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【解散?】第45回衆院選【任期満了?】
1
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/09/13(火) 20:07:37
早くも第45回衆議院議員選挙について。個別選挙区研究他なんでも。
2303
:
名無しでチュウ
:2008/10/07(火) 00:26:23
読む政治:解散先延ばし(その2止) 政権転落、おびえ 自民、独自調査で一変
<1面からつづく>
「対決型」の衆院解散を目指す麻生太郎首相は、同時に足元の不安も抱えていた。
9月26日の新聞各紙で報じられた内閣支持率(毎日45%、朝日48%、読売49・5%など)が期待値を下回ったことや、放言による中山成彬前国土交通相の辞任ばかりではない。自民党独自の選挙情勢調査が、解散の先送りを後押しした。
■ ■
9月28日昼、自民党の古賀誠選対委員長は北海道中標津町で講演し、「麻生首相が腹をくくった(選挙)日程がある」と述べ、10月上旬解散、11月2日投票を強く示唆した。ところが、同日夜の講演(釧路)では「11月総選挙が独り歩きしている。政策を積み上げるまで解散を待つのが政治だ。政権を失ってはならない」と一転してトーンを変えた。
わずか半日で何があったのか。古賀氏がひょう変したのは、次期衆院選の情勢調査の中間集計を聞き、衝撃を受けたからだった。
調査は9月22日から27日の6日間、自民党が民間の調査会社に依頼して行われた。300小選挙区ごとに有権者1000人から電話で聞きとったものだ。
自民党が優勢な小選挙区は106から107。約50選挙区が当落線上にあり、残り約130は厳しいという結果だった。比例代表の獲得議席予測は「57から65の範囲」。これだと、民主党と競い合う激戦区の大半を制したとしても、自民党は220議席程度にとどまる。200議席の大台を割り込み、一気に政権から転落する可能性もある数字だった。
党幹部は、調査結果を前に「確実に勝てる候補が予想以上に少ない。今、選挙をやったら大変なことになる」とうめいた。
古賀氏は10月1、2の両日、党本部に各派閥の事務総長を1人ずつ呼び込み、「取り扱い注意」と言い添えて資料を手渡した。A4判の紙には、各候補の支持率が性別、年齢別、地区別に示され、右上にABCなどの総合評価が記載されていた。
この日を境に自民党内では「解散先送り」が公然と唱えられるようになった。麻生派の中馬弘毅座長は2日の派閥総会で「あと1、2週間で解散になることは99%ないと思う」と発言。与謝野馨経済財政担当相は首相との面会後、「首相からは選挙という感じはしない。7対3で勝てる勝負なら解散に踏み切るだろうが、五分五分以下ならそう簡単には踏み切らないだろう」と周辺に漏らした。
ただし、先送りしたからといって有利になる保証はない。大島理森国対委員長は5日、テレビで「首相は解散から逃げているわけではない。毎日毎日考えている」と釈明した。
◇民主反発、公明も不満
民主党執行部は、首相の解散先延ばしに反発している。
公明党の支持母体、創価学会を提訴している矢野絢也元公明党委員長を、参院で参考人招致する構えを見せ始めたのは、「話し合い解散」路線から「徹底審議」路線へと転換したことを意味する。
10月1日、鳩山由紀夫幹事長は小沢一郎代表と方針をすり合わせたうえ、山岡賢次国対委員長、輿石東参院議員会長と協議し、参院本会議での代表質問(2日)で輿石氏が矢野問題に言及することを決めた。輿石氏は「税制上優遇されている宗教法人が選挙対策の拠点となって、政党以上の選挙を行っていると言われる」と述べ、創価学会をけん制した。
山岡氏は、9月17日、自民党の大島国対委員長に「話し合い解散」を提案した。「野党の引き延ばし戦術による反対」を理由にした解散を封じるため、「賛否にかかわらず採決には応じる」と伝えることが主眼だった。話し合い解散も「与党が早期解散という要求をのむなら補正予算案に賛成して成立させる」という意味だった。矢野氏についても「早期解散なら招致はしない」と公明党側に非公式に伝えていたほどだ。
ただ、強気の民主党も弱みがある。同党の候補者は05年衆院選敗北の影響で新人や元職が多い。解散モードのまま走り続けてきたため、方々から「資金がもたない」との悲鳴が上がっている。
■ ■
11月上旬選挙をにらんで動いてきたのは、与党の公明党も一緒だ。このため解散先送りには「首相の心変わりだ」との批判が渦巻いている。支持母体の創価学会は9月30日、東京都内で本部幹部会を開き「11月2日投開票」で準備する方針を確認しただけに、大幅に軌道修正すると選挙準備に混乱を来す。
しかも、民主党から矢野問題を蒸し返される恐れが出てきた。創価学会幹部は「首相はフラフラしていて信頼できない。今になって何を考えているのか」と不満を漏らした。<この検証は高塚保、中村篤志、上野央絵が担当しました>
毎日新聞 2008年10月6日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081006ddm003010079000c.html
2304
:
名無しでチュウ
:2008/10/07(火) 00:34:40
「選挙遠くない」森氏が支援要請
2008年10月06日
◆自民関係者らと会合◆
次期衆院選で石川2区から立候補を予定している自民党の森喜朗元首相は5日、小松市内で市選出の県議や市議、同市の後援会との合同拡大役員会に出席し、結束を固めた。会合は非公開で行われ、福村章・県連会長代行によると、森氏は「いずれにしても選挙はそう遠くない。ふるさとに、有権者に感謝して、選挙に全力をあげたい」と集まった約200人に支援を求めたという。
民主党から立候補を予定している新顔の田中美絵子氏について、森氏は「攻撃するのはよくない。正々堂々と、この国のために、この県のために誰が役立つのかを真摯(しんし)に問うていこう」と話した、という。
福村会長代行は「(相手候補は)新しい方なので、多少見えにくい面もあるが、選挙の基本は変わらない。もう一度原点にかえって草の根の運動をする」と気を引き締めていた。
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000810060001
2305
:
名無しでチュウ
:2008/10/07(火) 01:55:15
熊本3区
Weblog / 2008年10月03日(鎌田さとるブログ)
今日は松野信夫国政報告会のため、山鹿市民会館に行った。参加者はちょっと少なかったが、3区の「ごとう英友」予定候補の決起集会も兼ねていた。
熊本3区はこれまで自民党内部の権力争いに民主候補が完全に埋没していた。今回も自民党の前参議の出馬が濃厚となってきているので、今度はそれをプラス要素となるように取り組まなければならない。
自民vs民主の闘いにもっていけば勝利の展望は必ずひらける。なんさま早く解散に追い込まなければ、、
2306
:
名無しでチュウ
:2008/10/07(火) 02:20:15
【茨城】
総選挙にらみ各党白熱 大物ら県内入り後期高齢者医療で舌戦
2008年10月6日
衆院解散・総選挙を控え、自民党の舛添要一厚労相、民主党の鳩山由紀夫幹事長、国民新党の自見庄三郎副代表が五日、立候補予定者の応援のため県内入りし、最大の争点の一つである後期高齢者医療制度をはじめ、厚生年金の改ざん問題や郵政民営化について各党の主張を有権者にアピールした。 (坂入基之、塙幸雄、高橋淳)
自民舛添厚労相『総理代わり今がチャンス』
舛添氏は龍ケ崎市内で約三百人の聴衆を前に演説。高齢者などから強い批判を浴びている後期高齢者医療制度について、「幕末の薩長は、一夜にして開国派になった。総理が代わった今がチャンスだ。(現行制度の)いい物は残し、孫も高齢者も一緒に乗れる大きなバス(国民健康保険との一体化)に代えればいい」と、見直し姿勢を強調。
また、厚生年金の改ざん問題については、「一部は雇用主と従業員、社保庁が一体でやったと推量している。知らずに改ざんされた従業員の救済を最優先するが、悪いヤツは逮捕して、牢屋(ろうや)につなぐのが私の仕事」と厳重に対処していく考えを示した。
民主鳩山幹事長『長期政権であぐら』と批判
鳩山氏は鹿嶋市の街頭などでマイクを握り、後期高齢者医療制度について、「お金がないという霞が関の理屈で作り上げた」と指摘。茨城をはじめ全国に波及した事故米の不正転売や、厚生年金の改ざん問題についても触れ、「長期政権であぐらをかいた自民党の官僚任せの政治がもたらした」と政府・与党を激しく批判した。
次期衆院選の時期については「麻生内閣発足後も支持率は上がらず、『選挙管理内閣』にもかかわらず衆院を解散できなくなった。党利党略でなく国益に従い、今すぐ国民に信を問うべきだ」と早期解散を求めた。
鳩山氏は茨城2区に同党が擁立した元大洋村長石津政雄氏の出馬会見にも同席し、「党として最重点候補という思いで応援する」と述べた。
国民新自見副代表『制度作った行為に責任を』
自見氏は石岡市内で開かれた元厚労省官僚の民主新人候補予定者を応援する集会に駆けつけた。同市を含む選挙区では、元厚相の自民現職との一騎打ちが予想されている。
約五百人が参加した集会で、医師でもある自見氏は後期高齢者医療制度を「廃止すべきだ。(与党側に)制度を作った行為に責任を持ってもらいたい」と批判。
また、自見氏は郵政民営化関連法案に反対して自民を出たことから、「民営化すべきではなかった」との主張を繰り返した。
集会には長年、自民を支持してきた県医師連盟の原中勝征委員長も出席し、「このような集会に出席するとは夢のようなこと」と語り、後期高齢者医療制度の廃止と医療負担の軽減を訴えた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20081006/CK2008100602000146.html?ref=rank
2307
:
名無しでチュウ
:2008/10/07(火) 11:59:33
第4の候補含め協議 3区自民、きょう県議団会議
2008年10月07日 07:00
県西部の自民党県議団は七日、調整が難航する次期衆院選富山3区の公認候補の対応を協議するため、高岡市内で会合を開く。富山3区では既に名乗りを上げている三人に加え、第四の候補として橘慶一郎高岡市長(47)=二期、高岡市中川上町=、堂故茂氷見市長(56)=三期、氷見市余川=らの名前が挙がるなど混沌とした状態が続く。解散・総選挙が遠のく見方も出る中で、県議団として公認一本化に向けた途中経過や方向性を確認する。六日の高岡市議会の最大会派・自民クラブの緊急総会は意見の集約に至らなかったが、県議団会議では橘氏の名前も浮上するとみられ、事態打開に向け候補一本化の作業はヤマ場を迎えている。
富山3区は萩山教厳衆院議員(76)=比例代表北陸信越ブロック、六期、氷見市鞍川=、柴田巧県議(47)=三期、小矢部市清水=、橘康太郎前衆院議員(74)=高岡市守山=の三氏が名乗りを上げ、調整が難航していた。
党本部に調整を一任する話も出たが、古賀誠党選挙対策委員長らから、三人にこだわらずに幅広く調整するようにと助言を受け、新たに第四の候補として橘市長らの名前が浮上する一方、柴田氏は高岡市内に後援会事務所を置き、無所属出馬も辞さない決意を示している。
しかし橘市長は「来年十一月の任期までは市長として責任がある」とし、現段階での出馬を否定。
県西部の自民党県議団は出馬が確実視されていた現職の綿貫民輔衆院議員(81)=国民新党代表、十三期、南砺市井波=が比例単独出馬を表明するといった情勢の変化もあるため、あらためて自民党としての対応を協議する。
公認調整が難航する現状を受け、高岡市議会最大会派・自民クラブは六日、緊急総会を開いた。
橘前衆院議員に対する自民党高岡市連の推薦決定の扱いや、萩山、柴田両氏の動きを分析したが、候補一本化については意見がまとまらなかった。
七日の県議団会議は、柴田氏を除く県議が出席する予定。県議の中には今回の県議団会議による方向付けに期待する声も強まっている。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20081007/15814.html
2308
:
名無しでチュウ
:2008/10/07(火) 12:02:31
総選挙に向け選対本部発足/民主党県連
政治・行政
2008/10/06
民主党県連(笠浩史代表)は六日、次期衆院選の選挙対策本部を発足させ、横浜市中区の県連で発足式を開いた。政権交代実現に向け、県内十八の全小選挙区で公認候補を擁立し、野党各党と協力体制を築いて十以上の議席を獲得する目標を掲げた。
選対本部長に就任した笠浩史代表は「政権交代のため、神奈川で十議席以上の勝利が最低目標。(比例復活を含め)全員の当選を目指す」と呼び掛けた。さらに「国会論戦で民主党の政策をしっかり主張しながら麻生政権を追及し、一刻も早く信を問う状況を作り出す」と早期解散へ意欲を示した。
副本部長の野村芳広連合神奈川事務局長は「格差是正には政権交代しかない。県内と首都圏で過半数の議席を取らなければ」と述べた。
民主党は1区(横浜市中、磯子、金沢区)と11区(横須賀、三浦市)がいまだに空白区。一時は擁立見送り論も出ていた11区では「小泉元首相引退表明で状況は一変した」(県連幹部)として、四日に横須賀出身のコンサルティング会社社長(30)や男性弁護士(27)を面接するなど、県連主導で候補者選考を急いでいる。1区は党本部が知名度の高い候補を擁立する方針で調整しているという。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiioct0810161/
2309
:
名無しでチュウ
:2008/10/07(火) 12:04:13
【神奈川】
『どちらが勝っても おかしくない』 次期衆院選へ自・民が選対会議
2008年10月7日
次期衆院選に向けて、自民党県連(会長・菅義偉衆院議員)と民主党県連(代表・笠浩史衆院議員)は6日、横浜市内で、それぞれ選対会議などを開き、各組織への支持要請や無党派層への支持拡大といった活動方針を確認した。解散の日程が不確定な状況の中、他の政党も決戦へ向け動きだしている。 (松平徳裕、西尾玄司、中山高志)
自民党県連は拡大選挙対策会議の後、総決起大会を開催。小選挙区候補の現職らに加え、6区(横浜市保土ケ谷区、旭区)から出馬予定の公明党の上田勇衆院議員も顔を連ねた。菅会長は「十八人そろって全員当選できるよう協力をお願いします」と党員らに頭を下げた。
菅会長は、次の衆院選について「(与野党)どちらが勝ってもおかしくない」と指摘。「この神奈川で勝利することが、党の勝利につながる」とげきを飛ばした。
また、各候補もあいさつし、「厳しい戦いです」「国会でも地元でも厳しい状況」と支援を訴えていた。
民主党県連は六日、選対本部を正式に発足。本部長の笠代表は「政権交代実現のため、県内の小選挙区で、最低でも十以上勝利したい」と述べ、候補者が決まっていない1区(同市中区、磯子区、金沢区)と11区(横須賀市、三浦市)で擁立作業を急ぐ考えを示した。
選対会議には、県内の小選挙区から出馬を予定する七人のほか、選対副本部長に就任した連合神奈川の野村芳広事務局長らが出席。各区の選対態勢や取り組みを確認した。
会議後の会見で、県連選対委員長の水戸将史参院議員は、空白区について「1区は、党本部預かりで県連は関与していない。11区は、小泉元首相の引退表明以降、県連に数人の応募者があり、面接をしているが、一人に絞り込む段階にはない」と話した。
また、選対会議に先立ち開かれた常任幹事会では、民主党第4総支部幹事長の中村聡一郎鎌倉市議と、同幹事長代理の君島雄一郎逗子市議の二人に反党行為があったとして、倫理委員会で調査することを決めた。
県連によると、二人は、長島一由前逗子市長を4区(横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、葉山町)の候補者とした県連の決定を妨害する文書を、党所属の国会議員らに送付したという。
◆共・社も臨戦へ
一方、共産党県委員会は六日午前、横浜市内で幹部会議を開催。各地区委員会幹部ら約二百人が、衆院選に向けた活動方針を確認した。
社民党県連合は四日夜、同市内で全県代表者会議を開き、比例代表選挙の準備態勢などについて話し合った。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20081007/CK2008100702000090.html
2310
:
名無しでチュウ
:2008/10/07(火) 12:06:49
三男裕貴氏に内定
衆院滋賀4区 岩永氏後継
衆院滋賀4区選出で今期限りの引退を表明した岩永峯一元農相(67)の後継者について、自民党県連第4選挙区支部は6日、岩永氏の三男で秘書の裕貴氏(35)を内定した。
岩永氏の後継者選びでは、裕貴氏と甲賀市出身で静岡県議の男性(36)の2人が4区支部に公認申請。同支部選対委員会が6日夜、近江八幡市内で2人から意見聴取して協議し、決定した。
裕貴氏に決めた理由について、4区支部幹事長の家森茂樹県議は「選挙が迫るなか、(父親の)知名度もあり、すぐに選挙態勢が組める」と語った。
裕貴氏は「世襲批判が予想されるが、自分なりに悩んで決断した。地域のために命がけで頑張る」と話した。
裕貴氏は甲賀市出身。米国カンザス州立ウイッチタ大卒業後、広告代理店勤務を経て、2003年から岩永元農相の秘書。現在はコンサルティング会社も経営している。
次期衆院選の滋賀4区には、民主党現職の奥村展三氏(64)=比例近畿=が立候補表明しているほか、共産党も候補者擁立を検討している。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008100700029&genre=A1&area=S00
2311
:
名無しでチュウ
:2008/10/07(火) 12:19:51
知事、次期衆院選見送り 県民反発受け判断か
2008年10月07日
次期衆院選宮崎1区から立候補が取りざたされていた東国原知事は6日、報道陣に「公示されても、今のところ(出馬は)ありません」と述べ、立候補しない意向を表明した。これまで意欲的ととられる言動もあったが、宮崎日日新聞社の緊急アンケートなどで県民の多くが国政への転身に強く反発している状況を総合的に判断したとみられる。
知事はこれまで、立候補するかどうか「多くの県民の負託を受け宮崎を代表して国で汗をかけ、仕事をしろと把握された時点に判断する」としていた。しかし、本紙が5日、県内有権者百人を対象に実施した緊急アンケートで82%の県民が知事の国政転身に反対したのをはじめ、同日に都城市山田町などで開いた政治資金パーティーなどでも、支持者から疑問視する声が上がっていた。
知事は6日、これらの意見に対して「真摯(しんし)に粛々と受け止めたい」と述べ、県民の多くが反発している現状も勘案し、立候補見送りに傾いたことを示唆。今後の国政転身には「いつかはあるでしょうね。いつかは地方から国を変えないといけないという強い意志を持っている」と意欲を見せた。
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=11599&catid=74&blogid=13
2312
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/07(火) 23:47:30
留守中も情報を集約していただき、感謝しております。
最近なにかと忙しいので、こういうふうにしていただけることは大変ありがたいと思っています。
2313
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/08(水) 11:03:28
岩永氏後継決まらず
自民支部、2氏から所信聴取へ
自民党滋賀県連第4選挙区支部は5日、引退を表明した岩永峯一元農相(衆院滋賀4区)の後継候補について協議する選対委員会を近江八幡市内で開いた。4区内の地域支部を通して2人から公認申請があったため、6日に2人から所信を聞き取り、後継決定することを決めた。
選対委関係者によると、申請したのは岩永氏の親族と甲賀市出身の他県の県議。4区選挙区支部は、2人から決意や政治信条、滋賀や4区への思いなどを別々に聞き取り、協議する。同区内の27地域支部から2人ずつがオブザーバーとして参加する。
後継者選びをめぐっては、県議らが5日までに、県関係の現職、元職の国会議員数人に接触したが、いずれも出馬を断ったという。
4区支部幹事長の家森茂樹県議は「1日も早く、全員一致する方向で決めたい。基本は2人の中から決めるのがルールだ」と話し、早急に2人のいずれかに決定したい考えを示した。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008100600037
2314
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/08(水) 13:09:23
農相辞任、失言…窮地の太田氏 頼みの農業票流出に危機感 福岡3区 民主・藤田氏は浸透に自信
2008年10月07日 15:12
[ワッペン・走る 衆院選へ]
汚染米問題をめぐり農相を辞任した自民党の太田誠一衆院議員(衆院福岡3区)が、地盤の農業票で民主党の攻勢にさらされている。3区は福岡市西部の住宅地と同県内有数の農業地域・糸島地区(前原市、志摩、2丈両町)を抱える。農家の期待を背に農相に就任したが、早々の退場で「期待は失望に」(農家)。次期衆院選に向け太田氏は支持者を前に早くも涙ぐむなど、危機感をあらわにしている。
太田氏と4度目の直接対決となる民主元職の藤田一枝氏。4日夜、同県二丈町で開いたミニ集会に、これまで姿をみせなかった農家が出席し、「農産品の輸入自由化がこれ以上進めば、日本の農業は終わる」などと質問が相次いだ。
藤田氏は“切り札”の農家への戸別所得補償制度を切々と訴えた。参加した農業団体幹部は「農業はいまどん底で(戸別補償は)魅力。自民の政策や太田氏に憤りを感じる」。選対幹部は「JAや農政連という組織にはまだ正面から行けないが、じわじわ浸透したい」と自信をみせる。
太田氏にとって、糸島地区は牙城だ。別の失言も一因となって落選した2003年の衆院選でさえ藤田氏に約4000票差をつけ、2000年、05年の選挙では1万票以上も上回った。「まだ藤田氏の顔がみえない」。こう話す農家も多い。
ただ、都市部では藤田氏が優位とされるだけに、農相辞任と「消費者はやかましい」発言は太田氏にはダブルパンチだ。カギを握る県農政連糸島支部(約4000人)は太田氏推薦を内定したが、失言への批判もくすぶる。
9月28日、辞任後初めて支持者向けに前原市で開いた国政報告会。太田氏は汚染米問題で再発防止策の道筋は付けたと強調した後、感極まった様子で絶叫した。「もう勝負が決まっているという人もいる。追い詰められている。このまま去ってしまうのか。戦わせてください」。耳を傾けた二丈町の農業男性(50)は「失言にあきれていたが、直接話を聞いて納得した」と話した。
太田氏は報道陣に取り囲まれるたびに、自分を見下ろす位置からカメラ撮影するよう求めている。186センチの長身だけに「下から撮られると、映りが悪い」。過敏な報道対応に苦境がにじむ。
同区には共産党公認で川原康裕氏も立候補を予定している。
=2008/10/07付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20081007/20081007_0001.shtml
2315
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/08(水) 13:10:02
動の野田氏・幹事長と街頭演説 静の古賀誠氏・お忍びで支持訴え 衆院7区
2008年10月05日 16:06
[ワッペン・決戦の時 ふくおか 衆院選へ]
次期衆院選福岡7区で立候補を予定している民主党公認で前八女市長の野田国義氏と、自民党選挙対策委員長の古賀誠氏は4日、それぞれ街頭活動や後援会組織の引き締めに力を入れた。知名度アップを目指し野田氏が街頭に立つ一方、古賀氏は表に出ず支持を固める対照的な動きを見せた。
野田氏は、大牟田市の大型商業施設近くで初の街頭演説に臨んだ。応援に駆け付けた鳩山由紀夫幹事長が「野田さんを国政に押し上げ、福岡7区から日本を変えていこう」。野田氏も「今こそ政権交代のチャンス。利権やしがらみをなくし、公平公正な政治を実現させる」と声を張り上げた。
古賀氏は3日夜、同市築町に開設した後援会事務所を訪れ、スタッフをねぎらった。“お忍び”の理由を事務所幹部は「選対委員長の立場上、今の時期に仰々しく事務所に来られないから」と説明した。4日は柳川市で支持者を集めた国政報告会や後援会会合を開いたが、取材には応じず水面下の活動に徹した。
=2008/10/05付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20081005/20081005_0006.shtml
2316
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/08(水) 13:11:55
古賀誠氏“敵対首長”取り込み作戦 力業「野田包囲網」 福岡7区
2008年10月03日 15:00
[ワッペン・走る 衆院選へ VS自民領袖編]
次期衆院選で民主党が「最重点選挙区」(小沢一郎代表)と位置付ける福岡7区で、自民現職の古賀誠選対委員長が、これまでの首長選で“敵方”だった地元首長らを次々と自陣営の選対幹部に取り込む動きを始めた。民主から立候補予定の野田国義・前福岡県八女市長の挑戦状に対し、派閥領袖の力業ともいえる反撃。だが、過去の遺恨から「積極的には動かない」と明言する関係者もおり、「野田包囲網」が古賀氏の期待通り築けるかは、分からない。
●「面従腹背の人いるかも」
先月27日朝、同県みやま市の西原親市長の自宅を、古賀氏が黒塗りの車で訪れた。
「いろいろご迷惑をかけるが、今度は私も命を懸けてやっている。引き受けてもらえないか」。古賀氏が切り出したのは「みやま市選対本部長」への就任。西原氏は「検討させてください」と即答は避けた。
西原氏と古賀氏は、みやま市に合併後初の市長選となった昨年の選挙で対立。古賀氏は、西原氏の対立候補を支持したが、結果は2倍近い得票差で西原氏が圧勝した。
「敵の味方」である古賀氏からの直々の要請に西原氏は、後援会幹部10数人と協議。「受けるべきではない」「市長の立場だから仕方ない」と意見は割れた。
約1年半、市長として陳情で上京した際は東京の古賀事務所を頼った。「みやま市のためを考えれば、役職は引き受けざるを得ない」。西原氏は取材にこう答えた。
7区内ではここ数年、ほかにも八女や大牟田の市長選で古賀氏が肩入れした候補が相次いで敗れ、地元での「神通力」の低下がささやかれる。だが、9月末に600人を集めた後援会拡大世話人会には、野田氏を除く7区内9首長が出席。古賀氏は「命運を預ける」と檄(げき)を飛ばした。
各首長も「積極的に応援したい」(古賀道雄・大牟田市長)、「市としてお世話になっている」(石田宝蔵・柳川市長)と支援の姿勢をにじませる。古賀陣営は7区を南北に分け、自民の有力県議2人にそれぞれを統括してもらう戦略も描く。
だが、陣営内からは「もともと『敵』だった人を選挙の要職に就けて大丈夫なのか」と懸念の声も漏れる。ある自民関係者は声をひそめた。「ポストは引き受けつつ、面従腹背の人もいるのではないか」
=2008/10/03付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20081003/20081003_0001.shtml
2317
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/08(水) 23:06:33
首相・民主、解散めぐり神経戦=来月逃せば年内見送りも
衆院解散をめぐる麻生太郎首相と民主党の綱引きは、与党も巻き込んだ神経戦の様相を呈してきた。民主党は2008年度補正予算案に賛成したのに続き、新テロ対策特別措置法改正案の早期採決も容認。審議引き延ばし戦術を封印して早期解散の「環境整備」を狙うが、世界的な金融危機への対応を優先しようとする首相がすんなり応じるかは不透明だ。その首相にしても、時機を逃せば解散権を縛られる恐れがある。
◇最短は11月16日投開票
与党内で有力視されている最も早い衆院選日程は「11月4日公示−同16日投開票」。補正予算案は今月16日にも成立する公算だが、インド洋での給油活動を継続する新テロ法改正案は補正予算成立後に審議入りする見通し。「28日公示−11月9日投開票」だと「17日ごろに解散する必要がある」(自民党幹部)ため、可能性はほぼなくなった。
「国民から『選挙をやる前に景気対策を』との声が出るのを踏まえて(解散を)判断しないといけない」。首相は8日の衆院予算委員会で、金融危機を受けた追加経済対策を検討する方針を改めて示した。公明党は「景気重視の麻生カラーを打ち出して解散」(幹部)とのシナリオに期待する。
投開票が1週間ずれ込んで、11月23日になるとの見方もある。しかし、首相はこの時期にペルーで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議への出席を検討しており、投票日にトップが不在という事態は現実には考えにくい。同月下旬以降の投開票となった場合は、09年度予算編成の日程に影響を与える可能性も指摘される。
◇通常国会冒頭も
首相が解散よりも懸案の処理を優先する姿勢を見せるのは、内閣発足直後の支持率が平凡だったことに加え、自民党が先月下旬に実施した衆院300小選挙区の情勢調査で、与党の過半数確保は微妙との結果が出たことが最大の要因との見方が、与党内には強い。景気対策への取り組みは、解散先送りを模索する首相にとっての「口実」というわけだ。
実際、首相周辺からは「補正予算、新テロ法改正案に消費者庁設置関連法案など、民主党の協力でどんどん採決して実績を積み上げればいい」との声が上がる。衆院選大敗を恐れる自民党内には「09年度予算編成をしっかりやって、来年1月召集の通常国会冒頭に解散する方がいい」(閣僚経験者)との意見も出始めている。
「このままいくと解散もしないまま次の人に移るのではないか」。民主党の菅直人代表代行は7日の衆院予算委で、「腹の内」を見せない首相へのいら立ちをぶつけるように、こう挑発した。
◇「宝刀」抜けず任期満了選挙?
