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【戦】『銃は剣より強し』 2

146中山キコ『マダガスカル』:2015/01/04(日) 03:29:53
>>145

   ド                          /
     ギュ ウ ウ  ―――――z__ ン  ・

『威嚇射撃』とばかりに『歯弾』を放つ。
木製のパーティションが一直線に貫かれる感触があった。

  「ぬおっ!」

対角線上、自分のいる『入り口付近』とは反対方向。
中山と思しき声を耳にしつつ――受付の南へと移動した。

***

   ド                          /
     ギュ ウ ウ  ―――――z__ ン  ・

  「ぬおっ!」

 「そーや、銃使ってたかもなぁ」 「マズいね」

                  『……得意分野ジャネーノ?』

思わず出した声を察知されてしまったかもしれないので『VIP席』の方へ向かいつつ周囲を観察。
『VIP』ってコトはもしかしたら襖で仕切られた『座敷』なのかもしれない。開いていなければ開ける。

反対側の座席はどうだろう。恐らくは『椅子』と、コンロの埋まった『テーブル』で構成されているだろうが、
東西を仕切る『カーテン』は反対側の情報を完全に遮断しているか?
些細なことかもしれないが、『銃』を使うというコトは『射撃』が出来るというコトだ。ここはチェックしておきたい。

147稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/01/04(日) 03:47:08
>>146
VIP席は襖になっていたので、開けて内部の様子を確認する。
何のことはない……網が一つあるテーブルが南北に二つ並んでいるだけだ。
ただ、遮音性には優れているようだ。

反対側の座席は、カーテンによる仕切りのお蔭で向かいのテーブルの様子は分からないようになっている。
少なくとも、反対側に『稲積』がいたとして、中山への銃撃が当たることは運が悪くない限りあり得ないだろう。

***

あのアマは…向こうか。
だが流石に距離と障害物がありすぎるぜ。
此処からじゃあ、撃っても仕方ねえな。

炭起こし場へ移動。                    . . ..
火はついてると思うから、左手人差し指を炙って火傷しておくぜ。
この時の痛みは『噛み締め』て『追尾弾』にし、装填。

148稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/01/04(日) 03:54:59
>>147
装填しておいたのはあらかじめ空けておいた二発目(今は一発目)だぜ。

149中山キコ『マダガスカル』:2015/01/04(日) 04:04:35
>>147
         ドジュゥゥゥウ

燃え盛る木炭で指を炙って火傷をつくり―――

     ガ  ギ
             カ シィン!

『噛み締め』、『装填』した。

***

 「なるなる、『VIP』やんな」

狭い店内だ。そろそろ邂逅しても良さそうなもの。
『テーブル席』の上部へ『マダガスカル』を位置取らせ、反対側の様子を確認する。
『カーテン』には触れず、パーティションに上るような格好としたい。

本体は②の辺りから首を伸ばし、入り口付近の様子を窺う。
異常な点が見受けられなければ東へ進む。

150稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/01/04(日) 04:20:16
>>149
『マダガスカル』にテーブル席の上部へとよじ登らせ、
本体は②のあたりまで移動する。
『マダガスカル』、『中山』双方の視界で、今のところは誰も確認できていない。
(炭起こし場の壁が障害物になっていて認識できない)

異常な点だが……『マダガスカル』の視界からは、とくに異常な点は見られなかった。
しかし、一方で②の上あたりまでやってきた『中山』の視界に、一つの異常が見られた。

     ゴ   ゴ      ゴ

目の前にあるテーブルの上に、木片が飛び散っているのだ。
まるで、東方向から撃ち抜かれたかのように…!

    サッ

物陰から顔を出し、入り口付近の様子を確認。
今この時点では、異常は見られないが……。

***

「これでよし…」

    「一瞬熱いのがたまにキズだが、一番手っ取り早いぜ」

それから、少し深呼吸する。

  スゥー ハァー

………。

 「よし」 「殺し合いの前ってのは…どうにも気持ちが高ぶっていけねえ」

既にクリアリングが済んでいる南方向(炭起こし場の南)から、
西方向へと移動していくぜ。

151中山キコ『マダガスカル』:2015/01/04(日) 05:00:25
>>150
『炭起こし場』を出て、西通路へと移動する―――

          ゴ     ゴ        ゴ

反対側のパーティションから顔を覗かせている『中山』の姿が見えた。
そのパーティションの上に位置する『小悪魔』めいたスタンドも。
稲積の方を向いた『それ』は、手に『ビール瓶』と『包丁』を持っている。

       ドド  ドド ドド ド ドド ド  ドドドド

両者の距離:5m

***

『マダガスカル』の視界に敵の姿は捉えられなかった。
高いところに居座るのも目立って良くないため引き下がらせようとする―――

     ゴ   ゴ      ゴ

  「!」
       (さっきの『銃』……?)

散らばる木片を視認した。先程の銃声に伴うものだろうが……
と、次の瞬間――――『中山』と『マダガスカル』の目が『稲積』を捉えた。

  「ッとォー」

   「物騒なモン持ってんじゃねェーッ のッ!」

本体は反射的に身を屈め、テーブル席の方へ身を隠す。
木製のパーティションでは幾らもバリケードの役目は果たさないだろうが、彼の相手は『マダガスカル』だ。

                         『コッチ向ケヨ、兄チャン』

                   ヒュン   バリィン!

