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憲法改正について
1
:
主宰@ryu
:2003/06/28(土) 08:49 ID:hfGvtphQ
有事法制も含めて主に9条の改正の是非が問われていますがみなさんの
ご意見をお聞かせ下さい。
111
:
香西
:2004/05/02(日) 23:53 ID:hfGvtphQ
<憲法議員アンケ>改憲派78% 戦争放棄の精神は尊重
毎日新聞は3日の憲法記念日に合わせ衆参両院議員を対象に、憲法9条を中心にしたアンケート調査を実施した。改憲派は78%に達したが、戦争放棄をうたった9条1項については変更反対が70%だった。戦争放棄の精神を尊重しながらも、自衛隊の位置づけを明確にすべきだとの考えが多数派であることが浮き彫りになった。
-----------------------------------------------------------
憲法九条一項こそ私は破棄すべきと考えます。
自衛隊の国軍化もまだまだ議論になりそうもないです。
112
:
憂島生
:2004/05/03(月) 00:06 ID:NKDnGA0M
自民党+公明党+民主党で3分の2行きます?
ん?、公明党はどっちだっけ。
で、国民の過半数の賛成が必要という妙なシステムだけど。
投票数の過半数で良いとして。
現憲法はすべて破棄しないとだめな気がします。
113
:
香西
:2004/05/03(月) 00:10 ID:hfGvtphQ
充分三党で三分の二は確保出来ますよ。
ただこんな程度じゃ改正と呼べませんね。
憲法微正とでも呼んでおきましょう(笑)
114
:
高弘
:2004/05/03(月) 00:14 ID:QXPHFiT.
>>111
>改憲派78% 戦争放棄の精神は尊重
これだったら別に憲法変える必要は無いような気がします。
改憲派はどこをどう変えたいのか、これでは良く分かりません。
やはり本気で変える気は無いようです。
護憲で自衛隊は合法、これで当面問題はありません。
多数派の意見も恐らくこれに準じている筈です。
115
:
磯ップ
:2004/05/03(月) 07:39 ID:h2EsBV7A
自衛隊合憲論の決定的根拠。
内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない(66条2項)
軍隊なき国に、シビリアンコントロールなんていりましぇ〜んw
116
:
磯ップ
:2004/05/04(火) 21:45 ID:.VaCdHaY
鳩山由紀夫、またアフォなこと言ってる。「憲法改正で女性天皇容認を」
http://www.asahi.com/politics/update/0504/005.html
そもそも現憲法に女帝禁止の規定はないんだから、いかにも「改正のための改正」じゃないの。
「徴兵制禁止の明文化」という主張にも同じ事が言えるけど。
117
:
憂島生
:2004/06/22(火) 03:01 ID:NKDnGA0M
今回の参院選で真面目に議論しないと、ズルズル崩壊です。
実は日本はまだ、連合軍の植民地なのだ。
国の根幹が歪んだまま、枝葉だけ立派に見えるようになっただけだ。
国民の大部分は、憲法の生い立ちも、改正の手続きの困難さも知らない。
118
:
yamada
:2004/06/25(金) 12:27 ID:x1cusjZ2
>>愛国のスレの17
>創憲に際しても現憲法の改正規定が流用されることは必至。
もし本当にそうなら、「創憲」なんて意味がそもそも無いと思いますが。
占領下に作られた(押し付けられた)法は無効として、独立したら当然破棄すべきとの判断に基づいて、普通の国のように独自に(占領下の法とは断絶した形で)作り直すのが、「創憲」だと思っていましたが・・・
憂島生同志?
私のような「憲法破棄」の考えと、貴殿のような「創憲」とは、この点で立場が違うのでしょうか?
119
:
憂島生
:2004/06/25(金) 13:19 ID:NKDnGA0M
>>118
>占領下に作られた(押し付けられた)法は無効として、独立したら当然破棄すべきとの判断に基づいて、普通の国のように独自に(占領下の法とは断絶した形で)作り直すのが、「創憲」だと思っていましたが・・・
yamadaさんのご意見が正しいと最近は考えています。
現憲法を破棄していったん明治憲法に戻り、それを現代に合わせて改正する。
独自のまったく新しい憲法をつくるほうが良いのでしょうか?
