したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

トッリプにhakaseが出るまで頑張ろうスレ part6

57@エルパソ:2003/05/17(土) 05:08
だが輝かしい記憶なのに今は廃墟、このギャップだよ。嘗てここで過ごした輝かしい記憶を胸に宿しそれから30年近くの歳月、仮定を築き今も何処かで生きている田中麗奈演じる元ボート部員のおばさん。モーヲタが今から数十年の歳月を過ごし、ふと実家の収納を整理しようとダンボールをまさぐってみると嘗てのハロモニ、大量のビデオ、大阪城ライブのDVDが見つかる。自分の中で干からびかけてた記憶が急速に水分を吸収するように生々しく蘇り、乱暴な手つきでデッキにテープをぶち込む。「ああ‥変わんないよ、今でも変わってない‥」この記憶がまんま生きずいてるという事実、泣けてくるだろうなあ‥彼女達は瞬間瞬間一生懸命生きていた、だからこそ生々しく記憶が刻印される。早逝したJ・モリソン、J・コルトレーン、阿部薫らが今でも僕らの耳を引きつけてやまないのそういう理由だ。彼らは生き急ぐように瞬間瞬間のインプロビゼーションに賭けた。生き長らえることよりも本当の意味で生きることを望んだ。数十年以上前なのに今でも耳に新しい。時空を超えている。話はずれたがこの映画、語られる時代もあってか恋愛描写がプラトニックだ。距離感が近くなったり離れたりと安易なエロシーン入れるよりこっちの方がよっぽどスリリングですらある。自転車二人乗りのシーンなんか距離感は近い、だがそれは向かい合わない、いやそれができたらよい事なのかもしれんが、二人とも真面目なんだな。一線を超えて長時間、顔を見合わせる程親密にするのは間が保てない。でもお互い好きだから相手に手を回して顔を見ずに距離感を縮めるわけだ。それが二人乗りのシーンに現れてる。そして男の方も「振り落とされないようにしっかりつかまっとけ」みたいなことを無愛想に言ったか‥良く覚えてないがそんな感じだったかな。そして闇の中、自転車という移動手段。完全に空間を共有している。共有してるその証拠に無音になるシーンもあったと思う。でも外面的なよそよそしさ、この溝は埋まらない。もっと香具師の方にがんがん行ってもらいたかったぜ。まあ部活メインの話だからあれか。しかし田中麗奈はこの作品と「初恋」という作品が映芸のベスト1とったりするようになってから業界的には主演したら絶対に駄作は生まれないというジンクスが生まれた。ここがメルクマールになったね。アイドルという年齢を超えて方向転換する時にそのままサイクルの早いバラエティ、ドラマ等で一タレントとして消費されていくか。田中麗奈が主にCM中心でやって今に至るも完全に消費されずに続いてるのはやっぱ映画における強みがあるせいなんだよね。
反面広末は最初から消費されていた。またされてることに自覚的だった。そしてある年齢に達し当然方向転換を考えた。かわいい子扱いされる年齢なんてたかが知れている。容貌で消費されるまでに何か売りが欲しい。田中麗奈のようなものはない‥そうだ知性派で行こう!そう思ったと。此処から先がミソついちゃったな。要は本人の意志貫徹力の問題か‥。ニーチェやカントやら一家言あるようなこと言って失笑されちゃってたのも痛かった。地味にこつこつやってたら今でも好きだったよ。女窪塚化か‥こっちの方がなまじ知識がある分可愛げがないんだよなあ‥でもいい体してるんだよな‥


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板