、全国的に苦戦が予想される1人区での「議席確保」を最優先課題とする安倍晋三首相ら党執行部の強い意向が影響している

 首相は昨秋の総裁選で「候補者見直し」に言及。参院選の勝敗は政権の行方にも直結するため、厳しい選挙が予想される候補の「差し替え」にこだわり続けてきた。首相の意を受けた中川秀直幹事長らは最終的に、高齢、多選に加え、地元で訴訟を抱える陣内氏に対象を絞り、重ねて「勇退」を要請していた。

 ただ、「水面下で調整すべき進退問題が、プライドを傷つける『差し替え』として表ざたになったことに、陣内氏は態度を硬化させた」(党選対幹部)とされ、陣内氏は執行部側の要請をはねつけ、4月下旬には事務所開きの日時も決定。党内には「時間切れ」との見方が広がっていた。

 一方、首相にとっても自らが主導した「差し替え」が実現しなければ指導力を問われかねず、今月1日に外遊先で「常に勝てる候補を出すのは当然」と発言。結果的に、陣内氏は「佐賀の1議席が政権の行方を左右することもある」(党幹部)という党内の厳しい見方を考慮し、“引退勧告”をのんだ格好となった。

 首相は16日夕、記者団に対し「政治家にとって困難な判断をお1人でなさった」と語り、陣内氏を持ち上げてみせた。しかし「組織力では確実に勝つ」(同)とされる佐賀県とはいえ、短期間で後継候補者を決め、必勝態勢を築くことは容易ではない。「党本部主導」を強く打ち出した首相らは、結果責任も同時に背負い込んだ。 (東京報道部・竹森太一)

    ×      ×

 ●「今から勝てるのか」 公示目前差し替え 県連に動揺広がる

 7月の参院選を目前に自民党の公認候補差し替え問題が急展開した。佐賀選挙区(改選数1)での立候補に向け、準備を進めていた陣内孝雄氏(73)の公認辞退。参院選20連勝を誇る党県連関係者には「今から候補者を替えて勝てるのか」との動揺が広がった。

 「公認を辞退したい」。16日午後、佐賀市内の県連事務所。差し替え問題の渦中にあった陣内氏は記者会見で淡々と語った。辞退理由について「いろんな情報を見ると厳しい状況なので…」と説明する一方で、「(自分が立候補したとしても)迷惑をかけるようなことはない」と国政への未練をのぞかせた。また党本部による候補者差し替えではなく「私の判断で決めた」と強調した。

 自民党佐賀県連は、補選を含めて参院選20連勝中。しかし、夏の参院選では苦戦が予想されていた。党本部は佐賀選挙区を「重点区」と位置付け、最後まで候補者差し替えの可能性を探った。

 ある自民県議は「決断が遅すぎる。参院選まで時間がない」と公示予定日まで2カ月を切っての差し替えに不満を漏らした。当初、党本部主導で後任の人選が進められようとしたこともあり、県連には強引な手法に対する反発も少なくない。

 ある県議はいう。「党が一枚岩になれば、参院選は絶対に負けるわけがない。ただ一体となれる候補者を立てられるかどうかだ」。参院選必勝に向け党本部が推し進めた異例の候補者差し替えは後任選びで正念場を迎える。
=2007/05/17付 西日本新聞朝刊=

164片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/18(金) 01:17:23
陣内氏が自民公認辞退 「戦いにくい」戦略修正も 「遅すぎた」「当然」県内政党に戸惑い
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/saga/20070517/20070517_001.shtml

 7月の参院選佐賀選挙区(改選数1)で5選を目指していた現職の陣内孝雄氏が自民党公認辞退を表明した16日、地元には波紋が広がった。ベテラン議員の突然の“退場劇”に、候補擁立を予定する県内の政党関係者からは「選挙戦略の練り直しが必要だ」との声も上がった。

 「可能性があると思っていたが…」。民主党県連の原康彦幹事長は、陣内氏辞退の知らせに驚いた様子で「自民は組織力があるので、陣内氏が公認候補でも厳しい戦いになると思っていた。激戦になりそうだ」と気を引き締めていた。

 陣内氏や県が被告となっている佐賀商工共済協同組合の粉飾決算問題をめぐる訴訟が6月22日に佐賀地裁で判決を迎える。参院選の争点の1つとされていたため、同県連の園田泰郎・代表代行は「こちらも戦いにくくなった。時間がない中で戦略を変えなくてはならない」と戸惑いを隠せない。参院選に向けて同県連は、格差社会是正や政治とカネの問題をより強調していく方針だ。

 一方、候補者差し替えとなった自民党県連は、留守茂幸幹事長が終始厳しい表情で16日の記者会見に臨んだ。陣内氏が所用のため足早に会見場を去った後、留守幹事長は「陣内さんからも(後任の)名前は出てない。候補者はまったくの白紙」と述べ、党本部と連携して候補者選定を進めていく考えを強調した。

 共産党県委員会の武藤明美・副委員長は「差し替えは当然あると思っていた。誰が出ても市民の暮らしを守るために戦っていく」と、参院選への取り組みに影響がないとの見解を示した。
=2007/05/17付 西日本新聞朝刊=

165片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/18(金) 08:15:49
自民県連が礒崎氏の戦略会議設置
若手県議ら無党派層へ浸透図る 讀賣大分

 夏の参院選大分選挙区(改選定数1)で、元総務省大臣官房参事官・礒崎陽輔氏(49)を擁立する自民党県連は17日、若手県議らによる戦略会議を設置した。無党派層への浸透を図るための「戦略」を練るのが狙いで、第1弾は、礒崎氏の「キャッチコピー」の制作。21日にも公表する方針。

 大分選挙区では今回、礒崎氏のほか、民主党県連が元佐伯市職員・矢野大和(50)、社民党県連合が元病院長・松本文六(64)、共産党が山下魁(30)の3氏をそれぞれ擁立する乱戦模様。

 そのなかで個性を示そうと、矢野氏は「地方の再生」、松本氏は「いのちが一番」などの文言を掲げて活動を展開。礒崎氏も、官僚経験から「大分の即戦力」などの文言を使っていたが、15日に開かれた県連・常任総務会で、県議らから「印象が薄い」「官僚のイメージは良くない」などの意見が噴出。このため、1〜3期の若手県議をメンバーの中心に“戦略チーム”を結成し、イメージ戦略に乗り出すことになった。

 この日の初会合では、県議、礒崎氏本人のほか、地元の広告代理店も交えて協議。〈1〉脱・官僚を目指す〈2〉地方から政治を変える〈3〉県民のために行動できる――の三つをイメージさせる文言を検討することを申し合わせた。同選まで2か月余と迫っているため、21日の第2回会合で決定させるという。座長の志村学幹事長は「キャッチフレーズでは、国政に直球を投げられるような姿勢を示したい」と意欲を見せている。

(2007年5月18日 読売新聞)

166片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 06:58:43
選挙:参院選・佐賀選挙区 自民県議団、党本部への不満相次ぐ /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070518ddlk41010452000c.html

 ◇陣内氏の参院選立候補辞退受け、総会開き対応協議

 自民党の陣内孝雄元法相(73)=佐賀選挙区=が次期参院選への立候補を辞退した問題で、同党県議団(篠塚周城会長)は17日、急きょ議員団総会を開き対応を協議した。県議からは候補者差し替えが党本部主導で行われたことに不満の声が相次いだ。また、県連に相談せず辞退を決めた陣内氏への不信も渦巻いた。

 総会は当初、陣内氏が選挙事務所の事務所開きを予定していた19日に開催する予定だったが、陣内氏の辞退を受けて前倒しされた。

 総会では、15日に県連三役が東京で党本部側と協議したことや、16日の県連代表役員会で陣内氏が辞退を正式に表明したことなどが説明された。出席した県議からは「地元の決定を無視している」「我々が知らない間に辞退の話が進んでいたのはおかしい」など党本部への不満が続出。昨年6月に投票までして公認候補選びをした経緯をふまえ「これまでの手続きなどに問題点がなかったかどうか見直すべきだ」といった意見も出た。【上田泰嗣】

毎日新聞 2007年5月18日

167片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 21:42:38
糸数慶子氏が出馬表明/参院選 沖縄T
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200705191700_01.html

 七月二十二日投開票の参院選沖縄選挙区に向けて、野党統一候補で元参院議員の糸数慶子氏(59)は十九日、那覇市内のホテルで立候補を正式に表明した。
 糸数氏は「憲法九条を守る立場を貫き、平和問題に真正面から取り組む。米軍基地の負担軽減に努めて、危険な普天間飛行場の即時閉鎖、撤去を求める」と訴えた。さらに「軍事基地を押し付け、生活を破壊する自公政権を参議院で過半数割れに追い込む」とし、安倍政権との対立軸を表明した。

 米軍普天間飛行場移設に絡み、海上自衛隊員が参加したことに、「多くの市民団体が阻止行動する中での海上自衛隊の参加は、住民運動に対する軍隊の介入だ。日本が軍国化し、戦争ができる国に向かっている象徴だ」と批判した。

 選挙母体として、「ウマンチュと共に沖縄の未来をつくる会」を立ち上げ、共同代表として、照屋寛徳社民党県連委員長、喜納昌春社大党委員長、喜納昌吉民主党県連代表が就き、事務局長に社大党副委員長の大城一馬氏が就任した。

 糸数氏は一九四七年、読谷村生まれ。平和バスガイドなどを経て、九二年、県議会議員に初当選。三期を務め、二〇〇四年七月、参院選で初当選。〇六年十一月、知事選に出馬している。

168片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 21:55:31
自民県連19日に総務会 候補選考予断許さず 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=459656&newsMode=article

 現職の突然の出馬断念から、慌ただしい動きを見せる参院選佐賀選挙区。焦点である陣内孝雄氏(73)の「後任」候補選考は、自民党県連の議決機関である19日の総務会から本格化する。参院選20連勝中で、党本部が「自民のモデル的地域」と評する佐賀。ただ、党本部と県連の調整は難航しそうで、「一枚岩」となれる候補を見いだせるか、予断を許さない。


 「本来なら、19日の陣内氏の事務所開きに続いて議員団総会を開き、結束を確認する予定だった。それがなぜ、こんな騒動になるのか」―。17日の自民党県議団総会。出席した議員の一人は会議後、党本部への批判だけでなく、陣内氏の責任を問う言葉さえ漏らした。

 昨年6月、決選投票の末に陣内氏の公認推薦を決めた党県連。「重い決定」が、県連の知らないところで覆ったことへの反発は強い。県議の多くは「選挙を戦うのは県連」と言い、新たな候補者選考については「原点に戻るべき」と強調する。


 県議団の主張通り、選考を最初からやり直す場合、陣内氏と公認を争った県議の篠塚周城氏の動向が焦点となる。ただ、篠塚氏は「すべては総務会で陣内氏の公認辞退を承認してからの話」と白紙を強調。県連関係者の一人も「迅速に進めなければならないが、拙速になってはいけない」と話す。

 一方、経過報告のため、15日の県連代表役員会に茂木敏充筆頭副幹事長を派遣した党本部。だが、茂木氏はすぐには入室できず、会議が始まってから1時間ほど待たされた。党本部はこの対応に強い不快感を示したとされる。当初、19日の総務会にも谷津義男選挙対策総局長を出向かせる予定だったが、参加を見送っている。

 「共同歩調」を確認したものの、“溝”ができつつある党本部と県連。候補に浮上している川上義幸副知事(52)にはこれまで、党本部からは何の連絡も入っていないといい、事態が進展しない状況を物語る。一方で、「県連の反発は織り込み済み」とし、節目の一つとされる26日の県連大会に向け、党本部主導の候補者選考が水面下で進むとの見方もある。

 党本部と県連の主導権争いは、県連の役員人事も大きく左右する。19日の総務会で新執行体制を決めるが、注目されるのが会長ポストだ。

 出馬を断念した陣内氏は会長職を退く見込み。その場合、県議団は「党本部の言いなりでは駄目」と、県議側からの選出を求める模様。だが、国会議員側は「全国で県議が会長を務めるところは少ない」とし、簡単には譲らないとみられる。会長ポストの綱引きが新たな火種となる可能性はあり、候補者選考の行方をさらに見えにくくする。

【写真】陣内氏が公認辞退を正式に表明し、今後の対応について意見を交わした自民党県連代表役員会=16日、自民党県連会館

169片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 21:56:07
後任候補、党本部と協議へ 自民党県連総務会 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=460726&newsMode=article

 参院選佐賀選挙区(改選数1)の候補者差し替え問題で、自民党県連は19日、佐賀市で総務会を開き、現職の陣内孝雄氏(73)の出馬断念を了承し、後任候補の選考については県連執行部が週明けの21日にも上京、党本部と協議することを決めた。任期満了に伴う県連の新役員体制も内定し、新会長には今村雅弘衆院議員が就任する。

【写真】県連会長や参院選問題などを話し合った自民党県連総務会=佐賀市のモンクール

170片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 22:20:58
半数以上が無党派 連合沖縄意識調査 琉球沖縄
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23846-storytopic-3.html

 連合沖縄(仲村信正会長代行)がまとめた「2006生活意識調査」によると、労働組合員の支持政党について「支持している政党はない」(54・4%)とする無党派層が半数以上で、民主党(13・8%)、社民党(13・5%)とほぼ拮抗(きっこう)し、自民党(8・6%)と続いた。調査は2006年2月に組合員2485人に対して調査票を配布して実施、1261人から回答を得た。回収率は50・7%。
 労働組合の選挙へのかかわりについては「現状のかかわりでよい」(50・1%)が最も多く、次いで「かかわりを強化すべきだ」(16・4%)、「かかわるべきではない」(16・0%)、「かかわりを縮小すべきだ」(14・0%)と、選挙活動に消極的な回答が3割を占めた。
 普天間飛行場の移設問題は「無条件撤去」が最多の36・6%で、「国外移設」が27・7%、「県外移設」が15・0%、「県内移設」が13・4%と続いている。
 米軍基地について「必要最小限に止めた方がよい」が最多の41・4%で、「全面撤去した方がよい」(39・0%)、「現状のまま維持した方がよい」(16・7%)と続いた。自衛隊基地については「必要最小限」が49・9%で最も多く、「現状維持」が28・0%、「全面撤去」が17・8%だった。
(5/18 9:41)

171片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 22:27:08
「決戦」へ活動本格化 公示まで1カ月半 5人出馬予定 事務所開きや集会 西日本福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/fukuoka/20070519/20070519_001.shtml

 与野党にとって今年最大の「政治決戦」となる7月の参院選に向けて、福岡選挙区(改選数2)の立候補予定者の活動が本格化してきた。安倍政権が進める憲法改正や教育改革に加え、年金や福祉、格差社会など、さまざまな課題が問われる今回の参院選。7月5日に予定される公示まであと1カ月半に迫り、いよいよ前哨戦の火ぶたが切られる。

     ◇

 同選挙区の立候補予定者は現在5人。自民の松山政司氏(48)と民主の岩本司氏(42)の現職2人はともに再選を目指す。加えて、共産の田中美由紀氏(33)、社民の金岩秀郎氏(43)、政治団体「維新政党・新風」の馬場能久氏(57)の新人3人が立候補を表明している。

 松山氏はこれまで、会頭を務めた日本青年会議所を中心に、商工会や農政連など各種団体をこまめにあいさつ回りしてきた。20日に福岡市で事務所開きを行い、本格的な活動をスタートさせる。

 自民党県連は会長などの新役員体制が固まる6月2日以降に選対本部を発足させる予定。江口吉男幹事長は「安倍内閣は国民投票法や格差是正策などが評価され、支持率も回復してきている。これをどうアピールしていくかが鍵」と話す。

 岩本氏は26日、福岡市で選対本部の発足式と事務所開きを行う。事務所は昨秋の福岡市長選で党推薦を受けた吉田宏市長の選挙事務所と同じ部屋を「験を担いで借りた」(陣営)。

 前回参院選で岩本氏の得票は32万8000票。次点と約8800票差で辛くも逃げ切った。だが、3年前の参院選では党公認の大久保勉氏が84万票余りを獲得し、自民候補に20万票以上の大差を付けてトップ当選。さらに、今回の統一選では県議数を倍増させただけに、大幅な票の上乗せを狙う。

 田中氏は昨年6月に立候補表明。6月上旬をめどに事務所開きをする。若者や女性の支持拡大を狙って週末の繁華街などを歩き、雇用環境の改善など格差是正を訴えている。共産は県議選で4議席から1議席に激減しており、岡野隆党県委員長は「党の真価が問われる正念場。自民も民主も改憲を唱え、同じ土俵にいることを有権者に訴えたい」と語る。

 金岩氏は、福島瑞穂党首と比例候補予定者を迎え、19日に福岡市で総決起集会を開く。4月までは統一選の公認・推薦候補と一緒に県内をあいさつ回り。豊島正章党県連合幹事長は「憲法改悪への正念場の選挙。憲法九条を断固守ろうとする人たちを結集したい」と意気込む。

 馬場氏は20日、福岡市で事実上の決起集会となる講演会を開く。自身も車いす生活の馬場氏は「障害者の福祉政策見直しを訴えていきたい」としている。
=2007/05/19付 西日本新聞朝刊=