120
:
yamada
:2004/06/25(金) 13:58 ID:x1cusjZ2
占領下に入る前の日本との連続性を考えるのであれば、明治憲法の改正でもよいかもしれません。
いずれにせよ、占領下でできた法は、日本の主権の範囲外のものとして、独立した主権者の立場からは認められない、よって破棄する、ということですので。
皇室がなくなった訳ではありませんし、今の日本は近代の大日本帝国の延長上にある訳ですから、法的な難点がなければ、明治憲法を充分検討した上で、大幅に改正でもよいかもしれませんね。
その方が、統帥権や、中心的な力の空白を軍や官僚が利用してのし上がった、という難点が明白で、その点ではゼロから作るよりもやり易いかもしれません。
ただ、天皇の規定が、いわゆる君臨すれども統治せずとは違いますので、今のご時世に合わせるには、いろいろ難しい部分もあるかな、とも思いますが。
121
:
yamada
:2004/06/25(金) 19:47 ID:x1cusjZ2
今日問題視されている官僚組織の暴走は、最近始まったことではなく、戦前の統帥権を振り回した軍人達の尻馬に乗った、自称「天皇の官僚」達にそのルーツを見出すことができます。
ただ、明治憲法が天皇中心の憲法であったから、軍人達が政治を牛耳り始めて軍国主義になった、というのは現実的ではないと思います。
天皇にしても、政府にしても、軍部という官僚組織を法的に制御する権力を付託されていなかったことが、軍の暴走を招き、さらに官僚の政治的優位を招いたのだと思います。
明治憲法が実効ある国権の最大権力を装置として作らなかったこと、つまり力の空白が、軍や官僚の力を大きくするのです。
ですから、これを民意による「実権力」として明確に据えて、天皇という最高権威に権力を付託してもらう形をとればよいのでは、と思います。
そうであれば、首相公選制と天皇制は矛盾しないし、天皇によって権力者の手にする最高権威が留保される効果(最高権力と最高権威の分離という従来の日本型安全弁のシステム)ができると思います。
122
:
高弘
:2004/06/26(土) 15:06 ID:QXPHFiT.
>>121
yamadaさん、軍部の暴走は、明治憲法のせいではないと思います。
単に、江戸時代以前の封建時代の思想が、国民全体に残っていたせいでしょう。
お上には楯突かない、楯突けないのです。
それがアメリカによって破壊され、天皇を凌ぐ超権力(GHQ)の出現により、
ようやく国民は自分の考え方を表明する気になったのです。
それでも未だに天皇を頂点とする考え方から、日本人は脱し切れていません。
戦後の民主主義を保障して来たのは、アメリカであり、
その置き土産である日本国憲法を改正するのは勿体無いです。
人間というのは弱い物で、理想や信念だけでは、上手く生きられないのです。
現実的な後ろ盾(平和憲法)がどうしても必要なのです。
自分が自衛隊を認めつつも、護憲を訴える理由がそこにあります。
戦後60年間、日本国憲法の下で上手くやって来たのですから、
この枠組みでやる方が、楽だし、安全だと思います。
そうゆう現実的な対応が、日本人に求められていると、自分は考えます。
123
:
yamada
:2004/06/26(土) 15:34 ID:x1cusjZ2
>>122
昭和の軍部の暴走を日本の歴史と絡めて解釈するとすれば、日本が近代以後も国民的な議会による文民統制をきちんとした法のもとで行うことを怠ったためだと思います。
つまり、武家政治と王政の交互の繰り返ししか知らず、西洋のように主体的に政治を担おうとする「市民」が育たなかったということ。
軍部の暴走は、ある意味で天皇の権威を担いだ武家政治の復活のようなものであり、これに主体的意志をもたない国民(および政府)が対抗、制御できなかった。
そのためのシステム作り(憲法による法の整備)もなされていなかった、ということです。
その軍部をアメリカ軍が壊滅させて、いわば第二の天皇の軍隊となって、新たに憲法を制定し、日本を組み敷いているのが現状だろうと思います。
そうした意味では、日本は良かれ悪しかれ、アメリカというお侍に保護される主体性なき町民社会でしょう。
それが、我々が安全に暮らし、繁栄してきた、戦後社会の実態だったのだと思います。
また、民主主義というなら、戦前にも、大正デモクラシーというのがありました。しかし、それは軍の台頭を抑えることはできませんでした。
何故なら、民主主義は本質的に町人社会では育たないからです。町人社会の民衆は、政治的な主体性や責任を負わず、また、求めることもしないからです。
このような政治的に主体性を欠いた町人社会では、軍部のみならず、官僚組織をも制御できません。いずれこの体制は、対外、対内両面で、大きな壁に到達すると私は考えます。
124
:
高弘
:2004/06/26(土) 18:43 ID:QXPHFiT.
