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【ミ】『特攻兵団ミサイルマン』

1『Missile Man』:2014/12/30(火) 01:08:46

世界が俺の代金
俺の欲望の必要経費

おエライさんが俺の未来を祝福した
だから俺は炎を揮ってその未来を守る

オマエたちは拳を突き上げて あたりを行進してる
都合よくオマエらの欲しいモノなんか手に入らないのに
俺がオマエたちを皆ブチ込んで墓穴に放ってやるぜ
そして残った連中は窒息するほどの欲望で包んでやる

這いながら俺と共に明日の世界に飛び込め
さもなきゃオマエらを墓穴に引きずり込んでやる

俺はオマエたちの子供の中に深く潜んだ
奴らは俺の名においてオマエらを裏切るだろう

 ――――――――炎の中で眠っちまえ

Rage Against The Machine 『Sleep Now in The Fire』

368『潜む死神』:2015/10/16(金) 01:15:32
>>367(朱鷺宮/回答)
>・この辺の道の傾斜はどうなっている?
殆どない。あるとしても意識できるほどではない。

369アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/10/16(金) 21:50:03
>>362
>                       ll
>                     ノ \

>                        ア
>                      オ
>                     、         バシ
>                     /          バシバシィッ
>                       ツ


「マジっすか。その人ボクちゃんの知り合いだったらウケるなァー」

いかような『武器』であれ、牙を剥いた『自然』に敵うものはない。
このまま一気に勝負を決めさせてもらう。そのつもりだった、が。

>「ハデに行こうぜ! もっともっともっともっとッ! ハデによォォォ〜〜〜ッ」

>                    ズウオオオオ――――ッ!


「・・・・・ワンマンアーミーかよォ。オレらみたいなガキに奮発し過ぎだってトウえも〜〜〜ん」

トウの次なる一手は、『武器』を超えた『兵器』。
高機動多用途装輪車両、その頭文字を取って『ハンヴィー』と呼ばれる軍用車だ。
先ほど影の中に沈んだ『パンチミット』のように、ああやって『武器・兵器』を
影の中で保持しているのか。つまり、トウへと打撃を仕掛ける際に
『パンチミット』を使われる可能性があることは、意識しておこう。

この間にすぐさまできる『下準備』はしておこう。
ハンヴィーのすぐ側にある『α』は、右後輪に触れさせタイヤの半分ほど浸しておく。
『βとγ』は普通の水に戻して床に接触させ、地面に叩き落とした『水中銃』の銃弾を取り込んでおく。
水圧で弾くのではこうはいかない、『滝』ならではの利点だ。

そしてハンヴィーから聴いたことのないJ-ROCKが流れ始め、豪快に歌いながらトウが銃を構える。
あの高さはマズい。『キューブ』で射線を防ぐことができない。
灰羽の言葉(>>366)からして、スティンガーも攻撃態勢に移っているようだ。
可能な限り迅速に。対応する。

「初めて聴くけどこの曲結構イイじゃんなァ─────ッ!!」

まずは守りの『β』。即座に地面から浮かせ、MAP上方へ移動させつつ『ジャイアント間欠泉』に変える。
先ほど取り込んだ『銃弾』を吹き上げて、スコーピオンの射線に割り込み少しでも弾きとばしたい。
先ほど灰羽が『ブローニング』の弾丸を利用していた事からして、
銃が影に沈んでも弾丸は解除されないことは分かっている。
水中銃の弾丸の長さと重さは、短機関銃の軽い弾丸を防ぐのに役に立つはずだ。

次に『δ』。これは視界外故に、やはり真っ直ぐ進ませるしかない。
ただし『水源』は、2,800m³の水量が時速65kmで横へとなだれ込む『カナダ滝の手前』とする。
水流の向かう先は、灰羽からスティンガーへと。スティンガーの針が『δ』に向かった場合
弾き返すのはもちろんのこと、灰羽がキューブに触れた場合、水流の援護を得てスティンガーへとより接近できるように。

そして攻めの『α』。模倣する水源は深海の『チャレンジャー海淵』。その水圧はcm²辺り1,086kgとなる。
その圧力でタイヤをパンクさせ、ついでに右後輪付近を固定させる。これでハンヴィーは動けなくなるはずだ。
あくまで半分ほどしかキューブを浸さないのは、タイヤに空気の抜け道を作らなければパンクしないからだ。

『γ』も同じく『チャレンジャー海淵』を模倣、そしてハンヴィーの右前方へと叩きつける。
上記の通りの水圧をもってすれば、ハンヴィーとて容易く押し除けられる。
しかし右後輪は『α』が固定している以上、前方から『γ』が押し込んだ場合、右前輪からかなり浮き上がるような形になるはずだ。
こうしてハンヴィーに傾斜を取らせることでトウの狙いを定めさせる行動も、
備え付けられた銃火器を使う行動も阻害させたい。ルーフから転落してくれたら僥倖だ。

『ε』は自分の側へ高速で移動させつつ、本体もγの後を追うように前へと進みたい。
『ε』は本体の移動に付随させ足元右側で待機させておく。トウの行動に備える。

朱鷺宮の守りが気になるが、それはスティンガーを相手取る灰羽に託す。
そしてその灰羽を、可能ならば『βキューブ』で守る。向こうが攻めのコンビネーションならば、
こちらは守りのコンビネーションを行う。

370朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/16(金) 22:39:46
>>368
了解です。
更に質問ですが…

・ハンヴィーまでの距離はどのくらいでしょうか?

371『潜む死神』:2015/10/16(金) 23:07:42
>>370(朱鷺宮・回答)
>・ハンヴィーまでの距離はどのくらいでしょうか?
4メートル。

372『潜む死神』:2015/10/16(金) 23:23:40
>>371(GMレス・訂正)
失礼。訂正する。
距離は4メートルではなく、3メートル。

373朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/16(金) 23:44:51
>>371-372
ありがとうございました。

>>362
「消えた…!?
 …やっぱりそうか…
 あの能力は『陰』の!!」
彼の名乗った能力の詳細。
まるで余裕を見せるかのようだ。

「…まぁ構わないですよ…」
壁は相手を有利にするだけだとわかった。
迅速にこの場に残る火のついた車の近くの『壁』を解除する。
取り出す前に解除は間に合わないだろうが、
炎に照らされて消えるなら良し。
そうでなくとも炎に照らされた影は形が細長く変化する。
車高が高いあの車ならば、車の下にまで影が潜り込む。
そうなれば『ハンヴィー』をしまうことは出来ないだろう。

「…後ろにも…
 前にも…?
  そんな…」
声が響いたように聞こえた。
スティンガーは『こちら』を狙っている
もうこれまでか…?

そう思ったが…
すぐにその懸念を打ち払う。

(…違う…
  これはチャンスなんだ…!)

そう、攻撃を両者は『遠い方』へと切り替えたのだ。
これは逆にまたとないチャンス!!
(スティンガーは灰羽さんを無視してこちらを狙い、
 トウは私を狙わずに、灰羽さんを狙った!
  …不意をつかれたんじゃない…
   愚かにも不意を作ったのは…あいつらだ!!)

…『的』の動きでわかる。先ほどのドアは自分へと向かっている…
(信じます…!あとさん…そして…!)
『的』の動きはある程度操作できる。
ちょうど『FUS』にキャッチさせられるように移動させ、
ドアをキャッチする!それ以上の誘導を避けるために
ドアの『的』は解除させる。

「派手にやるのは、私の方も同じです…!」
そう、これは武器としても使える…!
もし、スティンガーの攻撃が打ち止めになれば…
そのドアを『トウ』の居る座席へと突き刺すように投げつける!
キューブの壁の隙間をぬって!

374朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/16(金) 23:49:00
>>373(訂正)
座席と言うよりは、
トウに向けて

375灰羽『アクエリアス』:2015/10/17(土) 00:15:40
>>366
捕捉・訂正
>(指が皮膚の下に触れると即座に『真珠』化したりするのだろうか?)
仮に『真珠』化したりして、首に指がくっついた場合、無理やり引っぺがす。
というか予想外の事態が起きても、可能なかぎり下記の行動を優先する。

>水筒から吸った水を、自分の背中に当てて発射!(破ス精BBA)
灰羽自身に当てるのは、『水球弾』。
勢いをつけるため、可能な限り多くの水を使用し放つ。

>足を地上から離し
可能ならば、自分の足でも前に跳ぶ。
勢いをつけるためと、『水球弾』のダメージを減らすため。

376朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/17(土) 01:07:50
>>373
追加。
スタンドもドアの後ろで低姿勢になって、ガラスあたりの攻撃を防ぐ

377『潜む死神』:2015/10/17(土) 23:37:40
>>369(アレクセイ)
「がははははははッ! あることだぜェ――ッ?
 この天地は狭ェ! 俺やオマエのような奴にゃァなァ〜〜?」

「そして! オトナの醍醐味はよォ――ッ!
 ガキに対して大人げねェトコを見せて羨ましがられるコトだッ!」

哄笑するトウ。しかし、その間には『αキューブ』は右後輪に触れさせた。
更に他の『キューブ』を操作し、狙った配置へと動かす。


           ブワッショォォ――――ッ

『βキューブ』の『ジャイアント間欠泉』が発現し、弾丸を跳ね上げた!
更に短機関銃での射撃を遮り、巻き込んだ弾が銃弾を吹き飛ばす!

   バシバシバシバシバシイッ

「……うわわははははッッ! やっぱよォ――ッ!
 そうこなきゃなァァァァ――ッ! もっともっともっと来い……ッ!」

     ギャル ギャルルルッ
                            バック
その時、『ハンヴィー』が後退を始める。ギアを後退に入れていたようだ――

>>373(朱鷺宮)
壁を解除し、長く伸びた影を消した。
だが、その間にもスティンガーの放つ、針の雨は迫っている。

       ザグンッ !  ザグザグザグシャアッ!

間に合わず、何本かが朱鷺宮に突き立つ――が。
そこに灰羽のドアの投擲! それを受け止めて、盾に変えるッ!

         ヂギギギギギギィインッ!

針を防ぐ――が、すぐさまトウが狙いを変える。
既にポンプした散弾銃を朱鷺宮に向け、引き金に指をかけている。

「『一粒弾』だァ。アメリカのマッスルカーならいざ知らず……
 この距離なら日本の優秀な自動車のアルミのドアなら貫けると思うがどうよ?」

ハンヴィーを後退させがら――、引き金を引き

>>369-373(アレクセイ、朱鷺宮)

              ボ ヴ ゥ ン  
       ブシュ  ブシュッ     ブシィィ――ッ


「…………ンなにィ? この音」  「パンクかァ?」

         ガ  ガ グンッ
                      ボ ガァンッ!

       「チイッ! 『無駄弾』をよォォ――ッ」

             「追い打ちは勘弁願うゼッ」

ハンヴィーの車体が、ガクガクと揺れている。散弾銃は暴発!
素早くルーフから車内に飛び込まんとした――その時ッ!

           ギュル ル ァ  ン

    「はッ!」
                 ドグシャアッ!

朱鷺宮がドアを投げ込んでくる! トウは咄嗟に銃を盾にした。
だが、散弾銃はへし折れ、短機関銃はそのままに吹き飛んでしまう。
『バニシング・レギオン』の六本の内二本に……大きな亀裂が走った。

   「イ痛″ゥゥゥゥ――ッ! そう簡単にゃやられねェってかァ」
      「面白くなってきたぞ……もっとだ! もっときやがれェェァアアア――ッ!」

         ギャンッ  ギャギャンッ

残る『バニシング・レギオン』が長く伸び、『グレネードランチャー』を保持。
引き金に手を掛けて、揺れる車体の上から狙いを定めんとしている。
更にもう一本の『バニシング・レギオン』が、コートの下に潜りこんだ。
トウは現在、運転席へとかけて、ギラギラ輝く双眸で二人を睨んでいる。

378『潜む死神』:2015/10/17(土) 23:43:03
>>366>>375(灰羽)
「実際の真珠と同じだ。核が小さければ育つのに時間がかかる。
 言っておくが、ただ取り出せはしないぞ。それが出来るのは私だけだ」

   ガリ  ガリガリ

肌を引っ掻き、無理やりに破る。破れ目を作るだけで難儀だ。
何故か爪が立たず、皮膚が少ししか傷つかないようだ。

       ジュル  ジュルル

観れば爪の先が……『真珠の光沢』を帯びてキラキラと輝いている。
これが爪の先端を丸めて、食い込むのを阻害しているようだ。
その間に『アクエリアス』は朱鷺宮に対してドアを放り投げて託す。

         ヂギギギギギギィインッ!

「フン。もう用は足りた。ヤツも死ぬ」
                  ....
「『天敵』だ」  「他には何も怖くない」
「『刃物』も『毒物』も『銃弾』も、絶対に通用しない」

      ザンザンザンザッ

スティンガーと『シェルショック』が接近してくる。
『シェルショック』は拳を固め、針山のグローブの如きをそれを構えている。
更に『最小盃』で自らを撃ち、吹き飛ばさんとするが――

        バウンッ!

得られる勢いは大きくない――! 至近で着弾し、肌を抉る。
そこでエネルギーがかなり減衰し、吹き飛ばす、というほどの勢いが得られない。
だが、それを補佐するのが『仲間の力』。『タンガロア』の能力がそれを補う。

  ドドドドドドド
                ブワッシャアアア――z____ッ

大量の水量を押し流す『滝のキューブ』が灰羽を吹っ飛ばすッ!

          グオオオオンッ

                    「……貴様ッ! 悪足掻きをッ!」

前面に突き出した『大盃』が真っ直ぐスティンガーに向けて突き出される。

            ズッシャアアッ!
                        ドグシャアッ!

不意打ちを食らい、カウンター気味に放たれた『シェルショック』の拳。
『大盃』との到達は同時。その刃の縁が、スティンガー肌へ食い込んでいる……
だが、それは『灰羽』も同様だ。『シェルショック』の針が胴部に突き刺さった。
深々と、刃物のように――皮膚下どころか、筋肉の下にまで達している。

         「――か、はァ」
                     バラ バラリ バラ

トウが呻き声と共に、『シェルショック』の手から、何かを落とした。
その手が、顔が、眼が……異常なまでに、痙攣している。

                ガク  ガクガクガクガクガクガクッ

379アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/10/18(日) 00:11:20
>>377

すみません、質問があります。

・現在『γ』及び本体の位置は、ハンヴィーまで後何mほどでしょうか?

380『潜む死神』:2015/10/18(日) 00:14:48
>>379(アレクセイ・回答)
>・現在『γ』及び本体の位置は、ハンヴィーまで後何mほどでしょうか?
失礼。『γ』は既に前輪に触れて圧力で固定状態。
接触しており、同時にアレクセイは2メートル弱まで近づいている。

381アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/10/18(日) 00:32:31
>>380

説明不足で申し訳ありません。
『αキューブ』はタイヤにキューブを浸した後に深海に変えて圧力をかけたので、
内部に存在するものに対して圧力をかける形になっています。
対して『γキューブ』は深海に変えた後に動かして、タイヤに触れようとしているので、
その圧力を外側に向けて、タイヤをはねのける動きにしようとしていました。
通常ならハンヴィーを後退させる動きになりますが、『α』で後輪をロックしているので
車前方をウィリーさせる形になることを狙っていました。
この場合『γ』はタイヤに触れた直後で、これからはねのけようとする所になりますか?

382朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/18(日) 00:38:52
>>377
一つ質問します。

・グレネードランチャーはどういう形ですか?弾頭はむき出しか、それとも銃口内に収納されている?
・グレネードはどちらに向けられている?

