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自民党の命脈、ついでに公明党
1
:
片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>
:2005/04/12(火) 00:01:05
転機を迎えている自民党。そして、戦略が気になる公明党。
2584
:
片言丸
:2008/09/07(日) 00:57:10
総裁選に7候補乱立 20人の推薦人集め難航の候補も
自民党総裁選は、本命・麻生幹事長ら4人に加えて、5日、石破前防衛大臣が出馬を表明しました。山本一太外務副大臣らも出馬を目指していて、候補者乱立の様相ですが、20人の推薦人集めが大きな壁となっています。
小池元防衛大臣:「ここへ来まして、改革はやっぱり進めなくちゃだめだよねということで、そういった、私は勢いも感じるようになって参りました」
横浜での講演後推薦人集めに自信を見せた小池元防衛大臣は、地元の東京・池袋に帰って祭りに参加しました。さらに、この後、秋田に飛んで講演を行う予定です。
自民党・石原元政調会長:「何とか応援してくれる方がいる以上は、(推薦人)20人のめどを早くつけたい」
石原元政調会長は、都内の事務所で推薦人集めを続けています。
与謝野経済財政担当大臣:「(公約は)大体きょう、最終稿を見まして、あしたから印刷」
すでに20人の推薦人を確保した与謝野経済財政担当大臣は、囲碁を楽しむ余裕ぶりを見せました。そんな与謝野氏を支持するのか、杉村太蔵議員が事務所を訪れました。
石破前防衛大臣:「歴史を変えるのは、常に己を捨てた人たちが歴史を変えてきたのだ。私もその一員でありたい」
石破前防衛大臣は、地元・鳥取で街頭演説や20世紀梨の集荷場の視察を精力的にこなしました。こうしたなか、本命の麻生幹事長は、広島市で行われる自らの政治団体の会合で講演しました。8日には、政策発表の記者会見を行う予定です。一方、棚橋元科学技術担当大臣は、地元・岐阜県で、「若手の代表として頑張りたい」と決意を示しましたが、難航する推薦人集めに、同じく出馬を目指す山本一太副大臣との一本化も検討する考えを示しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080906/20080906-00000022-ann-pol.html
2585
:
片言丸
:2008/09/07(日) 04:54:30
「首相辞任」検証 「先手を打つ」麻生氏に打ち明けた(1/5ページ)
2008年9月7日3時4分
1日午後6時、首相官邸5階の首相執務室。福田首相は急きょ呼び出した自民党の麻生太郎幹事長に、一枚の紙を差し出した。
1週間前、首相と麻生氏らが秋の臨時国会の打ち合わせをした際、12日の召集日や代表質問など、9月の政治日程を書き込んだカレンダーだった。首相はおもむろに口を開いた。
「この日程で、総裁選をやってほしい」
突然のことに、麻生氏は黙り込んだ。首相はたたみかけた。「辞意表明をしようと思っている」
ようやく意味がのみ込めた麻生氏は、あっけにとられた。
麻生氏「いつですか」
首相「今日」
麻生氏「早いですな」
首相「早いんだよ。こういう事は」
麻生氏は慰留したが、首相の考えは変わらなかった。数分後に入ってきた町村官房長官も、首相の辞意を聞かされ、絶句した。「改造したばかりではないですか」
慰留する2人を説き伏せるように、首相は一気にまくし立てた。
「私は任期ぎりぎりまで解散するつもりはなかったが、政局によっては、追い込まれて解散になる可能性はある。ならば先手を打って、こちらに余裕がある状態で、勝てる態勢を作るべきだ。民主党が変わらないのであれば、自民党が先に変わって主導権を握るべきなんだよ」
臨時国会が始まれば、早期の衆院解散を求める民主党の攻勢が一気に強まる。与党が追い込まれて手詰まりになりかねない。一方、自分が開会前に辞めれば、新しい首相が内閣支持率の高いうちに解散・総選挙に打って出る戦略も立てられるし、民主党も「解散カード」を振り回せなくなる――。首相の真意は、こうしたところにあった。
「総裁選が始まるが、ぜひ国民がわくわくするような、エネルギーに満ちあふれた自民党を多くの皆さまに見せて欲しい。この際、徹底してやって頂きたい」
http://www.asahi.com/politics/update/0906/TKY200809060231.html
2586
:
片言丸
:2008/09/07(日) 04:55:27
1日の辞意表明会見の2日後、自民党本部で開かれた党両院議員総会。首相は党所属国会議員らを前に、声を張り上げた。
首相の狙い通り、総裁選は5人以上が立候補する異例の展開になった。多彩な候補者の競演で、民主党はかすみがち。勢いづく与党内では臨時国会での「冒頭解散論」が強まってきた。
攻勢に立つ民主党、守勢の与党。首相の突然の辞任は、確かにその構図を逆転させた。
■首相「小沢とはもうやれない」
1日午後9時半。辞意表明の記者会見に臨んだ福田首相は、記者から「民主党の小沢代表におっしゃりたいことは」と問われ、こう答えた。
「国のためにどうしたらいいか。虚心坦懐(きょしんたんかい)、胸襟を開いて話し合いをする機会がもっとあったらよかった。そういう機会を持ちたかった」
首相が辞意を固めた背景には、小沢氏との修復不能な関係悪化があった。
約3時間半前、首相は麻生太郎幹事長、町村官房長官に漏らした。
「小沢とはもうやれない。信頼関係がないからな。小沢が残り、自分も残ると、これまでと同じ繰り返しになる」
首相は昨年10月と11月、小沢氏との2度にわたる党首会談で、民主党との「大連立」を模索した。小沢氏が党内の反対にあい、不発に終わったが、その後も小沢氏との「ホットライン」はつながっていた。
だが、与党が2月末に衆院で予算案の採決を強行。逆に民主党が日本銀行総裁人事で、首相が強くこだわった武藤敏郎副総裁の昇格案を不同意にした頃から、連絡は途絶えがちになった。
「経済活性化が必要な時期なのに、日銀の副総裁が決まっていない。福田対小沢という図式では展望が開けない」。首相は日銀人事も引き合いに、慰留する麻生、町村両氏に反論した。「福田対小沢の構図だと旧態依然とした『ねじれ国会』の情勢に変化を見いだせない」
http://www.asahi.com/politics/update/0906/TKY200809060231_01.html
2587
:
片言丸
:2008/09/07(日) 04:56:03
「(首相の進退を)小沢が全部決めているようで……」。町村氏は悔しさをにじませたが、首相を翻意させることはできなかった。
■「党が変わる勢いを殺してしまう」
首相はなぜ、このタイミングで辞任を決断したのか――。
政府・与党は3日前の8月29日、原油高や景気減速を受けた総合経済対策を決定した。首相は麻生、町村両氏に「限られた時間の中で、しっかりとした経済対策をつくらなければならなかった。経済について強力な布陣を敷いた改造内閣で、その対策ができあがった。よいタイミングだ」と、経済対策に一区切りついたことを理由に挙げた。
実は首相周辺では、経済対策のとりまとめが、首相の「延命」につながるとの見方の方が強かった。
公明党が強く求めた「定額減税」の実施を受け入れたことで、そのための税制関連法案を来年1月召集の通常国会で成立させるまでは、公明党からの「早期解散圧力」をかわせる。うまくいけば、解散時期を3月ごろの来年度予算成立後に先送りすることも可能、というわけだ。
首相に翻意を促す町村氏は粘った。「(辞任は)来年度予算を通してから、ということは考えられませんか」。首相はにべもなかった。「それはだめだ。花道論と言われてしまい、自民党が新しく変わる勢いを殺してしまう」
「太田農林水産相の問題などで、臨時国会は開会当初からゴタゴタする。結局、国民に迷惑をかける。今なら国民にも迷惑をかけずに交代できる」。首相は臨時国会前の体制一新にこだわった。
首相の傍らには、辞任会見を想定して、この1年間に手がけた政策をまとめたと見られるメモがいくつもあった。首相は1日は朝から防災訓練などに忙殺されており、メモは前日までに用意したものとみられる。
http://www.asahi.com/politics/update/0906/TKY200809060231_02.html
2588
:
片言丸
:2008/09/07(日) 04:56:52
一方で、首相は前日の31日午後、首相公邸にひそかに官僚を呼び入れ、12日に召集を予定していた臨時国会での所信表明演説の原稿を練っていた。
辞意表明への準備と、臨時国会への準備。首相周辺はいう。「ギリギリまで悩み、二つの作業を同時並行で進めていたのだろう」
首相は麻生、町村両氏にこう言った。「無責任と言われるかもしれないが、いま辞めるのが、最も責任のある辞め方だ。今を失えば、機会を失う」
■「禅譲説、麻生さんが迷惑しちゃう」
首相の辞任の背景に「禅譲密約」はあったのか――。
首相が8月の内閣改造で、地方組織を中心に人気のある麻生氏を幹事長に起用、麻生氏も応じたことで、解散・総選挙の前に麻生氏に政権を禅譲するという「密約」があったのではないかとの憶測が一気に広がった。
首相は「公になっているものは『密約』とは言わない」と記者団に不快感をあらわにし、麻生氏も記者会見で「その種の話は一回もない」と否定している。
1日の3者会談で、首相は冗談めかして「総裁選が成立するかどうかわからないが、幹事長は出るんでしょうなあ。幹事長が出ないと誰も出なくなっちゃう」と笑った。
そのうえで、麻生氏に向かって「(昨年9月の初の)組閣の時、本当は外務大臣とかで引っ張り出そうとした。今回ようやく表舞台に引っ張り出すことができた」。期待感を隠さなかった。
首相は世間に流布する「禅譲説」を気にしていた。退陣表明を来春の予算成立後に延ばせないかと訴える町村氏に対し、翻意がありえないことを断言したうえで、こう語った。「禅譲説がますます信憑(しんぴょう)性を帯びてしまう」
首相はこの日の朝、貴代子夫人には真意を明らかにしていたが、3者会談の時点では、後見人である森元首相にも辞意を伝えていなかった。
http://www.asahi.com/politics/update/0906/TKY200809060231_03.html
2589
:
片言丸
:2008/09/07(日) 04:57:24
「あまり早いうちに話が出ると、『禅譲説』とかいう、ありもしない話が定着しちゃう。麻生さんが迷惑しちゃう」。首相は麻生氏をおもんぱかった。
「総理は総裁選で麻生氏を支持するのか」。辞意表明会見でそう聞かれた首相は、記者の質問には直接答えず、こうはぐらかした。「その後のことは、自民党内でどうするかという問題。総裁選挙の日取りとか、手続きを進めていただきたいと麻生幹事長にお願いしました」
http://www.asahi.com/politics/update/0906/TKY200809060231_04.html
2590
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 10:09:56
野田聖子氏に総裁選出馬要請していた 森元首相明かす
2008年9月8日1時55分
森元首相は7日、金沢市であった自民党パーティーでのあいさつで、無派閥の野田聖子消費者行政担当相に総裁選への立候補を要請していたことを明らかにした。森氏は町村派の最高顧問で、総裁選には同派の小池百合子元防衛相が出馬の意向を示している。
森氏は野田氏について「女性はたくさんいらっしゃるが、一番、女性として、政治家として強い信念を持った人だ。きっと女性候補として出てくれるだろうとの思いがあった」と語った。ただ、立候補を勧めたところ野田氏は拒んだという。
一方、小池氏は7日、記者団に「昨日は森(元)総理にごあいさつして、決意のほどはお伝えしました」。推薦人20人が確保できたとして8日にも正式に立候補を表明する。
http://www.asahi.com/politics/update/0908/TKY200809070171.html
2591
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 10:14:01
自民党総裁選 財政政策三つどもえ 路線闘争見直しも
9月8日8時23分配信 産経新聞
自民党総裁選は、経済財政政策をめぐり党内で反目を続けてきた「積極財政派」「上げ潮派」「財政規律派」の代理戦争の様相を帯びてきた。論争は自民党に国民の関心を引きつける効果がある一方、党内の亀裂を深めかねない。自民党の路線闘争はどこから始まり、どう収拾していくのか−。(加納宏幸)
≪バラマキ批判≫
「麻生太郎幹事長も小沢一郎民主党代表もバラマキだ。聞こえのいいことばかりいってたら10年後に財政は破綻(はたん)する」
総裁選出馬を目指す棚橋泰文元科学技術担当相は7日の民放番組で激しいバラマキ批判を展開。山本一太参院議員も同調した。
麻生氏は地元・福岡の講演ですかさず反論した。
「財政出動と言った途端に『バラマキだ』というのはためにする論理だ。何も公債をバンバン出せと言っているわけではない。『増税』『上げ潮』と単純に二者択一化するのは経済を知らない人たちだ」
総裁選候補のうち麻生氏と石破茂前防衛相は景気対策を重視する積極財政派。与謝野馨経済財政担当相は税財政改革を掲げる財政規律派のリーダー。石原伸晃元政調会長、小池百合子元防衛相は規制緩和や霞が関改革を優先する「上げ潮派」に近い。3派が出そろったことで、経済財政政策が最大の争点となった。
対立の端緒は昨年秋、上げ潮派リーダーの中川秀直元幹事長と与謝野氏が火をつけた「霞が関埋蔵金」論争だった。与謝野氏が社会保障費増大を理由に消費税増税に動き出したところ、中川氏は特別会計の「埋蔵金」活用による増税回避を主張。論争は党内を二分する騒ぎに発展した。
米国のサブプライムローン問題に端を発する世界的な金融不安や原油高騰を受け、対立は一度終息したが、景気の先行き不安を受けて、今度は積極財政派が台頭。麻生氏がプライマリーバランスを平成23年度までに黒字化する政府目標の先送りを示唆したことにより、路線闘争は「三つどもえ」となって復活した。
