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【解散?】第45回衆院選【任期満了?】
1
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/13(火) 20:07:37
早くも第45回衆議院議員選挙について。個別選挙区研究他なんでも。
2353
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:16:11
“根回し”へ批判も 自民県連公募制
2008年10月19日 宮崎
自民党県連(緒嶋雅晃会長)が18日、次期衆院選宮崎1区で初めて実施した「候補者公募制」。中山成彬前国交相(65)のドタバタ劇などもあって全国的な関心は高く、応募者は予想を上回る19人に上った。県連は「成功裏に終わった」と胸を張るが、元自治相の上杉光弘さん(66)が選ばれたことで「結局は知名度の高い人が選ばれる」との声も聞かれた。
18日の選考委員会の出席者によると、二次審査の質疑応答では応募者が訴えた施策の具体性を問うなど、活発なやりとりがあったという。一次で落選した50代男性は「(経験も知名度もない)私のような人でも、公平に扱ってもらった」と政治参加の機会を喜んだ。
選考委員の70代女性は「民主的で、さわやかに決まった」と満足そう。これまで繰り返された県連内の内部分裂が解消され、「これで一枚岩で(選挙に)取り組める」と手応えを感じていた。
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=11899
2354
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:19:49
候補予定者に上杉元自治相 中山氏の「政敵」 宮崎1区
2008年10月18日23時14分
自民党宮崎県連は18日、衆院宮崎1区の候補者選考委員会を開き、候補者の公募に応じた9人の中から元自治相の上杉光弘前参院議員(66)を選出した。宮崎1区は、前国土交通相の中山成彬衆院議員(65)の衆院選不出馬で空席となっていた。県連による候補者公募は初めての試みで、今後、上杉氏を公認候補とするよう党本部に推薦する。
公募には県内外から計21人が応じたが、この日の選考委には辞退者などを除く9人が出席した。書類審査と5分間スピーチの1次審査を通過した3人に、2次審査として面接が行われた。地域支部長ら43人の選考委員が最優秀者を投票し、上杉氏が30票を獲得した。
上杉氏は参院議員を3期務めたが、04年の参院選で落選。05年衆院選ではいったん中山氏のいる宮崎1区での立候補を表明したが、最終的には宮崎2区で郵政民営化法案に反対した江藤拓衆院議員(48)に対する「刺客」として立候補。約4万票差で敗れた。
宮崎の自民党は30年近く、上杉氏と、江藤氏の父で運輸相も務めた故江藤隆美氏の2大派閥が対立してきた。中山氏は故江藤氏の流れをくむ。
中山氏は選考委員の1人でありながら、委員会を欠席した。上杉氏に対し、事務所を通じて「新しい公認候補予定者が決まり、おめでとうございます」とのコメントを発表したが、これまでの確執は消えそうにない。衆院選で足並みをそろえられるかどうかはおぼつかない。
宮崎1区には、無所属で民主、社民、国民新の推薦を受ける元林野庁長官の川村秀三郎氏(59)、共産党公認で党県委員会書記長の馬場洋光氏(39)が立候補を予定している。
http://www.asahi.com/politics/update/1018/SEB200810180014.html
2355
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:24:29
政権選択 次期衆院選 選対責任者に聞く
2008年10月19日 紙面から
いつあってもおかしくない、衆院解散・総選挙に向け、永田町の緊張感は日増しに強まっている。「政権選択」の決戦に挑む自民、民主両党はどう戦うのか。両党の選挙対策責任者に選挙戦略、重点政策を聞いた。
◆自民党選対副委員長 菅義偉氏 党首対決争点は景気
−選挙区の公認調整も大詰めだ。
「(小選挙区と比例候補が選挙ごとに入れ替わる)コスタリカ方式など解消すべき点は解消し、それなりに整理してきた」
−公認予定者の差し替えはあり得るか。
「あり得る。今までは現職が優先的に公認になってきた。もはや、そうではないということだ」
−内閣支持率は横ばいだ。
「今の支持率はご祝儀相場によるものではなく、だから下がらない。麻生首相の安定感が国民に認められ始めている」
−次期衆院選での戦いをどう位置付けるか。
「分かりやすく言えば(麻生)太郎と(民主党の小沢)一郎、どちらかを選ぶということだ。麻生さんは経済、外交に明るい。小沢代表は何となく政局みたいな感じの人。(有権者も)麻生さんが首相の方がいいのだと思う。自民党の候補予定者は、まだ、そこを生かし切れていない」
−前回郵政選挙で風頼みで勝ち上がった現職も多い。
「運動量が全然足りない。前回のような選挙はあり得ない。地をはいつくばるような運動をやってほしい」
−何を訴えるか。
「景気だ。景気対策を本当にできる政党はどこかが、最大の争点になってくる」
−民主党をどう攻めるか。
「外交防衛など基本的なことがあやふや。(有権者は)ばらばらな政党に政権を託していいのか、という選択を迫られる」
−解散時期は。
「それは首相の専権事項だ」
(聞き手・荘加卓嗣)
すが・よしひで サラリーマン、横浜市議を経て、1996年の衆院選で初当選。安倍内閣で総務相。当選4回。神奈川2区。59歳。
◆民主党選対委員長 赤松広隆氏 政権交代都市部が鍵
−目標議席数は。
「単独過半数が大目標だが、そう甘くない。野党で過半数は取りたい。今の情勢なら、必ず取れると信じてやっている。空白区は八つぐらいで、野党の選挙協力がうまくいっている。共産党が候補者を絞り込んだことで、プラスになるところもある」
−勝敗のカギを握る選挙区は。
「都市部で勝たないと政権交代はできない。首都圏と大阪、兵庫でどれくらい勝てるかが重要だ。党の人気は悪くないが、候補者本人の運動が足りない。党幹部が集中的に入り、活動してもらう」
−何を訴えるか。
「政権交代して、後期高齢者医療制度やガソリン税の暫定税率廃止、高速道路無料化といった、国民生活に直結する政策を実行する。都市部にかかわる政策として、子育てや教育、年金、医療などの問題も前面に打ち出していく」
−マルチ商法業界からの献金問題で、前田雄吉衆院議員が離党した影響は必至だ。
「残念ながら、それはある。悪影響を少なくするため、小沢氏は一番厳しい対応をした」
−与党は党首力対決を強調しているが。
「党首力がすべてではないが、小沢氏の破壊力に期待している。菅直人代表代行や鳩山由紀夫幹事長の好感度がよくても、党をまとめ、自民党にぶつかっていくパワーは小沢氏の方がある」
−小沢代表の「国替え」説もある東京12区の対応は。
「(小沢氏が地元に戻り、東京12区には候補者を)立てない選択肢もある」
(聞き手・後藤孝好)
あかまつ・ひろたか 愛知県議を経て、1990年の衆院選で初当選。社会党書記長、民主党副代表などを歴任。当選6回。比例東海。60歳。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2008101902000101.html
2356
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:41:53
3区 民主の近藤氏、七尾に事務所
2008年10月19日 石川
次期衆院選に石川3区から立候補を予定している民主党の近藤和也氏の後援会事務所開きが18日、七尾市上府中町であった。近藤氏はあいさつで「きょうは3区の歴史の扉を開ける事務所開き。能登の10年後、20年後のために、(ろうそくのように)我が身を削って暗闇を照らす政治家になりたい」と支援を訴えた。
事務所開きには能登地方の全市町の後援会関係者のほか、民主党や連合石川、社民党関係者ら約150人が出席。選対本部長の一川保夫民主党県連代表(参院議員)が「能登を再生したいという志をもった近藤君をぜひ国政の場に送ってほしい」と協力を求めた。
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000810190003
2357
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:42:41
2区で山口氏支援 七条氏、支持者に説明
2008年10月19日 徳島
次の総選挙で、徳島2区の自民公認から外れた七条明衆院議員=比例四国ブロック=が18日、徳島市内であった後援会の緊急拡大役員会で、2区公認の山口俊一衆院議員を支援する考えを表明した。
役員会の終了後、七条氏は取材に対して「まず身をていしてこそ浮かぶ瀬も出てくる。今後は、私も山口さんをよろしく頼むと言って回ることをご理解いただけた」と話した。2区には民主現職の高井美穂氏=同=も立候補を表明している。
05年の「郵政選挙」では、山口氏と七条氏の双方が2区で立候補。七条氏は敗れたが、4万票余りを獲得。その票の行方が注目されている。
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000810190001
2358
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 11:09:49
民主元職の宮島氏が佐世保で事務所開き
【佐世保】次期衆院選の長崎4区に立候補予定の民主党元職、宮島大典氏(45)の事務所開きが十九日、佐世保市谷郷町であった。
民主党の地元県議、市議や労組、後援会の幹部ら二百人以上が出席。同党の犬塚直史参院議員は「宮島さんは八年間浪人し、有権者を一軒一軒回ってきた。大きな政治家に育ててほしい」とあいさつ。今回支援に当たる社民党の早稲田矩子佐世保市議は「同じ野党の立場で託す気持ちはたくさんある。しっかり受け止めて戦って」と注文を付けた。
宮島氏は「『一度政治を変えなければ』との声を多く耳にする。今回の選挙は歴史的な一戦。全力を誓う」と決意を述べた。
2008年10月16日長崎新聞掲載
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/055.html
2359
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 13:42:50
衆院2区調整、自民2氏共同戦線
「比例上位登載」森山氏、共闘アピール西川氏
福田知事の塩谷地区後援会設立総会に出席した西川氏と森山氏(9月27日、塩谷町で) 衆院解散・総選挙を見据えて緊張感が高まる中、栃木2区の自民党公認候補がまだ決まっていない。前回2区選出の森山真弓氏(80)が、比例選北関東ブロック選出の西川公也氏(65)に2区出馬を譲る代わりに、比例選名簿の上位登載を党本部に求め、西川氏側もこれに同調している。しかし、同党には比例候補は73歳未満という定年規定があり、現時点では厳しい状況だ。決着は衆院解散後にまでもつれ込むのではという見方も出ている。
森山氏や関係者によると、9月30日、古賀誠・党選挙対策委員長と菅義偉・同副委員長が森山氏を訪ね、選挙区で西川氏を公認したいと伝えた。事実上の引退勧告に対し、森山氏は比例名簿上位の登載を求めた。
今月15日には、森山氏が地元県議らとともに衆院議員会館で古賀氏と面会。県議は「2区の西川さんは厳しい状況にある。自民党が一丸とならないと勝てない」とし、森山氏は「2議席を守ることが大切。私を比例上位に置けば、西川さんを全力で応援する」と訴えた。これに対し、古賀氏は「難しい。森山さんだけを特別とは現時点では言えない」と返答するにとどまったという。
森山氏には過去2回、小選挙区で出馬し、民主党候補を破った強固な基盤がある。2区支部長として公認候補を自認する西川氏の陣営も、森山氏の支援が欠かせないとして、これまで森山氏に気を使って思うような動きがとれていない。
18日、日光市明神で西川氏の国政報告会が開かれた。同地区は森山氏の亡夫、森山欽司元衆院議員の生家があるいわば森山氏の牙城。「何度も大臣をされた森山先生は日本の第一人者。党執行部に特別な対応をしてくれるよう申し入れている」。約50人の参加者らを前に、西川氏は共闘をアピールした。
定年制は2003年の衆院選前に導入され、中曽根康弘元首相が引退に追い込まれた。森山、西川陣営とも「あの時とは状況が違う。ここの2議席を失えば政権交代もありうる」と危機感を訴え、「特例」を期待する。
民主党の福田昭夫氏(60)は10月に入って日光市と鹿沼市で計約3500人を集めて講演会を開催するなど、着々と選挙準備を整えている。福田氏は「難しいとは思うが、森山さんの特例が認められれば、自民党は結束する。今後は後援会を引き締めていく必要がある」と警戒している。
(2008年10月20日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20081020-OYT8T00048.htm
2360
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 13:45:22
小沢代表どこから出馬?対与党、神経戦と宣伝戦
民主党の小沢代表の「国替え」先はどこか――。麻生首相が今月末の衆院解散を視野に入れる中で、小沢氏が立候補する選挙区を巡り、与党が神経をすり減らしている。
国替え構想が表面化したのは今年5月。小沢氏が否定して下火となったが、9月の第1次公認に絡み、鳩山幹事長が改めて国替えに言及。その後、小沢氏は態度を明らかにせず、本来の選挙区である岩手4区に別の公認候補を擁立したわけでもないが、鳩山氏ら複数の党幹部は「小沢氏から直接、国替えの話を聞いた」と強調する。
そうした中、有力な国替え先との見方が急浮上しているのが、麻生首相側近の松本純官房副長官の神奈川1区だ。民主党は「空白区」解消を急いでいるのに、小沢氏が「擁立作業はしなくていい」と指示しているからだ。小沢氏は、前回衆院選で7勝95敗と大敗した東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫の6都府県での戦いに力を注ぐ方針だ。特に神奈川は18選挙区すべてで敗れたため、「リベンジ(復讐(ふくしゅう))の象徴として、小沢氏が神奈川1区で、自ら政権奪取への先頭に立つ姿勢を見せるつもりだ」(若手)との見方がある。
一方、公明党の太田代表が出馬予定の東京12区の説も消えない。小沢氏自身も「自分が出ても、太田氏は比例選に逃げるのではないか」と周囲に語るなど、選択肢だと示唆している。公明党の冬柴鉄三・前幹事長の兵庫8区も取りざたされている。背景には、「公示直前まで『小沢が出る』と思えば、公明党や支持基盤の創価学会はそこに活動を集中せざるを得ず、ほかに力が回らない」(民主党幹部)との見立てがある。小沢氏の動向に関心が集まれば、「選挙前に民主党への注目度を上げる」という思惑通りの展開にもなる。このため、近く発表の第2次公認でも、神奈川1、東京12、兵庫8の各区は「空白」のままとする予定だ。
