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アメリカ大統領・上下院

1片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/04(水) 15:06:01
国際関係スレに埋没しないように、このあたりを抜く。米大統領選挙も世界選挙スレから抜く。

330片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/08(土) 20:08:32
共和党ハッカビー氏、アイオワで一気に支持率首位
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071208i211.htm?from=main2

 【ワシントン=五十嵐文】米誌ニューズウィーク(電子版)は7日、来年1月3日に米大統領選の最初の党員集会が実施されるアイオワ州での世論調査結果(5〜6日実施)を発表した。

 共和党では、9月の前回調査では支持率6%と無名に近かったマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事が34%に急浮上し、一気に首位に躍り出た。

 一方、これまで同州でトップを維持してきたミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は前回から5ポイント減の20%となり、ハッカビー氏に14ポイント差をつけられて2位に沈んだ。

 同誌によるとハッカビー氏は、同州共和党の党員集会の参加登録者の約4割を占めるとされるキリスト教右派(福音派)の47%から支持され、末日聖徒キリスト教会(モルモン教会)に属するロムニー氏に懐疑的な宗教右派の票が、元牧師のハッカビー氏を一気に押し上げた格好だ。

 民主党では、ヒラリー・クリントン上院議員30%、バラク・オバマ上院議員29%の支持が伯仲している。

(2007年12月8日19時51分 読売新聞)

331片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/11(火) 10:14:46
共和ハッカビー氏、全国でも躍進=ジュリアーニ氏に肉薄−大統領選・米世論調査
12月11日10時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071211-00000035-jij-int

 【ワシントン10日時事】米CNNテレビが10日発表した世論調査によると、次期米大統領選の共和党候補の支持率は、ジュリアーニ前ニューヨーク市長が24%で、これにハッカビー前アーカンソー州知事が22%で肉薄した。ハッカビー氏は全米で最初に党員集会が開かれるアイオワ州では複数の調査で首位に立っており、全国レベルでも躍進していることが示された。
 調査は6〜9日、全米の共和党支持者約400人を対象に実施された。ジュリアーニ氏は11月の調査でハッカビー氏に18ポイント差をつけていたが、一気に詰め寄られた。ロムニー前マサチューセッツ州知事は今回、16%だった。
 一方、民主党では、ヒラリー・クリントン上院議員が40%、オバマ上院議員が30%だった。11月の調査に比べ、クリントン氏が4ポイント低下したのに対し、オバマ氏は5ポイント伸ばし、その差が縮まった。

332片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/17(月) 01:58:28
米大統領選民主党指名争い/揺らぐ「ヒラリー優位」
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2007/1214.html

 来年十一月の米大統領選で、民主党の最有力候補と目されているヒラリー・クリントン上院議員の優位が揺らぎ始めた。ライバルのオバマ上院議員が一時の不振から脱し、支持率を急速に伸ばしているためだ。党の候補者指名争いの皮切りとなるアイオワ州党員集会まで約三週間。初の女性大統領を目指すクリントン氏か、黒人最初の大統領の座を狙うオバマ氏か―。党内レースの行方は混沌(こんとん)としてきた。

 ▽焦り

 「誰もが『変化』を口にするが、私ならやれる」。アイオワ州ジョンストン。十三日の候補者討論でクリントン氏がこう力を込めると、取材していた内外の記者たちからは「ホーッ」という声が漏れた。政治に「変化」を求める姿勢はオバマ氏の専売特許。ファーストレディーや上院議員としての「経験」を強調することで、オバマ氏との違いをアピールしてきたクリントン氏が、オバマ流の「変化」を口にしたことへの驚きが広がった。

 クリントン氏は十日から「新たな始まり」と題する選挙CMも放映しており、「変化」を求める世論に応えることを強く意識しているのは間違いない。ライバルの「お株を奪う」なりふり構わぬ戦いぶりは陣営の焦りの裏返しでもある。

 指名争いの序盤戦は一月三日のアイオワ州党員集会、同月八日のニューハンプシャー州予備選と続く。これまで盤石とみられていたニューハンプシャー州でも、オバマ氏が急激に追い上げていることを示す世論調査が出ている。全米では依然リードを保っているとはいえ、序盤で連敗すれば、その後の立て直しが極めて苦しくなる。

 ▽理由不明

 クリントン氏はなぜ、ここまで追い詰められたのか。十月に全米で50%前後の支持率を記録したころから、陣営の「緩み」や有権者の「飽き」を懸念する声はあったが、本当の理由はよく分からない。NBCテレビのトッド政治部長は「彼女は精いっぱいやっている。指名争いに敗れたとしても“彼女はあそこでミスを犯した”と責められないだろう」と話す。

 逆にオバマ氏の側にも、これといった決め手があったわけではない。全米で人気の黒人女性司会者、オプラ・ウィンフリーさんの応援を得た選挙集会の効果を指摘する声もあるが、それだけでは説明できない。

 流れを変えようと、クリントン氏は八日、選挙戦で初めて娘のチェルシーさん、自分の母親を一緒にアイオワ州の集会に参加させ、母娘三代の演出で女性票囲い込みを当て込んだ。しかし米メディアの扱いは冷たく、オプラ・ウィンフリーさんとオバマ氏の“共演”の方を大きく報じた。

 ▽ラストスパート

 クリントン陣営の選挙参謀マーク・ペン氏は「もともとアイオワ州では10%をやや上回る支持しかなかった。ここまで持ち込んだのは彼女の力だ」と強調。「党員集会参加者の20%は集会当日に、誰を選ぶか決める」と、年末から年始にかけてのラストスパートに意気込む。

 十三日の討論会場となった地元テレビ局のスタジオには、各候補の支持者が多数詰め掛けた。

 クリントン氏の応援に来ていた主婦(44)は「これまで党員集会には行ったことはなかったが今回は初めて参加する。初めて女性が大統領になるチャンスなので」と、祈るように話した。

333片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:16:23
共和党の4氏混戦 08年米大統領選
2007年12月23日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2007122302074356.html

 【ワシントン=小栗康之】米大統領選挙の共和党指名候補選びの行方が混沌(こんとん)としてきた。最有力視されたジュリアーニ前ニューヨーク市長が最近になって伸び悩み、ハッカビー前アーカンソー州知事、ロムニー前マサチューセッツ州知事、マケイン上院議員との支持率の差が縮まり、4候補が「だんご状態」になりつつある。

 米NBCの最新の全国支持率調査によれば、ジュリアーニ氏20%、ロムニー氏も20%で、ハッカビー氏17%、マケイン氏14%の順。長くトップを守り続けたジュリアーニ氏がロムニー氏に初めて追いつかれ、3位以下も接近している。

 一時はジュリアーニ氏独走との見方も出ていたが、先月後半になって南部バプテスト教会の牧師の資格を持つハッカビー氏が宗教右派の支持を集めて急浮上。

 最近になって、ロムニー、マケイン両氏も急速に支持を広げる一方、ジュリアーニ氏は支持者離れが続き、混戦状態になった。

 ジュリアーニ氏の伸び悩みの原因は、市長時代の不正経費問題などのスキャンダルのほか、イラク情勢の好転やイランの核兵器開発の中止報告などを受け、同氏が売り物にしていた対テロ政策や国家安全保障への国民の関心が弱まりつつあることなどにある。

 国民の関心は経済などの内政に移りつつあり、投資会社の経営を成功させたロムニー氏や、党派対立からの脱却を訴えるマケイン氏は支持を伸ばしている。

 1月3日に全米でトップを切って党員集会が開催されるアイオワ州の支持率はハッカビー、ロムニー両氏が接戦を展開。ジュリアーニ氏は同州や1月8日に予備選挙が行われるニューハンプシャー州には力を入れず、1月29日のフロリダ州の予備選以降に重点を置く戦術だったが、フロリダ州の支持率でもハッカビー氏がジュリアーニ氏に肉薄。ジュリアーニ氏が有力候補であることは間違いないものの、「本命の座」から転落する可能性もある。

334片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/06(日) 00:16:04
米大統領選スタート/大本命敗北で波乱の幕開け
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/0104_2.html

 米国の次の指導者を決める大統領選は波乱の幕開けとなった。三日行われた注目のアイオワ州党員集会で民主、共和両党の「大本命」ヒラリー・クリントン上院議員、ジュリアーニ前ニューヨーク市長がともに予想以上の敗北を喫したためだ。混戦に拍車がかかる選挙戦。両候補の巻き返しはなるのか―。

 ▽最悪の結果

 「われわれはともに変革を体現することができた。米国が新たな始まりを必要としていることが明確になった」

 三日夜“敗北演説”したクリントン氏は、努めて明るい表情を見せ、今後の選挙戦についても「楽観的だ」と語った。

 女性初の大統領を目指すクリントン氏は潤沢な資金やスタッフを投入してアイオワ州での勝利を目指したが、民主党陣営で三位。揺るがぬ本命とみられていただけに、「最悪の結果」にスタッフの意気も沈みがち。

 想定外だったのは、史上まれな混戦を受け投票率が四年前と比べほぼ倍増したことだ。無党派層に強いライバルのオバマ氏を押し上げる効果をもたらした。

 「経験」対「変革」。クリントン氏とオバマ氏の対決は、両者の持ち味を比較してこう形容されたが、初戦を制したのは「変革」を掲げたオバマ氏だった。

 ▽攻守交代

 クリントン氏は昨年十二月に入ってオバマ氏の猛追を受け、「変革をもたらすことができる経験がある」「変革は望むだけでは実現しない」などと、オバマ氏のお株を奪おうと試みた。しかし政治に目の肥えたアイオワ州の有権者は微妙な「軌道修正」にごまかされなかった。

 NBCテレビのトッド政治部長は、クリントン氏にとって今回の結果は「大惨事」に近いと分析。今後はオバマ氏と攻守交代し、「挑戦者」としてどう選挙戦を組み立てるかが見どころになると指摘する。

 次の決戦の場はニューハンプシャー州予備選。アイオワ州が全米最初の党員集会を開くようになった一九七二年以降、この二州で敗れて党の指名を獲得した候補は二人しかいない。そのうちの一人がクリントン氏の夫、ビル・クリントン前大統領。

 「ニューハンプシャーでは(世論調査で)12ポイント勝ってるよ」。選挙参謀でもある夫の激励を受けたクリントン氏は「今後の選挙戦にベストを尽くす」と支持者に再起を誓い、ニューハンプシャー州へと向かった。

 ▽危険な賭け

 一方、共和党陣営で今回勝利したのは、当初「泡沫(ほうまつ)候補」扱いされていた伏兵だった。

 「マラソンに例えればまだ先は長い。でもここまではうまくやった」。得意のユーモアを交え勝利宣言したハッカビー前アーカンソー州知事。牧師でもある前知事は共和党の大票田であるキリスト教右派の支持をうまくすくい取った。

 本命のジュリアーニ氏はハッカビー氏の約十分の一の得票で六位と惨敗。ジュリアーニ選対責任者のマイケル・デュハイム氏は「指名争いはまだこれから。両党の中間層を取り込める唯一の候補はジュリアーニだ」と意気込むが、先行きに黄信号がともったのは間違いない。

 ジュリアーニ氏の最大の武器は、市長時代、中枢同時テロの現場対応で高まった全米に及ぶ知名度。利点を最大限に生かそうと、一月下旬以降に予備選を行うフロリダやカリフォルニアなど大規模州に重点を置く。だが、この戦術は、成功の保証がどこにもない「危険な賭け」でもある。

335片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 17:36:08
支持拡大ヒラリー氏に13ポイント差 オバマ氏連勝へ勢い
2008年1月8日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008010802077815.html

 【ワシントン=小栗康之】米大統領選挙で、共和、民主両党の指名候補を選ぶためのニューハンプシャー州予備選挙が八日に行われる。最大の注目は、民主党のオバマ上院議員とライバルのヒラリー・クリントン上院議員との戦い。オバマ氏が三日のアイオワ州党員集会の勝利で勢いに乗り、連勝する可能性が強まっている。

 ニューハンプシャー州予備選は全米で最も早い予備選。即日開票、八日夜(日本時間九日午前)にも大勢が判明する。

 民主党の候補選びはオバマ氏とヒラリー氏が接戦を展開。米紙USAトゥデーと米調査会社ギャロップ社が六日明らかにした最新の支持率調査によると、オバマ氏が41%でヒラリー氏の28%を大幅にリード。「変革」を唱え、若者層や無党派層などに支持を広げるオバマ氏がここにきて、ヒラリー氏との差を広げている。エドワーズ元上院議員は19%にとどまっている。

 前回大統領選(二〇〇四年)のケリー上院議員、前々回(二〇〇〇年)のゴア前副大統領と、アイオワ、ニューハンプシャー両州を制した民主党候補は最終的に指名候補になっていることなどから、オバマ氏の勢いを止めたいヒラリー氏は必死の巻き返しを展開。

 六日のニューハンプシャー州内での集会では、オバマ氏の「変革」に対し、非現実的との見方をにじませ、「口舌の徒よりも、実行する人間を選ぶことが、変革につながる」と自身の政治経験と実行力をアピールした。

 ただ、オバマ氏をヒーロー視する国民的ムードが広がる中で、こうした戦術には効果がないとの意見がヒラリー陣営内部からも出ている。

 一方、共和党の指名候補選びは外交・安保政策に強いマケイン上院議員と、ロムニー前マサチューセッツ州知事の二強の争い。同紙などの調査では、マケイン氏(支持率34%)がロムニー氏(同30%)を上回っている。

336片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 17:38:12
アメリカの選択:大統領選予備選 クリントン氏、支持率急落
http://mainichi.jp/select/world/news/20080108ddm007030099000c.html

 ◇「オバマ攻撃」、最大の要因?

