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旧制中学の怖い先輩とかわいい一年生

3名無しさん:2008/05/29(木) 20:38:15
その翌日、洋一は恥ずかしさをこらえて主将の家を訪ねその顛末を話した。
「どうもすまん」「今までもあんな事、よく行われてたんだよ。現に僕だって入部した当初,やっぱり君と同じような事されたよ。」主将は自分の経験を話すうちにそのことが思い起こされたのか、話に熱を帯びてきたようだった。洋一はその話を聞いているうち、そんなことが公然と行われてる事に対し一種の嫌悪を感じるとともに、反面主将の話からある程度是認しても良いというような気になってきた。主将はなおも話を続けた。

「何にも知らない君にこんな事を言って怒るかも知れないが、君は上級生から目を付けられていたんだよ。体はいいし、かわいい顔をしてるし、勉強は出来るし、いったいどの部に入るかみんなで賭けをしていたくらいなんだよ。実は僕もその一人だった。それが僕の部にはいったのだからうれしかった。みんなからものすごく羨ましがられた。」「でも僕は君に何もしないようにと心に決めたのだ。それで無くとも外のやつらは、
お前うまい事やってるんだろうなんて、よく言われたからね。」「けれど、僕は君が好きでたまらないんだ。他のやつらが僕より先に君に手を出すんだったら、もっと早くやってしまいたかったよ、ごめんね、こんなこと言って。」

洋一はなんだか泣きたくなった。
主将はぼくのことをそんなに思ってくれていたのか。僕も主将が好きです、だから何でもやってください。心の中ではそう思っていても口には出せず、洋一は主将の胸の中に飛び込んだ、思わぬ洋一の急変に驚いた主将だが、幼い体臭のする洋一の体と、泣きじゃくるごとに揺れる幼い肩の上下するのを見て、いとおしさが急に増してきてしっかりと洋一を抱いた。


しばらくそのままの状態でいたが、主将の手は動いて,洋一のズボンのバンドにかかった。「いいね!」と目頭で洋一の顔を覗きこんだ主将の手は洋一のぴょこんとした許しの合図に勢いずいて、ズボンは下に降ろされた。
そこには純白のパンツが目に染みて見え,既に大きく膨張したそれの形がそのままにくっきりとしていた。

洋一はされるがままに主将に身を委ねた。これでいいんだ。僕はあの時の興奮が恥ずかしいけど、忘れられなくなってしまったんだ。僕のことを一番かわいがってくれる主将なら、やられてもいいんだ。僕はいけない事をしてるんだろうか、嫌そうじゃないんだ。洋一は目をつぶって自問自答している間に真っ裸にされてしまってることに気が付いた。目を明けて主将を見ると自分も真っ裸になっていた。さすがに上級生らしい逞しさだった。

赤銅色にかがやく皮膚の色、上級生らしく堅くズキンズキンと脈打ってるのが黒い草むらの中から見えた。
荒い息ずかいと共に主将が覆いかぶさってきた。全身を嘗め回す感じ、みるみるうちに洋一の体は粘液に濡れる。主将の手は洋一のそれをまさぐる。洋一も既に堅くなった主将のものを激しく求める。カモシカを思わせる二人の脚のもつれ合い、うねり・・
白濁した液を互いの手の中に感じ、吹き上げた。

洋一の脱ぎ捨てられたパンツの白さが薄暗くなった部屋の片隅にくっきり浮かんで見えた。
                   (「緑園」昭和39年より)


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