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【ミ】『業の華 ― black ― 』
662
:
『悪童ウォーズ』
:2015/10/30(金) 01:33:49
【5日目 18:01】
放課後、『キー坊』が「海とか見たくね?」とか言い出す。
『板踏』は『キー坊』の『山田』は『ハルマ』の『単車』の『ケツ』に乗り、
『海』を目指し走っていた訳だが…
カラララ…
「”待”ってたぜェ!!
とき
この”瞬間”をよォ!!」
ハルマ:
「げェーッ!こいつらマジかよ!」
キー坊;
「山田ァァ!板踏ィぃッ!
いけッかァぁ?」
後方から単車が2台ッ!
『ツルハシ』を片手に持った『スリヴァイルマ軍団』のお出ましだッ!
マズイッ!どんどん距離を詰めてくるぞッ!
ス→
板キ→
山ハ→
ス→
663
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/10/30(金) 01:55:31
>>662
「『行けない』とは言えないだろうこの状況!?」
ええい、確かに海は俺もちょっと行きたかったが、まさかこんなことになるとは!
マッチを取り出し、『着火』!……ここ数日で着火速度が早くなった気がする。
ともあれ同時にマッチを持ってないほうの手に『ウィズイン・サイレンス』を発現。
そして『マッチ』をこっちに迫ってくる『単車』に放り、『全力演奏』で『延焼操作』ッ!
爆裂するかように火炎を広げ、迫る『スリヴァイルマ軍団』(マップで見て上の奴だ)の頭部に直撃させる!
相手はヘルメットをしているだろうか?
していないのならご愁傷さま、していても視界を遮りパニックを起こす程度の効果はある。
これにより、相手が『操縦ミス』をすることを狙う。
「……お互い危ないからこういうとこで襲ってくるのはよせッ!」
664
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/10/30(金) 02:39:24
>>662-663
「チィッ!」「人がそれなりに楽しんでるところを邪魔しやがって!」
屋外で近場に建物もない以上、『アーカム13』の能力は使えない。
よって、本体である自分がヘルメットを取り投げつけようとする。
それを回避しようと動いた所を狙って、『アーカム13』で殴りつける。
665
:
『悪童ウォーズ』
:2015/10/30(金) 22:55:29
>>663-664
現在二人が乗っている『単車』は走行中だが、
『ハルマ』と『キー坊』に『停車』を指示する?
666
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/10/30(金) 22:58:04
>>665
できればまぁ、『停車』してもらいたい。
667
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/10/30(金) 23:02:36
>>665
『3m』前後の距離を維持できるよう、敵への接近を依頼します。
668
:
『悪童ウォーズ』
:2015/10/30(金) 23:15:43
>>666-667
回答に感謝。
>>663
(板踏)
「オォケェェッ」
キィィィーッ
『キー坊』が『単車』を急停車ッ!
無風の状態で『マッチ』の火を点け、
空いてる手に『サイレンス』を発現ッ!
ビュオォッ
背後の『スリヴァイルマ軍団』に投げた瞬間に、
『火種』を『延焼』ッ!
ボォォッ
「うおぉぁッ!熱ッちゃぁ!」
即席の『火炎爆弾』で視界を妨げられた『スリヴァイルマ軍団』は
バイクの操作を乱し
グラッ キュルキュルキュルキュルッ
ドガァァ――z___ン!!
キー坊:
「おめえ、『不良』なら『ジッポ』の一つや二つ持っておけよ!
ホラ!俺のやッからよォ!」
ポイッ
停車した『キー坊』に『ジッポ』を投げて渡される。
>>665
(山田)
ギュルルルルル――
緩やかに速度を落とす『ハルマ』の『単車』。
そして射程内に捕えたその瞬間ッ!
カtッ グラァッ
装着していた半ヘルを投げつけるッ!
『山田』の目論見通り、
『スリヴァイルマ軍団』はバイクの操作を見出し
ズギュンッ!
「あッばァ!」
発現した『アーカム』の一撃を叩き込むッ!
当然クラッシュ!
ハルマ:
「連中、本当に手段を選ばねーな…」
669
:
『悪童ウォーズ』
:2015/10/30(金) 23:23:20
【7日目 10:12】
休み時間、小水を済ませる為に
『男子トイレ』に入る『板踏』と『山田』。
ガチャリッ
「おらァ!
九頭龍閃!」 メキッ
コロサズ
「拙者”不殺”だけど
ハンコロ
”半殺し”にはするでござるよォ!」
「おらッ! シシオ ミイラ
テメーも”志々雄”みてーに”包帯巻巻”にしてやッからよォ!」
「あがッ!
痛ッ!マジ!コレっ!あ…ッ!」 メキィッ
『スリヴァイルマ軍団』が3人。
亀の様に背中を丸める『3年1組』の男子生徒を
『木刀』で『フクロ』にしてるッ!助けろ!
670
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/10/30(金) 23:40:53
>>669
「悪(クズ)どもが・・・痛みを知れ」
『アーカム13』、射程ギリギリからイジメられている生徒を『絞首刑』に。部位は胴体、滑車は真上に。
そして少し離れ、『開閉型』の絞首刑を発動。生徒を残し、周囲の敵を真下に落とそう。
671
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/10/30(金) 23:46:01
>>668
(GM1/2)
「誰が不良だッ!?」
いやまぁ、ジッポは受け取っておくが。
>>669-670
(GM2/2、山田)
「……どっから突っ込めばいいんだもう」
……対処は山田先輩がやってくれるらしい。
俺は巻き込まれないよう、距離を取っておこう。
悲しいことに、このぐらいの相手だとマジで出る幕が無いのだ。
672
:
『悪童ウォーズ』
:2015/10/31(土) 00:20:07
>>670-671
躊躇う事なく『絞首刑』を発動する『山田』ッ!
ガコンッ
「あるぇッ?」
「おろッ」
「おろろォ〜〜ッ!」
ヒュゥ――
ク
シ
カッ
「サ、サンキュゥ助かったぜ…」
673
:
『悪童ウォーズ』
:2015/10/31(土) 00:32:58
【10日目 08:43】
『山田』と『板踏』が『留学』して『10日』が経過した。
『留学』時は『200人』以上は居た『スリヴァイルマ軍団』達だったが、
『板踏』と『山田』の活躍のお陰でその数は半数近くに減った…。
ワイワイッ ガヤガヤッ
朝のホームルーム。
当初は『山田』と『板踏』を煙たがっていた『3年1組』の面々だったが、
2人の『実力』は勿論『ハルマ』と『キー坊』の尽力もあり、
すっかり2人に心を許したようだ…。
ゲラゲラ
ギャハハハ
数日前まで煙草の煙と『殺気』が立ち込めていた教室は、
生徒達の活気で溢れている。
今まで劣勢だった『スリヴァイルマ軍団』に対し、
初めて優位に立っているこの状況、浮かれるのも無理はない。
「んん〜ッ、
何だかよくわからないけどぉ〜。
すっかり仲良くなったみたいだねぇぇぇ」
壇上に立つ担任の『茶渡』。笑みを浮かべている。
674
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/10/31(土) 00:48:38
>>672-673
「はなはだ遺憾ですがね」
なんて悪態をつきつつも、顔は微笑を携えている。
劣悪な不良どもの巣ではあるが……話してみると、そう付き合いにくい連中と言うわけじゃない。
こういう『人生経験』も悪くは無いか、という気になってきたところだ。
(住めば都、ってのはよく言ったもんだ。
まだ10日ばかりしか住んでないし、あと4日もすれば帰っちまうんだがな)
……そろそろ、別れも近いか。
その前に、『決戦』もあるのだろうが……
不安と寂しさが、なんとなく胸に浮かんだ。
675
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/10/31(土) 01:03:14
>>672-673
「ええ、皆さんとても愉快な方達で」「今から別れを思うと、少し寂しくなりますね」
『茶渡』の言葉に、微笑みながら頷く。
こいつらもいずれ悪(クズ)になる可能性はあるが、…まぁ今の所その見込みは少なさそうだ。
とはいえ、その『日野』とやらは危険極まりない。早々に『始末』しておきたい。
676
:
『悪童ウォーズ』
:2015/10/31(土) 01:34:02
>>674-675
(板踏・山田)
悪態を吐きながらも笑う『板踏』、そして『板踏』。
『留学』当初に『茶渡』が話していた通り、
彼らも根は素直な連中なのかもしれない。
「そっかぁ。そっかぁ。
後、4日だもんねぇ。
いやァ〜〜、僕も別れが名残惜しいよぉぉ」
「おいおい茶渡ちゃん、
それを言うなよォ!」
ドッ
「アハハ、ごめんねぇ〜〜」 ワハハハハ!
====================================
「さてと、それじゃあホームルームはおしまい。
今日は例によって『自習』だからね。
僕は職員室に戻るとするかねぇ」
『茶渡』が退室する。今日もまた『戦争』が始まる訳だが…
そういえば『キー坊』の姿が見えない。
677
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/10/31(土) 01:40:59
>>676
「はい、行ってらっしゃいませ」
笑顔で『茶渡』を送り出し、そのドアが閉まったのを確認して、ハルマの方を向く。
「『赤西』」「『多渕』はどうした?連絡なく欠席をするようなヤツではないはずだが」
678
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/10/31(土) 01:47:14
>>676
「ま、せいぜいあと4日を楽しむさ」
茶渡先生を見送る。
……サイコ野郎だと思っていたが、この分だと茶渡先生も立派な教師であるようだ。
少なくとも、生徒からは慕われている。
そのことを、この10日間で理解できた。
そう思いながら、教室を見渡し…………
「……なぁ、『喜郎』を見ないが。
風邪で休みってガラじゃないだろう、あいつは」
まさか、なにかあったのでは……?
679
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/01(日) 01:33:05
>>677
>>678
(山田・板踏)
ハルマ:
「あッ、キー坊?
そういえば来てねえな。なぁ知ってる?」
ブンブン
『ハルマ』が問いかけるが、
クラスメイトは首を横に振る。
ハルマ:
「ちょっと連絡してみっか。
えーっと」 トゥルル…
スマホを取り出し『キー坊』の携帯に電話を掛ける『ハルマ』。
T r u u u…
T r u u u…
T r u u u…
背後。教室の隅に設置された縦長の『清掃用具入れ』、
ケータイの着信音。
思わぬ場所から鳴り響く着信にどよめくクラスメイト達。
何か、何か嫌な予感がする…
680
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/01(日) 22:04:46
>>679
「・・・・・・・・・・」
『アーカム13』を発現。
『3m』の射程を活かして、ギリギリまで離れながら『清掃用具入れ』を開かせる。
罠が仕掛けられていないとも限らないからだ。
681
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/01(日) 22:47:50
>>659-680
> T r u u u…
「…………ッ!」
> T r u u u…
「おい、まさか…………」
> T r u u u…
「善郎……ッ!?」
『アーカム13』が清掃用具入れの扉を開けるのを、固唾をのんで見守る。
予想していた最悪の事態が、なお悪い形で実現したのか?
――――いいや、『戦争』なんて始めた時点で、悪い事の可能性はいつだってあったはずだろう?
おまえたちがボコボコにしてやった連中だって、一人の人なんだぜ……そんな誰かの囁きが、脳に響いた。
682
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/01(日) 23:21:52
>>680-681
『清掃用具入れ』の中から聴こえてくる着信音に、
「まさか」と不安を抱きながら『アーカム』で開ける…
キィィィ…
グ
ラ
ア
ァ
ァ
――その『不安』は的中してしまった。
ロッカーの中には、手足を縛られた『キー坊』が居た。
その精悍な顔は赤黒くパンパンに腫れあがっており、
眼にも光がない。完全に気を失っている…。
扉の支えを失った『キー坊』はそのままぐらりと床に…
バ
タ ァ
倒れた。
683
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/01(日) 23:29:18
>>682
「喜郎――――――ッ!!」
急ぎ、キー坊のもとへ駆け寄る。
怪我の様子を見る……ダメだ、素人目に見てもボコボコにやられているのがわかる。
「だ、だめだ、意識が無い!
いつからだ!?
いつからこいつはここにいた!?」
「ともかく保健室……いや、病院だ! 誰か救急車を呼んでくれェーッ!」
684
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/01(日) 23:29:57
>>682
スマホを取り出し、病院に連絡する。傷の処置は早い方が良いだろう。
面子うんぬんを言い出すようなら止めるが。
ひとまずは『アーカム13』のパワーで、手足を縛るものを破っておく。
「やったのは『日野』だと思うか?」
誰にでもなく、呟く。
685
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/02(月) 00:05:04
>>683
>>684
(板踏・山田)
ドヨドヨ ドヨドヨ…
室内に『板踏』の絶叫が響き渡る。
骨折などは見受けられないが、
泥試合後のボクサーのように腫れた顔面は明らかに『重症』だ。
制服に大量に付着した『血』はまだ乾いていない…。
「おいおいッ!
こりゃあ…どうみてもついさっきだぞ!」
ビリィッ! ビリィッ!
『アーカム』を使い『キー坊』の手足を体ごと縛る
『ガムテープ』を解き病院に連絡を取る『山田』。
…『救急車』は直ぐに到着するとの事だ。
「ああッ!日野かどうかはわからねェがッ!
キー坊をボコボコにできる奴なんてそうそう居ねェ!
『幹部』連中が帰ってきたンだッ!」
「畜生ォッ!」
「皆ッ!キー坊を頼むッ!
許せねぇェッ!あの連中!」
ザムッ!
激高。声を荒げる『ハルマ』。
勢い良く扉を開け、走っていくッ!
「なぁ…
ハルマの野郎、まさか単独で『たまり場』の『中庭』向かう気じゃ」
「おいッ!やべーって!
いくらハルマが強くてもよ!」
686
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/02(月) 00:14:29
>>685
「了解した」
短く頷き、『多渕』はここにいるクラスメイトに任せ、『赤西』を追うように『中庭』に走って向かう。
万が一場所が分からない場合は、クラスメイトに訊ねる。
「あの赤西が激昂するとはな」
「・・・だがその気持ちも分からんでもない」
687
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/02(月) 00:17:33
>>685-686
「あっ、おい!」「待てハルマッ! 早まるなッ! おいッ!」
飛び出していくハルマを止めようとするが、間に合わない。
あの、どこかなよなよした『ハルマ』がここまで激怒するとは……
……いや、当然だ。あいつは『友情に厚い』奴だから。
「……山田さん! 追うぞ!」
すぐにでもバットを持って飛び出していこう。
目的地は無論『中庭』……急いでハルマを追いかける。
その前に、一度だけキー坊を一瞥して。
「…………」
『仇を討つ』とは、言えなかった。
688
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/02(月) 00:30:04
>>686
>>687
(山田・板踏)
バタン!
クラスメイトに『キー坊』を託し、
即座に『ハルマ』を追いかける『山田』と『板踏』。
(『板踏』は『バット』を手に持っている)
ハッ
ハッ ハッ
「うおおおォォォォッ!」
『ハルマ』の背中を追いかけッ!
1階に降り、昇降口まで駆け抜けッ!中庭へッ!
689
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/02(月) 00:43:13
バタァムッ!!
中庭に続く両開きのガラス戸を勢い良く開くッ!
ワイワイッ ガヤガヤガヤッ
校舎に囲まれた中庭の奥。
何処から調達してきたのか古びたソファと無数のタイヤが設置されており、
雑兵達は横に置かれた『タイヤ』に腰かけて談笑しており、その中心
「んでワシが向かってきたあのガキの
鼻っ柱をボコッてやッてよォ」
「まーたヒクッ
路上でボクサーボコした話かい。
聞き飽きた ヒクッ へー」
古タイヤに腰かけるスリヴァイルマ軍団。
その中心に設置されたソファに腰掛ける2人の男。
武勇伝を語る2mは超すであろう筋骨隆々の『大男』と、
その横、『大男』の話に適当に相槌を打つ酒気を帯びた『リーゼント』。
(手には『缶チューハイ』が握られている)
――間違いなく『幹部格』以上の『不良』だ。
「てェェめえぇェらぁぁぁッ!!」
入口で立ち止まった『ハルマ』が怒号を上げる。
『スリヴァイルマ軍団』が向き直る。
690
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/02(月) 00:53:18
>>689
「ヤツらか」
頷きながら、呼吸を整えよう。
まずは腕を組んで、成り行きを見守る。ついでに周囲をチェックして、
この中庭の上はガラス張りではなく、完全に青空に繋がっているかどうか。雑兵は何人ほどいるのか、調べたい。
691
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/02(月) 01:00:50
>>689
「落ち着け、ハルマ……ッ!」
息を整えつつ、周囲を確認。
可燃物……ソファなどは、校舎からどの程度離れているだろうか?
火炎を使う能力を持っている板踏だが、火事はマズい。
可燃物がある程度壁から離れていれば、気兼ねなく戦えるのだが(そうでなくては戦えない、というほどではないにせよ)。
「まぁ、遅かれ早かれではあったがな……」
手は、ポケットに入れて中の『ジッポ』を掴んでおく。
キー坊に貰った、『ジッポのライター』を。
692
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/02(月) 01:25:28
>>690
(山田)
呼吸を整えながら周囲を観察する『山田』…。
中庭は『青空』と繋がっており『山田』の望む『天井』は存在しない…。
『30m先』の『幹部格』を囲む『スリヴァイルマ軍団』の数はおよそ『10人』。
『ホーム』であるという油断からか『武器』は携帯していない…。
(イメージ画像:
ttp://www.nagano-c.ed.jp/choko/previous/course/kenchiku/architecture/lessons/kadaikenkyuu/jio4.jpg)
>>691
(板踏)
「板踏ッ!
ああ…悪ィ」
キー坊に貰った『ジッポ』をポケットの中で握りしめ、
いつでも『火種』を作れるように準備しつつ周囲を観察する『板踏』。
『30m先』にある『ソファ』はある程度壁から離して設置しているようだ…。
(中庭のイメージ画像:
ttp://www.nagano-c.ed.jp/choko/previous/course/kenchiku/architecture/lessons/kadaikenkyuu/jio4.jpg)
>ALL
「あ、何? ヒクッ
こいつ『1組』の『ハルマ』だよな?
『スタンド』持ってるッて噂の ヒクッ」
酒気を帯びたリーゼントが立ち上がり、
スリヴァイルマ軍団の間を抜けゆっくりと近づいてくる。
「え?何? ヒクッ
どーしたんれすか?
スゲーキレてッけど。あるぇ?」
「ほほぉ!
どうやらワシからのプレゼント、
受け取って貰ったようだなァ!」
「へ?『徳井』?オマエなんかしたの?」
「いやァのォ『大我』!
ワシらが居ない間にウチの『兵隊』倒してるッて聞いてなぁ!
『寿理馬射摩君』に歯向かうとこーなるって事を、
身をもって教えてやったんだよ!!ガハハハハハハハハハハハ!!」
ソファに腰かけた大男が、下衆びた笑いをあげ、
それに呼応し『雑兵』達も笑い始める。
693
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/02(月) 21:57:08
>>692
地形と人数を把握。
眼鏡を胸ポケットにしまい、ガラス戸に背中を預けながら、『スリヴァイルマ軍団』へと声をかける。
「そこの『徳井』とか言うヤツ」
「そいつを差し出せば 他の連中は見逃してやらんでもないが・・・どうする?」
694
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/03(火) 21:54:39
>>692
質問です。
・板踏の近くに、可燃物はありますか?
