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安倍ちゃん総理の苦悩

1片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/06(金) 00:11:47
政策・戦略っていうより、安倍晋三さん個人について

436片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/24(日) 11:11:16
“選挙前に責任論は不見識”
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/06/24/k20070623000156.html

自民党の丹羽総務会長は名古屋市で開かれた会合であいさつし、党内から参議院選挙の結果しだいで安倍総理大臣が退陣する可能性があるという指摘が出ていることについて、「選挙を前に、こういう発言をすること自体がたいへん不見識だ」と述べ、安倍総理大臣の責任論をけん制しました。
この中で、丹羽総務会長は「参議院選挙を前に『勝ったら、負けたら、責任うんぬん』と、こういう発言をすること自体がたいへん不見識だ。自民党が一丸となって戦い、必ず勝利をつかまなければならない」と述べました。また、丹羽氏は、医療や年金など複数の保険制度にまたがる情報を一元的に管理する社会保障番号について、「20歳以上の国民がすでに持っている基礎年金番号をベースに、社会保障のデータを蓄積すれば、年金の加入漏れや医療の適正化にもつながる。4、5年後には運用を開始しなければならない」と述べ、導入に向けた検討を急ぐべきだという考えを示しました。

437片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/24(日) 11:34:57
首相「参院選結果に責任」 “造反組”とは連携せず
2007年6月23日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/main/CK2007062302026537.html

 安倍晋三首相は二十二日夕、首相官邸で内閣記者会のインタビューに応じ、七月の参院選に関し「首相であり(自民党)総裁だから、すべての事柄に私は責任を負っている。常に一番大きな責任があるという覚悟で私は日々を送っている」と述べ、選挙結果に責任を負う考えを鮮明にした。

 今国会の会期を十二日間延長し、参院選の投票日が一週間ずれ込んだことには「延長はマイナスではないかという声が党内にもあるのは、私も十分承知している」と指摘。その上で「何としても公務員制度改革(の国家公務員法改正案)、社会保険庁改革(関連法案)は成立させなければならない。国民に対する責任だ」と強調した。

 参院選後の内閣改造や、自民党に復党していない郵政造反組との連携については「今の段階で全く考えていない」と述べた。

438片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/24(日) 11:47:58
安倍首相 参院選は「私の責任大」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070623-OHT1T00080.htm

 安倍晋三首相(52)は22日、文化放送「みのもんたのウイークエンドをつかまえろ」(23日放送)の収録に臨み、参院選の勝敗に触れ「自民党総裁である以上、常に選挙に対して責任を持っている」と参院選の結果に対する自らの責任に言及した。

 国会会期延長のカードを切り、背水の陣の様相を呈する参院選。安倍首相は「候補者も極めて重要だが、党を代表する私の責任も当然、大きいと自覚している」と述べた。しかし、具体的な勝敗ラインなどについては言及しなかった。

 ラジオ出演は3回目の首相だが、就任後は初めて。異例ともいえる番組出演に、ふだんは舌ぽう鋭いみのもんたさん(62)も、「年金問題を総理が『責任を持ってやる』と言ってくれて安心した」など気遣った発言を連発。報道陣からは失笑が漏れたが、安倍首相は終始、和やかムードだった。

 最後にみのさんから「現在の心境を一文字で」と求められ、「以前も『一字で』と聞かれ、二文字で答えて笑われましたが、今回は誠実の『誠』です」と答え、批判が渦巻く年金問題への対応に取り組む姿勢を見せた。

(2007年6月23日06時01分 スポーツ報知)

439片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/25(月) 09:09:24
首相 篠原氏支援訴え 讀賣山形

 安倍首相(自民党総裁)が24日来県し、サクランボ農家や経済団体の代表らと交流したほか、自民党県連主催の演説会に出席し、参院選山形選挙区(改選定数1)に党公認で立候補する篠原みえ子氏(59)への支援を呼びかけた。

 同日午後、山形空港(東根市)に着いた安倍首相は、遠藤庄太・JA神町組合長(62)の案内で、遠藤組合長が経営する「遠藤果樹園」を視察。収穫最盛期を迎えたサクランボの高級品種「佐藤錦」の実を枝からもぎ取って口に入れた首相は、「おいしい」と顔をほころばせていた。

 これに続き、首相は山形ビッグウイング(山形市)で開かれた党県連の集会に出席。斎藤知事や党所属国会議員が並ぶ壇上で、篠原氏の決意表明を受けあいさつした首相は「篠原氏は厳しい戦いだが、一致団結して戦えば必ず勝ち抜ける。きょうの篠原氏の話を聞き、私たちが選んだ候補者は間違いないと確信した」と激励。「自民・公明の連立与党で政局が安定し、成果を上げている。今ここで成長軌道を逆戻りさせるわけには絶対にいかない」と述べ、参院選での支援を訴えた。

 この後、首相は市内のホテルに移動して記者会見。山形選挙区について「国会議員や地方議員が一体となって戦っていかなければならない。そういう中で、斎藤知事にも支持していただくことは大変ありがたい」と述べた。

(2007年6月25日 読売新聞)

440片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/25(月) 10:14:56
安倍首相が来県−参院選自民立候補予定者の支援要請
2007年6月24日(日) 21:48 山形
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200706/24/news20070624_0353.php

 安倍晋三首相の24日の来県は、参院選で勝敗の鍵を握る1人区の一つである本県選挙区の盛り上げを図る目的があった。首相は、党県連主催の集会、経済人との懇談会に相次いで出席。県選挙区に自民公認で立候補予定の篠原みえ子氏(59)の教員経験などを自らアピールして支援を要請し、組織の引き締めを図った。

 山形市の山形国際交流プラザで開かれた県連の集会には、党支援者や連立与党の公明党関係者ら約3500人(主催者発表)が参加。安倍首相は「篠原さんは東京と山形で教員経験がある。私の内閣で最大の課題である教育再生に向け、篠原さんのような人が仲間に加わってくれたことは心強い」と強調。「教育再生の担い手として国会に送り出してほしい」と訴え、本人の手を取って高々と挙げた。

 経済人との懇談会は同市の山形グランドホテルに場所を移し、非公開で行われた。出席したのは商工団体や業界組織のトップら約30人。その一人は「首相は年金記録不備問題への万全な対応や地方の再生に力を入れる考えを示した。篠原氏については教育分野で頼もしい存在だと訴えていた」と話した。

 参院選で敗北した場合、首相の退陣は避けられないとの見方が広がる中、組織の引き締めも意識。記者会見では本県選挙区について、「スタートは遅かったが、運動を盛り上げれば十分に勝つことができる。ただ、厳しい戦いであり、党本部と地元国会議員、県議、市町村議が一体とならなければいけない」と結束の必要性に言及した。

 これに先立ち、安倍首相は東根市神町の農園を訪問し、サクランボの収穫や出荷作業を視察した。園主で神町農協組合長の遠藤庄太さん(62)から案内を受け、真っ赤に実った「佐藤錦」をもぎ取って口に運んだ。「栽培し始めてどのくらいになりますか」などと質問。「神町農協管内の農家の40%は専業」との説明を受けると、「担い手がしっかりしているのですね」と感心していた。

 その後、山形国際交流プラザ入り。木下大サーカス山形公演の観衆が多数並んでいる様子を見つけると、会場出入り口の手前で車を降り、約300人と握手した。

441片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/25(月) 11:44:10
参院選 安倍首相「正攻法で臨みたい」
6月25日8時1分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070625-00000002-san-pol

 安倍晋三首相は24日、NHKの報道番組に出演し、7月の参院選について、「(自民党総裁という)最高責任者として一番大きな責任を負っている」と述べ、改めて与党が敗北した場合の責任論に言及した。ただ、同時に「総大将である私が、今から過半数を取れないかもしれないと想定して発言していては、勝利を得ることはできない。政策を堂々と訴える正攻法で臨みたい」とも指摘し、過半数割れした場合の具体的な対応に関しては触れなかった。

 首相は、年金記録紛失問題について、「政治的には私に一番大きな責任がある」と表明。その上で「介護、医療なども1つの番号にする方が便利ではないか。社会保障番号を大いに検討し、議論していきたい」と述べ、個人情報保護に配慮しつつ、一元管理のための社会保障番号導入を進める考えを重ねて示した。

 憲法改正に関しては、「(憲法改正手続きを定めた国民投票法が施行される)3年後に目指していくことを、国民に宣言する必要がある。それが政権として正直な姿勢だからだ」と述べ、参院選の争点として主張していくことを改めて強調した。ただ、「憲法改正は極めてハードルが高い。私たちの案だけが通るとは考えない方がいい」とも述べた。実際の改憲に当たっては自民党の新憲法草案にこだわらず、他党とも柔軟に協議する姿勢を見せたものだ。

 一方、民主党の小沢一郎代表も同番組に出演、与党を過半数割れに追い込んだ場合について「与党は政権運営が不可能になるから、政権の枠組みをどうするかという問題が生じてくる。自民党もわれわれの方もどうするか議論になる」と述べ、政界再編の可能性を示唆した。

442片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/25(月) 12:58:53
安倍首相:インドなど3カ国訪問 8月19〜25日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070625k0000e010054000c.html

 塩崎恭久官房長官は25日午前の記者会見で、安倍晋三首相が8月19〜25日にインドネシア、インド、マレーシアの3カ国を訪問すると発表した。インドネシアのユドヨノ大統領、インドのシン首相、マレーシアのアブドラ首相らとそれぞれ首脳会談を行う予定。また、御手洗冨士夫日本経団連会長ら経済界の代表団も同行し、各地の経済界関係者と会合を持つ。

 首相は同月19〜21日にインドネシア、同21〜23日にインド、同23〜25日にマレーシアを訪れる予定。シン首相とは、昨年12月に訪日した際の首脳会談で「戦略的グローバルパートナーシップに向けた共同声明」に署名しており、連携強化や地球温暖化防止対策などについて話し合う。日本の首相のインド訪問は、05年4月の小泉純一郎前首相以来。【西田進一郎】

毎日新聞 2007年6月25日 12時17分

443片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/25(月) 14:13:13
8月中下旬、インドなど訪問へ=参院選後も続投アピール?−安倍首相
6月25日13時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070625-00000060-jij-pol

 塩崎恭久官房長官は25日午前の記者会見で、安倍晋三首相が8月19日から25日までの日程で、インドネシア、インド、マレーシアの3カ国を訪問すると発表した。日本経団連の御手洗冨士夫会長ら財界訪問団も同行する。
 首相の外交日程は直前まで正式発表されないケースが多く、約2カ月先の予定が明らかにされるのは異例。安倍内閣の支持率低下で、夏の参院選は自民党の苦戦が予想されているが、今回の外遊日程発表は参院選後の首相続投をアピールする狙いがあるのではないかとの見方も出ている。これに関し、塩崎長官は「首相の外国訪問として予定されている」と述べるにとどめた。

444片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/26(火) 09:50:40
2007/06/25-21:25 「教育より年金」に不満=安倍首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007062500923

 安倍晋三首相は25日夜、政府の教育再生会議の野依良治座長らと首相公邸で会食した。出席者によると、首相は参院選に関し「年金の話題が中心になって、あまり教育の方は話題にならない」と述べ、自身が最重要課題と位置付けた教育改革が大きな争点になっていないことに不満を漏らした。会合には伊吹文明文部科学相、塩崎恭久官房長官らも同席した。

445片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/26(火) 13:05:47
安倍首相、責任論封じに躍起…今年後半の外遊日程発表
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_06/t2007062602.html

 安倍晋三首相が8月のアジア3カ国訪問など、今年後半の外遊日程を相次いで組み込んでいる。一連の首脳外交は、地球温暖化対策などをめぐる国際社会の連携を主導するのが目的。ただ、7月の参院選は自民党の苦戦が指摘されているだけに早めの日程設定は「負けた場合の責任論封じを狙っている」(同党筋)との見方も出ている。

 塩崎恭久官房長官は25日の記者会見で、首相が8月19−25日までインドネシア、インド、マレーシアのアジア3カ国を歴訪する日程を発表した。また、首相は、9月にニューヨークで開かれる国連総会についても出席に強い意欲を示している。

 永田町事情通によれば、首相の外遊は国会日程や相手国との調整を考慮して直前まで公表されないケースが多く、約2カ月も先の予定が発表されるのは珍しい。記者会見で「参院選後も続投する意志の表れか」と尋ねられた塩崎官房長官は「外国訪問として予定されていることだ」と語るにとどめたが、党内からは「雑音封じのため、既成事実を作ったのでは」(中堅国会議員)との声も。

 一方、党の重鎮からは安倍首相の責任を回避しようとする発言も相次いでいる。首相の後見人である森喜朗元首相は25日の講演で、「参院選は政権を賭けてやるものではない。右往左往せず、微動だにしないことだ」と発言。中川秀直幹事長も「政権への中間評価だから退陣なんてありえない」と述べている。

 ただ、自民党内では参院選での獲得議席「45」が首相が退陣するか否かの“デッドライン”とする見方は強い。自民党参院幹部の1人も「大敗したら辞任するだけだ。どうなるかは(投開票日の)7月29日当日の空気次第だ」と漏らす。

 「正攻法以外に道はない。私は技術に走るタイプではない」という安倍首相は、社会保険庁職員への賞与をカットする方針を固めたが、7月29日までに流れを変えられるか。

ZAKZAK 2007/06/26

446片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/26(火) 14:05:00
年金問題打開に悩む首相/正攻法で突破狙う
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20070625.html

 安倍晋三首相は参院選を約一カ月後に控え、内閣支持率急落を招いた年金記録不備問題の打開に苦悩している。手詰まり状況の中、自民党内からは「与党で過半数を割っても続投」とハードルを下げる“援護射撃”も。軌を一にして首相はボーナス返上などで愚直に姿勢を示す「正攻法」で続投へ向け危機突破を図る布石を打ち始めた。

 「正攻法以外に道はない。私は技術に走るタイプではない」。首相は二十四日のNHK番組で、年金問題解決には妙手がないことを自ら明らかにした。自民党の中川秀直幹事長が「首相のテレビ出演から流れが変わる」と期待感をあおっていただけに、与野党には拍子抜けのムードが広がった。

 首相は「私は行政の責任者として最も大きな責任がある。大変申し訳ない」とひたすら低姿勢。公務員の天下り規制強化、社保庁改革実現への強い意思を強調し「あとは真っ白な気持ちで国民の判断を仰ぎたい」と理解を求めた。

 しかし報道各社の世論調査での支持率低迷はなおも続いており、自民党内では、参院選選挙区の二十九ある一人区での獲得議席が二けたにも届かないとの厳しい見方も出始めている状況だ。

 そんな中で首相の後見人、森喜朗元首相は二十五日の講演で「参院選は政権を賭けてやるものではない。右往左往せず、微動だにしないことだ」と擁護。中川秀直幹事長も二十四日に「(参院選は)政権への中間評価だから、退陣なんてあり得ない」と述べ、責任論の火消しに躍起となった。

 首相も「補欠選挙であろうが、衆院選、参院選であろうが、最高責任者として一番大きな責任を負っている」と、あえて責任論の焦点をぼかす論法を繰り返している。

 一方で二十二日には、九月のニューヨークでの国連総会出席について「前向きに調整する」と発言。二十五日には八月下旬のインドなど三カ国歴訪が正式発表された。二カ月も先の首相の外国訪問日程の発表は珍しく「参院選後も政権を手放さない」とのメッセージ発信の意味合いが強くにじんだ。

 しかし自民党内には参院を中心に、選挙日程を一週間先送りする国会会期延長を決断した首相への不満が渦巻いており、このまま“低空飛行”での参院選切り抜けが可能かはなお見通せない。

447片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/27(水) 02:24:03
小泉氏「ヤマを越えるとたくましくなる」 首相にエール
2007年06月27日01時17分
http://www.asahi.com/politics/update/0627/TKY200706260485.html

 小泉前首相は26日、地元の神奈川県横須賀市で開かれた自民党支部の大会で、参院選について「厳しい。年金問題の国民の怒りは大変なものだ」と指摘したうえで、安倍首相に対し「いま落ち込んでいると思うが、このヤマを越えるとたくましくなる。たたかれるうちに鈍感になる。そうなったら、しめたもの」とエールを送った。「選挙を気にせず、国民の期待する政策をしっかりやってほしい。1年や2年で総理が変わったら改革はできない」と、選挙結果にかかわらず続投すべきだとの考えも示した。

選挙結果気にせず、安倍首相は続投を…小泉前首相が講演
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070626ia25.htm

 自民党の小泉前首相は26日、神奈川県横須賀市のホテルで講演し、参院選について「年金への怒り、統一地方選の疲れ、衆院選で勝ちすぎた反動もあって、本当に(自民党には)厳しい」との見方を示した。

 その上で、「私も最初の1年で辞めていたら、『郵政民営化もできない。失業者を増やしただけ』と散々批判を受けただろう。1年や2年で首相が代わったら改革はできない。選挙を気にせず、国民の期待するものに向かって政策をやっていくべきだ」と述べ、参院選後も安倍首相は続投すべきだとの考えを示した。

(2007年6月27日0時44分 読売新聞

448片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/27(水) 09:22:31
2007年6月26日
絶句する安倍夫妻の「公私混同」
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070626-01-1101.html

アッキーが号泣しながら総理大臣の弔辞を代読。公私のケジメのかけらもない。

5月30日、ある元首相秘書官はテレビのニュース映像に目を疑った。
 
「あなたの死は余りに突然で、訃報に接した時、茫然自失として私は言葉を失いました――」
 
画面が映したのは熊本県阿蘇市で営まれた前農水相・松岡利勝の密葬の模様だった。首相・安倍晋三の妻、昭恵が号泣しながら「内閣総理大臣の弔辞」を代読していた。
 
密葬は元来、近親者や友人ら内輪で営むものだが、昭恵は知人ではなく「首相の名代」として参列した。現職大臣の自殺が戦後初の衝撃なら、首相のこんな公私混同もまた、前代未聞だった。
 


丸川珠代を官邸に呼ぶ
 
首相の公務を官房長官や副長官が代行する例はある。大相撲の千秋楽に優勝力士に授与する内閣総理大臣杯。昨年の秋場所では官房長官だった安倍が横綱朝青龍に手渡した。土俵に女性を上げない慣習はともかく、首相夫人がしゃしゃり出るなどありえない。日本の政治・行政システムは夫人が「首相の代理」を演じる余地など認めていない。
 
自民党と松岡後援会は後日、合同告別式を営むことにしていた。安倍はそちらに自民党総裁として列席するのが自然だった。身内で済ませるべき密葬に首相として参列したい、弔辞を読みたいという発想自体、社会通念上も違和感があるうえ、内閣総理大臣という最高権力者として公私のけじめの感覚を欠いていた。
 
しかも、この日は国会で民主党代表・小沢一郎との党首討論の開催が決まっていた。安倍は密葬に出たいと日延べを求めたが、小沢は拒んだ。
 
「残念だ。立場は違ってもお互いに惻隠の情は持つべきではないか」
 
安倍は小沢をなじったが、ここには首相の公務や国会での与野党合意の履行という「公」や「理」よりも、「密葬での弔辞」が象徴する「私」や「情」を優先させがちな体質が露呈していた。百歩譲って、どうしても首相の弔辞を手向けたいなら、官房長官・塩崎恭久は危機管理の任で東京を離れられないから、政務担当の官房副長官・下村博文あたりの派遣が筋だった。アッキーは禁じ手だ。実はこの手の公私混同、けじめのなさ、首相ポストの重みへの無自覚は安倍の際立った特徴である。
 
5月16日、安倍は首相官邸にテレビ朝日アナウンサーだった丸川珠代を招き、自民党公認候補として東京選挙区からの参院選出馬を要請した。「首相から声をかけていただき、光栄です」。丸川は面会後、官邸の玄関ロビーで即席の出馬会見に及んだ。
 
出馬要請は首相の公務ではない。一政党にすぎない自民党の総裁としての党務だ。それを堂々と官邸を舞台に敢行し、記者会見までさせて何とも思わないのはいかにも無神経だ。
 
5月18日、安倍は北海道に飛んだ。08年に主催する主要先進国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)のメーン会場に選んだ「ザ・ウィンザーホテル洞爺」に1泊し、翌19日朝には施設内を視察した。ここまでは首相の公務。この後、参院選に向けた地方遊説の第一弾で帯広市内などを回った。これは総裁としての党務だった。
 
サミット会場視察は首相の公務だから官邸担当の記者を同行させろ。いや、選挙対策の党務なら自民党担当記者が行くのが筋だ。たかが1泊2日の取材に 2人も行くのか――官邸と自民党、さらに両記者クラブの間で滑稽な混乱が生じた。選挙運動期間中でもないのに、公務と党務をごった煮にした日程を組んでドサ回りに出る首相など過去にはいなかった。首相と党総裁。同一人物なのだから、そんな区別はどうでもいい、と見過ごすわけにはいかない。事が憲法改正となったら、どうだろう。

449片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/27(水) 13:03:22
自民執行部ピリピリ、首相責任論の火消しに躍起
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070627ia03.htm

