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外来種ペットブームについて

1憂島生:2003/07/28(月) 00:43 ID:NKDnGA0M
昨今のペットブームにより、多種多様な外来種の安易な輸入が
増えています。ご意見をお聞かせ下さい。

288青鷺:2005/02/01(火) 00:04:50 ID:d390fsZg
確かに一歩前進ですね。
それにしてもオオクチバスの指定の為には釣り人の協力が欠かせないとは
冗談以外の何者でもありませんね。

つまり、犯罪者取締りの実行には犯罪者の理解が欠かせないと言っているのと
同じレベルの話ですからね。

289憂島生:2005/02/04(金) 02:28:56 ID:Xt.MwARI
どのような対策を行うのか不明ですね(笑)。

九州の20の一級水系のうち14水系でオオクチバスが確認されたようです。

290青鷺:2005/02/06(日) 22:04:16 ID:d390fsZg
はっきり言って、極めて困難な仕事になるでしょう。
密放流者は、ネットで顔を公開して社会的に処分するぐらいは
必要と思われます。

291憂島生:2005/02/07(月) 17:48:08 ID:Xt.MwARI
琵琶湖の外来魚、大津地裁が再放流禁止を「適法」判断

 琵琶湖固有の生態系を守るため、滋賀県が、ブラックバス(オオクチバス)などの外来魚を釣った後の再放流(リリース)を禁止した「琵琶湖レジャー利用適正化条例」を巡り、バス釣り愛好家のタレント、清水国明さん(54)ら2人が、県を相手取り、同条例は「魚釣りを自由に楽しむ権利を侵害し、違憲」として、リリース禁止の取り消しを求めた訴訟の判決が7日、大津地裁であった。

 稲葉裁判長は、「外来種の捕食が在来種の生息数の減少という琵琶湖の生態系の変化に大きな影響を与えていることは明らか。県の判断は、十分な合理性があり、適法」と述べ原告の訴えを退けた。原告側は控訴する方針。

 訴えなどによると、琵琶湖の在来魚が減少したのは外来魚の捕食が要因ではなく、湖岸開発などによる生息環境悪化や、産卵場所が減少したためと主張。釣り人だけを規制するのは、幸福追求権を定めた憲法に反するとし、条例に従う義務がないことを確認するよう求めた。

 これに対し、県は「外来魚がコイやフナなどの在来魚に影響を与えているのは科学的根拠に基づく事実。琵琶湖でバスが大増殖した1979―90年、バスの食害を受けやすい在来魚は著しく減少した」と反論。「条例は琵琶湖固有の生態系保全に必要」として却下や棄却を求めていた。

 オオクチバスは、6月に施行される見通しの「特定外来生物被害防止法」でも規制対象とされており、判決が注目されていた。
(読売新聞)

面白い流れになってきましたよ。

292青鷺:2005/02/07(月) 20:26:21 ID:d390fsZg
憂島生さん
確かに、正しい判決です。
近江舞子(お気に入りの水泳場です)あたりで泳いでると。
殆どバスしか見かけません、琵琶湖の生態系は壊滅的影響を受けているのは事実です。
幸福追求権と言うなら、他人(漁業者)を不幸にする事で幸福になる権利などありません。

293国益:2005/02/08(火) 07:08:21 ID:lei19r.Y
>>292
青鷺さん。
琵琶湖で泳いでいるんですか?w

294青鷺:2005/02/08(火) 23:13:23 ID:d390fsZg
>>293
はい、時たま琵琶湖で泳ぎます。
のんびりするには良い場所ですし、湖西線がありますので便利ですね。

295青鷺:2005/06/01(水) 22:55:08 ID:pnHnbviU
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050601-00000019-kyt-l25
外来種に関する法律が本日、発効致しました。
ブラックバスなんかは、本国では美味として珍重されている訳ですから。
是非とも、琵琶湖一帯での食堂のメニューに入れて欲しいものです。

296憂島生:2005/06/02(木) 19:11:01 ID:gNBy39aU
一般の釣りファンや珍獣ファンがどこまで
協力してくれるかですが、
密輸や闇取引、無責任な放置・放流が
減ると良いですね。

http://www.env.go.jp/nature/intro

297国益:2005/06/02(木) 22:52:57 ID:y6dvqy1U
バスは釣ったら、処分するという方式をとったら良いのに・・・。
どうせ食う奴はいないんだから

298青鷺:2005/06/04(土) 00:08:33 ID:pnHnbviU
http://www.pref.shiga.jp/g/nosei/cook/resipi/
琵琶湖のあたりでは、何とか食べてもらおうと頑張ってるようです。
写真を見る限りではおいしそうに思えるのですが。

299憂島生:2005/07/05(火) 19:49:02 ID:zukMq/eI
釣ったバス買取。これが今のところ一番有効では?

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20050628003.htm

300青鷺:2005/07/05(火) 20:49:46 ID:pnHnbviU
>>299
確かに、一つの方法ですが。
釣業界に必要経費の負担をお願いしたいものです。

301憂島生:2005/07/08(金) 14:42:09 ID:zukMq/eI
>>300
釣具店が買い取りを行なうのがベストですね。
メーカーも処分費を負担すれば良い。

302憂島生:2005/07/11(月) 01:19:26 ID:zukMq/eI
輸入ペットとともに入って来る寄生虫が問題になっているようです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050707-00000067-mai-soci

303青鷺:2005/07/12(火) 00:40:40 ID:pnHnbviU
>>302
寄生虫ですか、確かに原産地ではバランスの中に取り込まれていても。
こちらでは、案外危険なケースとなる場合もあるようですね。

304憂島生:2005/09/02(金) 03:51:41 ID:/eiQWbcg
むしキングってゲームは何?