>>123
>軍部の暴走は、ある意味で天皇の権威を担いだ
武家政治の復活のようなものであり、
これに主体的意志をもたない国民(および政府)が対抗、制御できなかった。
同感です。
旧日本軍が、太平洋戦争末期に非戦闘員を見捨てたのは、
まさに武士が農民を扱うような感覚だったのでしょう。
軍が逃げる為に、非戦闘員を置き去りにして、
足手まといなら処分するような感じでしょう。
>このような政治的に主体性を欠いた町人社会では、
軍部のみならず、官僚組織をも制御できません。
>いずれこの体制は、対外、対内両面で、大きな壁に到達すると私は考えます。
こう考える人は、日本では少数派でしょう。
多くの日本人は、多分この辺まで踏み込んで考えないでしょう。
アメリカと同盟をしている間は現状維持で、
その先の事はその時の日本人に任せるしか無いですね。
yamadaさんや高弘が生きている間は、この手の問題は発生しないと考えています。
125
:
憂島生
:2004/06/27(日) 01:47 ID:NKDnGA0M
>>122
>戦後60年間、日本国憲法の下で上手くやって来たのですから、
>この枠組みでやる方が、楽だし、安全だと思います。
>そうゆう現実的な対応が、日本人に求められていると、自分は考えます。
生きていてこそ、という考えも理解します。生きる逞しさも尊敬します。
しかし、気分が悪いのです。単に生きて行くだけでは。
人間が他の生物と決定的に違うところは何か。
「誇り」や「志」を思考できるところではないでしょうか?
(誰もが感じる必要は無いし、強制されるものでもないですが)
戦後体制からの脱却は、現憲法の消滅からです。
自主的憲法(言語としての表現が難しいのですが)を制定(奪還)出来るの
ならば、左翼的憲法でも構わないと言う右派もいます。
占領体制から日本が脱却するためには、中途半端に戦勝国の都合に従って
いてはいけません。日本が独立国家になるための戦いが今あるのです。
126
:
yamada
:2004/06/27(日) 12:13 ID:x1cusjZ2
まあ、理念的な問題はさておいても、
現実問題として集団的自衛権も認められないような状況では、日本が有事に巻き込まれたときの米軍との共闘体制すらなりたたないでしょう。また、海外派兵された自衛隊も、たいへん無理のあるアポリアを抱えることになる(恐らく、火急の際には法を犯してでも他の国の軍隊と共闘して敵を戦わざるをえなくなる可能性が高い)。
また、自衛隊は敵前逃亡しても軍法会議ひとつ開けずに、公務員の法律で軽い罰が与えられるだけならば、事実上防衛のための軍隊としての規律も保てず、実質的には役にたたない、単なるコスプレになってしまう。
これが、何かあったときにどのような結果をもたらすのか・・・
127
:
yamada
:2004/06/27(日) 15:13 ID:x1cusjZ2
私は個人的にはリベラルのつもりですから、あまり精神論は持ち出したくありません。
しかしですね、敵前逃亡したジェンキンズみないな人間がたいした罪にも問われず、逃亡せずに立派に戦って死んでも、自衛隊は軍隊でないので「名誉の戦死」にもならない。
右翼や保守の人には怒られそうだけど、もし私が自衛官だったら、こんな「兵隊を兵隊とも思わない国家」のために「命がけで戦って死ぬ」くらいなら、馬鹿馬鹿しいから平気で敵前逃亡するでしょうね。
現実に有事のときには、恐らくそうした事態が沢山起こるんじゃないかと思いますよ。
128
:
yamada
:2004/06/27(日) 15:23 ID:x1cusjZ2
裏を返せば、現在の自衛官の方々は、そうしたひどい境遇でイラクに赴かれている、ということです。
あるいは、それが洗脳の結果であろうがなんだろうが、将軍様のためには栄誉をもって命を投げ出す北鮮の部隊と、現実には対峙している、ということです。
129
:
高弘
:2004/06/27(日) 17:04 ID:QXPHFiT.