 自民党執行部が、参院選で与党が過半数割れした場合の安倍首相の責任論の広がりを抑えるのに躍起になっている。

 谷津義男選挙対策総局長は26日の役員連絡会後の懇談で、「世論調査の中には、自民党が反転攻勢に出ているものもある。責任論を言うのはやめよう」と訴え、中川幹事長も「我々は負けることなど考えていない。責任論など議論する必要はない」と同調した。中川氏はこの後の記者会見で、党内で責任論が出ている原因を聞かれ、「それはあなた方が質問するからだ」と八つ当たりしたほどだ。

 首相の責任論については、舛添要一参院政審会長が選挙日程が1週間ずれ込んだことに絡み、「参院選が終わって内閣総辞職、政権崩壊という危険性もある」と述べたほか、「橋本首相が退陣した1998年の参院選で獲得した44議席が分岐点になる」(閣僚経験者)などの声が出ている。執行部がこうした声に神経をとがらせるのは、士気の低下を招きかねないうえ、小差の敗北でも首相が退陣する流れができる可能性もあるからだ。

 党内では、森元首相ら首相に近い議員から「参院選は政権選択の選挙ではなく、敗北しても首相が退陣する必要はない」と予防線を張る動きも出ている。麻生外相も26日の閣議後の記者会見で、「『1人減ったから負けた。1人増えたから勝った。だから政局だ』というのはレベルが低い」とけん制した。

(2007年6月27日12時51分 読売新聞)

450片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/27(水) 16:43:54
首相、米中韓朝会合に強い不快感を表明
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070627i206.htm?from=main2

 安倍首相は27日昼、都内のニッポン放送で行われたラジオ番組の収録で、演出家のテリー伊藤さんと対談した。

 首相は、北朝鮮の核問題について、「日本が外れた6か国協議はありえない。(北朝鮮は)いろいろな策謀をめぐらして、日米、日中の分断を図ってくるが、彼らの策謀にはまってはいけない」と厳しく指摘した。

 6か国協議参加国のうち米国、中国、韓国、北朝鮮の4か国が、朝鮮戦争の休戦協定に代わる朝鮮半島の恒久的和平体制を協議する会合を開こうとしていることに強い不快感を表明したものだ。会合開催の検討は、6か国協議の米首席代表、クリストファー・ヒル国務次官補が表明した。

(2007年6月27日14時18分 読売新聞)

451片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/27(水) 23:47:58
安倍首相:カメラ目線もほどほどに…テリー伊藤さんが助言
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070628k0000m010113000c.html

 安倍晋三首相は27日、ニッポン放送のラジオ番組で、司会役で演出家のテリー伊藤さんから、首相官邸で記者団からインタビューされている際の「カメラ目線」についてアドバイスされた。

 リスナーからの「いつもカメラ(を見ている)目線だが、意識しているのか」との質問に、首相は「カメラの向こうにいる国民に語りかけるスタイル」と説明した。しかしテリーさんから「全部が同じだと単調。質問が面白いと思ったら向いてあげたらいい気がする。ものには強弱がありますよ」と助言され、「なるほど」と何度もうなずいていた。

 首相は昨年9月の就任直後はカメラ目線で答えていたが、一時は質問した記者や全体を見渡すスタイルに変更。しかし「20人ぐらい記者がいるので、周りをキョロキョロせざるをえない。私も国民に向かってしゃべっている気持ちになりにくい」(首相)との理由で、今春からカメラ目線に戻している。【近藤大介】

毎日新聞 2007年6月27日 21時00分 (最終更新時間 6月27日 22時03分)

452片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/27(水) 23:58:55
「たくさんある中のひとつだ」 従軍慰安婦決議で首相
2007年06月27日20時08分
http://www.asahi.com/politics/update/0627/TKY200706270358.html

 安倍首相は27日夜、米下院外交委員会が従軍慰安婦問題に関する決議案を可決したことについて、「米議会の決議だからコメントするつもりはない。すでに私も米国を訪問した際、私の考えを説明している」と述べた。そのうえで「米議会では相当たくさんの決議が決議されている。そういう中の一つなんだろう」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 首相は「米議会でたくさん決議されていてもその一つひとつは割と重要ではないか」との記者団の問いに対し、「それはあなたの意見ですね」と不快感をにじませ、質問を続けようとする記者団を振り切って質疑を打ち切った。

453片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/28(木) 11:22:17
参院選へ「露出」作戦 首相、相次ぐ番組出演
2007年06月27日 18:46
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20070627/132084.html

 安倍晋三首相がラジオ、テレビ番組への出演などメディア「露出」を増やしている。年金記録不備問題で内閣支持率急落に見舞われ、苦戦が予想される参院選の対策の意味合いが強そうだ。
 首相は27日、ニッポン放送の番組に出演。演出家のテリー伊藤氏から、参院選で与党が過半数割れしても退陣の必要はないとした小泉純一郎前首相の擁護発言について問われ「うれしいです。首相の重責を十分知っている方の発言だな」と本音を吐露。
 首相は22日に文化放送の番組でタレントのみのもんた氏と対談したのを皮切りに、この1週間でテレビに1回、ラジオに2回出演。24日のNHK番組では、支持率急落について聞かれ「私自身がもっと国民と接して説明する機会を増やさなければいけない」と自らに言い聞かせるように語った。

454片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/30(土) 23:07:47
「米国の考え方を紹介」 首相、問題ないとの認識 '07/6/30
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200706300340.html

 安倍晋三首相は三十日夕、久間章生防衛相が長崎への原爆投下を「しょうがない」と発言したことについて「米国の(当時の)考え方について紹介したと承知している」と述べ、問題はないとの認識を示した。香川県丸亀市で記者団の質問に答えた。

 被爆者への配慮を欠いたのではないかとの質問に対しても「(久間氏は)原爆の惨禍に遭った長崎についてじくじたるものがあると、被爆地の考え方についても言及されていると聞いている」と述べた。

 その上で首相は「いずれにせよ、核を廃絶していくのが日本の使命であり、国連においても日本は主導的な役割を果たしている」と核廃絶を求める日本政府の立場に変わりはないと強調した。

455片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/30(土) 23:16:20
安倍首相が来県 年金問題を陳謝 愛媛
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070630/news20070630077.html

 安倍晋三首相が30日、参院選応援のため来県し、宇和島市中央町2丁目の南予文化会館前で街頭演説。社会保険庁の年金記録不備問題について陳謝した上で、同日未明に年金時効撤廃特例法と社会保険庁改革関連法が成立したことを報告。「年金記録を最後の1人に至るまですべてチェックし、しっかり年金を支払うことを保証する。問題の原因と責任も徹底究明し、けじめをつける」と訴えた。
 安倍首相は演説会場に足を運んだ大勢の市民らを前に、地域活性化や教育再生、地球温暖化防止対策、北朝鮮による拉致問題の解決などに取り組むと約束。「約束を実行するためにも参院選で勝たせてほしい」と与党への支持を求めた。
 現職首相の来県は小泉純一郎前首相以来、3年半ぶりで、愛媛4区選出の山本公一衆院議員によると同市を現職首相が訪れるのは初。演説に先立ち同市遊子で真珠や魚類の養殖場を視察し、地元漁協関係者と交流した。

456片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/02(月) 13:34:58
安倍首相「びっくり日曜市」法被羽織りお買い物
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007070213.html

 安倍晋三首相は1日午前、参院選へ向けた遊説で訪れた徳島市で徳島繊維卸団地の露店市を視察。入り口で渡された「びっくり日曜市」の文字入りの赤い法被を羽織って歩いた。

 関係者から露店の軒先に並べられた野菜などの説明を受けると、「いいですね、買って帰ります」と、地元特産のサツマイモ「鳴門金時」やスダチを購入。店主に熱心に勧められ、スイカを試食する場面もあった。

ZAKZAK 2007/07/02

457片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/02(月) 14:25:09
安倍首相、香南で演説 社保庁解体など説明 讀賣高知

 安倍首相は1日、参院選(12日公示、29日投開票)をにらんだ地方遊説で県内入りし、香南市香我美町岸本の一寿司会館で演説。県選挙区を最重要選挙区の一つと位置付け、年金問題や景気回復、教育改革などを訴え、「厳しい選挙になりますが、勝たせてください」と声を張り上げた。

 約300人の県警の警備態勢の中、徳島県から高知入り。自民党公認立候補予定者の決起大会に集まった約500人にまず景気回復を挙げ、「日本全体では景気は回復しているが、地方、特に高知県では厳しい。景気回復を地方に広げていくことが私の責任」と話し、県内でもユズやショウガなどの特産物を生かした地域活性化や観光資源の掘り起こしが必要と述べた。

 年金問題については、「行政の最高責任者として国民の皆様におわびを申し上げたい」と述べたうえで、「私の内閣ですべて解決する」と約束。社会保険庁を解体して民間活力を導入し、経済成長で年金財政を安定化させる案を説明した。

(2007年7月2日 読売新聞)

458片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/02(月) 17:44:06
“宿敵”安倍の退陣願い、北朝鮮が参院選を注視
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007070241.html

 北朝鮮が、7月29日に投開票される参院選の行方を注視していることが30日、分かった。北の拉致事件や核・ミサイル実験を受け、安倍晋三政権は対北制裁を強めている。金正日(キム・ジヨンイル)総書記の“金づる”だった朝鮮総連も青息吐息だけに、将軍さまとしては日本の「天下分け目の戦い」を祈るように見つめているようだ。

 消息筋によると、今月21日、米国のヒル国務次官補と北の金桂冠(キム・ゲグアン)外務次官が平壌で会談した。そのなかで、ヒル次官補が日本との話し合いに前向きに取り組むよう要請すると、金次官は「参院選が終わるまで様子を見る」という趣旨の発言をしたという。北の将軍さまの望みはズバリ、安倍首相の退陣とみられる。安倍首相は拉致問題で名をはせ、制裁でもギリギリ北をしめつける圧力路線を突き進んでおり、北にとっては“宿敵”だからだ。

 参院選は「消えた年金」問題などで自民党は逆風ムード。もし、大敗を喫した場合、安倍首相の責任論が浮上することは間違いない。北の思惑どおりになってしまうのか!?

ZAKZAK 2007/07/02

459片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/02(月) 22:27:35
【芸能ニュース舞台裏】朝ズバッ!みの夏休みの痛手
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_07/g2007070221.html

 選挙がらみの番組が動き出した。日本テレビは、特番のキャスターに島田紳助(51)を起用する。

 「大々的に番組宣伝をPRしていくと、丸山和也弁護士(61)に印象として肩入れしていると思われてしまうのでは、と危惧する声も一部ではあったようだ。選挙後の番組だから、まったく問題はないのだが」(制作スタッフ)

 一方、泣いているのがTBS。このところ、一時ほどの勢いがない「みのもんた 朝ズバッ!」は絶好のてこ入れチャンス、とそろばんをはじいていたが、もくろみは安倍首相のおかげで吹き飛んだという。番組関係者が明かす。

 「実はみのさんの夏休みが、参院選翌日の7月30日から2週間なのです。当初は、22日が投票日でしたから、その後1週間で起こるであろう政界の動きを徹底的にやれば、また視聴率が伸びるだろうと踏んでいたのですが…」

ZAKZAK 2007/07/02

460片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 01:01:43
’07参院選:安倍首相が来県 地域再生を約束−−香南市内で演説 /高知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kochi/news/20070702ddlk39010145000c.html

 ◇「必ず実行する」

 7月29日投開票の参院選を前に、安倍晋三首相が1日来県し、香南市香我美町の「一寿司会館」で演説した。年金記録漏れ問題や地域活性化への政策を挙げ「課題は多いが、責任政党として約束したことは必ず実行していく」と訴えた。

 安倍首相は四国遊説の最後に高知を訪問。約500人を前にした演説では、県内の景気回復の遅れに触れ「地域の活性化なくして国の活性化なし」と主張。馬路村のユズを使ったまちおこしを例に挙げ、「それぞれの良さを生かした地域再生により、景気回復を国民が実感できる取り組みを進める」と話した。

 一方、「私に課された使命の一つ」として挙げた年金記録漏れ問題では「信頼できる年金制度構築のため、すべての年金記録をチェックし、支払いを保障する」と言及。追加給付に5年間の時効を適用しない特措法の実効性を強調した。また、「親方日の丸体質や労使の癒着など、戦後出来上がった仕組みから脱却する」として、社会保険庁の解体や、天下りをなくす公務員制度改革の必要性を訴えた。【服部陽】

毎日新聞 2007年7月2日

461片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 01:05:47
おおいた評論:公私混同では? /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070702ddlk44070061000c.html

 沖縄「慰霊の日」の23日、追悼式でのあいさつを終えて安倍晋三首相は記者の質問に応じた。翌日の新聞によると始まりは午後0時50分。ところが1時18分には、首相はもう那覇空港に着いていた。

 地元記者によると、やり取りは数分で打ち切られたという。日程が厳しいことを理由に、質問は内閣記者会と地元記者会1問ずつに限るとの条件が伝えられていたそうだ。その前日に沖縄県議会は、高校教科書検定で削除された沖縄戦「集団自決」への日本軍の強制性の記述を回復するよう求める意見書を可決。地元記者会は当然、これを質(ただ)したが、首相は直接的な言及を避けた。「わざわざ沖縄まで来るのだから誠意ある発言が聞けるのでは、と期待が広がっていたのに」と記者は失望を隠さなかった。

 沖縄戦を体験した人々の話を聞くこともなく、首相は午後2時25分発の日航機で沖縄を発(た)ち4時25分に羽田着。よほど大事な用件が詰まっていたのかとその後を見ると−−。5時15分、西新宿のホテル「ヒルトン東京」で散髪。7時34分、港南のレストラン「チャイナシャドー」で夫人らと会食。翌日は午後から参院選激戦区の山形に入り農園を視察、自民県連の集会で演説、地元有力者と懇談。

 首相も人の子。妻のそばで疲れを癒やしたい気持ちはわかる。党総裁として選挙も気になろう。しかし順序というものがある。夫や総裁よりも、首相としての立場を重んじるべきことは当然だろう。

 公私混同と言えば言い過ぎか。沖縄の件に限らない。同じ考えの識者ばかりを懇談会に集め、歴代内閣が積み重ねてきた集団的自衛権についての解釈を覆そうとしている。同様のやり方は中曽根康弘内閣が走り。靖国神社公式参拝に道を開いたが、それでも哲学者の梅原猛氏ら慎重派も仲間に加えたものだ。

 年金問題のけじめに安倍首相が賞与を返上するのはよいとして、社保庁の全職員にも返上を求めたのには敗戦直後の「一億総懺悔(ざんげ)」という言葉を思い出す。上と下では責任の度合いが違う。労使なれ合いは糾弾されるべきだが、根本的な原因究明より先に総懺悔を求めるのは、選挙前の受け狙いか支持率低下への憂さ晴らしと勘ぐられてもやむを得まい。

 しかし首相が時折見せる天真爛漫(てんしんらんまん)な笑顔はなかなかに魅力的だ。おそらく一人の人間としては、好人物ではあるのだろうが−−。<大分支局長・藤井和人>

毎日新聞 2007年7月2日

462片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 10:15:07
安倍首相、1泊2日で四国行脚 地元の反応は?
2007年07月03日03時16分
http://www.asahi.com/politics/update/0702/OSK200707020098.html

 国会論戦が事実上終わり、各党が参院選へと走り出した週末、安倍首相が四国4県を1泊2日で駆け抜けた。いずれも参院選全体の行方を占う1人区で、民主の公認・推薦候補らと激戦が予想される。四国はもともと「保守王国」だが、都市部との格差拡大などを背景に自民への不満が高まっているとされる。首相が泊まりがけで国内を遊説する例は少なく、異例のてこ入れだ。各地の演説で首相が年金問題より先に取り上げたのも「地域再生」だった。

 「私の内閣の使命は、景気の明るい兆しを各地域にしっかり拡大することだ」。6月30日、最初の遊説先に選んだ愛媛県宇和島市で、首相はまずこう強調した。そして、「この国会で地域活性化のための法律を9本成立させた」「私の進める地域再生は、霞が関の役人が考えるのではなく、地域の皆さんが主役だ」と訴えた。

 首相はこの後も、愛媛県新居浜市、香川県丸亀市、徳島県美馬市、高知県香南市と、「地方の中の地方」都市を中心に遊説をこなした。

 宇和島のじゃこ天、讃岐うどん、なると金時……。首相は行く先々で、地域の特産品の名を挙げ、「地域ブランドを全国に発信するお手伝いをする」と力を込めた。

 地域再生の次に触れたのが、やはり年金問題。「私には二つの使命がある」と切り出し、「最後の一人に至るまで、すべての年金記録をチェックする」「原因と責任を徹底的に究明する」と約束した。持論の憲法改正に触れることは、ほとんどなかった。

 各地の自民県連は、組織を挙げて支持者を動員。「『成長を実感に』という言葉通り、地方活性化を誠実にやってくれそうだ」(香南市の70歳の農業男性)など、好意的な反応もあったが、不満も残った。

 宇和島市の主婦(48)は「首相は1年で(年金記録の)名寄せができると言うが、選挙さえ乗り切ればという思惑を感じる。1年後にできなくても、有権者は投票で民意を示すことができない」。高松市で講演を聴いた農業男性(62)は「田舎をどうするか、もっと具体的に聞きたかった」と話した。

 自民県連幹部の反応も様々だ。香川県連の組橋啓輔幹事長は「厳しい選挙だが、首相が来てくれてかなり盛り上がった」。高知県連の元木益樹幹事長も「地方に配慮する姿勢が見えた」と評価した。一方、香川県連の別の幹部は、「前回の参院選で小泉前首相が応援に来た時の方が断然盛り上がった」と不安をぬぐいきれない様子だった。

463片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 11:37:40
イメージアップに懸命 安倍首相が日曜市視察、握手攻めに笑顔 2007/07/02 徳島
http://www.topics.or.jp/index.html?m1=4&m2=56&t1=on

 安倍晋三首相が一日朝、視察に訪れた徳島市問屋町の日曜市は、普段に増して大勢の人出でごった返した。首相の周りには黒山の人だかりができ、通行もままならない状態に。参院選を目前に内閣支持率下落が頭をもたげる首相に、追い討ちをかけるように降ってわいた久間章生防衛相の発言。悩ましい状況下、買い物客からの握手攻めに、「安倍スマイル」で応え、ポケットマネーで県産品を購入するなど懸命にイメージアップに努めた。一方、年金記録不備問題への対応、強行採決の連発といった首相の政治手法に冷めた見方をする有権者の姿もあった。

 首相を一目見ようと、到着二十分前の午前八時十五分には沿道に約五十メートルの人垣ができた。黒塗りの車が滑り込み、首相が姿を現すと歓声が上がり「男前じゃな」「握手してください」。押し寄せる人波に、警護官(SP)から「あと二歩下がってください。危ないですよ」と何度も注意が飛んだ。

 「びっくり日曜市」の文字の入った真っ赤な法被をまとった首相は、商店を巡りながら「おはようございます」と店主や買い物客らに笑顔であいさつ。気軽に握手や記念撮影に応じ、気さくな一面を見せた。

 立ち寄った青果物店では、店主から徳島の特産品の説明を聞いて「秘書官、スダチ買います」と自分の財布を求める場面も。帰り際には、身体障害者授産施設が設ける店を聞き付け、SPの制止を振り切って引き返し、入所者が作ったパンを買い求めた。首相から「頑張ってください」と励まされた入所者の正木裕子さん(29)は「感激のあまり言葉も出なかった」と感動の涙を見せていた。

 青果物店の男性店主(68)は「テレビで見るより実物はずっといい。年金の問題も吹っ飛んだ」。カメラを持った徳島市八万町の男性会社員(62)も「逆風の中、晋ちゃんはよくやっている。応援している」と盛んにシャッターを切っていた。

 一方、あまりの熱狂ぶりにうんざりする人も。野菜を販売していた男性店主(67)は「物珍しさから大勢の人が集まったが、これだけ逆風が吹けば選挙への効果はないだろう」。金物店の前で品定めをしていた徳島市内の無職男性(77)は「庶民の味方という感じがしない現政権は信用できないし、絶対に任せられない」と反発していた。

 首相はこの後、美馬市脇町で開かれた自民現職の北岡秀二さん(51)の「励ます集い」に出席し、約三十分間にわたって演説。会場は首相の肉声を聞こうと支援者であふれ、立ち見が出るほどの盛況ぶり。千人以上を収容する会場に入り切れなかった人は、別室に設けられたスクリーンの映像を食い入るように見詰めていた。

464片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 12:24:00
2007年7月1日(日)「しんぶん赤旗」
選挙の断面
不人気 “安倍ポスター”
張り出し促進 党本部が緊急通知
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-01/2007070102_04_0.html

 自民党が参院選向けに製作した安倍晋三総裁(首相)のポスターを張り出すのを敬遠する動きが同党候補陣営を中心に広がっています。自民党本部は中川秀直幹事長、二田孝治広報本部長の連名で六月二十九日、衆参国会議員、参院議員候補に張り出しを促す緊急通知を出しました。

 自民党の総裁ポスターは「広報の要となる政治活動用のポスター」という位置付けです。安倍総裁の顔を大きく映し出し、「成長を実感に!」「改革を貫き、美しい国へ」のキャッチコピーで、二十四万枚を用意。六月二十二日から全国で張り出される運びでした。