『マダガスカル』は中山から『ビール瓶』を手渡されていた。(>>149メ欄)
それをパーティションの角にブツけて割る。

  【拍手開示】(>>143
  『ビール瓶』を振ったのち底部に『血印』を描いておく。
  棍棒のように持つことで、破壊すれば前方にビールが噴出する武器となる。

実際には、底部の『ガラス片』も飛ぶ簡易式の飛び道具にもなったりするだろう。
『ガラス片』の命中精度はたかが知れているが、噴出するビールが稲積を濡らすのは難しいコトではない。
出来れば顔面あたりを狙うことで稲積の目を塞ぎ、拳銃の狙いを逸らす目的がある。
余談だが、『人間は上部からの行動に即応するのは難しい』。

152稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/01/04(日) 23:16:03
>>151
レスの前に…とある筋からマップに座標をつけてもらったので、
提示しておくぜ。以降はこれを使わせてもらうことにする。作成者には本当に感謝しかねえな。
ttp://dl6.getuploader.com/g/goldenrectangle/96/yakiniku.png

***

   /
  ・
    「はッ……」

  バリィン!

  ブ     ア
   ツ ショ    ア  ア

気付いたと同時に、敵スタンドがビール瓶を叩き割る!
勢いよく噴射されたビール泡と破片が、オレに向かって降り注いでくる…

     「くッ」
          サッ

…前に、咄嗟に左手で顔面を庇う。
『上からの攻撃』っつっても、バッチリ見えてる以上気付くことはできてるしな。

勿論、振りかぶるスピードが速いとはいえ、こっちに来るスピードまで
速くなるわけでもねえし、距離もあるからオレが防御する時間は十分ある。
破片も……こっちに飛んで来たりはするが、学ランの上から
オレのことを傷つけるほどの威力があるわけでもなければ、鋭さもないしな。

だが、これで眼前の様子は完全に分からねえ。
なのでオレは、拳銃を相手本体の頭があった方に向けつつ、バックステップして後ろ(R25)へ。
武器を持ってるってことは、パワーがそこまで高くねえってこと。
そしてパワーが高くねえってことは遠隔操作型の可能性があるってことだ。
この距離なら接近してくるかもしれねえし、目潰ししたってことはその隙を作ろうって魂胆だろ。

153中山キコ『マダガスカル』:2015/01/04(日) 23:51:39
>>152
濡れただけなのでさほど影響はない。
バックステップしつつ後方へ移動した。

                  ゴトッ!

前方で何かが落ちる音が聞こえた。
(顔面を庇っていた為ハッキリとは見えていない)

現在地:R25

***

            タン
                   『オット、流石ニ距離ハ取ルカ』  『懸命ダナ』

『稲積』が回避行動を取らないのなら頭部に飛びかかるつもりではいたが、
距離を取る選択をされたために、『マダガスカル』は稲積のいた場所付近に着地するカタチとなる。

  「ま、そりゃそーな」 「いったん戻っとき!」

                   『ソノ前ニ「モウ一発」』

                           ブンッ

『マダガスカル』は『稲積』の『足』を狙って『ビール瓶』を投擲。(パス精CBC)
彼は拳銃を構えた格好だ。
つまり、目を開けた瞬間、頭部狙いの攻撃を認めてから『回避』は難しくとも、
少し腕を振れば咄嗟に『弾く』ぐらいは出来るかもしれない体勢。
拳銃を放てば割り砕くコトも不可能ではないだろうし、『頭部』というのは狙うに少々小さい的だ。

 ちなみに『ビール瓶』の投擲武器としての性能だが、
 底部に『血印』を描いたといっても、キレイに底が抜けているとは限らない。
 転移するのは破壊箇所であって、破壊エネルギーではないのだ。
 つまり、ネオンストリートで酔ったチンピラが振り回す『それ』みたいにギザギザはあると思う。
 ただ『重さ』などもそれなりにあるだろうし、この辺はオマケ要素。

『マダガスカル』の行動後、本体はスタンドを呼び戻しながら座敷方向へダッシュ。
『マダガスカル』はサイドステップで跳びながらついていくコトで本体の背後状況を横目に捉えたまま移動したい。(スC)

154稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/01/05(月) 00:21:12
>>153
  ドバッギャアッ !

『マダガスカル』の投擲が、『稲積』のあらゆる行動よりも先に命中する。
命中の衝撃でビール瓶が砕け散り、その足元に散乱した。
もしかしなくとも大当たり、今頃彼の足には激痛が走っているはずだが…、
(まだスタンド、本体ともに移動出来ていない)

■現在地
 中山:F24
 『マダガスカル』:P26

***

  ドバッギャアッ !

底面に描いたという以上、破壊痕は
        ___
       /<^^^^^>\
      |<     >|  ←底面
      |<     >|
       \<,、,、,、,>./
         ̄ ̄ ̄
という形になっているはず。(実際にはもう少し穴は広いだろうが、大筋は変わらない)
というわけで鋭さによるダメージそのものは、
(先述の通り服の上からというのもあって)
大したことにはならねえが…問題は、重さと勢いだ。
折れるとまではいかなくとも、打撲する程度の攻撃力にはなる。

           「ぐッ!?」
  「あ゛……、」
          ガッチン

      「『パワー』、あるじゃねえかよッ!?」

咄嗟に『苦痛』を噛み締め、ダメージによる行動の遅延を無効化。

         ガン

      ガン      ガ ァ ン !!

退路を断たせる意味も込めて、
先程狙いをつけた方向よりも若干北側目掛けて、
三発ほど銃弾を撃ち込む。

155中山キコ『マダガスカル』:2015/01/05(月) 01:06:11
>>154
             ガッチン

『苦痛』を噛み締め、怯むコトなく行動に出た。
およその狙いをつけ、『3発』の弾丸を撃ち込む。

         ガン

      ガン      ガ ァ ン !!

