小池を「総裁候補」に担ぐ中川秀直の腹の内
2008年4月30日 FACTA
福田康夫首相の余命は今秋にも尽きそうだ。自民党内で「ポスト福田」をめぐる動きが表面化。にわかに注目を集めているのが小池百合子元防衛相である。小池氏は3月下旬、所属する清和研(町村派)の事実上の代表である中川秀直元幹事長とともに中国を訪問。外交の実質的な責任者となった戴秉国・国務委員や「革命第5世代」のエースの一人、李源潮・共産党組織部長らと会談した。その後、やはり中川氏が立ち上げた超党派の「京都議定書目標達成議員連盟」の幹事長にも就任した。