≪矛先は民主に≫
ただ、麻生氏の主張は住宅関連の政策減税や投資促進が中心であり、従来型の公共事業路線とは一線を画す。上げ潮派も景気対策を否定しているわけではなく、中川氏は「『改革の配当』をバラマキでない形で還元すべきだ」と埋蔵金による景気対策を主張する。与謝野氏も政府の総合経済対策をまとめる際に建設国債発行に柔軟姿勢を示しておりゴリゴリの財政再建論者とはいえない。
上げ潮派の若手・中堅は優位に立つ麻生氏に対し、「バラマキ批判」を強める構えだが、批判の応酬は党内にシコリを残す。石破氏は「麻生氏がカネをバラまけばよいと思っているはずがない。要はアクセントの違いであり3派に分けるのはミスリードだ」と論争の軌道修正を呼びかけており、小池、石原両氏はややトーンダウンしている。
むしろ矛先は民主党に向きつつある。石原氏はこう強調した。
「民主党の政策は公共事業や高速道路無料化などのバラマキだが、自民党は財源が裏打ちされた政策だ。理性があるんです」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000908-san-pol
2592
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 13:23:35
集票合戦が活発化 自民党総裁選・県関係議員
派閥軸に支持調整/乱立の影響「板挟み」も 沖縄
乱戦模様の自民党総裁選で、県選出・出身の自民党国会議員は、立候補に必要な推薦人に名を連ねるなど動きが活発化している。一方、派閥の意向などを理由に支持表明していない議員に対する各陣営からの綱引きも激化している。
津島派に属する西銘恒三郎衆院議員は同じ派閥から立候補を表明した石破茂前防衛相(51)の推薦人に加わった。西銘氏は「安全保障など国の在り方に明確な指針を国民に示せる」と政策論争に期待する。鳥取県選出の石破氏に、「地方の痛みがよく分かり、国政に生かせる」とした。
安次富修衆院議員も、同じ山崎派の石原伸晃元政調会長(51)の推薦人に名を連ねた。安次富氏は「国交相や政調会長を歴任し、政治的な力量は十分。同じ派閥の仲間として力になっていきたい」と述べた。立候補者の乱立に「開かれた政党として、堂々と政策を主張し、党員・党友さらに国民に支持を訴えるべきだ。党の活性化につながる」と強調した。
一方、津島派の仲村正治衆院議員は総裁選の選挙管理委員会副委員長に就いた。公平公正な姿勢が求められる立場上、推薦人や支持表明は控える考えだ。
嘉数知賢衆院議員は八日夕に開かれる町村派臨時総会の結果を受け、態度を表明するとしている。
島尻安伊子参院議員は参院津島派の支持表明に従う方針という。「参院が結束した行動を取ることが重要」とした。
各国会議員には、立候補を表明した各陣営幹部が電話などで支持を訴え、集票合戦に火がついている。
ある議員は「個人的なお世話を受けた議員も多いが、派閥や仲間との意向も重視しないといけない。板挟みに遭っている」と複雑な表情を見せている。
一方、党県連は党員・党友約六千五百人による投票(予備選)を実施。往復はがきで二十日までに投票し、二十一日に開票。県連持ち分の三票を、投票数に応じたドント方式で分配する。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-07-M_1-002-1_001.html?PSID=3450aa626d626301919333d5ffc3a422
2593
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 17:35:36
ドキュメント・九月政変:総裁選劇場、盛り上げ 自民、早期解散に照準
◇山本、棚橋氏には推薦20人の壁
自民党の古賀誠選対委員長は7日のテレビ番組で、「10月上旬解散−11月上旬総選挙」の公算が大きいとの見方を示し、町村信孝官房長官もテレビ番組で「早く選挙をやる選択肢はあり得る」と語った。民主党側からも小沢一郎代表をはじめ、臨時国会召集後の早期解散の見方が相次ぐ。
自民党が衆院選挙での劣勢予想を覆すための「総裁選−解散」シナリオが見え隠れする中、7日の日曜日、7人の議員による「総裁選劇場」が繰り広げられた。
◆
山本一太前副外相と棚橋泰文元科学技術担当相は、立候補の条件となる推薦人(20人)の壁にぶつかる。
7日朝、2人はテレビ番組に相次いで出演し、同じテーブルで意欲を語った。
棚橋氏「麻生さんも小沢さんもバラマキを言っている」
山本氏「構造改革路線を転換する動きがあった。おかしい」
2人の主張は重なっておりコメンテーターからは、「政策の違いが分からない」と指摘された。
最初の番組終了後、山本氏は棚橋氏に「驚きました。言っていることが似ている」と話しかけると、棚橋氏は「一緒にできませんかね」と応じた。
ただ、互いのグループには山本嫌い、棚橋嫌いの議員も存在し、仮に両グループが一本化できても、単純な足し算にならない。
一方、推薦人を確保した石破茂前防衛相は朝、地元・鳥取県から夜行列車で上京。そのままテレビ局に駆けつけ、午前中2本の番組をはしごした。石破氏は外交・安全保障などの問題が埋没していることから、「新しい論点を総裁選に持ち込みたい」と意欲を示す。
ただ、この日は得意分野を持ち出して論戦に持ち込もうとしたものの、空回りが目立ち、表情にはいら立ちがにじんだ。「経済政策」に焦点が当たる総裁選で、安保の石破氏はどう存在感を示していくのか。
◆
与謝野馨経済財政担当相は朝一番で、東京都新宿区の水稲荷神社の例大祭を訪れた。あいさつに立つと、法被姿のみこしの担ぎ手たちから「総理、総理」と声がかかった。
その後、同区内の運動場で開かれた少年野球大会に参加。衆院東京1区で対決する民主党の海江田万里前衆院議員が姿を見せ、無言で会釈を交わした。
小池百合子元防衛相は7日、講演先の静岡県熱海市から、生中継でテレビ出演。
米大統領選にも触れ「アメリカには(女性の活躍を妨げる)『ガラスの天井』があるが、日本は『鉄板』だ。明確な政策と国民との共感を持って進めたい」と強調した。
夕方、地元・練馬区北町商店街の祭り会場。雨の中、法被姿の小池氏が現れると、みこしの担ぎ手らからは「ゆりっ、ゆりっ」と声が上がった。
石原伸晃元政調会長は朝、東京都内でテレビ番組に出演した後、飛行機で石川県へ飛び、金沢市のテレビ局から番組に出演した。
石川県連の会合では、壇上で並んだ森喜朗元首相が建設相だったころ、森氏を総裁候補に擁立しようとしたエピソードを披露。推薦人集めについて「大変です。森元総理みたいな方がサインしてくれたらバッチリなんですが、なかなかそうもいかない」と述べ、会場の笑いを誘った。
過去3度の出馬経験があり、政権構想作りも進む麻生太郎幹事長は、立候補表明後初の地元・福岡入りをした。
「誰が小沢一郎と戦うに最もふさわしいかを考えてほしい。経験豊富な麻生太郎しかいない」
飯塚市のホテルで開いた地元後援会の非公開の緊急役員会で、麻生氏が自信たっぷりにあいさつすると、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。
毎日新聞 2008年9月8日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080908ddm002010139000c.html
2594
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 18:56:28
気をもむ公明/本命麻生氏に熱い視線
公明党が自民党総裁選の行方に気をもんでいる。景気対策を重視する本命候補の麻生太郎幹事長に「熱い視線」を送るが、五候補乱立でレースの展開が見えにくくなってきたためだ。財政再建派の与謝野馨経済財政担当相、上げ潮派の小池百合子元防衛相らの出馬により、経済政策が争点軸になるのは必至で、論争を通じて肝いりの定額減税をめぐる「ばらまき批判」が拡大することへの警戒感も募る。
「原油高、物価高で中小企業、庶民から悲鳴が上がっている。危機感がまだ足りない」。太田昭宏代表は七日、テレビ番組に出演し、これに先立ち番組内で論戦した小池氏、石原伸晃元政調会長、石破茂前防衛相の各候補に駄目出し。この後、記者団にも「活発であれば何を話しても結構だが、もう少し日本をどうするか議論してほしい」と注文を付けた。出演を見送った麻生氏をやんわり“援護射撃”したといえなくもない。
太田氏は別の番組で、公明党が麻生氏後継を望んでいるとの見方を否定し「大いなる論戦が行われればいい」と強調して見せた。しかし浜四津敏子代表代行は二日に麻生氏について「明るくていいのではないか。支持者にも受け入れられる」との本音を隠していない。北側一雄幹事長も四日、総裁選に向けて「景気対策が国民の一番の関心事だ」と指摘した。
太田氏が“意中の人”を明言しないのは、自民党内の一部に「公明党が麻生氏と連携して福田おろしを画策した」(幹部)との反発がくすぶるためだ。麻生氏への期待感を露骨に口にすれば、「ひいきの引き倒し」にもなりかねない。山口那津男政調会長は四日、「誰がいいとか介入しないで見守る」と不干渉を宣言した。
ただ公明党にとって、衆院の「十月解散―十一月総選挙」の流れが強まる中、支持者への実績としたい定額減税の年度内の実施方針を総裁選後の自公連立合意に盛り込むことが「譲れない一線」(党幹部)だ。財政規律を重視する与謝野氏や、改革後退を戒める小池氏らがレースで飛び出せば、減税実施や規模をめぐる自公間の不協和音が拡大する可能性も否めない。
山口氏が四日のテレビ番組で「次の首相も(定額減税実施の)政府与党合意を守っていかなければならない。次の内閣も実現する義務を負っている」と念を押したのも、こうした懸念があるからにほかならない。
「(与党が衆院選で過半数を得られずに)数が足りないということになれば『連立野党』はない」。これまで自民党が下野した場合でも民主党と連立する可能性を否定してきた太田氏は七日、一転して民主党との連携カードをちらつかせた。自民党内で「反麻生包囲網」を構築する動きを暗にけん制した発言とも受け取れそうだ。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080907.html
2595
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/09(火) 09:10:57
総裁選 総選挙 自民議員“板挟み” 他党は準備着々「早く地元へ」
2008年9月7日 00:14 カテゴリー:政治
自民党総裁選が混戦模様となる中、若手から派閥の領袖クラスまで、党内の最大の関心事は、実は総裁選後とみられる衆院解散・総選挙だ。民主党代表選は早々に無投票が固まり、すでにそれぞれの選挙区での準備を活発化させているだけに、自民党議員も地元に張り付きたいのが本心。しかし総裁選に多くの時間が割かれる上に、新政権で存在感を誇示したい思惑から、中央を空けるわけにはいかない。自民党議員には悩ましい状況が続いている。
「総裁選、にぎやかにやれば、報道してくれるんだから。相手(民主党)は何もないんだから」。長崎県選出のある自民党議員は、総裁選が盛り上がれば、自民党の支持率アップにつながると期待する。
しかし、九州のある若手議員は「自分が所属する派閥から候補者は出てほしくない」と複雑な表情。総選挙は「秒読み」(古賀誠選対委員長)との見方が大勢を占める中で、本来は支援者へのあいさつまわりに力を入れたい時期だからだ。派閥から候補者が出ることで「公約づくりや協力依頼の電話などに駆り出される。自分の選挙をやりたいのに…」。
ベテラン議員からも「(総裁選の投票まで)3週間もとられるのは痛い」(古賀派幹部)との声も漏れてくる。ただ、新政権発足後の影響力を考えると「派閥を高く売らなきゃいかん」(閣僚経験者)という思惑もあり、党内の動向を見極めるため永田町にいなければならない「板挟み状態」になっている。
候補者が過去最多となる見通しとなった総裁選。党の支持率を押し上げる可能性もあるが、有力候補の麻生太郎幹事長が打ち出している財政出動を柱とする経済政策を「ばらまき」と批判され、次期衆院選へ影響が出ることを懸念する議員も。民主党との決戦を控えた自民党だけに、議員らは気もそぞろだ。 (東京報道部・稲田二郎)
=2008/09/07付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/45985
2596
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/09(火) 19:34:09
太田公明代表、23日再選へ
公明党は23日の党大会で太田昭宏代表を再選する。支持母体の創価学会の組織票は次期衆院選で苦戦必至の自民党議員にはのどから手が出るほど欲しく、公明党の強気を支えている。
8月初めの内閣改造前、自民党幹部が独自データを使ってまとめた次期衆院選の推計は同党幹部に衝撃を与えた。公明党・創価学会の支援がない場合、自民党は100議席を切るとの結果が出たからだ。
小泉純一郎元首相が退いた後、安倍晋三前首相で臨んだ昨年夏の参院選で自民党は惨敗した。郵政民営化や公共事業削減などの影響で、自民党の「集票マシン」は目に見えて衰えている。
昨年の参院選の比例代表での公明党の得票は777万票。衆院小選挙区の300で単純に割れば、一選挙区あたり約2万6000人が公明党に投票したことになる。小選挙区でしのぎを削る候補には重い数字だ。
「自民党が辞めさせないなら嫌な役回りをうちがする」。福田康夫首相が退陣表明する2カ月前、公明党のベテラン議員は漏らした。緊急総合経済対策では連立離脱までちらつかせて定額減税を盛り込ませた。同党の支持層を意識した定額減税は、かつての「地域振興券」を思わせる。首相は「公明党の言いなりになるな」と自民党執行部に指示したが押し切られたともいわれている。
公明党に揺さぶりをかけているのが民主党だ。材料は創価学会を提訴している矢野絢也元公明党委員長の国会での参考人招致だ。