yamadaさん、自衛隊が敵前逃亡する可能性は低いと思います。
自衛隊は志願制なので、敵を前にして逃げ出すようなら、
元々自衛隊には入らないでしょう。
仮に入隊しても、訓練の時点で脱落すると思います。
ただ戦時下で、徴兵をされた兵隊なら確かに命を惜しんで
逃げ出す可能性はありますが、その後はどうするつもりなのか想像はつきません。
脱走兵をわざわざ後方へ移送するとは思えませんし、
戦時下で上手く生き延びれる保障は少ないです。
130
:
高弘
:2004/06/27(日) 17:28 ID:QXPHFiT.
>>125
憂島生さん、現在の日本国憲法のどの辺が不味いと考えますか?
特に、日本国憲法には問題点は無いと思うのですが。
左派のように護憲というよりも、変える必要性をほとんど感じないのです。
新しく憲法を作った所で、現憲法からそう違う物ができるとは考えないし、
どの辺をどう変えたいのか、国民の考えがいまいち伝わって来ていません。
>占領体制から日本が脱却するためには、
中途半端に戦勝国の都合に従っていてはいけません。
>日本が独立国家になるための戦いが今あるのです。
日本は独立国家だと思います。
占領されている訳では無いし、戦勝国の都合に従っている訳では無いでしょう。
もっと現在の日本に、自信を持っても良いと思うのですが。
「誇り」や「志」は内に秘めれば良い物で、他国の評価など気にする必要は無く、
自分で再認識する必要も無いと考えます。
憲法が自前で無くても、日本は平和国家として戦後60年近く歩んできたので、
その点だけは、誇れます。
平穏無事に生きられ、兵隊に引っ張られる可能性も極めて低い現在、
これに勝る状況は無いと思います。
131
:
yamada
:2004/06/27(日) 17:47 ID:x1cusjZ2
>>129
自衛隊は現実の命がけの戦闘を経験していません。
人間なんて弱いものですよ。
志願した者だといっても、たんに職業として選択した者も多く、本当に命がけの戦いが本望かどうかはわかりません。
私の知っている自衛隊経験者の何人かは、こんな馬鹿な国のために死ねるか、と言ってました。
外国や過去の日本の軍隊が、それなりに軍法を整備しそれに基づいて兵を裁いているのは、必要だからやっているのです。
敵方に逃亡して機密を漏らしたり、持ち場を放棄したりすることは、戦場では多くの味方を殺すことに繋がります。
これをきちんと裁くことができないようでは、軍として実際に機能しないのは明らかでしょう。
また、現実に国のために外国の兵隊と戦ったのに「戦死」にすらならないのでは、話にならないと思います。
132
:
yamada
:2004/06/27(日) 17:58 ID:x1cusjZ2
ところで、高弘さんは、自衛隊を認めながらも、憲法はそのままに、ということですが、
現実の日本政府のやってきたことも、同様ですね。
以前、自衛隊のレスで軽く触れましたが、本来政府が自衛隊(およびその行動)は合憲であるとかないとか、決める立場ではないのです。これは、三権分立の最も基本的な法治国家のシステムをストップさせてきた訳です。実際、これは独裁制のやり方に等しいものであって、かなり危険な要素を含んでいる訳です。とりわけ、今後自衛隊の活動が実質的になるにつれて、なし崩し的な解釈がどんどん広がっていく危険があります。
これについて、どう思われますか?
133
:
高弘
:2004/06/27(日) 18:40 ID:QXPHFiT.