383『潜む死神』:2015/10/18(日) 00:50:54
>>381(アレクセイ・回答)
>『αキューブ』はタイヤにキューブを浸した後に深海に変えて圧力をかけたので、
>内部に存在するものに対して圧力をかける形になっています。
>対して『γキューブ』は深海に変えた後に動かして、タイヤに触れようとしているので、
>その圧力を外側に向けて、タイヤをはねのける動きにしようとしていました。
>通常ならハンヴィーを後退させる動きになりますが、『α』で後輪をロックしているので
>車前方をウィリーさせる形になることを狙っていました。
>この場合『γ』はタイヤに触れた直後で、これからはねのけようとする所になりますか?
失礼、描写が抜けていた。後退し始めた為、若干座標がずれた。
タイヤに触れてはいるが、まだ押し上げるほどに入っていない。
フロントが少し浮き上がった段階で止まっている。

>>382(朱鷺宮・回答)
>・グレネードランチャーはどういう形ですか?弾頭はむき出しか、それとも銃口内に収納されている?
輪胴弾倉式の大型のモノ。弾頭はむき出しではない。
シリンダー内に装填された状態にあり、外部からは見えない。

>・グレネードはどちらに向けられている?
朱鷺宮たちの居る側。

384朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/18(日) 21:11:26
>>383
ありがとうございます。
もう一つ質問したいのですが

・涙音の体のどこに針がどの程度刺さっていますか?

385『潜む死神』:2015/10/18(日) 23:06:59
>>384(朱鷺宮・回答)
>・涙音の体のどこに針がどの程度刺さっていますか?
右肩から背中にかけて。

386朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/19(月) 00:29:36
>>377-378

「ぐっ…う!」
突き刺さった針の重みが軽く伝わってきたように感じる。
間違いない。『呪い』は貰ってしまったのだろう。
だが…

>「フン。もう用は足りた。ヤツも死ぬ」
…その言葉にムッと来た。

「そんなコスい能力で…偉そうにしくさって…!
 私は…長生きするつもりなんですからね!
 …コズエ…さんのためにも…おばあちゃんのためにも…!」
こんな時に悠長だ…そうは思っていたが、
それでも構わない。
 呪いなんぞ何ほどのものか…!

「…私はまだまだ…
 用が足りてないのでね!」
そう言って、ライフルを構えさせた。
相手が額ついたハンヴィーの上に乗ったままになっている…
それでもこちらを仕留めようとグレネードランチャーで狙う。


「…楽しいですか?
 フヒヒ…私も…!
 そうですよ!」
『ハンヴィー』が『武器』でいられるのは
アレに備え付けられた『グレネードランチャー』が理由だろう。
ならば、あの『武器』を使い物にならなくしてしまったら…?

「『狙い撃つ』先が…
  バッチリ『視えて』ますからね!!」
そう言ってアレクセイに目で合図を送った。

自分に向けられているランチャーの『銃口』へ向けて

ガキンッ!

引き金を引いたのだ。的を着けるものではない。
通常の弾丸(パス精CBB)だ。
(…あの時に亀裂が入ったのは、衝撃に耐えられずなのか?
  それとも…あの武器が壊されたからか…?)
相手がこちらに発射しようとしているのならば、
発射の瞬間に銃弾を相手の弾頭に命中させ、
近距離で爆破させるのだ。
このスタンドの精密さがあればこの距離では可能だ。
それで、グレネードランチャーが粉砕され、あわよくばあの腕にも
 『衝撃』を食らわせられるかもしれない。

(行けっ…!!!)
涙音も、かばんを前に抱えつつも移動の態勢に入り始めた。
スティンガーの『呪い』を跳ね除けられるか…!?

387アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/10/19(月) 00:43:05
>>377

「ホンットお茶目なオッサンだよなァ〜〜〜〜〜アンタ」
「一回くらい同じ仕事して、終わったら朝まで酒飲んで話してみたかったよォ」

無事に『β』による灰羽の防御は成功、灰羽から渡されたドアで朱鷺宮も大部分の針を防ぐ。
『一粒弾』、大型の単発弾丸の射撃も『α』のパンクを誘発することで弾道を逸らす。
そこへ朱鷺宮が、先ほど盾にしたドアを投擲。二丁の銃を破壊し、更に『バニシング・レギオン』のヴィジョンにもダメージが見て取れる。
優れたパワーだ。

「ナァイス、トッキー」

トウの次の動きは、車上に備えられた『グレネードランチャー』にスタンドを伸ばす。
被弾覚悟で至近距離を狙うつもりか。もう一本は懐の中、新たな得物を取り出すようだ。
そうはさせまいと『γ』を進ませようとしたところで、朱鷺宮の声を聞いて止める。


>「『狙い撃つ』先が…
>  バッチリ『視えて』ますからね!!」


アレを狙うつもりか。だがあるいは、『フォートレス・アンダー・シージ』の精密性ならば。
戦友を信頼し、『γ』はまだ動かさず本体は更に近付きつつスライディングして、爆発に備える。
もし『γ』を動かしてしまえば、車体が動き狙い辛くなってしまうだろうから。
車上で『グレネードランチャー』が爆発した場合、その破片は周囲に広がる。
そこで車のすぐ近くに低い姿勢で入り込み、被害を避けるのだ。『α』でタイヤをロックしている限り、そう簡単に車体が動くことはない。
その間に、広げた自分の手のひらに『ε』は地面から移動させておく。

そして『フォートレス』の弾丸が着弾した瞬間、『γ』を即座に踏み込ませる。
『80cm』もタイヤを弾きあげれば、その角度はなかなかのものになるだろう。手元の銃で前方の自分たちを狙うのにも、車のフロント部分が邪魔になるはずだ。
弾きあげた『γ』はそのまま、運転席の真下へと位置させたい。次の行動への布石にする。

『β』は他と同じく『チャレンジャー海淵』を模倣させつつ、こちら側へと一直線に接近させよう。
朱鷺宮の防御用、及びこれからトウを仕留めに向かうための補助だ。
しかし『δ』は、ひとまず一時停止させよう。
向こうの現状を把握するまでは、即座に動けるよう待機させておく。

388灰羽『アクエリアス』:2015/10/19(月) 00:57:19
>>378
「ぎゃうう!
 助かった……けどこれキューブだけでよかったやつじゃね?」

     『ぐうぅ……』


水をぶち当てて移動となると水量からしてちょっとキツそうとは思ったが、
さすがに1m以内の距離なのに届かないとは……
アレクセイには感謝の限りだ。


「ぐへえ……これ致命傷じゃない?」

     『イタイ』

「ん、なんか落ちた……?」



刃物も効かないと言っているが……どうなのだろうか。
切り傷から皮膚の下に行ってしまうからか? 爪もすぐ『真珠』になってしまったようだし。
打撃なら効くのか? 刺さるので素手ではやりたくないが。
なんだか震えているが、効いていないのだろうか?
突っ込んでいった衝撃は軽くは無い。途中で止まる分、威力を逃がせずに衝撃は大きいと思うのだが。
なにか落としたようだが、灰羽が見ておきたい。


「まあ、即死じゃあ無いんだ。死ぬ前に殺すしかねぇなァァァ。
 今日は遺書忘れてきたし……」

   『がうぅ〜』


体に食い込んでいた弾丸だろうか? それとも、トウから手榴弾でも受け取っていたのか。
後者ならさすがに蹴っ飛ばしたりしないとまずいが。
とにかく、スティンガーが何を落としたのだとしても、刃物が効かないのだとしても、
震えているのが実は一斉発射の準備だったとしても、
ここまできたらもうやるしかない。それも出来るだけ早くだ。



 「死ィ」

       『ね!』


両手にあるのは『大盃』と『最小盃』(指で挟んで保持しているイメージだ)
そして『盃』は接触した物体から、内包した液体を奪い取れる。
もし体が動かなかったとしても、ほんの少し指を調整できればそれでいい。
自分の体という血袋から『血』を抜いて、発射するには十分。
キューブで吹き飛ばされたということもあって、刺さる位置は制御できなかったが、
どの部位が近いだろうか? 心臓、首、頭部、一番近い急所を一点狙いで小さめの『水球弾』を連射だ。
(破ス精BBA)

自分の血を使うのは、行動速度を重視してのことだ。
これが腰の残ったペットボトルを盃に注ぐとかだと、
素の速度で大幅に負けている上に体の自由が利かない現在、遅すぎる。
もっとも失血死しても困るので、『水球弾』を発射しながら、
多少遅れてもいいから灰羽がペットボトルを片手で持ち、吸水側の『最小盃』へ持っていくが。

さらに、もう片方の手の水筒で頭部をガードする。
即死していないといっても、続く攻撃で頭部をやられたら即死する可能性はあるためだ。
まあ、さすがに間に合わないかもしれないが、やれるだけやっておこう。

389アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/10/19(月) 01:02:26
>>387
追記。スライディングはやや斜め前に、ハンヴィーの『運転席側』寄りに移動したい。

390『潜む死神』:2015/10/24(土) 00:05:18
>>386(朱鷺宮)
 . .
「いや」  「スティ公が狡っからいとこは認めるがねェ」

トウが小さく呟く。今、まさに横転しようとしているハンヴィー。
構えているランチャーの銃口が激しく揺れているが、この距離。
一心に集中すれば、その銃口を狙い撃つことは難しくない。

       バリ  バリバリ
                                、、 、
だが、『軋む音』『裂ける音』『背中に違和感』『脚に激しい違和感』。

「『呪殺屋は嘘は吐かねェ』」
         . .         バリ バリバリバリッ
   「アンタは死ぬ」    バリイッ      バリバリイッ

銃弾を食らった左脚が裂けている。内側から膨れ上がるように。
激痛が襲い、『FUS』の構えた銃の銃先が揺れてしまう。

「『シェルショック』は『体内の異物を真珠にする能力』」
「アンタにゃァ既に弾を何発もぶち込んでおいたワケよ。
 核がデカいならよォ――ッ! 出来上がる『真珠』もデカくなるッ」

     ボゴア ッ  バリ ンッ バリリイィ――ッ
          ブショォオアアア――z___ッ

左脚が内側から破裂するように割けた。間欠泉のように血が噴き出す。
『大量出血』。寒気を覚えた。これは放置すれば『致命的』だ。
そして何より、思わぬ負傷によって射撃のタイミングが遅れる。

                   ジャギイッ

その時、トウが『バニシング・レギオン』の一つで拳銃を構えた。
『拳銃』、『自動式』でも『輪胴弾倉式』でもない、『単発式』の――――

>>387(アレクセイ)
ザッザァァ―――ッ
                     シュン

アレクセイはスラディングして、車体の手前にまで滑り込んだ。
同時に掌へと『ε』を移動させ、車の真ん前にまで移動する。

『εキューブ』――『朱鷺宮』の『血溜まり』から作り上げた。

――――――――――――――――――――――――――――――
【拍手開示】

>>334(アレクセイ拍手)
朱鷺宮の傍らで腰をかがめた際に、その血溜まりに触れて
『9cm』立方の『εキューブ』を作っておきたいです。
また周囲に弾丸か薬莢、あるいは小さな瓦礫が散らばっていた場合、
そのキューブの中に沈めておきたいです。
――――――――――――――――――――――――――――――

更に、『βキューブ』を近づけようとした――その時。
『単発式の拳銃』を、コートの影から『ヴァニシング・レギオン』が抜き払う。

【Thompson/Center "Contender″】
ttp://mgdb.himitsukichi.com/pukiwiki/?%A5%C8%A5%F3%A5%D7%A5%BD%A5%F3%20%A5%B3%A5%F3%A5%C6%A5%F3%A5%C0%A1%BC

          ガ ガァンッ

即座に射撃ッ! 狙うのはハンヴィーの手前。起きる現象は――――
                .
「この銃なら……どんな弾だろーが合わせられるからよォーッ」
「さっそく使わせてもらうぜ」 「『フォートレス・アンダー・シージ』ッッ!」

              ズ  ォ  オ ォ  ン

見たことがあるッ! 『幅3メートルのスポーツウォール』ッ!
『βキューブ』と朱鷺宮を遮るように、コンクリートの壁が出現したッ!

                ドド   ドドドドドド

「うォらァあッ」
             グァア ン   ドガシャアアッ

トウが運転席から飛び出した。そのまま着地し、アレクセイの前に立つ。
先程まで放とうとしていた、グレネードランチャーは……『手放した』。

391『潜む死神』:2015/10/24(土) 00:06:26

「そろそろ離れてチクチクやりあうのも飽きたからよォォ――ッ。
 『真っ向』から……と行こうや。あの嬢ちゃんはもう死ぬぜ」

「出血多量なら一、二分ってトコロだからよォ。      ロック
 次はテメーだ。名乗りな小僧……そして俺と」    「勝負しようぜ」

             ビシイッ

指を突きつけ――決闘を持ちかけるトウ。
『ヴァニシング・レギオン』の内、二本は既にへし折れている。
それはそのままに、一本をコートの裾の中に入れて、待ち構える。

「これから俺が使うのは『スタームルガー ブラックホーク』」
「六連発のシングルアクション」 「『早撃ち』用にチューニングしてあらァ」

「合図はコインだ」 「落ちたら撃つ」
「ノらねェーなら、もっとツマらねェ決着の付け方をすらァ」

「構えたンなら……『OK』と認識するぜ」

            ド          ドドドド   ドドドド

アレクセイとトウの距離は2メートル弱。もはや接近戦の間合いだ。
相手は自らの手にコインを乗せて、いつでも弾けるよう親指を構えている。
構えたなら即座にコインを弾き、そのまま決闘に入るだろう。
そして、『つまらない結末』のためにか……コートのポケットに『VL』を突っ込んでいる。
 Do or Die
「殺るか死ぬか」  「ザクゥッ! と……」  「決めようじゃねェか」

           ドド   ドドドドド    ドドドド

>>388(灰羽)
         コロ  コロコロ

足元に転がったのは……非常に大粒の『真珠』。デカいビー玉ほどある。
『大盃』の縁は――『皮一枚』。それ以上食い込んでいない。
出血がないだけではない。『盃』の縁が真珠の光沢を帯びて、刃を鈍らせている。
衝撃は相応にあったはずだが……、対するスティンガーの反応は。

「ナメるなよ」  「この程度の痛み、意に介さんッ」
「そして、今、さっき受けた借りを返すぞ……ッ」

         ボン! ボン!

灰羽が動くより早く、『真珠』が音を立てて解除された。
そして、その中に封じられていたモノが『飛んでくるッ』!

         ドズ ドズウウッ

灰羽の足に、『先ほど投げつけた銃弾』が突き刺さった。
思わず足が崩れ、その場にしゃがみ込み、片膝をついてしまう。
灰羽は『小盃』に水からの血液を吸わせ、放つ用意をするが……

「『真珠』化はその『運動エネルギー』も『停める』」
「解除すればそれは蘇り……今のように『再発射』可能だッ!」

「我が『シェルショック』は『無敵』だッ!」
「このまま真珠を孕んで死んでいけェェェェ――ッ!」

「シェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェル
 シェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェル
  シェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェルシェル
   シェルシェルシェルシェルルルルッ シェリャリャァアァァァ――z______ッ!!」

 ズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャ
  ズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャ
   ズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャ
    ズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャ

『シェルショック』がラッシュを叩き込んできた。圧倒的な手数。それでも即座に死ぬほどではない。
頭部をガードしているのが功を奏した。意識を断ち切られるような衝撃からは守られている……が。

         ズギュン! ズギュン!  ズギュン! ズギュン! ズギュン!

大量の針が全身に突き刺さり、折れて体内に残り……『真珠化』していく。
一粒一粒は大きくないが、数が危険だ。肌が腫瘍でも出来たように膨れ上がる。
このまま食らい続ければ全身が内側から弾けて……ズタズタになるッ!

392『潜む死神』:2015/10/24(土) 00:07:35
>朱鷺宮
睨んでいたハンヴィーの前には、『スポーツウォール』が発現した。
敵は『FUSの弾丸』を己のモノとして使い、防壁として発現させたのだ。

壁の向こうの様子は見えない……が。灰羽とスティンガーの様子が横目に見える。

 ズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャ
  ズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャ
   ズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャ
    ズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャズギャ

スティンガーが一方的に灰羽にラッシュを叩き込んでいる。
灰羽の眼の光はまだ死んでいない。このままでは時間の問題だが……

       ドボ  ドボドボドボ・・・・・

出血は止まっていない。意識が眩む……が。『朱鷺宮もまだ動ける』。

【簡易配置図】

                  歩    道
───────────────────────────

                       
                  壁壁  ステ
              壁        灰
      壁車車  壁β  朱  δ
          トウ  壁γ  
            アレ
                        
                       
                 
                 


───────────────────────────

・スティンガーと灰羽は実際にはほぼ同座標。ほぼ密着状態。
 朱鷺宮はトウまでの距離は3メートルで変わらず。
 スティンガーまでの距離は2メートル程度。灰羽までは1メートル。

393朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/24(土) 00:24:39
>>392
質問
出現したスポーツウォールは感知できるのですか?