172片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 22:29:27
陣内氏公認辞退 自民県議団総会で対応協議 「党主導」に不快感 西日本佐賀
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/saga/20070518/20070518_001.shtml

 県議会の自民党県議団は17日、定例の議員団総会を開き、参院選佐賀選挙区(改選数1)で5選を目指していた自民現職の陣内孝雄氏(73)の公認辞退について対応を協議した。県議からは、公認辞退までの経緯や後任候補の人選をめぐり「党主導ですべてを決めるのはおかしい」などの声が相次いだ。今後、後任選びが本格化するが、党本部との調整の難しさをうかがわせた。

 総会では、留守茂幸・県連幹事長が、党本部とのやりとりや、16日の代表役員会出席者の発言内容などを説明。15日に党執行部との会談で「中川秀直・党幹事長から(後任選びを含めて)党本部に一任してもらえないかと求められたが、拒否した」と述べた。

 県議からは「陣内氏は(公認候補の差し替えを検討していた)党本部に降ろされたのではないか」「地方を無視している」などの声が上がった。今後の対応については「県議はしっかりと結束していこう」と確認。また、後任候補の選考作業は19日の県連総務会までは行わないことを申し合わせた。
=2007/05/18付 西日本新聞朝刊=

173片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/20(日) 07:30:30
陣内氏不出馬了承 後継選びが本格化 自民県連幹部、難しいかじ取りか 讀賣佐賀

 19日に佐賀市内で開かれた自民党県連の総務会で、参院選佐賀選挙区(改選定数1)の公認候補、陣内孝雄・元法相(73)の立候補断念が了承され、後継選びが本格化することになった。茂木敏充・党筆頭副幹事長が「参院選の不敗伝説を誇るモデル的な地域」と評した同選挙区。26日の県連定期大会を目標に後継選びが具体化するが、残り時間が少ないだけに、県連幹部は難しいかじ取りを迫られそうだ。

 この日の総務会では冒頭、県連会長でもある陣内氏が公認辞退を表明した。「ここまで準備していてこの時期の断念は承服しがたい」という疑義を呈する書面も出されたが、陣内氏の意志が固いとして、最終的に了承されたという。

 終了後に会見した留守茂幸・県連幹事長は「勝たなければ」との言葉を何度も繰り返して早急な必勝態勢確立の必要性を強調。「党本部と協議をし、来週中に再び総務会を開くことになるだろう。一日一日を大事に動いて、しかるべき結論が26日に出ればベターだ」とした。

 昨年6月の県連総務会での投票で、陣内氏が篠塚周城県議を破り、公認候補に決まった経緯がある。その篠塚氏について「(公認問題が)白紙に戻ったわけだから、みなさんどうですかと言ったときに、彼も対象者。(後継候補のほかの人と)同等の扱いをせざるを得ない」との認識を示した。

 一連の党本部の対応への不満がくすぶるが、「党本部とけんかをして、事を進めても結果が見いだせなければ何もならない。その点を考えると、一体となってということにしかなっていかない」と結束を改めて呼びかけた。

 この日の決定について、出席者の一人は「通常の作業を考えても、あまりにも短い。強引に決める可能性もあるのでは」と指摘した。昨年の投票で陣内氏に投票したという別の出席者は「一体となって行うというが、党本部は地元の意向をきちんと尊重しないと、一枚岩にはならない」と述べ、党本部の出方がカギを握るとの見方を示した。

    ◇

 この日の総務会では、任期満了を迎えた役員改選も行われた。会長に今村雅弘・衆院議員、副会長に留守茂幸県議、熊本大成・唐津市議長、幹事長に石井秀夫県議、総務会長に福井久男・佐賀市議長、政調会長に福島光洋・県議をそれぞれ内定した。正式承認は26日の定期大会。

(2007年5月20日 読売新聞)

174片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/20(日) 07:31:02
小嶺氏「全力で戦う」〜長崎・事務所開きに200人 讀賣長崎

 今夏の参院選長崎選挙区(改選定数1)に立候補する自民党新人の県立国見高サッカー部前総監督・小嶺忠敏氏(61)の後援会事務所開きが19日、長崎市元船町で行われた。

 党国会議員や県議、経済界関係者ら約200人が参加。小嶺氏はあいさつで「選挙を全力で戦い、(当選という)所期の目的を達成したい」と決意を述べた。後援会長の高田勇・前知事は「投票までわずか2か月。名前が十分に浸透していても、どんな風が吹くか分からない。圧倒的な勝利を」と引き締めた。

 長崎選挙区ではほかに、民主党新人の前県議・大久保潔重氏(41)、共産党新人の党県委員・渕瀬栄子氏(51)が立候補を表明している。

(2007年5月20日 読売新聞)

175片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/20(日) 23:28:04
’07参院選ふくおか:「福岡は重点区」 社民が総決起集会 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070520ddlk40010117000c.html

 ◇他党も動き本格化

 社民党県連は19日、中央区で7月の参院選に向けた総決起集会を開いた。福岡選挙区(定数2)に同党公認で出馬予定の県連副代表、金岩秀郎氏は護憲や格差是正を訴え、「国の政治に正々堂々と異議ありと伝えていきたい」と強調した。自民党公認で再選を目指す松山政司参院議員も20日、福岡市内で事務所開きを予定しており、夏の選挙戦に向け各陣営の動きが本格化してきた。

 総決起集会には社民党本部から福島瑞穂党首も出席。福島氏は集会後、記者団に「公認候補を出す福岡は(党にとって)重点区になる。公認候補が少ない西日本をけん引する役割を担ってほしい」と述べ、福岡での票の掘り起こしに期待感を示した。集会には、参院比例代表で出馬予定の元沖縄県出納長、山内徳信氏も同席し支持を訴えた。

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2007年5月20日

176片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/20(日) 23:28:47
選挙:参院選・佐賀選挙区 自民県連、陣内氏後継「白紙」に /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070520ddlk41010059000c.html

 ◇自民県連、次期会長に今村氏が内定

 陣内孝雄元法相(73)の次期参院選不出馬が正式に決まった19日。自民党県連の留守茂幸幹事長は総務会後の会見で「後継候補はだれもが同等」と述べ、陣内氏の後継者選びが全くの白紙からのスタートであることを強調した。また総務会では役員改選も行われ、会長は陣内氏に代わり、今村雅弘衆院議員=佐賀2区=が内定した。26日の県連大会で正式決定する。

 後継候補については、党本部と陣内氏が川上義幸副知事を推しているものの、党本部の頭ごなしのやり方に県議側が反発。昨年、篠塚周城県議や岩田和親県議が陣内氏と公認を争った経緯もあり、数人の名前が取りざたされている。

 会長人事では、陣内氏の前までは県議が就任していたことから、陣内氏の引退に合わせて県議に戻すよう要望が出た。しかし、今回は参院選も間近で、党本部との調整が必要なことから国会議員の就任でまとまった。

 三役は、幹事長に石井秀夫県議▽政調会長に福島光洋県議▽総務会長に福井久男・佐賀市議長−−をそれぞれ内定した。【上田泰嗣】

毎日新聞 2007年5月20日

177片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/20(日) 23:29:30
選挙:参院選・長崎選挙区 自民・小嶺氏が事務所開き /長崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/news/20070520ddlk42010014000c.html

 夏の参院選長崎選挙区で自民党公認で出馬する小嶺忠敏氏(61)の事務所開きが19日、長崎市元船町であった。支持者約250人が集まり、小嶺氏は「今日がスタート。全力で戦い、所期の目的を達成したい」と語った。

 小嶺氏は、立候補を決意した理由について「子の代、孫の代のために教育をしたのか。日本の50年先を見た場合、原点を変えなければいけないとの思いがあった」と述べ、教育改革に取り組む姿勢を強調した。

 また、後援会会長の高田勇・前県知事は「投票まであと2カ月。名前が十分に浸透しているといっても、選挙はどんな風が吹くか分からない」と陣営を引き締めた。自民党の北村誠吾、冨岡勉両衆院議員らも出席した。

 参院長崎選挙区では、共産党から党県委員の渕瀬栄子氏(51)、民主党から前県議の大久保潔重氏(41)が立候補を表明している。【宮下正己】

〔長崎版〕

毎日新聞 2007年5月20日

178片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/20(日) 23:30:33
選挙:参院選 民主・鳩山幹事長、鹿児島市で遊説 /鹿児島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kagoshima/news/20070520ddlk46010040000c.html

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日、参院選鹿児島選挙区(改選数1)から立候補予定の民主新人の応援で鹿児島入りし、鹿児島市の天文館で街頭遊説。「(参院選で)日本を変えるという大きなメッセージを出してほしい」と、支持を訴えた。

 鳩山幹事長は、鹿児島が農業県であることを意識し、日豪FTA(自由貿易)交渉にも言及。「(自民党が参院選で勝利した場合)FTAが締結されるに違いない。農業に壊滅的打撃をこうむる。待ったをかけよう」と訴えた。

毎日新聞 2007年5月20日

179片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/21(月) 07:32:43
民主と労組票争奪へ 連合、統一対応困難か
松本氏を社民「推薦」 讀賣大分

 7月の参院選大分選挙区で社民党県連合は20日、擁立した元病院長・松本文六氏(64)を推薦にとどめることを決めた。無所属新人とすることで政党色を薄め、民主、社民系の労組で構成する連合大分の支援を獲得する“作戦”に出た。ただ、民主党県連も連合大分に元佐伯市職員・矢野大和氏(50)への支援を強く求めており、労組票を巡る争奪戦に発展しそうだ。

 大分県は社民党にとって全国的にもシンボル的な存在。松本氏が党の単独候補であるにもかかわらず、この日の常任幹事会では異例の「推薦」にとどめた。幹事会を終えて出てきた社民党県連合の久原和弘幹事長は「幅広い支持を取り込むためだ」とし、従来の国政選挙での協力関係とは一転、「分裂選挙」で戦うことになった民主党との対抗姿勢を強調した。

 松本陣営幹部は「公認より推薦の方が幅広い支持が得やすい。(推薦決定の)影響は大きいと思う」と、民主系労組の支援の取り付けに期待を示す。松本氏は元病院長で病院関係者への知名度も高く、自民支持団体の医師会へも食い込める可能性もあるという。

 一方、民主党県連の梶原九州男幹事長は「(松本氏が社民党の)公認だろうが、推薦だろうが、(社民の候補であることに)変わりはない」と述べ、同党としては矢野氏を支援する姿勢を堅持した。この日、連合大分が行った松本、矢野の両氏との個別面談で、矢野氏本人も立候補する意思は固いことを伝えた。

 連合大分は、28日の執行委員会で組織として統一した対応を取れるのか協議する方針。だが、2氏の面接を終えた連合大分の幹部は「2人が立候補する以上、(統一対応は)難しい。自主投票になるかもしれない」と漏らしている。

(2007年5月21日 読売新聞)

180片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/21(月) 09:01:06
糸数氏、参院選に出馬表明 憲法、基地前面に 琉球沖縄
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23907-storytopic-3.html

 7月の参院沖縄選挙区で、前参院議員の社大党副委員長・糸数慶子氏(59)が19日に出馬を正式表明した。再選を目指す自民党現職の西銘順志郎氏(57)との一騎打ちの公算だ。県知事選、参院補選と全県選挙で連敗した野党陣営にとって正念場の選挙であり、これまでの反省を踏まえ、共闘態勢をどう生かせるかが焦点となる。
 参院での自公過半数割れをにらんだ選挙戦であり、その意味でも1人区の議席は重要な意味を持つ。社大以外の野党各党が比例候補を抱える中、どう有機的な運動を展開できるかが問われる。
 糸数氏は「憲法9条を守る立場を貫く。平和の1議席を取り戻す」と強調。「国の予算を医療、福祉、教育に使っていくよう実現させる」とも述べ、「平和」「暮らし」を前面に打ち出した。
 知事選、参院補選で基地問題や憲法を争点化できなかったとの反省から、
訴えをより鮮明化させ、自公政権との対立軸を明確にしたいとの意向がうかがえる。国民投票法成立や教科書検定問題、普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた事前調査など憲法や基地問題をめぐって慌ただしく動く中、県内にくすぶる反発や不満をどう集約できるかも鍵となりそうだ。
 争点の一つとなる格差是正や経済自立問題で、6月上旬に予定する政策発表にどのような公約を盛り込むかも注目される。
(瀬底正志郎)

■再挑戦促す声に決意 糸数氏一問一答
 ―有権者は経済振興、福祉に関心が高い。
 「米軍基地を押し付ける状況に県民も怒りを持っている。その声を国政の場で訴えていく。基地問題も経済問題も同列に訴えてきた。経済問題も根底に米軍基地がある。返還跡地には雇用も生まれている。基地か経済かの二者択一ではない。小泉、安倍政権の5年間で増税や、暮らしを圧迫する社会保障制度の変化があった。今の政権を変えることが暮らしを守ることにつながる」
 ―仲井真県政の評価は。
 「仲井真知事は知事選で現行V字案には賛成できないと言っていた。現在は沖寄りの埋め立て案なら賛成だったり、事前調査を容認しているのが現状で、評価をするのに困難な県政だ」
 ―知事選から約半年での出馬だが。
 「多くの人から、充実した子育てをしたいとの訴えや非正規雇用の問題などを聞いた。沖縄戦を体験された方からは危機的状況に陥っているとの話も聞いた。再びチャレンジして沖縄の思いを伝えてほしいと言っていただいた。そこに政党の推薦もいただき決意した」

(5/20 10:39)

181片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/21(月) 16:43:21
「高齢」でなく「事件」で引退する自民党参院選候補 ゲンダイ
http://news.livedoor.com/article/detail/3169380/

 参院選の自民党候補が直前になって出馬辞退を表明した。法相もやった佐賀の陣内孝雄参院議員(73)だ。「高齢」ばかりが強調されているが、違う。

「当選4回、旧経世会の陣内議員は高齢がネックとなり、事前調査では民主党新人に負けていたのは事実。しかし、本人は最近までヤル気マンマンだった。昨年秋、安倍首相や中川幹事長が、高齢で勝てそうもない候補の差し替えを言い出したときには猛反発していた。同じ派閥の青木幹雄議員会長や片山虎之助参院幹事長もバックアップしてきた。それが一転、出馬を辞退することになったのは、地元の事件が原因なのです」(事情通)

 その事件とは、陣内議員が理事長をしていた佐賀商工共済協同組合の粉飾破綻事件だ。地元の零細企業や商店主から58億円の積立金を集めながら、アルゼンチン国債などの運用に失敗、粉飾を重ねながら03年8月にパンクした。当然、組合員から損害賠償訴訟が起き、陣内議員も被告の身だが、その判決が6月22日に迫った。敗訴が濃厚だという。

「その直後に参院選では、格好の攻撃材料にされ全く勝ち目がない。で、仕方なく、後進に道を譲ることになったのです」(前出の事情通)

 それならそれで自民党は、「不祥事があって候補を差し替える」と広報すればいいのに、“高齢”で片付けようとしている。まったく美しくない政党だ。

【2007年5月18日掲載】

182片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/21(月) 19:44:37
’07参院選ふくおか:自民・松山氏、事務所開き /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070521ddlk40010140000c.html

 自民党の松山政司参院議員(48)は20日、中央区のホテルで夏の参院選に向けた事務所開きを行った。福岡選挙区(定数2)で再選を目指す松山氏は、経済産業省政務官など1期目の実績を強調。その上で「(国政での議員活動が)できるという自信を持つことができた。大変革期の日本を乗り越え、ふるさと福岡県づくりに頑張らせていただく」と述べ、支持を訴えた。

 事務所開きには、自民党の古賀誠元幹事長ら県選出国会議員や県議らが出席。党県連会長の原田義昭衆院議員は次期参院選について「松山さんの選挙ではなく、日本政治の命運をかけた選挙だ。ダントツで通らなければだめだ」と述べ、選挙区でのトップ当選をにらみ、県連挙げての取り組みを求めた。松山氏は福岡市のほか、北九州、久留米両市にも事務所を設ける。

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2007年5月21日


’07参院選ふくおか:維新政党・新風の馬場氏が講演会 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070521ddlk40010141000c.html

 夏の参院選福岡選挙区に立候補を表明している新人で維新政党・新風県本部副代表の馬場能久氏(57)が20日、中央区で講演会を開いた。陣営は決起集会と位置づけており、馬場氏は約100人の参加者を前に自身が車椅子生活を送る体験から障害者自立支援法の見直しなどを主張。また「父母を敬う、祖先を尊ぶ、国を愛する、人間としての基本から始めないといけない」と訴えた。

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2007年5月21日

183片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/21(月) 21:03:02
参院選佐賀選挙区:陣内元法相の立候補辞退受け、対応協議
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070522k0000m010106000c.html

 自民党の中川秀直幹事長は21日、参院選佐賀選挙区に同党公認で立候補を予定していた陣内孝雄元法相(73)の立候補辞退を受け、国会内で党佐賀県連の幹部と対応を協議した。26日の県連大会までに新たな候補を擁立するため、党本部と県連が一体で調整を進めることを確認した。新たな候補は、川上義幸佐賀県副知事(52)を軸に調整している。

毎日新聞 2007年5月21日 20時54分

184片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 07:59:28
副知事に坂井氏起用へ…県幹部人事 讀賣佐賀