輸入カブト虫クワガタが流行っているようです。やばい。

前から言っているように、ブラックバスは空を飛ばないが、
昆虫は飛翔する。
植物の種も飛ぶ。

もうすでに交雑が進んでいるかもしれないが、結果が予測不能なのだから怖い。

305青鷺:2005/09/03(土) 00:09:20 ID:pnHnbviU
>>304
クワガタに関しては交雑が進んでいるようですね。
タンポポに関しては、セイヨウタンポポとカンサイタンポポが交雑して
新しい種が誕生したようです。

306憂島生:2005/09/03(土) 17:36:42 ID:/eiQWbcg
生態系が崩壊しない程度の交雑は仕方ないとあきらめますが、
私が今怖いのは「アルゼンチンアリ」です。ペットではありません。
テレビで特集してたのを観たのですが、はっきり言ってパニックになりそうです。
広島のほうで被害が深刻なようですが、全国に広まりそうな恐怖です。
私は、蟻のような小さくて集団を組む虫がとても苦手なので、
もう心配で心配で。

307うりぼう:2005/09/03(土) 18:43:27 ID:.rldgnMo
>>306
もしかして、軍隊アリですか?あんなのが日本列島に繁殖したら・・・・(@_@;)

308山田:2005/09/03(土) 23:13:15 ID:7TOwXmtA
むか〜し日本経済の強かりし頃、フランスの女首相が、日本人をアリ呼ばわりしましたネ。
軍隊蟻は、黒い絨毯とか言われて、溺死した仲間の死体を足場にして川を渡りながら、しゃにむに進軍し、後に残るのは骨のみという、痛快無比なファシストです。
でも、全体主義は最後には敗北するので、必ず致命的な弱点があるはずです。
恐らく、その強みが弱点に繋がるはずです。

309山田:2005/09/03(土) 23:27:51 ID:7TOwXmtA
個人的には、昆虫という種を尊敬しています。
とにかく、あの六本足の生物が、植物と共生関係を結ぶことによって、ここまで多種多様かつ広範囲な生息域をもって、生物界の大立者として成功したのですから・・・
その中でも、蟻は、もっとも進化しているように思われます。彼等は、食用のキノコを栽培したり、アブラムシの牧場を運営したり、様々な産業に従事しながら、自然と上手く共存していますね。
人類なんて、ほとんど一過性に終わるかもしれないし、適応能力の多様性の点では、昆虫の足元にも及ばないでしょう。

310青鷺:2005/09/05(月) 01:21:16 ID:pnHnbviU
>>307
こんな、種類のようですね。

311青鷺:2005/09/05(月) 01:22:43 ID:pnHnbviU
http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F90012.html
失礼、張り忘れです。

312憂島生:2005/09/05(月) 17:10:58 ID:/eiQWbcg
昆虫の中でも蟻は生物としては完璧に近い種でしょうか。

「アルゼンチンアリ」は20℃以下では産卵しないのですね。ふむふむ。
日本の冬場はあまり繁殖しないのならば、夏というか暖かい地方、九州などは
生息に適していたりしますね。あー恐ろしい、南米種。

313青鷺:2005/09/06(火) 00:32:14 ID:pnHnbviU
>>312
憂島生さん
アルゼンチンアリより、一桁危険な種も存在します。
http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F41201.html
それどころか、軍隊アリより遥かに厄介な相手であると考えます。

314国益:2005/09/23(金) 20:00:57 ID:foMg9xXc
青鷺さん。
どっかの馬鹿が琵琶湖にピラニアを放流したそうですね。
ピラニアが琵琶湖で捕獲?されたそうです。
琵琶湖には稀にアマゾンに生息している珍種のお魚が発見されますが
これは怖いですね。繁殖したら大変だ。
青鷺さん、もう琵琶湖では泳げませんね。w

315青鷺:2005/09/24(土) 00:27:27 ID:pnHnbviU
国益さん
ピラニアの繁殖の可能性ですね。
琵琶湖の水温では、繁殖の可能性は低いですが油断は禁物です。

珍種として、繁殖しているのではと疑っているのはガーフイッシュですね。
物凄い多産系ですし、近縁種が日本に生息していないので。
交雑で混じってくれないし。

316国益:2005/09/24(土) 00:47:16 ID:foMg9xXc
ガーの口は細長いですが
あの口は狂暴なんでしょうか?
ピラニアがオスメス一匹ずつ放されて
繁殖し集団で群れをなしていたら、恐怖ですよ。
あまり騒がれていないという事は恐らく日本の河川では生きては
いけないのでしょうね?

317青鷺:2005/09/26(月) 00:14:58 ID:pnHnbviU
ガーの食事風景は鰐に近いものがありますね。
アリゲーターガーなんかは、かなり強烈ですね。

ピラニアの場合、あまり騒がれないのは冬を越せないとタカを括っているのでしょうね。

話は飛びますが、外来種の故意の移入なしでは継続的な世代交代が困難な
ケースも考えられます。

コウノトリですが、戦前に10個体まで減少したのを手厚い保護で100個体にまで
増加させたが、急速な減少により国内では絶滅しました。
先日放鳥でマスコミは騒いでいますが、ロシアから貰った6羽を120羽まで
増加させたケースですので、遺伝的弱体化が危惧されます。
近縁種のシュバシコウ(ヨーロッパの嘴が赤いコウノトリ)と
交雑させない限り、遺伝子のテコ入れは無理でしょう。