 ところが、街頭用に同党都道府県連や参院候補陣営へ送った総裁ポスターの張り出しがさっぱり。追加注文の声はほとんど党本部に届いていない状況といいます。

 自民党本部関係者は「年金、住民税増税、憲法改正論の突出などで支持率急落の安倍総裁(首相)のポスターを張り出して参院選に得策かどうか現場は考え込んでしまっているのだと思う。地方組織からの追加注文でポスター製作が間に合わなかった小泉首相のときとは様変わりだ」と解説します。

 中川幹事長も緊急通知のなかで「『安倍総裁ポスター』が十分に貼付(ちょうふ)されていない状況にあり、他党のポスターばかりが目立っているとの報告を受けております」と事態の深刻さを受けとめています。

 安倍首相は参院選向け地方遊説で、街頭演説にはあまり立たず、ほとんどが室内集会です。街頭遊説が中心だった小泉前首相とは、その点でも様変わり。自民党の参院選史上最悪の結果をもたらした一九八九年の参院選で、消費税増税、リクルート事件などで批判を浴びた宇野宗佑首相は、公示日に第一声を党本部前で行っただけで街頭遊説に一歩も出られない状況でした。

 「十八年前の悪夢の再現がまったくないといい切れない弱さがいまの自民党にはある」(自民党本部関係者)。参院選公示(十二日)まであと十一日、自民党内外に“安倍コール”は聞かれません。

465片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 12:27:00
【平成19年 7月 1日】
明るい景気の兆しを地域へ 安倍晋三総裁四国4県を遊説
http://www.jimin.jp/sansen/news/s190701a.html

 「明るい景気の兆しを地域に拡大し、家庭でも実感できるようにすることが私の内閣の使命だ」―6月30日・7月1日の両日、安倍晋三総裁は愛媛、香川、徳島、高知の4県を駆け巡り、景気回復を確かなものとしていく決意を訴えた。
 30日朝、愛媛県入りした安倍総裁は、宇和島市で真珠、ハマチなどの養殖施設を高台から視察し、地元漁業関係者から説明を受けた。その後、同市内で行なった街頭演説では、4%台を切った失業率を例に改革の成果を強調。また、「地域が主役のまちづくりを応援していく」と地域活性化への決意を示した。
 続いて訪れた香川県丸亀市、高松市では、先に行なわれた主要国首脳会議(G8サミット)の成果を訴えた。また来年、議長国として開催する「北海道洞爺湖サミット」成功への意欲を示した。
 安倍総裁は翌1日、徳島市で地域の特産品を売る露店が集まる「びっくり日曜市」を訪問。自らすだちやさつまいもを購入した。また、四国4県の悲願ともいえる「四国横断自動車道」建設予定地を視察した。
 続いて高知県香南市で演説し、四国遊説を終えた。2日間で行なった合計6つの演説会には約10000人もの聴衆が集まり、安倍総理に対する人気と期待の高さを証明した。

466片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/04(水) 01:10:36
安倍首相、北岡氏支援訴え
2007年07月02日 朝日徳島
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000707020003

 延長国会が事実上閉幕し、県内でも参院選に向けた前哨戦が本格化した。自民は、安倍首相が1日県内を回り、6月30日未明に成立した年金時効特例法など今国会での実績をアピール。これに対し、民主は、蓮舫参院議員が30日に来県し、与党の強行ぶりを批判した。共産も、徳島選挙区と比例区の公認2人が連日集会を開くなど本番さながらの戦いが加速している。


 「安心して頂きたい。昨日通った法案によって年金の時効が撤廃された。これで年金は、間違いが分かればすべて受給できる」


 自民現職の北岡秀二氏(51)の地元、美馬市脇町での集会で、安倍首相はこう述べ、年金問題に対する不安を打ち消した。野党に対しては「この法案になぜ反対するのかわからない。反対のための反対でしかない」と批判。地域活性化についても、今国会で多くの法案を成立させたことを説明し、「活性化は地域が主役。この地域を良く知る北岡さんにこれからも仕事をしてもらわなければ」と訴えた。


 安倍首相が会場入りする前は、北岡氏の後援会長が年金問題などを例に挙げ、「中央の空気の悪さから苦しい状況(前哨戦)となっている」と発言する場面も。集会後、北岡氏を支持する80代男性は「首相の年金の話は分かりやすかった。これで雰囲気が良くなってほしい」と話した。


 安倍首相は30日から四国を訪問。県内には同夜に入り、翌日午前8時ごろから徳島市長ら約20人の陳情を受けた後、徳島市内を視察。同市問屋町の「びっくり日曜市」では、商店主から差し出されたスイカをほおばり「日本一甘いですね」と話す一幕も。さらに四国横断自動車道の建設予定地も視察し、飯泉知事らから説明を受けた。美馬市の集会の後、高知県に回り、空路、帰京した。


 首相に同行した自民党県連会長の岡本芳郎衆院議員は「強行スケジュールを熱心にこなす首相の姿を見て、徳島も含めた1人区がいかに重要か、十分周りに伝わったはずだ」と話した。

467片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/04(水) 02:37:03
「重い決断を尊重したい」安倍総理 久間大臣辞任で
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20070703/20070703-00000028-ann-pol.html

 安倍総理大臣は3日午後に会見を行い、久間防衛大臣の辞任について、「政治家として重い決断で、それを尊重したい」と述べました。

 安倍総理大臣:「(Q.久間大臣が辞任したが )辞任するということは、政治家として一番重い責任の取り方であります。私は、その久間大臣の意思を尊重しました」、「(Q.参院選への影響は)この選挙戦については、私どもの政策を誠実に訴えていくことが大切だろうと思います」、「(Q.総理の任命責任は)当然、任命責任は私にあります。こういう結果になったことは大変、残念でありますが、私には改革を進めていくという大切な使命があります。この使命を果たしていかなければいけない」

[3日23時10分更新]

468片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/04(水) 09:32:33
安倍首相が8日来県 参院選県選挙区の応援で 4月以来の石川入り
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20070704102.htm

 安倍晋三首相(自民党総裁)が八日、十二日公示の参院選石川県選挙区に自民公認で出馬する矢田富郎氏の応援のため、県入りすることが決まった。安倍首相の来県は、能登半島地震の被災状況視察と被災者激励で、四月十三日に輪島市を訪れて以来となる。
 三日に金沢市内で開かれた矢田氏を励ます金沢の集いの席上、森喜朗元首相から自民県連参院選対本部長の馳浩代議士に首相の県入りが決定したとの電話連絡が入り、馳氏が出席者に報告した。八日夜に福井から石川に入る予定だという。

 馳氏によると、北陸は当初、首相の全国遊説の日程には入っていなかったという。八日は参院選公示前最後の日曜となり、自民関係者は首相のてこ入れで選挙戦へ弾みがつくとしている。

 安倍首相は、自民党幹事長だった二〇〇四(平成十六)年の前回参院選でも県選挙区の自民候補の応援に駆け付けており、〇一年の参院選では小泉純一郎首相(当時)も県入りした。

469片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/05(木) 15:50:46
首相 アメフト代表選手と懇談
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/07/05/k20070705000089.html

安倍総理大臣は、7日に川崎市で開幕するアメリカンフットボールのワールドカップに出場する日本代表の選手と会い、「われわれも攻守のバランスをとりたい」と述べ、今後の政権運営や参議院選挙に向けた思いをにじませました。
アメリカンフットボールのワールドカップは、今月7日から15日まで川崎市を会場に開かれ、3連覇を目指す日本や、初出場のアメリカなど6か国が出場します。5日は、日本代表のキャプテンを務める脇坂康生選手らが、総理大臣官邸に安倍総理大臣を訪ねました。安倍総理大臣が「2連覇は大したものですが、アメリカが参加する今度の大会で勝ってこそ意義がある」と激励したのに対し、脇坂選手は「相手は強豪ばかりですが、ぜひ強い日本を見せたい。精いっぱい頑張ります」と決意を語りました。安倍総理大臣は、アメリカンフットボールのヘルメットを贈られ、「これでわれわれもディフェンス・守備をしっかりしたい。オフェンス・攻撃も大切だから、オフェンスとディフェンスのバランスで」と述べ、今後の政権運営や参議院選挙に向けた思いをにじませました。

470片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/05(木) 22:27:20
責任ライン明言せず 首相「真っ白な気持ちで」 '07/7/5
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707050270.html

 安倍晋三首相は五日夕、通常国会閉幕を受けて官邸で記者会見し、二十九日投開票の参院選に関し「戦う前に負けることを前提にして話すことはない。結果は真っ白な気持ちで待つ」などと述べ、責任ラインを明言することを避けた。

 首相は参院選について「大変厳しい情勢だ」と指摘。ただ今国会で成立した教育改革関連法などを例示し「実績を訴え、必ず勝利を得ることができると確信している」と強調した。

 参院選後に内閣改造や自民党役員人事を行う可能性については「選挙後の人事は現在、白紙の状況だ。まずは参院選の勝利に全力を尽くす」と述べるにとどまった。

 政権発足後九カ月余りで久間章生前防衛相ら三閣僚が交代したことをめぐり、首相の任命責任や指導力が問われていることについて「任命責任はもちろん私にある」と認めた一方で、交代後の新閣僚の実績を強調した。

471片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/05(木) 22:28:07
安倍首相、参院選の結果責任問題に言及せず
2007年07月05日19時28分
http://www.asahi.com/politics/update/0705/TKY200707050326.html

 安倍首相は5日、通常国会の閉会を受けて首相官邸で記者会見し、年金記録のずさんな管理問題に関して「最後の1人に至るまで記録をチェックし、正しく年金を支払う」と述べ、5000万件の「宙に浮いた年金記録」の照合・通知作業を今年度中に完了するなど新たな対応策を発表した。

 その中で「番号がいくつもあることにも原因があった。社会保障カードをつくり、簡単で便利な仕組みを作っていくことを約束する」として、社会保障カードの導入にも言及した。

 一方、参院選については「党首のリーダーシップ、信頼性について問うのは当然のことだ。安倍晋三の言っていることと小沢一郎(民主党代表)が言っていること、どちらが説得力があったのかを問う選挙だ」と指摘。しかし、参院選の結果を受けた責任問題については「戦いの前に負けることを前提に話をする気はない」として、言及を避けた。

472片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/05(木) 22:33:17
首相、異例の1人区行脚 「地域再生」訴え四国一周
2007年07月03日
http://www2.asahi.com/senkyo2007/special/TKY200707030216.html

 国会論戦が事実上終わり、各党が参院選へと走り出した週末、安倍首相が四国4県を1泊2日で駆け抜けた。いずれも参院選全体の行方を占う1人区で、民主の公認・推薦候補らと激戦が予想される。四国はもともと「保守王国」だが、都市部との格差拡大などを背景に自民への不満が高まっているとされる。首相が泊まりがけで国内を遊説する例は少なく、異例のてこ入れだ。各地の演説で首相が年金問題より先に取り上げたのも「地域再生」だった。

 「私の内閣の使命は、景気の明るい兆しを各地域にしっかり拡大することだ」。6月30日、最初の遊説先に選んだ愛媛県宇和島市で、首相はまずこう強調した。そして、「この国会で地域活性化のための法律を9本成立させた」「私の進める地域再生は、霞が関の役人が考えるのではなく、地域の皆さんが主役だ」と訴えた。

 首相はこの後も、愛媛県新居浜市、香川県丸亀市、徳島県美馬市、高知県香南市と、「地方の中の地方」都市を中心に遊説をこなした。

 宇和島のじゃこ天、讃岐うどん、なると金時……。首相は行く先々で、地域の特産品の名を挙げ、「地域ブランドを全国に発信するお手伝いをする」と力を込めた。

 地域再生の次に触れたのが、やはり年金問題。「私には二つの使命がある」と切り出し、「最後の一人に至るまで、すべての年金記録をチェックする」「原因と責任を徹底的に究明する」と約束した。持論の憲法改正に触れることは、ほとんどなかった。

 各地の自民県連は、組織を挙げて支持者を動員。「『成長を実感に』という言葉通り、地方活性化を誠実にやってくれそうだ」(香南市の70歳の農業男性)など、好意的な反応もあったが、不満も残った。

 宇和島市の主婦(48)は「首相は1年で(年金記録の)名寄せができると言うが、選挙さえ乗り切ればという思惑を感じる。1年後にできなくても、有権者は投票で民意を示すことができない」。高松市で講演を聴いた農業男性(62)は「田舎をどうするか、もっと具体的に聞きたかった」と話した。

 自民県連幹部の反応も様々だ。香川県連の組橋啓輔幹事長は「厳しい選挙だが、首相が来てくれてかなり盛り上がった」。高知県連の元木益樹幹事長も「地方に配慮する姿勢が見えた」と評価した。一方、香川県連の別の幹部は、「前回の参院選で小泉前首相が応援に来た時の方が断然盛り上がった」と不安をぬぐいきれない様子だった。

473片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/05(木) 23:14:14
内閣府調査:過半数が「美しい国」 20、30代では逆転
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070706k0000m010136000c.html

 内閣府は5日、安倍晋三首相が提唱する「美しい国」づくりに関する世論調査の結果を発表した。現在の日本を「美しい」と回答した人は、「どちらかというと美しい」(42.7%)も含めると53.3%と過半数を占めた。「美しくない」と回答した人は、「どちらかというと」(31.8%)を含めて43%だった。

 ただ年齢別にみると、40代以上は「美しい」が過半数を占めたのに対し、20代の57.6%、30代の50.5%は「美しくない」と回答。若い世代は日本を美しく思っていない側面が浮き上がった。

 一方、日本の美しさを複数回答で尋ねたところ、山や森、海などの「自然」が80%、伝統工芸や宮大工の技術など「匠(たくみ)の技」が58.5%、田園・里山の風景など「景観」が52.8%−−などが上位だった。内閣府は「上位の自然や匠の技などに若者はなかなか関心を持ちにくいので、『美しくない』が多くなったのではないか」と分析している。

 調査は5月下旬〜6月上旬、成人3000人に面接で実施し、1827人(回答率60.9%)から回答を得た。【石川貴教】

毎日新聞 2007年7月5日 22時41分

474片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 13:13:27
首相、消費税上げ否定せず 参院選情勢は「大変厳しい」
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070706/shs070706000.htm

 安倍晋三首相は5日夕、第166通常国会の閉幕を受け首相官邸で記者会見し、年金記録紛失問題に伴う政府の対応策について「できることはすべてやっていく」と述べ、記録照合の前倒しや、年金加入履歴を全受給、加入者に通知する考えを明らかにした。参院選(12日公示、29日投開票)の情勢については「大変厳しい」との認識を示し、自らの責任ラインは明言しなかった。

 安倍首相は、基礎年金番号に未統合の5000万件と統合済みの記録のコンピューター上での照合について「専門家に精査させた結果、前倒し可能なことが明らかになった」と述べ、来年5月としていた作業の完了時期を早める考えを明らかにした。

 参院選については「大変厳しい情勢だ。安倍政権が言っていることが正しいのか。それとも、野党が言っていることが本当に正しいのか問うていきたい」と指摘。「政権の実績、目指すべき日本の形を訴えていくことができれば、必ず勝利すると確信している」と語った。ただ、自身の責任ラインについては「戦いの前に、負けることを前提に話すことはない」と言及を避けた。

 一方、民主党の小沢一郎代表は5日、産経新聞などとのインタビューで「野党で過半数を取って政治の流れを変えることが最大の念願だ。今回の参院選が最後のチャンスだと思っている。今回実現できなければ代表でいる意味がない」と述べ、野党の過半数獲得を勝敗ラインとし、実現できなければ代表を辞任する考えを表明した。

 また、安倍首相は5日夜、日本テレビの報道番組に出演し、基礎年金の国庫負担分の2分の1への引き上げに伴う財源に関し「消費税から逃げるつもりはない。消費税を上げないなどということは一言も言っていない」と述べ、今秋の税制改正で税率引き上げに踏み切る可能性を示唆した。

 同時に「この秋の抜本的な税制改正については、近いうちに信を問うことになる」と述べ、税率引き上げを決めた場合は次期衆院選で国民の審判を仰ぐ考えも示した。

 首相が税率引き上げの可能性に言及したことで、消費税も参院選の争点の一つに浮上しそうだ。

(2007/07/06 01:25)

475片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 21:06:44
首相「姿勢はテーマに」 参院選での消費税問題 '07/7/6
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707060223.html

 安倍晋三首相は六日午後、日本テレビの番組に出演し、参院選での消費税率引き上げを含む税制改正問題の争点化について「どういう姿勢で臨んでいくかはテーマになる」と指摘した。

 ただ「まずは徹底して(行政の)無駄遣いをなくしていく。どれだけ(経済が)成長していくかを見据えながら決めていくべきだ」とも述べ、税率引き上げの論議が先行することに懸念を表明した。

 首相は五日夜のテレビ番組で、秋以降に消費税率引き上げも含めた抜本的税制改革の検討に入る考えを示している。

 首相発言に関し塩崎恭久官房長官は六日午後の記者会見で「本格的と言わないまでも税の話を(参院選で)全くしないのでは政治にならない。そういう意味で議論することもあると首相は言っている」と指摘した。

 一方で、塩崎氏は午前の会見で「仮に増税するなら国民にお尋ねをしなければいけない」と述べ、次期衆院選を念頭に税制改正の是非を争点化する考えを示した。

 これに関連し政府高官は衆院選の時期について記者団に「抜本改革前になるか、改革後になるかは、いろいろな考え方がある。ただ一年に二回も選挙をやるのは大変だ」と述べ、衆院選は当面先になるとの見方を示した。

476片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 21:09:03
参院選まで質疑中止を提案 首相側、内閣記者会に
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007070601000705_Politics.html

 安倍晋三首相の今井尚哉秘書官は6日までに、普段は1日1、2回行われている記者団との質疑(ぶら下がり取材)を、国会閉幕から参院選投票日の7月29日までの間中止したいと新聞、通信、放送各社でつくる内閣記者会に提案した。

 首相は国会が閉幕した5日に記者会見したが、6日まで2日間、ぶら下がりはなかった。その一方で5日に1回、6日には計3回テレビ、ラジオ番組に出演。対応をめぐる記者会の6日の協議では「首相側によるメディア選別ではないか」との懸念の声が相次いだ。

 今井氏は理由として(1)国会閉幕後は自民党総裁としての日程になる(2)小泉純一郎前首相の前例踏襲−を挙げた。これに対し記者会は「小泉氏は前回衆院選では国会閉幕後も公示日までほぼ連日応じた」と反論、今井氏は6日「週明けからは首相日程をみて相談させてほしい」と回答した。

477片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/07(土) 01:03:37
「消費税への姿勢、争点になる」〜安倍首相
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070706/20070706-00000074-nnn-pol.html

 安倍首相は6日、日本テレビの情報番組「THE ワイド」に出演し、消費税引き上げ問題も参議院選挙の争点になるとの考えを示した。

 「(Q、消費税は参議院選挙のテーマの一つ?)どういう姿勢で臨んでいくかは、テーマになると思う」−安倍首相はこのように述べ、今月末の参議院選挙では消費税引き上げ問題も争点になるとの考えを示した。

 安倍首相は5日夜、「私は消費税を上げないとは一言も言っていない」と述べ、今年秋の税制改正で消費税率の引き上げを含め、検討する考えを示している。しかし、与党内からは「軽々しく発言すべきではない」と選挙への影響を懸念する声が上がっている。

 塩崎官房長官は6日朝、消費税引き上げ論議を参議院選挙の争点にすべきではないとの考えを強調し、火消しに回っているが、安倍首相は再び踏み込んだ格好となった。

478片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/07(土) 22:18:30
赤城農相:事務所費 首相は問題ないとの認識、野党反発
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070708k0000m010094000c.html

 赤城徳彦農相の事務所費問題について、安倍晋三首相は7日、「農相はしっかり説明した」と述べ、問題はないとの認識を示した。一方、野党各党は「自らの犯したことをしっかり反省するならば職を辞するべきだ」(鳩山由紀夫民主党幹事長)などと一斉に辞任を要求。野党側は、赤城農相が不明朗な事務所費問題を指摘された松岡利勝前農相の後任であることを重視し、首相の任命責任を厳しく追及する方針だ。

 野党側が農相の辞任を求めていることに関し、首相は「そういう問題ではない」と拒否。政治団体の不正経理疑惑で辞任した佐田玄一郎前行政改革担当相との比較については「(佐田氏のケースとは)違う」と明言した。首相公邸前で記者団の質問に答えた。

 ただ、与党内からは久間章生前防衛相が原爆投下に関する発言で4日引責辞任したのに続き、閣僚の新たな「政治とカネ」の問題について不満の声が相次いだ。公明党幹部は7日、毎日新聞の取材に「事実なら赤城氏も農相を辞めなければならない。与党として(農相を)守れるかどうか分からない」と強調した。

 与党は、通常国会で資金管理団体の5万円以上の経常経費(人件費を除く)に領収書添付を義務付ける改正政治資金規正法を成立させた直後だけに、再び同様の問題が起きれば「ザル法」との批判も強まりそうだ。現職閣僚の一人も「金額が大きすぎる。謝罪するしかない」と述べ、早期決着を求めた。