 古川知事は21日、2人目の副知事に前統括本部長の坂井浩毅氏(60)を充て、くらし環境本部長の川崎俊広氏(57)を教育委員に任命する方針を決めた。川崎氏は27日付で退任する吉野健二教育長の後任となる教育長への就任が見込まれている。28日の臨時県議会に議案が提案され、同意が得られれば、29日付でそれぞれ任命される。

 地方自治法の改正で4月から出納長が廃止されるのに伴い、県は副知事の定数を1人から2人以内とするよう条例を改正した。松尾正広・前出納長は任期が今年10月まであり、改正に伴う暫定措置として任期までの延長が可能だったが、3月末で退任した。

 副知事に関しては知事が2期目のマニフェスト(政策綱領)に、女性副知事実現を盛り込んでいたが、先送りとなる。また、もう一人の副知事の川上義幸氏(52)は、参院選佐賀選挙区(改選定数1)で出馬を辞退した陣内孝雄・元法相の後継の自民党公認候補として名前が挙がっているが、今回の新たな副知事選任はそれとは関係ないという。

 これまで行政経験者が、教育委員会の中で教育長に互選されているため、川崎氏も同様に互選されると見られる。

 知事は「新任期をスタートするに当たり、早急にマネジメント(管理)機能を強化したいと考えた。早い段階から政策立案に参画してもらうために、臨時議会の開催をお願いした」とのコメントを出した。

 また、教育委員に関しては「慰留に努めたが、本人の意志が固かった。高校総体を控えていることもあり、早急に後任の任命が必要と考えた。教育委員会には、速やかに運営体制を軌道に乗せていただくことを期待している」とした。

 坂井氏は、大分大経済専攻科修了。1974年に県庁に入り、経済部長や総務部副部長などを歴任した。川崎氏は、関西大商学部卒。73年に県庁に入り、総務部副部長などを経て、昨年4月から現職。

(2007年5月22日 読売新聞)

185片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 08:13:54
参院選自民新候補「26日までに決定」確認  佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=462384&newsMode=article

 現職の出馬辞退に伴う参院選佐賀選挙区の後任候補者選考問題で、自民党県連幹部が21日、中川秀直幹事長や谷津義男選挙対策総局長らと国会内で会談した。陣内孝雄氏(73)に代わる新しい候補者について、具体的な名前は出なかったといい、26日の党県連大会までに決定することを確認した。

 県連の留守茂幸幹事長や熊本大成総務会長ら3人が上京。中川幹事長に19日の総務会で陣内氏の出馬断念を正式に了承したことを報告。今後は県連と党本部が一体となって候補者選考を進めていく方針を再確認した。

 会談後、党本部の茂木敏充筆頭副幹事長は「県連大会の際、新しい候補者を発表できる段取りで進めていきたい。この席で誰にするとの話にはなっていない。これから毎日、電話などで連絡し、きちんと全体で推せる候補者を選んでいきたい」と話した。留守幹事長も「固有名詞も何も出ていない。(党本部への)一任の話は消えている。双方で作業していく」と述べた。

186片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 08:17:15
自民 松山氏が事務所開き 福岡市230人出席「民主に負けられぬ」 西日本福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/fukuoka/20070521/20070521_002.shtml

 7月5日公示、22日投票が見込まれる参院選福岡選挙区(改選数2)で再選を目指す自民現職で経済産業大臣政務官、松山政司氏(48)の後援会事務所開きが20日、福岡市内のホテルであり、地元選出国会議員や自民県議ら約230人が出席した。

 松山氏の後援会長に就任したばかりの奥井洋輝氏(九電産業社長)が「福岡選挙区ではどうしても民主党に負けられない」とあいさつ。党県連会長の原田義昭衆院議員は国民投票法の成立など、安倍政権の実績を評価。「日本の命運を掛けた選挙。安倍内閣の勢いを踏まえ、何が何でも勝たないといけない」と訴えた。

 松山氏は「この6年間で国民の目の前の課題をしっかりと解決することができるという自信を持てた。必ず勝つ」と決意を述べた。これに先立ち、同市中央区天神3丁目の後援会事務所で神事があった。

=2007/05/21付 西日本新聞朝刊=

187片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 08:20:04
【参院選】連合大分が松本氏、矢野氏と意見交換 大分合同
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1179673200=117970777410173=1

 夏の参院選大分選挙区に社民党県連合が松本文六氏(64)=医療法人理事長=、民主党県連が矢野大和氏(50)=元佐伯市職員=を擁立する問題で、連合大分(嶋崎龍生会長)は二十日、政治センター幹事会を開き、両氏をそれぞれ招いて意見交換した。両氏とも出馬への強い意欲を示した。
 会議は非公開で開かれ、終了後、連合大分の森迫信夫事務局長が内容を説明。「出馬予定を取り下げる気はないのか。連合大分を軸とした両党の選挙協力なしでやっていけるのか」との質問に対し、松本氏は「早い段階で民主党からの出馬予定者が出た上で調整があれば、出馬を取り下げたかもしれないが、三月に入って地域を回るうちに降りられない気持ちが強くなった」。矢野氏は「個人で応援してくれる人もおり、両党が分かれて戦っても勝てると思っている」とそれぞれ答えたという。
 連合大分は両党の県組織幹部との意見交換会を十四日に行い一本化を求めたが、物別れに終わった。
 連合大分には両党からそれぞれ支援要請が出ており、二十五日に開く政治センター幹事会で対応を協議する。

188片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 08:20:36
長峯基氏が事務所開き
2007年5月21日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200705210105

 7月の参院選に立候補を表明している元職の長峯基氏(66)は20日、都城市東町で事務所開きを行い、約600人を前に決意を述べた。

 元公設秘書の松下新平参院議員(無所属、会派民主・新緑風会)と長男の長峯誠・都城市長も出席。

 基氏は「人生の半分を政治に費やしてきた。今回立候補すべきか悩んだ日もあるが、今の日本は弱者切り捨ての状態。社会秩序や道徳観を取り戻さないといけない」と支持を求めた。

189片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 22:09:37
選挙:参院選・佐賀選挙区 自民県連三役、26日までに陣内氏の後継選考へ /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070522ddlk41010552000c.html

 ◇陣内氏の出馬辞退、党本部と協調を確認

 自民党の陣内孝雄元法相(73)の次期参院選の出馬辞退を受け、党県連の留守茂幸幹事長ら三役は21日、国会内で中川秀直・党幹事長らと後継候補者について協議した。県連側は陣内氏の公認辞退を了承したことを報告。その上で、26日の県連大会までに、共同歩調を取りながら後継候補を選考することを党本部と確認した。

 協議後、中川幹事長は「時間に制約があり、一刻も早く候補者を決めることが重要」と述べたものの、具体的な候補者名は挙がっていないことを強調した。茂木敏充党副幹事長は「県連として一体となって推せる候補者でなければならない。出身地がどうという話は出ていない。まさにこれからスタート」と話した。

 留守県連幹事長は「勝てる候補を作らねばならない。条件を言えばきりがないが、総体的に県内で勝てる候補と位置づけられる人を選ばないといけない」と述べた。

 現在のところ、陣内氏が推したとして川上義幸副知事(52)の名が後継に浮上している。【上田泰嗣】

毎日新聞 2007年5月22日

190片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 22:11:27
’07参院選おおいた:大分選挙区 松本氏は「推薦」−−社民県連合 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070522ddlk44010151000c.html

 社民党県連合(重野安正代表)は、7月の参院選大分選挙区に擁立する医療法人理事長、松本文六氏(64)を党推薦候補とすることを20日の常任幹事会で決定した。公認候補ではなく無所属新人として擁立することで民主、社民系の労組で作る連合大分や自民支持団体の医師会などへ幅広い浸透を狙う。

 県連合によると、党の存在感を示すため公認を求める意見もあったが(1)政党色を前面に出さない方が幅広い組織票の取り込みが期待できる(2)民主党が擁立する矢野大和候補との一本化に連合が努力中(3)勝手連的な運動を広げるには無所属のほうが有利−−などから推薦に決めた。20日に党中央に申請、近日中に推薦が決まる見通し。【大島祥平】

毎日新聞 2007年5月22日

191片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/23(水) 08:16:57
候補者選考大詰め…自民県連公認差し替え 讀賣佐賀

 参院選佐賀選挙区(改選定数1)の自民党公認候補差し替え問題で、党県連は22日、代表役員会を開き、選考の作業手順を決めた。23日午後5時の党本部との再協議までに、後任候補のリストアップを進め、24日の県連総務会で候補予定者としての承認を得るという。陣内孝雄・元法相が16日に辞退表明をして以降始まった後継選考は大詰めを迎える。

 終了後に記者会見した留守茂幸幹事長によると、県連三役が県内在住者を対象に直接会う方式で立候補への意向を確認するという。対象者については具体的に挙げず、「いろんな人に会うつもりだ」と述べるにとどめた。この日の役員会までに後継選定について県連側に打診して来た人はいないという。

 こうした手続きを取る理由について「従来の手順では、時間的な制約もあって困難だから」と述べた。23日の党本部と県連の再協議は、午前中に茂木敏充・党筆頭副幹事長から連絡があって決まったという。

 21日の協議の結果、党本部が当初示した「後継選考の一任」から、県連と一体となって取り組むことに転換した点について「我々に(選考の)門戸を開いてもらったということだけでも、非常に理解を示していただいたもの」と評価した。

(2007年5月23日 読売新聞)

192片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/23(水) 09:10:47
西銘・糸数氏、支持拡大へ/参院選まで2カ月 沖縄T
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200705221300_06.html

 参院選の投開票日まで二十二日で、残り二カ月。沖縄選挙区では、自民党公認で参院議員の西銘順志郎氏(57)と、野党統一候補で元参院議員の糸数慶子氏(59)=社民、社大、共産、民主推薦=が立候補を予定しており、全県的な支持拡大を本格化させている。
 二〇〇六年十一月の県知事選、今年四月の参院補選で勝利した勢いで西銘氏の再選を目指す自公の与党陣営に対し、知事選で約三十一万票を獲得した糸数氏で巻き返しを図る野党陣営。両陣営とも激しい集票合戦を繰り広げる。

 西銘陣営は十八日、後援会事務所を那覇市牧志に開設、選挙母体「はばたけ! 美ら島県民の会」を二十六日に立ち上げ、組織固めを急ぐ。参院補選のセット戦術で各地を回っており、与党系の市町村長や組織代表への協力要請を重ねている。

 地域や市町村の支部設置で、全県的な選挙態勢を構築する。事務所開きで、西銘氏は実績をアピールし、「仲井真県政が目指す完全失業率の全国並みへの改善や米軍普天間飛行場の危険性除去など、県政と連携し、解決を目指す」と強調した。

 糸数氏は十九日の出馬表明で、改憲を目指す安倍政権との対決姿勢を明確化。九条堅持など護憲を訴え、参院での与野党逆転を前面に掲げる。

 選挙母体となる「ウマンチュと共に沖縄の未来をつくる会」の事務所を拠点に野党共闘を軸にした運動を展開する。

 市町村や地域の支部では、すでに八重山支部を設置し、六月上旬までに市町村支部を開く予定としている。

 事務所開きで糸数氏は「平和憲法を次の世代に引き継ぎ、平和な未来を築こう」と呼び掛けた。

193片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/23(水) 09:19:30
党本部、川上副知事で最終調整 参院後任候補  佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=463144&newsMode=article

 現職の出馬辞退に伴う参院選佐賀選挙区(改選数1)の後任候補選考問題で、自民党本部が県副知事の川上義幸氏(52)の擁立で最終調整に入ったことが22日、分かった。一方、党県連は同日の代表役員会で、地元県議らに立候補の意思の有無を確認することを決定。その結果を持って23日に再度上京し、党本部と最終的な協議を行う。

 川上氏は出馬を辞退した陣内孝雄氏(73)と同じ国交省出身。候補者差し替え問題が急展開した直後から、後任候補に浮上していた。関係者によると、副知事という要職で県内での知名度があり、党本部が「一致結束できる候補」と判断したとみられる。ただ、川上氏は22日、「党本部からは何も連絡を受けていない」と話した。

 一方、党県連は今後の対応について、残された時間が少ないことから、県連幹部が出馬の可能性のある県議らに23日午前会い、意思を確認することを決めた。昨年の公認争いに名乗りを上げた県議の篠塚周城氏(57)、岩田和親氏(33)の2人とみられる。佐賀新聞社の取材に対し、篠塚氏、岩田氏とも「話を聞いてから判断したい」と述べた。

 党本部と県連幹部の会談は23日午後5時から、都内で開かれる。篠塚氏と岩田氏の意向もあるが、最終的には川上氏を軸に一本化が進むとみられる。県連はその結果を受け、24日に代表役員会と総務会を開き、後任候補を承認する考え。

 党県連の留守茂幸幹事長は代表役員会後の会見で「当初の本部一任から考えると、県連にも門戸を開いてもらった。26日の県連大会は動かせないので、しっかり作業を進めていきたい」と話した。

194片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/23(水) 09:26:44
今夏の長崎選挙区 臨戦モードに突入 市内に相次ぎ拠点
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/nagasaki/20070522/20070522_001.shtml

 ●出馬予定者の動き活発化

 今年最大の政治決戦となる7月の参院選に向け、長崎選挙区(改選数一)に立候補を予定する各候補予定者の活動が活発化してきた。今のところ立候補を予定するのは自民新人で元国見高校サッカー部総監督の小嶺忠敏氏(61)、民主新人で元県議の大久保潔重氏(41)=国民新党推薦、共産新人で同党県委員の渕瀬栄子氏(51)の3人。公示が予定される7月5日まで1カ月半、投開票予定日の同22日までちょうど2カ月に迫り、各陣営ともに長崎市に相次ぎ拠点を構えるなど臨戦モードに入っている。

 「子の代、孫の代のため、教育の原点を変えていかなければならない。所期の目的を達成できるよう頑張りたい」

 今月19日、長崎市元船町で後援会事務所開きをした小嶺氏は、支持者らを前に決意を語った。

 久間章生防衛相(衆院長崎2区)ら県選出国会議員の後ろ盾を受けて小嶺氏が立候補を表明したのは今年1月。しかし、これまでの活動は、教え子らを介して各地で開いた教育講演会が中心で「選挙運動らしい運動はできていない」(後援会幹部)のが現状という。

 高校サッカーを通して全国的な知名度がある小嶺氏。それでも、後援会長の高田勇元知事は「名前が10分に浸透していても、選挙ではどんな風が吹くか分からない」と危機感を強める。自民は2004年の前回参院選で議席を民主に奪われており、選対本部長の北村誠吾衆院議員(長崎4区)は「県連を挙げて必勝を期す」と力を込める。

 一方、大久保氏は05年の衆院選長崎2区で久間氏を相手に善戦したことで、今回、小沢一郎党代表の肝いりで立候補を表明した。既に地元の諫早市に後援会事務所を開設しており、今月21日、長崎市で総合選対会議を開いた。

 同日の会議で選対長の高石哲夫・連合長崎会長は「今の政治では将来が展望できないという生活者の意思が統一地方選に反映された。国の根幹を変えないといけない」と強調。萩原康雄・民主党県連選対長も「相手候補に先行を許しているのは間違いないが、政権交代を実現するためにも全力を挙げて闘いたい」と訴えた。6月8日に長崎市で事務所開き、同月29日には小沢代表を同市に招いて総決起集会を予定しており、動きを加速させる構えだ。

 渕瀬氏は三氏の中で最も早く昨年2月に立候補を表明。県内各地で集会や街頭演説などを精力的にこなしてきた。共産党は「憲法改悪を阻止する正念場の選挙」と位置付け、同党県委員会も「憲法九条を断固守ろうとする人たちを結集したい」と意気込む。6月8日に長崎市の党県委員会で事務所開きを予定しており、活動を活発化させる方針だ。

=2007/05/22付 西日本新聞朝刊=

195片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/23(水) 09:28:52
大分の松本氏 社民は「推薦」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/oita/20070522/20070522_001.shtml

 参院選大分選挙区に立候補を表明している新人の松本文六氏(64)について、社民党大分県連合(代表・重野安正衆院議員)は20日、党公認を見送り、推薦とすることを決めた。同党が、九州の拠点の1つともいえる大分県で公認しないのは異例。民主党との共闘が事実上崩壊したため、無党派を含む幅広い層から支持を集める必要があると判断したとみられる。

 民主党大分県連は「同選挙区で候補擁立をしない」との党本部決定に反して、新人を独自に擁立。これに対し、社民は公認を見送る一方、党の全面的支援を打ち出すことで、連合大分が松本氏を推薦しやすい環境をつくる狙いもありそうだ。

 社民県連合の推薦方針決定を、松本陣営も「県内を回って、推薦の方が幅広い層から支持が得られやすいと感じた。党公認で戦うよりメリットがある」と受け入れた。
=2007/05/22付 西日本新聞朝刊=

196片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/23(水) 19:38:25
攻防「1人区」:07参院選の現場/2 佐賀選挙区 自民、土壇場で候補変更
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/archive/news/2007/05/20070523ddm005010029000c.html

