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【戦】『無限軌道』 その3

1ようこそ、名無しの世界へ…:2015/01/03(土) 01:09:17
バトル専用スレッド。

GMを希望する者は点呼スレにて募集すること。

前スレ:
【戦】『無限軌道』 その2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1366469694/

808モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/10/05(月) 01:13:22
>>807

敵スタンドの手から、横なぎに振り放たれる『スカイツリー』!

「うおおおおお! マジかよ何考えてんだあいつはあああああ!」

『インファイト』対決で敗北を喫したから戦法を変えたのに、『遠距離戦』でまで圧倒されている!
あんなものを頭部に喰らったら、確実に『即死』だ。
敵のパワーを考えれば『防御』も無理だろう。
なので、『回避』する。

「クソーッ! 狙われ放題じゃねーか! だからこっち側には来たくなかったんだああああ!」

走っている勢いのまま、前方(北方向)に『ヘッドスライディング』するようにして『スカイツリー』の直撃を避けたい。
頭より下は、『トレーニングマシン』の群れが邪魔で狙えないだろう。
『ダウン』することで能力が解除されてしまうかもしれないが、命には代えられない。

809藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/05(月) 02:38:28
>>807
「よッ」

ド ゴ ン(着地音)

投げ飛ばした『東京スカイツリー』がどうなったか、確認することなくマシンから降り、モンド追跡を再開する。
先は『鉄片』への対応で時間を稼がれた感があるが、今度はこちらがモンドに対応策を取らせて時間を奪う番だ。

「こいつは打ち返せんッ!!返せるとしたら……」

したら、あの開幕に見せた『あの動き』くらいだろう。
普通にこの破壊力を乗せた質量を打ち返せるなら、こちらに尻を見せるようなことはすまい。
万一の可能性を考え、『オリンポス』は姿勢を低くし、自分共々今度は逆にマシンの林の中に身を隠しつつ、マシンの間に間に見えるモンドの姿に注視する。
射線が通っていなくても、視線は普通にしていても通るはずだ。

「さっきのお返しじゃ!!たっっぷり食ろうとけ!!」

あえて大声で注意を促し、モンドを足止めさせる。
片手を開けた低い姿勢は、ここから如何様にも対応できる体勢でもある。『オリンポス』はシンボルツリーを片手に、ひたすら追う!!

810『サイドウォーク・スラム』 vs 『オリンポス』:2015/10/06(火) 20:13:44
>>808(モンド)
頭部めがけて迫りくる、『スカイツリ-』。

叫びながら、走りながら、
モンドは身を屈め、北方向に『ヘッドスライディグ』する。

                 ブンブンブンブンッ
          ズザザザ

マット地の床は体が滑らず、距離はほとんど稼げなかったが、
投擲物の風切り音は、頭上高くを通過していく。
ひとまず、これで危険は──

                         ド ゴォオ !

だが、北方向に顔を上げたモンドは、思わず瞠目する。
やり過ごした『スカイツリー』が、真一文字に壁にめり込み、突き刺さっている。
問題はその位置だ──
スタジオ1(11)の扉に重なるように、
さながら真横に閂(かんぬき)をかけたように!扉を塞いでしまっている!

「さっきのお返しじゃ!!たっっぷり食ろうとけ!!」

藤堂の狙いはこちら──単なる投擲ではなかったのだ!(拍手)


     ゴ ゴ ゴ    ゴ ゴ ゴ ゴ

スタジオ1の扉まで、『15m』。
背後からは着々と、藤堂の足音が迫る。
そして、ヘッドスライディングしたことで、
操作した『重量』は、再び解除されてしまっている・・・・!

>>809(藤堂)
器具から飛び降り、一目散に北を目指す藤堂。
飛び降りる間際、モンドは頭を下げたのか、見えなくなった。
今も無数の器具の陰になり、その姿は見えない・・・・
とはいえ、近づけば確実に見えてくるはずだ。

                 ブンブンブンブンッ

                                 ド ゴォオ !

『スカイツリー』が横一文字に、
スタジオ1の扉と、それを挟む左右の壁に突き刺さるのが見えた。
狙いは入口の破壊だったが、多少狙いが外れたようだ。
とはいえ、結果は大差がない。

スコップを担いでいる為、全力とはいかないが、
藤堂はしゃにむにモンドの姿を求め、北へと走る──!

811藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/06(火) 23:54:51
>>810
「おお、よォめりこんだのォ。
……………うん?まァええわい、あっちに行けばそのうち会うじゃろ」

粉砕するつもりだったが、まあ問題ないだろう。ひたすら全力で追う。
『オリンポス』にはアメフトかラグビーの選手のようにシンボルツリーを抱え、低い姿勢を取らせておく。
……相手の姿が見えないこの状況、一番警戒すべきはやはり『鉄片』だろう。
視界が悪く、殴るモーションが見えず、周囲は入り組んでいる。
おまけにターゲットであるこちらは近づいてきているのだ。遠い相手よりも近い相手のほうが当てやすいのは当然の道理。

ズン…!!

なので、『鉄片』の接近に気づき次第、『オリンポス』には床を殴らせ、『新宿新都庁』を生み出して盾にして、ガードしたい。
モンドの動きを見逃さないよう、『新宿新都庁』の間から、視界は確保しておく。

812モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/10/06(火) 23:58:15
>>810

「くっ! 上手くいかねえか!」

『スタジオ1』を利用した戦法を考えていたのだが、敵の手によって封じられた。
今さら入り込もうとしても、第二第三の『スカイツリー』が背後から飛んでくると考えれば、不可能だろう。

横にあるトレーニング機器の陰に隠れ、しゃがんで隠れた状態から自分をタッチ。
『ボクシングスタイル』になりたい。

813『サイドウォーク・スラム』 vs 『オリンポス』:2015/10/07(水) 00:16:33
>>811(藤堂)
前方に『シンボルツリー』を構え、
いつでも『鉄片』を迎撃するよう低姿勢で、
藤堂は『オリンポス』もろとも、マシーンセンターを突っ切る。

そして──見つけた。

前方『10m』。
一台のトレーニングマシンの陰に隠れた状態で、
モンドが中越しで立っているのが見える。

二人の間には複数のマシンが並んでいるが、
通行を阻害するような状態ではなく、接近するだけなら障害はない。
あるのは、モンドが隠れたマシン一台だけだ。

>>812(モンド)
スタジオ1への扉は、『スカイツリー』で閉ざされた。

ひとまず、立ち上がり、傍のマシンの陰に隠れるモンド。
大柄な体では全体を隠すべくもないが、少しでも時間を稼ぎつつ、
自身の殻だに触れる・・・・

                      ス  スス

『ボクシングスタイル』──
中腰の状態で、両手の『ナックル』が戦闘の構えを取った。

そして──モンドもまた、藤堂の姿を見つける。
南方向、『10m』。
『シンボルツリー』を前方下段に構え、低姿勢の『オリンポス』を前に、
大きな足音をたて、藤堂が一心に駆けてくる。
その表情から、自分が発見されたことに気が付いた。