394『潜む死神』:2015/10/24(土) 00:28:03
>>393(朱鷺宮・回答)
>出現したスポーツウォールは感知できるのですか?
位置感知は出来ない。相手のコントロール下にある。

395朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/24(土) 00:32:01
>>394
了解。
もう一つ質問ですが…

・今のスティンガーはこちらを向いている?それとシェルショックの状態は?

396『潜む死神』:2015/10/24(土) 00:33:52
>>395(朱鷺宮・回答)
>・今のスティンガーはこちらを向いている?それとシェルショックの状態は?
スティンガーは完全に朱鷺宮から意識を外している。
『シェルショック』は拳を振り上げて、ラッシュを叩き込み続けている。

397『潜む死神』:2015/10/24(土) 01:31:13
>>392(GMレス・訂正)
【簡易配置図】

                  歩    道
───────────────────────────

                       
                  壁壁  ステ
              壁        灰
      壁車車  壁β  朱  δ
          トウ  壁   
            アレ
                        
                       
                 
                 


───────────────────────────

訂正。『γキューブ』は車の下にある。

398朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/24(土) 22:12:05
申し訳ありません。
詳しく確認しなおしましたがどうしても納得行かない点が見られたので質問させていただきます。

>「この銃なら……どんな弾だろーが合わせられるからよォーッ」
>「さっそく使わせてもらうぜ」 「『フォートレス・アンダー・シージ』ッッ!」

>>329のこのシーンなのですが…
流石に能力の使用法に納得出来ないのです。

まず能力詳細には
・『ライフル』と『銃弾』は『FUS』にしか扱えない
と記載されており、他の人物が使用することは『不可能』です。
これは供与時の質問でも聞いていますので間違いないです。
さらに『どんな弾だろーが』と言っていますが、流石に『FUSのライフル』にしか合わないのではないですか?
そうでなければ銃弾だけ他者の銃型スタンドに渡せることになってしまいます。

どんな能力なのかはある程度わかりますが、
これだと「FUSの能力制限を書き換えられる」ということになってしまい
バニシングレギオンがFUSよりも(強い弱いとかではない)上位スタンドであるかのようになってしまいます。
糞スタ相手だというのは承知していますが流石にこれはやり過ぎではないでしょうか?

もう一つですが
・銃弾を命中させた相手に『的』を設置する能力であり、銃弾そのものが『的』になっているわけではないのでは?
触れても的を設置することが可能である以上、銃弾そのものが変わるわけではないと思います。

さらにもう一つですが
・『パンチミット』として発現させていたのに銃弾に戻っている理由は何でしょうか?
『能力の射程外になった場合、自動的に解除されて再装填される』と能力詳細に書かれています。
この場合異空間は『射程外』と判断され、自動解除されて再装填されるのでは?
でなければ弾込めをどうやってるんでしょうか?

それと
・『的』の弾として使用するのであれば『破壊力ゼロ』のこの銃弾は武器として扱われないのでは?

これらに関してのご返答をどうぞ宜しくお願いします。

399アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/10/25(日) 00:22:24
>>390-391

「こいつはヤバそォーね」

スライディングをしつつ、後ろから聞こえる、骨肉が裂ける音を耳にして思う。
『シェルショック』の能力、詳しくは分からないが『バニシング・レギオン』との相性はいいらしい。
トウが相棒らしく登場したのは伊達ではなさそうだ。早期に決着をつけなければ、朱鷺宮が危険だ。

>「この銃なら……どんな弾だろーが合わせられるからよォーッ」
>「さっそく使わせてもらうぜ」 「『フォートレス・アンダー・シージ』ッッ!」

「・・・・・マジで?」


>              ズ  ォ  オ ォ  ン

こちらと朱鷺宮を分かつ壁。それは間違いなく、先ほど彼女が撃ち込んだ『FUS』の弾丸に寄るもの。
『トンプソン・コンテンダー』。簡単なカスタム次第で、ありとあらゆる弾丸を放てる拳銃。
だが、それがこんな特性を持っているとは。この状況での『グレネードランチャー』は─────。


いや。それを手放した。トウは、ここに来てタイマンの撃ち合いを望んでいる。

「・・・・・くっ、はは」
「戦場でこんなサムライみてェーなことする人いんだなァ」

掌の上に展開してる『ε』キューブを差し出すように、右腕を伸ばす。トウの言葉通りに、構えた。
更にトウの後ろの『γ』キューブも、もしトウとの間にタイヤなどか邪魔していれば、少し動かして射線を確保させる。

「こういうガチシリアスなの、ボクちゃん苦手なんだけどォ〜〜〜〜〜、オッサンのこと嫌いじゃあないから付き合ってやるよォ」


「アレクセイ・ヴィクトロヴィチ・スヴィーニン」「アンタのドッグタグは拾っとくよん」


そのままトウがコインを弾くのを待つ。コインが床に触れたなら───即座に動く。それは同時。

トウへの距離が近い『γ』キューブ。その中には、先ほど(>>369)入れた『弾丸』がある。
深海の圧力は、内部から外へも働くため、弾丸のようなものを圧縮することはできない。よってそのままに近い形状で置かれているだろう。
その『γ』キューブはトウの方へと向けて、灰羽の援護に使った『カナダ滝手前の激流』を使う。
その中に仕込んだ大量の弾丸を、トウへと向けて放つ。しかし、これだけでは先制を取れても一撃には遠い。

よって、本体もコインの音が鳴ると同時に前方へと飛び込みながら、『ε』キューブを変える。
このキューブのサイズは『9cm』。直接攻撃にも、防御にも心もとない。
しかし小型ならではの移動速度。そして小型だからこそ再現可能な水源がある。
それは『放水砲』。その中でも最も威力の高い、12気圧のものを模倣する。水を50mも飛ばすことのできるパワーだ。
気圧というものは意外に重く、1気圧でも1㎡辺り約10tの力がかかっている。
その12倍の力を加算して、『ε』キューブの中に仕込んだ弾や瓦礫を吹き飛ばす。
精密な射撃などは望むべくもないが、それは近付いて補う。例えるなら、これは『タンガロア』の散弾銃だ。

敵の銃は早撃ちに向いた『ブラックホーク』。しかしこちらは、銃口を向け、トリガーを引くよりも、能力の発動は早い。
視界外からの攻撃で、トウの射撃の姿勢が崩れ、精度が落ちること。
そして放水砲で瓦礫を撃ち出す、その弾丸のパワーが『ブラックホーク』の弾丸を弾き逸らすことも期待する。
もしこの一発で仕留めきれなければ、手持ちの弾はなくなる。その時は、更に踏み込んで接近するだけだ。

400『潜む死神』:2015/10/25(日) 23:31:47
>>398(朱鷺宮・回答)
>・『ライフル』と『銃弾』は『FUS』にしか扱えない
>と記載されており、他の人物が使用することは『不可能』です。
>これは供与時の質問でも聞いていますので間違いないです。
>さらに『どんな弾だろーが』と言っていますが、流石に『FUSのライフル』にしか合わないのではないですか?
>そうでなければ銃弾だけ他者の銃型スタンドに渡せることになってしまいます。
銃弾の光景を合わせること含めて、武器を扱う『ヴァニシング・レギオン』の能力。
メタ的な説明をすれば『すぐ取り出せる拳銃でライフル弾を撃てる銃』であるが、
『単発式』のため、それで『使い切り(連射出来ない)』にしてしまうため。

>どんな能力なのかはある程度わかりますが、
>これだと「FUSの能力制限を書き換えられる」ということになってしまい
>バニシングレギオンがFUSよりも(強い弱いとかではない)上位スタンドであるかのようになってしまいます。
>糞スタ相手だというのは承知していますが流石にこれはやり過ぎではないでしょうか?
GMとしての個人的見解となるが、『やり過ぎ』ではない。
前提条件があり、無制限に使えるわけではない。
この場合、奪った弾が『一発』なので、『一発』のみしか使用できない。