 【ハンプトン(米ニューハンプシャー州)大治朋子】6日発表された米大統領選・ニューハンプシャー州での世論調査で、ヒラリー・クリントン上院議員が首位のオバマ氏に10ポイント以上の差をつけられたことは、クリントン陣営にとって大きな打撃となった。支持率急落の要因として、5日の民主党討論会でのクリントン氏によるオバマ氏攻撃が指摘されている。

 「昨日の討論会は良かったでしょうか?」。クリントン氏は6日、同州東部ハンプトンで開いた集会で、自ら切り出した。参加した500人以上は大きな歓声と拍手で応えた。

 クリントン氏はこの日の集会で、改めてオバマ氏を「実行者ではなく、(演説のうまい)話者だ」と批判。話のうまい政治家にだまされず、過去に実績のある自分を信じてほしいとの主張を繰り返した。

 会場を訪れた民主党支持の女性会社員、クリスティーン・ミクルソンさん(43)は「知られていないオバマの事実を暴露して効果的だった」と評価した。一方で支持政党を持たない無党派の女性会社員、エイミー・マクドナルドさん(25)は「感情的な攻撃だった。知的で魅力的な候補者だったのに」と話すなど、有権者の反応は賛否両論に分かれた。

 米大統領選でのライバル候補に対する激しい攻撃戦略は、一定の効果が期待される半面、「大統領候補としてふさわしい行動か」という「資質」や「好感度」を低下させるリスクを伴う、「もろ刃の剣」だとされる。世論調査で首位を独走していたクリントン氏は、ブッシュ政権への批判はしても、指名を争う民主党の候補に対してはあからさまな攻撃はしてこなかった。

 しかし3日のアイオワ州での党員集会でオバマ氏に惨敗、3位に終わり、序盤戦の勝敗を決めるといわれるニューハンプシャー州は負けられない一戦となった。方針転換に踏み切った背景には、勢いを増すオバマ氏に対する強い危機感と焦りがあるといえそうだ。

 ◇ニューハンプシャー州、きょう予備選

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)及川正也】米大統領選の指名候補争いで初の予備選となるニューハンプシャー州予備選は8日、投開票される。米大手メディアによる最新の世論調査では、民主党はアイオワ州を制して勢いを増すバラク・オバマ上院議員(46)、共和党は一時の低迷から復活したジョン・マケイン上院議員(71)が優勢だ。本命視されていた民主党のヒラリー・クリントン上院議員(60)はアイオワ州党員集会敗北を受けて、世論調査でオバマ氏に13ポイントの差をつけられ失速、苦しい選挙戦を強いられている。

 投票は8日午前6時(日本時間8日午後8時)から投票所ごとに順次始まり、同午後8時(同9日午前10時)までに締め切られる。大勢判明は日本時間9日正午ごろの見通し。

 登録者は約85万人で44%が無党派、共和党が30%、民主党が26%。同州では無党派がどちらの政党にも投票でき、結果のカギを握るスイング・ステート(揺れる州)で、無党派層の動きが焦点となる。

毎日新聞 2008年1月8日 東京朝刊

337片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 17:40:29
全米で支持率並ぶ オバマ、ヒラリー両氏 '08/1/8
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801080263.html

 【ワシントン7日共同】米紙USAトゥデーと世論調査機関ギャラップが七日発表した最新の世論調査結果によると、米大統領選の民主党指名争いでトップ争いを続けるヒラリー・クリントン、オバマ両上院議員の全米支持率が33%で並んだ。三位のエドワーズ元上院議員は20%。

 クリントン氏は三日のアイオワ州党員集会でオバマ氏に敗れ、八日に予備選が行われるニューハンプシャー州での世論調査でも支持率でオバマ氏に逆転された。これまで一貫してリードを保ってきた全米レベルの支持率でもオバマ氏に抜かれれば、民主党指名争いで極めて苦しい立場に立たされることになる。

 共和党でも、ハッカビー前アーカンソー州知事が25%で、20%のジュリアーニ前ニューヨーク市長を抜いて首位に立った。三位はマケイン上院議員の19%。

 調査は四〜六日、全米の有権者千二十三人を対象に電話で行われた。昨年十二月の前回調査では、クリントン氏45%、オバマ氏27%だった。

338片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/09(水) 23:34:23
アメリカの選択:大統領選予備選 クリントン氏、反撃攻勢へ弾み−−民主
http://mainichi.jp/select/world/news/20080109dde007030009000c.html

 ◇「批判戦略」が奏功−−オバマ氏、失速に懸念

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)大治朋子、國枝すみれ】8日の米大統領選・ニューハンプシャー州民主党予備選で、アイオワ州党員集会で敗北したヒラリー・クリントン上院議員(60)がバラク・オバマ上院議員(46)を降し、序盤2戦を1勝1敗の五分に持ち込んだ。事前の世論調査で低迷したクリントン氏の勝利が反転攻勢への弾みとなるのは確実で、オバマ氏は「変革」の失速を警戒する。最終決戦の場は2月5日のスーパーチューズデーに持ち込まれそうだ。

 序盤戦の勝敗の流れを決するニューハンプシャーは、クリントン氏にとって落とせない一戦だった。同氏は5日夜、大きな賭けに出た。討論会でオバマ氏の発言と投票行動が一致しない点などを激しく攻撃した。「批判戦略」は一定の効果が期待できる半面、有権者の反感を招く「両刃の剣」でもあった。

 翌6日夜、クリントン氏の集会に来た人々の反応は、必ずしも否定的なものばかりではなかった。「率直な表現で実績のないオバマ氏との違いを明確にできた」。熱狂的な支持層だけでなく、無党派層にも同様の反応が見られた。

 クリントン氏は投票前日、集会で選挙戦の厳しさを聞かれ、涙ぐみながら「容易ではない」と答えた。男まさりのタフなイメージで安定感を打ち出していたクリントン氏。「涙」は戦略ではなくクリントン氏の率直な感情と受け止めた有権者が、直前に同氏支持に回った可能性もある。

 米CNNの出口調査によると、投票した女性のうち47%がクリントン氏に投票、34%だったオバマ氏を上回った。アイオワ州予備選ではオバマ氏が5ポイント差で勝っており、女性票が逆転した。また、アイオワ州でオバマ氏躍進の原動力となった若年層(30歳未満)の投票総数に占める割合が、22%から18%に低下したことも、オバマ氏に響いたと見られる。

 一方、オバマ陣営には事前の予想を覆す敗北に衝撃が広がっている。「変革」の流れが失速すれば、反転攻勢へと糸口をつかんだクリントン氏に勢いを与えかねないからだ。

 次の焦点は26日のサウスカロライナ州予備選に移る。同州の民主党有権者の約6割は黒人で、世論調査機関ラスムセンの調査では、オバマ氏がクリントン氏を引き離している。

 しかし、東部ニューヨーク州や西部の大票田カリフォルニア州などクリントン氏の「牙城」が多いスーパーチューズデーは、オバマ氏にとって「鬼門」となる可能性もある。

毎日新聞 2008年1月9日 東京夕刊

339片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/09(水) 23:35:19
米大統領選:共和党はシーソーゲーム
http://mainichi.jp/select/world/news/20080110k0000m030072000c.html

 【マンチェスター及川正也】米大統領選の共和党指名争いは、州ごとに首位争いに絡む候補者の顔ぶれがめまぐるしく変わるシーソーゲームで、混戦が続く。8日のニューハンプシャー州予備選ではジョン・マケイン上院議員(71)が勝利したが、2月5日のスーパーチューズデー前に▽ミシガン州予備選(15日)▽サウスカロライナ州予備選(19日)▽フロリダ州予備選(29日)などが控えている。

 ミシガン州はミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(60)の出身地で、ロムニー氏の父親は元ミシガン州知事だ。ミシガン州の世論調査では、3日のアイオワ州党員集会を制したマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(52)よりもロムニー氏が先行している。

 南部で最初の予備選が実施されるサウスカロライナ州は保守的な土地柄。キリスト教右派の支持が厚いハッカビー氏が頭ひとつ抜け出ている。ブッシュ大統領の選挙組織を引き継いだマケイン氏も強く、2氏の頂上対決となる見通し。

 ルドルフ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長(63)はスーパーチューズデー直前の南部フロリダ州を重視している。昨年12月の支持率調査ではジュリアーニ氏、ハッカビー氏、ロムニー氏の順で、混戦模様だ。

 これまで全米支持率ではジュリアーニ氏が先頭を走っていたが、アイオワ州で伏兵のハッカビー氏が急浮上したことで、全体情勢も変わりつつある。6日発表のギャラップ社などの調査ではハッカビー氏(25%)がジュリアーニ氏(20%)を抜いて首位に立ち、マケイン氏(19%)が3位につけた。

 ジュリアーニ氏は全米の関心をさらったアイオワ、ニューハンプシャー両州で戦いを事実上見送ったため存在感が薄れた。ニューハンプシャー大学のアンドルー・スミス准教授は「ニューハンプシャー州を無視したジュリアーニ陣営の戦略は愚かで、『負け犬』のレッテルが張られてしまった」と指摘する。ニューハンプシャー州の住民の多くは社会、財政問題でジュリアーニ氏の立場に近く、「選挙活動を繰り広げれば勝てた」(スミス准教授)との見方もある。

毎日新聞 2008年1月9日 20時36分

340片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/10(木) 02:24:29
女性パワーが逆転呼ぶ 予備選のクリントン氏勝利 '08/1/9
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801090405.html

▽支持者に危機感 集会の涙も貢献?

 米大統領選のニューハンプシャー州民主党予備選は、オバマ上院議員圧勝との大方の予想を覆し、ヒラリー・クリントン上院議員が勝利をもぎ取った。初戦のアイオワ州党員集会の敗北で大きな痛手を被った本命候補「復活」の舞台裏には、初の女性大統領を待望する女性たちの結束があった。選挙戦の行方を占う序盤戦は一勝一敗で終わり、「経験」が武器のクリントン氏と「変革」を訴えるオバマ氏が、がっぷり四つに組んだ歴史的勝負の決着には、しばらく時間がかかりそうだ。

 「ニューハンプシャーが今わたしにしてくれたように、米国を復活させよう」。八日夜、大歓声を受け勝利宣言したクリントン氏は、選挙戦の疲れをにじませながらも、久しぶりに晴れやかでほっとした表情を見せた。

▽誰も予想せず

 米主要メディアや政治評論家で、今回の結果を予想できた者はいなかった。三日のアイオワ州党員集会でオバマ氏が大差の勝利を収めて以降、同氏の支持率は急上昇。ニューハンプシャー州のすべての世論調査がオバマ氏圧勝を約束していた。

 他を寄せ付けぬ支持率で、本命候補の名をほしいままにしてきたクリントン氏の窮地。支持者たちに広がった危機感が、「まったく驚いた」(ワシントン・ポスト紙のボブ・ウッドワード氏)と言うしかない鮮やかな逆転劇演出の土台になった。

 全米を席巻するかに見えた「オバマ旋風」をニューハンプシャー州で食い止めたのは、女性有権者たちだった。

 CBSテレビの出口調査では、女性の46%がクリントン氏に投票、34%のオバマ氏を上回った。女性票の30%しか集められず、オバマ氏の35%に及ばなかったアイオワ州とは際だった違いで、女性の支持を呼び戻したことがニューハンプシャー州でのクリントン氏勝利の原動力だったことが数字からも見て取れる。

 「今回は(ブッシュ大統領の不人気などで)共和党候補に勝ち目はない。だからオバマ氏とクリントン氏の戦いが事実上の決勝戦」。ある女性有権者(24)はこう言って、初の女性大統領誕生の芽を早々につぶすわけにはいかないと強調した。

▽経験盾に攻撃

 アイオワ州での敗北後、クリントン陣営が打ち出したオバマ氏打倒のスローガンは「美辞麗句ではなく結果。言葉ではなく行動」。オバマ氏得意の弁舌に対抗し、クリントン氏の経験と実績を強調する戦術だ。オバマ氏の掲げる「変革」に対しても、「変革の実現には経験が必要」と攻撃の手を強めた。

 さらに、七日の対話集会で見せた「涙」。動画投稿サイト「ユーチューブ」でヒット数一位となった投票日前日の出来事は、「あのめったに弱みを見せないヒラリーが人前で泣いた」と大きな話題になった。

 クリントン陣営の幹部は、涙が勝利に貢献したと思うかと記者団に問われ、「証明はできない」と答えながら、「劣勢に立たされれば他の候補者と同じように落ち込む。彼女もそういう人間なんだということを有権者はより良く知ることができた」と話す。

 「女性大統領の誕生は、子どもや孫の世代に受け渡す遺産になるんだ」(六十四歳の男性有権者)。初の女性大統領誕生への強い期待を背に、クリントン氏の挑戦は続く。

341片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/12(土) 15:50:52
米大統領選:涙でなく人種問題? NH州予備選結果分析
http://mainichi.jp/select/world/news/20080112k0000e030034000c.html

 【ワシントン及川正也】8日の米大統領選ニューハンプシャー州予備選をめぐり、民主党のオバマ上院議員の圧勝を予測した米メディアの事前世論調査が「大はずれ」した背景に、「人種問題」があったとの見方が出ている。高所得でなく、学歴も高くない白人層は黒人に投票しない傾向があり、これら白人層が調査への回答を敬遠しがちなことが理由という。

 米大手世論調査会社ピュー・リサーチセンターのアンドルー・コハット代表が10日付の米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿した。