「日がたつにつれて解散のタイミングは狭められる。(来年9月の)任期満了選挙もあり得る」(自民党津島派幹部)。
首相がいくら景気対策などの実績をアピールしても、支持率上昇につながる保証はない。中山成彬前国土交通相の辞任で麻生政権は発足直後につまずいたが、閣僚の失言や不祥事が今後も重なれば首相が求心力を失い、解散権が縛られる事態も現実味を帯びてきそうだ。(了)(2008/10/08-22:32)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008100801127
2318
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/09(木) 02:00:27
”情勢厳しい”自民、13候補の差し替えも検討
自民党は選挙対策委員会を開き、党の情勢調査でかなり厳しい結果が出た候補者13人の差し替えも含めて検討を始めました。
各派閥の事務総長を集めて開かれた会合では、複数の派閥から「景気対策をしっかりやってから
自民党・古賀選対委員長:「大変、逆風の厳しい選挙戦が予測されるが、私どもは勝たねばならない」
選挙をすべきだ」という意見が出されました。早期の解散・総選挙を求める意見はまったく出ませんでした。また、先々週に党が行った選挙区ごとの情勢調査で、20ポイント以上、相手候補に引き離されている13人の候補について、差し替えも検討することを確認しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20081008/20081008-00000035-ann-pol.html
2319
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/09(木) 05:32:30
与野党「話し合い解散」の様相、首相いつ決断?
2008年度補正予算案と新テロ対策特別措置法改正案の早期成立に民主党が協力する構図になったことで、与野党では「10月下旬衆院解散―11月中下旬衆院選」という観測が強まってきた。
事実上の「話し合い解散」という見立てだが、一方で、株価急落による経済情勢の悪化で衆院選は年明けにずれこむ、という見方もある。解散権を握る麻生首相はどう動くのか――。
◆大島―山岡ライン
「来週には補正予算が成立する。新テロ法改正案も今月中に議決されるだろう。来月には国民の皆さんの審判を受ける衆院選の時を迎えるのではないか」
自民党の中川秀直・元幹事長は8日、東京都内での街頭演説で、インド洋での海上自衛隊の給油活動を継続するための新テロ法改正案が成立した後、10月下旬の衆院解散、11月中下旬の投開票という日程で衆院選が行われるという見通しを示した。麻生首相が強い意欲を見せてきた補正予算案と新テロ法改正案に対し、民主党がここへ来て協力姿勢を示したことが、こうした「10月下旬解散」という見方につながっている。
民主党の国会戦術を主導したのは、小沢代表側近の山岡賢次国会対策委員長で、山岡氏の「カウンターパート」は麻生首相の腹心、大島理森・自民党国対委員長だ。このため、〈大島―山岡ラインで、民主党の協力と引き換えに新テロ法改正案成立後に衆院解散する取引をしている〉という観測を生んでいる。
◆3者の思惑合致
事実上の話し合い解散は、「首相、民主党、公明党の思惑がきれいに合致するシナリオだ」(自民党若手)という指摘がある。
首相にとっては、景気対策と国際貢献という二つの実績を内外にアピールできる利点がある。民主党も、「選挙が先送りされると選挙資金に不安がある」(幹部)中で、早期解散が期待できる。
公明党も、早期解散により、創価学会を提訴している矢野絢也・元公明党委員長の国会招致を避けることが可能になる。新テロ法改正案を衆院で3分の2の多数で再可決するのには難色を示していた同党が、方針を転換したのも、早期解散の実現を優先するためだ。
実際、与党でもすでに選挙事務所を開設した議員がいるため、「あまり先延ばしされると、こっちも辛抱できなくなる」(山崎派幹部)という本音が漏れている。「10月下旬解散」に“期待”する向きは多い。
10月24、25両日には、北京でアジア欧州会議(ASEM)首脳会議が開かれ、首相は訪中を予定している。これ以前に新テロ法改正案が成立し、10月20日の週に衆院解散すれば、衆院選は「11月4日公示―16日投開票」となる公算が大きい。
衆院解散が27日の週の場合、最も早いタイミングの衆院選は「11月11日公示―23日投開票」となるが、22、23両日にはペルーでアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議がある。APECにはブッシュ米大統領ら各国首脳が参加するため、首相も出席すると見られる。その場合、衆院選は「11月18日公示―30日投開票」となる可能性が高い。
与党は今月末にも、追加的な景気対策を策定する方針だ。「10月下旬解散」なら選挙戦でアピールできることになり、これも根拠の一つとなっている。
2320
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/09(木) 05:33:12
◆経済不安で先送り論も
自民党には「10月下旬解散が最適かどうか、もう少し見極めが必要だ」という声も少なくない。米国発の金融危機に端を発した経済の混乱があるからだ。
「今日も日経平均株価が暴落している。こんな時に政治空白を2か月近くも作っていいのか」
自民党本部で8日に開かれた選挙対策委員会でも、複数の委員から衆院選先送りを強く求める声が出た。
米国は、11月4日の大統領選から各省庁の政治任用職がおおむね決まる来年4月ごろまで「政権空白期」に入る。そうした中で「第2の経済大国である日本までが政治空白を作っていいはずがない」(加藤紘一・元幹事長)というわけだ。
こうした大幅先送り論には、「景気が悪化する中で選挙をやるのは民主党を利するだけ」という本音も透けて見える。自民党が9月末に実施した情勢調査は「自民215、民主214で互角」という結果だったといい、執行部にも「いま選挙をやっても勝利の確信を持てない」という声が広がっていることも影響しているようだ。
ただ、首相や閣僚の失言で内閣支持率が下がったりすれば、民主党は対決姿勢や引き延ばし戦術に転じるかもしれない。新テロ法改正案の参院審議が引き延ばされれば、衆院解散は早くても年末、衆院選は年明けにずれこむことになる。
「その時に景気が悪化していれば、首相は解散権を封じられた状態に陥る。経済情勢が本当に深刻な状況になる前に解散しないと、選挙のタイミングを逸する」(与党幹部)という指摘も出ている。
(2008年10月9日03時04分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081009-OYT1T00082.htm
2321
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/09(木) 05:36:18
身勝手な後継指名 中山氏発言が波紋
2008年10月09日 宮崎
大会終了後、東国原知事の元に歩み寄る中山前国交相=東京都千代田区
「知事に出てもらわないと困る」。中山成彬前国土交通相が8日、東京で語った次期衆院選に向けた東国原英夫知事への事実上の「後継指名」は、県内の自民党関係者にも波紋を広げた。自民候補が空席となった宮崎1区からの知事出馬に期待を寄せていただけに、「中山色」が強まると知事は出馬しにくい、との見方からだ。「中山さんには振り回されっぱなし」。そんなぼやきが聞かれた。
「中山さんが公の場で知事にラブコールを送ったことで、ますます知事は出馬しづらくなってしまった」。中山氏の発言を知った自民県議の一人は、顔をしかめた。
中山氏の不出馬表明で宮崎1区の公認候補が不在となった自民県連は、7日から候補者公募を開始。ただ、国政への転身に反対する県民世論に押されて知事が立候補見送りの意向を示した後も、複数の自民県議の間には「知事出馬」への待望論が広がっていた。衆院選が間近に迫る中、短期決戦で勝てる候補は高支持率を誇る知事以外にいないと踏んでいたからだ。分裂続きの県連も、知事なら一本化しやすいとみていた。
中山氏の今回の発言は、7日の定例記者会見で知事が国政転身に思わせぶりな態度を取り続けたことで、期待が一層膨らんでいた矢先だった。
別の自民県議は「無党派を掲げて当選した知事が、中山氏から後継指名されれば、本人に出馬の意欲が残っていたとしても立候補しにくくなる」と頭を抱えた。
中山氏の発言が飛び出したのは、8日午後に都内であった九州横断自動車道延岡線の早期整備を求める中央大会。宮崎、熊本両県選出の国会議員のほか、国交省幹部や沿線自治体の首長ら約70人が出席した。知事は大会主催者として会場最前列に陣取り、壇上であいさつに立った中山氏から面前で、衆院選出馬に向けたラブコールを受けた。
■「考慮に値しない」知事
その知事は大会終了後、報道陣の取材に応じ、中山氏の発言について「考慮に値しない」とばっさり。「国のあり方を変えなければいけないと思っている僕と、自民党益を守るために自民党から出馬してくれと言う中山さんとは、ちょっとニュアンスが違う」
以前から「私は中山さんの後継者ではない」と報道陣に語っていた知事は、中山氏の発言について改めて「あの場で言われることじゃない」と不愉快そうに語った。
大会出席者からも戸惑いが。県議会の坂口博美議長は「話す場所も内容も不適切。途中で『やめろ』と叫びそうになった。高速道路整備が県政の最重要課題ということを分かっていない」。延岡市の首藤正治市長も「大会の趣旨と違う話だ。もう何とも言えない。政局や党利党略抜きに横断道路の建設に向けて頑張るしかない」とあきれていた。
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000810090003
2322
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/09(木) 12:57:45
中山前大臣「東国原出馬は私のシナリオ」記事を印刷する
次期衆院選の宮崎1区からの不出馬を表明した同区自民党現職の中山成彬前国土交通相(65)が8日、高速道路の建設陳情で上京していた東国原英夫宮崎県知事(51)に直接「出てもらわんと困る」と後継出馬の逆陳情パフォーマンスをした。中山氏は失言3連発での国交相辞任も含めて、自作の筋書き通りに進行していることを強調し「知事に伝わった」と満足顔。一方の東国原氏は「非常に唐突。違和感を覚えた」と完全無視状態で、中山氏の勇み足だけが目立った。
失言が原因で国交相を辞任し、次期衆院選の不出馬を決めた中山氏が突然「自作自演のシナリオが進行中でございます」と切り出した。民主党政権では国政が傾くとの持論を展開したあと「シナリオの第1ステージ、第2ステージとあるんだが、東国原知事にどうしても出てもらわんと困る」と約3メートル離れて座る東国原氏に直接、後継候補のラブコールをした。熱を持って語る中山氏とは逆に場内の空気はシラけていた。
都内のホテルでの「九州横断自動車道延岡線建設協議会」の席上だった。会長は東国原氏。自民党、国交省に高速道路建設を熊本県と陳情する前の決起大会で、両県選出の国会議員も参加する形式だが、臨時国会会期中でほどんどが代理者だった。宮崎1区の中山氏は遅刻することなく、最初から笑顔で参加していた。
中山氏はたたみかけるように「知事には(衆院選に)出てもらって、全国の自民党の候補者を回ってもらいたい。全国的な知名度がありますからね」と自民党の顔としての全国行脚を一方的に提案した。しかも「そのために私はポンッ、と休んで横におる。だから、どうぞ行ってください」と自らが参謀として同行するプランまで持ち出した。
さらに余計な秘密も暴露。県庁には県民からの電子メールなどが届き、現在約95%が出馬反対。7日には高速道路建設を訴える女性グループが、東国原氏を訪ねて国政転出を訴えた。「あれね、私の差しがねなのよ」と得意顔で話した。これを聞いた県職員は「中山さんが仕組んだことはみんな知ってるよ。公式の場で暴露するなんて、頭がおかしい」とあきれていた。
東国原氏は中山氏の7分半のあいさつの間、顔を上げずに聞いていた。会終了後に報道陣に囲まれた中山氏は「知事はニコッ、と笑っていたよ。(出馬要請は)初めてだよ。あれだけの知名度は利用しない手はない」とまるで東国原氏を私物のように言い「私の魂の、心の底からの訴えを以心伝心で分かってもらえたんじゃないかなぁ…おっ、直接だからハート・ツー・ハートだ」とはしゃいだ。
肝心の東国原氏は、自民党の党3役、国交省などに陳情に訪れたあとの会見で困惑した表情を見せた。「あそこで言われることではない。非常に唐突。驚きと違和感を覚えた」と中山氏のラブコールに不快感を示した。出馬に関しても「県政運営にまい進する。今は考えられません」と知事続行の姿勢は崩さなかった。
[2008年10月9日7時58分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20081009-417263.html
2323
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/09(木) 21:08:45
衆院選日程決まらず焦燥感=「11月中投開票」譲れぬ公明
公明党が一向に決まらない衆院選日程に焦燥感を募らせている。党執行部は、自民党側の感触から「10月解散−11月上旬投開票」を想定し、準備を進めてきたものの、麻生太郎首相が2008年度補正予算案や新テロ対策特別措置法改正案の成立を図る方針であることから、日程的にほぼなくなった。公明党は「遅くとも11月中にはやってほしい」(幹部)としており、首相が決断を先送りし続ければ、不満が首相に向きかねない。
「景気対策は必要だが、それと解散・総選挙は直接リンクするものではない」。太田昭宏代表は9日の記者会見で、早期解散を求めていく姿勢を強調した。
公明党が11月中の投票にこだわるのは、支持母体の創価学会が既に支持者固めに全力で走りだしているためだ。仮に、首相が、消費者庁設置関連法案や追加の経済対策を具体化させる第2次補正予算案の提出、成立まで目指し、解散が来年1月召集の通常国会冒頭以降となれば、いったん活動を緩めざるを得ず、「組織が再び動きだすまで時間がかかる」(党幹部)との事情がある。
そもそも、同党はわずか2カ月前には、新テロ法改正案の衆院再可決に慎重姿勢を示し、不人気だった福田康夫首相(当時)の退陣の引き金を引いた。それが麻生政権になり、容認に転じたのは、早期解散を実現するためにほかならない。
だが、政局より政策優先を宣言する首相は「解散は自分で決める」と繰り返すのみ。小泉政権で自民党政調会長だった首相のカウンターパートを務め、親密な関係を自負する北側一雄幹事長も首相の腹は読めないようだ。
「経済情勢を踏まえ首相がどう判断するかだ」。9日の常任役員会でも解散の時期が話題になったが、首相の判断を見守るしかないとの結論に落ち着いた。いらいらを募らせる学会幹部からは「我慢の限度だ。自民との選挙協力にも影響が出る」との声も出始めている。(了)
(2008/10/09-20:30)
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2008100900977
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/09(木) 22:35:11
衆院解散:首相の本意は「先送り」…自民内に見方広がる
麻生太郎首相が9日、追加経済対策の取りまとめを与党に指示したことを受け、政府・与党内では当初想定された早期の衆院解散との見方が急速に弱まっている。追加対策は、世界同時株安に対し、首相が強い危機感を持っている表れでもあり、9日の自民党各派総会では「首相の本意は解散先送り」との見通しが広がった。年末の予算編成を考慮すれば、10月下旬から11月上旬の解散がぎりぎりのタイミングだが、首相がさらに解散をためらって先送りすれば、選挙が年明け以降になる可能性が強い。
「(衆院選の投開票日が)11月16日から23日を過ぎれば来年度予算編成ができない。そうなれば選挙は来年の年明けか4月、9月の任期満了まで行く可能性がある」。町村信孝前官房長官は9日の町村派総会で、衆院選の時期について、投開票日が11月23日を過ぎることになれば、年明け以降になるとの見通しを示した。また伊吹派会長の伊吹文明前財務相も「国会の空白は限られた時期しか許されない。11月中旬までに投開票がなければ、来年4月以降だ」と指摘した。
一方、麻生派座長の中馬弘毅元行革担当相は同日の同派総会で「首相は経済対策のほか、2次補正予算もやっていく決意のようだから、解散はすぐということではない」と強調。中馬氏はこの後、官邸に首相を訪ね、金融危機を理由に解散を大幅先送りするように進言した。
現時点の選挙日程で有力視されるのは、10月24日とみられる新テロ対策特別措置法改正案の成立直後の解散で、この場合「11月16日投開票」となる。しかし、首相が景気状況などを理由にためらえば「10月末解散・11月23日投開票」「11月上旬解散・11月30日投開票」の線もある。ただ、11月30日投開票は年末の予算編成に悪影響が出る可能性が強い。
首相周辺は「首相の気持ちは『解散よりも政策』だ。今の経済状況で、すぐに解散ということにはならない」と明かす。
ただ、首相が解散を先送りすれば、求心力低下も招きかねない。公明党幹部は「11月中の選挙が実現しなければ、支持率はさらに下がり、任期満了まで解散ができなくなる可能性も強い」と指摘した。【高山祐】
毎日新聞 2008年10月9日 21時34分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081010k0000m010089000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/13(月) 14:34:19
選挙:衆院選 党籍ないのに「民主」 13区、武山氏に警告書−−民主県連 /埼玉
◇ポスターや広報板に掲示
民主党県連は10日、元党県第13区総支部長の武山百合子氏(61)が、現在は党籍がないにもかかわらず春日部市などの選挙区内で民主党の党名が入ったポスターや広報板を掲示しているとして、速やかに撤去するよう求める警告書を9日付で自宅と事務所あてに送付したと発表した。
武山氏は同党の衆院議員だったが、05年の選挙で落選。13区では現在、元県議の森岡洋一郎氏(33)が次期衆院選の党公認に内定、総支部長を務めている。
10日、県庁で記者会見した県連の枝野幸男代表らによると、06年末以降、同党は武山氏に対し支部長の交代を求めてきたが、最近では本人に会えず、書面による返答もないという。【山崎征克】
毎日新聞 2008年10月11日 地方版
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081011ddlk11010256000c.html
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/14(火) 10:31:30
民主党 選挙調査の仰天数字 (ゲンダイネット)
●自民に追い風は東京だけ
解散・総選挙は早くても11月末、ヘタしたら来年9月の任期満了という雰囲気だが、麻生・自民がビビるのも分かる。自民党の独自調査では自民180議席前後だったというし、公明はせいぜい25議席というから、過半数(241議席)には遠く及ばない。さらに、民主党が9月上旬に行った調査を見ると、大物議員がボロ負けの数字が出ているのである。
例えば、山拓の福岡2区は民主の新人・稲富修二が53.4%の支持を集め、16.7ポイントもリード。鳩山邦夫が戦う福岡6区は民主の古賀一成が12.6ポイントもリード。太田誠一の福岡3区は前職の藤田一枝が12.5ポイントも太田を引き離している。この選挙区の調査日は8月24日で、太田辞任前。いまや、太田の落選が(確)だ。
「この調査は民主党の候補者が油断しないように、きびしい数字が並んでいる。それでも、山拓、鳩山、太田は届かない。真っ青でしょうね。愛知9区の海部俊樹は6.6ポイントのリードを許しているし、石原宏高のところは民主・松原仁が2.4ポイントリードです。公明党の上田勇が出る神奈川6区なんて、民主の池田元久が24.4ポイントも優勢。以前から苦戦が伝えられている武部勤の北海道12区は民主候補が1.1ポイントリード。水野真紀が必死で応援する後藤田正純の徳島3区も民主がリードしています」(民主党関係者)
もっとも、そんな民主でも東京選挙区は苦戦だ。前回選挙も小選挙区で勝ったのは菅直人1人だったが、議席を奪還できそうなのは今のところ、21区の長島昭久や7区の長妻昭、20区の加藤公一、6区の小宮山洋子、前出の松原など、ひとにぎりだ。
「佐藤ゆかりと争う5区の手塚仁雄も、この調査では離されている。与謝野を追う海江田万里は14.6ポイントも負けています。比例で復活した末松義規(19区)でさえ、11.5ポイント差をつけられている。10区、13区、14区、17区などは20ポイント以上離され、もう絶望。とにかく、東京の数字は異様に厳しい。執行部の引き締めじゃないか、という見方も出ています」(民主党候補者)
裏を返すと、民主が東京での劣勢をはね返せば、自民は空前の数字で負けることになる。
(日刊ゲンダイ2008年10月11日掲載)
[ 2008年10月14日10時00分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/14gendainet02038743/
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/15(水) 18:20:40
東国原知事見送り 自民公募制19人応募、14人に絞られる
2008年10月15日
次期衆院選宮崎1区で、中山成彬前国交相の不出馬に伴い自民党県連(緒嶋雅晃会長)が初めて実施した「候補者公募制」は15日正午に締め切り、19人が名乗りを上げた。午後から役員会が開かれ、14人に絞られた。
県連は応募者の詳細を明らかにしていないが、動向が注目されていた前参院議員の上杉光弘元自治相(66)も含まれているとみられる。
また東国原英夫知事は同日、報道陣に「(応募書類は)出していません」と答え、応募見送りを明言した。
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=11800&catid=74&blogid=13
2328
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/15(水) 18:22:03
福島3区転出を吉野氏が了承 自民
自民党が次期衆院選でコスタリカ方式を廃止する方針を示している問題で、福島5区の現職吉野正芳氏(60)は13日、党本部から要請されていた福島3区への転出を受け入れると正式に表明した。福島5区の公認候補は坂本剛二氏(63)=比例東北=となる見通し。
吉野氏はいわき市で同日開かれた連合後援会の会合終了後に記者会見し、「農業や環境などの課題に取り組むため、国会議員であり続けるべきだとの後援会の意見を受け止めた。苦渋の決断だった」と説明。転出にあたって古賀誠選対委員長から比例名簿の上位に入れると約束されたことも明らかにした。
会合には吉野氏が所属する町村派の代表世話人、町村信孝前官房長官も出席。取材に対し「東北の比例上位なので、東北や福島県全体の声を国政に反映させる大きな役割を担ってもらう」と語った。
自民党は福島5区で2000年衆院選からコスタリカ方式を採用し、次期衆院選では吉野氏が比例代表、坂本氏が小選挙区から出馬する順番だった。解消方針に反発した党いわき総支部や吉野、坂本両氏の後援会、地元経済界などが党本部や県連に同方式の堅持を要請していた。
吉野氏はいわき市出身。福島県議を経て、2000年の衆院選で福島5区から出馬して初当選。現在3期目で環境副大臣を務めている。
福島3区には民主党現職の玄葉光一郎氏(44)が出馬を予定している。
2008年10月15日水
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081015t61032.htm
2329
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/15(水) 18:23:02
自民・吉野氏福島3区転出 足場なく不安先行
次期衆院選で自民党のコスタリカ方式解消が注目されていた福島5区は、現職吉野正芳氏(60)が福島3区への転出を決断し、9月中旬から続いてきた党内調整が決着した。福島県内5選挙区で自民党の顔触れが固まったが、あるじを手放す吉野氏後援会には悔しさと戸惑いばかりがにじむ。
<発言ににじむ不満>
「泣くのは今日でおしまい。3区で頑張りますから」。13日夜、いわき市であった連合後援会の会合で転出を表明した吉野氏は、支援者一人一人を握手で見送った。中には涙を流す女性支援者の姿もあった。
記者会見で吹っ切れたような表情を見せた吉野氏だが、コスタリカ解消に質問が及ぶと「理由は分からない」と繰り返した。「(5区の)1プラス1は2にはならないが1.5にはなり、相手の1より強い。解消は確実にマイナスだ」。声を張り上げ、悔しさと党本部への不満をにじませた。
3区の拠点の一つ白河市では、党白河市総支部の大野博幹事長が「選挙区の顔となる候補者が早く決まってくれと念じていた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。県連の佐藤憲保幹事長も「地元県議の組織などを活用し、県連主導で早急に体制を固める」と強力なサポートを約束した。
しかし、ある党関係者は「(大差がついて)恥をかきに行くようなものだ」と不安を隠さない。吉野氏の連合後援会幹部は「住民票を移して3カ月しないと吉野本人すら自分の名前を書けない。3区内には足場がないのだから、県連や党本部に相当バックアップしてもらわないと戦いは不可能」と頭を抱える。
<「かえって締まる」>
コスタリカ維持を求め続けてきた結果、3区内に後援会を組織できずに選挙戦に突入する事態も想定される。
吉野氏の後援会は会の存続を決め、3区内にいる知人や親類に外から支持を呼び掛けることになる。加えて、5区から出馬が予定される坂本剛二氏(63)=比例東北=の支援も求められる。
県連の佐藤幹事長は「危機感によるバネが働いて、かえって組織が締まった選挙ができるのではないか」と強気の見方を示すが、吉野氏の支援者の一人は「うちの親方(吉野氏)が転出したのに、坂本の名前を書けるだろうか」と、心情的なしこりを引きずる懸念を示唆した。