それでも自民、民主両党とも次期衆院選で単独過半数を取るだけの力はなく、公明党の影響力はなお残るとの見方は多い。ただ、そんな立ち位置は「勝ち馬に乗るだけで無節操」との批判と紙一重。野党に回ってもより逆風が強まりかねず、同党の強気の裏側にある危機感の背景になっている。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080908AT3S0600Y07092008.html
2597
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/11(木) 03:57:33
自民総裁選:推薦人リストににじむ派閥談合色
10日告示された自民党総裁選で、麻生太郎幹事長(67)ら5人の候補者が集めた20人の推薦人リストは、「脱派閥」を装っているが、分析すると派閥有力者らによる「談合」色が濃くにじんでいる。総裁選後に有利な位置を確保したい派閥幹部らが、各候補者に推薦人を割り振った形跡も見られる。他方で、党内最大派閥の町村派(88人)が分裂含みの様相となるなど、次期衆院選後の政界再編の予兆もうかがえる。
最も注目されたのが町村派の小池百合子元防衛相(56)の推薦人だ。派内実力者の森喜朗元首相と中川秀直元幹事長の暗闘にほんろうされたからだ。
小池氏出馬に難色を示す森氏は締め付けを強化。対抗して中川氏は小池氏を強力にテコ入れし、同派から若手中心に12人が名を連ねた。同派以外では「小泉チルドレン」の衆院1回生6人が加わった。小池氏出馬に伴う同派の亀裂は深刻で、小池氏の支持勢力を基に中川氏が「政界再編」の引き金を引く可能性も指摘されている。
津島派の石破茂前防衛相(51)の推薦人は20人中19人が同派中堅・若手。青木幹雄前参院議員会長ら同派幹部が総裁選で過去2回候補者擁立を見送り、今回も麻生氏や与謝野馨経済財政担当相(70)らの支援を鮮明にしている現状への不満が公然と表れた。竹下登元首相の実弟、竹下亘衆院議員が青木氏を「若手の意見を聞かない」と痛烈に批判する一幕もあった。
本命視される麻生氏は、総裁選後の挙党体制構築を意識して、町村、津島、山崎派など各派から満遍なく推薦人を選んだのが特徴。
与謝野氏の推薦人は財政再建派の勉強会メンバーが中心だが、青木氏や古賀誠選対委員長が派閥から子飼いの議員を推薦人に回したと見られる。
石原伸晃元政調会長(51)は、所属の山崎派を主体に、東京都連メンバーや塩崎恭久元官房長官ら「政策新人類」と言われる中堅クラスと混成部隊だ。
古賀派が与謝野氏6人、石原氏4人、小池氏2人、麻生氏2人と推薦人を配分したと見られるのが、派閥の思惑を象徴している。【犬飼直幸】
毎日新聞 2008年9月11日 2時30分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080911k0000m010124000c.html
2598
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/11(木) 10:33:58
クローズアップ2008:自民総裁選スタート 敵は民主? 論戦低調
自民党総裁選が告示された10日、5候補の共同記者会見で12日間の舌戦の火ぶたが切られた。しかし、各候補とも目玉政策を打ち出せたとは言えず、最大の対立軸の経済財政政策をめぐっては慎重な物言いが目立った。むしろ民主党批判で足並みをそろえるなど、総裁選後の衆院解散・総選挙をにらんだ奇妙な結束が浮かび上がる滑り出しとなった。【中田卓二、古本陽荘】
■経済政策
◇党分裂懸念? 影潜める対立
「補正予算はできるだけ早く成立させていくように、最大限に努力していくべきだ」
麻生太郎幹事長は共同会見で、8月末にまとめた総合経済対策の裏付けとなる08年度補正予算案を臨時国会で早期に成立させる意欲を示し、他の4候補もこれに同調した。
石原伸晃元政調会長が国の特別会計の徹底見直し、道路特定財源の一般財源化を力説するなど、安定財源をめぐって多少の意見の相違が見られたものの、各候補ともに経済財政政策を語る際、そろって「自民党は責任政党」と繰り返した。
今回の総裁選は、(1)財政規律よりも当面の景気対策を優先させる「景気対策派」の麻生氏と石破茂前防衛相(2)消費税増税を視野に入れた「財政再建派」の与謝野馨経済財政担当相(3)経済成長を重視する「上げ潮派」の石原氏と小池百合子元防衛相−−という構図に注目が集まっている。
「バラマキVS財政規律」と「増税VS経済成長」という経済財政政策をめぐる二つの党内対立を反映しているからで、「総裁選の論争は経済財政政策が中心になる」というのが衆目の一致するところだった。
しかし、この日の共同会見はそうした対立は影を潜め、融和が優先されるかのような印象を与えた。
党内には「経済財政政策をめぐる対立は、衆院選前後をにらんだ党分裂、政界再編の引き金になる」(幹部)との見方が強い。そこには経済財政政策を隠れみのにした政局的思惑も働いており、まさに権力闘争そのものになっている。
経済財政の対立を覆い隠すように慎重な5候補の発言には「党分裂、政界再編に発展」というきな臭さを消す考えも働いたとみられる。
■暮らし
◇推薦人に配慮、独自色出せず
福田康夫首相の突然の退陣表明で、以前から「ポスト福田」をにらんで動いていた麻生氏を除くと政権構想執筆はほとんど「一夜漬け」。それに加え、石破氏以外は派閥横断的に推薦人を集めたことから、多方面への目配りが必要になった。
「政権構想は総花的にならざるを得なかった。推薦人にしてみれば、『おれの政策が入っていること』が大事なんだから」
ある陣営の幹部は嘆くが、各候補の政権構想を読み、共同会見を聞く限りは、それが端的に表れたのは「暮らし」の分野だった。
社会保障には各候補とも独自色がない。医師不足対策、中小・零細企業振興、食料自給率の向上などはほとんどが政権構想に盛り込み、主張は重なっているように映る。
全員が実行する考えを示した09年度からの基礎年金国庫負担率引き上げ。3分の1から2分の1になるが、財源に消費税を充てる考えを示したのは与謝野氏だけだった。その与謝野氏も来年の通常国会での法改正は困難との見方で、五十歩百歩とも受け取れた。
一昨年と昨年の総裁選では多弁を誇った麻生氏。一人だけ準備万端かと思いきや、「追われる立場」を考慮してか、他候補に比べて回答を早めに切り上げる場面が目立ち、暮らしをめぐる論戦も盛り上がりを欠いた。
民主党は衆院選に向けて「暮らし最優先」だ。小沢一郎代表が8日に発表した基本政策案は「新しい国民生活をつくる」と題し、子ども手当創設、「働く貧困層」解消などを列挙している。
「暮らし論議が低調なままだと、民主党に付け入るすきを与えかねない」。自民党内には危機感も芽生え始めた。
2599
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/11(木) 10:34:36
■外交・安保
◇似通う主張、争点化を回避
各候補ともインド洋での海上自衛隊の補給活動継続の必要性を強調し、小池氏は「民主党の小沢一郎代表はアフガニスタン本土への陸上自衛隊派遣を主張したが、テロリストとどう停戦合意するのか」と語気を強めた。
小池氏に続き、麻生氏は「日本だけ撤退することは常識的に考えられない」と発言。石破氏も「各国の若者がテロとの戦いに参加する中、何で日本だけ逃げるのか」と語り、批判の矛先はお互いではなく、活動延長に反対する民主党に向いた。
党内きっての防衛政策通の石破氏の参戦で外交・安保の争点化が予想された。
ただ、麻生氏は対立を避けるかのように、外相時代に提唱した「自由と繁栄の弧」構想を政権構想に書き込まなかった。石破氏でさえ五つの主要政策の中で外交・安保は最終項だ。
外交・安保は一昨年は「安倍晋三VS谷垣禎一」、昨年は「福田VS麻生」がクローズアップされたが、今回は主張が似通い、重要度の低下は否めない。
◇決選投票に地方票も
今回の自民党総裁選(22日投開票)は、党籍を離れている河野洋平衆院議長と山東昭子参院副議長、山梨県甲斐市長選立候補のため21日に失職する保坂武衆院議員を除き、党所属国会議員386人の各1票と、各都道府県連3票ずつ割り当てる地方票141票の計527票で争われる。
総裁任期(3年間)満了に伴う総裁選は総裁公選規程が適用され、国会議員票と地方票300票で争うが、今回は福田康夫首相(党総裁)が任期途中で退陣表明したため、総裁選管理委員会は党則6条の「特に緊急を要する時」と判断。安倍晋三前首相の突然の辞任表明を受けた昨年9月の総裁選と同じだ。
全都道府県連で21日までに党員・党友の予備選を行うが、投票への反映の仕方は、最多得票者に3票すべて投じる「総取り方式」か、得票割合に応じて配分する「ドント方式」かに分かれる見通しだ。
どの候補者も1回目で有効投票数の過半数を得られなかった場合、上位2人の決選投票が行われる。総裁公選規程は国会議員票だけで行うと定めているが、今回は「本選」と同様に地方票141票も加わるため、「地方で人気のある麻生太郎氏に有利に働く」との指摘もある。【高山祐】
毎日新聞 2008年9月11日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080911ddm003010109000c.html
2600
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/11(木) 10:36:50
「麻生」3人「小池」1人 総裁選・宮城県選出議員
10日告示された自民党総裁選(22日投票)は、5人が立候補して支持を訴えている。河北新報社が県関係の同党国会議員8人に支持動向を聞いたところ、3人が麻生太郎氏、1人が小池百合子氏に投票すると答えた。残る4人のうち2人は「未定」で、2人は連絡が取れなかった。石原伸晃氏、石破茂氏、与謝野馨氏を推す声は今のところない。
麻生氏を推すのは、土井亨(1区)、小野寺五典(6区)、中野正志(比例東北)の3衆院議員。
土井氏は「都市部や大企業だけが『勝ち組』になるのではなく、地方の活力をいかに取り戻すかについて麻生さんは明確な考えを持っている」と理由を挙げた。所属する町村派は事実上自主投票となったが「派閥は関係なく、自分の信念で決めた」と言う。
麻生氏が掲げる地域景気対策などの政策作りにかかわった小野寺氏は「麻生さんが地域経済や地方の活性化の政策について一番多く取り上げている」と強調する。
「原油高、景気低迷の中で経済対策に本気で取り組めるのは麻生さんしかいない」と話すのは中野氏。「明るいキャラクターで閉塞(へいそく)感も一掃できる」と、人物的な魅力も理由に挙げた。
同じ町村派に所属する小池氏の推薦人となった西村明宏衆院議員(3区)は「当初は麻生さん以外の人が立候補できる雰囲気は無かったが、経済成長、財政再建、景気対策について国民の前で論戦をしてもらうのが大事だと思った」と説明する。ただ、複雑な思いもあるようで「(もし負けたら)冷や飯を食わされるぞといろんな人から言われた」と明かす。
麻生氏か小池氏かで迷っているという秋葉賢也衆院議員(2区)は「地方経済の現状を考えると麻生さんのリーダーシップは捨て難いし、小池さんの掲げる構造改革の継続も大切。政策の中身をよく見極めて、最終的に判断したい」と話す。
伊藤信太郎衆院議員(4区)、愛知治郎参院議員は10日現在、支持を明確にしていない。愛知氏は「国民にとってだれがベストか、政策、人物を見極めて投票したい」と語った。伊藤氏の東京事務所秘書は「連絡が取れない」と言っている。
市川一朗参院議員は、WTO(世界貿易機関)に関する議員会議出席のため、スイスに出張中。所属する古賀派は自主投票を決めている。
2008年09月11日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080911t11031.htm
2601
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/11(木) 11:11:52
検証・5候補乱立/再編にらみ液状化
自民党総裁選に五候補が出走したのは、衆院選決戦の“前座ショー”で風を引き戻し、政権の座にしがみつこうとの生存本能の表れだ。ただ乱立レースの舞台裏では、大連立や政界再編をにらんだ思惑が交錯。小泉改革継承を旗印にした元幹事長中川秀直らによる新党構想がささやかれるなど、路線対立の激化に伴う党の“液状化”も始まりつつある。(敬称略)
▽冷や飯
「麻生が首相になったら、小池だ何だとやっていると冷や飯を食わされる。中川君はあんな風だから三役にはなれない。なるとすれば君しかいないんだ。そこをよく考えて君がまとめろ」
四日、元首相森喜朗は事務所を訪れた町村派代表世話人の官房長官町村信孝に「麻生政権」での要職起用をちらつかせて、派内を幹事長麻生太郎支持でまとめるよう求めた。
町村とともに代表世話人を務める中川は、経済成長重視の「上げ潮派」で同派所属の元防衛相小池百合子擁立を画策。総裁選後の冷遇を危ぶむ森は中川を見限り、町村の前に「ニンジン」をぶら下げた。首相福田康夫は、女房役の町村が出馬に意欲を持っていることを察知し、森に「町村さんを抑えてほしい」と依頼していた。
「政策集団として対応を強制したら、国民目線にかなわない」。八日の町村派総会。中川は、森が「長い」と一喝しても構わずに小池支持を容認するよう訴え続けた。一方の森は総会の最後、「麻生さんには大変世話になった。それを忘れてはいけない」と麻生支持を表明した。
しかし森の発言でも「流れ」はできなかった。十日の総会では、小池の推薦人に名を連ねた衆院議員馳浩が「森先生と違う行動を取ることについてけじめをつけたい」と森の面前で退会届を出す場面もあった。
「干されることが嫌なら政治家を辞めればいい」。派閥離脱も辞さないかのような中川の言動について、ある党幹部は「中川周辺では都市部選出議員を中核にした新党構想がある。小池擁立の先に政界再編を見据えている」と解説。中川は十日、自身のホームページでこれを裏付けるように「自民、民主の保守改革派は、日米同盟重視と改革路線継承で手を組めというのが民意なのではないか」と強調した。
▽布石
「わたしは出ませんよ。記者会見でよく聞かれるけど」。経済財政担当相与謝野馨は三日、首相官邸で福田と向き合い、出馬説を打ち消した。しかし翌四日になって、唐突に出馬を表明する。
