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自民党の命脈、ついでに公明党

2433片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/16(水) 12:56:26
 清水 派閥の力も弱まってきているといわれますが、古賀、谷垣両派の合流や安倍さんの町村派復帰など、息を吹き返す気配もあります。

 菅原 自民党の中で、派閥に代わる新しい仕組みが小泉さんの時代にできなかったわけですよ。小泉さんは「派閥政治はやめる」と言っていましたが、じゃあ、その代わりに何か新しくつくったかというと、何もつくらなかった。だから、古いやり方に戻るしかないということです。

 派閥は自民党という巨大な組織を統治する上で重要な役割を担っています。例えば、どの議員が仕事ができ、官僚と渡り合え、野党に人脈を持っているかなどを判断して抜擢(ばってき)したり、そういった議員を育てる仕組みとして派閥は機能しています。結局、派閥がしっかりしていないと、自民党が組織として成り立たないというジレンマがあります。

 清水 自民党はどうすればいいのでしょうか。

 菅原 派閥以外に議員の実力を評価し、登用していくシステムをつくるとか、郵政造反組のような地方のボスに頼らない選挙のやり方を考えるべきです。次の選挙はこのままいったら大変でしょう。大敗すれば、おしまいの可能性もあります。

 清水 内閣支持率の低迷は自民党への信頼感のなさも原因では。

 菅原 昔のような安定感は全くないですよね。自民党が政権党でいられたのは、有権者から、腐っていても政権運営する能力はあるよねってみられていたからです。それだけに深刻です。

 すがわら・たく 1976年東京都生まれ。東京大卒。同大大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。同大先端科学技術研究センター特任准教授。専門は政治学(政治過程論、日本政治)。選挙分析や国会に関する論文多数。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/sokkyo/news/200803/CK2008032502098146.html

2434片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/16(水) 19:39:17
ゆかりたん、道路族へ走る?「古賀にすり寄り」との声
道路特定財源の一般財源化骨抜き阻止提言に名前なく

道路族転身疑惑が浮上した佐藤ゆかり衆院議員
 自民党の佐藤ゆかり衆院議員に対し、「道路族へ転向した」との憶測が飛び交っている。改革派の若手・中堅議員による勉強会有志が11日、道路特定財源の一般財源化を骨抜きされることを防ぐ提言を発表したが、勉強会設立当初から参加していた佐藤氏の名前がなかったからだ。永田町では「道路族のドンで、次期総選挙で東京5区の公認を決めてくれた古賀誠選対委員長=写真左=にすり寄ったのではないか」との声もささやかれている。

 勉強会は「プロジェクト日本復活」で、山本一太、世耕弘成両参院議員を中心に、小泉チルドレンら改革派を自任する若手・中堅議員20人がメンバーに名を連ねる。

 うち有志18人は、福田首相が提案した一般財源化をうたった政府・与党の基本方針に、道路族が「必要と判断される道路は着実に整備する」という骨抜き文言をねじ込んだことに「首相の提案が党内の反対で頓挫するのではないか」と反発。一般財源化を閣議決定や党総務会了承で担保するよう求める提言を11日、発表した。

 自民党内が道路族Vs改革派に割れるなか、有志には道路財源を10年間維持するための道路整備費財源特例措置法改正案に対して「首相案に沿う法案にせず再議決するなら、十数人の『タリバン』が造反し阻止する」と、造反を明言した河野太郎衆院議員も入っており、道路族の神経を逆なでする提言ともいえる。

 ただ、有志の1人は「過激にならないよう配慮しているのに、なぜ、全員でないのか分からない」と首をかしげた。

 外れたのは佐藤氏と御法川信英衆院議員(秋田3区)の2人だが、山本氏はブログで勉強会について「共に戦いたいと思う20人の確信犯を発掘する」としており、結束は固いはず。特に佐藤氏は昨年10月の発足当初のメンバー9人に名を連ねていた“筋金入り”の改革派だ。

 佐藤氏らの不参加について、別の有志は「選挙区事情でできない人がいた、と聞いた」と説明する。

 佐藤氏は、野田聖子元郵政相と岐阜1区公認を争った約2年半の女の闘いに敗れ、東京5区への転出が決まったばかり。東京では丸川珠代参院議員との結婚が決まった大塚拓衆院議員と水面下でのつばぜり合いがあったが、こちらはあっさりと勝利した。

 それだけに、自民党関係者は「公認争いで敗れて選挙区を失うはずだったが、あっさり都市部をあてがってくれたのは古賀氏。佐藤氏は、始動したばかりで地盤を固めていない。古賀氏に恩義に感じる一方、あまりうるさいと次期選挙で応援を得られないなど、まずいことになる、と思ったのではないか」と指摘する。

 真相はどうなのか。

 15日、国会内で佐藤氏を直撃すると、「毎回勉強会に参加しているわけではないので、提言については知りませんでした。事務所には連絡があったかもしれませんが、内容を見ていないので今後も入るかどうかは分かりません」と答えた。

 「道路族に気を使ったのではないか」という問いには、「そんなことはないです」と話していた。

ZAKZAK 2008/04/16
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_04/t2008041631_all.html

2435片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/18(金) 00:19:26
「史上最低の無責任」参院自民国対幹部が江田議長を批判
2008年04月17日20時14分

 自民党の脇雅史参院国対筆頭副委員長は17日の記者会見で、江田五月参院議長を「史上最低の無責任議長だ」と痛烈に批判した。道路整備財源特例法改正案の付託先が、税制改正関連法案の審議が滞っている参院財政金融委員会になったことに対し与党が抗議したが、江田氏が取り合わなかったことに不満を示した。

 与党と共産、社民両党は衆院と同じ国土交通委への付託を求めたが、民主党は財金委を主張。20年ぶりに議院運営委の投票で決まった。脇氏は「数の横暴だ。委員会で決まったことをすべて認めるなら議長は子供でもいい」とぶちまけた。

http://www.asahi.com/politics/update/0417/TKY200804170252.html

2436片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/18(金) 00:20:18
自民、連休中の海外渡航は「禁止」 再議決にらみ通知
2008年04月17日19時31分

 自民党は17日、黄金週間の連休にかかる今月27日から5月3日までは、党所属の衆院議員に海外渡航や国内出張を認めない原則を決めた。与党はガソリン税などの暫定税率を元に戻す税制改正関連法案を、30日にも衆院の3分の2で再議決する方針で、定足数を保つための措置だ。

 この党国会対策委員会で決めた後、大島理森国対委員長が「27日の週は大決断をしなければならない。そういう決意と思いをしっかり持ってもらい、連休の計画はその翌週からにしてほしい」と衆院議員の会合で呼びかけた。

 連休中は例年、首相や多くの国会議員が「外遊」に出かける。だが今年は30日前後が再議決の「Xデー」とされ、福田首相も5月上旬で調整していた訪欧を取りやめた。他の閣僚の外国訪問も「基本的に難しいだろう」(国対幹部)との声が出ている。
http://www.asahi.com/politics/update/0417/TKY200804170240.html

2437片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/18(金) 00:25:40
古賀氏、補選を前に自民党内の結束呼び掛け
 衆議院山口2区の補欠選挙を前に、17日に行われた自民党各派閥の会合では、派閥の領袖から党内の結束を求める声が相次いだ。

 「歳入法案、道路事業の財源による特別法とか、大事な法案が国会で審議される時に、我が党の中でいろんな異論が出てくる、また、心配するような状況が出てくるというのは、私は大変、気をつけるべきことだと思っている」−古賀派会長の古賀選対委員長は、自らの派閥のあいさつで、道路財源に関する法案や、後期高齢者医療制度などで党内に異論が出ていることに関し、「与党が結束してぶれずに責任政党としての姿勢を示すことが大事で、選挙にも影響を与える」と述べ、党内の結束を訴えた。

 また、山崎派会長の山崎前副総裁は、ガソリン税の暫定税率を元に戻す法案について「選挙の結果いかんにかかわらず、再議決しないと国や地方の財政に大きな穴があく。全員もれなく出席して再議決することが義務だ」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20080417/20080417-00000056-nnn-pol.html

2438片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/18(金) 01:41:35
後期高齢者医療制度:見直し求める自民議員が総会

自民党「後期高齢者医療制度を考える会」の設立総会=自民党本部で2008年4月17日午後3時5分、藤井太郎撮影 後期高齢者(長寿)医療制度の混乱を受け、自民党の「後期高齢者医療制度を考える会」が17日、党本部で設立総会を開いた。総会には代理出席を含め90人以上が出席。制度見直しへの要望や周知方法への批判が相次いだ。同会幹部は「最終的には制度廃止が会の目的だ」と話している。

 自民党支持者が多い高齢者層を直撃する問題のため、設立総会では「国民に今のままの説明しかできないなら次の選挙は戦えない」などの悲壮な声が上がった。議員本人の出席は42人。派閥別では、山崎派16人、古賀派6人、町村派5人、津島派4人、伊吹派1人、二階派1人、無派閥9人だった。

 これとは別に自民党の「社会保障制度研究会」もこの日会合を開き、出席議員からは同様の批判が相次いだ。【近藤大介】

 ◇「後期高齢者医療制度を考える会」の出席者は次の通り。(敬称略)
 <衆院>保岡興治、伊藤公介、木村義雄、佐藤剛男、今井宏、岩永峯一、田中和徳、竹本直一、平沢勝栄、渡辺具能、江崎洋一郎、小野寺五典、木村勉、高木毅、大前繁雄、岡下信子、菅原一秀、武田良太、山中あき(火ヘンに華)子、阿部俊子、安次富修、赤沢亮正、飯島夕雁、上野賢一郎、大塚拓、亀井善太郎、川条志嘉、清水鴻一郎、関芳弘、中川泰宏、林潤、平口洋、広津素子、福岡資麿、藤田幹雄、山内康一

 <参院>岡田広、秋元司、小泉昭男、中村博彦、石井みどり、磯崎陽輔

毎日新聞 2008年4月17日 22時40分(最終更新 4月18日 0時29分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080418k0000m010113000c.html

2439片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/18(金) 13:27:09
見直し議連に自民有志41人参加 後期高齢者医療制度(04/18 08:10)
 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の見直しを求める自民党有志の議連「後期高齢者医療制度を考える会」が十七日、発足した。設立総会には衆参四十一人が出席し政府の周知不足への不満のほか、制度に疑問を投げかける声が相次いだ。

 総会には政府からも小野寺五典外務副大臣が出席し、会長に佐藤剛男・党高齢者特別委員長を選出。厚生労働省に保険料増減の内訳を調査するよう求めたほか、問題点が明確になった時点で政府に見直しを求めることを確認した。

 このほか「七十五歳で分けた意味が分からない」との声や、地元の批判を受け「このままでは選挙を戦えない」などの批判も噴出。事務局長に就任した平沢勝栄衆院議員は会合後、「問題があるなら早い段階で改めた方がいい」と指摘した。

 こうした動きに、党執行部は二十七日投開票の衆院山口2区補選への影響を懸念。古賀誠選対委員長は十七日の古賀派会合で「持論をまくし立てるのは極めて残念だ」と不快感を表明した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/87884.html

2440片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/18(金) 18:19:13
伊吹幹事長 党内異論に不快感
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014066351000.html

自民党の伊吹幹事長は、記者会見で、75歳以上の高齢者を対象とした新しい医療制度をめぐって自民党内で再検討を求める議員グループが発足したことについて「民主党の主張に同調して与党のきょうじをかなぐりすてるのはいかがか」と述べ、不快感を示しました。

75歳以上の高齢者を対象とした新しい医療制度で、高齢者からの問い合わせや苦情が相次いでいることを受けて、自民党内では、17日、制度の再検討を求める議員グループが発足し、今後、問題点があれば制度の見直しも検討することで一致しました。これについて、自民党の伊吹幹事長は、党の役員連絡会で「新しい医療制度は、高齢者の間の負担を平準化するもので、制度の趣旨を十分説明することが政府・与党の責任だ。『保険料が上がる人がいるからけしからん』と文句を言うのは民主党にまかせておけばいい」と述べ、政府・与党が一体となって国民に理解を求める努力をすべきだという考えを示しました。このあと、伊吹氏は、記者会見で「政権与党として、低所得の人の保険料が急増するようなケースには適切に対応していかなければならない。しかし、民主党の主張に同調し、与党としてのきょうじをかなぐりすててペラペラしゃべるのはいかがか」と述べ、不快感を示しました。

2441片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/19(土) 13:39:07
福田首相と公明党の女性議員が会食 首相の指導力に対して注文が飛び出す
福田首相と18日夜に会食した公明党の女性議員から、福田首相の指導力に対して注文が飛び出した。
浜四津代表代行は「生意気な話ですけれども、特に政治においてはトップのリーダーの資質が大事だと」と述べた。
会合には、公明党から8人の女性議員と太田代表が参加し、少子化対策などについて話し合った。
この中で、最近世論調査などで首相の指導力不足が指摘されたことに関し、浜四津代表代行が「指導力を発揮するには、国民に対する真剣さと誠意が大事だ」とやんわり注文をつけた。
これに対し、福田首相は「政治家には信義というものが一番大事だ」と述べ、信義を重んじることが国民の期待に応えることになるとの考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080419/20080419-00000225-fnn-pol.html

2442片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/21(月) 15:11:32
ポスト福田“麻生・与謝野”連合

2008年4月21日(月)10時0分配信 日刊ゲンダイ



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 福田首相の退陣Xデーが近づいているせいで、自民党内のポスト福田の動きが速まっている。ここにきて、クローズアップされているのが麻生・与謝野の急接近だ。


「最近、大きな動きが2つあった。ひとつは、与謝野のロコツな首相批判だ」(政界事情通)

 確かに13日の民放テレビでの与謝野前官房長官の大胆発言にはだれもが驚いた。

 日銀総裁人事の混乱について、「人事の責任は政権与党にある。野党のせいにしてはいけない」と言い切り、首相が2度も大蔵次官経験者を提示したことも「驚いた」と呆れていた。

 さらに党首討論については、「約束を守ってくれなかったという話で、レベルが低い」と、泣き言を並べた福田首相をバッサリ。同時に「官邸や執行部が意を尽くしていない。首相が携帯片手に『いいのか悪いのか』と電話しているのはかわいそうだ」と、町村官房長官や伊吹幹事長までボロクソだった。

「昨年の総裁選で福田を担いだ自民党各派は、ポスト福田では、与謝野を担ぐとみられている。それなのに与謝野は、福田勢力をコキ下ろした。次の総裁選に出るつもりはないと宣言したも同じ。その与謝野が、最近は麻生と連携を密にしている。これが、2つ目の大きな動きだ。2人はちょくちょく会っているし、雑誌で対談もする。ポスト福田に一番近い麻生は、民主党の小沢とパイプの太い与謝野を右腕にしたいし、与謝野は与謝野で、総裁選に3回もチャレンジした麻生を適任とみている。この2人が手を握ったら、福田の終わりは近いということだ」(前出の事情通)

 支持率暴落中の福田や現執行部とは距離を置いた方が、総裁ポストに近づけるというのが2人の共通認識だ。


●敵役の中川は小池担いで勝負

 共通の“敵”がいることも麻生、与謝野の絆を強めさせている。清和会の中川秀直元幹事長だ。

 安倍政権の最後、「クーデター説を中川に流され、麻生後継を潰された」思いが強い。

 その中川は、小泉や小泉チルドレンを抱き込み、小池百合子元防衛相の担ぎ出しに動き始めた。対抗心ムキ出しだ。

 自民党は事あるごとに、「民主党の足並みの乱れ」を強調しているが、四分五裂しているのは、むしろ自民党の方になってきた。

【2008年4月18日掲載】
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02036612/1.htm

2443片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/23(水) 14:04:26
民主・横峯良郎参院議員が財政金融委で初質問 「石川 遼君と同じくらい、いい結果」
「さくらパパ」こと、民主党の横峯良郎参院議員が、参議院財政金融委員会で初質問した。また、丸川珠代参院議員も道路財源などについて質問したが、委員長から質問の仕方について、注意される場面も見られた。
横峯議員は、各地で相次ぐ心中事件に触れ、「ほとんどが介護疲れ、生活苦です。今から質問します。道路特定財源よりも、高齢者福祉の方が大事な気がします」と述べた。
そして、本題のガソリン税について、横峯議員は「わたしもゴルフをしていますが、暫定球は1球か2球くらいです。『暫定』というのは本来、イレギュラーなものでしょ?」とティーショットの行方がわからない場合に打ち直す「暫定球」になぞらえ、暫定税率復活を目指す政府の方針をバッサリ。
横峯議員は、初質問のできについて、先週、初トーナメントで5位と健闘した石川 遼選手(16)のようにハニカミながら、「ゴルフにすれば(石川)遼君と一緒かな? あれくらいいい結果を出せたと思います」と答えた。
また同じ委員会で、大塚 拓衆院議員との結婚が報じられた丸川珠代参院議員にも注目が集まった。
丸川議員は「大塚議員にお伺いいたします」と、お相手の大塚 拓議員ではなく、民主党の大塚耕平議員に、暫定税率を廃止した場合の道路事業計画や現状などを質問した。
しかし、丸川議員は「これでも、地元には迷惑がかかっていない? (大塚議員の)地元でどんな混乱が起きているかは、よくわからないということでしょうか」と、同じ質問を繰り返し、周りからヤジを浴びた。
さらに丸川議員は、委員長から「もうちょっとわかりやすく質問してくださいませんか」と注意された。
丸川議員は「(大塚 拓議員に)質問すると言ったら、『こういう質問もあるんじゃない?』と言われたけど、それはまったく質問しませんでした」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080422/20080422-00000421-fnn-pol.html

2444片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/23(水) 14:55:06
ポスト福田に小池氏急浮上 さらりと布石、麻生氏牽制…擁立現実味
4月23日8時2分配信 産経新聞

 福田康夫内閣の支持率下落に歯止めがかからない中、「ポスト福田」の有力候補として小池百合子元防衛相が急浮上している。小池氏は「光栄だけどジョークに過ぎない」と無関心を装うが、最有力候補の麻生太郎前幹事長を牽制(けんせい)する勢力の思惑も重なり、小池氏擁立は現実味を増している。次期総裁選で米大統領選の「ヒラリーVSオバマ」と似た構図ができれば自民党が勢いを取り戻す公算も大きい。「小池フィーバー」に火が付き、解散風はますます強まるかもしれない。(加納宏幸)

 「小池百合子のイニシャルはKYですが『環境を良くする』のKYです。私は日本新党出身なので自民党にも民主党にも仲間がおり、分かれていても日本を変えなければならないという方向性は同じ。大人の対応ができるような舞台回しの役割を果たせれば…」

 小池氏は22日、都内で開かれた自民党中堅議員のパーティーで約1時間講演したが、予定を急遽(きゅうきょ)変更し、冒頭3分間でマスコミをシャットアウトした。周辺は「時期が時期だけに…」と釈明するが、小池氏がポスト福田を意識している証左ともいえる。

 小池氏が総裁候補として脚光を浴びる契機は3月23〜24日の中川秀直元幹事長との訪中だった。中川氏は中国側に小池氏を「日本の将来を担う新しいリーダーだ」と紹介した。

 3月中旬には民主党の前原誠司前代表らと訪露し、国際会議に出席。4月1日には「京都議定書目標達成議連」(もくたつ議連)を発足させた。4月9日には議連の名誉顧問に就任した小泉純一郎元首相、前原氏らと会食。小泉氏は小池、前原両氏を名指しで「ここに首相候補が2人もいる。面白いことになるかもしれない」と語り、この情報は与党内を駆けめぐった。

 小池氏は「食事会に呼ばれたから行っただけよ」と釈明するが、政局の流動化を見据え、「次」の布石を打ち始めたように映る。

 女性ファッション誌「Domani」4月号は「明日の日本を夢見て!気さくなトップキャリア、潔さの向こう側」と題したグラビア記事を特集。6月には環境問題を中心とした新著「もったいない日本」(仮題)を出す予定だ。

 平成4年にキャスターから政界に転身した後、細川護煕元首相、小沢一郎民主党代表、小泉氏−と時の権力者の傍らをしなやかにすり抜け、「小泉氏に匹敵する政局勘の持ち主」(閣僚経験者)といわれる。

 小池氏は「ナチュラルにやっているだけ」と説明するが、政界のさざ波に敏感なのは間違いない。「熟柿戦術」に徹する麻生氏を横目に小池氏はいつ次の一手を仕掛けるのか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080423-00000069-san-pol

2445片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/25(金) 02:55:15
自民の新医療制度見直し論、公明が批判
 衆議院山口2区の補欠選挙でも争点となってきた後期高齢者医療制度をめぐり、自民党内で見直しの声が上がっていることについて、公明党から「選挙の足を引っ張っている」と厳しい批判が飛び出しました。

 「自民党から鉄砲を撃つような、あえて足を引っ張る、厳に慎んでもらいたい。逆に足を引っ張る人は次の選挙のときに応援できるかというと、応援できないというのが正直な現場の方々もそういう思いではないかと思う」(公明党 高木選対委員長)

 公明党の高木選挙対策委員長は、党の会合でこのように述べ、後期高齢者医療制度について自民党内で見直しの声が上がっていることを厳しく批判しました。さらに、「足を引っ張るのであれば、推薦を出す必要はない」とも話し、次の選挙で自民党議員を推薦するかどうかの判断にも影響するという考えを示しました。

 後期高齢者医療制度をめぐっては、自民党の山崎派が23日に発表した基本政策で制度の見直しを掲げたり、新たに議員連盟が発足するなど、自民党内に見直しを求める動きが目立っています。(24日16:54)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20080425/20080425-00000004-jnn-pol.html

2446片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/25(金) 11:55:29
【単刀直言】森喜朗元首相 今こそ自・民協力を チャンスあれば内閣改造
4月25日8時2分配信 産経新聞

 ■淡々とやるしか

 衆院山口2区補選の結果が福田政権の行く末を決めるかのようにマスコミは騒ぎ立ててるけど、300ある小選挙区の1つじゃない。勝つことも負けることもあるよ。嵐の時に屋根の瓦を直そうとしても、風が収まらない限りは無理でしょ。選挙ってのはいろんな要素が絡んでいる。まあ暴風雨の中の選挙なんだから、勝っても負けても淡々とやっていくしかないんじゃないの?