 ◇中央主導、地元は混乱

 「参院選のスタートまで2カ月を切り、切迫した状況です。県連と党本部一体で候補者選考をしっかりと進めたい」

 16日午後、佐賀県庁近くの自民党佐賀県連の会議室。東京から駆けつけた同党本部の茂木敏充筆頭副幹事長は立ち通しで、佐賀選挙区の公認候補差し替えへの理解を求めた。隣には、党本部主導による公認差し替え方針が前日に表面化したばかりの、もともとの候補、陣内孝雄元法相(73)が黙って座っていた。

 5選を目指していた陣内氏は昨年6月、ベテラン県議と公認争いを演じ、県連総務会による投票決着までしたいきさつがあった。「今ごろ引くとはどういうことか」との声も出席県議から出たが、大勢は決していた。「党本部は、相談もなく強引だ」−−。別の県議はこう言い残し、立ち去った。

 陣内氏の差し替え問題は、安倍晋三首相が昨秋、参院選候補の見直しに言及した際からくすぶっていた。首相の意をくんだ中川秀直幹事長は実現に意欲を示したが、参院自民党の人事権が侵されることを嫌った青木幹雄参院議員会長らは首をタテに振らなかった。

 しかし、党本部が独自に実施した調査によると、陣内氏の情勢は厳しいものだった。民主党は今回、04年参院選で自民候補に2万票差まで迫った新人、川崎稔氏(46)を擁立し、雪辱を期す。陣内氏は73歳という高齢に加え、経営破たんした佐賀商工共済協同組合の損害賠償訴訟で元理事長として被告に名を連ね、6月22日の判決を控えている。

 今月3日、陣内氏の後援会長からも「全県的には苦しい」と調査と同様の見解が伝えられた。

 結局、14日朝、東京・麹町の参院議員宿舎で「情勢は厳しい」と引導を渡したのは青木氏だった。佐賀選挙区は補選も含め自民が20連勝中。自民が大惨敗した89年も全国の1人区では佐賀、富山、和歌山の3区だけが「保守王国」として面目を保った。参院選での与野党逆転阻止に向け、青木氏も金城湯池での苦戦は座視できなかったのだ。

 とはいえ、土壇場での差し替えに地元の混乱は小さくない。中川幹事長は15日、都内のホテルに県連幹部を呼び「今後の進め方は党本部に一任してもらいたい」と言い渡したが、留守茂幸幹事長らは「唐突だ」と抵抗した。

 旧建設省出身の陣内氏は、中央とのパイプを期待する市町村長が後ろ盾だった。陣内氏はやはり国土交通省出身の川上義幸副知事(52)を自らの後を継ぐべき公認候補と位置づけ、党本部もその線で26日の県連大会前の決着を目指している。

 しかし、県議を中心に陣内氏に批判的な勢力には、不満がくすぶる。06年までの市町村合併で、佐賀県は49市町村が23市町に半減。票の取りまとめに威力を発揮する首長や地方議員が激減した。首長の支援が必ずしも勝利に直結しない実態を、県議会議長経験者は「自民党の集票マシンはさびついた」と評する。

 一方、民主の川崎氏は、陣内氏への高齢・多選批判が追い風となるはずだったが、県連内に「候補が代わって自民党に勢いが出れば、厳しい選挙になる」との懸念が広がり始めている。「これまで同様、淡々と草の根の戦いを続けるだけ」と陣営は語るが、九州新幹線長崎ルートなど、川上氏が副知事として担当してきた課題の位置づけを注視している。

 共産党の新人、中尾純子氏(54)は長崎ルート建設の見直しや憲法9条堅持を訴えている。【竹島一登、上田泰嗣】=つづく

毎日新聞 2007年5月23日 東京朝刊

197片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/23(水) 23:32:29
参院佐賀:川上副知事擁立で合意 自民本部と県連
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070524k0000m010101000c.html

 自民党の中川秀直幹事長は23日、参院選佐賀選挙区の公認候補差し替え問題で、佐賀県連の留守茂幸幹事長らと党本部で会談した。留守幹事長は、引退する陣内孝雄元法相(73)に代わる新たな候補として、県連内には希望者がいなかったと報告、川上義幸佐賀県副知事(52)を擁立することで合意した。県連は24日午後に開く総務会で正式決定する。【渡辺創】

毎日新聞 2007年5月23日 21時21分

198片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/24(木) 00:33:08
選挙:参院選・佐賀選挙区 自民県連、あす陣内氏後継決定−−方針 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070523ddlk41010733000c.html

 ◇複数の人物に意向確認

 自民党県連は22日、代表役員会を開き、次期参院選への出馬を辞退した陣内孝雄元法相(73)=当選4回=の後継問題で、24日に総務会を開いて陣内氏に代わる公認候補者を決定する方針を決めた。23日夕までに県連側の候補者案をまとめ、同日夜に党本部と協議して一本化する。

 留守茂幸幹事長によると、代表役員会では、これまでに名前が挙がっている複数の人物に、幹事長らが接触して出馬の意向を確認することになった。一方、候補者を絞り込めなかった場合は日程を変更するなど柔軟に対応する姿勢を見せた。

 陣内氏の差し替え問題では、川上義幸副知事を陣内氏や党本部が推しているほか、昨年の公認候補選考で陣内氏と争った県議や、県内の現職首長らの名前が取りざたされている。【上田泰嗣】

毎日新聞 2007年5月23日

199片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/24(木) 00:39:25
参議院選挙佐賀選挙区 自民、川上氏擁立へ 副知事 25日にも公認決定
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/saga/20070523/20070523_001.shtml

 自民党は22日、7月の参院選佐賀選挙区(改選数1)で公認を辞退した陣内孝雄氏(73)に代わり、佐賀県副知事の川上義幸氏(52)を擁立する方針を固めた。23日に党執行部と県連幹部が最終調整し、擁立を内定。川上氏の出馬意思を確認した上で、県連総務会、党選対小委員会を経て25日にも正式に公認を決定する。

 同党は安倍晋三首相の意向を受け、高齢・多選に加え、地元で訴訟を抱える陣内氏では「苦戦が予想される」として公認差し替えを検討。陣内氏は、党執行部による事実上の引退勧告を受け入れる形で「しっかり勝てる人に戦ってほしい」と公認辞退を表明していた。

 参院選公示まで2カ月を切った中、党執行部と県連は「挙党態勢で推せる候補」として、国土交通省出身で地元事情に詳しい川上氏を軸に後継候補の人選を急いでいた。党関係者によると、川上氏も出馬要請を受け入れる意向という。

 川上氏は福岡市出身。九州大大学院修了後、旧建設省に入省。九州地方建設局武雄工事事務所長などを経て、2001年7月から佐賀県土木部長、03年10月から副知事を務めている。

=2007/05/23付 西日本新聞朝刊=

200片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/24(木) 01:17:17
自民県議2人の意向を確認 佐賀STS
7月に予定されている参議院議員選挙の公認選びで、自民党佐賀県連は去年、立候補に名乗りをあげた県議2人に出馬への意向を聞きました。1人は出馬を否定しましたが1人は態度を明らかにしませんでした。自民党佐賀県連ではきのうの代表役員会を受け県連の三役らが陣内孝雄参議院議員の後任候補者に名前が挙がっている数人との面談を行うことになりました。けさは去年の公認選びで名乗りをあげた2人の県議が面談に臨み、このうち篠塚周城県議は出馬する意志がないことを明らかにしました。一方、岩田和親県議は面談が2時間近くに及び、結局、態度を明らかにしませんでした。自民党本部では川上義幸副知事を軸に調整を進めていて、きょう県連幹部が上京して党本部と協議を行い、あすの県連の総務会には候補者の名前を示したいとしています。

201片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/24(木) 08:13:52
県連幹部慌ただしく 県議と面談も、手挙がらず 讀賣佐賀

 参院選佐賀選挙区への立候補辞退を表明した陣内孝雄・元法相(73)の後継候補に、自民党は23日、川上義幸副知事(52)を内定したが、後継候補の披露を目標にした26日の党県連大会が目前に迫る厳しいタイムスケジュールのもと、県連幹部は朝から慌ただしい動きを見せた。 

 県連内での候補者確認のため、県連三役は午前9時から佐賀市内で、昨年の公認争いで意欲を見せた篠塚周城県議(57)と、岩田和親県議(33)を個別に呼び、面談した。中でも篠塚県議は、昨年6月の総務会での投票の結果、陣内氏に敗れたものの、県議を中心に再度推す声が出ていたため、動向に関心が集まっていた。

 約20分の面談を終えた篠塚県議は「県議選(4月8日投開票)で地元のみなさんから必死な形で運動してもらい、6度目の当選を果たした。(佐賀郡の)選挙区のみなさんへの責任があるので、当初から(意欲は)ないと申し上げた」と話した。

 続く岩田県議の面談は約1時間半にも及んだが、終了後、報道陣に「自分の政治家としての思いを伝えた。あとは(三役が県連の)代表として交渉に行くので、お任せした」と述べた。

 2人の面談を午前中に終えた三役は直ちに東京に向かい、党本部幹部との再協議に臨み、「手を挙げる人はいなかった」と報告したという。

 終了後に取材に応じた留守茂幸幹事長は「チャンスをものにして(県連内のだれかが)候補になることを願っていた。かなえられず不満ではあるが、(党本部に)門戸を開いてもらったことは感謝している」と話した。

(2007年5月24日 読売新聞)

202片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/24(木) 08:46:45
自民、川上副知事擁立へ 参院選  佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=1&classId=0&blockId=465375&newsMode=article

 自民党は23日、参院選佐賀選挙区(改選数1)で出馬を辞退した現職の陣内孝雄氏(73)に代わる新たな候補者として、県副知事の川上義幸氏(52)を擁立する方針を固めた。県連幹部が同日、党本部の中川秀直幹事長らと会談。地元では、出馬に向けた新たな動きがないことを伝えた。党県連は24日に総務会を開き、川上氏擁立を正式決定する。

 留守茂幸幹事長ら県連幹部3人が23日午前、昨年の参院選公認争いに名乗りを上げた県議の篠塚周城氏(57)、岩田和親氏(33)と面談、出馬意思の有無を確認した。篠塚氏は県議選が終わったばかりとして立候補の考えがないことを伝え、岩田氏は対応を幹部に一任した。

 留守幹事長らはこの結果を持って上京。党本部に対し、「今回の参院選では手を挙げる人がいなかった」と報告した。後継候補については一致結束できることが条件とされ、副知事としての知名度などから、川上氏が選ばれたとみられる。関係者によると、川上氏も出馬について否定的な考えは示していないという。

 党本部は24日、谷津義男選挙対策総局長を佐賀に派遣し、県連の代表役員会と総務会で党本部の意向を伝える。

 川上氏は福岡市出身。1979年に建設省(現国土交通省)に入り、91年から2年間、武雄工事事務所(現武雄河川事務所)の所長を務めた。2001年7月、県土木部長に就任し、03年10月から副知事。

203片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/24(木) 08:47:26
白石町出身の門田氏が出馬表明 参院選  佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=464510&newsMode=article

  7月の参院選佐賀選挙区(改選数1)に、杵島郡白石町(旧有明町)出身で、元船橋市議の会社員門田正則氏(60)=千葉県船橋市、写真=が23日、立候補する意向を明らかにした。

 自民現職の陣内孝雄氏(73)の立候補辞退を知って判断したと言い、同日自民県連に公認を申請する意向を示した。「公認が得られない場合は無所属で立候補する」としている。

 門田氏は白石高、久留米大学商学部卒。1995年に船橋市議に初当選、2期目の2001年に千葉県知事選に出馬し落選。03年の同市議選で3選、今年4月の同選挙では落選した。県庁での記者会見で門田氏は「農業県佐賀を首都圏でPRし、地元を活性化させたい」と話した。

 参院選には民主川崎稔氏(46)、共産中尾純子氏(54)の2人の新人が立候補を表明している。

204片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/24(木) 13:59:02
攻防「1人区」:07参院選の現場/3 大分選挙区 民主・社民、共闘崩れる
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070524ddm005010076000c.html

 ◇「組織の小沢」通じず

 「小沢か矢野かと言われたら、矢野さんだ。離党届を持って(選挙を)やる」

 18日夜、大分市内で参院選大分選挙区に無所属で出馬する元大分県佐伯市職員、矢野大和氏(50)が集会を開いた。支持者らを前に民主党大分県連代表の吉良州司衆院議員は矢野氏への全面支援を強調、党公認や推薦を出さなかった小沢一郎代表と一線を画し、選挙に臨む姿勢を示した。

 同選挙区で民主、社民両党県連はそれぞれ候補を擁立し分裂選挙が確実になったが、本来は両党選挙協力のモデルケースとなるはずだった。村山富市元首相を出すなど伝統的に社民党が強い大分で、両党県連は連合を含めた3者で協力しあう「大分方式」を考案。01年参院選は社民、04年参院選は民主に、それぞれ候補を一本化した。

 ところが、昨夏に始まった参院選候補調整は難航。「今回はウチの番」と主張する社民県連が今年2月、見切り発車の形で医師の松本文六氏(64)の擁立を発表、反発した民主県連も独自候補擁立へかじを切った。

 板挟みにあった連合大分の森迫信夫事務局長は先月19日、ひそかに上京。東京都内のホテルで小沢氏と社民党の又市征治幹事長を前に「大分の社民票は14万〜15万票を下回らない」と分裂選挙への懸念を訴えた。黙って聞いていた小沢氏は「(分裂では)勝たんわな」と応じ、調整に乗り出した。

 夏の参院選に政治生命をかける小沢氏は1人区が勝敗の行方を決するとみて野党共闘を優先。根底にあるのは「民主、社民両党の票を足せば自民党に勝てる」という既存の組織の積み上げを重視する考え方だ。

 これに対し、吉良氏は「保守層や無党派層に食い込むことこそが勝利には不可欠」と疑問を投げかけ、民主県連幹部も「どうせ次の衆院選では社民党と全面対決するのではないか。決裂が少し早まっただけだ」と語る。政治信条は小沢氏に近い吉良氏だが、選挙手法をめぐる溝は深い。党内でも鳩山由紀夫幹事長は「一概に、どことでも組めば票は足し算になるという発想は正しくない」と指摘する。

 結局、一本化は不調に終わり、小沢氏は9日の記者会見で矢野氏の公認・推薦を拒否したが「(県連を)拘束できない」と分裂選挙を事実上容認した。

 一方、社民党も、全国的退潮が指摘される中、比例票の上積みのためにも、基礎体力のある大分で自前候補を出すことは譲れない一線だった。福島瑞穂党首は19日、選挙応援に訪れた福岡市内で記者団に「大分で一本化できないのはとても残念」と不快感を表明。社民候補不在の空白区についても「全力で比例をやれということだ」と述べ、民主との協力に慎重な考えを示した。両党は秋田、富山両県で統一推薦候補を擁立している。

 他陣営の見方は複雑だ。自民公認で出馬する元総務省キャリア官僚の新人、礒崎陽輔氏(49)は「民主党が保守層を取り込みにくるのなら対岸の火事ではなくなる」と逆に警戒する。

 共産公認の新人で同党県委員、山下魁氏(30)は「憲法などで政策の違う両党が選挙協力すること自体、おかしい」と指摘した。

 「自分たちの殻を破る候補者を選ばない社民党も悪いが、調整に応じない民主党も悪い。2人が出れば共倒れしかねない」。社民党系大分市議の嘆きが野党共闘の難しさを象徴するようだった。【小畑英介、山田夢留】=つづく

毎日新聞 2007年5月24日 東京朝刊

205片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/24(木) 23:45:37
選挙:参院選・佐賀選挙区 前千葉・船橋市議、門田氏が出馬表明 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070524ddlk41010542000c.html

 ◇旧有明町の出身

 7月の参院選で、千葉県船橋市の前市議、門田正則氏(60)が23日、佐賀市内で会見し、県選挙区からの出馬を表明した。旧有明町(現白石町)出身で、自民党県連に公認を要請したが、公認を得られる見込みはなく、その場合は無所属で出馬する意向を示した。

 門田氏は久留米大を卒業後、空港関連会社に就職して船橋市に在住。95年から同市議を通算3期務め、86年の参院選比例代表にサラリーマン新党から出馬、01年には千葉県知事選に立候補し、いずれも落選した。現在はNPO法人理事長などを務める。

 「農業県・佐賀を全国に発信したい」と出馬理由を語り、国会議員のリコール制度整備や、佐賀空港の国際線化を公約に挙げている。23日に自民党県連に公認要請を伝えたが、陣内孝雄元法相の後継者選びは最終段階を迎えており、可能性はない。【姜弘修】

毎日新聞 2007年5月24日

206片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/24(木) 23:46:32
選挙:参院選・佐賀選挙区 自民公認候補、川上副知事に 悔しさにじむ2県議 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070524ddlk41010538000c.html

 ◇党本部主導に不満も

 今夏参院選佐賀選挙区の自民候補者選びは、川上義幸副知事(52)を軸とした協議が最終局面を迎え、陣内孝雄元法相に代わる公認候補は川上氏で24日に決着する見込みとなった。だが昨年、陣内氏と公認争いを演じた2県議は、この日の自民県連との話し合いの末に出馬しないことになり、それぞれに悔しさをにじませた。県連執行部は「党本部と一体で進める」と両者の間に溝がないことを強調するが、党本部主導で始まった差し替え劇への不満はくすぶっており、尾を引く可能性も残されている。