 これに対し、民主党の小沢一郎代表は7日、名古屋市内で記者団に「松岡前農相が何も語らず自殺の道を選ばざるを得なかったが、後任の方も政治資金について全く説明ができない状況。これでは国民の皆さんの信頼を得ることはできない」と批判。共産党の市田忠義書記局長も記者団に「(辞任した)佐田氏と同じ問題。首相は罷免すべきだ」と強調した。【竹島一登、山田夢留】

 ◇赤城農相問題について、安倍首相が7日、記者団に語った内容の要旨は次の通り。

 −−首相の認識は。

 ◆秘書を通じしっかり説明するよう指示した。赤城さんから詳しく説明されたと聞いている。

 −−野党は農相の辞任を求めているが。

 ◆まあ、そういう問題じゃないでしょう。

 −−問題はないと。

 ◆しっかりと説明されたと聞いている。

 −−(事務所費問題で引責辞任した)佐田前行革担当相のケースとは違うか。

 ◆違いますね。

 −−任命するにあたり、注意しなかったのか。

 ◆もちろんちゃんと見ていますよ。

 −−危機管理として問題はなかったか。

 ◆3年間保存を義務づけられた分はしっかりと説明したとみている。

毎日新聞 2007年7月7日 21時14分 (最終更新時間 7月7日 21時20分)

479片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/08(日) 02:50:16
安倍首相「窮余の策」ワイドショー初出演
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070707-223300.html

 安倍晋三首相(52)が6日、日本テレビのワイドショー「ザ・ワイド」に、単独で生出演した。自民党によると、時の総理が単独でワイドショーに出演したのは初めて。視聴者の中心である主婦層へのアピールが狙いであることは明らかで、年金問題や5日夜の報道番組で言及した消費税発言などを釈明した。一方で、首相サイドは参院選投票日の29日まで記者団との質疑に応じない構え。「失言対策だ」「メディアの選別だ」との批判が出ている。

 安倍首相は午後2時すぎから約30分、黄色のネクタイ姿で生出演した。冒頭、久間章生前防衛相(66)の「(原爆投下は)しょうがない」発言に絡み「私にすべての責任がある」と謝罪。消えた年金問題には「社会保険庁のリストラを徹底的に行う」。前日、言及した消費税率引き上げについても「どんな姿勢で臨むかは(参院選の)テーマになる。まずは徹底して(行政の)無駄遣いをなくす」と、国民生活の話題に多くの時間を割いた。

 内閣を「支持する」「支持しない」の声を紹介したビデオには「国民の声は謙虚に受け止めたい」としながらも、「飛行機は逆風でないと高く飛ばないという。鍛えられていると思いながら全力を尽くしたい」と、強気な発言もした。

 ワイドショーの主な視聴者は、主婦や若者など、いわゆる無党派層と重なる。特に支持が少ないといわれる無党派へのアピールを重視した首相サイドの「窮余の策」(自民党関係者)。自民党によると、首相(党総裁)がワイドショーに単独生出演したのは「恐らく初めて」だという。

 「首相は在任中に特定メディアの単独取材を受けない」という不文律は、小泉純一郎前首相(65)が破っているが、安倍首相は前日5日夜にも日本テレビの報道番組に生出演している。同局は経緯について「お答えできません」(宣伝部)とするが、首相サイドのなりふり構わぬテレビ戦略が浮き彫りになった。首相はこの日、テレビ、ラジオに3回出演。12日の公示日まで出演を予定している。

 一方で安倍首相の今井尚哉秘書官は、国会閉会後は自民党総裁としての日程になることなどを理由に、普段1日1〜2回行われている質疑(ぶら下がり取材)を29日まで中止したいと、新聞、通信、放送各社でつくる内閣記者会に提案した。「発言を強く突っ込まれたくないのでは」と、“失言対策”との見方もあるが、発言がそのまま有権者に伝わるテレビ重視の作戦は、首相には両刃の剣といえそうだ。

[2007年7月7日8時30分 紙面から]

480片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/08(日) 02:51:21
安倍首相、参院選はアキバスタート
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070706-OHT1T00087.htm

 自民党総裁の安倍晋三首相が、参院選公示日の12日、激戦の東京選挙区でスタートすることが5日、分かった。関係者によると、秋葉原で現職の保坂三蔵氏(68)の応援にはじまり、同日、元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代さん(36)の応援にも入るという。

 自民党は5人区の東京で2人を擁立。しかし年金問題などによる逆風に加え、支持層のすみ分けが狙い通りにいかないなど、同時当選が危ぶまれている背景がある。

 この日、自民党本部で、丸川さんの選対本部長を務める平沢勝栄衆院議員(61)の呼びかけにより、緊急選対会議が行われた。出席したのは丸川さんやその陣営に加え、議員や秘書ら20人あまり。平沢氏は都連所属の国会議員全員に声をかけたと言うが、長年保坂氏を後押ししてきた議員のなかには現れない人もいた。

 平沢氏は「身内でのつばぜり合いは意味がない。パイを取り合うのでなく、大きくする気持ちでやらないと共倒れになる」と危機感を強めた。

(2007年7月6日06時02分 スポーツ報知)

481片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/08(日) 10:34:20
首相、洞爺湖の子供達とTV中継で会話
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070708/20070708-00000004-jnn-pol.html

 北海道洞爺湖でのサミット開催までちょうど1年となった7日、安倍総理は洞爺湖町で開催されている七夕イベントと総理官邸を中継でつなぎ、参加した子供たちに環境保全への協力を呼びかけました。

 「地球が何年後も自然に囲まれていますように」、「皆がエネルギーの無駄遣いをやめていつまでも美しい町でありますように」といった子供たちが短冊に書いた「願い」を聞いた安倍総理は、「必ず夢は叶う。皆さんも一緒に頑張ってもらいたい、協力してもらいたい」と、環境保全への協力を呼びかけました。

 また安倍総理は、サミットのロゴマークについてそのデザインを公募する考えを示しました。

 子供たちには安倍総理の言葉が少し難しかったようで、司会者が「小学生にもわかりやすく」と発言するなど、安倍総理が地球環境に対するやさしさだけでなく、子供たちへのやさしさを求められる場面もありました。(07日21:55)

482片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/08(日) 12:25:26
「月800円で辞任要求か」 首相、赤城氏を重ねて擁護 '07/7/8
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707080195.html

 安倍晋三首相(自民党総裁)は八日午前のフジテレビなどの番組で、赤城徳彦農相の政治団体の事務所費問題について「赤城氏は昨日の記者会見でしっかり説明した。光熱費月八百円(二○○五年)で辞任要求するのか」と、野党の辞任要求に応じる考えがないことを重ねて表明、農相を擁護した。

 これに対し民主党の小沢一郎代表は「(赤城氏の)主たる事務所とされている実家は父母が使っていないと言っている。『架空ではない』と言っているだけでなくちゃんと(領収書などを)公表すべきだ」と反論した。

 首相は、○五年の政治資金収支報告書で「人件費月五万円、事務所費三万円」と少額であることを強調しながら、付け替えや架空支出などはないと指摘。ただ「収支報告書も配って、さらに必要なら本人が堂々と説明すべきだ」とも述べ、赤城氏が説明責任を尽くすべきだとの考えも示した。

 公明党の太田昭宏代表も「報告の限り違法ではない」として辞任の必要はないとの立場を表明。その上で「疑惑があれば政治家はきちんと説明すべきだ」と述べた。

483片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/08(日) 12:49:59
安倍首相が来県
国井氏応援3市で街頭演説 讀賣栃木

 参院選公示を5日後に控えた7日、安倍首相が国井正幸氏(59)(自民)の応援のため、来県した。国会閉会後初の地方遊説で、宇都宮、真岡、小山の3市で街頭演説した。ただ、“小泉ブーム”に沸いた前回改選時とは異なり、有権者からは演説内容に賛否両論の声が聞かれた。

 安倍首相は正午過ぎ、JR宇都宮駅西口に登場。就任以来初の来県でもあり、約5500人(主催者発表)が待ち構え、福田知事や県選出の自民国会議員らが軒並み駆け付けた。

 年金記録漏れ問題では、「まずは皆様におわび申し上げなければならない」と謝罪。「私の内閣ですべて解決する。新しく作る年金機構では、社会保険庁でやる気のない人には辞めてもらう」と宣言すると拍手も上がったが、宇都宮市の年金受給者の男性(72)は「当然だ。こんな問題が起こること自体信じられず、責任持ってやってもらわなければ困る」と、冷ややかだった。

 午後2時前、真岡市の真岡市民公園に到着した安倍首相は、市貝町在住で真岡高卒業の国井氏を「まさに地元候補で、今日まで素晴らしい業績を積んできた」と、持ち上げた。

 農政については、民主党の主張する所得補償制度を「できるはずがない」と切り捨て、農産物の海外輸出の重要性を強調。同市の農業の男性(52)は「今後、日本の農業が発展していくために、もっと農産物を輸出してほしい」と、政府農政を評価した。

 最後は午後3時過ぎ、小山市のJR小山駅西口で演説。「小山はビール麦の生産が日本一です。そういう自慢できるものを、国として後押ししたい」と、地元にリップサービスし、農政や年金問題についての考え方を主張した。

 そして「政権与党として、言ったことは必ず実行する。改革か逆行か、その選択をする選挙なんです」と力を込め、演説後には約3000人集まった聴衆と握手も交わしていた。

(2007年7月8日 読売新聞)

484片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/08(日) 17:39:56
安倍首相が来県 熱意評価と冷めた目と
2007年07月08日 朝日栃木
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000707070009

 参院選公示を12日に控え、自民党総裁の安倍晋三首相が7日、宇都宮、真岡、小山の3市で街頭に立ち、県選挙区で同党から立候補する国井正幸氏(59)への支持を訴えた。首相は年金問題への取り組みをはじめ、県産イチゴのとちおとめをほめるなど地域への配慮もアピール。有権者の反応は熱意を評価する一方、真意を見極めようとする冷静な態度も目立った。


 安倍首相はJR宇都宮駅前で「栃木と言えば、とちおとめ。私も国井さんにたくさん頂いた」と切り出し、国産ブランドを高め、13年までに農産物輸出額を1兆円規模にと力説。農政族の国井氏を「さらに大きな仕事をして」と持ち上げた。


 年金問題は「私の内閣で、すべて問題を解決することをお約束する」と強調。国会で成立させた教育関連3法案や改正国家公務員法などに触れ、「公約を守るのが責任政党」とアピールした。


 さらに地域振興の重要性を説きつつ、「ギョーザは宇都宮が日本一」とリップサービス。「宇都宮は雷が多いと聞いた。国井さんにも雷のように古い体制を壊してもらおうじゃありませんか」と締めくくった。


 自民党県連では年金問題や相次ぐ閣僚辞任への危機感が強い。真岡市民公園で演説を聴いた男性党員(52)は「芳賀郡は国井さんの地元だから首相が来てくれたのだろうが、地元といえど今回は楽じゃない」と話した。


 ある自民系県議は「統一選地方選の疲れからか、いま一つ盛り上がりに欠ける」と話し、首相の応援演説にカンフル剤の効果を期待していた。

485片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/08(日) 19:07:27
安倍首相、9日青森へ 参院選てこ入れ
2007年07月08日 朝日青森
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/aomori/TKY200707080046.html

 29日投開票の参院選に向け、安倍首相が9日、来県する。自民党公認で立候補予定の現職山崎力氏(60)=公明推薦=へのてこ入れが目的。山崎氏は7日、報道陣に対し、「良かったなあと思っている。はずみをつけたい」と話した。

 山崎氏陣営によると、安倍首相の来県は6日に決まった。自民党は、年金問題などで同党への逆風が強まる中、激戦が予想される1人区へのてこ入れを図っており、1人区である青森県に来ることになったと見られる。

 安倍首相は9日午前に青森市内で応援演説をする方向で調整している。

486片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 02:09:06
安倍首相13日に来県/自民候補応援 青森
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070708102346.asp

 安倍晋三首相は参院選公示翌日の十三日、自民党公認候補応援のため来県する。党幹事長代理時代の二〇〇五年八月、衆院選応援に来県して以来、二年ぶりで、首相就任後では初の本県入りとなる。同日、青森市などで演説会を開催する方向で日程を調整している。

 冨田重次郎党県連幹事長は「首相が来て盛り上げてもらうことは結構なこと。運動が締まるだろう。首相の口から国政の問題を県民に訴えてもらい、選挙戦に弾みを付けたい」と語っている。

487片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 04:11:32
消費増税論議「秋以降に」 首相一転、参院選控え慎重に
2007年07月08日19時40分
http://www.asahi.com/politics/update/0708/TKY200707080216.html

 安倍首相は8日、参院選後の消費税率引き上げの可能性について「まずは徹底的な歳出削減を行っていく。経済成長させることで税収は増えていく。そのうえで足りない時はどうしようかということも含めて、抜本的な税制改革の議論の時に行う」と語り、秋以降の税制改正の際に議論するとの考えを重ねて示した。NHKや民放テレビの報道番組で語った。

 首相は5日の民放テレビで「消費税を上げないとは一言も言ってない」などと税率引き上げに前向きとも受け止められる発言をしたが、消費税が選挙戦の焦点に浮上すると、慎重な言い回しに転じた。8日も「(消費税は)上げなくても済む可能性は十分ある」「消費税を上げたことで経済を減速化させて、思ったほど税収が伸びないことにもつながっていく」と述べるにとどまった。

 民主党の小沢代表は「小泉・安倍政権で9兆円近い増税がされている。ここで消費税を増税したら、ますます所得の低い人にしわ寄せが行く」と述べ、当面は据え置く考えを示したうえで「総理として上げる必要があるならそう言えばよいが、国民負担の問題なので選挙の際に責任を持ってどうするかは言った方がよい」と指摘した。

 共産党の志位委員長は「上げるのは絶対反対だが、上げるなら選挙で審判を仰ぐべきだ」。社民党の福島党首も「明確に選挙の争点にすべきだ」と批判。国民新党の綿貫代表も「先送りされている気がしてならない」と批判した。

488片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 10:48:01
「信頼できる年金制度に」
金沢で演説安倍首相、理解求める 讀賣石川

 安倍首相が8日、参院選立候補予定者の応援で来県し、「自民党、公明党を支援するのは、日本をもっと素晴らしい国に、美しい県に変えていく意思表示だ」などと訴えた。

 安倍首相の街頭演説は、金沢市安江町で午後6時20分ごろに始まった。周辺は買い物帰りの家族連れなどで大混雑し、自民党県連の発表で6500人が集まった。

 安倍首相は約20分間の演説で、年金記録漏れ問題に多くの時間を割き、「年金を信頼できる制度に変える。こつこつと働いてきた人にしっかりと年金を支払い、原因と責任をしっかりさせる」と理解を求めた。

 教育再生に取り組む姿勢も強調し、「道徳心や公共心を教育基本法にしっかり書き込んだ。教育現場を一新し、規範を身につける機会を保障する」と述べた。

 聴衆は終始、冷静に首相の演説に聴き入っていたが、自民県連幹部は「聴衆の反応は良かった。これを弾みに押せ押せでいきたい。次は小泉純一郎前首相や小池百合子防衛相の来県を期待したい」と話した。


■政府復興支援に知事と6首長謝意■ 谷本知事と、能登半島地震で激甚災害指定を受けた輪島市など6市町の首長は8日、小松空港内で安倍首相と会談し、政府の復興支援への謝意を伝えた。

 輪島市の梶文秋市長は「支援のおかげで、被災地の復興が進んでいます」と述べ、谷本知事は「風評被害は能登半島にとどまらず、県下全域に広がっており、引き続き支援をお願いしたい」と要望。

 安倍首相は、被災者支援について「全力を尽くしたい」とし、風評被害対策に関しては「国としてやることを考えていかなければならない」と応じた。

(2007年7月9日 読売新聞)

489片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 11:02:52
首相、福井で演説
年金問題解決を強調 讀賣福井

 参院選を前に、安倍首相が8日、福井市に入り、自民現職の立候補予定者とともに市中心部で街頭演説した。年金問題について「(該当者不明の年金番号は)最後の一人まで納付した人を捜し出し、きちんと支払う」と述べ、解決に責任を持つ姿勢を強調した。

 水色のストライプのシャツ姿で街宣車に立った安倍首相は、歩道を埋めた約8000人を前に「私も皆さんと同じで、社会保険庁は何をやってるんだという気持ちだ」と切り出した。同庁では、基礎年金番号制度が導入された10年前から該当者不明の年金番号の存在を認識していたとし、「不親切な対応や労使の癒着など、社保庁の体質をぶっ壊して新しい制度を作っていきたい」と力を込めた。

 この後、市民と次々と握手を交わし、立候補予定者への支援を呼びかけた。

(2007年7月9日 読売新聞)

490片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 11:04:00
テレビにも嫌われた「不人気」首相 (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/09gendainet02032644/

 逆風下の安倍“不人気”首相に、テレビ局もソッポだ。国会閉幕後からメディアへの露出度を高め、反転攻勢に打って出るつもりが、完全にアテが外れた。いくら安倍サイドがテレビ出演を打診しても、お呼びが掛からない状況なのだ。


「劣勢を挽回したい安倍周辺が、すがりついたのがテレビ局。会期終了前に、民放各局の政治部デスクを呼び出し、“首相をテレビに出さないか”と内々に打診したそうです。公示日の12日まで連日テレビに出まくり、消えた年金問題の対応策などを直接、視聴者に訴えるのが狙いでした」(官邸事情通)

 テレビパフォーマンスに向け、安倍サイドはなりふり構わず。報道番組やワイドショーはもちろん、バラエティー出演も辞さない構えだったようだ。自分から「テレビに出して」なんて売れない芸人みたいだが、出演にあたっては「ある条件」を突きつけたという。

「他党のトップを交えず、単独出演を条件にしたというのです。野党に攻められる姿を世間にさらしたくなかったのでしょう」(民放関係者)

 結局、この条件に食いついたのは、日本テレビ1局だけ。5日夜の報道番組「NEWS ZERO」に生出演。消えた年金記録の件数を「2000万件」と2度も間違える失態を演じたが、8日の「報道2001」(フジ)を除き、出演スケジュールは真っ白け。それも単独出演はNGで、他党トップとの党首討論となる予定だ。ある民放幹部はこう憤慨する。

「参院選目前のこの時期に、与党トップの単独出演を許すワケがないでしょう。『政治的な公平』をうたった放送法にも抵触する。いつも、自民党は放送法を振りかざしメディアを批判するクセに、こんな時だけ“出演させろ”は、ムシが良すぎる。ホント、この政権は異常ですよ」

 安倍の悪あがきは不発に終わりそうだ。

【2007年7月6日掲載記事】

491片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 11:54:13
首相、参院選公示前インタビュー…責任ライン「ない」
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070709it03.htm?from=top

 安倍首相(自民党総裁)は9日午前、参院選の12日公示を前に、党本部で読売新聞などのインタビューに応じた。

 首相は参院選について、「情勢は厳しい。実績と政策を訴えていけば、チャンスはある」との見方を示した。参院選で敗北した場合に退陣する可能性について、「私の課せられた使命は、最後まで美しい国づくりに全力を尽くすことだ。選挙を前にして、退陣を考えることはあり得ない」と述べた。

 民主党の小沢代表が参院選で野党が過半数を得られなかった場合に政界を引退する考えを表明したことに関連し、責任ラインを設ける考えを問われると、「ない」と語った。

 消費税率引き上げについては、「(消費税率据え置きも)十分可能性はある。かつて消費税を上げた結果、経済が悪化して税収が落ちた。税収が安定して伸びていくことが大事だ」と述べ、税収の伸びを見ながら判断する考えを示した。

 また、赤城農相の政治団体の事務所費問題に関し、「水戸の事務所経費と合わせたものならば、問題はない。これを示せば十分だ。(農相は)かなり詳細に説明している」と述べ、領収書の公表について応じる必要はないとの考えを示した。

 改正された政治資金規正法では、資金管理団体以外の政治団体に事務所費などの領収書添付が義務づけられていないことに関し、「皆で決めたルール通りにやっていくことが大切だ。資金管理団体に資金の流れを集中させていくことが大事だ」と述べ、再改正には慎重な姿勢を示した。

(2007年7月9日11時28分 読売新聞)

492片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 11:56:10
不人気“安倍ポスタ−” (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/08gendainet02032619/

 国会が終わり、6日から完全に参院選モードに突入だが、街頭で安倍首相のポスターをあまり見かけない。人気があって、はがされているわけではない。候補たちが安倍ポスターを敬遠しているのだ。


「先月21日、安倍首相の大きな顔と『成長を実感に』の文字を入れたポスターが党本部で発表され、24万枚が翌22日から全国で張り出される運びだった。ところが、どの地域でもあまり積極的に張られていない。党本部にあまり追加注文もこない。ポスター増刷が間に合わなかった小泉首相とは大違いです。そこで中川秀直幹事長や二田孝治広報本部長が『もっと張り出すように』と緊急通知を出す事態になっています」(事情通)

 ポスター張りなど、参院選の候補の運動を手伝っているのは地元の県議や市議。自分たちの統一地方選が終わり、動きが鈍っていることもあるが、なんといっても理由は安倍首相の不人気だ。

「どの世論調査でも不支持が5割を超えたように、“選挙用の顔”だったはずの安倍さんが嫌われ始めている。テレビでカメラに目線を合わせる安倍さんを見るとチャンネルを替えてしまうとか、夫人と手をつないだ映像を見るとむしずが走るという声も多い。どこの陣営も積極的には張りたくないのがホンネでしょう」(ある陣営のスタッフ)

 党内でだれよりも「安倍チルドレン」をアピールしてきた山本一太候補くらいは、県内に安倍ポスターをベタベタ張っているものと思いきや、高崎で見かけたのは石原伸晃幹事長代理とのツーショット・ポスターだった。

 いくら演説会用だといっても、親分の顔くらい入れてやればいいのに……。子分も見放した?

