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【44衆】近畿

1片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/08/08(月) 16:26:04
44回衆院選近畿に関する

405片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 01:31:43
府議会:議長に岩見氏を選出 副議長は西村氏 /大阪
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/news/20070525ddlk27010550000c.html

 府議会は24日の本会議で、新議長に自民の岩見星光議員(49)=5期、大阪市西淀川区=、新副議長に公明の西村晴天議員(58)=5期、堺市南区=を選出した。正副議長は、政務調査費の使途基準などを策定する「政務調査費のあり方協議会」を同日、設置したことを明らかにした。一方、この日の本会議では議案17件が提案された。

 議長選には、自民と共産が立候補の意向を示していたが、共産は「最大会派から議長を出すのが筋」として取り下げた。副議長は民主、公明で調整。指名推薦で全会一致の決定となった。

 会見した岩見議長は政務調査費問題について、「各会派の意見を聞いて、しっかりした基準を作りたい」、西村副議長も「基準を細かく決めたい」と述べた。また、議会運営に関し、岩見議長は「議員提案条例など議会の存在感を高める方法を考えたい」と、議会の立案機能強化に取り組む考えを示した。一方、太田房江知事への姿勢では、「議会の円滑な運営に努めるが、個人的には是々非々で臨む」と語った。【堀川剛護】

毎日新聞 2007年5月25日

406片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 15:29:54
県議会議長に辻本氏、副に中野氏 奈良日日
http://www.naranichi.co.jp/news_contents.html?ID=801

 県議会の臨時議会が23日再開され、議長に最大会派・自民党の辻本黎士氏(71)=5期、葛城市区選出=を選出した。3年連続で自民党による候補者の一本化が不調に終わったことで、自民党保守派(主流)と新創NARA、公明党が結束し、自民党革新派(非主流)などが擁立した秋本登志嗣氏(58)=6期、五條市区選出=に競り勝った。副議長には自民党の中野雅史氏(53)=3期、大和郡山市区選出=が選出され、正副議長ともに自民党保守派が独占することになった。今回の混迷は同党にとって7月の参院選に少なからず影響を及ぼすとみられる。[05月25日]

>>>続きは本紙をご覧下さい

407片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 16:31:22
会期延長、8年ぶり徹夜…京都府議会、ようやく議長選出
2007年05月26日12時06分
http://www.asahi.com/politics/update/0526/OSK200705260018.html

 会派間の調整が難航して議長が決まらないとして議事が進行できず、本会議が連日、わずか1分程度で終わっていた京都府議会は、最終日の25日も議長を選べなかった。会期を延長して、26日早朝にやっと正副議長が決まった。同議会の正副議長らを選ぶ臨時議会は長引くのが慣例だが、徹夜は8年ぶりという。

 議長選挙の開票作業が終了したのは午前5時40分ごろ。「家元丈夫(たけお)君が議長に当選されました」。議長席でそう宣言したのは、78歳の最長老議員として21日の開会以来、ずっと臨時議長を務めてきた自民党の家元氏その人だった。

 会派構成は自民25人、民主15人、共産11人の順。組み合わせによっては自民以外からの議長も考えられた。常任委員会も一つ増やしたため、調整が難航していた。

 家元氏は午前7時20分過ぎから府庁で記者会見し、「府民に議会でのことを分かりやすく説明するため、一生懸命努力する」と抱負を述べた。選出に時間がかかったことを聞かれると「議員個人や各会派にそれぞれ思いがある。すり合わせていくには時間がかかる」と、歯切れが悪かった。

 会期の1日延長で、62人の議員には「費用弁償」として日額3000円を上乗せし、計18万6000円が支払われる。さらに徹夜で待機した職員の残業代や光熱費なども余分にかかる。「無駄とは思わないか」と問われた家元氏はひと言、「思いませんね」と答えた。

408片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 10:55:30
京都府会議長に家元氏選出へ
副議長は民主・北岡氏  京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007052600011&genre=A2&area=K00

 京都府議会は25日、新しい議長に家元丈夫府議(自民党)、副議長に北岡千はる府議(民主党)をそれぞれ選出する方針を決めた。

 自民党、民主党、公明党の知事与党3会派が協議し、両氏の選出で合意。保守系無所属会派の新政会と、京都創生フォーラムも同調している。野党の共産党は議長選で白票を投じ、副議長選では同党の松尾孝府議に投票する方針。

 5月臨時府議会は同日夜、人事などをめぐり紛糾し、26日まで会期を延長した。

 正副議長の任期は、申し合わせで2年。北岡氏が副議長に選出されれば、府議会の女性副議長は1977−79年の吉村久美子氏(共産党)以来、2人目となる。

 家元氏は1991年初当選。総務常任委員長、予算特別委員長、自民党府議団長を歴任した。5期目。福知山市天田。78歳。

 北岡氏は94年の府議補選で初当選。文教常任委員長を務めた。民主党府連副会長。5期目。京都市左京区岩倉長谷町。49歳。

409片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 20:39:31
紀州ジグザグ:廃棄物最終処分場建設計画が難航 説明会も反対の声大勢 /和歌山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20070527ddlk30040343000c.html

 ◇調査にも着手出来ず、2年以上遅れる見通し−−紀南地方11市町村

 みなべ町、田辺市、古座川町、新宮市、北山村など紀南地方11市町村から出る一般廃棄物、産業廃棄物の最終処分場建設計画が、候補地の絞り込みで難航している。事業を進める紀南環境整備公社(理事長、真砂充敏・田辺市長)は、説明会を開催して地域の協力を求めているが反応は厳しく、調査に入ることすらできていない。供用開始は、当初の予定から2年以上遅れる見通しだ。【吉野茂毅】

 計画は、地域内の廃棄物を適正に処理しようと、02年から協議が始まった。管理型の最終処分場で、埋め立て期間は2010年度から15年間、容量を計50万立方メートルと想定していた。

 候補地はまず、法令や条例で開発できない場所や紀南特有の自然環境、熊野古道など文化財を外す作業を経て31カ所の「候補地群」を選定。学識者や公募で選ばれた諮問機関の検討委員会が、専門家の助言を踏まえて行った。さらにここから06年4月、田辺市秋津川地区で2カ所、同市稲成町で1カ所、串本町高富地区で2カ所の計5カ所に絞り込んだ。現地調査などで1カ所に決める。

 今月17日、串本町役場古座分庁舎で、「串本町ごみ減量等推進審議会」「豊かな自然と住みよい環境を守る審議会」など、地元住民4団体(計28人)に対する公社側の第2回説明会が開かれ、15人が出席した。

 高富地区の2カ所は海から400〜800メートル内陸にあり、その海には世界最北とされるサンゴの群落が広がる。05年、日本を含め、約150カ国が批准するラムサール条約に登録された。

 説明会では「候補地は検討委員会が練り上げたもの。素直にとるべきで、調査を受け入れてはどうか。その結果、サンゴに影響があるようであれば建設地にしないのではないか」という意見があった。しかし、「選定評価のあり方に疑問がある。もう一度白紙に戻して調査、分析してほしい」「ラムサールの海の評価の方法が不適」「100万回聞いても不信感がある。日常生活の中で納得できるものであってほしい」など反対の声が大勢を占めた。

 また、田辺市の3候補地のうち、秋津川地区の2カ所は伏流水を飲み水にし、水田の多い農村地帯。集落によって温度差はあるが、公社は「調査反対の色合いが濃い」とみる。稲成町の候補地も、1キロほど西に1960年代から稼働中のごみ最終処分施設があり、住民の間には「調査くらいはいいが、やるなら5カ所一緒に」の消極論が定着している。

 候補地選定は当初、06年度で終える予定だった。公社は供用開始時期を、12年度中と先送り。だが、調査にも着手できない現状では、さらなる遅れも懸念される。

毎日新聞 2007年5月27日

410片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 10:06:02
「凍結」で区画整理も宙に
栗東新駅着工1年 いら立つ地権者ら
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007052700006&genre=A2&area=S00

 栗東市の新幹線新駅問題は、27日で着工から1年を迎える。起工式から間もない滋賀県知事選で「凍結」を公約した嘉田由紀子氏が当選して建設に急ブレーキがかかり、今や凍結状態になった。

 計画を凍結・中止するには、予定地周辺で進む土地区画整理事業が最大の課題になるが、県と栗東市の間で協議は始まる気配もない。地権者らは不安やいら立ちを隠せないでいる。

 昨年12月中旬、栗東市職員が同市蜂屋の兼業農家の男性(46)を訪ねてこう要請した。「来年も田植えをしてほしい」。男性は思わず声を荒らげた。「いいかげんにしろ。農業の段取りを分かっているのか」

 区画整理地内の水田約0・5ヘクタールは、別の0・5ヘクタールに続き、造成のための文化財調査に入る予定だった。それが新駅の行き詰まりで遅れるという。急ぎ苗の手配や土入れに走ったが、結局、営農組合に耕作を依頼した。

 同じ蜂屋の専業農家の男性(49)は、区画整理地内に先祖代々の水田0・6ヘクタールを耕作していたが、「将来のまちづくりのため」に事業に同意した。しかし、その将来が見えなくなっている。

 昨年7月の嘉田県政誕生後、民主党県連は早々と凍結に転換、自民党県連も今年4月の県議選大敗で方針転換した。この間に工事費に充てる栗東市の起債が大津地裁、大阪高裁で違法とされ、新駅への逆風となった。

 新駅予定地周辺の区画整理事業は、同市下鈎や蜂屋など4地区約50ヘクタールに及び、地権者は238人にのぼる。すでに仮換地も終えている。公共用地などに土地を提供する減歩は平均約3割だが、新駅に近い所は地価上昇が見込まれるため5割を超えている。新駅計画がなくなると減歩の根拠がなくなり、事業の大幅見直しが必至となる。

 栗東市の国松正一市長は「区画整理は駅と一体の事業。凍結なら県が全責任を負うべきだ」と、主張する。区画整理はJR東海が示した新駅設置の条件で、認可者は県知事との理由からだ。

 これに対し嘉田知事は「区画整理は市の事業」と繰り返し、新駅に替わる地域振興策に触れるものの、具体策となると歯切れは悪い。両者の議論は空転を続けている。

 「市側から収束宣言するのは困難」。自民党県連が嘉田県政支持を正式決定した翌日の今月14日、国松市長は市議会委員会でこう漏らした。市は土地の先行取得だけで112億円をつぎこみ、多くの地権者もいる。

 ある推進派市議は「県が金額面も含め一定の責任を負わないと市民の手前、凍結は受け入れられない」と、打ち明ける。

 新駅問題は、県と栗東市、周辺5市などでつくる駅設置促進協議会で協議してきた。JR東海との約束で今年10月末が最終的な協議期限となる。しかし、促進協正副会長会議会は3月末から2カ月近く開かれておらず、6月に予定する総会の日程も決まっていない。

 「自分の土地でありながら、利用できない状態が続いている。これからどうなるのか」。今年、営農組合に耕作を頼んだ同市蜂屋の兼業農家は不安を募らせる。

 ■栗東市の新幹線新駅問題をめぐるこの1年の動き

 <06年>

 5月 栗東市下鈎で新駅工事に着工

 7月 滋賀県知事選で新駅凍結を公約した嘉田由紀子氏が当選

  〃 民主党県連幹事会が新駅推進から凍結に方針転換を決定

 9月 大津地裁が栗東市に起債差し止めを命じる

 10月 栗東市長選で新駅推進を公約した国松正一市長が再選

  〃 県が経済波及効果を再検証。従来予測を大幅に下回る

  〃 促進協正副会長会議が「07年3月末までに結論」で合意

 12月 予定地周辺の用地先行取得で、栗東市議会が百条委設置

  〃 地権者や地元自治会長らが「新幹線のぞみの会」結成

 <07年>

 1月 正副会長会議でJR東海への工事費削減要請を決定

  〃 嘉田知事と国松市長がJR東海を訪問。JRは工事費削減を拒否、地元協議期限の10月末までの延長には同意

 3月 起債訴訟で大阪高裁が栗東市の控訴を棄却。市は上告

  〃 栗東市議会が新駅関連費を減額した予算修正案を可決

  〃 栗東市長の再議手続きで、市議会が修正前の予算を可決

 4月 県議選で新駅推進方針の自民党が過半数割れ

  〃 栗東市議選で新駅推進派が過半数を獲得

 5月 自民党県連が新駅凍結を支持する政調活動方針を承認

411片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/31(木) 10:35:23
目片大津市長、驚異的な回復  産経滋賀
http://www.sankei.co.jp/chiho/shiga/070531/shg070531002.htm