 県連三役はこの日午前、陣内元法相と公認を争った篠塚周城県議(57)と岩田和親県議(33)を相次いで県連に呼び、出馬の意志を確認した。篠塚県議は立候補しない意向を示し、協議は20分ほどで終わったが、岩田県議との協議は約2時間にわたった。

 終了後、岩田県議は顔を紅潮させ「政治への熱い思いを伝えた」とだけ語り、立ち去った。篠塚県議も「統一地方選の県議選で当選する前だったら、出馬も考えた」と述べた。また「(候補者選考は)県連側から先に話があるべきだった」と県連の意向を後回しにした党本部の姿勢に不満を表した。

 一方、この日は県外の党員が出馬表明し、公認を要請するなど、事務方が慌てて対応する場面もあった。【上田泰嗣】

毎日新聞 2007年5月24日

207片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/25(金) 08:05:32
自民公認に川上氏 県連関係者「挙党態勢を」 讀賣佐賀

 自民党県連が夏の参院選佐賀選挙区(改選定数1)の公認候補として、党本部が推薦した川上義幸氏(52)(副知事を退職)を決めた24日、党本部の推薦理由は明らかにならないままだったが、県連関係者からは挙党態勢を求める発言が相次いだ。陣内孝雄・元法相(73)の後継候補が決まったことで、公認候補差し替え問題で迷走した自民党の参院選への準備が本格化する。

 留守茂幸・県連幹事長によると、川上氏の名前は、この日早朝に佐賀市内で行われた谷津義男・党選対総局長と県連三役らとの協議で初めて明らかにされた。

 それを受け、留守幹事長が東京出張中だった川上氏に電話で連絡。「立候補したいのでよろしくお願いします」との意思を確認し、その後開かれた県連代表役員会で、最高決定機関である総務会に川上氏擁立を諮ることが決まった。

 総務会には73人のうち45人が出席。公認候補予定者の承認を前に、川上氏の出席を求める意見が出た。このため、東京から県庁に戻っていた川上氏が会場に駆けつけ、「公認の決定をしてもらい頑張りたい。よろしくお願いします」と支援を要請。拍手で承認されたという。

 しかし、党本部がなぜ川上氏を勝てる候補とみなしたかは、いずれの会議でも説明がないまま。総務会終了後、谷津党選対総局長は、報道陣に「一切、何もしゃべらない」と答え、足早に立ち去った。

 終了後、留守幹事長は「総務会で具体的意見としては出なかったが、昨年からの選考で、(ほかの人物を)支持する人もいる。本当にこれでいいと思えない人もいるだろう。川上氏は党本部からの推薦だが、県のナンバー2だったし、自前候補。しかし、知名度不足は否めない。この選挙は厳しく、挙党態勢を構築することが肝要だ」と結束を訴えた。

 26日の県連大会で県連会長に就任する今村雅弘・衆院議員も県選出国会議員団からただ一人出席。「とにかく時間がないから、みんなの協力を得てやっていく。川上氏は佐賀県もよく知っているし、非常に温厚篤実でいい人だ」と話した。

 党本部の中川幹事長は「党本部、県連一体となって内定した。安倍内閣の美しい国づくりを進めていただける候補者と思っている」と述べた。

◇打診時期など明言避ける 川上氏

 川上氏は自民党県連の総務会終了後、報道陣にこれまでの経緯について語ったが、打診を受けた人物や時期については「正式な要請は今日だと思っている。いろいろな人から話があった」と明言を避けた。

 最初の打診の時期については「ちょっとした話から言えばだいぶ前になる。党本部ということではなく、基本的には県選出の(国会)議員から」と述べた。

 立候補を決断した時期については「長くなっているので、どの時点かは定かでないが、陣内先生が公認を辞退したり、いろんな記事で私のうわさが出たりして、事態が動いた時点からだろう。(今は)ほっとしている」と話した。

(2007年5月25日 読売新聞)

208片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/25(金) 08:16:30
社民、参院大分「推薦」に・民主へ配慮
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070525AT3S2401924052007.html

 社民党は24日、7月の参院選大分選挙区(改選1)で独自候補の推薦を決めた。県連は公認を模索したが、推薦にとどめた。民主党は同選挙区で候補擁立を見送るものの県連が独自候補を支援する。社民は民主党と事実上の分裂選挙となる同選挙区で公認候補を立てれば民主との亀裂が決定的になると判断した。

 社民は同日、青森選挙区(改選1)で党県連代表の渡辺英彦氏(66)の公認も決定した。(07:02)

209片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/25(金) 09:50:39
川上副知事の参院選擁立決定 自民県連  佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=466150&newsMode=article

 自民党県連は24日、総務会を開き、参院選佐賀選挙区(改選数1)で出馬を辞退した現職の陣内孝雄氏(73)に代わる新たな候補者として、副知事の川上義幸氏(52)を擁立することを決定した。川上氏は党本部からの出馬要請を受諾し、同日付で副知事を辞職した。党本部は早ければ28日にも、川上氏に公認証を交付する。

 党本部の谷津義男選挙対策総局長が同日朝、県連幹部と会談。「勝てる候補」として、川上氏を推す意向を伝えた。県連は代表役員会と総務会で対応を協議。総務会では急きょ、川上氏に出席を求め、所信を聞いた上で擁立を承認した。

 川上氏は総務会後、記者団に対し、「県庁に6年かかわってきたが、新幹線をはじめ道半ばのものもある。違った次元で精いっぱい汗をかきたいし、頑張る道があるのではないかと思った」と出馬決断の理由を述べた。

 党県連の留守茂幸幹事長は川上氏の擁立について「党員の中には自前の候補をという思いがあり、川上氏に異質感を持つ人もいる。だが、佐賀のナンバー2であり、いろんな課題に汗をかいてきた。自前の候補に値する」と強調した。県連は挙党態勢の構築に向け、26日に中川秀直幹事長を招き、決起大会を開く。

 川上氏は福岡市出身。1979年に建設省(現国土交通省)に入り、2001年から県土木部長、03年10月から副知事。今年4月から兼務していた交通政策部長は池田巧県土づくり本部長が兼ねる。

210片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/25(金) 10:34:49
福岡、北九州両市長選に統一選 残り2カ月「選挙疲れ」 西日本福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/fukuoka/20070524/20070524_001.shtml

 ●支援団体「うんざり」 各政党は引き締めへ 議員「議会との両立難しい」
 7月22日に予定される参院選投票日まで2カ月を切った。県内では昨年11月の福岡市長選以来、北九州市長選、統一地方選と大型選挙が相次いだだけに、福岡選挙区(改選数2)では「選挙疲れ」を懸念する声が出ている。今年は12年に一度、統一地方選と参院選が重なる「亥(い)年」。加えて福岡は自民と民主が2議席を分け合う構図が続いており、政党関係者からは、早くも低投票率を懸念する声が漏れる。

     ◇

 「いよいよ今度(参院選)で最後ですね」。県北部の自民県議は先日、県議選のお礼あいさつで訪れた企業幹部に、ほっとした表情でこう言われた。県議は「従来の名簿集めに加え、最近は期日前投票で1票1票を積み上げる細かい選挙になっている。企業側も疲れている」という。

 福岡市の自民県議は市長選、県議選のあいさつ回りを終えたばかり。「後援会は『またですか』という雰囲気」とため息をつく。福岡市長選、統一地方選で度々集会の動員を掛けられた支援企業や団体もうんざりした様子。長年自民党を支援してきた福岡市内の企業幹部は「さすがに疲れた。仕事にも支障がでるし、参院選はできるなら断りたい」。

 事情は民主も同じだ。福岡、北九州両市長選で推薦候補が当選し、県議選でも躍進した。「勝った選挙は疲れも出ない。この調子で参院選も乗り切りたい」。福岡市議の1人は勢いづくが、支援団体の自治労地区役員は「土、日曜にも出て、集会準備やビラ配り。組織で決まれば仕方ないが、ほとほと疲れましたよ」とぼやく。

 候補者を擁立する共産、社民も「疲れがないことはないが、今年の統一地方選、参院選という2大選挙の仕上げの段階」(共産)、「くたびれはあるが、統一選のときから参院選をにらんでやってきた。ここが踏ん張りどころ」(社民)と引き締めに必死。

 参院選では比例代表に全力を挙げる公明関係者は「もう1回、大きな山を超えないといけない。6月に入ったらエンジンを掛ける」と振り絞るように語った。

 参院選が佳境に入る時期は、各地方議会の開会日程とも重なる。6月県議会の会期は6月20日から7月19日までの30日間。選挙期間とほぼ同じだ。4月に知事選があった影響で事実上の本予算審議となるだけに、会期は通常より長い。ある自民県議は「県議会をサボれば批判されるし、議会を一生懸命やれば参院選をサボることになる。両立は本当に難しい」とこぼした。

=2007/05/24付 西日本新聞朝刊=

211片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/25(金) 10:49:07
「未来はまだ動かせる」 礒崎氏 キャッチフレーズ決定 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1180018800=11800541874840=1

 自民党県連は二十四日、大分市内で参院選大分選挙区の戦略会議を開き、党公認の礒崎陽輔氏(49)のキャッチフレーズに「未来はまだ動かせる」と「大分が選んだ日本の顔」を決めた。名刺やポスター、のぼり旗などに書き添え、無党派層や若年層への浸透に活用する。
 フレーズ中の「未来は」は、将来に不安を抱く地方住民や若年層に、総務官僚出身で自治体行政に詳しい礒崎氏への支持を訴える意味を込めたという。
 「現状を変えようという思いは自分がこれまで訴えてきた政治姿勢と一致しており、演説などで生かしたい」と礒崎氏。
 また、自民党県議団の選対会議も同日あり、「参院選で勝つためには四月の県議選を戦った県議一人一人のバックアップが欠かせない」として、礒崎氏に同行してつじ立ちをするなど取り組みの強化を申し合わせた。

212片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 00:23:41
自民・三浦氏が政治資金パーティー  熊本日日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070525000001

  七月の参院選で、熊本選挙区に自民党公認で立候補を表明している三浦一水参院議員の政治資金パーティーが二十四日、東京・赤坂のホテルであった。

 同党国会議員や党県連幹部、支援者など約三百五十人が出席。三浦氏が属する派閥の伊吹文明会長(文部科学相)が「熊本の議席を守らないといけない」とあいさつ。青木幹雄党参院議員会長らが「今回は東京での決起集会。全力を挙げて戦おう」とげきを飛ばした。

 三浦氏は「厳しい戦いと認識している。勝利して責任を果たしたい」と支持を訴えた。

 熊本選挙区には三浦氏のほか、民主党公認で松野信夫氏と、共産党公認で橋田範昭氏が立候補を表明。自民党で比例現職の魚住汎英氏が無所属での出馬を模索している。(清田秀孝)
熊本日日新聞2007年5月25日朝刊

213片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 01:36:21
選挙:参院選 自民、川上氏擁立へ 「佐賀んもんでない」残る不協和音 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070525ddlk41010381000c.html

 ◇県関係者が弱点指摘も

 川上義幸副知事(52)擁立で決着した自民党の参院選候補差し替え問題。だが、挙党態勢に至るにはまだ不協和音が残る。ある県関係者は「『佐賀んもん』でないことがネック。佐賀ではそこが一番大事」と、福岡県出身の川上氏の弱点を指摘する。留守茂幸幹事長も「一体となって支えていくにはまだまだ問題がある」と、党本部主導で進んだ差し替え劇に対する不満が県連内でくすぶっていることを示唆した。【上田泰嗣、姜弘修】

 ◇他陣営は決意新た

 こうした空気に対して川上氏は「国交省に入って約30年だが、佐賀県庁で6年、その前には(建設省)武雄工事事務所長が2年。佐賀との関係が一番長い」と“反論”。総務会で立候補の意思表明をした後、報道陣に佐賀への愛着を強調した。

 一方、立候補を決めた時期については「よく覚えていない」と明言を避けつつ、「ずいぶん前からいろいろな打診があった」と、水面下の動きが続いたことを示唆した。また、候補に浮上した14日以降の心境については「静かだったが圧迫感があった」と打ち明けた。

 川上氏擁立で、候補者擁立を決めている各党も気を引き締め直した。

 民主党県連の原康彦幹事長は「差し替えの経緯が不透明。地方分権の時代に省益を維持するという姿勢で良いのか」と批判。高齢批判や商工共済問題を抱える陣内氏との戦いより厳しい、との認識を示し「我々は粛々と戦うだけだ」と話した。

 また、共産党県委員会の平林正勝委員長は「副知事として取り組んだ九州新幹線や城原川ダムの問題は、知事選最大の争点だった。今度は国政の問題として知事選に続く戦いになる」と、県政課題を改めて争点化する方針を強調した。

 参院選県選挙区には、川上氏のほか、民主公認の川崎稔氏(46)▽共産公認の中尾純子氏(54)▽前千葉県船橋市議の門田正則氏(60)−−が出馬を表明している。

 ◇  ◇

 川上氏は、24日付で副知事を退職した。25日付で出向元の国交省も退職する予定。

毎日新聞 2007年5月25日

214片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 01:36:51
選挙:参院選 県農政連、自民・小嶺氏を推薦 /長崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/news/20070525ddlk42010516000c.html

 県農政連盟は24日の本部委員・支部長合同会議で、7月の参院選で自民党公認、小嶺忠敏氏(61)の推薦を決めた。前回の04年参院選では、自民公認の松谷蒼一郎氏(落選)や小泉政権への不満から、松谷氏を推薦より低い「支持」にとどめたが、今回は出席者15人の全員一致で推薦が決まった。

〔長崎版〕

毎日新聞 2007年5月25日

215片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 01:37:47
選挙:参院選 自民公認・礒崎氏のキャッチコピー決まる /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070525ddlk44010466000c.html

 参院選大分選挙区に自民党公認で立候補する礒崎陽輔氏(49)のキャッチコピーが24日、政治改革への思いを託す「未来はまだ動かせる」と、公募で選ばれた経緯を強調する「大分が選んだ日本の顔」に決まった。

 自民の若手県議(1〜3期)の戦略会議が、広告代理店が出した案から礒崎氏も交え選んだ。従来の「大分の即戦力」などに加える形で、主に浮動票や女性票をターゲットにしたビラ、パンフレットなどに使う。

 この日は、同党県議団の第1回選対会議もあり、27日の玖珠町から始まる講演会形式の「励ます会」と、31日の津久見市から始まる県議との辻立ち演説を、いずれも7月3日まで続けるという「行動計画」を確認。「後援会組織が各地でやっと立ち上がったばかりで、動きがなく、情勢は厳しい」との報告もあったという。

毎日新聞 2007年5月25日

216片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 09:07:01
連合大分「2者協力」を模索へ〜参院選大分選挙区 讀賣大阪

 7月の参院選大分選挙区(改選定数1)で、それぞれ無所属新人を支援する民主党県連、社民党県連合との3者協力を目指していた連合大分(嶋崎龍生会長)は25日、大分市で会合を開き、3者協力は困難との認識で一致し、どちらか一方の「勝てる候補」を支援する2者協力の可能性を探ることを申し合わせた。両党系列労組が混在する組織内の対立を避ける狙いだが、「勝てる候補」の判断は難しく、自主投票で決着する可能性もある。

 民主党県連は元佐伯市職員・矢野大和氏(50)を支援し、社民党県連合は党推薦で元病院長・松本文六氏(64)を立て、ともに連合大分に推薦願を出している。

 今回の会合は参院選への対応を決める28日の執行委員会の事前協議で、嶋崎会長のほか、自治労など連合傘下の主要労組の代表らが出席。非公開で行い、各労組が一体化して対応できる方策として、▽どちらかの候補を統一して支援する▽産別ごとに自主判断する――の2点を話し合った。

 出席者らによると、各労組とも「勝てる候補」を結束して支援することでは一致したが、矢野、松本氏の評価では意見が食い違い、結論が出なかったという。このため、27日夜に再度、協議することとした。

 会合終了後、嶋崎会長は「(民主、社民による)候補者一本化は断念せざるを得ない状況。であれば、連合としての候補者一本化ができないかと議論した。勝つ、負けるでは絞りづらい。(次回は)勝ち負け以外の基準で絞り込むこともある」と、統一支援にこだわる決意を示した。

 ただ、連合大分では統一支援を決めるためには、多数決方式ではなく、原則、各労組代表らの「総意」が必要。幹部の一人は「次の協議が物別れに終われば、産別で判断する自主投票もやむを得ないだろう」と話している。

(2007年5月26日 読売新聞)

217片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 13:58:41
川上氏の擁立決定 (07年5月25日)  佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1065&mode=0&classId=2&blockId=466474&newsMode=article

 自民党県連は24日、総務会を開き、参院選佐賀選挙区(改選数1)で出馬を辞退した現職の陣内孝雄氏(73)に代わる新たな候補者として、副知事の川上義幸氏(52)を擁立することを決定した。川上氏は党本部からの出馬要請を受諾し、同日付で副知事を辞職した。党本部は早ければ28日にも、川上氏に公認証を交付する。