318国益:2005/09/26(月) 00:36:50 ID:kFTuJ9yY
そうかピア二アは冬を越せないのかあ。
よかったです

319憂島生:2005/09/27(火) 05:10:52 ID:/eiQWbcg
環境省のページです。
「逃がさないで〜!」

http://www.env.go.jp/nature/intro/kabutomusi/kuwacan.html

320青鷺:2005/09/28(水) 00:38:08 ID:pnHnbviU
>>319
ムシキングの影響かも知れませんね。
交雑が発生する場合、遺伝子プールに飲み込まれてしまいますが。
交雑不能で世代交代可能なほどの個体が野外に放された場合
在来種を根絶させる可能性が存在します。

321憂島生:2005/10/20(木) 16:10:13 ID:/eiQWbcg
<外来カブトムシ>「捨てないで」小学館が月刊誌で呼びかけ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051020-00000027-mai-soci

打てる手はすべて打たないと。良いことです。
捨てないで〜!

324青鷺:2006/01/13(金) 00:27:29 ID:jE99c8tY
琵琶湖で興味深い動きがありました。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005122100042&genre=G1&area=S00
ブルーギルは案外巻貝に弱いようで。

325国益:2006/01/13(金) 01:23:54 ID:ge8uxA5I
>>324
どんどん卵を食べちゃってください。
しかし、バスは釣りファンにとっては有益ですが
ギルを釣りにも向かないし食えないし・・・。
迷惑ですよね。ただギルはそんなに獰猛な魚とは思えないので
生態系に致命的な打撃を与えるとは思えません。
でも皇居で何年かに一度、お堀の生態検査をやるようですが
その模様をテレビで見ていたところ従来の鯉やフナが減って
ギルが異常に繁殖しているとやっていました。
皇居のお堀までアメリカ外来魚にやられてしまったのか・・・・。

326武蔵:2006/04/18(火) 17:27:47 ID:Mu7mnNQ6
外来種ではありませんが
先日土佐犬による犠牲者が出ましたね。
大きいしあんなに危険だとは思いませんでした。
土佐犬は飼い主に忠実でおとなしいそうですが
怖いですね。
こういう犬を飼うのはどうでしょうか・・・・。

327青鷺:2006/04/18(火) 22:36:27 ID:ZdXIe/.o
>>326
こんな会話があります。
A氏  ペットはどの程度まで飼えるのでしょうか?
回答者 貴方が殴り合って勝てる程度なら安全です。

まさしく名言だと思いますね。

328武蔵:2006/04/19(水) 00:02:21 ID:Mu7mnNQ6
>>327
この犬は
お散歩以外では檻に入れておくことが義務付けられているそうです。
檻は開いていたそうですが・・・・。

329青鷺:2006/04/19(水) 23:52:40 ID:ZdXIe/.o
>>328
それは、問題ですね。
土佐犬は気が荒いですからね。

330霧島:2006/04/26(水) 23:04:42 ID:V9.oKk2.
皇居の御堀、外来魚駆除の対策で、
「電気ショック」で浮いた魚を網ですくって駆除する方法が
とられているのを、ニュースでみました。
かなり効率が良いようです。
狭い池などでは効果バツグンのようです。

331青鷺:2006/04/27(木) 00:39:39 ID:jE99c8tY
>>330
「電気ショック」ですか。
それは思いつきませんでした。

332武蔵:2006/05/22(月) 05:08:05 ID:Mu7mnNQ6
この魚は初めて知りました。
バスやギルは生態系を破壊するので迷惑ですが
この魚の場合は有益になるので考えて欲しいですね
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060521-00000050-kyodo-soci

333うりぼう:2006/05/22(月) 18:39:06 ID:.HOCuX9M
>>332
カダヤシって外来種だったんですね。国産だと勘違いしてました。

334青鷺:2006/05/22(月) 23:36:07 ID:hU3ZP9uo
>>332
確かに、処分となると惨いですからね。

335武蔵:2006/05/23(火) 00:00:49 ID:Mu7mnNQ6
>>334
でも日本脳炎といっても
40年近く前の話でしょう、
今は抗生物質もあるので(当時はペニシリン?)
もしかしたらめだかの方が大切かも

336青鷺:2006/05/23(火) 23:53:55 ID:hU3ZP9uo
http://www2.inforyoma.or.jp/~kochiko/F/F1.htm
局地的及び水槽での観察例ですが。
両種の実力にそれ程の違いは見られないとの発表があるようですが。

まあ、バスのような破滅的状況にはならないのではないでしょうか?

337武蔵:2006/05/23(火) 23:59:27 ID:Mu7mnNQ6
>>336
めだかが絶滅の危機に瀕していなければ
なんの問題もないでしょうね

338霧島:2006/05/24(水) 01:45:32 ID:V9.oKk2.
メダカの減少する環境ではカダヤシも生息できないのでは
ないかと素人考えですが。

人間にとって有益な昆虫・魚類が優遇されても仕方ないとも思いますが、
絶滅種が増えるのは忍びない。

受粉のための蜂とか、昔流行ったグッピーとか、
生物の移動は難しい問題ですね。

339武蔵:2006/05/24(水) 20:55:14 ID:Mu7mnNQ6
>>338
カダヤシという魚は初めて知りました。
めだかも学校の池で飼われていたのを見ただけで
実際どこにいるのでしょうかw

小川と言っても都会では見かけませんし・・・。

340青鷺:2006/05/24(水) 23:04:26 ID:hU3ZP9uo
霧島さん
確かに生物種の移動は慎重の上にも慎重であるべきです。
最も恐ろしいのは受け入れ先に近縁種がおらず交雑不能のケースです。
(典型的なのはナイルパーチやブラックバスですね)
在来種を明確に圧迫しますので遺伝子の根絶を招きかねません。