 脳の血流障害の可能性があるとして3月下旬に入院し、今月10日に公務復帰を果たした大津市の目片信市長が急速な回復をみせ、周囲を驚かせている。復帰当初に使っていた杖(つえ)も今は必要なくなり、公務時間も次第に増え、「責務を全うしたい」と意気軒高。「奇跡的な生還」(関係者)ともいわれる回復の裏には、倒れた場所に偶然、市民病院の医師らが居合わせたという幸運もあった。(有川真理)

 「大変や」「救急車を早く」

 目片市長が倒れたのは3月23日、同市のホテルで開かれた自治連合会の懇親会の席上だった。会の終盤、参加者全員が輪になって「琵琶湖周航の歌」を歌っていたとき、突然、フロアの絨毯(じゅうたん)に後ろ向きに倒れ、いびきをかき出した。

 駆け寄る参加者、救急車を呼びに外に飛び出す市の職員。会場は騒然となった。そのとき容体を診たのが、大津市民病院の医師らだった。同じホテルの別の部屋で懇親会を開いていたところ、知らせを受けて駆け付けたのだ。市長の様子を気遣う関係者らに「動かしてはいけない」と注意し、救急車がくるまで見守った。「あのとき、医師らが適切な処置をしてくれなかったら…」。市の関係者らは偶然の幸運に感謝する。

 目片市長は市民病院に入院当初、ろれつが回らなかったり、左手にマヒがあるなど、「重症の様子」(市幹部)だった。しかし治療の結果、次第に元気になり、一般病棟に移ると、見舞いに訪れた市の幹部らに統一地方選の動向を尋ねたり、仕事の指示をメモにして渡すなどした。

 退院は今月7日。そのわずか3日後に公務に復帰した。「回復力は驚異的。一般の人の半分の期間で退院された。これが政治家の意欲なのかもしれない」と医師も驚くほど。医師が杖を取り上げるまで歩行訓練を続けるなど、リハビリ中から並々ならぬ復帰への熱意を見せていたという。

 「倒れてから、健康についての意識が変わった」と話す目片市長。1日2箱吸っていたタバコをやめ、禁酒も宣言。食事は野菜類を中心とし、1日1800カロリー以内に抑え、リハビリをかねた早朝の散歩も続けている。

 職員の健康にも気をつかい、「健康なときにこそ、健康診断を受けるように」と庁内放送で呼びかけ、幹部会議でも健康管理の大切さを話したという。

 「私の存在が認められるのは、公務以外にない」。目片市長は力を込めていう。ただ、現在も投薬や定期的な検診は続けており、「無理せず、くれぐれも慎重に」と周囲は気遣いをみせる。

(2007/05/31 03:38)

412片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/03(日) 09:57:21
自民党枚方 支部長代行の適格性検討へ
 揺れる役選が示す紛糾と内部事情 大阪河北新聞
http://www.ne.jp/asahi/kahoku/shinbun/2007/070601.htm#1-2

 自民党枚方支部(井協ノブ子・支部長代行=衆院議員)では統一地方選後に支
部役選を協議するとしていたが、今回の市議選でトップ当選を果たした出来成元
議員(党副支部長)がこの約束に基づき、このほど「ぼちぼち支部長の件を協
議したい」と発言し同市議の動きが注目されている。
 自民枚方支部は現在、出来副支部長以下、藤崎三郎幹事長、岡市半三最高顧問
(元市議)、千葉清司顧問(市議)、石川盛仁総務会長、船岡恭男組織部長、加
地礼子婦人部長等と、そのほとんどが出来市議派とも言われているだけに、井協
支部長代行解任の声も出始めているようだ。
 井脇氏は昨年6月、支部長代行に就任後、自民党支部の規約を破り独自で「支
部役員を決定した」として、出来副支部長等に文書で現役員の解任と新役員の
名前を通知した。ところが「この決定は現職支部役員会に諮らず井脇支部長代行
が一方的に決めたことだ」として、出来市議等が即座に役員連名で「新支部役員
決定は所定の手続きを踏まず無効だ」と猛反発。同党府連本部に異議を申し立
て、結局井協支部長代行の決定した新役員は無効となり、出来市議等支部執行部
は辞任することなく現在に至っている。
府議候補公認でも不可解な動き
 こうしたいきさつに加え井協支部長代行は、支部役員の反発に懲りず今度はこ
の4月の府議会議員選挙に当たり、2人の候補者が出馬の名乗りを上げているに
も関わらず「党公認は支部長代行の推薦とする」という権限を駆使して、小川ま
すみ氏(弁護士=前党枚方支部長)から公認申請が出されていた書類を府連本部
に上げず却下。その結果、初田豊三郎氏だけが府議選に当たり党公認候補とな
り、その恩恵を受けて当選したことは耳新しい。出来市議等は「支部振興の必要
がある」として、府議選には自民党から2人出馬させ自民党票の握り起こしに邁
進中だった。

413片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/03(日) 10:13:23
公認あれば当選 小川候補の無念
 こうした中で井脇支部長代行が『初田氏1人推薦』という行動に出て、結果と
して公認のなかった小川氏は落選。しかし、小川氏の約1万3干票余の得票は結
果論とはいえ、党公認があれば市内で5万票はあるとされている自民票の掘り起
こしも実現し、小川候補を推した出来市議の5千5百票余の得票を考えると小川
氏は当選した可能性も強い――という声が現在、高まっている(初田府議=1万
9千票余)。
 このため「井脇支部長代行はなぜ、2人立てれば党振興に繋がるということを
念頭に入れず、1人しか公認しなかったのか。自民票をまとめると市長選も党単
独で闘えるポテンシャルも秘めているのに…」という残念がる声も浮上、府議選
前の井脇支部長代行の判断に誤りはなかったか――問う声も出ている。こうした
中で、出来市議の「そろそろ支部長の件を」発言となったことから、注目される
原因となっているようだ。
 そればかりではない。出来市議等はこうした不可解な『公認』経過を含め、初
田府議が選挙期間中に「事実無根のことを指摘し名誉を傷つけた」(河北新聞5
月1日号既報)として、初田府議を大阪地検特捜部に告訴している。
解明どうなる 1億6000万円の流れ
 この告訴事件は刑事事件として取り調べられることから、場合によっては捜査
の中で『竹中工務店』が受注した枚方市公共事業絡みの工事に関連し、初田府議
グループに裏金約1億6千万円を出しているとされている(大阪高裁で竹中工務
店の出金は認定される=4月18日判決)ことから、同工務店にも捜査が及ぶ可能
性も出ている。
 一方、初田府議も選挙期間中に出来市議等が「事実無根のことを地方紙(本社
枚方市外)に書かせた」として大阪地裁に『名誉毀損で提訴』しているが、同府
議の提訴は民事事件としての対応だけに「なぜ、より一段強い刑事事件にしなか
ったのか」という疑問も出ているようだ。自民党員同士のこうした争いを終熄さ
せるだけの政治力を発揮することなく、火に油を注ぐ風の井協支部長代行に対し
政治家としてあるいは支部長代行として、適格性が問われるのは当然だ(党員)
という声は強い。また「自らが責任とする党内のトラブルを他所に、政治とは無
関係のようなテレビ番組に出て、馬鹿話をする支部責任者など、およそ聞いたこ
とがない」(党員)等という批判も強まっている。
 争いが続けば、最終的には支部長代行の井脇衆院議員、初田、出来両議員の次
の選挙まで持ち越し、そこで最終決着となる可能性も――。
岡市元市議の影
 出来市議の後陣には、岡市半三・元市議の存在も無視出来ず、場合によっては
「初田府議が詫びを入れるなら和解しても良いのではないか」とする意見も出来
市議の許に寄せられていると言うが、出来市議は別件で初田府議をまた刑事、民
事の両面で訴える動きがある――という情報もあり、事態は流動的だ。とはいえ
「府下でも政治家としての肩書を最大限に活用出来る稀有な実力政治家」と言わ
れる出来市議が、府議とはいえ自分より遥かに政治後輩に当たる初田府議を手中
にして軍門に下らせることが出来ないまま推移すれば、引退した岡沢前府議が
前面に出て初田府議の擁護に回ることも考えられ、事態は余談を許さぬ雲行き
だ。しかし『如意棒(市議の肩書)を持った孫悟空』こと出来市議は「最早や政
治家引退し府議としての肩書を失った岡沢氏は敵ではない」とする見方もあり、
初田府議が出来市議の軍門に下る時期は意外に早まるかも知れない(関係者)。

414片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/07(木) 09:07:20
自民県議選敗因を総括
県議会、代表質問対話は「与党」アピール 讀賣滋賀

 県議会は6日、代表質問があり、4月の県議選で過半数割れした「自民党・湖翔クラブ」が敗因を総括する一方、嘉田知事支持を訴える「対話の会・びわこねっと」は初の“ひのき舞台”に臨んだ。

 同クラブの蔦田恵子県議は「嘉田知事に対する抵抗勢力としてとらえられた」と敗因を分析し、「県民の思いと何が食い違っていたのかをもう一度問い直し、今後の会派運営に生かさなければならない」とした。一方で、嘉田知事との今後の関係について「主張するべきはしっかり主張する」と、是々非々で臨む方針を強調した。

 一方、対話の会からは、新人の清水鉄次県議が冒頭、「私たちは『もったいない』を生かす県政の発展のため活動する地域会派」とアピール。「課せられた責務は重大で、嘉田マニフェスト実現のため全力で取り組む」と、「嘉田与党」としての意気込みを示した。

 新駅問題や行財政改革、医療政策など7項目について県側の対応などをただし、嘉田知事が凍結の公約を撤回しているダム問題では、説明不足を指摘する一幕もあった。

(2007年6月7日 読売新聞)

415片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/07(木) 10:18:01
目片大津市長が再び喫煙
「ふかしただけ」と反論 滋賀
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007060600171&genre=A2&area=S10

 病気療養から公務に復帰し、「禁煙宣言」した大津市の目片信市長が、たばこを吸う姿を目撃され、市職員らが「体は大丈夫だろうか」と気をもんでいる。ヘビースモーカーだった市長にとっては初めての禁煙。目片市長は「ちょっとふかした程度で、禁煙は励行していく」と、している。

 目片市長は3月下旬に市内で倒れ、脳内の血流障害の疑いがあると診断され、入院治療を続け、5月10日に公務に復帰した。医師の助言を受け、これまで数10年間、1日40−60本吸っていたたばこをやめ、断酒もすることを、市議会や復帰会見で誓った。職員にも庁内放送で健康に注意するよう呼びかけていた。

 ところが、複数の職員によると、目片市長は5月末ごろから、庁内でたばこを吸う姿が目撃されている。市長は「来客の合間などに、たまたまふーっとふかしただけ。従来のようなペースで吸うのとはまったく違うし、喫煙を始めたわけではない」と反論する。

 公務に復帰し、10日で1カ月になる。職員の間では「それだけ元気になったということならいいが」と話す一方で、「元気になってから間もないし、最低でも半年は我慢してほしい」と、心配している。

416とはずがたり:2007/06/07(木) 10:28:40
>>415
笑。ガキの言い訳じゃないんだから>ふかしただけ

417片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/08(金) 12:30:10
効果ある振興策を/新幹線新駅凍結問題
2007年06月08日 朝日滋賀
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000706080003

【栗東市長、知事に要求】


 「駅と同等以上の経済波及効果のある地域振興策を」――。新幹線新駅の事業中止が確実視される中、国松正一・栗東市長が7日、駅に代わる地域振興策を示すよう嘉田由紀子知事に求めた。一方の嘉田知事は「凍結前提の議論を始めるのですね」と何度も確認。「凍結後」に向けたトップ会談の議論は今後、振興策の中身を焦点に、新駅設置促進協議会の場に引き継がれることになる。


 会談は県庁知事室で報道陣に公開され、40分以上に及んだ。


 「凍結・中止となれば県の責任。新駅に代わる地域振興策を出してほしい」。国松市長はそう切り出した。県が昨年、再検証した開業10年後の経済波及効果は年1600億円。この効果と同等以上の代替案を県の責任で出すよう求めた。


 「凍結を前提とした議論の舞台につけるのですか」。何度も繰り返す嘉田知事に、国松市長は「凍結容認ではないが、局面は変わった。振興策を出してもらわなければ推進か凍結か議論できない」と回答。凍結後について話し合う意向を初めて明らかにした。