 党本部の谷津義男選挙対策総局長が同日朝、県連幹部と会談。「勝てる候補」として、川上氏を推す意向を伝えた。県連は代表役員会と総務会で対応を協議。総務会では急きょ、川上氏に出席を求め、所信を聞いた上で擁立を承認した。

 川上氏は総務会後、記者団に対し、「県庁に6年かかわってきたが、新幹線をはじめ道半ばのものもある。違った次元で精いっぱい汗をかきたいし、頑張る道があるのではないかと思った」と出馬決断の理由を述べた。

 党県連の留守茂幸幹事長は川上氏の擁立について「党員の中には自前の候補をという思いがあり、川上氏に異質感を持つ人もいる。だが、佐賀のナンバー2であり、いろんな課題に汗をかいてきた。自前の候補に値する」と強調した。県連は挙党態勢の構築に向け、26日に中川秀直幹事長を招き、決起大会を開く。

 川上氏は福岡市出身。1979年に建設省(現国土交通省)に入り、2001年から県土木部長、03年10月から副知事。今年4月から兼務していた交通政策部長は池田巧県土づくり本部長が兼ねる。

218片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 14:00:13
川上氏参院選出馬 一問一答 (07年5月25日) 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1065&mode=0&classId=2&blockId=466472&newsMode=article

道半ばの事業 違う次元で―陣内氏辞退後 出馬を決意
 参院選佐賀選挙区の自民党公認候補差し替え問題で、副知事の川上義幸氏(52)が24日、同党からの出馬要請を受諾した。有力候補として名前が浮上してから10日余り。この間、県連と党本部の協議が繰り返されたが、川上氏への接触はなく、「圧迫感が続いた」と振り返る。ようやく正式に出馬が決まり、すっきりとした表情で記者団の質問に答えた。

 ―名前が浮上してからの気持ちは。

 自民党からの連絡はなく、静かな状況だった。されど、圧迫感のような雰囲気が続いたので、今はほっとしている。うわさの域が長かったので、すっきりした。

 ―決断した理由は。

 これまで6年間、県のプロジェクトにかかわってきたが、行政の立場で目安がついたものもあれば、新幹線をはじめ道半ばの事業もある。それらに対し、違った次元で頑張る道があるのではないかと考え、決断した。

 ―いつの時点で出馬を決めたのか。

 以前から県選出の国会議員をはじめ、いろんな人から話はあったが、正式なオファーとは受け止めていなかった。どの時点かは定かでないが、陣内先生の辞退後に名前が出てから、きちんと考えなければと思った。

 ―陣内氏の辞退についてはどう感じているか。

 陣内先生は国交省の大先輩で、非常に長いつきあい。先生の気持ちを察すれば、残念な思いではないか。

 ―副知事二人制に向け、臨時県議会が開かれる。副知事を辞任することについて、どう考えているか。

 交通政策部長を兼ねて、これからということもあり、私としては悩ましい問題だった。しかし、当選すれば佐賀県を出るわけではなく、立場を変えてしっかりやれると思う。


各党反応


民主 国交省系の禅譲 / 共産 新幹線 争点に
社民 上から候補者 / 公明 早期決着を評価
 陣内孝雄氏から川上義幸氏へ―。異例の自民公認候補差し替えがようやく決着した。対決する相手が決まったことで、自民党の動きを注視していた各政党は今年最大の政治決戦に向け、気を引き締め直した。

 立候補を予定する川崎稔氏(46)の事務所開きを4月22日に行い、前回の雪辱を誓った民主党。県連の原康彦幹事長は「国交省ラインで禅譲するような選出。地方分権の時代なのに、同じ体制を維持しようとする古さを感じる」と批判した。ただ、高齢・多選、佐賀商工共済組合問題などマイナス要因がなくなった点については危機感を強め、「自民の組織力は侮れない。まとまって選挙戦に臨んでくれば、厳しさは増す」と警戒する。

 昨年夏、出馬を表明した共産党の中尾純子氏(54)は、自民党が差し替え問題に揺れた間も、予定通り約20カ所で小集会や街演を行った。自民党の一連の動きに、平林正勝県委員長は「全部織り込み済みだったという印象」ととらえる。新幹線問題を推進の立場で担当してきた川上氏に決まったことで「(新幹線建設の是非という)争点がはっきりした。知事選の勢いを持ち込み、戦いやすくなった」と話す。

 独自候補擁立について結論を持ち越している社民党県連の柴田久寛代表は「差し替えもある、と言った安倍首相のメンツにかけ、佐賀だけでもという意図が見えた。上(国)から候補者が下りてくる旧来の自民党のやり方がプラスになるとは思えない」とばっさり。

 一方、自民党と連立を組む公明党県本部の伊藤豊代表は「(事態が表面化してから10日余りという)早い時期に後継候補が決まったことは評価している。自民が一枚岩になることが大切。選挙協力については正式な話を受けて考えたい」と話した。

219片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 15:00:22
川上氏擁立 自民県連に不満 「党本部のシナリオ通り」 佐賀
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/saga/20070525/20070525_002.shtml

 参院選佐賀選挙区(改選数1)で自民党公認を辞退した陣内孝雄氏(73)の後任が24日、ようやく川上義幸・佐賀県副知事(52)に決まった。公示予定日(7月5日)まで2カ月を切る中での、突然の候補者交代劇。党幹部は「県連と一体となって勝てる候補を擁立できた」と強調する。だが、県連内には「実態は党本部のシナリオ通り」との不満も渦巻いている。

 「推挙いただければ頑張りたい」

 県連の擁立決定を受け、沈黙を守ってきた川上氏は、ついに立候補の意向を口にした。

 川上氏は、旧建設省で河川局長を務めた陣内氏の後輩。候補者選考で党本部が川上氏に絞り込んだのは、陣内氏の強い意向があったとされる。昨年来の党本部の強い「引退勧告」を拒否してきた陣内氏。それが一転して応じただけに、党本部としても、意向を無視するわけにはいかなかった。一部では「川上氏以外に決まれば、陣内氏は無所属でも立候補するのではないか」との憶測も流れた。

 ただ、党本部としては、川上氏擁立が本部主導で進んだという印象は避ける必要があった。地元県議の中には、立候補を模索する動きがあり、反発を買えば調整がつかなくなる可能性もあったからだ。何度も県連三役が上京し、協議を重ねて手続きを進める形を取ったのも、そのためだ。ある党幹部は「(陣内氏の公認辞退が)1カ月前なら名乗りを上げる人がいただろう。ギリギリのタイミングだった」と明かす。

 これに県連側も呼応。実際、県議の1人は23日の段階でも立候補に意欲を見せたが、県連三役は党本部に「地元で手を上げる者はいなかった」と報告。報道陣の取材を受ける川上氏に対しても、県連幹部らは「陣内さんから(立候補について)言われたとは言うな」「党本部からの要請ではない」と念を押した。

 しかし、ある県議は「結局は党本部のシナリオ通りの結論に向かって、手続きを進めただけ。地元の意向は無視された」と不満を漏らす。補選も含め、自民党が20連勝中の参院佐賀選挙区。今回も勝利を重ねるには挙党態勢が不可欠だが、別のベテラン県議は言う。「一枚岩になって戦う雰囲気になるだろうか」

=2007/05/25付 西日本新聞朝刊=

220片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 15:28:31
本番まで2カ月 4陣営、前哨戦に熱気 与野党ともに波乱含み 事務所開きや集会次々に 西日本大分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/oita/20070525/20070525_001.shtml

 7月下旬の参院選まで2カ月を切り、大分選挙区(改選数1)でも立候補予定者の事務所開きや決起集会の動きが続き、前哨戦が熱を帯びてきた。比例代表をめぐる自民、公明の緊張感に加え、2000年の衆院選以来続く民主、社民の選挙協力が決裂し、与野党ともに波乱含みの展開となっており、全国から注目を集めている。

 公募で自民党公認候補に選ばれた元総務省大臣官房参事官の礒崎陽輔氏は24日、選挙戦に向けた党県連戦略会議に出席。選挙ポスターなどに使うキャッチフレーズに「大分が選んだ日本の顔」「未来はまだ動かせる」が決まり、「私の姿勢とぴったり合う。10カ月間で聞いた県民の声を基に近く公約を決めたい」と意欲を語った。29日には大分市内で1500人規模の総決起集会を開催。中川秀直幹事長も応援に駆けつけ、本格的な運動に突入する構えだ。

 共産党公認の山下魁氏は24日、大分市中津留の県委員会事務所で事務所開き。「格差と貧困を正し、憲法を守るための選挙。農業県である大分が元気になるためには、家族型農家への支援が必要だ。国保料の引き下げも実現させたい」と、約50人の支持者を前に訴えた。25日からは1日2、3地区を目安に街宣車で回るほか、地域単位で対話集会を開いて浸透を図る。

 社民の推薦が決まった無所属の松本文6氏は今月3日、大分市に選対本部を設置、支持者らを前に決意を語った。「命をキーワードに医療、介護、福祉を崩壊させない、戦争を起こさない社会をつくりたい」。社民の支持団体である平和運動センターを軸に組織固めを図る一方、同市を中心に街頭演説を行い、無党派層への浸透にも力を入れる。6月3日に同市で総決起集会を開き、動きを加速させる考えだ。

 元佐伯市職員の矢野大和氏は1500回行った県内の口演会で培った人脈を生かし、あいさつ回りやミニ集会を精力的にこなしている。立候補表明は今月10日と、4氏の中で最も遅かったが、各地で後援会や勝手連が組織されており、全面支援する民主党県連幹部は「出遅れ感はない」と強調。矢野氏も「政党や組織を超えた支持が集まっている」と手応えを語る。26日には地元の佐伯市で事務所開きを行う。

    ×      ×

 ■大分選挙区立候補予定者■ (改選数1)
礒崎 陽輔 49 県参院支部長 自 新
山下  魁 30 党県委員   共 新
松本 文六 64 医師     無 新
矢野 大和 50 元佐伯市職員 無 新

 (氏名、年齢、肩書、党派、新旧の順)


=2007/05/25付 西日本新聞朝刊=

221片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 18:33:00
’07参院選おおいた:連合大分「候補一本化は困難」 あす改めて対応協議 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070526ddlk44010521000c.html

 連合大分(嶋崎龍生会長)は25日、政治センター幹事会を開き、7月の参院選に向けた対応を協議した。「候補者一本化は極めて困難な状況」という意見で一致したが、結論は出なかった。今後もぎりぎりまで候補者の一本化を目指す方針だが、27日に再び会議を開き、一本化が不調に終わった場合、連合として一体化した候補者支援が出来るかなども話し合う。

 参院選大分選挙区には、民主党県連が元佐伯市職員、矢野大和氏(50)、社民党県連合が医療法人理事長、松本文六氏(64)の擁立を決め、それぞれ連合大分に支援を要請。連合大分は今月14日に両県連代表らと会ったほか、20日に候補者本人と面談し一本化を働きかけてきたが、難航している。この日は、どちらの候補で一本化するのか、各労組で自主投票にするのかなど意見が分かれたという。

 連合大分の8地域協議会のうち5地協から候補者一本化への要望書が出ており、中には「候補者の一本化が出来ない場合は、連合として一体化した支援を」との要請もあるという。【大島祥平】

毎日新聞 2007年5月26日

222片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 18:33:42
自民県連:幹事長に徳重県議 「一致団結し参院選勝利を」 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070526ddlk45010535000c.html

 自民党県連は25日、総務会を開き、幹事長に徳重忠夫県議(63)=都城市区、4期目=を選任した。幹事長は慣例で県議長経験者が就任してきたが、経験のない徳重氏は異例の抜てき。徳重幹事長は「県連の政治力の回復ために7月の参院選は一致団結して勝利しなければならない」とあいさつした。

 県連役員人事では、4月の県議選で県連会長(当時)の川添睦身被告が公選法違反罪で起訴された。会長に就任した前議長の坂元裕一氏は県連改革を掲げ、自民県議の中から当選回数の多さにかかわらず、人選した。

 主な役員は次の通り。

 筆頭副会長=坂口博美県議長▽総務会長=蓬原正三県議▽政調会長=中野一則県議

毎日新聞 2007年5月26日

223片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 22:19:24
中川自民幹事長:参院選佐賀の公認差し替え問題で釈明
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070527k0000m010042000c.html

 自民党の中川秀直幹事長は26日、参院選に向け佐賀市内で開かれた党佐賀県連の決起大会であいさつし、党本部主導で行った佐賀選挙区の公認候補差し替えについて「反発や怒りが出るようなことを(本部から)お願いしたこともあった」と釈明し、理解を求めた。そのうえで「保守が分裂すれば民主党に分け入るすきを与える」と結束を訴えた。佐賀選挙区では同党が公認していた陣内孝雄元法相が新人候補と差し替えられ、県連組織に動揺が広がっている。【渡辺創】

毎日新聞 2007年5月26日 19時05分

224片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 10:31:32
中川幹事長団結求める…自民県連決起大会 讀賣佐賀

 参院選佐賀選挙区(改選定数1)の公認候補差し替えで揺れた自民党県連が26日、佐賀市内で定期大会と参院選の必勝決起大会を開いた。25日に党公認候補になったばかりの前副知事・川上義幸氏(52)の当選に向け、中川秀直・党幹事長も決起大会に出席。安倍首相の来県も示唆して党の重点選挙区である点を強調し、予想される公示日まで2か月を切った中で差し替えた新人の勝利へ一致団結を求めた。

 中川幹事長は「(差し替えで)県連の人は、反発や怒りの思いがあっただろうが、(後継候補を決めて)決起大会を開くことになり、本当に努力してもらった人への感謝で胸がいっぱい」とした。

 今回の参院選の意義について「日本の岐路を決する選挙で、党として(議席を減らすという)おきゅうを据えられる余裕はない。約束した政策の実践が困難になる」と主張。「川上氏は、安倍首相が掲げる『美しい国づくり』の知恵袋、名参謀になる」と、政策立案能力への期待感を示した。

 決起大会に先立って開かれた定期大会で、新しい県連会長になった今村雅弘・衆院議員は「陣内孝雄・元法相の公認辞退という予想外の事態で急きょ、(候補予定者が)川上氏になったが、時間は待ってくれない。この日を反転攻勢の第一歩とし、支援と協力をお願いしたい」と、出席した代議員らに訴えた。

 公認決定後、公式の場で初めてあいさつをした川上氏は「常に北部九州をどうするのか、佐賀がどういう役割をするのかという点をしっかり考えて、これから輝く佐賀県にしたい。時間的に大変だが、精いっぱい頑張る」と意気込みを披露。出席者全員でガンバロー三唱をした。

(2007年5月27日 読売新聞)

225片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 10:42:07
中川自民幹事長が視察熊本・健軍商店街参院選の協力求める 讀賣熊本

 自民党の中川秀直幹事長が26日、来県し、7月の参院選で熊本選挙区から出馬予定の同党現職・三浦一水氏(53)らと熊本市の健軍商店街を視察した。

 同商店街振興組合の釼羽(みわ)逸朗理事長(55)が約280メートルを一緒に歩き、商店街の成り立ちや最近の売り上げ、シャッターが下りた空き店舗が目立つ現状を説明。中川幹事長は商店に立ち寄り、特産の辛子レンコンを買ったりして商店主らと意見交換した。

 釼羽理事長は「小さな商店街に来てもらってありがたい。我々はやる気を持っている。夢が持てる活性化策を望みます」と訴えていた。視察後、中川幹事長は同市の三浦氏の後援会事務所で商工関係者らと懇談、参院選への協力を求めた。

 記者団から松岡農相(衆院熊本3区)を巡る政治とカネの問題が三浦氏の選挙に影響があるかどうかを問われた中川幹事長は「それはそれ、参院選は参院選」と直接、関係がないとの見方を示した。

(2007年5月27日 読売新聞)

226片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 10:43:31
草の根選挙」を強調 矢野氏が事務所開き…佐 伯 讀賣大分

 7月の参院選大分選挙区(改選定数1)に無所属新人として立候補を予定している元佐伯市職員・矢野大和氏(50)が26日、同市駅前で事務所開きを行い、党派を超えた草の根選挙で有権者への浸透を図る姿勢を強調した。

 矢野氏は無所属だが、民主党県連が全面支援を打ち出している。

 この日は、陣営の責任者を買って出ている党県連の吉良州司代表(衆議院議員)や、梶原九州男幹事長(県議)らが出席し、吉良氏は「(矢野氏が公約とする『地方が元気な国づくり』で)日本のふるさとを取り戻していきたい」とあいさつ。矢野氏は「草の根の選挙をしなければ大きな組織には勝てない。皆さんの力が私のエネルギーです」と呼びかけた。

(2007年5月27日 読売新聞)

227片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 10:59:25
「川上氏に結束を」自民県連が参院選決起大会 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=468027&newsMode=article

 自民党県連は26日、7月の参院選に向けた決起大会を佐賀市で開き、陣内孝雄氏(73)の後継候補として出馬する前副知事川上義幸氏(52)への結束を呼び掛けた。現職の突然の出馬辞退表明から約2週間。川上氏は吹っ切れた様子で「この参院選の持つ意味、重さを十分に認識している。死にものぐるいで議席を守りたい」と決意を述べた。