無数の木片が硝煙の香りと共に散らばるのは確認できた。
もしかしたら1つぐらいは着弾したかもしれないが、手ごたえは不明。
元より見えない場所を撃ったものだ。『足止め』以外の効果はあまり期待出来ないだろう。

                   クィィ―――ン

だが、そのうち最初に放った『1発』は『追尾弾』。
『追尾機能』によって『炭火』の場所を目指す。
座敷前を通過、右回りに『炭起こし場』へと軌道を描く。

現在地:R25

***

         ガン

      ガン      ガ ァ ン !!

   「おおっとッ!」

当てずっぽうの『乱打』というコトと、
移動する前だったのも幸いして本体は傷つかずに済んだ。

ただ、この位置取りはあまり良くない。遠くから狙い撃ちされるのは危ないのだ。
こちらは『マダガスカル』とある程度離れられるとは言え、『射撃』などは出来ない。
つまり、その場に立ち往生はキケンなので―――

               クルリ
                    Dash!

振り返り、身を屈めつつ『炭起こし場』の方へと向かう。
一撃程度なら『転移』によって耐えることは出来るだろうし、
相手も、まさか本体が飛び出してくるとは思うまい。意表をつく意味もある。

                      『「倒レネー」ダト?
                       ズイブン「タフ」ジャネーカ、アァ?』

                    『ダガ、狙ウナラ「コッチ」ダッタナァーッ!』

                                  ドシュン!

生じた隙を突くのは、『マダガスカル』の仕事だ。
『稲積』の方向へダッシュし、股の間を潜り抜け、後ろを取りたい。(スB)
銃を撃つのに『気をつけ』の姿勢を取るヤツはいないだろう。
『ビール』がかかった状態から身構えていただろうし、
『小猿』サイズの『マダガスカル』が潜り抜ける隙間はあるハズだ。

強いて懸念すべき事柄を挙げるとしたら、
『中山』も『マダガスカル』も、元々移動しようと思っていた方向と『逆』の移動になる点。
初動は若干遅れる可能性はある。『マダガスカル』のスピードならさほど影響もないだろうが。

156中山キコ『マダガスカル』:2015/01/05(月) 01:21:36
>>155一部修正。

×座敷前を通過、右回りに『炭起こし場』へと軌道を描く。
  ↓
○座敷前付近でぐるりと『180度』回転し、元来たルートを辿る様に『炭起こし場』へと軌道を描く。

また、申し訳ないが>>155メ欄は無かったことに。

157稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/01/05(月) 01:27:28
>>155
生じた隙を突くようにして、『マダガスカル』は『稲積』の股の間を潜り抜け、後ろを取る。
『中山』も、炭起こし場へ向かうべく南へ走り出した――。

■現在地
 中山:F25
 『マダガスカル』:R25(稲積の背後)

***

「まあ、当たらねえよな…?
 『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』って言っても、限度ってモンがあるぜ」

ああ、知ってたぜ。アテカンの偏差射撃なんかやったところで、当たる訳がねえ。
だが――――オレの目的は、当てる為じゃねえ。『退路を断つ』ためだ。(>>154

オレが今撃った弾丸のうち最初の一発は、
さっき(>>147)『噛み締め』た『苦痛』による『追尾弾』。
そしてこの『追尾弾』は、『苦痛』の原因――つまり自傷した『オレ』を『追尾』する。

『追尾弾』の『追尾』の性質として、なるべく障害物を避け、
防御があったとしてもその隙間を縫うように移動する――というのがある。
この場合、退路を断つために撃ったから勿論壁は貫通している訳で、
その壁が障害物になるんだが…この壁には、『貫通弾痕』っていう『隙間』が存在する。
つまり、今撃った『追尾弾』は、来た道をUターンして全く同じ弾痕へと飛び込む。
…のは無理としても、順当に考えて南側の通路を通る。そっちが最短ルートだからな。
もしあのアマが油断して北側へ移動しようものなら、『追尾弾』は直撃コースだ。

それだけじゃあねえ。
ヤツが警戒してその場に留まったり、南側に移動しようとしたときのことも考え、
今撃った場所よりも若干南側の、腰の位置目掛けて残りの弾丸二発をブッ放す。
タイミング的には、ほぼ連射、って感じになるはずだ。
 ... . . .
退路を断ったうえでの射撃…ここまでやれば、『下手な鉄砲』でも当たるだろ。

158稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/01/05(月) 01:30:54
>>157
あんまり慌ててたモンだから修正漏れだ…。

>そしてこの『追尾弾』は、『苦痛』の原因――つまり自傷した『オレ』を『追尾』する。

      ↓

そしてこの『追尾弾』は、『苦痛』の原因――つまり『炭起こし場』の炭を『追尾』する。

159中山キコ『マダガスカル』:2015/01/05(月) 04:40:17
>>157-158
            ギュウウウン

『追尾弾』によって北向きの進路は塞いだ。
『追尾弾』はなるべく障害物をかわすため、南方向へと向かっていく。
邪魔する物の無い西側通路を回って『炭起こし場』へ一直線の軌道だ。(>>156は判定ミス。申し訳ない)
続けざまに先程よりやや南方向、腰ほどの高さへ『2発』撃つことで『退路を断つ』。

     ガァン!
             ガァン!