二人の間には複数のマシンが並んでいるが、
通行を阻害するような状態ではなく、接近するだけなら障害はない。
あるのは、モンドが隠れたマシン一台だけだ。

814モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/10/07(水) 00:27:54
>>813

「(ちっ、向かってきやがった!
  だがどうする? この『ボクシングスタイル』で奴に一撃くれてやる方法は……)」

目の前にある『トレーニングマシン』を左手で掴み、『重量吸収』する。
相手が辺りの物体を投げるなどの攻撃をしてきた場合、同重量の『トレーニングマシン』では防ぎきれないと思われるので
いつでもマシンから手を放して『フットワーク』で離れられるように心構えをする。

815藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/07(水) 00:59:03
>>813
「あんま走らせんなやァ〜〜〜〜たいぎぃンじゃァ〜〜〜」

彼我の距離、『10メートル』!やっとここまで追いついた。
さらに距離を詰める。『オリンポス』はいつでも『新宿新都庁』を出せるようにしておく。
こちらが仕掛けるのはもう少し近づいてから……そう、距離4、5メートルほどか。

ブンッ

それくらいまで到達したなら、『オリンポス』は身を起こしつつ、横なぎに、シンボルツリーを振う。
当然当たらない、当たらないが、根に絡んでいる『土』は飛ぶ。動き回っている間にだいぶ落ちてしまっているだろうが、それでも一回こっきりの
『目潰し』くらいは出来る量はまだ残っているはずだ。

816『サイドウォーク・スラム』 vs 『オリンポス』:2015/10/07(水) 01:25:51
>>815(藤堂)
左手を開け、下段に垂らした状態で、
藤堂とオリンポスはさらに間合いを詰める。

モンドはマシンを盾にした状態のまま、動こうとしない。

距離が詰まる・・・・『5m』。

                   ブンッ

左下から右上へ──
『逆袈裟』になる形で、『オリンポス』がツリー』を斜めに払った。
巨体とはいえ、間合いが届かないのは承知の上。

そして、狙い通り──


                  シュバ バ ババババババ!!

モンド目がけて、土塊の『目潰し』が飛来する!
ただの目潰しではない──『剛腕』が振るえば、もはや『兵器』だ。

>>814(モンド)

                  ド ド ド   ド  ド ド

藤堂と『オリンポス』が、じっくりと距離を詰めてくる。
スタンドの左手は『シンボルツリー』を離れ、だらりと下がった。
『ツリー』を持つ右手もまた下段。背を丸めた低姿勢のままだ。

           ズギュ ズギュ!

『2秒』──敵の動きにいつでも反応できるよう、
神経を張り詰めさせながら、モンドは『左ナックル』に『20kg』を吸収した。

そして『5m』──藤堂が、動く。

                   ブンッ

左下から右上へ──
『逆袈裟』になる形で、『オリンポス』がツリー』を斜めに払った!
巨体とはいえ、『5m』はさすがに間合いの外。
だが、次の瞬間、彼女の狙いが打撃でないことに気付く。


               シュバ バ ババババババ!!

ツリーの根に残った、わずかな土──
それが剛腕で払われ、モンドを中心に叩き付けられる!
土の『目潰し』──それが狙いだ!

817モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/10/07(水) 01:34:54
>>816

「(『5メートル』!
  ここより離れたら接近できねえし、ここより近づいたら奴の『パワー』には抵抗できない!
  『フットワーク』を生かせる射程はここしかねえ!)」

マシンの陰から飛び出す。
姿勢を低くし、右手を顔の前にかざすことで、『目潰し』を防ぐ。

「『サイドウォーク・スラム』! ぶるあああああっ!」

飛び出しながら『ボクシングスタイル』の『フットワーク』で敵の懐に一気に接近。スB
左手のナックルで、敵を殴打する。パス精BBC
当たったら、敵を『20キロ加重』する。

818藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/07(水) 02:17:59
>>816
「心配すな、すぐに『洗わせ』ちゃるけぇ!!」

振り上げたシンボルツリーを捨て───そして続けて、『オリンポス』は踏み込みながら拳を振り下ろす!!
これも命中打を狙ったものではない。振る勢いで相手をけん制できればよし、できずとも──

ドゴッ!

『オリンポス』は振り下ろした拳で(空手で言う『鉄槌打ち』だ)床を打つ。
踏み込むことでモンドを能力の届く射程内に入れ込みつつ、満水状態の『黒部ダム』の『ミニチュア』を発現!!
可能なら自分自身はぎりぎり『黒部ダム』の外に居るようにしたいが、無理なら無理で構わない。
その場合、床から浮かび上がる『黒部ダム』の縁に手をかけて上昇、水面下に没しないようにする。
……途中で捨てたが、そもそもテーブルはこれをするための準備(踏み台)だったのだ。
(自身の体重を支えるには強度的にやや不安だが、『浮力』も計算に入れればぎりぎり耐えれる、と読んでいた)

「くくく……やァっと、この距離に入れたのォ。
ゆうかァ〜〜〜〜〜お前ぶちはしこいけぇ、こうでもせんと足を殺せンのじゃァ。つまりィ…」

モンドの動きに、『水の抵抗』で負荷をかける。
この状況下では普段どおり動けるかは、パワーが決めることだ。
…モンドの能力、おそらくパンチ力は相当あるのだろう。だが………。

「こン水の中で、何時もどおり動けるくらいの、パワーはあるんか、とゆうとるンじゃ」
..............
パンチ力と、力は別だ。そして『オリンポス』には『力』がある。この状況下でも、ほぼ普段と変わらないパフォーマンスは発揮できる!

819『サイドウォーク・スラム』 vs 『オリンポス』:2015/10/08(木) 23:21:42
>>817-818(モンド、藤堂)
砂の目潰しを前に、あえて前に飛び出す選択をするモンド。
右手を顔の前に構え、目に砂が入るのを防ぎながら、
マシンの陰から飛び出した。

             ビス! ビススススス!!

叩き付けられた砂は、強烈な痛みを伴う。
ダメージこそないが、肌に血が滲んでいる。
眼球に受けていれば、失明してもおかしくないほどだ。

「『サイドウォーク・スラム』! ぶるあああああっ!」

              シュ
                        ダンッ!!

雄叫びを上げながら『砂嵐』を掻い潜り、
『ボクシング』のフットワークで軽やかに接近する。
目潰しを防いだ為、敵の位置ははっきりとは見えないが、
元いた位置、そして足元さえ見えれば、
インファイターは戦い続けることが可能だ。

        ドゴッ!

その目前で、床を叩き付ける『オリンポス』の拳。
敵の上半身を間合いに捉え、モンドは条件反射に『ナックル』を繰り出す。
だが、その時──

            ゾゾ ゾゾゾゾゾゾゾゾゾ!!