福田が退陣を表明する数時間前の一日午前、いち早く異変を察知した与謝野は「様子がおかしい。何かあったんでしょうか」と森の個人事務所に駆け込んだ。この時点から出馬を考え始めていた可能性は高い。
四日夜には、森と、前参院議員会長の青木幹雄、読売新聞グループ本社会長渡辺恒雄らが都内で会談し「麻生優勢」との認識で一致した。しかし青木は「麻生が独り勝ちすれば、みんな麻生になびく。それはいかん」と政局の主導権を麻生一人に握られることを警戒し、津島派所属の参院議員を与謝野支持でまとめる意向を示したとされる。渡辺、与謝野ともに昨秋の大連立騒動の仕掛け人に挙げられており、与謝野擁立は衆院選後の民主党との連携を探る「布石」との見方も強い。
麻生包囲網が狭まることを危ぶんだ森は九日、麻生の選対本部長を務める前法相鳩山邦夫に「投開票日までまだ時間がある。油断大敵だ」と忠告した。
▽反旗
「どうして参院だけ事前に対応を決めるんだ。小沢(一郎民主党代表)のようなことをするな」。五日の津島派会合。衆院議員竹下亘は、参院側から「うちは独自に対応する」と告げられるや声を荒らげた。
二〇〇三年の総裁選以降、青木は津島派の衆院側が独自候補を立てようとする動きにことごとく反対。衆院側は「総裁選の度に他派の草刈り場になっている」(中堅)と不満を募らせていた。青木と同じ島根県選出の竹下が反旗を翻したことは、青木の影響力低下を印象づけた。
青木は五日、出馬のあいさつに訪れた前防衛相石破茂を「もう少し早く来ていればなあ」と突き放した。二十人の推薦議員集めに難渋する石破が参院議員会長尾辻秀久に頭を下げ、青木はようやく参院側からの推薦人「貸し出し」を認めた。
麻生陣営の幹部は「小池との一騎打ちになるのが最も嫌だった」と漏らし、世論調査での期待度が高い「麻生首相」による衆院解散を望む森ら有力者が、元政調会長石原伸晃を含めた乱立を演出したとの見方を示す。ただレースの劇場化が、二度にわたる首相退陣劇で露呈した「統治能力の欠如」を覆い隠せるかはまだ見通せない。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/0910.html
2602
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/12(金) 02:39:34
自民総裁選:演説会、若者の反応いま一つ…東京・渋谷
自民党総裁選の街頭演説会に集まる大勢の人たち=東京都渋谷区のJR渋谷駅前で2008年9月11日午後4時15分、木葉健二撮影 見てみたいけど、駅前占拠はちょっと迷惑−−。11日夕、自民党総裁選の街頭演説会が行われた東京・渋谷のJR渋谷駅前。学校帰りの高校生や大学生でごった返す若者の街に、硬質の政策論が響いた。「テレビより分かりやすい」と話す20代もいたが、投票権を持つ党員がどれだけ聞いていたか不明だ。【町田徳丈、長野宏美、木戸哲】
時折、小雨がぱらつく中、「忠犬ハチ公像」のそばに囲いの柵が置かれた。待ち合わせをしていた人たちが外にあふれ、相手を探している。
午後4時過ぎ、正面に止まった街宣車の上に5人の候補が姿を見せると、ぱらぱらと拍手が起きた。囲いの中に若者たちが入り、携帯電話をかざして写真を撮り始める。
「全員いるの? まじっすか」。改札から出て来た男子大学生(22)が声を上げた。「ちょっと見て行こう」。一緒にいた友人を誘ったものの、断られると「やじ馬根性で見たいと思ったけど、人が多すぎるし、今なら居酒屋が安いんで」。人込みをかき分け、繁華街へ向かった。
麻生太郎幹事長(67)がマイクを握る。「景気対策が最優先だ」。この日は得意の漫画の話題もなく、若者の反応はいま一つ。柵の外で友達を待っていた茶髪の高校1年生、マイコさん(16)は「芸能人なら興味あるけど、ぶっちゃけ迷惑」。一方、「麻生さんには親しみが持てる。民主党の政策は財源があいまい」と話した女子中学生は、麻生氏が卒業した学習院の後輩だった。
横浜市の大学生、荻野みづきさん(22)は「2代続けて首相が途中で辞めているので、信頼感がある人がいい」と話し、5人の舌戦を見届けた。
毎日新聞 2008年9月11日 21時35分(最終更新 9月11日 21時41分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080912k0000m010100000c.html
2603
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/12(金) 02:40:06
自民総裁選:小池氏の選挙事務所、たった1日で閉鎖
自民党総裁選で、小池百合子元防衛相(56)の陣営が構えた選挙事務所が不動産契約に絡むトラブルで11日、閉鎖に追い込まれた。党本部に隣接するビル内の通称「サテライト・オフィス」で、告示の10日に新設。応援の寄せ書きを掲示するなど一般の人との交流の場を想定していた。
小池氏の選対関係者によると、ビルの管理会社と不動産会社との間の契約で、また貸しやビラ掲示が禁止されており「契約上問題がある」と管理会社に指摘された。
ただ、関係者は「管理会社は『ビルの他のテナントからクレームがついている』と説明した」と話した。同じビルには同党の森喜朗元首相ら政治家の事務所も入居している。
毎日新聞 2008年9月11日 22時06分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080912k0000m010116000c.html
2604
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/12(金) 03:18:29
自民総裁選で町村派に亀裂、麻生・小池支持で二分
福田退陣・総裁選
自民党総裁選の対応をめぐり、町村派の亀裂が一段と鮮明になってきた。
代表世話人の中川秀直・元幹事長が11日、同派の小池百合子・元防衛相支持を表明したのに対し、町村官房長官は、麻生太郎幹事長支持を明言した。
森元首相や安倍前首相らも麻生氏支持で派内のとりまとめに動いており、「中川包囲網」の様相も見せている。
◆中川包囲網◆
この日、中川氏は立会演説会の後、記者団に対し「小池さんを中川個人として今からしっかり応援していく」と語った。「改革路線を進化、発展させる旗印を持たないと、次の総選挙では支持は得られない」とも指摘した。
中川氏は構造改革を堅持するとともに、経済成長で経済のパイを大きくして増税を回避する「上げ潮派」だ。構造改革より景気対策を優先する麻生氏とも、増税をためらわない与謝野馨経済財政相とも立場が違う。
これまで、代表世話人の立場を考慮し、表だった行動を控えてきたが、小池氏の支持が広がりに欠けるため、旗印を鮮明にしたと見られる。今後、山崎派の武部勤・元幹事長が率いる政策研究グループ「新しい風」と連携し、選挙運動を進める構えだ。
◆政局第二幕◆
しかし、町村派では、麻生氏支持の流れが急速に強まっている。
町村氏や同派事務総長の中山成彬・元文部科学相、尾身幸次・元財務相らは11日午前、党本部にひそかに集まり、麻生氏支持の選挙対策本部を派内に発足させることで一致した。
尾身氏は同日昼の総会で、「麻生選対」の設置を明かし、「森、安倍、町村各氏と谷川秀善参院議員が顧問だ」と説明した。これに対し、小池氏の選対本部長を務める衛藤征士郎・元防衛長官が「派閥の縛りをかけないと決めていた。断固、設置すべきではない」と異論を唱えた。結局、麻生選対の設置は報告事項で、派として了承したわけではないということでその場はおさまった。
同派の参院議員らは同日夜、都内のホテルに集まり、他候補の推薦人となった議員以外は麻生氏を支持する方向でまとまった。同派参院幹部は「27人のうち20人以上が麻生氏支持だ」と語った。
中川氏は周囲に「総裁選は政局の第一幕で、衆院選が第二幕だ」と漏らし、衆院選にあわせて、民主党を巻き込んだ政界再編を視野に入れている。今回の小池氏支持の動きが、その第一歩との受け止めがある。もっとも、小池氏を支持する議員にも「離党とか、派閥離脱など考えていない」などと、冷めた声も少なくない。
(2008年9月12日03時05分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080912-OYT1T00134.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/16(火) 21:20:57
玉沢元農相が引退表明
元農相の玉沢徳一郎衆院議員(70)=無所属、比例東北=は13日、河北新報社の取材に対し、「(自民党に)復党して最後を全うしたい」と述べ、次期衆院選に出馬せず引退する意向を明らかにした。既に党本部に復党願を提出している。
玉沢氏は昨年9月、自身が支部長を務めていた自民党岩手4区支部が2003年の収支報告書に虚偽の領収証を添付したことが発覚して自民党を離党した。
玉沢氏は「党には迷惑をかけたが、最後に無所属で終わるわけにはいかない。国会議員でなくても政治活動はできる。若い議員を育てるなど、わたしなりの活動をしたい」と語った。
玉沢氏は岩手県宮古市出身、早大大学院修了。1976年の衆院選に無所属で初当選し、現在9期目。村山内閣で防衛庁長官に初入閣し、小渕、森の両内閣で農相を務めた。
2008年09月14日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080914t31034.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/22(月) 07:57:08
『麻生構想』 影ひそめ 国民受け狙い“変節”
2008年9月22日 07時06分
五候補が十二日間にわたって繰り広げた自民党総裁選。論戦では、当選が確実視される麻生幹事長が、従来と違う主張をする傾向が目立った。首相の座が近いのを意識し、持論を貫くより政府方針との整合性や国民受けを重視したようだ。
代表例は経済政策。麻生氏は二月、月刊誌で「基礎年金は全額税方式に改め、財源は消費税を10%に引き上げて充当する」との論文を発表、注目を集めた。ところが総裁選では、全額税方式は「一つのアイデアとして話をしただけ」。消費税増税についても「景気を著しく冷やす可能性がある」と消極姿勢に転じ、10%台は将来景気が回復した時点での「一つの目安」と述べるにとどめた。
赤字国債発行については八月、幹事長就任当初は、新規国債発行額の三十兆円枠に「こだわらない」と発言していたが、総裁選が始まると「(自分は)赤字国債発行と一度も言ったことはない」と修正した。
批判が多い後期高齢者医療制度は、総裁選の論戦でもずっと触れてこなかったが、舛添要一厚生労働相の提案を受け論戦最終日の二十一日、テレビ出演でいきなり「抜本的に見直すべきだ」と明言した。国民受けを狙った発言とみられるが、逆に“変節”が批判対象になる可能性もある。
外交政策でも、麻生氏は東欧、中央・東南アジア諸国との連携強化をうたった「自由と繁栄の弧」構想を強調してきたが、総裁選ではほとんど触れずじまい。「中国・ロシア包囲網」との批判を気にしたようだ。
“変節”は麻生氏だけではない。与謝野馨経済財政担当相は二年前、二〇〇八、〇九年の消費税率引き上げを見通していたが、今回「二、三年以内に上げる道筋をつける」と先送り。
小池百合子元防衛相は当初、環境政策や女性目線の政策に重点を置いていたが、小泉純一郎元首相の支持を受けると一転、「霞が関をぶっ壊す」と小泉節を強調し始めた。 (古田哲也)
(東京新聞)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008092290070606.html
2607
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/24(水) 14:18:51
自民・麻生新総裁:新四役人事、派閥均衡に配慮
自民党新総裁に選出された麻生太郎前幹事長が後任幹事長に町村派の細田博之前幹事長代理を指名し、無派閥の保利耕輔政調会長、津島派の笹川尭総務会長、古賀派の古賀誠選対委員長らの続投を決めたのは、党内各派のバランスを重視し、衆院選に向けた挙党体制構築を目指した結果にほかならない。特に最大派閥・町村派重視の政権運営を行わざるを得ない麻生氏の基盤の弱さを映し出した。
麻生氏は18日、外遊から帰国した町村派最高顧問の森喜朗元首相に電話をかけた。
麻生氏「おかげさまで総裁選うまく戦わせていただいています。もう一つ甘えていいですか。党をまとめていただけませんか」
森氏「一体何のことだ」
麻生氏「幹事長をお引き受けいただきたいのです」
麻生氏の幹事長打診を森氏は固辞した。首相経験者の幹事長は前例がないとの理由からだったとみられる。
総裁選で、町村派が麻生氏支持と小池百合子元防衛相支持に割れる中、派内の7割近くを固めて麻生氏優勢の流れを作った森氏は、その「見返り」として町村派の幹事長に意欲を見せていた。
麻生氏はそうした事情を踏まえ、まず森氏に幹事長を打診し、「最大派閥重視」の姿勢を示した。しかしその一方で、森氏が町村信孝官房長官に派の運営を任せる意向であるのを渡りに船と、調整型で「裏方」のイメージの強い細田氏を選んだのだ。次期衆院選は麻生氏自身の「一枚看板」で臨むとの強気の姿勢を示したとも言える。
麻生氏は21日、森氏に再び電話して、細田幹事長の了承を得たという。【高山祐、近藤大介】
毎日新聞 2008年9月23日 2時30分(最終更新 9月23日 10時17分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080923k0000m010147000c.html
2608
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/24(水) 16:08:36
検証・麻生新総裁誕生/幻の森幹事長構想
「党運営の責任者をやってほしい」―。自民党総裁選が最終盤を迎えた十九日。当選を確信した幹事長麻生太郎は、町村派最高顧問の元首相森喜朗に電話し、幹事長就任を要請した。周囲に人がいれば気付かれかねないため、森が在宅であることを確認したうえで電話を入れるほどの“極秘打診”だった。