引き金の感触と同時に、パーティションの影から『中山』の上半身が現れた。
身を屈めているコトから警戒はしていたようだが、稲積の方へ向かっているように見える。
見えない場所の相手を撃つには『タイミング』がズレてしまったようだが、直後―――――

         バスンッ!

                ドッガァァ―――ッ!

『中山』の身体が後頭部を殴られたかのようにフッ飛び、『テーブル席』(F27辺り)へと突っ込む。
『追尾弾』だ。ほぼ同時に、それが『炭起こし場』へと着弾したコトも感知した。

『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』―――『稲積』の予測は確信へと変わった。


現在地:R25

***

【中山】

  「あ  ッブねッ!」

新たに聞こえた『2発』の銃声と、およそ撃ち込まれた位置を考え冷や汗を流す。
あのまま篭城していたらキレイに射殺されていた可能性もある。
立ち向かっていったのはクレバーな選択だったかもしれない―――と。

           バスンッ!
  「あぎッ!」
                 ドッガァァ―――ッ!


   (『後ろから』…だと?チキショー)


後頭部に『衝撃』、左手甲に穴が開き『血印』が破壊される。
どこから撃ったものか全く見当がつかない。とりあえず左手の痛みをこらえつつ、現在地を確認。
『マダガスカル』が『稲積』の相手をしているとはいえ、拳銃使いを前に、無闇に飛び出していくのはキケンだ。


【マダガスカル】
                    『ダカラ「コッチ」、無視スンナッテ』

                       シュ!

『マダガスカル』は左手のペン先を『稲積』の膝裏に突き立て、殴り抜ける。(パス精CBC)
この攻撃で『ペン先』が『使えなくなってもいい』ぐらいの勢い。もう片方あるし『2つ同時に描く』場面は少ないからだ。
本体の方にかかりきっている今、後ろからの攻撃に対応する余裕はないハズ。
『膝カックン』狙いというコトでちょっと天丼感は拭えないが、『後方攻撃に油断してる状況』+『ペン先の追加ダメージ』で成功するだろう。

その後、上記行動の成否に関わらず右手で『ガラス片』を拾う。
掌に収まるサイズのものがあれば良いが、細かすぎなければ何でもよい。

160稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/01/05(月) 23:06:54
>>159
本体は南のテーブル席に突っ込む。左手にはしっかり貫通痕が出来ており、『血印』は役目を果たしてしまっている。
後頭部に受けた衝撃に加え、吹っ飛んだときにテーブルに
ぶつかったのもあるので、『中山』は一時的に前後不覚に陥っているが……、

    シュッ
          シュバアッ

一閃! 『マダガスカル』は左手でひざ裏を突き刺し、そして右手でガラス片を拾った。
砕き割った拍子に出来た、それなりに鋭い破片だ。

***

「この感触は――『着弾』!」 「………」

       「…いや待て『着弾』だと?」

オレは『歯』と『歯弾』の位置を感知することができる。
その感知で、軌道を読むことだって出来る訳だが…この軌道、おかしいぜ。
『命中した後に弾かれている』。人間の頭に命中したんなら、頭蓋骨をブチ抜いて直進してねえとおかしい。
『追尾』自体は『追尾弾』が破壊されるか一分経つかしねえと
破壊されねえから問題はねえが…野郎、何らかの『能力』でオレの攻撃を防御しやがった!?

             「…ハッ!?」

って、しまった向こうに注意を向けすぎて――

   ド
   ズ /
   ウ ・   「がァッ!?」
       「野郎、オレの足を…ッ」

同時に、左膝の裏を貫かれる感触がある。
骨に当たる位置じゃねえから、かなり深くまで突っ込まれた…膝から、力が抜けやがる。

            ガクッ

たまらず膝を屈しながらも、左腕で首の後ろを防御。頸動脈をあの刃物で斬られないようにする。
顎を引いて首を狙われないようにしつつ、振り向いてオレの後ろから襲ってきたヤツのスタンドを視認したいぜ。

161中山キコ『マダガスカル』:2015/01/06(火) 23:56:13
>>160
膝を崩しながらも、後方からの追加攻撃を警戒し顎を引いた。
振り向きざまに視認した敵スタンドは、当然だが『手の届く距離』にいる。
(左膝を折って倒れたため、右側に振り向く恰好となった)

純粋な『刃物』と呼べるものは持っていないが、
鋭い『ガラス片』を右手に持っているのが見えた。

現在地:R25

***
                     『ケッコー深ク入ッタナァ〜ッ』

                       『一応』  『ダメ押シ』

                 ドシュッ!

『マダガスカル』は飛び上がりざま、拾った『ガラス片』を稲積の顔面に突き立てる。(パス精CBC)
目を潰せれば一番良いが、精度は『人並み』。そこまで期待してはいない。
『顔面に向かって』突き立てる、という行為が重要なのだ。
この距離から外すことはまずないだろうし、もし当たらなかったとしても
顔を背けるなり身をかわすなり、何らかの反射的な行動を取るハズ。

『動揺の差』と『スピードの差』がある。

  ‥  …   ………   ……‥ …‥

   「地味に痛ェッ!」

  「クソが……もう『左手』には期待できねーな」

本体は、スタンドと共有された視界によって敵の注意がそちらへ向いたことを知ると、
やや警戒しつつも『テーブル席×6』のパーティションの方へ飛び移りたい。(I25あたり)

162中山キコ『マダガスカル』:2015/01/07(水) 00:35:54
>>161一部訂正。

×(左膝を折って倒れたため、右側に振り向く恰好となった)
  ↓
○(両膝を突いてから左側へ振り向いた)

163稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/01/07(水) 00:44:57
>>161
(3rd_person)

スタンドの方に注意が移動したのを感じ、『中山』は六つ並ぶテーブル席のパーティションへ飛び移った。

そして、ガラス片を顔面に突き立てようと動く『マダガスカル』。
当然『稲積』はそれを躱すことはできないが、顎を引いている分、首を動かせば目へのダメージは避けれるかもしれない。
まさしく『眼前』に迫る『ガラス片』を――それとは認識できないまま――迎え撃つ稲積は、
    . . . . . ... . ..
……首を微動だにしなかった。

確かに通常ならば失明など取り返しのつかない大ダメージだろう。
だが『バイト・ザ・ブリット』を以てすれば、失明『程度』の負傷は『取り返しがついてしまう』のだ。
なら、回避すべきは『即死』。逆に言えば、即死でなければあらゆる負傷は『受け入れられる』。

         i、i/    i/
          ! ` ツ  ス  ウ /
                     ・
そして――――『稲積』の眼窩に、ガラス片が深々と突き立てられる。
『苦痛』は即座に『噛み締め』る。これで、ダメージによる行動の遅延は『ない』。

         「ッッッ!!」
         「…良いのをくれやがって…コイツはお返しだッ!!」

カウンターの要領で、振り返ったことにより死角になっていた右拳を、上から下へと振り下ろす。
先程(>>160メール欄)の時点で既に右手は学ランのポケットの中に入れ、拳銃は手放していた。
学ランのポケットには『歯弾』の残りを忍ばせてあるので、これを握れば『スタンドへの攻撃』は可能になる。
そのまま、『マダガスカル』をボディを殴って地面に縫い留めたい。

164中山キコ『マダガスカル』:2015/01/07(水) 01:31:52
>>163
崩れた隙を突かれたため、行動の遅れを許してしまった『稲積』。
だが、『バイト・ザ・ブリット』の前に――――

                       ガ ギッ  ☆
 それ
『動揺』は必要ないのだ。
『苦痛』を即座に噛み締め、自らの『歯』に刻み込む。
そして怯むことなく『歯弾』を握った右拳を振り下ろした。

     ブォン
                 『!?』

           ドゴァッ!
                   『ッッッ!』  『本体……ダト…』   カラン

敵スタンドもまさか本体の拳が降ってくるのは予想していなかったようだ。
的が小さいのもあり決して安定した『フォール』とは言えないが、『小猿』は床に縫いとめられる。
手にしていた『ガラス片』も取り落としてしまったようだ。


現在地:R25

***
                   『………フゥーッ』

                 『……タカガ人間ガ「スタンド」ニ敵ウトデモ?』
                 『笑ワセンナヨ兄チャン』

                        クルクル  シュピン

自らを押さえつけている『稲積』の右腕に自分の両腕を絡め、握りこむ。(パス精CBC)

  『マダガスカル』には、殴られた際の『ダメージ』は軽減されている。
  既に『血印』は描いてあった。(>>153メ欄)
  『稲積』が『ビール瓶』を投げられた直後にそれを『噛み締め』、本体を狙って拳銃を放っていたときだ。
  このとき『稲積』は『マダガスカル』に注意を払っていなかったため、余行動の猶予を与えてしまっていた。

『血印』の転移させた『殴打のダメージ』は、せいぜい右手をビリビリしびれさせるぐらいだ。
身体への『衝撃』はそれなりにあるので『減らず口』半分ではあるが、
目を白黒させた状態でも、自らと接触したものを掴む程度の行動に不利はない。


   「はぶッ!」
             ズテェン!

   「くおぉ……馬鹿ヂカラ…」  ジンジン

本体はダメージフィードバックでコケたり右手をシビれさせたりしながら、
出来るだけ小走りで『マダガスカル』の元へ向かう。
若干遠回りになるが、『炭起こし場』ワキの通路を通っていくつもり。(Lのライン)

165稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/01/07(水) 01:56:10
>>164
シュ  ヒュオ!

地面に縫い留められたが、すぐさま両腕を絡めて握り込んだ。
右手の『血印』が、衝撃を引き受けてくれているのだ。
しかしその右手だが…

        メリ  メリリ

弾丸の形に『めり込み痕』が生まれている。
稲積の拳は透過されているので、今の状態は『人力で弾丸を押し付けている』のに等しい。
だから、必然的に『歯弾』はめり込んでしまうわけだが、それを引き受けているのである。

本体はその間にも、遠回りして『炭起こし場』脇の通路を通って移動していく――。

現在位置:Q18(稲積との距離・約二メートル)

***

「『ただの人間』じゃねえ」
       . .. . ....
      「オレもスタンドだ」

  「テメェの『能力』…銃弾の痕が右手に浮かんでいやがるな?」
  「そのマークに攻撃を『転移』させるのが能力か…」

『歯弾』のダメージが衝撃だけで済んだのも、あの能力のお蔭ってところか。

   「だがそんなのは関係ねえ」

攻撃が転移されるのも無視して、敵スタンドの胴体に噛みつく。(破スBC)
右手に攻撃が転移するとして、右手のマークがズタズタになりゃあ能力も解除されるはずだ。
相手が絡みついた右手に何かしようとしても、既に『歯』が食い込んでるから逃げようもねえ。

一応、左ひじを顎に当てて、掌を首の後ろに回して、頸動脈を守る。
相手本体も黙っちゃいねえだろうが……
腹を猛獣に噛みつかれて、まともに動ける『ただの人間』はいねえよ。

166中山キコ『マダガスカル』:2015/01/07(水) 23:26:02
>>165
腹に噛み付こうと『牙』を剥き出す『稲積』。
決して不可能な体勢ではないし、左首筋への防御も忘れてはいない。
敵の両腕を振り切って、『左脇腹』へと首を落とす!
(左首筋を守っているため、右側へ首を落とすのが自然と考えての判定)

              ギャン!