>>132
>ところで、高弘さんは、自衛隊を認めながらも、憲法はそのままに、ということですが、
現実の日本政府のやってきたことも、同様ですね。
そうですね、憲法を変えずに自衛隊の存在を認めてきました。
違う点は、自衛隊は違憲であるが、絶対に必要であると言い切っている所です。
野党からの攻撃された時に、自分の見解で納得させられるか分かりませんが、
少なくても多数の国民はこれで納得する筈です。
>本来政府が自衛隊(およびその行動)は合憲であるとかないとか、
決める立場ではないのです。
>これは、三権分立の最も基本的な法治国家のシステムをストップさせてきた訳です。
なるほど、そうゆう考え方もできる訳ですね。
ただ政府が、自衛隊を合憲だとするのは野党からの質問に答える為でしょう。
政府が自衛隊を合憲だと決めたのではなく、
政府見解を出したに過ぎないと解釈はできないでしょうか。
裁判所は、自衛隊を合憲と判断しているようですが、
最高裁判所の長官は首相によって決められるので、
基本的に時の政府の見解に背く判決はまず出せないでしょう。
>とりわけ、今後自衛隊の活動が実質的になるにつれて、
なし崩し的な解釈がどんどん広がっていく危険があります。
>これについて、どう思われますか?
自衛隊は軍隊ですから、軍隊としての枠組み内の行動なら基本的に容認します。
これの行き着く先が、戦前の日本の体制なら考え方も変わると思うのですが、
現時点ではそこまで想像できないので、かなり自由な活動を認める姿勢です。
134
:
yamada
:2004/06/27(日) 19:15 ID:x1cusjZ2
最高裁は、違憲審査の申し立てを行っても、自衛隊については門前払いを食わせるのですから、合憲という判断を正式に下したのではありません。法を解釈して、違憲か合憲の裁定を下す本来の司法の役割を、立法機関の圧力に負けて放棄したのが実情でしょう。
つまり、三権分立の基本制度からすれば、現実には自衛隊は合憲でも違憲でもありません。仰るとおり、最高裁が政府の見解に背くことは、最高裁判事のうち14人までが内閣に選ばれるのですから、自民の万年与党下ではおっかなくてできない、したくない、ということなのです(この点、二大政党制が実現すれば、状況が変わる可能性もあります)。そのため、政府の一方的な見解がまかり通ってきただけです。
こうした状況で危惧されるのは、もともと条文の上では自衛隊に無理のある現憲法を、時々の権力者が一方的に解釈することが、今後の自衛隊(および政府)の動向を規制していく上での安全弁になりうるか?という問題です。
ヨーロッパでは、一般に、こうした「全てを許すために全てを禁じる」ような法は、危険この上ないものとして、忌避される傾向にあります。
例えば、下世話な例で申し訳ありませんが、日本の売春の問題を取り上げてみましょう。
ドイツなどでは、完全に国が売春を認めた上で、厳しい年齢制限や病気の検査を義務付けて、管理することでかなり上手くコントロールしているようです。
日本は、反対に、売春(とりわけ管理売春)は「悪いこと」だから、なにがなんでも違法です。しかし、結果的には規制に失敗し、中学生までが売春を行っています。
いままで、戦後の日本は本格的な軍事行動は体験してきませんでした。しかし、これからは、現実的な軍事行動が要請されることと恐らくなるでしょう。
その際、売春に対する法的処置とその失敗(結局は、理想主義の法規に偏ったための、現実のコントロールの失敗)のようなことにならなければよいのですが・・・
135
:
香西
:2004/06/27(日) 20:50 ID:hfGvtphQ
憲法改正議論の最中、割り込みすみません。小泉も改憲やる気満々です。
-----------------------------------------------------------
<小泉首相>集団的自衛権 憲法改正して行使を容認すべき
小泉純一郎首相は27日のNHKの主要5政党党首による討論番組で、集団的自衛権の行使に関し「日米安保条約に基づいて日本を守るために戦っている米軍と共同行動できないのはおかしい」と指摘。そのうえで「今の憲法でも(行使できると)解釈できると言いますよ。しかし、私はそれは取らない。憲法を改正して、日本が攻撃された場合には米国と一緒に行動できるようにすべきだ」と述べ、日本有事の際の日米共同行動に絡み、解釈変更ではなく憲法を改正して行使を容認すべきだとの考えを示した。
これに対し、民主党の岡田克也代表は「米国と一緒に世界中で戦うところまでいきかねない」と反対を表明。公明党の神崎武法代表も党内議論を紹介しながら、慎重論を展開した。また、共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首は「集団的侵略につながる」(志位氏)などと指摘し、反対姿勢を明確にした。
政府は集団的自衛権について「保持しているが、行使できない」との憲法解釈を堅持している。
136
:
yamada
:2004/06/28(月) 21:18 ID:Baf/lT9Y
「保持しているが、行使できない」
日本語のせいか、なんとも矛盾した禅問答みたいですね。
どうして、「行使したくない」と言わないんでしょうか?