(2008年10月19日10時26分 読売新聞)神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081019-OYT1T00206.htm?from=main1
2361
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 14:59:11
11・30衆院選論/決断阻む“乱気流”
与党内で「十一月三十日衆院選」論が勢いを増す中、解散権を握る麻生太郎首相が慎重居士を決め込んでいる。民意の風向きを読み切れないうえ、世界的な株安連鎖が再燃するなど経済情勢の“乱気流”が収束しないことも決断に二の足を踏ませる。ただ秋決戦を見据えて選挙準備に奔走する各議員からは「兵糧攻めだ」との悲鳴も。解散か越年か。首相に残された時間は少ない。
▽側近進言
「今選挙をしたら、民主党に政権を渡すことになりかねない。早期に解散すべきでない」。十六日夜、都内の中国料理店。首相と円卓を囲んだ側近の中川昭一財務相、甘利明行政改革担当相、菅義偉自民党選対副委員長らは「十一月三十日投票」のシナリオに異論を唱え、首相は黙って聞き入った。
政権発足以降、年金記録改ざん問題や中山成彬前国土交通相辞任などのマイナス材料が重なり、「ご祝儀相場」は期待外れに終わった。
早期解散に踏み切っても与党で過半数を確保できるとは限らない。むしろ年末の来年度予算編成で「麻生カラー」を打ち出したうえで勝負に出た方が得策だ―。側近グループが早期解散に待ったを掛けるのはそんな思いがあるためだ。
首相は十七日夜、党本部で事務方から各選挙区の情勢について報告を受けた。
▽足かせ
首相は十六日、周辺に「追加経済対策の基本的な考え方は『生活対策』だ」と強調した。視線の先には「国民生活が第一」を掲げる民主党の小沢一郎代表の存在がある。
首相にとって「経営者感覚」に基づく経済運営の手腕が最大の売りだ。周辺が「経済対策の首相補佐官は置かないのか」とただした際には、「おれが一番詳しい」ときっぱり否定したほど。景気対策を一枚看板に党首力対決を挑めば、選挙戦で主導権を握れると踏んでいるのは間違いない。
自民党幹部は「月末に政府与党の追加経済対策を発表したら即、解散だろう」と推測する。
だが米国発の金融危機はいったん沈静化の兆しを見せたが、株価は乱高下を繰り返し、実体経済にも深刻な影響を与えている。各種世論調査でも政治空白を招く選挙を急ぐより、経済対策に本腰を入れるべきだとの意見が根強い。首相が「解散より景気優先」と繰り返してきたことは、逆に早期解散の“足かせ”になっている格好だ。
▽リンダ状態
とはいえ、決戦時期を年明けに先送りしても「追い風が吹く保証はない」(ベテラン議員)と踏む早期解散派は、首相の背中を押し続ける。
党務の要の細田博之幹事長さえ「間違いなく十一月中に選挙がある」と言い切り、公明党幹部が「首相はあまのじゃくだから、あまり強く言うとへそを曲げる」と心配するほどあからさまだ。細田氏は十七日も、党役員連絡会で「解散に備え各支援団体との詰めを急ぐように」とあおった。
既に、選挙事務所を設けるなど臨戦態勢を敷いた各議員も「選挙をしないなら損害賠償請求だ」(閣僚経験者)といら立ちを募らせる。ベテラン参院議員は「もうどうにも止まらない。山本リンダ状態だ」。
高まる風圧に、首相周辺は「このままでは『追い込まれ解散』になる」と懸念。首相も周囲に「選挙日程を決めるのはおれだ」と漏らすなど、フリーハンドの確保に腐心している。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/1017.html
2362
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/28(火) 08:26:28
麻生首相、公明と亀裂…11・30総選挙構想崩壊
麻生太郎首相(68)の衆院解散戦略は株価とともにブッ飛んだ!? 日経平均株価がバブル崩壊後最安値まで落ち込んだ27日、与党内で次期衆院選は年内見送りとの見方が強まった。首相が公明党の太田昭宏代表(63)や自民幹部に意向を伝えたとされる。首相は「ない、ない、ない」と煙幕を張ったが、「11月18日公示・同30日投開票」のシナリオは崩壊寸前。公明党からは「(首相は)勝手なことばかり言いやがって」と不満の声が出ており、麻生政権がぐらつく恐れもありそうだ。
26日の東京・秋葉原での“凱旋”演説に気分を良くしていた麻生首相は、一夜明けて現実に引き戻された。
首相は27日の東京市場の記録的な株価急落を受け、緊急市場安定化策作成を指示したが、株価下落を止めることはできなかった。自民党内では底の見えない経済状況に「解散できる時期ではない。総選挙は春だ」(党幹部)と総選挙の越年論が雪崩のように強まってきた。
「11月30日投開票」を目指す早期解散派と先送り派の綱引きが激化していた。この日、麻生首相が党幹部に「当面、衆院解散・総選挙をしない」との意向を電話で伝えたと一部で報じられた。首相は記者団に「ない、ない、ない。全然ない。指示したことも電話したこともない」と否定したが、解散先送りは永田町の定説になりつつある。
「越年論」は野党だけでなく、与党からの反発も必至だ。秋葉原演説後の26日夜、首相は都内のホテルで、公明党の太田代表と非公式に会談。2時間近い会談で、太田代表は首相に早期解散を促したとみられるが「色よい返事は得られなかったようだ」(同党関係者)。
太田代表は27日、公明党幹部に「(首相は)勝手なことばかり言いやがって。協力してほしい時だけ協力を頼んでくるのに…」と不満をぶちまけたという。
この日夜、麻生首相は細田博之幹事長(64)ら党幹部と都内のホテルで協議。早期解散論者の細田幹事長が「やはり解散した方がいいとの考えが党内で強いのでは」と指摘したが、首相は黙殺。金融機能強化法案などの成立を急ぐよう指示。公明党・太田代表と30日に会談し、その結果を踏まえ同日中に衆院解散・総選挙に関する見解を正式に表明する考えを示した。
ただ、先送りしても展望が開ける保証はない。党内には「内閣支持率は株価に比例して下落する。この時期の解散を逃したら選択肢がなくなり、政権は転げ落ちていくだけだ」(参院国対幹部)との意見も根強い。閣僚経験者は首相の名をもじり「(麻)生ものは賞味期限が短く傷みやすい」と皮肉る。
就任以来、解散する機会を模索してきた麻生首相。米国発の金融ショックで日本経済は悪化の一途、世論調査でも自民党への逆風が強く「決断」できずに先送りを続けてきた。総選挙での勝利を期待されて誕生した政権は、民意を問えないまま“漂流”を始めた感は否めない。
(2008年10月28日06時02分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081028-OHT1T00097.htm
2363
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/28(火) 08:40:07
衆院選、越年論強まる 首相、30日に見解表明 '08/10/28
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日経平均株価がバブル崩壊後の最安値を大きく割り込んだ事態を受け、与党内で二十七日、次期衆院選は年明け以降に先送りされるとの見方が強まった。麻生太郎首相は同日夜、自民党の細田博之幹事長らに対し、三十日に公明党の太田昭宏代表と会談、その結果を踏まえ同日中に衆院解散・総選挙に関する見解を正式に表明する意向を示した。
首相は金融危機に対応するため「政治空白」をつくらない意向を重ねて示しており、解散を当面先送りをする方向で調整を進めるとみられる。
与党幹部は二十七日、共同通信の取材に「当面、解散はない」と断言。「こういう金融情勢なので仕方がない。アジア欧州会議(ASEM)首脳会議で各国の話を聞いたのが(首相の判断に)影響したのだろう」と指摘した。
自民党四役の一人も「解散できる時期ではない。二次補正予算を今国会中にも成立させる必要がある。年内総選挙はない、春だ」と述べた。
十一月中の衆院選実施を求めてきた公明党内でも、幹部の一人は「完全に先送りの流れだ」と認めた。
一方、首相が二十六日夜に都内のホテルで公明党の太田代表と非公式に会談していたことが二十七日判明。詳しい会談内容は明らかになっていないが、同幹部は「首相から『解散の時期は私に任せてほしい』と言い渡されたのではないか」と指摘した。
与党筋によると、会談は二十六日午後八時すぎから二時間近く行われ、首相サイドは「秘書官とホテル内の中華料理店で食事」と記者団に説明していた。
二十七日夜の会合には大島理森国対委員長と河村建夫官房長官も同席。早期解散論者の細田幹事長は「やはり解散した方がいいとの考えが党内で強いのではないか」と指摘したが、首相は直接答えず、金融機能強化法改正案などの成立を急ぐよう指示した。
自民党の中川秀直元幹事長は茨城県日立市での講演で先送り論を「民主党が政局主義になって政治が停滞してしまう。何のために福田康夫前首相が退いて総裁選までやったのか分からなくなる」と批判した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200810280078.html
2364
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/28(火) 09:26:07
【08政権選択 激突】
(上)苦境打開へ「自民隠し」
2008年10月20日 北海道
パーティーで握手して回る自民党の武部勤元幹事長(左)。次の選挙は民主党の松木謙公氏と3度目の対決となる=9月20日、北見市
■「政権交代の雰囲気」が敵
まるで「自民党隠し」だ。
衆院12区(網走、宗谷支庁)の現職、武部勤元自民党幹事長は先月末、地元・北見市での事務所開きで記者団にこう強調した。「僕らは党派を超えた全員野球。オホーツク新党ですね」
その1週間前には、同氏を囲む毎年恒例の「タケちゃん広場」で後援会幹部が支持者を前に「武部を失えばオホーツクが没落する。自民党ではない。オホーツクの武部党なんです」と訴えた。
地元の船橋利実道議は、もっと率直だった。
「自民党の看板を隠して仕事をしなくてはならない感じがするぐらい、国民や道民の視線は厳しい」
武部氏は連続当選7回、96;年に小選挙区になってからは負けたことがない。05年の前回総選挙を幹事長として取り仕切り、退任後も小泉元首相が進めた構造改革路線の推進派を自任。今年9月の総裁選では同じ路線の小池百合子元防衛相を支持した。
■ ■
だが、今やその小泉改革が武部氏と自民党を脅かす不安要因となっている。
道連幹部は「小泉改革が都市と地方の格差を生んだ」と分析。公共事業削減などで道内経済は打撃を受け、小泉劇場で自民に未曽有の追い風が吹いた前回でさえ道内12選挙区では民主に4勝8敗という完敗につながったとみる。武部氏は勝ちはしたが、民主の松木謙公衆院議員に比例復活を許し、次は3度目の対決を迎えることになる。
今年9月の自民党総裁選では、当然のように道内の党員・党友の支持は小泉改革に否定的な麻生太郎氏に集中。道連に割り振られた3票はすべて麻生票になった。
道連会長の今津寛衆院議員は「麻生首相の景気に対する考え方、地方を思う心は我々が熱望していたこと」と期待し、道連幹部は「景気対策は都市部の有権者や無党派層対策にもなる」と計算する。
農村部へのてこ入れも忘れない。同党農業基本政策委員会は先月24日、過剰米を発生させないなど新たな農家支援策を確認した。今津氏はこれをビラ1枚にまとめ、翌日朝から地元の農家を回った。
1次産業政策は総選挙での地方向け最重点課題の一つ。「民主党が訴える戸別所得補償制度がいいと言われ、あまり話を聞いてもらえない」(今津氏)という苦境の打開策でもある。
■ ■
しかし、支持基盤の崩壊が続いている現実は重い。
かつて自民党最大・最強の支援組織とうたわれた特定郵便局長OBらの政治団体「大樹」が衣替えした「郵政政策研究会」は今月10日、道内の小選挙区で民主党支援を決めた。同会が支持する国民新党が昨年の参院選比例区で道内で得た得票をみると、約5万5千票に上る。
建設業界も公共事業削減で足腰が弱くなっている。道内の業者数は今年3月末で2万2349。04年3月末から4年間で784減った。
比例区に絞る公明党との協力も懸念が残る。「公明の支援なしに勝てる候補者はいない」(自民道連幹部)ともいわれ、公明や支持母体である創価学会には自民の陣営から協力要請が相次ぐが、学会関係者は「小選挙区で落ちても比例で復活するために自民票を増やしたいという本音が見える」と冷ややかだ。
それでも道連内には「全選挙区で勝てる可能性はある」(丸岩公充幹事長)という見方もある。だが、それを楽観的に過ぎるとみる幹部はこう言った。
「昨年の参院選の時の有権者の判断は『自民党をこらしめてやれ』だった。だが、安倍さんと福田さんが辞めて、今回は『一度政権を代えてやれ』という雰囲気がある」
この雰囲気という見えない敵こそが、今の自民党には最もやっかいな敵ともいえる。
◇
衆院に小選挙区比例代表並立制が導入されて5度目となる総選挙が近づいてきた。参院が与野党逆転し、有権者に政権選択を迫る選挙。すでに決戦に向けて走っている道内各党の現状を報告する。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000450810200001
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/28(火) 09:26:38
【08政権選択 激突】
(中)全勝めざす民主に「壁」
2008年10月21日 北海道
民主党北海道の合同選対事務所開きに出席した小沢一郎代表(左)。「北海道は全勝を」と呼びかけた=9月11日、札幌市中央区
■政権奪取後の姿見えず
民主党の小沢一郎代表は今年、5回も北海道に来た。札幌市で9月に開かれた道連の合同選対事務所開きでは、立候補予定者らにこう言って檄(げき)を飛ばした。
「北海道は政権交代の主導役として、パーフェクトゲームをしてほしい」
結党から10年。有権者が与党にお灸(きゅう)を据える参院選では自民党に勝っても、政権を争う衆院総選挙では勝ったことがない。
しかし、北海道では強い。小泉旋風で自民が圧勝した05年の総選挙でも道内12小選挙区では8勝4敗。昨年の参院選では、道内の比例票は自民より約50万票も多い約122万票に達した。
次の総選挙も「小泉構造改革に痛めつけられた北海道」(鉢呂吉雄・道連代表)だからこそ民主が有利とみる向きは多い。8月下旬に党本部が実施した調査では、道内では多くの選挙区で政党支持率が自民を上回り、ダブルスコアの所もあった。
