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賎のおだまき・武家の時代の男色

39名無しさん:2008/06/09(月) 21:55:35
◎ 『甲子夜話』その三 (「へこ組」&小咄)

<正編十八巻の(二十七)>
 以前は薩摩にへこ組といって、党を結び男伊達をする士がいた。その大略を言えば、この組に入る者は、行状を守ること僧のごとく、まず夙に(早朝に)起きて書を会読し、夜は寝るまで弓矢を射て、婦女に近づくことを禁じている。もし途中で女に会っても、諦視(じっと見つめる)すれば大いに咎めて自害させる。さらにこれを難ずる者がいれば、泡盛酒を多く飲ませ、酔いつぶれたところで枕を払えば、頭が下がって即死する。このようにして先約を罰し、幾年という期限が過ぎれば、組を出て平常の士行に還るという。
 婦女を禁ずるのはかくのごとしと言えども、男色を求め、美少年に随従し、ほとんど主人のようだ、とある人が話していた。


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