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ノンフィクション・BLざんこく物語-事実は小説より

43名無しさん:2016/12/01(木) 16:20:54
あの時、何年にもわたって受けたのは性犯罪だった--。

<被害数百人か>サッカー 英国の元プロ選手ら「コーチから性的虐待」

<父から性的虐待、娘が嘆願書>「提出自体が不自然」大阪地裁認めず

<親には言わなかった。>子どもを身近な加害者から守る
 関東地方に住む30代のイツキさん(仮名、男性)がそう気づいたのは21歳の時だ。きっかけは、引きこもりや不登校など生きづらさを抱えた人の集まりで、初めて中学時代に受けた被害体験を打ち明けた時のこと。「それって性犯罪被害だよね」。参加者の一言に、心のもやもやが晴れ、納得した気がした。あれを暴力やいじめというには違和感がずっとあった。でも、それもほんの一瞬。ふつふつとわいてきたのは、悔しさ、恥ずかしさ、そして、今まで以上に強い加害者たちへの怒りだった。

 小学1年の時、担任から「給食を食べるのが遅い」といった理由でなじられた。やがて担任に命じられたクラスメートから給食を無理やり食べさせられた。吐いたものまで口に突っ込まれる。殴る蹴るの暴力も受けた。担任が変わっても同級生からのいじめは続く。中学に入ると、エスカレートし、裸にされ、人前で自慰行為を強要された。昆虫や便も食べさせられた。
 そしてあの日--。中学1年の夏の放課後。「ちょっと来い」。いじめグループのリーダー格だった3年生の先輩に呼び出された。薄暗い野球部の部室。いたのは先輩一人。首を絞められ、肛門性交や口腔(こうこう)性交をさせられた。そして、最後に脅された。「人に言ったって誰も信じてくれないし、もっとひどい目に遭わせるからな」。見下すような目だった。
 その夜、どうやって家に帰ったかは覚えていない。言いようのない恥ずかしさと心の痛み。相談できる相手などいなかった。両親は重度の障害を抱える兄に付きっきりで、困らせるわけにはいかない。いじめを見て見ぬふりしていた先生たちは信用できない。呼び出しは先輩が卒業するまで、毎週、時には毎日のように続いた。


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