                 『コイツァ驚イタナ!』
                 『ソノ「鮫」ミテェーナ「牙」ガ「スタンド」カ!』

だが、敵もただ食い破られるのをじっと待っているワケではない。
両腕が外れた刹那、左手の『ペン先』を立て、
カウンターの原理で『稲積』の目を貫かんと振り上げる。(パス精CBC)
今回は顔面のどこでもなく、『目』に狙いを絞る。
幾ら体躯が小さかろうと、自分の腹へ腕が伸びない道理はない。
加えて、肉薄しているこの状況下ではまず外さないだろう。
成否に関わらず眼窩をエグるように中指を振り回す。

                  (コイツの『能力』は、ナゼだか知らんが
                   ダメージを無効化するものらしい……)

                  (『継続してダメージを与え続ける』必要があるというコトだ)

『右手』は、保険も兼ねて敵の右手首辺りに触れておく。

***

   「やっと来たぜッッ!!」

本体は、視界共有によってある程度状況は把握している。
隠し持っていた『包丁』を『稲積』に投擲し、その後を追うように飛びかかる。

167中山キコ『マダガスカル』:2015/01/07(水) 23:34:12
>>166
言葉足らずにも程があったので追記。

『隠し持っていた包丁』について。
>>151メ欄 ⇒ 『マダガスカル』が手に持っていた包丁を通路に落とす。
>>153   ..⇒ ゴトッ!という音(稲積は顔面をかばっていたので見えていない)
>>161メ欄 ⇒ pick=中山が拾う
>>164メ欄 ⇒ re-pick left=左手で再度拾う(衝撃のDFで取り落としてしまったときの保険)

168稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/01/08(木) 00:24:45
>>166
『噛みつき』にかかる『稲積』に対し、絡みつけていた腕をほどき、
残る『稲積』の目に左中指の『ペン先』を突き立てる『マダガスカル』。
器用さにおいて、自分よりも巨大な人間の眼窩を狙うことなど『マダガスカル』には造作もない。
カウンター気味に放ったのもあり、問題なく『稲積』の目にそれは突き立った。ただし――――、

            ベギ

『マダガスカル』が考慮に入れていなかったのは、『ペン先』の強度だ。
先程ひざ裏に突き立てた時は、『垂直』に差し込んでいたから負荷はさほどなかった。
だが、今回は二回目かつ眼窩に突っ込んで『振り回す』という行動……強度に乏しい『ペン先』が耐えられるはずもなかった。
相手の両目から光を奪うことには成功したが、左手のペン先は折れてしまう。

   メリ

DFで『中山』の爪も抉れるが、これ自体は行動に支障はない。
右手の甲にも『噛みつき』によって貫通痕が生じ、『マダガスカル』の『血印』は
描かれていた部分がズタズタになったことで解除されるが、これも成否には関係ない。
問題は――、

      ドッ  グウ !

突如『右下腹』に生じた『衝撃』だ。
これは、『稲積』が『マダガスカル』に噛みついた時転移されなかった『衝撃』によるもの。
その威力……『猛獣並』。当然、そんなものを投擲の直前に食らえば…、

     ドス

投擲した包丁は狙いを僅かにそれ、稲積の左太腿に突き刺さった。
元々左手を貫通するような傷の為に力があまり入らなかったのもあり、そこまで深くは刺さっていないらしい。

***

…ここまでやればもうチェックメイトだろ。
『銃弾』を叩きつけたあの時、回避されていれば…『押さえつけるダメージ』は
全て右手の甲に集中していた訳だから逃げられていたかもしれねえが、
コイツはあそこで『真っ向勝負』を挑んだ。それが間違いだった。
このオレと『殴り合い』しようとするのが、そもそも間違いなんだからな。

尤も…逃げてても、結果は同じだっただろうが、な。

こっちも既に右手首に穴が開きつつあるが、そろそろ『マーク』も破壊された頃だろ。
左太腿に、眼、そして右手首……その痛みを堪えるように、『歯』を『噛み締め』る。
…口元にいる、敵スタンドごとな。

169中山キコ『マダガスカル』:2015/01/08(木) 01:49:09
>>168

               ザムッ!

目が使えなくとも不自由はない。
勝利の確信と共に苦痛を『噛み締め』る稲積。

                  『アギッ…』
                  『テメェェー……』

  「あァ?……え」
             ズルッ
   「マジか……」

ようやく手が届く距離まで来たと思ったが、
気がつけば自らの腹部に『サメ』に襲われたような大きな歯型が浮かんでいた。
たまらず脇腹を押さえながらその場にくずおれる。

  「う、げ………こんな……」
  「くそ……痛くねェー………し」
                       ドシャッ


  中山キコ『マダガスカル』 ⇒ 『死亡』『敗北』

170稲積 誇生『バイト・ザ・ブリット』:2015/01/08(木) 01:54:54
>>169
「ふぅッ…」

敵はヤった…だが『問題』はある。

 「ハァー」 「ハァー」

   「殺しちまったら」  「『生物』じゃねえから『撃ち返し』ができねーぞ…」
  「………」

  「だが『やる』しかなかった…やらなかったら死んでいた…」

      「………」

  「クソ…」 「ここまで、かよ…」  クッ

  稲積誇生『バイト・ザ・ブリット』 ⇒ 『勝利』『再起不能』

171瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/01/16(金) 17:51:50
対戦相手に伊織『クロックワーク・クルー』を指名します。

『パラレル』『GM有り』でよろしいでしょうか?
『マップ』は何処からともなく調達する予定です。
対戦の進行速度は伊織氏に合わせようかと思います。
こちらは『ミッションマネー』が無いので、『無能力』の破ス精:BCAのスタンドとなります。
どうでしょうか?