695
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/03(火) 22:02:36
>>694
地面に踝程の長さの『雑草』が生い茂っています。
また中庭の四隅に『若木』が生えています。
696
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/03(火) 22:26:27
>>695
回答感謝
>>692
(……ジッポ……いや、それより先に)
『ジッポ』から手を離し、ポケットから『チューニングオイル』を取り出す。
そして指でキャップを開け、前方に中の油を撒く。
「……クソみたいなプレゼントありがとうよ。
返礼は何がいい? 『レクイエム』ってのはベタすぎるか?」
697
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/03(火) 22:56:13
>>693
>>696
(山田・板踏)
扉に背中を預け『伊達眼鏡』を外す『山田』。
隠し持っていた『オイル』を前方にぶち撒ける『板踏』。
各々『臨戦態勢』を取り『スリヴァイルマ軍団』に『宣戦布告』をする…。
「ガーハッハッハッ!!
わかりやすいじゃあねえかッ!
ワシはなぁ!お前らみたいな『雑魚』を殴りたくてなァ!
こんな風に『ワル』やってるんだよォ!」
『徳井』と呼ばれた巨漢は
向けられた『敵意』に怯む事なく豪快に笑う。
「ウィーッ
こんなクソ野郎らけれど…
一応、『幹部』らしれェ ヒクッ
潰されちゃメンツが立たねえっていうか」
『大我』と呼ばれたヘベレケの男も、
ソファに腰掛けたまま回らない呂律で『敵意』を跳ね除ける…。
「テメーら!
誰に喧嘩売ッてんだよ!」
「”徳井サン”と”大我サン”だぞォ!?
相手見てから喋れやッ!!」
ピキッ ピキッ!
「るっせーぞ!!」
一発触発。
中庭が張り詰めた空気に支配される…。
698
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/03(火) 23:06:57
ギイィィィ――ッ
反対側(『スリヴァイルマ軍団』陣営)の校舎と繋がる扉が、
ゆっくりと、ゆっくりと開かれる。
「あッ!」
『スリヴァイルマ軍団』の一人が間抜けな声をあげ、扉の方へ顔を向ける。
ヘッド
「”頭”だッ!」
”?!”
ザッ!
ヘッド
「”頭”ッ! 「チーッス!」
チースッ!」 「チーッス!」
その言葉を皮切りに『山田』『板踏』『ハルマ』にガンをくれていた
『スリヴァイルマ軍団』が一斉に扉の方へ身体を向け、
未だ姿を現していない扉の向こうの人物に深々と頭を下げ始めた…。
「あれらッ スリヴァイルマ
徳井ぃ、『寿理馬射馬』クン来たなぁ。
オメーッ、余計ら事しらなぁ
ヒェッ ヒェッ 俺、しーらねー」
「ぐ、ぐぬぅゥ…」
先程まで威勢の良かった『巨漢』が、明らかに怯えた様子を見せる。
扉の向こう――『頭』が来るッ!
699
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/03(火) 23:19:03
>>697-698
「……来たか、『DQNネーム』」
改めてジッポ……否。この距離とこの状況であれば。
『チューニングオイル』の容器を撒いた油の中に放り捨て、ポケットの中の『マッチ』を取り出す。
バットは小脇に挟み……いつでも、マッチに着火できるように待機。
「『鬼のいぬ間に洗濯』じゃあないが……
おまえはこいつらにとって『鬼』ぐらいでしかないようだぜ、頭(ヘッド)さんよ」
700
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/03(火) 23:40:32
>>697-698
「頭領自らお出ましとは・・・手間が省けるな」
立ち位置は変えずに、新手の方を見る。このまま『3対3』の構図になるだろうか。
まだ『アーカム13』は出さないでおく。
701
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/04(水) 00:13:12
>>699-700
(板踏・山田)
「くるぜ…『スリヴァイルマ』が…」
扉を注視する『板踏』と『山田』。
ゆっくりと、ゆっくりと開かれ…
ギ
ィ
ィ
ィ
・
・
・
「やっほ、
皆オハヨー」
「「「チーッス!」」」
ブレザーと膝上30cmの超ミニのスカートに身を包んだ
褐色肌の小柄な『ギャル風』の『女子高生』が出て来て、
ソファの中央に腰を下ろした…。
ハルマ:
「こ、こいつが
え?ヘ?ヘ?…?エ!?」
「……」
突如として現れた『ギャル』に『ハルマ』は動揺。
そして『巨漢』は明らかに『ギャル』に対し『畏怖』を抱いている。
「ねェ、ねェ。
こんな所で立ち話もなんだし。
『1組』の人達、こっちおいでヨーッ!
どうせまた『徳ぴょん』が酷い事したんでショー?」
ソファに腰かけた『ギャル』が手招きをしてくる。
『スリヴァイルマ陣営』も『ギャル』の言葉に従い『臨戦態勢』解く。
どうやら『罠』ではないようだ…。
702
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/04(水) 00:21:07
>>701
「……女……だと……ッ!?」
しかも……ゆ、『緩い』ッ!
動揺し、小声で山田先輩に耳打ちする。
「ど、どうする山田さん……
あっちの『キャラ』が見えん」
「言っちゃあなんだが、俺のスタンドは『ヨーイドン』には向かんぞ……?」
……油も、消費してしまったし。
誘いに乗らずに攻撃するか……?
それとも、一度誘いに乗るべきなのか……?
囲まれた状態から戦闘が始まると、『ウィズイン・サイレンス』は少々キツイが。
703
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/04(水) 00:30:09
>>701-702
>「やっほ、
> 皆オハヨー」
「・・・・・・・・・・」
どうにも信じがたいが、連中の反応を見るからに、あいつが『日野』で間違いなさそうだ。
「・・・・・まずは相手の出方を伺おう」
「『赤西』」「もしジッポを持っていたら『板踏』に貸してやってくれ」
恐らく『赤西』は今、予想外の展開に戸惑っているだろう。
このまま戦闘を始めても、『日野』と戦えるかどうか分からない。
それにまずは『多渕』への行為に対して、『日野』がどう償うつもりなのか。
ひとまずは相手の誘いに乗ってやろう。
704
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/04(水) 01:04:30
>>702
(板踏)
目の前に現れた『ギャル』が敵の『頭』だという、
信じがたい事実に動揺を隠せない『板踏』。
手持ちの『武器』を消費してしまった故か、より警戒を強める…。
「ねェーッおいでヨーッ。
せっかく『戦争』してるっていうのにさー、
互いの名前も知らないって勿体ないじゃん。
ウチのコ達の紹介させてヨー!」
『ギャル』が『板踏』に声をかける。
>>703
(山田)
「え、あ、いや、
俺タバコ吸わねーから、
持って、あッ、いや持ってない!」
狼狽える『ハルマ』に『板踏』へ『火種』を渡すように指示するが、
非喫煙者の『ハルマ』はライターの類を持ち合わせていないようだ。
そしてひとまず『寿理馬射摩』こと『ギャル』の誘いに乗り『ハルマ』と共に距離を詰める。
>ALL
「大我っちーッ。
まーた『徳ぴょん』オイタしたのォ〜っ?」
「ヒクッ らしいぜギャハッ。
1組の『キー坊』を『闇討ち』したとか
本当、懲りれーっつーか」
「徳ぴょん〜
こっちおいでーッ」 ビクッ!!
『ギャル』の呼びかけに身体を振るわせる『巨漢』。
恐る恐る『ギャル』の元へその巨体を近づける…。
「ねぇねぇ。
なんでオイタばっかするのぉ〜ッ?
ウチが居ないから気大きくなっちゃったぁ?」
「ワシは
寿理馬射摩君の為にと…」
「だ〜か〜ら、 テッペン
そんなダサイ事して『頂点』獲っても意味ないんだってぇ。
悪い事は多少は多めに見てるけどサーッ。
超えちゃいけないラインってあるッショー?
なんで『キーちゃん』を『闇討ち』したの?
あんな骨のあるオトコノコそうそう居ないよー?」
「お、おう」
「『きっかけ』作ってくれたのは感謝するけどーッ。
やっぱり『ダサイ事』はダメダメー。
ウチ、これから『徳っち』にお仕置きするヨー?」
「ひッ」
『ギャル』が『巨漢』の顔をぐっと抑え
705
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/04(水) 01:16:44
ズギュンッ!
メギャァッ
「あ、アバァーッ!」
『ギャル』の身体から剥離するかのように
『スタンド』の『腕』が発現し、獣と見紛う速度(スB)で拳を振るい、
『巨漢』の右手を潰した。
「あ、
アガッ! オゲェッ!
フーッ! フーッ!」
「ハイ、お仕置きとりあえず終わりっぴ。 (スリヴァイルマ)
改めまして、ウチは『日野・ジュリアド・寿理馬射摩』。
一応、『スリヴァイルマ軍団』の『頭』やってるジョシコーセーだよ!」
「よろしくね!」
痛みで悶絶する『巨漢』を無視し、
『板踏』と『山田』に笑みを向ける『寿理馬射摩』。
706
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/04(水) 01:19:24
メル欄
707
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/04(水) 01:31:01
>>703-705
(こ、こいつ……ッ!)
山田先輩に追従するように距離を詰め……そして、『処刑』の一部始終を見るッ!
言葉は緩いが、『仁義』……のようなものがあるのだろうか?
いずれにせよ、間違いなく『近距離パワー型』のスタンドの使い手ッ!
「……秋映学園高等部、吹奏楽部の『板踏甲賀』だ。
よろしくもよろしくないもないがな……」
「……日本人じゃないのか?
いや、違う。そうじゃなくて、おまえ、どうして『頭』なんてやってるんだ……?」
出てくるのは、疑問。
他にも「なんで女なのに『君』づけで呼ばれてるんだ」とか気になるところは多々あるが、まずはそれだ。
708
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/04(水) 01:32:55
>>705
(速度は我が『アーカム』よりも上か…また、膂力も同等かそれ以上のものを持っているようだ)
(間違いなく『近距離パワー型』と見ていいだろう)
「・・・・・」
「『秋映学園』の交換留学生である山田 浅海だ」
少なくとも、この女は『ケジメ』を付け、そして自己紹介をしてきた。
悪(クズ)かどうかまだ分からないならば、それに対して礼を払うべきだろう。
「『頂点(テッペン)』を取るとか言っていたが・・・これからおまえはどう行動するつもりなんだ?」
709
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/04(水) 02:16:20
>>707
(板踏)
『寿理馬射摩』が片鱗だけ発現した『スタンド』、
そして『スタンド』を用いた鮮やかな『処刑』に戦慄を覚える『板踏』。
だが極力表に出そうとはせずに『ハルマ』と共に自己紹介を返す。
「板踏甲賀クンだから、
『フミフミ』だね! 「は、はるる…?」
それに『はるる』!」
「んとねェ〜。
生き別れたウチのパパがどっかの国の
『部族』の出身らしいんだよネ〜〜っ」
『板踏』の問いかけに悠然と答える『寿理馬射摩』、
その肌は褐色で、顔の彫りも深く異国の血が混じっている事は明らかだ。
「『頭』やってるのは、うーん流れ?
元々、ウチの『暴力』だけで『頂点』獲ろうと思ってたんだけどぉ、
校内で暴れてる内にどんどん『友達』が増えてきちゃってサ〜ッ、
ほっぽりだすのも駄目かなーって思ってェ〜」
>>708
(山田)
心中で『寿理馬射摩』が一瞬だけ発現した
『スタンド』の性能を分析する『山田』…。
「『山ピー』かぁ。
よろしくネ〜っ」
「そうだなァ〜。
ウチとしては、ウチだけの『暴力』で『頂点』獲ろうと思ったんだけどぉ〜、
なんか『この子』達が迷惑かけたみたいでぇ、本当ごめんねぇ〜。
流石に『人殺し』とかはしないだろうって放っておいたんだけどサァ〜、
なんかすっごいすっごい『増長』しちゃったねー!」
悪びれる様子もない『寿理馬射摩』…。
どうやら『倫理観』がズれている人種のようだ。
>ALL
「えっと、えっと、
こっちの『酔っ払い』が、
『大我っち』こと『酒井大我』君だヨ〜」
グビィッ
『酒井』が挨拶代わりに、手に持っている缶チューハイを飲み干す。
「それでこっちの身体大きい人が、
『徳井丸太』君。徳ぴょん、痛い?」
アガッ アガッ
『寿理馬射摩』がその場に埋まり、
へし折れた右手を抑える『徳井』に声をかけ、
返事代わりにうめき声をあげる『徳井』。
「マジで徳っちがごめん!
ぶっちゃけ、『1組』の皆は、
ウチの『ゲロ高統一』の障害だったから、
真向から『ぼこぼこ』に潰そうと思ってたんだけドー」
「でも君達もウチの軍団、潰して回ってるみたいだし?
ウチもイチオー『頭』だし、放置もできないから、
君達に『お礼』しなきゃジャン?
このままじゃガチで死人出ちゃうんじゃね。」
「あッ!」
「ウチすっごい良い事考えた!
聞いてくれる!?」
710
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/04(水) 21:07:02
>>709
「『暴力』と言うのは『スタンド』のことか?」
どうせ最初に逃げ帰った連中から、こちらが『スタンド使い』だということはバレているだろう。
臆せずに訊ねる。
「降りかかる火の粉は払うのが道理だからな」
元より、自分が滞在するクラスに殴り込んで来たのは『スリヴァイルマ軍団』だ。
そこでそいつらの危険性を知り、断罪して回っただけのこと。
それが気に食わないのであれば、ならば『縛り首』だ。『絶対正義』は己にある。
> 「ウチすっごい良い事考えた!
> 聞いてくれる!?」
「なんだ?言ってみろ」
711
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/04(水) 22:15:22
>>709
「フミフミ……」
なんか可愛らしい呼ばれ方をされてしまった。
この辺の価値観はよくわからん……まぁともかく。
(『不良』の『頭』に何を期待してたんだって話だが……)
(やはりッ!)(こいつッ!)
(倫理観はぶっ壊れてるようだな……『常識』は期待できそうにない)
要するに、『スタンド』使って『頂点』を目指そうと暴れていたら、いつの間にか舎弟が集まって軍団になった……ってとこか?
まずなんで『頂点』を目指すのか。そこのところが板踏にはよくわからない。
その『友達』がたった今おまえの攻撃でうめき声を上げているがそれはいいのか。……よくわからない。
> 「ウチすっごい良い事考えた!
> 聞いてくれる!?」
「(正直ロクなことの予感がしないが)聞くだけ聞こう」
712
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/04(水) 23:49:34
>>710
(山田)
「そうだヨーッ。
スタンド
”暴力”だよ」
ニヘァッ
『寿理馬射摩』が無邪気な笑みを『山田』に向ける。
「うんうん、
てか山ピーもアレかァ。
ふーん、そっかぁ。そうなのかァ」
己の中の『正義』を語る『山田』に対し、
笑みを浮かべたまま意味深な台詞を吐く『寿理馬射』…。
>>711
(板踏)
「そうだヨーッ。
フミフミってば超クールじゃん?」
嫌な予感を感じながら、『寿理馬射』の話を聞く『板踏』。
>ALL
「明日日曜日じゃん?
ガッコーはお休みだよね?」
「ウチらはキミらを潰して取り込みたいし、
キミらはウチらを潰したい。
コレってすっごい『運命的』だと思うんだよね」
「だから」
「明日、『戦争』しよ!
お互い出し惜しみなしの正真正銘の『戦争』!
『ゲロ高』の『頂点』賭けて、皆で頑張るすっごーい大きい『総力戦』っ!
殴るっ!蹴るっ!なんでもありの『ガチ』の奴!
キミ達が勝ったら、ウチらは『即解散』ッ!
んでウチらが勝ったらキミたちがウチらの傘下ッ!」
身振り手振りで自らの『闘争心』を表現する『寿理馬射』…。
「どぉー!?
これ以上ないくらいの名案だと思うんですけどー!」
713
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/05(木) 00:11:14
>>712
「良いだろう」
『日野』の提案に頷く。シンプルで、これ以上ないほど分かりやすい。
いい加減数の減らない雑魚潰しにも飽きてきたところだ。勝ってこの悪(クズ)どもを皆粛清してやろう。
「時間と場所はどうする?」
強いて不安要素を上げるなら、『スリヴァイルマ軍団』には『幹部』とか言うスタンド使いが何人いるのか。後は戦う『環境』か。
それ次第では、『1組』総出で策を練る必要はある。
714
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/05(木) 00:23:44
>>712
「……まぁ、シンプルでわかりやすくていいな」
もとより、今日か明日かの違いにしかなるまい。
どうせどこかで『戦争』はするつもりだったのだ。……総力戦となると、戦力比的に不安は残るが。
それでも、とっとと『頭』を潰して終わらせればいい。それが最善だろう。
「殴る蹴るはアリにせよ、騙し討ちまでアリとは言わないだろうな?」
指定の場所に行ったら罠だらけでした!
……とかは、流石に御免だ。
715
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/05(木) 01:04:46
>>713
>>714
(山田・板踏)
ハルマ:
「んな、オマエ。
随分と急展開な」
これ以上ない程のシンプルな提案に、
頷く『山田』と『板踏』。
終わりの見えない『雑魚散らし』にも辟易していた所だ。
「場所は勿論この『ゲロ高』!
皆で『校庭』に集合してーの、
ヨーイドン!で乱戦だヨー!
フミフミが心配してるだまし討ちなんて勿論ナシ!
校舎に移動して殴り合うもよしー、
でいいよね?『大我っち』に『徳ぴょん』?」
「おおよ」
「ウ、ウス…」
「皆もそれでいいよね?」 ウオォォォ――ッ
『寿理馬射摩』の確認に、
頷く『スリヴァイルマ軍団』達。
「時間はそだなーッ。
せっかくの日曜日だから、
ちょっとゆっくりしたいからー、
お昼の3時とかでどかなー?」
716
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/05(木) 01:12:38
>>715
「承知した」
『環境』はまぁ悪くない。
高さが必要な『アーカム13』もだが、仕込みの必要な『ウィズイン・サイレンス』も
『校舎』が舞台であれば、前もって今日、あるいは朝の内に仕掛けを講じておけるだろう。
後は『スリヴァイルマ軍団』がどれだけいるか、他に『幹部』がいるのかどうか。
その辺りを含め、一旦教室に帰り『赤西』を含めたクラスメイトと相談すべきか?
流石にスタンド使いにかかれば、『赤西』以外の連中はすぐにやられてしまうだろう。
自分を含めた『三名』より敵の方が多ければ、果たして抑えられるかどうか。
717
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/05(木) 01:22:18
>>715
(……『徳井』はこれ、戦えるのか?)