そこに共産党による追い風だ。これまで同党は道内全選挙区に候補者を擁立してきたが、今度は5選挙区に絞る。「共産票は少なくとも自民には行かないだろう」。それが選対関係者はじめ大方の見方だ。昨年の知事選や参院選で連携した新党大地との協力への期待感もある。
議席をかせげる場所として小沢代表が期待するのも無理はない。
■ ■
しかし、道連関係者は「全勝なんて、とてもできない」と過熱をいさめる。
まず、96年の小選挙区制導入後、自民に勝ったことがない選挙区が三つある。町村信孝前官房長官の5区(札幌市厚別区、石狩支庁)、中川昭一財務・金融相の11区(十勝支庁)、武部勤元幹事長の12区(網走、宗谷支庁)だ。民主党の調査でもこの3選挙区の予定者への支持は自民とほぼ五分。優勢と出た党支持率とは連動していなかった。
また、前回の8勝のうち4勝は自民に得票差1万以内の辛勝だった。わずかな風向きの変化で逆転しうる数字だ。
党を支えてきた労組も徐々に衰退している。連合北海道の組合員は今年4月現在で27万4千人。98年の結党直後より2万9千人も減った。
■ ■
頼みとなるのは無党派といわれる人たちだ。民主の道選出国会議員は「自民も支持基盤が弱っており、必然的に無党派層の争奪戦になる」とみる。鉢呂氏は9月末、連合の会合で「政権交代が何より必要だと訴えていけば勝機は見いだせる」と強調。別の国会議員も「無党派層をつかむには政権交代というキーワードを掲げるしかない」と言う。
だが、「政権交代で何が変わるのかを具体的に示すのは難しい」(同議員)。
無党派層を取り込もうと、立候補予定者らは次々と集会に参加しては有権者とのふれ合いに励んでいるが、それが新たな悩みを生む。「多くの人に顔や名前を覚えてもらうことを優先させると、党の政策や自民との違いを打ち出すことにまで考えが至らなくなる」と選対関係者。そんな矛盾にはまる。
民主党はこれまで、野党に立ちはだかる壁に阻まれてきた。結党時からの「寄り合い所帯」という批判は減ったが、政策を主張すれば「財源に具体性がない」と批判され、政権交代を訴えれば「自民とどこが違うのか」と反論される。道連が今月4日に札幌で開いたマニフェスト市民対話集会で、参加者から出た声は「国会議員は役人に丸め込まれている。民主党は変えられるのか」だった。
今度は壁を越えられるのか。小沢氏が力を入れる北海道は、その鍵を握る。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000450810210001
2366
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/28(火) 09:27:12
【08政権選択 激突】
(下)生き残りかけ比例狙い
2008年10月22日 北海道
事務所開きであいさつする新党大地の鈴木宗男代表。自民か民主か、総選挙の協力相手は衆院解散まで明らかにしない=3日、札幌市
■自・民のはざま 思惑交錯
衆院の小選挙区を中心に自民、民主両党が争う中、比例区で議席を狙う各党のせめぎ合いも激しい。どうやって比例区で2議席を得るか。新党大地・鈴木宗男代表の狙いも、その一点にある。
前回05年の比例区道ブロック(定数8)で、民主、自民両党に次ぐ約43万票を獲得。昨年の参院選では道選挙区に党副代表を無所属で立て、民主などの推薦を受けた結果、敗れはしたが、約62万票を得た。鈴木氏は「次は50万票は確実」と豪語する。
2議席確保には60万〜70万票が必要だ。そこで鈴木氏は、自民か民主と組み、比例区で票をもらう見返りに選挙区の候補者を支援する、という作戦で臨む。協力相手をどちらにするかは、まだ明かさない。大地の価値を最大限に高めるためだが、確実に票をもらえるという担保が得られないからでもある。大地関係者は「本当に欲しいのは個別の組合票だが、民主はうんと言わない。自民は公明との関係で票を出せないだろう」と説明する。
■ ■
両党も大地票が欲しい。鈴木氏には自民の古賀誠選挙対策委員長や民主の小沢一郎代表ら党幹部が何度も直接、協力を求めている。だが一方では、鈴木氏の集票力への疑問もぬぐえない。自民の実力者だった頃の力が落ち、刑事裁判も抱えているからだ。両党関係者は「大地は前回より票が減るだろう」とみる。
大地とも競うことになる公明党は、新進党時代も含めて比例区で過去4回とも1議席を確保してきた。次は4期務めた丸谷佳織氏が引退し、道本部代表の稲津久道議を擁立するため、1議席死守が目標だ。稲津氏は「自公で勝つのが大前提」と語るが、過去の自民党との選挙協力では「見返りが少なかった」という。選挙区で支援したのに比例票がそれほど回ってこない、というわけだ。
同党の道内の比例票は03年の総選挙では約39万5千票、04年の参院選では約41万票だったが、前回総選挙は約36万8千票止まりで大地の後塵(こうじん)を拝し、昨年の参院選は約34万票とさらに減った。
支持母体・創価学会の道内関係者は「1議席守れても大地に負け、票がまた減るならメンツにかかわる」。党道本部幹部は「参院選を下回れば1議席も厳しい」と危機感を抱き、「自民が大地と組むなら、小選挙区で推薦は出せない」と牽制(けんせい)する。
共産党は03年に失った比例1議席の奪還が目標だ。これまで小選挙区でもすべて候補者を立ててきたが、当選者はなく負担が大きい。前回も11選挙区で得票率が10%に届かず、計3300万円の供託金を没収された。そこで次回は候補擁立を5選挙区に絞り、比例単独の元病院職員・宮内聡氏の当選に向けて票を掘り起こす活動に人も資金も集中する作戦だ。
蟹工船ブームもあってか、道内の入党者はこの1年で800人近くに上るという。道委員会幹部は「国民と共感し合える選挙だ。何としても1議席とらないといけない」と語るが、不安もある。「政治を変えたいという声は政権交代を求める声。党員の比例票も民主党に流れかねない」
同じく03年に道内の議席を失った社民党。比例区に昨年の参院選比例区で次点だった元札幌市議の山口たか氏を立て、議席奪還に挑む。
党道連合は札幌市内の選挙区での候補擁立も検討し、近く結論を出す予定だが、それは「走らせる車の多い方が、より声を届かせることができる」(幹部)からだ。実際、自民と民主の争いに割り込むのは厳しい。浅野隆雄幹事長は「現実の力関係をみると、比例の8分の1に食い込む戦略をベストにせざるを得ない」と話している。
(この連載は神元敦司、中林加南子、古賀大己、若松聡が担当しました)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000450810220001
2367
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/29(水) 09:18:34
総選挙、年内見送りへ 経済対策優先、公明も容認の方針2008年10月29日3時0分
麻生首相は世界的な金融危機への対応を優先するため、「11月総選挙」を見送る意向を固めた。30日に記者会見し、景気テコ入れのための第2次補正予算案を今国会に提出し、成立をめざす方針を明らかにする。総選挙の時期は、早くても来年1月以降にずれこむ見通しだ。
首相は27日夜、自民党の細田博之幹事長、大島理森国会対策委員長と会談。早期解散を求める民主党が対決路線に転じても、重要法案の成立に全力をあげる考えを伝えた。11月総選挙の環境整備を図ってきた自民党幹部は28日、解散先送りもやむをえないとの考えを示した。
11月投開票を前提に選挙準備を進めてきた公明党に対しては、首相が26日、太田代表と会談。政治空白を避けるため、政局より政策を優先する意向を伝えた。同党も「首相が決断すればやむをえない」(幹部)と最終的には解散先送りを容認する見通しだ。
首相は当初、臨時国会の冒頭、所信表明演説と代表質問を終えた後で衆院解散に踏み切る考えだった。その後、米国発の金融危機の深まりで、「冒頭解散」を見送り、今度は11月中の投開票を探った。しかし、日経平均株価がバブル後最安値を更新するなど株価下落と円高に歯止めがかからず、当面は金融危機対応を優先すべきだと判断した。
衆院解散について首相は28日夜も記者団に「政局より政策。それが答えだ」と強調した。ただ、解散先送りの背景には、自民党が独自に実施した情勢調査で、与党の過半数維持が厳しい結果が出たことも影響しているとみられる。
首相は今後、金融機能強化法改正案と第2次補正予算案の成立後に解散の時期を探ることになる。(1)来年度予算案を編成した後の12月末(2)来年1月召集の通常国会冒頭(3)来年度予算成立後の4月以降――などが想定される。
与党がいったん固めた11月総選挙を見送ったことで、首相の求心力低下は避けられない。野党が攻勢に転じる「ねじれ国会」を乗り切るのは容易ではなく、選挙情勢が今後、与党に有利になる見通しもない。金融危機が実体経済に影響を及ぼすのはこれからで、首相が解散の時期として指摘した「一番状況のいい時」の見極めは難しい。与党内では、首相が早期解散を決断できなかったことで、来年9月の衆院議員の任期満了まで解散できないのではないかとの見方も出ている。
一方、政府・与党は第2次補正予算案などの成立を図るため、11月30日に会期末を迎える臨時国会の会期を延長する検討に入る。民主党の出方次第では、憲法上、参院が否決したとみなされる「60日ルール」の適用も視野に入れざるを得ず、昨年同様、越年国会となる可能性もある。
http://www.asahi.com/politics/update/1028/TKY200810280411_01.html
2368
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/29(水) 09:19:06
脅されてもナイショ…麻生首相 解散先送り
麻生首相は、世界的な金融危機と景気後退の深刻化を受け、衆院解散・総選挙を当面見送る意向。「当面は政治空白をつくることはできない。景気、金融対策を優先させる」との方針を与党側に伝えた。30日に予定する追加経済対策発表に合わせ、解散見送りを正式に表明する考え。次期衆院選は年明け以降に先送りされる見通しだ。
ただ、支持率低迷が続いた福田康夫前首相に見切りをつけ、選挙の顔として首相を押し上げる原動力の一翼を担った公明党内では先送りへの不満は強い。太田昭宏代表と北側一雄幹事長は26日夜、都内で首相と密会し「一体、誰のおかげで総理になれたと思ってるんだ」と早期解散を迫った。さらに「11月末が駄目な理由を言ってくれ。駄目なら、この時期に解散すれば勝てるんだという戦略を示してくれ」と食い下がったが、麻生首相は「言えない」の一点張り。太田氏が「このままでは福田と同じになってしまうぞ」と“麻生おろし”までちらつかせたが、約1時間続いた会談は物別れに終わった。この間、首相は一口もコーヒーに口をつけなかった。。
早期解散を求める民主党は反発し、審議促進に協力してきた従来の国会対応を転換し攻勢を強める構えだ。
28日の東京株式市場は、日経平均株価が一時、大幅下落して6994円を付けた。7000円割れは、終値基準では82年10月6日以来、26年ぶり。
[ 2008年10月29日 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/10/29/02.html
2369
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/29(水) 10:45:49
公明、解散へ「直談判」
2008年10月29日
麻生首相が衆院解散の先送りを固めたことで、公明党は、政権の先行きに不安感を募らせている。
公明党本部では28日、急きょ衆院議員団会議が開かれた。11月選挙を指示してきた執行部が、現状を説明する必要に迫られたためだ。
太田昭宏代表は「常在戦場のつもりで」と気持ちの引き締めを要請。北側一雄幹事長は、なおも「11月10日までの解散はあり得る」との見方を披露した。一筋の望みを託すように、北側氏は28日夜には都内のホテルで首相と密かに会談し、早期解散の「直談判」にも及んだ。ただ、党内に素直に受け取る向きは少なく、議員らにはあきらめムードが漂っている。
30日の追加経済対策発表後に解散−との見方は覆され、党幹部からも「追加経済対策は解散の道具だと思っていたのに、どうなっているんだ」といら立ちがのぞく。
公明党は、経済対策を実行しようにも、関連法案は野党の反対で成立が遅れ、結果的に経済に悪影響を及ぼす可能性があるとみている。「このまま解散せずにいて(自民党の獲得議席が)200から230に増える担保はあるのか」(中堅)と露骨な意見もある。
9月下旬から選挙準備に走り続けてきた党内には「一度走るのをやめたら、二度と歩き出せなくなる」との徒労感も増す。公明党は首相に「選挙の顔」としての期待を寄せてきた。その風向きも最近は変化し「首相の考えていることが分からない」(別の幹部)との不満も出始めている。
(大杉はるか)
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ntok0069/list/CK2008102902000205.html
2370
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/29(水) 11:27:56
検証・衆院選先送り/「誰のおかげで総理に」
二十六日夜、東京・紀尾井町の「グランドプリンスホテル赤坂」。秘書官との食事名目でホテル内の中国料理店に姿を消した首相麻生太郎は、報道陣の目をかいくぐり上階の客室を訪れた。公明党代表太田昭宏と幹事長北側一雄が待ち受けていた。首相が二十四、二十五両日の北京訪問の際、衆院の早期解散に慎重姿勢を示したことに業を煮やし、直談判しようと手ぐすね引いていた。
「一体、誰のおかげで総理になれたと思ってるんだ」。密会の部屋には早期解散を迫る二人の怒号が飛び交った。公明党は低空飛行を続けた前首相福田康夫に見切りをつけ、選挙の「顔」として麻生を押し上げる原動力の一翼を担った。すべては麻生の就任直後の“ご祝儀相場”が引けないうちに選挙を戦い、与党過半数を確保するため。支持母体の創価学会は「十一月衆院選」を目指して走り続けており、簡単に「撃ち方やめ」というわけにはいかない。学会への面目は丸つぶれだ。
しかし、解散権を握る麻生は先送りの判断を告げた。「今の経済情勢を考えると、政治空白をつくることはできないでしょうが。景気、金融対策を優先させる。選挙は今じゃないんだ」
× ×
麻生が株価底割れを受けて衆院選の年内見送りへかじを切った。大義名分は景気優先だが、選挙情勢の旗色が悪く「越年に追い込まれた」(自民党幹部)のが実情だ。ただ持久戦で勝機が訪れる保証はなく、公明党との連立体制は相互不信がむしばむ。政権失速のリスクを抱え込んだ「展望なき決戦回避」までの軌跡をたどった。(敬称略)
× ×
▽冷めたコーヒー
ホテルでの麻生と太田らのせめぎ合いは続いた。太田は「解散するかしないか考えながら政権を運営しても中途半端になる。民意の洗礼を受けたうえで、強力な経済対策を打つべきだ」と指摘。