 民主党は後期高齢者医療制度(長寿医療制度)や年金問題を批判しているよね。福田康夫首相は一生懸命に後始末をしている。でも社会保障や税制、医療といった問題は、避けられないテーマなんだから、こういうものを選挙の争点にしたら、仮に民主党が政権をとったときに困ると思うよ。こういう問題こそ自民、民主両党が一緒にやるべきなんじゃないかな。ドイツだって大連立を組んで間接税を引き上げ、経済や財政の危機を乗り越えたんだよ。

 民主党の小沢一郎代表もそういう気持ちで大連立を持ちかけてきたんだと思うよ。あの大連立は小沢さんが持ちかけ、それに福田さんが応えた。これは厳然たる事実だ。福田さんが総裁になったその日には話が来たんだから。小沢さんは僕にも「急がなきゃダメなんだ」と言ったんだよ。参院選の公約を1つも実行せず衆院選を戦ったらデメリットも大きい。少しでも公約を実行することが民主党への信頼につながると考えたんだろうね。

 ■電話に出ない小沢氏

 でも小沢さんの考えは党内に受け入れてもらえなかった。もう今は手足を完全に縛られてリングに上がっているのと同じでしょ。9月の代表選を見据え、続投を意識して「連立はできない」となっちゃった。

 僕が電話をかけても小沢さんはもう出ない。頼まれたから仲介したのに「すまなかった」の一言もない。福田−小沢のホットラインなんて言われてるけど、そんなものはもともとないんだよ。民主党の渡部恒三最高顧問に話したら「昔からそうだからおれたちは慣れてんだ。病気はいつまでたっても治らねえなあ…」と笑ってたな。だから僕は「今こそ長老としてやることがあるだろ」と言って議員会館の地下で買った金色の印籠(いんろう)をあげたんだ。

 福田さんはまだいちるの望みがあるんだろうけど、僕はもう嫌だね。小沢さんや渡部さんらとの昭和44年の当選同期会も、今やれば効果があると思うんだけどね…。

 そういえば綿貫民輔国民新党代表は「民主党はヤマタノオロチだ」と言ってたね。福田さんは「誰を信用していいのか分からない」と言っていたけど、元々バラバラなのが集まっただけなんだよね。

 でも自民党と民主党も思想でわかれているわけじゃない。自由経済、民主主義、人権の尊重、法の支配−。基本的な考えは同じでしょ。かつてのような「自由主義か社会主義か」みたいな対立はない。だからこそ世界経済が危険水域に入っている今こそ協力すべきなんだけどね。

 ■問責無視すればいい

 今年は5月末に横浜でアフリカ開発会議(TICAD)があり、7月に主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)が開かれる。国際社会に日本のイニシアチブを示す千載一遇のチャンスなんですよ。それなのに次期政権を担おうという民主党が福田さんの手足を縛っているのは残念だ。

 しかも福田さんは議員生活18年間をずっと外交一筋でやってきた人ですよ。この前会ったら「私は一番大事な外交の話で手足を縛られている」とこぼしてたな。むしろ小沢さんが官邸に行って「頑張れ」と言ったら民主党の評価も上がるんじゃないかな。ラグビーの「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」の精神だよね。選挙で激しく戦っても「ノーサイド」で国民のために協力してしっかりとやる。それができないから民主党は「烏合(うごう)の衆」と言われるんだ。

 参院は民主党が審議に応じず、まるで「国会ジャック」だよね。このままいけば、民主党はガソリンに絡んで福田さんに問責決議をぶつけてくるだろう。でも法的拘束力はないんだよ。無視すればいい。衆院で信任決議をやってもいい。衆院の民意は与党にあるんだから、国家国民のため憲法で保障された再議決を淡々とやっていくしかない。

2447片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/25(金) 11:55:58
 ■福田カラー出せ

 僕は国会の会期延長なんて必要ないと思っているんですよ。多少の法案は残っても仕方がない。国民のためによかれと思って政府が出した法案の審議をやらせないのは、国民に対する挑戦じゃないですか。

 小沢さんは衆院を解散に追い込みたいんだろうけど、僕は限りなく来年9月の任期満了近くまで引っ張ればいいと思っている。すぐに解散がないとなると民主党にも自戒の念が生まれ、色々な不満や正論が出てくるんじゃないかな。そうなれば政界再編になっても不思議じゃないよ。

 それに福田さんは早く手作りの内閣を作って福田イズムを打ち出すべきだ。安倍晋三前首相の内閣を引き継いだわけだから気の毒だよ。いま考えれば1月に内閣改造をやっておくべきだった。僕は「国会召集を1週間延ばしても改造すべきだ」と言ったんだけど、福田さんは「日程がなくて」とあきらめたんだ。

 だからチャンスがあれば内閣改造をやればいい。その時は官房長官や幹事長は一番の身内を置くべきだろうね。ドライな小泉純一郎元首相だって、官房長官は身近な人を使ったし、幹事長には安倍さんを抜擢(ばってき)したんだ。安倍さんは官房長官に他派閥の人を起用したけど結果はひどかっただろ?

 マスコミは面白がって「ポスト福田」なんて騒いでいるけど「ポスト福田」は福田だよ。小泉さんが小池百合子元防衛相を首相候補と持ち上げたけど会合でのジョークでしょ?

 次が誰かなんて分からない。麻生太郎前幹事長とは長い付き合いで考え方も合っているけどちょっと心配しているんだ。福田内閣が発足したときも入閣を求めたんだけど「やる気はありません」と断ったでしょ。残念だったね。とにかく福田さんをしっかり支えたら僕の仕事は終わりだと思っているんですよ。(加納宏幸)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080425-00000063-san-pol

2448片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/25(金) 17:33:23
>>839-840
特集ワイド:ポスト福田を“すしネタ”に例えると 大トロ・森喜朗さんに聞く
 これも貧乏くじを引いたせいなのか? 福田康夫首相の支持率下落が続く。いや、もっと辛酸をなめた首相がいた。いまや永田町のキングメーカーといわれる森喜朗さんである。ポスト福田も取りざたされる春の一夜、森さん行きつけのすし屋で、その思いをたっぷり聞いた。【鈴木琢磨】

 ◇コハダ首相、本領発揮を
 ◇「政界再編、早いかも」
 いかにも隠れ家っぽいたたずまい。白木のカウンターが美しい。東京・六本木にある「よしの」は、歴代首相らすし好きの舌をうならせてきた。のれんをくぐるや、森さん、さっと上着を脱ぎ、ビールでのどをうるおし、煮あわびをつまみはじめた。通い慣れた感じ。27日の衆院山口2区補選が近づいている。その結果が気にならぬはずはない。

 「さあ、どうなるかな。いずれにせよ、わが党はガソリン税の暫定税率維持のための法案を衆院で再可決させてもらう。憲法の規定にあるんだからね。問責決議なんて法的拘束力はないんだし。民主党が国会を開かせないのなら、国会ジャックと同じだ。国民があきれる。それで支持率が上がるとは思わんが、頑張れ、頑張れ、と言ってる」

 イモ焼酎の水割りを飲みながら、まずはコハダから。こぶりのシャリにつやつやのネタ。それを森さん、くるっとひっくり返して口中へ。「ああ、うまいなー。私、すしでコハダが一番好きでね。これさえあればいいくらい」。そのコハダ、どこか福田さんに似てません? 「……」。通好み。「なるほど。たしかに子供なんかは頼まんしな。あっさり、淡々としたところが福田さんらしいといえば、らしい。ただ、このうまさがわかるには時間かかるよね」

 そう、支持率低迷は福田さんのコハダ体質によるのかもしれない。その点、このところ、にわかに動きが慌ただしい元首相の小泉純一郎さんとは好対照である。さしずめクルマエビ、それも生けの踊り。「ハハハ、よく踊ってるね。エンジョイしてるよ。この間、久しぶりにゴルフのコンペに誘ったら、朝のスタートに来ないんだ。顔を見せたのは昼だよ。その言い方が面白い。おれは目覚ましで起こされる人生はやめた。自然に起きて、いい天気だ、行きたい、となれば行く。それをけしからんという人とはゴルフはやらん、とね。もういっぺん総理なんてないよ。思惑のある人が再登板を求める声を出してるようだ」

 続いてアナゴである。ご主人いわく、羽田沖で取れた正真正銘の江戸前らしい。ふむ。海中深く潜行し、ぬめぬめとしてとらえどころがない。あたかも民主党代表の小沢一郎さんではないか。「ご主人、アナゴってかみつくかい?」「ええ、肉食ですから」「そこらへんは同じだな」。肉厚の逸品を口に運びつつ、自ら仲介役を務めた大連立構想の頓挫を思い出したのか、こうもつぶやくのだった。「ずっしり重いなあ。まあ、ほんとうは味のある男なんだけどね……」

 ねじれ国会は未知の領域である。いくらベテラン政治家でも特効薬は見つからない。いら立ちは募る。焼酎は進む。「そもそも2大政党っていってたんだよ、民主党は。それがだ、そうなりそうになったとたん、行儀悪くなってきた。てんでんばらばら、みんな勝手なことばかり。やんちゃ坊主の集まりだよ。小沢さんは手足を縛られてリングに上がってるようなもんだし。ラグビー精神がないんだよ。戦っても、ノーサイドになれば相手をたたえる。いまは国難がいっぱい。こういう時こそ、挙国一致して考えてもらいたいよ」

 だんだんぼやきモードになってきたそのとき、マグロのヅケが。これまた渋い大人の味である。インテリの与謝野馨さんを連想した。「堂々たる政治をせよ、か。立派な方ですよ。体を壊され、不思議な貫禄も出てきて」。で、ポスト福田の最有力と目されている麻生太郎さんは? 「カズノコかな。歯ごたえあるし、気位も高い。好き嫌いはあるけどね。どれだけ党内をつかまえるかだな。まあ、痛々しいような努力をしておられるよ。昔と違ってきた。総理は足、腰なんだ。安定感でね。ジーンズも似合うけど」

2449片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/25(金) 17:33:58

 そういえば、永田町にはマダムすしがいた。小池百合子さん。アメリカ生まれのカリフォルニア巻き、といったところか。しきりに初の女性首相か、と名前があがる。「彼女はマスコミに乗るのがうまくてね。ひょっとしたらひょっとする、そのうわさになるのが最高なんですよ。選挙対策じゃないですか。本人も悪い気しないからね」。そう言って、森さん、むずむずしている。焼酎をぐっとやり、身を乗り出した。「ところで、私はなんだ。クジラか? ハハハ」

 いえいえ、その脂の乗り具合からすれば、もちろんマグロの大トロでしょう、と申し上げた。「失礼だな。これでもずいぶん減ったんだ。10キロ減ったかな。タマネギやキャベツをトマトベースで煮込んだ女房特製のスープを朝昼晩、飲んでね。涙ぐましい減量をしたよ」。体への気遣い、ままならぬ国会をにらんで、まだまだ指南役として、ときに力業も求められる場面が出てくるからか。立ち消えた大連立の次なるポイントは衆院解散、そして政界再編である。

 「ずっと再編は衆院選後とみていたけど、案外、早いかもしれんなあ。民主党の連中は水面下で行動している。早くやってくれ、早くやってくれって。再編の軸? うーん、イデオロギーは一緒。価値観は同じ。結局、小沢さんについて行けるかどうか、みたいなことになるよね」

 ヘンな政治だなあ。回転ずしでささやかな幸せを感じるしかない庶民は置いてけぼり、格差社会、地方の疲弊、高齢者の不安……。どれも解決を託せる政治家が現れてこない。ねじれ国会のその向こうが見えない。「ネタ不足なんだね、永田町も。オーソドックスなマグロでいい。味があればなおさら」。だから、ポストコハダはコハダ? 「いくらでもいけるよ。でも、いまの段階で、コハダの次、イカだのタコだのって言えるかね。絶対という人がおればいいが。私はコハダ、いや福田さんにいい仕事をしてもらいたい。外交もそう。ロシアを訪問するのは北朝鮮の問題もあるんだよ」

 つまりマスコミの支持率に一喜一憂せず、ここはひとつ踏んばってコハダ首相の本領を発揮せよ、ということらしい。でも、そろそろとびきりのマグロが食べたいけれど……。森さん、大笑いして、あがりをすすった。

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毎日新聞 2008年4月25日 東京夕刊

2450片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/26(土) 00:36:41
「後期高齢者医療の見直しを」 揺れる与党、「反旗」続々 
2008年4月25日 07時16分

 後期高齢者(長寿)医療制度をめぐり、与党の足並みが乱れてきた。自公両党の執行部は現行制度に国民の理解を得ようと説明に必死だが、自民党山崎派は制度見直しを提唱。民主党が制度廃止へ攻勢を強める中だけに、27日投票の衆院山口2区補選の結果次第では、見直し論が強まり、福田政権が苦境に立たされる可能性もある。

 公明党の高木陽介選対委員長は24日の党代議士会で「補選の現場で苦労している人たちの足を引っ張るのならば(次の選挙の)推薦も含めて考える必要がある」と選挙協力の見直しに言及しつつ、山崎派を厳しく批判した。

 山崎派だけでなく、自民党有志議員約100人も17日、後期高齢者医療制度を考える会を立ち上げて、制度の在り方を再検討することを決定した。公明党は「小集会などで徹底して制度の説明に努めている」(幹部)と自負している。それだけに、相次ぐ見直しの動きに「後ろから鉄砲を撃つのと同じだ」(高木氏)と怒り心頭だ。

 自民党でも「時期が最悪だ」と批判が噴き出している。

 厚労族議員は「少子高齢化社会に向けた医療制度改革が必要という制度導入時の議論を忘れたか」と指摘。執行部の一員は「大衆迎合的な発言だ。目立ちたいだけではないか」と切り捨てた。

 山崎派会長の山崎拓前副総裁は派閥の総会で「党内に(見直しを)弾力的に考える動きがあることが、選挙でプラスになる」と反論。派閥幹部の野田毅元自治相は24日、福田首相を官邸に訪ねて、見直し提言の真意を説明した。しかし、首相は記者団に「具体的なことは聞いていない」と素っ気なかった。

 それでも、山口2区補選で自民党公認候補が大敗すれば、与党でも次期衆院選に向けて見直し論が広がるのは必至だ。

 加えて、山崎派が「A級戦犯」扱いされて首相と溝が生じれば、総主流派体制が崩れ、支持率低迷に悩む福田政権はさらに弱体化しよう。

(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008042590071117.html

2451片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/26(土) 00:39:47
山拓ぶち上げ野田聖子首相待望論

 郵政復党組の野田聖子元郵政相のパーティーが24日夜、都内のホテルで開かれた。出席者からは「女性で首相になるのは野田さん以外にないのでは、とかねて思っている」(山崎拓前自民党副総裁)といった「首相待望論」も出た。

 会場には約1200人が詰め掛け、太田昭宏公明党代表や谷垣禎一自民党政調会長、野中広務元官房長官ら新旧の実力者が出席したほか、藤井孝男元運輸相ら郵政復党組や社民党の辻元清美衆院議員らも顔を見せた。

 [2008年4月24日20時46分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20080424-352114.html

2452片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/26(土) 12:27:21
与党、「補選応援で」大量欠席・参院本会議
 ガソリンなどの暫定税率を盛った租税特別措置法改正案の早期採決を求めた動議を否決した25日の参院本会議を、提案した与党側の16人が欠席した。その後の政府提出の新型インフルエンザ法の採決は19人が欠席した。

 多くは27日投開票の衆院山口2区補欠選挙の応援のためと説明。自民党の尾辻秀久参院議員会長は記者会見で「大事な補選のさなかでやむを得なかった」と弁明した。民主党の簗瀬進参院国会対策委員長は「与党は議会運営で自己崩壊している」と皮肉った。与党内では「本会議欠席を繰り返す小沢一郎民主党代表を批判できなくなる」との声も出ている。(07:02)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080426AT3S2501A25042008.html

2453片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/28(月) 10:21:20
内閣改造 ウソだろ?!「武藤敏郎金融相」が飛び交う背景 (ゲンダイネット)
「早ければ連休後か」などといわれる内閣改造。目くらましの人心一新をしなければ、内閣が持たないからだが、その人事で仰天の名前がささやかれている。ナント、日銀総裁になり損ねた武藤敏郎元財務次官の金融担当相抜擢である。

 福田首相は日銀総裁人事であれだけ武藤にこだわった。しかし、読みの甘さから、恥をかかせた。お詫びに大臣ポストということだろうが、実は武藤抜擢は町村官房長官が言いだしっぺだ。裏には内閣人事庁設置など公務員改革に力む渡辺喜美金融・行革担当相外しがある。町村の裏には財務省の影がちらつく。狙いはもちろん、公務員改革潰しだ。渡辺更迭と武藤就任の一石二鳥の企みが見え隠れする。

「大新聞はほとんど報じていませんが、渡辺大臣が推していた国家公務員制度改革基本法案は24日、大きなヤマ場を迎えた。内閣人事庁の設置などが盛り込まれた公務員改革法で、今月上旬に自民党の総務会が了承し、閣議決定もされた。審議日程を考えれば、24日、本会議で趣旨説明を行う必要があったのに、内閣委員会の与党筆頭理事・村田吉隆元防災担当相が『宇宙基本法が先だ』とか強硬に反対して潰した。趣旨説明も行われなければ、法案は葬り去られてしまう。村田は元大蔵官僚だから、露骨です」(自民党議員)

 閣議決定までされている法案が、ひとりの委員の反対で、趣旨説明すら行われないのは異常だ。渡辺は議員会館の村田の部屋まで出向いて直談判に及んだが、かなわなかった。

「村田ひとりでやれる芸当ではない。裏に財務官僚や町村官房長官がいるのは間違いない」(永田町関係者)といわれる。

 国家公務員法改正が潰されれば、独立行政法人への天下りを禁止するためにトップの公募制などを盛り込んだ独立行政法人改正案もたなざらしになる。そんな最中に飛び交う武藤大臣抜擢説。福田内閣の正体が割れる話だ。

【2008年4月25日掲載記事】
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/28gendainet02036708/

2454片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/30(水) 01:25:16
小池、猪口、佐藤ゆかりの3氏が政策ユニット「レディース」
4月29日23時12分配信 産経新聞


 自民党の小池百合子元防衛相が、同党の猪口邦子元少子化担当相、佐藤ゆかり衆院議員と政策ユニット「TPL」(トーキョー・プロジェクト・レディース)を結成することが29日、分かった。次期衆院選をにらみ、東京が地盤の女性議員3人(猪口氏は比例東京ブロック)で“共同戦線“を張る格好で、共著の出版計画も進んでいる。

 関係者によると、共著は6月中旬に発売予定で、タイトルは「東京女子大作戦」(仮称)。小池氏が環境、猪口氏が少子化、エコノミストの経歴を持つ佐藤氏が経済・金融と、それぞれ得意分野で政策提言をする内容だという。

 「ポスト福田」の有力候補に急浮上している小池氏は、このところ「京都議定書目標達成議連」(もくたつ議連)を発足させたり、自民党の小泉純一郎元首相、民主党の前原誠司副代表と会食したりと活動を活発化。「小泉シスターズ」の猪口、佐藤両氏との連携も注目を集めそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080429-00000937-san-pol

2455片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/01(木) 13:25:05
小池を「総裁候補」に担ぐ中川秀直の腹の内
2008年4月30日 FACTA
福田康夫首相の余命は今秋にも尽きそうだ。自民党内で「ポスト福田」をめぐる動きが表面化。にわかに注目を集めているのが小池百合子元防衛相である。小池氏は3月下旬、所属する清和研(町村派)の事実上の代表である中川秀直元幹事長とともに中国を訪問。外交の実質的な責任者となった戴秉国・国務委員や「革命第5世代」のエースの一人、李源潮・共産党組織部長らと会談した。その後、やはり中川氏が立ち上げた超党派の「京都議定書目標達成議員連盟」の幹事長にも就任した。
 
小池氏の動きを、一部メディアが「ポスト福田狙い」「小泉新党政権の首相狙い」などと報じたこともあり、彼女の「本気度」に関心が集まっている。結論を先に言えば、彼女は本気である。小泉純一郎元首相と中川氏は、次の総選挙で小沢民主党に勝つには小池氏を担いで戦うしかないと考えているフシがある。が、それが現実的かといえば、政界筋の大方は懐疑的だ。とすれば、中川氏が「小池プレーアップ」に熱心なのはなぜか。
 
中川氏の目下の関心は、最大派閥・清和研維持の資金手当てとされる。事実上のオーナー、森喜朗元首相も、最近は自己資金の提供を渋りがち。清和研としては、なおのこと官房長官が握る官房機密費は手放すことができない。森政権から4代続く「清和研政権」によって、同派は「歴代官房長官から毎月3千万円の『上納』を受けている」(自民党代議士秘書)と噂される。もし、事実とすれば、領収書のいらない年間3億6千万円ものカネが派閥を潤すことになる。政界有数の策士、中川氏の腹は、「麻生政権の小池官房長官」狙いであり、そのために9月に前倒しが観測される総裁選に小池を担ぐポーズを取っているというのである。
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20080430-01-1101.html

2456片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/02(金) 02:42:20
TPL:小池元防衛相ら女性議員3人が政策集団

 福田内閣の支持率が低迷する中、自民党の小池百合子元防衛相が存在感を高めてきた。1日には女性衆院議員3人で新しい政策グループ結成を発表。先月も小泉純一郎元首相らと環境問題に関する議連の発足にかかわるなど、マスコミへの露出が目立っている。党内には「ポスト福田を意識した動き」との憶測も広がっている。

 「日本の最大の未利用エネルギーは女性だ。女性の女性による女性のための政策を行いたい」。1日、国会内で記者会見した小池氏はこう語り、女性の視点で政策提言するグループ「TPL」(トーキョー・プロジェクツ・オブ・バイ・フォー・レディース)の結成を発表した。

 小池氏とともに会見したのは、猪口邦子・元少子化担当相(比例東京)と、佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)。小池氏は東京10区選出で、佐藤氏も次期衆院選では東京5区からの出馬が決まっており、東京を基盤とする3氏が共闘する。

 「ポスト福田」候補に挙がっていることを記者団に問われた小池氏は「光栄の至りだが、今は一兵卒として自分の足元を固め、次の選挙の備えに精いっぱい」と答えた。

 小池氏は、小泉氏を名誉顧問に据えた温室効果ガスの削減問題を議論する「京都議定書目標達成議連」にも参加し、自ら幹事長に就いた。4月9日には、その小泉氏や民主党の前原誠司副代表らと会合を開き、意見交換している。

 小池氏が所属する町村派幹部は「毎週開かれる派閥の幹事会に、最近は熱心に参加している。勘の鋭い人だから、今後の政局を意識して活動しているのは間違いない」と話している。【近藤大介】

毎日新聞 2008年5月1日 21時16分(最終更新 5月1日 21時26分)
http://mainichi.jp/photo/news/20080502k0000m010099000c.html

2457片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/02(金) 02:45:20
一心同体“淑女隊”…小池、猪口、佐藤ユニット結成
「ポスト福田」でもガッチリ!?