候補者調整が終わり、吉野氏に配慮して表立った動きを控えてきた坂本氏側の動きが活発化する。布陣を整えた自民党は3区支部長幹事長会議といわき総支部役員会を18日に設定するなど、選挙戦に向けた動きを本格化させる。
2008年10月15日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081015t61018.htm
2330
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/15(水) 18:25:09
波・きたる:衆院選神奈川 11区候補擁立で自民県連、小泉元首相次男決定 /神奈川
自民県連は14日、横浜市内で総務会を開き、次期衆院選神奈川11区(横須賀、三浦市)の候補者として、引退する小泉純一郎元首相の次男進次郎氏を擁立する方針を正式決定し、党本部に公認申請した。これで自民の県内小選挙区の立候補予定者が出そろった。
小泉氏は9月下旬、進次郎氏を後継指名していたが、一部から「世襲批判」が上がり、地元支部でも総務会を開くなどの手続きを踏んだ。支部からの公認申請を受ける形で開かれた県連の総務会でも異論は出なかったという。
横須賀市選出の県議でもある竹内英明幹事長は総務会後、「地元の総意で決めた」と強調。進次郎氏は「批判はしっかりと受け止め、後は有権者の判断に任せたい」と話した。
11区では、共産新人の伊東正子氏が立候補する予定で、民主も小泉氏の引退を受けて候補者選びが本格化している。【笈田直樹】
毎日新聞 2008年10月15日 地方版
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20081015ddlk14010280000c.html
2331
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/15(水) 18:25:35
選挙:衆院選 市民ネット千葉、民主候補を推薦−−立候補予定者6人 /千葉
市民ネット千葉県は14日、次期衆院選で民主党から立候補を予定している6氏を推薦すると発表した。
8日付で推薦する候補、同党県連と地方分権の推進など7項目を盛り込んだ政策協定を結んでいる。
推薦が決まったのは、1区=田嶋要氏▽6区=生方幸夫氏▽8区=松崎公昭氏▽9区=奥野総一郎氏▽12区=中後淳氏▽13区=若井康彦氏。【神足俊輔】
毎日新聞 2008年10月15日 地方版
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20081015ddlk12010270000c.html
2332
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/15(水) 18:26:02
上田知事:衆院選、「本年は解散しにくい」−−定例会見 /埼玉
衆議院の解散・総選挙がいつになるかが注目される中、上田清司知事=似顔絵=は14日の定例会見で「本年はもう解散しにくいんじゃないか」と述べ、年内に解散する可能性は低いとの見方を示した。
解散の時期を巡っては10月初めの臨時国会冒頭など諸説あったが、上田知事は「この2週間の経済数値(の悪化)がすさまじく、単純に党勢上、都合がいいから解散とはいかなくなっている。景気回復には最低でも4〜6カ月かかる」とも述べ、解散時期は来年にずれ込むと見立てた。【和田憲二】
毎日新聞 2008年10月15日 地方版
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081015ddlk11010326000c.html
2333
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/15(水) 18:28:09
選挙:衆院選・大阪3区 自民・柳本氏は比例単独強まる 自公協力へ
自民党大阪府連は13日、府内選出の衆院議員が集まる「代議士会」で次期衆院選に関して大阪3区で公明党と選挙協力することを確認し、14日午前、中山太郎・府連会長が古賀誠・党選対委員長らに伝えた。大阪3区では、比例単独で当選した現職の柳本卓治氏が選挙区からの出馬に意欲を見せ、公明党の現職・田端正広氏との調整が懸案になっている。自民党府連が自公協力を優先する方針を打ち出したことで、柳本氏は前回同様、比例単独候補として処遇される可能性が強まった。
大阪3区は、田端氏が6選を目指して出馬を予定。柳本氏は大阪3区を地盤としているが、自公協力のもと、00年から3回連続して比例単独候補として当選していた。柳本氏が比例単独に回る場合、比例名簿の上位に登載される公算が大きい。【石川隆宣、久保聡】
毎日新聞 2008年10月14日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/kansai/news/20081014ddf007010008000c.html
2334
:
名無しでチュウ
:2008/10/15(水) 19:23:33
2氏、熱帯びる前哨戦 広島4区 '08/10/15
衆議院の解散先送り論が出始める中、広島4区では立候補を予定する二氏の動きが活発化している。十三日午前、民主党新人の空本誠喜氏(44)が東広島市内で事務所開き。同日夜には、自民党現職の中川秀直氏(64)も市内で大規模な国政報告会を開いた。総選挙の時期は不透明だが、前哨戦は着実に熱を帯びている。(下久保聖司、境信重)
▽民主・空本氏、事務所開き400人
空本氏は、事務所開きに集まった約四百人(事務所発表)を前に「世の中を変えるため政権交代を成し遂げなければいけない」と強調。「税金の無駄遣いや官僚天下りを一掃し、山や田、道路を長期展望で改修する環境土木という事業に充てたい」と訴えた。
自民党系の蔵田義雄市長も駆け付け「空本先生をしっかり育てて国政の壇上に送っていただき、次世代の日本をつくっていただければ」とあいさつした。
▽自民・中川氏、大規模に報告会
十選を目指す中川氏は五日に事務所開きを済ませ、国政報告会はプレ決起大会の位置付け。約千人(事務所発表)の参加者に、世界的な金融危機を解説。「これからの三、四年が日本にとって決定的に大事。官僚主導を国民主導に変え、東京一極集中の権限や金も地方に移す」と訴えた。
評論家の田原総一朗さんも応援演説に駆け付け「私が最も信頼する政治家。地方分権を本気でやろうとしている」と激励した。
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/hiroshima/Sh08101501.html
2335
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/16(木) 09:24:46
民主県連、衆院岐阜4区に今井氏の擁立固める
2008年10月16日08:51
民主党県連は15日、次期衆院選岐阜4区の立候補予定者に下呂市出身の金融アナリスト今井雅人氏(46)=東京都在住=を擁立する方針を固めた。近く4区の選対会議を開き、党本部に公認申請する予定。
民主が空白区だった4区の候補者を固めたことで、県内五つの全小選挙区で自民、民主が激突する構図が固まった。共産は候補者擁立を岐阜1区に絞り込んでいる。
今井氏は上智大卒。1985(昭和60)年、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。UFJ銀行為替部門統括次長兼チーフディーラーなどを経て2004年退社。06年、金融情報を提供するグローバルインフォ(東京)を設立、現在は会長。
岐阜4区は、自民党県連会長の金子一義国土交通相(65)が8選を目指し出馬準備を進める。
民主県連は一時、自民党県議に出馬を打診していたが断念。その後、今井氏擁立を模索していた。
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20081016/200810160851_6127.shtml
2336
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/16(木) 09:25:03
【神奈川】
民主党県連 横粂氏を擁立方針
2008年10月16日
次期衆院選の11区(横須賀市、三浦市)の候補者について、民主党県連は十五日、弁護士の横粂勝仁(よこくめかつひと)氏(27)を擁立する方針を固めた。来週にも党本部に公認申請する。同区で自民党は、小泉純一郎元首相の引退により次男の進次郎氏(27)の擁立を決めているほか、共産党公認で新人伊東正子氏(67)が立候補を予定しており、新人同士の対決となる見通し。
関係者によると、この日、民主党県連代表の笠浩史氏が小沢一郎代表と会談し、方針を伝えた。横粂氏は愛知県出身。同県立岡崎高、東大法学部を経て、二〇〇七年九月に弁護士登録した。人気バラエティー番組の出演経験があり、若者に知名度があるという。
11区で民主党は、小泉元首相の出馬を前提に“不戦敗”も視野に入れていた。しかし、小泉元首相が九月二十五日に突然、引退表明し、後継に進次郎氏を指名した。
これを受け、民主党県連は、候補者選定を本格化させ、横粂氏や大学教授(59)、コンサル会社社長(30)と面接。県連幹部は「若さと経歴で、世襲批判もある進次郎氏と十分に戦える」と判断、横粂氏の擁立を決めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20081016/CK2008101602000091.html
2337
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/16(木) 09:25:37
民主・前田雄議員が離党・不出馬 マルチ問題で
2008年10月16日3時14分
民主党の小沢代表は16日午前0時過ぎ、党本部で緊急会見し、マルチ商法業者から多額の金銭を受け取り、業界擁護の国会質問をしていた前田雄吉衆院議員=比例東海=から(1)総選挙で民主党の公認を辞退する(2)総選挙には立候補しない(3)民主党の党籍を離脱したい、との申し出を受け、了承したと発表した。
小沢氏が15日夜、東京都内で前田氏と会った際、前田氏からこうした意向を伝えられたという。小沢氏は14日にも都内で約2時間、前田氏と会って事情を聴いていた。小沢氏は会見で「今回の事態、今日の状況を判断し、申し出を了とした」と説明した。
前田氏をめぐっては、自らが代表を務める二つの政治団体が04〜07年、多数のマルチ商法業者らから少なくとも1156万円の講演料と献金を受け取っていた。業界が資金提供した4年間、前田氏は毎年、業界を擁護する国会質問を重ねていた。07年11月に経済産業省から3カ月間の業務停止命令を受けたマルチ商法業者からも講演料として計150万円を受け取っていたが、返還していなかった。
前田氏は愛知県出身で当選3回。小沢氏を支持する党内の政策グループ「一新会」の事務局長も務めていた。党が9月12日に発表した次期衆院選の第1次公認候補の1人。民主党は前田氏の公認辞退で空白になる愛知6区に、前愛知県犬山市長の石田芳弘氏(63)を擁立する方針だ。
http://www.asahi.com/politics/update/1016/TKY200810150379.html
2338
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/16(木) 23:43:33
迫る衆院選:森山真弓氏、古賀自民選対委員長らと面会 比例上位の公認求める /栃木
◇決着は解散後か
衆院2区選出の自民党の森山真弓氏(80)は15日、党本部で選対の古賀誠委員長、菅義偉副委員長と面会し、次期衆院選で自らを比例代表・北関東ブロック上位で公認することを求めた。古賀委員長は「全力を尽くす」と述べ、即答は避けた。2区では前回衆院選で比例で当選した同党の西川公也氏(65)との公認調整が残り、党関係者は「決着は(衆院)解散後になるのではないか」としている。
関係者によると先月30日、古賀委員長と菅副委員長は東京・永田町の議員会館を訪れて森山氏に会い、次期衆院選では西川氏を2区で公認したいとの考えを示し、森山氏に協力を要請。その際、古賀氏は党顧問として森山氏を処遇することを伝えた。
しかし森山氏は、周辺に「顧問という立場では後援会が西川氏の選挙に協力しない」と納得しない意向を示し、古賀委員長らと15日に再度面会し、比例での公認を求めた。
自民では、比例の公認候補は73歳未満とする要件を設けており、80歳の森山氏を公認するとすれば特例で認めることになる。全国では同様のケースで公認問題が決着していない選挙区が他にもあり、特例が認められるかは微妙な状況だ。党関係者は「選対レベルで決められる話ではなく、総裁や幹事長の判断を仰ぐことになる」と話している。【葛西大博】
毎日新聞 2008年10月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20081016ddlk09010563000c.html
2339
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/16(木) 23:43:53
臨戦:衆院選 揺れる道10区 反小泉改革の声噴出「もう忘れたい」 /北海道
◇自民・飯島氏後援会幹部「チルドレンの払拭を」
次期衆院選の道10区(空知、留萌管内)で、自民党が「小泉改革」の功罪に揺れている。前回05年の郵政解散・総選挙で、道内唯一の「刺客」が送り込まれ激しい保守分裂選挙を展開し、民主党に敗れた。次期衆院選では保守陣営は一本化される見通しだが、亀裂を作り地域経済の疲弊を生み出した小泉改革を苦々しく思う層も少なくない。【横田愛、吉田競】
◇保守一本化でも疲弊
岩見沢市内で13日あった飯島夕雁氏(44)=比例道ブロック=の事務所開き。飯島氏は前回選挙で、東京都青ケ島村の教育長から公募で道10区の自民公認候補に転身した「刺客」。「必勝 為飯島夕雁殿 小泉純一郎」。元首相から贈られた応援の書を背に「来る衆院選で堂々と戦っていく」と決意を表明した。
自民の現職だったが、郵政民営化法案に反対して落選した山下貴史氏(55)は深川市長に転出。当時、山下氏の支援に回った地元農業団体の幹部や議員らも顔をそろえる中、今も小泉元首相の威光を仰ぐ小泉チルドレンの姿に、「なんであんなところにはるんだ」「『小泉さん』や『改革』はもう忘れたい」という声が漏れた。
事務所開きに引き続き行われた政経セミナーでも「小泉アレルギー」が出た。セミナーに出席した小泉元首相の側近で「偉大なるイエスマン」を自負する武部勤・元自民党幹事長(67)が「郵政民営化は圧倒的によかったというのが国民の声だ」などと小泉改革の成果に触れると、ある道議は「(心が)ザワッとする。もう言わないでほしい」と嘆いた。
前回選挙は民主党の現職、小平忠正氏(66)が10万9422票を獲得して当選。飯島氏は山下氏(7万8604票)に次ぐ6万2100票にとどまり、比例代表で復活当選した。次期衆院選は、小平氏と飯島氏の一騎打ちとなる公算が大きい。
飯島氏は農家や地域の祭りなどに頻繁に顔を出し、徐々に反小泉改革の保守層と関係を修復させつつある。しかし、後援会幹部は「10区は夕張破綻(はたん)や旧産炭地の財政難など小泉改革の『痛み』が顕著だった地域だ。『小泉チルドレン』のイメージを払拭(ふっしょく)しないとだめだ」と指摘する。
7選を目指す小平氏の陣営幹部は保守一本化に危機感を募らせる。一方で、「農協などは建前上、自民党支援だが実際どこまで(選挙活動を)やるか。ばつが悪そうに(飯島氏を)支援している人もいる」と保守の亀裂を指摘。小平氏も「私は前回選挙で郵政民営化反対と言った。小泉政治によって多くの方が大変迷惑を受けている。これを必ず見直す」と強調し、保守層の「反小泉票」の取り込みを図りたい考えだ。
小泉元首相は次期衆院選に出馬せず引退するが、その影は依然くすぶり続ける。
毎日新聞 2008年10月16日 地方版
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20081016ddlk01010288000c.html
2340
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/17(金) 01:26:34
1区中山氏「やっぱり出たい」 自民党員 総スカン
2008年10月17日 00:46 カテゴリー:九州・山口 > 宮崎
自民党の中山成彬前国土交通相(65)=衆院宮崎1区=が次期衆院選不出馬の撤回を検討していることがわかった16日、県内の党員からは「頭のヒューズが飛んでいるのではないか」「宮崎県の恥。自民県連を壊す気か」と、まさかの翻意に猛反発する声が相次いだ。長年の支持者でさえも「裏切られた思いだ」と中山氏との決別を宣言。後任選定を公募で進める県連の幹部は「めちゃくちゃなことをする政治家だ」と怒り心頭に発した。
■「めちゃくちゃなことする」「宮崎の恥」「県連壊す気か」
一連の失言問題で国交相を辞任、今月4日の不出馬表明からわずか約10日後の無責任発言に、県民世論からも批判を呼びそうだ。関係者によると、中山氏が支部長を務める第1選挙区支部の会合が16日、宮崎市で開かれ、中山氏は次期総選挙について「やっぱり出たい」と発言。会合には後援会幹部ら約30人が出席していたという。
14人が応募した県連公募制には、中山氏とは積年の確執がある上杉光弘元自治相(66)も応募。18日に公認申請候補が決定されるが、上杉氏が有力視されており、これが、「中山氏には許し難かったのだろう」(県連関係者)との見方だ。
ある地域支部長は15日に中山氏から「第1選挙区支部を集め、意見をききたい」などと不出馬撤回をにおわせる相談があったという。この支部長は「不出馬を表明しながら何を言うのか。上杉氏と手を握ることはできないのか」と訴えたといい、16日の会合にも出席しなかった。「裏切られた。もう中山から遠ざかる」。
別の地域支部長は「自民党つぶしだ。不出馬を撤回するなんて、一地方議員でもそんなばかなことはしない」と痛烈に批判。ほかの支部長も「意味不明だ。物事を考えるヒューズが飛んだっちゃないやろうか」と、半ばあきれ顔で語った。
「後継は心配しなくても大丈夫。県連がちゃんと後継者を探しますよ。私が口を挟む立場ではない」と発言していた中山氏。1区の混乱が沈静化しようとした矢先だっただけに、自民県議の1人は「県連を笑いものにしようとしている」と憤った。県連は17日に緊急役員会を開き、公募制を予定通り進めることを確認する。
=2008/10/17付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/54008
2341
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/17(金) 10:48:28
中山前国交相、やっぱり出馬? 県連「いい加減にして」
2008年10月17日6時10分
失言を連発し、次の衆院選に立候補しないと表明していた前国土交通相の中山成彬衆院議員(65)=宮崎1区=の周辺が再び騒がしくなってきた。16日、自民党宮崎県連幹部に対し、不出馬を撤回し、同区から立候補する意欲を示した。17日にも記者会見し、態度を明らかにする。中山氏が出馬に踏み切れば、自民党執行部は公認を検討する構えだが、中山氏の後継を公募した宮崎県連の幹部らは迷走を重ねる中山氏に猛反発している。
宮崎県連の緒嶋雅晃会長によると、16日夕、中山氏から「支持者から国政でもう少し頑張ってほしいと言われた。17日に党本部で(不出馬撤回の)記者会見を開く」との電話が入ったという。
中山氏は17日に古賀誠選対委員長と会談し、進退について協議する予定。中山氏が所属する町村派幹部も16日夜、「中山氏が立候補するなら、勝てる候補として派閥として当然応援する」と語った。
一方、宮崎県連は、中山氏が4日に不出馬を表明したのを受け、7日から候補者公募を開始し、15日に締め切ったばかり。応募したのは、上杉光弘元参院議員(66)ら14人で、18日に衆院選候補者選考委員会を開き、候補者を決める予定だった。
中山氏が立候補すれば、県連の手続きは白紙になりかねない。徳重忠夫幹事長は「何を考えているのかさっぱり分からない」と困惑する一方で、「組織を振り回すのは、いい加減にして欲しい」とあきれ返った。
中山氏は9月25日、国交相就任直後の報道各社とのインタビューで「成田は『ごね得』」「日本は単一民族」「日教組が強いところは学力が低い」などと発言。28日に在任5日間で国交相辞任に追い込まれた。10月4日には衆院選不出馬を表明した。
後継に浮上した東国原英夫知事は一時、国政転身に前のめりな姿勢を見せたが、県民世論を考慮し、6日には見送る意向を示した。
それでも中山氏は8日、東京都内の会合で同席した知事に「どうしても出てもらわないと困る」などと出馬を要請。国交相辞任から東国原氏の国政転出まで「自民党が(総選挙で)勝つため」に仕組んだ「自作自演のシナリオ」と明かしていた。
http://www.asahi.com/politics/update/1016/SEB200810160014_01.html
2342
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/18(土) 05:42:18
小沢代表 津島氏一本化を要請 4区調整大詰め
山内氏は態度保留
次期衆院選青森4区の候補者一本化を目指す民主党と国民新党による調整が大詰めを迎えている。民主党の小沢代表は、同党に公認申請した山内崇県議(53)と会談を重ね、国民新党の津島恭一前衆院議員(54)で一本化したい考えを打診。国民新党を支援する政治団体「郵政政策研究会」(郵政研)との全国的な選挙協力への影響を懸念するためだが、山内氏は態度を保留している。小沢代表は近く、再び山内氏を呼んだ上で結論を出す模様だ。(杉田義文)
■受けがたい出馬断念
「身柄を預けてほしい。おれもそんなに長くないが、必ず何とかする」
小沢代表は9月29日、東京・永田町の民主党本部で山内氏を前に切り出し、4区からの出馬断念を促した。かつて自治労から除名された山内氏では、今回連合青森からの推薦は受けられず、さらに郵政研との選挙協力が欠かせないと判断したためだ。
これに対し山内氏は食い下がった。「一寸の虫にも五分の魂ですよ。ここで降りれば政治生命を失う。強い方がやらせてください」。昨年12月に自民党を離党し、出馬表明。民主党に入党した経緯もあり、支持者への説明を考えても、簡単に断念できない事情があった。世論調査で結論を出すよう小沢代表に迫った。
■欠かせぬ郵政票
民主党は10月4、5日の週末、4区で世論調査を実施した。関係者によると、山内氏の支持が津島氏の支持を3、4倍上回っていたという。だが、小沢代表の考えは変わらず、10日と13日に再度、都内で山内氏と会談し、出馬を断念するよう説得に当たった。
小沢代表は、津島氏が民主党に移り、非自民勢力で一本化できれば、自民党現職の木村太郎氏(43)と戦えると判断。さらに重視したのは、政権交代に向けて不可欠となる、津島氏を強力に支持する郵政研との選挙協力だった。
かつて自民党の支持組織だった郵政研を政治団体とする全国郵便局長会の組織票は全国で約50万票。各小選挙区で割ると、数千票程度だが、自民党候補と接戦になった場合、この票が勝敗を分ける可能性があるとみている。民主党が郵政民営化見直しを公約に掲げ、国民新党に合併を提案したのもこうした思惑も絡んでいる。
■民主県連の反発 一方、民主党県連は9月18日に党本部に山内氏の公認申請を行っており、頭越しに進む候補者調整に不満を募らせている。田名部定男県連幹事長は「県連には全然情報が入らない。山内氏は党員だし、公認が決まらなくても県連単独で支援する」と憤る。
候補者調整を巡っては、山内氏を選挙区、津島氏が民主党に移り、比例東北ブロック上位とするという案も浮上していた。津島氏が民主党に移ることについては、「“バッジ”を付けるのが大事。党が変わっても応援する」(郵政研幹部)としているが、民主党が原則、比例優遇を認めていないことがネックとなっている。
だが、小沢代表が自ら乗り出した調整が不調に終わり、山内氏が無所属で出馬し、分裂選挙となるのを避けるため、比例優遇を特例として認める可能性も残されている。
(2008年10月18日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20081018-OYT8T00114.htm
2343
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/18(土) 05:44:51
選挙:衆院選 新社会と社民、1区で選挙協力 /兵庫
新社会党県本部は16日、次期衆院選で兵庫1区から立候補を予定している無所属新人の同党県本部委員長、原和美氏(58)について、社民党から選挙支援を受けると発表した。新社会党は比例代表近畿ブロックで社民党を支援する。
県庁で記者会見した新社会党県本部の粟原富夫委員長代行によると、両党の近畿ブロック協議会が13日、選挙協力の協定を締結。協定書では相互に推薦し「可能な限りの支援を行う」としている。
両党は05年衆院選でも同様の協定を締結。今年に入って「護憲派の統一」に賛同した近畿の両党幹部や労組、市民団体関係者が会合を重ねていた。
一方、社民党が兵庫8区に擁立する新人候補の選挙協力については調整がついていないという。【竹内良和】
〔神戸版〕
毎日新聞 2008年10月17日 地方版
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20081017ddlk28010368000c.html
2344
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/18(土) 05:46:03
迫る衆院選:栃木3区 2次公認も見送り 蓮実氏めぐり、民主方針 /栃木
民主党は16日、元衆院議員、蓮実進氏(75)を今週中にも発表する次期衆院選の第2次公認候補としない方針を固めた。蓮実氏の後援会は今年6月、同党の公認を得た上で栃木3区から蓮実氏を擁立する方針を発表していた。第3次公認の可能性も残るが、同党の選対幹部は「可能性は低いのではないか」と述べ、公認は難しいとの認識を示した。
同党は9月12日の第1次公認や、その後の追加公認で、現在は現職108人、元職35人、新人47人の計190人を公認。県内では2区の福田昭夫氏と4区の山岡賢次氏の両現職議員が公認されている。11月末にも衆院総選挙が実施されるとの見方が浮上しており、同党は公認作業を急いでいるが、今週中にも発表される第2次公認は1次公認から漏れた、内定者が中心となる見込み。