さらに衆院選日程について「十一月三十日」が有力視されてきたことを踏まえ「十一月末が駄目な理由を言ってくれ。駄目なら、この時期に解散すれば勝てるんだという戦略を示してくれ」と食い下がったが、麻生は「言えない」の一点張り。
「このままでは福田と同じになってしまうぞ」。いら立つ太田は「麻生おろし」までちらつかせた。しかし約一時間続いた会談は物別れに。テーブルには、麻生が一口もつけずに冷めたコーヒーが残された。
会談には前段があった。麻生と太田は今月一日にも同じホテルでひそかに向き合った。太田は早期解散を求める立場から麻生の腹のうちを探った。だが麻生は「おたくらは、福田前政権のときは『選挙は年末・年始に』と言っていたんじゃなかったんですかねえ」と、けむに巻くだけだった。
一連の会談で公明党執行部の“麻生不信”は加速した。太田は二十六日の密会後、党幹部らに「麻生には戦略がない。先送りは最悪の判断だ」と吐き捨てた。麻生も周囲に「(民主党代表)小沢一郎が望んでいる時期に選挙をするばかがどこにいるんだ」と指摘した。
与党が過半数を確保するには選挙態勢づくりでの緊密な連携が不可欠だ。しかし連立与党体制の空洞化は覆い隠せない。
▽揺らぎ
麻生は就任直後の九月下旬、周辺に「民主党は二〇〇八年度補正予算案に徹底抗戦するだろう。もう(早期解散の)腹は決まっている」と述べ「十一月二日衆院選」を視野に、小沢民主党との決戦に挑む意向を漏らしていた。
世論調査では「首相にふさわしい人」の質問で、小沢を大きくリードする。自民党総裁選の余勢を駆って党首力勝負に持ち込めば、過半数は固いと踏んでいたようだ。月刊誌には、臨時国会冒頭での解散を示唆する手記も発表した。
だが同じ時期に自民党が独自に実施した選挙情勢調査では「苦戦必至」との予測がまとまり、雲行きが怪しくなる。米国発の金融危機は日本の実体経済にも影を落とし始め、麻生は早期解散圧力を避ける意味からも「景気対策優先」に傾斜していく。
「今選挙をすれば負ける。落ち着いてじっくり政策に取り組むべきだ」。今月十六日には盟友の財務相中川昭一、行革担当相甘利明、選対副委員長菅義偉が都内のホテルで麻生を囲み、解散先送りを強く進言。麻生は翌十七日に党本部で選対幹部から「自民党候補の動きが鈍い。早期解散では責任を持てない」と伝えられ、決戦回避の意向を固めたとみられる。
二十七日夜、自民党で早期解散の旗を振ってきた幹事長細田博之、国対委員長大島理森と都内のホテルで会食。大島は「いま解散しないと、民主党が対決姿勢に転じて国会運営が大変なことになる。このままでは『追い込まれ解散』になる」と強調した。しかし麻生は動じなかった。「どんな困難があっても解散せずに、経済対策をやりたい」
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/1028.html
2371
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/29(水) 11:37:41
予想される衆院選シナリオ/早ければクリスマス解散
麻生太郎首相が衆院解散・総選挙を当面見送る意向を固めたのを受け、焦点は次の解散のタイミングに移る。民主党が対決姿勢に転じる中、首相の「政治空白をつくらない」「景気対策重視」との方針に従えば、選択肢は多くない。「クリスマス解散」を含む年末年始、二〇〇九年度予算成立後の来春、来夏の東京都議選とのダブル選挙、来年九月の任期満了選挙が候補で、首相は経済情勢をにらみながら「一番いい時期」を見極めることになる。
政府、与党は例年、十一月下旬から税制改正論議に本格着手し、十二月二十四日ごろまでに〇九年度予算案の編成作業を終える。この後、通常国会が召集される来年一月中下旬まで政府も事実上の冬休みに入る。
「政治空白」を最小限に抑えるため、この期間を利用しようというのが最も早い年末年始案だ。与党内では今国会を十二月下旬まで延長し、「麻生カラー」を反映させた来年度予算案編成直後に解散に踏み切る「クリスマス解散」もささやかれている。この場合は「一月六日公示―同十八日投票」の日程が有力だ。
通常国会冒頭解散案もあるが、〇八年度第二次補正予算案と〇九年度予算案の成立が大幅に遅れるのは確実で、暫定予算編成を余儀なくされる可能性が大きいため慎重論も強い。
来年度予算案を三月下旬に年度内成立させた後に解散し、四月に衆院選を実施する日程も選択肢だ。ただ、予算本体だけでなく関連法案の成立も目指す場合は、野党の対応次第で四月末からの大型連休前後まで解散できない可能性がある。公明党は党を挙げて取り組む来年夏の東京都議選の前後三カ月は避けたい意向で、調整が必要になる。
“逆転の発想”で都議選とのダブル選挙に持ち込む案も浮上している。自民党側には「ダブルになれば、公明党と支持母体の創価学会は総力戦になる」(ベテラン議員)と、自公の選挙協力にもプラスになるとの期待がある。
このタイミングも見送れば、現在の衆院議員の四年間の任期が終わる九月が間近に迫る。「任期満了選挙」は追い込まれた印象が強いため、できれば避けたいという空気が強い。任期満了を迎えても国会開会中であれば衆院選は閉会後でいいとの公職選挙法の規定を利用する「奥の手」(自民党選対幹部)を使う案も検討されている。
解散先送りに不満を持つ議員を中心に、自民党内では「来春までに決断できなければ麻生降ろしが始まる」(閣僚経験者)との声も漏れ始めている。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20081028.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/04(火) 13:03:12
民主、国民新:沖縄1区の選挙協力にすきま風
参院統一会派結成1年を迎えた民主、国民新両党に、選挙協力を巡りすきま風が吹いている。民主党本部が決めた衆院沖縄1区の国民新党候補の推薦に県連が反発、独自候補擁立を模索しているためで、国民新党は「統一会派解消だ」と激高。菅直人代表代行が7日に沖縄入りし、収拾を図る事態となった。
きっかけは10月24日、民主会派の議員総会。民主沖縄県連代表の喜納昌吉氏が、衆院沖縄1区の国民新現職、下地幹郎氏について「民主党のロゴマークで選挙活動をしている。応援できない」と発言。国民新党の長谷川憲正氏が「我が党は200選挙区で民主を応援している」と反論し、輿石東参院議員会長は「状況を聞いておく」と引き取った。
これに国民新党の亀井静香代表代行がかみついた。29日に鳩山由紀夫幹事長に電話し「喜納氏の処分を求める。統一会派解消だってある」と抗議。31日の両党の定例協議で時に怒号も飛び交うやりとりの末、輿石氏の再度の発言と菅氏の沖縄入りで矛を収めた。しかし喜納氏は下地氏が設立した地域政党「そうぞう」と国民新党の合流を民主候補擁立断念の条件として求め、決着はついていない。
国民新党は青森4区の候補者一本化で党公認候補の民主入りを認めて譲歩したのに、調整が残る5選挙区で民主が譲らないのが不満。民主党の国会戦略に「解散やるなら法案通すなんて談合だ」(亀井氏)との不信感もうっ積している。一時は合併話まで出た両党だが、再び距離が広がりかねない状況だ。【小山由宇、三森輝久】
毎日新聞 2008年11月2日 22時45分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081103k0000m010080000c.html
2373
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/04(火) 13:03:41
民主党県連は津島恭一氏の入党認める 青森
民主党県連(田名部匡省代表)は2日、青森市で常任幹事会を開き、入党願を提出していた津島恭一氏の民主党入党を認め、同氏を次期衆院選本県4区の候補者として党本部に公認申請することを決定した。公認申請は4日にも行う。これで民主党は本県4選挙区すべてに公認候補を擁立する見通しとなった。
次期衆院選本県4区は、同党県連が公認申請していた党所属県議の山内崇氏が党本部による非自民候補一本化調整を受けて出馬を断念。4区については白紙となり、県連に対応が一任されていた。
一方、国民新党公認での出馬が内定していた津島氏が離党し、民主党に入党願を提出。常任幹事会はその対応について非公開で約1時間半開かれ、終了後に田名部代表が津島氏と既に公認が決まっている1―3区の候補者と記者会見した。会見で田名部代表は「満場一致で入党を認めた」と報告。津島氏は「おかげさまで入党がかなった。これからは県連会長や皆さんのご指導の下、民主党の政権交代のため、微力ながら一生懸命努めたい」と述べた。
終了後、津島氏は県連幹部と握手し「どうぞよろしくお願いします」とあいさつ。国会議員や県議から「頑張ってください」と激励を受けた。
出席者によると、さまざまな意見が出たが、最終的には津島氏で一本化する方向で合意したという。党本部への申請は「選挙に支障がないよう速やかに行う」(田名部定男幹事長)としており、4日にも行われる見通し。その後、連合青森への推薦要請や2、3区で選挙協力、政策協定を結んだ社民党県連との4区の対応についての協議など、次期衆院選に向けた準備を進める。
【写真説明】田名部民主党県連代表(右)とともに会見する津島氏
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/11/4134.html
2374
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/04(火) 13:04:06
萩山氏、執行部を批判 自民3区地域支部会議で
次期衆院選の自民党公認候補問題で、同党衆院第3選挙区支部(支部長=萩山教厳衆院議員)は2日、高岡市内で選挙区内の地域支部長らを集めた会議を開いた。公認候補について、各地域支部の意見を聴取したが結論は出ず、5日に同選挙区の県議団会議を開き、候補選考の方向性を打ち出すことを提案し、了承された。会議の結果は11日、地域支部長らに報告する。
萩山支部長は冒頭で、「党(選対)本部も、現職公認が当然との考え方だ。それなのに支部長の指示に従わず、相談もせずに執行部が勝手な動きをしている」と、執行部を非難し、退席した。これに対し、支部役員らから、「正直言って、現職では挙党態勢になりづらいから、こういう状況になった」などの意見が出されるなど、支部内には反発の声も出た。
会議では、支部執行部が、各地域支部などから望ましい公認候補名や選考方法を聞くと、党県連に公認申請する現職の萩山氏(76)、橘康太郎前衆院議員(74)、柴田巧県議(47)の地元地域支部がそれぞれの候補者を推した。また、下支部(射水市)が橘氏を支持したが、具体名を挙げない地域支部も多かった。選考方法についても党員による予備選や話し合いなど、意見が分かれた。
支部執行部は「複数の立候補があった時は、『挙党態勢を組める人に決める』という党規がある」として各地域支部の意見を参考に決めていく。
(2008年11月3日 読売新聞)富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20081102-OYT8T00633.htm
2375
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/04(火) 13:04:32
高岡、氷見、小矢部は地元候補推す 衆院選3区公認調整 自民が支部会議
富山3区の公認について協議した第3選挙区支部の会議=高岡市の高岡商工ビル
自民党富山県第3選挙区支部は二日、高岡市の高岡商工ビルで支部長・幹事長・事務局長会議を開き、次期衆院選の公認調整に対する各地域支部の意見を聴取した。高岡、氷見、小矢部の三市の市連・支部はそれぞれ公認に意欲を示す地元候補の三氏を推したものの、他の支部は特定の候補名を挙げなかった。
県西部の県議団は五日に会合を開き、この日の意見を参考に一本化の手法について協議する。十日に支部長・幹事長・事務局長会議を再び開いて結果を報告し、県連と調整した上で、党本部に意見を上げる。
自民党公認の候補予定者には現職の萩山教嚴氏(76)=氷見市=、県議の柴田巧氏(47)=小矢部市=、元職の橘康太郎氏(74)=高岡市=が名乗りを上げている。会議には十一地域支部と、女性部、青年部・局の役員ら約八十人が出席。横田安弘幹事長、米原蕃副支部長ら県議が支部ごとに別室で考え方を聞いた。
その結果、選考方法については話し合いによる決着を求める意見が多かった。予備選については「開かれた民主的な選考方法として実施すべきだ」(小矢部市連)、「やむを得ない場合には仕方がない」(大門、大島支部)との声があったが、氷見市支部は党本部一任を求めた。分裂選挙を避けるため、まず公認に意欲を示す三氏から白紙一任を取り付けるべきだとの意見も出た。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20081103204.htm
2376
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/04(火) 13:05:08
県議ら改めて集約へ 3区自民公認問題
2008年11月03日
次期衆院選富山3区の自民党公認調整が難航している問題で、3区内の同党18地域支部の幹部らが2日、高岡市で会議を開いた。選考方法として「話し合い」のほか、複数の地域支部が予備選を提案するなど意見が分かれたため、3区内の県議らが改めて5日に集約することになった。
3区の同党公認には現在、現職の萩山教厳氏(76)、元職の橘康太郎氏(74)、新顔で県議の柴田巧氏(47)の3人が手をあげている。この日は3区内の県議らが、公認候補にふさわしい人物や選考方法について、18地域支部などから個別に意見を聞いた。
3人のそれぞれの地元である氷見、高岡、小矢部以外に3支部が具体名を挙げた。南砺は「3人からは推挙できない」と断言。選考方法も「話し合いでだめなら党員投票」「県議を中心に協議」などと様々で、最終的に柴田氏を除く3区内の県議で、集約することになった。予備選について、3区支部執行部は「現職がいる状況では難しい」などと、否定的な見方を示した。
党本部に、支部内での一本化を求められてから約1カ月半。「第4の候補」擁立模索など、紆余(う・よ)曲折を経ての「意見集約」に、支部内には「もっと早く(地域支部に)説明すべきだった」と、手順の不備を指摘する声もある。
◇
この日の会議の冒頭で、同党3区支部長の萩山氏が「公認はあくまで現職優先」と強調し、「今日の会合を私は知らない」と3区支部執行部を批判し、会場に一瞬、緊張が走る一幕があった。
萩山氏は、10月末に党本部の選対関係者と、公認問題などを話した時の内容という文書を配布。文書には選対が「支部長には絶対の権限がある」などと話した、と記されている。
出席者からは「あれでは話にならなくなる」「かえって立場をまずくした」など反発の声も上がった。
