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【場】砂浜
1
:
ZAKI
:2015/01/01(木) 00:41:57
倉庫街の西、H湖の入口にほど近い砂浜地帯。
以前殺人事件が起きた『いわくつきの場所』だが、今は落ち着きを取り戻している。
シーズン中には海の家が栄え、沖では沈没船が静かに時を過ごす。
治安は悪くもなく、ランニングにやってくる一般人も多く見られるが、
『歩くスイカ』や『突然変異クラゲ』、『人を操る影』など不思議な情報も多く、
『黄金町のミステリースポット』と化しているきらいもある。
―┘ ┌┘
―┐ H湖 ┌┘ ┌┐ 住 宅 街
│ ┌┘ .┌ ..│... ‖
┐ │ ┌ ┌┘ ‖←メインストリート
│ │ ┌ │ ‖
┐ │ ┌ ┌.. 黄金原駅
│ └─┘┌― ┏ ━■■━ ━ ━
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ┛ ‖←ネオンストリート
│ └―┐黄金港.. 繁 華 街
└┐ ┌――┘ 倉庫街
─────┘ └◎―――――――――――
699
:
山手次郎『パンツレス・ギャング』
:2016/06/15(水) 07:30:05
>>698
「ヘブッ!……甘い…甘いなぁ、とろけるほど甘い」
手加減した一撃では山手を止められない! 万事休すだ!
「知っているか? 人間の身体で、感覚があるところはほとんど、性感帯になり得る。
要するに脳の受け取り方ひとつだ、君は腹部に異常な執着がある…意識が強いほど、強烈な快感となるんだよ。
苦手意識だろうとな、一度ひっくり返れば…」
朱鷺宮は自分を見つめる視線を感じる…。山手のものではない。
700
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/06/15(水) 15:32:33
>>699
「うぐぐ…
やっぱりもう一回殴ったほうが…」
手加減攻撃などでは効果がなかった!
先ほどの強烈なやつをもう一回やるべきなのかとか
焦った顔でずっと考えている。
「ふへ…?嫌…私はただその……
ここによく……色々ぶつかって……
ふひぁァッ!?」
撫でられたせいでより一層敏感になった
「別にそんなつもりは…!」
でも意識しているせいで敏感というのは間違いなさそうだ。
鳩尾に色々くらい続けていたせいで
そこへの意識はどうしても抜くことは不可能だ。
「…なんか、他の人…いません?」
と、山手に対して顔をピクピクさせながら答える。
どこからの視線なのか分からないが、見られている気がするのである
701
:
山手次郎『パンツレス・ギャング』
:2016/06/18(土) 02:52:59
>>700
「結構感じてるじゃあないか…いいぞ、やっぱり声をかけて良かった。
今感じているのが快感だ…深呼吸をしてみろ…自分の腹が今どうなっているのか考え…
あ? この辺は邪魔が入らんようにシアに見張らせて…………あれ? シア?」
ベギィ!
「ゲブッ!」
いつの間にそこに居たのか、割れた板切れを持った少女が、山手の背後に立っていた。
どうやら、この板で山手の頭をブン殴ったらしい。
「…………」
少女は山手の襟首を掴むと、ズルズルと引きずっていく。
702
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/06/18(土) 23:01:11
>>701
「ううう…じ、自分のお腹は…
ちょっと今はかなり…ん?」
シアの顔がよく見える。
どうやら戻ってきたようだ…と思ったところで
ベギィ!
