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賎のおだまき・武家の時代の男色

121名無しさん:2011/07/18(月) 14:53:25
≪隼人域における関連する「祭のようす」を、先に挙げた鹿児島市におけるシンポジウムの基調報告の中で、小野重朗が『稚児神の習俗』と題して発表している(東アジアの古代文化別冊’77 83頁〜)。

 『美しい稚児(男の子)を神とする習俗が、薩摩・大隅の地に多く見ることができるので、』云々と話し始められて、「太鼓踊、オスワサーの頭殿、出水地方の稚児請し、駒取り、綱引き」等々に、女装させられた14才以下の男児が「稚児神」として登場していることを列挙される。
 例えば、『稚児請しのモウシというのは乞い受けるの意味で、ちょうど神の申し子という言葉のように、神に願って神から授かった稚児という意味になるのであろう』などと、正しく「子恋の森」や「恋島」、「求子舞」の「ホソ踊」から、述べてきた「虚空彦」や「八幡神」を誕生させた神学に基づくまつりが、小野の発表に見て取れるのである。


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