【2007年7月5日掲載記事】

493片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 15:40:41
【参院選2007 全国ニュース】
ハシゴでテレビ党首討論 強気の首相防戦に終始
2007年7月9日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/all/CK2007070902030936.html

 安倍晋三首相は八日、各党党首とともにNHKや民放番組に「ハシゴ」出演し、計約三時間にわたって“党首討論”に臨んだ。一日に行われた小沢一郎民主党代表との討論で、「勝った」と受け止めている首相サイドが、この日のテレビ討論開催に積極的だったとされる。ただ、赤城徳彦農相の事務所費問題が明らかになった直後だけに、首相が守勢に立たされるシーンも目立った。 (金井辰樹)

◆農相擁護苦しく 消費税発言揺れる
 首相は、事務所費問題について詳細に“予習”してきたようで、赤城氏が収支報告書に計上した金額をすらすらと紹介。「光熱費は月八百円ですよ。八百円で辞任を要求するんですか」と語気を強めた。

 ただ、野党から「首相が細かく説明する必要はない。本人がきちんと説明することが大事だ」(小沢氏)と軽くかわされるシーンも。野党がスクラムを組んで攻めてくる討論は、小沢氏との一対一の対決とは少々勝手が違ったようだった。

 「八百円で辞任を要求するのか」との発言も、金額が少なければ問題ない、と開き直ったように受け取られかねない発言だ。

 消費税問題では、首相の“迷走”が目についた。首相は、秋から税制改革論議を本格的に行い、その結果、税率を上げなくて済む可能性が「十分ある」と繰り返し強調した。

 首相は五日には「消費税を上げないとはひと言も言っていない」と言っている。この両方の発言は矛盾するわけではないが、この日の発言は税率が上がらない感触を聞き手に植えつけ、五日のそれは逆の印象を与える。

 そもそも五日の発言は、財源の裏打ちが不十分な政策を掲げる民主党と一線を画そうという思いから出たものだった。しかし、自身の発言が波紋を広げたことで、数日後に軌道修正したのは、安倍政権が一貫した戦略性を欠いてきていることを示している。

494片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 15:43:52
【参院選2007 福井ニュース】
安倍首相が来県 松村氏支持、年金問題解決を訴え
2007年7月9日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/fukui/CK2007070902030921.html

福井入りした安倍晋三首相(右)とともに、支援を訴える松村龍二氏=福井市大手3丁目で


 参院選公示(12日)前の最後の休日となった8日、安倍晋三首相が来県し、福井選挙区(改選数1)から立候補を予定している自民現職への支持を呼び掛けた。自民県連によると、現職首相が選挙の応援で県内入りするのは2000年6月の衆院選以来。一方、民主、共産の各新人も福井市の中心市街地などで政策を訴えた。 

 自民現職の松村龍二氏(69)の応援に駆けつけた安倍首相は、福井市大手三丁目で街頭演説。「美しい国づくりの担い手である松村さんにお力を」と呼び掛けた。

 年金記録の不備問題については、「最後の一人まで記録をチェックして払う。社会保険庁の親方日の丸体質などをぶっ壊すことが、私の訴える戦後レジームからの脱却だ」と力説。北陸新幹線問題では、先に登壇した西川一誠知事をわきに「(来年度)予算編成までに政府与党のプロジェクトチームでしっかり議論することを約束する」と述べた。

 松村氏は「これまで福井一筋でやってきた」と二期十二年の実績を説明。「今の福井の発展には、交通インフラの整備が必要」と、中部縦貫道などの整備推進を主張した。年金問題では「一年以内に(宙に浮いた)五千万件を結びつけると言っているのは自民党だけだ」と訴えた。

 街頭演説では安倍首相のほか、山崎正昭県連会長や高木毅衆院議員ら県選出の自民国会議員も次々にマイクを握り、危機感をあらわにした。

 (参院選取材班)

495片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 15:47:28
【参院選2007 石川ニュース】
繁華街で“安倍サンデー” 『元気で優しい』『熱意伝わった』
2007年7月9日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/ishikawa/CK2007070902030900.html

支持者らとともに「ガンバロー」と拳を突き上げる安倍首相(右上)=8日午後、金沢市の武蔵ケ辻で


『農相問題の説明不満』 辛口評価も
 「安倍さーん」「日本一!」。沿道の掛け声に安倍晋三首相が手を振って応えると、聴衆の拍手と声援がどよめき、日の丸の小旗が波打った−。参院選公示直前の日曜日となった八日、金沢市の武蔵ケ辻は、安倍首相を一目見ようと、交差点の歩道がぎっしり埋まり、握手を求める人垣もつながり、夕暮れの繁華街は熱気に包まれた。

 午後六時二十分すぎ、安倍首相は上着なし、白と水色のストライプシャツのクールビズ姿でさっそうと登場。聴衆と握手しながら街宣車に上ると、冒頭に能登半島地震の被災者をお見舞いし、被災地復興への決意をあらためて強調した。

 演説中は行き交う車にも笑顔で手を振り、時間を割いた地域活性化のくだりでは「回転すしコンベヤー」「加賀太きゅうり」「氷室まんじゅう」など“特産”を挙げてみせた。演説後は車に乗り込むまで、わざわざ沿道数十メートルを歩きながら、聴衆に駆け寄って握手するサービスぶりだった。

 安倍首相と握手した金沢市の会社員女性(20)は「もっと控えめな人かと思ったけれど、元気があって優しい人」とうれしそう。同市の会社員男性(30)は「年金問題の解決に、直接『しっかりやります』と言ってくれた。迫力があり、熱意が伝わった」と好意を話す。

 同市の会社員男性(54)も「演説にそれなりに説得力があった」とまずまずの評価。同市の主婦(70)は「初めて生で見たが、思ったよりも若々しい。天下りをなくすと聞いて期待したい」とほほ笑んだ。

 一方、辛口の評価も−。買い物途中に聴いた同市の会社員男性(33)は「パフォーマンスという印象。赤城(徳彦)農相の問題や消費税について、きちんと話してほしかった」と不満気味。首相見たさに来たという同市の女子大学生(21)は「きれいなフレーズに聞こえるけど抽象的だった。今の政権は不祥事が多いので政権交代が必要」ときっぱり。

 首相が到着する直前までマイクを握った石川選挙区に出馬予定の矢田富郎氏は「首相に来ていただき、百万力、千万力。参院選で勝ち上がって、今度は安倍首相に恩返しさせて」と力を込めた。

 一方、民主党公認で出馬予定の一川保夫氏は「県内に自民党の国会議員が六人もいて、急きょ首相が来なくてはいけないとは、われわれが健闘している証しだ」と皮肉った。

 同じく共産党公認の近松美喜子氏は「また赤城農相の事務所費問題が起き、疑惑まみれの自民党の先頭に立つ安倍さんが応援に来ることが、プラスになるとは思えない」と話した。

496片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 16:22:53
「赤城氏、領収書公開必要ない」 首相、法改正に否定的
2007年07月09日12時08分
http://www.asahi.com/politics/update/0709/TKY200707090117.html

 安倍首相は9日午前、朝日新聞社などのインタビューに応じ、赤城農林水産相が事務所費問題の疑問を解くために領収書などを公開する必要性はないとの考えを明らかにし、領収書の写しの添付を資金管理団体だけに義務づけている政治資金規正法の再改正についても否定的な姿勢を示した。消費税率の引き上げについては、今回の参院選ではなく、次の総選挙の争点にすると表明。参院選の責任ラインを示す考えはないことを明らかにした。

 首相は赤城氏の政治団体の事務所費問題について「赤城氏はかなり詳細に説明している。月800円の光熱費、5万円の人件費、3万円の事務所費。その内訳については言っている。これを示せば十分だろう」と述べた。赤城氏は「法律で公表する必要がないと書かれている」として領収書の公開を拒んでおり、首相はこうした赤城氏の姿勢を容認した。

 与党の議員立法で改正された政治資金規正法では、5万円以上の領収書の写しの添付を義務づけられたのは資金管理団体だけで、今回問題になった政治団体は対象外だ。首相は「基本的に資金管理団体になるべく集中していくことが大切だろう」と述べる一方で、さらなる法改正については「政治団体は7万ぐらいある。議員の身分にかかわるものだからよく議論しないと」と慎重姿勢を崩さなかった。

 一方、基礎年金の国庫負担を3分の1から2分の1に引き上げるのに伴う消費税率の引き上げについて「まず徹底的に歳出削減する。公務員の人件費を削減していく。政府の資産を売却していく。こうした歳出削減で財源は出てくる。それでも届かない際には秋に議論する」と述べ、秋以降の税制改正論議で取り上げる姿勢を示した。その上で「税制改革の姿については当然、おそらくそれは次の衆院選」と語り、総選挙で争点にする考えを明らかにした。

 ただし、「消費税を引き上げない選択は」との質問に「新経済成長戦略の成果は出ている。十分に(引き上げなくてすむ)可能性がある」と答えた。首相は5日のテレビ番組では「消費税を上げないとは一言も言ってない」と引き上げに前向きとも取れる発言をしたが、8日のテレビでは「上げなくても済む可能性は十分ある」と述べており、引き上げ論が先行することを牽制(けんせい)した。

 一方、民主党の小沢代表は参院選で与野党が逆転しなかった場合には次の衆院選に立候補せず引退する考えを示している。首相は参院選で責任を取るべき責任ラインを示す考えはないかとの質問に対し「ありません」と明言。「改革を前に進め、経済を成長させていく。日本を美しい国にしていく。その約束を果たすために全力を尽くしたい」と続けた。

 新党日本を離れた荒井広幸氏や国民新党と参院選後に連携する可能性については「気の早い質問だ。我々は全選挙区で全勝をめざしている」と述べるにとどめた。

 参院選の結果を見た上で衆院を解散することについては「全く考えていない」と語った。

497片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 16:53:41
首相インタビュー要旨
農相事務所費問題など
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007070900062&genre=A1&area=Z10

 安倍晋三首相(自民党総裁)の9日のインタビュー要旨は次の通り。

 【農相事務所費問題】赤城徳彦農相はかなり詳細を説明したと聞いている。水戸の事務所と合わせての経費計上は認められており、問題ない。政治資金のルールはみんなで決めた。決めたらそのルールでやっていくことが大切だ。

 【政治資金規正法再改正】政治団体は政治家以外の方々もたくさんつくっている。資金の流れを(政治家の)資金管理団体にできる限り集中していくことが大事だ。

 【参院選責任ライン】(責任ラインを明確化する考えは)ない。積み上げてきた実績、進めていく政策を訴え、国民に判断いただく選挙だ。言っている政策が実行可能かどうかを、お互いに主張して論戦を戦わせるべきではないか。

 【公明党比例候補への地方組織の推薦、支持】連立与党を組んでいる公明党との協力関係で、いろんな工夫をしていくのも選挙戦を戦っていくための知恵だ。選挙が終わった後の(参院での自公)統一会派については考えていない。

 【消費税率引き上げ】歳出削減でかなり財源が出てくる。経済成長で税収は増える。それでも届かないということになった際には、今秋の抜本的な税制改正で検討する。しかし今着実に経済は成長している。(消費税を上げなくて済む)可能性は十分にある。経済は生き物であり、経済成長の伸び、改革の効果を見ながら決めるのが大切だ。今上げると決めると余分な事業につながる。

 【憲法改正】(自民党の新憲法草案について)丸ごと(の改正)はできない。(衆参で)3分の2の勢力を形成することも大切だ。

 【広島、長崎の平和祈念式典】出席する。(共同通信)

498片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 23:09:09
首相 社保庁改革の推進に決意
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/07/09/k20070708000123.html

安倍総理大臣は、福井市で街頭演説し、公的年金の加入記録をめぐる問題に関連して、「社会保険庁の体質を壊して、新しい制度を作るのが、戦後レジームからの脱却だ」と述べ、さきの国会で成立した社会保険庁改革関連法に沿って改革を進める決意を示しました。
この中で、安倍総理大臣は、公的年金の加入記録をめぐる問題について、「行政の長としていちばん大きな責任があり、すべてわたしが受け止めなければならない。この問題は10年前に基礎年金番号に統合して以来、社会保険庁で先送りされてきた問題だが、わたしの内閣ですべて解決していくことを約束する」と述べました。そして、「社会保険庁の体質をぶっ壊して新しい制度を作っていくというのが、わたしが進めている戦後レジームからの脱却だ。いろいろな抵抗があるが勇気をもって必ずやり遂げていく」と述べ、社会保険庁改革関連法に沿って改革を進める決意を示しました。そのうえで、安倍総理大臣は「こうした問題を解決をしていくためにも、わたしに力を与えてください。この参議院選挙、勝たせてください。そして日本をもっともっといい国に変えていこうではありませんか。わたしは美しい国をつくっていく」と訴えました。

499片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/10(火) 02:43:18
選挙:参院選 安倍首相来県 「年金」責任明確化、街頭演説で約束 /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/news/20070709ddlk17010246000c.html

 12日公示、29日投開票の参院選を前に、安倍晋三首相が8日、石川県入りし、自民党の立候補予定者らと金沢市の中心部で、支持を訴えた。

 党公認で立候補予定の矢田富郎氏を支援するため、森喜朗元首相の要請で来県。国会で連携する公明党の比例区の立候補予定者らも参加した。

 演説場所の百貨店前には、買い物客らが集まり、午後6時20分過ぎに始まった演説で安倍首相は、年金問題について「最後の一人まで記録をチェックして年金を支払うことと、問題の原因と責任を明らかにすることを約束する」と話した。

 さらに社会保険庁の労働環境について「長年労使が癒着してきた。こういうものを打ち壊していくのが『戦後レジームからの脱却』だ」と語った。【高橋慶浩、八田浩輔】

毎日新聞 2007年7月9日

500片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/10(火) 02:43:47
選挙:参院選 安倍首相、福井で街頭演説 年金記録漏れで「おわび」 /福井
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukui/news/20070709ddlk18010184000c.html

 安倍晋三首相が8日、参院福井選挙区から立候補予定の自民現職・松村龍二氏らとともに、福井市中心部で街頭演説を行った。

 安倍首相は、初めに年金記録漏れ問題に触れ、「行政の長としておわびしたい。原因・責任を明らかにし、私の内閣で解決していくことを約束したい」と聴衆に呼びかけた。

 また、拉致問題には、「被害者に家族を抱きしめてもらうのが私の使命。すべての拉致被害者が帰国するまで、鉄の意思を持って拉致問題に取り組む」と述べ、今後も「主張する外交」の推進を表明。「これらの問題を解決するために、参院選で勝たせてほしい。『美しい国』づくりの担い手こそ、松村さんだ」と訴えた。【大久保陽一】

毎日新聞 2007年7月9日

501片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/10(火) 09:09:01
事務所費問題 歯切れ悪さ残る首相 領収書拒否など足かせに
2007年7月10日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007071002031105.html

 赤城徳彦農相の事務所費問題をめぐり、安倍首相は、赤城氏本人に領収書の提出を求めないなど、多弁の中にも歯切れの悪さが残った。首相としては、国民の批判が強い「政治とカネ」の問題で、毅然(きぜん)とした態度を示し、国民の不信を一気に払しょくしたいところだが、踏み込んで発言できない二つの「足かせ」があり、二十九日の参院選投開票日までに批判をかわしきれるかどうか不透明だ。

 首相にとって第一の足かせは、佐田玄一郎前行革担当相や伊吹文明文部科学相、自殺した松岡利勝前農相の多額の事務所費計上が明らかになった際、領収書の提出拒否を容認したことだ。

 その根拠は、改正前の政治資金規正法では、政治団体の事務所費は領収書添付を義務づけられていなかったこと。

 野党側は「領収書を示すべきだ」と求めてきたが、各閣僚は一貫して拒否。首相も領収書提出を求めたことはなかった。

 赤城氏に領収書提出を求めれば、提出していない松岡氏らの事務所費問題を再燃させてしまう。

 首相は九日、本紙などのインタビューで「(赤城氏は)かなり詳細に説明した」と、領収書提出は必要ないと繰り返さざるを得なかった。

 もう一つの足かせは、先の国会で成立した改正政治資金規正法が、五万円以上の事務所費支出への領収書添付義務付けを、資金管理団体に限定したことだ。

 赤城氏の後援会は、資金管理団体でなく、改正法でも領収書添付の必要はない。赤城氏の事務所費問題を受け、改正法を「ザル法だ」と批判してきた野党側は勢いづいているが、改正法は首相が自民党内の反対を押し切って成立させた経緯があり、首相がこれ以上踏み込めば、党内で首相への不満が一気に広がり、党内基盤が大きく揺らぐ可能性がある。

 「資金管理団体に資金の流れを集中していくことが大事だ」

 首相は、歯切れの悪い発言を繰り返している。

 (原田悟)

502片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/10(火) 09:13:28
党首に問う:’07参院選/3 自民党・安倍晋三総裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070710ddm005010090000c.html

 ◇振り返るより結果出す

 −−参院選は年金記録漏れ問題が最大の焦点だと思いますが。

 ◆信頼できる年金制度の構築が目標だ。最後の1人まで記録をチェックし、まじめに年金の保険料を払ってきた人には正しく(年金を)支払うことを保証する。原因・責任を明らかにし、けじめをつける。ただ野党は、私が打ち出している政策以外の明確な対策を示していないのではないか。

 −−歳出削減で消費税を引き上げなくてもいい可能性を示唆しました。

 ◆まず徹底的に歳出削減を行う。経済成長で税収は増えていく。新経済成長戦略で着実に経済は成長している。十分に(消費税率を上げない)可能性はある。

 −−赤城徳彦農相の事務所費問題で、野党は領収書を含めた情報開示を求めています。

 ◆(農相は)月800円の光熱水費、5万円の人件費、3万円の事務所費の内訳を表に出している。これを示せば私は十分だと思う。

 −−参院選の獲得議席の目標や責任ラインを示す考えはありませんか?

 ◆ありません。選挙戦では政策を訴えたい。

 −−自民、公明両党の選挙協力で、一部の県連が公明の比例候補を支援する動きが出ています。

 ◆公明党との協力は、いろいろな工夫をしていく。それも選挙戦を戦っていくための知恵です。

 −−選挙後、自民、公明両党が参院で統一会派を組むことも選択肢ですか?

 ◆考えていません。

 −−選挙後の国民新党との連携や荒井広幸、松下新平両参院議員との統一会派の可能性は?

 ◆気の早い質問だと思います。

 −−政界再編は是か非か。

 ◆スタンスは是でも非でもない。「必要と要請」によって行われるものと思っているが、参院選ではそういう再編の選挙というふうにはならないと思う。

 −−98年参院選で、自民党は44議席しか取れず当時の橋本龍太郎首相は退陣しました。「44」という数字をどう考えますか。

 ◆それはその時の橋本総理の考えでしょう。私の果たすべき責務はあくまでも最後まで力を振り絞って全力を尽くすことだと考えています。

 −−選挙後の内閣改造については?