栃木3区では、現職の渡辺喜美・元行革担当相が立候補を予定している。蓮実氏は93年の衆院選で旧栃木1区から自民党公認で立候補し、初当選。当選4回で、前回の衆院選では福島3区から自民公認で立候補し落選した。
毎日新聞 2008年10月17日 地方版
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20081017ddlk09010070000c.html
2345
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/18(土) 05:46:59
波・きたる:衆院選神奈川 松沢知事、候補者の応援“自粛” /神奈川
◇「例外」笠氏の大会出席
松沢成文知事は16日、川崎市麻生区で開かれた民主衆院議員の笠浩史県連代表(神奈川9区)の総決起大会に出席した。次期衆院選では後継者の笠氏以外の立候補予定者の応援を“自粛”する松沢知事。「県民の判断を最優先にしたい」としているが、公明県本部の定期大会にも就任後初めて出席し、与党との関係改善が背景にあるとみられる。
「大きな勝利を挙げ、笠浩史という政治家を育ててください」
大会であいさつに立った松沢知事は、かつての地盤の支持者らに笠氏を売り込んだ。
松沢知事は昨年4月の知事選で約200万票を獲得して再選された。同7月の参院選では「候補者の政策を検討する」として応援基準を公表し、結局は当選した民主2候補のみを応援していた。
しかし、知事は1日の定例記者会見で次期衆院選の対応を問われ「来てくれという声は殺到しているが、県民にしっかりと政権選択、あるいは政策を見て判断してほしい」として自粛を表明。笠氏については「私の後継者で後援会も重なっている。経緯が経緯なので行かざるを得ない」と例外とした。
知事の事務所によると、県内の自民候補からの応援依頼もあったという。自民県連幹部は「うちはもう知事と戦う意欲がないんだよ。200万票の重みだ」と嘆いている。
一方、松沢知事は4日の公明県本部定期大会で「親友の上田勇候補が見事再選されることを心から願っている」と6区で民主現職と争う予定の公明候補を事実上応援。公明関係者は候補者の応援自粛について「県内の政治的バランスを考えてのことだろう」と理解を示している。【笈田直樹、野口由紀、中島和哉】
毎日新聞 2008年10月17日 地方版
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20081017ddlk14010283000c.html
2346
:
masao
:2008/10/18(土) 12:01:18
「民主圧勝自民に12対3」
《衆院選愛知選挙区〜記者大胆予想》
自民、民主両党がそれぞれ政権維持、奪取を懸けて「最後の戦い」に挑む。2代連続で首相の座を投げ出した自民は麻生首相を選挙の顔に選んだが、支持率が低く景気対策もあり、衆院解散をちゅうちょせざるを得ない状況。追い込む民主も政権担当能力に対する国民の疑念がくすぶる。実施されれば、どちらが政権政党に選ばれるのか、注目度の高い選挙となる。愛知県15選挙区の行方を大胆予測する。
■社会部デスク
自民は防戦あるのみ
自民党には前回、郵政選挙のような風は吹かない。同党愛知の複数の幹部も「小泉政権の負の遺産が噴き出している。国民に理解を求めるのにも限界がある」「今回は民主が圧倒。自民は(15選挙区で)勝てるのは3選挙区止まりだろう」と闘う前から自信喪失ムード。「地元を丹念に回り、公職者の力を結集して戦うしかない」と地盤固め選挙に徹する構え。
一方、政権交代を目指す民主党も支持拡大一直線とはいかない。自民との大連立に失敗した時、小沢代表自身が「政権担当能力なし」と発言。自民の格好の攻撃材料になっている。全15区の大半で接戦に持ち込めそうな候補をそろえたが、勝ちきるにはプラスアルファが必要な選挙区が多い。
関係者は「天下りをやめさせて官僚と決別、国民生活のための予算は裏付けがあることを強調する。選挙はこれに徹することだ」。政権担当能力については「優秀な人材を比例単独で並べて、民主の力を見せつけて有権者の不安を一掃すべき」と力説する。
それぞれの戦略、思惑が功を奏するかどうか、決定権は有権者にある。「民主に一度政権を取らせて、政策をやらせてみて駄目なら自民に戻せばいい」との声も聞くが、有権者にそれだけの余裕があるかどうか。選挙の争点、タイミング次第で両党の明暗が分かれる場面もありそう。
15選挙区はずばり、民主が圧倒する気配。現状では10区以上で優勢で、比例復活を度外視すれば民主対自民は「2対13」とみる。自民が善戦しても「4対11」止まりか。
自民が優位といえるのは12区、13区。6、10区で滑り込む可能性があるほか、9区も抜け出すこともあり得るが、高齢、体調など流動的な要素も。 前回の郵政選挙ではほとんどの選挙区で自民は「2万票前後の説明のつかない上積みがあった」(関係者)。それを差し引いて自民、民主両党候補を比較すると、民主が雪崩を打つように全県的に席巻することもあり得る情勢だ。
麻生自民が景気対策などで強調できる実績をつくり画期的な争点を示せなければ、民主王国復活は射程圏内。
■県政担当記者
民主王国復活へ〜5対10か
県内15選挙区は自民5民主10と予想。前々回(2003年)と同じ結果に。ただ国政選挙は直前の風が大きく勝敗を左右するため風向きによっては自民3民主12となる可能性も。どちらにせよ現状のままでは自民の劣勢に変わりはない。
1―5区は民主。自民の篠田、馬渡、藤野の小泉チルドレンは比例復活成るか。藤野はやや出遅れが目立つ。宮原、寺西の新人2人は強敵の古川、赤松にどこまで食い下がれるか。5区は一騎打ちだけに共産票が赤松に流れると苦しい。宮原は準備不足が否めない。
6区は民主現職の前田がマルチ商法業界からの資金提供問題で離島、不出馬。民主の候補次第で丹羽の情勢が変わる。
7、8区は接戦だが民主が1歩リード。元検察官の新人山尾は勢いがある。党県代表の伴野は勝って意地を示したい。自民の丹羽、鈴木、伊藤は比例復活の範囲内とみる。
9区は注目。元首相の海部に岡本が迫る。海部は77歳と高齢。「最後の選挙」を前面に出せば同情票で勝機あり。比例名簿には記載されないため背水の陣。憲政史上初の首相経験者落選は避けたいところ。10区は地盤、知名度で上回る江崎が先行。対抗の杉本は無党派層の獲得が鍵。
11区は前回善戦した土井がどこまで踏ん張れるか。三つどもえの12区はベテラン杉浦が優勢。反自民票が分散すると中根の返り咲きは厳しい。13区は厚労副大臣の大村に分があるが、選挙区内で浸透しつつある大西が意外にも票を集めそう。大穴候補の1人。元蒲郡市長の鈴木が頭一つ抜きん出る14区だが昨年、長男が出馬し大敗した蒲郡市長選の影響が気になる。杉田は少しでも差を詰めたい。混戦の15区。豊橋市長選をめぐる保守分裂により窮地の山本。伝統的な保守地盤だけにラガーマン森本の猛追をかわせるか注目の選挙区。
今回立候補予定者を絞った共産は選挙区での当選は難しい。比例を生かしたい。空白区での票の行方が自民、民主の2強対決にどう影響するか。社民の平山は10月に選挙区が決定。出遅れは否めない。
(2008年10月17日更新)
http://www.meitai.net/archives/20081017/2008101706.html
2347
:
masao
:2008/10/18(土) 12:02:02
>>2346
本紙より
____民主 __自民 その他(無印)
① ◎○河村 ……篠田 共産・社民
② ◎◎古川 ……宮原 共産
③ ◎○近藤 ▲▲馬渡 共産
④ ◎○牧_ ……藤野 共産
⑤ ◎○赤松 …△藤野
⑥ ……未定 ▲▲丹羽
⑦ ○▲山尾 ▲△鈴木
⑧ ○○伴野 ▲△伊藤
⑨ △△岡本 ▲△海部
⑩ △△杉本 ○▲江崎
⑪ ◎○古川 ▲△土井
⑫ ……中根 ○○杉浦 共産
⑬ ▲▲大西 ○○大村
⑭ ○○鈴木 ▲△杉田
⑮ △△森本 ▲△山本
◎当選確実>○当選ライン>▲健闘(比例復活可能)>△あと一歩
左側:愛知県政記者予想 右側:デスク
2348
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:11:32
橘高岡市長の擁立を断念 次期衆院選富山3区で自民
富山県西部選出の自民党県議は十九日、富山市の県自由民主会館で次期衆院選富山3区の候補選考について協議し、橘慶一郎高岡市長の擁立を断念することを申し合わせた。この結果、既に出馬の意向を表明している現職の萩山教嚴氏、県議の柴田巧氏、元職の橘康太郎氏の三人を対象に公認調整が進められる見通しである。
自民党内では富山3区の公認調整をめぐり、党本部が九月に、出馬表明している三人以外にも「第四の候補」を発掘し、選考することを提案。党県第3選挙区支部の横田安弘幹事長らが橘市長の擁立を視野に、意見集約を進めてきた。
しかし、この間、国民新党の綿貫民輔代表が比例代表に転出することを表明して状況が変わったことに加え、高岡市議会内にも橘市長の擁立に慎重論が広がっていた。
今後、県第3選挙区支部と県連が協議した上、党本部に調整を委ねることになりそうだ。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20081020203.htm
2349
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:12:15
衆院・福島3区への吉野氏転入を了承 自民県連
自民党福島県連は18日、衆院福島3区の支部長・幹事長会議を須賀川市で開き、福島5区から転入する吉野正芳衆院議員を次の選挙で3区の党公認候補として擁立する方針を確認した。近く開く選対委員会で党本部への推薦を正式決定する。
吉野氏は、前回衆院選で栃木県から「国替え」した蓮実進・元衆院議員が落選してから空席が続いていた3区支部長に就任する予定。「農林漁業や障害者福祉を専門にしてきたが、今後は福島空港の活性化など、3区特有の問題にも取り組む」と決意を述べた。
吉野氏は会議後、記者会見し「(民主党現職の)玄葉光一郎衆院議員は横綱格。わたしがどれだけ戦えるか、初心に帰って楽しみたい」と抱負。「国替え」については「生まれ育った5区を捨てるつもりはない。両選挙区のために頑張れば、3区の有権者に受け入れてもらえる」と語った。
2008年10月19日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081019t61011.htm
2350
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:12:50
参院議員も臨戦態勢 次期衆院選で支援フル回転
衆院解散・総選挙に向け、4人の宮城県選出参院議員が張り切っている。県内全域を選挙区とする参院議員は、小選挙区の枠を超えたネットワークが強みで、衆院の選挙区候補にとっては頼りがいのある助っ人だ。政権選択を懸けた決戦に、進んで参戦することで、自らの足場を固める狙いもあるようだ。
<選対トップ就任>
自民党参院議員の市川一朗(71)、愛知治郎(39)の両氏は担当選挙区を分けた。
栗原市鶯沢出身の市川氏は県北の4、5、6区を受け持つ。旧建設省キャリアで、地元の信頼も厚い。仙台市出身の愛知氏は1、2、3区に張り付き、祖父の代から培ってきた「愛知ブランド」が威光を放つ。
既に市川氏は県連選対本部の本部長、愛知氏は本部長代行に就いており、総選挙本番での集会の開催やビラ配り、電話作戦に備えている。自民党県連の土井亨会長も「総力戦の陣頭指揮を執っていただく」と期待を寄せる。
<新人候補に密着>
民主党参院議員のうち県連代表の岡崎トミ子氏(64)は、自らスカウトした新人が立つ2区に密着。後援組織を総動員して選挙区への浸透を図っている。4区の新人を担当するのは桜井充氏(52)。自らの秘書が事務所に乗り込み、選挙準備の中心となっている。
ほかにも、元衆院議員(1区)で参院比例に転出した今野東氏(60)は、1区現職の選対本部長に就任した。候補と二人三脚で集会や街頭演説に駆け回っている。
民主党県連の内海太選対委員長は「全県に通用する魅力をフルに発揮し、自分の選挙並みに活動してほしい」と期待を込めた。
衆院選で汗を流して結果を出せば、参院議員も自身の政治基盤が強固になるという側面がある。ある参院議員は「厳しい戦いに挑むことで後援会の力も蓄えられる。全力で党公認候補を応援する」と意気込んでいる。
2008年10月19日日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081019t11038.htm
2351
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:13:23
週刊誌「▲」でも負けない 自民・二田氏
自民党の二田孝治氏(衆院比例東北)は先日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開き、独特の嘆き節で会場の笑いを誘った。「週刊誌の当選予想で、優勢の○印を今までもらったことがない。地元では▲(くろさんかく)の二田というあだ名すらいただいている」
前回の衆院選は、秋田1区で民主党の寺田学氏に敗れ、比例で復活当選した。「『今度は選挙区で勝つ』と言うとみんなにニヤッとされる。皆さんは次も勝てないだろうと思っているかもしれないが、真の戦う男はここからはい上がる」と意気軒高に締めくくった。
2008年10月19日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081019t41041.htm
2352
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:15:10
「締め切り前夜決断」 自民県連公募制で上杉氏
2008年10月19日 宮崎
自民党県連(緒嶋雅晃会長)が18日に開いた宮崎1区の「候補者公募制」選考委員会で、元参院議員の元自治相上杉光弘さん(66)が公認候補予定者に決まった。上杉さんは「決断したのは締め切り前夜だった」と会見で明かし、東国原知事の立候補見送りや挙党態勢確立を見極めた上でのぎりぎりの結論だったことを強調した。農林漁業や建設産業の苦境にビジョンを示すなど参院議員3期の実績に自負をにじませながら「大変厳しい戦いに臨まなければならない」と強い危機感もあらわにした。
締め切り30分前に応募した上杉さんは、選挙を百メートル競走に例え「民主、社民(推薦)の候補は30メートルほど先を走っており、当選ラインに達するのは非常に厳しい。そこに私のちゅうちょがあった」と説明。
「県連が一枚岩になり、挙党態勢ができるのか。見極めなければ立てないと思った」。国政選挙での自民分裂の当事者だった自らの過去も踏まえ、出馬が取りざたされた知事の動向も注視。「自民党県連は危急存亡の局面に立たされており、挙党態勢ができる、公認候補になれるかもしれないと見通しが立った」と応募決意までの経緯を語った。
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=11900
2353
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:16:11
“根回し”へ批判も 自民県連公募制
2008年10月19日 宮崎
自民党県連(緒嶋雅晃会長)が18日、次期衆院選宮崎1区で初めて実施した「候補者公募制」。中山成彬前国交相(65)のドタバタ劇などもあって全国的な関心は高く、応募者は予想を上回る19人に上った。県連は「成功裏に終わった」と胸を張るが、元自治相の上杉光弘さん(66)が選ばれたことで「結局は知名度の高い人が選ばれる」との声も聞かれた。
18日の選考委員会の出席者によると、二次審査の質疑応答では応募者が訴えた施策の具体性を問うなど、活発なやりとりがあったという。一次で落選した50代男性は「(経験も知名度もない)私のような人でも、公平に扱ってもらった」と政治参加の機会を喜んだ。
選考委員の70代女性は「民主的で、さわやかに決まった」と満足そう。これまで繰り返された県連内の内部分裂が解消され、「これで一枚岩で(選挙に)取り組める」と手応えを感じていた。
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=11899
2354
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:19:49
候補予定者に上杉元自治相 中山氏の「政敵」 宮崎1区
2008年10月18日23時14分
自民党宮崎県連は18日、衆院宮崎1区の候補者選考委員会を開き、候補者の公募に応じた9人の中から元自治相の上杉光弘前参院議員(66)を選出した。宮崎1区は、前国土交通相の中山成彬衆院議員(65)の衆院選不出馬で空席となっていた。県連による候補者公募は初めての試みで、今後、上杉氏を公認候補とするよう党本部に推薦する。
公募には県内外から計21人が応じたが、この日の選考委には辞退者などを除く9人が出席した。書類審査と5分間スピーチの1次審査を通過した3人に、2次審査として面接が行われた。地域支部長ら43人の選考委員が最優秀者を投票し、上杉氏が30票を獲得した。
上杉氏は参院議員を3期務めたが、04年の参院選で落選。05年衆院選ではいったん中山氏のいる宮崎1区での立候補を表明したが、最終的には宮崎2区で郵政民営化法案に反対した江藤拓衆院議員(48)に対する「刺客」として立候補。約4万票差で敗れた。
宮崎の自民党は30年近く、上杉氏と、江藤氏の父で運輸相も務めた故江藤隆美氏の2大派閥が対立してきた。中山氏は故江藤氏の流れをくむ。
中山氏は選考委員の1人でありながら、委員会を欠席した。上杉氏に対し、事務所を通じて「新しい公認候補予定者が決まり、おめでとうございます」とのコメントを発表したが、これまでの確執は消えそうにない。衆院選で足並みをそろえられるかどうかはおぼつかない。
宮崎1区には、無所属で民主、社民、国民新の推薦を受ける元林野庁長官の川村秀三郎氏(59)、共産党公認で党県委員会書記長の馬場洋光氏(39)が立候補を予定している。
http://www.asahi.com/politics/update/1018/SEB200810180014.html
2355
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:24:29
政権選択 次期衆院選 選対責任者に聞く
2008年10月19日 紙面から
いつあってもおかしくない、衆院解散・総選挙に向け、永田町の緊張感は日増しに強まっている。「政権選択」の決戦に挑む自民、民主両党はどう戦うのか。両党の選挙対策責任者に選挙戦略、重点政策を聞いた。
◆自民党選対副委員長 菅義偉氏 党首対決争点は景気
−選挙区の公認調整も大詰めだ。
「(小選挙区と比例候補が選挙ごとに入れ替わる)コスタリカ方式など解消すべき点は解消し、それなりに整理してきた」
−公認予定者の差し替えはあり得るか。
「あり得る。今までは現職が優先的に公認になってきた。もはや、そうではないということだ」
−内閣支持率は横ばいだ。
「今の支持率はご祝儀相場によるものではなく、だから下がらない。麻生首相の安定感が国民に認められ始めている」
−次期衆院選での戦いをどう位置付けるか。
「分かりやすく言えば(麻生)太郎と(民主党の小沢)一郎、どちらかを選ぶということだ。麻生さんは経済、外交に明るい。小沢代表は何となく政局みたいな感じの人。(有権者も)麻生さんが首相の方がいいのだと思う。自民党の候補予定者は、まだ、そこを生かし切れていない」
−前回郵政選挙で風頼みで勝ち上がった現職も多い。
「運動量が全然足りない。前回のような選挙はあり得ない。地をはいつくばるような運動をやってほしい」
−何を訴えるか。
「景気だ。景気対策を本当にできる政党はどこかが、最大の争点になってくる」
−民主党をどう攻めるか。
「外交防衛など基本的なことがあやふや。(有権者は)ばらばらな政党に政権を託していいのか、という選択を迫られる」
−解散時期は。
「それは首相の専権事項だ」
(聞き手・荘加卓嗣)
すが・よしひで サラリーマン、横浜市議を経て、1996年の衆院選で初当選。安倍内閣で総務相。当選4回。神奈川2区。59歳。
◆民主党選対委員長 赤松広隆氏 政権交代都市部が鍵
−目標議席数は。
「単独過半数が大目標だが、そう甘くない。野党で過半数は取りたい。今の情勢なら、必ず取れると信じてやっている。空白区は八つぐらいで、野党の選挙協力がうまくいっている。共産党が候補者を絞り込んだことで、プラスになるところもある」
−勝敗のカギを握る選挙区は。
「都市部で勝たないと政権交代はできない。首都圏と大阪、兵庫でどれくらい勝てるかが重要だ。党の人気は悪くないが、候補者本人の運動が足りない。党幹部が集中的に入り、活動してもらう」
−何を訴えるか。
「政権交代して、後期高齢者医療制度やガソリン税の暫定税率廃止、高速道路無料化といった、国民生活に直結する政策を実行する。都市部にかかわる政策として、子育てや教育、年金、医療などの問題も前面に打ち出していく」
−マルチ商法業界からの献金問題で、前田雄吉衆院議員が離党した影響は必至だ。
「残念ながら、それはある。悪影響を少なくするため、小沢氏は一番厳しい対応をした」
−与党は党首力対決を強調しているが。
「党首力がすべてではないが、小沢氏の破壊力に期待している。菅直人代表代行や鳩山由紀夫幹事長の好感度がよくても、党をまとめ、自民党にぶつかっていくパワーは小沢氏の方がある」
−小沢代表の「国替え」説もある東京12区の対応は。
「(小沢氏が地元に戻り、東京12区には候補者を)立てない選択肢もある」
(聞き手・後藤孝好)
あかまつ・ひろたか 愛知県議を経て、1990年の衆院選で初当選。社会党書記長、民主党副代表などを歴任。当選6回。比例東海。60歳。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2008101902000101.html
2356
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:41:53
3区 民主の近藤氏、七尾に事務所
2008年10月19日 石川
次期衆院選に石川3区から立候補を予定している民主党の近藤和也氏の後援会事務所開きが18日、七尾市上府中町であった。近藤氏はあいさつで「きょうは3区の歴史の扉を開ける事務所開き。能登の10年後、20年後のために、(ろうそくのように)我が身を削って暗闇を照らす政治家になりたい」と支援を訴えた。
事務所開きには能登地方の全市町の後援会関係者のほか、民主党や連合石川、社民党関係者ら約150人が出席。選対本部長の一川保夫民主党県連代表(参院議員)が「能登を再生したいという志をもった近藤君をぜひ国政の場に送ってほしい」と協力を求めた。
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000810190003
2357
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:42:41
2区で山口氏支援 七条氏、支持者に説明
2008年10月19日 徳島
次の総選挙で、徳島2区の自民公認から外れた七条明衆院議員=比例四国ブロック=が18日、徳島市内であった後援会の緊急拡大役員会で、2区公認の山口俊一衆院議員を支援する考えを表明した。
役員会の終了後、七条氏は取材に対して「まず身をていしてこそ浮かぶ瀬も出てくる。今後は、私も山口さんをよろしく頼むと言って回ることをご理解いただけた」と話した。2区には民主現職の高井美穂氏=同=も立候補を表明している。
05年の「郵政選挙」では、山口氏と七条氏の双方が2区で立候補。七条氏は敗れたが、4万票余りを獲得。その票の行方が注目されている。
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000810190001
2358
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 11:09:49
民主元職の宮島氏が佐世保で事務所開き
【佐世保】次期衆院選の長崎4区に立候補予定の民主党元職、宮島大典氏(45)の事務所開きが十九日、佐世保市谷郷町であった。
民主党の地元県議、市議や労組、後援会の幹部ら二百人以上が出席。同党の犬塚直史参院議員は「宮島さんは八年間浪人し、有権者を一軒一軒回ってきた。大きな政治家に育ててほしい」とあいさつ。今回支援に当たる社民党の早稲田矩子佐世保市議は「同じ野党の立場で託す気持ちはたくさんある。しっかり受け止めて戦って」と注文を付けた。
宮島氏は「『一度政治を変えなければ』との声を多く耳にする。今回の選挙は歴史的な一戦。全力を誓う」と決意を述べた。
2008年10月16日長崎新聞掲載
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/055.html
2359
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 13:42:50
衆院2区調整、自民2氏共同戦線
「比例上位登載」森山氏、共闘アピール西川氏
福田知事の塩谷地区後援会設立総会に出席した西川氏と森山氏(9月27日、塩谷町で) 衆院解散・総選挙を見据えて緊張感が高まる中、栃木2区の自民党公認候補がまだ決まっていない。前回2区選出の森山真弓氏(80)が、比例選北関東ブロック選出の西川公也氏(65)に2区出馬を譲る代わりに、比例選名簿の上位登載を党本部に求め、西川氏側もこれに同調している。しかし、同党には比例候補は73歳未満という定年規定があり、現時点では厳しい状況だ。決着は衆院解散後にまでもつれ込むのではという見方も出ている。
森山氏や関係者によると、9月30日、古賀誠・党選挙対策委員長と菅義偉・同副委員長が森山氏を訪ね、選挙区で西川氏を公認したいと伝えた。事実上の引退勧告に対し、森山氏は比例名簿上位の登載を求めた。
今月15日には、森山氏が地元県議らとともに衆院議員会館で古賀氏と面会。県議は「2区の西川さんは厳しい状況にある。自民党が一丸とならないと勝てない」とし、森山氏は「2議席を守ることが大切。私を比例上位に置けば、西川さんを全力で応援する」と訴えた。これに対し、古賀氏は「難しい。森山さんだけを特別とは現時点では言えない」と返答するにとどまったという。
森山氏には過去2回、小選挙区で出馬し、民主党候補を破った強固な基盤がある。2区支部長として公認候補を自認する西川氏の陣営も、森山氏の支援が欠かせないとして、これまで森山氏に気を使って思うような動きがとれていない。