右手を潰されているが……まぁ、相手の戦力が落ちる分には構わないのだが。
「急展開は急展開だが……あの『喜郎』を見て即座に飛び出したお前が言えるクチか? ハルマ」
「元より遅かれ早かれこうなるって話だったんだろ……
不意打ち騙し討ち無しだって言うんなら好都合だ。あっちにも『メンツ』ってのがあるだろうしな」
ここまで言い切っておいて卑劣な手段に出れば、必ず『禍根』を遺そう。
わざわざ『徳井』の処刑に踏み切ったことも鑑みて、騙し討ちの可能性は無さそうだ。
「……ま、飯食った直後にやって『中身』が出るのも勘弁だしな。
異存はないぜ、俺は」
718
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/05(木) 23:32:13
>>716
(山田)
『決戦』に備え状況を整理する『山田』。
『スリヴァイルマ軍団』の数はおよそ『100人』。
だが、この数日の『抗争』で軍団個々の力は大した事はないと把握している。
人数的には圧倒的に不利だが『1組』の連中は『精鋭』揃いだ。
上手く立ち回れば五分五分の戦いを繰り広げてくれるだろう。
だが、問題は『幹部』の『大我』と『徳井』そして『寿理馬射摩』の3人だ。
『寿理馬射摩』は勿論だが、『幹部』の2人も『スタンド』を持っていると考えるのが必然。
故に当日は『山田』と『板踏』そして『ハルマ』が彼らに対し出張る事となるだろう…。
>>717
(板踏)
『徳井』の右手の指はあらぬ方向にヘシ曲がっていた。
「へッ、あッ、
ああっ!なんつーか、
ダチをボコられてカーッとなったっていうか!」
照れ笑いを見せる『ハルマ』。
『寿理馬射摩』の言動から彼女が『卑劣』な手段に出ない事を確信した『板踏』。
『戦争』の開催に同意をする。
>ALL
「オッケー、オッケー」
キィィ――
コォォ―――ッ
始業を告げるチャイムが周囲に響く。
「あッと、
授業の時間じゃん?」
『寿理馬射摩』がソファから立ち上がり、通路へ向かう。
どうやら授業を受ける気らしい。
「それじゃあ、
明日はよろしくね」
719
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/05(木) 23:45:45
>>717
(板踏)
「ほう」「『板踏』」
「おまえもなんだかんだで少しは荒事に慣れてきたんじゃあないか?」
なかなかに腰の据わった物言いに、笑みを浮かべながら訊ねる。
数日前の彼からは、あまり考えられなかったことだ。
>>718
(GM)
となれば、『1組』の連中の心配をする必要はあるまい。『スリヴァイルマ』の下っ端どもが、
『スタンド使い』の戦いに加勢してくることも考慮しなくて良さそうだ。
後は、我らが『日野』たち三人をブッ飛ばせばいい。
「フン!せいぜい悔いのない1日を過ごすんだな」
『日野』にそう声をかけ、自分達もこの場を後にしよう。
720
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/05(木) 23:51:58
>>718
「授業受けるつもりなのかお前……すごいな」
この学校でまともな授業とかやれるのか。
……いや、こいつのクラスは確実に『寿理馬射摩の国』になってるだろうからな。
女王が『授業を受ける』と言えば、周りもそれに従うのが道理か。
「ああ、まぁ……」「また、明日」
『寿理馬射摩』を見送ろう。
……いよいよ明日、か。
正直に言えば、まだ気は重い。俺の『ウィズイン・サイレンス』でどこまでやれるのか。
喧嘩なんて生まれてこのかたほとんどしたことが無い。自身は無い。
が……ここまで来たら、やるしかない。言い出したのは自分だ。
721
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/05(木) 23:53:59
>>719
「まぁ、自分で言い出したことだ。
ここに来て嫌です怖いですは通らんだろう」
722
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/06(金) 00:05:56
>>719-720
(山田・板踏)
「だッてェー、
学生の本分はベンキョーだしょ?
ねェ、皆ぁー」
ウッス! ウッス!
ウッス! ウッス!
「うんうん、それじゃあ皆
明日はよろしくねぇーッ」 ニッコリ
『寿理馬射摩』は『山田』と『板踏』笑みを向け、
『軍団』を引き連れ『中庭』を後にした…。
「にしても、
いずれこーなるとはわかっていたけど、
スゲー事になっちまたなァ… トホホ」
独りごちる『ハルマ』だったが、
走り出した列車はもう止まらない…。
明日だ。どういう形であれ、明日全ての決着が付く。
各々は決意を胸に抱き、『教室』へと戻る…。
723
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/06(金) 00:20:39
バ ァ ン ――ッ
翌日、日曜日ッ!昼の15時ッ!
場所は『月路学園高校』の『校庭』ッ!
ザムッ ザムッ!
ラクガキで埋め尽くされた校門を潜り、無数の『バイク』が乱雑に駐車された
グラウンドに立つ『3年1組』の面々ッ!
各々『気合』を入れた格好ッ!横一列に並び、
100m先ッ!校舎前に群がる『スリヴァイルマ軍団』と対峙するッ!
(『板踏』と『山田』と『ハルマ』は横並びの中央に居る)
ヒュオォ――…
「おっはヨー。
昨日はよく眠れた?」
敵陣の真正面に立つ『寿理馬射摩』。
その左右に付き従うように立つ『大我』と『徳井』。
(『徳井』の右手はギプスで固定されている)
「おうよッ!
病院のベットッて
腰痛くなるなァ!
てめーら保険証持ってきたか!!」
…そして『ハルマ』の隣、
全身を包帯で覆った『キー坊』が『寿理馬射摩軍団』に野次を飛ばす…。
『病院着』に『便所サンダル』という恰好。
おそらく『病院』から抜け出して来たのだろう…。
「おめえら!
この『喜郎』の仇取るんだるォ!?
俺も手伝うからよォォ!」
724
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/06(金) 00:35:09
>>723
「アホか引っ込んでろッ!?」
なにをしている喜郎―――――ッ!
『理由』はともかく『ワケ』を言えェェェェ――――ッ!
「…………オホン。毎晩寝る前にじっくりストレッチ。
おかげさまで快眠だよ。普段に比べれば最悪の部類ではあったがな」
ともあれ、まぁ、うん。
ここまで来たらこいつも逃がす暇はあるまいし。逃げる気もあるまいし。
腹くくって……戦争というわけだ。
なお、当然だがこっちはいつも通りの改造制服である。
「まぁ、よかったな喜郎。
お前の病室は賑やかになりそうだぜ」
ところで『チューニングオイル』は家で補充しておいていいだろうか……?
725
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/06(金) 00:39:57
>>723
「朝まで目覚めることなく快適な眠りを取れたさ」
「この後スッキリ爽やかな気分になれることを考えていればな」
『スリヴァイルマ軍団』と正対する。
建物である『校舎』に近くには、ヤツらの背後へと通り抜けていかねばならないようだ。
だがそれよりも、個人的には気になる点が一つ。
> 「おうよッ!
> 病院のベットッて
> 腰痛くなるなァ!
>
> てめーら保険証持ってきたか!!」
「・・・・・」
> 「おめえら!
> この『喜郎』の仇取るんだるォ!?
> 俺も手伝うからよォォ!」
「・・・・・・・・・・おまえは何をやっているんだ 『多渕』」
あからさまに怪我人といった様子の『多渕』に、ため息をつく。だが止めても帰るような性格ではあるまい。
とりあえず、眼鏡を外して胸ポケットに入れ。そして周囲を見る。
最低『2m』以上の高さのある設置物は何かあるだろうか?
726
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/06(金) 01:08:20
>>724-725
(板踏・山田)
(*『板踏』の『チューニングオイル』は『補充済み』)
「ヘェッ!
これで最後だってのによォォ、
俺がいなきゃ始まらないだるォ!
せっかくの『クライマックス』だ!
此処でビビる程ヤワじゃねえんだよ!」
ニコォッ
赤黒く腫れた顔で笑う『キー坊』だが、
全身に巻かれた包帯や無数の痣を見れば、
彼が『やせ我慢』しているという事は察しが付く。
「ッたくよー」「ヘヘッ」
伊達眼鏡を外し、周囲の『設置物』を観察する『山田』。
やはり『校庭』という場所の都合上か設置物は極力排除されているが、
自身と『スリヴァイルマ軍団』の中間に『バスケットゴール』が
1つ設置されているのを確認できた。
キー坊:
サイコー
「”最高”の”思い出”
作ろうじゃねーか!」
「うんうん〜。
それじゃあ、そろそろ始めよッか。
んじゃねー合図よろしくねー!」
ザムゥッ
軍団の最前列に立っていた『寿理馬射摩』と『幹部』達が、
反転し、集団の奥へと引っ込んでいく…。
ざわ… ざわ… ざわ…
張り詰めた空気が周囲を包み込む…。
『戦争』が始まる…。
727
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/06(金) 01:33:02
>>726
「行くぞ『板踏』」
『多渕』の合図が入り次第、『スリヴァイルマ軍団』を可能な限り避けつつ、『校舎』へと向かいたい。
途中で『植木』や『背の高い木』があるルートがあれば、そちらの方へと向かう。
『バスケットゴール』は『滑車』の設置位置としては、いささか強度的に心許ない。
『板踏』も、このままここで戦うのは能力的に得策ではなかろう。
まずは『近距離パワー型』の自分が先導して向かう。
また、道中で石や瓦礫など、投擲に使えそうなものがあれば拾っておく。
『アーカム13』のパワーで握って破壊することで、それらを入手できるなら、そうしておこう。
728
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/06(金) 01:37:12
>>726-727
「……これ以上怪我を重ねるなよ?」
言うだけ無駄だろうが、喜郎にそれだけ言って。
そして、右手にバット、左手はポケットの中のジッポというスタイルに。
「…………ああ、行こうか、山田さん」
山田先輩に追従するように移動しよう。
狙い目は校庭の中央ではなく、サイドだ。
こういう学校は普通校庭の周辺に植木があるものだ。が……『ゲロ高』だから、無い可能性はある。
だが、それでも挟み撃ちを受けづらいサイドから校庭を向かう事は有意義なはずだ。
……火が無ければ、『ウィズイン・サイレンス』は戦えない。ここでの戦いは、あまりにも不利だ。
729
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/06(金) 22:33:30
>>727
「う オ
お… おォ …
うおおおおおおおおォォォォ――――――――――ッ!!」
ウオォォォ――ッ!
ウオォォ―――ッ!
ウオオラァァァ!
アアアアアアアアアッ!
校庭に響き渡る『キー坊』の雄々しい叫びッ!
その叫びを『合図』とし、互いの陣営が、
雄叫びをあげながら敵陣目がけ一直線に駆けるッ!
『戦争』が始まったッ!
「おらァッ!」
メキィッ! 「何がオラだクソがッ!」
「らぁぁッ!」 ドゴォッ!
「ああァァッ!」
ゴロゴロゴロォ――ッ
原始人のように奇声を発しながら、
敵を殴る、蹴る、掴む両陣営ッ!
戦争開始からものの数秒で『大混戦』だ。
だが『山田』と『板踏』は『真正面』は些か不利と考え『迂回』。
乱雑に駐車されたバイクや、手入れがされず生い茂った『植木』の隙間を抜け、
『ハルマ』と共に校舎と近づいていく。
(その途中で掌に収まる大きさの『石』を見つけた)
「とりま、
『屋上』で待ってるよん」
スルゥ
混戦の中、『寿理馬射摩』と幹部二人が『校舎』の中へと消えていった。
730
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/06(金) 23:01:34
>>729
とうとう始まった『大喧嘩』。しかし雑魚は眼中にない。
目標は、『日野』を初めとする三人の『スタンド使い』だ。
しかし当のそいつらは、こちらに攻め入るどころか、むしろ待ち構えるつもりのようだ。
「チッ!余裕こきやがって・・・」「すぐにその顔を青ざめさせてやるさ・・・」
『石』は接近する『幹部』らへの牽制、あるいは『味方』の援護程度に考えていたが、この場では必要なさそうだ。
「どうする板踏」「道中で手に入れておくものはあるか?」
731
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/06(金) 23:03:51
>>729-730
「屋上か……!」
校庭よりはマシだが、校内に比べればやはり不利なロケーション!
できれば校内で追いついてとっとと交戦したいところだが、地形を熟知しているのはあっちだ。
とくれば、追い付くのは難しかろう。
「…………灯油かガソリンがあると望ましいが、贅沢は言えん。
突入前にバットを燃やして火種にする。悪いが前衛は頼むぜ、山田さん」
山田先輩に応じつつ、校内に突入しようか……!
732
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/06(金) 23:21:03
>>730-731
(山田・板踏)
バギャッ!
ドゴ ドゴ ドゴォッ!
「うおぉォらぁァ!」
視界の端に、囲んでくる『スリヴァイルマ軍団』に、
痛みに耐え応戦する『キー坊』の姿が映る。
『キー坊』が四肢を振るう度に人が倒れるその様は、
『暴風』と形容するに相応しい…『圧倒的』だ。
とても『怪我人』だとは思えない。
「山田ッ!板踏ッ!ハルマァ!
漢になってこいやァ!」
「た、たしゅ、げ『ボゴォ』ッ!」
「板踏ィッ!
お前、火使うよなァ!」 メギャッ 「あ”がッ」
「『火種』ならそこら辺に転がってッだろぉ!
あの日の『夕日』を思い出せやァおるぁ!」
733
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/06(金) 23:30:31
>>732
「喜郎おまえ……」
その辺に転がってる?
いやまさか、人を燃やせって話でもなかろうし……
「あの日の夕日ったって……………」「あっ」
……ある。
心当たりがあるが……い、いいのか?
本当に? だってそれって俺の物じゃないし……いや、しかし、ううむ。
……緊急事態だし、どうせ『敵』の物か。
「――――山田さんッ! その辺の適当な『バイク』を一台持ってくれッ!」
高いパワーを誇る『アーカム13』であれば、バイクの保持は可能だろう。
そしてバイクの中には……『ガソリン』がたっぷり詰まってるというわけだ。
734
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/06(金) 23:42:16
>>732
「・・・・・アイツは人間か?」
『多渕』の人間離れした戦いぶりに眉を潜める。
手負いの獣は恐ろしいと言うが、怪我を負うことでより強くなっている気すらしてくる。
『ピクリ』
「なるほどな」
『アーカム13』、手に持っている石は捨て、『バイク』を両手で担ぐ。
勝手にグラウンドに駐車しているバイクだ、有効活用させてもらおう。
そして校舎の中へと進入する。
735
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/07(土) 00:04:46
>>733-734
(板踏・山田)
ミシィ…
ミキィィ…
『アーカム』の恐るべき膂力を発揮し、
その辺に駐車してある『スクーター』を持ち上げる『山田』。
『アーカム』の両手が塞がり、移動にやや難儀しそうだが、
『板踏』にとってはこれ以上ない程の『武器』だ。
「そォだァ!
それよそれそるェッ!
ハルマァーッ!
俺たちの『大将』の足引っ張んなよォ!」
「うるせーッ!」
ドゴォッ! ドゴォッ!
「ブゲッ」 「ラッキョッ!」
『ハルマ』が白い『法衣』に包まれた『人型スタンド』の腕を発現し、
『玄関』を塞ぐ『スリヴァイルマ軍団』を殴り飛ばし、道を切り拓く――ッ!
ドゴゴォォォ――ッ!!
『山田』と『板踏』に続き、
手の空いた『1組』の面々も校舎へ進入ッ!
それを阻止せんと『スリヴァイルマ軍団』も続くッ!
736
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/07(土) 00:19:49
「てめーらッ!
ジゴク
”地獄””魅”せてやンよッ!」
「メゴッ 痛ッ、うるせえ!!!!!」
「”頭”に勝てると思ってンのか?
”徳井サン”の恨み晴らさせてもら『バキィ』おばッ!」
早速、互いに罵声を浴びせながら殴り合いを始める両陣営ッ!
「よしッ!」
立ち止まる『ハルマ』。
この先、『寿理馬射摩』の待つ『屋上』へと向かうには
『階段』を登らなければいけない訳だが、『階段』は通路の先ッ!
左右、いずれかの『廊下』を突っ切らなければならないッ!
「此処でくじ引きだッ!
お前ら2人、それに俺で二手に分かれるぞッ!
左、右どっち行く!?」
737
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/07(土) 00:35:45
>>735-736
「地獄絵図だな……!」
わかってはいたが!
「どうせ判断材料も無い! 俺たちは『右』だ!」
判断する材料も無いのなら、『右利きだから右』でいいだろう。
「どっちが『アタリ』でも恨みっこなしだ。気をつけろよ!」
738
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/07(土) 00:37:28
>>735-737
「『右』だ」
「悪党を縛りし『縄の刺青』」「彫ってあるのは我が『右手』だからな」
『赤西』の言葉に返答する。『板踏』と共に、右側の廊下を突き進もう。
「『赤西』ィッ!」
「耐え凌げよ!わたしたちが助けに来るまでな!」
軽く挑発するような言葉と笑みを残し、彼と分かれる。
739
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/07(土) 00:50:56
>>737-738
(板踏・山田)
「おうよッ!
俺ぁ『アイドル』だからな!
ちょっとした逆境なんてヘーキヘーキ!」
「それじゃあ」「屋上で会おうなッ!」
ザムッ
『ハルマ』と言葉を交わし、
右側の廊下を突き進むッ!
タッ! タッ! タッ!
ガラァァ――ッ
直進してる最中ッ!
廊下に面した『音楽室』の扉が開くッ!
「ヒクッ」
「おえッ
あーッ、飲みすぎた」
「右側は俺れしらぁ〜〜ッ。
いらっしゃぁ〜いッ。
『フィールド』用意してるぜぇぇ」
中から『ウイスキー瓶』を片手に持った『大我』が出てきて、
階段目がけ直進する『板踏』と『山田』の進路を塞ぐッ!
大分酩酊状態にあるらしく、その顔は赤らみ、足取りは覚束ない。
740
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/07(土) 01:06:25
>>739
「――――音楽室ッ!?」
よ、よりにもよって『音楽室』だとッ!?
こいつ、神聖な音楽室で喧嘩しようってのか……!?
いや、板踏も『神聖な』と言うほど音楽室を信仰しているわけではないが……それでも、こう、気後れする。
が、四の五の言ってもいられまい。
「……いいだろう。なら、俺の『音楽』で全部食い尽くしてやる……!」
だったらせめて、『音楽』を持って暴れてやるだけだ……!
とはいえ自分は後衛。山田先輩から少し(4mか5mぐらいだ)離れた位置を心がけよう。
741
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/07(土) 01:11:29
>>739
「・・・・・オイ酔っ払い」「未成年の飲酒は法律で禁じられているのを知っているか?」
床に『バイク』を置き、『アーカム』を完全にフリーにする。使い所はここじゃあない。
そしてよりにもよって、吹奏楽部に名を連ねるこの二人に、ここで戦いを挑むとは。
しかし、その『酩酊』も不必要なものではないのだろう。
昨日より、『アルコール度数』の高い酒を飲んでいる。この戦いがあるにも関わらず、だ。
油断せずに仕留める。
『アーカム』を『1m』先行させつつ、ヤツの言うフィールドとやらに赴いてやろう。
742
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/07(土) 01:42:17
>>740-741
(板踏・山田)
「法律もォルールも、
クソッタレェってヒクッ
『久保帯人』先生も言ってたれぇ…」
グビィッ
『ウイスキー』の瓶を傾け、口内に流し込む『大我』。
あえて敵の誘いに乗り、バイクを『ドスッ』廊下に置き
『音楽室』に入る『山田』と『板踏』…。
ガララァァ――ッ
『音楽室』は面積・設備共に『秋映学園』と比較するとやはり『ショボい』。
室内は椅子や机などは全て撤去されており、
教室後部に飾られている『肖像画』には全て『イタズラ描き』がされており、
繋がり眉毛の『モーツァルト』が山賊のような髭を蓄えている…。
教室最前には『ピアノ』が設置されているが調律されているのかは怪しく、
そのピアノの足元には無数の『酒瓶』が転がっており、
閉じた鍵盤の上にも『ウォッカ』『ワイン』『ジン』等様々な種類の『酒』が置いてある…。
「俺ぁも、
ああッ、 らぁ
いつれもいいぜェ〜ッ」
既に呂律の回らない程泥酔した『大我』が、
戦闘開始の『合図』を送る。
音楽準備室
=========↑==
.□□板□□□□□□
.□□□□□□□□□
❚□□□□□□□□□窓
.□□山□□□□□□
.□□ア□□□□□□窓
.□□□□□□□□□
❚□□□□□□□□□窓
.□□□□□□□□□
.□□□□□□□□□
==========
大 ピアノ
743
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/08(日) 22:51:15
>>742
「その教員も『有罪』だな」
もし近くに『譜面台』があるなら、それを『アーカム13』に持たせる。
なければ、近くに他に設置物は何があるのか探しておこう。
何もこちらが利用する為だけではない。『酒井』とやらが、この場に何かを仕掛けている可能性も十分にあるからだ。
(というよりも、何かがなければ不自然過ぎるがな)
『酒井』とやらは、『スタンド』を見せていない。
すぐに思いつく可能性は三つ、『固有の形状を持たない能力』か、『既にこの場に仕込んでいるか』、『何らかの条件』がいるか。
もっとも、それもこの場で停滞しても分かるはずもない。
ゆっくりと歩くペースで接近しよう。敵の足元にある『瓶』などの投擲は警戒しておこう。
なるべくならアルコールの匂いも嗅ぎたくはない。自分の口元と鼻を、手で覆っておく。
744
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/08(日) 23:59:19
>>742
「ちっ、ふざけた部屋だ……『音楽』を舐めてやがる……」
胸の奥から怒気が湧き上がってくる。
だが、それも全て『音楽』に込めよう。それが俺のやり方だ。
バットを小脇に挟み、ポケットの中から『ジッポ』を取り出す。
もう片方の手は、ポケットの中の『マッチ箱』に手をかける。
その体制のまま……周囲を警戒しながら、ゆっくり前進しよう。
『ウィズイン・サイレンス』の射程は8m。もう少し距離を詰めたい。
(『酒』を使う能力なのは間違いないが……ふむ。『ウォッカ』なら燃料として十二分なんだがな)
相手の能力次第だが、逆用も考えよう。
745
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/09(月) 23:19:01
>>744
(板踏)
ジュポォッ
胸に『音楽』を冒涜された『怒り』を抱きながら、
『山田』の背後で『仕込み』を始め、共に距離を詰める『板踏』。
>>743
(山田)
ガシィッ
壁の端に寄せられていた『譜面台』を『アーカム』に持たせ、
ジリリと『酒井大我』との距離を詰める『山田』。
「あるェ〜ッ」
「こねェのぉぉ〜〜ッ ヒクッ
マジウケんな」
「ウチの『ボス』も言ってたろぉぉ。
『インチキ』はしれえッてよぉぉ〜〜」
「んじゃあッ」
ドギャンッ!