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000000811030001
富山
2377
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/11(火) 08:08:31
「勝てない候補」差し替えめぐり、自民“師弟バトル”
解散・総選挙の先送りを受け、自民党内に現職も含めて小選挙区候補者を見直す動きが出てきた。「勝てない候補」の差し替えを行う趣旨で、旗振り役は菅義偉選対副委員長だ。ただ、自民党の世論調査結果によると、菅氏が所属する古賀派には、民主党候補に圧倒されている重鎮クラスがズラリ。古賀誠選対委員長との師弟バトルが勃発する可能性も出てきている。
「自民党には現職なら全員、公認するという考えがあったが、そういう時代ではない。戦えない人は見直しや差し替えをしていきたい」
菅氏は先月末のテレビ番組でこう語り、自民党議員らを戦慄させた。
これまで自民党では郵政造反組と刺客組との競合やコスタリカ方式を解消するため、現職でも世論調査の結果が悪ければ公認が得られないケースが出ている。しかし、今回の発言はさらに一歩踏み込んだもので、「勝てない現職候補」の“クビ切り”まで宣言したと見られているからだ。
ただ、この障害となりそうなのが、古賀氏なのだという。
10月に行った自民党の世論調査によると、野党候補に10ポイント以上離されている現職に、古賀派の重鎮らが含まれていたためだ。例えば、当選8回では「消費者やかましい」や事務所費問題で、福田改造内閣沈没の戦犯となった太田誠一前農水相(福岡3区)や川崎二郎元厚労相(三重1区)、7回では二田孝治衆院議員(秋田1区で落選、比例復活)という具合だ。
また二階派最高顧問の海部俊樹元首相も民主党現職にリードを許しているほか、山崎拓前副総裁も落選確実圏にいる。
自民党選対関係者は「太田氏は古賀氏が執心している人権擁護法案を進めていた腹心だけに、切れない。二階俊博経産相に気を使って、海部氏にも引退を勧められない。候補者差し替えを実施するとなると、古賀氏はかなり厳しい立場に追い込まれる」と解説する。
そもそも、古賀氏と菅氏は、福田康夫前首相と麻生首相が争った昨年の総裁選で両陣営に分かれて激突。福田氏の勝利で古賀氏が選対委員長に就いた際、選対局長だった菅氏の手腕を買って副委員長に据えた。ところが、古賀氏と確執がある麻生首相が就任してからは、立場が逆転。菅氏を事実上の選対委員長と見る向きすらある。
古賀派若手は「古賀氏の最大目標は選対委員長の権力を維持すること。これを邪魔する人間は、ただじゃおかないだろう」と、バトル勃発を予測している。
ZAKZAK 2008/11/06
http://www.zakzak.co.jp/top/200811/t2008110612_all.html
2378
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/11(火) 08:08:49
民主と大地が選挙協力 次期衆院選 小沢、鈴木代表が合意(11/07 06:42)
民主党の小沢一郎代表と新党大地の鈴木宗男代表は六日、国会内で会談し、次期衆院選の選挙協力で合意した。両代表は七日に札幌市内で記者会見し、正式表明する。両党の協力合意は、政権選択をかけた次期衆院選の道内勢力図に大きな影響を与えそうだ。
選挙協力は、新党大地が道内十二小選挙区で民主党候補を支援し、比例代表では民主党側が、鈴木代表を名簿一位とする大地の得票に協力する内容。両代表の会見には連合の高木剛会長も同席し、大地への協力を表明する。
会談で小沢氏は「北海道での大地の実績はよく分かっている。一緒に政治の流れを変えよう」と協力を要請。鈴木代表は「きちんと党内の手続きを取らせてもらう」と受諾した。両代表は道内の選挙情勢を分析し、道内十二選挙区で全勝を目指す考えで一致した。
鈴木代表は引き続き、衆院で統一会派を組む国民新党の綿貫民輔代表ら幹部と国会内で会い、小沢氏との会談内容を説明。共闘関係の継続を確認した。
民主党と大地は昨年の道知事選と参院選で選挙協力したが、参院選で大地の新人候補が落選。大地側は民主党への不信感を強め、自民党との選挙協力も一時検討していた
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/127748.html
2379
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/11(火) 08:13:29
社民県連、3区公認候補擁立も
社民党県連は8日、富山市内で常任幹事会を開き、衆院選富山3区をめぐり、民主党県連の対応次第では独自候補擁立に踏み切ることを確認した。
社民党県連代表の又市征治参院議員は、公認候補擁立の方針を明言した民主党県連を非難した。
又市氏は冒頭のあいさつで、民主党県連の方針を「どうなっているのか、理解に苦しむ」と批判。
無所属統一候補擁立については「一つの選択肢として努力し、来週中に見極めをする」と述べ、「努力が実らなければ、(社民党の)公認候補擁立も含めてお願いしたい」と話した。
(2008年11月9日 読売新聞)讀賣富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20081108-OYT8T00865.htm
2380
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/11(火) 08:15:39
県議団に調整一任 富山3区の自民公認
2008年11月10日 14:28
調整が難航している自民党の次期衆院選富山3区の公認問題で、党県第三選挙区支部(支部長・萩山教厳衆院議員)は十日、高岡市の高岡商工ビルで支部長・幹事長・事務局長会議を開き、一本化の調整を県議団に一任することを決めた。早期解散の可能性もにらみ、十二月五日までに結論を出すことを確認。支部の一部から要望があった予備選は見送ることになった。
まとめ役の米原蕃同支部副支部長が、二日に開いた同会議での意見や、五日の県議団会議の協議結果を報告。予備選は、全国では現職の不出馬に伴う新人同士の選挙で例があるものの、現職、元職、新人が名乗りを挙げる3区のようなケースではなく、きっ抗した場合の対応などルールが定まらず、見送りを決めた。代議員や支部長による投票も含めて行わず、話し合いによる調整を目指す。
米原副支部長は会合後「県議団の決定に従うと一任を受けた。一本化に向けて精力的に努力したい」と述べた。
3区は萩山氏(76)=比例代表北陸信越ブロック、六期、氷見市鞍川=のほか、橘康太郎前衆院議員(74)=高岡市守山=、柴田巧県議(47)=三期、小矢部市清水=の三人が名乗りを挙げている。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20081110/16814.html
2381
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/15(土) 15:35:49
勝機見えず、先送りにじます=解散時期めぐり麻生首相
【ワシントン14日時事】麻生太郎首相が、衆院解散は2009年度予算成立後の来春以降が望ましいとの考えを示したのは、金融危機が長期化の様相を呈する中で踏み切っても、勝機を見いだすのは難しいとの判断に傾いているためだ。追加経済対策の目玉と位置付けた定額給付金をめぐる調整の迷走も影響しているとみられ、首相にとり解散時期の選択肢は確実に狭まりつつある。
首相が解散について具体的に触れたのは今回が初めて。これまでは金融危機を受けて「政局よりも政策」と言い続け、あいまいな態度を取ってきた。手の内を明かさぬまま「解散カード」を持つことで、求心力を維持するためだ。
しかし、経済情勢は一向に上向く気配がない。定額給付金をめぐる議論の混乱が首相の指導力不足を浮き彫りにしたこともあり、与党には「仕切り直し」を求める声が広がっている。首相としては、09年度予算案の年度内成立に最優先で取り組む姿勢を打ち出すことで、解散風をいったん沈静化させ、態勢を立て直す狙いもありそうだ。
ただ、衆院選を先送りした場合、来年6月か7月に行われる東京都議選とできるだけ離したい公明党から反発が出るのは確実だ。解散権を事実上封じられた状態が続けば、首相の求心力が一段と低下し、「麻生降ろし」の動きが顕在化することも予想される。(了)
(2008/11/15-09:24)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008111500156
2382
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/15(土) 23:34:43
麻生首相:「来春以降解散」示唆 タイミングに手詰まり感
訪米中の麻生太郎首相が14日昼(日本時間15日未明)、同行記者団に衆院解散・総選挙の来春以降への先送りを示唆したのは、景気の悪化で解散のタイミングを失ったためだ。「政局より政策」を強調する首相は09年度予算案の年度内成立を最優先する考えだが、解散戦略は景気に左右される手詰まり感を漂わせている。「選挙の顔」を期待された首相の選択肢は、じわじわと狭まっている。
◇景気に左右され選択肢狭まる
自民党の笹川尭総務会長は15日、毎日新聞の取材に「国民が望んでいるのは景気対策。予算編成を優先するのは当然だ」と指摘。大島理森国対委員長は、追加経済対策の裏付けとなる08年度第2次補正予算案を今国会に提出するかについて「首相の思いを第一に考えてやらなくてはならない」と強調した。
経済情勢の悪化に自民党の危機感も募るばかり。伊吹文明元幹事長は13日の伊吹派総会で「2次補正と来年度予算、関連法案を年度内に処理しないと、輸出の先行きは非常に危ない」と強調。09年度予算編成が本格化する年末を控え、政府と自民党は景気回復を最優先することで足並みをそろえつつある。
しかし、首相の解散権がしばられることで、常に「解散カード」をちらつかせ、求心力を保ってきた政権戦略は力を失う。来年9月の任期満了を受けた衆院選の可能性もささやかれており、自民党内には「『解散をやる、やる』でいかないと持たない政権なのに、選挙すら管理できない内閣だ」(若手)との批判もくすぶる。
首相は同行記者団に対し、野党の対応次第で早期解散に踏み切る可能性も否定しなかった。あくまで解散のフリーハンドは持ち続けるという宣言の意味合いがあったが、自民党首脳は「バランスを取り、言葉を散らしたんでしょ」と解説し、早期解散の可能性をあっさり否定した。【中村篤志】
◇求心力低下で外交頼み
首相はワシントンで存在感の誇示に躍起になっており、衆院解散を先送りする中、外交分野で実績を積み上げ、政権浮揚につなげようという思惑が感じられる。逆に言えば、外交に頼らざるを得ないほど、首相の求心力が低下していることを物語ってもいる。
14日夜(日本時間15日午前)にホワイトハウスで開かれた夕食会で、ブッシュ米大統領は最初の発言者として首相を指名。首相は「新興国、中小国への支援などが重要だ」などと満足げに語り、金融安定化と景気対策への日本の取り組みを積極的にアピールした。
14日昼(同15日未明)には、同行記者団に「(アジアには)世界の人口の半分がいる。日本が開かれる場所としてふさわしい」と述べ、第2回金融サミットの日本開催に意欲を示した。英国のブラウン首相、インドネシアのユドヨノ大統領、ブラジルのルラ大統領との会談を精力的にこなしたのも「外交の麻生」を印象づける狙いとみられる。
ただ、外交分野の得点が政権浮揚につながる保証はない。7月の北海道洞爺湖サミットで議長を務めた福田康夫前首相は、1カ月半後に退陣表明に至っており、麻生政権の展望は開けているわけではない。【ワシントン高塚保】
毎日新聞 2008年11月15日 22時13分(最終更新 11月15日 22時56分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20081116k0000m010083000c.html
2383
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/16(日) 10:39:01
読む政治:首相「来春以降解散」示唆(その1) 流れ任せの判断
訪米中の麻生太郎首相が14日昼(日本時間15日未明)、同行記者団に衆院解散・総選挙の来春以降への先送りを示唆したのは、景気の悪化で解散のタイミングを失ったためだ。「政局より政策」を強調する首相は09年度予算案の年度内成立を最優先する考えだが、解散戦略は景気に左右される手詰まり感を漂わせている。「選挙の顔」を期待された首相の選択肢は、じわじわと狭まっている。
◇景気に右往左往、タイミング手詰まり
自民党の笹川尭総務会長は15日、毎日新聞の取材に「国民が望んでいるのは景気対策。予算編成を優先するのは当然だ」と指摘。大島理森国対委員長は、追加経済対策の裏付けとなる08年度第2次補正予算案を今国会に提出するかについて「首相の思いを第一に考えてやらなくてはならない」と強調した。
経済情勢の悪化に自民党の危機感も募るばかり。伊吹文明元幹事長は13日の伊吹派総会で「2次補正と来年度予算、関連法案を年度内に処理しないと、輸出の先行きは非常に危ない」と強調。09年度予算編成が本格化する年末を控え、政府と自民党は景気回復を最優先することで足並みをそろえつつある。
しかし、首相の解散権がしばられることで、常に「解散カード」をちらつかせ、求心力を保ってきた政権戦略は力を失う。来年9月の任期満了を受けた衆院選の可能性もささやかれており、自民党内には「『解散をやる、やる』でいかないと持たない政権なのに、選挙すら管理できない内閣だ」(若手)との批判もくすぶる。
首相は同行記者団に対し、野党の対応次第で早期解散に踏み切る可能性も否定しなかった。あくまで解散のフリーハンドは持ち続けるという宣言の意味合いがあったが、自民党首脳は「バランスを取り、言葉を散らしたんでしょ」と解説し、早期解散の可能性をあっさり否定した。【中村篤志】
◇民主、戦略肩すかし
民主党幹部は15日、首相の姿勢を厳しく批判し、攻勢を強める構えを見せた。背景には早期の衆院解散を前提に組み立ててきた戦略が否定されかねないことへの危機感がある。ただ、戦略を練り直すにも妙案はなく、首相の「肩すかし」に戸惑いも広がっている。
小沢一郎代表は高知市で記者団に「解散する決意で首相になったのに今国会に(第2次補正)予算案が出そうもない。何のために解散を延ばしたのか」と語った。鳩山由紀夫幹事長も那覇市で「金融危機対応に必要な法案には協力してきたが、首相が経済対策も何も打たないなら厳しく対応するのは当然だ」と強調した。
民主党は金融機能強化法改正案と新テロ対策特別措置法改正案の早期採決には協力する一方、第2次補正予算案審議では早期解散を念頭に全面対決に転じるつもりだった。しかし、2次補正は与党内で先送り論が台頭。攻め手に悩む状態が続いている。