首相経験者が幹事長に就任するのは自民党史でも前例がない。森が即座に拒否すると、麻生は代わりに同派の幹事長代理細田博之の起用案を持ち出す。「細田さんは体調が悪いと聞いている。幹事長を務めても大丈夫なのか聞いてほしい」
森は麻生の求めに応じて細田の意向を確認。二十一日、ニューヨークでの国連会合出席のため離日する直前に、成田空港のVIPルームから麻生に電話で「それでいい」と伝えた。細田抜てきが決まった瞬間だった。
森は麻生に「幹事長代理は選挙戦で全国を飛び回るのだから、(元政調会長の)石原(伸晃)君がいい」と推挙。一連の党人事は森・麻生の合作であるのは間違いない。
× ×
麻生が四度目の総裁レースを圧勝で駆け抜けた。迫りくる衆院選を“麻生人気”で乗り切りたい議員心理が働いたことに加え、森が最大派閥・町村派の影響力維持を狙い麻生選出へのレールを敷いたことも、党内の「勝ち馬志向」に拍車を掛けたといえる。ただ麻生はわずか二十人の小派閥領袖。幻に終わった「森幹事長」構想の背景には、政権運営や衆院選決戦をにらみ、党内基盤の確保に腐心する「町村派頼み」の構図も浮かび上がる。(敬称略)
× ×
▽禅譲シナリオ
首相福田康夫が退陣表明した翌日の二日夜。森や前首相安倍晋三、官房長官町村信孝、元幹事長中川秀直ら町村派幹部が都内のホテルに集まった。「麻生でいいじゃないか」。森は、元防衛相小池百合子擁立を探る中川に翻意を迫った。
安倍、福田を幹事長として支えた麻生は、一時本命視された昨年の総裁選で、安倍から辞意を漏らされながら町村派に伝えなかったとして「クーデター説」を流され、急きょ出馬した福田の前に涙をのんだ。
森は同じ文教族の麻生と親しく、首相時代には経済財政担当相として入閣させるなど引き立ててきた。辞任を決意した福田からは「何とか麻生さんに協力してもらえないか」と禅譲シナリオも伝えられていた。安倍、福田と二代続いた同派出身首相による政権投げ出しで「一回休み」を決め込んだ森は、迷わず麻生支持へかじを切る。
「小泉改革の継続」を訴えて麻生と対立する中川はこれに反発。周囲に「干されることが嫌なら政治家を辞めればいい」と森との決別までほのめかして小池擁立―支持拡大に奔走した。しかし元首相小泉純一郎の小池支持表明の効果も空振りに。全国の党員・党友票の得票率では二位につけて、将来へ「一定の足場」を築いたとはいえ、麻生に独走を許したことに変わりはない。
中川は総裁選終盤に入り、態度を決めかねている議員に「ワンサイドゲームだと自民党には活力がないと思われ、その後の衆院選にもマイナス材料になる」と働き掛けたが、過半数は遠かった。
「派閥は町村君と安倍君がしっかりやればいい」。森は二十二日、周囲にこう語ったが、反旗を翻した中川の処遇には触れなかった。
2609
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/24(水) 16:09:25
▽盛り上げ役
当初は出馬に否定的だった経済財政担当相与謝野馨は四日、首相官邸で町村と向き合い「麻生対小池の政策論争では、『自民党のレベルはこの程度か』と思われてしまう。居たたまれない」と参戦を表明した。
小泉内閣以降、要職を歴任してきた麻生に反感を抱く一部の派閥領袖の間では、与謝野を押し立てての「麻生包囲網」構築に動く気配もあった。党幹部の一人は当初、昨年の総裁選で麻生を追い落とした福田擁立劇の再現を念頭に「これぞ選挙というのを見せてやる」と息巻いた。
だが、包囲網の一角を担う可能性もあった津島派の前参院議員会長青木幹雄は、与謝野を支持する一方で「最後は結局、麻生が勝つだろう」と予測し、“盛り上げ役”に徹することを宣言。青木は与謝野に「一生懸命やるのはいいが、地方票を掘り起こすなどと考えてはいけない」と諭し、番狂わせは消えた。
▽決戦布陣
自民党は総裁選を激戦で盛り上げ支持回復につなげようとの戦略を描いた。しかし序盤から麻生独走の構図が固まり、レースは一気に消化試合になった。劇場化戦略は、皮肉にも勝ち馬に乗ろうとする当の自民党議員たちに覆された格好だ。
「選挙に強いやつを選びたいんだ」。麻生は総裁選会場を後にする際、二十四日の首相指名後の組閣に向けて、民主党代表小沢一郎との戦いを意識した布陣とする考えを親しい議員に漏らした。ただ天下取りで森への“依存体質”をうかがわせた麻生が、衆院選決戦で「剛腕・小沢」を打ち破れるかは未知数だ。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/0922.html
2610
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/25(木) 12:45:46
「今、選挙運動で…」と発言=就任会見で佐藤国家公安委員長
麻生内閣で初入閣した佐藤勉国家公安委員長(栃木4区)は25日未明、警察庁で就任会見を行った際、事故米の不正転売事件に関連し、「私も今、選挙運動ということで農家などを訪れる」と述べた。会見直後、広報を通じて「『政治活動』の言い間違い」と訂正したが、警察庁を管理する国家公安委員長が公職選挙法で禁じている「事前運動」をしていると受け取れる発言だった。
会見で佐藤氏は事故米の食用転売に関する質問に対し、「誠に悪質な事件と思っている」と述べた後、「私も今、選挙運動ということで、特に農家等々を訪れると、『この件については本当に真剣に考えてくれ』という話があって、本当に身につまされた状況だと思います」と発言した。
公選法は、立候補届け出前の選挙運動を事前運動として禁じている。
佐藤氏は1996年と2000年の衆院選で、運動員が買収や供応などの公選法違反容疑で栃木県警に摘発されている。(了)
佐藤勉(さとう・つとむ)
(2008/09/25-05:49)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008092500100
2611
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/25(木) 13:32:53
ドタバタ二転三転、組閣の舞台裏…森元首相が強権
24日に発足した麻生太郎内閣は組閣当日、朝刊各紙に閣僚人事情報がスッパ抜かれたうえ、その後、ポストが二転三転するドタバタ劇を見せた。自民党総裁選を圧勝し、強いリーダーシップを目指した麻生首相に何があったのか。その舞台裏は。
波乱は組閣前夜の23日夜から始まった。麻生首相が都内のホテルで、自民党の細田博之幹事長や公明党の太田昭宏代表と食事をしていたところ、ニューヨーク滞在中の森喜朗元首相から国際電話が入った。
森元首相はオーナーを務める町村派からの入閣が1人との情報を聞きつけ、「1人じゃダメだ」とまくし立てた。弱小派閥(20人)の領袖である麻生首相は、最大派閥・町村派(88人)の意向に逆らえない。麻生氏は「衆院1人、参院1人ではどうか」と提案したが、森元首相は衆院2人を譲らなかった。
24日も混乱は続いた。朝刊各紙には「入閣が固まった顔ぶれ」が掲載された。人事情報を一切漏らさない小泉内閣以来のスタイルは崩れたのだ。
総裁選で麻生選対の本部長を務めた鳩山邦夫氏は「法相」と報じられたが、2度目の法相就任に難色を示した。このため、麻生首相は鳩山氏を総務相に横滑りさせ、総務相起用を検討していた甘利明氏を国交相で処遇しようと考えた。
同日午後、首相指名選挙を控えた衆院本会議場でまた“事件”は起こった。町村派事務総長の中山成彬氏が、官房長官就任が内定していた河村建夫氏に近づき、ポスト差し替えを求めたのだ。
中山氏は、麻生首相から「行革担当相」を提示されたが、家族が公務員のため、公務員改革には不向きだという理由だ。
最大派閥として重要閣僚を求めたとの見方もあり、日経新聞は中山氏が河村氏に「首相指名選挙で町村派が『小沢一郎』と書いてもいいのか」と詰め寄ったと報じた。
最終的に中山氏は国交相になり、国交相を検討されていた甘利氏は空いた行革担当相に着任した。甘利氏は就任会見で「これだけ、ポストがいろいろ報道されたのは経験がない」と不満を漏らした。
福田改造内閣で、麻生派の鈴木恒夫氏が務めていた「文科相」には、同派の森英介氏の起用が検討されていたが、森氏は鳩山氏が固辞した法相に着任した。
麻生首相は24日夜の記者会見で、「(閣僚人事の)基本は適材適所」と語ったが、閣僚候補のポストが次々に変更され、振り回された夕刊フジを含む報道機関は記事を差し替え続けた。党内各派にしこりも残した。
ZAKZAK 2008/09/25
http://www.zakzak.co.jp/top/200809/t2008092507_all.html
2612
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/25(木) 13:34:53
「麻生ワンマン人事」波紋 「盟友優遇」に派閥反発
24日に発足した麻生内閣は、目玉人事の少なさから逆に麻生太郎首相1人が際立つ一方、自らの盟友らを優遇する「「ワンマン」人事となった。「親麻生」ばかり並ぶ布陣には最大派閥・町村派などが反発、閣僚リストは当初案から修正を余儀なくされた。「選挙の顔」としての首相への期待は強いが、支持率次第で政権の求心力が一気に低下しかねない。
24日朝、麻生首相の人事構想を伝え聞いた町村派内は大騒ぎになった。リストに所属議員が一切見あたらなかったからだ。福田改造内閣の1人から3人に増えた伊吹派とは対照的だった。中川昭一、甘利明、鳩山邦夫各氏ら麻生首相と親密な議員、文教族の麻生首相に近い文相・文部科学相経験者も主要ポストにずらりと並んでいた。
麻生首相は小泉純一郎元首相のように派閥の意向に耳を貸さない人事にこだわったフシがある。しかし、それを「冷遇」と感じ取った町村派は巻き返しに動いた。
「どうなってるんだ。首相指名選挙で町村派が小沢一郎と書いてもいいのか」。首相指名を目前に控えた24日午後の衆院本会議場。町村派事務総長の中山成彬氏は、官房長官に内定していた河村建夫氏に近づき、激しく抗議した。
町村派は当選6回議員2人の初入閣を最優先に求めてきた。しかし、麻生首相は中山氏に行政改革担当相での再入閣を提示した。
「ウチは私も妻も息子も大蔵省(現・財務省)の公務員一家だ。行革相なんてできるわけない」。中山氏は同僚議員に不満をぶちまけた。30分後、中山氏のポストは国土交通相に差し替えられた。結局、同派からは福田改造内閣と同じ2人が入閣したが、幹部は怒りを隠さない。「こういう仕打ちを受けるなら、町村派は反主流派だな」
同じく「入閣ゼロ」に危機感を強めた古賀派は幹部がポスト取りに動いたが、獲得したのは一ポスト。伊吹派とやはり明暗を分けた。
小泉純一郎、安倍晋三両首相時代に主流派として政権を支えた「上げ潮派」の姿もない。小泉構造改革が党内ではすでに「過去」になりつつあることを印象付けた。
麻生首相にも誤算があった。組閣前日の23日夜の段階で「甘利総務相」「鳩山法相」「森英介文科相」らを固めたところ、鳩山氏が二度目の法相就任に難色を示したことだった、と周辺は明かす。そのあおりを受けて甘利氏は総務相、国土交通相、行革相とポストがくるくると変わった。
麻生派の鈴木恒夫氏の後任の文科相に森氏を充てる案は「派閥順送りはしないと言いながら、自派閥だけ順送りは良くない」と批判が出たため、白紙に戻った。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080925AT3S2402Z24092008.html
2613
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/25(木) 21:45:49
中山国交相が「誤解を招く表現」を連発、撤回
2008年9月25日21時7分
中山国土交通相は25日、報道各社のインタビューで失言を連発した。「誤解を招く表現があった」として撤回したが、今後、波紋を呼びそうだ。
住民の根強い反対もあり整備が遅れる成田空港。今後の施策、整備の考え方を問われ「ごね得というか戦後教育が悪かったと思いますが、公共の精神というか公のためにはある程度は自分を犠牲にしてでも捨ててもというのが無くて、なかなか空港拡張もできなかった」と、住民の対応を批判した。
来月1日に観光庁が発足するなど注目を集める観光行政。訪日観光客を増やすには閉鎖的な国民性の克服が必要ではないかとの質問に「日本はずいぶん内向きな、単一民族といいますか……」と答えた。86年、当時の中曽根首相は、「日本は単一民族」と発言し、アイヌ民族から抗議を受けた。
文部科学相を経験している中山国交相は、教育問題にも言及。大分県教委の汚職事件について「日教組(日本教職員組合)の子供は成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低い」と主張した。自ら提唱した全国学力調査については「日教組の強いところは学力が低いんじゃないかと思ったから」と実施の背景を説明。その仮説が証明されたとして「テストの役目は終わった」とも述べた。
http://www.asahi.com/politics/update/0925/TKY200809250311.html
2614
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/27(土) 03:20:39
中山国交相:与党内に更迭論強まる 解散日程にも影響か
中山成彬(なりあき)国土交通相が、成田空港の拡張が進まなかった原因を「(地元住民の)ごね得」などと発言した問題で、麻生太郎首相が中山氏を更迭するのは不可避との声が26日、与党内で強まった。10月上旬が確実視される衆院解散を前に、民主党など野党4党は中山氏の罷免を求めて攻勢に出ている。内閣を発足させたばかりの麻生首相の任命責任は免れず、解散日程にも影響するとみられる。この問題で26日、堂本暁子千葉県知事とアイヌ民族団体の北海道ウタリ協会の加藤忠理事長らが国交省を訪れ、中山氏に抗議した。
中山氏は25日、成田空港に関する発言のほか、「日教組の子供は成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低い」「日本は『単一民族』と言うか、内向きになりがち」と問題発言を続けた。
