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シンコーってどうよ?PART=2

40別府町より:2007/12/10(月) 08:52:28
神戸新聞で「神鋼の粉じん問題」特集記事を見つけました。神鋼の粉じん問題について改めて考えてみませんか?

「共生」への道程 ―検証・神鋼粉じん問題1年 上.環境対策 (2007/05/25)

巨額投資の「中間成績」は
業績好調の中、24日には大勢の関係者に見守られて第2高炉が再稼働した=加古川市金沢町、神戸製鋼所加古川製鉄所

 式典会場を埋める関係者が見守る中、副社長の賀屋知行が神妙な面持ちで松明(たいまつ)の火をともすと、約千三百度の熱風が炉内に吹き込まれ、真新しい高炉は轟音(ごうおん)をあげて稼働し始めた。

  神戸製鋼所加古川製鉄所(加古川市金沢町)で二十四日行われた第二高炉の火入れ式。神鋼では十一年ぶりの「晴れの日」となった。「感動した。第二高炉の立ち上げは最重要プロジェクト。操業を万全にしたい」。賀屋は笑顔で語った。

  第二高炉の生産能力は年間四百万トン。容積五千四百立方メートルは、国内五番目、世界でも七番目の規模を誇る。今後二十五年にわたり、神鋼の主力製鉄所を支え続ける。

  自動車や造船メーカー向け鋼材などが好調で、二〇〇六年度連結決算は売上高、経常利益とも過去最高を記録した。製鉄所のシンボルである高炉の改修は、業績好調の証しにもみえる。

  しかし、鉄鋼部門の営業利益は、前年を三割近く下回った。ボイラー点検の増加など加古川製鉄所の環境関連の負担拡大が一因となった。


  加古川製鉄所はこの一年、大きく揺れた。昨年五月、大気汚染物質の排出数値改ざんという前代未聞の不正発覚を機に、周辺住民からは長年の粉じん飛散被害に対する不満が爆発した。

  改善を迫られた神鋼は加古川製鉄所北側に、高さ二十五メートル、東西約二・三キロにわたって防じんネットを設け、所内の道路に散水装置を敷設し、集じん清掃車も走らせた。年末までには、粉じん飛散量のさらなる低減へ、原料ヤードわきに防風ネットを設ける。これまでに示した百四十八の環境対策のうち、百十九が完了した、とする。

  投資額は、〇六年度から三年間で二百五十億円。そこに保守・管理などの負担が加わる。社長の犬伏〓夫は「一連の環境対策による損益への影響は毎年五十―六十億円ある」とする。


  神鋼は一連の対策完了後の来年四月以降、製鉄所近くの降下ばいじん量を一平方キロメートルあたり月間三トン以下に減らす目標を掲げる。そして「国内の製鉄所近隣と比較しても低い水準」と説明する。

  そんな対策の進ちょく度を管理し助言する県環境担当部長の垣内秀敏は「自然界にゼロはないが、住民にとってはゼロにすることが必要だ」と指摘する。

  問われるのは、投資の額ではない。目に見える成果だ。加古川市では夏になると、製鉄所から市街地に向けて南風が吹く。まもなく神鋼の対策の「中間成績」が出る。(文中敬称略)


  神鋼の加古川、神戸両製鉄所での大気汚染物質排出データ改ざん問題が発覚して一年。加古川では製鉄所の周辺住宅地への粉じん飛散被害が社会問題化し、解決が急がれている。地域との真の「共生」を目指す神鋼の取り組みを検証する。

(神鋼問題取材班)(注)〓は「藤」の「月」の右部分


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