恐るべきスピードで、周囲が水没した!
視界を狭めたモンドにはわからなかったが──
藤堂の発現した『名所』・・・・それは『黒部ダム』。
全長『492.0 m』、堤高『186.0 m』の大型ダムは、
全長『約5m』、堤高『約2m』の『ミニチュア』として、
モンドの四囲を阻み、豊かな水をも再現した。

水の高さは『150cm』ばかり。
水面はモンドの胸元までもある。

                バシャア  ドゴン!
                                ズギュ!

放った左『ナックル』の一撃が、
床を打った『オリンポス』の右肩に命中するも、
水の抵抗に邪魔され、確かな威力はない。
『20kg』の『重量』は付与したが・・・・果たして、効き目はあるか?

一方、藤堂自身は『黒部ダム』発現時、
その堤の縁に乗るような形で、『2m』上に上昇した。
『オリンポス』は床を打った為、乗ってはきていない。水の中だ。
上から見れば、『ダム』の水面は、
ほぼワゴンカーの面積に収まっていると思われた。
即ち、『横2m×縦4m』の中だ──

モンドの一撃を『オリンポス』が受けた瞬間、
ダメージ以外の変化が、藤堂の体に生じた。
右肩に『20kg』もの荷重がかかったのだ!

それが藤堂のバランスを崩し、堤の上で前方にふらつく・・・・!

820モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/10/08(木) 23:43:41
>>819

「(ちょっと待てよ『土』だろ!? なんでこんな痛てえんだよ!)」

敵の砂の散弾に潜りつつ一撃入ったが、まともな威力はなかった。
そして加重したところで『20キロ』…… 人間でも十分背負える重量だ。
柱を片手で振り回す『パワー』を持つ敵にとっては、わけのない重さだろう。

敵の能力はよく分からないが、周囲が『水』に包まれた。
この至近距離、もはや能力を使う暇はない。

「(もう一度『攻撃』するか!? いや……)」

水中では、『ボクシングスタイル』でいることは大きな能力減少を引き起こす。
この状態から無理に攻撃したところで、敵がほぼ無傷であることも合わせて、敵を倒すことはできないだろう。
そしてパワー差を考えれば、『相打ち』になればこちらは『即死』だ。

「ここは――!」

『防御』の姿勢を取る。
敵の攻撃を受けることで『吹っ飛び』、水中からの脱出を狙いたい。

敵が『掴む』とか『挟む』とか『叩き付ける』みたいな攻撃を繰り出してきたら『即死』だが……
重量付加された敵が焦って、『最速の打撃』を出してくれるのを祈るしかない。

821藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/09(金) 01:40:35
>>819
「ぬわッ…?!」

『重くなる』のは予想していた。が…ここまでピンポイントとは…!!
…仮に『体全体』が『重く』なったなら、単に動きが鈍るだけですむだろう。
しかし部位レベルで重量を付け足されたなら、今は未だふらつく程度で済んでいても…!!

「……ッ……お前〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」

『だが』!
『それがどうした』!!
今更離れる選択肢はない。既に『接近戦』での殴り合いは選ばれた!!
『どこまで』『どこに』『重さ』を付け足されるかは解らないが、仮にこの状況を解除したとて『重さ』までも消える道理は無し!!

グンッ……!!
                             ドバァ!!

床を殴りつけた低い姿勢から、右肩にあたった拳を押し返すように身を起こしつつ、、『オリンポス』は反撃の『チョップ』でモンドを打つ(破ス精ACC)!!
パワーで無視できるとは言え、拳よりも『手刀』のほうが抵抗は少ない。それに少しでも『腕のリーチ』を稼ぐことで、速度で劣るぶんをカバーする。

「ようも乙女の目方、増やしてくれたのォ…うちが1キロ落とすのにどンだけ苦労しとると思うんじゃ死ね!!」

ゾババババババッ…!!

さらに、砂に続き、『水』を力で跳ね飛ばすことで、打撃よりも先に、再度『水弾目潰し』を飛来させる。
たった今行った行為を、まさか続けて行うとは思うまい。砂はガードされたが、逆にガードさせたことで安心もさせたはずだ。
本体は深呼吸。万一落っこちても、息が続くようにする。

822『サイドウォーク・スラム』 vs 『オリンポス』:2015/10/09(金) 02:18:37
.>>820-821(モンド)
周囲は水中──当然、こんな環境は『ボクシング』にはない。
圧倒的に不利な状況に持ち込まれたモンドに対し、

           ズァ アア
                     バシャアアア

『オリンポス』がその巨体を起こし、右手を振り上げる。
胸までつかったモンドに対し、敵は腰程度。
動きは『ボクサー』に比して遅いが、リーチとパワーの差は歴然だ。

           バ バ ッ !

咄嗟に『クロスアームブロック』を構えるモンド。
だが、作戦は失敗に終わることを予感する。
敵の攻撃は『振り下ろし』だ──
受け止められても、吹っ飛ぶことは『ない』。

             ブ ン ッ

                          ガッ シィイイイ !!

オリンポスの攻撃は『チョップ』。
ブロックは十分に間に合ったが、左腕に走る電撃にもにた激痛。

           ベ ギン

自慢の左腕が、前腕からあっさりと叩き折られた。
『サイドウォーク・スラム』のパワーは、『重量変化』によるもの。
単純な腕力で比較すれば、人間と差はないのだ。

                    ゴボォ オ !

さらに、パワーに抗い切れず、腰から斜め後方に沈没する──
地上なら店頭確定だったが、ここは水中が幸いし、床に尻を付けずに済んだ。
距離が『1m』開き、互いに間合いの一歩外に出る。

さらなる追撃を考えていた藤堂だったが、
自身にもその余裕はなかった。

                      グラ グラ
                               バシャァアア〜〜〜ンッ

ミニチュアのダムの縁という不安定な場所で、
突如、『20kg』の重りをかけられれば(部位はなく全体だった)、
誰だってバランスを崩す──スタンドを操作していれば、なおさらだ。

『チョップ』を浴びせた直後、藤堂はダムから落ち、水中に没した。
今度は藤堂がピンチになる番だ。
身長『153cm』の藤堂にとって、水面は頭の上。
さらに『20kg』の重りを抱えているのだ・・・・反撃どころでは、ない!

(拍手は『不可能』。
 ミニチュア上にミニチュアは作れない)

823藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/09(金) 02:35:35
>>822
『深呼吸』は間に合ったんかの?

824『サイドウォーク・スラム』 vs 『オリンポス』:2015/10/09(金) 02:55:40
>>823(藤堂)
深呼吸は間に合った。

825『サイドウォーク・スラム』 vs 『オリンポス』:2015/10/09(金) 02:56:48
>>824(藤堂)
訂正。
『深呼吸』と呼べるほど、深くは吸い込めていない。

826藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/09(金) 03:17:16
>>825
ド ボ ン ッ

(ちッ…しゃァないのォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)

『黒部ダム』の水底に着地。
反撃どころではない…のは、その一瞬のこと。落下し水没する可能性は、(それに対する『保険』は不発になったものの)既に織り込み済みだ。
『深呼吸』とは行かなかったが、息も吸えた。

(なら、一発くらいはイケるじゃろ………!!)