 県は1月、促進協議会の正副会長会議に向け、地域振興策を準備した。アウトレットモールやシネコン、企業の研究所誘致などが盛られていたが、事前協議で栗東市と関係市などが「満足するような内容ではない」と拒否し、公表されなかった経緯がある。国松市長は「もっと精査した振興策を出してほしい」と訴えた。


 これに対し、嘉田知事は厳しい県財政や県民の判断などを理由に、新駅凍結の姿勢を主張。「事業には効果もあればリスクもある」と述べ、公表された経済波及効果が限定される可能性を示唆。栗東市の財政計画についても疑問を指摘した。


 合意したのは、知事が近く建設予定地の地権者と会うこと▽正副会長会議を早急に開催することの2点。会談後、地域振興策について嘉田知事は「(栗東市の考えと)まだずれがある」と述べ、国松市長は「議論がかみ合っていなかった」と上気した表情で話した。


【新幹線基金取り崩す】
【06年度 予算に9819万円繰り入れ】


 栗東市は7日、新幹線新駅の建設のために積み立ててきた基金35億1791万円のうち、9819万円を取り崩し、06年度の一般会計に繰り入れたと発表した。基金の取り崩しは初めて。


 基金を充当したのは、市道拡幅工事の名目で新幹線を迂回(うかい)させる仮線の工事費として起債しようとした06年度分の3580万円など。県が起債に同意しないため、市は起債を断念していた。

418片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/12(火) 23:37:23
県議会:自民、単独過半数に及ばず 県当局との交渉にも影響 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070612ddlk28010014000c.html

 県議の新任期が11日にスタートし、各会派の構成が確定した。定数92のうち、最大会派の自民党議員団は45人にとどまり、会派結成以来初めて、任期開始時の勢力が半数を割った。第2会派の民主党・県民連合は選挙前より2人多い21人で、正副議長選に独自候補の擁立を決めた。自民は多数派工作を続けるが、単独過半数を確保できないままなら、県当局との交渉などにも影響を与えそうだ。【竹内良和、川口裕之】

 自民は今年4月の県議選で現職議長が落選するなど苦戦し、公認・推薦で38議席にとどまった。選挙後、自民系候補と争った無所属の当選者までも会派に取り込み、何とか選挙前と同数を確保したが、目標の単独過半数には及ばなかった。

 自民の重鎮議員で構成し、執行部の意思決定に影響力を持つ総務会は、13人のメンバーのうち、5人が引退や落選した。ある県幹部は「人事案や重要施策の根回しを自民の誰にすればいいのか、見極めなければならない」と困惑する。

 一方、民主は15日の定例県議会初日にある正副議長選で、独自候補を擁立する。これまで正副議長は自民が独占してきたが、芝野照久・幹事長は「過半数を割った自民が独占するのはおかしい。民主的な議会運営をすべき」と主張する。

 これに対し、公明党・県民会議は正副議長選での態度を明確にしていない。ある幹部は「自民だけで議会が回っているわけでない。民主との連携もある」と自民をけん制する。

 共産党議員団は5議席に減り、単独での議案提出ができなくなった。新会派・みどりの風は県議の政務調査費の使途を追及してきた市民オンブズマン出身の丸尾牧氏ら2人で構成。県民クラブは保守系2人が結成した。残る無所属4人の中には旧黒田庄町の最後の町長、東野敏弘氏らが含まれている。

〔神戸版〕

毎日新聞 2007年6月12日

419片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/15(金) 01:26:48
もったいない県政:攻防 新駅問題 代替案要請に違和感−−栗東市主張に知事 /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20070614ddlk25010346000c.html

 ◇地域振興策で対立

 新幹線新駅(栗東市)が凍結・中止となった場合に国松正一市長が「新駅と同等以上の経済波及効果を持つ地域振興策」を求めている問題で、嘉田由紀子知事は13日、「違和感を感じている」と述べた。この日の県議会で、九里学議員(民主・県民ネットワーク)の質問に答えた。7日の知事・市長会談に続き、振興策に対する認識の溝が一層深まった形だが、知事は今月中に予定地の地権者と面談する意向も表明し、行方が注目される。【服部正法、蒔田備憲】

 同会談では、国松市長が「新駅と同等以上の経済効果を持つ振興策を早急に示すべき」と知事に迫り、知事が「新駅を建設しても市の財政が破たんしない証明を」と応酬した経緯がある。

 これを受け、この日の一般質問で森茂樹議員(共産)が「法的に県が(新駅の)代替案を出さなければならない根拠はないのでは」と問い、知事は「法的に義務はない」と答弁。九里議員が地域振興策の具体的対応を問うと、知事は「栗東市が主張している意味での振興策は想定していない」「(経済波及効果は)多くの不確実性が伴う」と説明した。

 そのうえで「私が『凍結』方針を掲げたのは、厳しい財政状況などから、将来にわたり県民の財政負担を軽減し、『凍結』を選択することが県民の利益になると考えたためだ。新駅より経済効果が期待できる代替案があるから『凍結』を主張してきたわけではない」と強調した。

毎日新聞 2007年6月14日

420片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/16(土) 10:27:33
生駒市議会特別委 報告事案を“否決”
高山ニュータウン開発縮小「了承は不要」市長反発 讀賣奈良

 生駒市議会で15日に開かれた北部地域開発特別委員会(8人)で、市の報告事案に対し、委員会が採決を取るという異例の事態が起きた。委員会が「重要案件」と判断したためで、結果は法的拘束力がない“否決”。山下真市長は「反対されたが、今後の市の方針に影響するものではない」としているが、委員会が一時、中断するなど紛糾。汚職事件などからの信頼回復を目指す、市側と議会の関係に、しこりが残る形になった。

 再開後、福中委員長は「法的拘束力はない」と前置きした上で、まず報告内容を「聞き置く」ことへの賛否を取り、賛成2で否決。了承するかの採決に移り、「了承」はゼロだった。

 終了後、福中委員長は「高山第2工区は市の重要案件で、議会として意思表示しておいた方がいいと思った」と説明。西口広信委員は「市の発展のため、もっと積極的に協力すべきと思って反対した」とした。角田晃一委員は「賛成するつもりが、訳がわからない間に終わってしまった」と困惑していた。

(2007年6月16日 読売新聞)

421片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/16(土) 14:19:30
県会議長に山口氏 過半数割れ自民、「正副」を死守
2007/06/15  兵庫
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000387392.shtml

 兵庫県議会で最大会派の自民党議員団が過半数割れした中、十五日午前、改選後初の本会議が開かれ、第百十代議長に同議員団の山口信行氏(64)=旧龍野市選挙区、第百十五代副議長にも同議員団の小林喜文氏(63)=豊岡市選挙区=を選んだ。

 県会(定数九二)の正副議長は、これまで過半数を握っていた自民が独占してきた。しかし今期、同議員団は四十五人で、任期開始時点では初めて過半数を割った。このため、他会派から「自民単独で可決できなくなったのだから、安定した議会運営のために第二会派から副議長を」と求める声が強まっていた。

 議長選の投票結果は、山口氏が八十六票、共産党議員団の都築研二氏(60)=西宮市選挙区=が五票、無効一票だった。

 副議長選では、第二会派の民主党・県民連合が岡康栄氏(71)=川西市・川辺郡選挙区=を擁立。公明党・県民会議、共産党議員団が民主に協力したとみられ、自民は無所属議員の票を取り込むなど、多数派工作を繰り広げた結果、小林氏四十七票、岡氏四十五票となり、わずか二票差で自民が副議長ポストも死守した。

 山口氏は五期目。県議団幹事長や県監査委員などを歴任。一九七八年には父の故義信氏も県会議長に就いており、県会で二組目の親子議長となった。

 小林氏は三期目。県議団副幹事長、健康生活常任委員長などを歴任した。

422片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/17(日) 01:12:56
県議会:副議長選、2票差で自民守る 小林氏選出、議長は山口氏 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070616ddlk28010151000c.html

 県議選後初の県議会(定数92)が15日開会し、議長に山口信行氏(64)=自民党議員団・龍野市選出、副議長に小林喜文氏(63)=同・豊岡市選出=が選ばれた。最大会派・自民の過半数割れを背景に、副議長選では第2会派の民主党・県民連合が独自候補を擁立。公明党・県民会議や共産党議員団が相乗りしたため、小林氏にわずか2票差までに迫った。

 自民は今回、任期開始時の勢力が初めて半数を割り、45人にとどまった。このため、これまで正副議長を独占してきた自民に対し、他会派から「単独過半数を取れない自民が独占するのはおかしい。副議長は他会派に譲るべきだ」との意見が上がっていた。

 当初、民主は議長選への候補擁立も決め、他会派などへの多数派工作を進めていた。だが公明や一部の無所属議員らは、副議長選だけに擁立を絞ることを条件に、協力する意向を示したため、本会議前に急きょ、議長候補の擁立は取りやめた。

 無記名投票の結果、議長選は、▽山口氏86票▽都築研二氏(共産)5票▽無効1票。副議長選は▽小林氏47票▽岡康栄氏(民主)45票。副議長選では自民に無所属2人が同調したとみられる。

 山口氏は87年に初当選し、現在5期目。文教常任委員長、党議員団幹事長などを歴任した。父義信氏も78〜79年に議長を務めた。小林氏は01年に初当選し、現在3期目。党議員団副幹事長、健康生活常任委員長などを歴任した。【竹内良和】

〔神戸版〕

毎日新聞 2007年6月16日

423片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/22(金) 09:27:51
神戸市議会:議長、民主から2代連続 西区・前島氏を選出−−汚職事件の影響 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070621ddlk28010575000c.html

 ◇自民擁立見送る 副議長には自民・岡島氏

 神戸市議会の6月定例会が20日開会し、正副議長選では議長に7期目の前島浩一氏(60)=民主党、西区選出、副議長に5期目の岡島亮介氏(64)=自民党、同=が選ばれた。議長選では、元神戸市議による汚職事件の影響で、自民は昨年も候補擁立を見送っており、2代続けて民主から議長が選ばれた。正副議長は同市議会の慣例で1年で交代している。

 議長選を巡っては、市議会の与党3会派のうち、自民が候補擁立の意向を示していたが、昨年の汚職事件を受け、民主、公明が自民候補を推すことに難色を示し、さらに、民主も候補を擁立する方針だったため調整が難航していた。自民が、最終的に事件の影響や会派内での意見調整を進めて擁立を見送った。

 前島氏は「昨年の事件を踏まえ、もっと開かれた議会にしなければならない。議会の制度や仕組みを市民に分かりやすく説明していきたい」と抱負を述べた。岡島氏も「コンプライアンス条例を順守しながら、市民の期待する議会運営をしていきたい」と述べた。

 26日の本会議で、今年度の一般会計補正予算案などが提案される予定。【内田幸一】

〔神戸版〕

毎日新聞 2007年6月21日

424片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/22(金) 11:17:19
共産監査委を見送り
滋賀県議会、自民系など3会派反対  滋賀
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007062100186&genre=A2&area=S00

 滋賀県議会の6月定例会は21日の最終本会議で、空席だった県監査委員2人のうち1人に共産党県議を充てる議案に自民党系など3会派が反対し、同意が見送られた。監査委員の選任議案が認められなかったのは初めてで、4月の県議選で各会派の勢力が拮抗状態となったのを象徴する結果となった。

 共産党県議団の森茂樹県議の選任同意には、自民党・湖翔クラブの吉田清一県議が反対討論に立ち、「補正予算案に反対する共産党県議を推薦するよう嘉田由紀子知事に進言した議長の判断は、理解に苦しむ」と指摘。各会派の同意を得ないまま森県議を推薦した出原逸三議長を批判した。

 また、5月の臨時議会で、民主党・県民ネットワークと共産党県議団など3会派が、議長選出に際して連携したことについて「その見返りが監査委員ポストの提供であるなら、数の論理で何でもできるという議会運営の私物化だ」と述べた。

 これに対して、共産党県議団の西川仁県議は賛成討論で「補正予算に反対したからというのは、(選任に反対する)根拠にならない」と反論したが、採決の結果、賛成少数で同意されなかった。

 もう1人の青木愛子県議(民主党・県民ネットワーク)の選任は、全員一致で同意された。

 この後、残る1人をめぐって各会派の調整が難航した。議会運営委員会で自民党・湖翔クラブが、嘉田知事が速やかに決めるよう出原議長に要請したことを理由に「知事の要請を重く受け止めるべき」と主張したため、深夜まで協議を続け、会期の1日延長を決めた。