「…あらら…」
強烈な一発を食らって、次郎は倒れこんでしまった。
きょとんとした顔で、シアの方に顔を向けた。
「その…
この場合はどっちがいいんでしょうか…
ありがとうございます…か…
いろいろすいません…か…」
はたから見ればイチャイチャしてるようにしか見えないかも…
と思って、その顔は何だかバツが悪そうだ。
703
:
山手&シア
:2016/06/22(水) 11:48:11
>>702
ボソ ボソ
小さい声で呟いている。
「…を…れ…め…」
「…の程を知…売め…」
「…身の程を…れ淫…め…」
ズル…ズル…
山手を引きずり、ホテルの方へと歩いていった…。
704
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/06/22(水) 21:51:50
>>703
「………え、えっと……」
なにか不穏な言葉を聞いたような気がしたが…
「あーその……お大事に……」
と、手を振りながらその背中を見送っていった…
「……はぁー……とりあえず…
AVとかに出なくて済みそうで……良かった……」
何だか疲れた様子を見せながら
涙音は家に帰ることにした。
705
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2016/07/18(月) 23:23:16
夏の砂浜、意外と人のいるそこを遠巻きに見ている青年が居る。
何かを見張っているようにも見えるし、
女性を助平根性で見ているようにも見える。
706
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/19(火) 00:35:53
>>705
「はぁー……暑い熱い…」
近くでパラソルの下、
疲れた様子で座っている少女がいる。
「熱中症になったら大変だわ…
うー…」
とりあえずどこかで買ってきたと思われるドリンクをごくごく飲み始めた。
「…ん?
…誰かに見られてる用な気が……」
707
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2016/07/19(火) 22:19:36
>>706
はた、と朱鷺昴に目を止め、歩み寄っていく。
目的は単純、現時点での『敵』のちょっかいを受けているかどうかを知る為だ。
それとなく、直接的でなく振って反応を見ると共に情報を得よう。
「よう」
まず挨拶。
708
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/19(火) 23:38:08
>>707
「あ、こんにちはー…
と、青田さん…でしたっけ?」
名前を聞いていた…ような気がする。
ひとまず彼女は手を振りながら言葉を返した。
「あなたも、ここで水浴びとか…しに来ましたか?
それともあそこの」
と言って近くの海の家を指差した。
「焼きそばとかを食べに?
あそこのは結構美味しいんですよー。
イカが入ってて…」
…彼女の様子は一見すれば
何かの『操作』を受けているわけではなさそうだ。
709
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2016/07/19(火) 23:45:57
>>708
青田普、確か金言部でサバゲーをやった時にそう名乗っていた気がする。
その時と比して、目の下に隈があるなど、はっきりとやつれているが。
「ああ、青田だ。いや、ちょっとふと思い立って聞きたい事が」
まで言って、さてどのように判別するか。極力情報を与えずに引き出したい所ではある、それこそ奴を探っている事を知られないように。
故に、極力穏当に、かつ奴の能力の影響を受けているかどうかを知るには――
「…………うん、正直な所アレだ、部内の色恋沙汰ってどうなってるか知ってる?」
『恋』。奴が能力を使えばそうなる以上、それとなく影響の有無を引き出すには所謂コイバナは有効な手段である筈だ。
710
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2016/07/19(火) 23:46:32
>>709
名前欄ミス、私です
711
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/20(水) 00:00:43
>>709-710
「ん、聞きたいこと?
…それよりあなた…随分とつらそうな…」
と、心配そうな顔をして応える
「…色恋沙汰?
んー…金言部内では」
そう言って少し考える。
「別に変わりないと思いますけどねー。
今日もいつもの通り、部員の人たちと顔を合わせましたけど…
そういう話は全然…聞かないです…」
どうしたのだろう。といった顔で覗き込む。
712
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2016/07/20(水) 00:05:51
>>711
「誰それに恋してるー、とかそういう浮いた話はないのかな?」
穏やかな表情で知り合いと雑談を、というようにも見える。が、目が笑っていない。
何か、具体的な何らかの理由・事情があって聞いている……ようにも見えるし、夏の大学生だ、書き物の気晴らしに外出しているだけかもしれない。
713
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/20(水) 00:08:40
>>712
「…恋…ですか?
うーむ…」
何かの冗談かと思ったのだが、
青田の尋常じゃない目を見て、少し必死になって考える。
「…金言を学ぶことは多いですけどねー。
恋…ですか…
私が知るかぎりでは、そういったことは…」
ひとまず必死で思い出してみるが、
一応金言部内での様子は問題がなかった…と思う。
(まさか…誰かを好きになったとか…?)
彼の様子を見て、涙音は
恋愛方面の悩みなのかと考えていた
714
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2016/07/20(水) 00:16:35
>>713
目元、というか表情全体が安心したように緩む。
「いや、ならいいんだ。変な事聞いてすまなかったな」
声色も先ほどより柔らかくなっている。これはもしや……?