日本人はお上に弱いと言われますが、この場合のお上は真っ赤さーでしょうね。
137
:
yamada
:2004/06/28(月) 21:19 ID:Baf/lT9Y
真っ赤さー→マッカーサー
138
:
憂島生
:2004/07/02(金) 02:21 ID:NKDnGA0M
>>130
内容で問題が在るのは9条でしょうか。日本が唯一、理想を掲げても
国際的には異常ではないでしょうか。
今までは、たまたま、国内が非戦闘地域で済んでいただけではないでしょうか。
はっきり言って、精神的問題です。内容は現憲法とまったく同じであっても
いったん破棄して新たに、「日本」が自ら制定するものでなければなりません。
仮に左翼的憲法が一旦できたとしても、現憲法を継続するよりはましです。
生きていれば(精神的)奴隷でも良いのか、どうなのか。
戦争が出来る「改悪」ではなく、国民を守るための「現憲法破棄」です。
改正も出来ない憲法を60年も存在させた事が、変では無いでしょうか。
139
:
yamada
:2004/07/02(金) 10:40 ID:Baf/lT9Y
自衛隊を”現実の軍という組織の機能を与えた活動”をさせるためには、どうしても改正は不可避でしょう。改憲の(ましてや九条改正の)ハードルは高いものの、恐らく、この流れに沿って、全体的な動きが出てきている。
しかし、それが何のために、どのような形で行われるのか、が問題でしょう。
現憲法は、アメリカの国益に基づいて、「これを受け入れることがお前達の唯一の生存の道だ」と脅迫されて押し付けられたものです。このような占領下での法(憲法に限らない)は、独立したら無効とみなして、自分達で作り直すおは、国際的に見れば当たり前。しかし、我々はそれをやってこなかった。原点に戻って考えると、この憲法は、アメリカのアメリカによるアメリカのための日本国憲法であることは明らかなのです。それを、戦後冷戦構造化で、たまたまアメリカと防衛上の利害が一致したからといって、そのままにしておいたのは、本来異常な行為(少なくとも、普通の国から見れば)でしょう。それを、今度は、アメリカのご都合に合わせて自衛隊を動かすために改正するのであれば、根本的には同じことです。上記に述べたようなおかしな拡大解釈は、アメリカの都合に合わせるためなら、改憲後も司法をだまらせても続けられることでしょう。そこに、日本国のきちんとした法治のシステムや、国の主体性が生じてくる訳がない。全ては「アメリカのアメリカによるアメリカのための憲法」の延長上にあるのですから、当然のことです。
つまるところ、改憲派も護憲派も、お釈迦様の手のひらを飛び回る孫悟空のように、自由の女神様の手の上で、自己意思に基づいて争っている(つもりでいる)だけなのです。
憲法破棄によって、ボタンの掛け違いをなおさなくては、この状態は永久に続くでしょう。
どうして、普通の国が普通にやってることを私達日本人はできないのか。また、それをやったからと言って、アメリカとの関係がおかしくなる、なんてことはないと思います。独立後の当然の権利なんですから。
140
:
yamada
:2004/07/02(金) 11:39 ID:Baf/lT9Y
もうひとつ思うことは、日本のリベラルとはなんだったのか?ということです。
もし、日本が戦後本当に自由と民主主義を手に入れた、というのであれば、自由の観点からは創憲は当然のことだったのではないでしょうか。