 事前の世論調査では、USAトゥデー紙とギャラップ社などが13ポイント差、CNNテレビなどが9ポイント差の大差で「オバマ氏独走」と報じたが、ヒラリー・クリントン上院議員が3ポイント差で勝利した。

 コハット氏は共和党では事前の予測がほぼ的中したため調査方法の問題ではないと指摘。投票前日のクリントン氏が涙をこらえる姿に同情票が集まったとの見方にも「事前の大差の理由を埋めるだけの説明はできない」と分析した。

 そのうえで、出口調査では「年収5万ドル未満や最終学歴が高卒の白人」にクリントン氏支持が高かったとし、「こうした層は高所得・高学歴の人々に比べて世論調査に回答せず、黒人に好意的ではない」と指摘した。

 コハット氏によると、過去の選挙からも事前調査では黒人候補に支持が高く出る傾向があるという。アイオワ州でこうした現象が起こらなかったのは「オバマ氏が首位走者ではなく、白人への脅威度が低かったからではないか」と分析した。

毎日新聞 2008年1月12日 11時28分

342片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/01(金) 08:03:03
オバマ氏、まだ劣勢=ケネディ氏の支持は追い風−大統領選で米学者
1月31日18時1分配信 時事通信

 【シカゴ31日時事】著名な国際政治経済学者である米シカゴ大学経営大学院のマービン・ゾニス名誉教授は31日までに、時事通信とのインタビューに応じ、米大統領選の民主党候補指名争いについて、オバマ上院議員はまだクリントン上院議員に対して劣勢だが、民主党の重鎮であるエドワード・ケネディ上院議員がオバマ氏支持を表明したことは非常に大きいとの見方を示した。
 同名誉教授は「クリントン氏は組織も強力で、現時点でオバマ氏が勝つと考えるのは難しい」と述べ、特にカリフォルニア州やニューヨーク州など人口の多い州でオバマ氏が劣勢をはね返すには時間が足りないと分析。ただ、「ケネディの名前は米国ではいまだに大きい」と述べ、ケネディ議員の支持表明はオバマ氏にとって追い風になると強調した。
 大統領選本選に関しては、共和党の「本命候補」に躍り出たマケイン上院議員とクリントン氏の戦いになった場合、「マケイン氏が無党派層を獲得できる分、有利になる」と予想。一方、マケイン氏とオバマ氏の戦いなら「オバマ氏のほうが無党派層を獲得でき、勝てるのではないか」との見通しを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000144-jij-int

ボルカー元FRB議長もオバマ氏支持=米大統領選
2月1日6時0分配信 時事通信

 【ワシントン31日時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は31日、米連邦準備制度理事会(FRB)のポール・ボルカー元議長が、大統領選で民主党のオバマ上院議員支持を表明したと報じた。
 それによると、ボルカー元議長は「30年間、民主、共和両党の政権にかかわってきたが、これまで選挙にかかわるつもりはなかった。この禁を破る時がきた」としてオバマ氏支持を明らかにした。元議長は「現在の金融市場の混乱は、この決定に関係ない。米国が直面する問題に立ち向かうため、新たな指導者が必要だと考えた」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000016-jij-int

343片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/04(月) 22:40:42
米大統領選:天王山へしのぎ 民主の候補決定はなお先か
 米大統領選(11月4日投開票)に向けた共和、民主両党の指名候補争いは、2月5日の「スーパーチューズデー」(決戦の火曜日)で大きなヤマ場を迎える。両党の有力候補は「天王山」の攻略にしのぎを削る。共和党は勢いにのるジョン・マケイン上院議員(71)が「王手」を狙う。一方、異例の激戦が続く民主党は、指名候補がスーパーチューズデーでは決まらず、決着は先になるとの見方が強まっている。【ワシントン及川正也】

 ■共和党

 ほとんどの州で、勝者が代議員を「総取り」する方式を採用する共和党では、大票田の争奪戦が勝敗を決する。フロリダ州予備選勝利で混戦から一歩抜け出したマケイン氏が、撤退したルドルフ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長(63)などの支持を取り付け、優利な戦いを進める。スーパーチューズデーで大勝し、指名獲得に向け大きく前進したいところだ。

 南西部を地盤とするマケイン氏は、ジュリアーニ氏の支持表明で「東部戦線」で優位に立った。ニューヨークやニュージャージーなど大票田で支持を固めた。

 ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(60)は地元マサチューセッツ州に加え、自らも信者であるモルモン教の本拠地ユタ州などで強力な支持を得ている。マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(52)は地元アーカンソー州以外では、伸び悩む。

 ■民主党

 8年ぶりの政権奪還を目指す民主党は、ヒラリー・クリントン上院議員(60)と、バラク・オバマ上院議員(46)が接戦を展開している。さらに、同党は、獲得票数に応じて代議員数を各候補に配分する方式を取るため、差がつきにくい。

 クリントン氏は代議員数で全米1位のカリフォルニア州と同2位の地元ニューヨーク州に加え、隣接するニュージャージー州、知事夫人を務めた南部アーカンソー州を制したい考えだ。「大票田での勝利は全米的に優勢を印象付ける効果を持つ」(クリントン陣営)からだ。世論調査によると、ニューヨーク州などでオバマ氏を大きくリードするが、カリフォルニア州では競り合う情勢だ。

 黒人初の大統領を目指すオバマ氏は地元のイリノイ州に加え、黒人有権者の割合が多い南部のジョージア、アラバマ両州を重視。若年層の動員に成功したアイオワ州での圧勝を再現しようと、同じ中西部のカンザス州などで学生や無党派の票掘り起こしを図る。

 ただ、これらの州は代議員数が少ない。このため、カリフォルニア州など大票田でクリントン氏に肉薄し、「より多くの代議員を獲得する戦略」(オバマ陣営)に全力を注ぐ。

毎日新聞 2008年2月4日 20時24分 (最終更新時間 2月4日 22時06分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080205k0000m030091000c.html

344片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/05(火) 14:41:05
シュワ夫婦で“内戦”ボッ発!?妻はオバマ氏支持を表明
 米カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事(60)の妻で、故ケネディ大統領のめいであるマリア・シュライバーさん(52)が3日、米大統領候補指名争いで民主党のバラク・オバマ上院議員(46)への支持を表明した。シュワ知事は共和党有力候補のジョン・マケイン上院議員(71)支持を打ち出したばかりで、夫婦で“内戦”ボッ発となった。

 シュライバーさんは同日、スーパーチューズデー(5日)の大票田、カリフォルニア州のオバマ氏支援集会にケネディ氏の長女、キャロラインさん(50)らとともに予告なしに登場。サプライズ参加に驚く聴衆に「けさ起きたら…ここ以外に来るべき場所がなかった」などと語り、喝采を浴びた。オバマ陣営にとって女性票獲得の貴重な援軍となりそうだ。
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200802/sha2008020507.html

345片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/09(土) 01:36:24
米大統領選:共和・マケイン氏は党内固め難航必至
 【ワシントン及川正也】11月の米大統領選に向け、共和党の候補指名を確実にしたジョン・マケイン上院議員(71)にとって、今後は保守派の結集による挙党態勢作りが最大の課題になる。マケイン氏はイラクへの米軍増派を支持するなど安全保障では強気の姿勢が目立つが、経済・移民政策などは保守色が薄い。マケイン氏は保守派とそりが合わず、党内固めが難航するのは必至だ。

 7日の共和党保守派の集会でロムニー前マサチューセッツ州知事が撤退を表明した後、登壇したマケイン氏には「勝者」への称賛の拍手がわいた。だが、話題が移民問題に移ると場内の空気は一変、非難の嵐となった。同氏は不法移民に市民権付与の道を開く寛容策の旗振り役だからだ。

 「皆さんの多くが私のいくつかの政策に強く反対してきたのは分かっている」。マケイン氏は保守派との対立を率直に認める一方、「私は保守本流だ」とも主張。資金難や幹部辞任から撤退寸前にまで追い込まれながら「奇跡の復活」を果たした余裕もにじませた。

 マケイン氏と党内主流派である保守派の間には、深い亀裂がある。同氏は00年の大統領選で、保守派の中枢で「集票マシン」と呼ばれる宗教右派の幹部を「偏狭の使徒」と呼び、禍根を残した。また、04年には民主党大統領候補のケリー上院議員の副大統領候補に取りざたされた。

 保守強硬派の論客アン・コールター氏は「マケイン氏が指名されるぐらいなら(民主党候補の)ヒラリー・クリントン氏に投票する」と皮肉るほどだ。

 保守派の反発を買う「非主流派」のマケイン氏が指名確実の流れになった背景には、保守派の分裂がある。00年と04年にブッシュ大統領で一本化した保守派だが今回、▽ハッカビー前アーカンソー州知事を支援する宗教右派▽マケイン氏を推す穏健派▽ロムニー氏支持の強硬派−−に割れ、統率力を欠いてしまった。

 保守派を代表する本命がいない中、マケイン氏は「誰が民主党に太刀打ちできるか」を基準とした消去法で生き残った側面が強い。コロンビア大学のロバート・エリクソン教授は「他の候補が特段の求心力を持たずに伸び悩む中、保守派の意向をよそに無党派層や民主党に支持を広げたマケイン氏だけが、『勝てる候補』として残った」と解説する。

毎日新聞 2008年2月8日 21時18分
http://mainichi.jp/select/world/news/20080209k0000m030096000c.html

346片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/09(土) 01:36:55
米大統領選:保守派の支持束ねられず…ロムニー氏撤退
 【ワシントン及川正也】米大統領選の共和党指名争いで、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(60)が選挙戦撤退を決断したのは、5日の「スーパーチューズデー」に惨敗、ライバルのジョン・マケイン上院議員(71)の追い上げに失敗したからだ。穏健派のマケイン氏に反発する保守派の支持を束ねることができず、「保守派の代表」の座を手中にできなかったことが敗退を決定的にした。

 「私が選挙運動を続けた結果(民主党に政権を渡し)対テロ戦争で降伏するようなことになってはいけない」。撤退表明したロムニー氏は演説で時折、目を潤ませ、苦渋の決断だったことをにじませた。「今は戦時だ」とも繰り返し、安保政策を専門とするマケイン氏に道を譲る考えを示した。

 元実業家で富豪のロムニー氏は4000万ドル(約43億円)以上の個人資金を選挙戦に投入。1月のアイオワ、ニューハンプシャー両州で勝利を目指したが、ハッカビー氏とマケイン氏にそれぞれ敗れた。逆転に望みをかけたスーパーチューズデーでも惨敗した。

 致命的となったのは「反マケイン」色が強い党内保守派をまとめきれなかったことだ。元牧師で宗教右派の支持を受けたハッカビー氏は「民主党に勝てる候補ではない」との見方が強かった。しかし、保守派が強硬に反対する銃規制法案化や、中絶をロムニー氏が支持・容認した「過去」が選挙戦中に次々と暴かれた。ロムニー氏は「間違いだった」と釈明したが、「変節漢」の印象はぬぐえず、保守票の分散を招いた。

 経済問題が争点に急浮上する中、「経済の専門家」を訴えたが、国政で20年以上の経験を持つマケイン氏に支持を奪われる「誤算」にも見舞われ、行き詰まった。

 今後はマケイン氏を中心に党結束と副大統領候補選びが焦点となる。ジョージ・ワシントン大学のフォレスト・メルツマン教授は「ハッカビー氏は副大統領狙いでしばらくは選挙戦を続けるだろう。(集票マシンの)宗教右派はマケイン氏を嫌っており、ハッカビー氏なら右派票を集められると考えられているからだ」と語る。

毎日新聞 2008年2月8日 11時19分 (最終更新時間 2月8日 12時31分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20080208k0000e030035000c.html

347片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/10(日) 13:43:06
米大統領選:オバマ氏に勢い ルイジアナなど3州で連勝
 クリントン、オバマ両上院議員のデッドヒートが続く米大統領選の民主党候補指名争いは9日、ルイジアナ、ネブラスカ、ワシントンの3州で予備選・党員集会を開催、米主要メディアによると、オバマ氏が3州すべてで圧勝した。

 互角の結果に終わった5日のスーパーチューズデー後、初の戦いとして注目されたが、オバマ氏がクリントン氏を圧倒したことで、第2幕となる今後の選挙戦に好スタートを切った。

 一方のクリントン氏は既に、3月4日に予備選が行われる大票田のテキサス、オハイオ両州などに照準を定めている。指名獲得に必要な代議員数では依然拮抗(きっこう)しているものの、今後クリントン氏が連勝を許せば、オバマ氏の勢いに拍車が掛かる可能性がある。

 米メディアによると、オバマ氏はネブラスカ、ワシントン両州の党員集会で65%以上を得票、クリントン氏はそれぞれ30%余りにとどまった。黒人票の多いルイジアナ州予備選でもオバマ氏が圧勝した。

 10日のメーン州、12日のバージニア州、メリーランド州、首都ワシントンなど、2月中にさらに6つの予備選・党員集会が予定されているが、大半の地域でオバマ氏が優勢とみられている。

 マケイン上院議員が既に指名獲得を確実にしている共和党は、ルイジアナ、ワシントン、カンザスの3州で予備選・党員集会を開催。カンザス州の党員集会では、保守派の支持を集めたハッカビー前アーカンソー州知事がマケイン氏を抑え勝利した。

 ロイター通信によると、ハッカビー氏は「選挙戦はまだまだ終わっていない」と述べ、撤退する考えはないと強調した。(ワシントン共同)

毎日新聞 2008年2月10日 11時36分 (最終更新時間 2月10日 13時25分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080210k0000e030014000c.html