逆に、穏便に済みそうなのがバラタナゴやムラサキイガイのケースですね。
一時的に外来種が目立っても、在来種の遺伝子プールに飲まれますので
極めて穏便な解決が可能です。
(タイワンザルの交雑個体がニホンザルの遺伝子プールに飲まれるのは時間の問題でしょう)

341青鷺:2006/08/18(金) 00:04:36 ID:u507JG.A
ブラックバスですが、極めて悲しむべき事態が発生しました。
関西の淀川水系で天然記念物「イタセンパラ」が絶滅しました。

毎日新聞2006年8月17日(夕刊)によると。(要約)
昨年4月23日に「第16回(みどりの愛護)のつどい」が大阪で開催され。
国土交通省河川事務所河川環境課は「せっかく皇太子に来てもらうのだから」と、
会場間を結ぶのに淀川を船で渡るプランを採用した。
ところが、航路の一部で水深が浅いため、水位を下げないよう、下流の淀川大堰の
放流量を少なくした。

淀川河川敷の川とつながった浅い水たまり「わんど」はイタセンパラの
聖域であり、稚魚が泳ぎ始める春先に水位を下げなければブラックバス等が入り込み
これまでは淀川大堰の放流量を多くして、水位を下げる操作を行ってきた。

ココからは私の意見
皇太子を船で渡らせる為とはいえ何とも軽率な行為が淀川水系の至宝である
イタセンパラを絶滅させるとは、軽率にも程がある。

342武蔵:2006/08/18(金) 00:29:55 ID:iIcHA57c
イタセンパラですか。
初めて聞きますが、タナゴの仲間のようですね
http://www.city.himi.toyama.jp/~60400/itasennpara/issyou.htm

343青鷺:2006/08/19(土) 22:34:12 ID:JhhjfHpA
>>342
かなり綺麗な可愛い魚ですよ。

私だってそんなに高潔な人間ではありませんし、卑しい一面もあります。
しかし、皇族をもてなす為に河川事務所の水位操作でかろうじて命脈を保っていた
絶対弱者であるイタセンバラを絶滅させるとは下劣で卑しいにも程があります。

ココまで日本の行政機関が卑しい判断を下すとは愛国者の1人として
哀しくてなりません。

344青鷺:2007/01/28(日) 23:28:19 ID:WPZU2V/2
武蔵さん
私もつい最近まで知らなかったのですが。
ブルーギルで琵琶湖水系が破滅した責任はとんでもないトコロにあったようです。
http://www.purety.jp/fish/burugiru.htm
人間ですから誰でも間違いはしでかします(他人の間違いを責める事は慎重でなければなりません)
しかし、全てのマスコミが共謀して間違いの事実に口をつぐんでいるとすれば
それは限りなくおぞましい事です。

345武蔵:2007/01/29(月) 00:45:38 ID:ccA4nV6Q
>>344
ブルーギルが放たれた理由に
こんなことがあったなんて・・・・。
確かにこれはマスコミもいえませんね。
しかし原因究明は必要です

346良信:2007/01/29(月) 01:13:57 ID:rwOnAqmo
せめて御堀に放すだけにしてくれればよかったのに。

347青鷺:2007/01/29(月) 22:09:08 ID:WPZU2V/2
過ちを自覚し宮内庁の予算から毎年対策費を出費すれば恥にはなりません。
マスコミが緘口令を続けるような状況では国家的な恥と見做さざるを得ませんね(残念ながら)

348武蔵:2007/01/30(火) 20:47:00 ID:ccA4nV6Q
>>347
まあたいした問題ではないでしょう。国家的恥とまでは・・・・
ギルちゃんが増えただけですし・・・。
捕獲すれば良いのです。

349武蔵:2007/01/30(火) 20:49:35 ID:ccA4nV6Q
こういう淡水魚は食べられないから
困り者なんです。
さんまやいわしのように
安価で庶民の味方にはなれないんですね。
結局ポアするしかないでしょう。
なんかのえさにもできないだろうし。
猫もギルは食べないでしょうねw

350青鷺:2007/01/31(水) 23:42:54 ID:WPZU2V/2
武蔵さん
>>349
頑張れば美味く料理する方法も無い訳ではないんですけどね。
小さな池沼なら乾し挙げれば捕獲する事も難しくありませんが。
琵琶湖や大河川ではそのような事は不可能です。

穏便な解決法は日本の食物連鎖に組み込んで、小学校の給食に出す事かも
幼少時の食生活は食わず嫌いを解決するかも知れません。

皇族の皆さんでの食事会にバスやギルを活用し、マスコミはそれを大々的に
報道するなんてのも一案ですよ。

351良信:2007/02/01(木) 00:33:47 ID:uu1cActE
バスは鯛や鱸の仲間ですから身が蛋白で美味だそうです。
最近の研究では健康にも良いということが分かりました。アミノ酸だか何だかはわすれましたが、体によい成分が豊富とのこと。

352武蔵:2007/02/01(木) 20:53:08 ID:ccA4nV6Q
>>350
淡水魚ですが
十分加熱すればおいしいでしょうね。
ギルはどうかわかりませんが
青鷺さんも以前仰っていましたが
バスはおいしいようですね。

>>351
ギルはどうでしょうか?
外来魚だからわかりませんが
食べたという話は聞かない。
鮒や鯉もまずいんですよね。
泥臭いし・・・・。
ワカサギやマスのように美味しいかというと・・・・。