山岡賢次国対委員長は「郵政民営化見直し法案の審議入り」を新たな条件として示し、両改正案の審議引き延ばしも辞さない考えを示している。
17日の幹部会で当面の対応を協議するが、「抵抗戦術」で一致するかは不透明だ。【上野央絵】
◇求心力低下、外交頼み
首相はワシントンで存在感の誇示に躍起になっており、衆院解散を先送りする中、外交分野で実績を積み上げ、政権浮揚につなげようという思惑が感じられる。逆に言えば、外交に頼らざるを得ないほど、首相の求心力が低下していることを物語ってもいる。
14日夜(日本時間15日午前)にホワイトハウスで開かれた夕食会で、ブッシュ米大統領は最初の発言者として首相を指名。首相は「新興国、中小国への支援などが重要だ」などと語り、金融安定化と景気対策への日本の取り組みをアピールした。14日昼(同15日未明)には、同行記者団に第2回金融サミットの日本開催に意欲を表明。英国のブラウン首相、インドネシアのユドヨノ大統領、ブラジルのルラ大統領との会談を精力的にこなしたのも「外交の麻生」を印象づける狙いとみられる。
ただ、外交分野の得点が政権浮揚につながる保証はない。7月の北海道洞爺湖サミットで議長を務めた福田康夫前首相は、1カ月半後に退陣表明に至っており、麻生政権の展望は開けているわけではない。【ワシントン高塚保】
毎日新聞 2008年11月16日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081116ddm002010118000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/16(日) 10:39:25
読む政治:首相「来春以降解散」示唆(その2止) 漂う暗雲、麻生内閣
◇「選挙仕様」に限界
◇調整役不在、給付金で顕在化
麻生政権が打って出るはずの経済政策で混迷を深めている。定額給付金騒動は、麻生太郎首相が「決着」を強調しても、支給対象などをめぐりなお混乱が続く。「選挙に勝って初めて天命を果たす」。首相がこう宣言して船出した政権は「選挙仕様」。それが最大の使命の衆院選を先送りし、選挙後に取り組むはずの課題に手をつけたことで、矛盾が噴き出し、限界があらわになっている。
「選挙になっても、河村(建夫官房長官)は選挙に強いから東京にいられる。中曽根(弘文外相)は参院議員だから、外交日程を代わりにやってもらえると思って選んだ」
今月に入り、政権の迷走を指摘された首相は側近にこう話した。
麻生政権は、選挙仕様が目立つ。
その一つが、戦後最年少の34歳で初入閣した小渕優子少子化担当相。「選挙で全国を飛び回ればいい。国会答弁なんてする必要ない」(自民党中堅)などと平然と語られる。
佐藤勉国家公安委員長も同様。当選4回。本人も驚く「サプライズ人事」で、組閣時に首相から「選挙も含めて頑張れ」と声を掛けられた。地元・栃木4区で、ねじれ国会を仕切る民主党の山岡賢次国対委員長と競合することが首相の念頭にあったのは明らかだ。
首相は衆院選を「1枚看板」で戦う考えだったため、官房長官も温厚だが地味な河村氏。調整役が務まる人材は用意していなかった。
その河村氏は給付金問題で傍観に終始。「所得制限」派の与謝野馨経済財政担当相らと、「一律支給」派の鳩山邦夫総務相、中川昭一財務・金融担当相らが綱引きを展開しても調整に入らずじまい。
10日の記者会見では、所得制限について「首相がそういう方向を打ち出しており、それに沿って結論を導き出すと思う」と語ったが、約40分後に、その首相から否定される。「河村さんに調整役は荷が重いと思っていたが、スポークスマンとしても疑問符がついた」(自民党中堅)との評価が広がる。
14日の閣僚懇談会も象徴的だった。河村氏は「定額給付金で『閣内不一致』『迷走』と批判を受けている。重要事項は十分連携してほしい」とクギを刺した。だが、野田聖子消費者行政担当相に「何が決まったのか」と問われると、「基本は三つ。全員が原則受け取る……」と、その場を引き取ったのは与謝野氏だった。
◇
給付金問題は選挙にらみがうかがえるもう一つの人事も影響した。漆間巌氏の事務官房副長官への起用だ。
警察庁出身は32年ぶり。情報収集・分析力が強く、警備・公安畑が長く、北朝鮮問題も詳しい。政権浮揚のため(1)民主党のスキャンダル探し(2)拉致問題進展−−を担うとも指摘される。自民党内では「マルチ業者との癒着が問題になった前田雄吉衆院議員(民主党を離党)の件も漆間さんの仕事では」との見方も飛ぶ。
事務副長官は本来、「省庁の調整役」だが、政策調整経験に乏しく、前記のような役割を担っているためか、給付金問題では動きは見られなかった。危機感を強めた財務省などの幹部は園田博之政調会長代理らが陣取る自民党本部6階に頻繁に通った。首相官邸3階の玄関はひっそり静まり返ったままだった。
◇冷ややかな財務省
麻生官邸でもう一つ注目すべき人事は、首相秘書官(事務)だ。財務、外務、経済産業、警察の4省庁態勢を1人増やし、しかも筆頭に総務省から岡本全勝氏(53)をすえた。
岡本氏は麻生総務相時代に官房総務課長などとして支えた間柄。秘書官は財務省が仕切るのが不文律だが、岡本氏は入省年次も財務省出身者より三つ上。「総務省が牛耳る官邸」との見方が広がり、それが首相と霞が関の間にさざ波を立てる。
「うちがグリップを握り調整していたらこんなことはなかった。こんなんで政権がもつはずがない」。財務省幹部は冷ややかに語る。
この幹部の視線の先には、道路特定財源を一般財源化する際に1兆円を地方に移す首相の方針がある。1兆円が従来の地方道路整備臨時交付金(約7000億円)と別枠か、合わせて1兆円か、政府・与党内でいまだに意見がバラバラだ。
麻生首相は14日、次期衆院選について来春以降を示唆した。解散権をしまい込み、選挙仕様で本格的な政策課題にどう挑むのか。
「年明けからの予算審議を通じ、政権はぼろぼろになる。そのころ選挙ができるのか。来春になったら、首相交代の動きが出てくるかもしれない」。自民党内からは、こんなささやきも聞かれる。
毎日新聞 2008年11月16日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081116ddm003010150000c.html
2385
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/16(日) 10:40:55
【金融サミット】外交成果も政権浮揚は「?」 景気に解散権握られ金縛り (1/2ページ)
2008.11.16 08:20
このニュースのトピックス:麻生内閣
【ワシントン=高木桂一】歴史的な緊急首脳会合(金融サミット)で麻生太郎首相は、一定の存在感を示した。深い傷を負った米欧諸国に比べれば、日本の実体経済への影響は小さいアドバンテージも首相の立場を引き立てた。しかし金融ショックをめぐる国際協調が国内経済を上昇気流に乗る保証はない。「経済の麻生」は皮肉にも、伝家の宝刀の衆院解散権を視界不良の「景気」に事実上握られた。
首相は15日夕(日本時間16日朝)、市内で行われたサミット閉幕直後の内外記者会見でこう胸を張った。
「危機はチャンスでもある。(世界の)日本に対する期待の大きさ、日本の果たさなければならない役割の大きさを感じた。日本はサミットを主導することができた」
首相は国際通貨基金(IMF)への1000億ドル融資や発展途上国支援の30億ドル規模の新基金創設などを矢継ぎ早に打ち出した。ドル基軸体制堅持などを盛り込んだ「麻生提案」はブラウン英首相らに賞賛された。14日のワーキング・ディナーでは主催者のブッシュ米大統領から最初の発言者に指名され、15日の本会合でも同大統領の隣席に陣取った。また、同日付ワシントン・ポスト紙にインタビュー記事が掲載されるなど米有力メディアからも注目を集めた。
それはなぜか。「失われた10年」を経験した第2の経済大国への国際社会の期待であると、麻生首相は記者会見で強調した。
ただ、首相が意欲をみせていた金融サミットの第2回会合の日本開催も固めることはできなかった。
国際金融が安定化を軌道に乗せるまでの課題も多い。総論で一致をみせても各論では先進国と新興国の間に温度差があり、先進国内でも米国と欧州の一部とは同床異夢だからだ。
国民が外交の果実を肌で感じられなければ、首相は自身をとりまく厳しい国内事情をカバーできない。
同行筋によると、首相がこれまで解散を想定したタイミングは2度あった。就任直後の臨時国会冒頭の10月上旬と、11月初旬だった。だが10月下旬に北京で開かれたASEM(アジア欧州会合)に出席し、経済低迷にあえぐ各国首脳の悲鳴を耳にし「選挙をやっている状況にない」と解散を封印する決断を下した。
首相は14日、解散・総選挙を平成20年度予算成立後の4月以降に先送りする考えを示唆した。「景気対策優先」が大義だが、実際には選挙のバロメーターとなる内閣支持率と株価が思うようには上がらず、解散はできない「自己都合」の側面が強いといえる。
迷走をたどる総額2兆円の定額給付金を目玉とする追加経済対策への世論の支持は高くない。首相の求心力に陰りがみえ、「選挙管理内閣」からいつしか変貌した、景気頼みの「経済管理内閣」はミシミシときしみだしている。
首相は22、23日のペルーでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や、来月中旬に福岡市内での開催が調整中の韓国、中国との3カ国首脳会談など年末に向け外交を積極展開し、政権浮揚への足掛かりを模索する。
だが、7月の北海道洞爺湖サミットで福田康夫前首相は温暖化対策をめぐる論議を主導しながら、2カ月足らずで退陣表明となった経緯もある。
自民党内では来年1月の通常国会冒頭での解散を逃せば、「ねじれ国会」のもとで野党に解散に追い込まれ、下野は不可避との空気が漂い始めている。先が見えない景気に政局を委ねる首相への不満もくすぶっている。
ある自民党有力議員はこう不気味にささやく。
「麻生さんがもたもたしていると、総選挙の前に総裁選がある」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081116/plc0811160822001-n2.htm
2386
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/19(水) 11:30:53
広島3区、コスタリカ継続へ '08/11/19
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自民党の古賀誠選対委員長が広島県連の奥原信也幹事長に対し、次期衆院選の広島3区で、現職2人が協力態勢をとることを条件に、小選挙区と比例代表の候補者を選挙ごとに交代させる「コスタリカ方式」を事実上継続する方向で調整するよう指示していたことが18日、分かった。
党本部は当初、コスタリカ方式の廃止を打ち出し、増原義剛氏(63)=比例中国=と前回3区で当選した河井克行氏(45)のうち1人を、立候補予定者が決まっていない広島6区に「国替え」させる方向で調整してきた。しかし、双方とも3区への立候補の姿勢を崩さず難航。党の情勢調査なども踏まえ、2人の選挙協力で議席確保を目指す方が得策と判断し、次回に限って継続を認めたとみられる。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811190078.html
2387
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/07(日) 01:37:06
自民・細田幹事長、地元・島根県で麻生政権が解散総選挙を先送りしたことについて謝罪
自民党の細田幹事長は6日、地元・島根県内で、麻生政権が衆議院の解散総選挙を2009年に先送りしたことについて、「方針転換でご迷惑をかけた」と謝罪した。
細田幹事長は「(適当な時期に解散・総選挙を行う)方針の転換が行われたわけですが、皆さま方にご迷惑をおかけしましたことを、党を代表いたしまして心からおわび申し上げます」と謝罪した。
細田幹事長は、金融不況などを理由に挙げて、「『11月には選挙がある』と言っていたが、来年度予算成立後の適当な時期に選挙を行うという方針転換が行われた」と、政権の「心変わり」を謝罪した。
また、景気対策について「わたしが『財政出動して立て直し』と言えば、片や『財政規律が大事だ』という人が現れてくる」と、政権をめぐる厳しい状況を嘆いた。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20081206/20081206-00000409-fnn-pol.html
2388
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/17(水) 02:24:09
古賀発言「保守票固め」狙う 自公のきしみ拡大も '08/12/17
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自民党の古賀誠選対委員長が次期衆院選で「比例は公明党」と訴える選挙協力の完全解消に言及したことが十六日、波紋を広げた。旧来の自民支持層が民主党支持に流れる傾向に危機感を強め、公明党と距離を置くことで「保守票固め」を狙ったとの見方が大勢。定額給付金などの政策面で「公明党に振り回されている」との党内の不満を背景に、公明党側をけん制したい思惑も見え隠れする。
一方の公明党は表向き静観の構えだが、現場では「ただでさえ小選挙区での一方的な支援になっている」と反発する声があり、連立のきしみは拡大しかねない雲行きだ。
古賀氏と自民党各派閥の事務総長らとの十五日夜の会合。僧侶でもある町村派の谷川秀善参院議員が「宗教関係者らに協力を求めると『公明党を切れ』と言われる」と話すと、古賀氏が引き取った。「比例議席をみすみす公明党に渡していいのか。『小選挙区は自民、比例も自民』だ」
「公明切り」とも受け取れる発言に出席者は驚いた。石原伸晃幹事長代理は会合後、記者団に「古賀氏は恐ろしいことを言った」。古賀派の逢沢一郎元幹事長代理は「公明党を切れば自民党支持者が戻るかもしれないという趣旨の発言をした」と説明した。
古賀氏の発言には伏線があった。党の独自調査で自民支持層の約二割が民主党に流れているとの結果が出た十月上旬。古賀氏は周囲に「公明党も地盤沈下している。比例票を渡すのはおかしい」と漏らした。
別の選対幹部も今月十一日、党関係者に「古賀氏には『(選挙協力で)公明を切りますか』と話している。支持率低迷を打開するには、それしかないかもしれない」と指摘。その夜の会合で麻生太郎首相に会った菅義偉選対副委員長は「公明党を切れば大勝だという人もいる」と伝えた。
参院幹部は古賀氏発言について「衆院選後の政界再編をにらみ『未来永劫えいごう、公明党と連立を組むわけではない』とのけん制だ」と解説する。