 監査委員の選出をめぐっては、5月の臨時議会でも自民党・湖翔クラブが共産党県議の選任に反発し、会期を1日延長したが決まらなかった。

425片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/23(土) 10:37:24
監査委員 民主・中沢県議で決着 讀賣滋賀

 県議会は22日、空席となっていた監査委員に「民主党・県民ネットワーク」の中沢啓子県議を任命する人事案に、全会一致で同意し、閉会した。当初は共産党県議団の森茂樹県議を任命するとした人事案が提出されていたが、最大会派の「自民党・湖翔クラブ」などの強い反対に遭って否決。同県議団がポスト獲得を断念することで決着した。

 21日の県議会では、森県議の任命案に対し、同クラブ、公明党、湖政会の3会派が、「議長ポストと監査委員を取引する約束があったのでは」などと批判し、否決した。その後も会派間の調整が難航して結論が出なかった。

 この影響で、同日の県議会は午後11時過ぎまでずれ込み、会期を1日延長。22日には、予定されていた嘉田知事と安森智司・県警本部長の定例記者会見が中止になるなど、会派間の“人事抗争”に、県庁や県警本部は振り回された形となった。

(2007年6月23日 読売新聞)

426片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/23(土) 10:39:48
仁坂知事半年 経済振興 成果まだ
企業誘致1件だけ 讀賣和歌山

 仁坂知事の就任から半年が過ぎた。昨秋の官製談合事件を受け、再発防止策に関しては、入札制度改革や不正行為を調査する監察査察制度などの仕組みづくりが進む。一方、選挙公約で前面に押し出していた、企業誘致などの「経済振興」では、まだ具体的な成果がみえてこない。

 仁坂知事が就任後に行った企業へのトップセールスは、前知事よりも頻繁だ。東京や大阪に出張する際は必ずスケジュールを調整し、企業のトップと会う機会を設けているという。足を運んだ企業は、家電メーカーやバイオ関連など幅広い。

 それでも、企業立地課によると、半年間で誘致に成功したのは、橋本市内での工場開設を決めた粘着加工業「アトラック」(大阪府大東市)の1件だけ。同課では、道路網の未整備に塩害や津波の心配がない内陸用地の不足、技術や知識を持つ県内の人材の少なさ……と、ハード、ソフト両面で県が抱える課題が、誘致を難しくしているとみる。

 そこで、約3億円をかけて都市再生機構が所有する橋本市内の施設用地を企業用地として整備したり、県企業立地促進資金貸付制度の上限を2億円から25億円に引き上げたりと、様々な策を講じてはいる。だが、いずれも決定策とは言い難い。

 仁坂知事にも、その自覚はある。18日の定例記者会見で就任半年を振り返り、「県内の賃金はまだ下がっているし、これで暮らしが安心というところまで、できていない。〈和歌山を良くする〉という点についてはまだまだだ」。

 これまで仁坂知事に寄せられたメールなどの意見は、13日現在で603件。前知事の1年分に匹敵するという量は、県政に対する県民の期待の表れでもある。

(2007年6月23日 読売新聞)

427片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/23(土) 13:55:19
もったいない県政:攻防 県議会、共産議員の監査委員否決 /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20070622ddlk25010575000c.html

 ◇自民反発、選任議案に不同意

 県議会は21日、嘉田由紀子知事が提案した監査委員2人の選任議案のうち、共産議員の同意を否決した。非自民3会派は戦後初の非自民議長の誕生に続き、共産による監査委員獲得を狙ったが、最大会派「自民党・湖翔クラブ」(19人)が反発した。新たな人選をどう進めるかでも紛糾し、議会の空転は夜半まで続いた。【服部正法、蒔田備憲】

 監査委員は4人で、条例で有識者2人、議員2人と定め、今回は議会選出委員のみ代わる。

 関係者などによると、「民主党・県民ネットワーク」(16人)▽「対話の会・びわこねっと」(5人)▽共産県議団(3人)−−の非自民3派は当初、自民と共産が監査委員を分け合うことを目指したが、自民が反発。19日に出原逸三議長が民主、共産1人ずつの調停案を示し、20日に知事に推薦案を送った。

 これを受け、知事は青木愛子(民主・県民ネット)、森茂樹(共産)両議員の選任同意議案を提出したが、自民・湖翔クラブが「第1会派から議長を出すのが憲政の常道。(共産への)見返りが監査委員ポストだとすれば、数の論理で何でもできるという私物化だ」などと反対討論。さらに「知事提案に大変心苦しい思いではあるが」と、知事への反対ではないことを釈明した。

 結局、採決では青木議員の選任は全会一致で同意し、森議員は賛成21対反対23で否決された。

毎日新聞 2007年6月22日

428片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/25(月) 09:46:14
市長と一転歩み寄り/生駒市議会
2007年06月22日 朝日奈良
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000706220003

  ◆法令順守条例可決/ヤジなく空気がらり


 生駒市議会6月定例会は21日閉会し、職員への不正な口利きや働きかけを防止するための法令順守(コンプライアンス)推進条例案を全会一致で可決した。3月定例会では、ほぼ同じ条例案が反対多数で否決。この間、市議選で山下真市長派が議席を伸ばした半面、反市長派は過半数を割り、中心的存在だった酒井隆元議長は公園用地取得を巡る汚職事件で逮捕、起訴された。議事進行中、市長へのヤジはなくなり、市長も議会側へ歩み寄りを見せるなど雰囲気はがらりと変わった。
 (棟形祐水)


 3月定例会では、議員からの要望や苦情を職員が記録し市長に提出するという条文に、「議員の行動を職員が市長に報告するのはおかしい」などと酒井元議長らが反発した。今回再提案された条例案は、職員が不正を告発する先として設置される外部委員会の役割に通報者の保護を加えた以外、中身はほとんど同じだった。


 ある市議は、「反対に回った議員の中には条例案に賛成の人もいた。でも、会派内では酒井さんに逆らえない雰囲気があったし、市長への感情的な反発が先行してしまった」と明かす。


 今回は建設的な議論も戦わされた。14日の企画総務委員会では、外部委員会のメンバーを市長が選ぶことに「不正な口利き防止の対象者は議員だけでなく市長も含まれるはずだ」と一部議員が反発。これに山下市長は、「合理的な指摘だ」としてメンバー選任に議会の同意が必要とする修正を加えた。


 前回は条例案反対に回り、今回は賛成した保守系議員の一人は閉会後、「市長が一部修正の姿勢を見せてくれたので」と理由を話した。山下市長は、「スムーズな議会運営ができるようになり、市政への市民の理解が得られるようになるだろう」と述べた。

429片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/27(水) 01:55:02
もったいない県政:攻防 公共事業「勇気ある撤退が必要」 知事、理解願う /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20070626ddlk25010443000c.html

 ◇ダムや新駅、地元の理解願う

 昨年7月2日に初当選し、同月20日の就任から間もなく1年となるのを前に、県公館で25日、特別会見をした嘉田由紀子知事。「1年というより何年も前だったような、また昨日だったような気がする」と“激動”の1年を振り返り、嘉田県政を60〜70点と自己採点。2年目の抱負は「大型公共事業や派手なイベントを極力避け、生活・暮らしを支える視点から仕事に取り組んでいきたい」と意気込みを語った。

 来月12日公示の参院選の時期を避けるため、早めの会見となった。

 嘉田知事は財政再建のため、予算を切り詰め、個別の施策・事業ごとに根本的に必要性を問い、「ゼロベースで」見直す意向を明らかにした。

 就任直後の議会に傍聴者が詰めかけ、市民から励ましを受けたことを印象深く振り返る一方、苦しかった場面は「たくさんある。国や県の犠牲になった人から、行政の継続性を言われることがつらい。苦しいが、勇気ある撤退が公共事業に必要」と言い切った。そのうえで「影響を受けたダムや新幹線新駅の地元の人に理解してもらえたら、というのが切なる願い。また、理解してもらえるようしたい」と語った。【服部正法、蒔田備憲】

毎日新聞 2007年6月26日

430片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/30(土) 21:35:21
「凍結」の現場から:嘉田県政1年/上 新幹線新駅事業 /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20070630ddlk25010164000c.html

 ◇見つからぬ打開策−動きないまま1年、窮地に立つ栗東市

 雑草が生えた田んぼや建設途中の道路……。数カ月ぶりに栗東市の新幹線新駅建設予定地を訪ねた。昨年の知事選以来、風景は何一つ変わらぬまま、「新幹線仮称南びわ湖駅2012開業」の看板がひっそりと立つ。栗東市は昨年度に新駅周辺の区画整理事業用地で行う予定だった道路工事などの契約をすべて解除。栗東市と周辺市と県がJRに支出した負担金も清算され、新駅事業は“風前の灯(ともしび)”だ。

 嘉田知事は当選後、新駅は「限りなく中止に近い凍結」と説明した。ただ、就任後の知事の姿勢は必ずしも新駅「凍結」にストレートに向かうものではなかった。昨年10月、知事や国松正一・栗東市長、周辺市長らで構成する新駅設置促進協(会長・嘉田知事)の正副会長会議で、推進か凍結かの結論を出す期限を今年3月末まで先送りし、その後、10月末まで延長した。また、2月には、国松市長がJR東海(本社・名古屋市)を訪れ、工事費削減を要請(JR側は拒否)した際も、知事は促進協会長として同行した。

 これらの行動は、栗東市や周辺市に一定の配慮をしたとの見方がある半面、新駅の容認とも受け取られかねない。この点、知事周辺は「工事費削減などは、実現不可能と分かりながら、わざと行動してきた」と釈明する。しかし、一部の県民には「分かりにくい」「知事は本当に新駅を凍結する気があるのか」との批判も、くすぶる。

 一方、窮地に立たされた栗東市も、打開策は見つけられない。さらに、新駅建設費を賄う起債の差し止めを昨年9月に大津地裁で、今年3月にも大阪高裁で命じられるなど財政面でも追い詰められた。今月7日、国松市長は県庁に乗り込み、嘉田知事に「仮に凍結された場合の地域振興策を示してほしい」と迫ったが、知事に「新駅を建設した場合でも栗東市が財政破たんしない証明をしてほしい」と逆襲された。

 その後、国松市長は市議会で「新駅以外の地域振興策はない」と述べるなど、両者の溝は埋まっていない。

 脇に追いやられた周辺市は、そろって「県と栗東市で協議してほしい」とヤキモキ。このため、周辺市の一部が水面下で、両者に負担額や負担方法の変更を提案し、歩み寄りを模索したが、栗東市が現契約の履行にこだわり、断念した。ある市長は「栗東市は本気で駅を造りたいなら、いくらでも方法があるはず。今のままなら、契約を守るために駅をあきらめることになる。本末転倒だ」と不信感を示す。

 「この1年間、何も動いていない」。新駅周辺の土地区画整理事業の地権者は不満を募らせる。嘉田知事は今月30日、昨年9月以来、2度目となる新駅予定地の地権者と話し合う機会を持つ。しかし、地権者らで作る「新幹線のぞみの会」の中井建夫会長は「現状では実のある議論はできない」と、あきらめ顔。中井会長の批判の矛先は正副会長会議のメンバーの周辺市長らにも向き、「これだけの一大事なのだから、真剣に議論をしてほしい」と憤る。

 嘉田知事の当選や起債差し止め判決に加え、県議選での親嘉田派の躍進や自民党県連の凍結容認への方針転換という政治情勢の変化も、ますます新駅実現の見通しを曇らせる。中井会長は、推進の立場は変えないとしながらも「走り出した事業を止めるのなら、それだけ知事の責任は大きい」と批判。地元の自治会関係者は「この一年で、地権者とそうでない人との間の意識に差が生まれてきた」と漏らす。

 「嘉田知事が誕生して一番変わったのは、税金の使い道について、県民が本当に考えるようになったこと」と話すのは、今春、地元から初当選した九里(くのり)学県議(民主)。自身も、嘉田知事当選を受けて団体職員を退職し、県議に転身して、生活環境が大きく変わった一人だ。「まだ嘉田知事の人気は高い。一度、目覚めた県民の意識は、なかなか元に戻らない」と税金の使い方に対する県民の厳しい目を強調する。

 その一方、「敵を作らないのが嘉田知事の特徴。しかし、敵を作らないあまりに、新駅問題で自ら動かなかったのも事実」と指摘。促進協で結論を出す期限が10月末に迫る中、「敵を作ってでも解決に向けて行動しないと、本当に信頼を失う」と警鐘を鳴らす。【阿部雄介】