後ろにコケたモンドは、いわば空中にいるも同然の状態だ。
ここから踏ん張るかあえて倒れるか。どの道『殴る』どころの状況ではない。

ズ アッ!!

『オリンポス』と共に(こちらは半ば泳ぐように)前進。
…皮肉なことに、このピンチのはずの『水中』という状況は自身に『浮力』を与え、むしろ外よりも動きやすいはず。
そしておそらく、モンドも知っての通り、巨漢の一歩は常人の一歩を凌駕する。

ボッ

さらにもう一歩踏み出すようなモーションで、モンドの腰、下腹部の辺りを狙う『踏みつけ』の追撃。
身体を起こそうが倒そうが、人間の動きの基点は『腰』。上肢や下肢を狙えば二分の一で外すかもしれないが、『中心』はブレない…!!

この踏み付け後、攻撃の成否に関係なく『黒部ダム』は解除しておく。

827藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/09(金) 03:17:49
>>822
ド ボ ン ッ

(ちッ…しゃァないのォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)

『黒部ダム』の水底に着地。
反撃どころではない…のは、その一瞬のこと。落下し水没する可能性は、(それに対する『保険』は不発になったものの)既に織り込み済みだ。
『深呼吸』とは行かなかったが、息も吸えた。

(なら、一発くらいはイケるじゃろ………!!)

後ろにコケたモンドは、いわば空中にいるも同然の状態だ。
ここから踏ん張るかあえて倒れるか。どの道『殴る』どころの状況ではない。

ズ アッ!!

『オリンポス』と共に(こちらは半ば泳ぐように)前進。
…皮肉なことに、このピンチのはずの『水中』という状況は自身に『浮力』を与え、むしろ外よりも動きやすいはず。
そしておそらく、モンドも知っての通り、巨漢の一歩は常人の一歩を凌駕する。

ボッ

さらにもう一歩踏み出すようなモーションで、モンドの腰、下腹部の辺りを狙う『踏みつけ』の追撃。
身体を起こそうが倒そうが、人間の動きの基点は『腰』。上肢や下肢を狙えば二分の一で外すかもしれないが、『中心』はブレない…!!

この踏み付け後、攻撃の成否に関係なく『黒部ダム』は解除しておく。

828<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

829モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/10/09(金) 09:48:32
>>822
「ガボガボボゴ(うおおおおおおおおおおお! いってええええええええ!)」

左腕が破壊され、水中に叩き込まれた。
焼かれたり、肋骨を折られたり、フナムシになったり、色々あったが、やはり肉体を破壊されるのは何回やっても慣れない。

しかし、敵も自ら作り出した『水中』に落ちてしまったようだ。

「ガボボボボボガボ(奴は水中の中でどのくらい呼吸できる? 息を吸う暇はあった。
  いきなり落ちて脳が酸素を無駄にした分を差し引いて、『20秒』…… いや『10秒』くらいか!?)」

短めにしてなお、絶望的な計算式が出た。
戦闘中の『1秒』がどれだけ長いかは、先ほど体験済みだ。
敵は溺死を避けるため最終的には能力を『解除』するしかないだろうが…… それまでに何回こちらを攻撃できる?

「ガボガボ(って、ていうか…… オレもこのままだと窒息するんじゃねえの!? いきなり叩き込まれたから息吸ってねえぞ!)」

「(オレはもはや片腕だし、『スタイル』のせいでまともに動けねー、だが敵は『20キロ』のウェイトを持っていようが動ける……
  水に漬かってない上半身から出すパンチはもちろん、奴のパワーなら水中から『キック』を繰り出しても
  水圧をねじ伏せてオレを強引に殺せるだろう)」

今のモンドはパワー、リーチ、スピード、ダメージ量、攻撃手段、全てにおいて……
ついでに先に水の中に落とされ、『深呼吸』をする暇もなかった以上、呼吸の量でも負けている。
水中という有利なフィールドに引きずりこむ敵の選択が的確だったこともあるが
『インファイター』などと呼ばれていても、真っ当な近距離型のスタンドの射程距離に入り込めば、結局はこれだ。

「だが、それは諦める理由にはならねー!」

状況は絶望的だが、モンドの中に絶望は、ない。

『サイドウォーク・スラム』のパワーは、『重量変化』によるもの。
『ナックル』は特性として、溜め込んだ重量の『ON』『OFF』を切り替えることが可能であり
『OFF』の状態でパンチを繰り出し、命中する瞬間に『ON』にすることで『重量』を得て、人間を越えた破壊力を発揮しているのだ。

つまりパンチを繰り出し、意識的に『ON』のままにすれば、数十キロの重量に肉体が『引っ張られる』ことになる。
全力を出せる普通の状態でそんなことをすれば関節が壊れるだろうが、幸いここは『水中』だ。

「ガボボゴボボボ(『サイドウォーク』)…… ゴボボ(『スラム』)!」

床にしっかり足を付け、『クロスアームブロック』のポーズから残った右腕で、斜め後方に『裏拳』を繰り出しつつ、重量を『ON』。
水中で数十キロの物体に『引っ張られる』ことで、殴られた勢いも利用して敵スタンドから距離を取りたい。
また、敵がいきなり能力を解除して水が消えることで、バランスを崩して転ぶ可能性があるので、意識して注意する。

830藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/09(金) 21:40:38
>>825
今見返して気付いたンじゃが……。
『体を起こしながら』『水を撥ね飛ばしつつ』の『チョップ』、つまりうちとしては『水平に近い打ち上げ』の軌道で打っとるつもりじゃったんよ。
つまり『振り降ろし』にはならんはず。うちの描写不足が原因で苦労かけるのは申し訳ないが、訂正してはくれンかの。

831『サイドウォーク・スラム』 vs 『オリンポス』:2015/10/09(金) 23:17:19
>>830(藤堂)
水平とは水面に対して平行(横方向)、つまり重力とは垂直となる方向だが、
『垂直』(上下方向)の間違いではないか?

また、チョップ(手刀)とは、
基本的に打ち下ろすもので、あっても水平打ちまでだが、
下から上に『チョップ』という攻撃は『あり得ない』。

その前提でなお、訂正が希望であれば、今回のみは受け付ける。
(GMに伝わらない表現で齟齬が生じた場合は、
 基本、描写不足を含め参加者側のミスとなり、訂正は受け付けない)

832藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/10(土) 00:19:16
>>831
ほうか…なら、訂正を取り下げて>>827のレスで続行する。
以後は描写に注意するけぇ、今回の無作法、GMと対戦者、ご両人とも勘弁してつかあさいや。

833『サイドウォーク・スラム』 vs 『オリンポス』:2015/10/11(日) 23:37:27
>>827>>829(藤堂、モンド)
かろうじて吸えた『一呼吸』を頼りに、
藤堂は水中を前進しつつ、『オリンポス』にモンドを攻撃させる。
大きく一歩を踏み出し、片足を持ち上げての『踏み潰し』だ。

藤堂の想像以上に『20kg』のハンデは大きく、
浮力の『プラス』は水の抵抗の『マイナス』を上回るものでは全くないが、
条件は相手も同じ──ならば、攻撃が届かぬ道理はない。

だが、モンドも苦境にあって、転びっぱなしではなかった。

         ── ブンッ!
                    シュボ!