18日、日光市明神で西川氏の国政報告会が開かれた。同地区は森山氏の亡夫、森山欽司元衆院議員の生家があるいわば森山氏の牙城。「何度も大臣をされた森山先生は日本の第一人者。党執行部に特別な対応をしてくれるよう申し入れている」。約50人の参加者らを前に、西川氏は共闘をアピールした。
定年制は2003年の衆院選前に導入され、中曽根康弘元首相が引退に追い込まれた。森山、西川陣営とも「あの時とは状況が違う。ここの2議席を失えば政権交代もありうる」と危機感を訴え、「特例」を期待する。
民主党の福田昭夫氏(60)は10月に入って日光市と鹿沼市で計約3500人を集めて講演会を開催するなど、着々と選挙準備を整えている。福田氏は「難しいとは思うが、森山さんの特例が認められれば、自民党は結束する。今後は後援会を引き締めていく必要がある」と警戒している。
(2008年10月20日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20081020-OYT8T00048.htm
2360
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 13:45:22
小沢代表どこから出馬?対与党、神経戦と宣伝戦
民主党の小沢代表の「国替え」先はどこか――。麻生首相が今月末の衆院解散を視野に入れる中で、小沢氏が立候補する選挙区を巡り、与党が神経をすり減らしている。
国替え構想が表面化したのは今年5月。小沢氏が否定して下火となったが、9月の第1次公認に絡み、鳩山幹事長が改めて国替えに言及。その後、小沢氏は態度を明らかにせず、本来の選挙区である岩手4区に別の公認候補を擁立したわけでもないが、鳩山氏ら複数の党幹部は「小沢氏から直接、国替えの話を聞いた」と強調する。
そうした中、有力な国替え先との見方が急浮上しているのが、麻生首相側近の松本純官房副長官の神奈川1区だ。民主党は「空白区」解消を急いでいるのに、小沢氏が「擁立作業はしなくていい」と指示しているからだ。小沢氏は、前回衆院選で7勝95敗と大敗した東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫の6都府県での戦いに力を注ぐ方針だ。特に神奈川は18選挙区すべてで敗れたため、「リベンジ(復讐(ふくしゅう))の象徴として、小沢氏が神奈川1区で、自ら政権奪取への先頭に立つ姿勢を見せるつもりだ」(若手)との見方がある。
一方、公明党の太田代表が出馬予定の東京12区の説も消えない。小沢氏自身も「自分が出ても、太田氏は比例選に逃げるのではないか」と周囲に語るなど、選択肢だと示唆している。公明党の冬柴鉄三・前幹事長の兵庫8区も取りざたされている。背景には、「公示直前まで『小沢が出る』と思えば、公明党や支持基盤の創価学会はそこに活動を集中せざるを得ず、ほかに力が回らない」(民主党幹部)との見立てがある。小沢氏の動向に関心が集まれば、「選挙前に民主党への注目度を上げる」という思惑通りの展開にもなる。このため、近く発表の第2次公認でも、神奈川1、東京12、兵庫8の各区は「空白」のままとする予定だ。
(2008年10月19日10時26分 読売新聞)神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081019-OYT1T00206.htm?from=main1
2361
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 14:59:11
11・30衆院選論/決断阻む“乱気流”
与党内で「十一月三十日衆院選」論が勢いを増す中、解散権を握る麻生太郎首相が慎重居士を決め込んでいる。民意の風向きを読み切れないうえ、世界的な株安連鎖が再燃するなど経済情勢の“乱気流”が収束しないことも決断に二の足を踏ませる。ただ秋決戦を見据えて選挙準備に奔走する各議員からは「兵糧攻めだ」との悲鳴も。解散か越年か。首相に残された時間は少ない。
▽側近進言
「今選挙をしたら、民主党に政権を渡すことになりかねない。早期に解散すべきでない」。十六日夜、都内の中国料理店。首相と円卓を囲んだ側近の中川昭一財務相、甘利明行政改革担当相、菅義偉自民党選対副委員長らは「十一月三十日投票」のシナリオに異論を唱え、首相は黙って聞き入った。
政権発足以降、年金記録改ざん問題や中山成彬前国土交通相辞任などのマイナス材料が重なり、「ご祝儀相場」は期待外れに終わった。
早期解散に踏み切っても与党で過半数を確保できるとは限らない。むしろ年末の来年度予算編成で「麻生カラー」を打ち出したうえで勝負に出た方が得策だ―。側近グループが早期解散に待ったを掛けるのはそんな思いがあるためだ。
首相は十七日夜、党本部で事務方から各選挙区の情勢について報告を受けた。
▽足かせ
首相は十六日、周辺に「追加経済対策の基本的な考え方は『生活対策』だ」と強調した。視線の先には「国民生活が第一」を掲げる民主党の小沢一郎代表の存在がある。
首相にとって「経営者感覚」に基づく経済運営の手腕が最大の売りだ。周辺が「経済対策の首相補佐官は置かないのか」とただした際には、「おれが一番詳しい」ときっぱり否定したほど。景気対策を一枚看板に党首力対決を挑めば、選挙戦で主導権を握れると踏んでいるのは間違いない。
自民党幹部は「月末に政府与党の追加経済対策を発表したら即、解散だろう」と推測する。
だが米国発の金融危機はいったん沈静化の兆しを見せたが、株価は乱高下を繰り返し、実体経済にも深刻な影響を与えている。各種世論調査でも政治空白を招く選挙を急ぐより、経済対策に本腰を入れるべきだとの意見が根強い。首相が「解散より景気優先」と繰り返してきたことは、逆に早期解散の“足かせ”になっている格好だ。
▽リンダ状態
とはいえ、決戦時期を年明けに先送りしても「追い風が吹く保証はない」(ベテラン議員)と踏む早期解散派は、首相の背中を押し続ける。
党務の要の細田博之幹事長さえ「間違いなく十一月中に選挙がある」と言い切り、公明党幹部が「首相はあまのじゃくだから、あまり強く言うとへそを曲げる」と心配するほどあからさまだ。細田氏は十七日も、党役員連絡会で「解散に備え各支援団体との詰めを急ぐように」とあおった。
既に、選挙事務所を設けるなど臨戦態勢を敷いた各議員も「選挙をしないなら損害賠償請求だ」(閣僚経験者)といら立ちを募らせる。ベテラン参院議員は「もうどうにも止まらない。山本リンダ状態だ」。
高まる風圧に、首相周辺は「このままでは『追い込まれ解散』になる」と懸念。首相も周囲に「選挙日程を決めるのはおれだ」と漏らすなど、フリーハンドの確保に腐心している。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/1017.html
2362
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/28(火) 08:26:28
麻生首相、公明と亀裂…11・30総選挙構想崩壊
麻生太郎首相(68)の衆院解散戦略は株価とともにブッ飛んだ!? 日経平均株価がバブル崩壊後最安値まで落ち込んだ27日、与党内で次期衆院選は年内見送りとの見方が強まった。首相が公明党の太田昭宏代表(63)や自民幹部に意向を伝えたとされる。首相は「ない、ない、ない」と煙幕を張ったが、「11月18日公示・同30日投開票」のシナリオは崩壊寸前。公明党からは「(首相は)勝手なことばかり言いやがって」と不満の声が出ており、麻生政権がぐらつく恐れもありそうだ。
26日の東京・秋葉原での“凱旋”演説に気分を良くしていた麻生首相は、一夜明けて現実に引き戻された。
首相は27日の東京市場の記録的な株価急落を受け、緊急市場安定化策作成を指示したが、株価下落を止めることはできなかった。自民党内では底の見えない経済状況に「解散できる時期ではない。総選挙は春だ」(党幹部)と総選挙の越年論が雪崩のように強まってきた。
「11月30日投開票」を目指す早期解散派と先送り派の綱引きが激化していた。この日、麻生首相が党幹部に「当面、衆院解散・総選挙をしない」との意向を電話で伝えたと一部で報じられた。首相は記者団に「ない、ない、ない。全然ない。指示したことも電話したこともない」と否定したが、解散先送りは永田町の定説になりつつある。
「越年論」は野党だけでなく、与党からの反発も必至だ。秋葉原演説後の26日夜、首相は都内のホテルで、公明党の太田代表と非公式に会談。2時間近い会談で、太田代表は首相に早期解散を促したとみられるが「色よい返事は得られなかったようだ」(同党関係者)。
太田代表は27日、公明党幹部に「(首相は)勝手なことばかり言いやがって。協力してほしい時だけ協力を頼んでくるのに…」と不満をぶちまけたという。
この日夜、麻生首相は細田博之幹事長(64)ら党幹部と都内のホテルで協議。早期解散論者の細田幹事長が「やはり解散した方がいいとの考えが党内で強いのでは」と指摘したが、首相は黙殺。金融機能強化法案などの成立を急ぐよう指示。公明党・太田代表と30日に会談し、その結果を踏まえ同日中に衆院解散・総選挙に関する見解を正式に表明する考えを示した。
ただ、先送りしても展望が開ける保証はない。党内には「内閣支持率は株価に比例して下落する。この時期の解散を逃したら選択肢がなくなり、政権は転げ落ちていくだけだ」(参院国対幹部)との意見も根強い。閣僚経験者は首相の名をもじり「(麻)生ものは賞味期限が短く傷みやすい」と皮肉る。
就任以来、解散する機会を模索してきた麻生首相。米国発の金融ショックで日本経済は悪化の一途、世論調査でも自民党への逆風が強く「決断」できずに先送りを続けてきた。総選挙での勝利を期待されて誕生した政権は、民意を問えないまま“漂流”を始めた感は否めない。
(2008年10月28日06時02分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081028-OHT1T00097.htm
2363
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/28(火) 08:40:07
衆院選、越年論強まる 首相、30日に見解表明 '08/10/28
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日経平均株価がバブル崩壊後の最安値を大きく割り込んだ事態を受け、与党内で二十七日、次期衆院選は年明け以降に先送りされるとの見方が強まった。麻生太郎首相は同日夜、自民党の細田博之幹事長らに対し、三十日に公明党の太田昭宏代表と会談、その結果を踏まえ同日中に衆院解散・総選挙に関する見解を正式に表明する意向を示した。
首相は金融危機に対応するため「政治空白」をつくらない意向を重ねて示しており、解散を当面先送りをする方向で調整を進めるとみられる。
与党幹部は二十七日、共同通信の取材に「当面、解散はない」と断言。「こういう金融情勢なので仕方がない。アジア欧州会議(ASEM)首脳会議で各国の話を聞いたのが(首相の判断に)影響したのだろう」と指摘した。
自民党四役の一人も「解散できる時期ではない。二次補正予算を今国会中にも成立させる必要がある。年内総選挙はない、春だ」と述べた。
十一月中の衆院選実施を求めてきた公明党内でも、幹部の一人は「完全に先送りの流れだ」と認めた。
一方、首相が二十六日夜に都内のホテルで公明党の太田代表と非公式に会談していたことが二十七日判明。詳しい会談内容は明らかになっていないが、同幹部は「首相から『解散の時期は私に任せてほしい』と言い渡されたのではないか」と指摘した。
与党筋によると、会談は二十六日午後八時すぎから二時間近く行われ、首相サイドは「秘書官とホテル内の中華料理店で食事」と記者団に説明していた。
二十七日夜の会合には大島理森国対委員長と河村建夫官房長官も同席。早期解散論者の細田幹事長は「やはり解散した方がいいとの考えが党内で強いのではないか」と指摘したが、首相は直接答えず、金融機能強化法改正案などの成立を急ぐよう指示した。
自民党の中川秀直元幹事長は茨城県日立市での講演で先送り論を「民主党が政局主義になって政治が停滞してしまう。何のために福田康夫前首相が退いて総裁選までやったのか分からなくなる」と批判した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200810280078.html
2364
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/28(火) 09:26:07
【08政権選択 激突】
(上)苦境打開へ「自民隠し」
2008年10月20日 北海道
パーティーで握手して回る自民党の武部勤元幹事長(左)。次の選挙は民主党の松木謙公氏と3度目の対決となる=9月20日、北見市
■「政権交代の雰囲気」が敵
まるで「自民党隠し」だ。
衆院12区(網走、宗谷支庁)の現職、武部勤元自民党幹事長は先月末、地元・北見市での事務所開きで記者団にこう強調した。「僕らは党派を超えた全員野球。オホーツク新党ですね」
その1週間前には、同氏を囲む毎年恒例の「タケちゃん広場」で後援会幹部が支持者を前に「武部を失えばオホーツクが没落する。自民党ではない。オホーツクの武部党なんです」と訴えた。
地元の船橋利実道議は、もっと率直だった。
「自民党の看板を隠して仕事をしなくてはならない感じがするぐらい、国民や道民の視線は厳しい」
武部氏は連続当選7回、96;年に小選挙区になってからは負けたことがない。05年の前回総選挙を幹事長として取り仕切り、退任後も小泉元首相が進めた構造改革路線の推進派を自任。今年9月の総裁選では同じ路線の小池百合子元防衛相を支持した。
■ ■
だが、今やその小泉改革が武部氏と自民党を脅かす不安要因となっている。
道連幹部は「小泉改革が都市と地方の格差を生んだ」と分析。公共事業削減などで道内経済は打撃を受け、小泉劇場で自民に未曽有の追い風が吹いた前回でさえ道内12選挙区では民主に4勝8敗という完敗につながったとみる。武部氏は勝ちはしたが、民主の松木謙公衆院議員に比例復活を許し、次は3度目の対決を迎えることになる。
今年9月の自民党総裁選では、当然のように道内の党員・党友の支持は小泉改革に否定的な麻生太郎氏に集中。道連に割り振られた3票はすべて麻生票になった。
道連会長の今津寛衆院議員は「麻生首相の景気に対する考え方、地方を思う心は我々が熱望していたこと」と期待し、道連幹部は「景気対策は都市部の有権者や無党派層対策にもなる」と計算する。
農村部へのてこ入れも忘れない。同党農業基本政策委員会は先月24日、過剰米を発生させないなど新たな農家支援策を確認した。今津氏はこれをビラ1枚にまとめ、翌日朝から地元の農家を回った。
1次産業政策は総選挙での地方向け最重点課題の一つ。「民主党が訴える戸別所得補償制度がいいと言われ、あまり話を聞いてもらえない」(今津氏)という苦境の打開策でもある。
■ ■
しかし、支持基盤の崩壊が続いている現実は重い。
かつて自民党最大・最強の支援組織とうたわれた特定郵便局長OBらの政治団体「大樹」が衣替えした「郵政政策研究会」は今月10日、道内の小選挙区で民主党支援を決めた。同会が支持する国民新党が昨年の参院選比例区で道内で得た得票をみると、約5万5千票に上る。
建設業界も公共事業削減で足腰が弱くなっている。道内の業者数は今年3月末で2万2349。04年3月末から4年間で784減った。
比例区に絞る公明党との協力も懸念が残る。「公明の支援なしに勝てる候補者はいない」(自民道連幹部)ともいわれ、公明や支持母体である創価学会には自民の陣営から協力要請が相次ぐが、学会関係者は「小選挙区で落ちても比例で復活するために自民票を増やしたいという本音が見える」と冷ややかだ。
それでも道連内には「全選挙区で勝てる可能性はある」(丸岩公充幹事長)という見方もある。だが、それを楽観的に過ぎるとみる幹部はこう言った。
「昨年の参院選の時の有権者の判断は『自民党をこらしめてやれ』だった。だが、安倍さんと福田さんが辞めて、今回は『一度政権を代えてやれ』という雰囲気がある」
この雰囲気という見えない敵こそが、今の自民党には最もやっかいな敵ともいえる。
◇
衆院に小選挙区比例代表並立制が導入されて5度目となる総選挙が近づいてきた。参院が与野党逆転し、有権者に政権選択を迫る選挙。すでに決戦に向けて走っている道内各党の現状を報告する。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000450810200001
2365
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/28(火) 09:26:38
【08政権選択 激突】
(中)全勝めざす民主に「壁」
2008年10月21日 北海道
民主党北海道の合同選対事務所開きに出席した小沢一郎代表(左)。「北海道は全勝を」と呼びかけた=9月11日、札幌市中央区
■政権奪取後の姿見えず
民主党の小沢一郎代表は今年、5回も北海道に来た。札幌市で9月に開かれた道連の合同選対事務所開きでは、立候補予定者らにこう言って檄(げき)を飛ばした。
「北海道は政権交代の主導役として、パーフェクトゲームをしてほしい」
結党から10年。有権者が与党にお灸(きゅう)を据える参院選では自民党に勝っても、政権を争う衆院総選挙では勝ったことがない。
しかし、北海道では強い。小泉旋風で自民が圧勝した05年の総選挙でも道内12小選挙区では8勝4敗。昨年の参院選では、道内の比例票は自民より約50万票も多い約122万票に達した。
次の総選挙も「小泉構造改革に痛めつけられた北海道」(鉢呂吉雄・道連代表)だからこそ民主が有利とみる向きは多い。8月下旬に党本部が実施した調査では、道内では多くの選挙区で政党支持率が自民を上回り、ダブルスコアの所もあった。
そこに共産党による追い風だ。これまで同党は道内全選挙区に候補者を擁立してきたが、今度は5選挙区に絞る。「共産票は少なくとも自民には行かないだろう」。それが選対関係者はじめ大方の見方だ。昨年の知事選や参院選で連携した新党大地との協力への期待感もある。
議席をかせげる場所として小沢代表が期待するのも無理はない。
■ ■
しかし、道連関係者は「全勝なんて、とてもできない」と過熱をいさめる。
まず、96年の小選挙区制導入後、自民に勝ったことがない選挙区が三つある。町村信孝前官房長官の5区(札幌市厚別区、石狩支庁)、中川昭一財務・金融相の11区(十勝支庁)、武部勤元幹事長の12区(網走、宗谷支庁)だ。民主党の調査でもこの3選挙区の予定者への支持は自民とほぼ五分。優勢と出た党支持率とは連動していなかった。
また、前回の8勝のうち4勝は自民に得票差1万以内の辛勝だった。わずかな風向きの変化で逆転しうる数字だ。
党を支えてきた労組も徐々に衰退している。連合北海道の組合員は今年4月現在で27万4千人。98年の結党直後より2万9千人も減った。
■ ■
頼みとなるのは無党派といわれる人たちだ。民主の道選出国会議員は「自民も支持基盤が弱っており、必然的に無党派層の争奪戦になる」とみる。鉢呂氏は9月末、連合の会合で「政権交代が何より必要だと訴えていけば勝機は見いだせる」と強調。別の国会議員も「無党派層をつかむには政権交代というキーワードを掲げるしかない」と言う。
だが、「政権交代で何が変わるのかを具体的に示すのは難しい」(同議員)。
無党派層を取り込もうと、立候補予定者らは次々と集会に参加しては有権者とのふれ合いに励んでいるが、それが新たな悩みを生む。「多くの人に顔や名前を覚えてもらうことを優先させると、党の政策や自民との違いを打ち出すことにまで考えが至らなくなる」と選対関係者。そんな矛盾にはまる。
民主党はこれまで、野党に立ちはだかる壁に阻まれてきた。結党時からの「寄り合い所帯」という批判は減ったが、政策を主張すれば「財源に具体性がない」と批判され、政権交代を訴えれば「自民とどこが違うのか」と反論される。道連が今月4日に札幌で開いたマニフェスト市民対話集会で、参加者から出た声は「国会議員は役人に丸め込まれている。民主党は変えられるのか」だった。
今度は壁を越えられるのか。小沢氏が力を入れる北海道は、その鍵を握る。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000450810210001
2366
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/28(火) 09:27:12
【08政権選択 激突】
(下)生き残りかけ比例狙い
2008年10月22日 北海道
事務所開きであいさつする新党大地の鈴木宗男代表。自民か民主か、総選挙の協力相手は衆院解散まで明らかにしない=3日、札幌市
■自・民のはざま 思惑交錯
衆院の小選挙区を中心に自民、民主両党が争う中、比例区で議席を狙う各党のせめぎ合いも激しい。どうやって比例区で2議席を得るか。新党大地・鈴木宗男代表の狙いも、その一点にある。
前回05年の比例区道ブロック(定数8)で、民主、自民両党に次ぐ約43万票を獲得。昨年の参院選では道選挙区に党副代表を無所属で立て、民主などの推薦を受けた結果、敗れはしたが、約62万票を得た。鈴木氏は「次は50万票は確実」と豪語する。
2議席確保には60万〜70万票が必要だ。そこで鈴木氏は、自民か民主と組み、比例区で票をもらう見返りに選挙区の候補者を支援する、という作戦で臨む。協力相手をどちらにするかは、まだ明かさない。大地の価値を最大限に高めるためだが、確実に票をもらえるという担保が得られないからでもある。大地関係者は「本当に欲しいのは個別の組合票だが、民主はうんと言わない。自民は公明との関係で票を出せないだろう」と説明する。
■ ■
両党も大地票が欲しい。鈴木氏には自民の古賀誠選挙対策委員長や民主の小沢一郎代表ら党幹部が何度も直接、協力を求めている。だが一方では、鈴木氏の集票力への疑問もぬぐえない。自民の実力者だった頃の力が落ち、刑事裁判も抱えているからだ。両党関係者は「大地は前回より票が減るだろう」とみる。
大地とも競うことになる公明党は、新進党時代も含めて比例区で過去4回とも1議席を確保してきた。次は4期務めた丸谷佳織氏が引退し、道本部代表の稲津久道議を擁立するため、1議席死守が目標だ。稲津氏は「自公で勝つのが大前提」と語るが、過去の自民党との選挙協力では「見返りが少なかった」という。選挙区で支援したのに比例票がそれほど回ってこない、というわけだ。
同党の道内の比例票は03年の総選挙では約39万5千票、04年の参院選では約41万票だったが、前回総選挙は約36万8千票止まりで大地の後塵(こうじん)を拝し、昨年の参院選は約34万票とさらに減った。
支持母体・創価学会の道内関係者は「1議席守れても大地に負け、票がまた減るならメンツにかかわる」。党道本部幹部は「参院選を下回れば1議席も厳しい」と危機感を抱き、「自民が大地と組むなら、小選挙区で推薦は出せない」と牽制(けんせい)する。
共産党は03年に失った比例1議席の奪還が目標だ。これまで小選挙区でもすべて候補者を立ててきたが、当選者はなく負担が大きい。前回も11選挙区で得票率が10%に届かず、計3300万円の供託金を没収された。そこで次回は候補擁立を5選挙区に絞り、比例単独の元病院職員・宮内聡氏の当選に向けて票を掘り起こす活動に人も資金も集中する作戦だ。
蟹工船ブームもあってか、道内の入党者はこの1年で800人近くに上るという。道委員会幹部は「国民と共感し合える選挙だ。何としても1議席とらないといけない」と語るが、不安もある。「政治を変えたいという声は政権交代を求める声。党員の比例票も民主党に流れかねない」
同じく03年に道内の議席を失った社民党。比例区に昨年の参院選比例区で次点だった元札幌市議の山口たか氏を立て、議席奪還に挑む。
党道連合は札幌市内の選挙区での候補擁立も検討し、近く結論を出す予定だが、それは「走らせる車の多い方が、より声を届かせることができる」(幹部)からだ。実際、自民と民主の争いに割り込むのは厳しい。浅野隆雄幹事長は「現実の力関係をみると、比例の8分の1に食い込む戦略をベストにせざるを得ない」と話している。
(この連載は神元敦司、中林加南子、古賀大己、若松聡が担当しました)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000450810220001
2367
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/29(水) 09:18:34
総選挙、年内見送りへ 経済対策優先、公明も容認の方針2008年10月29日3時0分
麻生首相は世界的な金融危機への対応を優先するため、「11月総選挙」を見送る意向を固めた。30日に記者会見し、景気テコ入れのための第2次補正予算案を今国会に提出し、成立をめざす方針を明らかにする。総選挙の時期は、早くても来年1月以降にずれこむ見通しだ。
首相は27日夜、自民党の細田博之幹事長、大島理森国会対策委員長と会談。早期解散を求める民主党が対決路線に転じても、重要法案の成立に全力をあげる考えを伝えた。11月総選挙の環境整備を図ってきた自民党幹部は28日、解散先送りもやむをえないとの考えを示した。
11月投開票を前提に選挙準備を進めてきた公明党に対しては、首相が26日、太田代表と会談。政治空白を避けるため、政局より政策を優先する意向を伝えた。同党も「首相が決断すればやむをえない」(幹部)と最終的には解散先送りを容認する見通しだ。
首相は当初、臨時国会の冒頭、所信表明演説と代表質問を終えた後で衆院解散に踏み切る考えだった。その後、米国発の金融危機の深まりで、「冒頭解散」を見送り、今度は11月中の投開票を探った。しかし、日経平均株価がバブル後最安値を更新するなど株価下落と円高に歯止めがかからず、当面は金融危機対応を優先すべきだと判断した。
衆院解散について首相は28日夜も記者団に「政局より政策。それが答えだ」と強調した。ただ、解散先送りの背景には、自民党が独自に実施した情勢調査で、与党の過半数維持が厳しい結果が出たことも影響しているとみられる。
首相は今後、金融機能強化法改正案と第2次補正予算案の成立後に解散の時期を探ることになる。(1)来年度予算案を編成した後の12月末(2)来年1月召集の通常国会冒頭(3)来年度予算成立後の4月以降――などが想定される。
与党がいったん固めた11月総選挙を見送ったことで、首相の求心力低下は避けられない。野党が攻勢に転じる「ねじれ国会」を乗り切るのは容易ではなく、選挙情勢が今後、与党に有利になる見通しもない。金融危機が実体経済に影響を及ぼすのはこれからで、首相が解散の時期として指摘した「一番状況のいい時」の見極めは難しい。与党内では、首相が早期解散を決断できなかったことで、来年9月の衆院議員の任期満了まで解散できないのではないかとの見方も出ている。
