したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【戦】『空高くスカイハイ』 3

264宝塚『ヴェルサイユ』:2016/01/06(水) 00:42:42
>>263
「な……ッ!?」

『イザベル』が選んだのは、『あえて』
攻撃を食らう道ッ!
これは『予想外』――
二人は勢い良く激突し、地面に転げるッ!

「こいつ……」
「……てめーの『スタンド』に対して」
「それだけの『想い』を持ってやがるかッ」

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

「いいぜ」
「『尊重』するッ」

『槍』は『引き戻される』。
先ほどまで、散々見てきた『光景』だ。
『至近距離』で、余った『分銅』の鎖を
『ヴェルサイユ』が『イザベル』の首にかける。

そのまま、分銅を引き絞り、首を『締め落とす』。
『槍』がイザベルの体を『引く』動きが、
その助けになるだろう。

「あくまで『解除』しないなら……
てめーの『能力』で『落ち』る道を……」
「選ばせてやる」

265イザベル『アーキペラゴ』:2016/01/06(水) 00:51:24
>>264

   「ガ、ハッ」

     「あり、がとよ……」

  「わざわざ、乗ってくれて、よォ……」

首を絞められる。
万力で絞られるそれに対し、長くは持つまい。
刻一刻と意識が暗転へと転がっている。『数秒』。それだけ持てば上等か。
その僅かな時間にイザベルができることは――――

          がしぃっ

――――『宝塚』を、掴んだ。

        「それ、で……」

   「てめェ、は」「誰が」

     「『抑えといて』、くれるんだ……?」

槍は『引き戻される』。
当然――――イザベルと、イザベルが掴む『宝塚』ごと。
怪力で、勢いよく、『海面』目掛けて『引き戻される』。

266宝塚『ヴェルサイユ』:2016/01/06(水) 01:04:45
>>265
「……」

引かれる。北へ、引かれる。

「アンタはアタシを『南』に転がした。そうだろ?」

『宝塚』は、ぽつりと呟く。
『狩人』は、真北。ならば、転げた方向は、真南。
そして右手側には、いまだ『シャンデリアの橋』がある。

「アタシの『ストッパー』は、まだそこにある」

ガ ッ

『ヴェルサイユ』が、地面を蹴る。
ほんの僅かで良い――軌道を『右』にズラせれば。
二人は『シャンデリア』に突っ込み――その『重量』が
『引き寄せる』動きを『遅滞』させる。
その『遅滞』が――イザベルを『落とす』に十分であることを信じよう。

地面に倒れたこの体勢、真っ向から『狩人』のパワーに
抗うのは『不可能』だろう。
だが、引かれる力に逆らわず、『横』に動くならば、
『ヴェルサイユ』をもってすれば十分に可能なはず。

「『締め落とす』か、『引きずり込む』か、『ギリギリ』の勝負、
その僅かな『猶予』を作るッ!」

267イザベル『アーキペラゴ』:2016/01/06(水) 01:14:41
>>266

    「ハッ、そうだなァ――――」

引かれる、引かれる。
『海面』目掛けて二人は引かれ、地面を引きずって進んでいく。
その動きが、ピタリと止まった。


   (――――ッたく)


        (……ダッセェ)


『狩人』が消えた。
海もまた、再び元の色を取り戻した。


イザベル『アーキペラゴ』 → 『再起不能』

268宝塚『ヴェルサイユ』:2016/01/06(水) 01:22:58
>>267
ガシャアァアンッ
衝突。なおも引く『狩人』。そして『静寂』がやってくる。

「……………………痛ェな」

当たり前だ。
『シャンデリア』に突っ込んだのだから。
それでも、何とか、生き残った。

「もし『引きずり込まれ』てたら、どうなってたのか……ゾッとしないが」
「……凄え『執念』だった。戦えて、良かったよ」

イザベルに声をかけ、ゆっくりと歩き去る。

宝塚『ヴェルサイユ』→『勝利』


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板