172伊織『クロックワーク・クルー』:2015/01/18(日) 01:02:08
>>171
「……ご指名、感謝」

『パラレル』『GMあり』了解です。
『マップ』はそちらにお任せさせていただきます。
ただし、来週月曜よりミッションに参加させていただく関係上、
ミッションが終了するまでは、そちらを優先して活動させていただきたく思います。
それでは、どうかよろしくお願いします。

能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/534
外見:赤みがかった黒髪の長髪の女。身長179cm。体重67kg。
服装:赤いロングコートと、黒いスーツと革靴。
持ち物(有りならば):コートのポケットの中にサングラス。

173瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/01/18(日) 04:55:46
>>172
マップ候補を見つけました。
『三階建ての家』
ttp://www.maki-web.co.jp/build/works/007/

「喧嘩しようぜ!」な殺傷向きな武器、「ちょっと良いかな、そこの君」と警官の職務質問を受けて捕まらない程度の『持ち物』ならOKってことに。
レスは『サーキット』優先で緩やかにレスりましょうか。

ちょっと『GM』を召喚して来ます。

174『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/01/20(火) 23:29:37
>>173-174
マップは以下を使用。(改良:春上さん)
ttp://download1.getuploader.com/g/goldenrectangle/99/house.png

初期位置:

瀬良野:3Fベランダ
伊織:1Fガレージ

・家にはモデルルーム的な必要最低限なものしかない。
 (種類ではなく数が少ない)
・持ち込みアイテムは日用品であれば自由。

175瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/01/21(水) 04:39:12
>>174
スリーピース・スーツを着た男性が錆びた金貨時計を見つめている。
胸ポケットに錆びた金貨時計を入れて室内に歩き出す。

「手始めに何をすべきかな」

先ずは室内に入って部屋を念入りに観察したい。
この戦いは手札を増やさなければ生き残れない。
例えば、カーテンが有ると非常に助かる。

『能力詳細』:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/535-536

『外見』:首元まで伸びた支子色のショートヘア、スリーピース・スーツを着た純朴そうな顔つきの成人男性。
『持ち物』:財布(五百円玉が15個)、携帯。

176伊織『クロックワーク・クルー』:2015/01/21(水) 23:19:56
>>176

(……行動開始、か)

足音をなるべく立てないようにガレージの中を歩く長身の女。
そうやって移動しながら、周囲の確認も怠らない。

まず確認するのは照明と、照明のスイッチの場所。
そして、自動車やバイク、自転車などが停めてあるか。
一通り確認できれば玄関の扉を開け、中へ入ろうとする。

能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/534
外見:赤みがかった黒髪の長髪の女。身長179cm。体重67kg。
服装:赤いロングコートと、黒いスーツと革靴。
持ち物(有りならば):コートのポケットの中にサングラスとスマートフォン。

177『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/01/21(水) 23:36:24
>>175(瀬良野)
説明し忘れたが、瀬良野は今回に限り、
ミッションマネー『15万』を所持していてもよい。
(固辞するなら、それでも構わない)

まずは、ベランダから廊下に戻り、洋室にの扉を開ける。
部屋にはベッドと寝具一式、
簡素な机と椅子、本棚と書籍一列ばかりがあった。
机の上には電気スタンドと文具の類が置かれている。

南側の部屋とは、カーテンを閉めれば別室として使える構造で、
部屋の東西の端に束ねられたカーテンを見つけた。
遮光性、防音性の高い厚手の生地だ。


>>176(伊織)
ガレージを歩きながら、何があるかを確認。
まず、絵図通りに乗用車が一台、駐車されている。
西の壁際には、新品の自転車も並んでいた。

照明は『サイコロの6の目』のように、
3×2列の照明が天井に均等に配分されていた。
照明スイッチは、玄関扉の左横に見つけた。

  ガチャリ

扉を開け、玄関へと出る。
玄関口には靴箱と、花を生けた花瓶が置かれている。
北側は横開きの扉。
南へは細長いホールと階段が見えている。

178瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/01/22(木) 04:07:12
>>177
(今回のみ『15万』所持させていただきます。ありがとうございます)

机の上に置かれた電気スタンドに歩み寄ってコードの有るタイプなのか確かめる。
『アメイジング・クラウン』を発現。
コードが有るタイプの電気スタンドであるならば、スタンドに電気スタンド側の付け根を引っ張らせて引きちぎる。

(二階が制圧されては困る。急がねば…)

東側の束ねられたカーテンを力任せに引っ張って回収。
物品はスタンドに持たせておく。

179瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/01/22(木) 20:09:14
>>177
引きちぎったコードも回収します。

180伊織『クロックワーク・クルー』:2015/01/23(金) 00:18:19
>>177

(靴、花瓶。どちらも『クロックワーク・クルー』とは相性は良くないな)

使える物を探そうと北側の横開きの扉を開けようとする。
勿論、玄関及び廊下の照明スイッチと照明の位置の確認は忘れない。

181『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/01/23(金) 00:41:33
>>178(瀬良野)

 ザッ ザッ 
             ブツッ

電気スタンドはコードのあるタイプだ。
コードを千切り、本体とコード(2m)を回収した。

     バリバリ! ブチ ブチチチチチ!