 自民党の小池百合子元防衛相と猪口邦子元少子化担当相、佐藤ゆかり衆院議員が1日午前、衆院議員会館で記者会見し、3人による政策ユニット「TPL」(トーキョー・プロジェクト・オブ/バイ/フォー・レディース)の結成を発表した。永田町では「ガソリン税の復活など、福田康夫首相の低空飛行が続く中、小池氏がポスト福田に向け動き出した」との憶測が飛び交っている。

 小池氏によれば、佐藤氏が東京5区に転出が決まった今年3月、東京を選挙区とする3人が集まり歓迎の会合を開いて意気投合。7月初旬までに共著「東京女子大作戦」(小学館)を出版し、来る次期総選挙でも“共闘”する方針だ。

 会見開始予定時刻に5分遅刻し、早くも“大物”ぶりを見せた佐藤氏は「東京から女性の潜在力の活用ということで、モデルケースを示したい」と述べた。

 「ポスト福田への意欲を見せ始めた」(ベテラン議員)とも言われる小池氏だが、「面倒見が悪く、子分が少ない」(中堅)との評判もある。それを意識してか、「佐藤さんが選挙区を代えたばかりなので、地元活動でもサポートしたい。(比例単独の)猪口さんは東京選挙区全体だが、活動しやすくなるようなサポートをしたい」と、小泉チルドレンの中でも知名度の高い2人を全力で支える意欲を示した。

 もっとも、東京選出の自民党女性衆院議員には小池氏と同じ町村派の松島みどり氏(14区)もいるが、参加していない。会見で理由を聞かれると小池氏は「この3人で食事をしたのがきっかけなので…」と述べるにとどめた。
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_05/t2008050125_all.html

2458片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/03(土) 01:18:00
胡主席と池田名誉会長、8日に会談
5月2日8時1分配信 産経新聞


 6日に来日する中国の胡錦濤国家主席と創価学会の池田大作名誉会長が8日、都内のホテルで会談することが1日、固まった。胡氏は主席就任前の昭和60年と平成10年にも都内で池田氏と会っており、両氏の会談は今回で3回目。池田氏はこのほか、昨年4月来日の温家宝首相や、今年2月来日の唐家●国務委員(当時)とも会談している。

 中国は池田氏を、昭和47年の国交正常化に尽力したとして当時の周恩来首相らが「井戸を掘った功労者」と評価するなど、「特別の存在」(日中外交筋)として扱ってきた。胡主席も今回の来日にあたり、池田氏との会談を希望していた。

●=王へんに旋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080502-00000058-san-pol

2459片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/03(土) 17:24:36
東国原知事 支持率急落の首相を批判
 宮崎県の東国原英夫知事は3日、京都市左京区の京都大で行った講演で、福田内閣の支持率が20%を割り込んだことに触れ「薬害肝炎や年金、暫定税率などの問題で、後手後手に回っているのは間違いない」と、支持率低迷の要因を挙げた。

 知事は「(宮崎県で)わたしの支持率は93%あるらしい」と紹介した後、福田内閣について「希望や夢を持たせてくれない」と批判。「社会保障の充実などで希望を持たせてくれることを強く望む。地方から連携して国を変える」と語った。

 講演は京大生の新入生歓迎イベントの一環で行われ、知事は「この国を引っ張っていくという気概や志を持って、学生生活を送ってほしい」とエールを送った。

[ 2008年05月03日 16:24 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080503039.html

2460片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/04(日) 11:11:56
「演説では経済成長しない」=中川元幹事長を批判−与謝野氏
5月4日11時1分配信 時事通信


 自民党の与謝野馨前官房長官は4日午前、フジテレビの番組で、経済成長を重視する中川秀直元幹事長ら「上げ潮派」について、「演説では経済は成長しない」と批判した。同時に、「日本の社会保障制度は優れているが、財政の裏付けがないと続けられない」と述べ、消費税などの増税は避けられないとの認識を示した。
 与謝野氏は「実質的な潜在成長力が高くなる政策を打ちながら、経済も回復させ、税を通じて収入を増やす(べきだ)」と指摘。上げ潮派に関し「経済成長のために必要な要素は何も教えて下さらない。演説していれば経済が成長するなら、われわれもどんどん演説する」と皮肉った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080504-00000020-jij-pol

2461片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/05(月) 11:10:52
ポスト福田 『5氏眈々』 交代論、サミット後にも
2008年5月5日 07時12分

 「ポスト福田」候補たちの動きが、活発化している。衆院山口2区補選の敗北やガソリン税(揮発油税など)の暫定税率をめぐる混乱で、福田首相の求心力が大幅に低下。「福田首相では衆院選は戦えない。主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)後には、首相交代論が出てくるのではないか」との観測が自民党内で出ているためだ。 (渡辺隆治)

■麻生氏 融和優先 地力養う

「自民党の中が右往左往するのは断固避ける必要がある」

 ポスト福田の最右翼とされ、四回目となる総裁選出馬を明言している麻生太郎前幹事長(67)は、補選敗北翌日の四月二十八日の派閥総会でこう強調した。

 政府・与党が民主党の攻勢に苦しんでいる最中に「反福田」を鮮明にすれば、民主党を利するだけでなく、首相を支える最大派閥・町村派の恨みを買う。麻生氏としては当面、目立つ動きを控え、地道に力を養う方が得策だと判断している。

 実際、一昨年十二月に十五人で発足した麻生派は現在、二十人にまで拡大。地方の講演にも精力的に足を運び、支持者の拡大に余念がない。

■与謝野氏 首相批判で急浮上

 ポスト福田として急浮上したのが与謝野馨前官房長官(69)。与謝野氏は首相の知恵袋的な存在だったが、最近は批判的な言動が目立つ。一日の民放番組でも「首相は財政再建など、大きな課題を国民に訴えることが必要だ」と苦言を呈した。

 ときを合わせたように、消費税率10%などの持論を盛り込んだ初の著書を出版。「総裁選出馬の布石か」との観測が流れた。

 与謝野氏を囲む議員の勉強会も活動を活発化させる予定で、待望論が広がる可能性がある。

■議連結成 活動盛ん

小池百合子元防衛相(55)は、三月下旬に中川秀直元幹事長と中国を訪問。四月一日に中川氏とともに「京都議定書目標達成議連」を結成するなど華やかな活動を続けている。

 四月九日に小泉純一郎元首相(66)、民主党の前原誠司副代表らと会食した際、小泉氏は小池、前原両氏の名を挙げて「ここには二人も首相候補がいる」と発言したとされる。初の女性首相誕生となれば、国民の人気が沸騰する可能性は高い。

 ただ、所属する町村派の幹部は「派として推すなら、町村信孝官房長官。誰も小池氏を応援しない」と冷ややかで、支持が広がるかは不透明だ。

■発言増え 脈あり?

小泉氏は再登板を明確に否定しているが、待望論は根強い。首相退任後控えていた会合や講演を解禁して、解散時期などについて積極的に発言していることが「再登板の脈がある」(若手)との観測を生んでいる。

 ただ、「ねじれ国会の与野党攻防で『政局の小泉』の血が騒ぎ、黙っていられなくなっただけ。再登板の気はない」(ベテラン)との見方がもっぱらだ。

■アピール不足の声

前々回の総裁選に出馬した谷垣禎一政調会長(63)については「要職に就いたのにアピールが足りない」と厳しい意見が多い。谷垣、古賀両派が十三日に合流した後、新派閥内で総裁候補としての地位を固める必要もある。

(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008050590071229.html

2462片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/05(月) 11:58:47
自民・小池百合子氏がメイドカフェで環境アピール
 ポスト福田候補の1人、小池百合子元防衛大臣が4日、環境問題を訴えるイベントに参加しました。活動を活発化させる小池氏の思惑とはなにか、一日密着しました。

 「オタク」の聖地・秋葉原に乗り込んだ小池氏は、メイドに囲まれながら「環境問題」をアピール。「CO2を出さないゴールデンウイークにしよう」と東京都内を回る小池氏は、メイド喫茶でレジ袋削減を訴えました。次のイベントには、天ぷら油のリサイクル燃料で走るバスで移動しました。小池氏は、女性議員と本を出版したり、小泉元総理大臣や民主党の前原前代表らと勉強会を重ねています。5日からは、民主党の岡田元代表らと「環境」をテーマにドイツに向かう予定で、政界再編やポスト福田を見据えた動きではと憶測を呼んでいます。
 小池百合子氏:「(Q.ポスト福田が話題になっているが)私は、福田政権にしっかりと長期にわたって仕事をして頂きたいと思う1人です」
 ポーカーフェースを決め込む小池氏ですが、周辺によると、ある大物幹部から「今は黙々と政策に取り組めば、いずれは『総理候補』になる」とアドバイスされているということです。ただ、足元の自民党内には「小池氏についていく人はいるのか」と冷めた見方も少なくありません。得意の環境問題以外に具体的な政策をいつ打ち出すのか。その封印を解いた時こそが、ポスト福田へ向けて本腰を入れる証となります。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080504/20080504-00000018-ann-pol.html

2463片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/05(月) 12:56:02
法案の柔軟な修正を
田村耕太郎
http://kotarotamura.net/b/blog/index.php?itemid=2410

2464片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/05(月) 14:39:40
自民、外国人定住へ基本法・「移民庁」設置など検討
 自民党は外国人の定住を推し進めるための基本法制定の検討に入った。日本で一定期間働く外国人の受け入れや管理政策を担う「移民庁」を設置するほか、不当な低賃金労働などが問題となっている外国人研修・技能実習制度を抜本的に見直す。少子高齢化による人口減少の流れを踏まえ、海外からの人材確保体制を強化する。来年の次期通常国会への提出・成立を目指す。

 自民党の国会議員約80人で構成する外国人材交流推進議員連盟(会長・中川秀直元幹事長)が今月中旬に提言をまとめる。ただ、政府・与党内には治安や国内労働問題から慎重・反対論もある。 (11:10)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080505AT3S0201E04052008.html

2465片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/06(火) 13:26:43
与謝野前官房長官インタビュー ポスト福田?誰も言ってくれない

 「ポスト福田? 誰も本人には言ってくれないんだよね」―。自民党の与謝野馨前官房長官(69)の存在感&発言力が、日増しに強まっている。求心力を失った福田康夫首相の後任としてクローズアップされる中、先月には初の著書「堂々たる政治」(新潮新書)を出版。「9月の民主党代表選が、きっかけになる可能性もある」と政界再編をも視野に入れる永田町のキーマンにその決意を聞いた。

 ■平沼さん発言はわからない

 ガソリン税、後期高齢者医療制度などが焦点となり、全国の注目を集めた衆院山口2区補選。結果は自民党の惨敗となった。これを受けて攻勢を強める民主党。“ねじれ国会”解消のメドは立っていない。

 「こういう状況が長続きすると、世の中の変化のスピードについていけなくなる。世界情勢にも、うまく対応できるのかという疑問も大きくなるでしょう。その時に政策合意なのか、連立なのか、それとも政界再編なのかという土壌が生まれると思う」

 福田首相と民主党の小沢一郎代表の大連立構想は時期尚早だった感もあるが、決して間違いではないという与謝野氏。政界再編をどう読んでいるのか。

 「大連立も難しいとなり、もう少し機が熟してくれば『政界再編となる』と予想する人が多いですね。自民党の中の考え方が熟してきて、民主党の考え方にも変化が起きれば、9月の民主党代表選がひとつのきっかけになる可能性もあるが…断定的には言えない」

 先月29日の街頭演説で中川秀直元幹事長は、秋以降に経済成長重視派(中川氏ら)と、財政再建派の戦いが「始まる予感がする」と語った。与謝野氏とのバトルを念頭に置いたものと見られているが。

 「我々の考え方は経済成長も財政再建も両方重視する。経済成長だけで、財政再建も全部できるという幻想は持っていない。経済成長といっても日本は随分成長してしまったので、これから背が伸びるのは大変なんです。ただ『戦い』は始まらないですよ。まあ、街頭演説として面白い演説なんでしょう」

 先月28日には小沢代表と政界再編のかぎを握る平沼赳夫氏が会談。平沼氏は「自民党はダメだ」と発言したとされる。共著もある同志の言動には首をかしげた。

 「平沼さんは『ザ・自民党』のような人だったのに、なぜそういうことを言われたのか、真意はわからない。自民党のどこがダメなのか、それは本人に聞いてみないと…」

 自身の動向にも注目が集まっている。今回の著書の出版は、自民党総裁選出馬への布石なのでは、との憶測を呼んだ。

 「まったくそういうこと(出馬)は考えてなかったです」

 だが、周囲の期待は大きい。麻生太郎氏、小池百合子氏とともに「ポスト福田」の有力候補と目されている。

 「なんか名前が挙がっているんだけど、本人の私には誰も言ってくれないんだよね。『総裁選挙に出ろ』とは誰も言ってくれない」

2466片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/06(火) 13:27:09
 ■福田さん男気&安定感ある 

 「ポスト福田」の話になると、笑みを浮かべ冗談ぽい口調で話をそらした。それでもにじみ出る思いはあるという。

 「最近、先輩たちがいなくなっちゃったなあと感じます。我々は最も古いグループに入ってきた。この間、暇つぶしに鳩山邦夫法相の『長老度』はどれくらいかと思い調べてみると、上から12番目だった。鳩山さんの先輩は11人しかいない。もう古くなっているんです。やっぱり、いい政治をやりたい、いい日本を作りたい、いい世の中を子供や孫の世代に残したい、という意欲は一議員として非常に強いです」

 著書では、世の反発を覚悟の上で、消費税アップを堂々と提言。「耳障りなことを言う」ことが、政治家の仕事だと自負している。

 「方向を間違わないようにしないといけないと思う。間違った方向に“みんなで”進んじゃうというのは最悪なんです」

 小泉政権では自民党政調会長、安倍政権では官房長官を務めた。薬害C型肝炎訴訟をめぐる問題では、官邸に足を運び福田首相に助言。歴代3人の首相を支えてきた。

 「小泉さんは天才的な人。安倍さんは若いリーダーとして人間的にも優れている。福田さんは表現力はいまいちなんだけど、安定感はあるし大事なことには正面からぶつかっていく人です。福田さんから最近連絡があるか、ですか? 今は特に用事がないから…。何か用事があれば言ってくるでしょう」

 時の首相が頼りにする理由は「政策通」と呼ばれるその頭脳にある。

 「私は国会の中で委員会や本会議の運営ばかりをやらされていたんですよ。『政策通』と言われると、おもはゆい。照れちゃう。ただ自民党というのはすごく勉強する政党だから、朝の部会や調査会にちゃんと出て人の話を聞いていると、すごい政策通になっちゃいますよ。大学の授業を聴いているのと一緒。そこでまじめに聴いているかどうかです」

 自らをどう思っているのか。言葉を選びながら自己分析してくれた。

 「私は地味なほうだから…。まあ、職人肌で仕事にかかったら逃げないで、それを解決していくというタイプの人間だと思っています」

 その思いは著書のタイトル「堂々たる政治」にも込められている。

 「大事な話から逃げてはいけない。『まだ経済は大丈夫、まだ財政は大丈夫』と言って国民を引っ張っていくのはダメ。将来に対する正しい展望を持って、国民に語りかけることが政治家に課せられた課題なんです」

 ◆「堂々たる政治」 与謝野氏初の著書。小泉、安倍政権の舞台裏や自らの半生を赤裸々につづっている。一方で中川秀直元幹事長らが主張する「上げ潮路線」を「国民に幻想をもたらすのはよくない」と批判。社会保障制度の維持や財政再建のため、消費税アップは不可避などと主張している。(新潮新書、714円)

 ◆ナベツネさん巨人戦の話しなくなった 06年に咽頭(いんとう)がんの手術を受けた与謝野氏。選挙でも3度の落選を経験している。がんや落選の経験が、自身に影響を与えているかを問うと「ないですねえ」と即答。うまそうにたばこをくゆらせた。どんな相手に対しても正論を吐き、永田町では「怖いもの知らず」などと評される。
東大時代は野球部でマネジャーを務めたこともある。就職の際、中曽根康弘元首相と出会い、政官財、マスコミ界に人脈を広げていった。「巨人が勝たないから大変でしょう、報知も。ナベツネさん(渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長)も巨人戦の話をしなくなったからなあ…」
民主党の小沢一郎代表との対局が話題となった囲碁は、アマ7段の腕前。IT系にも通じており、趣味のカメラで撮った写真をパソコンで処理したり、インターネット上でも囲碁を打つ。「『2ちゃんねる』は見方がわからないから見ない」
最近のリラックス方法は自宅屋上にある菜園での野菜作りだという。「毎朝、15分でも20分でも水をやらないと、駄目になっちゃう。すぐ雑草が生えてくるのにはびっくりしますよ」

 ◆与謝野 馨(よさの・かおる)1938年8月22日、東京都生まれ。69歳。歌人の与謝野鉄幹・晶子の孫。麻布高から東大法学部を卒業し、日本原子力発電に入社。中曽根康弘元首相の秘書を経て、76年衆院選で初当選。文部相、通産相、自民党政調会長、経済財政担当相などを歴任。安倍改造内閣では官房長官を務めた。当選9回。

(2008年5月6日06時02分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080506-OHT1T00057.htm

2467片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/08(木) 00:54:26
参院自民に議長不信任の誘惑 提出なら自民は両院で初
2008年05月07日23時32分

 参院自民党が、江田五月参院議長への不信任決議案提出を検討している。江田氏が多数野党の「強引な国会運営」を黙認したとして責任を問う構えだ。ただ、会期中に1回しか出せないうえ、少数与党のため否決される見込みで、政治的効果を最大限に発揮できる時期を見極めている。

 これまで提出された参院議長不信任案は25件。いずれも野党が提出し、可決されなかった。衆参両院の事務局によると、自民党が提出すれば、両院を通じて初めてとなる。

 税制改正関連法案が衆院で56年ぶりに「みなし否決」され、再議決された4月30日。参院自民党の尾辻秀久議員会長は記者会見で「60日たっても結論を得ることができなかった。議長の責任は極めて重い。議長不信任案もあり得る事態だ」と述べ、提出を示唆した。

 有力視される時期は、民主党が4月末の政局で温存した福田首相や閣僚の問責決議案を参院に提出する時だ。民主党が再議決を乱発する首相や政府の責任を問うならば、対抗して、参院審議を滞らせて採決しなかった民主党の姿勢を容認した江田氏の姿勢を問うという。

 与党には、強引な民主党の国会運営を認めてきた江田氏に対して、「イエローカード(警告)がたまっている」(参院自民党国対幹部)という不満が積もっている。

 野党が衆院での予算案の採決強行に反発して審議を進めなかった時に、度重ねて江田氏に申し入れたが動かなかった。衆参両院議長が「07年度内に一定の結論を得る」とあっせんした税制関連法案は、3月中に参院で一度も審議されないまま暫定税率が失効。審議を積極的に促さなかった江田氏への不満が高まり、「史上最低の無責任議長」(脇雅史・参院自民党筆頭国対副委員長)と批判した。

 この切り札は「両刃の剣」でもある。不信任案の否決によって逆に信任されてしまえば、それ以後の国会運営に「従うしかなくなる」(参院与党議運関係者)からだ。このため「否決されるものを出しても仕方がない」(参院自民党国対幹部)といった消極論もある。(関根慎一)

http://www.asahi.com/politics/update/0507/TKY200805070194.html

2468片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/08(木) 12:55:49
津島派 独自の政策提言策定へ

自民党津島派は、後期高齢者医療制度などをめぐって自民党に対する国民の批判が強まっているとして、次の衆議院選挙に向けて社会保障や農業政策などで国民の要望をより反映した独自の政策提言をまとめることになりました。

津島派は、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度や年金記録の問題などで自民党に対する国民の批判が強まっているとしており、7日の会合でも、大型連休に選挙区に戻った議員から有権者の厳しい反応が寄せられたことが報告されました。こうした状況を踏まえて、津島派は、次の衆議院選挙に向けて社会保障や農業政策などで国民の要望をより反映した政策を打ち出す必要があるとして、派閥として独自の政策提言をまとめることになりました。提言には、年金や医療などの給付と負担のあり方も含め国民が安心できる社会保障制度の構築や、農家の自主性を尊重した農業政策など、幅広い内容を盛り込む考えで、会長の津島元厚生大臣は「有権者の地殻変動が起きつつあると率直に感じており、思い切った提言を出したい」としていましす。津島派は、速やかに提言を取りまとめ、福田総理大臣や党執行部に実現を求めることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014436541000.html

2469片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/09(金) 00:57:11
道路で首相支える公明党/政権安定へ改革アピール

 公明党が道路特定財源見直し問題で福田康夫首相の強力な応援団になっている。首相の一般財源化方針をいち早く支持し、ガソリン値上げにつながる税制改正法再可決にも世論の反発覚悟で全面協力した。改革姿勢をアピールし政権安定を図るとともに、一連の冬柴鉄三国土交通相の発言で定着しかかった「改革に消極的」というイメージを一掃したい思惑もあるようだ。

 「画期的だ。日本の将来を見据えて決断した」。太田昭宏代表は三月末の記者会見で、道路特定財源を二〇〇九年度から全額一般財源化するという首相の新提案を褒めちぎった。

 自民党幹部が「党内手続きを通っているものではない」と冷めた対応を見せたのとは好対照。自民党若手議員らが一般財源化実現の「担保」を求める声を上げた際も、「首相の言葉で十分だ。公明党はさらなる担保は必要ない」と言い切り、不快感すらにじませた。

 四月末の自民党町村派総会で森喜朗元首相が「公明党が一生懸命内閣を支えているのに、町村派がどうして福田さんを勇気付けないのか」と引き合いに出し、所属議員にげきを飛ばしたほどだ。

 その背景には、前幹事長の冬柴氏が国会答弁で繰り返し道路整備の必要性を強調し、「官僚寄り」などと厳しい批判にさらされてきた経緯がある。連日、野党の格好の標的になった冬柴氏に、党幹部も「『何か隠している顔』として認知されてしまった。テレビに出ない方がいい」と表情を曇らせた。これを打ち消すには、「改革推進」の姿勢を党が強くアピールするしかないという思いが働いている。

 ただ党内には疲労感も漂い始めている。先月二十七日の衆院山口2区補選では、太田氏と北側一雄幹事長が二度ずつ現地入りする異例の応援態勢を敷いたが、自民党候補は大敗。太田氏は一日の街頭演説で「再可決について首相は『苦しい決断』と言った。私たちの方がはるかに苦しい」と本音をのぞかせた。