>もう一つですが
>・銃弾を命中させた相手に『的』を設置する能力であり、銃弾そのものが『的』になっているわけではないのでは?
>触れても的を設置することが可能である以上、銃弾そのものが変わるわけではないと思います。
『着弾地点に的を設置する弾』として取り込んだ。

>さらにもう一つですが
>・『パンチミット』として発現させていたのに銃弾に戻っている理由は何でしょうか?
>『能力の射程外になった場合、自動的に解除されて再装填される』と能力詳細に書かれています。
>この場合異空間は『射程外』と判断され、自動解除されて再装填されるのでは?
>でなければ弾込めをどうやってるんでしょうか?
『FUSのパンチミット』を沈めて、コントロール下に置き、解除を行って『銃弾』に戻した。
『影に沈めた武器を扱う能力』によって、『FUS』の能力の範囲から外れている。

>それと
・>『的』の弾として使用するのであれば『破壊力ゼロ』のこの銃弾は武器として扱われないのでは?
破壊力の有無は『武器』か否かの定義ではない。定義を挙げるなら、
『スタンドの道具(道具型スタンド、スタンドの生成物で道具と言えるモノ)』は対象となる。

401朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/28(水) 01:17:42
>>400
了解です。
ありがとうございました。

>>390-391
「…私が死ぬわけが…!」


「   あ
        が
   はぁっ…  」
全身を引き裂いた何か、
それは激痛とともに…とてつもない寒気を感じさせた。

壁が目の前に現れた。
トウの姿が消え、横目にスティンガーが見える…

(…このまま死ぬのかな…
   父さん…母さん…
  …コズエちゃん…ツルおばあちゃん…
    …また…会いたかっ…)
意識が混濁して死にそうになった…
でも、視界の横に、そしてスタンドを通して見えたのは…

(あ…と…さん?
 あなたまで…私だけじゃ…なくてあなたまで…)
光を失いそうになっている灰羽あと。

(…やだな…)
涙音は…気がつけばスタンドに指示を出していた。
構えていたライフルを素早く…シェルショックへと向けた…
スティンガーは自分を倒したつもりなのか?
ならばそれは大間違いだ…

(…このまま…
  あいつらの思い通りになって死ぬのは…)
引き金を引いた。狙ったのはラッシュされている腕……
相手のスタンド『腕』に『キックミット』をつけようと思った…

(絶対…
   絶対…
    ぜったいに…!)

「い
    や 
        だ!!」
相手の腕の横にキックミットを付けるつもりで使用した。
ついたならば全力で…!

ライフルを手放し、
ラッシュを打ち込んでいく。
全力で、シェルショックへ向かって!!
キックミットを誘導させるのだ。
あとを避けるようにシェルショックを引き剥がして、こちらに釘付けにして、灰羽あとに、すべてを決めさせるために!
スティンガーは…あとさんから離れるな!とだけ願う!

「あとさん…
   今です…スティンガーに…
    最後の…
     トドメをおおおおお!!!」」

自分のスタンドの力が尽き果てるまで!

『ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
  ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
   ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
    ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの                       ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
      ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
       ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの                       ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの                       ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
          ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
           ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
            ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
              ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのォォォォォ!』

徹底的に!!
   無我夢中に!
「さ
    ら

   な
      る



 ダメ押しだアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

402灰羽『アクエリアス』:2015/10/28(水) 01:33:28
>>391
弾丸。とはいえ所詮『アクエリアス』が投げたものなので反応できるスピードだったはずだが……
まあ、バラまいた程度のものだし、灰羽も『真珠体質』になっているのだ。ダメージ自体は少ないはず。
しかしということは、『大盃』の衝撃も『真珠』に閉じ込められた先端に封じられている可能性がある。
持っていてはスティンガーの意思で衝撃が蘇り、体勢を崩されるかもしれない。
手放すしかない。保持をやめる。元よりこの状況では役に立たない。



プロの殺し屋。
1人でやるか、もう1人連れてきていいと言っていた『財産目録』の条件が、
2人連れてきていいと変更されたほどの相手。
実際はトウも出てきたわけだが……
『財産目録』はこいつらが組んで動いていることを知って条件を変更したのか、
それともスティンガーだけを見て3人がかりでなければ難しいと見たのか。
多少相性が良かろうとも、灰羽では勝てない相手ということなのか。



だがとにかく、先ほどとやることは変わらない。
自分が死ぬよりも早くスティンガーを殺す。それしかない。
殴られて体が揺れようが、スティンガーが次の瞬間どう動こうが、
手に持った『最小盃』に自らの血を吸わせ、もう片方の『最小盃』から発射する。
血を吸わせるのには一瞬、凄いスピードで発射。
スピードでは『シェルショック』に劣るが、パワーでは勝る。
それがこの場で灰羽の最速、最大効果の攻撃であることは変わりない。
だからそれをやる。

狙いは、心臓か。
いや、邪魔な肋骨の隙間を通す精密性があっても、透視ができるわけではない。
眼球からの脳破壊だ。
眼球に納まるくらいに小さめの『血の水球弾』
灰羽が失血死するか、殺されるか、スティンガーが死ぬまで撃ち続ける。

スティンガーの意識の外にあるであろう地面に落ちた方の『最小盃』からも発射するとか、
『アクエリアス』と同時に動けることを生かして灰羽も蹴りをくれるとか、
『大盃』でスティンガーの血を吸い目くらましをするとか、
そういうことはしない。


これが最速最大の攻撃だと信じたから、それだけに集中する(破ス精BBA)


相手の方が早い以上、急所狙いは腕を犠牲にして防御されてしまう可能性があるが、
動く限りに両手を使うことで対処する。
体勢を崩し膝をついたということは片腕を後ろに回した状態ではなくなったということ。
体に接触しているのは左右どちらの『最小盃』でも同じだ。どちらで撃ってもいい。
片方の『盃』の射線を防御されたら反対側で撃てばいい。一発当たれば視界の制限もできる。


余計な思考は消えうせて、もう弱音も恐怖も無い。
殺意だけに身を任せる。


「…………」


もう言葉も要らない。

403『潜む死神』:2015/10/29(木) 01:03:48
>>399(アレクセイ)         、 、、 、
「ンだってよォォォ〜〜〜〜ッ」 「オモシロくねェのよ」
                     ワザ
「折角の『使うヤツ』だ。俺だって技術ってモンを見せてェ」
「生きる甲斐ッてェのは、……『雇われ仕事』にゃねェからな」


        ゴ          ゴゴ

                 ゴ            ゴゴゴ

いつでも銃を引き抜けるよう、接近戦の間合いで『トウ』は構えている。
対するアレクセイも小さな『εキューブ』を手の中に掲げ、伸ばして構えた。

「俺の名は――――」
               ビュォォォーz_ッ
    タグ
「……札はねェ。帰るトコもねェからな」

トウの名乗りは風の中に巻き込まれて消える。聞きつけたのはアレクセイだけ。

       ビ ンッ

そして、コインが指先で弾かれ……宙を舞い、そして。

                                     チリリーン

鳴る――同時、動く。双方共に――『アレクセイ』は『γ』を変化。
中に仕込んでおいた弾丸が『滝の激流』に変化し、トウ目掛けて放たれる。

          バションッ バショバショォッ

「そっちは――『予想済み』よォ」
                    ザザァッ   グン  ググンッ

鳴ると同時、トウは前方へと倒れ込むように。四本の『VL』も動く。
腕はピタリと背後を庇うように回り――被弾面積を小さく! 更に急所の頭部も庇う!

          ビシッ ビシビシイッ

それでも庇い切れぬ弾が掠めるが――既にトウは抜いている。
流麗な、水が流れるが如き動作。抜き払われるのは『西部を支配した銃』を象る――

【スタームルガー ブラックホーク / Sturm Ruger Blackhawk】
ttp://mgdb.himitsukichi.com/pukiwiki/?%A5%B9%A5%BF%A1%BC%A5%E0%A5%EB%A5%AC%A1%BC%20%A5%D6%A5%E9%A5%C3%A5%AF%A5%DB%A1%BC%A5%AF

                           「『バニシング』」
          ガ 
            ガ             「『レギォォォォ――ン』」
          ガ  ァ
               ン
                ッ / /
                 ・ ・

瞬く間の――『三連射』ッ! 銃声が重なって、殆ど一発に聞こえるッ!
ファストドロウで抜きながら撃鉄を起こし一発、扇ぎ撃ちで左親指で撃鉄を起こし更に一発!
続けざまに左中指で撃鉄を起こし三発ッ! 『曲撃ち』の技術だが殺人技まで高めたそれッ!
人より速度と精度に優れた『バニシング・レギオン』が行えば名を違わぬ『必殺』となるッ!