348片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/12(火) 16:42:20
「党大会決着」で波紋 民主、特別代議員も焦点
2008年02月11日

 米大統領選の民主党の候補者絞り込みは9日、オバマ上院議員が予備選・党員集会で3戦全勝の快進撃をみせたものの、ヒラリー・クリントン上院議員との「歴史的大接戦」という戦いの様相を変えるものではなかった。オバマ陣営が今後の州別勝敗を予測した内部文書が外部に漏れて話題になっているが、それも8月の党全国大会まで決着がつかないという内容で、党内外に「引き分け」シナリオの波紋が拡大している。

 問題の内部文書は6日付。すでに終わった予備選や党員集会の結果に加え、9日以降6月7日までに実施される計27州・自治領などの予測が得票率まで含めて細かく記入されている。9日の3勝は織り込み済みで最終的な代議員獲得数はオバマ氏が1806、クリントン氏は1789。いずれも指名獲得に必要な2025には届かないという内容だ。

 もともとは通信社が6日に特報したものだが、クリントン陣営が9日、献金を求める材料として電子メールで支持者に送りつけたためさらに広まった。

 これに似たような「引き分け」予測は、すでにメディアでも取りざたされていたが、今回は陣営の内部文書ということで、その信憑性(しんぴょうせい)が一層高まった形だ。

 こうした中、注目が集まっているのが「特別代議員」(スーパーデレゲート)と呼ばれるエリート代議員だ。

 正副大統領経験者や上下両院議員、州知事など党の有力者に自動的に与えられる特権で、今回は計796人。代議員全体の約20%を占める。一般の代議員が党大会で投票するに当たっては、それぞれの地元の党員集会や予備選の結果を踏まえるのに対して、特別代議員は独自の判断で決めることが許されている。

 このため「ヒラリーVS.オバマ」の戦いが決着のつかないまま党大会にもつれ込めば、最後は特別代議員の意向で指名の行方が決まると見られている。

 ルール上は全代議員の投票で公明正大に決めるわけだが、特別代議員の党幹部が密室協議したと党内外から批判を浴びることが目に見えている。ディーン党全国委員長らは何とか8月末の党大会までに指名を決めたいとしているが、両陣営が一歩も譲らず激戦を続けるなか、事態打開のメドは全く立っていない。
http://www.asahi.com/international/president/analysis/TKY200802110096.html

349片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/21(木) 02:22:52
米大統領選:クリントン氏窮地 得意の経済でも支持陰り

19日、米オハイオ州の遊説先で支持者からカレンダーにサインを求められたクリントン氏=ロイター 【ワシントン大治朋子、ミルウォーキー及川正也】米大統領選の民主党指名争いは19日、ウィスコンシン、ハワイ両州の戦いで2月の予定を終え、大票田オハイオ、テキサス両州での「3月4日決戦」に舞台を移す。支持基盤を広げて9連勝のバラク・オバマ上院議員(46)に対し、追い詰められたヒラリー・クリントン上院議員(60)が復活を果たせるかどうかが焦点だ。しかし、戦局好転への道は険しそうだ。

 「就任日に米軍最高司令官となり、経済問題を処理し、共和党を打ち負かす準備ができているのは私だ」。クリントン氏は19日、オハイオ州の集会で、ウィスコンシン州の敗北に触れず強気の姿勢を貫いた。だが、米メディアの同州での出口調査によると「最高司令官」「経済処理」「共和党打倒」に最適の候補はオバマ氏だった。

 オバマ氏は当初、前大統領夫人のクリントン氏に比べ知名度で圧倒的に不利だった。だが、多くの代議員を抱える大規模州の戦いを優先させたクリントン氏に対し、中小規模州で勝利を重ね、人気を引き寄せた。本選で共和党に「勝てる候補」として認知度を高め、クリントン氏の強固な支持層だった白人女性や低所得者にまで支持を広げている。

 クリントン氏は得意の経済問題でも集票力を低下させている。米CNNテレビによると、5日のミズーリ州では「候補者選びで経済問題を重視する」と答えた投票者の51%から支持を得ていたが、19日のウィスコンシン州では41%に低下。逆にオバマ氏は47%から57%に伸ばしている。

 ワシントン大のガスティル教授は「オバマ氏が現地入りして選挙運動を始めると、一気に風向きが変わる傾向がある。クリントン氏がこれをいかに封じるかが勝敗のカギになる」と話す。追い詰められたクリントン氏だが、ジョージタウン大のハル教授は「経済不安を抱える人の支持を得ている」と指摘、巻き返しは可能とみる。

 テキサス州の医療保険未加入者の割合は全米で最も高く、オハイオ州の失業率は7位。国民皆保険の旗振り役であるクリントン氏に有利な環境だ。

 また、テキサス州はクリントン氏の支持基盤であるヒスパニック系移民が4割弱を占めている。テキサスでは現時点でクリントン氏が優勢だが、オバマ氏の追い上げで「横一線に並んだ」との調査結果もある。

毎日新聞 2008年2月20日 21時03分 (最終更新時間 2月20日 23時57分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20080221k0000m030096000c.html

350片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/22(金) 01:28:50
米大統領選:「居座り」ハッカビー氏にマケイン氏苦慮
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20080221k0000e030015000c.html

 【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)及川正也】米大統領選の共和党指名争いで、「勝ち目なし」とされながら選挙活動を継続するマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(52)の動向にマケイン上院議員(71)の陣営が頭を痛めている。保守派で鳴らすハッカビー氏の参戦継続は、保守派に不人気なマケイン氏の「急所」をあぶり出しているためだ。「ハッカビー氏は副大統領候補狙い」が俗説だが、側近は真意を探ろうと躍起だ。

 「前進あるのみ。(3月4日に予備選がある)テキサスにもオハイオにも行って最善を尽くす」。19日のウィスコンシン州予備選での敗北後、ハッカビー氏は地元アーカンソー州で撤退の意思がないことを改めて表明した。

 獲得代議員数で200人強のハッカビー氏にとって、900人以上を得ているマケイン氏との逆転は絶望的。しかし、「誰かが代議員総数の過半数(1191人)を得るまで戦う」と譲らず、「私が戦い続けることは共和党にとってもプラスになる」と論戦に闘志を燃やす。

 マケイン氏は指名獲得を確実にした後も、保守派の強い南部諸州で苦戦。保守派の間での不人気ぶりを露呈させている。米メディアによると、ペリー・テキサス州知事らマケイン氏の側近が真意を探るためハッカビー氏らと接触したが、同氏側は建前を崩さず「お手上げ」の状態という。

 「反マケイン」のウェブサイトが立ち上がる一方、ハッカビー氏支援の声は絶えず、「居座り」が選挙戦を盛り上げる一因になるという皮肉な事態になっている。

351片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/22(金) 01:30:34
中立保つゴア前米副大統領 撤退候補や議会指導部も '08/2/22

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 【ワシントン21日共同】米大統領選の民主党予備選で、党幹部や上下両院議員らで構成され、党候補指名の鍵を握るとされる「特別代議員」(七百九十五人)のうち、他の特別代議員に大きな影響を及ぼすゴア前副大統領やエドワーズ元上院議員、議会指導部が特定候補への支持表明を控え、中立を保っている。

 オバマ、ヒラリー・クリントン両上院議員が激烈な指名争いを演じる中、有権者に予断を与えかねない態度表明は賢明ではないとの判断が働いているとみられる。ゴア氏は「現時点では特定候補を支持するつもりはない」(広報担当者)としており、当面は様子見の状態が続きそうだ。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、民主党予備選から撤退したエドワーズ氏とドッド、バイデン両上院議員、八月の党全国大会委員長を務めるペロシ下院議長は最近、今後の党候補指名をめぐりゴア氏に助言を求めた。

 党重鎮でノーベル平和賞受賞者という経歴に加え、フロリダ州の手集計をめぐり大混乱した二○○○年の大統領選で、国民全体の利益を考えて敗北を甘受した同氏に「私心のない裁定」を期待しているとみられる。

 しかし、ゴア氏は胸の内を明かさず、撤退候補もそれに倣う形で「沈黙」。ジョン・ルイス氏ら黒人の有力下院議員がオバマ氏支持へのくら替えを検討中と伝えられる半面、ペロシ議長や米議会の黒人トップ、クライバーン下院同党副院内総務は中立を保っている。

 八月の党大会で正副大統領候補の指名投票を行う代議員総数の約二割を占め、指名争いの行方を左右する特別代議員だが、ゴア氏らの中立姿勢の影響もあり、CNNテレビによると、約半数がなお立場を明らかにしていない。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200802220063.html

352片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/22(金) 12:48:51
米大統領選 米に希望・結束・融和 雄弁オバマ 聴衆魅了
2月22日8時1分配信 産経新聞


 ■ケネディ彷彿 共感広がる

 米大統領選の民主党候補指名争いで、初の黒人大統領を目指すバラク・オバマ上院議員が破竹の勢いをみせている。オバマ氏への支持は人種、性別、年齢や社会的背景を超えて広がり、ライバルのヒラリー・クリントン上院議員の基盤を切り崩しているだけではなく、共和党支持者からも評価を受けている。米国はなぜ今、オバマ氏にひかれるのだろうか。(ニューヨーク 長戸雅子)

 ■共和党員にも

 「ここまで特定の候補に入れ込んだのは初めてです」。東部ペンシルベニア州ベアクリークに住む神経科医、リチャード・ソーマさん(65)は、近所でオバマ氏の支援集会があれば駆けつけ、積極的に献金もした。

 2000年の大統領選ではブッシュ大統領、04年は民主党のケリー上院議員に投票したというソーマさんは、今の米国の空気がオバマ氏を求めていると語る。

 是非をめぐり国際社会を二分したイラク戦争の後遺症や、景気への不安…。米国が自信を失い閉塞(へいそく)感を払拭(ふっしょく)できずにいるなかで、「オバマ氏の清新さ、希望や変革のメッセージはかつてのケネディ大統領のように人々をかきたてる」という。

 特定の利益団体からでなく、多くの普通の人々から献金を集めているところも「国民の指導者、公僕としてふさわしい」とも。ケニア人留学生の父親と白人の間に生まれ、自分のアイデンティティーに悩んだという過去をもつオバマ氏が大統領になれば、「米国ではあらゆる人にチャンスと機会が与えられ、真の民主主義があるのだと世界に伝えることにもなる」と力説する。

 「リベラルな米国も保守の米国もない。黒人の米国も、白人の米国も、ラテン系の米国も、アジア系の米国もない。米合衆国があるだけだ」

 オバマ氏が04年の民主党全国党大会の基調演説で語ったように、「変革」と並ぶオバマ氏のテーマは「国民融和」だ。


 ニューヨーク・マンハッタン北部の黒人居住区ハーレム。オバマ氏支援の女性組織を束ねる弁護士のレジーナ・ダービーさん(58)は「人種、宗教、支持政党、収入…。そういうものに隔てられ、対立することに私たちはもううんざりしている。人を分ける方向に使われてきた権力を、オバマ氏は結びつける方向に変えてくれるかもしれない」と話す。

 オバマ熱は共和党支持者にも広がり、「オバマ氏を支持する共和党員(リパブリカン)」を意味する「オバマカン」という造語も登場した。

 ブッシュ政権の元側近、ピーター・ウェーナー氏は、米紙ワシントン・ポストに「共和党員はなぜオバマが好きか」と題した手記を寄せている。オバマ氏の演説がもつ雄弁さや高揚感、共和党支持者が嫌悪するクリントン夫妻と戦っていること、そしてクリントン氏と違って「融和」をうたい、人種問題を打ち出さない姿勢が共感を得ている−という分析だ。

 ■演説の秘密

 オバマ氏の魅力のひとつに力強い演説をあげる声は多い。おなじみになった「Yes We can」(そう、私たちにはできる)をはじめ「あなたたちが必要だ」など、「We」と「You」を効果的に使い聴衆を引き込む。そして「普通の人々が非凡なことをやれるのだ」「変革の準備はできているか」と呼びかける。演説会場の盛り上がりをロックコンサートにたとえる声もある。

 ウィリアム・ウィルソン・ハーバード大学ケネディ行政学院教授(社会学)は「有権者は自分に直接話しかけられているように感じ、結束を目指す重要な動きの一端を担っているのだと感じる」と、演説がかもし出す一体感を指摘する。

 ニュースクール大学(ニューヨーク市)のジェフリー・ゴールドファーブ教授(同)は、オバマ氏が20代のころ、シカゴ郊外の貧困地区で、失業、教育問題などを解決するために、住民たちを組織化するコミュニティー・オーガナイザーとして活動した経歴に注目する。

 確かに、草の根活動は他の候補者にはない特徴だ。同教授は「コミュニティー・オーガナイザーには人の話に耳を傾け、改善策を明快に示す能力が求められる。人々の共感を呼び、人々を動かす力があるオバマ氏は、国家レベルでもそれをやり遂げるだろう」とみる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080222-00000078-san-int

353片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/13(木) 01:09:11
米大統領選:共和支持層の12%、民主に投票
 【ジャクソン(米ミシシッピ州)及川正也】米大統領選の民主党ミシシッピ州予備選で、共和党支持層の12%が民主党候補に投票し、うち8割近くがヒラリー・クリントン上院議員を支持したことが米メディアの出口調査で分かった。民主党指名争いで共和党支持層の投票が10%を超えたのは初めて。

 クリントン氏は共和党を敵対視する急先鋒(せんぽう)。同党の「仇敵(きゅうてき)」とされるだけに、クリントン氏が民主党の指名候補になれば、これに反発する共和党は逆に結束を固めるとみられている。このため、共和党支持者が戦いやすいクリントン氏を「後押し」しているとの見方もある。