  ×  ×  ×

 大型公共事業は「もったいない」のスローガンを掲げて嘉田知事が当選して来月2日で丸1年を迎える。ただ、知事は「凍結」を貫く事業もあれば、容認に転じたり、必要性を認めたケースもあり、施策の“ぶれ”を指摘する声も。「凍結」の現場を歩き、嘉田県政を3回にわたり検証する。

毎日新聞 2007年6月30日

431片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/02(月) 01:15:36
「凍結」の現場から:嘉田県政1年/中 ダム計画 /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20070701ddlk25010228000c.html

 ◇「容認」方針にためらい? 関係者ら「真意分からない」

 かなり奇妙な状況と言ってもいい。

 県内に計画される五つの治水ダムの「凍結・見直し」を主張してきた嘉田由紀子知事は2月、県営ダム一つを除き、「容認」「必要性を認める」との方針を打ち出した。6月議会で国直轄の大戸川ダム(大津市)について国の凍結方針の解除を求める姿勢も示した。これらの発言から「凍結」は、ほぼ撤回されたと映るが、県幹部や関係者から「真意が分からない」との声が聞こえてくるのだ。知事が公の場で方向性を示したのに、事務方らに道筋が見えないとは、どういうことか。

 「住民に説明してくれると思ったが……」。2月12日に余呉町役場であった丹生ダム(同町)に関する地元住民と知事との意見交換会の後、ある県職員は考え込んだ。水資源機構の同ダムを「凍結」と説く知事は、ダムを望む住民に「国や県にだまされた」と非難された。知事は「思いを重く受け止める」「次世代にどう責任を持つか考えて決断しないといけない」と答えたが、ダムの考えは明らかにしなかった。

 この日の意見交換会では、それまでの県内部の協議を経て、知事がダムの必要性を認める趣旨の発言をすると期待されていたが、容認に転換するためらいが発言を思い止まらせたとみられる。

 結局、その3日後の県議会で、知事は丹生ダムなどの有効性を公式に認めた。「凍結」に揺り戻したいが、結果的にジリジリと、容認へ進むという、知事のこの1年を象徴する場面だった。

 環境社会学者で、過去の水害も調査してきた嘉田知事は「ダムだけに頼らない治水」が持論。ダムなどハード面の充実が安全度を高めた一方で、地域の減災の取り組みや防災意識の衰えなどが大きな被害につながることを憂慮してきたからだ。知事選のマニフェスト(選挙公約)でもダムの「凍結」を明言。就任直後から、ソフト面や(洪水で一時的に水をためる)遊水地機能などを重視する「流域治水」対策を前面に打ち出した。

 しかし、どの治水が適切かを再検証した県の技術者は各ダムに関し「ダム以外の方策は難しい」と報告。これに対し、知事は説得力のある反論ができなかったとみられる。代替案を模索しながら時間が過ぎた。翌年度以降の計画や予算化の問題があり、時間的リミットとされる今年2月、知事は方針転換を表明した。ただし、住民の意見を聴いたうえで、最終決定することを繰り返した。

 国主導の丹生、大戸川両ダムの行方は今夏がヤマ場だ。淀川水系の今後20〜30年に必要なダム名を明記する「整備計画」の原案が示されれば国の両ダムへのスタンスが分かる。丹生は8月の08年度予算概算要求で工事費計上されなければ、事実上凍結との見方があり、建設を望む関係者の間に危機感が広がっている。

 前回から2カ月後の4月13日に再び開かれた余呉町民との会合。嘉田知事は、平常時は水をためない「穴あきダム」の可能性を持ち出した。これは国の方針に沿った形だが、ダム湖を活用した街おこしや観光振興を望む町民は水面のある貯水型ダムを求めて反発。住民団体「丹生ダム対策委員会」の三国昌弘委員長(68)が協議の打ち切りと委員会の解散を宣言する事態になった。「穴あきダム」発言を「引き延ばし作戦」と批判する三国さんは「整備計画の原案を見て検討したい」と国の出方を注視。「知事は対話というが、『重く受け止める』と言って終わり。対話ではない」と憤る。一方、市民団体「余呉の明日を考える会」世話人で知事支持の村上宣雄町議(65)は「ダム対策委の話だけが『住民の声』ではなく、住民(全体)とは、乖離(かいり)している。ダムが町の将来のために本当に必要か、見直すいい機会だ」と言う。

 ダム計画はどうなっていくのか。知事の持論の「流域治水」対策の予算を認めるに当たり、「ダムが前提」と認めるよう知事に強く迫った自民は県議選で惨敗し、融和路線へ転換した。知事は6月25日の就任1年会見で「苦しいが、勇気ある撤退が公共事業には必要。影響を受けたダムや新駅の地元の人にも理解してもらえたら、というのが願い」とも発言。関係者の中には「容認したはずのダムまで『凍結』への揺り戻しが再び始まったのか」と見る向きもある。結末を予想するのは時期尚早かもしれない。【服部正法】

毎日新聞 2007年7月1日

432片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 00:52:10
「凍結」の現場から:嘉田県政1年/下 廃棄物処理施設計画 /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20070702ddlk25010163000c.html

 ◇状況一変、混乱終息

 ◇住民説明、今後は必要−−経緯や跡地利用

 目の前は比良山系。木々の間から琵琶湖が一望でき、ふもとには美しい棚田が広がる旧志賀町(現大津市)栗原地区。この谷に予定された大規模ごみ焼却施設の建設計画がここ数年、町を二分する事態を招いたが、嘉田由紀子知事の判断で計画は「凍結」になった。

 元々は民間ゴルフ場の予定地で、バブル経済の崩壊でゴルフ場が頓挫すると、町は「民間の手に渡れば、産廃の不法投棄場になりかねない」と県に購入を要請。県は廃棄物処理施設用地として先行取得を町に打診した。

 01年3月、大半の住民には知らされないまま、町と県は計画を発表。「なぜ住民に話がないのか。手続きが間違っている」と反発した住民から反対の声が上がり、市民団体「志賀町産廃施設計画問題・住民ネットワーク(当時)」が結成されるなどした。

 建設容認派と反対派の激しい対立に町は揺れた。用地取得を進めた町長のリコール(解職請求)が成立し、反対派の推す新町長が誕生したが、体調不良などを理由に8カ月で辞職。「再出直し町長選」で容認派が当選すると、町議会の解散を求める住民投票運動も起きる泥沼状態に。施設建設が争点となった町議選、県議選と合わせると、3年間で5回の選挙を繰り返す羽目となった。

 当時、大津市との合併議論も進んでいた。反対派は、合併されれば、一地域の問題として、わい小化されると懸念。合併取消を求める訴訟(一審敗訴)も起こす対抗策に出たが、結局、06年に吸収合併が成立した。住民ネットの小原克博代表(41)は「なし崩しで建設されてしまうのでは」と不安だったと振り返る。

 そんな最中、「計画凍結」を説く嘉田知事の当選で状況は一変した。

 知事は就任後、事業主体の県環境事業公社が地質調査などを行う県の貸付金を凍結。計画を進めた国松善次知事時代と一変し、「栗原の皆さんには迷惑かけました。凍結ということになりました」と、県職員が栗原地区で頭を下げる場面も。今年度は同施設の予算は一切盛り込まれなかった。嘉田知事は6月議会で「産廃の資源化が進むなど、当初計画と同規模の施設の必要性は薄らいでいる」と答弁し、中止の可能性にも踏み込んだ。

 同様に「凍結」を打ち出した新幹線新駅(栗東市)や各ダムと比べると、順調な「凍結」の達成だ。今後、懸念材料はないのだろうか−−。

 住民ネットの活動も昨年8月の知事会談後は休眠状態に。ただ「いつ、また建設が浮上するかわからない。今は力を蓄えている」と小原代表。

 県が取得した用地はどうするのか。知事は地域での効率的なリサイクル・システムの確立により、問題となった処理施設を不要にするとの将来像を描くが、用地の活用法の結論は出ていない。県も「まず資源循環に軸足を置き、(その後)廃棄物対策に取り組む」と言うに止まり、将来像は不透明だ。元町議で建設反対を訴えた小松明美・大津市議(58)は「建設は受け入れ難いが、本当に施設なしで済むのか。住民、行政ともに考えていかなければならない」と議論の必要性を説く。

 施設の見通しが立たない中、当初は建設に賛同してきた人たちは今、知事の「凍結」を受け入れる姿勢が目立つ。滋賀郡(当時)選出の松井俊治・元県議(75)は「県に用地を引き取ってもらい、管理に責任を持ってもらうことが大事だった。嘉田知事の凍結・中止には賛成する。施設は永久に作ってほしくないし、もう一度建設などと県が言ったら猛反対」と断言する。施設容認派の高山久七・元町議(63)は「できることなら、作りたくないというのが当時も地元の共通した思いだったが、自民党や(国松)前知事が『必要』と主張し、地元を振り回してきた。それなのに知事選で負けた途端、反省もないまま、凍結・中止を受け入れた。結局、(県議選で惨敗後、自民が凍結を容認した)新幹線新駅の問題とまったく同じだ」と憤りを隠さない。

 小原代表は「そもそも騒動が起こったのは、住民にほとんど説明なく、土地を取得したことが発端」とし、必要な情報を地元にまったく知らせず、決定方針のみを通告した県や町の姿勢に大きな問題があることを指摘。「今後、知事と『対話』を求めたい」とし、凍結に至った経緯や、跡地利用などの“後始末”で、県が住民に的確に説明することを求めている。【蒔田備憲】=おわり

毎日新聞 2007年7月2日

433片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 11:13:36
湖国3氏舌戦スタート
参院選公示自民現職に民主、共産挑む 讀賣滋賀

 12日公示された参院選で滋賀選挙区(改選定数1)は、民主党新人の徳永久志氏(44)、自民党現職の山下英利氏(54)、共産党新人の坪田五久男氏(48)の3人による争いが確定し、17日間の選挙戦がスタートした。県内で初の2議席独占を狙う民主に対し、自民は固い支持基盤を生かして議席維持を目指し、共産は二大政党制を批判して票の上積みを図る。最大の争点とされる年金記録漏れ問題では、各党がそれぞれの対応策を掲げて有権者に訴えており、候補者らは時折激しい雨が降る中、支持を求めて声を枯らし、湖国は選挙ムードが一気に高まった。


◇徳永候補

 徳永候補は、娘にもらったというミサンガを手首に巻き、地元・近江八幡市の日牟礼八幡宮で必勝祈願した後、JR大津駅前で出陣式に臨んだ。

 ポロシャツに白いズボンという夏らしい格好で、約500人の支持者らを前に「相手候補の後ろ姿に手を伸ばせば届くところまで来た。走りに走って走り抜き、胸板1枚先にゴールしたい」と決意表明した。

 夕方には東近江市などで出陣式。鳩山由紀夫・民主党幹事長は「緊張感のない政治を変え、二大政党政治の確立を」と呼びかけた。


◇山下候補

 山下候補は、大津市民会館前で午前9時から出陣式。琵琶湖を望みながら、自民党環境部会長として琵琶湖の水質保全などに取り組む姿勢をアピールした。

 岩永峯一・衆院議員は、年金問題で追及を強める野党について「国民を動揺させている」などと批判。「負けてなるものか」と声を張り上げ、集まった約500人も気勢を上げた。

 宇野治・衆院議員は「滋賀のために、琵琶湖に通じた山下さんを当選させて」と支援を求めた。この後、山下候補は草津、栗東市などを精力的に回った。


◇坪田候補

 坪田候補は、憲法9条を表す「9」などを張り付けた特製の黄色いTシャツ姿でアピール。第一声で「共産党と坪田の議席こそ、政治を変える一番確かな力になる」と力説した。

 正午ごろからJR膳所駅前で行った出発式では、応援の穀田恵二・衆院議員が「滋賀では、共産党が知事選、県議選などで政治の流れを変え、県民と力を合わせれば大きな力を持つことを証明した。滋賀で勝たずに、どうやって政治が変えられるか」と訴えると、支援者ら約400人から大きな拍手がわき起こった。

(2007年7月13日 読売新聞)

434片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/25(水) 07:13:14
無断で新駅推進DVD
栗東市製作、県に報告せず 讀賣滋賀

 栗東市の新幹線新駅建設問題で、新駅設置促進協議会事務局の市が、凍結を唱える県などに報告しないまま、促進協の予算から115万円を無断で支出し、新駅推進を訴えるDVDを製作していたことがわかった。