353良信:2007/02/01(木) 22:20:03 ID:1iaFX8mk
鯉や鮒もきれいな水で数日間活かして泥抜きし、正しく調理すれば美味です。

ブルーギルは食べるところが少ないんでは有りませんか?小型で薄っぺらくて。

354青鷺:2007/02/01(木) 23:11:32 ID:WPZU2V/2
http://www.geocities.jp/oyakofishing/ryouri.html
まあ、ブルーギルの料理法もそれなりにあるようですね。

バスは米ともパンとも合いますので日本料理にも適するんですけどね。
(天丼の具で食べましたがそれなりに美味でしたよ

http://www16.ocn.ne.jp/~myuziamu/basuryouri.html

355武蔵:2007/02/01(木) 23:38:42 ID:ccA4nV6Q
>>354
おいしそうですね。
どんどん食べましょう。
なんでバスやギルを食べようと
自治体は言わないのでしょうか?

356うりぼう:2007/02/03(土) 23:03:24 ID:jxadz.tg
>>355
ネーミングでしょう。ブルーだのブラックだのとこれでは、食欲がそそりません。
一度、食材認定されれば人間の食欲が彼らの繁殖力を抑えることが出来ると思い
ますが。

357良信:2007/02/03(土) 23:22:51 ID:4taPTBk2
ブラックバスはイメージが悪いからでしょう。悪い魚だから味まで先入観を持たれてしまうのでしょう。

358青鷺:2007/02/04(日) 21:36:40 ID:WPZU2V/2
本当は美味しい食材なのですから。
日本人の胃袋で適切なコントロールが可能だと思うんですよ。
バスにしてもギルにしても悪いヒトはいても日本に引き摺りこまれたサカナに罪はありませんよ

359良信:2007/02/06(火) 02:19:34 ID:fu9eR3XI
悪いわけではありませんが、釣りなどをする私にとってはバスはとても憎たらしい魚です。

360武蔵:2007/02/06(火) 03:24:24 ID:ccA4nV6Q
バスやギルが食材とスーパーに出回ることを
期待してやみません

361青鷺:2007/02/09(金) 00:37:35 ID:WPZU2V/2
週に一度はバス料理を堪能したいですね。
日本の生態系に組み込んで個体数コントロールできれば穏便に済みます。

362武蔵:2007/02/10(土) 04:16:32 ID:oPEOkPTg
>>361
バスを食うことが一般的になれば
美味くて安くておまけに生態系を守るわけですから・・・。
スズキだと偽装して売っちまいましょうか?w
ギルはともかくバスを食用として考えてこなかった行政の怠慢も
あります

363青鷺:2007/02/16(金) 01:28:17 ID:WPZU2V/2
>>362
偽装して売るのはともかく、学校での給食で活用するのは効果的ですよ
幼少時よりバスの美味しさを実感すれば適切な数に保つ事が可能です。

http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1171510614/1-100
それと、中国のサンショウウオが見つかり感情的な議論も見受けられますが
こっちは交雑が可能なようですので穏便に済ませる事が容易でしょう。
(在来種より個体数が少ないですので、交雑で溶けて一件落着です)

364風来坊:2007/02/18(日) 01:08:53 ID:19k2IX/E
外来種ペットブームとは若干異なるが、セイヨウオオマルハナバチで気になる文書を見たので、
一部転載します。
セイヨウオオマルハナバチの探索・駆除にご協力を(筑波大学・生物科学系・鷲谷いづみ)

セイヨウオオマルハナバチは、温室トマトの受粉に利用するため、原産地のオランダやノルウェーから
大量にコロニーが輸入されている。マルハナバチを使えば手間のかかる植物ホルモン処理を
トマトを結実させることができるため、農家には大いに歓迎され、1992年に本格的な
輸入が始まって以来、使用量は急速に増加し続けている。しかし導入当初から、
この種が野生化すると環境に大きな影響が及ぶことが心配されていた。
それは、この種が花蜜資源をめぐる競争や営巣場所をめぐる競争でとりわけ
大きな競争力をもつ種だからである。イスラエルでは、セイヨウオオマルハナバチが侵入した地域
において花蜜資源の独占により、ミツバチを含むハナバチすべてが著しく衰退した例が
報告されている。
また、セイヨウオオマルハナバチの女王は巣の乗っ取りを行う習性が強い。玉川大学の
小野正人博士によれば、飼育下で、在来種の女王がつくった巣の近くにセイヨウオオマル
ハナバチの女王を置くと、必ず巣に侵入し、時には在来種の女王を刺し殺して巣を
乗っ取ることが観察されるという。
セイヨウオオマルハナバチは舌が短く、しかもよく盗蜜をするので、トマトの花のように蜜のない
特殊な花を除けば、野生植物の受粉にはそれほど役立たない。むしろ、花資源や
営巣場所をめぐる競争によって、在来種を駆遂してしまうことによる悪影響の
方を心配しなければならない。在来のマルハナバチは生育場所の喪失や分断化、
農薬の使用などによって、低地ではすでにかなり衰退しており、そのことが
サクラソウなどの野生植物の種子生産の失敗をもたらす要因となっている可能性が
高い。野生植物の受粉にとりわけ重要な役割を果たしている在来のマルハナバチが
導入種との競争によってさらに衰退すれば、野生植物の健全な繁殖を損ない、
野生植物の保全上、難しい問題が生じることが考えられる。しかも、小野正人
博士らの研究により、セイヨウオオマルハナバチとオオマルハナバチやクロマルハナバチなどの在来種との
間には用意に雑種が形成されることも明らかにされており、在来種の遺伝子
汚染の畏れも大きい。(以下略)
1996年に静岡と北海道で女王蜂の野外での越冬が確認されている。
しかし、帰化の兆しはまだ見え始めたばかりである。直ちに輸入を禁止し、
駆除すべきだと思う。