一方、政府・与党は第2次補正予算案などの成立を図るため、11月30日に会期末を迎える臨時国会の会期を延長する検討に入る。民主党の出方次第では、憲法上、参院が否決したとみなされる「60日ルール」の適用も視野に入れざるを得ず、昨年同様、越年国会となる可能性もある。
http://www.asahi.com/politics/update/1028/TKY200810280411_01.html
2368
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/29(水) 09:19:06
脅されてもナイショ…麻生首相 解散先送り
麻生首相は、世界的な金融危機と景気後退の深刻化を受け、衆院解散・総選挙を当面見送る意向。「当面は政治空白をつくることはできない。景気、金融対策を優先させる」との方針を与党側に伝えた。30日に予定する追加経済対策発表に合わせ、解散見送りを正式に表明する考え。次期衆院選は年明け以降に先送りされる見通しだ。
ただ、支持率低迷が続いた福田康夫前首相に見切りをつけ、選挙の顔として首相を押し上げる原動力の一翼を担った公明党内では先送りへの不満は強い。太田昭宏代表と北側一雄幹事長は26日夜、都内で首相と密会し「一体、誰のおかげで総理になれたと思ってるんだ」と早期解散を迫った。さらに「11月末が駄目な理由を言ってくれ。駄目なら、この時期に解散すれば勝てるんだという戦略を示してくれ」と食い下がったが、麻生首相は「言えない」の一点張り。太田氏が「このままでは福田と同じになってしまうぞ」と“麻生おろし”までちらつかせたが、約1時間続いた会談は物別れに終わった。この間、首相は一口もコーヒーに口をつけなかった。。
早期解散を求める民主党は反発し、審議促進に協力してきた従来の国会対応を転換し攻勢を強める構えだ。
28日の東京株式市場は、日経平均株価が一時、大幅下落して6994円を付けた。7000円割れは、終値基準では82年10月6日以来、26年ぶり。
[ 2008年10月29日 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/10/29/02.html
2369
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/29(水) 10:45:49
公明、解散へ「直談判」
2008年10月29日
麻生首相が衆院解散の先送りを固めたことで、公明党は、政権の先行きに不安感を募らせている。
公明党本部では28日、急きょ衆院議員団会議が開かれた。11月選挙を指示してきた執行部が、現状を説明する必要に迫られたためだ。
太田昭宏代表は「常在戦場のつもりで」と気持ちの引き締めを要請。北側一雄幹事長は、なおも「11月10日までの解散はあり得る」との見方を披露した。一筋の望みを託すように、北側氏は28日夜には都内のホテルで首相と密かに会談し、早期解散の「直談判」にも及んだ。ただ、党内に素直に受け取る向きは少なく、議員らにはあきらめムードが漂っている。
30日の追加経済対策発表後に解散−との見方は覆され、党幹部からも「追加経済対策は解散の道具だと思っていたのに、どうなっているんだ」といら立ちがのぞく。
公明党は、経済対策を実行しようにも、関連法案は野党の反対で成立が遅れ、結果的に経済に悪影響を及ぼす可能性があるとみている。「このまま解散せずにいて(自民党の獲得議席が)200から230に増える担保はあるのか」(中堅)と露骨な意見もある。
9月下旬から選挙準備に走り続けてきた党内には「一度走るのをやめたら、二度と歩き出せなくなる」との徒労感も増す。公明党は首相に「選挙の顔」としての期待を寄せてきた。その風向きも最近は変化し「首相の考えていることが分からない」(別の幹部)との不満も出始めている。
(大杉はるか)
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ntok0069/list/CK2008102902000205.html
2370
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/29(水) 11:27:56
検証・衆院選先送り/「誰のおかげで総理に」
二十六日夜、東京・紀尾井町の「グランドプリンスホテル赤坂」。秘書官との食事名目でホテル内の中国料理店に姿を消した首相麻生太郎は、報道陣の目をかいくぐり上階の客室を訪れた。公明党代表太田昭宏と幹事長北側一雄が待ち受けていた。首相が二十四、二十五両日の北京訪問の際、衆院の早期解散に慎重姿勢を示したことに業を煮やし、直談判しようと手ぐすね引いていた。
「一体、誰のおかげで総理になれたと思ってるんだ」。密会の部屋には早期解散を迫る二人の怒号が飛び交った。公明党は低空飛行を続けた前首相福田康夫に見切りをつけ、選挙の「顔」として麻生を押し上げる原動力の一翼を担った。すべては麻生の就任直後の“ご祝儀相場”が引けないうちに選挙を戦い、与党過半数を確保するため。支持母体の創価学会は「十一月衆院選」を目指して走り続けており、簡単に「撃ち方やめ」というわけにはいかない。学会への面目は丸つぶれだ。
しかし、解散権を握る麻生は先送りの判断を告げた。「今の経済情勢を考えると、政治空白をつくることはできないでしょうが。景気、金融対策を優先させる。選挙は今じゃないんだ」
× ×
麻生が株価底割れを受けて衆院選の年内見送りへかじを切った。大義名分は景気優先だが、選挙情勢の旗色が悪く「越年に追い込まれた」(自民党幹部)のが実情だ。ただ持久戦で勝機が訪れる保証はなく、公明党との連立体制は相互不信がむしばむ。政権失速のリスクを抱え込んだ「展望なき決戦回避」までの軌跡をたどった。(敬称略)
× ×
▽冷めたコーヒー
ホテルでの麻生と太田らのせめぎ合いは続いた。太田は「解散するかしないか考えながら政権を運営しても中途半端になる。民意の洗礼を受けたうえで、強力な経済対策を打つべきだ」と指摘。
さらに衆院選日程について「十一月三十日」が有力視されてきたことを踏まえ「十一月末が駄目な理由を言ってくれ。駄目なら、この時期に解散すれば勝てるんだという戦略を示してくれ」と食い下がったが、麻生は「言えない」の一点張り。
「このままでは福田と同じになってしまうぞ」。いら立つ太田は「麻生おろし」までちらつかせた。しかし約一時間続いた会談は物別れに。テーブルには、麻生が一口もつけずに冷めたコーヒーが残された。
会談には前段があった。麻生と太田は今月一日にも同じホテルでひそかに向き合った。太田は早期解散を求める立場から麻生の腹のうちを探った。だが麻生は「おたくらは、福田前政権のときは『選挙は年末・年始に』と言っていたんじゃなかったんですかねえ」と、けむに巻くだけだった。
一連の会談で公明党執行部の“麻生不信”は加速した。太田は二十六日の密会後、党幹部らに「麻生には戦略がない。先送りは最悪の判断だ」と吐き捨てた。麻生も周囲に「(民主党代表)小沢一郎が望んでいる時期に選挙をするばかがどこにいるんだ」と指摘した。
与党が過半数を確保するには選挙態勢づくりでの緊密な連携が不可欠だ。しかし連立与党体制の空洞化は覆い隠せない。
▽揺らぎ
麻生は就任直後の九月下旬、周辺に「民主党は二〇〇八年度補正予算案に徹底抗戦するだろう。もう(早期解散の)腹は決まっている」と述べ「十一月二日衆院選」を視野に、小沢民主党との決戦に挑む意向を漏らしていた。
世論調査では「首相にふさわしい人」の質問で、小沢を大きくリードする。自民党総裁選の余勢を駆って党首力勝負に持ち込めば、過半数は固いと踏んでいたようだ。月刊誌には、臨時国会冒頭での解散を示唆する手記も発表した。
だが同じ時期に自民党が独自に実施した選挙情勢調査では「苦戦必至」との予測がまとまり、雲行きが怪しくなる。米国発の金融危機は日本の実体経済にも影を落とし始め、麻生は早期解散圧力を避ける意味からも「景気対策優先」に傾斜していく。
「今選挙をすれば負ける。落ち着いてじっくり政策に取り組むべきだ」。今月十六日には盟友の財務相中川昭一、行革担当相甘利明、選対副委員長菅義偉が都内のホテルで麻生を囲み、解散先送りを強く進言。麻生は翌十七日に党本部で選対幹部から「自民党候補の動きが鈍い。早期解散では責任を持てない」と伝えられ、決戦回避の意向を固めたとみられる。
二十七日夜、自民党で早期解散の旗を振ってきた幹事長細田博之、国対委員長大島理森と都内のホテルで会食。大島は「いま解散しないと、民主党が対決姿勢に転じて国会運営が大変なことになる。このままでは『追い込まれ解散』になる」と強調した。しかし麻生は動じなかった。「どんな困難があっても解散せずに、経済対策をやりたい」
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/1028.html
2371
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/29(水) 11:37:41
予想される衆院選シナリオ/早ければクリスマス解散
麻生太郎首相が衆院解散・総選挙を当面見送る意向を固めたのを受け、焦点は次の解散のタイミングに移る。民主党が対決姿勢に転じる中、首相の「政治空白をつくらない」「景気対策重視」との方針に従えば、選択肢は多くない。「クリスマス解散」を含む年末年始、二〇〇九年度予算成立後の来春、来夏の東京都議選とのダブル選挙、来年九月の任期満了選挙が候補で、首相は経済情勢をにらみながら「一番いい時期」を見極めることになる。
政府、与党は例年、十一月下旬から税制改正論議に本格着手し、十二月二十四日ごろまでに〇九年度予算案の編成作業を終える。この後、通常国会が召集される来年一月中下旬まで政府も事実上の冬休みに入る。
「政治空白」を最小限に抑えるため、この期間を利用しようというのが最も早い年末年始案だ。与党内では今国会を十二月下旬まで延長し、「麻生カラー」を反映させた来年度予算案編成直後に解散に踏み切る「クリスマス解散」もささやかれている。この場合は「一月六日公示―同十八日投票」の日程が有力だ。
通常国会冒頭解散案もあるが、〇八年度第二次補正予算案と〇九年度予算案の成立が大幅に遅れるのは確実で、暫定予算編成を余儀なくされる可能性が大きいため慎重論も強い。
来年度予算案を三月下旬に年度内成立させた後に解散し、四月に衆院選を実施する日程も選択肢だ。ただ、予算本体だけでなく関連法案の成立も目指す場合は、野党の対応次第で四月末からの大型連休前後まで解散できない可能性がある。公明党は党を挙げて取り組む来年夏の東京都議選の前後三カ月は避けたい意向で、調整が必要になる。
“逆転の発想”で都議選とのダブル選挙に持ち込む案も浮上している。自民党側には「ダブルになれば、公明党と支持母体の創価学会は総力戦になる」(ベテラン議員)と、自公の選挙協力にもプラスになるとの期待がある。
このタイミングも見送れば、現在の衆院議員の四年間の任期が終わる九月が間近に迫る。「任期満了選挙」は追い込まれた印象が強いため、できれば避けたいという空気が強い。任期満了を迎えても国会開会中であれば衆院選は閉会後でいいとの公職選挙法の規定を利用する「奥の手」(自民党選対幹部)を使う案も検討されている。
解散先送りに不満を持つ議員を中心に、自民党内では「来春までに決断できなければ麻生降ろしが始まる」(閣僚経験者)との声も漏れ始めている。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20081028.html
2372
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/04(火) 13:03:12
民主、国民新:沖縄1区の選挙協力にすきま風
参院統一会派結成1年を迎えた民主、国民新両党に、選挙協力を巡りすきま風が吹いている。民主党本部が決めた衆院沖縄1区の国民新党候補の推薦に県連が反発、独自候補擁立を模索しているためで、国民新党は「統一会派解消だ」と激高。菅直人代表代行が7日に沖縄入りし、収拾を図る事態となった。
きっかけは10月24日、民主会派の議員総会。民主沖縄県連代表の喜納昌吉氏が、衆院沖縄1区の国民新現職、下地幹郎氏について「民主党のロゴマークで選挙活動をしている。応援できない」と発言。国民新党の長谷川憲正氏が「我が党は200選挙区で民主を応援している」と反論し、輿石東参院議員会長は「状況を聞いておく」と引き取った。
これに国民新党の亀井静香代表代行がかみついた。29日に鳩山由紀夫幹事長に電話し「喜納氏の処分を求める。統一会派解消だってある」と抗議。31日の両党の定例協議で時に怒号も飛び交うやりとりの末、輿石氏の再度の発言と菅氏の沖縄入りで矛を収めた。しかし喜納氏は下地氏が設立した地域政党「そうぞう」と国民新党の合流を民主候補擁立断念の条件として求め、決着はついていない。
国民新党は青森4区の候補者一本化で党公認候補の民主入りを認めて譲歩したのに、調整が残る5選挙区で民主が譲らないのが不満。民主党の国会戦略に「解散やるなら法案通すなんて談合だ」(亀井氏)との不信感もうっ積している。一時は合併話まで出た両党だが、再び距離が広がりかねない状況だ。【小山由宇、三森輝久】
毎日新聞 2008年11月2日 22時45分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081103k0000m010080000c.html
2373
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/04(火) 13:03:41
民主党県連は津島恭一氏の入党認める 青森
民主党県連(田名部匡省代表)は2日、青森市で常任幹事会を開き、入党願を提出していた津島恭一氏の民主党入党を認め、同氏を次期衆院選本県4区の候補者として党本部に公認申請することを決定した。公認申請は4日にも行う。これで民主党は本県4選挙区すべてに公認候補を擁立する見通しとなった。
次期衆院選本県4区は、同党県連が公認申請していた党所属県議の山内崇氏が党本部による非自民候補一本化調整を受けて出馬を断念。4区については白紙となり、県連に対応が一任されていた。
一方、国民新党公認での出馬が内定していた津島氏が離党し、民主党に入党願を提出。常任幹事会はその対応について非公開で約1時間半開かれ、終了後に田名部代表が津島氏と既に公認が決まっている1―3区の候補者と記者会見した。会見で田名部代表は「満場一致で入党を認めた」と報告。津島氏は「おかげさまで入党がかなった。これからは県連会長や皆さんのご指導の下、民主党の政権交代のため、微力ながら一生懸命努めたい」と述べた。
終了後、津島氏は県連幹部と握手し「どうぞよろしくお願いします」とあいさつ。国会議員や県議から「頑張ってください」と激励を受けた。
出席者によると、さまざまな意見が出たが、最終的には津島氏で一本化する方向で合意したという。党本部への申請は「選挙に支障がないよう速やかに行う」(田名部定男幹事長)としており、4日にも行われる見通し。その後、連合青森への推薦要請や2、3区で選挙協力、政策協定を結んだ社民党県連との4区の対応についての協議など、次期衆院選に向けた準備を進める。
【写真説明】田名部民主党県連代表(右)とともに会見する津島氏
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/11/4134.html
2374
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/04(火) 13:04:06
萩山氏、執行部を批判 自民3区地域支部会議で
次期衆院選の自民党公認候補問題で、同党衆院第3選挙区支部(支部長=萩山教厳衆院議員)は2日、高岡市内で選挙区内の地域支部長らを集めた会議を開いた。公認候補について、各地域支部の意見を聴取したが結論は出ず、5日に同選挙区の県議団会議を開き、候補選考の方向性を打ち出すことを提案し、了承された。会議の結果は11日、地域支部長らに報告する。
萩山支部長は冒頭で、「党(選対)本部も、現職公認が当然との考え方だ。それなのに支部長の指示に従わず、相談もせずに執行部が勝手な動きをしている」と、執行部を非難し、退席した。これに対し、支部役員らから、「正直言って、現職では挙党態勢になりづらいから、こういう状況になった」などの意見が出されるなど、支部内には反発の声も出た。
会議では、支部執行部が、各地域支部などから望ましい公認候補名や選考方法を聞くと、党県連に公認申請する現職の萩山氏(76)、橘康太郎前衆院議員(74)、柴田巧県議(47)の地元地域支部がそれぞれの候補者を推した。また、下支部(射水市)が橘氏を支持したが、具体名を挙げない地域支部も多かった。選考方法についても党員による予備選や話し合いなど、意見が分かれた。
支部執行部は「複数の立候補があった時は、『挙党態勢を組める人に決める』という党規がある」として各地域支部の意見を参考に決めていく。
(2008年11月3日 読売新聞)富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20081102-OYT8T00633.htm
2375
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/04(火) 13:04:32
高岡、氷見、小矢部は地元候補推す 衆院選3区公認調整 自民が支部会議
富山3区の公認について協議した第3選挙区支部の会議=高岡市の高岡商工ビル
自民党富山県第3選挙区支部は二日、高岡市の高岡商工ビルで支部長・幹事長・事務局長会議を開き、次期衆院選の公認調整に対する各地域支部の意見を聴取した。高岡、氷見、小矢部の三市の市連・支部はそれぞれ公認に意欲を示す地元候補の三氏を推したものの、他の支部は特定の候補名を挙げなかった。
県西部の県議団は五日に会合を開き、この日の意見を参考に一本化の手法について協議する。十日に支部長・幹事長・事務局長会議を再び開いて結果を報告し、県連と調整した上で、党本部に意見を上げる。
自民党公認の候補予定者には現職の萩山教嚴氏(76)=氷見市=、県議の柴田巧氏(47)=小矢部市=、元職の橘康太郎氏(74)=高岡市=が名乗りを上げている。会議には十一地域支部と、女性部、青年部・局の役員ら約八十人が出席。横田安弘幹事長、米原蕃副支部長ら県議が支部ごとに別室で考え方を聞いた。
その結果、選考方法については話し合いによる決着を求める意見が多かった。予備選については「開かれた民主的な選考方法として実施すべきだ」(小矢部市連)、「やむを得ない場合には仕方がない」(大門、大島支部)との声があったが、氷見市支部は党本部一任を求めた。分裂選挙を避けるため、まず公認に意欲を示す三氏から白紙一任を取り付けるべきだとの意見も出た。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20081103204.htm
2376
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/04(火) 13:05:08
県議ら改めて集約へ 3区自民公認問題
2008年11月03日
次期衆院選富山3区の自民党公認調整が難航している問題で、3区内の同党18地域支部の幹部らが2日、高岡市で会議を開いた。選考方法として「話し合い」のほか、複数の地域支部が予備選を提案するなど意見が分かれたため、3区内の県議らが改めて5日に集約することになった。
3区の同党公認には現在、現職の萩山教厳氏(76)、元職の橘康太郎氏(74)、新顔で県議の柴田巧氏(47)の3人が手をあげている。この日は3区内の県議らが、公認候補にふさわしい人物や選考方法について、18地域支部などから個別に意見を聞いた。
3人のそれぞれの地元である氷見、高岡、小矢部以外に3支部が具体名を挙げた。南砺は「3人からは推挙できない」と断言。選考方法も「話し合いでだめなら党員投票」「県議を中心に協議」などと様々で、最終的に柴田氏を除く3区内の県議で、集約することになった。予備選について、3区支部執行部は「現職がいる状況では難しい」などと、否定的な見方を示した。
党本部に、支部内での一本化を求められてから約1カ月半。「第4の候補」擁立模索など、紆余(う・よ)曲折を経ての「意見集約」に、支部内には「もっと早く(地域支部に)説明すべきだった」と、手順の不備を指摘する声もある。
◇
この日の会議の冒頭で、同党3区支部長の萩山氏が「公認はあくまで現職優先」と強調し、「今日の会合を私は知らない」と3区支部執行部を批判し、会場に一瞬、緊張が走る一幕があった。
萩山氏は、10月末に党本部の選対関係者と、公認問題などを話した時の内容という文書を配布。文書には選対が「支部長には絶対の権限がある」などと話した、と記されている。
出席者からは「あれでは話にならなくなる」「かえって立場をまずくした」など反発の声も上がった。
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000000811030001
富山
2377
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/11(火) 08:08:31
「勝てない候補」差し替えめぐり、自民“師弟バトル”
解散・総選挙の先送りを受け、自民党内に現職も含めて小選挙区候補者を見直す動きが出てきた。「勝てない候補」の差し替えを行う趣旨で、旗振り役は菅義偉選対副委員長だ。ただ、自民党の世論調査結果によると、菅氏が所属する古賀派には、民主党候補に圧倒されている重鎮クラスがズラリ。古賀誠選対委員長との師弟バトルが勃発する可能性も出てきている。
「自民党には現職なら全員、公認するという考えがあったが、そういう時代ではない。戦えない人は見直しや差し替えをしていきたい」
菅氏は先月末のテレビ番組でこう語り、自民党議員らを戦慄させた。
これまで自民党では郵政造反組と刺客組との競合やコスタリカ方式を解消するため、現職でも世論調査の結果が悪ければ公認が得られないケースが出ている。しかし、今回の発言はさらに一歩踏み込んだもので、「勝てない現職候補」の“クビ切り”まで宣言したと見られているからだ。
ただ、この障害となりそうなのが、古賀氏なのだという。
10月に行った自民党の世論調査によると、野党候補に10ポイント以上離されている現職に、古賀派の重鎮らが含まれていたためだ。例えば、当選8回では「消費者やかましい」や事務所費問題で、福田改造内閣沈没の戦犯となった太田誠一前農水相(福岡3区)や川崎二郎元厚労相(三重1区)、7回では二田孝治衆院議員(秋田1区で落選、比例復活)という具合だ。
また二階派最高顧問の海部俊樹元首相も民主党現職にリードを許しているほか、山崎拓前副総裁も落選確実圏にいる。
自民党選対関係者は「太田氏は古賀氏が執心している人権擁護法案を進めていた腹心だけに、切れない。二階俊博経産相に気を使って、海部氏にも引退を勧められない。候補者差し替えを実施するとなると、古賀氏はかなり厳しい立場に追い込まれる」と解説する。
そもそも、古賀氏と菅氏は、福田康夫前首相と麻生首相が争った昨年の総裁選で両陣営に分かれて激突。福田氏の勝利で古賀氏が選対委員長に就いた際、選対局長だった菅氏の手腕を買って副委員長に据えた。ところが、古賀氏と確執がある麻生首相が就任してからは、立場が逆転。菅氏を事実上の選対委員長と見る向きすらある。
古賀派若手は「古賀氏の最大目標は選対委員長の権力を維持すること。これを邪魔する人間は、ただじゃおかないだろう」と、バトル勃発を予測している。
ZAKZAK 2008/11/06
http://www.zakzak.co.jp/top/200811/t2008110612_all.html
2378
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/11(火) 08:08:49
民主と大地が選挙協力 次期衆院選 小沢、鈴木代表が合意(11/07 06:42)
民主党の小沢一郎代表と新党大地の鈴木宗男代表は六日、国会内で会談し、次期衆院選の選挙協力で合意した。両代表は七日に札幌市内で記者会見し、正式表明する。両党の協力合意は、政権選択をかけた次期衆院選の道内勢力図に大きな影響を与えそうだ。
選挙協力は、新党大地が道内十二小選挙区で民主党候補を支援し、比例代表では民主党側が、鈴木代表を名簿一位とする大地の得票に協力する内容。両代表の会見には連合の高木剛会長も同席し、大地への協力を表明する。
会談で小沢氏は「北海道での大地の実績はよく分かっている。一緒に政治の流れを変えよう」と協力を要請。鈴木代表は「きちんと党内の手続きを取らせてもらう」と受諾した。両代表は道内の選挙情勢を分析し、道内十二選挙区で全勝を目指す考えで一致した。
鈴木代表は引き続き、衆院で統一会派を組む国民新党の綿貫民輔代表ら幹部と国会内で会い、小沢氏との会談内容を説明。共闘関係の継続を確認した。
民主党と大地は昨年の道知事選と参院選で選挙協力したが、参院選で大地の新人候補が落選。大地側は民主党への不信感を強め、自民党との選挙協力も一時検討していた
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/127748.html
2379
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/11(火) 08:13:29
社民県連、3区公認候補擁立も
社民党県連は8日、富山市内で常任幹事会を開き、衆院選富山3区をめぐり、民主党県連の対応次第では独自候補擁立に踏み切ることを確認した。
社民党県連代表の又市征治参院議員は、公認候補擁立の方針を明言した民主党県連を非難した。
又市氏は冒頭のあいさつで、民主党県連の方針を「どうなっているのか、理解に苦しむ」と批判。
無所属統一候補擁立については「一つの選択肢として努力し、来週中に見極めをする」と述べ、「努力が実らなければ、(社民党の)公認候補擁立も含めてお願いしたい」と話した。
(2008年11月9日 読売新聞)讀賣富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20081108-OYT8T00865.htm
2380
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/11(火) 08:15:39
県議団に調整一任 富山3区の自民公認
2008年11月10日 14:28
調整が難航している自民党の次期衆院選富山3区の公認問題で、党県第三選挙区支部(支部長・萩山教厳衆院議員)は十日、高岡市の高岡商工ビルで支部長・幹事長・事務局長会議を開き、一本化の調整を県議団に一任することを決めた。早期解散の可能性もにらみ、十二月五日までに結論を出すことを確認。支部の一部から要望があった予備選は見送ることになった。