ただ小選挙区で民主党候補としのぎを削る自民党候補にとって、公明党支持票は“生命線”。古賀氏と公明党の北側一雄幹事長は九月中旬に党の独自性を重視する観点から、原則として「比例は公明党」と呼び掛けない方針を確認。しかしそれぞれの選挙区事情に応じて「バーター取引」が横行しているのが実態だ。このため「公明党の協力なしで選挙ができるか。古賀氏発言は無視する」(閣僚経験者)と憤る議員も多い。
公明党の太田昭宏代表は記者会見で「信頼関係はできあがり、協力は成熟した段階だ」と古賀氏発言の影響を否定したが、党内に不快感が広がったのも事実。参院幹部は「展望がなく、よたついている自民党幹部の発言に一喜一憂しても仕方がない」と吐き捨てるように話した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200812170153.html
2389
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 11:37:20
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【議会力 問われる地方政治】
当落動かす『縁の下』
2009年1月13日
第6部 集票力〜衆院選をにらんで(1)
手柄はわれにあり 県議 (上)
◆準備は着々
「いつになるんやろうなあ」。そう話した県議は、どこか上の空で遠くを見つめた。「解散」の二文字が飛び交った数カ月前は「どんな状況だ」と、報道陣を見つけては衆院選の情報収集に目を血走らせていた硬い表情は一変している。昨年十二月に閉会した定例県議会。北陸新幹線の県内延伸議論一色となり、国政選挙について緊張感を欠いているようだった。あくまで表向きは…。
水面下では「着々と準備を進めている」と自民県政会の県議は解説してくれた。いの一番に、自民の現職議員を応援するよう自身の後援会に要請している、という。「やっぱり自分たちの後援会が鍵を握る。後援会(の票)を掘り起こすのが一番の役割」。県議の集票力が国会議員の当落を左右する、とまで断言する。
昨秋に立候補予定者は相次いで選挙用の事務所を開設。開所式には、予定者を支える県議らもしっかりと駆け付けていた=昨年10月、福井市内で
◆後援会の力
県議がそれぞれの地盤に張り巡らせた後援会組織が、国政選挙でも大きな役割を果たすという「歴然とした事実」は党派を問わない。県民連合の県議もこう話す。「後援会や団体をまとめるのが自分たちの仕事」。同僚の県議も「団体が違えば、いろんな思惑があるからなあ」と、労組関係の調整役として飛び回っている毎日を打ち明ける。
意中の候補者を当選させようと張り切り、「縁の下の力持ち」に徹する県議だが、その働きぶりは「選挙区によっては差がある」と、ある県議は指摘する。「県議がきっちり選挙対策本部の中枢に入るところもあれば、ただ単にお祭り騒ぎに参加しているようなところもあるんだ」
◆近づく決戦
それだけにこの県議は「お祭り騒ぎではいけない」と一層の結束強化が必要と訴える。別の県議も、こう諭す。「まず自分が汗を流さないといけない。そうすれば後援会などの組織も動く」
県内三つの小選挙区で議席を独占する自民と、政権交代を訴えてそれに対抗する民主。どちらにとっても、次の衆院選は天下分け目の戦いになる。任期満了まで一年を切っているだけに、そう遠くない時期に「大汗」を流す県議の姿を目にすることになる。
◇ ◇ ◇
昨秋、「秒読み」とされた衆院の解散は、麻生首相の「政局より政策」という路線転換でひとまず遠のいた。だが、通常国会の論戦が始まり、「開戦」のゴングがいつ打ち鳴らされるかは予断を許さない。集票マシンとなる地方議員も、既に踏み込んだアクセルを急には戻せない。第六部は、「Xデー」が定まらない“闇の中”を走り続ける地方議員たちの姿を追った。
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/gikai/list/200901/CK2009011302000203.html
2390
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 11:37:48
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【議会力 問われる地方政治】
議場内では呉越同舟
2009年1月14日
第6部 集票力〜衆院選をにらんで(2)
国政とのねじれ 県議 (下)
◆蜜月関係
幕を開けた昨年十二月定例県議会の初日。重鎮の県議が堂々とした声を議場に響かせ、県森づくり条例案の提案理由を説明する。「豊かな水と緑に恵まれたふるさとを時代に引き継ぐことを目指し…」。十二月議会で成立したこの条例の“骨格”は民主系の県民連合が作成したが、提出者として登壇したのは、衆院選で対立する自民系の県議。県議会では両者が蜜月関係にあることを知らしめた。
自民系会派が分裂していた昨秋。最大会派だった県会自民の県議は、不満をこう吐露した。「イデオロギーが違うのだからおかしい。解散もあるのに」。目前とうわさされた衆院選を見据え、県民連合と手を組む当時の第二会派、自民新政会への批判だった。
◆大統領制
自民新政会は県会自民に対抗し、県民連合などと手を携えていた。県議会を舞台としたこうした合従連衡に、県会自民に所属する複数の県議がいい顔をしていなかったのは事実だ。しかし、自民系会派の合併後も、自・民の党派を超えた協力態勢は変わらない。
中小企業振興条例案を審議する県議たち。会派の枠を超えたメンバーがそろい、現在の結束力を見せつける=昨年12月、県議会議事堂で
これに、元自民新政会の県議は「まあ地方はオール野党。国とは違う」と解説を加える。「地方」では、知事を筆頭に理事者側が予算案編成から政策の執行までを一手に担う。政府と与党が一体的に政策を進め、野党がそれに対抗する国とはシステムが異なる。
別の県議の言い方を借りれば「地方は大統領制」。当然、理事者をチェックする機能を最大限に発揮しようとすれば、議会側も分裂するより団結して対決する方がメリットがある、というわけだ。
「まあ、割り切らないと。衆院選なんて考えたら、一日と持たないよ」。県民連合の県議もこう話す。現在も中小企業振興条例案の議員提案を目指し、会派横断で検討中だ。
◆化学変化
だが内情はどうか。「このままいくんじゃない」と話す県議がいる一方、元県会自民の県議は「長く続かない。衆院選が終われば、(自民系の会派は)また分裂かも」と自嘲(じちょう)気味に話す。「衆院選」という場外バトルが終了すれば、県議会の勢力にもまた、“化学変化”が起きるのか。それは誰にも分からない。
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/gikai/list/200901/CK2009011402000185.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 11:38:13
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【議会力 問われる地方政治】
組織疲弊市議に負荷 中枢への参画 福井1区
2009年1月16日
第6部 集票力〜衆院選をにらんで(3)
県内の市議らが拡大執行部入りを果たした自民党県連の総務会=昨年10月12日、福井市内のホテルで
◆思惑と意地
衆院選で全国に三百ある小選挙区でも、各県の1区は特別の意味を持つ。別名「華の1区」は県都決戦。政権の維持、奪取を至上命令とする自民、民主の両党県連にとってもメンツを懸けた戦いだ。勝敗の鍵を握る福井市議にも複雑な思惑と意地が絡み合う。
自民党県連は昨年十月、福井市内のホテルで総務会を開き、議長経験者の古参議員らを中心に多数の市議を拡大執行部の役員に加えた。今回の抜てき人事に、衆院選に向けた組織の引き締めの意図があるのは明白だ。
◆減る党員
背景にあるのが、支持者の自民離れ。ある市議は「改革を進めるたびに党員が減る」と嘆く。建設業界は公共事業の減少、商店街は規制緩和の荒波。「県議だけで役員を構成する従来の体質では選挙に勝てない。市議も経営者も入っての自民党ではないのか」。それだけに政権党の県連という「権力の中枢」に入ったことは、集票力アップにつながると鼻息も荒い。
しかし、別の自民系市議は「(自民退潮の原因は)市町村合併で町議や村議がいなくなったからだ」と冷ややかな目で分析する。ミニ集会のおぜん立てなど、選挙で手足となったのは町議や村議。その上、建設業界などの自民党の有力支持層だった組織は疲弊し、選挙の動員は難しさを増すばかり。「そのしわ寄せが市議に回ってきている」とこぼす。
◆不安と期待
一方の民主も盤石ではない。自民に亀裂が生じた前回の衆院選は、議席奪取の絶好の機会だったが結果は惜敗。都市部の福井1区は2区、3区に比べて強いという自負があるものの、民主系の市議の一人は「解散が先送りされた影響で“臨戦態勢”だった意識が緩んでしまった」と不安を口にする。
衆院選に向けた選対本部が立ち上がっていないことも、「悪夢再び」の不安をかき立てる。ただ、昨年の参院選で吹き荒れた自民への逆風は続いており、それが民主にとっての追い風になれば、念願の政権与党の座もグッと近づく。「そうなれば国策に関しては、市議会での発言力は増すだろうね」。市議はつぶやいた。
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/gikai/list/200901/CK2009011602000207.html
2392
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/19(月) 08:24:09
男性アナを擁立へ 民主県連、衆院3区で
次期衆院選の富山3区で、民主党県連が、民放の男性アナウンサーを擁立する方向で最終調整に入っていることがわかった。20日に、同党の小沢一郎代表が来県、出馬要請する見通しだ。
同党県連幹部によると、党派に関し、県連としては公認候補の方針で本部と協議したとしている。候補者などについて、小沢代表は20日に記者会見を開き、正式に発表する予定だ。
富山3区を巡っては、野党共闘を目指し、連合富山の仲介で、民主党県連と社民党県連、連合富山による3者協議で統一候補の擁立を探っていたが、12月に各県連がそれぞれ独自の候補擁立を確認し、交渉は物別れに終わっている。
(2009年1月19日 読売新聞)富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20090118-OYT8T00872.htm
2393
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/19(月) 08:29:12
民主 男性会社員に出馬要請
次の衆議院選挙の富山3区について民主党県連は県西部に住む 52歳の男性会社員を公認候補に擁立する方向で最終調整に入りました。
民主党では20日小沢代表が本人に直接会って出馬を要請する方針です。
次の衆議院選挙の富山3区の候補擁立をめぐる問題で民主党県連の幹部は18日夕方、県西部にすむ52歳の男性会社員と会い、公認候補として擁立したいと打診しました。
そのうえで県連幹部は民主党の小沢一郎代表が20日来県して
直接本人会って、出馬を要請する方針を伝えました。
民主党からの打診を受けた男性会社員は「突然のことで今は何も言えないが、小沢代表が会いたいと言っているのなら誠実に対応したい」と話しています。
擁立を打診した民主党県連の幹部は「受けてくれると思っている」としていて20日富山市内で小沢代表の会見を予定しています。
衆議院選挙の富山3区をめぐっては民主党と社民党はそれぞれが独自候補の擁立を目指す一方で、与野党逆転に向けて野党統一候補の擁立を模索する動きもあります。
http://www2.knb.ne.jp/news/20090118_18618.htm
2394
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/18(水) 18:51:35
中川財務相辞任:道内政界に衝撃 次期衆院選に影響大きく /北海道
ろれつの回らない状態で記者会見をした中川昭一財務・金融担当相(衆院道11区=十勝管内=選出)が辞任し、道内政界に衝撃が走った。農林水産相や経済産業相を歴任し、道と中央のパイプ役を果たしてきた実力者が、会見前の飲酒を疑われる異例の辞任劇。「道にとって大きな損失」と道政への悪影響を懸念する声が上がるとともに、次期衆院選への影響も避けられない情勢となり、各党に波紋が広がった。
北海道新幹線、支庁制度改革に伴う公職選挙法改正、地方分権改革−−。中央との調整も欠かせない道政の課題が山積する中、道内唯一の現職大臣が去った。自民党道連の丸岩公充(きみあつ)幹事長は「まず財務・金融担当相にあいさつに行き、各省庁を回るときも『大臣が了解している話なら』と、話がスムーズに進む」と現職大臣の力を強調した上で、「地元の代議士が現職閣僚にいることが、中央への要請行動で力になる。道にとって大きな損失だ」と戸惑いを隠せない。
一方、野党各党は麻生太郎首相の支持率低迷に加え、絶好の攻撃材料を得た。
民主党北海道の鉢呂吉雄代表は「辞任は当然。政治家としての能力、自覚に欠け、議員として活動すること自体問題がある」と指摘。次期衆院選では道11区を「道内全勝に向けて、最もハードルが高い選挙区」(同党北海道幹部)と位置付けていたことから、鉢呂代表は「道民には(政治家の適性を)きちんと判断してもらいたい」と攻勢をかける考えだ。
共産党道委員会の青山慶二書記長は「国民に対する無責任さを露呈し、麻生政権の末期症状の表れだ」とコメントを出し、社民党道連の山内恵子代表も「麻生首相の任命責任も大きい」と声を合わせた。また、新党大地の鈴木宗男代表は「政治家ではなく人間としての問題だ」と厳しく批判した。
守勢に回る自民党道連の丸岩幹事長は「それでなくても自民党は大変な時なのに、さらに厳しくなることは覚悟している」と表情を曇らせ、連立を組む公明党北海道本部の佐藤英道幹事長は「別の党のことなので、コメントできない」と距離を置いた。【鈴木勝一、横田愛】
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中川財務相:有権者から厳しい批判 麻生首相や自民党にも
中川財務相:何度も酒に飲まれ失態
中川財務相:信用失墜の影響深刻 景気対策に遅れも
中川財務相:G7昼食会抜け出し、同行記者とワイン
毎日新聞 2009年2月18日 地方版
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090218ddlk01020234000c.html
2395
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/18(水) 18:51:51
