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福島瑞穂の暴言。

131名無しさん:2012/09/29(土) 15:30:10
『源氏物語』『土佐日記』『枕草子』『古今和歌集』。いずれも世界に誇るわが国の文学だが、
共通点は何だかおわかりだろうか。答えは「国風文化」である。あっ、そんなのがあったなあ、
とぼんやりと高校時代の日本史の教科書が思い出されてきましたか?

 おさらいしよう。寛平9年、菅原道真の建議によって、それまで長く続けられていた遣唐使が
廃止になった。894年なので「白紙に戻す遣唐使」と年号を覚えたものだ。その結果、日本では
独自の文化が発達した。それが国風文化なのだ。まさにいまに至る日本国の文化文明の基礎
は、実にこの時期に築かれたと言っていいだろう。

 廃止の理由はいくつかあったが、私の理解としては「命がけで行くほどの意味がなくなった」から
だと思う。当時、大陸は乱れに乱れていた。渡海そのものの危険もさることながら、あちらに滞在
していた留学生にも危害が及ぶ可能性があった。だから菅原道真は「メリットとデメリット」を天秤
にかけたのだろう。その結果が「国風文化」だ。遣唐使の中止は、あるいはメリットの方が大きか
ったかも知れない。なにごともやってみるものである。


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