 ミシシッピ州は共和党の牙城。同党ではジョン・マケイン上院議員(71)が指名獲得を決めている。各種世論調査では、民主党のバラク・オバマ上院議員が相手の場合はマケイン氏に不利だが、クリントン氏が相手の場合、マケイン氏が優位に立つ傾向がある。

 4日のオハイオ、テキサス両州の民主党予備選でも共和党支持層の投票が9%を占めた。

毎日新聞 2008年3月12日 12時48分
http://mainichi.jp/select/world/news/20080312k0000e030060000c.html

354片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/13(木) 01:11:11
買春疑惑のNY州知事が辞意、後任は初の黒人知事か
2008年03月13日01時04分

 高級売春組織に客としてかかわった疑惑がもたれている米ニューヨーク州のエリオット・スピッツァー知事(民主)が12日、記者会見を開き、辞任する意向を表明した。会見で知事は「家族と州民に対し、自分の失態を悔い改めたい。信頼を取り戻すための最初の一歩として辞任する」と述べた。

 後任にはアフリカ系で視覚障害者のデビッド・パターソン副知事が17日就任し、同州初の黒人知事となる見込み。

 買春疑惑は、ニューヨークの高級売春組織「エンペラーズクラブVIP」への連邦検察の捜査で浮上。組織への支払いは1時間で4000ドル以上、過去の総額は8万ドルを超えるという情報もあり、辞任は不可避とみられていた。複数の米メディアによると、同知事は検察当局との司法取引を狙っているという。

http://www.asahi.com/international/update/0313/TKY200803120449.html

355片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/13(木) 10:40:36
NY州知事:買春疑惑で辞任 「ミスタークリーン」転落
 【ワシントン坂東賢治】高級売春組織の顧客となっていたことが発覚した米ニューヨーク州のエリオット・スピッツァー知事(48)=民主党=は12日、夫人と共に会見し、17日付で辞任すると発表した。州司法長官時代に「ミスター・クリーン」と呼ばれた敏腕検事だったが、連邦捜査局(FBI)の網にかかり、名声を失うことになった。

 知事は民主党の若手ホープで、同州を地盤とするクリントン上院議員の資金調達にも協力してきた有力な支援者。辞任は大統領選でオバマ上院議員と民主党指名候補の座を争うクリントン氏に打撃との見方も出ている。

 知事は会見で「私の個人的な失敗で行政を停滞させることはできない」と辞任の理由を説明したが、質問は受け付けなかった。後任には黒人のデビッド・パターソン副知事が昇格する。同州での黒人知事誕生は初めて。

 AP通信など米メディアの報道によると、知事はバレンタインデー前日の2月13日夜、出張先のワシントンのホテルにニューヨークの高級売春組織「エンペラーズクラブVIP」に所属する女性を呼び寄せた疑いがもたれている。

 同クラブの料金は1時間当たり1000ドル(約10万円)〜5500ドル(約55万円)。知事は常連客で当日、4300ドル(約43万円)を払ったほか、総額8万ドル(約800万円)を使っていたという。

 FBIなど捜査当局が今月6日に同クラブのオーナーら4人を逮捕。その後、ニューヨークタイムズ紙が知事が顧客だったと報じ、辞任は不可避との観測が高まっていた。

 AP通信などによると、捜査当局は知事の捜査を続けており、訴追される可能性もある。知事側は司法取引を進めたい意向という。

 スピッツァー知事は98年に州司法長官に当選し、大手企業がかかわった証券スキャンダルなどの捜査を指揮して注目された。06年秋の知事選に民主党から立候補し、当選した。

毎日新聞 2008年3月13日 9時43分
http://mainichi.jp/select/today/news/20080313k0000e030009000c.html

356片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/22(土) 00:33:17
米大統領選:リチャードソン氏、オバマ氏支持表明
 【ワシントン及川正也】米大統領選民主党指名争いから1月に離脱したリチャードソン・ニューメキシコ州知事は21日、オバマ上院議員を支持すると発表した。リチャードソン氏は出身のヒスパニック(中南米系)社会に影響力を持つ有力者。ヒラリー・クリントン上院議員にとって痛手となりそうだ。

 リチャードソン氏は声明で、「民主党内の争いに終止符を打ち、(共和党指名獲得を決めた)マケイン上院議員との戦いに備えるときだ」とし、オバマ氏を「新しい世代の指導者」と評価した。リチャードソン氏はクリントン政権時にエネルギー長官などを務めた。

毎日新聞 2008年3月22日 0時01分
http://mainichi.jp/select/world/news/20080322k0000m030144000c.html

357片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/12(土) 14:28:01
オバマ氏猛追、接戦へ ペンシルベニア州で広告に大金投入 米大統領選(04/12 08:06)
 【ワシントン11日三浦辰治】米大統領選の民主党候補指名争いで、次の焦点となる二十二日のペンシルベニア州予備選が近づく中、州内の支持率で大きくリードしていたヒラリー・クリントン上院議員(60)が、ライバルのオバマ上院議員(46)の猛追を受け、勝負は接戦の様相を呈してきた。「負ければ万事休す」と背水の陣で臨むクリントン氏にとって、状況はますます厳しくなっている。

 ペンシルベニア州は「白人」「高齢者」「労働者」というクリントン氏の主要な支持層が有権者の多数を占める。しかし、最新のクウイニピアク大の世論調査では、同氏の支持率が50%だったのに対しオバマ氏は44%と、その差は6ポイント。約一カ月前には12ポイント、一週間前にも9ポイントあったクリントン氏のリードは急速に縮小している。

 オバマ氏が支持を伸ばしている背景には豊富な資金力がある。ペンシルベニア州でのテレビ広告費は二百七十万ドル(約二億七千五百万円)とクリントン氏の三倍。三月末からは六日間の州内バスツアーを敢行し、きめ細かく支持者に訴えた戦略も奏功した。これに対し代議員獲得競争で劣勢のクリントン氏は、ペンシルベニア州以降の予備選や資金集めにも目配りしなくてはならず、同州予備選に集中できない状態だ。

 クリントン氏がペンシルベニア州で敗れれば、同氏の生命線といわれた「大票田に強い」との評判は一気に消え、「その時点で勝負は終わる」(政治学者のカル・ジルソン氏)との見方は根強い。

 しかし、数々の危機を乗り越えてきたクリントン氏の底力は侮れず、オバマ陣営は強く警戒。オバマ氏有力支持者のケリー上院議員が「ペンシルベニアでわれわれは勝てない」とあえて公言するなど、追い上げムードで浮き足立つ陣営内の引き締めに必死だ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/86797.html

358片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/30(水) 12:24:37
米大統領選:オバマ氏、恩師に事実上の「絶縁宣言」

「黒人教会への攻撃だ」と人種問題を強調するジェレミア・ライト牧師=ワシントンのナショナル・プレス・クラブで2008年4月28日、大治朋子撮影 【ワシントン大治朋子】米大統領選で民主党指名を争うバラク・オバマ上院議員(46)は29日、記者会見し、恩師の黒人牧師、ジェレミア・ライト師(66)について「私の考えとは相反する」と強調、事実上の「絶縁宣言」を行った。同師が前日の講演で「白人批判」を繰り返したことに危機感を強めたオバマ候補が事態収拾を図ったものだが、「牧師問題」の再燃は、白人層への浸透で弱みを持つオバマ氏に大きな打撃となりそうだ。

 「激しい憤りと悲しみを覚えた」。オバマ氏は遊説先のノースカロライナ州ウィンストンセーラムでの会見でこう語り、恩師の「過激発言」に、いら立ちをにじませた。ライト師は28日、ワシントンで講演。オバマ氏はこの講演に触れ、「昨日(演説で)見た人は、私が20年前に出会った人ではない」とも話し、恩師との事実上の決別を宣言した。

 ライト師はオバマ氏の地元イリノイ州シカゴの教会に所属。オバマ氏の結婚式や娘の洗礼を行った。

 同師が説教で「米国は金持ちの白人に支配されている」などと述べた様子が先月中旬、米メディアで報じられ、「反米、反白人的」と批判された。オバマ氏はその後の演説で「説教」の一部は批判したものの、「家族のような存在」とも語り、煮え切らない態度を示してきた。

 「牧師問題」はその後いったん沈静化したが、ライト師は先週から各地で講演を開始。28日の演説では、自身への批判を「黒人教会への攻撃」と述べ、人種的対立を強調した。米政府が黒人らを虐殺するためエイズウイルスを開発したとの認識さえ示した。

 民主党指名争いは首位のオバマ氏をヒラリー・クリントン上院議員(60)が追っている。米メディアは「牧師問題」の再燃が、今後のクリントン氏の「追い風になる」と報じている。

 最近のオハイオ、ペンシルベニア両州予備選では、白人の支持率でクリントン氏がオバマ氏を25ポイント以上上回った。来月6日のインディアナ州予備選では、オバマ氏が白人層で支持を拡大できるかが焦点となっている。
http://mainichi.jp/select/world/news/20080430k0000e030026000c.html

359片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/30(水) 12:26:16
米国:高騰ガソリン減税論議 与野党で急浮上…需要期控え
 【ワシントン斉藤信宏】原油価格が1バレル=120ドル目前の水準まで高騰する中、米国でもガソリンやディーゼル燃料への税免除を求める議論が活発化してきた。共和、民主両党内で減税論が浮上したのを受け、ブッシュ大統領は29日、「エネルギー価格高騰への対策についてはあらゆる提案に耳を傾けたい」と言明。夏場の需要期を前にガソリン減税策が動き出す気配を見せている。

 税免除の議論の口火を切ったのは共和党の大統領候補ジョン・マケイン上院議員。15日の演説で「勤労世帯がガソリン高騰に苦しんでいる」と強調、「夏場のドライブシーズンに入る5月末から9月初旬までガソリン税を免除すべきだ」と訴えた。これに対し、民主党のヒラリー・クリントン上院議員の陣営も、ガソリン税の一時凍結を求める広告を作成。税収の落ち込みによる財政悪化を防ぐため、「大手石油会社の利益の一部をガソリン税(引き下げ)の代わりに充てるべきだ」との主張も展開している。

 米国では原油価格高騰のあおりでガソリン小売価格の上昇に歯止めがかからず、米エネルギー省が28日に発表した最新の全米ガソリン平均小売価格は1ガロン(約3.8リットル)当たり3.603ドルと5週連続で史上最高値を更新した。前年同期比では63.2セントもの値上がりで、05年初めに比べほぼ倍の水準。軽油も1ガロン当たり4.177ドルと最高値を付けており、1ガロン当たり18.4セント課税している連邦ガソリン税に対する引き下げ圧力が、日本の揮発油(ガソリン)税同様、高まっている。

 ブッシュ大統領は29日の記者会見で「エネルギーや食品価格の高騰が、多くの国民の家計に悪影響を与えているのはよく分かっている」と述べた上で、「マケイン上院議員の免税提案も含めて、いかなる提案にも耳を傾けたい」との方針を示した。

毎日新聞 2008年4月30日 11時54分
http://mainichi.jp/select/world/news/20080430k0000e030044000c.html

360片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/07(水) 17:11:29
ブッシュ米大統領の不支持率71%、歴代大統領で最悪
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200805020022.html
ワシントン(CNN) ブッシュ米大統領の「不支持率」が、過去最悪の71%に達したことが、CNNとオピニオン・リサーチ社が実施して1日に発表した世論調査で判明した。CNNの世論調査担当によると、歴代米大統領の中で、最も支持されない「不名誉」な大統領となった。


低迷するイラク情勢や米景気後退などが要因となっている。調査は4月28日から30日にかけて、成人1008人を対象に電話で実施。


その結果、支持率は28%で、過去のトルーマン大統領(22%)とニクソン大統領(24%)の数字は上回ったものの、不支持率が歴代大統領として初めて70%を超えた。


これまでの最悪の不支持率記録は、1952年1月にギャラップが実施した調査での、トルーマン大統領の67%だった。


また、ウォーターゲート事件にかかわったニクソン大統領の不支持率は、辞任直前でも66%で、ブッシュ大統領はこの数字も超えた。


一方、同時に質問したイラク戦争の是非では、30%が賛成し、68%が反対と回答。支持率30%は、CNN実施の世論調査の中では最低の数字で、ブッシュ大統領の不人気ぶりの一因ともなっている。

361片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/09(金) 12:55:13
米民主党のオバマ上院議員:20日に大統領候補指名が確定の可能性
  5月8日(ブルームバーグ):米大統領選の民主党候補の指名争いでバラク・オバマ上院議員(イリノイ州、46)は8日、今月20日のケンタッキー、オレゴン両州の予備選挙で、獲得代議員数が指名確定に必要な水準に達する可能性があるとの見通しを示した。

オバマ氏は、NBCテレビとのインタビューで「20日は重要な日になる」と説明。同日に過半数の代議員を獲得できれば「『われわれが最高の得点を挙げ、試合は9回まで進んだ。そうだ、われわれの勝利だ』と胸を張って言うことができる」と語った。

オバマ氏はヒラリー・クリントン上院議員(ニューヨーク州、60)に対し、獲得代議員と総得票数で事実上逆転不可能なリードを奪っている。クリントン氏はこうした状況でも選挙戦を継続し、予備選の前倒し実施の制裁措置として党大会に代議員を送る権利を失ったミシガン、フロリダ両州の投票結果を認定するよう求めている。