『大我』の傍らに『スタンド』が発現ッ!
全身に『極彩色』を纏った背丈2mを超す屈強な『人型』ッ!
「『ガス・バッカス』。
こっちから行くれぇぇ〜〜ッ」 グビイィッ
『大我』が更に酒を煽りッ
ドスッ
ドスッ
発現した『スタンド』が先行する形で、
『山田』達との距離を一直線に詰めるッ!(スB/距離3m)
746
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/09(月) 23:45:46
>>745
「来たか……!」
スピードは速い。
まず間違いなく、今の『飲酒』になんらかの意味があるのだろうか……
……ともあれ、『アーカム13』の射程内に入らないように留意しつつ、ポケットから『マッチ箱』を取り出し、箱ごと『ジッポ』で着火。
箱ごと燃やせば、火力もそこそこ確保できるし延焼時間もそこそこ確保できる。
この『燃やしたマッチ箱』を足元に放り……『ウィズイン・サイレンス』を発現する。
その間も、相手の観察は怠らない。
相手の速度は警戒に値する。『アーカム13』は強力なスタンドだが、スピードはさほどでもない。
相手が山田先輩の脇をすり抜けてくる可能性も、考慮しておかねば。
「そんなに走って、吐いても知らんぞ酔っ払い!」
747
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/09(月) 23:52:31
>>745
「所詮キサマらは『多渕』を闇討ちした連中 たやすく信用などできるものか」
なるほど、『近距離パワー型』か。こちらが間合いに入るのを待ち構えるつもりだったようだ。
その速度は我が『アーカム』より上。正面からの殴り合いでは恐らく不利。
よって、まずは手にした『譜面台』を、持つ手を離した瞬間殴り飛ばす。
狙いは『ガス・バッカス』の右の方向へ。直接当てる軌道ではない。
『絞首刑』は、殴ってから『一秒』まで発動を遅らせられる。
故に、『譜面台』に『絞首刑』を発動。『滑車』の位置は『ガス・バッカス』の左上やや後方(本体より)に。
これにより、譜面台に引っ張られた『ロープ』が『敵スタンド』の胸の辺りにかかるようになる。
敵のパワーはどれほどのものかは知らないが、振り払うには、スキが生じるだろう。
こちらが一撃叩き込める時間さえ作れればそれでいい。
『譜面台』は構造上、首とも言える部分がある。なので『絞首刑』のロープも抜け辛いはずだ。
万が一『ガス・バッカス』が屈むなどして交わした場合、位置的に敵本体に『譜面台』が飛来する可能性も低くはない。
748
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/10(火) 00:25:15
>>746
(板踏)
ボ… ボボボボボォォ――ッ
火を『マッチ箱』に点け『着火』ッ!
充分に燃えたそれを足元に放り投げ
ズギュンッ
『ウィズイン・サイレンス』を発現し、
『山田』と『大我』の攻防を観察する。
「酔っ払っれッ
あぁ!ああ!」
グビィィッ
互いのスタンドでの攻防の最中にも拘わらず、
更に酒を煽る『酒井大我』…
>>747
(山田)
「あぁあッ!
あるぇーッ
らら、ら、らぁ あ」
ビョオンッ
キュッ
殴り飛ばした『譜面台』を
時間差で『絞首刑』に処す『山田』。
ベ
シ ィッ
ミシィィッ
『アーカム』の凄まじいパワーにより飛ばされた『譜面台』ッ!
その首に括られた『ロープ』は当然引っ張られ、
間を走っていた『ガス・バッカス』の胸元にかかり動きを阻害するッ!
「あれぁ ああああ」
もはや呂律の回らない程に泥酔した『酒井大我』。
思考能力も鈍っているのか『ガス・バッカス』も『ロープ』を振り払う事もせず、
そのまま直進し――
ブチィィッ
突き進む力だけで無理やり引きちぎる(僅かな隙)
749
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/10(火) 00:44:20
>>748
後は単純だ。そのスキを狙って、『ガス・バッカス』の胸元を殴る。
ガードされようが、当たれば本体も含めて『絞首刑』。『部位』は首。『滑車』は双方の真上に。
もはや意識の混濁が起きている。そこまでに酩酊する理由はなんなのか。
敵の能力が関係しているのは間違いないと思われるが…。
だが、『絞首刑』が行われれば、そんなことは一切関係ない。あらゆる状況から『王手』だ。
しかし仮に万が一外した際は、可能ならばすぐに後方へと下がりたい。
750
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/10(火) 00:49:11
>>748
「ドーピング、か……!?」
予想はしていたが、『酒』を飲むたびに強くなる……そういうことなのか?
だが、いずれにせよ……単純なスペック強化だけならやりようはある。
勿論、『奥の手』は警戒するが。
「酔っ払いにはもったいないが……俺の『全力演奏』、持っていけッ!」
『ウィズイン・サイレンス』を足元の『炎上マッチ箱』に向け、『全力演奏』。
当然火炎強化の内容は『延焼操作』。
『山田先輩』と『ガス・バッカス』を避けるように、カーブを描いて『大我』に直接火炎の帯を叩きつけてやる。パス精BBB
演奏中にベルの方向を変えれば、この程度の『変化球』は十二分に可能なはずだ。
751
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/10(火) 01:05:15
>>749-750
(山田・板踏)
ヒュオォッ
隙を見せた『ガス・バッカス』目掛け、
『アーカム』の拳を振るう『山田』ッ!
更にその背後から『サイレンス』を演奏し、
足元の『火炎』を『大我』めがけ飛ばす『板踏』ッ!
これでッ!終わりだッ!
「れ、あ、れッ
も、もう無理」
グビィッ
泥酔してもはや判断がつかない状態なのか、
絶体絶命の状況にも拘わらず、酒を煽り続ける『大我』。
「あれ、もう酒なッ
あッ! これッ! もう あッ あッ!」
『ボゴォ』
『ボゴォ』 『ボゴォ』
『アーカム』の拳が触れる寸前、
『ガス・バッカス』の身体が水泡のように膨れ、
752
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/10(火) 01:10:58
『ボオォン』ッ!
その身体が『爆発』した。
『山田』の右拳に熱湯を掛けられたかのような痛みが走る。
『爆破』により発生した衝撃ッ!
『山田』と『板踏』は真後ろまで吹っ飛ばされるッ!
ゴッ
ボオォォォおぉぉ
『爆発』により発生した『煙』が室内に立ち込め、
『大我』の姿を覆い隠す…。
753
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/10(火) 01:23:45
>>751-752
「なっ、爆発した……ッ!?」
演奏を取りやめ、バランスを崩さぬようにしっかり大地を踏みしめる。
衝撃を受けて『爆発』したのか……?
あるいは、ドーピングの『オーバーロード』か……?
「チッ、びっくり人間ショー見に来てんじゃないぞ俺たちは……!」
炎上したマッチ箱はどこにあるだろうか?
今の爆発の余波で吹き飛んでいるだろうか? 火は消えてしまっているだろうか?
火が消えてしまっているようなら、回収したいが。いずれにせよ、場所の検討はつけておきたい。
754
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/10(火) 01:29:18
>>752
「ぐうっ!?」
とっさに受け身を取りつつ、被弾した箇所を確認する。まだ動かすのに支障はないだろうか。
恐らくは能力による『爆発』であるために、相手自身のダメージはないだろう。
ひとまずは、板踏の側へと戻る。彼より自分の方が近接戦闘能力が高いからだ。
そして自分へと、『胴体』、滑車は『真上』の絞首刑を施しておこう。
755
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/10(火) 02:07:47
>>753
(板踏)
『爆発』の余波で『山田』と共に教室後方まで吹っ飛ばされる『板踏』。
『山田』の『アーカム』が盾となったお陰かダメージ自体はない。
即座に立ち上がり、足元の『マッチ箱』の位置を確認する…。
モクモクモク…
不幸中の幸いか『マッチ箱』は『板踏』の足元に転がっており、
火も『消えかけ』ではあるが、僅かに点いており。
『火種』としては充分使える。
>>754
(山田)
予期せぬ衝撃に対し、
咄嗟に受け身を取る事で対応する『山田』。
それと同時に自身の怪我の具合を確認する…。
『爆心地』に一番近かった『右拳』はケロイド状に盛り上がっており、
動かすと針に刺されたような鋭い痛みが走る(堪えられない程ではない)
シャコッ
シュル
『アーカム』に自身の『胴体』を触れさせ『絞首刑』を発動。
『山田』の体躯が天井とロープで繋がる…。
>ALL
モク
モク モクゥ モクゥ
室内に立ち込めていた煙が薄れて行き、
視界が徐々に鮮明になってゆく…。
「いやぁ〜。
すげェ醜態見せたなァ」
ピアノ椅子に腰かける『大我』の姿。
先程まで真っ赤に染まっていた顔からは
すっかり酒気は失せており、
不適な笑みを浮かべ『山田』と『板踏』を見下ろす。
「改めて、ドーモ。
俺はァ『寿理馬射摩軍団』の幹部、
『酔いどれタイガー』こと『酒井大我』」
ズギュンッ
『酒井大我』の傍らに発現する『ガス・バッカス』。
先程まで『2m』以上あった背丈は『子供』程に縮まっている。
「んでコイツが『ガス・バッカス』。
能力は――『酔拳』なんでよろしくな」 グビィッ
『大我』が制服の内ポケットから、
『フラスク』を取り出し、一気に煽った。
756
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/10(火) 22:51:16
>>755
「『酔いどれタイガー』だと?」「『ドランクモンキー』風情が・・・調子に乗ってんじゃあないぜ」
ダメージを悟られないように、強気な言葉を放っておく。
右腕はまだ握れる。『拳』としての役割が果たせるならそれで良い。
まずは、『絞首刑』は解除する。煙に乗じて接近するようなら即座に落下させてやった所だが。
まずは現時点で把握した『ガス・バッカス』の能力を推察も含めて整理する。
『アーカム13』と同等以上の体格の時は、ロープを容易く引き千切ったことから見ても、
そのパワーとスピード。ともに獣相当と見ていいだろう。
そして限界を超えると、『自爆』する。その後は、『スタンド』が小型化する。
そして推測としては、『本体』がアルコールを摂取すると、『スタンド』が大きくなる。
よって、重要なのは『アルコール』を摂取させないこと。あの子供の状態ではスピードはどうか知らないが、パワーは低下している可能性がある。
また『自爆』の攻撃力も考えると、相手に酒を飲ませるメリットはない。
「『板踏』・・・おまえの『ウィズイン・サイレンス』でアイツの酒を燃やせるか?」
「可能ならば任せたい」
訊ねつつも、自分は即座に走って接近。時間をかければかけるほど、ヤツに『アルコール』を摂取させるチャンスを与えることになる。
『アーカム13』は最大射程の『3m』先行させ、まずは子供状態での『ガス・バッカス』の戦力を確かめてやる。
757
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/10(火) 23:28:38
>>755-756
「分かりやすい能力だな……!」
酒を飲むほど強くなる。
酒の量が限界を超えれば爆発する。
で、そうすると酒の量がリセットされる。歩く時限爆弾だなありゃ。
「……ああ、瓶は無理だが、その周囲は燃やせる。
まずはあいつの『ドーピング』を止める必要がありそうだ」
まず、足元の『火のついたマッチ箱』に向けて『全力演奏』。
『延焼操作』で軽く火勢を強め、簡単には消えないようにする。
その後、演奏を止めてから足で『火のついたマッチ箱』を蹴飛ばし、左斜め前方にやる。
まずは『ピアノ』の8m以内まで近づく必要があるからだ。
758
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/11(水) 00:06:51
>>756
(山田)
『絞首刑』を解除し『大我』に向き直る『山田』。
『右拳』は痛むが、まだイける、まだ戦える。
「『ドランク・モンキー』…?
いいねェいいねェ〜ッ。
『寿理馬射摩』君ッて、
『ボス猿』に仕える『子猿』が俺よ」
「見たろ?」
「あァんなユルイくせに、
ガチガチの武闘派ッ
ありゃあいい女だぜ? ヒクッ」
瓢々とした雰囲気を漂わせる『大我』、
手に持ったステンレスの『ヒップフラスク』の中身を煽る。
その顔に薄っすらと赤みが差した…。
『パミィーッ』 グオォンッ
傍らに立つ幼児程の背丈の『ガス・バッカス』の身体が
ボンと膨らみ、大我の肩程の体躯に『成長』し…
「いけッ ニヒッ」
パヒュンッ!
駆けッ!(スB)
『アーカム』との距離を一瞬で詰め、
その顔面目がけ拳を振るうッ!(スB)
>>757
(板踏)
ポオォォ――ッ!
『サイレンス』を吹き『全力演奏』ッ!
燻っていた『火種』を『延焼』させ、
ソフトボール大の『火』へと成長させる。
パスッ
そして一度『演奏』を止め、
左斜めへと蹴り飛ばし『マッチ箱』を滑らせる。
「あらららぁ。
火遊びしてやんのォ」 カラァッ
『ガス・バッカス』を先行させた『大我』、
両者を見据えながら足元の『ウォッカ瓶』を手に取り、
瓶を咥え、ゆっくりと傾ける…。
759
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/11(水) 00:25:26
>>758
質問があります。
・『ガス・バッカス』と『酒井』の間は『2m』ほどですか?
760
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/11(水) 00:26:55
>>759
(山田)
『3〜4m』程です
761
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/11(水) 00:29:00
>>758
申し訳ないが、こちらからも質問したい。
・『板踏』『火』『ピアノ』『酒井』のそれぞれの位置関係(距離)はどうなっていますか?
762
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/11(水) 00:38:22
>>761
(板踏)
描写漏れ申し訳ありません。
現在の位置関係は下記の図のようになっております。
また距離に関しては□1マス=80cm〜1mと考えてください。
=
□□□□板□□□□
□□□□□□□□□
❚..□□□□□□□□□窓
□□□□□□□□□
□□山□□火□□□窓
□□ア□□□□□□
❚.□□バ.□□□□□窓
□□□□□□□□□
□□□□□□□□□
=========
大ピアノ
763
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/11(水) 00:43:43
>>762
回答感謝。
>>758
「いいや、『音楽』だ」
そのまま左側から回り込むように、『種火』のもとまで駆ける。
この際、できるだけ『ガス・バッカス』とは『種火』を中心にした対角線上に並ぶように位置取りたい。
それでようやく、『大我』と『ピアノ』を射程内に収められるはずだ。
アルコール度数が非常に高いウォッカは『チャンス』でもあるが、射程外であれば攻撃はできない、ここは見送ろう。
なお、『ウィズイン・サイレンス』はいつでも演奏できるように構えておく。
764
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/11(水) 00:59:34
>>758
駆けてくる『ガス・バッカス』。その前に酒を飲む『酒井』。
なるほど、速度は『アーカム13』よりも上か。だが、その身長はまだ低い。
そのリーチも本来より短く、ましてや移動してからの打撃だ。対応する時間はあるだろう。
『アーカム』にはガードをさせつつ、本体がバックステップすることで、
回避、不可能だとしても相手のパワー及びスピードの減衰を狙う。
そして自身を対象に、その左前に『滑車』を設置、部位は胴体。
『ガス・バッカス』の右側に回り込むように、本体、『アーカム』ともども移動したい。
ついでに本体へもやや近付く軌道となるだろう。
765
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/11(水) 01:32:03
>>764
(山田)
バァッ
迫ってくる『ガス・バッカス』の拳に対し、
『アーカム』にガードを取らせる『山田』。
その動作と同時に『山田』自身はバックステップを試みるが、
(
>>756
)で『山田』は前方へと駆けており、
そこから背後へ飛ぶには一度『静止』を挟む必要がある上、
更に『アーカム』の操作を同時に行いながらの為、
集中力が大きく乱れ――足が『もつれる』。
(『滑車』の設置はまだ出来ていない)
だが『ガス・バッカス』の腕のリーチは、
未だ『小学生程度』。対処は可能ッ!
グググ…
その瞬間、『ガス・バッカス』の腕が伸びッ!
10数cmの『リーチ差』を一瞬で埋めるッ!これは『成長』ッ!
(
>>758
)で煽った『ウォッカ』が『養分』となり、
体躯が一回り程大きくなッたのだ!(現在成人男性程)
バギャッ!
『ガス・バッカス』の拳が『アーカム13』の腕を掠めるッ!(パC)
「あれェッ、
外しちまったぁ。
あああ、なんらよ畜生 ヒクッ」
椅子に座ったままの『大我』の顔色、
『酩酊』の域に達しつつあるのは明らかだ…。
>>763
(板踏)
『アーカム』と『バッカス』が攻防を繰り広げている隙に、
左側から回り込むように『種火』へ駆ける『板踏』。
「音楽れぇ。
ああ、そうですかい ヒクッ」
『酒』により判断力が鈍ったのか、
『板踏』が『射線』に並ぶのを防ごうともしない『大我』。
此処は既に『射程距離』だ――。
766
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/11(水) 02:01:00
>>765
質問です。
『ガス・バッカス』の拳が飛んでくる前、つまり駆けてくる時に停止し、
そして拳の前に下がるつもりでしたが、それでも間に合わないでしょうか。
あるいはどちらも『ワンアクション』に収まるほど、例えば体術に優れていそうな様子はありましたか?