右の裏拳を放つと同時に、『ナックル』の重量を顕在化。
突如発生した『数十kg』の拳が、モンドの巨体を引っ張り、
ただ逃げる以上のスピードを与える!

地上でやっても態勢を崩すだけの突貫戦法だが、
ここは『水中』──転ぶこともない。


 ゴボォ オオオ──!
                      スイッ

結果、『オリンポス』の踏み潰しは水を激しくかき混ぜる留まり、
モンドは『2m』──『黒部ダム』の壁まで逃げ延びた。
これ以上は距離を取れず、追い詰められるところだったが、

                  フシュ!

藤堂は、攻撃後に『黒部ダム』を解除。
予期していたモンドも、かろうじて転ばずに済む。

トレーニングマシンの並ぶコーナーで、
不自然に開かれた『4m』四方ばかりの『リング』。

互いの距離『2m』の状況で、再度、両者は対峙する・・・・!

834藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/11(日) 23:42:16
>>833
一応確認じゃ。
『黒部ダム』を解除した以上、服も濡れとらん……そういう事でええんじゃな?

835『サイドウォーク・スラム』 vs 『オリンポス』:2015/10/11(日) 23:47:54
>>834(藤堂)

>『黒部ダム』を解除した以上、服も濡れとらん
『YES』。

836藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/12(月) 00:13:40
>>833
「ほォ………やりよるのォ」

わしゃわしゃと髪を掻く。逃れられはしたが、どこか楽しそうだ。
モンドは転ばずには済んだようだが、それは『転ばずに済んだ』ということだ。万全の体制とは、とても言えないはず。

ゴッ

『オリンポス』は踏み込みの動きのまま、床を打つ。

ゴ バ ァ ッ

そして自身とモンドの間に『ピラミッド』を再現し…………。

ド ン !

『相撲』で言うところの強烈な『突っ張り』で、モンド目掛けて吹き飛ばしたい。

「ここがお前の墓場じゃ!立派な墓ァプレゼントしちゃるわァ!!」

837モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/10/12(月) 00:36:35
>>833

「(こいつ…… 『解除』したか!)」

敵はあのまま『水のリング』で戦いを継続するより、いったん解除することを選んだようだ。
当然といえば当然だろう。敵はいつでも、あれと同じものを『再び展開』することができるのだ。
いったん呼吸をリセットし、今度こそ徹底的にこちらを仕留めるつもりに違いない。

こちらの片腕は折れており、敵は『20kg』の重量を受けているものの、未だ『ノーダメージ』で健在だ。
何よりあの高いパワーを持つスタンドは、20キロくらいなら能力の低下は『わずか』だろう。
一旦逃げたところで、あの『水のリング』を盾にされて『投擲』でじっくり攻められれば、もはや片手では打開できない。

「(『敵スタンド』と『相打ち』になれば、パワー差とダメージ差で先にオレが死ぬ。
  次の一撃を『回避』して『カウンター』…… それも『一撃必殺』を狙うしかねえ)」

これが最後の攻防だ。
『逆転』のためには、一気に敵を叩くしかない。

モンドは一瞬、心の中でため息をして、敵を真正面に見据えた。

「――行くぜ! 『サイドウォーク・スラム』!」

『フットワーク』で踏み出し、敵の間合いの直前で一気に姿勢を低くしながら『右斜め前』にステップ。
敵スタンドの『巨体』の脇を潜り抜け、『敵本体』の『顔面』に向かって右手でパンチを繰り出す。

「うおおおおおおおお!! んぶるあああああああああああああああっ!!!」

先ほどは『5メートル』の距離で、こちらの『砂を防御しながら物陰から飛び出し、数メートル前進して敵を殴る』という長い行動と
敵の『地面を殴り猛烈な勢いで水のリングを出す』という短い行動で、「全身が水没する前に、一応拳が当たる」くらいの僅差だった。
距離『4メートル』、敵に20キロというわずかとはいえハンデがあり、妨害も障害物もない状態なら――『こちらが速い』!

838『サイドウォーク・スラム』 vs 『オリンポス』:2015/10/12(月) 01:07:35
>>836-837(藤堂、モンド)

「ほォ………やりよるのォ」

全身にのしかかる『20kg』の重量を感じながら、
藤堂はさらなる攻撃に出る。


       ゴッ

『オリンポス』は踏み込みの姿勢のまま、剛腕を振るい、床を打つ。

「――行くぜ! 『サイドウォーク・スラム』!」

同時に、飛び出すモンド。
姿勢は崩れていたものの、
それでも床を踏みつけた状態から、足元を殴ろうとする
『オリンポス』の攻撃よりは、速い──!

      ゴ バ ァ ッ

それでも正面から行けば、『オリンポス』の巨体と拳が障害となり、
攻めあぐねる間に『名所』が完成しただろう。
だが、モンドは間合いの目前で右斜め前にステップ。

                シュ シュバ!

芸術的なフットワークで『オリンポス』の拳をパスし、
その脇を潜り抜けた!
                     ド ン !

その背後で突き上がる『ピラミッド』が、空を切る。
同時に、右から回り込んだモンドは、藤堂本体を間合いに捉えた。

一連の動きを、藤堂自身は一歩退いた位置から追えていた。
それゆえ、本体が反応する余裕はある。あるが──

            ビキィ!

モンドの右『ナックル』に、力が籠る──!

839モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/10/12(月) 01:26:23
>>838

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

敵を射程に捉えた!
とはいえ先ほど、敵スタンドの一撃をこちらが片腕を犠牲にどうにか耐えられたように
『防御』することができれば、『即死』は免れるだろう!
その間に敵スタンドが振り向き、豪腕によってモンドに必殺の反撃を喰らわせるに違いない!

だが、敵に付加されている『20kg』の『重量』!
怪力無双のスタンドならぬ身である敵本体は、確実に行動が遅れるはずだ!
『ハンデ』を持ったまま『ボクサー』の拳に対応できる『速度』が、敵本体にはあるか!?

「『サイドウォー――――――――――――――――――――ク・スラム』ッ!!」

敵本体の顔面を一直線に、右手の『ナックル』で殴る!
殴って殴って殴って殴って殴り抜ける! そして!

「んぶるあああああああああああああああああ
 ああああああああああああああ
 ああああああああああああああああああああああああああああああああああ
 あああああああああああああああああああああああっ!!!!!」

敵スタンドの反撃が飛んでくる前に、『右手だけのラッシュ』で敵本体を殴り尽くす!

840藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/12(月) 01:28:26
>>838
「ええ踏み込みじゃ……!!」

本体は腕で顔を庇いつつ、身体を捻るようにして倒れ込む。
確かに、こちらはリーチでもスピードでも劣るが……モンドの拳の起動は読みやすい。

ド ン

何故なら、モンドと比較して、圧倒的に、こちらが『小さい』からだ。
身長差実に50センチ以上!確実に『打ち下ろす』軌道になるのはもはや必定。
加えて今の今までモンドは自身を超える巨漢である『オリンポス』と戦っていた。
いかに距離感を読むことに長けたボクサーと言えど、標的の大きさがここまで極端に変わったなら……?
……クリーンヒットは、難しいはずだ。

「ふんッ!」

顔を腕で庇ったのも、ただのガードを意味してはいない。
全力で踏み込んできたモンドの足に、倒れこみつつの『肘』を落とす!!
              モノ
「お前がうちにくれた『重量』、今返しちゃるけェの!!」

841『サイドウォーク・スラム』 vs 『オリンポス』:2015/10/12(月) 02:02:43
>>839-840(モンド、藤堂)

「ええ踏み込みじゃ……!!」

うそぶく藤堂に対し、モンドの答えは『唯一つ』。

「『サイドウォー――――――――――――――――――――ク・スラム』ッ!!」


            ギャウ ン!!

繰り出される『鉄拳』に対し、藤堂の手が上がり、顔面を庇って見せる。
この展開になることは、回り込まれた時点で想定済みだった。

加えて、勢いよく前方に倒れこむ。
自重に加えて『20kg』を注ぎ込んだ渾身の『肘』を、
がら空きのモンドの脚に叩き返すのだ──!


            ド ゴ   ォオ オ  !!


                                  ・   ・   ・


衝撃と炸裂音が轟いた刹那、二人の時間が止まる。
モンドの拳は、狙いあやまたず藤堂の顔面を捉えていた。
身長差はハンディだが、それ以上にスピード差が圧倒的だ。
『ボクシングスタイル』のモンドに対し、藤堂は『20kg』のハンデを背負っている。

だが、防御は成功した。
顔の前に上げた腕が『ナックル』を止め、
腕こそ殺されたものの、頭部への致命撃を防いだ・・・・

──はずだった。
藤堂が、前方に倒れこまなければ。
全体重に加え、『20kg』の重さをモンドに向けなければ。


           ・・ ・ ・ ミシィ イ  ィ

『カウンター』になったモンドの『ナックル』は、
腕をへし折って有り余り、藤堂の頚骨を損傷させ、
その頭部と内側の脳を、ガードの腕ごと揺らした。

一瞬──藤堂の意識が途切れたのは一瞬だけだ。
だが、近接戦では、それが全て。

「んぶるあああああああああああああああああ
 ああああああああああああああ
 ああああああああああああああああああああああああああああああああああ
 あああああああああああああああああああああああっ!!!!!」


          ドゴ!ゴ!ゴ!ゴ!ゴ!ゴ!ゴ!


右手一本の不器用なラッシュが、藤堂の大柄な体に叩き込まれる。
『ピラミッド』が蜃気楼のように消え、『オリンポス』の体にひびが走り──


                            『ズドォ オオオ ン!』



足音に負けぬ地響きを立てて、藤堂は床に崩れ落ちた。



── モンド『サイドウォーク・スラム』 ⇒ 『Win!!』

842藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/10/12(月) 02:23:41
>>841
(ええパンチじゃァ…………もうちぃと、殴り合いたかったのォ………でも目が覚めたら殺す)

最後まで、凶暴な笑みを浮かべたまま、轟沈した。


藤堂虎鈴『オリンポス』 →『LOSE』

843モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/10/12(月) 02:29:52
>>841

「へ、へへ…… か、勝ったぞ」

息を切らし、倒れた敵を見下ろしながら、ボソリと呟く。


「このケンカ、オレの……」

  左腕は砕け、右腕も無理な連打でボロボロだが……
   体の痛みは、もう感じない。

「オレの――――――――――――勝ちだッッッッ!」

    漲るのは、『勝利の歓喜』だけだ!

.

844目黒真実『ディバイン・ゼロ』:2015/11/29(日) 20:51:28
【場】DIONモール その3  より移行
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1432052310/316-338

《確認》
・GMの募集は無し、で良いでしょうか?
・いちおうマップを用意してみましたが、使ってもよろしい?(グリッドは1m×1m)
ttp://dl1.getuploader.com/g/goldenrectangle/105/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%88.png

(目黒→K16 藤堂→N16 オリンポス→O15、O17、N15、N17のどこか
 L16に椅子が転がっている、と見てしまってもOK?)
(そちらに立ち位置の希望があるなら従います、自分はどこでもいいです)

845藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/12/01(火) 01:09:12
>>844
おう。立ち位置もそれでええよ。
ほうじゃの……なら『オリンポス』の位置はN17にしとく。

後はそっちの質疑待ちじゃな。

846目黒真実『ディバイン・ゼロ』:2015/12/01(火) 22:55:02
お待たせしました。それじゃ、やろうか

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【これまでのあらすじ】
DIONモールのフードコート内にて、藤堂虎鈴『オリンポス』と目黒真実『ディバイン・ゼロ』は、喧嘩をすることになった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

服装:ダボついた長袖、ダボついたズボン、ゴーグル、ダウンジャケット、マフラー
持ち物:十円玉4枚 フリーペーパー コップ

能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/749-750


   『キキュゥゥゥゥ――――バリバリバリバリイィッ!!』


 『ディバイン・ゼロ』の翼を広げ、敵本体直前へと迫らせる!彼我の距離は2m。『2秒』かけて、

   (まずは緩めに……『速度:C』で接近させてやる。これなら貴方も対応できるだろう?)

 その2秒、相手が『ゼロ』を気にしている間、自分は尻モチをついている状態から回復せねば…立ち上がる。
 
  (手加減したって言ってたが、ゴリラみたいなパワーだった… 負傷はどうなってる アバラを折ったか?)


目黒:K16で立つ
『ゼロ』:N16へまっすぐ

【スタンドエネルギー残量:10秒→8秒】

847藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/12/02(水) 02:08:27
>>846
服装:秋映学園の冬服 青島コート
所持品:なし
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/716


──藤堂虎鈴は、考える。
藤堂虎鈴は、普段考えるということは滅多にしない(苦手だからだ)。
しかし、『喧嘩』の際は例外である。

この時既にいくつかの『ヒント』が、藤堂虎鈴には齎されていた。

『決して反応しきれないものでないこちらの攻撃を咄嗟に防御しなかった』
『「やるかやられるか」「一方的になるかも知れない」という台詞』

この二点から導き出される可能性のうち、最大のものは───

『防御を捨てた攻撃一辺倒』
『かつ一撃がこちらの反射を超えた速度』またはやや確率が下がって『本体もスタンドもこちらの手の届かない位置からの攻撃に終始する』

──この二つだ。
『速度』『距離』ではなく『一撃が必殺の威力』のパターンもあるが、それなら『一撃で終わる』『勝負にならない』等等の物言いになるはず。
『一方的に』に自然に続く言葉をつけるとしたら、それは『一方的に攻撃し続ける』となるだろう。
『やるかやられるか』という発言も、ノーガードの殴り合い上等な能力ならば納得できる。
(後は『戦闘機』みたいな見た目も『それっぽい』と言うのもあるが、まあこれは傍証レベルである)
また『一方的に攻撃し続ける』必要性があるということは、むしろ一撃の威力は並かそれ以下とも考えられる。