AP通信の非公式集計によると、オバマ氏の獲得代議員数は1846人。クリントン氏は1696人。民主党予備選・党員集会がまだ実施されていない6州の代議員数は計217人だが、ミシガン、フロリダ州を除くと、クリントン氏は指名獲得に必要な代議員数(2025人)を300人以上下回っている。

13日にはウェストバージニア州(代議員数28人)、20日にはケンタッキー、オレゴン両州(同計103人)で予備選が行われる。オバマ氏はCNNテレビとのインタビューで、ウェストバージニア、ケンタッキー両州はクリントン氏が制するとの見通しを示した。オレゴン州ではオバマ氏が優勢。

クリントン氏の選挙対策責任者テリー・マコーリフ氏は8日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、指名争いは6月までに終了する見込みだと指摘。6月3日の投票終了後に、党大会で投票権のある特別代議員や民主党当局者、議員が一斉に態度を表明し始めるとの見通しを示した。

関連記事:米大統領選 {STNI ELEC2008 <GO>} オバマ氏 {BIO BARACK OBAMA <GO>} クリントン氏 {BIO HILLARY CLINTON <GO>}

原題:Barack Obama Says He May Be Able to Claim Nomination on May 20

(抜粋) {NXTW NSN K0KMBL0YHQ0Y<GO>}

-- Editor: Bill Arthur, Michael Forsythe
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&amp;sid=ahv6n_tXxRtI&amp;refer=jp_home

362片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/09(金) 14:36:17
オバマ氏、20日にも「勝利宣言」…一般代議員過半数獲得なら
米大統領選
 【ワシントン=五十嵐文】米大統領選で民主党候補指名獲得を目指すバラク・オバマ上院議員(46)は8日、米NBCテレビのインタビューで、今月20日のオレゴン、ケンタッキー両州予備選の結果、一般代議員の獲得総数が過半数に達すれば、指名は確実とみなして「勝利宣言」する方針を明らかにした。

 オバマ氏は「(20日は)大事な日になる。その時点で一般代議員の過半数を得られれば、勝ったと強く主張できる」と述べた。

 オバマ氏が「勝利宣言」すれば、ヒラリー・クリントン上院議員(60)が選挙戦撤退を表明しなくても、オバマ氏の指名獲得が既成事実化し、指名争いが収拾に向かう可能性がある。

 オバマ氏は選挙戦で勝った州の数、得票総数ともにクリントン氏を上回っている。オバマ氏が一般代議員の過半数獲得を宣言すれば、クリントン氏の優位を示す材料は極めて乏しくなり、党幹部ら特別代議員がオバマ氏支持に流れる公算が高い。

(2008年5月9日10時56分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080509-OYT1T00282.htm

363片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/12(月) 13:17:53
GOP getting crushed in polls, key races

John McCain is planning to run as a different kind of Republican. But being any kind of Republican seems like some sort of death sentence these days.

In case you’ve been too consumed by the Democratic race to notice, Republicans are getting crushed in historic ways both at the polls and in the polls.

At the polls, it has been a massacre. In recent weeks, Republicans have lost a Louisiana House seat they had held for more than two decades and an Illinois House seat they had held for more than three. Internal polls show that next week they could lose a Mississippi House seat that they have held for 13 years.

In the polls, they are setting records (and not the good kind). The most recent Gallup Poll has 67 percent of voters disapproving of President Bush; those numbers are worse than Richard Nixon’s on the eve of his resignation. A CBS News poll taken at the end of April found only 33 percent of Americans have a favorable view of the GOP — the lowest since CBS started asking the question more than two decades ago. By comparison, 52 percent of the public has a favorable view of the Democratic Party.

Things are so bad that many people don’t even want to call themselves Republicans. The Pew Research Center for the People & the Press has found the lowest percentage of self-described Republicans in 16 years of polling.

“The anti-Republican mood is fairly big, and it has been overwhelming,” said Michigan Republican Party Chairman Saul Anuzis.

With an environment so toxic, does McCain have even a chance of winning in November?

The McCain camp thinks so — but only if he sands down the “R” next to his name. “Nobody ever gets elected president by running on their party label,” said Charlie Black, a senior McCain adviser. “The character, the qualities, the independence — that certainly allows him to rise over the party label. It is more important than usual to rise above the party label.”

This statement seems a little at odds with the current McCain strategy. The presumptive GOP nominee has spent much of the recent campaign fastening himself to the traditional Republican brand and even to Bush himself. McCain’s views on the war, the overall economy (especially supporting the Bush tax cuts he previously opposed), the mortgage crisis and judicial appointments are hardly the stuff of a new kind of Republicanism.

McCain risks looking inauthentic and conventional to both camps if he simply solidifies his standing with conservatives and then races back to the middle to appeal to swing voters.

For now, Republicans are heartened by how well McCain sometimes does in head-to-head polling with Barack Obama, the likely Democratic nominee. But it’s silly to watch those numbers: They fluctuate and reflect nothing more than momentary feelings about the candidates, and they come at a time when public attention is fixed on the final rounds of the Democratic slugfest.

364片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/12(月) 13:25:00
Right now, most voters with any familiarity with McCain probably know him as a war hero, somewhat of a maverick in the Senate and a pretty affable candidate. Let’s see how they view McCain after Democrats use their decisive money advantage to paint him as a much-older Bush clone who loves an unpopular war and knows little about the economy.

Democrats provided us a look at their polling data from 17 swing states — data they’re using to craft new attacks on McCain as Bush 44. The Democratic National Committee polling, according to a memo it provided, has two-thirds of swing voters expecting McCain to pursue policies very similar to Bush’s. The voters’ top three concerns about McCain: his age, his support for the war and his similarities to Bush.

The latest DNC ad ties two of the three together, slamming McCain over the war and showing a picture of him embracing Bush. Lots more to come on that front, DNC officials said. The DNC will leave the age issue alone for now.

Many top Republicans seem heartened by Obama’s likely victory on the Democratic side. They say they’re confident Obama will pay a big price for his relationship with the Rev. Jeremiah Wright, the persistent questions about his patriotism and his inability to connect with working-class whites in swing states.

These are all big problems for Obama. But he will have a massive cash advantage when it comes time to fight back, and the Republican National Committee’s fundraising edge over the DNC won’t be enough to overcome it. Consider this fact: Since the beginning of last year, Obama, Hillary Rodham Clinton and the DNC have raised $460 million total — about $200 million more than what McCain, Mitt Romney and the RNC raised together in the same time span.

Rich liberals operating outside the traditional fundraising structure are also in private talks to vastly outspend the GOP on issue ads and voter mobilization efforts.

Still, McCain’s biggest problem is the toxic political atmosphere for his party.

It’s so toxic, some Republicans are pointing to 1976 as a favorable historical comparison. That was the year Gerald Ford ran in the dark shadows of Watergate and lost to Jimmy Carter. Says Dick Wadhams, the chairman of the Colorado Republican Party: “When voters really homed in on the choice between Gerald Ford and Jimmy Carter and what each stood for, Gerald Ford almost won the election despite this horrible environment.”

Almost.
http://www.politico.com/news/stories/0508/10238.html

365片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/21(水) 20:23:18
クリントン氏、最後の抵抗 党規委員会期待も望み薄 '08/5/21

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 【ワシントン21日共同】米大統領選の民主党候補指名争いは二十日、オバマ上院議員(46)が予備選で得る一般代議員の過半数を確保し、指名獲得への足場を固めた。残る予備選は六月初めの三つだけ。最後の抵抗を試みるヒラリー・クリントン上院議員(60)が望みをかけるのは、党全国委員会が五月三十一日に開く党規委員会だが、奇跡の逆転が実現する可能性は極めて低い。

 「わたしは決してあなたたちを見捨てない」。二十日のケンタッキー州予備選の勝利演説で、クリントン氏は支持者を前に六月一日の米領プエルトリコ、三日のモンタナ、サウスダコタ両州予備選を戦い抜く決意を示した。だが、三日の二州では苦戦が予想されるなど、代議員数の大幅な上積みは期待できない。

 ワシントンで開かれる党規委員会では、予備選日程を勝手に前倒ししたとして党全国委員会の制裁を受け、資格をはく奪されたミシガン、フロリダ両州の代議員の扱いが協議される。

 無効が既に決まっていた一月の両州予備選では、クリントン氏がオバマ氏に大差で“勝利”。両州の有権者の声を無視すべきではないとして、この結果を獲得代議員数に反映させるよう求めている。

 しかし、その場合でもクリントン氏が一般代議員数でオバマ氏を逆転するのは不可能。投票総数ではクリントン氏が上回ることになるため、特別代議員に支持を促す上で貴重な説得材料になるとの計算が働いている。

 ただ、ミシガンではオバマ氏の名前すら投票用紙になかったことなどもあり、クリントン氏の訴えがそのまま通る可能性は低い。多くの党幹部は、予備選の結果を覆すような結論にはならないとの見通しを示している。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200805210346.html

366片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/22(木) 16:45:08
米大統領選、支持率でオバマ氏がマケイン氏をリード
5月22日14時54分配信 ロイター

 [ワシントン 21日 ロイター] 21日発表されたロイター/ゾグビー調査によると、11月の大統領選に向けた支持率で、民主党のオバマ候補が共和党のマケイン候補を8ポイントの差でリードしている。
 先月の調査では、両者の支持率は互角だったが、今回はオバマ氏が48%、マケイン氏が40%となった。
 一方、民主党内でも、オバマ氏はライバルのヒラリー・クリントン候補に対する支持率のリード幅を26%ポイントに拡大。4月半ばから2倍の差を付けた。
 ゾグビー社のジョン・ゾグビー氏は「オバマ氏は困難を克服して勢いづいており、浮動票の有権者をうまく取り込んでいる。マケイン氏とのレースは非常に激しい競争になるだろう」と述べた。
 調査は、15─18日に行われた。この期間、オバマ氏は、敵対する国の指導者らと無条件で対話すると約束したことについて、ブッシュ大統領やマケイン氏から批判を受けていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080522-00000097-reu-int

367片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/22(木) 16:45:42
マケイン氏、副大統領有力候補3人を私邸の牧場に招待
5月22日10時44分配信 ロイター

 [アービン(米カリフォルニア州) 21日 ロイター] 米大統領選で共和党の指名獲得が確実なマケイン上院議員は、副大統領の有力候補3人と週末を過ごす。
 マケイン陣営の選対関係者によると、ロムニー前マサチューセッツ州知事(61歳)、クリスト・フロリダ州知事(51歳)、ジンダル・ルイジアナ州知事(36歳)らをアリゾナ州セドナにある私邸の牧場に招いている。
 同関係者は「友人らと週末を過ごすという純粋に社交的なものだ。マケイン氏は時々こういう形式で行うことを好む」と述べた。
 ロムニー氏は共和党候補指名争いでマケイン氏に敗れたが、マケイン氏から副大統領候補を打診されれば真剣に検討するとの姿勢を明確にしている。
 昨年フロリダ州知事に就任したクリスト氏は明確な意思表示はしていないが、マケイン氏が同氏と組めば、大票田フロリダ州での戦いが有利になる。
 昨年米国で初のインド系知事となったジンダル氏は現在の職務が気に入っていると述べている。
 マケイン氏の副大統領候補選びは極秘裏に行われており、現在20人程度がリストアップされ、9月初旬の共和党大会前に正式発表される見通し。

368片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/23(金) 01:50:41
大詰めの米大統領選予備選/オバマ氏、本選へ向け始動

 オバマ対マケインか―。米大統領選はようやく対決の構図が固まり始めた。二十日に二州で行われた民主党予備選で、一般代議員の過半数獲得にこぎ着けたオバマ上院議員。ヒラリー・クリントン上院議員の選挙戦撤退を待たず、十一月の本選に向けた運動をいよいよ本格化させる。二カ月以上前に指名獲得を決めて先行する共和党候補マケイン上院議員追い上げを図るが、クリントン氏との激しい一騎打ちで生じた党内の亀裂は隠しようもなく、足元に不安が残る。

 ▽戦線拡大

 オバマ氏は二十一日から三日間、最後の予備選が二週間後に行われるモンタナ州などではなく、フロリダ州で遊説する。共和党と勢力が拮抗(きっこう)する「激戦州」の中でも規模が大きく、勝敗の鍵を握る重要州。最近の世論調査では、マケイン氏に10ポイント前後のリードを許している。

 ひと足先にフロリダ入りしたマケイン氏は二十日、敵対する国家の首脳とも直接対話するとのオバマ氏の外交姿勢を「無謀だ。キューバの独裁者に最悪のメッセージを送る」と批判。オバマ氏は「キューバ問題で変節したのはマケイン氏だ」と即座に反論した。この数日、両者は対イラン外交をめぐり火花を散らしてきたが、キューバ系移民の多いフロリダを舞台に、「戦線」を拡大させた格好だ。

 ▽攻めと守り

 オバマ氏は今月中旬から選挙運動を本選向けに徐々にシフトさせていた。遊説で対抗心をあらわにするのはもっぱらマケイン氏に対してで、クリントン氏への言及はめっきり減った。

 オバマ陣営の戦略は明確だ。ジョージア、ノースカロライナなど保守的な南部各州では「攻め」に出る。黒人層からの絶大な支持という強みを生かし、宗教右派の支持を固めきれないマケイン氏の弱点を突く狙いだ。

 逆に「守り」に入るのは予備選でクリントン氏に敗れたペンシルベニア、オハイオなど東部から中西部に広がる構造不況に悩む各州。弱点の白人労働者層に浸透しない限り、ここでの勝利はおぼつかない。民主党候補の選挙戦を多く手掛けたポール・マスリン氏は、オバマ氏が「絶対落とせない州」としてペンシルベニアなど六州を列挙。「リントン氏を副大統領候補に」との声が強まるのもそのためだ。