まとめ役の米原蕃同支部副支部長が、二日に開いた同会議での意見や、五日の県議団会議の協議結果を報告。予備選は、全国では現職の不出馬に伴う新人同士の選挙で例があるものの、現職、元職、新人が名乗りを挙げる3区のようなケースではなく、きっ抗した場合の対応などルールが定まらず、見送りを決めた。代議員や支部長による投票も含めて行わず、話し合いによる調整を目指す。
米原副支部長は会合後「県議団の決定に従うと一任を受けた。一本化に向けて精力的に努力したい」と述べた。
3区は萩山氏(76)=比例代表北陸信越ブロック、六期、氷見市鞍川=のほか、橘康太郎前衆院議員(74)=高岡市守山=、柴田巧県議(47)=三期、小矢部市清水=の三人が名乗りを挙げている。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20081110/16814.html
2381
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/15(土) 15:35:49
勝機見えず、先送りにじます=解散時期めぐり麻生首相
【ワシントン14日時事】麻生太郎首相が、衆院解散は2009年度予算成立後の来春以降が望ましいとの考えを示したのは、金融危機が長期化の様相を呈する中で踏み切っても、勝機を見いだすのは難しいとの判断に傾いているためだ。追加経済対策の目玉と位置付けた定額給付金をめぐる調整の迷走も影響しているとみられ、首相にとり解散時期の選択肢は確実に狭まりつつある。
首相が解散について具体的に触れたのは今回が初めて。これまでは金融危機を受けて「政局よりも政策」と言い続け、あいまいな態度を取ってきた。手の内を明かさぬまま「解散カード」を持つことで、求心力を維持するためだ。
しかし、経済情勢は一向に上向く気配がない。定額給付金をめぐる議論の混乱が首相の指導力不足を浮き彫りにしたこともあり、与党には「仕切り直し」を求める声が広がっている。首相としては、09年度予算案の年度内成立に最優先で取り組む姿勢を打ち出すことで、解散風をいったん沈静化させ、態勢を立て直す狙いもありそうだ。
ただ、衆院選を先送りした場合、来年6月か7月に行われる東京都議選とできるだけ離したい公明党から反発が出るのは確実だ。解散権を事実上封じられた状態が続けば、首相の求心力が一段と低下し、「麻生降ろし」の動きが顕在化することも予想される。(了)
(2008/11/15-09:24)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008111500156
2382
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/15(土) 23:34:43
麻生首相:「来春以降解散」示唆 タイミングに手詰まり感
訪米中の麻生太郎首相が14日昼(日本時間15日未明)、同行記者団に衆院解散・総選挙の来春以降への先送りを示唆したのは、景気の悪化で解散のタイミングを失ったためだ。「政局より政策」を強調する首相は09年度予算案の年度内成立を最優先する考えだが、解散戦略は景気に左右される手詰まり感を漂わせている。「選挙の顔」を期待された首相の選択肢は、じわじわと狭まっている。
◇景気に左右され選択肢狭まる
自民党の笹川尭総務会長は15日、毎日新聞の取材に「国民が望んでいるのは景気対策。予算編成を優先するのは当然だ」と指摘。大島理森国対委員長は、追加経済対策の裏付けとなる08年度第2次補正予算案を今国会に提出するかについて「首相の思いを第一に考えてやらなくてはならない」と強調した。
経済情勢の悪化に自民党の危機感も募るばかり。伊吹文明元幹事長は13日の伊吹派総会で「2次補正と来年度予算、関連法案を年度内に処理しないと、輸出の先行きは非常に危ない」と強調。09年度予算編成が本格化する年末を控え、政府と自民党は景気回復を最優先することで足並みをそろえつつある。
しかし、首相の解散権がしばられることで、常に「解散カード」をちらつかせ、求心力を保ってきた政権戦略は力を失う。来年9月の任期満了を受けた衆院選の可能性もささやかれており、自民党内には「『解散をやる、やる』でいかないと持たない政権なのに、選挙すら管理できない内閣だ」(若手)との批判もくすぶる。
首相は同行記者団に対し、野党の対応次第で早期解散に踏み切る可能性も否定しなかった。あくまで解散のフリーハンドは持ち続けるという宣言の意味合いがあったが、自民党首脳は「バランスを取り、言葉を散らしたんでしょ」と解説し、早期解散の可能性をあっさり否定した。【中村篤志】
◇求心力低下で外交頼み
首相はワシントンで存在感の誇示に躍起になっており、衆院解散を先送りする中、外交分野で実績を積み上げ、政権浮揚につなげようという思惑が感じられる。逆に言えば、外交に頼らざるを得ないほど、首相の求心力が低下していることを物語ってもいる。
14日夜(日本時間15日午前)にホワイトハウスで開かれた夕食会で、ブッシュ米大統領は最初の発言者として首相を指名。首相は「新興国、中小国への支援などが重要だ」などと満足げに語り、金融安定化と景気対策への日本の取り組みを積極的にアピールした。
14日昼(同15日未明)には、同行記者団に「(アジアには)世界の人口の半分がいる。日本が開かれる場所としてふさわしい」と述べ、第2回金融サミットの日本開催に意欲を示した。英国のブラウン首相、インドネシアのユドヨノ大統領、ブラジルのルラ大統領との会談を精力的にこなしたのも「外交の麻生」を印象づける狙いとみられる。
ただ、外交分野の得点が政権浮揚につながる保証はない。7月の北海道洞爺湖サミットで議長を務めた福田康夫前首相は、1カ月半後に退陣表明に至っており、麻生政権の展望は開けているわけではない。【ワシントン高塚保】
毎日新聞 2008年11月15日 22時13分(最終更新 11月15日 22時56分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20081116k0000m010083000c.html
2383
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/16(日) 10:39:01
読む政治:首相「来春以降解散」示唆(その1) 流れ任せの判断
訪米中の麻生太郎首相が14日昼(日本時間15日未明)、同行記者団に衆院解散・総選挙の来春以降への先送りを示唆したのは、景気の悪化で解散のタイミングを失ったためだ。「政局より政策」を強調する首相は09年度予算案の年度内成立を最優先する考えだが、解散戦略は景気に左右される手詰まり感を漂わせている。「選挙の顔」を期待された首相の選択肢は、じわじわと狭まっている。
◇景気に右往左往、タイミング手詰まり
自民党の笹川尭総務会長は15日、毎日新聞の取材に「国民が望んでいるのは景気対策。予算編成を優先するのは当然だ」と指摘。大島理森国対委員長は、追加経済対策の裏付けとなる08年度第2次補正予算案を今国会に提出するかについて「首相の思いを第一に考えてやらなくてはならない」と強調した。
経済情勢の悪化に自民党の危機感も募るばかり。伊吹文明元幹事長は13日の伊吹派総会で「2次補正と来年度予算、関連法案を年度内に処理しないと、輸出の先行きは非常に危ない」と強調。09年度予算編成が本格化する年末を控え、政府と自民党は景気回復を最優先することで足並みをそろえつつある。
しかし、首相の解散権がしばられることで、常に「解散カード」をちらつかせ、求心力を保ってきた政権戦略は力を失う。来年9月の任期満了を受けた衆院選の可能性もささやかれており、自民党内には「『解散をやる、やる』でいかないと持たない政権なのに、選挙すら管理できない内閣だ」(若手)との批判もくすぶる。
首相は同行記者団に対し、野党の対応次第で早期解散に踏み切る可能性も否定しなかった。あくまで解散のフリーハンドは持ち続けるという宣言の意味合いがあったが、自民党首脳は「バランスを取り、言葉を散らしたんでしょ」と解説し、早期解散の可能性をあっさり否定した。【中村篤志】
◇民主、戦略肩すかし
民主党幹部は15日、首相の姿勢を厳しく批判し、攻勢を強める構えを見せた。背景には早期の衆院解散を前提に組み立ててきた戦略が否定されかねないことへの危機感がある。ただ、戦略を練り直すにも妙案はなく、首相の「肩すかし」に戸惑いも広がっている。
小沢一郎代表は高知市で記者団に「解散する決意で首相になったのに今国会に(第2次補正)予算案が出そうもない。何のために解散を延ばしたのか」と語った。鳩山由紀夫幹事長も那覇市で「金融危機対応に必要な法案には協力してきたが、首相が経済対策も何も打たないなら厳しく対応するのは当然だ」と強調した。
民主党は金融機能強化法改正案と新テロ対策特別措置法改正案の早期採決には協力する一方、第2次補正予算案審議では早期解散を念頭に全面対決に転じるつもりだった。しかし、2次補正は与党内で先送り論が台頭。攻め手に悩む状態が続いている。
山岡賢次国対委員長は「郵政民営化見直し法案の審議入り」を新たな条件として示し、両改正案の審議引き延ばしも辞さない考えを示している。
17日の幹部会で当面の対応を協議するが、「抵抗戦術」で一致するかは不透明だ。【上野央絵】
◇求心力低下、外交頼み
首相はワシントンで存在感の誇示に躍起になっており、衆院解散を先送りする中、外交分野で実績を積み上げ、政権浮揚につなげようという思惑が感じられる。逆に言えば、外交に頼らざるを得ないほど、首相の求心力が低下していることを物語ってもいる。
14日夜(日本時間15日午前)にホワイトハウスで開かれた夕食会で、ブッシュ米大統領は最初の発言者として首相を指名。首相は「新興国、中小国への支援などが重要だ」などと語り、金融安定化と景気対策への日本の取り組みをアピールした。14日昼(同15日未明)には、同行記者団に第2回金融サミットの日本開催に意欲を表明。英国のブラウン首相、インドネシアのユドヨノ大統領、ブラジルのルラ大統領との会談を精力的にこなしたのも「外交の麻生」を印象づける狙いとみられる。
ただ、外交分野の得点が政権浮揚につながる保証はない。7月の北海道洞爺湖サミットで議長を務めた福田康夫前首相は、1カ月半後に退陣表明に至っており、麻生政権の展望は開けているわけではない。【ワシントン高塚保】
毎日新聞 2008年11月16日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081116ddm002010118000c.html
2384
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/16(日) 10:39:25
読む政治:首相「来春以降解散」示唆(その2止) 漂う暗雲、麻生内閣
◇「選挙仕様」に限界
◇調整役不在、給付金で顕在化
麻生政権が打って出るはずの経済政策で混迷を深めている。定額給付金騒動は、麻生太郎首相が「決着」を強調しても、支給対象などをめぐりなお混乱が続く。「選挙に勝って初めて天命を果たす」。首相がこう宣言して船出した政権は「選挙仕様」。それが最大の使命の衆院選を先送りし、選挙後に取り組むはずの課題に手をつけたことで、矛盾が噴き出し、限界があらわになっている。
「選挙になっても、河村(建夫官房長官)は選挙に強いから東京にいられる。中曽根(弘文外相)は参院議員だから、外交日程を代わりにやってもらえると思って選んだ」
今月に入り、政権の迷走を指摘された首相は側近にこう話した。
麻生政権は、選挙仕様が目立つ。
その一つが、戦後最年少の34歳で初入閣した小渕優子少子化担当相。「選挙で全国を飛び回ればいい。国会答弁なんてする必要ない」(自民党中堅)などと平然と語られる。
佐藤勉国家公安委員長も同様。当選4回。本人も驚く「サプライズ人事」で、組閣時に首相から「選挙も含めて頑張れ」と声を掛けられた。地元・栃木4区で、ねじれ国会を仕切る民主党の山岡賢次国対委員長と競合することが首相の念頭にあったのは明らかだ。
首相は衆院選を「1枚看板」で戦う考えだったため、官房長官も温厚だが地味な河村氏。調整役が務まる人材は用意していなかった。
その河村氏は給付金問題で傍観に終始。「所得制限」派の与謝野馨経済財政担当相らと、「一律支給」派の鳩山邦夫総務相、中川昭一財務・金融担当相らが綱引きを展開しても調整に入らずじまい。
10日の記者会見では、所得制限について「首相がそういう方向を打ち出しており、それに沿って結論を導き出すと思う」と語ったが、約40分後に、その首相から否定される。「河村さんに調整役は荷が重いと思っていたが、スポークスマンとしても疑問符がついた」(自民党中堅)との評価が広がる。
14日の閣僚懇談会も象徴的だった。河村氏は「定額給付金で『閣内不一致』『迷走』と批判を受けている。重要事項は十分連携してほしい」とクギを刺した。だが、野田聖子消費者行政担当相に「何が決まったのか」と問われると、「基本は三つ。全員が原則受け取る……」と、その場を引き取ったのは与謝野氏だった。
◇
給付金問題は選挙にらみがうかがえるもう一つの人事も影響した。漆間巌氏の事務官房副長官への起用だ。
警察庁出身は32年ぶり。情報収集・分析力が強く、警備・公安畑が長く、北朝鮮問題も詳しい。政権浮揚のため(1)民主党のスキャンダル探し(2)拉致問題進展−−を担うとも指摘される。自民党内では「マルチ業者との癒着が問題になった前田雄吉衆院議員(民主党を離党)の件も漆間さんの仕事では」との見方も飛ぶ。
事務副長官は本来、「省庁の調整役」だが、政策調整経験に乏しく、前記のような役割を担っているためか、給付金問題では動きは見られなかった。危機感を強めた財務省などの幹部は園田博之政調会長代理らが陣取る自民党本部6階に頻繁に通った。首相官邸3階の玄関はひっそり静まり返ったままだった。
◇冷ややかな財務省
麻生官邸でもう一つ注目すべき人事は、首相秘書官(事務)だ。財務、外務、経済産業、警察の4省庁態勢を1人増やし、しかも筆頭に総務省から岡本全勝氏(53)をすえた。
岡本氏は麻生総務相時代に官房総務課長などとして支えた間柄。秘書官は財務省が仕切るのが不文律だが、岡本氏は入省年次も財務省出身者より三つ上。「総務省が牛耳る官邸」との見方が広がり、それが首相と霞が関の間にさざ波を立てる。
「うちがグリップを握り調整していたらこんなことはなかった。こんなんで政権がもつはずがない」。財務省幹部は冷ややかに語る。
この幹部の視線の先には、道路特定財源を一般財源化する際に1兆円を地方に移す首相の方針がある。1兆円が従来の地方道路整備臨時交付金(約7000億円)と別枠か、合わせて1兆円か、政府・与党内でいまだに意見がバラバラだ。
麻生首相は14日、次期衆院選について来春以降を示唆した。解散権をしまい込み、選挙仕様で本格的な政策課題にどう挑むのか。
「年明けからの予算審議を通じ、政権はぼろぼろになる。そのころ選挙ができるのか。来春になったら、首相交代の動きが出てくるかもしれない」。自民党内からは、こんなささやきも聞かれる。
毎日新聞 2008年11月16日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081116ddm003010150000c.html
2385
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/16(日) 10:40:55
【金融サミット】外交成果も政権浮揚は「?」 景気に解散権握られ金縛り (1/2ページ)
2008.11.16 08:20
このニュースのトピックス:麻生内閣
【ワシントン=高木桂一】歴史的な緊急首脳会合(金融サミット)で麻生太郎首相は、一定の存在感を示した。深い傷を負った米欧諸国に比べれば、日本の実体経済への影響は小さいアドバンテージも首相の立場を引き立てた。しかし金融ショックをめぐる国際協調が国内経済を上昇気流に乗る保証はない。「経済の麻生」は皮肉にも、伝家の宝刀の衆院解散権を視界不良の「景気」に事実上握られた。
首相は15日夕(日本時間16日朝)、市内で行われたサミット閉幕直後の内外記者会見でこう胸を張った。
「危機はチャンスでもある。(世界の)日本に対する期待の大きさ、日本の果たさなければならない役割の大きさを感じた。日本はサミットを主導することができた」
首相は国際通貨基金(IMF)への1000億ドル融資や発展途上国支援の30億ドル規模の新基金創設などを矢継ぎ早に打ち出した。ドル基軸体制堅持などを盛り込んだ「麻生提案」はブラウン英首相らに賞賛された。14日のワーキング・ディナーでは主催者のブッシュ米大統領から最初の発言者に指名され、15日の本会合でも同大統領の隣席に陣取った。また、同日付ワシントン・ポスト紙にインタビュー記事が掲載されるなど米有力メディアからも注目を集めた。
それはなぜか。「失われた10年」を経験した第2の経済大国への国際社会の期待であると、麻生首相は記者会見で強調した。
ただ、首相が意欲をみせていた金融サミットの第2回会合の日本開催も固めることはできなかった。
国際金融が安定化を軌道に乗せるまでの課題も多い。総論で一致をみせても各論では先進国と新興国の間に温度差があり、先進国内でも米国と欧州の一部とは同床異夢だからだ。
国民が外交の果実を肌で感じられなければ、首相は自身をとりまく厳しい国内事情をカバーできない。
同行筋によると、首相がこれまで解散を想定したタイミングは2度あった。就任直後の臨時国会冒頭の10月上旬と、11月初旬だった。だが10月下旬に北京で開かれたASEM(アジア欧州会合)に出席し、経済低迷にあえぐ各国首脳の悲鳴を耳にし「選挙をやっている状況にない」と解散を封印する決断を下した。
首相は14日、解散・総選挙を平成20年度予算成立後の4月以降に先送りする考えを示唆した。「景気対策優先」が大義だが、実際には選挙のバロメーターとなる内閣支持率と株価が思うようには上がらず、解散はできない「自己都合」の側面が強いといえる。
迷走をたどる総額2兆円の定額給付金を目玉とする追加経済対策への世論の支持は高くない。首相の求心力に陰りがみえ、「選挙管理内閣」からいつしか変貌した、景気頼みの「経済管理内閣」はミシミシときしみだしている。
首相は22、23日のペルーでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や、来月中旬に福岡市内での開催が調整中の韓国、中国との3カ国首脳会談など年末に向け外交を積極展開し、政権浮揚への足掛かりを模索する。
だが、7月の北海道洞爺湖サミットで福田康夫前首相は温暖化対策をめぐる論議を主導しながら、2カ月足らずで退陣表明となった経緯もある。
自民党内では来年1月の通常国会冒頭での解散を逃せば、「ねじれ国会」のもとで野党に解散に追い込まれ、下野は不可避との空気が漂い始めている。先が見えない景気に政局を委ねる首相への不満もくすぶっている。
ある自民党有力議員はこう不気味にささやく。
「麻生さんがもたもたしていると、総選挙の前に総裁選がある」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081116/plc0811160822001-n2.htm
2386
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/19(水) 11:30:53
広島3区、コスタリカ継続へ '08/11/19
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自民党の古賀誠選対委員長が広島県連の奥原信也幹事長に対し、次期衆院選の広島3区で、現職2人が協力態勢をとることを条件に、小選挙区と比例代表の候補者を選挙ごとに交代させる「コスタリカ方式」を事実上継続する方向で調整するよう指示していたことが18日、分かった。
党本部は当初、コスタリカ方式の廃止を打ち出し、増原義剛氏(63)=比例中国=と前回3区で当選した河井克行氏(45)のうち1人を、立候補予定者が決まっていない広島6区に「国替え」させる方向で調整してきた。しかし、双方とも3区への立候補の姿勢を崩さず難航。党の情勢調査なども踏まえ、2人の選挙協力で議席確保を目指す方が得策と判断し、次回に限って継続を認めたとみられる。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811190078.html
2387
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/07(日) 01:37:06
自民・細田幹事長、地元・島根県で麻生政権が解散総選挙を先送りしたことについて謝罪
自民党の細田幹事長は6日、地元・島根県内で、麻生政権が衆議院の解散総選挙を2009年に先送りしたことについて、「方針転換でご迷惑をかけた」と謝罪した。
細田幹事長は「(適当な時期に解散・総選挙を行う)方針の転換が行われたわけですが、皆さま方にご迷惑をおかけしましたことを、党を代表いたしまして心からおわび申し上げます」と謝罪した。
細田幹事長は、金融不況などを理由に挙げて、「『11月には選挙がある』と言っていたが、来年度予算成立後の適当な時期に選挙を行うという方針転換が行われた」と、政権の「心変わり」を謝罪した。
また、景気対策について「わたしが『財政出動して立て直し』と言えば、片や『財政規律が大事だ』という人が現れてくる」と、政権をめぐる厳しい状況を嘆いた。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20081206/20081206-00000409-fnn-pol.html
2388
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/17(水) 02:24:09
古賀発言「保守票固め」狙う 自公のきしみ拡大も '08/12/17
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自民党の古賀誠選対委員長が次期衆院選で「比例は公明党」と訴える選挙協力の完全解消に言及したことが十六日、波紋を広げた。旧来の自民支持層が民主党支持に流れる傾向に危機感を強め、公明党と距離を置くことで「保守票固め」を狙ったとの見方が大勢。定額給付金などの政策面で「公明党に振り回されている」との党内の不満を背景に、公明党側をけん制したい思惑も見え隠れする。
一方の公明党は表向き静観の構えだが、現場では「ただでさえ小選挙区での一方的な支援になっている」と反発する声があり、連立のきしみは拡大しかねない雲行きだ。
古賀氏と自民党各派閥の事務総長らとの十五日夜の会合。僧侶でもある町村派の谷川秀善参院議員が「宗教関係者らに協力を求めると『公明党を切れ』と言われる」と話すと、古賀氏が引き取った。「比例議席をみすみす公明党に渡していいのか。『小選挙区は自民、比例も自民』だ」
「公明切り」とも受け取れる発言に出席者は驚いた。石原伸晃幹事長代理は会合後、記者団に「古賀氏は恐ろしいことを言った」。古賀派の逢沢一郎元幹事長代理は「公明党を切れば自民党支持者が戻るかもしれないという趣旨の発言をした」と説明した。
古賀氏の発言には伏線があった。党の独自調査で自民支持層の約二割が民主党に流れているとの結果が出た十月上旬。古賀氏は周囲に「公明党も地盤沈下している。比例票を渡すのはおかしい」と漏らした。
別の選対幹部も今月十一日、党関係者に「古賀氏には『(選挙協力で)公明を切りますか』と話している。支持率低迷を打開するには、それしかないかもしれない」と指摘。その夜の会合で麻生太郎首相に会った菅義偉選対副委員長は「公明党を切れば大勝だという人もいる」と伝えた。
参院幹部は古賀氏発言について「衆院選後の政界再編をにらみ『未来永劫えいごう、公明党と連立を組むわけではない』とのけん制だ」と解説する。
ただ小選挙区で民主党候補としのぎを削る自民党候補にとって、公明党支持票は“生命線”。古賀氏と公明党の北側一雄幹事長は九月中旬に党の独自性を重視する観点から、原則として「比例は公明党」と呼び掛けない方針を確認。しかしそれぞれの選挙区事情に応じて「バーター取引」が横行しているのが実態だ。このため「公明党の協力なしで選挙ができるか。古賀氏発言は無視する」(閣僚経験者)と憤る議員も多い。
公明党の太田昭宏代表は記者会見で「信頼関係はできあがり、協力は成熟した段階だ」と古賀氏発言の影響を否定したが、党内に不快感が広がったのも事実。参院幹部は「展望がなく、よたついている自民党幹部の発言に一喜一憂しても仕方がない」と吐き捨てるように話した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200812170153.html
2389
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 11:37:20
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【議会力 問われる地方政治】
当落動かす『縁の下』
2009年1月13日
第6部 集票力〜衆院選をにらんで(1)
手柄はわれにあり 県議 (上)
◆準備は着々
「いつになるんやろうなあ」。そう話した県議は、どこか上の空で遠くを見つめた。「解散」の二文字が飛び交った数カ月前は「どんな状況だ」と、報道陣を見つけては衆院選の情報収集に目を血走らせていた硬い表情は一変している。昨年十二月に閉会した定例県議会。北陸新幹線の県内延伸議論一色となり、国政選挙について緊張感を欠いているようだった。あくまで表向きは…。
水面下では「着々と準備を進めている」と自民県政会の県議は解説してくれた。いの一番に、自民の現職議員を応援するよう自身の後援会に要請している、という。「やっぱり自分たちの後援会が鍵を握る。後援会(の票)を掘り起こすのが一番の役割」。県議の集票力が国会議員の当落を左右する、とまで断言する。
昨秋に立候補予定者は相次いで選挙用の事務所を開設。開所式には、予定者を支える県議らもしっかりと駆け付けていた=昨年10月、福井市内で
◆後援会の力
県議がそれぞれの地盤に張り巡らせた後援会組織が、国政選挙でも大きな役割を果たすという「歴然とした事実」は党派を問わない。県民連合の県議もこう話す。「後援会や団体をまとめるのが自分たちの仕事」。同僚の県議も「団体が違えば、いろんな思惑があるからなあ」と、労組関係の調整役として飛び回っている毎日を打ち明ける。
意中の候補者を当選させようと張り切り、「縁の下の力持ち」に徹する県議だが、その働きぶりは「選挙区によっては差がある」と、ある県議は指摘する。「県議がきっちり選挙対策本部の中枢に入るところもあれば、ただ単にお祭り騒ぎに参加しているようなところもあるんだ」
◆近づく決戦