365武蔵:2007/02/18(日) 02:02:40 ID:0IL1QrzI
>>363
そうか、学校給食として利用すれば良いのか

366青鷺:2007/02/18(日) 22:27:30 ID:WPZU2V/2
>>364
そう言えば、セイヨウオオマルハナバチの手配書を昆虫館で見た事がありますね。
野生植物の繁殖を損なう危険性があっては無視する訳にもいかないかも。

>>365
ハイ、この問題は我々の食生活を改良する事で解決が可能です。
ただし、大人の食生活を改善するのは難しいですので子供の頃からの
教育が大切だと思いますね。

367青鷺:2007/02/18(日) 23:45:30 ID:WPZU2V/2
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/alien/seiyo/seiyo_top
確かに問題が発生しているようですね。
それにしても、どうしたモンでしょうね。

368風来坊:2007/02/22(木) 02:10:06 ID:19k2IX/E
367>>駆除するしかないのではないだろうか。
364の後半に以下引用します。
一般に侵入種の駆除が難しいのは、すでに蔓延し、悪影響が現れ始めてから
対策がたてられるからです。まだ野生化が始まったばかりの今どれだけ有効に
駆除が行えるかどうかが、本格的な侵入をくい止められるかどうかの決め手になる
春、冬眠から醒めて活動を始めた女王蜂を見つけて営巣前に駆除できれば、もっとも
高い駆除効果をあげることができる。営巣してしまったら、新女王蜂や雄蜂が
でてくる夏の終わりか秋口に確実に巣を見つけてそれを潰すことが必要である。

369青鷺:2007/02/23(金) 01:38:38 ID:WPZU2V/2
>>368
確かに可能かも知れませんね。
問題があるとすれば、殆どの日本人は「マルハナバチって何?」ってレベルで
種類の区別が出来ない事ですかね。

370風来坊:2007/02/23(金) 22:54:30 ID:19k2IX/E
色々な資料を見れば見るほど、どうすべきかが判らなくのが、ニセアカシアの問題だ。
この種は、北米原産で、1873年に渡来した。この種は国内蜂蜜の約半数を占めている。
緑化資材として、ハゲシバリの別名で知られ、根粒菌との共生のおかげで成長が
早く、他の木本類が生育できない痩せた土地でも良く育つ特徴がある。
このため、古くから治山、砂防など現場で活用されており、日本のはげ山、荒廃地、
煙害地などの復旧に大きく貢献してきた。足尾銅山の煙害の復旧はこの種が
無ければ、不可能だったと言われている。
反面、一度ニセアカシアを植樹すると除去が困難になること、また、高木化する為、
薄い土壌の斜面に植樹した場合、極めて倒れやすい性質がある。
ニセアカシアは大気汚染の原因である二酸化窒素の吸収能力が、ユーカリ、イタリアポプラ、
コブシに次いで高く、土中のpcbを分解能力も高い。
反面隣接する果樹畑に炭疽病もたらすとされている。
養蜂業が有用であるならば、外来種に頼らない産業構造を成立させることが
不可欠といえる。これまで外来種に依存していたことを反省し、在来種による
永続的な養蜂業を目指す必要がある。などという、全ての責任を養蜂家だけに、
一方的に押し付ける極論は、受け入れ難い。
「外来生物法」の、まだ残っている数少ない在来種を消滅させないため、先に
外来種を駆逐するというのは、理解できる。
しかし、どの位駆逐すれば、もとの生態系に戻るのか、法律の対象となる
外来生物の基準も明確にされてはいない。
ニセアカシアは、ブラックバスのように、レジャーのために増えたわけではない。
緑化目的のために導入され、今まで色々な役割を果たしてきたのである。

371青鷺:2007/02/23(金) 23:09:54 ID:WPZU2V/2
>>370
感情的な側面かも知れませんがこれ程お世話になったニセアカシアを駆除すれば
我々日本人は最低の恩知らずと呼ばれても仕方がないように思えるのですが。
今の生物学の常識から言えば異端的な意見かも知れませんが。
駆逐は食害等により在来の生態系を明確に破綻させるケースに限るべきと
私は考えています。

372風来坊:2007/02/27(火) 00:36:12 ID:19k2IX/E
ニセアカシアは両刃の剣のような植物だ。
他の木本類が生育できないような痩せた土地でも育つので、はげ山、荒廃地、
煙害地などの復旧に大きく貢献してきた。反面高木化する為、安易に薄い土壌の
斜面に植樹した場合、極めて倒れやすい。長野の集中豪雨でも、濁流に流された
流木の中にかなりニセアカシアが確認されている。
また、根粒菌と共生しているため、肥料木としての効果が大きく、他の植物の
成長も促進するが、逆に繁殖し過ぎると他の植物の衰退をもたらす。
他感作用(アレロパシー)もあるようですが、ニセアカシアの周りにも多数の植物が生育
しているので、どのような相手に対しても等しく作用しているわけではない
ようです。
ニセアカシアの花は典型的なハナバチ媒花で、ニホンミツバチ、マルハナバチなども利用している、
このハナバチ類は、虫媒花を持つ農作物の受粉には欠かせないものであり、ただ
駆逐するだけでは、ハナバチ類の減少をもたらしかねない。ニセアカシアの蜜は量が豊富で、
糖度が高く蜜を食する昆虫類にとっては、欠かせないものだ。しかし、開花時期が
同じ農作物に、花粉を媒介してくれる昆虫が来てくれなくなる可能性がある。
無計画な植樹をして、今度は在来種を守ると称して、無計画な駆逐、これで問題は
解決するのだろうか。
ニセアカシアの性質を良く研究して、適切な植樹を行ない共生を目指すとともに、
代替植物の研究を行なう必要があるのではないだろうか。
だいたい蜜資源植物の多くは、外来種ばかりなのだ。
トウネズミモチ、ユリノキ、ナンキンハゼ、クローバー、アルファルファ、アレチウリ、イタチハギ、オオアレチノギク、
セイヨウタンポポ、セイタカアワダチソウ、ハルジオン、ヒメジオン等等
これでは、ニセアカシアの代わりに植えた植物が、外来植物だったという結果に
なりかねない。