 ▽新たな弱点

 二十日のケンタッキー、オレゴン両州の予備選結果はオバマ氏の新たな弱点を映し出した。人種構成比は両州でほぼ変わらないが、都市部人口がオレゴンでは八割近くを占めるのに対し、ケンタッキーは地方居住者が四割強。出口調査ではその75%がクリントン氏に票を投じた。オバマ氏のケンタッキーでの大敗は、地方居住者にそっぽを向かれたからだ。

 また、クリントン氏による「初の女性大統領」の可能性が消えかかるにつれ、「私たちの夢をつぶしたのはオバマ氏だ」との女性層の反発も無視できなくなっている。女性初の副大統領候補として一九八五年の大統領選を戦った民主党のフェラーロ氏は「隠れていた性差別が表面化した」と女性の不満を代弁。ニューヨーク・タイムズ紙も、女性たちの「嘆き」を特集した。

 オバマ氏が当初予定していた二十日夜の「勝利宣言」をトーンダウンさせたのは、クリントン氏を支持する白人労働者や女性の反感を買うのは本選を見据えた場合、得策ではないと判断したからだとみられている。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/0521.html

369片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/24(土) 02:15:55
ビル・エモットが大胆予測!オバマはマケインに僅差で勝ち大統領になる
5月23日17時53分配信 ダイヤモンド・オンライン


 これは番狂わせでも、奇跡でもない。

 米大統領選の民主党予備選でバラク・オバマ上院議員が事実上の勝利宣言を行った。「本命はヒラリー・クリントン上院議員」という予備選当初の大方の予想を覆したことから、番狂わせが現実化したとの見方も多いが、そのレトリックは見当違いだ。オバマ氏の勝利、言い換えれば、クリントン氏の敗北は、起こるべくして起きたことである。

 ブッシュ共和党政権に愛想を付かした米国民が、今回の大統領選で渇望していることは何か。それは、“新しい米国”のイメージを作り出してくれるリーダーの登場であるはずだ。チェンジ(変化)というオバマ氏の“約束”は、実質的中身を欠いていようとも、民主党有権者の心を奪うはずだと当初より確信していた。

 それに対して、クリントン氏は、女性という点では新しいが、「クリントン」という意味では古かった。ブッシュ→クリントン→ブッシュ→クリントンというダイナスティ(君主制)政治を想起させてしまう点で、彼女は戦う前から不利な立場にあったのだ。

 では、オバマ氏は果たして大統領になれるのか。結論からいえば、私の予想は、イエスである。ただし、かつてJFK(ジョン・F・ケネディ)がリチャード・ニクソンを僅差で降したときのように、かなりの接戦になるだろう。

 僅差はむろんひっくり返る可能性もある。私自身は、その可能性は低いと見ているが、あるとすれば、それは次の二つのオバマ氏の弱点が11月の本選までの間に大きくクローズアップされた場合だと思う。
 
 一つは、安全保障・外交問題。もう一つは、経済政策、その中でも特に格差問題に対する政策である。

 前者は、改めて説明するまでもなく、共和党候補に確定しているジョン・マケイン上院議員の得意分野だ。彼は戦争の英雄であるだけでなく、安保問題で存在感を示してきた重鎮議員である。

 片や、オバマ氏はこの分野ではほとんど経験がない上に、突拍子もない政策提言を繰り返している。たとえば、イラクからは2009年までに米軍を撤退させると公言しているが、現在のイラク情勢の混迷度合いを考えると、実現できる約束とは思えない。本選までの間に、イラク情勢が悪化したときには、思わぬ失言などで有権者の信頼を失わないとも限らない。

 次に、経済政策面に話を移せば、オバマ氏のきわめて曖昧な政策姿勢が気になる。オバマ氏の得意な台詞は、「不公正貿易をなくし、労働者の利益を守り、格差問題を解決する」といった、従来の民主党候補にありがちなものだ。それ自体はいいのだが、具体策を示せていないところに、大衆迎合という意味でも中途半端さを感じる。

 ただし、繰り返すが、総合的に見て、形勢はやはりオバマ氏有利だ。なんといってもオバマ氏は、変化の象徴。片やマケイン氏は政策の中身を深めて提示したところで、古い米国の象徴でしかない。オバマ氏が自分で自分の変化のイメージを壊すほどの失態を繰り返さない限り、その“番狂わせ”が起きる可能性はないと確信している。(談)
(聞き手/ダイヤモンドオンライン副編集長、麻生祐司)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080523-00000003-dol-bus_all

370片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/24(土) 17:48:45
米大統領選:クリントン氏「失言」 オバマ氏に不測事態?
 【ワシントン及川正也】米大統領選民主党指名争いで劣勢のヒラリー・クリントン上院議員は23日、68年の指名争いでロバート・ケネディ元司法長官が暗殺された事件を引き合いに出し、選挙戦継続の正当性を訴えた。クリントン氏は暗殺事件が6月にあったことを強調したが、黒人のバラク・オバマ上院議員に不測の事態が起きることを期待したとも受け取れる「失言」で、クリントン氏は謝罪した。

 クリントン氏はサウスダコタ州の地元紙との会見で「夫のビル・クリントン前大統領も指名を確定したのは6月、(ケネディ元大統領の実弟の)ボビー・ケネディが暗殺されたのも6月だった」と語った。

 黒人初の米大統領を目指すオバマ氏は暗殺などを警戒し、1年前から厳重な身辺警護を敷いている。クリントン氏の発言は、オバマ氏に不測の事態が起きることを連想させる発言ともいえ、オバマ陣営は「残念だ」と批判している。

毎日新聞 2008年5月24日 13時01分(最終更新 5月24日 13時36分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20080524k0000e030056000c.html

371片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/06(金) 22:26:50
米副大統領候補、意中の人は?元軍人、女性、経済通…
2008年06月06日21時30分

 【ブリストー(米バージニア州)=小村田義之】米大統領選は民主党のオバマ上院議員(46)、共和党のマケイン上院議員(71)による対決の構図が固まり、副大統領候補選びが注目され始めた。それぞれの弱みを補い、強みを伸ばす人物は、元軍人か、女性か、あるいは経済通か――。

 ヒラリー・クリントン上院議員(60)の「ドリームチケット」(夢の顔ぶれ)が話題になっているが、オバマ氏は「副大統領選びで仮定の話はしない。これから出てくる憶測はすべて間違いだ」と口を閉ざしたままだ。

 5日、バージニア州で遊説したオバマ氏とともに壇上に並んだのは地元のジム・ウェッブ上院議員(62)。共和党のレーガン政権で海軍長官を務めたが、イラク戦争に反対して民主党にくら替え。ベトナム戦争の英雄のマケイン氏と比べ、安全保障での「経験不足」が弱みのオバマ氏を、やはりベトナム戦争の英雄ウェッブ氏が補完するのでは、との観測がある。

 女性を起用する案も。クリントン氏のほか、共和党が強い中西部で民主党の勢力を伸ばしてきた女性のセベリウス・カンザス州知事(60)の名が浮上している。

 「大技」としては、共和党でイラク戦争に反対してきたヘーゲル上院議員(61)と組む案も。ヒスパニックのリチャードソン・ニューメキシコ州知事(60)や、外交通のバイデン上院外交委員長(65)の名も挙がる。

 ワシントンの政界関係者の声を集めたナショナル・ジャーナル誌の「インサイダー・ポール」によると、副大統領候補にクリントン氏を予測する声が17%でトップ、セベリウス氏は12%、バイデン氏とウェッブ氏らが9%で続く。

 一方、共和党のマケイン氏。経済政策が弱点といわれてきただけに、経済通とされるロムニー前マサチューセッツ州知事(61)や、ブッシュ政権のポートマン前行政管理予算局長官(52)が期待されている。ポーレンティー・ミネソタ州知事(47)、クリスト・フロリダ州知事(51)、インド系で若手のジンダル・ルイジアナ州知事(36)らの名も取りざたされる。
http://www.asahi.com/international/update/0606/TKY200806060268.html

372片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/07(土) 03:12:28
オバマ氏指名確定/勝敗決する無党派層

 「若き変革の旗手」として米大統領選民主党候補の座を射止めたオバマ上院議員。「ベトナム戦争の英雄」として知られるベテラン政治家、共和党のマケイン上院議員と激突する本選は、予備選に劣らぬ接戦が予想される。両者とも党の伝統的支持基盤からのサポートが盤石でない弱みを抱えており、勝敗の鍵を握るのは無党派層の動向だ。

 ▽火ぶた

 「どちらが勝っても、この国の針路は劇的に変わる。正しい変革を選ぶか、誤った変革を選択するのか、それが問題だ」

 オバマ氏の指名が確定した三日夜、マケイン氏は支持者を前に、オバマ氏が掲げる「チェンジ」は間違った方向への変化だと強調、米国に真の変化をもたらすことができるのは長年、「改革者」を標榜(ひょうぼう)してきた自分だと訴えた。

 数時間後。指名争いの勝利演説に立ったオバマ氏は「マケイン氏はイラク視察にこだわっているが、米国内をもっと歩けば有権者が何を求めているか分かるだろう」と逆襲。十一月四日の投票日まで五カ月にわたる二人の戦いの火ぶたが切って落とされた。

 ▽対照的な2人

 生い立ちや、これまでのキャリア、政治信条などがこれほど対照的な二人が戦う大統領選は、過去にもあまり例がない。

 軍人一家に育ち、ベトナム戦争に従軍。五年半もの間、敵の捕虜になりながら不屈の闘志で生還した「英雄」マケイン氏は、オバマ氏より二十五歳上の七十一歳。当選すれば、大統領就任時に七十二歳となり、故レーガン氏の六十九歳という就任時最高齢記録を抜く。

 ケニア人の父と白人の母の間に生まれたオバマ氏は幼少期にインドネシアで暮らすなど、多様な環境で育ち、ハーバード大法科大学院から弁護士というエリートコースを歩んだ。就任時四十七歳は、四十三歳で就任した故ケネディ氏、四十六歳だったクリントン前大統領に匹敵する若さだ。

 ▽デッドヒート

 選挙戦の現状はほぼ互角だ。政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による各種世論調査の全米平均支持率は、オバマ氏が1・4ポイントリードしているにすぎない。焦点のフロリダ、オハイオなど激戦州では優劣がついておらず、「さまざまな指標から判断して現段階ではデッドヒートとしか言えない」(アメリカン大のドッティ・リンチ教授)

 イラク戦争や経済悪化で不人気のブッシュ政権の「負の遺産」を受け継ぐマケイン氏が圧倒的に不利と当初はみられていたが、長期化した予備選で生じた民主党内の亀裂が情勢を一変させた。

 オバマ氏の最大の課題は東部から中西部に多い白人労働者層。本来は民主党の基盤だが、「労働者は銃や宗教にすがっている」との自らの失言や、白人社会を敵視する恩師の黒人牧師の発言が尾を引き、多くがヒラリー・クリントン上院議員に流れた。指名争いの終盤以降「初の女性大統領」の夢をつぶしたとして女性層の離反も目立つ。

 一方のマケイン氏は、ブッシュ大統領の二回の当選に貢献した宗教右派と対立した経緯もあり、保守層を固められない。

 オバマ氏は予備選で若者や高学歴者を中心に無党派層から幅広い支持を集め、共和党支持者にも食い込んだ。マケイン氏も温暖化対策などで党内主流派と一線を画す言動で無党派層の支持獲得に自信を持っている。

 AP通信の世論調査によると、米国民の三分の一が自分を「保守派」と考え、四分の一が自らを「リベラル」と規定。残る四割の「無党派」が、二人の命運を左右することになりそうだ。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/0604_1.html

373片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/21(土) 12:39:19
オバマ氏、フロリダなど激戦州で優勢 米世論調査
ワシントン(CNN) 米クイニピアック大(コネチカット州)が18日発表した全米世論調査によると、今年11月の大統領選で激戦が予想されるフロリダ、オハイオ、ペンシルベニア各州で、民主党候補指名を確定させたバラク・オバマ上院議員の支持率が、共和党候補に確定しているジョン・マケイン上院議員の支持率を上回っていることが分かった。

フロリダは00年大統領選で再集計問題の末、ブッシュ現大統領が勝利を決めた州。04年大統領選では、オハイオ州が最後の激戦地となった。これらの州は、民主党と共和党が小差で競り合う「スイング・ステート(揺れる州)」と位置付けられ、今回の選挙戦でも大きな注目を集めている。

同大の調査によると、フロリダ州ではオバマ氏の支持率が47%と、マケイン氏の43%をわずかながら上回った。同州では、前倒し実施で代議員枠無効の制裁を受けた民主党予備選で、ヒラリー・クリントン上院議員が勝利していた。

オバマ氏はオハイオ、ペンシルベニア両州の予備選でもクリントン氏に敗れたが、同大調査ではそれぞれ52%、48%の支持率を確保。マケイン氏の支持率はオハイオ州で40%、ペンシルベニア州で42%にとどまった。

クイニピアック大の世論調査は9日から16日にかけ、各州1300‐1500人を対象に実施された。5月に発表されたクリントン氏も含めた支持率調査では、フロリダ、オハイオ両州で、マケイン氏がオバマ氏より優勢だった。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200806190008.html

374片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/22(日) 11:38:28
クリントン氏、オバマ氏集会参加へ 借金苦…切実駆け引き
6月22日8時1分配信 産経新聞