 ◆今の段階で内閣の人事を私が申し上げるのはまだ早いと思う。

 −−安倍政権は国民投票法、教育関連3法など重要な法律を成立させた一方で、閣僚の不祥事発覚や失言が相次いでいます。この現実をどう考えますか。

 ◆閣僚の交代は大変残念なことだし、任命責任は私にある。しかし、後ろを振り返るよりも前向きに全力を尽くしたい。各閣僚の士気を高めながら、結果を出したい。

 −−昨秋の組閣で、論功行賞人事をしたからという批判もあります。

 ◆それは関係ないでしょう。

 −−祖父の岸信介氏も首相時代、逆風を受けました。現在の逆風なら乗り越えられるという自信はありますか。

 ◆乗り切らなければと決意を新たにしている。困難によってさらに鍛えられる。支持率については、山あり谷あり。山の上にいる時には傲慢(ごうまん)にならずに、そして谷にいる時には不屈の精神で乗り切っていく。「われに艱難(かんなん)辛苦を与えたまえ」と言った人もいる。

 −−民主党の小沢一郎代表の参院選敗北時の政界引退宣言については。

 ◆小沢代表のお考えですから、進退については(私が)軽々しくコメントを述べるべきではないと思いますね。【聞き手・中川佳昭】

毎日新聞 2007年7月10日 東京朝刊

503片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/10(火) 10:51:23
公示直前 党首走る 安倍首相、本県へ 現職7年ぶり
7月9日午前10時44分 福井
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=1197

 参院選公示直前の8日の日曜日。与野党党首ら幹部は都内の繁華街や激戦の「改選一人区」などを遊説、安倍晋三首相は、福井選挙区で立候補を予定する自民現職の松村龍二氏の応援に福井市を訪れた。野党側は新たに発覚した赤城徳彦農相の事務所費問題を取り上げ、攻勢を強めた。一方、与党側はこの問題に触れず、年金問題などに隠れていた「政治とカネ」が参院選の主要争点に再浮上した形だ。

 安倍首相は午後4時半すぎ、JR福井駅前の中央大通りに到着。遊説車に上がり約15分、地域再生や年金問題、教育再生について演説した。内閣支持率低迷を強く意識して「厳しい選挙戦がいよいよスタートした」と表情を引き締めた。その上で、小浜市の拉致被害者地村保志さん夫妻の話題に触れながら「拉致問題を解決していくためにも、どうか私に力を与えてください。参院選に勝たせてください」と繰り返し訴えた。

 大通り両側の歩道は、党関係者や松村氏の支持者、市民らが埋め尽くした。安倍首相は演説後、約20分かけて沿道の人たちと握手して回った。年金問題などによる厳しさを訴える一方、首相遊説で流れを変えようという熱意が表れていた。

 現職首相の本県入りは、2000年6月に森喜朗元首相が衆院選応援で敦賀市に来て以来、7年ぶり。安倍首相は福井市から金沢市へ向かった。

 公明党の太田昭宏代表は川崎市で「政治は実現力、解決力だ。社会保険庁を解体し、新しくスタートを切るよう解決力を示す」とアピールした。しかし両氏とも「政治とカネ」の問題には触れなかった。

 これに対し、民主党の鳩山由紀夫幹事長は徳島市内の街頭演説で、赤城農相の事務所費問題を取り上げ、領収書提出を迫るとともに、安倍首相の任命責任も厳しく指摘した。四国の四選挙区はいずれも激戦模様で、鳩山氏は「四国で勝てば、自公連立を逆転できる。何回でも四国に来る」と力を込めた。

 共産党の穀田恵二国対委員長は地元・京都市で、自殺した松岡利勝前農相の光熱水費問題も持ち出し「左手に政党助成金、右手に企業団体献金があるから、政治とカネにまつわる不祥事が続く」と批判した。

 社民党の福島瑞穂党首は東京都国立市で「安倍内閣は憲法否定の内閣だ。安倍政治に不信任を突き付け、今の政治を変えていく」と、憲法改正阻止を前面に訴えた。

 国民新党の亀井静香代表代行はJR新宿駅前で、開かれた「日本の安全と安心を考える街頭シンポジウム」に参加。新党日本の田中康夫代表は東京・銀座で訴えた。

504片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/10(火) 18:46:05
安倍、民主批判「あの年金制度では半分の人しか…」
「半分の人が年金受け取れない」
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071029.html

 安倍晋三首相は10日午前、自民党本部で夕刊フジなどのインタビューに応じ、厳しい参院選の情勢などについて語った。内閣不支持率が6割を超える大逆風のなか、首相は宿敵・小沢一郎代表率いる民主党に対して、「あの党の年金制度では、所得制限などで半分の人しか受け取れない。それでいいのか」などと強く牽制した。

 JNNの世論調査で、内閣不支持率が61.5%となり、「初の6割超え」となった安倍首相。

 まず選挙情勢に、「大変厳しいが、遊説に回ると多くの方々が集まってくれる。実績と政策を訴えれば、必ず勝利を勝ち取れる」と強気だった。支持率低下も「祖父(岸信介元首相)も低かったが、現在は評価をもらっている。政治家は棺のフタが閉まってから評価が固まる」と話した。

 赤城農水相の事務所費問題で、政治団体の光熱水費(05年)が「月800円」と異常に低額だったことには、「事務所費は複数の事務所経費を合算できるうえ、水戸市内の赤城氏の事務所には自民党支部も入っており、光熱水費は割ることもできる」と説明した。

 相次ぐ閣僚絡みの不祥事に、本紙記者が「『もう、いい加減にしてくれ』と思わないか」と聞くと、首相は「信頼して選んだ方々。きちんと仕事をしてもらっていると思う」と苦笑いした。

 9日夜のサッカー・アジア杯で、日本代表がことごとくシュートを外したことには、「シュートを試みることは大切だ。最終的には(南アフリカの)W杯に出場してほしい」と期待した。

 「ハンカチ王子」斎藤佑樹や「ハニカミ王子」石川遼選手の活躍には、「新しい時代の息吹を感じる」と絶賛した。

 小沢代表が選挙結果次第での引退を表明していることには、「政治家の進退は静かに自ら考えるべきだ」と批判した。

 さらに、民主党のマニフェストを取り上げ、「民主党は『所得制限をして最低保障年金とする』という。(計算では)半分ぐらいの人は年金を給付されない。40年間払ってきても『所得があるから払いません』となったり、年金未納があっても『所得がないから払います』となる。そんな制度でいいのか」と問題点を指摘した。

ZAKZAK 2007/07/10

505片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 03:19:26
参院選:安倍首相の進退が問われる「退陣ライン」も焦点
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070713k0000m010175000c.html

 参院選が12日、公示された。仮に参院で与野党が逆転すれば、国会は衆参両院で多数派がねじれ、法案審議などで自公政権に足かせがはまる。その攻防とともに、安倍晋三首相の進退が問われる「退陣ライン」も焦点なのが今回の特徴。98年に橋本龍太郎首相が退陣した自民44議席が党内の指標として広がりつつある。

 舛添要一参院自民党政審会長は12日、毎日新聞の取材に「小泉ブームで圧勝した6年前(01年参院選)の20分の1ぐらいの熱気しかない」と危機感を訴えた。過去に自民党は消費税、リクルート事件の逆風を受けた89年、当時の橋本首相の恒久減税をめぐる発言が国民の批判を招いた98年の参院選で惨敗したが、政権の受けたダメージを測るる指標となるのが、非改選議席を合わせた与党議席占有率。89年は43.3%、98年は40.5%まで下落、政権維持に困難をきたした。

 今回、与党が過半数に届かなくても、自民獲得議席が45〜50議席(与党全体では58〜63議席)なら政権存続は可能とみられる。自民党内に目立った対立勢力もなく、選挙後の野党の切り崩し工作次第では過半数回復も可能と目されるためだ。ただ、民主党の議席が非改選と合わせ自民を上回り「第1党」となれば、参院は議長を最大会派から出すのが慣例。民主党出身の議長が誕生する可能性もある。

 一方、98年に橋本首相が退陣した44議席(与党全体で57議席)を下回るようなら政権維持は難しく、「即死」(自民党選対幹部)という声さえある。ただ、それほどの惨敗でも首相が退陣に応じるかははっきりしない。首相は毎日新聞などのインタビューで「(98年の橋本内閣総辞職は)その時の橋本総理の考え」と強気の姿勢を崩さない。勝敗ラインについても一切言及していない。

 自民党の森喜朗元首相は10日、愛媛県新居浜市での講演で「自民・公明の連立政権で国政を安定させるのか。小沢(一郎民主党代表)さんが政治を混乱させるのを許すのか。どちらがいい選択なのか」と政局安定を大義名分に与党への支持を訴えた。これに対して民主党の小沢代表は「野党が過半数を取れなければ政界引退」と退路を断ち、安倍首相退陣を経て次期衆院選での政権交代への道筋を固めようと闘志をあらわにする。12日の第一声でも「安倍政権に強い危惧の念をおぼえる。小泉政権以上に国家主義的、権力主義的な政治だ」と言い切った。

毎日新聞 2007年7月13日 3時00分

506片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:19:47
安倍興奮多弁上滑り…7党首討論会で集中砲火
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071118.html

党首討論会で持論をぶつけ合う安倍晋三首相(手前)と民主党の小沢一郎代表=東京・内幸町の日本記者クラブ(クリックで拡大)
 参院選の公示を12日に控え、東京都内で11日午後、主要7政党の党首討論会(日本記者クラブ主催)が行われた。質疑応答では年金問題や赤城徳彦農水相の事務所費問題などについて安倍晋三首相が集中砲火を受けたが、首相は逆にここぞとばかりに持論をしゃべり続け、司会者に「もう時間が過ぎてますよ」と注意されるほどだった。

 各党首が持ち時間6分で、相手を指名しての質疑応答。まず、民主党の小沢一郎代表が年金問題について「(首相は)まだまだ国民の立場に立って対策をしていない。なぜ年金の加入通知を今ではなく、来年送るのか」と切り込んだ。

 これに対し首相は「打てる手段、政策はすべて打っている。小沢さんからも私たちの対策について具体的なお話は1つだけしかなかった」とチクリ。その後も政府の年金対策を延々と述べた。途中、司会者に「持ち時間が過ぎていますよ」と注意されたが、「簡潔に答えたいが、一度にたくさん質問されたので回答したい」と、さらに語り続ける始末。

 新党日本の田中康夫代表への答弁中も、田中氏が「それは違う」と口をはさもうとすると、「私はあなたが話しているときには口を出さない。私の話を聞いていてください。いいですね」とさえぎり、持論を展開。田中氏は「6分のうち4分は総理にお話しいただきました。光栄です」と皮肉った。

 最後に質問の順番が回ってきた首相は、小沢氏に矛先を向け「年金に対する民主党の案は間違っている」、「経済成長の案を示していない」、「財政のプライマリーバランスについて具体的に示していない」などと、質問というより猛批判を繰り返した。

 第2部では、各党首に対して、同記者クラブの代表から質問が行われたが、目立ったのは冷静さを失った首相のヒートアップぶり。

 赤城氏の事務所費問題について「(領収書などを)自主的に示せば、すむ話。なぜ説明できないのか」とただされると、「ルールは前もってみんなで決めてるから」とかわし、赤城氏擁護に終始。

 この問題を受け、自民党が内規で政治資金管理団体に資金の窓口を一本化する事を検討していることについて、質問者から「(先の国会で成立した)改正政治資金規正法では足りなかったことを認めるのか」と責め立てられると、「全く違う。批判のための批判だ」と顔を紅潮させて反論した。

 その後もまるで暴走列車のごとく持論を展開し続ける首相は質疑者がさえぎろうとすると、「ちょっと黙ってて。これはニュース性がある。国民はあなたより、私の話を聞きたいと思う」とムキになってしゃべり続けた。

ZAKZAK 2007/07/11

507片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:25:30
安倍は意外と神経図太い? 責任ライン「44」浮上
「橋龍退陣」と同数字
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071309.html

熊手を持ち支持を訴える安倍首相=12日午前、JR秋葉原駅前
 安倍晋三首相の進退が問われる参院選での「責任ライン」について、自民党内で「44議席以下」という見方が強まってきた。これは1998年の参院選で、当時の橋本龍太郎首相が退陣したときの数字だ。首相は「責任ライン」について言及を拒んでいるが、包囲網は徐々に狭まってきているようだ。

 「安倍首相は選挙の顔を期待され、自民党総裁に選ばれた。それが与党過半数割れにでもなったら、求心力は消えてなくなる。自民党が45議席以上なら多数派工作でなんとかなる可能性もあるが、それ未満なら政権は“即死”だ。かつて橋本首相も44議席で退陣したし、分かりやすい」

 自民党ベテラン議員がこう解説する。

 今回、与党が非改選と合わせて参院で過半数(122議席)を維持するためには、自民・公明両党で64議席が必要。公明党が13議席を確保すると仮定すると、自民党のノルマは51議席だ。これを下回ると、参院での法案審議に支障をきたす。

 ただ、年金問題や久間章生前防衛相の原爆発言による辞任、赤城徳彦農水相の事務所費問題が直撃。舛添要一参院政審会長が夕刊フジのインタビューで「38議席」と衝撃の予想を披露したように、51議席は「現実的に厳しい」(選対幹部)のが実情だ。

 そこで浮上するのが、与党系無所属議員や国民新党などとの連携だが、この場合、45−50議席ならなんとかなる、というわけだ。

 もっとも、安倍首相は相変わらず責任ラインを明確にしていない。

 これには、党内の一部にしびれを切らす声もあがっており、ある自民党中堅議員はこう話す。

 「首相は『私か小沢さんを選ぶ選挙』といいながら、退路を断った小沢氏に対し、自らは責任をあいまいにしている。この点だけは、どちらが『美しい』かといわれれば、小沢氏のような気がする」

 ただ、「安倍さんは、疑惑が噴出している赤城大臣のかばいかたをみても分かるとおり、意外と神経が図太い人。40議席を割らない限り居座るつもりではないか」(非主流派議員)との見方も出ている。

ZAKZAK 2007/07/13

508片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:27:41
安倍首相「選挙もひとつのドラマだ」…党首直撃(1)
インタビューに応じた安倍首相 [写真を拡大]
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070711-OHT1T00086.htm

 今年最大の政治決戦となる第21回参院選が、12日に公示される。29日の投開票に向け、選挙戦が本格化する“天王山”をスポーツ報知では「7・29参院選 どげんかせんといかん!」と題し、クローズアップ。各党代表を直撃するインタビューの第1回は、内閣発足後初の大型国政選挙を迎える安倍晋三首相(52)=自民党総裁=。10日、本紙などの取材に応じ、「総理の仕事は毎日が修行」と語るなど、苦しい立場をのぞかせた。責任論については「選挙は進退を問うものではない」とひき気味。赤城農相の事務所費問題を問われると、気色ばんだ。

 ―手応えは。
「状況は厳しい。だが、私は街頭演説で国民に説明するチャンスを与えられている。安倍政権に対する期待はあると思う。改革を進める実行力があるのは自民党だと訴えていけば、勝利をつかめると確信している」

 ―今はつらい時期か。
「総理の仕事は毎日修行のようなものだが、一瞬の停滞も許されない。それがつらいと思うようでは総理は務まらない」

 ―閣僚の不祥事が相次ぎ、正直腹が立つ?
「すべての閣僚は私が信頼して任命した。それぞれの仕事をしていると思っている…」

 ―与党過半数割れの結果の場合の進退は?
「本来、政治家は進退は静かに考えるもの。選挙においては進退ではなく、政策を問うべき」

 ―実はすでに腹をくくっているのか。
「総理は常に毎日国民から責任を問われている。私が就任した時に『美しい国』をつくると宣言した。課せられた使命を達成するまで全力で戦い抜く」

 ―重要法案を通してきた実績の一方で、内閣支持率が低い。
「私の祖父(岸信介元首相)も在任中は相当支持率が低かったが、(後世は)大きな評価をいただいた。政治家の評価は棺のふたを閉めた後、高まることがある。『政治家は歴史という法廷で裁かれる』という言葉もある。すぐに評価されたいという気持ちを抑えながら改革を続けたい」

 ―「消費税を上げないとは言ってない」発言は。
「私の主張は総裁選に立候補した時から一貫している。税制全体の議論として考える必要がある。歳出削減などの努力の結果、財源が足りないとなれば(消費税率アップが)必要かどうかを検討する。秋の抜本的な税制改正で議論する」

 ―選挙でこそ「議論すべき」との声がある。
「政治家は選挙から逃れることはできない。分かっている」

 ―赤城氏問題で「月800円の光熱水費で辞任するのか」と発言した。
「そもそも仕組みを知らずに批判している人が多い。すべての(帳簿)記録が公開になっており、一番直近(05年)の数字(800円)を取り上げるのは当然じゃないですか。事務所で使った水について、生活以外での(事務所主催の)集会などで使うことはありますよね。その費用がなんでおかしいんですか」

 ―赤城氏の両親の最初の発言がまずかった?
「(両親は)お年寄りで何を聞かれているかよく分からずに答えたのではないか。私の地元でも以前、普段は事務所みたいに使ってなくても、月に何回かお茶を飲んだりして会合をやりましたよ」

 ―苦難が続くが、おはらいなどは…。
「私はしてないが、後援者やおふくろは祈っているのかも(笑い)。必勝祈願は下関の赤間神宮など地元の神社で行うが、普通は公示日の早朝にしている。でも、幹事長時代から地元に帰れていない。最近2回の選挙では自分で祈願はしてない」

 ―最近読んだ本は。
「北康利の『白洲次郎 占領を背負った男』を読んだ。どんな状況でも不屈の精神で守るべきものを守っていかなければならない。常に希望を忘れてはいけないと感じた」

 ―秋の日本シリーズの行方は。
「野球はドラマがあった方がいい。今の首位チームが勝ち進んで雌雄を決するのもよい。広島対オリックスのようなカードも面白い。何が起こるか分からないという象徴になる。(89年の)巨人対近鉄戦では、相手のちょっとした発言で巨人に火がついた。選挙もひとつのドラマだ」

 ◆安倍 晋三(あべ・しんぞう)1954年9月21日、山口県生まれ。52歳。祖父は岸信介元首相、父は安倍晋太郎元外相、大叔父は佐藤栄作元首相という政治一家。77年、成蹊大学法学部卒。93年7月、衆院初当選。2006年、党総裁選に勝利し、第90代内閣総理大臣に就任。当選5回。森派。身長177センチ。血液型B。家族は昭恵夫人。

直撃インタビュー 2007参院選

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(2007年7月11日06時03分 スポーツ報知)

509片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:28:34
安倍首相強気モード…7党首討論会
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070712-OHT1T00092.htm

 主要7政党の党首による公開討論会が11日、東京・内幸町の日本記者クラブで行われ、年金問題を中心に議論が交わされた。質問が集中した安倍晋三首相(52)だが発言が遮られようとすると「ちょっと黙って。おそらく国民のみなさんも、あなたの話よりも私の話を聞きたいんじゃないかと思うので」とやり返すなど、いつになく強気モードだった。

 しかし赤城徳彦農水相の事務所費問題の話になるとトーンダウン。同じ与党の公明党・太田昭宏代表(61)から「もっと丁寧に説明する責任がある」と指摘された。

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(2007年7月12日06時02分 スポーツ報知)

510片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 14:29:24
安倍首相アキバで反応いまいち…参院選公示
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070713-OHT1T00093.htm

 夏の政治決戦の火ぶたが切られた。第21回参院選(7月29日投開票)が12日、公示された。猛烈な逆風下で結果次第では進退論が浮上しかねない安倍晋三首相(52)は、オタクの街、秋葉原で第一声を上げたが、無党派層が中心の若者の反応はもうひとつだった。

 安倍首相はノーネクタイの白いワイシャツにグレーのスラックス姿で、街宣車の上に立った。JR秋葉原駅前で午前11時からの演説で「私の戦いは、この場所から始まる」と絶叫。雨の中、熱のこもった口調で何度も身ぶり手ぶりで聴衆にアピール。討論会などで野党から袋だたきに遭っていた鬱憤(うっぷん)を、ぶちまけたかのような激しさだった。

 秋葉原といえば、オタク文化の聖地。首相サイドが、若者が中心の無党派層の取り込みを狙い、演説会場を設定したとみられる。この日は人気ゲームソフトの発売が重なり、街には午前中から多くの若者が集まっていたが、首相は切羽詰まっているせいか、ほとんど、ご当地ネタには触れずじまい。最後まで演説に聞き入った若者も、それほど多くはなかった。

 これまで、今回の選挙を「政策を訴え、国民に判断をいただく選挙だ」と繰り返し発言するなど、参院選の結果が進退問題に波及することを警戒してきた首相。この日も「(年金)問題は私の内閣で解決する」と強調し、何としても踏みとどまる姿勢を示した。

 その後は千葉、埼玉・川口、東京・渋谷を遊説。事実上の「安倍信任選挙」には、今後、どんなドラマが待っているのか。

2007参院選

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(2007年7月13日06時02分 スポーツ報知)

511片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/14(土) 09:00:55
安倍総裁「景気回復を地域に還元」
小沢代表「何としても1人区勝利」 讀賣青森

 ◆2か所で計7000人

 安倍総裁は同日午前、空路で来県した。午前11時45分ごろ、青森市長島の青い森公園に到着すると、集まった約3000人(主催者発表)の県民から一斉に歓声が上がった。

 安倍総裁は白いシャツにノーネクタイの「クールビズ」姿。特設ステージ上でマイクを握り、「景気回復の果実を地域に還元する」などと述べ、地域経済の活性化を図る考えを強調。年金記録漏れ問題については、「私の内閣ですべて解決することを約束する。最後の1人まで記録をチェックし、しっかりと年金を支払う。必ずやる」と力を込めた。

 最後に、同党候補と手をつないで頭上に掲げ、「この参院選、勝たせて下さい」と声を張り上げた。

 午後1時半には弘前市内のスーパー前でも、約4000人(同)の聴衆を前に同様に遊説した。

 ◆スタッフを激励

 小沢代表は同日午後、新幹線で八戸市入り。同市内で民主党県連の田名部匡省代表、匡代副代表と会い、青森選挙区の情勢について意見交換した。会談後、県内入りの狙いを記者団に聞かれると、「何としても東北4県にある1人区で勝利しないといけない」と述べ、青森選挙区で必勝を期す姿勢を強調した。

 その後、青森市内に移動し、同党候補を推薦している連合青森を訪ね、山本信悦会長と会談。次いで、市内のホテルで経済団体幹部と懇談した。午後4時40分ごろには候補の選挙事務所に寄り、約50人のスタッフや支持者ら1人1人と握手し、激励した。

