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【場】DIONモール その3

370稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』:2016/01/09(土) 21:47:27
>>369

ハイスコア画面――今回は、『10位』だ。
恋姫もまた、目を細めて。

「……足手まといじゃない。
 初めてで一機残せたのは……悪くないよ。」

            「……えひ。」

     ガタ

席を立つ。メダルの容器を手に。
名前入力は――今回は、適当でいい。

「褒めても何のフラグも立たないけど……ありがとな。
 僕は、ゲームで……シューティングでなら、『輝け』る……」

       ニヤ

宝塚を見上げて、笑む。
人形のような顔の、桜色の瞳は、泥のように灯る。

   「……いっぱい使ったよ。
     時間……えひ、これからも。」

         「……なんか別のゲームも、やる?」

                ・・・・ふと、そう思い立って、声をかける。

371宝塚『ヴェルサイユ』:2016/01/09(土) 22:06:19
>>370
「……そっか、悪くねェか……へへッ」

少し、はにかむように笑う。
多分、『恋姫』には初めて見せる顔だろう。

「『輝ける場所』……か」
「ああ、それがあるのは……良いことだ」

ニィ

今度は、豪快に笑う。

「だろーな。時間を重ねて『研鑽』する……それが『自信』になり」
「そして『自信』は『確信』になる……アタシも、そうありたい」

恋姫の自信と『自負』に溢れた様子に、頷きながら呟いた。

「違うゲーム……ん、いや」

申し出に、少し考える。

「……今日は、いいや。すげー『楽しかった』からよ、
この気持ちを今の『新鮮』なまま持って帰りたい」
「そーいや、まだ『名前』聞いてねぇな。
アタシは『宝塚 亜綺良』ってんだけどよ」

372稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』:2016/01/09(土) 22:52:46
>>371

「えひ……輝くのは、きもちいいからな。」

      ニタ

陰気な笑みを深める。

        ジャラ

メダルの容器を手に、筐体から離れて。
視線は宝塚に向けたまま。

「……そうか。えひ。
 まあ……ゲームは、逃げないし。」

         「楽しかったなら……良かったな。」

頷いて、特に引き留めることもない。
ゲームはいつでもここにある。他のところにも、ある。

「僕は……稗田。稗田 恋姫(ひえだ れんひめ)……」

              「んじゃ、おつかれ〜……えひ。
               駅前にも……いいゲーセンあるぜ。」

     ジャラ
               ジャラ

そういって、メダルゲームの筐体へ戻っていく。
恋姫の表情は、笑顔だ。

373宝塚『ヴェルサイユ』:2016/01/10(日) 00:10:43
>>372
「ははッ、ま、楽しかったけどよ」

ニカッと笑い、『恋姫』に手を振る。

「それは多分、アンタと遊んだからだ……『稗田』」
「じゃあなッ」

踵を返し、家路につく。
その日は1日、どこか上機嫌なままだった。


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