 「底無し沼だ。いつ解散になるか、解散すれば負けるという恐怖心を抱えながら進むしかない」。幹部の一人は支持率低落傾向の止まらない福田内閣を支える心境をこう漏らした。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080505.html

2470片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/09(金) 01:22:56
胡中国主席:創価学会の池田名誉会長と会談 訪中を要請
 胡錦濤国家主席は8日、東京都内のホテルで創価学会の池田大作名誉会長と会談した。胡主席は「都合のよろしい時の訪中を心からお待ちしております」と要請したが、池田氏は答えを明言しなかった。池田氏は74〜97年に計10回の訪中歴がある。00年に東南アジアを歴訪して以降、外遊に出ていない。

 池田氏は胡主席の名前にちなみ、「友好は波の音とともに万代へ流れゆく」などとの意味の漢詩を贈った。北京五輪について「大成功を真剣に祈っている」と述べたが、チベット問題は話題に上らなかった。【木村健二】

毎日新聞 2008年5月8日 23時22分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080509k0000m010150000c.html

2471片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/09(金) 14:25:35
福田、運動音痴? 胡主席に“ピンポン外交”不戦敗

 中国の胡錦濤国家主席が8日に訪れた早稲田大学で、北京五輪に出場する福原愛選手らと楽しんだ卓球に、本来は福田康夫首相も参加し、ダブルスで「ピンポン外交」を行う予定だったが、首相側が固辞したという。毒ギョーザ事件などの重要問題を先送りにした福田首相にしては珍しく強硬姿勢を貫いたわけだが、「実は、運動音痴でカッコ悪い姿を見られたくなかっただけでは」との憶測も流れている。

 「ピンポン外交」は中国側の強い要望で胡主席の訪日日程に組み込まれ、約1カ月前から外務省や早大側で調整を進めてきた。

 中国側は、この日のために特製ユニホームまで準備し、「スーツを着替えて本格的にやりましょう」とノリノリだったが、首相官邸側は当初から福田首相の参加に難色を示し、本番間近になって正式に拒否を通知したという。

 日中関係筋は「参加を拒否した理由はよく分かりませんが、プライドの高い福田首相だけに卓球で負けてぶざまな姿をさらしたくなかったのでは。チベット問題などそれ以外では説明がつかない」と語る。

 実際、胡主席はユニホームにこそ着替えなかったものの、スーツの上着を脱ぎ、福原選手ら2人を相手にポイントを取るなどなかなかの腕前を披露した。

 卓球台の横で観戦した福田首相は「(胡主席は)戦略的な卓球をする人で、恐ろしいと思った」などと、コメントするだけだった。
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_05/t2008050901_all.html

2472片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/10(土) 04:16:39
太田代表 教育予算充実を要望

公明党の太田代表は町村官房長官と会談し、政府が近く閣議決定する「教育振興基本計画」にGDP・国内総生産に占める教育投資の割合を、5%を上回ることを目指す数値目標を盛り込むことなどを通じて教育予算を充実させるよう要望しました。

文部科学省は、教育予算を充実させるため「教育振興基本計画」に今後10年間でGDP・国内総生産に占める教育投資の割合を、今の3.5%から、5%を上回るようにすることなどを盛り込みたいとして政府内の調整を進めています。これについて、公明党の太田代表は、多様化する教育課題にきめ細かく対応するため、文部科学省の方針に沿って十分な教育投資を確保することや、子どもの学力向上につなげるため教職員を増やすことなどを求めました。これに対し、町村官房長官は「要望の内容を検討し、よく考えたい」と述べました。会談後、太田代表は記者団に対し「いちばん大事なのはGDPの5%を超える教育投資を確保することだ。予算を増やすことで教職員の増員などさまざまな対応をとり、教育を充実させることができる」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014481501000.html

2473片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/10(土) 05:16:55
パンダ有償貸与「疑問は少数派」 福田首相が中国のテレビに
2008.5.9 21:25
 福田康夫首相は9日、官邸で中国の中国中央テレビのインタビューを受け、雄雌のパンダ2頭の有償貸与に疑問の声があることに関し「メディアの一部でいろんなことを言う人がいるが、これはごくごく少数派。ほとんどはかわいいパンダを見たいと思っており、手放しで喜んでいる」と強調した。

 北京五輪について「中国の人が中国の応援ばかりし、相手国を批判したりブーイングすれば反感を持たれるが、今回はそういうことはないと思う」と指摘した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080509/plc0805092127016-n1.htm

2474片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/11(日) 23:49:12
#言ってることがまともすぎるw

中曽根元首相、二世議員の増加に懸念
 中曽根康弘元首相は11日のテレビ朝日番組で、国会議員に二世議員が増えていることについて「一族郎党政治みたいな状況では、結局は国の伸びが止まる。父親の地盤の上で心配のない世界で生まれた人間と、自分で切り開いて汗水流して上がってきた人間とは差がある」と述べ、世襲議員の首相就任が続いていることなどへの懸念を示した。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080511AT3S1100G11052008.html

2475片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/12(月) 11:31:57
読む政治:(その1) 支持率低下、かえって結束
 ◇首相「何があっても、解散も辞職もしない」
 ◇「みのさんに理解してもらわないと…」
 ガソリン(揮発油)税の暫定税率が復活した直後のマスコミ各社の世論調査で、内閣支持率はさらに下がり、毎日新聞では18%を記録した。極めて低い水準で政権に黄色信号がともった。支持率低下の動揺が解散回避の一点で、かえって自民党の結束を促している。

 衆院山口2区補選で自民党候補が敗れた4月27日夜、福田康夫首相はひそかに首相公邸に森喜朗元首相、青木幹雄前参院議員会長を呼んだ。

 首相は2人に「国内の政治状況で外交日程がなかなか決められない」とぼやいた。そして首相はこう続けた。「何があっても、衆院解散も内閣総辞職もしない」「支持率は気にせず、外交を粛々と進めていく」

 首相の弱気を心配していた森、青木両氏には安堵(あんど)のセリフで、いきおい話題は内閣改造に及んだ。3人は改造時期を巡り▽北海道洞爺湖サミットより前▽サミット直後▽党役員改選期の9月−−の各案について意見交換したという。

 青木氏は「支持率なんて気にしたって仕方ないわね」と周囲に語る。青木氏の「100%理論」。世論調査の支持率が低くても、党内の支持率と合わせて100%になれば、政権は維持できるというものだ。人事で人心を掌握する改造がその決め手というわけだ。

 この会談は党内の動揺を先手を打って封じ込めようという、実力者の腹合わせだった。

 しかし、その翌28日、国会内で開かれた首相と公明党の太田昭宏代表らとの党首会談。公明党の出席者からこんな指摘が出された。

 「新聞の論説委員だけに理解してもらっても仕方がない。みのもんたさんに理解してもらわないといけない」

 日銀総裁人事での武藤敏郎副総裁の昇格提案などで、首相は新聞の社説から比較的、好意的な評価を受けた。しかし、テレビ番組の人気司会者から批判を受ければ、支持率上昇はないという懸念だ。

 特にガソリン価格や後期高齢者医療制度などの生活テーマでは、自民党もテレビに神経をとがらせる。党の部会などでは「朝の番組でみのさんが、民主党と同じ主張をした」などと話題になり、「テレビ出演する議員は、執行部が人選して弁の立つ人を送り込め」などの注文も出る。

 7日の津島派幹部会。津島雄二会長は「『次の選挙では自民党に入れない』という人が増えている。地殻変動が起きている」と語った。連休中に選挙区でベテラン議員が感じた支持率低下を裏付ける逆風。多くの自民党議員の共通認識だろう。

毎日新聞 2008年5月12日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080512ddm001010071000c.html

2476片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/12(月) 11:32:23
読む政治:(その2止) 低支持内閣、反転なるか
 <1面からつづく>

 ◇森内閣は20%以下で持続/「外交カード」で上昇狙う
 解散回避で自民党内の結束を保っても、議員の動揺がいつマグマになって噴き出すかわからない。18%は歴代政権を見ても「政権末期」の数字だ。

 さらに「ねじれ国会」で野党の圧力が強く、今の通常国会を乗り切っても秋の臨時国会、来年の通常国会とハードルは高い。

 佐藤栄作、田中角栄、鈴木善幸各内閣は支持率20%を割って3カ月以内に退陣。竹下登、森喜朗両内閣は10%台からさらに9%まで下がり、宮沢喜一内閣の退陣直近の支持率は14、12、18%だった。

 福田内閣の今後を読む場合、森内閣が参考になるだろう。00年4月に支持率40%でスタートし「日本は神の国」という森氏の問題発言を受け、5月に20%に下落。その後20%を超えることはなかったが、1年間政権を維持した。00年11月に非主流派の加藤紘一元幹事長が森退陣を要求する「加藤の乱」を起こすが、主流派が数の力で抑え込んだ。

 その後、「ポスト森」の動きも、加藤氏の失敗にこりて「出ればつぶされる」と顕在化しなかった。この様子見の状況も、現在の「ポスト福田」候補の動きと似ている。しかし、年が明けると主流派は一転して「森おろし」に動き、01年4月に退陣に追い込んだ。7月に参院選を控え「森首相では勝てない」と判断したためだ。

 つまり、低支持率でも首相が「辞めない」と踏ん張れば政権維持は可能だが、選挙が近くなっても低いままでは「選挙の顔」にならないと、退陣包囲網を張られてしまう。森首相の退陣時の官房長官は福田首相だ。福田氏は、「支持率が1けたになった時に内閣は持たないと思った」と周囲に語ったことがある。

    ◆

 過去の例を見る限り支持率の反転は容易なことではないが、このまま回復しないとは言い切れない。

 「今回の外交成果が内閣支持率のアップにつながると思うか」

 中国の胡錦濤国家主席との首脳会談を終えた福田首相は7日夕、記者団から単刀直入にこう質問された。

 「あなたは自分のために仕事をしているわけではないでしょ?」

 首相は記者とのやりとりを切り上げてしまった。「支持率のために政治をしているのではない」という不快感だが、首相は「今の若い記者は」と、森氏らにも不満をぶちまけたという。実際、中国国家主席との会談が支持率上昇につながるか不明で、13日の道路整備財源特例法改正案の再可決に対する批判で、上昇分が吸収されてしまうかもしれない。

 ただ、北海道洞爺湖サミットは政権浮揚の有力カードであり、北朝鮮政策などで新たな外交カードを切る可能性も否定できない。

 歴代内閣で20%割れの逆境を一時的にせよはね返したのは、小渕恵三内閣だ。

 参院では過半数を割り、凡人、冷めたピザと酷評の中での支持率25%のスタートだった。16%、18%、16%と続くが、自由党との連立を機に30%に倍増。公明党との連立で48%にまで上昇したこともあった。小渕政権の番頭格だった野中広務元官房長官は「小渕さんの着実な姿勢が徐々に評価された。福田さんも仕事はきっちりやっており、日中首脳会談も評価すべきだ。もう少し何をしたいかはっきりさせるべきだ」と言う。

 政策研究大学院大の竹中治堅(はるかた)准教授は、支持率上昇の可能性にも言及する。

 「福田首相は世論の声に応えていない。世論に応えるということは迎合とは違う。小泉純一郎元首相の場合、郵政民営化を打ち出した結果、世論が歓迎した。迎合するための郵政民営化ではなかった。首相は道路特定財源の一般財源化を打ち出したが、やる気があるなら、政権発足当初から言わないといけない。世論に動かされるのでは駄目だ。首相が『これを頑張る』と言って実際に頑張れば、世論は支持すると思う」<読む政治は、政治部・犬飼直幸 世論調査室・中山裕司、田村佳子が担当しました>

2477片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/12(月) 11:32:45
 ◇小選挙区導入で重み−−世論調査
 自民党も民主党も独自に世論調査を実施して政策判断や候補者選びに利用している。背景には96年衆院選から始まった小選挙区制の導入と政党の組織力低下がある。中選挙区時代は、同じ選挙区で自民党が複数候補を擁立。派閥単位の争いという性格が強く、有権者は人物本位で投票する傾向があった。小選挙区では候補は各党1人で、投票は政党単位の選択となる。党首の魅力に選挙結果が大きく左右される。

 小泉氏が郵政民営化を争点に解散に踏み切り、自民党が圧勝した05年衆院選がその典型だ。国民の人気を知る手段として、世論調査に頼らざるを得なくなった。その傾向に、政党支持組織の衰退が拍車をかけた。

 早稲田大学政治経済学部の谷藤悦史教授は「社員の組織化の難しい第3次産業が盛んとなり、政党の系列団体や労働組合が衰退した。政党も『個人』を相手にした世論調査をするようになった」と指摘する。

 「自民党をぶっ壊す」と宣言した小泉氏の5年半で、業界団体の自民党離れは進み、「風」に頼らざるを得なくなっている。野中元官房長官も「世論調査を気にしているのは小泉・安倍(晋三)政権以後のことだ」と言う。

 世論調査が本格的に広まったのは戦後、連合国軍総司令部(GHQ)が普及を指導してからだ。調査の持つ意味は時代とともに変わっている。谷藤教授は「かつては政策の成果を問うものだったが、今は世論調査の結果を受けてから政策が選択される。時代の流れが速くなり、短い期間で成果が出ないと、国民も満足しない」と話す。

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 ◆暫定税率再可決後の各社内閣支持率(%)◆

     支持   不支持

毎日新聞 18   61

朝日新聞 20   59

日経新聞 21   68

共同通信 19.8 66.6

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◆毎日新聞調査による歴代内閣の発足時と退陣前の支持率(%)◆

      支持      不支持

内閣    発足時 退陣前 発足時 退陣前

吉田茂   55  38  14  35

鳩山一郎  35  34  14  33

石橋湛山   −   −   −   −

岸信介   46  28  24  34

池田勇人  40  33  26  36

佐藤栄作  46  19  18  46

田中角栄  53  18  13  48

三木武夫  47  32  12  30

福田赳夫  27  25  38  29

大平正芳  27  21  24  46

鈴木善幸  38  16  21  35

中曽根康弘 39  30  31  30

竹下登   30   9  20  63

宇野宗佑  22   −  40   −

海部俊樹  31  36  27  24

宮沢喜一  31  18  22  49

細川護熙  75  74   9  12

羽田孜   43   −  23   −

村山富市  40  24  31  37

橋本龍太郎 59  27  16  41

小渕恵三  25  28  48  43

森喜朗   40   9  24  75

小泉純一郎 85  45   5  37

安倍晋三  67  29  16  58

 (注)宇野、羽田の両内閣は在任中1回しか調査がなく、石橋内閣は在任中の調査がなかった。吉田内閣の発足時の数字は、第3次内閣のもの。支持20%未満は太字にした。

毎日新聞 2008年5月12日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080512ddm003010054000c.html

2478片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/13(火) 00:20:37
年内総選挙“伊吹発言”の理由は 記者解説
<5/12 21:06>

 永田町では早くも「ポスト福田」、衆議院の解散・総選挙をめぐる駆け引きが始まっている。自民党・伊吹幹事長が11日、年内解散の可能性を示す一方、党内では「福田首相では無理」との声が大勢を占めている。伊吹幹事長はなぜこの時期に年内総選挙の可能性を示したのか、政治部・青山和弘記者が解説。
 伊吹幹事長は「福田首相も解散に打って出るかもしれない」という姿勢を見せたかったとみられ、周辺には「一発かましてやったんだ」と話している。しかし、自民党内では、福田首相で解散・総選挙はできないというムードが変わる気配はない。今回の発言を「訳がわからない」と切って捨てるベテラン議員もいる。

 一方、民主党は、早く総選挙で民意を問うべきだと主張している。道路特定財源を今後10年間維持する法案は12日、参議院で否決されたが、13日に衆議院で再可決され、成立する。再可決は今年3回目となるが、この再可決に必要な衆議院の3分の2を超える与党の議席は、小泉政権の郵政民営化選挙の結果であり、民主党は「今の民意からかけ離れている」と批判している。ガソリン税や後期高齢者医療制度の問題で民意を問えというわけだ。

 福田首相は「ねじれ国会」の現状に「普通なら解散するよ」と周辺に話しているが、勝てないから先送りで許されるのか。今後の判断が注目される。
http://www1.ntv.co.jp/news/wmtram/dw/ng.html?m_url=080512078&n_url=109224

2479片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/13(火) 01:30:47
町村、伊吹氏:ガソリン税や税制で火花 「専門家」を自負
 町村信孝官房長官と自民党の伊吹文明幹事長が週末から12日にかけ、ガソリン税、税制改革という当面の重要政策テーマで正反対の発言を行った。福田政権を支える政府と党の要の足並みの乱れは野党の追及材料にもなりかねず、自民党国対幹部は「困ったものだ」とおかんむりだ。

 ガソリン税に関し、町村氏が10日の講演で「温暖化対策上、今より高くいただくかもしれない」と引き上げに言及したところ、伊吹氏は11日の講演で「道路特定財源を一般財源化するなら減税してくれ、という話は当然起きる」と打ち消した。

 伊吹氏は同じ講演で来年度税制改正について「国会が閉会したあたりで国民に訴えたらどうかと福田康夫首相に申し上げている」と表明。これに対し、町村氏が12日午前の会見で「1カ月ちょっとで税制抜本改正の方針を決めることが果たして可能か」と反論すると、伊吹氏は同日夕の会見で「意見があるなら私に言ってほしい」と不快感を示した。

 両氏はともに官僚出身の当選8回で、自民党税調小委員長を務めた「税の専門家」。党内には「プライドが高過ぎる点も共通している」との声もある。【坂口裕彦】

毎日新聞 2008年5月12日 23時35分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080513k0000m010148000c.html

2480片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/13(火) 02:14:46
片山さつきのブログ「おめかけさん」騒動 (ゲンダイネット)
 自民党の片山さつき衆院議員(静岡7区)が地元から総スカン寸前だ。

 片山は7日の「さつきブログ」で、「弱い自民党女性部の典型、浜松の問題は女帝」と題した記事を掲載。この内容にトンデモない記述があった。地元関係者が言う。

「隣の静岡8区選出の自民党・塩谷立衆院議員の関係者で党浜松支部の女性部顧問を名指しし、『塩谷先生の先代の一夫先生のおめかけさん』と書いたのです。これを見た塩谷事務所関係者はカンカンになって片山氏に抗議。記事部分はすぐに削除されましたが、名指しされた女性は『名誉棄損で片山氏を警察に訴える』と怒りが収まらない。塩谷氏の支援者も『片山は国替えして出て行け』と大騒ぎです」

 片山氏に記事の真意を聞くと「いわれていることを書いただけ。私は開かれた政治をしたいので、なるべく情報を公開する。訴えるなら、こちらには顧問弁護士がいる」と強気。一方、同僚議員から予想外の“口撃”を受けた塩谷氏は「どういう意図で書いたのか理解に苦しむ。ブログに書く前に直接話をするのがスジではないか」と憤る。

 次期衆院選で、静岡7区は注目区のひとつ。片山と、郵政造反組の城内実氏に、元NHKアナウンサーの斉木武志氏=民主党公認=の東大卒三つ巴の激戦になる。騒動が起きた浜松市は、7区、8区にまたがる票田。自民党浜松支部も両区にまたがっているから、古参の女性支援者にソッポを向かれると片山は厳しい。

【2008年5月9日掲載記事】
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_katayama_satsuki__20080512_3/story/12gendainet02036835/

2481片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/18(日) 22:56:55
与謝野氏、「ポスト福田」に意欲? 「いい仕事したい」
2008年05月17日07時36分

 「私は職人気質の人間で、仕事があれば一生懸命やる。個人的な野心は自覚していないが、いい仕事はしたい」。自民党の与謝野馨前官房長官が16日、東京都内の日本記者クラブで会見し、「首相をめざす考えがあるか」との質問に、こう答えた。

 最近の著書で財政再建のために消費税を10%に引き上げることに理解を求めたり、麻生太郎前幹事長と共同提言を発表したりして、「ポスト福田」の有力候補として注目される与謝野氏。質問者が「首相はいい仕事か。与謝野さんに期待する声がある」と畳みかけると、与謝野氏は「面と向かって『頑張れ』と言われたのは初めてなので、よく考えます」とだけ語った。

http://www.asahi.com/politics/update/0517/TKY200805170005.html

2482片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/19(月) 00:28:17
高木公明選対委員長:「社会保障で党独自の政策ビジョン」
 公明党の高木陽介選対委員長は15日、衛星放送「BS11」の報道番組「インサイドアウト」に出演し、社会保障に関する党独自の政策ビジョンのとりまとめを急ぐ必要があるとの考えを示した。与党が次期衆院選で過半数割れした場合の対応にも触れ、このビジョンが「政界再編の軸になり得る」と指摘した。

毎日新聞 2008年5月16日 0時12分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080516k0000m010186000c.html

2483片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/19(月) 08:45:05
『道路族のドン』環境族に!? 植林活動乗り出す
2008年5月18日 朝刊

 自民党の二階俊博総務会長=似顔=が、地球温暖化対策の一環として、インドネシアでマングローブ一万本の植林に乗り出している。

 二階氏は、福岡市内の外国産木材輸入会社の元社長が「産地に恩返しを」と進めているマングローブ植林事業に共鳴。

 自ら率いる二階派に実行委員会を設け、同派議員やその支持者らにも協力を呼び掛けている。来月には、同派議員の現地視察も計画している。

 運輸相などを務めた二階氏は「道路族のドン」と呼ばれるが、最近の講演では、道路行政に言及しなくても、マングローブ植林の意義を訴えることを欠かさないなど、「環境族」に転身したかのような力の入れよう。

 背景には、環境問題に熱心な福田首相を、党執行部として側面支援することで、政権浮揚を図る狙いがあるとみられるが、党内の一部には「道路特定財源を環境税にする話がある中、議論の主導権を握るための布石では」との見方もある。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008051802012260.html

2484片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/19(月) 08:45:31
宏池会合流 古賀氏の出方に注目 名門復活鍵は結束力
2008年5月19日 朝刊


 自民党旧宮沢派(宏池会)の流れをくむ古賀、谷垣両派の合流が実現した。「保守本流」を自負し、戦後政治の要所、要所で首相を輩出してきた名門派閥の真の復活の鍵は結束力だ。

 宏池会は旧大蔵省を中心に官僚出身者が多い。政策に強い一方で権力闘争が苦手な「お公家集団」と評されるのもそのせいだが、創始者の池田勇人氏をはじめ大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一の四氏が首相に上り詰めた。