715
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/20(水) 00:31:31
>>714
「はぁ、それなら良いんですけど…
それより私はあなたのほうが…」
と、柔らかい声になった彼を見て微笑む
「…どうしました?
その…体調は…」
心配そうな顔で彼の様子を見る。
もし長時間炎天下の浜辺に居たのなら…
716
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2016/07/20(水) 00:37:40
>>715
「対した事じゃないよ、ちょっと思う所があって寝不足なだけさ」
答えを濁すようにそう答える青田を見ても、意識や思考はクリアのようだし、別段体調が悪いという訳でもないようだ。
「誰かに恋したとかじゃないよ、念のため言うけど」
717
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/20(水) 00:43:29
>>716
「寝不足ですか…
何だか心配ですね…
…たまには休んだほうがいいかも…しれませんよ」
といって、近くにあったドリンクを差し出してみる。
「ん、そうなんですか?
私はてっきり…金言部のどなたかに好意を持って…
それで夜も眠れない…とばかり…」
軽く笑いながら頭をかく。
自分が思うより大変ではなさそう…
と、少し呑気に考えていた。
718
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2016/07/20(水) 00:57:15
>>717
「ああ、家ではちゃんと休んでるから大丈夫さ、書き物とかで長時間PCの前に陣取ったりする事が多いだけだからね。
色恋がどうのと振ってみたのも、この後の書き物や考え事からの逃避みたいなもんさ」
そういって肩をすくめる。
無論、金言部内の者が奴に囚われている可能性を考慮して出た発言だが、それを馬鹿正直に言う事もあるまい。
719
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/20(水) 01:03:44
>>718
「それを聞いて安心しましたよ。
何だか、以前見た時より不健康そうに見えたので…」
と言いながら彼の顔を見守る。
「何だか忙しいみたいですねー。
健康には気を使ったほうがいいですよ〜。
三食ちゃんと食べてます…かね?
ほら、バランスよく食事を…みたいな…」
忙しいのだろう。と涙音は考える。
一応問題があるわけではない…ようだが
720
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2016/07/20(水) 22:50:26
>>719
「そうかな、それじゃちょっと何か考えてみようかなぁ。一応三食取ってるんだがほらこう、レトルトみたいな楽な方に流れがちで」
……一応、弁当や未加工の食品は購入して調理や食事は出来る。体液が入れば世に出る事は出来ないからだ。
逆に、そうでなければ、安全と確信する事は出来ない。安全でなければ食べられない。
食事の内容がレトルトや火を通しただけ、炊いただけになりがちなのはまぁ実際自炊が面倒なのもある。
721
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/20(水) 22:57:07
>>720
「ふーむ、レトルトの中にも健康志向のやつはありますけどねー…
とりあえず、コンビニのサラダや…
そうですねー、豆サラダとか、野菜を加えてみるのはどうでしょう?」
彼女は何気なくアドバイスをしてみる。
食事メニューのバランスを考える時まず思いつくのがそこだ。
「自炊するのが一番ではありますが…
まぁまずは、野菜を食べ始めるのが良いかと思いますよ。」
722
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2016/07/20(水) 23:26:33
>>721
「ん、ああ、炭水化物に流れがちだしな、野菜も摂るようにしてみるよ」
(緑黄色野菜かなんか買って帰るか)
しかし、やつれて映る、というのは宜しくない。敵がいつどこに居るか解らない以上、チャンスだ、と思われないだけの健康さは不可欠だろう。
あまり安眠できない以上、見た目を良さそうにする必要があるし、襲われた時に対処するように健康維持は怠ってはいけない事でもある。
一瞬のふらつきが死を呼ぶ事もある。
723
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2016/07/20(水) 23:27:00
>>722
名前欄ミス、すまない
724
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/20(水) 23:32:53
>>722-723
「まぁー…それが良いですよ。
…それより何より…」
そう言って彼の目の周りを見る。
「睡眠時間が足りてないのはやはり一番大変かもしれないですね。
たまにはゆっくりと眠る時間を取るのも…どうでしょう?」
彼女の目はどこか心配そうだ。
彼女は毎日よく眠れているかは分からないが
少なくとも健康そうな顔には見える。
725
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2016/07/20(水) 23:53:30
>>724
「どうにも目が冴えてしまってねぇ、家でも碌に安眠できやしない。ホットミルクとかで神経を落ち着かせると良いっていうし、試してみようかな」
これは嘘だ。奴――ルンクスが死ぬまでは、家とその周辺への監視は最大限維持しなければならない。
敵が何時こちらを見つけ、襲い来るとも知れない以上、睡眠は無〜極小、再発現及び設置を効率化、そうした事を突き詰める必要がある。
アンテナの一切を消失させる睡眠はとれるタイミング、取っていい時間が狭く、短すぎる。
726
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/21(木) 00:10:23
>>725
「不眠症でしょうかね…
結構つらそうです…
まぁ、ホットミルクを飲むのはいい案です。
…昼寝をするのも良いかもしれないですね。」
あんまり寝過ぎるとかえって辛いけれど、と付け加える。
「しかし…心配事でもあるんですか?