767
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/11(水) 02:09:16
>>766
失礼しました。此方の認識不足です。
『山田』のバックステップは完了しています。
(『滑車』の設置は未だ行えていません)
768
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/11(水) 23:31:56
>>765
「わたしはそもそも『頂点』などというものに興味はない」
「『不良』同士の殺し合いなどげっぷが出るほどやってもらって構わん」
「だがキサマたちは『危険』だ」「『日野』もおまえも・・・そいつらの中心になるなら処刑するのみだ」
やはり巨大化したか。だが、パワーはまだ『アーカム』には及ばない。
そして『射程距離』、その近距離パワー型相当の能力の割には長い。
『酒』を飲むことでパワーとスピードを上げ、それが限界を超えると爆発する能力か?
だが、酒で酩酊すれば細やかな動作は苦手になるはずだ。
なおバックステップで着地をする前に『滑車』を設置できなければ意味はない。
よって設置は諦め、斜めから回り込むように接近しよう。
ついでに先ほど千切れた『譜面台』が落ちていれば、あるいは他の投擲に使えそうなものがあれば、拾っておく。
『射程距離』を活かして前に出せば出すほど、本体はフリーになるからだ。
当然『ガス・バッガス』も黙って見てはいまい。再び接近し、攻撃してくるようなら今度は殴り返す。
目の前の敵への対応が最優先であり、仮に酩酊して攻めあぐねてくるのであれば、投擲を行うつもりだ。
769
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/12(木) 00:51:49
>>765
「どれ、今に聞かせてやる」
スゥゥゥゥゥゥゥゥゥ―――
大きく息を吸って、『全力演奏』。
身体の向きは、放射状に広がる『ウィズイン・サイレンス』の効果範囲の左端がギリギリ『大我とピアノ』にかかるように。
というのも、スピードで勝る『ガス・バッカス』がこちらに飛んでくる可能性は考慮しておきたいからだ。
パパァァァァァァァァァ―――ッ
そして、『延焼操作』。
まず最初だけ『ガス・バッカス』の方向へ炎を伸ばし、すぐにカーブを描いて『大我とピアノと酒』に炎の帯をあびせかける。
要するに『>の字』の形に炎の帯を伸ばす。『ガス・バッカス』に炎は当てず、自分の目の前ぐらいですぐに曲げるが。
敵との間に遮断幕を作ってからの攻撃だ。あれだけ酒気を孕んでいれば、よく燃えるだろう。 パス精BBB
770
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/12(木) 01:13:54
>>768
>>769
(山田・板踏)
「処刑れぇーッ ヒクッ」
「へぇ〜〜ッ」
「俺は俺れぇーッ
酒をのむらけだけどぉ」 グッ
床に落ちた『譜面台』を拾い、
回り込むように『大我』に接近する『山田』。
パパァァァァ―――――ッ
ボッ! ボボボッ!
教室内に響き渡る『トランペット』の音色ッ!
『板踏』の『ウィズイン・サイレンス』による『全力演奏』ッ!
その金管楽器の音色に呼応し、床で燃えていた『炎』が『帯』に変化ッ!
『大蛇』のようにウネリ、くの字の軌道を描き『大我』を襲い――ッ!
「あ、あれェ
れらあ ッ」
ボオォォォ!!! 「あ”あ”あ”あ”!」
身体に燃え移るッ!更には『ウォッカ』にも引火し勢いは増大ッ!
火を消さんと絶叫をあげながらその場で転げまわる『大我』ッ!
『パミィィ…』
『ガス・バッカス』の動きがッ!そして『成長』が止まるッ!
『スタンド』『本体』ともに『隙だらけ』・・・!
771
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/12(木) 22:04:24
>>770
♪
♪
♪
『火炎強化』を取りやめ、炎の帯を解除する。
これ以上燃やすこともないだろう。なにせ、ここには山田先輩がいる。
決着はついた。
だから能力はもう使わず、『ウィズイン・サイレンス』でただ音を出すだけだ。
『応援歌』か、『鎮魂歌』か、ちょっと判断に迷うところだが。
772
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/12(木) 22:34:28
>>770
「ッ!」
首尾よく『譜面台』を拾ったところで、まるで意思を持ったかのような炎が『酒井』に襲いかかる。
『アルコール』を摂取する敵に対して炎は相性が良いだろうが、そうでない相手にも
この業火は強力だ。『ウィズイン・サイレンス』の本領発揮といったところか。
「『酒』さえ飲めなくなれば・・・キサマなど恐るに足らん」
『譜面台』をアーカムのパワーで『酒井』めがけて投げつつ、本体、スタンド共に接近。
『3m』以内に入ったなら、投擲で怯んだところへ、更に『アーカム』の左拳で頭部への追撃を狙いたい。
773
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/12(木) 23:30:37
>>711-712
(板踏・山田)
ボボボボボォォ――ッ
「あッ熱ィッ!
ちょ、こんッ!」
バヒュンッ!
「『ガス・バッカス』ッ!」
ガキィィーンッ
火だるまとなった『大我』目がけ『譜面台』をブン投げるッ!
当然『大我』は何とか『ガス・バッカス』でそれを弾くが、
勿論『山田』と『板踏』の『想定内』ッ!
メ
ギィ ヤァ
ゴ
ォ
ン
!!
『板踏』の応援歌とのセッション。
『大我』の頭蓋骨が砕ける音が室内に響き渡る――ッ
「酔いも覚めるゥ
ッてのォ…」
アルコールが作用し派手に頭から血を噴き出す『大我』。
『ガス・バッカス』の像がブレて消える…。
774
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/12(木) 23:49:57
>>773
「手こずらせてくれたが・・・我ら二人の『デュオ』の敵ではない」
「おまえの言葉を借りるならこんなところか?『板踏』」
「先ほどの一撃は見事だった・・・わたしだけではもっと苦戦していただろうな」
後輩を労いつつ、再び『音楽室』の外へと出る。
腕の痛みを無視して『バイク』を担ぎ上げよう。向かうは屋上だ。
775
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/13(金) 00:00:58
>>773-774
「……汚い音だ。悪くないセッションだったがな」
『ウィズイン・サイレンス』を解除。
「いや、俺だけならもっとどうしようもなかったよ。
助かった。手は大丈夫なのか、山田先輩?」
爆発で負った負傷を気にかけつつ、マッチ箱を足で踏んで消火。
自分も音楽室を出て、屋上へと向かおう。
776
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/13(金) 00:19:49
>>774-755
(山田・板踏)
ピクピク…
互いに労いの言葉をかける『山田』と『板踏』。
『音楽室』を後にし、
右痛みに堪えながら『バイク』を担ぎ『屋上』へと向かう『山田』と
それに続く『板踏』――
777
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/13(金) 00:23:25
疲労した身体に鞭を打ち、
『屋上』へと続く階段を上る2人。
(途中、顔面をボコボコに腫らした『徳井』が、
踊り場で気絶していたが『ハルマ』と戦ったのだろう)
ギシッ
ギシッ
『屋上』への扉の前までやってきた『山田』と『板踏』。
この先に『寿理馬射摩』が待ち構えている――!
778
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/13(金) 00:40:49
>>777
「・・・・・扉を開けてくれ」
『板踏』に頼み、扉を開けてもらう。
『アーカム13』の手が塞がっていようと、ドアを開くことはできるが、負担はできるだけ避けたい。
相手はどうやら騙し討ちをするつもりはないらしい。突然の奇襲などという策は使わないだろう。
779
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/13(金) 00:47:17
>>777-778
「…………ああ」
頷き、扉を開ける。
いよいよ決戦だ。『ハルマ』は先についているのだろうか。
……無茶をしていなければいいが。
「さぁ、来たぞ『寿理馬射摩』ッ!」
780
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/13(金) 01:06:43
>>778-779
ギイィィィ――ッ
意を決し扉を開く『板踏』と『山田』。
いよいよ、いよいよ『最終決戦』だ…。
バ タッ
「あッ、
山ピーにフミフミーッ。
元気してたぁ〜?」
二人の視線の先、飛び降り防止の為の金網に
背をひっ付けたソファに腰を掛ける『寿理馬射摩』の姿。
その手にはペットボトルのお茶が握られている。
「ウ… ウ…
あ…ッ ああ…ッ」 「よぉやく、来たのかよぉ ォォ…
遅ッせ えッて 、ヘヘ」
『寿理馬射摩』の足元に転がるは『ハルマ』。
その全身から血を流しながら力ない笑みを2人へと向ける…。
「ハルマちゃんも、
中々にイイ感じだったよぉ」
ペロォ・・・
『寿理馬射摩』が頬に付着した
『返り血』を指でぬぐい取り、舐めた。
781
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/13(金) 01:19:04
>>780
「・・・・・」
無造作に、『バイク』を前方の地面に叩きつける。
『ガソリンタンク』が傷付けば、中の『ガソリン』も漏れ出すだろう。
『火種』としては申し分ない。
「『赤西』を巻き込む恐れがあっては存分に戦えない」
「戦闘の邪魔にならない場所に誘導したいが 構わないな?」
訊ねる。今まで伺っていた『日野』の性格からすれば、快諾しそうなものだが、果たしてどうか。
782
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/13(金) 22:27:54
>>780
「ハルマ……ッ!」
こっちは二対一で、そう時間がかかったわけでもなかった。
だが、あいつは一対一で俺たちより早くここにたどり着き――――そして、負けた。
それも、見る限り『寿理馬射摩』はほとんどダメージを負っていない。
……『寿理馬射摩』の実力のほどがうかがい知れるというものだ。
『寿理馬射摩』が山田先輩の言葉に了承を示したら、即座にハルマのもとに駆け寄ろう。
783
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/13(金) 23:27:28
>>781-782
(山田・板踏)
「ウンウン。
そうだよねぇ〜ッ。
『ダチ』を巻き込むのは勘弁だよねーッ」
「よッと」
ガシャァッ!
『アーカム』の膂力に任せバイクを叩きつける『山田』。
破損したタンクから見る見るとガソリンが流れてくる…。
「ハルマちゃん、
頑張ったもんねェーッ。
どう考えても勝ち目ないのにねェーッ
おー、よしよし」
「ヤ、め、ろォッてのォ…」
ソファから降り瀕死に『ハルマ』の頭を撫で笑顔を見せる『寿理馬射摩』と、
それを払おうと抵抗する『ハルマ』。
「うんうん、
それじゃあ『回収』してもらえるカナ?」
.――――――――――.
|□□□□□□□□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□□□↑□□□□□┗――――――¬
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|ソ□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|フ寿□ハ□□□□□□□□□□□□□.|❚
|ァ□□□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□◆◆※□□□□□□□□□□.|
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□―――――――
|□□□□□山□□■■■|
|□□□□□板□□■■■|
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□□□□□■■■|
.―――――――――――.
(※…周囲は3m以上あるフェンスに囲まれている
■■
■■ … 建物。雨避けの為か屋根が付いている
■■
◇◇
◇◇ …建物の上に設置された『給水塔』。
◇◇
◆◆ …『山田』が叩きつけたバイク。※は『ガソリン』。
784
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/13(金) 23:46:22
>>783
『イラッ』
「そいつに触るな」
『日野』を睨みつける。
武闘派と言われども、躊躇なく敗者へと鞭を打つレベルという事か。
それとも無自覚故にか?それならば余計性質が悪いだろうが。
少なくとも、こいつは『酒井』よりはやりがいがありそうだ。
とにかく『アーカム13』で『赤西』を掴み、自分たちが入ってきた扉の横に座らせておこう。
意識が保てるのなら、『日野』がブチのめされる姿を彼に見せてやる。
行動の最中、念のため片手は『日野』の奇襲に備えておく。
785
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/13(金) 23:55:06
>>783-784
「チッ……!」
はらわたが煮えくり返るような気持ちを堪える。
ハルマの下に駆け寄りたい……が、山田先輩と『アーカム13』が向かうのであれば、板踏が向かう意味は無い。
となれば、自分が取るべきは……ああ、ポケットの中の『ジッポ』に手をかけることだ。
「言っておくが……『二対一』だとか『女』だとか、そういう理由で手加減するつもりは一切ないぜ……
おまえは俺と山田先輩……そして『喜郎』と『ハルマ』の『カルテット』で倒す……ッ!」
786
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/14(土) 00:08:53
>>784
(山田・板踏)
「あっ、
そーか」
「ウチら一応『敵』だもんね〜ッ。
そぉ〜だよねぇ。ごめんねっ」
無自覚なのかは定かではないが、
『ハルマ』の尊厳を踏み躙るような言動を取る『寿理馬射摩』に、
不快感を露わにする『山田』。
その感情を押し殺しポケットの中の『ジッポ』を手に取る『板踏』。
ドサァ
「すまねェ、な…
此処で見学してっからヨ…
見せてくれよな。俺達の『勝利』をよ…」
壁に移動させれた『ハルマ』が笑う。
787
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/14(土) 00:15:04
「でもウチは、
『スリヴァイルマ』だからさ」
ズオ
ォ オ ォ ォ ォ…
瓢々とした雰囲気を漂わす『寿馬射摩』の傍ら、
屈強な、『インディアン』を連想させる羽根飾りの意匠を組み込んだ、
人型スタンドが現れる…。
「それじゃあ、
始めよッか」
ゲロコー テッペン ワル達 センソー
「『月路高』の『頂点』を決める為の『悪童』の『戦争』
『悪童ウォーズ』をねッ!」
788
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/14(土) 00:28:59
>>786-787
「上等……『モーツァルト』に『ヨロシク』して来てくれよ……!?」
……なんだろう。なんかこう、感染した気がする。
が、それはさておき最終決戦だ。
相手は近距離パワー型、能力は一切不明……だがいずれにせよ、板踏が取るべき行動は一つ。
ポケットから取り出した『喜郎のジッポ』に火をつけ、『バイクのガソリン』目掛けて投擲。
着火し、『ウィズイン・サイレンス』を構える。まずはここからだ……!
789
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/14(土) 00:40:13
>>786-788
「ハッ!揃いも揃って『悪(クズ)』足らざる『悪童』どもが」
「だが運が良い」「そうなっていればキサマたちの命はなかったのだからな」
「ここで『更生』させられることを泣いて喜べッ!」
板踏がガソリンに火を付けるならば、こちらはフェンスの方へと近付く。
『アーカム13』のパワーを用いて、フェンスの一本を両手で千切り、『棒』のような形状にして左手に持たせよう。
そして、『日野』へと歩いて接近する。『ガス・バッカス』とは違い、少なくとも現状では焦って近付く必要はない。
相手の能力が分からない、そしてその戦闘能力が強力である二点からして、『板踏』と息を合わせて攻めるべきだ。
790
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/15(日) 23:40:19
>>788
(板踏)
「夜露死苦ゥ〜」
カチャッ
ボボボボボボ
ボボボォーッ!
『キー坊』から譲り受けた『ジッポ』を
床に垂れ流されている『ガソリン』めがけ投げる『板踏』。
触れた瞬間、見る見る内に炎が燃え上がる――。
「炎ォォ〜〜。
そうだよねぇ〜ッ。
態々ここまでバイク担いできたんだからぁ、
そうするよねぇーッ」
スゥゥーッ
『寿理馬射摩』が不適に笑い、
炎を迂回し『板踏』に近づいてくる…。
>>789
(山田)
「泣くのは未だいいカナーッ。
うれし泣きとかしそうだけどぉ〜」
『フェンス』へ近づき『アーカム』で
網を細い『針金』状に引きちぎる『山田』。
.――――――――――.
|□□□□□□□□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□□□↑□□□□□┗――――――¬
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|ソ□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|フ□□□□□寿□□□□□□□□□□.|❚
|ァ□□□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□◆◆※□□□□□□□□□□.|
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□―――――――
|山□□□□□□□■■■|
|□□□□□板□□■■■|
|□□□□□□□ハ■■■|
|□□□□□□□□■■■|
.―――――――――――.
791
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/15(日) 23:58:54
>>790
『アーカム13』の射程距離は、他の近距離パワー型よりも少し長い『3m』。
そこまで『板踏』と離れずに、フェンスだけを千切りに向かわせられるだろう。
またフェンスが『柵状』ではなく、『金網』によって構成されるタイプだった場合は、
やはり金網によって繋がれている端の、『棒状』の部分だけを千切り取りたい。
『アーカム13』のパワーでも不可能な場合は、諦める。
その後、『日野』へと炎の左側から回り込むように接近したい。
(『ウィズイン・サイレンス』の炎は防御困難…対策としてはあそこにある
『給水塔』を用いて消火させるくらいか。それとも炎を飛び越えられるほど機動性に自信アリか?)
792
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/16(月) 00:06:42
>>790
(――――相手の能力は未知数。
だが、相手もこっちの能力は……大筋で分かっていても、厳密には分かっていないはず)
(すでに『射程内』だぜ、そこはよ……!)
ズギュンッ
「燃やすぞ、『ウィズイン・サイレンス』……ッ!」
パパァァァァァ――――ッ!
『ウィズイン・サイレンス』を口元に運び、『全力演奏』ッ!
『延焼操作』によって炎の形を操作し、『寿理馬射摩』めがけて『炎の帯』を伸ばす! パス精BBB
まずは様子見だが……防御できない火炎の攻撃に対し、どう出る……?
あれだけの人数を『シメる』女だ。これだけで倒せるとは思わない。
793
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/16(月) 00:33:55
>>791
(山田)
メキッ メキメキィッ
『パワー』は充分…
だが『棒状』の部分だけを千切り取るにはやはり若干の時間を有した。
(移動はまだ完了していない)
メキャァ……ッ
>>792
(板踏)
パパパワァ―――――ッ
『ウィズイン・サイレンス』を吹き『全力操作』ッ!
その音色に呼応ッ!
『炎』は『帯』へと姿を変え『寿理馬射摩』へと襲い掛かる――!
「あぁ〜〜ッ」
ヒュンッ! ボボッ
『寿理馬射摩』の『スタンド』が迫ってくる『炎』めがけ放ち、
その拳が『炎』に触れた瞬間――
「熱ゥ〜」
キイィィィィ―――ンッ
猛々しく燃えていた『炎の帯』が一瞬で『鉄』と化した。
『鉄塊』と化した『炎の帯』がその場で固定される…。
『フィスト』
「”鉄拳”ぉぉ〜〜ッ
燃えるのはこっちの方だよぉ」
スオォォ――ッ
『鉄化』した炎を回り込んできた『寿理馬射摩』。
『スタンド』の拳が『板踏』に迫る――(スB)
794
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/16(月) 00:42:44
>>793
質問。
『寿理馬射摩』のスタンドの拳はどのあたりに迫っている?
795
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/16(月) 00:56:28
>>793
「バカなッ?!」
なるほど、『触れたものを鉄に変える』能力。それ自体はさほど理解しがたい現象でもない。
だがしかし、それが『燃焼している気体』にまで効果を及ぼしているとなれば、話は別だ。
攻撃から防御まで、能力の応用力が段違いに広がってくる。
こんな手で『炎』を防いでくるのは予想外だった。板踏から離れたのは失策だったか。
「『アーカム』ッ!」
『アーカム13』に、千切らせた『鉄棒』を『日野』本体目掛けて投げつける。
板踏へと攻撃するのに『スタンド』を使うのであれば、当然本体の防御は疎かになる。その隙を狙う。
自分と『板踏』が離れたそもそもの目的は、別方向から互いに攻撃を加えることだった。
『炎』を防ぐ手段が日野にある以上、この作戦は成り立たないが。
とにかく『アーカム』が鉄棒を投げつけ次第、板踏及び日野の近くへと接近する。
796
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/16(月) 01:00:29
>>794
『板踏』さんの『胸部目がけ』です。
797
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/16(月) 01:08:51
>>796
回答感謝
>>793
「嘘だろ……!?」
思わず『ウィズイン・サイレンス』を取り落としそうになる。
触れたものを鉄に変える能力……それはいいが、『火炎』をも鉄に変えるだと!?
なにがしかの能力は使ってくるとは思ったが、流石にその対処は予想外!