 ただ、宮沢氏退陣以降は不遇の時代に。二〇〇〇年の「加藤の乱」で分裂するなど十五年も政権から遠ざかり、その間、森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫の四氏を続けて首相にした町村派(清和会)と比べ影響力が著しく低下した。

 合流で議員数は六十一人と第二派閥の津島派(六十九人)に迫る勢力に。新派閥の会長を務める古賀誠選対委員長は十三日の合流記念パーティーで「宏池会を主軸とした政権を誕生させる」と、決意を披露した。宏池会政権を目指すのに不可欠な総裁候補や政策、理念の披露はなかった。

 旧谷垣派の議員の間では、〇六年の総裁選に出馬した谷垣禎一政調会長を首相候補に担ぐべきだとの意見が強い。だが、旧古賀派には、〇七年の総裁選で麻生太郎前幹事長を支持した議員が少なくない。中には、谷垣氏が総裁選に出馬した場合、派閥離脱も辞さない構えの議員もいる。とはいえ麻生氏や他の候補を担ごうとすれば、旧谷垣派の議員の反発が必至だ。

 注目されるのは、かじ取り役の古賀氏の出方。十五日夜、不仲とされてきた麻生氏と都内の料理屋で会談し、さまざまな憶測を呼んだ。古賀氏には、谷垣、麻生両氏の「カード」を示すことで派内の結束を保ち、さらに「ポスト福田」政局で主導権を握ろうとの思惑があるとみられる。しかし、二枚のカードを同時に切ることができない以上、いずれ難しい立場に立たされることは避けられない。 (本田英寛)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008051902012460.html

2485片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/19(月) 21:02:55
自民党町村派:「ポスト福田」固まらず
 自民党町村派は19日夜、東京都内のホテルでパーティーを開いた。福田康夫首相まで4代続けて首相を出した党内最大派閥(所属議員86人)として、各派幹部ら約5000人の出席者を集め、力を誇示した。しかし、「ポスト福田」の総裁候補は固め切れておらず、幹部から「派の実態はばらばら」との声が漏れるなど、展望が描けない状況だ。

 同派代表世話人の中川秀直元幹事長はパーティーで「派内からこれからもヒーローやヒロインを続々と誕生させたい」と強調。そのうえで「改革の旗の下に、町村派や自民党の枠を超え、結集を呼びかけなければいけない」と政界再編の主導権を握る考えも示した。

 「ポスト福田」が固め切れないのは、同派会長を務めた町村信孝官房長官に総裁候補として派内の支持が集まらず、中川氏についても、女性スキャンダルが一因で森内閣の官房長官を辞任した経緯から、候補としてふさわしくないとの見方が強いからだ。

 そうした中で、同派出身の小泉純一郎元首相が同派中堅の小池百合子元防衛相を「将来の首相候補」と指名したり、派内若手が道路特定財源の一般財源化を要求して党執行部を突き上げるなど、序列無視の行動が目立っている。パーティーでは、伊吹文明幹事長が「(支持率が低迷する)福田首相は苦しんでおり、一糸乱れず支えてほしい」と注文する場面があったほどだ。

 同派幹部からは「総裁候補がいなければ、派としての求心力は失われる一方だ」と、同派の将来を不安視する声も出ている。【近藤大介】

毎日新聞 2008年5月19日 20時34分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080520k0000m010078000c.html

2486片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/20(火) 09:17:42
大塚氏&丸川氏 夫婦で町村派入りへ
5月20日8時1分配信 スポーツ報知

 6月16日に挙式する自民党の丸川珠代参院議員(37)と、大塚拓衆院議員(34)が、結婚を機に党の最大派閥・町村派に入ることが19日、関係者の話などで分かった。安倍晋三前首相の勧めを受け“夫婦”で最終調整に入っている。すでに披露宴の招待状を森喜朗氏、小泉純一郎氏、安倍氏ら同派閥が生んだ歴代首相に送付済み。披露宴が、派閥入りのお披露目の場ともなりそうだ。

 プライベートで人生のパートナーとなる丸川氏と大塚氏が、政策面でも足並みをそろえて歩くことになった。関係者によると、安倍前首相が2人に対し「結婚を機に、一緒に入ったらどうか」と町村派入りを勧めたという。元テレビ朝日アナウンサーの丸川氏は、安倍氏の肝いりで昨夏の参院選に出馬、当選した「安倍チルドレン」。一方の大塚氏も「小泉チルドレン」で、2人は自身の“父親”らと同じ町村派入りに向け、最終調整に入っているという。

 党内では、大塚氏が東京5区での公認を希望した際、町村派幹部の中川秀直氏に「後ろ盾」を頼んだとの見方がもっぱら。同僚議員によると「町村派に入るのも時間の問題と思われていた」という。

 一方で丸川氏は、東京都連会長の石原伸晃衆院議員のもとで選挙を勝ち抜き「石原ファミリー」の一員として、伸晃氏と同じ山崎派に入るのではと言われていた。だが、かねてから「大塚氏とは政治家としての志も似ている」とも話しており、最終的には夫妻で同じ派閥を選ぶ形になったようだ。

 東京都の比例代表で当選した大塚氏だが、岐阜1区から転出した佐藤ゆかり衆院議員にはじき出される形で、希望していた東京5区の公認候補になれず、選挙区問題では苦戦中。結婚&町村派入りを再浮上のきっかけとしたいところだ。

 披露宴は6月16日、日本経団連前会長の奥田碩氏(75)を仲人にホテルオークラで行われるが、2人はすでに森氏、小泉氏、安倍氏に招待状を送付。福田康夫首相を含め、現時点で出欠の確認はとれていないものの、歴代首相が顔をそろえれば、公私にわたって新しいスタートのお披露目となる。

 なお一部でささやかれていた結婚式での小泉元首相による「X JAPAN」熱唱について、2人に近い関係者は「頼んでもいないし、あり得ない話」と否定した

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080520-00000065-sph-soci

2487片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/20(火) 09:18:34
町村派 栄華に陰り 政権求心力衰え、確執は広がる
5月20日8時1分配信 産経新聞

 福田康夫首相を含めて自民党総裁が4代連続で輩出している町村派(清和政策研究会、86人)が19日夕、東京・グランドプリンスホテル赤坂で政治資金パーティーを開いた。都内最大級の宴会場は約5000人であふれ、権勢を見せつけたが、かつての高揚感はなかった。福田政権の求心力は急速に衰えており、派内では町村信孝官房長官、中川秀直元幹事長らの確執が広がる。最大派閥の栄華にも「陰り」が着実に忍び寄っているようだ。

 パーティーは身動きできないほど盛況で、別フロアに特設された3つの別会場も大入り満員となった。

 伊吹文明幹事長は「4代続けて首相を出すとこれほどの人が集まるのか」と驚き、古賀誠選対委員長は「清和研は自民党史にかつてない金字塔を打ち立てた」と賛辞を贈った。「ポスト福田」をうかがう麻生太郎前幹事長も圧倒されたのか、「結党以来の危機を克服するため一緒に頑張っていくことをお誓いしたい」と“忠誠”を示した。

 町村派は昨年9月の福田内閣発足を機に、町村官房長官、中川元幹事長、谷川秀善両院議員総会長の3人の代表世話人制に移行したが、実権は中川氏が掌握。最高顧問に退いた森喜朗元首相とともに「森−中川体制」となった。

 中川氏は、木村拓哉さん主演の政治ドラマ『CHANGE』(フジテレビ)を例に出し、「今まで日本のドラマで政治は悪役だったが、初めてヒーローとして描かれた。『正直』こそが政治の原点だ。われわれ清和研もヒーロー、ヒロインをこれからも誕生させたい」とあいさつし、最大派閥の「数の強み」を強調。他派閥の「ポスト福田」の動きを牽制(けんせい)した。

 故福田赳夫元首相の「清和会」を源流とする町村派は、反主流派として長く悲哀の歴史を歩んできたが、平成12年の森氏の首相就任後、形勢は逆転。小泉、安倍、福田−の3政権を打ち立て、森氏は故金丸信元副総裁に次ぐ「キングメーカー」として君臨してきた。

 しかし、「鉄の結束」を誇った町村派にもほころびが見え始めた。

 党人派の中川氏と、官僚気質の町村氏はソリが合わず、主導権争いが激化。森氏は「もう自分たちが次の総裁をやるなんて思ってはいけない。派内の仲間をどう支えていくか一緒に考えるべきだ」とたしなめたが、対立は深まる一方だ。

 加えて派内には小池百合子元防衛相を次期総裁選に担ぐ動きもある。3月に派閥復帰した安倍氏は麻生氏との盟友関係をますます深めており、「次期総裁選になれば町村派は空中分解するかもしれない」(中堅)との声も上がる。

 伊吹氏があいさつで「福田首相は苦しい中で一生懸命誠実にやっておられる。清和研のみなさんも一糸乱れず福田首相を支えていただきたい」と付け加えたのは、町村派への嫌みとも受け取れる。

 森氏は「日本の繁栄と、国際社会の平和をお祈りする」とにこやかに乾杯の音頭を取ったが、その胸中はいかに…。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080520-00000058-san-pol

2488片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/20(火) 09:20:03
自民党町村派と二階派がそれぞれパーティー 福田政権支持を確認、反転攻勢に気勢上げる
自民党の最大派閥・町村派と二階派が、それぞれパーティーを開き、福田政権を支えていくことを確認したうえで、反転攻勢に気勢を上げた。
中川秀直元幹事長は「改革を続けなければなりません。自民党の枠を越え、そうした結集を呼びかけていかなければいけない。話題のドラマも参考に、世の中を『CHANGE』していく。そうした努力を続けたい、こういうふうに思います」などと述べた。
町村派の代表世話人である中川元幹事長は、政界再編も視野に、小泉政権以来の構造改革路線を軸とした、改革派の結集を呼びかけた。
派閥のパーティーでは異例の発言で、自民党の危機感の深さを浮き彫りにした。
また、二階派の二階俊博総務会長は「自民党は、いろんな面で相手にしてやられるといいますか。ここらで、思い切って対応を考えていかなくてはならない」などと述べた。
二階総務会長は、民主党が攻勢を強める後期高齢者医療制度問題などで、「反省すべきところは反省したうえで、正々堂々と巻き返しを図るべき」と強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080520/20080520-00000115-fnn-pol.html

2489片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/20(火) 23:35:37
「異能の人」与謝野氏再起動 高齢者対策を陣頭指揮、ポスト福田の声も
5月20日23時21分配信 産経新聞


 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)導入による自民党への逆風が続く中、党内きっての「政策通」で知られる与謝野馨前官房長官が抜本的な高齢者対策策定に向け、陣頭指揮に乗り出した。財政再建をめぐり、中川秀直元幹事長ら経済成長重視の「上げ潮」派と対立し、政権で足場を失ったかに見えたが、卓越した調整能力と柔軟性により再び存在感を増し、「ポスト福田」に推す声も少なくない。与謝野氏は流動化しつつある政局の先に何を見据えているのか。(今堀守通)

 「君たち今昔物語を読んだことがあるかい?」

 20日午前、党本部で開かれた「高齢者の『安心と活力』を強化するための関係合同部会」の準備会合。会長に就任した与謝野氏は唐突にこう切り出した。居並ぶ財務官僚らがいっせいに首を横に振ると、「一度読んだ方がいいよ」と言ってニヤリと笑った。

 与謝野氏はそれ以上言及しなかったが、今昔物語には年寄りを疎んじた若者が年寄りの知恵と経験に一杯食わされる説話が多く、「高齢者を一律に『弱者』の視点で制度設計するとしっぺ返しに合う」と言いたかったようだ。官僚を頭ごなしにしからず、しなやかに誘導する“与謝野流”の人心掌握術がさっそく発揮されたといえそうだ。

 後期高齢者医療制度に対する高齢者の怒りはすさまじく、これをなだめる高齢者対策は福田政権にとって喫緊の課題となった。

 そこで福田康夫首相が白羽の矢を立てたのは与謝野氏だった。首相は16日、首相官邸に与謝野氏を呼び、「高齢者対策は党でまとめてほしい」と要請。与謝野氏は「上げ潮派」との確執により政権と距離を置いていたが、快く応じた。

 与謝野氏の高齢者政策の柱は「お年寄りにやる気と元気を促すこと」。「70歳定年制」導入などドラスチックな改革策を月内にもまとめる方針だ。「参謀役」の座長には園田博之政調会長代理が就任し、「影の政調会長」としてカムバックした感もある。

 与謝野氏は4月に初著書「堂々たる政治」(新潮新書)を出版し、テレビにも頻繁に出演。2月には園田氏や野田毅元自治相らの議連「正しいことを考え、実行する会」にも参加し、若手・中堅とも積極的に会合を重ねる。一昨年秋に咽頭(いんとう)がんを患ったが、「ゴルフで10ヤードほど飛ばなくなった」だけで健康状態もまずまずのようだ。

 「ポスト福田」をうかがう麻生太郎前幹事長との協調路線を取り、文芸春秋6月号で対談し、ねじれ国会の打開策を提言。中央公論7月号では民主党の前原誠司前代表との対談を掲載する予定だ。

 与謝野氏は「耳障りなことを言い続けるのが私の役割だ」と公言するが、与野党の主流・反主流、リベラル・保守−と、あらゆる勢力と等距離でつきあえることが何よりの強みだ。「ポスト福田」の呼び声に与謝野氏は「私は職人かたぎなので仕事があれば喜んで打ち込むが、個人的な野心は自覚していません」(16日、日本記者クラブ)とそっけないが、「もつれた毛糸玉」のような政治状況こそ異能を発揮するチャンスとみている向きもある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080520-00000984-san-pol

2490片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/21(水) 13:08:48
保守本流宏池会が再結集へ/ポスト福田で足並みに乱れ

 自民党旧宮沢派(宏池会)の流れをくむ古賀、谷垣両派は十三日、都内のホテルで政治資金パーティーを開き正式に合流、新「古賀派」となる。再結集で党内の発言力を高めたい考えだが、ポスト福田戦略では必ずしも足並みがそろっているとはいえず、存在感回復への道筋もまだ見えていない。四人の首相を輩出、「保守本流」と自任する「名門・宏池会」の完全復活には課題が山積している。

 「ただ集まるだけでは意味がない。国民生活や地方、アジアを重視する宏池会の政策をしっかり行い一致結束し福田内閣を支えたい」

 谷垣派会長の谷垣禎一政調会長は十二日、記者団にそう力説。党四役就任のため派閥離脱中の自身と古賀誠選対委員長を含めれば六十一人となり、町村派八十七人(福田康夫首相を含む)、津島派六十九人に次ぐ有力派閥となることへの自負をうかがわせた。

 谷垣氏が古賀派との合流を模索し始めたのは二〇〇六年十二月。戦後レジームからの脱却を掲げた安倍晋三首相(当時)への対抗心と、党内第三派閥に身を置くことで、次期総裁選への再出馬の備えを固めるもくろみがあった。

 しかし、合流を優先したこともあってポスト福田戦略はあいまいにされてきたのが実情で、両派有力幹部の思惑は異なっている。谷垣氏は新派閥の総裁候補として認知されることを狙うが、古賀氏は今年になってポスト福田の有力候補として、一時は距離があるとされた麻生太郎前幹事長の名前を挙げ、周囲を驚かせた。

 麻生氏も古賀氏の要請で四月の衆院山口2区補選の応援に入っただけでなく、投開票日には古賀氏に電話し労をねぎらうなど配慮をみせており、他派閥の領袖の一人は「古賀氏は、麻生氏が次期総裁に一番近いとみて連携を強めている」と指摘する。

 一方で、一枚岩とされてきた谷垣派でも、園田博之政調会長代理が政界再編も視野にポスト福田候補の一人とされる与謝野馨前官房長官との関係を強めている。古賀派の中堅議員からも「もはや派閥単位で議員が動く時代ではない」との声が上がる。

 谷垣派幹部は再結集に向け「福田首相のアジア外交、生活者重視の政策は宏池会が目指してきた政策。新派閥でさらに強力に政権を支えたい」と意気込む。ただ、現状では党内で主導権を握る勢いはなく、かつて結び付きが強かった津島派など他派閥との連携も、まだこれからというのが実情だ。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080512.html

2491片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/21(水) 13:09:44
町村派が政治資金パーティー/「権勢」の陰で思惑交錯

 自民党町村派が十九日夜、都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。福田康夫首相まで四代続けて首相を輩出している最大派閥だけに、与党幹部や財界人ら多数が詰め掛け「権勢」ぶりを見せつけた。だが福田内閣の支持率は20%を割り込む厳しい情勢で、派内には「ポスト福田」をめぐる思惑の違いも見え隠れしており、次の戦略は描き切れない。

 「四代も続けて首相を出すと、これほどの人が集まるのかと大変驚いている」。あいさつに立った自民党の伊吹文明幹事長が盛況ぶりを持ち上げると、古賀誠選対委員長は「町村派とともに福田政権を支えることを誓う」と強調。パーティーは表向き「福田支持決起大会」の様相を呈した。

 しかし次期衆院選をめぐっては、党内に「福田首相では戦えない」との見方が静かに拡大。福田政権が窮地に追い込まれれば、町村派としてもポスト福田の対応を迫られるのは間違いない。

 町村派を代表してあいさつに立った中川秀直元幹事長は「自民党の枠を超えて(改革派の)結集を呼び掛けたい」と、政界再編も示唆しながら改革を訴えた。これまでは「トップを目指すタイプではない」(若手)と目されてきたものの、森喜朗、小泉純一郎両元首相に近く、福田氏とも頻繁に接触。近く出版する著書で過去の女性問題に反省を表明し「自ら総裁選に立つことも考え出したのでは」(同派幹部)と観測が広がっている。

 一方で、昨年まで同派会長を務めた町村信孝官房長官も「ポスト福田」に強い意欲を持ち続けているとされ、中川氏に対抗心を隠さない。ただ首相との不仲が取りざたされ「町村氏を推す議員も多くない」(若手)との声が漏れてくる。

 昨年秋の総裁選で善戦した麻生太郎前幹事長は十九日、共同通信社論説研究会での講演で「総理総裁になるには時の運もある」と慎重な物言いに終始したが、町村派との連携を探っているのは衆目が一致するところ。町村派にも安倍晋三前首相はじめ麻生氏支持の議員がおり、以前から麻生氏を評価している森氏も総裁選で対立し一時悪化した関係の修復に動いているとされる。

 今も高い国民的人気を誇る小泉氏の存在も微妙な影を投げ掛けている。派内には小泉氏の再登板や政界再編での動きを期待する声が少なくない。小泉氏自身は明確な発言を控えているが、小池百合子元防衛相や民主党の前原誠司副代表と会食するなど政局にらみの動きを活発化させている。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080519.html

2492片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/21(水) 15:00:55
弟・竹中平蔵の七光り? ミサワホーム因縁社長人事

 「弟の七光り」−。そう言われたら、ご本人は心外なことだろう。ミサワホームは、竹中宣雄取締役専務執行役員(59)が6月27日付で社長に昇格する人事を発表した。宣雄氏の実弟は、小泉内閣で経済財政・金融担当相などを歴任した竹中平蔵・慶応大教授(57)。社長就任はどうしても実弟との関係で語られることになる。

 竹中宣雄氏は、創業者の三澤千代治氏(70)、旧三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)出身の水谷和生社長(64)に次ぐ3代目の社長で、プロパーとしては初の社長となる。

 宣雄氏は1972年に法政大社会学部を卒業後、ミサワホームに入社。直後に配属された長野県の販売子会社では3年半で住宅100棟を売り、営業マンとして頭角を現した。92年に本社の営業企画部長に抜擢され、95年取締役に就任した。ミサワホーム東京社長、持ち株会社のミサワホールディングス(HD、現・ミサワホーム)執行役員などを歴任し、昨年から現職。

 その宣雄氏の名前が登場してくるのは、いずれも実弟の平蔵氏絡みだ。

 2004年7月の参院選で、竹中平蔵金融・経財相(当時)が比例代表でトップ当選したが、当時、ミサワHDの執行役員をしていた宣雄氏が子会社幹部らを動員して選挙運動していたことが問題視された。

 宣雄氏は水谷社長に選挙応援への理解を求め、電話で全国各地の販売子会社の社長に約5000枚のポスター張りを要請。子会社の社長らは社員を使ってポスターを張った。支援要請のはがきのあて名書きを手伝った社員もいたという。

 「旧UFJ銀行の大口の不良融資先の産業再生機構入りが焦点になるなか、金融当局のトップである竹中平蔵氏が、再生機構入りの対象とみられていたミサワグループから便宜を受けていたことは、政治倫理の面から問題視する向きが多かった」とは金融関係者。

 05年3月、ミサワホーム創業者の三澤千代治氏が竹中平蔵氏を「職権乱用罪」で東京地検に刑事告訴した際も、宣雄氏の名前が取りざたされた。

 ミサワホームは04年12月に産業再生機構(すでに清算)入りし、05年3月、トヨタ自動車が再生のスポンサーに決定した。再生機構を経由したミサワの売却劇に竹中平蔵氏が違法にかかわっていたというのが、三澤氏の告訴理由だ。

 「三澤氏によると、竹中宣雄ミサワホーム東京社長(当時)から、弟の平蔵氏が奥田碩トヨタ自動車会長(当時)と(三澤氏が)会う場を設定したので会ってくれと頼まれた。03年10月に経団連で会談し、奥田氏からミサワホーム買収を持ちかけられたが、三澤氏はこれを断ったという。会談の事実を確認するため、竹中兄弟に問い合わせが殺到したが、平蔵氏も宣雄氏も口利きした事実はないと完全否定した」(三澤氏を知る関係者)

 金融相だった平蔵氏が生みの親となった産業再生機構のもとで再建を進めたミサワホーム。そのトップに実兄の宣雄氏が就く。因縁めいた話ではある。
ZAKZAK 2008/05/21
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_05/t2008052110_all.html

2493片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/22(木) 18:24:21
宮崎元専務証人喚問 与党欠席
05月22日17時30分
22日、参議院外交防衛委員会で行われた防衛商社・山田洋行の宮崎元伸元専務に対する証人喚問で、自民・公明両党は、宮崎氏の意向に反して報道各社の撮影が許可されたことは認められないとして欠席し、野党側だけが質疑を行う異例の事態となりました。

