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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
994
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/09/01(木) 19:38:59
>>991
(高遠)
衝撃的な展開に頭が追い付かない。
だが、直感はある──今の自分の理解で、おそらく正解だ。
とはいえ、今まさに、戦いは火ぶたを切って落とされたところだ。
深く考えている余裕はない──
血に飢えた『ハッピー・オルガン』が味方ならば、なおのことだ。
── ♪
グ ルン
バッ キャア!!
目星をつけていた長椅子の横腹に、回転を乗せた蹴りを叩き込む!
爪先に引っかけるようにして狙いをつけたそれは、
凄まじいスピードで回転しながら、まっしぐらにルンクスへと放たれた!
蹴りによる狙いは『クレモンティーヌ』の職能ではないが、
今回はうまくいった──弾道は足から腹部にかけて。狙い通りだ。
ギャン ギャンギャンギャンギャン──!
「次の贈り物は、こっちカ?」
だが──、やはり。
本体の呑気な台詞とともに、『エンジェルズ・ラダー』が応じて来る。
ギャンギャンギャン──z_____________
ガッ! キィィイ
サッカーでパスを受けるように無造作に、
馬頭のスタンドは片足で荒れ狂う長椅子を止めて見せた。
それも、弾くより防ぐより困難な応対──床と足の間に挟んで、『キャッチ』した!
高度な精密性もさることながら、
『クレモンティーヌ』に匹敵するパワーがなければ、こんな対処は『不可能』だろう。
見れば、突っ込んだ『ハッピー・オルガン』は、
いつのまにか出現した大型の黒い『パイプベッド』に、井上もろとも挟まれている。
中央で折り曲げ、収納できるタイプのものだろう。
『破壊不可能』な物質で捕縛される──その危険を、高遠は身をもって知っている。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ゴ ゴ
「ところで、『スイート・バイト』。
さっきの『ネズミ』の話がジョークでないなら、
放置しておくのはオレの流儀じゃアないな」
「あら、そうだったのかい?」
「こいつらはここで潰しておくにしても、万が一がある。
逃げ道をあえて塞いでおく必要はない。
『ネズミ』は潰しておくとしよう。おまえ、やれるか?」
「無理さね。あの部屋に大きな鏡はなかったよ」
「なら・・・・『新婚』のあいつに来てもらうしかねェな。
おまえは気に入らないだろうが・・・・な」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
(TO BE CONTINUED)
995
:
『ヴァージンロード・クルセイダーズ』
:2016/09/01(木) 19:42:52
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