目が冴えるって言うと…そういうことのようなきがするのですが…」
727
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2016/07/21(木) 21:40:52
>>726
「いや……、PCや携帯スマホの画面を寝る前に見てると中々なぁ、書き物の為に必要なんだが……」
そういう場合、目の神経が昂ってしまって中々寝付けない例が多い。
心配事、というのはまさにそうではあるのだが、一々言ってどうなる物でもないだろう。
彼らが成功し、ルンクスが斃れていたとしても、ルンクスの花嫁化が完了した花嫁への影響が残るか消えるか不明瞭、
かつ異常に『ナンパが上手い』奴であったのなら、――能力の影響がなくとも復讐を考える奴は出るだろう。
無論、ルンクスが死んだとあれば一気に楽に生活できるのは確かなのだが。少なくともまともに眠るくらいは出来るようになるだろう。
しかし、ルンクスが死んだ、と白人男性のウィルに聞くまではルンクスが死んだものと見做す事も出来ない。日本に居ないものと見做す事も出来ない。
俺に刺客を送る確率が全くないとは見做す事が出来ない。
728
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/21(木) 21:55:52
>>727
「あー…確かに、
PCの画面を見てると目が冴えてきますよね。
同時に疲れ目も…」
理解したように応える。
目が冴えてしまう理由、本当のことは知らなくとも
「…其の場合は、蒸しタオルを当てて
少し横になるのが良いでしょうね。
多少は楽になると思います。
あ、蒸しタオルの作り方ですけど…」
どこか心配になったのだろうか、
彼女は目を労る方法を幾つか考えてみる。
蒸しタオル、目薬、あるいはブルーベリー
色々と案を出してひとまず一息ついた
729
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2016/07/21(木) 22:13:32
>>728
「蒸しタオルか、今度ホットミルクと一緒に試してみるよ」
そう言って、さて。向こうが一息ついた所で、
「と、話し込んで悪かったな。そろそろ行くよ」
と、言って去ろうとする。
730
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/21(木) 22:25:09
>>729
「それが良いですよ。
まぁ、たまにパソコンをとめて
横になる…という手もありますがね」
そう言ってうなずいた。
目が冴える原因がそれならば、たしかに有効だろう。
「それ」ならば
「いえいえ、私もちょっと気になって話しかけてしまいましたし…
話し相手くらいなら喜んで出来ますよ。
あ、それと…」
そう言って顔を上げる。
「無茶はダメですよー」
去っていこうとする背中に元気そうな声で返した。
731
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2016/07/21(木) 22:32:35
>>730
「ああ、出来る限り無茶はしないよ」
出来うる限り無茶をして、出来うる限り無茶をしない。両立させるのは意外と難しくは無い。
出来うる限り無茶をするには、それ以外の場面で無茶できる状態を作り保つ必要がある。
「また」
笑顔でそう言って、立ち去る。
732
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2016/07/21(木) 22:50:45
>>731
「それを聞いて安心です。
では、お大事に…ってそれじゃあ病気ですね。」
フヒヒ、と笑いながらも青田を見送っていくのであった。
「…何だか、それだけでもなさそうに見えましたけど…
気のせいかな…」
と言ってまた彼女は海に向かう。
「ふー、泳ごうっと…」
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