参議院外交防衛委員会は、午後1時すぎから、防衛装備品をめぐる汚職事件で贈賄などの罪に問われている防衛商社・山田洋行の宮崎元伸元専務に対する証人喚問が行われました。これに先だって、国会内に入った宮崎元専務は北澤委員長らと会い、刑事被告人の身であるとして証言中の撮影や録音を許可しないよう求めました。しかし、北澤委員長が理事会で撮影と録音を許可する方針を示したことから、自民・公明両党は「証人の主張を尊重すべきだ」として委員会に出席せず、証人喚問は野党側だけが出席して行われました。衆・参両院の事務局によりますと、証人喚問が今回のように、与野党の一方だけが出席して行われたのは、過去に例がないとしています。自民党の筆頭理事を務める山本一太氏は記者団に対し、「証人喚問は非常に重いもので、きちんと人権上の配慮をすべきだ。北澤委員長の運営は非常に残念であり、自民・公明両党がいない状況での証人喚問はあってはならないことだ」と述べました。一方、民主党の筆頭理事を務める浅尾慶一郎氏は記者団に対し、「与党が欠席したことはたいへん残念だ。証人喚問そのものは全会一致で決めている。宮崎氏も証言を拒んでいるわけではないのであり、与党側も出席して質問してほしかった」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014761361000.html

2494片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/23(金) 01:06:21
小泉、麻生、中川氏らがゴルフ=米大使交え24日プレー
5月22日19時1分配信 時事通信

 自民党の小泉純一郎元首相と麻生太郎前幹事長、中川秀直元幹事長らが、シーファー駐日米大使を交え24日に山梨県内でゴルフをすることになった。「ポスト福田」政局のキーパーソンが顔をそろえるだけに、ゴルフ会談の中身に関心が集まりそうだ。
 7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)へ向けた機運を盛り上げようと、福田康夫首相に近い衛藤征士郎元防衛庁長官がサミット参加国の駐日大使と自民党実力者に呼び掛けた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080522-00000131-jij-pol

2495片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/24(土) 13:41:00
首相 自民結党以来最大の危機

福田総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対し、世論調査で自民党の支持率が民主党を下回っているというような情勢について、結党以来、最大の危機だという認識を示したうえで、党勢の回復を図る方策を探っていく考えを示しました。

福田総理大臣は23日、当選4回の自民党の衆議院議員と昼食をともにしながら懇談し、この中で出席者から、世論調査で自民党への支持率が民主党を下回っているというような自民党を取り巻く厳しい情勢について「結党以来、最大の危機だ」などという意見が出ました。これに関連して福田総理大臣は記者団に対し、「わたしもそう思っている。そう思うことは当然だと思う。去年の参議院選挙の結果が出て以来のことで、まったく状況は変わっていない」と述べました。そのうえで、福田総理大臣は「常に危機感を持つことは悪いことではない。そして、何をなすべきかをあわせて考えていくことは大事だ」と述べ、党勢の回復を図る方策を探っていく考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014798841000.html

2496片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/24(土) 21:00:25
小泉元首相や麻生前幹事長ら政局のキーマンたちが「ゴルフ会談」 意味深発言も

自民党の小泉 純一郎元首相と麻生太郎前幹事長、中川秀直元幹事長ら政局のキーマンたちが、山梨県内に集結し、芝生の上で会談を行った。
第1打を打った小泉元首相は「お〜、いいねぇ。最初にしてはいいねぇ」と述べた。
すると、麻生前幹事長は「最近、よく(ゴルフを)やっているよね、絶対こりゃ。それじゃなきゃ、あそこまでいかないもんな」と語った。
このコンペは、7月の洞爺湖サミットを前に、アメリカのシーファー駐日大使らと交流を深める目的で行われたもの。
小泉元首相と並んで注目を集めたのは、「ポスト福田」の最有力候補と目される麻生前幹事長だった。
その麻生前幹事長の第1打は、大きく左にそれるミスショットだった。
中川元幹事長は「珍しいなあ。少し意識し始めたかな」と意味深な発言をした。
小泉元首相と麻生前幹事長は、郵政造反組の復党などをめぐり、関係悪化が伝えられており、「ゴルフ会談」での関係修復も取りざたされていた。
小泉元首相は「(ゴルフしながら政局の話は?)まったく、政局の話なし!」と述べた。
「ポスト福田」について、自民党のベテラン議員からは「小泉さんは、麻生君と小池(百合子)さんの一騎打ちの総裁選をやって、総選挙という絵を描いていると思う」といった声も出ている。
コンペでは、88打の麻生前幹事長は12人中6位、小泉元首相は9位だった。
小泉元首相は「麻生さんのスコアが88(打)だから、末広がりでいいんじゃないの」と述べ、思わせぶりな言葉を残した。
24日に参加した国会議員は、森 喜朗元首相、安部晋三前首相、与謝野 馨前官房長官、武部 勤元幹事長を加え、「富士の会」と名づけた会合を定期的に開くことで合意し、さまざまな憶測を呼ぶとみられる。.
http://fnn.fujitv.co.jp/news/headlines/articles/CONN00133414.html

2497片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/24(土) 21:53:58
ゴルフで関係修復? 小泉、麻生両氏がプレー '08/5/24

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 自民党の小泉純一郎元首相と麻生太郎前幹事長が二十四日、富士山に近い山梨県山中湖村でシーファー駐日米大使や財界人とのゴルフに参加した。麻生氏は、幹事長時代に郵政造反組の平沼赳夫元経済産業相の復党に動いて小泉氏と不仲になったと指摘されたが、両氏はプレー後の懇親会で隣席に座り談笑するなど関係修復をアピールした。

 小泉氏は、麻生氏のスコアが八十八だったことについて「『末広がり』でいいんじゃないの」と記者団に語り、エールを送った。

 スタート時、小泉氏は「プレッシャーがかかるなあ」と言いながらまずまずのショットを披露したが、麻生氏は林に打ち込むミスショット。周囲から「後の人が打ちやすくなった」とからかわれると、ポスト福田を狙う本人だけに「最近、気配りがいいでしょ」と切り返していた。

 コンペには自民党から両氏に加え、中川秀直元幹事長、高村正彦外相、額賀福志郎財務相、堀内光雄元総務会長ら計八人が参加。福田内閣を支えることを確認し、「富士の会」の名称で今後も交流を続けることにした。

【写真説明】記念撮影する小泉元首相(前列左から3人目)、自民党の麻生前幹事長(後列右端)ら参加者=24日、山梨県山中湖村

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200805240463.html

2498片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/26(月) 00:47:52
自民・菅選対副委員長、後期高齢者医療制度の凍結求める堀内氏を事実上名指しで批判

自民党の菅 義偉選対副委員長は、茨城県内で講演し、後期高齢者医療制度に関連して、「決めた人が『廃止』と騒いでいるが、それなら政治家を辞めて言うべきだ」と、制度の凍結を求めている堀内元総務会長を事実上、名指しで批判した。
菅選対副委員長は「私が一番許せなかったのは、自民党の中で、これを決めた人が、(制度が)始まってすぐに廃止だとか騒いでいる人がいるんですよね。そんなに今の制度に反対するのであれば、これは政治家を辞めてから、わたしは言った方がいいと思うんですよね」と述べたうえで、「点検して間違いがあったら、当然直す」とも発言し、運用面などでの見直しはあり得るとした。
5月30日告示の沖縄県議選を前にして、自民党執行部は、後期高齢者医療制度をめぐる党内世論の乱れに神経をとがらせており、菅選対副委員長の発言も、こうした異論を封じる狙いがあるものとみられる。
堀内氏は、2003年に制度の基本方針を閣議決定した当時、自民党の総務会長だった。
http://fnn.fujitv.co.jp/news/headlines/articles/CONN00133456.html

2499片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/26(月) 00:59:56
「議連に規制」、自民党内に波紋
 外交や憲法などの問題で党の垣根を越えて活動する議員連盟をめぐり、自民党執行部は活動の届け出を義務づけるなどの規制を設ける方向で検討に入りました。この「議連規制」問題、党内に波紋を広げています。

 「政治が動かなくなりますよ、これだけ(国会が)ねじれてるところで。それに勝るリーダーシップを、説得力を執行部が持つことが先です」(自民党 加藤紘一 元幹事長)

 自民党の重鎮、加藤紘一元幹事長が憤っているのは、このところ活発化している議員連盟の動きを規制しようとする自民党内の動きです。きっかけは、若手の反乱でした。

 道路財源特別措置法の再可決をめぐり、道路の一般財源化を求める自民党の若手グループが造反を示唆する発言を繰り返したのです。今回の規制は、こうした動きを封じ込めようとするものだというのです。

 「党所属の議員が作る議員連盟である限りは、党の決定、党の方針の中で活動していただかないと困る」(自民党 伊吹文明 幹事長)

 規制の矛先は、現在花盛りの超党派での議員連盟にも向けられています。「ねじれ国会」のもと、政策実現には党を超えた協力が必要だとして多くの議員連盟が発足していますが、そこには議員たちの「政界再編後の拠点づくりをしたい」思惑も見え隠れします。ある幹部は、「民主党に弱点を教えてあげているようなものだ」と話し、議連を規制する必要性を訴えます。

 「国会議員の活動の手を縛るということは無理だと思いますよ。(Q.山崎氏の議連への影響は?)まったくありません」(自民党 山崎拓 前副総裁)

 「議連の行動が党の趣旨とまったく違う方向にある場合が時々あります。そこまでの規制にする必要があるかは十分に考えていない」(民主党 鳩山由紀夫 幹事長)

 自民党は今後、党改革実行本部で具体的なルール作りを模索していく方針ですが、「『自由な議論』になぜ幹部の許可が必要なのか」といった反発の声もあがっており、今後、物議をかもしそうです。(25日14:28)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20080525/20080525-00000021-jnn-pol.html

2500片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/26(月) 20:38:22
野田元郵政相:将来の総裁選立候補に意欲

 野田聖子元郵政相は26日、福岡市で開かれた「毎日・世論フォーラム」(毎日新聞社主催)で講演し、自民党総裁選について「出る資格を得られるなら、明治時代の固定化した家族像を押しつける民法を改め、男性も女性も人間として堂々と生きていける社会を作りたい」と述べ、将来的な立候補に意欲を示した。ただ、一方で「この1、2年の政局にはあまり関心がない」とも語った。

 次期衆院選をめぐっては「消費者庁という新制度が来年でき、国民がハッピーになったのを見届け、任期満了で解散するのが福田康夫首相らしい美学だ」と指摘した。【堀井恵里子】

毎日新聞 2008年5月26日 19時23分(最終更新 5月26日 19時35分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080527k0000m010065000c.html

2501片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/27(火) 00:37:15
自民・中川秀氏が戦闘宣言 ポスト福田か? 政界再編か?
5月26日23時28分配信 産経新聞


 経済成長重視の「上げ潮派」リーダーである自民党の中川秀直元幹事長が、政界再編をにらみ、快気炎を上げ始めた。26日発売の新著「官僚国家の崩壊」(講談社)では「霞が関改革」を掲げ、与謝野馨前官房長官ら「財政再建派」や官僚機構との戦闘を宣言。講演でも歯にきぬ着せぬ発言を続ける。小泉、安倍両政権では黒子役に徹してきた中川氏だが、自著では愛人問題にも触れ、過去を“清算”しており、「小泉改革路線の継承者として『ポスト福田』を狙い始めた」(閣僚経験者)との見方も強まっている。(加納宏幸)
 「サミット後の政局は『霧の中』といわれるが、ビジョンが共有されればおのずと同志が結集するものだ。ビジョンが先であり、政界再編はその結果だ」
 中川氏は26日、札幌市内で講演し、改革に抵抗する官僚機構と族議員の同盟関係を「(目に見えない)ステルス複合体」と名付けて激しく批判。官僚機構との対峙こそが政界再編の軸となるとの考えを強調した。
 夏から始まる社会保障・税制の抜本改革論議では、消費税率引き上げをめぐり「上げ潮派」と「財政再建派」の対立は必至だ。そうなれば9月の民主党代表選にも飛び火し、自民、民主両党が「改革派」と「守旧派」に再編され、新たな政治の枠組みが形成される−。これが中川氏の描く政界再編の「青写真」だ。
 著書はこの青写真を念頭に約300ページにわたり霞が関批判を展開している。「霞が関を中心とする各界の劣化したエリートたちが見えざる抵抗勢力の複合体を形成し、われわれの前に立ちはだかっている」「無駄を残したままの増税は、劣化したエリートの延命のために負担を国民に押し付けることを意味する」−。
 著書では名指しこそ避けたが、一連の霞が関批判は、消費税引き上げ容認を唱える与謝野氏らへの牽制(けんせい)ともいえる。
 中川氏は昨秋、特別会計の余剰金「霞ヶ関埋蔵金」を財政再建に充てるプランを提案した。これを与謝野氏が批判したことに端を発した両氏の対立は根深い。与謝野氏は自著「堂々たる政治」(新潮新書)で「上げ潮派」を痛烈に批判しており、今回の著書は「意趣返し」ともいえる。
 一方、中川氏は著書で平成12年秋に官房長官辞任の原因となった愛人問題に触れ、「付き合いを終わらせようとしたことがかえって彼女からの恨みを買い、何年も経てスキャンダルとなった」と赤裸々に告白した。問題を今後、再浮上させないためにあえて触れ、「みそぎ」にしたとの見方も強く、「次期内閣改造で入閣し、ポスト福田を狙うつもりでは」(自民中堅)との声も上がる。
 だが、中川氏が置かれた境遇は複雑だ。町村派の主導権をめぐり町村信孝官房長官との関係は冷え切っており、安倍晋三前首相は「ポスト福田」の有力候補である麻生太郎前幹事長との連携を強めている。小池百合子元防衛相らとの連携を深めれば、兄貴分の森喜朗元首相との関係にヒビが生じかねない。
 それでも中川氏が「改革の旗手」として名乗りを上げたのは、悲痛な決意の証ともいえる。
 「明治以来の日本を根本から転換する旗を立てようという私なりの覚悟をまとめた本だ。明日から批判のオンパレードかもしれないが、それで思わぬ人が『ステルス複合体』の一員だと明らかになるかもしれない。トップを狙うとか、そういうものを超越した本なんですよ。うん!」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080526-00000962-san-pol

2502片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/27(火) 13:35:28
北海道カジノ 外国客限定で 中川氏が持論(05/27 07:36)
 北海道に外国人観光客に利用を限定したカジノを−。自民党の中川秀直元幹事長は二十六日の北海道政経懇話会の講演で、道内各地で誘致活動が活発化するカジノ構想が、北海道観光の起爆剤になるとの持論を展開した。

 中川氏は「宝くじ、競輪、競艇などは政策目的のためにお金を集めることが認められている」として、自民党内で検討しているカジノ合法化に問題はないとの認識を表明。「教育上よくないという意見があるが、外国人観光客に限ったっていい」との考えを示した。

 候補地に関しては「(カジノで栄える)米国のラスベガスのように隔離された土地がいい」とし、誘致構想が浮上している夕張市と、苫東がある苫小牧市を例示した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/95163.html

2503片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/28(水) 11:19:34
自民、CMに浜田幸一元議員を起用
 後期高齢者医療制度で厳しい世論にさらされている自民党は、イメージアップのため、「ハマコー」こと浜田幸一元衆院議員を起用したテレビ・コマーシャルを作りました。

 浜田氏の起用について自民党は、「後期高齢者に該当する79歳で、知名度も高い浜田氏によって制度の見直しを進めるイメージを社会に浸透させたい」としており、30日からの県議会議員選挙を控える沖縄県で放送を始める予定です。

 これに対し、民主党では来週、同じく後期高齢者に該当する渡部最高顧問らを動員して街頭演説する方向で調整を進めていて、与野党双方のアピール合戦が激しくなりそうです。(27日23:53)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20080528/20080528-00000012-jnn-pol.html

2504片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/30(金) 10:35:46
「過酷な運命との戦い」 “裏の議長”森元首相 TICADIV
5月30日9時59分配信 産経新聞

 第4回アフリカ開発会議(TICADIV)の議長代理を務めている森喜朗元首相は29日、チュニジアのガンヌーシ首相らアフリカ5カ国の首脳級と相次いで会談した。森氏は議長の福田康夫首相同様に横浜市内のホテルに泊まり込みで会議に臨んでおり、「裏の議長」(自民党中堅)さながらの意気込みせている。

・ <<写真で見る>>福田首相、「マラソン会談」スタート

 森氏は28日の全体会合冒頭から、40カ国首脳との「マラソン会談」に追われていた首相に代わって議事進行のほとんどを任された。29日の全体会合の席では「私は過酷な運命と戦っている」と語り、会議の仕切り役の“重さ”を強調した。

 首相には「アフリカの最も大事な友人の1人だ」と紹介されたが、もともと「森氏にはアフリカでの日本の顔という自負がある」(外務省筋)とされる。

 現に森氏は平成8年、チュニジアのベンアリ大統領から「勲一等共和国勲章」が贈られた。また、13年1月には日本の首相として初めて南アフリカなどサハラ砂漠以南のアフリカ諸国を公式訪問したほか、今年1月にはエチオピアで開催されたアフリカ連合(AU総会)に政府代表として出席し演説している。

 29日の一連の会談の内容は明らかにされていないが、「相手側の要請でセットされた」(外務省筋)という。森氏は今回の会議でもアフリカへの隠然たる影響力と存在感を示している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000911-san-pol

2505片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/31(土) 17:35:26
衆院選比例代表は廃止…自民伊吹に公明太田が怒り爆発
比例議員大半で死活問題に

 連立与党内で大喧嘩が勃発した。自民党の伊吹文明幹事長=写真右=が衆院選比例代表の廃止を主張したため、公明党の太田昭宏代表=同左=が怒りを爆発させている。

 伊吹氏は28日の党全国青年部長・青年局長合同会議で、現行の衆院小選挙区比例代表並立制(小選挙区300、比例代表180)について「役人に無駄をやめさせるには政治家が身を切らなければならない。衆院小選挙区は300議席でいい。比例はむしろやめた方がいい」と、比例廃止論を唱えた。

 この発言を聞きつけた太田氏は30日の会見で、「全部小選挙区にするのは、とんでもない話だ。選挙制度では民意をどう反映するかが大事で、比例代表が基本になくてはならない」と強い不快感を示した。

 小選挙区制は大政党の自民、民主両党には有利に働く。だが、比例代表の廃止は、衆院31人のうち比例議員が23人を占める公明党にとっては死活問題に発展する。このため、太田氏も伊吹氏の“暴言”を許すことができなかったようだ。

 こうした公明党の怒りを意識してか、伊吹氏は30日の会見で「ポイントは国会議員が自ら血を流すことだ」と釈明した。あたかも衆院議員全体の定数削減が主眼であったかのように発言を軌道修正したわけだが、両者の遺恨は尾を引きそうだ。

ZAKZAK 2008/05/31
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_05/t2008053113_all.html

2506片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/03(火) 13:27:13
「チェンジ」に共感 石破防衛相、改革論とうとうと披露
6月3日13時0分配信 産経新聞


 「あんなに格好良くないが、共感するところはある」−。石破茂防衛相は3日、閣議後の会見で、木村拓哉さんが首相役を演じているフジテレビ系のドラマ「チェンジ」について、「防衛省改革を進めている大臣として自身と重なるところがあるか」と問われると、一気に「石破節」を披露した。

 「(自分は)あんなに格好良くない。正直言って、かなり共感するところはある。ドラマなのでかなり誇張されたところはあるが、防衛省改革でもそうだが、現状を変えるには多くの抵抗がある」と切り出した石破防衛相。

 そのうえで、「防衛省改革で言えば、第一線で働いている中堅幹部や、歯を食いしばって働いている一般隊員、そういう人たちの心にすとんと落ちる改革でなければだめだということだと思う。“市ケ谷目線”の改革ではいかんと思う」と指摘。

 「誰のためにやるのか、それは単に受ければいいというものでなく、本当に多くの人の心を動かすものであり、声なき声というか、例えば、この市ケ谷には届いてこないが、一線で本当に心に悩みを抱えている隊員たちがいる。そういう人たちが本当に心に響く、そういうものでないと改革は実現しない」と、現場主義に立った改革という持論を展開した。

 そして、「『チェンジ』の中で総理にいろんな反対がある。だけど本当に国が誤っているとするならそれは正直に認めなければならない。政治家は誰のために仕事をしているのか、それをついつい忘れて省庁の代表者という意識を持つ。デフォルメされているだけにそういう感じがある。そして、それがその場だけの人気取りに終わってはいけない。そのことは心していかないといけない」と、自らの立場に置き換えて締めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080603-00000936-san-pol

2507片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/03(火) 13:31:54
コメ減反見直し発言…町村“暴走”に批判の声集中


 コメの生産調整(減反)政策の見直しを突然表明した町村信孝官房長官=写真=に対し、自民党内から「何も根回しがない」と、批判の声が集まっている。UFO論争など脱線発言はお手のものの町村氏だが、今回のスタンドプレー批判にはどうこたえるのか。

 町村氏は2日、「食糧不足や価格高騰が起きている。日本だけの問題ではなく、世界の食糧不足という文脈で考えなければならない」と述べ、減反見直しの必要性を重ねて強調した。

 これに対し、谷津義男元農相は「減反をやめれば農家が大赤字になる。差額補償など約8000億円の補助金が必要だが、できるわけがない」と反論した。

 政府・自民党は昨年秋、政府備蓄米を急遽買い増して米価急落をしのいだ経緯がある。減反見直しで米が増産すれば、米価下落は避けられず、農家の反発は確実とみたためだ。

 それだけに農水族議員は「農村を基盤とする自民党にとって、次期総選挙で致命傷になりかねない。ひと昔前なら罷免に値する失言だ」とまで憤った。

 野党からも「政府は減反をやらなかったら米価が下がると言って押しつけた。何の反省もなしにああいうことを言うのは思いつきで、無責任のそしりを免れない」(共産党・市田忠義書記局長)と厳しい追及の声が上がっている。

 町村氏は同日午後の会見で「いま、急に変えるという話をしているわけではない」と釈明したが、騒動が収まる気配はない。

 一方、町村氏は同日、日本財団の笹川陽平会長が、たばこ1箱1000円にするという、たばこ増税を提案していることについて、「私個人は大変面白い提案だと思っている」とも述べた。自民党内では賛成する声もあるが、「2006年に上げたばかり。取りやすいところから取るというのは役人的発想で、理解が得られない」(喫煙者のベテラン)と反対意見も根強い。この問題をめぐっても一悶着起きそうな気配だ。

ZAKZAK 2008/06/03
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_06/t2008060301_all.html

2508片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/03(火) 13:35:26
法相絶賛 サイバンインコ、統一キャラに“昇格” 裁判員制度PR
6月3日11時10分配信 産経新聞