 促進協会長の嘉田知事は24日の定例記者会見で「相談いただけなかったのは残念。財源はどこであれ、促進協で相談して使うのが妥当。慎重に対応してほしかった」と苦言。国松正一市長は同日夕の緊急会見で「説明不足と認識の甘さで多大なご迷惑をおかけし、深くおわびする。促進協の理解が得られるよう適切に対応していく」と謝罪するコメントを読み上げた。

 DVDは約8分で、新駅を「是非とも必要な社会資本」とした上で、駅建設による税収効果を説明し、「本当に今やめていいのか」などと問いかける内容。昨年11月に発注、今年5月に完成した。市内の自治連合会などで流しているという。

 市によると、啓発活動は市が促進協に支払った予算を使うことで合意しており、昨年度の予算約700万円のうち、余った分の一部を充てたという。

(2007年7月25日 読売新聞

435片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/26(木) 15:31:04
新駅推進DVD 栗東市長「製作費返還」 讀賣滋賀

 栗東市が新駅設置促進協議会の予算で、新駅建設推進を訴えるDVDを無断で製作した問題で、国松正一市長は25日の定例記者会見で、製作費約115万円について「促進協に返還する方向で対応したい」と述べた。返還が決まれば、9月の市議会にも補正予算案を提案するという。

 市の説明によると、啓発費用は栗東市の支出分でまかなうことで合意していたが、凍結を主張する県などにDVD製作を報告していなかった。この点について国松市長は「予算について認識の甘さがあった」として、改めて県や関係市などに謝罪した。

 一方、4月23日から開かれていない促進協の正副会長会議については「(結論を出す期限の)10月末まで何もしないわけにはいかない。8月中に何としても開きたい」とした。

(2007年7月26日 読売新聞)

436片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/04(土) 19:49:33
舞鶴市長の提案議案、初の否決
市民病院の累積赤字調査費で 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007080300188&genre=A2&area=K60

 京都府舞鶴市議会の臨時議会が3日開かれ、市立舞鶴市民病院の累積赤字調査費を計上した本年度一般会計補正予算案が、賛成少数で廃案になった。同市議会事務局によると、1943年に始まった同市議会で、市長提案の議案の否決は初めて。

 2月の市長選では、自民党府議だった斎藤彰氏が、多数派の自民系2会派の推す候補を破って当選。ねじれ現象が続いている。

 採決では公明、共産、民主の3会派の13人が「市民の関心事であり、情報共有は大切」と賛成したが、議長を除く自民系の2会派15人が「第三者に頼らずとも、毎年予算を審議している議会議事録で分かる」などと反対した。

 同病院は累積赤字が35億5000万円に達し、市は病院収支に対して一般会計から前年度、本年度にそれぞれ10億円以上を投入。今回の補正予算案は過去約10年間の経営の問題点を市民に公表するため、学識経験者に委託する調査委の設置費など370万円を計上していた。

437片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/07(火) 08:17:12
新駅中止の対応策要請栗東市長を知事批判 讀賣滋賀

 嘉田知事は6日の記者会見で、栗東市の新幹線新駅の建設中止に伴う課題への具体的対応策を提示するよう国松正一市長が知事に求めたことについて、「(土地区画整理事業などについて)県は市に、協議に応じるよう求めている(のに応じない)。なぜこの時期に要請するのか理解しかねる」と批判した。

 知事は「市と対応策を協議した上で、新駅設置促進協議会の正副会長会議で議論し、関係者の合意形成に努力したい」と述べ、国松市長が県との話し合いのテーブルにつかず、一方的な要請を行っているとの認識を示した。

 また、今月中にも正副会長会議を開催する意向を明らかにした。

(2007年8月7日 読売新聞)

438片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/09(木) 07:21:19
栗東の自治会地権者らと面会 知事、新駅問題で 讀賣滋賀

 栗東市の新幹線新駅問題で、嘉田知事は8日、新駅予定地近くの区画整理事業の対象地にある手原自治会の地権者ら約30人と、自治会館で面会した。

 質疑応答では、地権者から「知事は新駅設置促進協議会の会長を辞め、市に(建設を)任せてはどうか」との意見が出され、知事は「皆さんがそうおっしゃるなら、それも一つの大事な方向」と答えた。「投資しないと見返りもない。事業費は新駅の経済波及効果で返ってくる」との声もあった。

 嘉田知事は9、22、24日も予定地周辺の別の自治会を訪問する。

(2007年8月9日 読売新聞)

439片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/18(土) 06:07:20
「県政に関心ある」最高75%
県実施の世論調査 讀賣滋賀

 県政への関心度や施策の満足度などを県民に答えてもらう県の「県政世論調査」で、「県政に関心がある」と答えた人が、1998年度の調査開始以来、最高の75%となった。昨年7月に嘉田知事が就任後、初めての調査。一方、県の施策に関する満足度では、昨年の調査結果とほぼ同じ結果となり、担当者は「県政への満足度に伴って関心も高まったというより、知事への注目度が高いということだろう」と複雑な表情だ。

 調査は6月8〜28日、20歳以上の男女3000人を対象に郵送、無記名方式で行い、1777人が回答(回答率59%)。質問は、環境や教育など県政に関する満足度や県の広報活動、琵琶湖のレジャー利用など8分野からなり、それぞれ選択式で回答してもらった。

 県政への関心度は、これまで60%台を推移していたが、今回初めて70%を上回った。「関心がない」は22%(前年度比12ポイント減)で過去最低だった。

 県政の51項目の課題のうち、「満足」が40%を超えたのは「水環境を守る取り組み」「身近な地域における緑づくり」「美しい古里の景観づくり」の3項目(前年度2項目)。一方、「不満」が40%を超えたのは「地場産業や商店街を活性化する取り組み」「安定した雇用確保や働きやすい環境づくり」「病院など医療サービスを提供する取り組み」の3項目(同2項目)だった。

 今回の調査で、満足度が1ポイント以上増えたのは「インターネットなど情報通信基盤の整備」など13項目。これに対し、不満が1ポイント以上増加したのは「医療サービスを提供する取り組み」など30項目に及び、県の取り組みに、やや不満を持つ人が増える傾向がみられた。

 ある県幹部は「県の施策は、前知事の時代とそれほど変わっていない。県政への関心の高さは、新幹線新駅問題などへの注目や、知事の人気を反映したものだろう」と分析している。

(2007年8月18日 読売新聞)

440片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 14:24:17
選挙の年 自民惨敗 
知事選の「風」健在 インサイド滋賀2007回顧
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20071223-OYT8T00536.htm

 統一地方選と参院選が12年に一度重なる選挙の年。4月の県議選で自民党が惨敗し、県政界の勢力図は一変した。同党は参院選でも態勢を立て直すことはできず、連敗を喫した。昨年7月の知事選から続く〈風〉の健在ぶりが際立った。(井戸田崇志)

 「(嘉田知事の)『もったいない』県政は『もう、もたない』」――。3月13日の県議会(定数47)。ダムの建設方針を巡り、発言が定まらない嘉田知事を批判する吉田清一県議の声が響いた。

 吉田県議が所属する「自民党・湖翔クラブ」は、27議席と過半数を占める最大会派だった。栗東市の新幹線新駅問題で推進方針を取ったことなどから知事と対立し、議場にはヤジが飛び交い、知事が答弁に窮する場面もあった。

 しかし、約1か月後の4月8日の県議選で、知事の「抵抗勢力」とみなされた同クラブは19議席と、過半数割れの惨敗。新幹線新駅問題で方針転換を余儀なくされ、新駅の建設中止が事実上、確定した。

 対照的に、県議選で躍進したのが、知事に近い勢力だった。

 政治団体「対話でつなごう滋賀の会」(寺川庄蔵代表)は、同クラブの過半数割れを目標に、17のうち15の選挙区に公認9人、推薦10人を擁立。「知事の公約実現に、県議会が障壁になっている」などと訴え、公認4人、推薦8人が当選した。公認4人は各選挙区でトップ当選だった。

 また、昨年7月の知事選直後に方針転換、新駅凍結を容認した「民主党・県民ネットワーク」は4増の16議席を獲得した。

       ◇

 危機感を募らせた自民党の中川秀直幹事長(当時)は5月13日、党県連の定期大会後の記者会見で、県議選について「知事の抵抗勢力のレッテルを張られたことが最大の敗因」として、知事と協調路線を取るよう党県連に指示。参院選を2か月後に控え、イメージの転換は最重要課題となった。

 党公認候補として3選を目指した現職・山下英利氏(54)は、6月2日に安倍首相(当時)が来県した際、知事に寄り添うように琵琶湖などを案内し、協調ぶりをアピール。チラシには3人が並んだ写真を載せた。

 しかし、7月29日の参院選の滋賀選挙区(改選定数1)で、年金記録漏れ問題など全国的な逆風にも見舞われ、民主党公認の新人・徳永久志氏(44)に約6万票差で敗れた。自民党にとっては知事選、県議選に続く敗北。県内の国会議員数は、民主党と自民党で「6対4」と初めて民主優位になった。

 「党員の減少や高齢化、平成の大合併による地方議員の減少、支援団体の自民党離れも大きな要因。各衆院議員の地域支部の強化、拡充を行う必要がある」――。自民党県連が11月25日に公表した参院選総括の報告書は、危機感をあらわにした。

 県内では京阪のベッドタウン化が進み、組織に頼った従来型の選挙戦は通用しなくなっている。〈風〉をどう読むのか。来年にも予想される衆院選に向け、各党や候補らの模索はすでに始まっている。

(2007年12月24日 読売新聞)

441片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 02:19:49
議会、平松市長と全面対決 野党集中砲火7時間質問攻め
2007年12月26日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712260101.html

 大阪市議会の文教経済など三つの委員会が26日開かれ、初めて本格的な論戦に臨んだ平松邦夫市長は多数を占める野党から「公約」をめぐって厳しく追及された。休憩を挟み約7時間に及んだ質問攻めに市長は「だいぶ搾られた」とぼやいた。

 平松市長はまず財政総務委に出席。出馬記者会見で「現在の本庁舎を近代美術館にし、市役所は大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)に移す」と話したことを問われ、「夢であって公約ではない」と弁明すると、太田勝義市議(自民)はすかさず「夢、夢言われると拍子抜けする」。さらに「共産、自民、公明を敵に回すのか。(勤務していた)毎日放送に残っていれば安泰だった。ミサイルは市長に向けられている」と厳しい言葉を続けた。

 定数89の同市議会で、平松氏の与党・民主党市議は19人しかいない。

 待場康生市議(公明)も「市役所移転などは白昼夢だったのか。市長の言うことは当選から40日でことごとく公約と違う。これではマニフェスト偽装だ」と追及した。

 文教経済委では、市長が当初掲げた「中学校給食を全校で完全実施する」との方針を撤回したことに質問が集中。清水忠史市議(共産)は「市長に投票した市民は納得しない。職員が書いた答弁を読むだけのアナウンサーではなく、市民の目線に立ったリポーターになって」と苦言を呈した。

442片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 12:19:50
大阪市の平松市長就任1カ月 元アナのカラー出ず
1月19日10時47分配信 産経新聞


 民間人として戦後初めて大阪市長に就任した元アナウンサーの平松邦夫市長は19日、就任から丸1カ月を迎えた。少数与党の市議会で厳しい運営を迫られるなか、「平松カラー」を打ち出せず、15日の定例記者会見では「ずいぶん長い1カ月だった」と漏らした。「守り」に徹したスタートとの見方もあるが、市の財政危機はまったなしの状況のなか、今後も就任後初の当初予算案のとりまとめなど重要案件が続く。就任後1カ月を振り返り、平松市政の今後を展望してみた。

 ▽平松カラーどこへ

 平松市長は今月10日、組織改革案を打ち出した。関淳一前市長の直轄組織だった市政改革部門を解体し、官房、情報公開機能を強化した市長補佐部門を新設する内容で、自らのカラーを初めて具体化させようとした構想だ。しかし、それから1週間もたたない16日の市議会決算特別委員会で、この構想を「改革が後退するのではないか」と市議から批判され、「この案にこだわることなく、検討を進めていきたい」とあっさり撤回した。

 少数与党のなかで厳しい議会運営が続く平松市長の立場を象徴する場面だった。市議会の答弁も「市議会のご意見をいただきながら…」などと議会を配慮した発言が目立つ。

 2次破綻(はたん)が懸念される第三セクター、大阪ワールドトレードセンタービルディングなどについて、従来の外部委員会のメンバーを軸に、再建や処理策について検討する委員会の設置を決めたが、市長選では、公約の目玉だった特定調停の責任調査は宙に浮いたままだ。

 ▽求心力は?