 全国で唯一、差し替えが実現した選挙区となり、党本部から中川秀直幹事長が来県した。中川幹事長は約400人の参加者を前に「保守分裂すれば民主党につけいるすきを与える。一致団結し、何としても勝ち抜こう」と訴えた。重点区として、安倍総裁が来援することを明言した。

 川上氏は土木部長、副知事として県政に携わった6年を振り返り、「一番の気掛かりは九州新幹線長崎ルート。国政の立場から、やり残した仕事をしっかりしたい」と意欲を語った。古川康知事も来賓として出席、「こうなった以上は本懐を遂げてもらいたい」とエールを送った。

 県連は決起大会に先立ち、本年度大会を開催。一連の経過に関する疑問や不満の声はあるが、大会では目立った意見は出なかった。陣内会長は「長い間お世話になりました。私自身も全力を尽くし、戦い抜く覚悟」と語り、新会長に就任した今村雅弘衆院議員も「一刻も早く体制を整え、勝利へ前進しよう」と呼び掛けた。

 参院選佐賀選挙区(改選数1)では川上氏のほか、民主の川崎稔氏(46)、共産の中尾純子氏(54)、杵島郡白石町出身の元船橋市議門田正則氏(60)が出馬表明している。

228片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 11:34:26
「長年の努力 泡に」〝大分方式〟崩壊寸前 労組関係者ら悲鳴
民・社両党を批判 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1180191600=118022828931129=1

 参院選大分選挙区への対応をめぐり連合大分が厳しい決断を迫られている。組織が一枚岩で戦える候補づくりのため、民主、社民両党に候補の一本化を働き掛けてきたが、両党の県組織は互いに別の候補を支援する方針を決めており一本化は実現しそうにない。二十七日の政治センター幹事会で最終的な対応を決める方針だが、連合を含めた三者協力の枠組みが壊れれば「支持政党の違いを乗り越えて協力してきた長年の努力が水泡に帰してしまう」との悲鳴が組合員の間から出ている。
 参院選大分選挙区で、民主党県連は元佐伯市職員の矢野大和氏(50)、社民党県連合は医療法人理事長の松本文六氏(64)の擁立に動き、態勢づくりを加速している。
 一九九八年参院選大分選挙区では民主、社民両党がそれぞれ候補を立て自民党に敗れた。このことが教訓となり、二〇〇〇年衆院選で連合大分を軸に民主、社民両党が手を結ぶ「大分方式」の選挙協力が実現。その後の国政選挙では同方式を維持し、自民・公明協力に対抗してきた。
 連合大分佐伯地域協議会の上田徹議長は「(大分方式で)両党がまとまることができたからこそ勝利への展望が開け、地道な活動に取り組む組合員の士気も上がった。組織の枠を超えて”戦う仲間同士”との意識の醸成にもつながった」と効果を強調。「組合員が割れずに選挙をしたい。せめて対応を一本にまとめてほしい」と訴える。
 宇佐高田地域協議会の川島数志議長は「九八年参院選の悔しさをいまだに忘れていない」という。再び両党が”分裂”したことに「相手は政権与党だということを忘れているのではないか」と指摘。「政党と気持ちを一つにして厳しい選挙を何度も戦ってきた。政党の事情に振り回されるのは本意ではない」と候補一本化のため歩み寄ろうとしない両党に反発する。
 官公庁、大企業から地場中小まで多様な労組を束ねる連合大分。執行委員の一人は「労働条件の改善など多くの課題を、組織の枠を超えたチームワークで取り組んできた。選挙対応が分かれることが、ほかの活動にも影響を及ぼさない保証はない」と、一本化の不調がもたらすさまざまなしこりを心配している。


大分方式実現への道のり
 89年の連合結成後、90年代前半に「連合統一候補」で国政選挙を戦ったこともあったが、政界再編が度重なる中で、労組の”また裂き”状態は98年まで続いた。連合大分内には「労組の支持政党が一本化して自民党と互角に戦うことは、組合員の長年の願いだった」(幹部)との思いが強い。

229片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 20:50:52
’07参院選ふくおか:民主も事務所開き 岩本氏、支持訴え /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070527ddlk40010110000c.html

 民主党の岩本司参院議員(42)は26日、中央区警固で選対本部の発足式と事務所開きを行った。福岡選挙区(定数2)で再選を目指す岩本氏は、イラク戦争直前の03年2月、民主党訪問団の一員として同国を訪問するなどした1期目の実績を強調。「夏の選挙では自民党に勝ち、参院での与野党逆転を果たさなければならない。政権交代実現に向けて全力で頑張る」と支持を訴えた。

 式には、県連代表の松本龍衆院議員ら県内の同党議員や連合福岡の幹部ら約120人が出席。選対本部長に就任した松本衆院議員は「昨年11月からの(福岡、北九州)市長選や統一地方選をホップとすれば、参院選で勝利してステップをして、ジャンプしたい。2人区だからといって楽なことは決してない。全県下で我々の力量が試される選挙だ」と述べた。

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2007年5月27日

230片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 20:53:52
’07参院選さが:川上氏が支援訴え−−自民県連決起大会 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070527ddlk41010006000c.html

 ◇中川党幹事長も駆けつけ

 7月に予定されている参院選に向けた自民党県連の決起大会が26日、佐賀市で開かれた。差し替え問題で引退が決まった陣内孝雄元法相(73)に代わる公認候補の川上義幸・前副知事(52)は「期間は短く情勢は厳しいが、必死になって頑張りたい」と支持を訴えた。

 大会には約450人が参加。川上氏は「陣内氏の意志を継ぎ、国政の場で佐賀の進む方向を支援したい」と強調。来賓として列席した同党の中川秀直幹事長も「国土づくりのプロとして、美しい国づくりの参謀になってもらいたい」と国交省出身の川上氏を激励した。

 決起大会に先立って開かれた県連大会では、県連会長を務めた陣内氏の後任に今村雅弘衆院議員を正式に選出した。陣内前会長は「長い間お世話になった。これからは党員として責任を果たしたい」とあいさつした。【遠藤雅彦】

毎日新聞 2007年5月27日

231片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 20:54:33
’07参院選おおいた:矢野氏が事務所開き 「県南復興へ向け戦う」 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070527ddlk44010025000c.html

 7月の参院選大分選挙区に立候補する元佐伯市職員で無所属新人、矢野大和氏(50)の事務所開きが26日、佐伯市駅前1であった。

 支援者約350人が参加。選対本部長の吉良州司・民主党県連代表が「矢野さんは人の心をわしづかみに出来る人。どこまでも一緒に、いい国作りをしたい」と、全面支援を強調。社民党との分裂選挙にも触れ「三つどもえでも勝てると自信を持ってもらいたい。県南復興はもちろん、古里再生に向け党派を超えて戦う選挙だ」と呼びかけた。

 矢野氏は「分かりやすい政治、しがらみなく本当のことを言える政治を目指す」と意気込みを語った。「世界の中の日本は語れないが、地方から見た日本を語ることは出来る。応援してください」と締めくくり、全員で「勝つぞ!」コールを三唱した。【小畑英介】

毎日新聞 2007年5月27日

232片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 05:17:55
民主・松野氏が事務所開き・・・参院選
政権交代へ300人が気勢 讀賣熊本

 7月の参院選熊本選挙区に立候補する民主党の元衆院議員松野信夫氏(55)の後援会事務所開きが27日、熊本市世安町で開かれ、支援者ら約300人が議席の獲得と政権交代に向け気勢をあげた。

 同党県連の鎌田聡代表が「参院選は政権交代を進める上で極めて重要。全力で支援してほしい」とあいさつ。松野氏は県選出の松岡農相にまつわる政治とカネの問題を指摘しながら「政治の流れを良識ある県民と一緒に変えたい。政治生命をかけて戦う」と支援を訴えた。

 同選挙区では自民党現職の三浦一水氏(53)、共産党新人の橋田芳昭氏(51)が事務所開きを済ませており、夏の決戦に向けた与野党の激突が本格化する。

(2007年5月28日 読売新聞)

233片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 10:04:27
小斉平氏が事務所開き 参院選
2007年5月28日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200705280106

 7月の参院選に立候補を表明している自民現職の小斉平敏文氏(57)は27日、宮崎市島之内に事務所を開いた。

 上杉光弘元参院議員や県議、友好団体代表など約600人(主催者発表)が出席。

 自民党県連の坂元裕一会長は「自民党に対する県民、党員の信頼が低迷している。態勢を立て直し、参院選で勝利することが新生自民党の第一歩」と呼び掛けた。

234片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 17:07:36
農相自殺 「ただただ驚いている」 混乱する地元の熊本
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070528/jkn070528009.htm

 熊本3区選出の衆院議員、松岡利勝農相が議員宿舎で自殺を図ったと知らせに、地元の佐藤義興阿蘇市長は28日、「詳しいことは何も分からない。ただただ驚いている。あちこちから電話がかかってくる状況だ」と混乱した様子で話した。

 知人の女性(59)は「びっくりした。一体どうなるのか。地元に帰ったときは、お墓参りをよくしており、1時間ぐらいは手を合わせていたと聞いている」と述べた。

 熊本事務所の女性は「何も聞いていない。分かりません」。別の男性も「何も入ってこないので、こちらでは何も分からない」。阿蘇市の事務所によると、農相は26、27の両日は熊本県内に戻っていたという。

 次の参院選に熊本選挙区から立候補を予定している自民党公認候補者の事務所の男性は「今聞いたばかり…」と絶句し、「大変なことになった。全国の参院選に影響がでるだろう。特に熊本への影響は大きい」と予測。

 事務所の一つがある熊本県菊陽町の役場では、テレビのニュース速報を見た職員たちが驚きの声を上げた。総務課の職員は「テレビを見ただけで、何も分かりません。課長以上はみんな会議で…」と慌てた様子。

 熊本市の自民党熊本県連事務所で、次々とかかってくる電話に応対していた女性職員は「(事務所費など農相をめぐる最近の)報道の在り方にも問題があったのかもしれない」と話した。県連の古閑三博会長は「ただただ驚いている」とのコメントを発表した。

(2007/05/28 16:56)

235片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 23:14:11
’07参院選ふくおか:自民・松山氏が事務所開き−−小倉北区 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070528ddlk40010261000c.html

 7月の参院選・福岡選挙区(改選数2)に立候補する自民現職、松山政司氏(48)の北九州事務所開きが27日、小倉北区京町であった。

 同党の地元選出国会議員や県議、北九州市議、経済人など約200人が参加した。北九州地区後援会長の重渕雅敏・TOTO会長は「選挙イヤー最後の選挙で絶対に負けられない。経済界、商工団体が連携し勝利に向け頑張りたい」とあいさつ。松山氏は「政治を不安定にしてはならない。国民一人一人の思いを胸に刻み、その不安を払うことに全力を尽くす」と決意を述べた。

〔北九州版〕

毎日新聞 2007年5月28日

236片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 23:15:09
’07参院選くまもと:松野氏が事務所開き 「政治とカネ」「年金」争点に /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070528ddlk43010108000c.html

 夏に予定される参院選熊本選挙区への立候補を表明している民主新人の元衆院議員、松野信夫氏(55)が27日、熊本市世安町に事務所を開いた。松野氏は、松岡利勝農相の光熱水費を巡る問題など「政治家とカネ」や年金問題を争点に掲げる意向を示した。

 事務所開きには支持者ら約300人が参加。まず鎌田聡・民主党県連代表が「1議席を争う参院選で民主党はまだ勝ったことはない。しかし、今の政治状況では県民の怒りは頂点に達している。今回は勝たなければいけないし、勝つことができる」と強調した。

 松野氏は「今回の参院選は、これからの日本を作っていくうえで大事な選挙。政治を変えるためにも政権交代可能な状況を作り出さないといけない」と訴えた。

 また松野氏は、安倍晋三首相が参院選での争点化を図る改憲問題について記者団から問われ、「市民は改憲よりも年金など生活に直結した問題を見ている」と述べ、改憲議論そのものが時期尚早との考えを示した。

 同選挙区には他に、3期目を目指す自民現職の三浦一水氏(53)、共産新人で党県役員の橋田芳昭氏(51)が立候補を表明している。【笠井光俊】

毎日新聞 2007年5月28日

237片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 09:29:31
副知事に坂井氏決定 くらし環境本部長は城野氏 讀賣佐賀

 臨時県議会が28日開かれ、前統括本部長の坂井浩毅氏(60)を副知事に選任、くらし環境本部長の川崎俊広氏(57)を教育委員に任命する各議案が賛成多数で同意された。登用はいずれも29日付。人事案件では異例の質疑が行われ、副知事議案と、前副知事の川上義幸氏(52)が参院選佐賀選挙区に自民党公認候補として立候補する動きとの関連について、議員2人が古川知事をただした。

 川上氏は24日、自民党県連幹部の問い合わせに対し、立候補の意欲を表明。同日開かれた県連の総務会で同党公認候補とすることが承認され、即日、副知事を辞職した。

 こうした展開を見越した提案だったのかなどとの質問に、知事は「今回の川上氏の件は急なことで、起きるとは思っていなかった。川上氏を含め(2人の副知事の)役割分担を議論して形を決めていた。結果として見た時に、質問のような見方をする人がいるかもしれないが、事実として、そのように進めていない」と述べた。

 知事は2期目のマニフェスト(政策綱領)に、女性副知事実現を盛り込んでいる。その点については「現時点で具体化しておらず、情報収集の速度を上げるように指示した。6月定例会に提案できると申し上げる段階に至っていない。早い機会に提案できるよう努力したい」とした。

 また、この日の教育委員任命同意を受け、29日に臨時教育委員会が開かれる。27日付で任期途中で退任した吉野健二氏の後任の教育長選任が議事となるが、これまで行政経験者が互選されているため、川崎氏が同様に互選されると見られる。

 川崎氏の後任には、29日付で、城野正則・くらし環境副本部長を充てる。

(2007年5月29日 読売新聞)

238片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 09:31:23
連合大分推薦判断また持ち越し 来月3日までに結論 讀賣大分

 連合大分(嶋崎龍生会長)は27日夜、7月の参院選大分選挙区(改選定数1)に民主党県連、社民党県連合がそれぞれ擁立した無所属新人からの推薦願について協議し、25日に続いて再び結論を持ち越した。2000年以降5回の国政選挙で共闘を続けて来た両党の支持労組がともに譲らず、妥協点を見いだせないことが原因。28日の執行委員会で6月3日までに結論を出すことを決めた。

 民主党県連は元佐伯市職員・矢野大和氏(50)の支援を打ち出し、社民党県連合は党推薦で元病院長・松本文六氏(64)を擁立した。

 執行委員会は非公開で開かれ、27日夜の議論を引き継ぐ形で、産別労組、地域協議会の代表らが激しく対立した。

 関係者によると、民間労組の代表は「政党に振り回されてはいけない。各産別でそれぞれの支援をすればいい」と自主投票を主張。一方、地域協議会の代表は「産別自決(自主投票)となれば、地域は分裂し、戦えなくなる」と、あくまで一体化を求めたという。

 執行委員会終了後、嶋崎会長は「産別労組は全国比例区での運動とセットで戦わなければならない。地協も(民主、社民の支持者が混在する)地域をまとめる実情がある。両党が候補を一本化するのがベストだったのだが……」と険しい表情を見せた。

 共闘は1998年の参院選大分選挙区で両党が共倒れしたことが教訓。2000年以降の衆参両院選で両党を連合大分が支援し、成果を出してきたが、今回は、民主、社民が別々の新人への支援を求めている。

 嶋崎会長は「候補の一本化が出来なかった以上、それに次ぐ、ベターな策を模索するしかない」とも語ったが、6月3日の結論へ向けた具体案は示さなかった。

(2007年5月29日 読売新聞)

239片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 10:05:05
坂井副知事に県議会同意 2人制で“追求”も 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=470897&newsMode=article

 臨時県議会は28日、副知事に前県統括本部長の坂井浩毅氏(60)、教育委員に県くらし環境本部長の川崎俊広氏(57)を起用する人事案に同意した。この選任で「副知事2人制」となる予定だったが、参院選出馬のために川上義幸氏(52)が副知事を辞任。組織の運営管理機能の強化を狙った2人制はスタートから崩れ、人事議案では異例の質疑が行われた。

 古川康知事は2期目のマニフェストで女性副知事の起用を掲げるとともに、副知事決裁を増やすなど副知事の役割を拡大する方針を表明。その対応策として2人制導入を急いだが、川上氏の辞任で目算が狂った。

 本会議では牛嶋博明議員(県民ネット)と宮崎泰茂議員(市民リベラル)が登壇。「川上氏辞任を見越し、新たな副知事の選任を急いだのではないか」「女性副知事の起用、2人制はどうするのか」などとただした。

 古川知事は参院選に絡む川上氏の辞任と坂井氏の選任について「全く関係はない」と否定。女性副知事に関してはこれまで半年から1年をかけて人選する考えを示していたが、川上氏の辞任を受け、「できるだけ早く選任したいと強く感じている」と述べた。

 坂井氏は29日付で就任。川崎氏は同日に開く教育委員会の互選で、教育長に選任される見込みとなっている。

240片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 10:21:57
【参院選】3日に最終結論 支援要請で連合大分 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1180364400=118039775815737=1