 裁判員制度のPRのため福岡高検が作成した広報キャラクター「サイバンインコ」について、法務省は3日、全国の検察庁の“統一キャラ”として活用していく方針を明らかにした。鳩山邦夫法相が同日の閣議後会見で、「サイバンインコを全国の統一キャラにしたいと指示をした」と述べた。今後、法務省のホームページなどで活用し、裁判員制度をアピールする予定という。

 サイバンインコは5月23日に鳩山法相を訪問。「サイバンインコがいいと思う。裁判員と分かるから」と法相に絶賛されていた。

 5月14日現在で全国40の地検、高検で60のキャラクターを作成している。鳩山法相は「各地検でさまざまなキャラを使っており、それはそれで存在する。ただ、60キャラいる親玉にサイバンインコが君臨するということだ」と述べ、各検察庁のキャラクターを残したまま、サイバンインコだけを統一キャラクターに昇格させる考えを示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080603-00000918-san-pol

2509片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/05(木) 08:11:13
自民「高齢者医療見直しを」
党本部へ 次期衆院選へ強い危機感
 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)を巡り、自民党宮城県連は5日、谷垣政調会長に制度の簡素化や低所得者への保険料軽減などを求める要望書を提出する。自民党の地方組織が、同制度の見直しを文書で党本部に求めるのは「初めてでは」(党関係者)という。与党内では制度の見直し作業が進められているが、異例の申し入れに踏み切る背景には、次期衆院選に向けた県連幹部らの強い危機感がある。

 要望書では、▽制度全般の簡素化▽低所得者への保険料軽減▽名称の見直し▽年金問題など厚生労働行政に対する信頼確保−−など8項目の見直しを要求し、見直し作業では地方の声を反映するよう求める。

 県連が5月下旬に全67支部で実施した緊急アンケートでも、制度の運用への批判や、保険料の年金天引きに対する怒り、年金問題など厚生労働行政に対する不信感などが多数あることが判明した。

 県連会長の土井亨衆院議員(宮城1区)は「制度が始まったからといって簡単な見直しで済ましては、批判はなくならない」と強調。「少子化により、社会保障制度自体が機能しなくなっている。検証して抜本的に改革をしなければ、(与党への)逆風は続く」と次期衆院選への危機感をにじませる。

 谷垣政調会長に要望書を手渡す県連政調会長の中島源陽県議は「制度設計の段階から現場感覚がないから、大幅な見直しが必要になった」と批判し、「福田内閣には、地方をはじめ国民の声を聞く姿勢が足りない。地方のありのままの声を伝えたい」と語気を強めた。県連幹事長の柏佑整県議も「お年寄りから、批判の声が広がっている。制度は必要だが、地方の声を伝え、党に改善を促したい」と話した。

 政府・与党の修正原案では、保険料の負担軽減や診療報酬体系の見直しなどが盛り込まれ、同居の子供らが親の保険料を肩代わりして払える仕組みを導入するなど、保険料の年金天引き制度を一部見直すことなども検討されている。ただ、批判が根強い年金天引きは原則、現行制度が続く見通しだ。

(2008年6月5日 読売新聞)宮城
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20080605-OYT8T00115.htm

2510片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/05(木) 20:43:53
「低支持率のまま選挙はダメ」 与謝野氏が危機感表明
2008年06月05日18時37分

 自民党の与謝野馨前官房長官は5日、東京都内での講演で「福田首相にはしっかり仕事をしてほしいが、選挙だけは絶対にやってほしくない。福田さんの持ち味を生かして地道に仕事をやり、(内閣)支持率の回復を待ってほしい」と語り、低支持率のままで衆院解散をすべきではないと注文をつけた。

 理由については「あわてて選挙をやると、東京選出の我々は首を並べて討ち死にする可能性が高い」と語った。経済政策については「日本のように成熟した経済の潜在成長力は2%くらいが限界」と指摘。成長戦略を重視する中川秀直元幹事長らを念頭に「『上げ潮派』は5%が可能で、3%分はインフレ率だと(言う)。物価を低く安定させることを考えるべきで、インフレ頼みの政治は悪魔的政策だ」と批判した。

http://www.asahi.com/politics/update/0605/TKY200806050223.html

2511片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/06(金) 22:25:45
排出量取引、自民商工族議員は否定的
2008年06月06日19時36分

 自民党の商工族議員らでつくるエネルギー戦略合同部会(深谷隆司会長)は6日、国内での排出量取引導入について「メリットとリスク、国際的観点と国益を踏まえた十分な国民的議論が必要」とする報告書を了承した。鉄鋼や電力など主要排出業界の反対を受けて、導入に否定的な姿勢を示した。

 排出量取引をめぐっては、政府が福田首相が打ち出す地球温暖化対策に盛り込む方向で検討しているほか、同党の地球温暖化対策推進本部(野田毅委員長)も前向きに議論している。だが、この日の報告書決定を受けて、商工族として異論を唱えていくことになる。

 報告書は「原油価格高騰と長期的な地球温暖化の一体的解決を図る」ことを対策の趣旨とし、温室効果ガス削減の中・長期目標は「50年までに世界で半減」など世界レベルの目標にとどめ、日本自身の目標は盛り込まなかった。運転が停止している東京電力・柏崎刈羽原子力発電所について「万全な安全確認の上、早急な運転再開」を求めた。(田伏潤)

http://www.asahi.com/national/update/0606/TKY200806060057.html

2512片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/07(土) 12:45:03
「後期高齢者医療改善策」意見集約は困難 PT、強まる官邸不信
6月7日8時0分配信 産経新聞

 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の運用改善策を検討している与党高齢者医療制度プロジェクトチーム(PT)は6日、年金天引き選択制導入を確認したが、最終案まとめには至らず、福田康夫首相が指示した次回年金天引きの13日までの意見集約は困難な情勢となった。背景には、PTの頭越しに実態調査結果が公表されたことによる首相官邸への不信がある。最終案まとめを見送り、検討項目列挙で終わらせようとの強硬意見も浮上している。PTと官邸の対立はさらに激化する可能性もある。

 「何でわれわれが知らぬデータを発表したんだ!!」。5日開かれたPTの非公式会合で、公明党の坂口力元厚生労働相の怒号が響き渡った。6日のPTの会合でも批判の声は収まらなかった。

 PTの厚労関係議員の怒りに火を付けたのは、後期高齢者医療制度の保険料増減を調べた厚労省の実態調査の発表プロセスだ。

 PT側は改善策議論のため早期提出を求めていたが、厚労省が出し渋ぶり、調査結果を踏まえず保険料追加軽減策をまとめた。ところがPT案がまとまった3日夜、政府高官が突如記者団に結果を漏らしたのだ。7割の保険料が下がったことをアピールする思惑だったが、PTはメンツをつぶされた。

 怒りの火に油を注いだのが翌4日、厚労省が低所得世帯ほど負担増となっていたことを公表したことだ。沖縄県は保険料負担減となった人が全国最低で、8日投開票の沖縄県議選への影響を考えて保険料軽減策を急いだPTにとって最悪のタイミングだった。非公式会合では「マスコミに漏らした政府高官は更迭だ」「官邸の依頼で改善策を検討してきたが、はしごを外された」との批判が続出。最終案の詰めは棚上げとなった。

 厚生関係議員の多くは、首相が社会保障費の伸びを2200億円抑制する意向を示したことに不満を募らせてきた。調査結果公表のまずさが重なり、官邸批判が爆発した形だ。PTメンバーの1人は「沖縄県議選で負けなければ、官邸には事態の重大さが分からないのだろう」と指摘した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080607-00000099-san-pol

2513片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 01:04:02
佐藤ゆかり氏、本音トーク番組ドタキャン!「政治家としてありえない」 (スポーツ報知)
 自民党の佐藤ゆかり衆院議員(46)=東京5区=が4日、BS11の番組収録をドタキャンし、周囲を困惑させた。“政界キャンディーズ”こと「TPL(トーキョー・プロジェクツ・オブ・バイ・フォー・レディース)」を結成した小池百合子元防衛相(55)、猪口邦子元少子化担当相(56)とトークを繰り広げるはずが、収録直前に「食あたりで気分が悪い」と連絡。小池氏と猪口氏のみで収録を行った。放送局側は「前代未聞」と激怒。レディースの今後にも、暗雲がたれ込めた。

 収録開始直前、小池氏と猪口氏、12人の報道陣が居合わせた控室に衝撃が走った。「佐藤さんが、食あたりで気分が悪いとのことで、まだいらしていません」。驚く報道陣から「何を食べたのか」などの質問が上がったが、番組関係者も首をかしげるばかりだった。

 番組関係者によると、ゆかり氏の秘書は3日夜には参加の意向を示していたにもかかわらず、当日の午後1時30分、「食あたり」と連絡してきた。「それでも本人が行きたいと言っている。先に始めていてほしい」との話だったという。

 収録はゆかり氏不在で2時15分から、時間通りに小池氏と猪口氏の2人でスタート。番組関係者がゆかり氏の事務所に「結局来るのか来ないのか?」との問い合わせをすると、秘書は「遅れても出たいと言っている」としたが、最終的にはキャンセルとの答えだったという。

 政治番組を10年以上作り続けてきたという番組関係者は「前代未聞。森喜朗(元首相)といった大物政治家でも、前の予定が押して5〜10分の遅れということはあったが、来ないなんて」と、口をあんぐり。「つまりドタキャン。報道陣もスタッフも、何十人もが収録のために動いている。政治家としてありえない」と、怒りを通り越してあきれ顔だ。

 番組テーマは「政策ユニット『TPL』の向かう先」。5月1日に結成会見を行って以来3人が初めて顔をそろえ、50分間本音で語り合う趣旨だった。制作サイドは「これでは全く意味がない」と、ガックリだ。

 結成会見でも1人、遅れて現れたゆかり氏。収録後、ゆかり氏の秘書が報道陣に対して状況説明。パーティーの準備や本の出版のことで「過労がたたった」としたが、いつ何を食べてあたり、どのように具合が悪くなったかなどの経緯はあいまいなままだった。

 レディースは7月に、政策提言をまとめた共著の出版を予定。収録後、ゆかり氏の秘書から頭を下げられた猪口氏は「いいのよ」と優しく応じていたものの、いきなり足並みが乱れた格好だ。収録の模様は7日に放送される。

[ 2008年6月5日8時00分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_yukari_sato__20080605_4/story/20080605hochi110/

2514片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/10(火) 12:10:15
自民:森、青木氏らが会合 政権結束し支えると確認
 自民党の森喜朗元首相、青木幹雄前参院議員会長、山崎拓前副総裁、加藤紘一元幹事長は9日夜、東京・南麻布の日本料理店で会談した。民主党が福田康夫首相への問責決議案の提出方針を決めるなど攻勢を強めている事態を踏まえ、福田政権を結束して支え、衆院解散・総選挙の回避に当面、全力を挙げることを確認した。

 出席者によると、森氏は会合で「福田政権の足を引っ張る動きは断じて許せない」と発言。「党内が足並みを乱せば、衆院解散・総選挙に追い込まれかねず、民主党の小沢一郎代表の思うつぼだ」と述べたという。また、加藤氏は森政権当時の「加藤の乱」(00年秋)を振り返り、森氏に「迷惑をかけた」と述べた。【山田夢留】

毎日新聞 2008年6月9日 23時11分(最終更新 6月10日 0時09分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080610k0000m010165000c.html

2515片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/11(水) 04:29:18
森元総理、青木前参院議員会長らが麻生氏をけん制
 自民党の森元総理大臣や青木前参院議員会長らが都内の料亭で会談し、「ポスト福田」を狙う麻生前幹事長らの動きについて、「解散・総選挙を誘発しかねない」とけん制しました。

 会合には、山崎前副総裁と加藤元幹事長も出席しました。出席者の一人によると、麻生前幹事長を念頭に、「連夜会合を開いて自分の勢力を伸ばそうとしているが、ポスト福田の動きは解散・総選挙を誘発しかねない」などと批判が出たということです。そのうえで、「国会が閉じれば福田外交の季節になる」として、福田政権を支えることで一致しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080610/20080610-00000003-ann-pol.html

2516片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/13(金) 17:32:30
スコープ 内閣信任衆院が可決 打算の『首相支持』
2008年6月13日 紙面から

 自民、公明両党が提出した福田内閣信任決議案は十二日午後の衆院本会議で、与党などの賛成多数で可決された。与党内は「福田康夫首相を支える」の大合唱となったが、支持率低迷による求心力低下の歯止めには、なりそうもない。 (渡辺隆治)

 公明党の北側一雄幹事長は、信任決議後、記者団に「北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)が控えているし、さまざまな政策課題もあるのでしっかりとやってほしい」と首相にエールを送った。

 自民党の各派閥が本会議前に開いた総会でも「一致結束して福田政権を支える」(古賀誠選対委員長)、「首相をしっかり支える」(津島雄二元厚相)などと“福田支持”一色となった。

 ただ、信任決議は民主党への対抗上、前日に参院で可決された首相問責決議の影響を打ち消すのが狙い。与党議員が実際に首相に向ける視線は厳しい。

 福田内閣の支持率は、ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率復活や後期高齢者医療制度の影響で急落。衆院山口2区補選、沖縄県議選と連敗した与党内では「衆院選は福田首相では戦えない」との見方が共通認識となりつつある。

 首相はサミット後に内閣改造・自民党役員人事を断行する方針。続いて八月後半に臨時国会を召集し、道路特定財源一般財源化や新テロ対策特別措置法(給油新法)改正などの政策課題を処理しつつ政権浮揚を図りたい意向だ。衆院解散・総選挙はできるだけ先送りする考え。

 そんな意気込みを示すように、首相は十二日夜、都内で自民党の伊吹文明幹事長らと会食した席上「乱気流にあえて突っ込む覚悟で必死になって頑張る」と表明した。だが、一度落ちた支持率をV字回復させるのは至難の業。党内では「サミット後には首相交代論が出てくる」との見方が強まっている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2008061302000115.html

2517片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/14(土) 20:19:24
ポスト福田で露出急増 小池氏、動き活発 '08/6/14

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 「ポスト福田」候補に取りざたされる自民党の小池百合子元防衛相が、同僚女性議員と共著の出版準備を進めるなど活発な動きを見せている。「名前が挙がるのは光栄だけど、マスコミが面白がって取り上げてくれているだけ」とかわす小池氏だが、視線を楽しむかのように、メディアへの登場回数は急増している。

 ニュースキャスター出身の小池氏はもともと知名度が高く、政治的な勘の良さでも知られている。「クールビズ」を推進した小泉内閣の環境相、「女性初」の安倍内閣の防衛相と、閣僚経験も着々と積んできたが、ポスト福田で注目を集めたのは、今なお国民的人気の高い小泉純一郎元首相が四月に「首相候補」と評したのがきっかけ。「小泉さんは、次は小池さんで勝負するのでは」(閣僚経験者)との見方が党内に一気に広がった。

 最近は「京都議定書目標達成議連」の幹事長に就き、会長の中川秀直元幹事長とも連携を深めている。

 党内には日本新、新進、自由、保守、自民と所属政党を次々に変えてきたことにまゆをひそめる向きが少なくなく、所属する町村派内にも「派閥で小池氏を推すことはない」(幹部)との冷めた見方が多い。

 その一方で、党内には「小池氏擁立ぐらいの思い切ったことをやらないと、もう選挙で勝てない」(三役経験者)との危機感が強く、「米国の民主党のように、総裁選を麻生太郎前幹事長と小池氏の一騎打ちにすれば、自民党の支持率も上がる」(中堅)と期待する声も漏れている。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200806140524.html

2518片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/17(火) 13:02:28
前原氏の身内批判「勇気ある」 自民選対幹部がエール
2008年6月16日22時54分

 自民党の菅義偉選挙対策副委員長は16日、川崎市内での講演で民主党の前原誠司副代表が月刊誌の対談で同党の政策批判をしたことについて、「勇気のあることを言った。前原さんのような人が指導者になれば、日本の真の2大政党、信頼できる政党になる」と述べ、エールを送った。菅氏は「小沢さん(民主党代表)という人はとにかく何でも政局、政局だ。こういう人たちが政権を取っても2大政党とは言えない」と強調した。
http://www.asahi.com/politics/update/0616/TKY200806160288.html

2519片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/17(火) 13:10:53
丸川珠代氏、大塚拓氏KY挙式 (1/2ページ)
2008.6.17 05:03

 自民党の丸川珠代参院議員(37)と同党の大塚拓衆院議員(35)が16日、東京・ホテルオークラで、結婚披露宴を行った。

 披露宴前の会見に、丸川氏はウエディングドレス、大塚氏はタキシード姿で登場。「きょうの丸川さんは?」との質問に大塚氏は、丸川氏を見つめ「きれいです」。その丸川氏は「恥ずかしい」とほおを赤らめた。

 丸川氏は大塚氏について「議会では論点の見極めが的確」とデレデレ。だが、国会は参院で福田康夫首相(71)の問責決議が可決し、13日には会期延長が決定(会期末が15日から21日に変更)。翌14日は宮城・岩手内陸地震が発生した。

 冒頭、大塚氏は「被災者にお見舞い申し上げます」と述べ、今回の日取りに「延長を踏まえ、この日なら大丈夫と判断した」。延長期間は知っていたはずだが…。

 さらに、東京5区に国替えした佐藤ゆかり氏(46)と、昨年7月の参院選で東京選挙区を同じ自民党として丸川氏とともに戦い、落選した保坂三蔵氏(69)に、招待状が未送付だった疑惑が浮上。その真偽について大塚氏は「お答えできない」としたが、都連幹部は「その件で自民党のある幹部は怒っていた」と明かした。

 この日の披露宴には、女優の藤原紀香(36)も薄紫色の和服姿で出席。藤原によると「タマちゃんとは学生時代からの友だち」。友人代表のスピーチ中、丸川氏の涙にもらい泣きをしたという。夫婦生活のアドバイスとして「私もまだ1年ですが、お互い主人に思いやりを持って接したいものです」と話した。
http://www.sanspo.com/shakai/news/080617/sha0806170503002-n2.htm

2520片言丸:2008/06/19(木) 00:04:29
骨太の方針:削減路線に自民党内から猛反発

 政府がまとめた経済財政運営の基本方針「骨太の方針08」素案について18日、自民党内から歳出削減方針を見直すよう求める意見が噴出した。歳出圧力の背景にあるのは、次期衆院選への危機感。小泉政権下で官邸の力が強まった予算編成の主導権を奪い返したい思惑も絡み、「財政規律の堅持」か「歳出増」かを巡る綱引きが本格化してきた。【三沢耕平】

 「地域経済を支える公共事業はこれ以上減らせない」「社会保障費を毎年2200億円抑制する方針は見直すべきだ」。素案を討議するため、自民党が18日開いた政務調査会全体会議は約3時間に及び、ベテランから若手まで30人を超える議員が次々にマイクを握って歳出削減路線に「待った」をかけた。財政規律の堅持論を訴えたのは2人にとどまり、「国・地方を通じて最大限の歳出削減」と明記した素案への不満の大合唱となった。

 この後の党国土交通部会関係合同会議は、素案にある公共事業費の3%削減の見直し要求の決議までまとめた。福田政権下で歳出削減路線を骨抜きにしようとする動きが一気に顕在化した。

 党内論議に火を付けたのが、消費税率引き上げは不可避との考えを示唆した福田康夫首相の17日の発言。

 引き上げ論者がそろう、与謝野馨前官房長官らを囲む勉強会で、野田毅元自治相や園田博之政調会長代理は18日、「妥当な発言だ」と評価した。会合後、与謝野氏も記者団に「自民党が過去に約束したことからも、理にかなっている」と語った。

 これに対し、若手中心の党内グループ「新しい風」の会合で、会長の武部勤元幹事長は「北海道開発局の職員逮捕など不祥事が続く状況で増税などできるわけない」と訴え、引き上げ論を激しくけん制した。津島派の幹部会では、党税調会長を務める津島雄二会長が「今の段階では、首相は税制は頭に入れず、政策をどんどん打ち出していただくのがいい」とクギを刺した。

 首相は同日夕、官邸で記者団に、自らの消費税発言に関し「ものには順序がある。もろもろのことを詰めていき、その財源がどうなるかを詰めないといけない。(消費税を)どうするかはその先の話だ」と強調し、事態の沈静化に努めた。

毎日新聞 2008年6月18日 21時23分(最終更新 6月18日 23時26分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080619k0000m010110000c.html

2521片言丸:2008/06/19(木) 01:05:55
社会保障費削減「もう弾切れ」 骨太素案に自民異論
2008年6月18日22時58分

 社会保障費の伸びを抑制する方針を踏襲した政府の「骨太の方針08」の素案に対し、18日の自民党政調全体会議で、方針の撤廃や見直しを求める声が相次いだ。

 山口俊一衆院議員は「国民の声に応えなければならないのに、危機意識が欠如した素案だ」と批判。衛藤晟一・党厚生労働部会長も「ただ削るだけで、穴を補正予算で埋めてきたのは完全に限界に来ている。国民の批判を浴びている」と異を唱えた。

 谷垣禎一・政調会長が「強いご意思が示されたので生かせるものは生かしていきたい。ただ何事もカネなしでやるわけにはいかず、歳出の議論だけでなく歳入の議論もある」と指摘したが、異論はやまず、鈴木俊一・党社会保障制度調査会長は「これまでかろうじて年2200億円(の削減)を工面してきたがいよいよ弾切れだ。こうした手法は限界だから、見直していただきたい」。木村義雄・党財務委員長は「党主導で(素案を)全面的に書き直すべきだ」と訴えた。
http://www.asahi.com/politics/update/0618/TKY200806180315.html

2522片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/21(土) 09:03:47
大連立構想の裏側、森氏が激白 小沢氏「どうせみんな離れる…」
6月21日8時1分配信 産経新聞


 自民党の森喜朗元首相は20日、神戸市内で講演し、昨年秋に浮上した自民、民主両党の大連立構想の際に小沢一郎代表と交わしたやりとりを“激白”した。

 森氏は、小沢氏から大連立構想を持ちかけられた時に「小沢さんが言ったことが忘れられない」と前置きした上で、小沢氏が「(参院選で民主党が大勝し)うちの連中は私に目を向けているが、(党内には)『小沢嫌い』がいっぱいある。日がたつとどうせみんな離れていく」と語ったことを紹介した。

 この際、小沢氏は「今の(戦勝)ムードのときに自民党と協力して(民主党が)参院選で並べた公約を実現することが大事だ。民主党が野党である限りは無理だ。次の衆院選までに公約を実現しないと、国民からしっぺ返しがくる」と述べたことを明かした。