麻生首相に近い自民党幹部は26日夜、「野党が多数の参院から中山氏の辞職を求めて問責決議案が出る。放置したら、予算委員会で野党から散々にやられて持たなくなる」と述べ、中山氏を更迭する以外に収拾策はない、との考えを強調した。
公明党幹部も同日夜、「首相は更迭を迅速に決断すべきだ。すっきりするし、麻生内閣の支持率は逆に上がる」と述べ、中山氏の更迭を強く促した。
首相は国連総会出席で25日から訪米していたが、27日未明に帰国。政府・与党幹部と発言問題への対応を協議するとみられる。
堂本知事は26日、小泉一成・成田市長らとともに中山氏と面会。「成田空港は地元住民の協力と関係者の努力で建設された。発言は、今後の空港の整備・運用にも大きな影響を及ぼす」との抗議文を手渡した。
「日本は単一民族」との発言には、北海道ウタリ協会の加藤理事長が中山氏に抗議した。日教組の高橋睦子副委員長らも国交省を訪れたが、中山氏とは会えず、謝罪と辞任を求める抗議文を事務方に渡した。中山氏は堂本知事とウタリ協会に謝罪後、記者団に「しっかり職務を全うしたい」と述べ、辞任は否定した。【犬飼直幸、太田圭介】
毎日新聞 2008年9月27日 2時30分(最終更新 9月27日 2時30分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080927k0000m010163000c.html
2615
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/29(月) 20:15:28
国交相辞任の中山氏、日教組批判の持論繰り返す
麻生内閣
失言で国土交通相を引責辞任した自民党の中山成彬衆院議員は、29日朝もTBSのテレビ番組に出演し、「私の次の選挙は本当に危ないが、政治生命をかけてでも国民に訴える責任がある」として、持論の日教組批判を繰り返した。
中山氏の“口撃”の対象は民主党にも及び、「民主党政権が誕生すると、日本全国が大阪府みたいになる。職員組合とのなれ合いで財政破綻(はたん)にひんしている」などと発言した。
こうした中山氏の発言に対し、町村派では、衆院選への悪影響を懸念する声が党内に出かねないとして、森元首相、町村信孝・前官房長官、細田自民党幹事長が急きょ、麻生首相の所信表明演説終了後に衆院本会議場に残って対応を協議。その結果、中山氏に発言を控えるよう求めることを決めた。
中山氏は30日にもテレビ朝日の番組出演を予定していたが、29日夕になってキャンセルした。中山氏の事務所は「知人の葬儀に出席するため」と説明している。
(2008年9月29日19時28分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080929-OYT1T00571.htm
2616
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/03(水) 06:57:03
歳出抑制の政府方針維持 首相、景気対策は補正で '08/12/3
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麻生太郎首相は二日、官邸で記者団に、二〇〇九年度予算編成について、公共事業関係費の前年度比3%減や、社会保障費の自然増を抑制する政府方針を維持する考えを表明した。
首相は社会保障費などのシーリング(概算要求基準)に関し「維持します」と明言。同時に「現下の経済情勢は急転直下みたいなところがあるので、どのような形が最も機動的に対応できるか、党としても検討するように」と自民党の保利耕輔政調会長に指示したことを明らかにした。景気対策は補正予算や三千三百億円の重点枠で対応する方向だ。
自民党は二日午前の総務会で、公共事業費や社会保障費の歳出削減方針について〇九年度予算から三年間凍結するよう政府に要求する方針をいったん決めた。しかし首相と会談した笹川尭総務会長は同日夕、記者団に「総務会は決定機関ではない」と撤回。自民党の迷走ぶりをあらためて露呈した。
関係者によると、保利氏とともに首相に会った園田博之政調会長代理が財政規律を維持すべきだと強く進言、首相も了承したという。
午前の総務会では笹川氏が「景気回復以外に国民が幸せになる方法はない」と切り出し、細田氏が「骨太方針や財政健全化路線を三年程度停止してでも景気刺激策にかじを切らなければならない」と指摘。これに同調する意見が相次ぎ、総務会決定とした。
笹川氏は直後の会見で「きょうの総務会決定は誠に重い」と強調、党四役で申し入れる方針を明らかにしたが、首相と会った際は総務会の議事録を手渡しただけだった。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200812030074.html
2617
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/31(土) 08:21:32
中川財務相が言い間違え、「歳入」を「歳出」など26か所
1月31日1時21分配信 読売新聞
中川財務相が28日の衆院本会議で行った2009年度予算案に関する財政演説について、財務省が26か所の速記録訂正を衆院事務局に申し出ていたことが30日、明らかになった。
同省によると、財務相は「歳入」を「歳出」、「7兆4510億円」を「7兆4050億円」、「9兆1510億円」を「9兆1050億円」と取り違えた。この3か所以外は、「税制抜本改革」を「税制抜本改正」と呼ぶなど、意味が通じないわけではないが演説原稿に即して正確を期すために訂正を求めたという。
同省は、過去の財政演説でも、原稿の読み間違いによる速記録訂正を行ったことは時々あったという。ただ、民主党側は「2、3か所ならともかく、26か所とは尋常な数字ではない」(渡辺周・衆院議院運営委員会理事)と問題視し、訂正の了承を保留している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090131-00000005-yom-pol
2618
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/12(木) 07:56:11
細田氏、首相とすきま風?郵政発言にイライラ募る
麻生太郎首相を支える立場にある自民党の細田博之幹事長と首相との間に「すきま風が吹き始めた」との観測が党内で広がっている。細田氏は11日、地元松江市でのパーティーで、支持率低迷に悩む麻生政権への理解を求めた。しかし、郵政民営化などで定まらない発言を繰り返す首相に内心いら立ちを募らせているようで、首相の求心力低下は党の中枢ラインにも及びつつある。
「最もふさわしい首相は、いろんな意味で麻生首相だ。“幹事長だから麻生さんをかばっているだけで、つらいでしょう”と言う人がいるが、そんなことはない」。細田氏は支援者の前で、憶測が広まらないよう火消しに努めた。
ところが、これに先立つ記者会見では、民営化からの後退とも受け取れる首相の答弁に関し「非常に分かりにくい内容だった」と本音を吐露。野党が国会で首相のぶれを追及した9日も「首相は余計なことを言った」と周囲に漏らすなど、不満を隠しきれていない。
背景にあるのは、自民党が圧勝した2005年の衆院選当時、官房長官として小泉純一郎首相(当時)に仕えた自らの経験だ。民営化に逆らえば世論の猛反発を招き、政権基盤を揺るがしかねないとの危機感は「人一倍強い」(細田氏周辺)だけに、首相の認識との違いは明確だ。
「すき間風」は、首相が細田氏の早期の衆院解散論に耳を貸さずに先送りした昨年11月から吹き始めたと見る向きもあって、党幹部の1人は「2人の意思疎通は不足する一方だ」と懸念を示している。
[ 2009年02月11日 17:54 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090211084.html
2619
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/12(木) 07:58:54
森氏「民営化賛成、小泉さんだけ」 首相の郵政発言を擁護
自民党の森喜朗元首相は11日、麻生太郎首相が郵政民営化について「賛成ではなかった」と発言したことについて「胸を張って『民営化して正しい』と思った議員は、私は小泉純一郎元首相だけだったと思う」と述べ、同発言で批判を浴びた首相を擁護した。徳島市内で開いた同党参院議員の国政報告会で講演した。
首相が2005年の郵政解散に関して「あのとき4分社化を知っていた人はほとんどいない」との認識を示したことにも、森氏は「よっぽどの専門家でないと分からなかった」と指摘。一方で「少し分が悪くなると浮足立って、自民党の悪口を言って『野党と協力して新しい旗の下に政党をつくる』と、結構な(立場の)人まで言うのは残念」と述べ、中川秀直元幹事長を念頭に党内の政界再編志向組をけん制した。(11日 22:32)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090211AT3S1100V11022009.html
2620
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/16(月) 20:21:29
「麻生降ろし」の声広がる/予算成立後に炎上?
小泉純一郎元首相の痛烈な批判を機に麻生太郎首相の求心力が一段と低下、自民党内で「麻生降ろし」が公然と語られるようになった。党執行部は結束を訴えるが、二〇〇九年度予算成立後に首相交代を求める動きが一気に「炎上」するとの見方もある。
ただ有力な後継候補は見当たらず「麻生首相で我慢して戦うしかない」との声も根強い。首相が「景気悪化」を理由に〇九年度補正予算編成に踏み切れば、麻生降ろしも先送りになりそうだ。
「改革を逆戻りさせ古い自民党に戻そうという人と、改革を進め新しい自民党をつくろうという人と両方いることは事実だ」。中川秀直元幹事長は十三日の会合でこう指摘し、構造改革路線を推進する新たな議員連盟を予算案衆院通過後に旗揚げする意向を表明した。
首相への批判的な言動から、所属する町村派で降格処分を受けた中川氏が“戦闘再開”を宣言したのは、小泉氏発言で党内の空気が大きく変わると読んでいるからだ。
実際、小泉氏の首相批判を受け「麻生首相では衆院選を戦えないという認識を確認した」と語る中堅・若手は少なくない。古賀派若手は「七月の『サミット花道論』ではなく、四月の『金融サミット花道論』でもいい」と主張。中堅議員の一人も「予算が成立すれば本格的な『麻生降ろし』になる。新しい総裁の下ですぐに衆院解散だ」と意気込む。
昨年末、小泉チルドレンが「私たちは当選一回で首相指名を四回やった」とぼやいたのに対し、小泉氏が「五回目があるかも」と“予言”したとの話も広がっている。
ただ、麻生降ろしが簡単でないのも事実だ。党則には、臨時総裁選を要求できる事実上のリコール規定があるが、党所属国会議員と都道府県連代表各一人の合計の過半数が必要で、必ずしもハードルは低くない。
安倍晋三、福田康夫両氏が二代続けて一年で政権を投げ出したことも影響する。津島派若手は「内閣支持率低迷は首相がころころ代わったのも一因。また『顔』を代えれば批判の方が大きい。それを吹き飛ばすだけのカリスマ性を持った後継者もいない」と指摘する。
福田前首相の退陣を主導する形となった公明党も「自民党で麻生降ろしが始まっても、次を誰にするという展望がない。そういう状況で公明党が発言することはない」(幹部)と静観の構えだ。
こうした状況を踏まえ、首相周辺は「麻生氏を代えて、ほかに誰がいるのか。首相の足を引っ張れば結果的に自分に降り掛かる。それが小選挙区制だ」と乗り切りに自信を見せている。
また急激な景気悪化を受け、首相が〇九年度予算成立直後から補正予算編成、成立を目指せば、その間は与党として支えざるを得ない。執行部内で比較的、首相に距離を置く石原伸晃幹事長代理は十五日のテレビ番組で「首相を引っ張り降ろす余裕は与党にも国民にもない」と述べた。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20090215.html
2621
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/17(火) 07:57:41
きょう問責決議案 中川財務相問題で野党 '09/2/17
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民主党は十六日夕、幹部会を国会内で開き、先進七カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)閉幕後、ろれつが回らない状態で記者会見した中川昭一財務相兼金融担当相に対する問責決議案を十七日に参院へ提出する方針を固めた。十六日の国対委員長会談でほかの野党に伝え、了承された。早ければ十八日の本会議で採決、可決されれば、麻生政権に大きな打撃となるのは必至だ。
自民党役員会でも尾辻秀久参院議員会長が「国家存亡のときに、体調の悪い方が財務相をやっていて良いのか」と早期の辞任を要求。自民党幹部は「世界に恥をさらしてくれた」と辞任を求めており、首相は難しい対応を迫られそうだ。
一方、麻生太郎首相は十六日夜、官邸で中川氏に「大変な時期だから体調を管理して職務に専念してほしい」と続投を指示。問責決議案が可決された場合の対応について、記者団に「今の段階で仮定の質問に答えることはしない」と述べた。自民党執行部の一人は「問責を無視する」と強調した。
中川氏は首相との会談後、官邸で記者団に「昼食会の乾杯でワインに口を付けたが、ごくっと飲んだということはない」と「深酒」を否定。十六日の衆院財務金融委員会では、ろれつが回らなくなった原因について「風邪気味だった。念のためと薬を倍近く飲んでしまった」と釈明した。
自民党幹部は共同通信の取材に「会見には世界各国の記者がいた。どうしようもない。自ら腹を切るべきだ。一日でも早い方がいい」と述べ、早期に辞任すべきだとの考えを示した。