『炎』が無くなれば、『ウィズイン・サイレンス』は無力なのだから!
「ぐ、おおおッ!?」
ひとまず、この距離を詰めてくるのなら多少の時間的余裕はあるだろう。
防御を……ぐぅ、背に腹は代えられない、左腕を前に腕をクロスし、防御を行う!
(恐らく昨日の『処刑』を見るにパワーは十二分……!
俺の『ウィズイン・サイレンス』はどこをやられてもマズいが、『胸』と『顔』と『腕』は特にヤバイッ!
せめても『片腕』で済めばいいが……ッ!)
798
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/16(月) 23:12:57
>>795
>>797
(山田・板踏)
『鉄塊』と化す『炎』ッ!
この状態では『ウィズイン』を吹いても、
『延焼』を起こせないと感覚で理解する『板踏』。
左腕を前にし防御―――ッ!
「そうそうッ、
そぉ〜やって逃げるのを追いかけるのは、
ウチの特権っていうかぁ〜〜ッ」
咄嗟に利き手でない方の腕で
防御をした『板踏』の判断は最良だったと言えよう。
だが『フィスト』の拳は速い――ッ!
瞬く間に距離を詰め
ドゴオォッ
その左腕に叩き込まれる。
燃えるような痛み…『骨』にヒビが入るッ!
だが、『板踏』の『命』ともいえる右腕は無傷ッ!
>>795
(山田)
シュゴォォ――ッ
『板踏』に狙いを定め隙を見せている
『寿理馬射摩』自身に『鉄棒』を投槍する『山田』!
「あッ、やっぱそっち狙う系だよねぇ〜。
スタンド
『精霊』がどれだけ強くても、
本体は脆いタダの人間」
ギュッ
『寿理馬射摩』の『スタンド』――『フィスト』。
『板踏』へと殴りかかりながら空いている拳を、
『寿理馬射摩』の腹にねじ込み――
キイィィ――――――――ンッ!!
鉄を打ち付けるような音。その刹那、
拳に触れた『寿理馬射摩』の身体が瞬時に『鋼鉄』へと変化ッ!
まるで『鉄の像』を思わせる容貌と化す『寿理馬射摩』。
キ
ィ
ッ!
放り投げた『鉄棒』が、
その『鋼鉄』の身体に弾かれるッ!
『デモ、そうじゃあないんだよねぇ―ッ。
フィスト
ウチの”鉄拳”は無敵だよ山ピー』
『フィスト』が言葉を発す…。
この声色は『寿理馬射摩』の物だ…。
799
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/16(月) 23:30:40
>>798
「フン!そう来たか」
なるほど、本体も当然のように『鉄塊』化が可能だということか。
だがそれは予想できていた。そして『フィスト』とかいうスタンドに喋らせている以上、
例え本体と言えど、『鉄塊』の状態では動けないということだ。
仮に『鉄塊』の状態で炎に全身を包まれれば、成す術もなくなるだろう。
あの女は調子に乗っているが、要は『無敵』ではないというこもだ。
とにかく、このままヤツを放置するわけにはいかない。
『アーカム13』を先行させながら、鉄塊化した本体の『日野』へと近付く。
そうなれば『フィスト』も本体を守るため、『板踏』から離れざるを得ないだろう。
800
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/16(月) 23:31:51
>>798
「ぐ、おおおお……ッ!!」
いくら利き腕より優先度が低いとはいえ、『トランペット』は両腕で支える楽器だ……!
弱体化は免れないし、そもそも腕にヒビが入るなんて許しがたいし、それになにより純粋に、痛い。
「ち、っくしょう……ッ!」
殴られた衝撃をそのままに、左斜め後ろに逃げる。
相手が『近距離パワー型』である以上、拳は速くとも移動速度自体はそこまで速くないはずだ。
走って逃げる分には、そこまで難儀しないはず。
(クソッ、やっぱり『本体』にも使えるのか……!
俺の体が鉄にならないあたり、他の生き物には使えないってとこだろうな……!
高い防御力に、高いスペック……どう攻略したもんか……!)
逃げながら、バイク周辺の『炎だった鉄塊』を見る。
鉄塊が解除される様子は無いだろうか?
801
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/16(月) 23:54:44
>>799
(山田)
『そう来たよぉ〜〜ッ。
殴ったものを『鉄』にする。
ただそれだけェ〜〜ッ』
ズギュンッ
プハァ
『鋼鉄』と化していた『寿理馬射摩』の身体が一瞬にして元に戻る。
「それがーッ、
ウチの『フィスト』」
バッ
一気に距離を詰める『山田』ッ!
そして『山田』の思惑通りかは定かではないが、
自身の『鋼鉄』化を解除し後ずさり距離を取る『寿理馬射摩』。
>>800
(板踏)
ザムゥッ
殴られた衝撃を利用し、背後に下がる『板踏』。
隙を見計らい距離を詰めた『山田』の攻撃を恐れたのか、
自身の『鋼鉄』化を解除し、背後に飛び退き距離を取る『寿理馬射摩』。
ジン… ジン…
腕が痛む。
パ
ァ ッ ボボボボ…
『鋼鉄』と化しその場に固定されていた『炎』が元に戻る。
>ALL
「それじゃあ、
次は『必殺技』行くよォ〜〜」
ぶんぶんぶんぶんっ
二人から距離を取った『寿理馬射摩』が、
片腕を回す動作を行う…。
802
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/16(月) 23:56:51
.――――――――――.
|□□□□□□□□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□□□↑□□□□□┗――――――¬
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|ソ□□□□□寿□□□□□□□□□□.|
|フ□□□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|ァ□山□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□◆◆※□□□□□□□□□□.|
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□―――――――
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□板□□ハ■■■|
|□□□□□□□□■■■|
.―――――――――――.
803
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/17(火) 00:07:29
>>801
「『アーカム』ッ!」
すぐ近くにある『ソファ』を手に持たせ、そしてそのまま接近する。
ただ真っ直ぐではなく、MAP右側へと直進し、同時に行われるであろう『板踏』への攻撃の盾となりたい。
その際は、手に持った『ソファ』を掲げ攻撃を防ぐ。
『気体』も『鉄』にできるのであれば、行われる攻撃はなんとなく想像が付くが、果たしてどうか。
804
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/17(火) 00:13:20
>>801-802
(本体が鋼鉄化してる隙に、火炎に巻く……これか)
(あるいは単純に、『両の手に余る』攻撃をするか、だ)
炎は、解除されたらしい。
時間制限があるのか、それとも個数制限があるのか。
いずれにせよ……助かる。炎が無くなれば『ウィズイン・サイレンス』は戦えない。
(予想はつくが、『必殺技』か……)
恐らくは、空気を『鉄』に変えて弾き飛ばす算段だろう。
その攻撃を警戒しつつ、板踏自身は左から回り込むようにゆっくり近づいていこう。
805
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/17(火) 00:26:08
>>803-804
(山田・板踏)
「『アーカム』ッ!」
『ソファ』を持たせ『寿理馬射摩』と『板踏』の間に
割り入るように接近する『山田』と、弧の動きで接近する『板踏』。
「『狩り』ッてさぁ〜ッ。
あっ、『部族』のパパが
ママに話してたみたいなんだけどさ」
「動物の呼吸、間合い、
習性とか色々?
頭に叩き込んで狩る『狩人』は『三流』なんだって」
「本当に強い『狩人』は、
真正面からぶっ殺すんだって。
ウチもそれに同意―」 「よぉぉ〜い」
グッ
『寿理馬射摩』が『フィスト』と共に腰を落とし、
真正面の『山田』を見据え――
「どん!」
ザァ ムッ!
『低姿勢』の『タックル』を仕掛けて来たッ!(スC)
806
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/17(火) 01:04:31
>>805
質問があります。
・『山田』ではなく『アーカム』に、先に『フィスト』が仕掛ける形で『タックル』が来ていますか?
807
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/17(火) 23:28:41
>>806
『山田』が先行させている『アーカム』目がけタックルを仕掛けています。
尚、『フィスト』は『寿理馬射摩』とほぼ重なった状態です。
808
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/18(水) 01:10:41
>>805
「『タックル』だと……!?」「マズい、避けろッ! 『固められる』ぞッ!」
あの行動、タックルを仕掛けた上で自らの肉体を『鋼鉄』に変え、動きを封じるのが狙いと見た。
単純に『鉄塊』がぶつかってくる、押しつぶされるというだけでも危険だが、動きを封じられてしまうのはもっと危険だ。
少なくとも、見たところ『アーカム13』と『フィスト』では、『フィスト』の方が優れたスペックを持っているようだから。
板踏自身は……『種火』を増やそうと考えていたが、緊急事態だ。
『ウィズイン・サイレンス』に口をつけ、『全力演奏』。
『延焼操作』により……『バイク周辺の火』を操作。
炎の帯に山田先輩の頭上を越えるような『アーチ』を描かせ、低空タックルを仕掛ける『寿理馬射摩』の背中に火炎を落とす。
『アーカム13』に対処する必要がある点、現在『低空タックルの姿勢で背面を晒している』という点から、簡単には防御されないだろう。
あるいはよしんば防御されたとして、それは『フィスト』が山田先輩に割けるキャパシティを削るということになる。
ところで、小脇に挟んでいた『油がしみ込んだバット』は今どうなっているだろうか?
809
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/18(水) 20:42:28
>>805
>>808
「・・・・・腕を回した意味はなんだったんだ?」
『フィスト』を纏うように展開しながら、タックルを仕掛けてくる『日野』。
恐らく狙いは板踏の語る通り、自分を『鉄塊化』させて相手をロック、そこからタコ殴りにするつもりだろう。
だが、幸いにも備えはある。
「ハッ、ケダモノが」
『アーカム13』に持たせた『ソファ』を、正面から接近する『日野』にそのまま打ち下ろす。
柔らかい素材で構成されたソファだ、食らっても大したダメージにはなるまい。
だが、それでいい。
例えばこのまま『日野』が『フィスト』で押し上げようとしてきた場合。
恐らくだが、『板踏』のダメージを見る限り、『アーカム』とのパワー差はさほどないだろう。
撃ち下ろす『ソファ』の重量の分、わずかに『アーカム』が有利。そのまま押し付けられる。
もし、スタンド故に触れた物体をすり抜けられる『フィスト』が、
本体を放置して『アーカム』に攻撃を試みた場合。『フィスト』が独自の視覚を持つ場合に限られるが、その時は『アーカム』の足や頭で反撃をする。
だが、その時は既に『可燃物』である『ソファ』は日野の上に乗っている。
『板踏』の炎がソファを、そして『日野』を燃やすだろう。
別の展開として、『日野』が『可燃物』のソファを恐れ、振り下ろす前に『フィスト』の拳を叩き込んだなら。
その場合は、更に重量を増した鉄塊となった『ソファ』が、日野に振り下ろされる。
その際は軽いダメージでは済まない。ソファは凶悪な鈍器と化す。
そのままラッシュで鉄塊ソファを破壊しに来るかもしれないが、その前に圧し潰す。
そして『ソファ』で押し潰された後に、『ソファ』を『鉄塊』にした場合。これが最悪だ。
『ソファ』に包まれた状態で鉄と化したなら、『日野』に逃げ道はなくなる。
本体も鉄となり防御態勢を取るかもしれないが、それなら『板踏』の炎で周囲を取り囲めばいい。
先ほど(
>>801
)『日野』は鉄解除と同時に深く呼吸をした、つまりいつまでも鉄塊状態ではいられない。
『フィスト』が炎を鉄にしてくるならば、そのスキに『アーカム』で日野を砕く。
『アーカム』に攻撃を試みるならば、やはり『火あぶり』だ。
そもそも『ソファ』が避けられる可能性だが、『日野』のスピードは本体を基準にしている為、『アーカム』と変わらない。
それは考慮せずとも良いだろう。
「奏でろッ 『板踏』ィ!」
810
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/18(水) 23:02:14
>>808
(板踏)
>>810
(山田)
(*『バット』は殴られた時に手から落としていますが、
行間で拾った事にしていただいて構いません)
〜〜♪ 〜〜♪
ボボボォッ!
『寿理馬射摩』の動作に嫌な予感を覚え、
『山田』の援護に回るべく『ウィズイン・サイレンス』を吹き、
『炎』を再度『延焼操作』する『板踏』ッ!
ボォ ォォォォォォォ
オォ ォォッ!
『炎』は『山田』を避けるアーチの軌道を描き、
『アーカム』の振り上げた『ソファ』を通過ッ!引火ッ!
更にその先『寿理馬射摩』の無防備な背中目掛け伸びていくッ!
「う、あ、ッ熱ゥ!」
引火ッ!『寿理馬射摩』のブレザーに燃え移るッ!
一瞬、『寿理馬射摩』の体勢が崩れるッ!
811
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/18(水) 23:14:34
「けどさぁ〜ッ。
スタンド ウチ
”精霊”の状態って”本体”に伝わるんだよねっ」
すぅぅッ
迫る『寿理馬射摩』が深く息を吸い込む。
傍らの『フィスト』が突進しながらその拳を
自身(『フィスト』)に押し付け――
キィ ィィィ ィ ィ イィィンッ!!
『名づけるなら、
寿理馬射摩タックルかなぁ?』
鉄を打ち付けるような音ッ!
『フィスト』と『寿理馬射摩』の同時『鋼鉄』化ッ!
『衣類』も同時に『鋼鉄』化し背中を焼く火が鎮火ッ!
ボォンッ
グゥオォッ
『ソファ』を打ち下ろす『山田』ッ!
『アーカム』のパワーを持ってしても、
『ソファ』の質量では迫る『鉄』の勢いを殺し切れないッ!
『鉄塊』と化した『フィスト』が、
『ソファ』で両手が塞がって防御のできない『アーカム』の腹に迫り――
ド
ォ オ ォ ンッ!
鈍い痛み。
恐るべし質量と破壊力を以て、山田ごと後方に吹っ飛ばすッ!
812
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/18(水) 23:19:37
>>811
すみません、質問があります。
・振り下ろした『ソファ』は、『アーカム』と『日野』及び『フィスト』の間に入る形にはなりませんでしたか?
813
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/18(水) 23:35:43
>>812
(山田)
山田氏は
>>803
でソファを掲げる、そして
>>809
で振り下ろすとレスしており、
加えて『寿理馬射摩』は『低空姿勢』で迫っており、
彼我の速度差、位置や姿勢を考慮し、
間に割り入るように振り下ろす事は間に合わず、
後頭部から背中にかけて振り下ろされたと判定しております。
814
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/18(水) 23:36:56
>>810-811
申し訳ない。ではバットは行間で拾って小脇に抱えていたということで。
♪
♪ (――――――それで) ♪
♪
♪
♪ (その能力は、いつまで持続できるんだ――――――?)
♪
♪ ♪
『演奏』を、止めない。
『ウィズイン・サイレンス』の火炎が消えるのは、種火が『完全燃焼』を起こした時か、その『演奏』が止まった時だ。
アーチ状の炎の帯はソファと言う新たな『種火』を生み出しながらも、依然『炎の帯』としてそこにある。
『延焼操作』を続行――――火炎を『寿理馬射摩』に纏わりつかせるように、『火の海』に変えて燃やし続ける。
相手はその身を鉄に変える寸前、『深呼吸』したな?
つまり、『奴は身体を鉄に変えている間は呼吸ができない』。
♪ ♪ ♪
♪
(それとも、『呼吸比べ』をするか? 日頃からこんな環境で『副流煙』にまみれたお前がッ!)
♪ ♪ ♪
♪
♪
(この、『吹奏楽部』の『板踏甲賀』とッ!) ♪
♪ ♪ ♪
奴が『音を上げる』まで、『演奏』を続ける。
例えこちらの呼吸が限界を迎えても、『ブレス』を挟んで演奏を続ければそれでいい。
その瞬間火勢は勢いよく弱まるが、次の一瞬にまた『演奏』は再開され――――再び『火の海』を作る。
一瞬のスキをついて『呼吸』をするか? そら、みるみるお前の周辺の酸素は燃焼されていくぞ。
それとも一瞬のスキに『火炎』に触れ、『鋼鉄』に変えて逃げることができるか試してみるか?
いいぜ、酸欠でフラフラのお前にそんなことができるのかどうか――――そして、『山田浅海』の前でそんな無様を晒して、一体どうなるのか試してみるか。
ウィズイン・サイレンス
(『静寂より来たれり』――――良い音は、常に良質な『呼吸』という一瞬の『静寂』から生まれる)
(そもそも、『呼吸比べ』で負けるつもりもないがな……ッ!)
815
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/18(水) 23:51:46
>>813
理解しました。
彼我の速度差は同じスCなのに加え、
>>810
で一瞬態勢が崩れる、とありましたので、
十分に間に合うものかと思っておりました、失礼しました。
また再度質問なのですが、『日野』は『鉄』となった状態で動いていたという認識でいいでしょうか?
(『ソファ』を超えて炎が直撃した時点で『日野』が『鉄』となり動けなくなった場合、
次の一歩を踏み出せずにそのまま前方に転倒すると予想しているので)
816
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/18(水) 23:53:16
>>815
描写不足大変失礼しました。
また『寿理馬射摩』は『鉄』の状態でも動いております。
817
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/19(木) 00:20:57
>>811
>>814
> ド
>
> ォ オ ォ ンッ!
「がッ…?!」
誤算が『二つ』。掲げていたソファを振り下ろすよりも、『日野』のタックルの方が早かったこと。
何より─────『日野』は身体を『鉄』と化した状態でも動けるという事。
関節は『鉄』と化していないわけではないだろう。
全身『鉄』と同じ強度を備えつつも、身体は柔軟に動く。『スタンド能力』とはそういうものだ。
あえなく後方に吹き飛ばされる。
「チィッ 脳筋女がァ・・・・・ッ!」
地面に手を付き、可能な限り離れないように努めたち。対処すべき問題が増えた。鉄壁の防御というヤツが。
その防御の瞬間には、『フィスト』を攻撃させられないという欠点はあるものの、面倒なことには変わりはない。
「面倒なだけだがな」
その防御には、やはり『呼吸』という弱点が付いて回る。そして自分と板踏の能力には、それを攻める手段がある。
『アーカム13』の最大射程、『3m』以内『2m』以上まで再度接近する。
鉄となっている『日野』及び『フィスト』へと、いつでも殴りかかれるようにだ。
818
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/19(木) 00:58:02
>>817
(山田)
ズズズズズ…!
後方に吹っ飛ばされる『山田』ッ!
距離を放されまいと地面に手を付き衝撃を殺す事を試みるッ!
ゾ … ゾ… ズズ…
ゾ ゾゾ…ッ …
――止まったッ!
だが『鉄』化した『フィスト』の破壊力は凄まじく、
『アーカム』のパワーで『ソファ』で威力を削いだにも拘わらず、
呼吸をする度にタックルを受けた『胸骨』に鋭い痛みが走る…。
(恐らくへし折れているだろう)
『ノぉ〜キぃ〜ン?
だってウチ『スリヴァイルマ』だヨ?
ねぇねぇ山Pぃーッ。
『スリヴァイルマ』って言葉の意味知ってるゥ?』
体勢を整えようとする『山田』に対し、
『フィスト』を通して『寿理馬射摩』が問いかける…。
(現在の距離は10m程。まだ距離は詰めれていない)
>>814
(板踏)
♪ ♪ ♪
♪ ♪ ♪
『ソファ』に引火した『火』を新たな『種火』と認識し、
『延焼操作』を行う『板踏』ッ!魂の調べを奏でッ!
全身を『鋼鉄』と化した『寿理馬射』に炎を纏わせるッ!
