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【場】『黄金原駅』 その3

441石動 遥道『アルター・ブリッジ』:2016/01/08(金) 22:44:53
>>440
「あー……うん。
自分じゃ優柔不断なばっかりだと思ってたけど、アンタ、いい人だな」


ガタンゴトン  ガタンゴトン  プシューーーーッ


電車が到着し、ホームに停車した。

「俺は石動 遥道(イスルギ ハルミチ)。スタンドの名は『アルター・ブリッジ』」

ほぼ同時に名乗る。一拍をおいて電車の扉が開く。

442人吉 佐和子『クラウド・ボーイ』:2016/01/08(金) 23:00:29
>>441
「石動さん、ですね。よろしくおねがいします……
あっ、わたしは人吉 佐和子(ヒトヨシ サワコ)と申します」

『メヘェェェ』
鞄から、『枕みたいな羊』の『スタンド』が顔を出した。

「この子は『クラウド・ボーイ』」
「それじゃあ、そうですね……うふふ、
これも何かの縁ですし、降りるまではご一緒しましょうか?」

そう言って微笑みかけ、列車に乗り込む。

『〜♪』
発射のジングルがなる。ゆっくりと、汽車が駅を離れていく。
……道中、人吉が何度と無く眠りに落ちかけたのは、また別の話だ。

443石動 遥道『アルター・ブリッジ』:2016/01/08(金) 23:16:11
>>442
「人吉さんですか、よろしく。
『羊』……か。なるほど、これは奇妙な縁かもしれませんね。
夜の夢でスタンドに目覚めた私には……」

多眠症の気がある女性と、眠りに関係していそうな『羊』のスタンド。
『ファム・ファタール』との関係は……偶然だが、『出来過ぎ』だと思った。

「はい、まあ、どっちかの降りるところまで」

プシューン

ガタンゴトン……ガタンゴトン……

二人は電車に乗り込み、扉は閉まり、走り出した。
人吉は席に座り、俺はその前で立っている。
その後は話らしい話もなく……どちらか先に降りる方の駅で、別れた。

444青田『トライブ・コールド・クエスト』:2016/04/03(日) 23:18:11
駅前、監視カメラの真正面でベンチに寝ころび、
顔に帽子を被せている。眠っているようだ。

445青田『トライブ・コールド・クエスト』:2016/04/04(月) 00:06:45
>>444
ふらりと立ち上がると、そのまま歩き去った。

446青田『トライブ・コールド・クエスト』:2016/09/28(水) 22:58:54
駅から出入りする人間から見える位置のベンチでスマートフォンを弄っている。

447青田『トライブ・コールド・クエスト』:2016/09/29(木) 09:08:23
>>446
男は居なくなっていた。

448坂下 佳侑希『レイルウェイ・チルドレン』:2018/12/29(土) 21:04:40
 
 
タタン
   タタン


            タタン
              タタン
 
 
この時期の電車は混み具合が本当に読めなくってうんざりするんだよ。
変な時間の上りが妙に混んでたり、朝イチの下りに人が溢れてたり、
私がどうにかこうにか意を決して乗り込んだずっとずっと遠くまで行く電車が、
ずっとずっと遠くまで行きたい人でそれなりに繁盛しちゃってたり。

すっごく遠くまで行こうっていうのに、立ちっぱなしってのは流石にしんどいんだよね。

 
    タタン
       タタン


          タタン
             タタン
 
 
だから私は、惜しげもなくズルを、イカサマをインチキをしてしまうんだ。

『誰がいつどこで降りるか』が『分かって』、そのタイミングを好きにいじれる私の『裏技』。
使いすぎると自分がどんどん弱っていって甘えていってつまらなくなっていくような気がするけれど、
だけどだからって言って、この街を出るのってのに最後だからってのに使わないってのは、
それはそれで違うじゃん?


           タタン
             タタン
                     タタン
                        タタン


「『レイルウェイ・チルドレン』って、いうんだよ」
 

誰に聞かせるともなく呟いて、私は座席を確保する。
そのくらいは、私の『手のひらサイズの未来予知』があれば、まるっきり楽勝って感じなんだ。 

思えば、色々なことがあって、その色々が大体全部いいことで、
思い返してみれば、私の人生って奴はどうやらうまいこと行ってるみたいで。

だから、

 
   タタン
      タタン
                タタン
                   タタン
 
 
だからやっぱり私は、行かなきゃいけないんじゃないかって思うんだ。
もっと色々なことがあって、もっといいことがあって、もっとうまく、行ったらいいと思うから。
 
 
「たくさん考えると、疲れちゃうよねえ」
 
 
この電車は座席の下からも暖房が効いていて、
ひとたび座ったらたちまち私の身体は暖められて、どうにも抗いがたい眠気に襲われるんだ。
疲れていて、暖かくなっって、眠たくなって。

だから今から私が眠ってしまうのも、きっと無理のないことだと思う。
 
 
次に目を覚ましたら、きっとずっと遠いところに辿り着いているんだろうけど。
それでも、それって別にさみしいことじゃないって思うから。

だから私は、薄く笑って瞼を閉じる。
楽しいこととたくさん遭って、楽しいことがたくさん待ってて。
まったく、ひょっとして私の人生、最高なんじゃないか。

 タタン
   タタン
            タタン
                タタン
 
 
両耳を塞ぐイヤホンからは、昔のヒット曲が絶え間なく流れている。
居場所の要らない女の子が人の心を渡っていくような、そんな歌。

車輪のリズムと慣れたメロディに包まれて、
どうしようもなく本当にまるっきりおめでたくて幸せな私は、小さく一つ呟いて、意識を手放してみるんだよ。
 
 
「ぐんない」


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