「この距離ッ! そして三発同時ッ! 躱せねェ!」

           「く ら ェ」         ブワショ――z___オオオンッ

だが、アレクセイの――狙いは、外れない。『超高圧をかけた瓦礫と銃弾』。狙うことなどそもそもしない。
散らばる弾は銃弾に命中し、勝ちあい弾となって弾かれ、逸らされ……直撃を免れるッ!

               ドズウッ
                             ド ボ ドォンッ

                「がッ うぐェェッ」

アレクセイの『散弾』はそのまま防御となった。弾は命中するが一発のみ。
それも脇腹を貫いて抜ける。散らばる散弾は倒れ込んだトウの顔面を貫き、抉った。
右眼からドロリと眼球が垂れ落ち、ひときわ強く痙攣。エビのように反り返るが――

404『潜む死神』:2015/10/29(木) 01:03:58
「が」   「が」  「ががあッ」 「がッ ががッ」  「がははッ」

       「はははッ ははははははあはははああはははッ!!」


「……――――誰かおいらを買ってくれ」  「生きてる奴ァ! どいつもこいつも気に食わねェェッ」

『ブラックホーク』を突きつけ……心臓目掛けて銃口を据え、撃鉄を起こそうと……


          「 ハ  テ″
                  に
                      来 い
                           や
                             ァ _____
                                     /
                                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ツ 」

トウは笑って…………『待ち構えている』。

405『潜む死神』:2015/10/29(木) 01:05:16
>>401(朱鷺宮)
朱鷺宮は意識が溶けて落ちそうな心地だが――それでも『FUS』の射撃ッ!

   ガ ガァンッ      グ グ ゥ ン

「痛くも痒くもないぞ。死人の足掻きなど通用するとでも……」

  ブオンッ

「……拳を突き出して、何を殴っているつもり……」

              グォォ  オ ン ッ

           「この……動き、『パワー』はッ」

『FUS』が突き出した拳――に応じるように、『シェルショック』が引かれる。
その狙いは過たず、キックミットがが敵のスタンドを引きずり寄せた。

「ミットが私のスタンドを――最期は雄々しく散るつもりか?」
「邪魔は……させんぞッ!
  シェルシェルシェルシェルシェルシェルゥゥ――ッ」

     バギャバギャバギャバギャバギャバギャッ
       ドガバギィベギャドゴガギャボギャベギギィドッゴォッ

空間に火花が散るようなラッシュが叩き合わされ、互いに圧し合う。
敵はミットを盾に活かし、その速度で拳を逸らして、直撃を避ける。

「貴様はもう手をかけるまでもないッ! スタンド力を使い果たして死ねッ!」

最後の全力で……ラッシュを放つが。血を流し過ぎた。
朱鷺宮の意識は途切れかかる……だが、その眼に映る光景は……

>>402(灰羽)
『大盃』をあえて捨てた――余計な思考も捨てる。
己が信じる『最高の一発』。ただ、それに灰羽は『賭けた』。

その時、不意に『シェルショック』のラッシュが止む。
傍らに『シェルショック』が居ない。遮るモノはなく、敵の大きな眼が見える。
だが、それすらも意識に留まらない。狙うのは顔面の急所。『眼球』――

「貴様はもう手をかけるまでもないッ! スタンド力を使い果たして死ねッ!」

         ト″
             ホ″      「 な に ィ 」  「悪足掻きをッ」
               オ  、 
                  ノ
                   ツ    「……『シェルショック』ッ! 守れェェ――ッ!」

『シェルショック』が戻ろうとするが――『FUS』の殴打が引き寄せ! それを遮るッ!

                   ボ  グ ォ!
                              ブジュゥンッ

眼球を破裂させ、頭蓋が爆ぜ割れる。頭部が砕け散り、脳味噌が飛び散った。
頭を半分まで吹き飛ばしながら――『シェルショック』がまだ動く。両腕を大きく開き……

             「止まら……ん、ぞ」  「私が殺す」
             「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すゥゥ――ッ!」
             「私の命が尽きるかッ! 呪いの成就が先かッ!」

      ジャキンジャキンジャキンジャキンジャキンジャキンッ!

          「『シェエエウルルルルショオオオオオクッウゥゥウ』」
           「最後の力を振り絞れェェェ――ッ!!」

全身から突き出た針を起こし――最初に見せた『針の射撃』の構えッ!
だが、灰羽も『アクエリアス』も……射撃を止めないッ! 更なる連射を叩き込むッ!

            ドバドバドバドバドバドバドバドバババァァァ――ッ!

『血の弾丸』がスティンガーの顔面に叩き込まれ……グシャグシャに潰れていく……

406朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/29(木) 01:27:56
>>405
「フ…ヒ…
 フヒャハハハハ!!」
ラッシュを止めたスタンド…
もはやその隙を逃す訳にはいかない
もうそれでいい。

ラッシュは
     継続だ

「…この程度が…呪いですって…!
  小学生の時から…ほぼ毎日鳩尾に一発食らってる私には…!
  毛ほども…怖いものじゃ…ない…です…よ…」
途切れ架かる意識の中で…無我夢中に吠えた。
シェルショックに
   呪殺屋に
             スティンガーに

 己の    呪い を

「あなたの不幸は…
 どうやら…
  私…
    だった…
  みたい…
    ですね…」
何度も何度もラッシュを打ち込み続けた。
本当に、
     意識を
          手放す…
   まで…
目の前に有るスタンドへ…
「そして…これが…本当に…最後の…」

ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
  ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
   ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
    ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの                       ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
      ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
       ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの                       ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの                       ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
          ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
           ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
            ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの
              ダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しのダメ押しの



「だめ…
     おし…
  だ…」

ドサッ…

(……ざまぁ…ないわね…
  私…
     ホント…

   不幸…)

そして涙音は…
倒れこんで意識を手放した。

407灰羽『アクエリアス』:2015/10/29(木) 01:46:59
>>405





    死ぬまで撃ち続ける。




.

408<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

409アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/10/29(木) 20:57:46
>>403-404

放たれた『ε』のショットガン。同時に神業とも言える技量で放たれた『ブラックホーク』。交錯する弾丸。

「ッ・・・!」

己が脇腹を、銃弾が貫通する。だが、知らない痛みではない。
そしてこちらの放った散弾は、超高圧のパワーをもって、相手の頭部を粉砕する。
しかしなおも、死に体で陽気に唄いながら、『ブラックホーク』を構えるトウ。

だが、こちらは弾丸を撃ち切って既に接近している。
地に伏せたトウが構えた腕を狙い、蹴り飛ばす。

「───ま、今回はアンタの番だったってことでェ」

そして掌の『ε』キューブを『深海』に変え、真上からトウの頭蓋に振り下ろす。
その水圧を利用して、半ば崩れかけた頭部をコンクリートに叩きつける。

「オレの番までに、美味い酒用意しといてくれよォ」

お望み通り、派手に散らしてやろう。それが自分からトウへの手向けだ。




「さってさて」「おーい、みんな生きてるゥ〜〜〜〜〜?」

全てが終わったなら、仲間の無事を確かめよう。状態次第ではすぐに救急車を呼ばなければ。

410『潜む死神』:2015/10/29(木) 23:41:18
>>406(朱鷺宮)
意識を手放す――もはや立ち上がる気力も尽きた。
だが、『粉砕した』。その確信を胸に、朱鷺宮は目を閉じる。

          ド  ザ ァ

>>407(灰羽)

      ドドドドドドドバァァ――z____ッ

掃射される針――よりも速く、速く、速く。
『液体弾』が跡形も残らぬほど、スティンガーの頭を粉々に粉砕した。



    「………………」



                ズシャ ア

物言わぬ骸と化し……『呪殺屋』は倒れる。

┌─────────────――─────────────────――────――─┐
│スタンド名:『シェルショック』                                                │
│   本体名:スティンガー             ⇒  頭部完全粉砕。『死亡』 『再起不能』。             │
└───────────────――─────────────────――――───┘