であるならば、こちらが勝つにためにしなくてはいけないの事は、たったの二点だ。

『逃がさない』『攻め続ける』『────本体を!』

「はッはァ!!」

本体は左右の腕で顔面と胸部をブロックしながら、『オリンポス』ともども目黒目掛けて突っ込み飛び掛る。
目黒の『戦闘機のスタンド』は(どうせ避けられるだろうが)『オリンポス』の腕で打ち払う。
『投げた椅子を防御できない』レベルの、ガードの貧弱な目黒の能力に、これを止めるすべはないはずだ。

848目黒真実『ディバイン・ゼロ』:2015/12/02(水) 03:15:43
>>847
目黒は逃げる。藤堂から見て右奥(I-14)にアワアワ逃げだす。

 「私の『ゼロ』の性質をだいたい察したな、 正しいですよッ 賢いッ」
 「本体に狙いを定める、急所を隠す、正解。」
                               ディバイン
「そして貴方はまたひとつ気づくでしょう…それが『神性たるゼロッ』」
 
   「ちなみに、貴方がこれから追いかける奴の名前は『目黒(めぐろ)』です、いっぱい叫びなさい。」  

 

    藤堂は顔と胸の急所を両の手で隠し、
    『オリンポス』はまっすぐ進みながら飛行するスタンドを払いのけようとした…(M-16に移動?)
     相手スタンドの選択は…


      躱さない。ガードが貧弱なのではないのか…!?
 
 
    (いや、『ディバイン・ゼロ』は
     『スタンド』によるあらゆる干渉を、幽霊のように、

            ―――――『透過する! そして奪う!』)

(その腕からモロにパワーを奪い、)
(貴方は、その腕に疲れを覚えただろうッ!少しの間だが狙いもパワーも落ちたかな…それは隙だッ!)
(小生はスタンドパワーを10秒分得れたはずだぞッ!)


(そして相手スタンドが真っすぐ来ていて…ならば、狙おう)
(これから、腕を抜けたなら、斜め上に舵を切り、ちょい加速(スB精密A) 
 …それだけで、つぎは『足』がむこうからやって来ていて、)

(二回目の透過…ふたたびエネルギー10秒ぶん奪取!)
(貴方の足に突然の虚脱感だッ わずかだが、本体の移動やキックに支障をきたすッ!さらに隙ッ)

(鬼ゴッコだ!)
(ついでに、小生が相手のパンチとかを喰らってフッとばされたら…さらに距離をとれるな 痛いけど)

  【スタンドE残量:8秒→7か6秒くらい】

849藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/12/03(木) 04:41:30
>>848
 ゾ ワ ッ

「ぬあッ……?!
………なるほどのォ、そォゆうことかいやァ!!」

避けるどころか『すり抜けた』挙句に、腕に感じる『疲労感』。
…成るほど、事実上、直接攻撃はむしろ悪手ということか。
『触れると疲労』、その上『遠距離タイプ』…………『一方的』の理由も、これで解った。

(思うた以上に厄介じゃのォ……………。
距離さえ取ってもうたら後はやりたい放題、少なくともやられることはないゆうわけじゃ。

うちにひたすら纏わりついて『疲れさせる』……『ただのそれだけ』…捻りもなンも無いが、それを避ける事も受けることもも、うちにはできん…………!!)

シンプルではあるが回避も防御もできない攻撃……が、しかし。

「………ッたく、早々これを使うハメになるとはのォ」

先の突進で現在位置はK16と言ったところか。ぶつくさ言いつつ………『オリンポス』が無事な腕で床を殴打。

「まァ、ようはあれじゃ。お前を逃がさんどいたらええンじゃ。その位ならなンも難しないわい」

   ゴ  ボ  ボ  ッ

最大サイズ、かつ満水の『黒四ダム』を構築。自分を巻き込まず、目黒と『ディバイン・ゼロ』を囲うように。難しいなら目黒さえ押さえれればそれでいい。
『オリンポス』が構築できる『名所』『史跡』の大きさはワゴンカー並み、つまりおおよそ5メートル弱はあるわけだ。現在の彼我の距離なら届かないものではない。
目の前に競り上がる壁、足元から湧き出す水、二つの障害物で目黒を捕まえる。

「…………いくらこいつがうちらの拳をスカスカ抜けるゆうても、お前まではそうもいかンじゃろ?」

850目黒真実『ディバイン・ゼロ』:2015/12/03(木) 23:33:37
>>849
地面から迫り出す約1.8m半のコンクリート壁。威容!
ミニチュアといえど、大きさはワゴンカー大に設定されているのだ!          

        /´::::> ,.-.、_
       /:::::/ /:::::/
       ./:::::/ /::::://::7
      /::::::< └-' 〈_:/
    /:::;へ::::\                   「何とッ!」
    ∨  丶;::::>
         `
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
>藤堂が出現させたのは『黒部ダム』、これは1963年に建設された日本を代表する超大型ダムのことを指すッ   <
> 堤長492m、高さは国内一の186m、貯水量は約二億立方メートルで、これはタンカー1000隻分に相当!    <
> あまりの巨大さゆえ、建設中に作業員が行方不明になったというエピソードまで存在しているッ!         <
> 観光施設としても知られ、毎年訪れる観光客は100万人を超えているそうだッ!!!  (ナレーション:大川透 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y
 

 それが『目黒』とそのスタンドを囲み、両方ともが水に浸かる!
 少年のような背丈の『目黒』は、ほぼ全身水の中!

      ジャバ  
            ジャバ
   
   「ぷはッ  … 防寒具が水を吸う…重い」

   「そして相手の足を…狙おうとしたせいで …ゴボっ
    「『実体化型スタンド』を『透過』できない『ゼロ』が…
     …水に搦め取られ、泳ぐしかない…速度も空戦機動も殺されたッ…ごボッ」




奥の手が成功した藤堂、非常に有利な状況ッ!
そして目黒にとって、  致 命 的 な 一 打   だったッ!
            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  
…ただ、藤堂に『唯一』、不利な点があるとしたら

     「 ゴボッ 」

…『オリンポス』が、共有すべき『視聴覚フィードバック』を持たないということだ。
……藤堂の身長(153cm)では、堤越しに敵を覗きこむ事すらできない。…声しか聞こえねェ。



―――――――――【目黒の思考】―――――――――――――――
(まず私本体、近場のテーブルに浮上したい…着衣遊泳はヒラ泳ぎ推奨だったかな…)
(『ゼロ』は泳げ、1m強、上に泳がなくては)
(いま唯一のいい事は …大きな実体化スタンド内部を泳ぐ、掠り続けることになるから) 
(『スタンドEを数秒分』確実に貰ったですね…これだけ多い水なら5秒くらいがいいな…ゴボっ)  

【『ディバイン・ゼロ』、現スタンドE残量:17秒】


※視聴覚については、【供】『暦』供与スタ質問スレッド【他】>>224 より。
 能力詳細からの引用ではないので、そちらに不満があれば、訂正します?

851藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/12/04(金) 00:33:20
>>850
く、黒四の詳しいキャプションがついとる…。
それはそれとして…こっちの受けた『疲労』はどれくらいで回復するンかの?

852目黒真実『ディバイン・ゼロ』:2015/12/04(金) 00:57:21
>>845
疲労は残ってるでしょうが隙は出ないです。

ただ、『腕に関しては、あと4回くらい透過されたら、異常が出続けるレベルで疲れそうだな』
…という感覚がありそうです。

853藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/12/05(土) 02:40:32
>>852
いやうちは回復するのかしないのかを知りたいンじゃが…。
まァええわい。仮にするにしてもどっちみち、即座にゆうわけにはいかんじゃろ、多分。

>>850
「ふーん…。
こいつはすり抜けれンのか、基準がいまいち解らんのォ」

実体のあるものは『すり抜け』できない、ということか。
まあ何にせよ、次にすることは決まっている。

 ゴ ッ

『オリンポス』は手近な椅子を、軽く殴打。

        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''

椅子から、『塔』を思わせる建築物が生えてくる。倒れないよう、『オリンポス』の手で支えた。
椅子に生やした分、床に生み出した『黒四ダム』より、その先端は高い位置にあるので、目黒にも見ることはできるだろう。
大きな声で、中で泳ぎもがく目黒に叫ぶ……。

「いい忘れたけぇ説明しとく!こいつの名前は『オリンポス』ッ!!
世界中の『名所』『史跡』を、まァ『ミニチュア』じゃが本来の機能を持たせた状態で作り出せるッ!!
……ちなみに今お前が浸かっとるンは『黒部の太陽』こと『黒四ダム』、でもって今生やしたンが、『江ノ島シーキャンドル』ッ!!

江ノ島の夜のお洒落なデートスポットにして、日本初の、由緒ある民間灯台じゃ!!」
(ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E3%81%AE%E5%B3%B6%E7%81%AF%E5%8F%B0)

カ ッ ・ ・ ・ !

『江ノ島シーキャンドル』の先端に、眩い閃光が燈り、その全体がライトアップされる。灯りが水面を滑り、サーチライトのように撫でた。

「お前が今何を考えとるかどーかはしらンが、うちがこれからどーするかは教えちゃる。
         シーキャンドル クロヨン
なあに簡単じゃ、『こいつをそこに投げ込む』!!ご覧のとおりこいつには電気がかよっとる。それをそこに投げ込んだら『どーなる』?」

グイッ

予告どおり、いつでもそれを投げ込めるように、掴んで支える『オリンポス』。

「降参せェ!仮にそッから抜け出しても、『濡れたまンま』のお前が逃れる方法はないけェの。
それでもまだなンとかできるゆうならええわ。続けちゃる」

854目黒真実『ディバイン・ゼロ』:2015/12/06(日) 18:38:21
>>853
出現する、鉄筋コンクリや金属の柱が絡み合って出来た『灯台』、
これが『江の島灯台』、俗称『江の島シーキャンドル』!冬仕様のライトアップにより、神秘的な青白い光を纏うッ!
使用される電圧は100〜200ボルト、これなら、『浴槽』程度の水ならいっぱいに回路を作ることとなる!
そして頂上のLEDを灯すために使っている電流は、最低値ですら1アンペア以上ッ、すなわち致死量!

それを藤堂は利用しようと考えたッ!


   「ぎりぎりぎり…」
   おおっと目黒、歯を食いしばる!

「ううううううッ〜〜〜〜〜〜……」
「くッ」「ぐゥゥゥゥ〜〜〜〜〜ッ」

ビショ濡れの状態でもなお、汗をダーダー流しながら考えているッ!

   
   (家庭用電流…『交流』!すなわち電気風呂ッ  『電気柵』から漏れるような『単流』とは訳が違うッ)

   (一般用電気コードなら、コードからなるべく離れれば…いや、向うの『電圧(ボルト)』も分からんではッ)
   (漏電ブレーカーが働き…働…くのか?) 
   (周囲に金属製の椅子やテーブルに足が存在するし、電気はそっちに逃げるか…?)
   (実際かなり怪しい、こちらが助かる可能性が、実際に五分五分くらいなのが困りものッ)   
   (いや、命を懸けてない喧嘩に、そこまでッ…賭けはできないッ)
   
   (当方のスタンドの速度で、コードを捕まえ…いや、配線なんて分からん!)
   (ならばせめて、機銃で相手の目を潰す…わりと可能ではあるが)
   (そこまでやったらお互いの為にならないッ)




   「くッ…降…伏……ッ」

  「…スタンドを解除する…ケンカで命を賭けるのは…小生の使命でも無い……ッ」

855藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/12/07(月) 04:33:02
>>854
「おしッ、聞き分けのええ子はおねーさん大好きじゃ&hearts;」

 ズ  キ ュ ゥ  ン

床に沈みこむように、『黒四ダム』が、椅子の上から『江ノ島シーキャンドル』が消えていった。
(ついでに濡れた身体も乾いた)

「さて……………」

『オリンポス』と共に指をボキボキ鳴らしながら目黒に近づく。そして…。

ヒョイ

無事な腕で目黒を抱えると、そのままダッシュで走り去る。
ポリが来る前に離脱。停学・休学・退学などは以ての外だ。

「逃げるッ!どうせ今の見た誰か通報しとるじゃろ、うちのはどーも派手でいかんのォ!!」

藤堂虎鈴は札付きの不良だが────真面目な学生なのだ。これでも。

856目黒真実『ディバイン・ゼロ』:2015/12/07(月) 22:44:16
>>855
「おわ」
「そんな大袈裟な……」



     彡⌒ミ
   ⊂(;ω;`)  アイツラ ガ アバレテマシタ


<ナンダトォ  マァテェェェ 
 <ニガサネエゾ オルァァァ
  <フンガー


  「……」
 「…『既に』だッ!」 「急げ急げェェェ〜〜〜〜〜ッ」



ギャンギャン叫ぶ。

「もっと早く走ってくださいッ」


抱えられながら偉そうに指図しよう。

857藤堂虎鈴『オリンポス』:2015/12/09(水) 01:13:06
>>856
「『オリンポス』の『史跡再現』はフツーの人間には理解し難い光景じゃけぇの。
色々スッ飛ばして、とにかく騒ぎを起こしおるゆう風にだいたい脳内で落ち着くみたいじゃ」

ドズッドズッ

そのままDIONモールを後にした。

「阿呆ォ!こー見えてもうちは50メートル走で7秒2、クラスの女子ン中では速いほうじゃ!!」


→【場】メインストリート その4 ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1424962526/ へ…


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