 連合大分は二十八日、大分市内で執行委員会を開き、参院選大分選挙区への対応について各産別を代表する執行委員や地域協議会の代表者から意見を聞いた。参加者からはあらためて、組合員が一体となれる対応を求める意見が相次いだ。
 六月三日に政治センター幹事会、臨時の拡大執行委員会を開き、最終結論を出す方針。嶋崎龍生会長は「それ以上結論を先延ばしできない」との考えを強調した。
 連合大分には民主党県連が矢野大和氏(50)=元佐伯市職員、社民党県連合が松本文六氏(64)=医療法人理事長=の支援を要請。連合大分は二十五日と二十七日に政治センター幹事会を開いて対応を協議したが、産別対応にするか、支援する出馬予定者を一本化するかで調整が付かず、二十八日の執行委員会に方針を示すことができなかった。
 非公開で行われた参院選対応に関する意見交換では、地協から「地域が一体となった労組の運動が、政治活動だけで分断されることは避けてほしい」、産別から「過去の選挙では比例代表の候補者とセットで取り組みを進めてきた。選挙区と比例で違う政党の候補者を支援するのは困難」との声が強かったという。
 嶋崎会長は「産別対応は最後の手段と考えている」と述べ、支援対象を矢野氏か松本氏のどちらかに絞る道を探る考えを示した。

241片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 11:48:47
連合は糸数氏「支持」 参院選で方針、来月決定へ 琉球沖縄
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-24163-storytopic-3.html

 連合沖縄(仲村信正会長代行)は28日の3役会議で、7月の参院沖縄選挙区に野党統一候補として出馬する前参院議員・糸数慶子氏(59)を支持する方針を確認した。6月6日の執行委員会で決定する。連合沖縄は2004年の参院選では糸数氏を推薦していた。今回は、支援の度合いを弱め「支持」にとどまる。
 仲村会長代行は「各構成組織内には比例選挙区で個別の推薦候補を抱えているところと抱えていないところがある。各組織の事情には配慮しなければならない。しかし野党が共闘して与党の参院過半数割れに追い込んで格差社会の是正を目指すため支持したい」と説明した。
 連合沖縄は、「推薦」ではなく「支持」にとどめる理由について(1)共産党が推薦しているため連合本部が糸数氏の推薦を認めない見通しになっている(2)各構成組織の比例候補と政策が合わない部分があることに配慮した―などと説明している。
 支持の場合は、推薦と異なり、選対事務所に要員を派遣しないという。

(5/29 9:41)

242片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 17:32:42
’07参院選おおいた:来月3日に最終判断 意見分かれ結論持ち越す /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070529ddlk44010397000c.html

 連合大分(嶋崎龍生会長)は27日、政治センター幹事会を開き、夏の参院選大分選挙区への対応を話し合ったが結論は再び持ち越しとなった。28日の執行委員会で出された意見をふまえた上で、6月3日に再び同幹事会、臨時執行委員会を開き最終的な対応をまとめる方針。

 同選挙区では、民主党県連が元佐伯市職員、矢野大和氏(50)、社民党県連合が医療法人理事長、松本文六氏(64)を擁立し、それぞれ連合大分に支援を要請している。27日の会議では組織別の自主投票か、どちらか一方の候補を連合として推すかなどで意見がまとまらず、政治センター幹事会以外の執行委員や地域協議会代表の声も聞いて判断することになった。

 28日の執行委員会は、地協から「今後の活動に支障が出るので連合の分断化は避けてほしい」などの意見が出た一方、労組から「支持政党や労組本部の問題もあるので自主投票でいいのでは」などの意見が出されたという。

 嶋崎会長は「自主投票にするのは簡単だが、それは最後の手段。ここまで協議を積み重ねて来た結果の着地点を何とかみつけて、可能である限り連合として一体化したい」と話した。【大島祥平】

毎日新聞 2007年5月29日

243片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 23:32:06
自民分裂選挙へ 立候補意向魚住氏表明 熊本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/kumamoto/20070529/20070529_001.shtml

 28日、参院選熊本選挙区に自民党の魚住汎英参議院議員(65)=比例選出=が無所属で立候補する意向を表明したことで、同選挙区は自民にとって、事実上の分裂選挙に突入する公算が高まった。一方でこの日、松岡利勝農相の自殺という衝撃のニュースも飛び込み、衆院3区補選と相まって、選挙戦の行方は混沌(こんとん)としそうだ。

 魚住氏はこの日、熊本市で開かれた県美容業生活衛生同業組合の懇親会に出席した。来賓あいさつで「政府は経済効率の論理を押しつけている。このままでは地方から人がいなくなり、看過できない」と語り、次期参院選について「出ようと思っている。今後も政治の世界で皆さんのお役に立ちたい」と事実上の立候補を宣言をした。

 この後、西日本新聞社などの取材に対し「離党はしないが、熊本選挙区に無所属で立候補する」と明言。近く会見を開き、正式に表明するという。

 懇親会には、同選挙区に自民公認で立候補を予定している現職の三浦一水氏(53)も来賓で出席していた。同選挙区にはこのほか、民主公認で新人の松野信夫氏(55)、共産公認で新人の橋田芳昭氏(51)も立候補を表明している。


=2007/05/29付 西日本新聞朝刊=

244片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 08:14:41
4新人前哨戦本格化
民主、社民分裂などで混とん 公示まで1か月余 讀賣大分

 7月5日と見込まれる参院選の公示まで1か月余りとなった。大分選挙区(改選定数1)では、与野党が党本部や県レベルで擁立した新人4人が立候補を予定。各陣営は、総決起集会を開くなど前哨戦を活発化させている。衛藤晟一・前衆院議員(59)の自民復党、比例選擁立問題を巡る「自民と公明」の不協和音、国政選挙で共闘を続けてきた「民主と社民」の分裂も相まって情勢は混とんとしている。

 4人は、自民党公認の元総務省大臣官房参事官・礒崎陽輔氏(49)、共産党公認で党県委員・山下魁氏(30)、社民党が推薦する無所属の医療法人理事長・松本文六氏(64)、民主党県連が支援する無所属の元佐伯市職員・矢野大和氏(50)。

 全国公募で選ばれた礒崎氏は29日、大分市の大分文化会館で総決起集会を開催。中川幹事長も出席する中、1500人の支援者を集め、「必勝」へ機運を高めた。今月に入って、自民党県連が本格始動し、若手県議らが無党派対策にも乗り出している。ただ、郵政造反組の衛藤氏の比例選出馬が「ネック」。公明党との間で、選挙区で自民党候補を、比例選で公明党候補を支援し合う選挙協力の確約はなされていない。

 山下氏は25日から、県内各地での街頭演説を始め、顔を売り込んでいる。若さを前面に押し出し、野党唯一の公認候補として政党色を強めている。政策的には、護憲、雇用格差の解消、貧困の是正を主な争点として掲げ、理解を求めている。6月中旬には2巡目のキャラバンを展開する計画で、県内100か所以上で県民との対話集会を目指す。同23日には大分市で総決起集会を開き、石井郁子・党中央副委員長らが演説する。

 2月に立候補を表明した松本氏は、6月3日に大分市の若草公園で総決起集会を開き、自治労などの官公労を中心とした「組合選挙」を本格化させる。連合大分に推薦願を出して全面支援を要請。一方、「医師、病院長としての経験が、医師不足に悩む地域医療の問題改善への即戦力となる」と主張。社民党が推薦にとどめたことを踏まえて、自民党支持層の医師会への浸透にも力を入れる。

 10日に無所属での立候補を表明した矢野氏は26日、地元の佐伯市で事務所開きを行った。急ピッチで準備を進めており、6月13日には大分市で総決起集会を開く。民主党本部は全国的な社民党との協力関係への影響を懸念して独自候補を擁立しないものの、県連は全面支援を約束。本人は、佐伯市の「観光大使」として培った話術を生かし、広範な層への浸透を目指している。連合大分への推薦願については結論が出ていない。

(2007年5月30日 読売新聞)

245片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 08:15:29
「反自民」共闘で挑む 民主県連副代表が出馬へ 讀賣宮崎

 7月に行われる参院選の宮崎選挙区(改選定数1)に、民主党県連副代表の外山斎氏(31)が無所属で立候補する意思を固めた。民主、社民両党と連合は、近く外山氏の推薦を決める。「反自民」の共闘態勢の構築が整えば、全候補予定者でもっとも若い外山氏は同選挙区で台風の目となりそうだ。

 外山氏は、連合宮崎、社民党県連合に「支援は無所属の方がやりやすい」という声が多かったことなどから、無所属での出馬の方向で調整を進めてきた。

 連合宮崎は、民主党県連や社民党県連合、両党の支援労組でつくるCNP会議で外山氏の推薦を提案した。ある幹部は「どの候補者も決め手があるわけではない。若手が出れば違いも打ち出しやすい。出遅れても勝てる可能性は十分ある」と話す。

 民主党県連は、30日に開かれる幹事会で外山氏の出馬を了承し、推薦の方針を固める。同県連幹部は「選挙まで時間がない。参院選を戦える候補は他におらず、外山氏の擁立が最善の選択肢だと思う」と話している。

 社民党も31日に常任幹事会を開き、推薦の方針を決定する。同党県連合幹部は「独自候補がいない中、自民党にみすみす1議席を渡すわけにはいかない。連合が投げかけた反自民という方針を大事にしていくことは大前提だ」と話す。幹部は「CNP会議でのテーブルは大事にしたい」と連合との共闘態勢を維持する方針。

 外山氏は、日南市出身。宮崎選挙区選出の松下新平参院議員(無所属)の私設秘書を経て、05年9月の衆院選宮崎3区に民主党公認で立候補し、落選した。現在は、民主党県連副代表。次期衆院選で宮崎3区からの立候補を予定していた。

(2007年5月30日 読売新聞)

246片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 08:28:58
国民新、後藤博子氏擁立へ 参院大分選挙区
2007年05月30日06時13分
http://www.asahi.com/politics/update/0530/TKY200705290492.html

 国民新党は、夏の参院選で比例区から立候補予定だった後藤博子参院議員を地元・大分選挙区(改選数1)で公認する方針を固めた。30日に亀井静香代表代行が大分入りして発表する。同選挙区は「1人区」だが、民主、社民両党の野党共闘が不調に終わり、両党の分裂選挙になる方向。自民、共産両党も公認候補を決めており、5人が立候補する見通しだ。

 後藤氏は01年参院選の大分選挙区で自民党公認で当選したが、自民党県連が今回の参院選で候補者を公募したことに反発し、昨年7月に国民新党に転じていた。同党幹部は「自民票を切り崩し支持を拡大したい」としている。

247片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 15:27:13
後藤議員、大分選挙区から再出馬へ
2007年05月30日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000705300002

 01年の参院選大分選挙区に自民公認で当選し、7月の参院選は国民新党から比例区に出馬するとみられていた後藤博子議員(59)が一転、大分選挙区から再出馬することが29日、明らかになった。自民支持層の一部を取り込む可能性があり、同選挙区の構図に微妙な影響を与えそうだ。


 後藤議員は自民在籍当時の06年、再選出馬を表明したが、自民県連が候補者の公募を実施したため、反発して離党した。支持者には、郵政関係者をはじめ自民支持層も少なくなく、自民公認候補と競合する可能性が高い。


 国民新党は7月の参院選の方針に「与党の過半数割れ」を掲げている。後藤議員の選挙区への出馬は、結果的に野党候補を側面支援する形にもなるため、同議員は党の方針にも合致するとして、決断したとみられ、30日にも表明する予定という。

248片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 16:32:49
民主・外山氏参院選立候補に意欲
 (05/30 12:03)  宮崎MRT

任期満了に伴う7月の参議院議員選挙に、民主党の外山斎氏が、立候補に意欲を示していることが分かりました。関係者によりますと、外山氏は、5月、民主党県連や連合宮崎の幹部、それに支援者らに対して、7月に行われる参議院議員選挙に立候補する意向を報告しました。これをうけ、民主党では、外山氏の立候補について協議し、30日午後、対応を決めることにしています。外山氏は、日南市出身の31歳、国会議員秘書を経て、おととし、衆議院選挙に民主党の公認候補として立候補し落選、現在、民主党県第3区総支部長を務めています。このほか、参院選には、自民党現職の小斉平敏文氏と、共産党県委員会書記長の馬場洋光氏、それに元職の長峯基氏と元アナウンサーの東治男氏が、立候補を表明しています。

249片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 16:55:39
http://www.jimin.jp/jimin/kanjicyo/1905/190529b.html

Q: 魚住議員が、参議院熊本選挙区で出馬の意欲を見せています。幹事長の受けとめをお聞かせください。
A: 聞いていません。

250片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 19:24:29
’07参院選おおいた:自民・礒崎氏、決起大会 「県民の声、国政に」 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070530ddlk44010639000c.html

 参院選大分選挙区に自民党公認で立候補する礒崎陽輔氏(49)と党比例代表候補者の必勝総決起大会が29日、大分市の大分文化会館であった。党県連主催。中川秀直・党幹事長も駆けつけ「公共事業削減を叫ぶ野党に大分を委ねて、どうして高速道を整備できるのか。過疎地に医師を派遣する制度創設も我々は決議した。政策の与党か、無策の野党か」と訴えた。

 松岡利勝農水相が自殺した翌日の大会。冒頭、日野立明・県連選対本部長が「党中央で混乱が続くが、選挙は風次第。『地方はしっかりやれ』とだけ言われても、中央がいい風が吹くようにしてくれないと」とクギを刺した。

 比例代表候補全33人中、取り決めにより県内で活動ができない衛藤晟一氏と県内支援者代表が決まっていない13人を除き、19人の代表者があいさつ。引き続き、礒崎氏が「自民に逆風が吹く今だからこそ県民の声を国政に反映させ、景気回復、大分が使った金を大分に戻す地方分権、高齢者や障害者にやさしい日本を実現する」とアピールした。【梅山崇】

毎日新聞 2007年5月30日

251片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 19:39:02
【参院選】後藤氏、選挙区から出馬へ 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1180450800=118049996110104=2

 参院大分選挙区の現職で、七月の参院選比例代表に国民新党公認で出馬する予定だった後藤博子氏(59)は三十日までに、当初の方針を変えて大分選挙区(改選数一)に出馬する意向を固めた。同日午後、党本部の亀井静香代表代行が来県し、後藤氏本人と会見で発表する。
 大分選挙区にはこれまで、自民党公認の礒崎陽輔氏(49)、共産党公認の山下魁氏(30)、社民党が推薦する無所属の松本文六氏(64)、民主党県連が擁立に動いた無所属の矢野大和氏(50)―の新人四人が出馬を表明している。
 後藤氏の関係者によると、国民新党本部と後藤氏は大分選挙区の現状を「民主、社民両党が候補を一本化できなかったことで自民党が有利」と分析。与野党の攻防の焦点である一人区で自民党を破ることが重要と判断し、後藤氏が出馬して自民党候補に流れる保守票を取り込み、野党候補が勝つ可能性を広げる狙いがあるという。
 後藤氏は二〇〇一年、参院選大分選挙区に自民党公認で出馬。約三十万票を獲得して社民党現職を破り、初当選した。
 しかし、今回の参院選で自民党県連が候補者公募制の導入を決めたことなどに反発して昨年六月に離党。同七月、国民新党に入り、比例代表の公認を受けていた。現在、同党副幹事長、女性局長を務めている。

252片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 20:37:08
“脱・晟一”の決起集会 自民大分県連 公明に配慮ピリピリ 西日本大分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/oita/20070530/20070530_001.shtml

 自民党大分県連は29日、参院選大分選挙区(改選数1)の公認候補と比例代表候補の総決起大会を大分市内で開いた。衛藤晟一・元衆院議員(前回の衆院選大分1区で落選)の比例代表くら替え問題で公明との緊張が続いているため、会場に衛藤氏のポスターを掲示しないなど公明側への配慮をうかがわせた。

 比例代表の公認候補33人を支持する県内の団体代表約20人がそれぞれの候補者を紹介し、支持を訴えた。しかし、県内で最も支持者が多いはずの衛藤氏についての応援演説はなかった。党県連の志村学幹事長は「衛藤氏は(復党条件で)県内で一切選挙活動をしない約束。党県連にとっての比例代表候補は32人だ」と言い切った。

 同党県連関係者はこの日の決起集会を前に、公明党支持団体の創価学会や同党幹部に福岡市や都内で頻繁に接触し、理解を求めてきた。しかしその度に「これまで衛藤氏を応援してきたのに」と、公明党の参院選重点候補の木庭健太郎・参院幹事長の得票が減る懸念をぶつけられたという。

 大分選挙区には、自民党公認候補として礒崎陽輔氏(49)が立候補を予定。応援に駆け付けた中川秀直幹事長は「大分県は候補を公募で選んだ新しい選挙態勢のモデル。党勢拡大の重点地区にしたい」と激励した。同選挙区は礒崎氏のほか、共産党公認の山下魁氏(30)、民主党県連が推す矢野大和氏(50)、社民推薦の松本文六氏(64)が出馬を表明しており激戦必至。

 自民県連の衛藤征士郎会長(衆院議員)は「われわれはけじめをつけた。投票日までには、自公関係も解決するはずだ」と語った。

=2007/05/30付 西日本新聞朝刊=


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