『へぇー』『へェーッ』
『そーか、そーかッ
”根競べ”ってやつかァー。
オトコノコはど根性だもんねェーッ。
いいよぉー付き合ってあげるっ!』
ググゥーッ
全身に火が回る事を嫌ったのか、
『寿理馬射摩』が『フィスト』と共に『ソファ』へとダッシュッ
『でも、やっぱやーめた』
ガァンッ!
そして『フィスト』で『ソファ』をサッカーのコーナーキックの要領で
思い切り斜めへと蹴り上げ『鋼鉄』化を解除ッ!
だが『帯』は既に『寿理馬射摩』の上半身を覆っておりッ!
ボボボボボボボボボボボボボボボボッ!!
その上半身に『引火』ッ!
髪もッ!ブレザーもッ!
見る見る内に焼かれていくッ!
「キャハ…
熱い!痛いよッ!
ああァッ! あああ」
「でもッ!」 ボオォォォォォォォ!!
「最高に生きてるって感じがする!」
「キャハハハハハハッ!」 ボオォ…!!
傍らの『フィスト』はまだ自身の『鋼鉄』化を行わない…。
『寿理馬射摩』の背後に立ち、何か…何かを待っている。
819
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/19(木) 01:18:50
>>818
「わたしの知る国の言葉にそんなモノはないな」「『イルマ・グレーゼ』なら知っているが」
こちらも呼吸に障害か。だが、必要な時に腕と足が動けばいい。
痛みで精密な動作には支障が出るかもしれないが、ヤツを倒す際には必要のないものだ。こちらは一人ではないのだから。
『アーカム13』、元より打てる小細工はそう多くない。必殺の拳を叩き込む為に、接近する。
もちろん両者の動向には注目し、いざという時は『アーカム』で迎撃する構えだ。
820
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/19(木) 01:24:12
>>818
申し訳ないが一つ確認したい。
・『ソファ』はどの方向に、どのぐらい飛んでいった? こっちに向かってきていたりする?
821
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/19(木) 01:42:43
>>820
(板踏)
『ソファ』はマップ南方向、斜め上に飛んで行きました。
『板踏』さんの頭上、遥か上です。
822
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/19(木) 03:22:30
>>818
(なっ――――――!?)
……イかれてる…………
炎に焼かれて、笑ってやがるぞ……
……どうする? 奴は何か『仕込み』をしているはずだ。
この状況を打開する、何かを。
なんだ? 蹴り上げたソファーにまつわる何かか?
…………『投擲』と『落下物』に警戒しつつ、『演奏』を続行する。元より、できるのはこれだけだ。
奴は今、なにかを『鋼鉄』に変えている。それによる攻撃を想定している……のだと思う。
『火炎強化』の内容は、やはり『延焼操作』。
一度爆発的に火炎を広げ、『寿理馬射摩』の全身に炎を及ぼす。
そして一瞬だけ『ブレス』を挟んでから、強化を『温度強化』に変更。
一度燃え移った炎は、『延焼操作』を解除しても残ったままだ。
そうして全身に撒いた火炎の温度を上げていく。『鋼鉄』も溶かしてしまわんばかりに、熱く、熱く。
金属だって、相応の温度があれば燃えるのだ。
(『クレッシェンド』だ……こいつは、『火加減抜き』の『フォルテッシシモ』じゃなきゃ仕留められない……!)
823
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/20(金) 00:02:23
>>822
(板踏)
〜〜♪
〜〜♪ 「キャハッ」
〜♪
「キャハハハ」
火に焼かれたまま笑みを漏らす『寿理馬射摩』。
だが『板踏甲賀』に油断はない。深く、そして広く読みながら、
その火のように滾る『熱意』をトランペットに込め、『演奏』を続ける…。
ボオォォ―――ッ
『火』は更に『延焼』。
赤から青へと移り変わった『炎』が『寿理馬射摩』の皮膚を、髪を焼く。
油の燃える匂い、眼前で爛れゆく女性の肌…。
だが『板踏』の『熱演』は止まらない――。
>>819
(山田)
ボ ボ ボボ…
ボォオ…ッ
ボオォォォォ ォォォ ォォ ォ ォッ
既に上半身へと回った火に焼かれながらも
笑みを浮かべる『寿理馬射摩』に必殺の一撃を叩き込むべく、
痛みに堪え一歩また一歩と距離を詰める『山田』。
スリヴァイルマ
「”精霊酔い”…」
「スタンドに目覚めてしまったせいで、
自分を特別な人間と勘違いしてしまった
哀れで愚かな小さな人間…」
ボオォォ ボボボボ…
「パパがどんな意味を込めて、
ウチにそんな名前を付けたのかは ガボォッ
わ が ら ないけど ォ ォ キャハ」
「なんてゆーか、
それでいいと思うの」 ボボボ
『山田』が『アーカム』の射程距離へと踏み入れる。
互いの距離約『3m』。
限りなく『詰み』に近づいたこの状況。 「ウチは燃えでるがら」
「『フィ・・・ズド』ォ」 ビリィッ バリィッ バリィッ!
『寿理馬射摩』の背後に立つ『フィスト』が強引に、
その燃え滾る『ブレザー』を引火する事さえ厭わず引き裂きッ!
そして――
フアワァァッ ビョォォッ
その勢いのまま距離を詰める『山田』目掛け、
強引にッ!投げつける!『山田』の眼前に『炎』の塊が迫るッ!(スB)
824
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/20(金) 03:26:42
>>823
(――――――――どうする?)
『寿理馬射摩』は――――瀕死だ。
イかれた精神性によるものか、まだ意識を保って戦闘を続けているが……
……だが、長くは持つまい。
正直に言えば、これ以上は命に関わるレベルだ。
……指が震えないといえば嘘になる。
やり過ぎだと俺の中の良心と常識が自制を促す。
『火加減無し』とは言ったが、それにも限度がある。
やめておけ、それ以上は殺してしまうぞ。そうだな、俺もそう思う。
(だが―――――)
(ここでやめれば、殺されるのは『こっち』なんじゃないか――――?)
相手の、この異常なまでの好戦性。
どちらかが倒れるまでは止まるまい。
火は劇物だ。全身の『20%』を超える面積に火傷を負えば人は肉体の機能に異常をきたし、速やかな入院を必要とする。
これ以上は『オーバーキル』もいいとこだが……どうやってこいつを倒せばいい?
これは『喧嘩』だ。殺人なんて犯す気は、無い。
(山田先輩……俺たちの『デュオ』が終わるまで、舞台から降りないでくれよ……!)
火炎の強化を『延焼操作』に変更。
『山田先輩』に投げつけられた『ブレザー』の火炎を、後ろに引き延ばすように燃やす。
こうすることで、『山田先輩』に引火する可能性を少しでも避ける。……熱量は、下げようがないが。
同時に『寿理馬射摩』を取り巻く炎にも干渉し、とにかく周辺に炎を幕のように広げることを試みる。
狙っているのは、『酸素の燃焼』だ。竜の形をした炎が酸素を喰らうように、周辺に炎を拡散させる。
ここまでの『炎上』と『火傷』、『酸欠』の要素は十二分であるし、重症加減から考えても、流石にそう長く立っていることはできないと思うが……
825
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/20(金) 21:58:32
>>823
「わたしには全く理解できん」「そんな言葉を娘に名付ける親の気持ちはな」
「『スタンド』を扱う部族がいることの方がまだ興味がある」
もっとも本人が喜んでいるのならば、余計な口を挟むつもりもないが。
ともかく既に火だるまと化している『日野』。このままなら間も無く生き絶えるだろう。
自らも炎も鉄に変えることもなく。死ぬつもりなのだろうか。
すると『フィスト』にブレザーを引き裂き、こちらへと向けて投げてくる。
だが、避けるのに問題はないだろう。
そもそも『アーカム』の射程である『3m』以内、恐らく『フィスト』の射程である
『2m』以上の位置に到達するつもりであった(
>>817
)。『3m』に到達した時点で勢いはほぼ落としている。
そして相手の挙動に注意を払っている中での、上着を破り、投げるという『二手』。対応する時間に余裕がある。
故に、上着を目視して横へと回避する。
万が一だが、もし『上着』の軌道と勢いが、遥か後方の『板踏』へと辿り着くものであれば、延焼を覚悟で『右手』で弾く。
『アーカム』は、『フィスト』が自身や本体を『鉄』にしようとした瞬間に殴りかからせる為に、前方で待機させる。
826
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/21(土) 00:42:54
>>824
(板踏)
「ぐぅッ、
あッはッ!痛ッ!
ハァ … ハァ… !」
「キャハハハハッ!」
カタッ カタッ
笑い声、痛み、酸素が交じり更に延焼する『寿理馬射摩』。
服を破り捨て『種火』から逃れたが『一時しのぎ』だ。
露出したブラウスに、髪に、その褐色の肌に『火』が燃え移る。
血肉の焼ける匂いが『板踏』の鼻腔を刺激する。
ボオォォッ
だが『寿理馬射摩』は止まらない。
焼かれる事すら楽しんでいるかのか、ただ笑う。
『板踏』は狂気に満ちた『寿理馬射摩』を、
殺してしまうのではないかという恐怖を抱く、
……バルブを抑える指が震える。
ビュオォォォッ
〜♪
だが『熱情』は止まらない。
山田に投げられた制服に移った『炎』を逃さんと『演奏』。
炎の規模があまりにも大きく『気休め』程度にしかならないが、
これが今の状況での『板踏』の『最前手』である。
>>825
(山田)
「キャハッ!
メラメラ あ、ああ、
それでいいんだ、別に。
誰かに ああ、ッ
理解して貰いたい訳じゃないし、
誰がに 見てもらいたい訳じゃないし… メラメラァッ
ウチも『パパ』の部族にはキョーミあるけどね」
火に焼かれながら、
耐え難い『熱さ』に悶えながらも、
ただ笑う『寿理馬射摩』。狂人だ。
むあぁっ
眼前に迫る『ブレザー』。そして炎、熱気、煙。
広がった『ブレザー』が『山田』の視界を一瞬覆うが、
『山田』は『ブレザー』の行方を『目視』をしている。
引火した炎の勢いもあってか『集中』を要したが、回避――
「でも、その『ブレザー』は
見てもらう為に投げたけどね」
自らの『スタンド』の種が割れているこの状況、
行動を注視されていれば『鋼鉄』化を警戒されるのは必然。
その『警戒』を僅かに緩める為、意識を僅かに反らす為、
つまり『鋼鉄』化を行う、
その為だけに『寿理馬射摩』は『上着』を投げた。
ズギュンッ
無理やりに作った『隙』を突き、
『フィスト』が自身を殴打し『寿理馬射摩』と共に『鋼鉄』化。
その体を焼いていた炎が『鎮火』する。
『あ ァ〜〜ッ。
『10秒』、
息を止めている『10秒』だけ、
思い切り暴れたいなァーって思うんだ』
ザァムッ ビュオォォッ
『鋼鉄』化で炎を振り払った『フィスト』が、
『アーカム』へと殴りかかる―(スB)
827
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/21(土) 22:00:46
>>826
質問があります。
現在の両者の位置はどの辺りになりますか?(周囲に何か柵や建物はありますか?)
828
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/23(月) 22:23:21
>>827
現在の両者の位置は下記AA参照で。
また山田は現在『建物』を背にしている状態です。
.――――――――――.
|□□□□□□□□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□□□↑□□□□□┗――――――¬
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□◆◆※□寿□□□□□□□□.|
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□山□□―――――――
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□板□□ハ■■■|
|□□□□□□□□■■■|
.―――――――――――.
829
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/23(月) 22:53:13
>>828
回答に感謝します。また、続けて質問をさせて頂きます。
・山田(建物及びアーカム)から日野(フィスト)までの距離はどのくらいでしょうか?
830
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/23(月) 22:56:07
>>828
(訂正)
.――――――――――.
|□□□□□□□□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□□□↑□□□□□┗――――――¬
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□□□□□寿□□□□□□□□.|❚
|□□□□※※□□フ□□□□□□□□.|❚
|□□□□◆◆※□□□□□□□□□□.|
|□□□□※※□□ア□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□山□□―――――――
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□板□□ハ■■■|
|□□□□□□□□■■■|
.―――――――――――.
831
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/23(月) 23:24:07
>>826
(10秒……!?)
(これだけやられて、ここからさらに『10秒』呼吸が持つって言ってるのか……!?)
どういうタフネスをしているのだ、こいつは……!
周辺の二酸化炭素濃度がどう、とかそういう次元ではない。
そもそも、全身が爛れるほどの火炎を受けて、まだ動けるということ自体が『異常』なのだ!
本当に、本当にこいつは『死ぬまで止まらない』のではないか……!?
(ええい、あと俺にできることは……!)
『温度強化』による『アーカム13』の強化……持続力の関係で一撃しか持たない。その上、パワーしか上がらない。
同じく『温度強化』による『フィスト』の『完全燃焼』……相手の持続力がわからない以上博打の要素が強い。
また、『アーカム13』がさらにスペックで不利になる。
……あとは『延焼操作』による視界妨害ぐらいか。
『延焼操作』……『炎上バイク』の火を操作し、『フィスト』と『寿理馬射摩』の顔面へと二条の火炎の帯を伸ばす。
これによって相手の顔を覆い、視界を遮るのが狙いだ。
832
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/24(火) 00:36:50
>>826
「フン!最後の一撃ってわけか・・・?」
上半身を焼く『火炎』により酸素を取り込めていない状態での『鉄化』。
呼吸を止めた状態で動けば動くほどより酸素の消費は激しくなる。
炎が付着した時点で全身を『鉄化』して防げば良かったものを、それをしなかったのは
酔狂からか、はたまたこちらが射程内に入るのを待っていたか。
『10秒』、その間に確実に仕留めるために。
『アーカム13』、自分を対象に『絞首刑』を発動。部位は胴体、滑車は真後ろの最上位置。
同時に左拳のスイッチを押し『開閉型』を起動、即座に『鉄』と化した『日野』を階下に叩きつける。
『上着』に目を奪われていたとは言え、その過ぎ去るスピードを考えれば一瞬。
その間に『鉄』となったのなら、接近して殴る間にスイッチを押すだけの事は可能だろう。
肋骨を負傷した状態であと『10秒』回避し続けるのは厳しいかもしれない。
ならばまずは階下へと叩き落とし、更にそこへと『追撃』を加える。
『日野』が階下へと落下したならば、『ロープ』を伸ばしておこう。
『板踏』の炎なら問題なく階下へと伸ばせるだろう。
833
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/24(火) 23:20:58
>>831
>>832
(板踏・山田)
ハルマ:
「来るッ!」
♪ ♪ ♪
ボオォォォ―――ッ!
ボォォォ―――ッ!
冷静に、今自分ができる事…
再度『トランペット』を奏で『炎』を操作する『板踏』ッ!
二条の帯と化した火炎を対峙する『山田』と『寿理馬射摩』の間に伸ばす。
『…ッ!』 ビクゥッ
『板踏』の狙い通り視界を遮られた
『フィスト』の動きが一瞬止まる。
『ハッ、キャハハ…!
ハハッ、 ハハハハ
――『フィスト』ッ!』
ギイィンッ
『寿理馬射摩』は『アーカム』に向けた『フィスト』の拳、
その軌道を咄嗟に変え『炎の帯』を殴打ッ!
再びッ『鉄塊』の奇怪なオブジェと化す『炎の帯』ッ!
だがそれで充分…『寿理馬射摩』の足止めは既に終えている。
ガコンッ!
『寿理馬射摩』が『板踏』が伸ばした『炎』に足止めされている間に、
『アーカム』の『絞首刑』は既に完了している…。
宙に吊るされた『山田』の足元の『床』がガコンと音を立てて開き
『あ、れ、ェ
ェエェ ッ! ああッ!』
—―ヒュルゥ〜〜〜ッ
『鋼鉄』と化した『寿理馬射摩』はスタンドと共に落下ッ!
成すすべもなく階下へと堕落していく…。
この状況、『寿理馬射摩』は一切の身動きが取れないッ!
834
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/24(火) 23:26:30
「グッ」 ヒュルゥゥーッ
「…ッ」
「プハァ」 ひゅるる〜〜ッ
落下の瞬間、予期していなかった衝撃のせいか
閉じていた『寿理馬射摩』の口が開く。
――抑えていた呼吸が漏れ、
ズギュンッ ズギュンッ
『鋼鉄』化が、解除された。
835
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/24(火) 23:51:49
>>833-834
『ウィズイン・サイレンス』に、再度息を吹き込む。
これが本日、最後の『演奏』 になろう。
(これで『フィナーレ』だ……ッ!)
(行け、山田先輩ッ! これが最後の、『フォルテッシシモ』だ……ッ!)
『温度強化』――――『アーカム13』のパワーを、一瞬だけ強化する。
山田先輩はここから追撃に入るはずだ。その追撃の、インパクトの瞬間だけパワーを強化。
例えここからさらに相手が『鋼鉄化』をしても、そのパワーには耐えきれまい……!
なお、『完全燃焼』が発生しないように、1秒経過した時点で『アーカム13』を『温度強化』の対象から排除する。
836
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/24(火) 23:55:54
>>833-835
「実に手を焼く『悪童』だったよおまえは」「だが『酔い』の覚める時間が来たということだ」
『ロープ』を伸ばし、接近しながら呟く。
階下までどの程度の距離があるのかは分からないが、『3m』以内に近付くのはそう時間はかかるまい。
態勢を整えられて反撃される前に、決着をつけさせてもらう。
『アーカム13』、元より優れたそのパワーに更に『板踏』の演奏を加える。
これで一瞬の間に再度『鉄』となったとしても、問題なく砕けるだろう。
「『正義執行』ォォ──────────ッ!!」
射程距離内に入り次第、床に倒れた『日野』へと『ストンピング』のラッシュを食らわせてやる。
837
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/25(水) 00:21:12
>>835-836
(板踏・山田)
バァムッ
「あうッ」 ドサァッ
「ぁあァ…
まだ戦いだ…いッ。
まだ、まだぁ―――ッ」 ギィィンッ
「『正義執行』ォォ――――――ッ!!」 ビュオォッ
『だ、がらァ
ゴボッきがないッてのーッ。
それじゃあ『鉄拳」は砕けない”ッ」
床に叩きつけられた『寿理馬射摩』。
迫りくる『アーカム』の『ストンピング』に備え
満身創痍の身体に鞭を打ち、再度身体を『鋼鉄』化する。
口の端を歪め笑う。『防御』を確信したかのような笑み。
プオォォォ―――♪
だが――
『板踏』の『魂』が鳴り響く、
『山田』の『魂』を燃やす為に。
ボボォ… 『えッ』
ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ッ!
その音色に呼応し『アーカム13』の身体が、
真っ赤に『燃え上がる』――『完全燃焼』。
唖然とした表情を見せる『寿理馬射摩』、
そのスタンドの胸目がけ――
838
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/25(水) 00:31:06
メキィッ 『あ、がァ…ッ』
『フィスト』の『鉄板』、
『鋼鉄』の厚い胸板に亀裂が入る――
メキメキィッ
更にストンピング。
バギャッ!
ギィン…
バギバギバギバギバギバギバギバギバギ
バギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギ
バギバギバギバギバギバギバギバギバギィィィ――――ッ!
「あ、あああああああああ
あァああぎゃあぁぁァァぁァァァァー―ッ!!!!」
『アーカム』の火の点いた『ストンピング』の猛攻ッ!
その圧倒的な破壊力に耐えきれず『フィスト』の『鋼鉄』の肉体が砕けるッ!
『寿理馬射摩』の絶叫ッ!
「あ…
あァ…ッ? あが、ま、負げ?
ウチの?