選挙:衆院選 「4月までにある」民主・小沢氏がハッパ−−福岡9、10区 /福岡
民主党の小沢一郎代表は17日午前“お忍び”で北九州市に入り、次期衆院選の同党予定候補2人の事務所を視察した。小沢氏は麻生内閣について「もうメロメロだ」と痛烈に批判。「4月までには衆院選がある」と陣営を引き締めた。
小沢氏は福岡10区の元職、城井崇氏と9区の新人、緒方林太郎氏の順で回った。ともに予定候補者は外出中。スタッフが出迎えた。
出席者によると、小沢氏は、発言のぶれが取りざたされ、各マスコミ調査で支持率低下が止まらない麻生内閣について、中川昭一財務・金融担当相の辞任表明直前だったが「もうメロメロだ。いつまで持つか分からない」と語った。次期衆院選については「自分としては予算案が成立した後の4月と踏んでいる。ここは首相のおひざ元。負けるわけにはいかない」と述べたという。
同行筋によると、小沢氏はこの日福岡2、3、4、8区も回って帰京した。【平元英治】
〔北九州版〕
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中川財務相辞任:麻生離れに一層拍車「総選挙戦えない」
森元首相:麻生首相の下で解散「やむを得ない」
寄付不記載:岩永衆院議員側が宗教法人からの6千万円
自民党:派閥パーティーは例年より早め 総選挙を想定
民主党:次期衆院選の3次公認23人決定…選挙態勢整う
毎日新聞 2009年2月18日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090218ddlk40010375000c.html
2396
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/24(火) 08:05:14
2009 年 02 月 23 日 22:17 現在
橘市長「決断までしばらく時間を」
次の衆議院選挙富山3区で自民党から出馬要請を受けている高岡市の橘慶一郎市長は23日夜、後援会の拡大役員会で「最終的な決断まではもうしばらく時間をいただきたい」と話し、決断時期については、高岡斎場の運用が始まる4月1日以降であることを示唆しました。
橘市長の後援会拡大役員会では南義弘会長が「混沌とした3区ですが、市長が出られることになれば全力を挙げて支援をお願いしたい」とあいさつしたあと、総力を結集して支援するという決議を承認しました。
これを受けてあいさつした橘市長は、「もうしばらく時間をいただき、最終的な判断の際は、理解をいただきたい」と述べました。
また役員会の後、取材に応じた橘市長は、決断時期について「市議会最終日の1週間後には斎場の事がある」と述べ、高岡斎場が運用開始となる4月1日以降の判断となることを示唆しました。
http://www2.knb.ne.jp/news/20090223_19063.htm
2397
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:19:59
リニアで自民議員と連携の民主米長氏おわび
2009年02月28日
■民主米長氏と自民長崎氏、リニア勉強会発足断念
民主党の米長晴信参院議員(山梨選挙区)は28日、甲府市内で開かれた党県連の幹事会で、自民党の長崎幸太郎衆院議員(比例南関東ブロック)らと超党派で検討してきたリニア中央新幹線の勉強会発足を断念する意向を伝えた。政権選択が争点の解散・総選挙を控え、県連の選対本部長を務める米長氏に党内から批判が相次ぎ、選挙に影響する可能性もあると判断した。
勉強会を開くことで、JR東海が東京―名古屋間で営業運転開始を目指すリニア新幹線について広く情報を集め、中間駅の県内設置などの実現につなげる狙いだった。米長氏によると、長崎氏だけでなく、県内の同世代の企業経営者らにも声をかけ、近く準備会を発足させる予定だった。
だが、長崎氏は衆院山梨2区で、党公認で立候補が内定している坂口岳洋氏と対立する。坂口氏の支持者らから、批判や抗議が米長氏側に寄せられていたという。
米長氏は、同日開かれた党県連の定期大会でも、「不徳の致すところ」と陳謝した。
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000902280008
2398
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 19:40:06
田母神前空幕長がロスの講演で、衆院選出馬に含み
2009.3.2 12:03
このニュースのトピックス:自衛隊
田母神俊雄・前航空幕僚長 政府見解と異なる歴史認識の論文を発表して更迭された田母神俊雄前航空幕僚長が1日、米ロサンゼルスで講演、次期衆院選への出馬について、決めていないとした上で「選挙に通るという観点だけなら、通るかもしれない。通って何か動きができるか十分見極めなければいけない」と含みを持たせた。
同時に「国民の意識改革に大きな影響を与えることができるのであれば、今のように講演や執筆活動をしている方がいい」とも述べた。
講演で持論を展開した田母神氏は「各種世論調査でわたしの支持率は少なくとも6割。7割という調査もある」「自民党が選挙に出てくれと言ってくる」と人気を強調した。講演はロサンゼルスの有志が主催、約250人が集まった。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090302/amr0903021205007-n1.htm
2399
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 19:50:31
鴻池氏“応援”自民に波紋 次期衆院選兵庫4区
次期衆院選へ兵庫4区から立候補を表明している自民党の石原修三県議が8日に開く「県政報告会」に、内閣官房副長官の鴻池祥肇参院議員(兵庫選挙区)が弁士として名を連ねていることに波紋が広がっている。4区には自民現職の井上喜一衆院議員がおり、石原氏は無所属での立候補となる公算。そこに麻生首相の側近が“応援”に駆け付けることに、同党兵庫県連は「有権者の混乱を招き、民主党候補を利する」と不快感を募らせる。(小森準平、山路進)
神戸市西区、西脇、三木、小野、加西、加東市と多可町を抱える兵庫4区は、自民にとって長らく懸案の選挙区だった。
現在七期目の井上氏は一九九三年に自民を離党。二〇〇三年に復党したが、地元県議らの反発を受けて県連に戻らず、前回〇五年の衆院選は党本部所属という立場で臨んだ。県連との関係が修復されないまま、一昨年秋、石原氏が名乗りを上げ、県連に公認を申請した。
しかしその後、党本部の「現職優先」方針を受け、県連と井上氏が協議し県連復帰が決定。党本部と県連の「ねじれ」は解消されたが、石原氏は公認の道が閉ざされた。
石原氏は、郵政民営化に反発して自民を離れ次期衆院選後の新党結成を目指す平沼赳夫元経済産業相と連携することで、今年一致。県政報告会には平沼氏とともに、古くから親交がある鴻池氏にも参加を依頼した。鴻池氏はビラなどに官房副長官の肩書を載せないことなどを条件に、受諾したという。石原氏は「県政報告会なので問題ないはず」としている。
鴻池氏の事務所は「自民県議が県政報告をするだけで、そこに同じ党の人間が出ない理由はない」との見解。井上氏側は静観の構えだが、自民の国会議員からは「現職がいるのに問題では」との声が漏れる。
ようやく懸案を解消した自民県連は鴻池氏側の姿勢に反発し、参加自粛を要請。県連の五島壮幹事長は「逆風の中、地元が必死で結束を図っているのに、政権の要職にある人が乱すのは理解できない。政治経験豊富な鴻池氏が常識的な判断をされることを願う」としている。
兵庫4区では、民主党の新人高橋昭一氏も立候補を表明している。
(3/2 10:40)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001730337.shtml
2400
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/10(火) 20:43:46
前佐世保市長・光武氏が民主・宮島氏支援 長崎4区
【佐世保】次期衆院選に自民現職の北村誠吾氏(62)、民主元職の宮島大典氏(45)が立候補予定の長崎4区で、前佐世保市長の光武顕氏(77)が宮島氏支援の姿勢を鮮明にしている。自民の県議、衆院議員を経て二〇〇七年まで三期十二年間市長を務めた有力者だけに、影響をめぐり両陣営に波紋が広がっている。
「後援会の最高顧問として陣頭指揮を執ってもらっている」
八日、民主県第4区総支部が同市内で開いた「必勝の集い」のあいさつで宮島氏はこう光武氏を紹介。光武氏は社民党や労組関係者まで幅広い出席者と親しげに言葉を交わし、顔の広さをうかがわせた。
光武氏は一九九五年、市長に初当選。二〇〇七年の市長選に不出馬を表明し、後継として元市助役の野口日朗氏が立候補したが、朝長則男氏(現市長)に敗れた。当時北村氏が朝長氏を、宮島氏が野口氏を支援。朝長氏は昨年、早々に北村氏の支援を打ち出したが、光武氏は表立って動きを見せず、対応が注目されていた。
光武氏は一月末、宮島後援会の集会に出席し支援を表明。後援会最高顧問に就いた。「自民党は政権を担う能力がなくなってきている。自民に愛着はあるが政権交代が必要」と理由を話す。宮島氏は「四十年の政治歴があり人脈もある。心強い」と期待する。
これに対し北村氏の陣営関係者は「想定はしていたが、地域への影響力、集票力のある人だけに脅威」と警戒。地元政界関係者の一人は「光武氏が宮島氏を表立って支援すれば、朝長市長支持者の北村氏支援の動きが強まる可能性がある」との見方を示す。
2009年3月10日長崎新聞掲載
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/063.html
2401
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/13(金) 17:54:39
選挙:衆院選・岩手4区 自民、高橋氏公認見送り検討 小沢氏秘書の前任で? /岩手
◇西松建設献金事件、小沢氏秘書の前任で?
自民党が、次期衆院選岩手4区の公認候補に内定していた高橋嘉信氏(55)の公認見送りを検討していることが分かった。高橋氏は、小沢一郎民主党代表の公設第1秘書で政治資金規正法違反容疑で逮捕された大久保隆規容疑者の前任者で、準大手ゼネコン「西松建設」の違法献金問題との関連が取りざたされているためとみられる。今、高橋氏と対立しては不都合と判断した自民党は火消しに躍起だが、公認見送りなら、再び候補者選びを迫られることになる。
高橋氏は80年から00年まで小沢代表の秘書。関係者によると「小沢氏との唯一の窓口」とされ、金庫番をはじめとするほぼ全権を委任されていた筆頭の秘書だったという。
00年の衆院選で旧自由党比例代表東北ブロックで初当選し、1期務めた。ところが小沢氏とたもとを分かち、衆院議員引退後は民主党を離党。04年参院選では自民党推薦の無所属候補を支援し、06年3月の奥州市長選に立候補したが落選した。
昨年9月には、自民党本部や県連の再三の要請を受けて、公認候補となることが内定、小沢氏の対立候補と目されていた。
自民関係者によると、同党本部は高橋氏の擁立に消極的だったが、県連でも最近は別の候補者を求める声があったという。鈴木俊一県連顧問は12日、東京都内で記者団に「候補者の差し替えについては聞いていない。(県連の差し替え意向についても)ない」と断言した。
千葉伝県連幹事長は同日午前、「県連には相談も何もない。党本部に抗議を申し入れる」と反発。しかし数時間後には「抗議したいくらいの中身だということ」とトーンダウン。同日夕には「党本部筋から電話で『(公認見送りは)一切関知していない』と連絡を受け、状況が変わった。県連としては、これまで通り高橋氏でしっかり頑張るということだ」と話した。
一方、奥州市水沢区にある高橋氏の事務所では女性事務員が応対。「県内にいるとは思うが居場所は分からない」と話した。同市胆沢区の自宅にも不在で姿を見せることはなかった。後援会の安倍貞喜智会長は「報道で言われているような話はないと信じている」と困惑した様子だった。【念佛明奈、岸本桂司】
毎日新聞 2009年3月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090313ddlk03010062000c.html
2402
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/18(水) 08:14:24
公明党一転「春解散」封じへ 「敵失」後も支持率低迷で
2009年3月17日22時5分
「春解散」を求めてきた公明党が一転、先送りに軸足を移し始めた。敵失があっても内閣支持率は低迷し、「春解散」では惨敗必至との危機感が強まったためだ。7月の東京都議選との「ダブル選挙」には断固反対のため、9月の任期満了近くまでの大幅な先送りに期待が高まっている。
公明党は昨秋の「11月総選挙」が見送られた後、「春解散」に照準を合わせて麻生政権を我慢強く支えてきた。それだけに小沢民主党代表の秘書が逮捕されると「4月末解散、5月24日総選挙の可能性が出てきた」(閣僚経験者)と沸き立ち、09年度予算成立後、4月に追加経済対策のメニューを示した後の解散に期待が膨らんだ。
ところが、漆間巌官房副長官の失言に加えて自民党側に捜査が広がるとの報道も相次ぎ、反転攻勢の機運は急速にしぼんだ。報道各社の世論調査でも支持率は低迷し、ベテラン議員は「支持率がある程度回復し、そこそこの戦いができる確信を持てることが解散のメルクマールだが、株価が上がっても民意は劇的に反転するだろうか」。追加経済対策を示すだけでは支持率は上がらないという見方が党内の大勢だ。
そもそも「春解散」にこだわっていたのは、7月12日投開票の都議選と総選挙の重複を避けるため。支持母体の創価学会は5月の連休ごろから支持者を東京に集結させ、友人知人に支援を依頼する。総選挙と都議選の活動の山場が重なれば、勢力が分散しかねない。都議選で自民候補と戦いつつ、総選挙で選挙協力するのも困難で、「4月末解散・5月24日総選挙」が許されるギリギリのラインだ。
とはいえ、首相は解散時期について語らず、景気や支持率の動向次第でいつでも解散に踏み切る可能性を捨てていない。「春解散」を期待してきた党幹部も、今や「首相が破れかぶれ解散に打って出ることだけは絶対避けたい。総選挙で惨敗した流れで都議選を迎えれば目も当てられない」。別の幹部も「5〜6月に解散の動きがあれば必死に止める」と気をもむ。ただ解散権は首相が握るだけに「春解散」に備えた臨戦態勢は維持する方針だ。(山田明宏)
http://www.asahi.com/politics/update/0317/TKY200903170307.html
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