373青鷺:2007/02/27(火) 22:35:36 ID:WPZU2V/2
風来坊さん
確かに難しい問題ですよね。
地上だけではなく水面のウキクサも何かと問題が発生しているようです。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000224122.shtml
アヒルの餌にでもしちゃいましょうか?

374風来坊:2007/03/31(土) 00:40:59 ID:19k2IX/E
1999年11月24日植物検疫所は新たに生きたクワガタ・カブトの輸入を44種許可した。
このとき、日本昆虫協会は、2002年2月ニュースレター42号で以下の警告をしている。
*昆虫のブラックバス化が起りえる状態となった。
植物防疫所が開示したインターネットホームページの最後には以下の文言が掲示されている。「植物防疫法では、有用な植物を害する昆虫類等(検疫有害動物)の輸入を禁止していますが、検疫有害動物でなければ、輸入することは可能です。中略、また、国内外には、外来動植物により在来種の生態系が乱されるという、植物検疫法とは異なる問題点の指摘もあります。外国産の昆虫を野外に放さない配慮も必要でしょう。」
今回の植物防疫所の判断は法律上の解釈問題よりも愛好家のなかや、もしくは一般社会でどのようにうけとめられるかである。1000万円のクワガタ報道にあったようにいきすぎた投機的クワガタブームのさなかでもあり、また、日本の自然とはどういうものであって欲しいという思想的発想が日本ではふらついているため恐い面をも浮き彫りにしている。
生きた外国産クワガタやカブトがかなり自由に入ってこれるとなると、結果的に他の動物のように野外に放す人達もでると予想される。熱帯系の種類は寒さや乾燥の厳しい冬をのりきれないだろうから問題にはならないと思えるが、北方系の種は日本に居つけるはずで、その場合は今までいた種と交わったり置き換わる可能性もある。そうなると日本古来の固有種がいなくなり外国種や雑種が生息することもありえるのだ。

元の場所にいない虫を放す放蝶や放虫は昆虫愛好家にとって結論がでていない問題である。絶対反対が昆虫愛好家の9割近く、少数が限定賛成。全く自由にやってもいいという意見は昆虫愛好家にはなかったはずで、それを許せるのは昆虫の生き様にそれほど深い興味を持っていない人達だけといえる。放中はこれまで主に日本の中での種類の移動だったが、今回は、大幅に種類が増えたため、特にクワガタに関しては外国産昆虫のブラクバス化が起きえる土壌ができたことになる。
放っておけばなしくずし的に放中が進行していくことになり、早急に一般の人達にも受け入れやすいルールを作って、昆虫からみた日本の自然を今後どのようにしたいかを検討すべきだと思う。今まで、結論がでなかった一つには絶対反対が強すぎた面もあり、共に相いれることなく現実にはあちこちで放虫がどんどん進行している。オールオアナッシングではなく、我々昆虫愛好家の知恵を結集して各種毎の放虫に於ける現実的な影響等を明確にしつつ、さらに放虫や増虫したい人の気持ちも汲んだ一定のルールを示し、そのルールを普及させて、むやみに放虫出来なくする雰囲気をつくるべきなのではないだろうか。
以下略
植物防疫所が有用な植物を害する恐れがないということだけで無責任に輸入を解禁したことが原因としか思えない。
日本の自然をどうしていくかという発想を確立しない限り解決しないだろう。

375青鷺:2007/03/31(土) 03:04:06 ID:WPZU2V/2
発想と言われても現実的には難しい話ですよね。
雰囲気で問題が解決するとも思えませんし

376風来坊:2007/03/31(土) 23:41:33 ID:19k2IX/E
昨年の昆虫協会の採取会が集合したが、天候が悪く喫茶店で雨宿りしていた時の会話です。
「「外来種のクワガタが飼育しきれなくなったのでどうしたら良いか」という電話がかかって来た。」
「標本にされたらどうですか」と返事したら」
「「え、生きている虫を殺すんですか」と言われて返事に困ったよ。」
「ペットと同じ感覚だね」
「だから生き虫屋(注・野外で採取せずに買ってきた虫を飼育している)だめなんだよ。最低だね。
「生き虫屋は昆虫協会に絶対入会させちゃだめだよ」
気持ちは分かりますが、これでは放虫はなくなりません。
なぜ放虫が問題なのかが、相手に伝わりませんから。