 市役所内での求心力はどうだろうか。平松市長は「改革のスピードを緩めるわけにいかない」と繰り返すが、水面下では、関前市長の改革を前線で支えてきた市幹部を中心に前倒し退職の希望者が相次ぐなど、改革の推進力は内側から鈍りつつある。井越将之副市長の任期満了を受けた来年度以降の副市長人事についても「議会対応で連日突き上げられる状況では、現職や市OBの有力候補は、軒並み尻込みしている」(自民市議)という。


 情報と意思決定を市長に一元化するため、関前市長が設けた市の最高意思決定機関、都市経営会議も就任後まだ開かれておらず、市幹部からは「個別の事業について指示がほとんどないので、市政運営方針から推測しながら、予算編成作業を進めるしかない。奇妙な感じだ」との声も漏れる。

 ▽素人の本領はいつ

 平松市長の一番の強みは自らの言う通り「素人」であることだ。

 市長になってからの口癖は「何で?」。周りの職員に繰り返し問いかけ、納得がいくまで話を聞く。平松市長は「役所の常識について『何で』と疑問に思う気持ちを忘れたら、僕が市長になった意味がない」と話す。

 こうした取り組みが少しずつでも奏功していけば、平松カラーが出始めるかもしれない。しかし、市政改革は待ったなしだ。平成22年度までの現行の市政改革マニフェストを達成しても、市は財政危機からの脱却にはほど遠い。さらに次の市政改革の道筋を示す必要に迫られる。新方針を打ち出すタイミングが遅れれば遅れるほど、市政改革の停滞に直結する。さまざまな批判があるなか、市長としての立ち位置や交渉力、調整力が、今後ますます問われることになりそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080119-00000902-san-pol

443片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/03(日) 00:52:12
橋下氏、自民党色鮮明に すっかり「広告塔」
2008年02月02日

 当選から1週間。次期大阪府知事の橋下徹氏が自民党寄りの姿勢を鮮明にしている。同党衆院議員のパーティーに出席したり、他県の首長選の自民系候補の応援をしたり――。知事就任前から同党との蜜月ぶりが際立っている。

 「自民党の選挙対策で本当に気持ちよく選挙することができました」

 2日夜、堺市のホテル。同党の岡下信子衆院議員(大阪17区)の政治資金パーティーで橋下氏は檀上から、こう呼びかけた。同席した古賀誠党選挙対策委員長も「明るくて笑いのある大阪が誕生すると思う。協力を惜しまない」とアピール。橋下氏はこの後、岸和田市であった中山太郎衆院議員(大阪18区)の集会にも顔を出した。

 橋下氏は米軍岩国基地への空母艦載機の移転問題を争点にした岩国市長選でも、移転容認派の同党前衆院議員を応援。1月29日に首相官邸などを訪ねた際も「政権与党と信頼関係を築いていかないといけない」と強調、次の衆院選での同党候補の応援にも「国との信頼関係がないと大阪を変えられない」と前向きだ。

 府知事選では自民、公明両党の支援を受けている橋下氏。選挙中から「地方行政には政党間対立を持ち込まないでいただきたい」と話していたが、府政関係者からは早くも「自民党の広告塔」との指摘も出ている。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200802020090.html

444片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/05(火) 18:18:54
橋下発言どう思う?
2008年02月05日

 3日告示された山口県岩国市長選をめぐる次期知事の橋下徹氏(38)の発言が、波紋を広げている。同選挙は米軍空母艦載機の移転の是非が重要な争点。橋下氏は移転容認派の前自民党衆院議員を応援し、「国の防衛政策に地方が異議を挟むべきではない」「住民投票の対象は制限されるべきだ」と反対派の前市長に対する批判を展開している。府内各地で聞くと、「理解できる」という意見がある一方で、「国や政党の御用聞きになるのでは」「意見を言えなくなる」と懸念する声が多く上がった。


 両親の介護をきっかけに社会保障制度を研究している豊中市の元高校教師、熊野以素さん(63)は、橋下氏の発言をひとごとではないと感じた。「介護保険は国の制度。住民投票の対象が絞られるなら、意見を言えなくなる」。障害者の悩み相談にあたる東大阪市のNPO法人理事長の男性(53)も「このままでは知事になっても府民の方を向かず、国や政党の御用聞きになってしまうのでは」と不安がる。


 島本町の自営業の男性(49)は、橋下氏の言動が住民の意思を頭ごなしに否定しているように感じた。「首長が住民の意思を尊重するのは当然。橋下氏は自民党の広告塔と思われても仕方ない」。堺東駅前で豆腐店を営む男性(59)も「住民が一番大事やろ。岩国の住民が反対なら、それを国に言ってもいいんとちゃうか?」と橋下氏の主張に疑問を呈する。


 河内長野市職員の男性(50)は「多くの府民は『橋下さんなら国にモノを言うてくれる』と期待して投票したはず。国に意見してはいけないというなら、自らの姿勢と矛盾する」と指摘する。


 橋下氏は、移転に反対して市長選に再出馬した井原勝介・前岩国市長に対し、「もう少し憲法を勉強して」とまで吐き捨てた。ワイドショーのコメンテーターばりの過激な発言にも、反発の声が上がる。


 吹田市の飲食店経営の男性(53)は「当選の勢いもあって、専門家ぶって調子に乗ってしまったのでは。もうちょっと慎重にならないと先が思いやられる」。大阪市城東区の衣料品店主の男性(59)は「もともとテレビで過激な発言が多かったが、知事選では影を潜めていた。当選した途端に態度を変えるなら、選挙のときの圧倒的な支持も変わるのでは」。


 一方で、橋下氏に理解を示す声もある。


 枚方市の行政書士の男性(38)は「現行の法制度では、防衛は国が責任を持って決めるもの。条例が根拠の住民投票で国の政策を覆していては、何も決まらない」。一方、堺市東区の地方公務員男性(48)は「住民投票は国政を除く地域住民に関することに限定すべきだ」としながらも、「民意は最大限くみ取る必要もあるし、難しい問題だ」と付け加えた。


 そもそも、大阪府の知事が岩国の問題に口を挟むべきなのか――。忠岡町の自営業男性(34)は「府民の大きな期待を受けて当選したのだから、他県のことより大阪のことに集中して」と話した。
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000802050003

445片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/07(木) 02:03:26
橋下知事初会見、強気の姿勢で応酬1時間
2008年02月06日23時14分

 「戦場のつもりで記者会見に臨む」「無意味な質問は容赦なく論破したい」。知事としての初めての記者会見。橋下知事は強気の姿勢で次々と記者の質問に答え、1時間あまりの会見を終えた。

 会見冒頭、橋下知事は「財政非常事態宣言」を読み上げ、「私の掲げた重点施策も計上できない」と表明した。選挙戦で掲げた公約をあっさり見送り、「お金のかからない範囲で公約実現に取り組みたい」と語った。

 記者の質問が殺到したのが「府債発行ゼロ」方針。既に地方交付税で補われる臨時財政対策債などは容認姿勢を打ち出し、発言に揺らぎが見える分野だ。橋下知事は会見で建設事業のための府債も「必要性と根拠を吟味したい」と起債容認ともとれる発言をしつつ、「原則は認めない」との姿勢は崩さなかった。

 一方、歳出削減の焦点となる人件費削減については「具体的な指示はしていない」と明言を避け、大幅な歳出削減の方法ははっきりしないまま。以前、口にした予算編成の知事査定の公開も「どの段階から公開するか明確にしないといけないので基準を明確化していく」と語るのみだった。

 「私は52代目の知事。51代目までの政治方針は今日を持って大転換した」。威勢のいい「橋下節」の実行度は今後、週1回の記者会見で徐々に明らかにされていく。

http://www.asahi.com/politics/update/0206/OSK200802060074.html

446片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/15(金) 00:30:12
橋下府政の“黒子”堺屋太一氏「大阪は終戦前夜だ」
2月14日20時53分配信 産経新聞

産経新聞社のインタビューにこたえる堺屋太一氏

■「負け続けていることに気付かぬ」行政…危機意識ないと警告

 今月6日に就任した大阪府の橋下徹知事(38)について、元経済企画庁長官の堺屋太一氏(72)が産経新聞のインタビューに答え、「現在の大阪は昭和20年の終戦前夜のような状態。にもかかわらず行政に危機意識が全くない」と指摘した上で、橋下知事に対し「大阪は国際都市を目指せ」「知事直属の職員を100人組織せよ」など4つの提言を行った。堺屋氏は橋下知事の出馬表明直後から後見人的な役割を果たしており、知事就任後の発言が注目されていた。

 堺屋氏は、橋下知事の仕事が財政再建に絞られている現状について、「家計のように倹約すればすべて解決するわけではない。収入と支出のバランスが大事で、収入をいかに増やすかという部分も首長の腕の見せ所だ」とする一方、「国も同様だが、役人は経済効果のない施策ばかりを打ち出し、責任も取らない。彼らの言うことをうのみにしてはならない」と指摘。「(少ない予算ではあっても)従来使っていた部分を10%削る一方で、将来の夢のための1%を新規事業に使ってほしい」とエールを送った。
 大阪府の現状については、ここ数年の大手企業本社の東京移転や大阪商品取引所の閉鎖、府民1人あたりの所得が下がり続けていることなどを例に挙げ、「歴史的にみても、これほど短期間に地位の下がった都市はない。東京一極集中の弊害という言葉で片付けられることが多いが、京都や名古屋は元気だ。大阪だけがダメになっていることを自覚すべきだ」。
 さらに、「今の大阪は終戦前夜によく似ている。負け続けていることに気づいていないから、危機意識がない。当時の軍人たちが自らの保身や仲間のことしか考えていなかったように、大阪の役人たちも大局から物事を見ていない」と厳しく批判した。
 提言では、「凋落(ちょうらく)のきっかけは大阪万博後の1970年代にまでさかのぼる。当時の革新府政が目指したのが、こぢんまりとした地方都市化であり、中小企業が肩寄せ合うだけの街づくりだった。現在の府庁幹部が入庁したのは、ほとんどがこの時期で、夢のある行政経験をほとんどしていない」と指摘。その上で、(1)「大阪は地方都市ではなく、国際都市を目指せ」(2)「外部採用も含め、本当に大阪を愛している直轄職員を100人組織せよ」(3)「危機感と憤りを府民にも浸透させ、負け癖を直せ」(4)「他都市にない21世紀型の名物、名勝をつくり、観光客を呼び込め」−の4項目を挙げた。
 また、橋下知事を強く支持した理由について「大改革をするときは、しがらみの大きい(行政)経験者ではダメだと思った」とし、「個人的な付き合いはなかったが、仕事にスピード感のある弁護士だと聞いていた。何より会ってみて大阪を愛しているという情熱があった。過去に例のない知事が誕生するという予感があった」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080214-00000932-san-pol

447片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/15(金) 00:32:57
堺屋氏の一問一答「大阪を世界都市に作り直すのが橋下知事の仕事」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/122810/

■たこ焼きだけの大阪…ホコテンだけで年1800億円が東京に流れてる

 堺屋太一氏とのインタビューの一問一答は次の通り。
               ◇
 −−橋下徹知事への提言は
 「大阪は本来、地方都市ではなく世界都市だ。まず、これを作り直すのが橋下さんの仕事だ」

 −−なぜ地方都市になったのか
 「戦後の自治体は地域振興ではなく地域サービスに特化させられている。特に大阪は、昭和45年の万博で世界都市化を目指したのに、その後の黒田了一府政は反動で地方都市を目指した。これが最大の問題。大阪は庶民と中小企業が肩寄せ合って生きていけばいいと。そんなムードの中で育った人材が幹部には多い。夢を持って行政手腕を振るうことも、全国に情報を発信することも口先だけになってしまった」

 −−どう改善すれば
 「大阪を愛し、地方自治をやりたいという人を100人集めて、知事直属の組織をつくる」

 −−それは外部の人間も含めてか
 「もちろん。例えば東京都庁なら地方自治をやりたくて全国からたくさんの職員が集まる。府庁は『転勤がないから』とか『定年まで安心だから』という職員が多いような気がする。ただ、改革を進めると内部からも周囲からも反発があるのは当然で、それを乗り越えるには財界や知識人らで作る応援団も必要だ」

 −−他には
 「3番目としては危機感と憤りを持ち続け、その思いを府民や職員に移していくこと。衰退していくときには負け癖がついている。大阪が二流府県になったことを悔しいと思わねばならない。そして最後に大阪に名物、名所をつくること。20年前、大阪は食のおいしい街、日本料理といえば大阪の関西割烹(かっぽう)だったが、今ではたこ焼きしかない。大阪に来る人たちの楽しみがない」