灰羽は全身にチクチクとした痛みを覚えるが……あまりダメージは深くない。
能力が解けて、刺された痛みが残るだけだ。比較的軽傷、と言えるだろう。
それよりも……朱鷺宮が危険だ。意識を失ったようだ。搬送が間に合うだろうか。

>>409(アレクセイ)
 ウォン

振り上げる『超高水圧キューブ』を、『最硬の鈍器』を……頭に叩き込む。

      「いつかいつかと思っちゃいたが」

         「『今日で』」 「『お前か』」

    「――――待ってるぜ」

                 ドグシャアアッ

コンクリートに叩きつけられたトウの頭部は、粉微塵に砕けた。
『多腕』も消え去り、武器は周囲にそのまま転がっている。
車のスピーカーは、未だ吠え立てるような歌声を発している……

┌─────────────――─────────────────――────――─┐
│スタンド名:『バニシング・レギオン』                                           │
│   本体名:トウ                     ⇒  頭部完全。『死亡』 『再起不能』。            │
└───────────────――─────────────────――――───┘


アレクセイは朱鷺宮と灰羽の元に近づく。灰羽は無事なようだ。
だが、朱鷺宮は血を流しすぎている。一刻の猶予もない――


>>ALL

         ヴヴヴヴ

灰羽にメールが届いた。画面にはこう表示されている。

―――――――――――――――――――――――――――
交戦……そして撃破を確認した。
今、迎えの車が来る。それに乗れ。

               ALD
―――――――――――――――――――――――――――

411朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』:2015/10/29(木) 23:53:00
>>410
意識は完全によどみ、
遥かに底へと沈んでいった。


(…呪い…なんて…
  私には…怖くなんか…)


    …
       …

意識をなくした彼女は
後はただ、他の誰かに身を任せるのみであった。

412灰羽『アクエリアス』:2015/10/30(金) 00:07:29
>>410

「…………は」


そしてしばらくして灰羽は、呼吸することを思い出し、肺に僅かに残った空気を吐いた。
夢から覚めたように、後から何が起こったのか状況を理解する。
スティンガーはやはり、プロの殺し屋で、
恐るべき相手だったのかもしれないが、灰羽は一人ではなかった。


「『ドアを引き寄せたパワー』……警戒に値する……と言っていたがァ……
 女を……殴るのが……楽しくて……警戒を忘れていたようだな……」


『疲レ……レレレルレ……』


「はあっ ふう……

 ありがとうございます、助かりましたぁ……朱鷺宮さん。
 ……朱鷺宮さん?」


『真珠体質』は解けてしまえばダメージは少ない。
むしろ失った血のほうが問題だろう。
とはいえ、今は自分よりも朱鷺宮のことだ。血というなら彼女のほうが危険域にある。
とりあえず止血だ。


「まてよォォ まだトウが生きてるならアレクセイさんへの援護……は、いらなそうですね」


トウが死に、朱鷺宮も気絶では奪われた『フォートレス・アンダー・シージ』の弾丸の壁も解除されているだろう。
アレクセイの姿が見えるはずだ。
と、そこへメールが送られてくる。あっちこっちに顔を向けて灰羽も忙しい。


「見てたんかい……ってまあ見てて当然かもだけどぉ」


迅速な手配だ。朱鷺宮もきっと助かるだろう。灰羽たちはこれでいい。別に文句も無い。
だが



     【  「だが、教えるヤツが居た。仲間のスタンドではないらしい。
         さきほど殺した奴……その能力が『自動的』に動いているのか」  】



彼……彼女かもしれないが、灰羽を救ってくれた『血の小人』
灰羽たちの戦いの観察が出来た『財産目録』達だって、その時はまだ間に合わなかったのだろう。
見殺しにしたなどということは、きっと無いのだろう。
案外、スティンガーが殺したと思っていても、助けられて生きているかもしれない。
それでも、灰羽は『血の小人』のいた場所に、小さく黙礼して車を待った。

413アレクセイ・В・С『タンガロア』:2015/10/30(金) 00:34:05
>>410-412

「トッキーテラヤバス!」

スマホを取り出すが、同時に灰羽にも連絡が入ったのに気付く。
事後処理の点を考えれば、恐らく『依頼主』と思われる人間に任せた方が良いか。
というわけで、とりあえず止血処理だけをしたら『依頼主』に任せよう。

「今夜の晩メシ何にしようかなァ〜〜〜?やっぱ頑張った自分へのごほーびってヤツは必要だもんねェ」

414『潜む死神』:2015/10/30(金) 00:52:30
>>411(朱鷺宮)
意識を失くしたまま、後は仲間に託す。
もはや出来ることはない……

>>412(灰羽)
メールを確認し、助けが来るのを待ち構える。
助けてくれた……『血の小人』。居た場所に小さく黙礼する。

>>413(アレクセイ)
仕事を終え、日常に戻る……
いや。これもアレクセイの『日常の一部』。

ひときわ強いつむじ風が、通り過ぎただけのようなモノだ……

>>ALL

 ガロロォ――ッ

一台のリムジンが来たらあとは早かった。
そのまま病院に運び込まれ、丁寧な治療が施される。
       ミ ッ シ ョ ン
――――『殺し屋殺し』は完了だ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【最終結果】

『灰羽あと』  ⇒  『全身に刺傷』『軽度の打撲』『全治一か月』『二〇〇万円ゲット!』

『アレクセイ』 ⇒  『無傷』『二〇〇万円ゲット!』

『朱鷺宮 涙音』⇒   『出血多量』『背中に刺傷多数』『右脚に重度の裂傷』
              『全治三ヶ月』『二〇〇万円ゲット!』

『スティンガー』 ⇒    『死亡』『再起不能』『犠牲者は多数』
『トウ』          『情報部員』から得た情報は『仲間』に送る。

『名もなき情報員』⇒ 『死亡』『スタンド』は――『独り歩き』

『ミサイルマン』 ⇒    『復讐の相手』を獲得。この町での『暗殺対象』が追加。
              『標的の情報』は画像と名前のみ確認済み。

  /└────────┬┐
 <     to be continued   | |
  \┌────────┴┘

415『Missile Man』:2015/10/30(金) 00:53:35
 ミサイルマン
【特攻兵団】残り残弾数 ⇒ 2

シレイラ『ザ・グラスハウス』×
マーベリック『ファイン・フェザーズ』×
メイス『フォーリング・ダウン』×
トウ『バニシング・レギオン』×
スティンガー『シェルショック』×
ミストラル『スモーク&フレッシュ』
アグニ『アンダー・ザ・ヴォルケイノ』

416『潜む死神』:2015/11/06(金) 23:54:19
┌──────────────────────────────────────┐
│                      スタンド名─『シェルショック』                            │
│                      本体─スティンガー                            │
├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
│.       破壊力─C      │      .スピード─A      │     射程距離─D.      │
├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
│       持続力─B.      │    精密動作性─B       │      .成長性─C        │
├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
│                                                                            │
│          能力─針を刺した生き物を真珠が出来る体質にする。                    │
│            身体に異物が入り込むと、それが真珠になっていく。                │
│                                                                            │
└──────────────────────────────────────┘
  A-超スゴイ     B-スゴイ     C-人間と同じ     D-ニガテ     E-超ニガテ

(ttp://yui.oopsup.com/browse.php/goldenrectangle/SS.jpg)

417『潜む死神』:2015/11/06(金) 23:54:36
┌──────────────────────────────────────┐
│                      スタンド名─『バニシング・レギオン』                       │
│                            本体─トウ                               │
├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
│.       破壊力─C      │      .スピード─B       │     射程距離─E     .│
├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
│       持続力─A.     │    精密動作性─B.     │      .成長性─C       │
├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
│                                                                            │
│          能力─影の中にあらゆる武器をしまい、また取り出す。                  │
│                どんな影からも出せるが、小さい影から大きな                 │
│            武器は取りだせないみたいだ。                               │
│                                                                            │
└──────────────────────────────────────┘
  A-超スゴイ     B-スゴイ     C-人間と同じ     D-ニガテ     E-超ニガテ

(ttp://yui.oopsup.com/browse.php/goldenrectangle/VL.jpg)


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