377風来坊:2007/04/02(月) 23:00:34 ID:19k2IX/E
つまり、外来種のクワガタの問題は
植物防疫所の有用な植物を害する恐れがないという無責任な輸入解禁が最も大きな原因で、次に昆虫にたいする知識がないペット愛好家がクワガタブームの中で、ペットを飼うのと同じ感覚でクワガタを飼ってしまったこと。
さらに昆虫愛好家が、購入したクワガタを飼育している人達を昆虫愛好家と見做さず、生き虫屋として、蔑視もしくは敵対視していることにある。
しかし、すでに山梨県の有名なクワガタの産地で、外来のスジブトクワガタが採れたり、グルンディスオオクワガタ、サキシマヒラタクワガタの死骸もみつかっているらしい。
また、日本ではさしたる被害のでていない、マメコガネがアメリカでは猛威をふるっているらしい。
原産地で問題がなくても、日本でどうなるかは、必ずしもそれで推し量れるとは限らない。
外国産のカブト、クワガタに興味を持った人に他の昆虫や日本の自然に興味を持つようにしていくしかないでしょう。
もう既に国内で大量に飼育されている現状では、入れないという対策はあまり役にたたないので、捨てない広げないという啓蒙をしていくしかないでしょう。
野外で採取している昆虫愛好家と違って、ペット感覚で飼育している人達は、表に出てこないので困難だとは思いますが、地道に啓蒙していくしかないと思います。

378風来坊:2007/04/23(月) 00:22:51 ID:19k2IX/E
日本昆虫協会の土日学級の特別講演で6月2日に「ペットと外来生物」という表題の木村義志の講演が催されます。
興味のある方は、日本昆虫協会のホームページから申し込まれるか、FAX03-5815-8968に申し込んでください。

379風来坊:2007/06/05(火) 21:04:22 ID:19k2IX/E
ペットと外来生物という講演を聞いてきました。
この中で一番気になったのは、ペットを捨てる意識に背景に放生に関係がある
のではないかと言っていたことです。
本来、「放生」とは、捕らえた虫や魚、動物などの生物を解放して自由にすることで、
それによって殺生や肉食を戒め、慈悲の実践をすることです。
これが、飼育しきれなくなったペットを放置して功徳をしたような錯覚を持たれた
のではたまりません。

380良信:2007/06/06(水) 02:06:31 ID:V/Y1nxw.
生命軽視でしょう。テレビゲームの影響かも知れません。

381良信:2007/06/06(水) 02:29:31 ID:M.G9zKwo
日本のペットブームには病的なものを感じます。

可笑しな例
ペットに服を着せる(体毛があるのに、動物虐待だねこりゃ)
靴やは靴下を履かせる(逆に滑って歩きづらそうだったが)
子犬を幼稚園に通わせる(自分で面倒見れないなら買うな飼うな!)
ペットに預金通帳がある(意味あるの?)
ペットの鳴き声を録音して編集しCDを作る(ドブに捨てた拾萬円だな)
ペット用の家具が存在する。(天幕付きベッド、タンスなど)
散歩はベビーカーに乗せて(それでは散歩にならんだろ)
最近のペットフードは上手いらしい(貧しい人達より旨いものを畜生が食っているという)
ペット用のホテル、レストラン(柱に縄で繋いどけばいいだろうに)

このいうペットを過保護にする【精神病者】が何故生まれたのか、議論が必要そうですね。

382風来坊:2007/06/06(水) 21:32:10 ID:19k2IX/E
外来種は強くて繁殖力も旺盛で悪い奴、その結果在来種が絶滅の危機に瀕している。
というのはマスコミの作り上げた虚像だという内容だった。
例えばブラックバスだが、日本には現在大型肉食魚はいない。しかしかつて大陸と地続き
だった時にはいた。ということは現在の日本は大型肉食魚を維持する環境がない。
業者が持ち込む(放流)する事によって増えているにすぎない。繁殖によって急激に
増えていることを裏付ける資料はない。持込みがなくなればいなくなる。
ミドリガメ(ミシッシピーアカミミガメ)も最盛時、年間10万匹ずつ、十年に亘って輸入された。
それが捨てられて増加しているように見えるにすぎない。
それよりも問題なのは、亀が捨てられている多くの場所はミドリガメを含む全ての
亀が産卵するのに適していない。ミドリガメが産卵孵化したという事例は知らない。
このままだと、在来のクサガメ、イシガメを全ての亀が絶滅する可能性の方が高い。
という内容だった。

383良信:2007/06/06(水) 22:08:45 ID:ZX9Rytd6
>>風来坊さん
ソースを教えてください。

384青鷺:2007/06/06(水) 22:18:09 ID:WPZU2V/2
>>382
あの、私は琵琶湖で泳ぐのが好きですが。
バスとギルの赤ちゃんが群れをなして泳いでいますよ。
どう考えてもあれは琵琶湖で産まれた赤ちゃんですけど。

385風来坊:2007/06/06(水) 23:36:34 ID:19k2IX/E
>>383 6/2の日本昆虫協会の「ペットと外来生物」という木村義志の講演です。

386風来坊:2007/06/06(水) 23:57:34 ID:19k2IX/E
ミドリガメに関しては私もマスコミにだまされました。
私の以前の認識は、ミドリガメはサルモネラの汚染率が高い。
それで、アメリカ国内では販売禁止になった。
国内で販売禁止にしているミドリガメを輸出するとはとんでもない事をする国だ。
しかし、実際はサルモネラに汚染されているのは事実だが、子供がノドに詰まらせる
事故があった為、一定の大きさ以下のミドリガメが販売禁止になった。
それで、販売禁止になったミドリガメを輸出したということのようです。
となると意味合いがだいぶ変わってきます。

387風来坊:2007/06/07(木) 00:50:50 ID:19k2IX/E
>>全く繁殖が行われないという意味ではありません。
現在日本には在来の大型肉食魚がいませんのから隙間を埋める意味で一時的に
多少は繁殖することまで否定するつもりはありません。
しかし、大陸と地続きの時生息していた大型肉食魚が、絶滅してしまったという
結果から見て、大規模な繁殖はありえないと思います。


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