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賎のおだまき・武家の時代の男色

60名無しさん:2009/11/04(水) 21:38:09
薩摩藩には 郷中と呼ばれる青少年の教育機関が存在し、藩士の子弟は八歳のときに稚児(ちご)として郷中に加わり、二十歳で兵児二才(へこにせ)の時期が終わるまで厳しく文武の道を体得させられたそうです。

稚児と兵児二才は男色関係で結ばれていて、薩摩武士の集団では、男色の道を知らない者は一人前扱いされず、武士として鍛えられ、教育されることは、男同士の契りを結ぶことでもあったといわれています。

どくとるマンボウ青春記
北杜夫
新潮社 ¥540 完読
2007/02/21 17:09


詩人・斎藤茂吉の息子であり精神科医・作家である北杜夫氏の自伝小説。

一番おもしろかったのは旧制高等学校の回想。ストームといわれる野蛮きわまる大騒動、惰眠をむさぼる、罪もない下級生を集団で布団蒸しにする、「ヨーイ、ヨーイ、デッカンショ!」という唄声が寮内にこだまする、なんともいえない哀愁(???)がある

「ああ、青春(せいしゅーん)!」
「セー」
「アイン、ツヴァイ、ドライ!」

…なんだこのバカ騒ぎ(^^)
あと、旧制高校の先生達もチャーミングv 試験の採点基準さえもまったくチャランポランだったとか。たとえば物理の試験、答案に詩とかラクガキを描くだけで点がもらえたりしたそうな。何とうらやましい…。

旧制高校では殆どの生徒が寮に入っており、もちろん寮では男色横行、(『ヰタ・セクスアリス』森鴎外や『少年』川端康成を思い出します。)
それから夜更けまでまったく意味のないような、観念的な議論に没頭したり…こうして少年たちは知性に目覚めていくのだ。
デカンショって、デカルト+カント+ショーペンハウエル のことだったんですね…
 ttp://www.hon-pro.com/cgi-bin/hon-pro.cgi?room=mental&num_q=36&mode2=list


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