それがいかに自国の全体主義に近づいた体制を打破したとはいえ、外国が自分の国に押し付けた憲法を独立後も護持しているのは、あらゆる権威からの自主独立による自由を望むはずのリベラリストにとっては、耐え難いことのはずです。例え現行憲法のような内容であっても、それを自分達の手で作り直して、占領下のものを破棄するはずです。
こうした点から考えられるのは、日本のリベラリズムというのは、文字通り、「真っ赤な」偽物であった、ということです。
141
:
yamada
:2004/07/02(金) 19:22 ID:Baf/lT9Y
因みに、この憲法押し付け論に対して、国会が、明治憲法の改正規定に沿った形で議決し、正規の手続きで公布された憲法なので押し付けではない、という論議が、改憲論者と左翼共通のものらしい。占領下で、占領軍下にある国会での決議があれば、脅迫されたものでも有効ですか。イラクで同じことが仮に起こったら、左翼もそれを認めるだろうかね。
142
:
香西
:2005/10/28(金) 23:45:46 ID:zpLXwgmI
自民党が憲法改正草案を発表しました。
私達も新憲法について考えていきましょう。
自衛軍保持を明記 自民が初の改憲草案
自民党は28日、現行憲法を全面的に見直し「自衛軍」の保持などを明記した新憲法草案を決定した。環境権など「新しい権利」を盛り込む一方で、「国民の責務」に関する条項を新設。前文に「帰属する国や社会を愛情と責任感と気概をもって自ら支え守る責務」をうたうなど、公益重視の内容となった。
全10章で、条文は憲法の補則を除く99の条文に対照させる形で整理。同党が条文形式で憲法改正案をまとめたのは初めて。次期通常国会でまず国民投票法を制定、来年中に予定される民主党の改憲案策定を待ち、憲法改正を政治日程に乗せたい考えだ。
焦点の9条は、「戦争放棄」を定めた現行憲法の9条1項をそのまま堅持、「戦力不保持」を規定した2項は削除し、「国の平和と独立」を確保するため、首相を最高指揮者とする「自衛軍の保持」を明記した。1項の堅持は小泉純一郎首相が28日の協議で指示した。
自衛軍は緊急事態での秩序維持や国際協調活動にも使えるとし、海外での武力行使も可能にした。集団的自衛権は明文化しないが「自衛権に含まれる」として行使を容認。「軍事裁判所」新設も盛り込んだ。
政教分離は社会的儀礼の範囲を超えないことなどを条件に最高裁判例に従う内容とした。
前文はまず自主憲法であることを強調。(1)国民主権(2)民主主義(3)自由主義(4)基本的人権の尊重(5)平和主義(6)国際協調主義―の6原則を「不変の価値として継承する」と宣言し、国際的な圧政の根絶、地球環境の保全も打ち出した。
権利・義務では、現行の権利に加え、知る権利など5つの新しい権利を明記。他方で、国民は「公益及び公の秩序に反しないように自由を享受し、権利を行使する責務を負う」と、自由と権利の乱用をいさめた。党内に天皇の元首化を求める意見もあったが、象徴天皇制を維持した。
このほか、改憲発議要件を「各議院の総議員の過半数」に緩和し、政党条項を新設。地方自治体を「基礎自治体」と「広域自治体」に分け、自治体の財政自主権を明確にして権限を強化した。
143
:
青鷺
:2005/10/29(土) 00:18:59 ID:/385Ktog
「軍事裁判所」ですか、つまり軍法会議ですな。
法曹連中がなんか言ってきそうですな。
144
:
香西
:2005/10/29(土) 01:05:46 ID:zpLXwgmI
自衛軍なんていいかっこしい名前にしないで普通に日本軍でいいんですよ。
145
:
高弘
:2005/10/29(土) 18:43:27 ID:YzeUon7.