河村建夫官房長官は記者会見で、中川氏の進退問題について「本人は深く反省している。大事な時だからその職務を果たしてほしい」と述べ、更迭や辞任の必要はないとの認識を表明。「G7が中川氏の発言で壊れたわけではなく、泥酔状態で失敗したわけではない」と擁護した。
中川氏は財務金融委員会で「ああいう映像、発言が世界に報じられ、国会はもとより国民に大変申し訳ない。深く反省している」と謝罪した。民主党の小沢一郎代表は山口県宇部市内で記者団に「閣僚としての責任が問われる」と指摘。鳩山由紀夫幹事長は記者団に「国益の損失は計り知れない」と強く批判した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902170081.html
2622
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/18(水) 09:09:41
ヤマ場になると飲まずにいられない…中川氏、失態いろいろ
激震・麻生政権
17日夕に辞任した中川氏にはこれまでも飲酒や体調不良が理由で、政治活動に支障をきたす場面があった。
経済産業相時代の中川氏を知るキャリア官僚は「見かけによらずプレッシャーに弱いのか、大きな交渉の前に酒を飲まずにはいられないようだった」と振り返る。2004〜05年にかけて行われたアジア各国との経済連携協定(EPA)交渉では、「締結前のヤマ場を迎えると、ホテルの客室の冷蔵庫から酒が全部なくなることもあった」と明かす。
昨年11月には、スペイン国王夫妻を歓迎する宮中晩さん会でワインなどを飲み、懇親会で「宮内庁のばかやろう」などとどなって途中退席。先月28日の衆院本会議で行った財政演説で、「歳入」を「歳出」とするなど、計26か所を読み間違えたことについては、「体調不良が原因」と周囲に説明していたという。
中川氏は、もうろうとなった理由を風邪薬の飲み過ぎとしている。製薬会社でつくる日本OTC医薬品協会(東京都)によると、少量のアルコールでも、風邪薬を併用すると副作用が強まる恐れがあるというが、同協会は「個人差もあるが、薬だけであれ程もうろうとした状態になるとは考えにくい。体調が相当悪かったのだろうか」としている。
(2009年2月18日03時10分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090218-OYT1T00004.htm
2623
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/18(水) 18:44:49
財務相辞任/衝撃映像が命取り
もうろう会見をめぐる中川昭一財務相の辞任劇は、景気優先を大義名分にした麻生太郎首相の“延命シナリオ”を大きく揺さぶった。前代未聞の衝撃映像がテレビ、ネットで繰り返されたことが命取りとなり、強気の続投路線は一夜で破綻(はたん)。盟友をかばい傷口を広げた首相の威信失墜は避けられない。辞任時期についても、二〇〇九年度予算案の衆院通過後とした当初方針を引っ込めるドタバタぶり。引き際での「醜態再演」は、迷走政権の機能不全をあらためて見せつけた格好だ。
▽赤城氏再来
「〇九年度予算と関連法案が衆院を通過したら辞任したい」。十七日昼、進退をうかがう中川氏の電話に、首相は「全力を尽くして(衆院通過までは)当面の懸案事項に取り組んでほしい」と応じ、辞任させる方針に転換した。
首相は十六日から中川氏を擁護し続けた。景気対策は内閣の一枚看板で、担当閣僚を交代させれば政権へのダメージは計り知れない。中川氏の金融担当相兼務が、持論の「財政・金融一体」を体現する目玉人事だったことも早期辞任に二の足を踏ませたようだ。政府関係者は「(十七日午前の)閣議後にも中川氏が辞任を申し出たが、首相は慰留した」と明かす。
首相は十六日の自民党役員会で、尾辻秀久参院議員会長が辞任論を展開した際には「(中川氏は)酒を飲んでいないと言っているのに、何が問題なんだ」と強調。直後に官邸を訪れた中川氏には「大丈夫だ。おれが必ず守る」と言い切った。
だが、もうろう会見の「ショッキングな映像」(野田聖子消費者行政担当相)に対する拒否反応は首相の予想を超えた。
安倍内閣当時には、顔に大きな「ばんそうこう」を張った赤城徳彦農相の異様な姿が何度も報道され、参院選惨敗を招いた。自民党内では次期衆院選に向けて「赤城氏の再来だ」(若手)との危機感が増幅し、国対幹部は中川氏サイドに「早く辞意を表明した方がいい」と要求。所属する伊吹派幹部も説得に回り、中川氏も「映像を見た人たち、とりわけ子どもたちにいろんな印象を与えた」と辞意を固めた。
▽KY体質
ただ辞任時期をめぐる混乱は続いた。中川氏は当初、春の予算成立後の辞任を要望したが、国会審議への影響を懸念した大島理森国対委員長が即刻辞任を要求。間を取って「〇九年度予算の衆院通過後」にいったんは落ち着いた。
しかし野党は「辞めると分かっている財務相の下で予算審議などできるわけがない」と猛反発し、問責決議案提出方針を確認。自民党でも石原伸晃幹事長代理が「『衆院を通過してから』という文言に驚いた」との不快感を示したほか、中堅議員から「政権のKY(空気が読めない)体質がまた露呈した」との声が上がるありさまに。
「私の決断が理解されない状況だ。今日辞任することが国家、国民のためになる」。中川氏は与党だけで開かれた衆院予算委員会後、大島氏に即刻辞任の意向を伝えた。
▽オウンゴール
中川氏は飲酒にまつわる武勇伝に事欠かなかっただけに、首相の任命責任は免れない。民主党は衆院の早期解散を求めながら決め手を欠いてきたが「こちらは何もしていないのに、政権は次から次へと勝手にオウンゴールを決めてくれる」(国対幹部)とほくそ笑む。
平田健二参院幹事長は記者会見で「自民党が断末魔(の叫び)を上げている」。小沢一郎代表も福岡市内で記者団に「ほとんどの国民は選挙をやって出直せと思うだろう。そうせざるを得なくなる」と追撃した。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2009/0217_1.html
2624
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/18(水) 18:50:44
中川財務相辞任:何度も酒に飲まれ 千鳥足で会議出席 04年改造、初閣議でも失態
「酔って閣議に出席した」「飲み過ぎで会議に遅刻した」。17日に財務・金融担当相を辞任した中川昭一氏(55)は、過去に飲酒が原因とみられる失態を度々演じてきた。今回のもうろう会見については「風邪薬を多めに飲んだ」と述べ、会見前の飲酒を否定した。だが、酒にまつわる過去の問題は麻生太郎首相も認識していたはずで、任命責任を問う声は弱まりそうにない。
1月28日の衆院本会議で行った財政演説。読み間違いが26カ所もあり、財務省は「風邪で体調が悪かった」(幹部)と釈明に追われた。だが、自民党国会議員の秘書によると、中川氏は前日に東京都内で酒を飲みながらテニスをし、持病の腰痛を悪化させていたという。
昨年10月に政府が「緊急市場安定化策」を決定した際は、会見が午前9時の開始予定から15分ほど遅れたうえ、対策の具体的中身に触れず、正式な発表が昼にずれ込んだ。
このためバブル後の最安値を更新していた株安の流れを止められず「危機対応に甘さがある」(アナリスト)と批判が集中。一部週刊誌が「前日の飲酒が原因で会見に遅刻した」と報じると、中川氏は「会見時間前に登庁していた。(事務方からの)レクチャーが長引いただけだ」と抗議する騒動に発展していた。
自民党政調会長時代の06年には、都内のホテルで開かれた与党幹事長・政調会長・国対委員長会談に遅刻して現れた。酩酊(めいてい)状態で、千鳥足で歩き、ホテルの柱にぶつかりそうになった。見かねたSP(警護官)に抱きかかえられて会場に向かった。
経済産業相当時、04年9月の小泉政権の内閣改造では、お別れ会見後に経産省を出て別の場所で酒を飲んだ。ところが再任され、あわてて官邸に向かい、酔ったまま初閣議に臨んだ。
■
17日午後7時、中川氏はこの日2回目の辞任会見に臨んだ。疲れ切った表情。辞任理由について「08年度補正予算の関連法案と09年度予算を通すため」と繰り返し、酒については「体調からすれば、とても飲む気分になれない」と話した。
2625
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/18(水) 18:51:12
◇「国益損ね、当たり前」
中川昭一財務・金融担当相の辞任表明には、与野党双方の国会議員からも厳しい指摘が相次いだ。
自民の山本一太参院議員(51)は「あの会見が世界に配信されたのが痛い。党にとってマイナスイメージだ。麻生総理の判断だが、党内には『これでは選挙が戦えない』という声もある」と衆院選への影響を心配した。
同じく自民の平将明衆院議員(41)は「予算案の衆院通過後に辞めるという理屈はおかしく、辞表提出は当然だ。中川さんの緊張感の欠如が原因なのだから、麻生総理にも任命責任がある」と執行部を批判した。
一方の野党。中川財務相の父、故中川一郎氏の秘書を務めたことがある新党大地の鈴木宗男衆院議員(61)は「昨年11月に地元の式典で会った際も、あいさつの内容が的外れで、どうしたのかなと感じていた。豪放磊落(ごうほうらいらく)な一郎先生だったら『おれより大物だ』とおっしゃるかもしれないが、世界の経済危機を論じる場での失態だけに、辞任せざるを得なかったのでは」と話した。
民主の笠浩史衆院議員(44)は「国益を損ねる失態で日本の恥。内閣の危機管理がなっていないことの証明だ。『辞める』と言っている大臣が予算について答弁するのは筋が通らず、即辞任は当たり前だ」と語った。【篠原成行】
◇ダルマに黒い涙−−祝6選、酔って墨はみ出し
00年6月の衆院選。6選を決め帯広市内の選挙事務所に現れた中川氏は酒に酔い、ふらふらとしながら万歳三唱。必勝祈願のダルマに目を入れる際も筆に墨をつけすぎて大きくはみ出し「黒い涙」を流すダルマの目になって周囲を慌てさせた。支持者らには「友達が来ていて夕方から飲んでいた」と話した。
十勝管内本別町で05年夏に開かれた後援会パーティー。複数の関係者によると、中川氏は支持者約2000人が集まる中、酩酊(めいてい)状態で現れた。10分間を予定していたあいさつはろれつが回らずに、数分間で終了。同席していた同管内の首長から「ちゃんとあいさつした方がいい」と一喝されたという。
地元道議は「中川氏はああ見えて『ガラスの心臓』の持ち主で、選挙の投開票前日は不安が募るのか、酒なしではいられなかった」と指摘。別の道議は「中川氏はビールが嫌いで以前はウイスキーや日本酒を好んでいたが、ここ数年は酒に弱いことを自覚してか焼酎をソーダで割るなどしていた」と証言する。
また、08年11月29日には、十勝管内中札内村立中札内小学校体育館で開かれた道路開通式に出席。昼食中にたばこを吸い始め、一部出席者は「小学校の体育館でたばこを吸うのはいかがなものか」とまゆをひそめた。後援会関係者は「要職を務めるようになって、古い付き合いの人を除いて意見できる人がいなくなった」と漏らした。【鈴木勝一、横田愛、田中裕之】
毎日新聞 2009年2月18日 北海道朝刊
2626
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/19(木) 07:25:44
自民の森・青木氏ら会談「麻生首相では選挙にならない」
2009年2月19日1時1分
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自民党の森元首相と山崎拓元幹事長、青木幹雄前参院議員会長らが18日夜、東京都内の日本料理店で会談した。出席者によると、中川昭一財務相の辞任を受けて「麻生首相の下では選挙にはならない」など、複数の出席者が次期衆院選は厳しいとの認識を示したという。会合には、渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長らも同席した。
http://www.asahi.com/politics/update/0219/TKY200902180363.html
2627
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/19(木) 07:27:29
「小泉改革前に戻りたい」 自民26地方組織、転換訴え(1/2ページ)
2009年2月19日1時1分
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郵政民営化の見直し一つとっても姿勢が定まらない麻生首相にしびれを切らし、地方組織は「小泉改革前」への回帰を求めている――。自民党の都道府県連幹部への取材で、そんなもどかしさが浮かび上がった。地方経済を疲弊させた「小泉改革」の総括なしに総選挙は戦えないという危機感が広がっている。
次の総選挙で「小泉構造改革路線を継承する姿勢を強調すべきだ」としたのは6府県連にとどまり、「転換を強調すべきだ」と答えたのは26都道県連にのぼった。地方組織からみれば、麻生首相は景気対策を最重視すると主張しながら、財政再建などの小泉改革路線に引きずられていると映っているようだ。
「転換派」が唱えるのは、小泉改革こそ地方疲弊の元凶とする見方だ。「構造改革で公共事業は減り、田舎になるほど厳しい」(島根)、「規制緩和で中小企業を軸とした地方経済が破壊された」(徳島)と改革の痛みを強調。「麻生さんの景気対策で倒産を免れた企業は多い。小泉路線復活では選挙を戦えない」(宮城)と、どっちつかずの首相にいらだちを隠さない。
「継承派」にも「構造改革を全否定するような方向転換を打ち出せば国民の信頼を損なう」(佐賀)と路線修正を求める声は多く、そのままの継承を認める声は少ない。
麻生首相を批判した小泉元首相の言動についても、「共感できない」が33都道府県連と圧倒し、「共感できる」はわずか6県連にとどまった。