 小沢代表は青森選挙区の情勢について、「(民主党候補への)支援の輪が広がっていると聞いている。29日まで一生懸命がんばれば、必ず勝利できる」と話した。

 ◆自力で風おこす

 両党首の来県について、それぞれ独自の公認候補を擁立している共産、社民両党の関係者らは、冷ややかな反応だ。

 堀幸光・共産党県委員長は、「首相の演説内容をテープで聞いたが、県民が納得するような話は何もない。責任ある政策は示されていない」と突き放した。

 同委員会の畑中孝之書記長は、「『2大政党』では政治は変わらない。共産党としては、自力で風を起こして党の躍進を目指すだけだ」と述べた。

 三上武志・社民党県連幹事長は、「2人が来たということに特にコメントはない」。県連の奈良岡克也代表代行は、「首相が公示2日目に青森に来たということは逆風に危機感を感じてのことだろう。わが党も17日に福島党首が来る。巻き返していく」と話した。

(2007年7月14日 読売新聞)

512片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/14(土) 09:05:35
《参院選》自民・民主両党首が来県早くも火花散らす 讀賣秋田

 参院選2日目の13日、安倍首相と、民主党の小沢代表が来県し、早くも火花を散らした。

 安倍首相は、自民党現職の金田勝年候補(57)(公明推薦)の応援で来県。能代市内での遊説を終えた後、午後5時半すぎ、秋田市役所前で「野党は郵政を民営化した時も反対し、社会保険庁を改革する法律も反対した」と声を張り上げ、「改革を進めるのか、逆行するのか、経済を成長させるのか、停滞させるのか。それを決める選挙だ」と訴えた。

 民主党の小沢代表は午後6時半ごろ、無所属新人の松浦大悟候補(37)(民主、社民推薦)の秋田市内の選挙事務所を訪れ、「29日の大勝利目指して、よろしくお願いします」と激励。安倍首相の来県について、「狙ったわけではないが、安倍さんも、この選挙を厳しいと思っているんじゃないか」と指摘し、「最激戦区の秋田で何としても勝たせてもらいたい」と力を込めた。

 一方、共産党新人の鈴木知候補(30)は13日、由利本荘市松ヶ崎で街頭演説し、安倍首相の来県に触れ、「安倍内閣は、誕生後、政治とカネの問題で激しく追及されてきた。私たちの暮らしを切り捨ててきた政治家は必要ない」と批判。「今回の選挙は、痛みばかり押しつける自民、公明による政治を変えるチャンスだ」と声を張り上げた。

(2007年7月14日 読売新聞)

513片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 11:02:36
逆風自民党の「切り札」アッキー始動
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070714-226749.html

 「逆風」にあえいでいる自民党の「切り札」が本格的に始動した。安倍晋三首相(52)の昭恵夫人(45)が13日、自民党公認候補の応援のため、佐賀、長崎の両県に入った。佐賀市内の会合では一部の支持者が約6分間の話に感動して涙ぐむほど、熱のこもったあいさつをした。昭恵夫人に対する応援要請は自民党の各候補者から殺到しており、今後も屋内の会合などを中心に激戦区の応援に入る予定。

 昭恵夫人は佐賀選挙区の川上義幸(52)、長崎選挙区の小嶺忠敏(62)両候補の応援に入った。佐賀は自民党で唯一、候補者「差し替え」があり、出遅れが指摘されている。長崎は「原爆投下はしょうがない」発言で辞任した久間章生前防衛相(66)の地元。ともに苦戦を強いられ、16日には安倍首相も応援に入る重要な1人区だ。

 昭恵夫人は両県で自民党県連が主催した会合に出席。佐賀市では「曽祖父が伊万里の出身で、私にも佐賀県人の血が流れている。故郷に帰ってくるような思い」と切りだし、約800人の支持者の気持ちを引き付けた。安倍首相が昨年、自民党総裁選の出馬を決意するまで「自分でいいのか?」と自問自答し、悩んでいたとのエピソードも交え、「今、台風がやってきていますが、自民党も大きな逆風の中にある。その中で主人は必死に踏ん張っている」などと、支援を求めた。

 早口になったり、ムキになって言い返すこともある安倍首相とは違い、ゆっくりと抑揚を付けて語り掛ける昭恵夫人。予定の3分をオーバーする約6分の話が終わると、大きな拍手が沸き起こり、司会者が促すまで止まらなかった。佐賀市の女性(61)は「言葉のはしばしに昭恵夫人の苦悩が伝わってきて感動した。ジーンときて涙が出ました」と興奮気味に話した。「こういうときこそしっかり支えないといけないと思った」と話す女性(48)さえいた。

 長崎市では約300人を前に「主人は1つ1つの課題にまじめに取り組んでいる。いい方向に向かっている歩みを止めないで」と訴えた。

 公示日には地元山口を回った昭恵夫人の元には各地から応援要請が殺到。昨年9月にファーストレディーとなって以来、今年1月の北九州市長選、4月の参院福島補選と、応援に入った2つの選挙は連敗しているが、今後も激戦区を飛び回ることになりそうだ。【桐越聡】

[2007年7月14日9時33分 紙面から]

514片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 11:03:07
安倍首相の車に警察車が追突
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070714-227129.html

 参院選遊説で大阪府を訪れた安倍晋三首相の乗用車が14日昼、車列を組んで移動中、警護のためすぐ後ろを走っていた警察車両に追突された。けが人はなく、遊説日程にも影響はなかったが、首相の乗用車はバンパーがへこんだ。

 事故は午前11時40分ごろ、大阪府堺市の国道で、首相秘書官らが乗ったジャンボタクシーが前を走る警察車両に追突。その弾みで警察車両が首相の乗った国産高級車に追突した。

 首相は堺市の南海堺東駅前で街頭演説をした後、豊中市へ移動する途中だった。

[2007年7月14日20時45分]

515片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 11:32:36
安倍首相は大阪でたこ焼きパフォーマンス
安倍首相は追突事故に遭うアクシデント [写真を拡大]
http://hochi.yomiuri.co.jp/feature/topics/20070615-345193/news/20070715-OHT1T00095.htm

 ◆第21回参院選(7月29日投開票) 安倍晋三首相は14日、大阪入りし追突事故にあったがケガはなかった。た。正午前、堺市での演説後に車列を組んで移動中、同市内の国道で、首相秘書官らが乗ったジャンボタクシーが前を走る警察車両に追突。その弾みで警察車両が首相の乗った国産高級車に追突した。バンパーがへこむ程度でけが人はなく遊説日程に影響はなかった。

 その後、難波駅前での街頭演説前には、自ら希望し、道頓堀の有名たこ焼き店で腹ごしらえ。ウナギ、トンカツも入ったこの日限定の「2007自民党多幸(たこう)焼き」を提供され、たこ焼き作りにも初挑戦するパフォーマンスをみせた。

(2007年7月15日06時02分 スポーツ報知)

516片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 12:16:34
雨がっぱの首相 「改革断行する」
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/070715_2.htm

 安倍首相は14日夕、参院選愛知選挙区(改選数3)の自民党現職候補を応援するため、公示後初めて愛知県入りし、名古屋市のJR名古屋駅前で街頭演説した。

 台風4号の接近に伴う土砂降りにもかかわらず、駅前には約4000人(主催者発表)の聴衆が集まった。ビニールの雨がっぱを身に着けた安倍首相は、候補者や神田真秋知事らが乗った党の宣伝カーの上に登り、教育基本法の改正や防衛庁の省昇格、国民投票法成立などを内閣の実績として挙げた上で、「私たちは勇気を持って改革を断行する。この選挙は、改革を進めるか逆行するか、成長か停滞したままでいいのかを決める選挙だ」と訴えた。

 また、年金の記録漏れ問題について、「私の内閣ですべて解決することを約束する」と声を張り上げた。

(2007年7月15日 読売新聞)

517片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 12:19:26
安倍首相と福島社民党首が鉢合わせ 新幹線・京都駅で
2007年07月14日21時10分
http://www.asahi.com/politics/update/0714/OSK200707140088.html

 参院選の地方遊説を続ける安倍首相と社民党の福島党首が、14日午後5時20分過ぎ、京都市のJR京都駅の新幹線ホームで鉢合わせした。安倍首相が「雨にぬれませんでしたか。僕は土砂降りに遭いました」と声をかけると、福島党首は「頑張りましょう」と応じ、握手を交わした。

 福島党首が同駅前で街頭演説をした後、東京方面への新幹線を待っていたところ、奈良市から名古屋市へ移動する途中の安倍首相が現れた。

518片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 22:42:08
安倍首相:「消費税上げぬよう最大限の努力している」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070716k0000m010067000c.html

 安倍晋三首相は15日のテレビ朝日の番組で、消費税率の引き上げ問題について「私はできる限り消費税を上げないように最大限の努力をしている」と強調し、5日に税率引き上げ検討を示唆した自らの発言をいっそうトーンダウンさせた。

 首相は、消費税率引き上げの有無について「今の段階ではお答えできない。正確な数字がまだ定まっていない」としたうえで、税率を上げずに済ませる方策として「一つは歳出削減。もう一つは経済を成長させていく」と述べ、まずは歳出削減と経済成長による税収増を目指す考えを強調した。

 首相は5日の日本テレビの番組で「消費税を上げないなんて一言も言ってない」と述べた。しかし野党などの批判を浴び、6日のテレビ東京の番組で「(消費税を上げないことも)十分に私は可能性があると思う」と軌道修正。11日の党首討論会でも、歳出削減と経済成長による税収増で「できれば消費税を上げなくて済む状況に持っていきたい」と語っていた。【近藤大介】

毎日新聞 2007年7月15日 20時40分

519片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/16(月) 13:32:23
【参院選2007 愛知ニュース】
自・公協力、進まぬ愛知 首相が陣頭指揮
2007年7月15日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/aichi/CK2007071502032744.html

 自民・公明の選挙協力をめぐり、党中央との“温度差”が広がっている愛知選挙区(改選数三)で、十四日に名古屋入りした安倍晋三首相自らが、自民だけでなく公明公認候補の事務所にも足を運んで激励するという、異例の“陣頭指揮”に出た。同選挙区では、民主が現職と新人の二候補を擁立したため、自民現職は「公明はライバル」と公言してきたが、首相は過半数をかけた民主との対決での必勝を期し、自・公の協力姿勢をアピールした。

◆公明候補を電撃激励
 十四日夕、JR名古屋駅前での演説後、安倍首相は名古屋市中区の自民現職の鈴木政二さん(59)の選挙事務所を激励のため訪問。トヨタ自動車の渡辺捷昭社長ら財界首脳の出迎えを受けたが、その足で、公明現職の山本保さん(59)の事務所へ。事前に公にした予定表に掲載していない“電撃訪問”だった。

 「山本さんは社会福祉政策の第一人者。愛知では与党候補二人の当選が必要だ」。事務所前でぶちあげた首相は、事務所に入ると、山本さんとがっちり握手し、つないだ片手を高々と掲げた。

 首相が「必勝ビラ」に署名して事務所を後にすると、山本さんは「百人力だ。自民の協力を確信している」ときっぱり。太田昭宏代表は首相の激励について「山本と自民候補がともに勝たなくてはいけないという思いが、形として表れたのでは」と、顔をほころばせた。

 同選挙区は、党中央が決めた「与党協力区」だが、年金記録不備問題や「政治とカネ」の問題などによる自民への逆風があり、鈴木陣営は山本さんへの選挙協力に難色。自・公協力による自民票の大量流出を警戒し、「敵は山本だ」と公言する陣営幹部もいる。

 一方の公明は、愛知選挙区を「勝利すべき最大の激戦区」と位置づけており、「民主の議員は二人いらない」(太田代表)と、自民の国会、地方議員に支援を求め、県歯科医師会など自民の強い支持母体にも触手を伸ばしている。

 安倍首相が山本陣営を激励したことについて十四日夜、「ライバル」と発言してきた鈴木さんは記者団に「総理が行ったことは向こうにも励みになる。与党を応援するのは当然のことだ」と述べ、首相が「自公協力の徹底」を身をもって示した形だ。

520片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/16(月) 19:25:05
最近の安倍首相の精神状態を専門家はどう診ているのか (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/16gendainet02032757/

 このところの安倍首相は“壊れて”しまったかのようだ。連日テレビをはしごする作戦に出たが、年金問題や久間発言で突っ込まれると、一方的に関係ない話を長々と続け、司会者が遮ろうとすると、「私の話を聞いてください!」と逆切れ発言を連発している。一昨日の7党党首の政策討論でも、安倍は長話にしびれを切らした野党党首が言葉を挟むと「私にしゃべらせてください」「ちょっと黙って」「私が答えている時はおとなしくしてください」と持ち時間も無視して一方的にマクシたてていた。

 テレビを見ている視聴者には、相手の話を聞かずキャンキャン騒ぐ首相の余裕のなさばかりが伝わり、不快感だけが残ってしまう。あまりに見苦しくスポーツ紙にも批判されている。

 いま首相は一体どんな心理状況なのか。東京未来大学教授で精神科医の春日武彦氏はこう言う。

「“年金問題は自分のせいじゃない”“運が悪かった”という気持ちが強く、いわれのない批判を浴びているという被害者意識が強いのでしょう。重要法案をいくつも通したり実績は上げているのに、自分の考えが有権者にうまく伝わらない。そのイライラ、もどかしさが見て取れます」

 精神科医の吉田眞氏も同意見で、「例えて言えば、裏カジノの雇われ店長のように、警察に摘発される時だけ矢面に立たされるという理不尽な思いが強いのかもしれません」と安倍ちゃんの追い詰められた心理を分析する。

 テレビの生放送や公開討論にもかかわらず、子供っぽく短絡的に反論するのは、「精神的なゆとりのなさの表れ。きつい口調で問い詰められた時に、とっさのアドリブがきかず感情的に反論してしまうのは人間的な経験の差が大きい。物事をトコトンまで突き詰めて成し遂げた経験が希薄なのかもしれません。それが“お坊ちゃん”育ちという見方につながり、頼りない印象を与えています」(吉田眞氏)。

 心理学者の鈴木丈織氏は安倍の一連のメディアキャンペーンは完全に墓穴を掘ったと見ていて、「器の限界が見えました。内弁慶な子供が精いっぱい強がっているようなもの。幼児性の開き直りです」とバッサリだ。

 小泉前首相は安倍に「鈍感力を身につけろ」とアドバイスしていたが、もはやアドバイスを聞き入れる余裕もなくしている。

【2007年7月13日掲載記事】

521片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/16(月) 20:24:06
「美しい国」馬鹿にされた気がする 自民候補が首相批判
2007年07月16日20時09分
http://www.asahi.com/politics/update/0716/TKY200707160449.html

 参院選高知選挙区(改選数1)で3選をめざす自民党現職の田村公平氏(60)=津島派=が16日、高知市内で開いた演説会で、安倍首相が掲げるスローガン「美しい国」について「意味がよく分からない。高知は明日の飯をどうやって食うかという追いつめられた状況にある。絵に描いた『美しい国 日本』で、応援に来られて適当なことばかり言われたら、馬鹿にされたような気がする」と痛烈に批判した。

 田村氏は「美しい国って何でしょう」と前置き。「(首相が)私の選挙を心配するなら銭を持ってきてほしい。南海地震対策を政府の責任で5000億円ぐらいやったら、高知は地震や台風に耐えられる県になる」と訴えた後、首相のスローガンを批判し、「そういう思いをだれかが言わないといけない」と語った。

 首相は1日、高知県香南市で開かれた田村氏の決起集会に出席した。

522片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 17:12:25
自民候補、安倍を痛烈批判「心配するなら銭をくれ」
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071705.html

 参院選高知選挙区(改選1)で3選を目指している自民党の田村公平氏(60)=津島派=は16日、高知市内で演説し、安倍首相が掲げる「美しい国」について、「美しい国ってなんでしょう。意味が良く分からない。高知は(経済的に)追いつめられた状況にあり、絵に描いた『美しい国 日本』で応援に来られて、適当なことばかり言われたら、バカにされたような気がする」と怒りを爆発させた。

 さらに、「(首相が)私の選挙を心配するなら銭を持ってきてほしい。政府の責任で南海地震対策を5000億円ぐらいやれば、高知は地震や台風に耐えられる」とも述べた。

 安倍首相については、同じく参院選に出馬している舛添要一参院政審会長が批判を行っていたが、候補者が首相批判を公然と展開するのは異例なこと。

 自民党古参秘書の1人は「支持率を見ても分かるとおり、安倍首相はもはや“選挙の顔”として通用しなくなってきている。党内の求心力も低下しており、首相の責任ラインにも微妙な影響を与えそうだ」という。

ZAKZAK 2007/07/17

523片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/18(水) 23:15:27
身内の批判に意趣返し?=四国遊説、高知入り見送り−安倍首相
7月18日23時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070718-00000238-jij-pol

 安倍晋三首相(自民党総裁)が20日から予定している参院選の四国遊説で、高知県での応援を見送ったことが18日、分かった。高知選挙区で自民党公認の田村公平氏は、首相が掲げる「美しい国」を批判する発言をしただけに、首相サイドの「意趣返し」との見方が出ている。

524片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 12:02:10
首相遊説、高知だけ外す…田村氏「美しい国」発言で
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070719ia02.htm

 安倍首相が20日から予定していた参院選の四国遊説で、高知県だけ訪問を見送ることが18日、明らかになった。

 高知選挙区で立候補している自民党公認の現職、田村公平氏が首相が掲げる「美しい国」を批判する発言をし、「首相もさすがに応援できないと判断した。意趣返しだ」(自民党幹部)と見られている。

 首相は当初、20日に徳島、香川、愛媛の3県を回り、21日に高知県内を遊説する予定だった。田村氏は16日、高知市内での演説で、「絵に描いた『美しい国、日本』で応援に来て、適当なことばかり言われたら、バカにされた気がする」と発言していた。

(2007年7月19日10時38分 読売新聞)

525片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 23:34:21
「小泉さんほど迫力ない」首相来県、効果は未知数
2007年07月19日 朝日福岡
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/fukuoka/SEB200707190061.html

 安倍首相が18日、参院選の応援で初めて福岡県入りした。「党の顔」の来県に、自民県連幹部からは「逆風の選挙戦に勢いがついた」と歓迎の声が上がる。一方で、熱狂的なブームを巻き起こした小泉純一郎前首相の時と比べて地味な印象は否めず、「反転攻勢」の起爆剤となるかどうか――。

 18日午前10時半すぎ、福岡市・天神で安倍首相が街宣車の上に上がると、一斉に日の丸の小旗が揺れた。安倍首相は年金記録問題について「10年間先送りされてきた問題を必ず私の内閣で解決する」と強調。拉致問題は「鉄の意志をもって解決に取り組む。力を貸してほしい」と述べ、約20分間の演説を締めくくった。

 聴衆は主催者発表で3000人。だが、見守ったある自民市議は「小泉さんの時とは大違いだ。民主党支持者を奪ってくるほどの迫力はない」。会場では公明支持者の姿が目立ち、演説後は同席した公明の比例区候補へのコールが起きた。

 北九州市へ移った安倍首相は、JR小倉駅前でマイクを握った。演説を聴いた同市小倉北区の無職男性(60)は「若々しいし、年金問題を解決する努力は評価できる」と話したものの、05年衆院選で同じ場所から眺めた小泉前首相の姿を思い返し、「今日の聴衆は(当時の)6割くらい。ちょっと寂しいね」。

 それでも、地元・山口県下関市の「隣町」という点もあってか、演説後の安倍首相は数十分間、聴衆の握手攻めにあった。眺めていた自民県連の江口吉男幹事長は「首相の丁寧な説明で、年金記録問題に対する取り組みへの理解が広がっている。逆風は和らいでいる」。

526片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 23:46:54
首相が逆風の中、来県 別府・大分などで演説
2007年07月19日 朝日大分
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/oita/SEB200707190055.html

 安倍首相が18日午後に来県し、4時間ほどの駆け足で別府市、大分市、日田市を回り、3カ所で約20分ずつ演説した。「消えた年金問題」や「事務所費問題」、前防衛相の原爆投下は「しょうがない」発言……。参院選の中盤を迎えても、なお猛烈な逆風に見舞われている首相の大分での一日を追った。


 《15時36分》 JR別府駅近くの百貨店跡地。ここで個人演説会を開く大分選挙区の自民新顔、礒崎陽輔氏(49)の応援のために、首相が北九州市から、列車で同駅に到着。駅の改札から会場まで約200メートルの人垣ができ、首相は握手しならが進むのに、約10分かかる。

 《15時45分》 約2000人(主催者発表)が待つ会場に拍手で迎えられ、マイクを握った。

 亡父・晋太郎元外相と、母、兄との一家4人で別府へ温泉旅行に来た思い出話から始まって、「日本一の温泉地」と持ち上げた。さらに、「城下カレイや豊後牛を全国に」と呼びかけ、地域振興の成功事例を各地に伝える「地域応援隊」構想について紹介した。

 続いて、「小泉改革を続投し、加速する」と話し、郵政民営化と社会保険庁の改革も進めて「戦後レジームからの脱却を目指す」。地球温暖化防止や北朝鮮による拉致問題の解決などの話題にも触れ、「美しい国を一緒に作ろう」と呼びかけて演説を締めくくった。