 −−今の大阪でもやれることは
 「歩行者天国や大規模マラソンなど、東京にあって大阪にないものは多い。東京の歩行者天国には関西から年間延べ600万人が訪れる。1人3万円ずつ使ったとして1800億円が流出している。大阪の府税でいうと60億円ぐらいが逃げている」

 −−府民も危機感がないように感じるが
 「残念というか不思議だが、下り坂の時はそうだ。日本も敗戦の時、沖縄に米軍が上陸するまでは、日本が負けているという危機感がなかった」

 −−今の大阪を例えるのなら、いつの時代に似ていますか
 「やはり終戦前夜だろう。軍人たちは自分たちのことだけをいい、倫理観が倒錯していた。府や市の職員にはそうなってほしくない。橋下知事を(終戦時の首相だった)鈴木貫太郎内閣のようにはしたくない」

 −−現在の橋下知事は借金返済だけにエネルギーがいっているようにみえるが
 「財政再建団体に落ちないかという危機感があるからだ。夕張市のようになるということを府職員が認識しておらず、橋下さんがあわてるのもよくわかる。従来使っていたものを10%削り、将来の夢のために1%だけ新規予算を付けてほしい」

 −−堺屋さんは橋下知事のブレーンでは?といわれているが
 「ブレーンではない。橋下さんが知事として適任だと思っているが、あまり口出しをしたくない。知事選が終わってからやりとりは全くない」

 −−橋下知事が注意すべきことは
 「府庁の中もそうだが、大阪の国の出先機関に天下ってくるのは二流官僚だ。それゆえ大阪の声が中央に届かない。人材をどうやって確保するかが問題であり、知事自らが指名で探すべきだ」

 −−今後は議会との軋轢(あつれき)も予想されるが
 「それは、どこの自治体にもある。やはり問題は職員だ。彼らを使うのは本当に難しい。だから府知事になる人がいなかった。大阪の知事ポストを魅力あるものに変えてもらうのも橋下さんの大きな仕事だ」

448片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/28(木) 10:13:00
橋下知事「ひどい状態、メディアは報じてこなかった」
2月28日8時59分配信 産経新聞


 橋下徹知事の、27日定例会見での主な発言は次の通り。

 −−平成20年度に歳出削減と歳入増加で1100億円を確保すると打ち出した。約束か目標か
 「目標。景気をあげて、税収を上げることが大前提。(行政サービスの)手数料アップなども府民に覚悟してほしい」

 −−府債発行の削減額は少ない
 「赤字債は基本的に認めていない。100億円単位の(削減)金額を多いとみるか、少ないとみるかは個人の価値観」

 −−具体的な取り組み額を示した感想は
 「大阪府は、こんな(ひどい)状態だったということ。メディアは報じてこなかった。府政記者クラブの方はずっと府庁に詰めている。今は知事だから責任あるが、事態が報じられなかったことに怒りを覚える」

 −−数字をオープンにしなかった財政課の責任は
 「行政トップの責任ではないか。トップの政治指針がないと、行動できないのが公務員」

 −−前知事が悪かったということか
 「情報を持っていて出さなかったのではない。情報をつくらせたのは僕。不確定要素に満ちた積算方法は行政慣行になかったが、それに反して号令をかけた。メディアでも簡単にはじき出せる数字だ」

 −−個別の事業はどうなる
 「大阪の規模なら事務事業をすべて見直しても普通は1年、半年かかる。今の時点ではいえない。ただ、議論の過程は公開しなければいけない」

 −−ある程度期間を示さないといけないのでは
 「行政が出す予算案に修正をかけるのは議会。みなさんが議論し、その結論を見守る。予算案の目標は大型連休明け。それ以前に大枠を示せと言われても約束できない」

 −−行政改革全体を実現するには、1期の任期では足りないが
 「自分で任期を決めるのは不適切。まずは、与えられた4年の任期を全うする」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000902-san-pol

449片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/12(水) 02:01:19
■◆■ 神戸市議・兵庫県議の悪行・26 ■◆■
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1198074040/
821 名前:原亮介県議の絵図[] 投稿日:2008/03/12(水) 01:59:11 ID:EYyOyM1t
井上代議士と鷲尾と末松参議員そして原亮介の腹は六月の正副議長選挙が終われば
井上代議士を四区の支部長にして石原県議を自民党県議団においときながら離党勧告
するつもりだな・そんな事したら自民党の党員は減るし捜査の目がむくぞ。今回の
上脇逮捕に原亮介県議がからんどるやろ?P券でも美味しい思いしてるだろう?
議長終わってから小遣いかせぎが忙しいな?井上代議士ねJRAで毎年美味しい思い
しるよな?グリーンピア三木の鷲尾の会に井上が出席してるのには愛想がついた末松に
後継する噂は本当だと推測した。後継料金一千万払ったのも噂ではないな?とすると
末松は参議員を藤原県議に後継するのにいったいいくらもらったのかな?

450片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/29(火) 23:57:49
県議会議長 自民が奪還 上野氏に “3派連合”崩れる
 県議会(定数47)は25日、臨時会を開き、議長に自民党・湖翔クラブの上野幸夫氏(67)、副議長に民主党・県民ネットワークの青木愛子氏(71)を選出した。1年前の議長選では民主党と対話の会・びわこねっと、共産党県議団の協調で初の非自民議長が誕生したが、対話の会が自主投票を決め“3派連合”が崩れた格好だ。

 正副議長は1年ごとに交代する慣例に従い、議長の出原逸三氏、副議長の角川誠氏が同日付で辞職願を提出したのを受けて議長選が行われ、上野氏は自民党(19人)、公明党(2人)、湖政会(同)で計23票を得た。民主党(16人)の西川勝彦代表は17票、共産党(3人)の森茂樹団長は3票で、白票が4票あった。

 対話の会(5人)の角川氏は議長選後、西川氏に投票したことを明らかにし「(1年前の副議長選では)3派連合のおかげで選ばれたので、連合を崩すことは政治家としてするべきではない」と説明。しかし、同会の沢田享子代表は、自主投票となった理由や所属議員の投票行動などについてコメントを避けた。

 ただ「対話の会は、うちの会派から議長選で上野氏を支持する代わりに副議長に沢田氏を推すという案を打診され、会派内をまとめきれなかったのでは」と推測する自民党県議もいた。

 一方、副議長選では同会が一転、民主、共産両党との協調路線を選択。青木氏を支持したため24票を獲得し、公明党の梅村正代表を1票差で破った。

 2月議会では自民、共産、公明の3会派の賛成で今年度の予算修正案が可決されたこともあり、過半数を占める会派がない中、その時々の事情に合わせ、合従連衡を繰り返す不安定な議会事情が、改めて浮き彫りになった。

(2008年4月26日 読売新聞)滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080425-OYT8T00863.htm

451片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/29(火) 23:59:31
県議会議長 自民が奪還 上野氏に “3派連合”崩れる
 県議会(定数47)は25日、臨時会を開き、議長に自民党・湖翔クラブの上野幸夫氏(67)、副議長に民主党・県民ネットワークの青木愛子氏(71)を選出した。1年前の議長選では民主党と対話の会・びわこねっと、共産党県議団の協調で初の非自民議長が誕生したが、対話の会が自主投票を決め“3派連合”が崩れた格好だ。

 正副議長は1年ごとに交代する慣例に従い、議長の出原逸三氏、副議長の角川誠氏が同日付で辞職願を提出したのを受けて議長選が行われ、上野氏は自民党(19人)、公明党(2人)、湖政会(同)で計23票を得た。民主党(16人)の西川勝彦代表は17票、共産党(3人)の森茂樹団長は3票で、白票が4票あった。

 対話の会(5人)の角川氏は議長選後、西川氏に投票したことを明らかにし「(1年前の副議長選では)3派連合のおかげで選ばれたので、連合を崩すことは政治家としてするべきではない」と説明。しかし、同会の沢田享子代表は、自主投票となった理由や所属議員の投票行動などについてコメントを避けた。

 ただ「対話の会は、うちの会派から議長選で上野氏を支持する代わりに副議長に沢田氏を推すという案を打診され、会派内をまとめきれなかったのでは」と推測する自民党県議もいた。

 一方、副議長選では同会が一転、民主、共産両党との協調路線を選択。青木氏を支持したため24票を獲得し、公明党の梅村正代表を1票差で破った。

 2月議会では自民、共産、公明の3会派の賛成で今年度の予算修正案が可決されたこともあり、過半数を占める会派がない中、その時々の事情に合わせ、合従連衡を繰り返す不安定な議会事情が、改めて浮き彫りになった。

(2008年4月26日 読売新聞)滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080425-OYT8T00863.htm

監査委員で紛糾、県議会早朝の閉会
 臨時県議会は26日早朝、閉会した。正副議長の選出後、監査委員ポストを巡って会派間の調整が難航したため、25日午後の開会から15時間以上かかって終了した。嘉田知事を含む県庁幹部らは、議会のポスト争いで長時間の待機を強いられた。

 結局、監査委員には、民主党・県民ネットワーク、対話の会・びわこねっと、共産党県議団の賛成多数で、同県議団の森茂樹団長が選出された。議会事務局によると、共産党系会派の議員が監査委員に就任するのは初めて。

 議会人事が決着した26日未明から、県造林公社が農林漁業金融公庫から借り入れ、損失が確定した約2900万円を支払うための補正予算案など5議案を審議し、可決した。

(2008年4月27日 読売新聞)滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080426-OYT8T00815.htm

452片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/22(木) 09:53:56
自民改革と民主が会合-両党幹事長が出席【県議団会派】  (2008.5.21 奈良新聞)

   政権与党の自民党と政権奪取を目指す民主党とで緊迫した政治情勢が続いているが、19日夜、奈良市川上町の料理旅館で、自民党県連幹事長の服部恵竜氏ら同党所属県議ら6人、民主党県連幹事長の藤野良次氏ら同党所属県議ら9人の計15人で会合を持っていたことが分かった。自民党の県議会会派の分裂について、民主党からの要請で開いたとされているが、「同じ自民党議員同士の話し合いは分かるが、対立政党との懇親会は問題」との声が上がっている。両党の県連最高幹部が同席しただけに、「責任は重い」などの意見も出ている。

 この日参加したのは、県議会「自由民主党改革」所属の服部県連幹事長や元県会議長の秋本登志嗣氏と荻田義雄、奥山博康、丸野智彦、粒谷友示の各氏。民主党は藤野県連幹事長と山下力、高柳忠夫、岩城明、田尻匠、尾崎充典、森川喜之、藤本昭広、森山賀文の各氏。自民党改革の小泉米造氏は欠席したという…

 〜この続きは本紙をご覧下さい〜
http://www.nara-np.co.jp/n_all/080521/all080521b.shtml

453片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/24(土) 11:42:48
1人会派の「新政会」解散
 府議会の無所属議員らで作る会派「新政会」が21日、解散した。4月に稲荷義晴議員が死去、所属議員は上田秀男議員(70)1人だけになっていたが、この日、上田議員が府議会事務局に解散届を提出した。上田議員は「京都創生フォーラム」に移籍した。

 新政会は1975年に結成、最大8人を擁した。昨年4月の府議選後、所属議員が公選法違反で逮捕され、辞職し、稲荷議員と上田議員だけになっていた。

 上田議員の移籍で、京都創生フォーラムの所属議員は4人となり、代表質問をしたり、議会運営委員会のメンバーを出したりできる「交渉会派」となった。

 上田議員は「さみしい思いもあるが、1人会派では会派運営費も受けられず、議員活動は難しい。新しい会派で若い議員と一緒にがんばりたい」と話している。

(2008年5月22日 読売新聞)京都
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20080522-OYT8T00040.htm

454片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/08/19(火) 22:08:07
東大阪市2部長排除 議会が弁明書提出
 東大阪市議会が、市の部長2人を議場から排除する動議を2回議決した問題で、市議会は12日、野田義和市長が議決取り消し裁定を求めて橋下徹知事に行った申し立ての棄却を求める弁明書を賛成多数で可決、府に提出した。

 弁明書は浅川健造議長名。「審議権の確保のため、法で認められた権限を行使した」と排除の正当性を主張している。府が市議会に提出を求めており、この日の臨時議会に議員提案された。

(2008年8月13日 読売新聞)大阪
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20080813-OYT8T00048.htm


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