 【ワシントン=有元隆志】米民主党の大統領候補に内定したバラク・オバマ上院議員の陣営は20日、対立候補だったヒラリー・クリントン上院議員が27日に開かれるオバマ氏の集会に初参加すると発表した。3日にオバマ氏の勝利が確定して以来、2人が集会にともに登場するのは初めて。11月の本選挙に向け党の団結を印象づけるねらいがあるが、水面下では予備選で累積したクリントン氏の負債返済をめぐる“銭闘”が続いている。

 遊説に先立ち両者は26日にワシントン市内で会談。クリントン氏は自らの有力な支援者をオバマ氏に紹介する予定だ。クリントン支持者の中には、本選挙でオバマ氏を支援する前提として、負債返済でオバマ氏が「誠意」を見せることが不可欠と主張する者もいる。

 クリントン氏には、2000万ドル(約21億円)以上に上る負債があるとみられている。熱心なクリントン支持者は予備選で1人当たりの献金額の上限(2300ドル)をすでに支払っているケースが多いため、これ以上の献金はできない。

 オバマ氏は自ら集めた資金をクリントン氏の負債支払いに使えないものの、献金額上限に達していない支持者に対し、クリントン氏を支援するよう呼びかけることは可能。もっとも、激しい予備選の直後で、オバマ陣営としても支持者の説得は容易ではない。

 両陣営の間では、オバマ氏がクリントン氏の元選挙対策責任者で、選挙戦の途中で辞任したパティ・ソリス・ドイル氏を選挙対策幹部に起用したことをめぐり摩擦が続いている。

 ABCテレビは「カメラの前で(2人は)笑顔をみせるだろうが、笑顔イコール幸せとは思わないほうがいい」と伝えている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080622-00000039-san-int

375片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/22(日) 11:39:07
ブルームバーグNY市長、副大統領候補に意欲? オバマ氏を積極支援
6月21日20時0分配信 産経新聞


 【ニューヨーク=長戸雅子】米大統領選出馬の可能性が一時取りざたされたニューヨーク市のブルームバーグ市長が民主党候補指名を確実にしたオバマ上院議員への支援を始めている。民主党から共和党にくら替えした後に離党、現在は独立系として超党派政治の利を説くブルームバーグ氏は副大統領候補に名前があがっており、オバマ氏のキャンペーンでの役割や影響が注目されている。

 「『オバマ氏はイスラム教徒だ』とのうわさは中傷作戦だ」「(ユダヤ系とアラブ系有権者間の)不和を引き起こそうとするこうした扇動を断固拒否しよう」。ブルームバーグ市長は20日、フロリダ州でのユダヤ系住民の集会でオバマ氏支援を呼びかけた。

 オバマ氏のミドルネームがフセインで、少年時代をイスラム教徒が大半を占めるインドネシアで過ごしたことから「オバマ氏はイスラム教徒」との風聞は絶えない。さらに、イスラエル敵視発言を繰り返すイランのアフマディネジャド大統領ら敵対国家首脳との対話にオバマ氏が積極姿勢を見せていることへの危惧(きぐ)がユダヤ系有権者の間にある。こうした中、自身もユダヤ系である市長はあえて援軍に回った。

 フロリダ州はオハイオ州などとともに大統領選の勝敗を握るとされる3大激戦州のひとつ。ユダヤ系住民も多いことから市長の演説は「オバマ氏の助けになる」(AP通信)とみられている。

 副大統領候補となる可能性について、ブルームバーグ市長は「だれからの要請もきていない」とかわしているが、米メディアは「ナンバー2ポストを受け入れる可能性は排除されてない」とみている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080621-00000931-san-int

376片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/22(日) 11:45:03
オバマ氏がマケイン氏に大差、51%対36%…全国支持率
米大統領選
 【ワシントン=五十嵐文】米ニューズウィーク誌が20日に発表した米大統領選に関する世論調査(18〜19日実施)によると、民主党候補に確定しているバラク・オバマ上院議員(46)は全国支持率51%で、共和党候補に確定しているジョン・マケイン上院議員(71)の36%に15ポイントの大差をつけた。

 USAトゥデー紙とギャラップ社の最新調査(15〜19日)では、オバマ氏50%、マケイン氏44%だった。オバマ氏は指名を確定させて以降、いずれの調査でも全国支持率で5ポイント前後リードを続けている。

 ニューズウィーク誌が5月下旬に実施した前回調査では、オバマ氏とマケイン氏の支持率は46%で並んでいた。ヒラリー・クリントン上院議員が指名争いから撤退しオバマ氏支持を打ち出したことで、民主党内の支持がオバマ氏に収れんしたと同誌は分析している。

 前回調査では、クリントン氏を支持していた民主党支持者の34%が、オバマ氏が党候補になればマケイン氏に投票すると答えていたが、今回は18%に激減。逆にオバマ氏支持は53%から69%へと跳ね上がった。

(2008年6月21日19時48分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080621-OYT1T00571.htm

377片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/10(木) 09:51:14
米大統領選 オバマ氏、中道にかじ 無党派層取り込みへ
7月10日8時0分配信 産経新聞


 【ワシントン=有元隆志】米民主党の大統領候補に内定したオバマ上院議員が「中道寄り」に立場を移しつつある。11月の本選挙を見据えて、支持のすそ野を広げることが目的とみられる。同時に、安全保障上の問題で修正を図ることで、共和党からの攻撃を防ぐねらいもあるようだ。

 「私は政府がなんでも解決してくれるとは言わない。個人の責任も信じている。宗教も信じている」

 AP通信によるとオバマ氏は8日、南部ジョージア州での遊説でこう語った。

 米政治情報誌に議案投票傾向から「最もリベラルな議員」と判定されたオバマ氏だが、民主党伝統の「大きな政府」を無条件に信奉しているわけではないと主張することで、共和党の強い同州において、無党派層にも訴えかけようとした。

 オバマ氏は6月下旬から同州やモンタナ、ノースカロライナ両州など共和党が強い州のほか、オハイオ、ペンシルベニア両州などの激戦州で、白人の祖父母から愛国心、自立心を植え付けられたとのテレビ広告を流し始めた。「共和党の牙城」とも呼ばれる州での勝利を目指すとともに、仮に敗北したとしても「戦線拡大」により消耗戦に持ち込むことで、対立候補の共和党のマケイン上院議員に資金力で大きく勝る優位さを生かそうとの戦術だ。

 オバマ氏は信仰上の師と仰いでいた黒人牧師が白人敵視発言を繰り返していたことがわかった際には、祖母にも黒人への偏見があったとし、「白人の祖母と縁を切れないように、彼との縁も切れない」(その後、牧師とは決別を宣言)と説明したが、いまは祖母の伝統的な価値観を受け継いでいることを強調している。

 オバマ氏は銃規制問題でも首都ワシントンの銃規制に賛成していたが、連邦最高裁の「違憲判決」を支持する立場を示した。

 オバマ氏は4月に「田舎町の住人たちは生活苦から苦々しい思いを抱き、銃や宗教にしがみつく」と発言。白人労働者層から反発を招き、その後銃所持者の多いペンシルベニア州予備選で敗北した「苦い経験」を持つ。政治評論家ロバート・ノバック氏は米紙のコラムで、本選挙で激戦が予想されるのは、同州など白人男性の銃所持者が多い地域であるとし、「オバマ氏が最高裁の決定に怒りを表している支持者らと意見を共にしないのはこのためだ」と解説する。

 オバマ氏は予備選で、イラク戦争に反対したことを「売り物」にしてきたものの、このほど米軍戦闘部隊を大統領就任後16カ月以内に撤退させるとの公約の「手直し」に言及した。

 8日の講演で「私は一貫している」と述べたが、共和党からオバマ氏の外交・安全保障政策は「非現実的」との批判が強まるなか、基本方針は維持しつつも政策に柔軟性を持たせたいとの意図がうかがえる。

 候補指名を確実にした後、立場を中道寄りに移すのは「昔からの伝統」(米紙クリスチャン・サイエンスモニター)。民主党員が中心の予備選・党員集会では「真ん中から左」の層を対象に訴えかける必要があったが、本選挙では無党派層からも支持を得なければならないためだ。ただ、リベラル系ブログを主宰するアリアナ・ハフィントン氏は「オバマ陣営は重大な間違いを犯している。中道寄りにカジを切ることは敗者の戦略だ」と批判した。

 「保守の米国もリベラルの米国もない」と訴え「融和」を掲げるオバマ氏だが、民主党支持者の離反を招かずに、いかに支持を広げていけるか、難しい課題に直面している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000109-san-int

378片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/20(月) 09:22:36
パウエル前長官 オバマ氏支持
10月20日 6時38分
アメリカ大統領選挙の投票まで2週間余りに迫るなか、共和党の穏健派として党派を超えて人気のあるパウエル前国務長官が、民主党のオバマ候補への支持を表明し、有権者の動向に影響を与える発言として注目されています。

ブッシュ政権の1期目に国務長官を務めたパウエル氏は、19日、アメリカ・NBCテレビのインタビューに答え、ライバル政党の民主党のオバマ候補について、「人々を鼓舞する能力と多くの人を引きつける資質があり、たぐいまれなすばらしい大統領になる基準を満たしている」と述べて、オバマ候補への支持を表明しました。その一方で、同じ共和党のマケイン候補については、「経済危機の現状をしっかりと理解せず、解決のための方策があいまいだ」と述べるとともに、その選挙運動もオバマ候補への攻撃に終始し、視野の狭いものだと批判しました。パウエル前国務長官は、共和党穏健派の代表格として党派を越えた根強い人気があり、かつては黒人の大統領候補になるのではないかと取りざたされたこともあります。今回のパウエル前長官の発言は、まだ態度を決めていない有権者の動向にも影響を与えるものとみられ、選挙戦終盤で劣勢に立たされている共和党のマケイン候補にとっては痛手となりそうです。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014829191000.html

379片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/20(月) 11:11:34
米大統領選大詰め/逆転なるか、マケイン氏

 大詰めを迎えた米大統領選。終盤最大のヤマ場である計三回の討論を無事乗り切ったことで、優位に立つ民主党オバマ上院議員は黒人初の「ホワイトハウスの主」に一歩前進した。共和党のマケイン上院議員は土俵際からの復活に懸けるが、十一月四日の投票まで三週間足らず。「オバマ圧勝」の予測も出る中、果たして逆転は可能なのか。

 ▽焦り明らか

 マケイン氏「オバマ氏の掲げる税制では、起業家を志すアメリカン・ドリームは実現できないと嘆く声を耳にする」

 オバマ氏「それはマケイン陣営の広告を見すぎた者の主張だ」

 最後の直接対決となった十五日のテレビ討論。劣勢を意識したマケイン氏の再三の挑発を、オバマ氏は冷静にいなし続けた。会場となったニューヨーク郊外ホフストラ大のボーズ教授は「双方が決め手を欠いたということはオバマ氏の勝ちということだ」と、軍配をオバマ氏に上げる。

 マケイン氏の焦りはこの日、ベトナム反戦運動の過激指導者とオバマ氏との関係や、有権者登録不正の疑いがもたれている民主党寄りの市民団体に言及したことでも明らかだ。選挙戦の品格を重んじるマケイン氏はこれまで、相手への中傷を自分から口にするのは極力避けてきた。事実上の方針転換といえる。

 オバマ陣営参謀は「相手はいら立っている。一層の中傷への備えを怠れない」と警戒を強める。

 ▽「レーガンの逆転」

 マケイン氏にとって、中傷攻撃はもろ刃の剣だ。金融危機をきっかけに支持率が低迷し中傷攻撃に手を染めた結果、マケイン氏への好感度は急降下し、支持を当て込む無党派層が離反。挽回(ばんかい)のためさらに中傷攻撃を強める「悪循環」を招いている。各種世論調査の支持率は平均値で約7ポイント、オバマ氏がリード。気の早い政治コラムは「民主党の地滑り的な勝利か」などと書き立てる。

 「故レーガン氏の逆転劇を思い起こしてほしい」(ジュリアーニ前ニューヨーク市長)。共和党陣営が最近持ち出す例が、一九八〇年大統領選のケースだ。現職の民主党カーター氏に挑戦したレーガン氏は十月下旬の時点で8ポイント開いていた支持率の差をひっくり返し、初当選を果たした。それを考えればまだチャンスはあるというわけだ。

 ▽安全圏はまだ

 ただレーガン氏の場合、8ポイント差のついた調査の後に行われた一回限りの討論を生かして逆転に結び付けた。今回は既に討論は終了。さらに八〇年は、他の調査でレーガン氏優位との数字も出ており、軒並みマケイン氏劣勢の今回とは違う。

 逆にオバマ陣営の気掛かりは、黒人候補に対する世論調査の支持率が強めに出るといわれる「ブラッドリー効果」だ。

 八二年のカリフォルニア州知事選で、事前の世論調査で圧倒的有利とみられていた黒人のブラッドリー氏が本番で白人候補に敗北したのは、白人有権者の多くが人種偏見の持ち主と思われたくないために、口では黒人候補を支持すると言いながら、実際には白人候補に票を投じた結果だというのが通説になっており、これをブラッドリー効果と呼ぶ。

 今回の大統領選でも民主党指名争いの序盤、ニューハンプシャー州予備選で、オバマ氏優位の下馬評をヒラリー・クリントン上院議員が小差で覆した際、ブラッドリー効果の影響が指摘された。

 「不正確な世論調査の言い訳にすぎない」との意見もあるが、ブラッドリー効果で実際の得票率は最大6―9ポイント動くとの見方もあり、オバマ氏が安全圏に入ったとはまだ言い切れない。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/1016.html


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