 「テレビで見る以上の話が聞けるだろう」。そう思って足を運んだという同市の男子大学生(20)は「何が言いたいのかよくわからず、期待外れに終わった」。

 上司ら3人で仕事を抜けて来たという銀行員男性(36)は「首相は年金問題で『お詫びを申し上げる』と言っていたが、選挙前に聞こえのいいことを言って、のど元過ぎればそれまで、という気もする」と話した。

 《16時40分》 上空を県警のヘリが旋回して警備する中、品川ナンバーの専用車で大分市府内町のコンパルホールへ。会場には自民系の市町村議ら約50人が到着を待っていたが、首相は車を降りると、まずは近くにいた1歳児を抱いた母親(31)に歩み寄り、母子の手をしっかり握りしめた。母親は「テレビでしか見れなかった人が実際に近づいてきたので、心臓がドキドキした」。

 この会場で、首相は演説の後、議員らと記念写真の撮影会に応じた。撮影を終えた大分市議の一人は「安倍さんは、小泉さんに比べると、迫力がいま一つだな。それでも、自民は彼に期待するしかない」。

 《17時20分》 大分市中央町の商店街のアーケードにある広場。2500人(主催者発表)が詰めかけ、アーケードは風通しが悪くなって、まるで温室の中のような暑さに。首相の演説を聞いていた自民支持者という商店主(67)は「自分の自慢話ばかりで幻滅した。6年前に、小泉さんがここに来た時より、人の入りも拍手も少なかった」。

 《19時15分》 1000人収容の日田市の市民会館のホールは満席。首相は「1人区で、ぜひ勝たせて欲しい。公明党と自民党をよろしく」。聴衆は衛藤征士郎・自民県連会長の音頭で「安倍総理万歳」を三唱して気勢を上げると、首相は満面の笑みを浮かべて会場を後にした。


 ■非自民陣営も党要人ら来援

 大分選挙区の自民以外の各陣営にも、政党の要人らが応援に駆けつける。

 国民新現職の後藤博子氏(59)は12日、亀井静香代表代行が応援演説に来た。社民推薦で無所属新顔の松本文六氏(64)には、19日に福島瑞穂党首、21日に辻元清美衆院議員が応援に来る。

 共産新顔の山下魁氏(30)は、22日に穀田恵二衆院議員、25日に赤嶺政賢衆院議員、27日には仁比聡平参院議員が応援に来る。民主が県連として推薦する無所属新顔の矢野大和氏(51)には、16日に前原誠司前代表が来援した。

527片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 10:06:43
自民候補の応援 安倍…知事と会談も 讀賣宮崎

安倍首相(左)に台風4号被害について説明をする東国原知事=代表撮影

 安倍首相が19日、宮崎入りし、宮崎市のデパート前で行われた自民党の現職小斉平敏文候補(57)の街頭演説会で支持を呼びかけた。

 歩道に詰めかけた支持者らを前に、安倍首相は「小斉平さんは地域や1次産業の発展のため打ち込んできた。さらに地方の活性化を進めるためにもその力が必要」と紹介。「地域再生のためには各地域が主役となるべきだ」とした。

    ◇

 東国原知事は19日、宮崎入りした安倍首相とJR宮崎駅の応接室で会談し、台風4号による災害を激甚災害に指定するよう要望した。指定されると、復旧事業に対する国庫補助率がかさ上げされる。

 会談で、知事は県内の被災状況の写真を見せ、「規模の割に、被災は最小限だった」と説明。安倍首相は「激甚災害の指定を、スピード感を持って対応したい」と答えた。

(2007年7月20日 読売新聞)

528片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 10:07:55
2007参院選 議席獲得へ大物熱弁 讀賣鹿児島

これまでの政権の実績を強調する安倍首相(鹿児島市で)

選挙カーの上から支持を訴える鳩山幹事長(霧島市で)

 安倍首相と鳩山・民主党幹事長が19日、県内で街頭演説に立ち、鹿児島選挙区(改選定数1)での勝利に向け、声を張り上げた。一方、共産党も16日に穀田恵二・党国対委員長が応援に駆けつけている。「1人区が参院選の勝敗のカギを握る」とされるだけに、今後も小泉前首相や小沢・民主党代表ら「大物」の来援が県内でも予定されており、戦いがヒートアップしてきた。

 安倍首相は19日午後、鹿児島市のJR鹿児島中央駅前で、自民党現職の加治屋義人候補(69)とともに街頭演説に臨んだ。選挙協力を結ぶ公明党の支持者や安倍首相を一目見ようと集まった有権者で会場はぎっしり埋まった。

 安倍首相は選挙カーの上で加治屋候補の手を取り、「元高校球児でガッツがある」「本当にまじめ」と持ち上げた。大隅半島に上陸した台風4号による被災にも言及し、「激甚災害指定にスピードを持って取り組みたい」との考えを示した。年金記録漏れ問題については「私の内閣で完全に解決していく」と強調。「改革を継続するのか逆行させるのか。経済を成長させるのか、それとも低迷させるのかの選挙」と支持を求めた。

 加治屋候補の応援には今後、21日に小池防衛相や谷垣前財務相、23日には小泉前首相が来る予定。加治屋候補の陣営幹部は「これまで逆風だったが、首相来援を機に追い風に変われば」と期待していた。

 民主党新人・皆吉稲生候補(57)の応援に駆け付けた鳩山幹事長。霧島市の百貨店「きりしま国分山形屋」前で街頭演説を行い、皆吉候補とともに選挙カーの上から、約500人の聴衆(主催者発表)に支持を訴えた。

 鳩山幹事長は「緊張感のある政治を保つためには、政権交代可能な二大政党が望ましく、民主党の躍進が必要」と、同市内に工場を持つ県出身の稲盛和夫京セラ名誉会長から励まされている話を披露。そのうえで「国会で強行採決を続ける与党の政治を、何としてでも変えなければならない。二大政党を実現させてほしい」と強調した。

 皆吉候補は「国土の均衡ある発展のため、地方に目配りをしていた自民党だったが、小泉改革で東京や大企業を中心とした社会に作り替えた」と前政権と、その姿勢を継承する安倍政権を批判。「地方はヘトヘトになっており、この悪政を変えたい」と声を張り上げた。

 穀田国対委員長の来援を受けた共産党新人の山口陽規候補(54)。この日は鹿屋市や垂水市などを選挙カーで回り、途中、計9か所で街頭に立ち、護憲や暮らし重視の政策などを訴えた。今後も県全域を精力的に回り、22日には鹿児島市内の2か所で個人演説会を予定している。

(2007年7月20日 読売新聞)

529片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 10:26:58
「首相はバカだから成蹊大」真紀子暴言にOB反撃
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071923.html

吠えまくる真紀子氏。名門・成蹊大(枠内)もひとたまりもないか…=17日夜、新潟県三条市
 “ビッグマウス”の田中真紀子元外相(63)が、安倍晋三首相(52)の母校である成蹊大を暗に見下しながら、安倍首相を批判したことが波紋を広げている。成蹊といえば成城、学習院などとともに旧制高校の流れをくむ由緒正しい名門校。スマートな成蹊カラーに憧れて入学する学生も多い。それだけに成蹊出身の著名人も、今回の発言には怒りを通り越してあきれ返っている。ちなみに、真紀子氏は早大商学部のご卒業ですが…。

 「『さすが田中真紀子さん』というか、『やっぱり田中真紀子さん』というか、バカバカしすぎてコメントする気にもなれない」

 こうあきれるのは、永田町で安倍首相を除き、唯一の成蹊大出身の古屋圭司衆院議員(54、写真左)。

 問題発言は17日、新潟県内の講演会で飛び出した。東大時代に首相の家庭教師を務めた自民党衆院議員から聞いた話として、「(首相は)本当に勉強嫌いで頭が悪かったそうだ。彼は『あれだけ教えれば、どんなにバカでも慶応くらいは入れたはず』といまだに悔やんでいる」とブチ上げた。

 自民党議員の話を引用した形とはいえ、裏を返せば、安倍首相はバカだから慶応に入れず、慶応より「下」の成蹊に入学したと言っているに等しい。成蹊出身者にとって、聞き捨てならない発言なのだ。

 成蹊OBで米国政治に詳しい民間シンクタンク幹部は「成蹊は東京で知られている大学だから、新潟の真紀子さんは成蹊を知らなかったんですかねえ。でも、東京で育ったらしいし…。その割には成蹊を知らないんですかねえ」と嫌みたっぷり。


【90年余の歴史】

 成蹊は小学校から大学まであるが、ある大物法曹関係者も「(首相は)小学校から大学まで一貫して通った。すばらしいことだ。どこの大学がいいとか、悪いとかは関係ない。卒業生はすばらしい校風の成蹊学園に誇りを持っている」と不快感を示す。

 成蹊学園は90年余の歴史を誇り、三菱財閥4代目総帥の岩崎小弥太が創設に寄与していることから、三菱系の企業に就職する卒業生は多い。

 同時に自由な校風から、直木賞作家の石田衣良(47)、桐野夏生(55)、小池真理子(54)、俳優の中井貴一(45)、鶴見辰吾(42)、女優の片桐はいり(44)の各氏ら個性派も輩出している。ちなみに、ホリプロの堀義貴社長(41)やフジテレビの高島彩アナウンサー(28)も卒業生だ。

 アイドル評論家の北川昌弘氏も、OBで個性派のひとり。「お父さんの田中角栄元首相は低学歴でも立派な首相だったじゃないですか。そう考えると、安倍首相の学歴を引き合いに、その手腕を評価するのはクエスチョンですね」と真紀子節の矛盾点をチクリ。

 ただ、一方で「正直なところ、安倍首相は首相になる時期が早すぎたんじゃないですかね。大失敗して恥かかないうちに、退いて頂きたいというのが同じ大学を卒業したものとしての本音」と不安ものぞかせていた。

530片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 10:34:40
安倍首相キレた!高知候補者に“報復”
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/07/20/02.html

 安倍晋三首相(自民党総裁)は19日、参院選の全国遊説で週内に予定していた高知入りを見送ることを決めた。自民党公認で高知選挙区から3選を目指す田村公平氏(60)が演説会で首相の政権運営を指弾したためで、身内からの批判に異例の対応を取った形だ。

 田村氏は16日の個人演説会などで、首相のキャッチフレーズ「美しい国」について「意味がよく分からない」と指摘。首相の高知入り予定に触れ「(選挙を)心配するなら予算という名の銭を持ってこいと言いたい。5000億円ぐらいあれば、高知は地震や台風に耐えられる県になる。そうではなくて、絵に描いたような“美しい国日本”で応援に来られて、適当なことを言われたら、ばかにしているのかと思ってしまう」と強調した。

 これを受け、当初は四国4県を回る予定だった首相は、20日に徳島、香川、愛媛3県だけで応援演説することにした。青木幹雄参院議員会長は田村氏に電話で注意を促したが、首相は選挙戦最終日の28日まで高知には入らない見通しだ。
[ 2007年07月20日付 紙面記事 ]

531片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/20(金) 21:26:19
首相、責任論どうかわす 自民、本人の判断見守る
2007年07月20日
http://www2.asahi.com/senkyo2007/news/TKY200707200535.html

 投票日まで9日となった参院選は、与党が勝敗ラインとされる過半数を割り込む可能性が出てきた。与党内では「敗れても首相続投」という声が大勢だが、大敗となれば安倍首相の責任論が浮上することもありうる。自民党惨敗だった98年の「44」、さらに下回って「30台」などが目安とされるが、いずれも「責任ライン」としては定まっていない。終盤の巻き返しをめざす一方で、与野党逆転下の国会運営をにらんだ言動も目立ち始めた。
  



 苦戦を強いられているという認識は、与党内でほぼ共有されている。首相も19日、鹿児島県霧島市での演説でこう声を張り上げた。「踏まれた麦は強くなる。私も厳しい逆風の中だが、戦い抜く覚悟だ」

 与党が過半数を維持するには、64議席が必要になる。公明党が目標の「13」を確保しても、自民党で「51」をとらないと届かないが、今のところ難しい情勢だ。

 だが、自民党内ではいま、与野党逆転を許した場合の首相責任論はほとんど聞かれない。衆院では巨大与党を保持しているうえ、「首相が辞めても参院の議席が変わるわけではないし、混乱するだけだ」(党執行部の一人)という空気が支配的なためだ。

 この日も、小泉前首相が宇都宮市での講演で「総理が1年や2年で辞めたら改革は進まない。安倍さんは必死だ」と語り、結果にかかわらず首相は続投すべきだとの考えを強調した。

 とはいえ、大敗すれば責任論が浮上することは避けられない。

 党幹部の一人は「30議席台になったら、党内から『総辞職を』という声が出始めるかもしれない」と話す。念頭にあるのが、36議席という歴史的大敗に終わった89年参院選で、このときは当時の宇野首相が退陣に追い込まれた。

 ただ、「40台」となると、責任論の行方は不透明となってくる。大惨敗とはいえないが、政権運営は難しくなることは必至なラインだからだ。

 いま、目安として語られるのが、98年参院選の「44」だ。橋本首相は退陣したが、今回は「これだけの逆風下、44議席を上回れば『よくやった』となるのではないか」(党三役の一人)。一方で公明党幹部は「下回れば、自民党内の権力争いが激しくなる」という見通しを示す。

 以前は、党内の反主流派が「勝敗ライン」を突きつけ、攻防の末、相場観が定まっていくことが通例だった。

 だが今回は首相に批判的な勢力も、数字を挙げようとしていない。加藤紘一、古賀誠両元幹事長らが18日、山形県酒田市で会談したが、出席者は「責任論は話題にならなかった」。衆目一致する「ポスト安倍」候補がおらず、政局の展望が描けないことが背景にある。党執行部の一人は「負けたとしても誰が首相をやめさせるのか。党内にその力のあるグループが見あたらない」と話す。

 結局、どういう結果になっても首相の判断を見守るしかない、というのが実情のようだ。党幹部の一人は「29日当日に、出てきた議席数と衝撃度でどう判断するかだ」。首相に近い閣僚の一人は19日、「現状では40議席前後だろう。でも、仮にそれでも首相は辞めないと思う」と語った。

532片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/21(土) 06:20:24
磯崎氏、自・公固め先行/参院選序盤情勢
2007年07月20日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000707200002

 朝日新聞社は17、18の両日、参院選大分選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。礒崎がやや先行し、松本、矢野が懸命に追い上げる展開で、後藤、山下は苦戦している。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は約半数にとどまり、情勢は動く可能性がある。(敬称略)


 礒崎は昨夏の公募で選ばれて以来、自民党関係者に伴われて県内を何巡もしており、同党支持層の7割に浸透。公明党との選挙協力も成立し、同党支持層の大半を固めつつある。野党支持層への広がりはなく、無党派層への浸透ぶりは松本、矢野に水をあけられている。70歳以上の半数近くが支持している。


 松本は社民党支持層の大半を固めた。選対の主力は官公労を核とする旧総評系労組だが、民主党を支持する民間労組も加わる連合大分の推薦を得て、同党支持層の2割にも食い込む。知名度のある村山富市元首相の全面支援を受ける一方、医療界の人脈も生かし、無党派層の3割をはじめ、自民、公明、共産の支持層にも広がりが見られる。


 矢野は民主党県連が推薦し、民間労組の支援も得て、同党支持層の5割、無党派層の3割を固める。社民をはじめ、他党の支持層へは浸透しきれていない。県の中部に比べ、南部、北部で礒崎、松本に出遅れている。


 後藤は01年は自民党の公認候補だったが、同党支持層への食い込みは2割に及ばない。一方、民主支持層の2割に浸透している。山下は、20代に対しては5候補で最大級の2割強の支持をまとめるが、40代以上にはほとんど浸透が見られない。

533片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/21(土) 07:20:53
自民、安倍隠し相当深刻!? 貼れない巨大ポスター
党本部、今は垂れ幕だけ…
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007072011.html

6年前の参院選の際掲げられた小泉前首相の巨大ポスター(右)。今回は安倍首相をデカデカとは掲げないようで…=東京・永田町の自民党本部
 参院選まっただ中にもかかわらず、東京・永田町にある自民党本部の外観を眺めると、何やら寂しげな雰囲気が漂っている。小泉純一郎首相当時は国政選挙の際、自身の巨大ポスターを掲げてマスコミの話題をさらったこともあった。だが、今回は安倍晋三首相の巨大ポスターはなく、あるのは「自由民主党選挙本部」と書かれた垂れ幕だけなのだ。

 「支持者に評判を聞くと、『安倍首相は問題が起きたときにスパッとしていない』と言う。消費税だって上げるのか上げないのかよく分からないし…。だからというわけではないが、うちは、『成長を実感に!』と書かれた安倍首相のポスターをあまり張ってない」

 ある自民党候補の陣営幹部はこう漏らす。どうやら、安倍首相離れは相当深刻な様子。このことを裏付けるかのように、7月の時事通信の世論調査では、安倍内閣の支持率は25.%にまで低下した。

 こうなると、安倍首相の巨大ポスターを掲げない理由を聞きたくなるものだが、自民党の担当者は「理由? 理由なんてない」とつれない返事。今後、巨大ポスターを掲げるかどうかについても「今のところ予定していない」とのこと。

 ちょうど6年前の参院選で自民党は、党本部に5階分ほどの高さの小泉氏の巨大ポスターを掲げており、そこには「小泉純一郎を支える自民党に、力を。」というキャッチコピーも添えられていた。当時、小泉内閣の支持率は70%前後という驚異的な高さで推移していただけに、小泉人気を前面に押し出していたのは間違いないところ。

 この違いについて、作家の麻生千晶氏はこう指摘する。

 「小泉前首相はルックスもさわやかだったが、安倍首相は暑苦しい感じがする。一時的に拉致問題で人気が出たが、仲良し内閣で馬脚をあらわして、国民もさめてきた。(安倍首相を前面に出すことを)自民党はビビっているのではないか」

ZAKZAK 2007/07/20

534片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 04:31:28
安倍首相、支持訴え
2007年07月21日 朝日徳島
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000707210001

応援演説のため来県した安倍首相=徳島市藍場町2丁目の藍場浜公園で

 安倍首相が20日、参院徳島選挙区に立候補している自民現職の北岡秀二氏(51)の応援のため徳島入りし、徳島市の藍場浜公園で支持を訴えた。今回の選挙をめぐっては公示前の1日に次いで2回目の来県。「改革か逆行か、成長か低迷かを決める選挙。だから、負けるわけにはいかない」と決意を述べた。


 30度近い暑さの中、陣営発表で約3千人の聴衆が集まった。安倍首相は、まず年金問題を取り上げ、「最後の1人になるまで年金記録をチェックし、きっちりと正しくお支払いする。この問題が起こった責任も厳しく明らかにしていく」と強調。JRに移行してサービスが向上した国鉄を例に、「社会保険庁の体質をぶちこわしていく。新しい『日本年金機構』になれば、体質が一掃され、年金の収納率が上がる」と述べた。


 基礎年金を全額税でまかなうと主張する民主党については、「財源の裏付けがない。責任政党かそうでないかの違い」と批判した。


 安倍首相は鳴門でも街頭演説をした後、次の遊説地の香川に向かった。


安倍首相来県 雨の中で演説
2007年07月21日 朝日愛媛
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000000707210003

関谷勝嗣候補への支持を訴える安倍晋三首相=松山市の伊予鉄道松山市駅前で

◇関谷氏の応援で


  安倍晋三首相(自民党総裁) が20日、参院選愛媛選挙区に立候補している関谷勝嗣氏(69) の応援のため、松山市と今治市を訪れた。


  安倍首相は松山市中心部の伊予鉄道松山市駅前で大勢の聴衆を前に「年金をめぐっては第三者委員会をこの愛媛でもつくり、まじめに払った人に対し、確実に支払っていく。 どうか私たちを信じてほしい」 と訴えた。 安倍首相は終了後、雨のなか、集まった人たちと握手をしてまわり、その後、今治市の今治市公会堂でも演説会を開いた。

535片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 09:06:47
安倍首相が来高中止 田村候補の批判影響か 高知
http://203.139.202.230/07sanin/070720sanin02.htm

 安倍晋三首相(自民党総裁)は十九日までに、参院選の四国遊説で二十一日に予定していた来高を取りやめた。自民党県連は、県選挙区の同党公認候補、田村公平氏が首相に批判的な発言を重ねていることが影響したとみている。

 同党県連によると、首相は二十、二十一の両日に四国四県で遊説する予定だったが、十八日に高知入り中止を伝えてきたという。

 首相は公示前の一日に香南市で遊説。田村氏は選挙戦に入り個人演説会などで「高知は今日、明日の飯をどうやって食うか追い詰められている。絵に描いた『美しい国日本』で応援に来られて適当なことばかり言われたら、ばかにされているような気がする」「首相の歴史観が分からない」などと批判している。

 県連幹部は「党総裁と候補者の意見が違うと説得力を失うと考えたのでないか。混乱を避けるために高知入りを見送ったのだろう」とみている。十九日に開いた県連役員会では、田村氏に批判的な声も多く出たというが、選挙戦を結束して乗り切る方針を確認した。


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