小泉氏には「同志が難局にあたっているのに、足を引っ張るのはおかしい」(福島)、「挙党一致で臨むべき時に不穏当な発言は避けるべきだ」(福岡)、「再議決へのスタンスを人質にとった政局絡みの発言はすべきではない」(沖縄)との批判が相次いだ。「小泉節」への反応はきわめて冷淡だ。
景気回復や地方重視を掲げて政権の座を射止めたはずの麻生首相が、小泉路線との決別に躊躇(ちゅうちょ)するのは、05年郵政選挙で得た衆院の3分の2の議席に政権運営を依存しているからだ。小泉路線を転換する姿勢をみせた途端、中川秀直元幹事長や小泉チルドレンが造反の構えを見せ、ねじれ国会に不可欠な衆院再可決が危うくなる。総選挙で国民に信を問うまで路線転換はままならないのだが、今の低支持率では解散に踏み切ることもできない。
05年の民意に縛られたままの麻生政権と、経済情勢の変化を受けて「脱小泉」に動く地方組織。そのギャップを埋められないまま、国民に信を問う期限は迫ってくる。(松村愛、関根慎一、渡辺丘)
http://www.asahi.com/politics/update/0218/TKY200902180312.html
2628
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/19(木) 07:29:10
「麻生降ろし」自民党内で公然と、中川財務相辞任から一夜
中川昭一前財務・金融相の辞任から一夜明けた18日、自民党では「麻生降ろし」が公然と語られ始めた。
後藤田正純衆院議員は同日午前、党本部で記者団に、「首相には危機管理能力、信頼、誠実さがすでになくなっている」と語り、首相退陣を要求した。
夜には、棚橋泰文・元科学技術相や世耕弘成参院議員、平将明衆院議員ら中堅・若手議員約10人が都内で開いた会合で、「麻生首相は交代すべきだ」などの意見が相次いだ。篠田陽介衆院議員は会合後、「今の体たらくに、ストレスがたまって爆発しそうだ」と記者団に不満をぶちまけた。
2009年度予算の年度内成立を最優先する執行部は当面、麻生政権を擁護する姿勢を示している。しかし、参院幹部が「これからは首相交代に伴うゴタゴタより、メリットの方が大きくなる」と述べるなど、4月末にも09年度予算の関連法が成立すれば、首相退陣を求める動きが強まる可能性が出てきている。
「首相の下で衆院選は戦えない」という危機感が、中川氏の辞任劇を機に党全体を覆いつつある。
◇
麻生政権の失態が続く中、自民党では麻生離れが進み、「嫌麻生」とも言うべき空気が漂い始めている。
◆「次の顔」探し
選挙を控えた自民党衆院議員の今の悩みは、「誰と一緒にポスターに写るか」だ。首相とのツーショットが一般的だが、不人気の首相と一緒だと「票が逃げる」という。
南関東の当選1回の議員は「無党派層に知名度が高い舛添厚生労働相にお願いした」と語る。悩んだ揚げ句、地元の知事に頼んだ議員もいる。首相に近い東京都選出議員は、「7月に都議選があるから、都議と並んで撮影する」という。
加藤紘一・元幹事長は18日収録の朝日ニュースターの番組で、「1週間に数百軒を訪ねて『少し盛り返したかな』と思うと、(首相の失言などで)潮を引いたようになるから、やるせない思いだ」と語った。
麻生内閣の支持率が下降の一途をたどる中、「麻生離れ」という漠然とした雰囲気は、首相に対する明確な嫌悪感に転じている。2009年度予算案の審議中でもあり、直ちに「反麻生」の行動には結びついていないが、衆院選が近づくに連れ、「麻生降ろし」に発展するのは間違いない。首相に批判的な議員が口にする、「景気への影響を避けるため、09年度予算成立までは動かない」という言葉は、「予算後には退陣を求める」という思いの裏返しだ。
麻生首相の自民党総裁任期は9月末までだ。「反麻生」陣営は、首相の辞任によって事実上前倒しする形で臨時の総裁選を実施し、「新たな顔」で衆院選に臨むシナリオを描く。
党内では早くも、ポスト麻生の名前が取りざたされている。後藤田正純衆院議員は「世代交代という意味で、石破農相や野田消費者相。新たな国づくり、種まきという構想力は与謝野財務・金融・経済財政相」と語った。舛添氏や石原伸晃幹事長代理らの名前も挙がる。
2629
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/19(木) 07:29:23
◆中川秀氏攻勢
安倍元首相、福田前首相が約1年で退陣した経緯から、麻生首相を交代させれば、「『政権たらい回し』と世論の批判を浴びる」と懸念する向きもある。それでも、「麻生氏の下で選挙をやるよりましだ」という声は確実に増えている。
反麻生の急先鋒(せんぽう)である中川秀直・元幹事長は、月内にも議員連盟を発足させる予定だ。テーマは「政治の信頼と責任」という。「反麻生」の受け皿を狙っていると見られる。
中川氏は18日、都内で自民党町村派の議員と会い、「もう麻生さんじゃ厳しい。麻生さんは引きずり下ろそうとしても辞めない性格だが、5月には党内から動きが出るかもしれない」と語ったという。
◆補正で「延命」
首相周辺や党執行部の危機感は強い。河村官房長官は18日の記者会見で、後藤田氏らの動きについて、「元気があっていいが、今がどういう時なのかを考えていただきたい」と不快感をにじませた。首相や周辺は、09年度予算の成立後に新たな政治課題を設定し、求心力を回復しようとしている。最大の武器は、09年度補正予算の編成だ。
09年度予算案の衆院通過後、首相が補正を念頭に、追加景気対策の策定を与党に指示し、4月2日のロンドンでの金融サミットまでに策定し国際公約にする。4月中旬に補正予算案として国会に提出する――。
首相に近い自民党幹部は、こんな戦略を描く。
6月3日までの通常国会を乗り切れば、主要国首脳会議(サミット)はすぐそこだ。中曽根元首相は、予算成立後、内閣改造に踏み切ることを提案している。政権のテコ入れが狙いだ。
しかし、こうした反転攻勢を仕掛けるだけの「体力」が政権に残されているのか。仮に実現しても、支持率が回復するかどうかはわからない。1けたまで落ちこめば、「麻生降ろしの激流にのみ込まれる」という見方が強まっている。
(2009年2月19日03時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090219-OYT1T00039.htm?from=main1
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/20(金) 07:47:15
自民 結束図るも批判くすぶる
2月20日 5時22分
小泉元総理大臣が第2次補正予算の関連法案を再議決する衆議院本会議への欠席を表明したことに対し、自民党内では批判が相次ぎ、結束を図る動きが出ていますが、一方で中堅・若手議員らの間には、麻生総理大臣の政権運営に対する批判もくすぶっています。
20日に帰国する小泉元総理大臣は、訪問先のロシアで定額給付金などの財源の裏付けとなる第2次補正予算の関連法案が衆議院で再議決される場合、本会議を欠席する考えを示しました。これについて、麻生総理大臣は19日夜、「3分の2の議席はみんなで頑張ってとった議席だ。小泉元総理大臣が3分の2の議席をとったという話と、定額給付金の再可決の話は脈絡が通じてないように思う」と述べました。また、自民党の笹川総務会長は「小泉氏の投票行動が、党の方針と違うのであれば、それなりの対応を考えざるをえない」と述べ、欠席すれば処分するという認識を示し、自民党の各派閥の会合でも、党内を混乱させるような行動は慎むべきだといった批判が相次ぎました。そして、19日夜開かれた各派閥の事務総長の会合に出席した河村官房長官は「補正予算の関連法案の再議決などで、党側の協力をお願いしたい」と述べ、事務総長らは反対や欠席が出ないよう、各派閥で引き締めを図っていくことを確認しました。一方で会合では、「小泉元総理大臣をこれ以上刺激することは、党の結束を図るうえで好ましくない」として、河村官房長官に対し、対立が深まりかねないような発言は控えるよう求める意見も出されました。こうしたなか、塩崎元官房長官や石原幹事長代理、それに菅原一秀副幹事長ら5人が19日夜会談し、「麻生総理大臣に対する批判が強まっており、今の体制では衆議院選挙は戦えない」という意見が相次いだということで、党内の中堅・若手議員らの間には、麻生総理大臣の政権運営に対する批判もくすぶっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014290121000.html
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/02/20(金) 08:49:32
与党の危機感、官邸に伝わらず=入院シナリオ幻に−中川氏辞任劇
求心力低下にあえぐ麻生政権にとって、屋台骨を揺るがす大打撃となった中川昭一前財務・金融相の辞任劇。与党内には危機感が満ちていたにもかかわらず、なぜここまで傷口が広がったのか。盟友をかばい判断ミスを重ねた麻生太郎首相と統制力を失ってしまった首相官邸の姿は、この政権が末期にあることを如実に物語った。
「そんな健康状態で(予算審議を)乗り切れるのか」。16日夕の自民党役員会。中川氏の「もうろう会見」は飲酒でなく薬の服用によるものだとして「問題なし」との判断を下した首相を一喝したのは、尾辻秀久参院議員会長だった。ねじれ国会の最前線である参院は、定額給付金関連法案の採決を控えた大事な時期。ここで進退のタイミングを誤れば、国会審議は立ち行かなくなるとの危機感からだ。
これより先、自民党の細田博之幹事長と石原伸晃、林幹雄両幹事長代理らが国会内で額を寄せ合い善後策を協議。林氏はここで「検査入院で様子を見てはどうか」と提案。野党の追及次第で、中川氏に入院先から辞表を提出させ幕引きを図るというシナリオが練られた。しかし、官邸サイドは林氏の秘策に難色を示し幻に終わった。
夜になっても動きは続く。与党内の空気を察知した鴻池祥肇官房副長官は石破茂農水相を伴って、首相行きつけの都内のホテルのバーに赴いた。表向きの話題は農政改革。鴻池氏は首相に向かって開口一番「今回は腹を切らせた方がいい」。石破氏も内閣改造まで持ち出して局面転換の必要性を説いた。しかし、首相は「体調に気を付ければ頑張れる」と擁護の姿勢を崩さなかった。
首相はこの時点で「野党は中川氏の問責決議案を提出できないと読んでいた」(自民党幹部)とされる。中川氏の兄貴分だった国民新党の亀井静香代表代行が問責提出に否定的だったことから、同党がブレーキ役になると踏んでいたのだ。
結局、首相の読みは外れ、民主党は17日午前に決議案提出を決定。中川氏はこの日午後、「2009年度予算案の衆院通過後の辞任」を表明したが、即時辞任を求める野党は攻勢を緩めず、最後は自民党の大島理森国対委員長が官邸サイドに「国会の状況は厳しい」と伝え、中川氏に引導を渡した。
与党幹部の耳には、泣いて馬謖(ばしょく)を切った首相は悲嘆に暮れ、周囲ももらい泣きしたという話が伝わってきた。しかし別の幹部は、聞きたくもないといった表情で「『お友達』という関係にこだわり全体の判断を誤った。官邸は機能不全だ」と突き放した。(了)(2009/02/19-21:14)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009021900948
2632
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:06:45
「解散・総選挙は間違いなく麻生総理でやります」
自民党の古賀選対委員長はテレビ朝日の番組に出演して、20兆円規模の追加経済対策を盛り込んだ2009年度補正予算を編成し、その成立後に衆議院の解散に踏み切るべきだという考えを示しました。
自民党・古賀選対委員長:「補正予算を作り上げるところまでは責任だと思いますよ」「(Q.補正が終わったら解散)そういう状況を作り上げたら一つのタイミングだと、ということは総理には申し上げようと思います」
古賀氏は、7月12日の東京都議選の前後1カ月は、公明党に配慮して衆議院選挙は行わない考えを示しました。また、菅選対副委員長は、自民党内に広がる「麻生降ろし」の動きをけん制しました。
自民党・菅選対副委員長:「総理大臣が途中で代わることなんて100%ありませんから。解散・総選挙は間違いなく麻生さんでやりますよ」
また、現職閣僚からも「麻生降ろし」に批判の声が出ました。
石破農水大臣:「今の時期に『ポスト麻生』だとか、『麻生降ろし』とは何たる有り様か。5カ月前にみんなで麻生(総裁)と決めたんですから」
[2日1時56分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20090301/20090301-00000018-ann-pol.html
2633
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/13(金) 17:55:38
自民太田氏が「野党優遇の献金は不公正」記事を印刷する
農相などを務めた自民党の太田誠一衆院議員は12日の古賀派総会で、西松建設の巨額献金事件や東北地方の公共事業をめぐり、小沢一郎民主党代表側と建設会社の不透明な関係が伝えられていることを念頭に「自民党政権下であるにもかかわらず、予算案の議決に賛成する与党でなく、反対している野党が(建設会社に)大変優遇されている。どこかに不公正さがある」と発言した。
建設会社が与党の自民党に高額の献金をするのは当然との認識を示したと受け取られかねない発言だけに、与野党内で波紋を広げそうだ。
太田氏は「言葉が滑るかもしれない」と前置きした上で、「農相時代の私は東京後援会を通じて全部で二千数百万円。それなのに小沢氏はたった1社で二千数百万円だ」とも指摘した。
総会後、複数の議員が記者団に「極めて不適切な発言だ」と不快感を表明。太田氏が古賀派会長代行を続けることを疑問視する声も上がった。(共同)
[2009年3月12日22時11分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090312-470464.html
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