>>144
自衛軍なんて名前は格好悪いですよ。共産圏の国の軍隊の別称みたいです。
普通に日本軍で良いと思います。
146
:
国益
:2005/10/30(日) 00:05:26 ID:Bm6wgMAY
自衛軍はやめてほしいですね。
外から見たら普通の軍隊にしか見えません。
言葉遊びはやめて欲しいですよね。
10歩譲って国防軍にして欲しい。日本国防軍。
147
:
国益
:2005/10/30(日) 00:07:13 ID:Bm6wgMAY
>>143
軍法裁判は軍隊の中で行われるものですから
(今の自衛隊なら憲務隊か)法律さえ通ってしまえば
外部の連中が文句を言うことはできないでしょう
148
:
Janne
:2005/10/31(月) 00:55:01 ID:BMy3Fk3g
憲法九条の改正について、私は自分に関係することと思って真剣に考えています。
しかし、私の周りの友人の中には相変わらず無関心な人もいます。
でも、このごろ私が政治・外交に関する本をクラスに持ってきて友人たちに勧めたためか
前よりは、無関心な人が減りました。
149
:
国益
:2005/10/31(月) 01:00:48 ID:endB5G.2
>>148
そういう人にはとりあえず
小林よしのりの戦争論を読ませてください。
もうちょっと頭の良い人&
さらに専門知識をというのであれば、
飛鳥新社から出ている
テリー伊藤と青山繁晴のお笑い日本の防衛戦略がオススメ。
ちょっと古いけどね。有事法制が通る前の本だけど面白いですよ
150
:
Janne
:2005/10/31(月) 02:34:34 ID:BMy3Fk3g
小林よしのり立ち読みしました。
あれなら、周りの友人達にもウケそう。
151
:
国益
:2005/10/31(月) 23:07:15 ID:endB5G.2
>>150
彼の本は面白いですよ
152
:
高校教師K
:2005/10/31(月) 23:48:35 ID:ATjwICD2
当然ですが、私のクラスの学級文庫には「戦争論」置いてます。
153
:
国益
:2005/11/01(火) 00:10:27 ID:endB5G.2
>>152
へえ〜。そうなんですか。
ご自身で購入されたのですか?
154
:
高校教師K
:2005/11/01(火) 00:33:16 ID:ATjwICD2
勿論です。
155
:
国益
:2005/11/01(火) 01:52:44 ID:endB5G.2
>>154
そうですか
156
:
高校教師K
:2005/11/01(火) 23:28:12 ID:x.UDLTls
明日からは、扶桑社の「新しい歴史教科書」(市販本)を置きます。中学生用で分かりやすいし、教科書が小説のように
面白く一気に読めてしまったなんて経験は初めてでしたね。今、秋の読書旬間(朝SHR前に10分間だけですが)なので、
少しでも多くの生徒に読ませたいと考えています。
157
:
国益
:2005/11/01(火) 23:30:19 ID:endB5G.2
>>156
素晴らしいですね。
159
:
霧島
:2006/05/02(火) 02:05:36 ID:V9.oKk2.
はっきりとした意見で面白い。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060501AT3S0101601052006.html
160
:
通報情報
:2007/10/20(土) 18:33:10 ID:xufXACC6
衣服を透かして女性の裸体を盗撮する透視カメラというものが市販(無線雑誌ラジオライフなどに広告掲載)されており、それを改造したもので以前からささやかれていたように、「家やマンションの中の様子を建物の塀や壁を透かしてくっきりと盗撮」する盗撮器を所持!!
警察無線の傍受も行っている北朝鮮国籍の要注意人物!
通報情報
名前 杞山 岳史(キヤマ タケシ)
本籍 大阪府東大阪市太平寺2丁目3番4号
住所 大阪府東大阪市柏田東10-9
通報先
大阪府警 公安課
0669454744
大阪府警 メールで通報・犯罪者を逮捕しよう!
gazo110@abeam.ocn.ne.jp
大阪府警 性犯罪
0669410110
警視庁 公安課
0335814321
兵庫県警本部
0783417441
公安調査庁
0335925711
東北公安調査局
0222564161
中部公安調査局
0529514531
近畿公安調査室局
0669437771
神戸公安調査事務所
0783514006
中国公安調査局
0822285141
四国公安調査局
0878226666
九州公安調査局
0927211845
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