まだ、もッと、ただがッあ、 あ」
『ゴボォ』
『寿理馬射摩』が吐血し、その場に倒れた。
839
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/25(水) 00:46:05
>>837-838
『ウィズイン・サイレンス』から、口を離す。
静寂から来た音は、再び静寂に帰るのだ。
「――――はぁっ、はぁっ……」
同時に、がくりと膝が落ちる。
疲れた。負傷が痛む。それ以上に――――本当に、恐ろしい敵だった。
本当に、本当に、最後まで戦いを望む狂気。
それが何よりも恐ろしく、それが倒れたことによる安堵が、板踏の体から立つ力を奪った。
「…………『アンコール』は、無しだ」
「もう、『演奏』は終わりだ……休め。本当に。頼むから。だから――――」
とはいえ、最後にもう一仕事。
肩で息をして、深呼吸をして。
スゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――
ヘッド
「―――――『寿理馬射摩軍団』の『頭』、『日野寿理馬射摩』は『山田浅海』が討ち取ったッ!」
「このイかれた『演奏会』はおしまいだッ!
戦争は、『1組』の勝ちだッ!」
最後に、学校中に響かせるつもりで、勝鬨をあげよう。
840
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/25(水) 00:58:48
>>838
「・・・・・・・・ここまで戦いの妄執に取り憑かれているとはな」
「フン!その点に関してだけは敬意を払ってやる」「ともあれ決着はついた」
攻撃を止め、ロープを引き上げる。『赤西』にヤツがやられた様を直接見せてやれなかったのは残念だが。
ともあれ、これで決着だ。無益な『抗争』とやらもこれで終わるだろう。
負傷者も多く出ているだろう、救急車を呼ぶべきか。いや、少なくとも個人的には呼びたいところである。
大声を出すのも辛い、勝鬨は『板踏』に任せよう。
841
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/26(木) 00:32:55
>>839
(板踏)
ザムッ
『貯水タンク』が設置された屋根へと続く梯子を上り、
校庭を見下ろす『板踏』。
ザワッ
ザワッ… ザワッ…
校庭、傷付きながらも立つ、
『キー坊』を始めとする『1組』の面々。
そして無数の『スリヴァイルマ軍団』達。
> 「―――――『寿理馬射摩軍団』の『頭』、『日野寿理馬射摩』は『山田浅海』が討ち取ったッ!」
>
>
> 「このイかれた『演奏会』はおしまいだッ!
> 戦争は、『1組』の勝ちだッ!」
…
一瞬の静寂。
キー坊:
「お、お 、おぉ」
ウオオオォォォォォォォォ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!
眼下から湧く歓声。喜びの声。
――『戦争』の終結だ。
>>840
(山田)
キリキリキリッ
気を失った『寿理馬射摩』に言葉を掛け、
ロープを引き上げ屋上へと戻る『山田』。
ウオオオォォォォォォォォ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!
校庭から、歓喜の雄叫び。
どうやら『板踏』が『戦争』に幕を引いてくれたようだ。
ハルマ:
「よ…おォ… へへッ。
見事だったぜ『大将』…。
この戦争、俺達の勝ちだな、ヘヘ」
壁に腰かけた『ハルマ』が、
屋上に戻った『山田』に労いの声をかける。
その体は『満身創痍』だ。
救急車を呼んでやってもいいかもしれない。
842
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/26(木) 01:17:45
>>841
「よくやってくれたよ・・・『板踏』も『多渕』も そしておまえもな」
「ゆっくり休め」「今度ここへ来る頃には昨日までよりも平和な日々が過ごせるだろうよ」
まあ仮にそうなったとしても、やはり『秋映』よりは騒がしい日常だろうが。
胸元の伊達メガネをかけ、深く息を吐きながら前髪を下ろす。
『赤西』もそうだが、『日野』もかなり重傷だろう。このまま放置するわけには行くまい。
あの戦闘狂とも言える性格、これに懲りて少しは改善すれば良いのだが。
しかし、入院してしまうとそのままクラスのアイツらとはお別れとなるわけか。
無論別れが惜しいのではないが、このままゆっくりと言葉も交わせず終わるというのは、どうにもすっきりしない。それだけだ。
とはいえ面々がこの傷では、流石に『病院』へと連絡を取らざるを得ないだろう。自分や板踏の負傷もある。
843
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/26(木) 01:20:45
>>841
「……これで、ほんとのほんとに、終わったか……」
今度こそ膝をつき、大の字になって寝転がろう。
疲れた。本当に。ガラじゃあないのだ、こういうのは。
ラプソディー
「ったく、とんだ『狂想曲』だったぜ……」
「ちょっと、メンテの時間をくれ……」
救急車、一台や二台では足りないだろう。
病室の数は足りるだろうか。そんなことを考えながら、空を仰いだ。
844
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/26(木) 22:53:01
>>842-843
(山田・板踏)
「ヘヘ、俺ぁ平和主義者だかんな。
こんなドンパチはゴメンだっての」
『救急車』の手配を済ませ、
伊達眼鏡を掛け臨戦態勢を解く『山田』。
そして大の字になって空を仰ぐ『板踏』。
「とりあえず、お疲れさん。
今はゆっくり休もうぜ!」
グラァ…
心地良い疲労感が『山田』と『板踏』を包みこむ。
全身にそよ風を受けながら、校庭のクラスメイト達の歓喜の声を
子守唄変わりに2人は深い眠りへとつく…。
ゲロコー テッペン
此処が、この場所が『月路高校』の『頂点』だ…
845
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/26(木) 23:04:27
【14日目 PM15:03】
あの『戦争』から4日が経過した。
『山田』と『板踏』は『黄金町』駅前にある
『マイケル・マクドウェル記念病院』へと搬送され、
『黒人の医者』による適切な処置を受けた後に、
『ハルマ』と『キー坊』共々4人部屋の病室へと送られた。
キー坊:
「けどよおォォッ!
あーんだけ派手に暴れても
スルーってッ!なぁ!!」
地元の警察による事情聴取もあったが、
「まぁゲロ高だし」という理由で無罪放免。
(他のクラスメイト達も警察署へと出向き事情聴取を受けたらしい)
ハルマ:
「まぁまぁ。
にしても、警察にパクられてたからッて
見舞いにもこねーって薄情な奴らよのぉ」
あれから『スリヴァイルマ軍団』の襲撃もなく、
4人は病室で暇を持て余していた…。
今日が『短期留学』の『最終日』だ…。
846
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/26(木) 23:23:51
>>845
「俺としては、経歴に傷がつかなくて助かったがな」「流石に『前科者』は勘弁だ」
ここ数日で何度も目を通した音楽雑誌のページを片手で捲りながら、気だるげに答える。
大学進学にせよ、就職にせよ。
そのどちらにしても、前科がつくと色々困る。
そりゃあ音楽はどこでだってできるが、良い環境でやるに越したことはないのだ。
「……あと脱獄してまで会いに来られても困るぞ」
「少しばかり『留学』の時間は短くなったが、まぁ、二度と会えないわけでもない」
「少なくとも、お前らとはもうしばらく顔合わせたままだろうしな……」
寂しいといえば、寂しいか。
四日……他の連中と顔を合わせる時間が短くなったことになる。
先生やら、クラスメイトやら、あの汚い校舎やら。
本当にクソみたいな場所だったが……それでも、寂しいという感情は湧き上がる。
847
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/26(木) 23:33:51
>>844-845
「この街の『警察』はおおむね腐っているからな」「今回ばかりはそれが好都合だったが」
センター試験の問題集に目を通しながら、『多渕』の言葉に応える。
普通の事件に関しては取り締まるが、『スタンド』絡みとなると見ざる聞かざるを貫くのが彼らだ。
『悪(クズ)』を取り締まるにはあまりに力不足。故に、この山田 浅海が頂きに立つ必要がある。
もっとも彼らも『スタンド』に気付かず、本当にただの少年の『抗争』だからとスルーしているのかもしれないが。
まぁ、今となってはどちらでも良いか。
「ハッ・・・別に構わん」「病室では静かにすべきだからな」
「あんな騒々しいヤツらに来られては ゆっくりと休むこともできん」
『赤西』の言葉を耳にして鼻で笑う。
そして読み終えた問題集を隣に置くと、代わりに近くの本屋で買った一冊の本を取り出す。
『自動二輪免許の取り方』、そう書かれていた。
848
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/26(木) 23:52:18
>>846-847
(板踏・山田)
短くはあったが『ゲロ高』での騒がしい日々、
騒がしい面々の事を思い出し一抹の寂しさを覚える『板踏』。
『ハルマ』の言葉に対し鼻で笑う『山田』だが、
その手には『自動二輪』取得の為の本が握られている…。
ハルマ:
「んだよなァ。
今日でお別れだってのに」
キー坊:
「アイツらよおぉぉッ、
後で地獄見せて あ?」
ゾロ ゾロ
ゾロ ゾロ ゾロ…
『キー坊』が視線を向けた先、
開いた扉から『1組』の面々がゾロゾロとやってきた。
皆が皆、体の各所に『名誉の負傷』を負っているが、表情は明るい。
「大将ぉ〜。
見舞い遅れちまって悪ィなぁぁ。
『コレ』の為にバイトしてたんよ」
「皆でカンパしあって。なぁ皆?」
ドンッ! ドンッ!
クラスメイト達がその手に持った、
洒落たデザインの包装紙に包まれた巨大な『箱』状の物を、
『山田』と『板踏』に1個ずつ差し出す。
ハルマ:
「…それ?もしかして、
『餞別の品』ッてやつ?」
849
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/27(金) 00:12:33
>>848
『赤西』の言葉を耳にして、顔を上げ扉の方を見る。
> ゾロ ゾロ
> ゾロ ゾロ ゾロ…
「・・・・・おまえたち」
傷を負った『1組』の面々が、病室に入ってくる。
そうして取り出したのは、らしくない綺麗な包装紙に包まれた箱状のモノ。
「・・・フン」「似合わん気遣いをしやがって」
「・・・・・・・・だが まぁ」
「・・・・・感謝する」
やや小さめの声で礼を述べつつ、伊達メガネを指で押し上げる。
「ここで開けて見てもいいのか?」
850
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/27(金) 00:15:00
>>848
「お、おまえら……」
驚愕に目を見開き、雑誌を取り落とす。
「馬鹿じゃないのか、おまえら……」「こんな、洒落た箱で……」
「『お別れにプレゼント』ってガラじゃないだろう、おまえらは……」
茫然としたまま、半ば反射的に憎まれ口を叩きながら。
信じられないという表情で、額を抑える。
「……開けてもらっても、いいか。左腕にヒビが入ってるんでな」
851
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/27(金) 00:33:48
>>849
>>850
(山田・板踏)
「おうッ!
開けてくれッての!」
キー坊:
「あッ板踏のは俺開けんぞ!」
ガサゴソ
バリィッ
包装紙を剥がし巨大な箱の封を開ける『山田』と『キー坊』。
カパッ
『山田』の箱の中には『テナーバス』を収納するための
『鳶色』のレザーが張られた『楽器ケース』が入っていた。
そして『板踏』の貰った箱には『黒色』の『楽器ケース』が。
形からして『トランペット』を収納する為の物だろう。
どちらもシンプルながらも高級感の漂うデザイン。安物ではないだろう。
ハルマ:
「お、お前ら…!」
「流石に『楽器』を買うのは無理だけど、
俺達の『大将』を手ぶらで帰らせる訳にはいかねェーって」
ナァ、ミンナー? オォォォ!!
852
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/27(金) 00:50:16
>>851
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「『美しい』 な」
『トロンボーン』の楽器ケースを端から端まで眺め、手に取り、持ち上げる。
手触りや軽さなどから、いい品であることが分かる。『バイト』をしてこれを買う金を貯めるのは、楽ではなかったろう。
「『板踏』」「今度『曲』を考えておこう」
「トランペットとトロンボーン・・・演奏できる曲は幾らでもある」
「こいつらにまた聴かせに行ってやらねばな」
ゆっくりと、頂いた『楽器ケース』を膝の上に置く。
「・・・・・・・大切にしよう」
853
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/27(金) 01:08:27
>>851-852
「………………」
『楽器ケース』を、静かに右手で撫でる。
……確かな質感。それが安物でない証。
「……ああ」
「そうだな」
「『ヴィゴローソ』に……楽しい曲を聞かせてやろう。
俺たち二人とお前らで、演奏会だ」
「このケースにトランペットを入れて、な」
口元を吊り上げ、ニヤリと笑う。
どうせならJ-POPがいいか。こいつらでも知ってる曲で、いっそ歌える曲がいい。
俺と山田先輩が演奏して、こいつらが思い思いに歌って……それができたら、きっと楽しい。
「……ありがとう。大事に使わせてもらうよ」
854
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/27(金) 23:26:26
>>852-853
(山田・板踏)
キー坊:
「やったなぁぁお前らぁぁ!
演奏会だってよォォ!
そん時はお行儀よくしねえとなァァ!」
『悪童』達の粋なプレゼントに、
笑みを浮かべる『板踏』と感嘆の声を漏らす『山田』。
少々『背伸び』した品ではあるが、
この品に込められた彼らの想いは間違いなく『本物』だ。
ワイワイワイワイ ワイワイワイ…
「おぉォ〜〜、
お邪魔するよぉーっ」
サドチャン! サドチャン! オセーヨ サドチャン!
病室の外から聞こえたは担任の『茶渡』の声。
『山田』と『板踏』に群がる『悪童』達が道を開け、
『茶渡』を二人の前へと通す…。
「うんうん、
4人とも、いや、皆大変だったみたいだねェ。
『戦争』?だっけ?頑張ったみたいだねェ。青春青春」
出会った時と同じ、
人の良さそうな笑顔を二人に向ける『茶渡』…。
「せっかく『月路高校』に来てくれたのに、
こんな所で最終日を迎えさせるハメになっちゃて、
僕の責任だねぇ。本当にごめんねぇ」
855
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/27(金) 23:47:00
>>854
「『茶渡』先生」
「この度はご心配をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした」
いわゆる『よそ行き』の態度を示しつつ、頭を下げる。
だが、この結果が彼のせいだというその点に関しては、首を振る。
「…いえ、お気になさらず。これは私たちが、彼らと共に選んだ選択肢ですから」
「それにこれでも、私は大変充実した時間を過ごせたつもりです」
856
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/28(土) 00:46:37
>>854-855
「『茶渡先生』……」
……いや、『青春』で済ませるのか、あれを。
結局この人は、最初っから最後まで底が見えない。
どこまで『マジ』なのか……あるいは、全部『マジ』なのか。
「……ああ、そうだな」
「楽しい『短期留学』でしたよ。
今こうしてベッドで寝てるとこまで含めてね。
悪くない経験でした。だから、先生が謝ることもない」
いずれにせよ、笑って応じよう。
心からの、俺の答えだ。
857
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/28(土) 01:03:27
>>855-856
(山田・板踏)
「うんうんッ」
「だから言ったでしょ。
皆、根はいい子達ばかりだって。ね?」
ウンウン オーヨ ワハハハ!
振り返る『茶渡』に対し、
満面の笑みを返す『悪童』達。
「日野さんもちょっと暴れん坊だけど、
根はすっごいいい子だからねっ!
君達が此処に来てよかった、と思ってくれたように
彼女もきっと君達に出会えてよかったなぁって思う筈だよ」
ニッコリ
「それじゃあ僕は、退散しよっかね。
せっかくの『月路高校』最後の日だ。
心行くまで皆とお話ししなさいな。よかったらまたおいで」
笑みを何度も何度も、
そして最後に飛び切りの笑みを向け、
病室を後にする『茶渡』…。
858
:
山田 浅海『アーカム13』
:2015/11/28(土) 22:56:37
>>857
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「そうなることを願っておりますよ」
この教員も大概常識では計れん人物だ。
やけに知った風な口を利くが、あるいは全てを見ていたというのか?
この男もまさか、実は『スタンド使い』だとでもいうのだろうか。どちらにしろ、油断ならない人間だ。
ともかく、『日野』もこれに懲りて『精霊酔い』から少しは脱却してくれれば望ましいが。
まぁ今ばかりは、そういった煩雑なことは考えずとも良いだろう。
あと少しばかりは、こいつらの下らん話に付き合ってやるのも悪くない。
そんな気分だ。
859
:
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
:2015/11/28(土) 23:16:02
>>857
「だといいんですがね……」
あの、狂気としか言いようのない戦闘と勝利への執着。
『寿理馬射摩』の今後は……正直、予想もつかない。
生きてきた世界が、あまりにも違うのだ。
過去も、未来も、現在も。あの女のことは、まったくわからない。
「……先生も」「ありがとうございました」
「きっとまた行きますよ。いや、必ず行きます」
だが、さておこう。
あるいは次に『月路高校』に来た時にでも……その時にでも、顔を合わせてみればいい。
わからないのであれば、わかるように努めればいい。それが『コミュニケーション』というもので、それもまた『音楽』だ。
その時までは……まず、怪我の療養を済ませるのが最優先だな。
860
:
『悪童ウォーズ』
:2015/11/29(日) 22:34:04
>>858-859
(山田・板踏)
好々爺とした『茶渡』の態度が
芝居なのか生来のものかは不明ではあるが、
害意がない事だけは確かだろう。
ワイワイッ
ガヤガヤ
炎に燃やされながらも笑いながら向かってきた、
狂気の女――『日野・ジュリアド・寿理馬射摩』…。
彼女が今後がどのような未来へと進んでいくのか、
気にならないと言ったら嘘になるだろう。
だが今はとりあえず『仲間』達と過ごせる、
この最後の時間を楽しむべきだろう。
861
:
『能力開示』
:2015/11/29(日) 22:36:40
ゲロコー スリヴァイルマ スリヴァイルマ
【月路高校の精霊酔い】こと【『業の華』構成員】日野・ジュリアド・寿理馬射摩のスタンド
インディアンを連想させる褐色の肌の人型スタンド。
能力は『鉄拳』。
殴打したものを『鋼鉄』化する能力。
『鋼鉄』化は瞬時に行われ、物体は勿論『炎』や『水』なども
『認識』さえできれば殴打での『鋼鉄』化が可能
(『気体』や『液体』としての機能を失いその場に固定される)
また生物の『鋼鉄』化は現時点では不可能だが、
本体及びこのスタンドだけは『例外』であり、
スタンドの拳で触れる事で一瞬で『鋼鉄』化が完了する。
自身の『鋼鉄』化は『呼吸』を止めている間しか持続しない。
『フィスト』
破壊力:B(A) スピード:B 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:C 成長性:D
※()は『鋼鉄』に変化時
862
:
『能力開示』
:2015/11/29(日) 22:39:02
【スリヴァイルマ軍団】『酒井大我』のスタンド
極彩色の人型のヴィジョン。能力は『酔拳』。
本体の帯びている『酒気』に応じて、
その身体は巨大化し、スペックが上昇するが、
『アルコール』が本体の『許容量』を超えた場合、
スタンド自身が『爆発』を起こす事で『リセット』をする。
またスタンドを発現している間はスタンドに『酒気』を奪われる為、
『強化』を行うには絶え間なくハイペースで飲酒する必要がある。
『ガス・バッカス』
破壊力:D〜A スピード:D〜A 射程距離:C
持続力:本体次第 精密動作性:D 成長性:B
863
:
『最終結果』
:2015/11/29(日) 22:54:56
山田浅海『アーカム13』⇒『30万円』+『ゲロ高最強の称号』get
『治療済』
板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』⇒『30万円』+『ゲロ高最強の称号』get
『治療済』
日野・ジュリアド・寿理馬射摩『フィスト』⇒『敗北』『全身火傷』『治療済』
『芸能界へ殴り込み』
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