それだけにこの県議は「お祭り騒ぎではいけない」と一層の結束強化が必要と訴える。別の県議も、こう諭す。「まず自分が汗を流さないといけない。そうすれば後援会などの組織も動く」
県内三つの小選挙区で議席を独占する自民と、政権交代を訴えてそれに対抗する民主。どちらにとっても、次の衆院選は天下分け目の戦いになる。任期満了まで一年を切っているだけに、そう遠くない時期に「大汗」を流す県議の姿を目にすることになる。
◇ ◇ ◇
昨秋、「秒読み」とされた衆院の解散は、麻生首相の「政局より政策」という路線転換でひとまず遠のいた。だが、通常国会の論戦が始まり、「開戦」のゴングがいつ打ち鳴らされるかは予断を許さない。集票マシンとなる地方議員も、既に踏み込んだアクセルを急には戻せない。第六部は、「Xデー」が定まらない“闇の中”を走り続ける地方議員たちの姿を追った。
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/gikai/list/200901/CK2009011302000203.html
2390
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 11:37:48
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【議会力 問われる地方政治】
議場内では呉越同舟
2009年1月14日
第6部 集票力〜衆院選をにらんで(2)
国政とのねじれ 県議 (下)
◆蜜月関係
幕を開けた昨年十二月定例県議会の初日。重鎮の県議が堂々とした声を議場に響かせ、県森づくり条例案の提案理由を説明する。「豊かな水と緑に恵まれたふるさとを時代に引き継ぐことを目指し…」。十二月議会で成立したこの条例の“骨格”は民主系の県民連合が作成したが、提出者として登壇したのは、衆院選で対立する自民系の県議。県議会では両者が蜜月関係にあることを知らしめた。
自民系会派が分裂していた昨秋。最大会派だった県会自民の県議は、不満をこう吐露した。「イデオロギーが違うのだからおかしい。解散もあるのに」。目前とうわさされた衆院選を見据え、県民連合と手を組む当時の第二会派、自民新政会への批判だった。
◆大統領制
自民新政会は県会自民に対抗し、県民連合などと手を携えていた。県議会を舞台としたこうした合従連衡に、県会自民に所属する複数の県議がいい顔をしていなかったのは事実だ。しかし、自民系会派の合併後も、自・民の党派を超えた協力態勢は変わらない。
中小企業振興条例案を審議する県議たち。会派の枠を超えたメンバーがそろい、現在の結束力を見せつける=昨年12月、県議会議事堂で
これに、元自民新政会の県議は「まあ地方はオール野党。国とは違う」と解説を加える。「地方」では、知事を筆頭に理事者側が予算案編成から政策の執行までを一手に担う。政府と与党が一体的に政策を進め、野党がそれに対抗する国とはシステムが異なる。
別の県議の言い方を借りれば「地方は大統領制」。当然、理事者をチェックする機能を最大限に発揮しようとすれば、議会側も分裂するより団結して対決する方がメリットがある、というわけだ。
「まあ、割り切らないと。衆院選なんて考えたら、一日と持たないよ」。県民連合の県議もこう話す。現在も中小企業振興条例案の議員提案を目指し、会派横断で検討中だ。
◆化学変化
だが内情はどうか。「このままいくんじゃない」と話す県議がいる一方、元県会自民の県議は「長く続かない。衆院選が終われば、(自民系の会派は)また分裂かも」と自嘲(じちょう)気味に話す。「衆院選」という場外バトルが終了すれば、県議会の勢力にもまた、“化学変化”が起きるのか。それは誰にも分からない。
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/gikai/list/200901/CK2009011402000185.html
2391
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 11:38:13
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【議会力 問われる地方政治】
組織疲弊市議に負荷 中枢への参画 福井1区
2009年1月16日
第6部 集票力〜衆院選をにらんで(3)
県内の市議らが拡大執行部入りを果たした自民党県連の総務会=昨年10月12日、福井市内のホテルで
◆思惑と意地
衆院選で全国に三百ある小選挙区でも、各県の1区は特別の意味を持つ。別名「華の1区」は県都決戦。政権の維持、奪取を至上命令とする自民、民主の両党県連にとってもメンツを懸けた戦いだ。勝敗の鍵を握る福井市議にも複雑な思惑と意地が絡み合う。
自民党県連は昨年十月、福井市内のホテルで総務会を開き、議長経験者の古参議員らを中心に多数の市議を拡大執行部の役員に加えた。今回の抜てき人事に、衆院選に向けた組織の引き締めの意図があるのは明白だ。
◆減る党員
背景にあるのが、支持者の自民離れ。ある市議は「改革を進めるたびに党員が減る」と嘆く。建設業界は公共事業の減少、商店街は規制緩和の荒波。「県議だけで役員を構成する従来の体質では選挙に勝てない。市議も経営者も入っての自民党ではないのか」。それだけに政権党の県連という「権力の中枢」に入ったことは、集票力アップにつながると鼻息も荒い。
しかし、別の自民系市議は「(自民退潮の原因は)市町村合併で町議や村議がいなくなったからだ」と冷ややかな目で分析する。ミニ集会のおぜん立てなど、選挙で手足となったのは町議や村議。その上、建設業界などの自民党の有力支持層だった組織は疲弊し、選挙の動員は難しさを増すばかり。「そのしわ寄せが市議に回ってきている」とこぼす。
◆不安と期待
一方の民主も盤石ではない。自民に亀裂が生じた前回の衆院選は、議席奪取の絶好の機会だったが結果は惜敗。都市部の福井1区は2区、3区に比べて強いという自負があるものの、民主系の市議の一人は「解散が先送りされた影響で“臨戦態勢”だった意識が緩んでしまった」と不安を口にする。
衆院選に向けた選対本部が立ち上がっていないことも、「悪夢再び」の不安をかき立てる。ただ、昨年の参院選で吹き荒れた自民への逆風は続いており、それが民主にとっての追い風になれば、念願の政権与党の座もグッと近づく。「そうなれば国策に関しては、市議会での発言力は増すだろうね」。市議はつぶやいた。
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/gikai/list/200901/CK2009011602000207.html
2392
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/19(月) 08:24:09
男性アナを擁立へ 民主県連、衆院3区で
次期衆院選の富山3区で、民主党県連が、民放の男性アナウンサーを擁立する方向で最終調整に入っていることがわかった。20日に、同党の小沢一郎代表が来県、出馬要請する見通しだ。
同党県連幹部によると、党派に関し、県連としては公認候補の方針で本部と協議したとしている。候補者などについて、小沢代表は20日に記者会見を開き、正式に発表する予定だ。
富山3区を巡っては、野党共闘を目指し、連合富山の仲介で、民主党県連と社民党県連、連合富山による3者協議で統一候補の擁立を探っていたが、12月に各県連がそれぞれ独自の候補擁立を確認し、交渉は物別れに終わっている。
(2009年1月19日 読売新聞)富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20090118-OYT8T00872.htm
2393
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/19(月) 08:29:12
民主 男性会社員に出馬要請
次の衆議院選挙の富山3区について民主党県連は県西部に住む 52歳の男性会社員を公認候補に擁立する方向で最終調整に入りました。
民主党では20日小沢代表が本人に直接会って出馬を要請する方針です。
次の衆議院選挙の富山3区の候補擁立をめぐる問題で民主党県連の幹部は18日夕方、県西部にすむ52歳の男性会社員と会い、公認候補として擁立したいと打診しました。
そのうえで県連幹部は民主党の小沢一郎代表が20日来県して
直接本人会って、出馬を要請する方針を伝えました。
民主党からの打診を受けた男性会社員は「突然のことで今は何も言えないが、小沢代表が会いたいと言っているのなら誠実に対応したい」と話しています。
擁立を打診した民主党県連の幹部は「受けてくれると思っている」としていて20日富山市内で小沢代表の会見を予定しています。
衆議院選挙の富山3区をめぐっては民主党と社民党はそれぞれが独自候補の擁立を目指す一方で、与野党逆転に向けて野党統一候補の擁立を模索する動きもあります。
http://www2.knb.ne.jp/news/20090118_18618.htm
2394
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/18(水) 18:51:35
中川財務相辞任:道内政界に衝撃 次期衆院選に影響大きく /北海道
ろれつの回らない状態で記者会見をした中川昭一財務・金融担当相(衆院道11区=十勝管内=選出)が辞任し、道内政界に衝撃が走った。農林水産相や経済産業相を歴任し、道と中央のパイプ役を果たしてきた実力者が、会見前の飲酒を疑われる異例の辞任劇。「道にとって大きな損失」と道政への悪影響を懸念する声が上がるとともに、次期衆院選への影響も避けられない情勢となり、各党に波紋が広がった。
北海道新幹線、支庁制度改革に伴う公職選挙法改正、地方分権改革−−。中央との調整も欠かせない道政の課題が山積する中、道内唯一の現職大臣が去った。自民党道連の丸岩公充(きみあつ)幹事長は「まず財務・金融担当相にあいさつに行き、各省庁を回るときも『大臣が了解している話なら』と、話がスムーズに進む」と現職大臣の力を強調した上で、「地元の代議士が現職閣僚にいることが、中央への要請行動で力になる。道にとって大きな損失だ」と戸惑いを隠せない。
一方、野党各党は麻生太郎首相の支持率低迷に加え、絶好の攻撃材料を得た。
民主党北海道の鉢呂吉雄代表は「辞任は当然。政治家としての能力、自覚に欠け、議員として活動すること自体問題がある」と指摘。次期衆院選では道11区を「道内全勝に向けて、最もハードルが高い選挙区」(同党北海道幹部)と位置付けていたことから、鉢呂代表は「道民には(政治家の適性を)きちんと判断してもらいたい」と攻勢をかける考えだ。
共産党道委員会の青山慶二書記長は「国民に対する無責任さを露呈し、麻生政権の末期症状の表れだ」とコメントを出し、社民党道連の山内恵子代表も「麻生首相の任命責任も大きい」と声を合わせた。また、新党大地の鈴木宗男代表は「政治家ではなく人間としての問題だ」と厳しく批判した。
守勢に回る自民党道連の丸岩幹事長は「それでなくても自民党は大変な時なのに、さらに厳しくなることは覚悟している」と表情を曇らせ、連立を組む公明党北海道本部の佐藤英道幹事長は「別の党のことなので、コメントできない」と距離を置いた。【鈴木勝一、横田愛】
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中川財務相:有権者から厳しい批判 麻生首相や自民党にも
中川財務相:何度も酒に飲まれ失態
中川財務相:信用失墜の影響深刻 景気対策に遅れも
中川財務相:G7昼食会抜け出し、同行記者とワイン
毎日新聞 2009年2月18日 地方版
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090218ddlk01020234000c.html
2395
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/18(水) 18:51:51
選挙:衆院選 「4月までにある」民主・小沢氏がハッパ−−福岡9、10区 /福岡
民主党の小沢一郎代表は17日午前“お忍び”で北九州市に入り、次期衆院選の同党予定候補2人の事務所を視察した。小沢氏は麻生内閣について「もうメロメロだ」と痛烈に批判。「4月までには衆院選がある」と陣営を引き締めた。
小沢氏は福岡10区の元職、城井崇氏と9区の新人、緒方林太郎氏の順で回った。ともに予定候補者は外出中。スタッフが出迎えた。
出席者によると、小沢氏は、発言のぶれが取りざたされ、各マスコミ調査で支持率低下が止まらない麻生内閣について、中川昭一財務・金融担当相の辞任表明直前だったが「もうメロメロだ。いつまで持つか分からない」と語った。次期衆院選については「自分としては予算案が成立した後の4月と踏んでいる。ここは首相のおひざ元。負けるわけにはいかない」と述べたという。
同行筋によると、小沢氏はこの日福岡2、3、4、8区も回って帰京した。【平元英治】
〔北九州版〕
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森元首相:麻生首相の下で解散「やむを得ない」
寄付不記載:岩永衆院議員側が宗教法人からの6千万円
自民党:派閥パーティーは例年より早め 総選挙を想定
民主党:次期衆院選の3次公認23人決定…選挙態勢整う
毎日新聞 2009年2月18日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090218ddlk40010375000c.html
2396
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/24(火) 08:05:14
2009 年 02 月 23 日 22:17 現在
橘市長「決断までしばらく時間を」
次の衆議院選挙富山3区で自民党から出馬要請を受けている高岡市の橘慶一郎市長は23日夜、後援会の拡大役員会で「最終的な決断まではもうしばらく時間をいただきたい」と話し、決断時期については、高岡斎場の運用が始まる4月1日以降であることを示唆しました。
橘市長の後援会拡大役員会では南義弘会長が「混沌とした3区ですが、市長が出られることになれば全力を挙げて支援をお願いしたい」とあいさつしたあと、総力を結集して支援するという決議を承認しました。
これを受けてあいさつした橘市長は、「もうしばらく時間をいただき、最終的な判断の際は、理解をいただきたい」と述べました。
また役員会の後、取材に応じた橘市長は、決断時期について「市議会最終日の1週間後には斎場の事がある」と述べ、高岡斎場が運用開始となる4月1日以降の判断となることを示唆しました。
http://www2.knb.ne.jp/news/20090223_19063.htm
2397
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:19:59
リニアで自民議員と連携の民主米長氏おわび
2009年02月28日
■民主米長氏と自民長崎氏、リニア勉強会発足断念
民主党の米長晴信参院議員(山梨選挙区)は28日、甲府市内で開かれた党県連の幹事会で、自民党の長崎幸太郎衆院議員(比例南関東ブロック)らと超党派で検討してきたリニア中央新幹線の勉強会発足を断念する意向を伝えた。政権選択が争点の解散・総選挙を控え、県連の選対本部長を務める米長氏に党内から批判が相次ぎ、選挙に影響する可能性もあると判断した。
勉強会を開くことで、JR東海が東京―名古屋間で営業運転開始を目指すリニア新幹線について広く情報を集め、中間駅の県内設置などの実現につなげる狙いだった。米長氏によると、長崎氏だけでなく、県内の同世代の企業経営者らにも声をかけ、近く準備会を発足させる予定だった。
だが、長崎氏は衆院山梨2区で、党公認で立候補が内定している坂口岳洋氏と対立する。坂口氏の支持者らから、批判や抗議が米長氏側に寄せられていたという。
米長氏は、同日開かれた党県連の定期大会でも、「不徳の致すところ」と陳謝した。
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000902280008
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 19:40:06
田母神前空幕長がロスの講演で、衆院選出馬に含み
2009.3.2 12:03
このニュースのトピックス:自衛隊
田母神俊雄・前航空幕僚長 政府見解と異なる歴史認識の論文を発表して更迭された田母神俊雄前航空幕僚長が1日、米ロサンゼルスで講演、次期衆院選への出馬について、決めていないとした上で「選挙に通るという観点だけなら、通るかもしれない。通って何か動きができるか十分見極めなければいけない」と含みを持たせた。
同時に「国民の意識改革に大きな影響を与えることができるのであれば、今のように講演や執筆活動をしている方がいい」とも述べた。
講演で持論を展開した田母神氏は「各種世論調査でわたしの支持率は少なくとも6割。7割という調査もある」「自民党が選挙に出てくれと言ってくる」と人気を強調した。講演はロサンゼルスの有志が主催、約250人が集まった。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090302/amr0903021205007-n1.htm
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 19:50:31
鴻池氏“応援”自民に波紋 次期衆院選兵庫4区
次期衆院選へ兵庫4区から立候補を表明している自民党の石原修三県議が8日に開く「県政報告会」に、内閣官房副長官の鴻池祥肇参院議員(兵庫選挙区)が弁士として名を連ねていることに波紋が広がっている。4区には自民現職の井上喜一衆院議員がおり、石原氏は無所属での立候補となる公算。そこに麻生首相の側近が“応援”に駆け付けることに、同党兵庫県連は「有権者の混乱を招き、民主党候補を利する」と不快感を募らせる。(小森準平、山路進)
神戸市西区、西脇、三木、小野、加西、加東市と多可町を抱える兵庫4区は、自民にとって長らく懸案の選挙区だった。
現在七期目の井上氏は一九九三年に自民を離党。二〇〇三年に復党したが、地元県議らの反発を受けて県連に戻らず、前回〇五年の衆院選は党本部所属という立場で臨んだ。県連との関係が修復されないまま、一昨年秋、石原氏が名乗りを上げ、県連に公認を申請した。
しかしその後、党本部の「現職優先」方針を受け、県連と井上氏が協議し県連復帰が決定。党本部と県連の「ねじれ」は解消されたが、石原氏は公認の道が閉ざされた。
石原氏は、郵政民営化に反発して自民を離れ次期衆院選後の新党結成を目指す平沼赳夫元経済産業相と連携することで、今年一致。県政報告会には平沼氏とともに、古くから親交がある鴻池氏にも参加を依頼した。鴻池氏はビラなどに官房副長官の肩書を載せないことなどを条件に、受諾したという。石原氏は「県政報告会なので問題ないはず」としている。
鴻池氏の事務所は「自民県議が県政報告をするだけで、そこに同じ党の人間が出ない理由はない」との見解。井上氏側は静観の構えだが、自民の国会議員からは「現職がいるのに問題では」との声が漏れる。
ようやく懸案を解消した自民県連は鴻池氏側の姿勢に反発し、参加自粛を要請。県連の五島壮幹事長は「逆風の中、地元が必死で結束を図っているのに、政権の要職にある人が乱すのは理解できない。政治経験豊富な鴻池氏が常識的な判断をされることを願う」としている。
兵庫4区では、民主党の新人高橋昭一氏も立候補を表明している。
(3/2 10:40)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001730337.shtml
2400
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/10(火) 20:43:46
前佐世保市長・光武氏が民主・宮島氏支援 長崎4区
【佐世保】次期衆院選に自民現職の北村誠吾氏(62)、民主元職の宮島大典氏(45)が立候補予定の長崎4区で、前佐世保市長の光武顕氏(77)が宮島氏支援の姿勢を鮮明にしている。自民の県議、衆院議員を経て二〇〇七年まで三期十二年間市長を務めた有力者だけに、影響をめぐり両陣営に波紋が広がっている。
「後援会の最高顧問として陣頭指揮を執ってもらっている」
八日、民主県第4区総支部が同市内で開いた「必勝の集い」のあいさつで宮島氏はこう光武氏を紹介。光武氏は社民党や労組関係者まで幅広い出席者と親しげに言葉を交わし、顔の広さをうかがわせた。
光武氏は一九九五年、市長に初当選。二〇〇七年の市長選に不出馬を表明し、後継として元市助役の野口日朗氏が立候補したが、朝長則男氏(現市長)に敗れた。当時北村氏が朝長氏を、宮島氏が野口氏を支援。朝長氏は昨年、早々に北村氏の支援を打ち出したが、光武氏は表立って動きを見せず、対応が注目されていた。
光武氏は一月末、宮島後援会の集会に出席し支援を表明。後援会最高顧問に就いた。「自民党は政権を担う能力がなくなってきている。自民に愛着はあるが政権交代が必要」と理由を話す。宮島氏は「四十年の政治歴があり人脈もある。心強い」と期待する。
これに対し北村氏の陣営関係者は「想定はしていたが、地域への影響力、集票力のある人だけに脅威」と警戒。地元政界関係者の一人は「光武氏が宮島氏を表立って支援すれば、朝長市長支持者の北村氏支援の動きが強まる可能性がある」との見方を示す。
2009年3月10日長崎新聞掲載
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/063.html
2401
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/13(金) 17:54:39
選挙:衆院選・岩手4区 自民、高橋氏公認見送り検討 小沢氏秘書の前任で? /岩手
◇西松建設献金事件、小沢氏秘書の前任で?
自民党が、次期衆院選岩手4区の公認候補に内定していた高橋嘉信氏(55)の公認見送りを検討していることが分かった。高橋氏は、小沢一郎民主党代表の公設第1秘書で政治資金規正法違反容疑で逮捕された大久保隆規容疑者の前任者で、準大手ゼネコン「西松建設」の違法献金問題との関連が取りざたされているためとみられる。今、高橋氏と対立しては不都合と判断した自民党は火消しに躍起だが、公認見送りなら、再び候補者選びを迫られることになる。
高橋氏は80年から00年まで小沢代表の秘書。関係者によると「小沢氏との唯一の窓口」とされ、金庫番をはじめとするほぼ全権を委任されていた筆頭の秘書だったという。
00年の衆院選で旧自由党比例代表東北ブロックで初当選し、1期務めた。ところが小沢氏とたもとを分かち、衆院議員引退後は民主党を離党。04年参院選では自民党推薦の無所属候補を支援し、06年3月の奥州市長選に立候補したが落選した。
昨年9月には、自民党本部や県連の再三の要請を受けて、公認候補となることが内定、小沢氏の対立候補と目されていた。
自民関係者によると、同党本部は高橋氏の擁立に消極的だったが、県連でも最近は別の候補者を求める声があったという。鈴木俊一県連顧問は12日、東京都内で記者団に「候補者の差し替えについては聞いていない。(県連の差し替え意向についても)ない」と断言した。
千葉伝県連幹事長は同日午前、「県連には相談も何もない。党本部に抗議を申し入れる」と反発。しかし数時間後には「抗議したいくらいの中身だということ」とトーンダウン。同日夕には「党本部筋から電話で『(公認見送りは)一切関知していない』と連絡を受け、状況が変わった。県連としては、これまで通り高橋氏でしっかり頑張るということだ」と話した。
一方、奥州市水沢区にある高橋氏の事務所では女性事務員が応対。「県内にいるとは思うが居場所は分からない」と話した。同市胆沢区の自宅にも不在で姿を見せることはなかった。後援会の安倍貞喜智会長は「報道で言われているような話はないと信じている」と困惑した様子だった。【念佛明奈、岸本桂司】
毎日新聞 2009年3月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090313ddlk03010062000c.html
2402
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/18(水) 08:14:24
公明党一転「春解散」封じへ 「敵失」後も支持率低迷で
2009年3月17日22時5分
「春解散」を求めてきた公明党が一転、先送りに軸足を移し始めた。敵失があっても内閣支持率は低迷し、「春解散」では惨敗必至との危機感が強まったためだ。7月の東京都議選との「ダブル選挙」には断固反対のため、9月の任期満了近くまでの大幅な先送りに期待が高まっている。
公明党は昨秋の「11月総選挙」が見送られた後、「春解散」に照準を合わせて麻生政権を我慢強く支えてきた。それだけに小沢民主党代表の秘書が逮捕されると「4月末解散、5月24日総選挙の可能性が出てきた」(閣僚経験者)と沸き立ち、09年度予算成立後、4月に追加経済対策のメニューを示した後の解散に期待が膨らんだ。
ところが、漆間巌官房副長官の失言に加えて自民党側に捜査が広がるとの報道も相次ぎ、反転攻勢の機運は急速にしぼんだ。報道各社の世論調査でも支持率は低迷し、ベテラン議員は「支持率がある程度回復し、そこそこの戦いができる確信を持てることが解散のメルクマールだが、株価が上がっても民意は劇的に反転するだろうか」。追加経済対策を示すだけでは支持率は上がらないという見方が党内の大勢だ。
そもそも「春解散」にこだわっていたのは、7月12日投開票の都議選と総選挙の重複を避けるため。支持母体の創価学会は5月の連休ごろから支持者を東京に集結させ、友人知人に支援を依頼する。総選挙と都議選の活動の山場が重なれば、勢力が分散しかねない。都議選で自民候補と戦いつつ、総選挙で選挙協力するのも困難で、「4月末解散・5月24日総選挙」が許されるギリギリのラインだ。
とはいえ、首相は解散時期について語らず、景気や支持率の動向次第でいつでも解散に踏み切る可能性を捨てていない。「春解散」を期待してきた党幹部も、今や「首相が破れかぶれ解散に打って出ることだけは絶対避けたい。総選挙で惨敗した流れで都議選を迎えれば目も当てられない」。別の幹部も「5〜6月に解散の動きがあれば必死に止める」と気をもむ。ただ解散権は首相が握るだけに「春解散」に備えた臨戦態勢は維持する方針だ。(山田明宏)
http://www.asahi.com/politics/update/0317/TKY200903170307.html
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