 小沢氏は連立が頓挫した後、代表辞任を表明しながら撤回したが、森氏は「連立と言わない約束で(代表に)残った。辞めればよかった。みっともない話だ」とこきおろした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080621-00000065-san-pol

2523片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/22(日) 16:19:13
人権擁護法案、今国会提出先送り 新素案も不発 自民
2008年6月21日9時57分

 自民党の人権問題等調査会(太田誠一会長)は20日、人権侵害に救済制度を導入する人権擁護法案をめぐり意見集約を図ったが、結論が出なかった。同党は政府を通じた今国会への法案提出はせず、秋の臨時国会に議論を先送りした。ただ党内の意見は割れており、見通しは立たない。

 調査会幹部は反対派にも配慮し、人権侵害の定義を限定するなど新たな素案をまとめた。20日の調査会には推進派の重鎮である古賀誠選対委員長も出席。だが中堅・若手議員から「現在ある個別法で対応すべきで、新たな法案は不要」と反対が絶えなかった。幹部の一人は「反対派の大半は選挙が危ない若手議員だ。政府による法案化は、次の衆院選が終わってからでもいいだろう」と話している。
http://www.asahi.com/politics/update/0621/TKY200806210044.html

2524片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 11:09:01
自民党:町村派、不協和音 ポスト福田にらみ、「改造で亀裂」の声
 自民党最大派閥である町村派の不協和音が、福田康夫首相の政権運営に影を落としている。同派では、中川秀直元幹事長が「政権獲得を目指している」との観測が浮上しているほか、安倍晋三前首相が「ポスト福田」をうかがう麻生太郎前幹事長と連携。政権を支えるはずの派内に足並みの乱れが表面化しつつあるためだ。首相が内閣改造を「白紙」と繰り返すことについても「改造で町村派に亀裂を生みかねず、ためらっているのではないか」(古賀派幹部)との声が出ている。【犬飼直幸、近藤大介】

 町村派は福田首相の出身派閥で、衆参合わせて88人。00年以来、森喜朗氏、小泉純一郎氏、安倍氏、福田氏と4代続けて首相を輩出した。ただ、首相、幹事長経験のある実力者が増えたことで、派内運営の難しさが強まっていたのも事実だ。

 町村派の最高顧問を務める森氏は26日、訪問先のスウェーデンで同行記者団に、町村派について「ポスト福田(の動き)があるとみられることをしてはいけない」と述べ、首相後継をうかがう動きへの不快感を示した。

 森氏の不満の矛先は、中川氏に向けたものとみられる。派内に約30人を集める勉強会を発足させ、主導権確保と受け取られる行動を表立って取るなど、存在感を高めているためだ。中川氏は、同派を離脱しているものの影響力を残す小泉氏との関係を深めている。

 中川氏が行動を先鋭化させるのは、中川氏と並んで同派代表世話人を務める町村信孝官房長官の存在がある。首相が内閣改造に踏み切った場合、党内で町村氏の去就に関心が集まる背景にも、この「派内力学」がある。党四役の一人は「町村氏が閣外に去って閥務に専念しようとすれば、中川氏との主導権争いで町村派は分裂しかねない」との見立てを示す。

 一方、米国が北朝鮮のテロ支援国家指定解除を議会に通告したことも、懸念材料の一つだ。安倍氏は27日、記者団に「拉致問題が前進していない中での解除(着手)は本当に残念だ」と発言。圧力重視の対北朝鮮外交を打ち出してきた経緯があるだけに、拉致問題の進展が見込めない場合、福田政権批判に転じる可能性がある。

 安倍氏は首相時代に外相、幹事長として支えてくれた麻生氏に恩義を感じており、次期総裁選で麻生氏を支持する構えだ。

毎日新聞 2008年6月29日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080629ddm002010152000c.html

2525片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 12:15:09
北朝鮮・拉致問題:自民党県連、被害者奪還を訴え−−JR金沢駅前 /石川
 自民党県連は29日、「北朝鮮による拉致問題の解決」などをテーマに、金沢市のJR金沢駅前で街頭演説を行った。岡田直樹参院議員は「『対話と圧力』の姿勢を堅持しながら、残る拉致被害者を奪還するのが与党の最大の使命だ」と話した。

 党青年局・青年部による全国一斉の活動。森喜朗・元首相は昨年の参院選時の民主党の公約について「1人区で勝つための政策を並べただけ」と批判。「次の衆院選までに公約が実現できたか見ようじゃないですか」と話した。また岡田参院議員は拉致被害者の再調査を「若干の前進」としつつも「無責任な対応だった場合、重油を提供しないなど外交カードを一つずつ切っていくことが必要だ」と述べた。【高橋慶浩】

毎日新聞 2008年6月30日 地方版
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20080630ddlk17040291000c.html

2526片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 16:48:00
スコープ 町村、中川秀氏綱引き 統制乱れる?最大派閥 
2008年7月1日 紙面から

 自民党最大派閥である町村派のごたごたが収まらない。共同代表の町村信孝官房長官と中川秀直元幹事長の微妙な関係が最大の要因。このままでは主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)後に予想される内閣改造・自民党役員人事にも影響しかねない。 (安藤美由紀)

 「不協和音や亀裂が走っていると取り上げられているが、そんなことは全くない」

 中川氏は三十日、都内の講演の冒頭、こう強調した。

 騒動の発端は六月四日に発足した中川氏の新著を教材とする派内勉強会。同派所属の議員八十八人のうち三十三人が出席した。

 中川氏は「政策委員会という正式機関が開催している勉強会の一つだ。私から頼んだことはない」と説明しているが、「派中派をつくるつもりか」と憶測を呼んだ。

 勉強会の翌日開かれた同派総会では、最高顧問の森喜朗元首相が「(首相の)足を引っ張るのはやめてほしい」と苦言を呈した。

 森氏は六月十日に中川氏と二人きりで会談。二十六日には滞在先のスウェーデンで、記者団に「謙虚であれ」とクギを刺した。

 森氏は派閥一丸となって福田内閣を支えなければ、総裁派閥としての示しがつかないという考え。中川氏が突出すれば、同派の次期後継者との声もある町村氏との均衡が崩れ、政権基盤を揺るがすと心配している。

 内閣改造で町村氏が官房長官を外れて中川氏が党にとどまれば、派閥で両氏が直接、角を突き合わせることになる。同派出身の首相は、改造に際しては、両氏の処遇に気を使わざるを得ない。

 中川、町村両氏以外にも、安倍晋三前首相が北朝鮮問題で山崎拓前副総裁と派手な舌戦を展開中。

 小泉純一郎元首相に「首相候補」と持ち上げられた小池百合子元防衛相も三十日の講演で、日本の温室効果ガス排出量削減の中期目標について「首相は野心的に言ったほうがいい」と注文をつけるなど同派の議員たちは活発に活動している。森氏の心痛は続きそうだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2008070102000130.html

2527片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/02(水) 14:38:11
「内閣改造」意見交換 福田首相が森元首相と会談
7月2日8時0分配信 産経新聞


 福田康夫首相は1日午後、自民党の森喜朗元首相を東京・永田町の事務所に訪ねて会談し、7日から開かれる主要国首脳会談(北海道洞爺湖サミット)について意見交換した。サミット後に予想される内閣改造など、福田政権の今後の政権運営に関しても意見を交わしたものとみられる。

 森氏は1日夕、首相との会談後、仙台市内で講演し、次期衆院選に関し「なにも(衆院での再議決が可能な)3分の2という大きな力があるのに、みすみす負けることが分かっていて、解散することはない。ぎりぎり来年9月まで頑張ったらいい」と述べ、早期の解散を否定。その上で「衆院で負ければ自民党は野党となり、政権は破綻(はたん)する。野党の幹事長をやったことがあるが、悲しい寂しい11カ月だった」と語った。

 福田首相はサミットを前に歴代首相と会談しており、6月30日には小泉純一郎元首相と電話で協議するなどした。2日には安倍晋三前首相と意見交換する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080702-00000126-san-pol

2528片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/03(木) 08:33:18
「支持率低迷なら衆院選前に首相退陣も」公明・神崎前代表
 公明党の神崎武法・前代表は2日夜、千葉県市原市での党会合で講演し、「次の衆院選はいつになるか分からない。福田首相の支持率がこれから上がり、福田氏の手で解散になるのか、あるいは支持率が低迷して福田氏が代わり、次の首相で解散になるのか、それも分からない」と述べ、今後の内閣支持率の動向次第では、衆院選前に福田首相が退陣する可能性もあるとの見方を示した。

 与党の実力者が、公の場で首相退陣の可能性に言及したのは神崎氏が初めて。

 4月の衆院山口2区補欠選挙での自民党候補敗北などを受け、公明党内に「首相の支持率が低迷したままでは次期衆院選は戦えない」と不満が出ている。神崎氏の発言は、こうした党内の空気を代弁したものと見られる。

(2008年7月3日03時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080702-OYT1T00931.htm

2529片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/04(金) 08:41:19
神崎氏発言で与党に波紋 「福田おろし」の憶測も '08/7/3

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 公明党の神崎武法前代表が次期衆院選前の福田康夫首相退陣の可能性に言及したことが三日、与党内に波紋を広げた。かつて神崎氏は森喜朗元首相に退陣を迫る口火を切った過去があるだけに、自民党で「福田おろしか」の憶測を呼び、公明党幹部は沈静化に躍起になった。今後、両党の亀裂にもつながりかねない。

 神崎氏は二日夜、千葉県市原市での講演で、公明党支持者を前に約四十分間にわたり党の実績を紹介した後、付け加えるように語り出した。「これから支持率が上がり福田首相の手で衆院解散になるのか、支持率が低迷して次の首相で解散になるのか分からない」

 発言はその夜のうちに太田昭宏代表ら党幹部に伝わり、北側一雄幹事長は三日の記者会見で「可能性の話をしたのだろう。重く発言したのではない」と火消しに努めた。

 しかし自民党側は軽く受け流すわけにはいかなかった。幹部は「公明党全体の意向だろう」として、公明党が重視する来年の東京都議選前の退陣を求めているとの見方を示した上で、付け加えた。「森おろしのときも公明党からだった」

 二〇〇一年二月、ハワイ沖での米原子力潜水艦と水産高校実習船との衝突事故の際にゴルフを続行した当時の森首相に批判が集中し、低迷する支持率がさらに下落。このとき公明党代表だった神崎氏は、野党の内閣不信任決議案に関し「簡単に否決に回ることはできない」と述べ、三月の首相退陣表明につながった。

 神崎氏の今回の発言については自民党内に「支持率が上がらないなら自民党総裁を代えて選挙をするのが当たり前だ」(ベテラン議員)と理解を示す声もあるが、町村信孝官房長官は三日の会見で「首相は全力を挙げて課題に取り組んでいる」と不快感をにじませた。

 公明党幹部は「内閣支持率がもっと下がっているときであれば大変だった」と影響は大きくないとする。それでも「神崎氏の発言だけに、かつての森おろしを想起するのだろう。しばらく自民党とぎくしゃくするかもしれない」と懸念せざるを得ない。

 一方、野党側は神崎氏の発言にほくそえむ。民主党の菅直人代表代行は記者会見で「つい本音が出たということではないか。福田首相で選挙をすると考えている人はほとんどいないのでは。主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)後に、いつ首相を代えるか自民党内でせめぎ合いが始まる」と指摘した。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200807030370.html

2530片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/04(金) 20:00:23
特集ワイド:死刑執行13人 鳩山法相の死生観

愛犬ジャムの遺影の前で語る鳩山邦夫法相。後ろは不動明王=武市公孝撮影■遺族が望んでいるなら断ち切れない

■日本人はウエット

 何かとお騒がせな鳩山邦夫法務大臣(59)である。安倍改造内閣で昨年8月に就任、同9月の福田内閣発足で再任されて以来、13人の死刑を執行し、朝日新聞の一面コラム「素粒子」に「死に神」と書かれて、怒った。「執行を自動的に」「友人の友人はアルカイダ」発言など、話題が絶えない。鳩山大臣、いかなる人物なのか。

 文京区本駒込の自宅を訪ねると、アロハシャツの大臣は、台所の椅子にどかっと腰を下ろした。

 「批判、中傷は慣れとる」。だから「死に神」と書かれたときの最初の反応は「ふーん、よく言うわ」だった。だが「待てよ、これはいかんわ、絶対いかん」と思い直したという。

 「だって正義のために死んでもらっているわけでしょ。他人を無残に殺して生き延びていてはいけない、というのが日本の法律であり、世論だ」。熱弁は続く。「遺族は極刑を望んでいる。大部分は1日も早い死刑執行を願っている。一生忘れることのできない傷であっても、正義の実現により、墓前に報告できる。うちの家族を殺したから報いを受けたんだよ、と。そういう気持ちになろうとしているときに、死に神が連れて行ったと言われたら、どう思うか」

 大臣は死刑にどうかかわっているのか。

 法務省の職員が再審や恩赦の可能性、心神喪失などの要素を検討し、候補を挙げる。「説明を聞いた後、自分でも1件あたり2時間くらい資料を読む。資料は持ち出せないから大臣室にこもって。それで、皆さんが提案してきたなかでこういうのをやりましょうか、と決まる」。先月17日に執行された連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚の資料も見た。「私も精査して、間違いないね、と決めた」。秋葉原殺傷事件直後の「みせしめ執行」説もあるが、「事件前に内定していた」と明確に否定した。

 だが、大臣が「日本の生命観は自然と共生であり、日本人はウエット」という持論を話し出したあたりから、分からなくなってきた。「死刑廃止論はドライでかさかさした人たちの考え。人の命を奪ったんですよ。何人奪っても死刑がない、そんなドライな世の中に私は生きたくない」

 大臣は、日本人は木や石などすべてのものに神をみるアニミズム(汎神論者)と考えている。「すべての命を大事にする文明だ。すべてと共生するアニミズムこそ、洞爺湖サミット最大の課題である地球環境を救う唯一の道だ」

 ……分からない。すべての命に死刑囚は含まれないのか。後で元秘書に解釈してもらう。「大臣の立ち位置は死刑囚でなく、遺族。遺族が死刑を望んでいるならその望みを断ち切ることはできない、という意味でウエットなんです」

 どうしても聞きたかったことがある。裁判員になって死刑判決にかかわるのは嫌だという理由で、裁判員になることを拒否できるのか。

 答えは意外にもイエスだった。「それはなんとか認める方向に持っていこうとしている。どうしても苦痛が大きいのであれば配慮されるようになると思う」

 大臣自身は死刑執行前に心の整理をつけるため、東京・谷中の鳩山家の墓や、福岡にある母の父であるブリヂストン創業者石橋正二郎氏の墓にお参りするという。「極めて凶悪、社会を震かんさせた事件、あるいは遺族が極刑を望んでいる、手口が残忍など、私なりに記録を精査、再確認して、やらなきゃならないと思ってからお参りをする。おじいさん、お父さん、やらせていただきますよ、と」

 鳩山家の宗教は神道だ。だが、大臣は真言密教の鹿児島最福寺の総代でもある。居間には池口恵観大阿闍梨から贈られた不動明王の像が鎮座していた。「不動明王は地獄に落ちた人を救うそうです。執行した後は不動明王にお参りしてます」という。大臣は、ひょっとして地獄に落ちるかも、と怖いのだろうか。

 「失礼だな、私自身は地獄に落ちるとは全然思っていない。死刑囚は天国に行かず地獄に落ちるだろうから(死刑囚を)導いてくれ、ということだ」とむっとした。

 その不動明王の隣の祭壇に、犬の写真と白い袋に包まれた骨つぼがあった。(溺愛できあい)していたポメラニアンのジャム(雄)が昨年3月、16歳で死んだのだ。

 「家に帰ってもすることがない。午後11時ごろ帰宅して、ジャムとじゃれて一緒に寝るという生活がずっと続いてきたから。ジャムのいない家になぜ帰ってきたのだろうと思うことがある、1年4カ月たった今でも」。

 選挙区に向かう飛行機の中で、「私のお墓の前で泣かないでください」で始まる「千の風になって」を初めて聞いた大臣。「これはジャムの歌だ、光も風もジャムなんだ」と思ったとたん、涙が止まらなくなったという。

2531片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/04(金) 20:00:41
◇身近な人の鳩山評

■「裏表の感覚ない王様」

 身近な人に鳩山評を聞いてみた。正直、子どもっぽい、人情家、強情、努力家、野心なし−−。写真のように覚える直観像記憶があるのでは、との推測まで飛び出した。

 「本質は芸人。受けるか、受けないかがすべて」。あるメディア関係者は批判する。「注目させて、ほめられたら万歳。もっと受けようとして放言する。死刑囚の人権など後からつけた理屈だ」

 一方、元秘書で、ジャーナリストの上杉隆氏は「普段の発言が報道されただけ。大臣はプラスマイナスなしにそのまま。深読みすべきではない」。

 物心ついたときは、祖父は総理大臣、父は大蔵官僚。音羽の邸宅には常に政治家、記者、秘書がうろうろしていた。「普通の人にとって公式な世界が、鳩山氏にとってはプライベート。だからオンオフ、裏表の感覚が育たなかった」というのが上杉氏の分析だ。他人が家で生活していても、どんな相手に出会っても、緊張することも怖がることもない。つまり王様だ。取材の際も、目の前でランニングシャツとパンツになって、スーツに着替えていた。

 こうだと思ったら、政治的損得は考えず、突き進むタイプらしい。財界人が集まった後援会で「日本はマイナス成長すべきだ」と発言したこともあるという。

 趣味は、チョウの飼育、畑仕事、料理。朝6時ごろから包丁を握り、庭で育てた無農薬野菜で秘書らの朝食をつくる。食わせて育てた秘書出身の国会議員は現在、衆参合わせて7人もいる。

はとやま・くにお 1948年生まれ。東大法学部卒。76年、28歳で初当選。当選10回。文部、労働各大臣を歴任。祖父は鳩山一郎元首相。父は威一郎元外相。兄は鳩山由紀夫・民主党幹事長。

2008年7月4日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080704mog00m010029000c.html

2532片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/04(金) 20:02:56
特集ワイド:鳩山法相インタビュー詳細(1)「刑場は見に行った」

 7月4日夕刊「特集ワイド」で掲載した鳩山邦夫法相インタビューの詳細は次の通り。

−−法務大臣になったとき、刑場の視察をするのですか。

鳩山氏 刑場は見に行きました。凶悪犯がたくさんいる府中の刑務所、著名な死刑囚がずいぶんとおる東京拘置所にいきました。正直に言います。東京拘置所の視察のとき、所長さんに「刑場は勘弁できないかな?」と言った。見ないで済むものなら、と思ったんですね。だけど、ずっと一通り終わって最後に「秘書官、SPさんもここで待っていて下さい」と言って、案内の3人が手を合わせた。「あー、これが刑場だな」と思った。

−−(死刑囚が立つ)藤色の絨毯(じゅうたん)の部屋(死刑を執行する場所)も見ましたか?

鳩山氏 見ました。

−−どう思いましたか。

鳩山氏 人の命を奪い、凶悪犯罪を犯した結果、犯罪者が命を奪われる場所。ある意味神聖な場所なんだろうな、と。数々の死刑囚がここで執行されていったと思うと、まあ、手を合わせる、ということですね。「治安のため、正義のために死んでいった方ですが、冥福はお祈りしましょう」という気持ち。

−−執行については、死刑囚のリストが上がってきて、大臣が選ぶのですか。

鳩山氏 死刑執行は大変厳粛な事実でございますので、そう簡単に決められることではない。そのために再審が開始される可能性とか、恩赦にあたる事実、心神喪失、裁判で間違いがなかったか、などを慎重に検討する。何十年もないが、かつて死刑囚の恩赦があった。このケースは、分離裁判で子分が死刑確定、親分が無期となっていた。「おかしいんじゃないか」ということで、子分を恩赦して無期懲役に減刑した例があった。そういうことがないように。役人に検討させ、いくつか候補があがってくる。説明を聞く。その後、自分でも資料を読む。まあ、1件あたり2時間くらいですか。資料は持ち出せないから、大臣室にこもって精査する。みなさんが提案してきたなかでこういうのをやりましょうか、と決まる。

−−幼女連続誘拐殺人犯の宮崎勤元死刑囚はなぜこの時期に?

鳩山氏 宮崎の件は上がってきて、私も精査して、間違いないね、ということで決めた。「秋葉原事件のみせしめ」というばかみたいなコメンテーターがいるが、宮崎勤の執行決定は事件以前に内定していた。

−−執行前は何か儀式をするのですか?

鳩山氏 いたします。非常に厳粛な決定ですから、不可逆的な刑を執行するわけですから。どんなに凶悪であっても、人権人格をもった人間の命を絶つわけですから、正義のために。私ががへらへらしてできることではない。斎戒沐浴してやるべき、と(メディアに)発言したが、やり方が分からない。そのころお袋が電話してきて、「死刑執行するときは先祖の墓ぐらいはお参りしなさいよ」と。

 谷中にある鳩山先祖代々の墓にお参りし、たまたま福岡の選挙区には母の父、石橋正二郎の墓がある。そこにもお参りする。役所から説明を受けて、自分の目で読んで私なりに記録を精査して「極めて凶悪、社会を震かんさせた事件である、あるいは遺族が極刑を望んでいる、手口極めて残忍である」などを再確認して、やらねばならない、と思ってから墓参りをする。お墓の前で気持ちの整理をつけている。「おじいさん、お父さん、やらせていただきますよ」と。これが私のいう斎戒沐浴です。斎戒沐浴というよりは、自分の気持ちの整理のためにやっているというほうが正しいかも。墓の前に立つと澄んだ心境になる。

−−「冷血」を書いた米小説家トルーマン・カポーティは小説のモデルとなった男の死刑執行を見た後、アル中になり、2度と作品を書けなかったといいます。大臣は執行後に何もないですか。

鳩山氏 私は真言密教の鹿児島最福寺の総代です。これは総代の数珠(と、手首にまいた数珠2本をみせる)。私自身は神道だが、池口恵観大阿闍梨からそこ(居間)にある不動明王をいただきました。不動明王は地獄に落ちた人を救うそうです。執行した後は不動明王にお参りしてます。

−−それは大臣、ひょっとして自分で地獄に落ちるかもと思われるわけですか。

鳩山氏 そうじゃなくて、そうは全然思いません。失礼だな。私は地獄に落ちると思っていない。死刑囚は普通天国にいかず、地獄に落ちるでしょうから(死刑囚を)導いてくれ、ということ。私自身のことじゃない。

(2)に続く
2008年7月4日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080704mog00m010035000c.html


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