続いて、東側に束ねられたカーテンも、
力任せに引っ張り、『強奪』。
重量もあり、嵩張るが、スタンドならば余裕で持ち運べる。
(サイズは2.5m×2.5m)

>>180(伊織)
             カラカラ・・・・

北の扉を開けると、そこは『ストックルーム』。
本来は倉庫なのだろうが、ここは『モデルハウス』だ。
目立った物品はなく、

・ロングハンガー掛け
・厚手のコート一着
・マフラー
・ボルサリーノ(ソフトハット)
・ステッキ
・大型懐中電灯
・旅行用トランク

が見つかった。

玄関の照明は頭上に一つ。
スイッチは玄関正面から入って左手の壁。

ホール(南廊下)の照明は蛍光灯で、
おそらく玄関のスイッチと並んだものがスイッチだ。

182瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/01/23(金) 05:47:41
>>181
電気スタンド本体は必要ないので捨て置く。

(念のために『換金』してしまうかな)

『5万』を『コイン』と『換金』したい。
手に入れた『コイン』は右ポケットに入れておくが、一枚だけ左手に握らせる。

カーテンを踏まないように階段を急いで降りる。

(二階に居ない場合は有利に事を運べる。敵の進行ルートは階段のみだからだ)

(いや、『安心』してはいけない。今の思い込みは『傲慢』を呼び寄せる。敵も能力を駆使して抗うはずなのだから)

183伊織『クロックワーク・クルー』:2015/01/25(日) 02:41:41
>>181
大型懐中電灯を左手に持つ。他の物はとりあえずは回収しない。
両手がふさがるのはあまり良くないだろう。

(相手は、二階か、それともさらに上か)
(一階に居る可能性もあるのか)

ホール
『クロックワーク・クルー』を発現。
右手から直径10cm程の『つまみ』を出すと、『クロックワーク・クルー』自身の腰に差しこむ。
本体は一階の階段入り口に立ったまま、スタンドに二階の様子を見に行かせようとする。
そして本体はホールに繋がっている別の部屋を探す。

184『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/01/26(月) 00:21:48
>>182(瀬良野)
               ──チャリリリリン!
『5万』を換金し、
スタンドが『コイン』5枚を取り出すと、本体に手渡す。
『コイン』は4枚をポケットに入れ、一枚を本体が左手に握った。

コードとカーテンを抱えたまま、
瀬良野は急ぎ、階段を降りる──

                    ダダダダダダダダ

無事、誰に会うこともなく二階に降り立った。
降りて右側すぐには洗面所。
右の廊下をまっすぐ行けばリビング。
左側の扉は、物干し台へと繋がっているようだ。
どちらからも人の気配は感じられない・・・・

>>183(伊織)
懐中電灯を取り、本体が左手に持つ。
舞台は昼間であり、懐中電灯が強みを生かす場面があるかは
微妙なところだが、使い方次第だろう。

ズギュ!

伊織はそのままホールに向かうと、
改めて『クロック・ワーク・クルー』を発現。
『直径10cm』の『つまみ』を発現し、スタンドの腰に設置した。
階段入り口から上を見上げ、スタンドだけに登らせようとした、その時──

                    ダダダダダダダダ

明らかに駆け足で、階段を下りてくる音。
3Fから2Fへ──そこで足音は止まったようだ。
間違いない。敵は今、2Fへと移動した。

185瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/01/26(月) 01:02:50
>>184
わざとらしく立てた物音にどの程度の反応が返ってくるのか。
それ以前に、人間を殺せるかという問題がある。
覚悟の問題ではなくて精神的なハードルが高いのだ。

(ここで葛藤も無いままに人間を殺せるなら、そこいらの野生動物と変わらないからな。ここに来る人間次第だけどね)

物干し竿の有無を遠目に確認して台所に移動。
流し台にカーテンを放り込んで蛇口を全開にしておき、部屋のコンセントを探す。
水音で足音が消されるだろうが階段を上がらなければ、二階に来れないはず。
階段方向にも注意は向けておきたい。

(来る人間の価値を勝手に決めて殺す殺さないって随分と残酷だな、僕は。スタンドに価値観を振り回されてる気分だ)

186伊織『クロックワーク・クルー』:2015/01/26(月) 02:41:36
>>184

(相手は2階、か)

先に二階に入られたであろうことを確認。
『クロックワーク・クルー』を二階へ行かせるのを中止して、ロビーに立たせ階段を見張らせる。

本体は懐中電灯に電池が入っているか、スイッチを入れると懐中電灯がつくかどうかを確認しながら
ロビーから繋がるもう一つの部屋、寝室の扉を開き、中へ入ろうとする。

187『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/01/27(火) 00:39:49
>>185
この戦場に立つ者は、敵の『排除』を義務付けられている。
殺さずに『勝つ』方法を考える必要があるだろう。

物干し竿は一本だけ、東西にかかっているのが見えた。
複数のハンガーや、洗濯バサミのついた吊り下げ台もある。

洗面所に移動し、流し台にカーテンを放り込むと、
蛇口を全開放して水に濡らす。
全体に水を染ませるには、まだ時間がかかりそうだ。

              ド ジャア────ッ

水音が邪魔して、階段方向の音はよく聞き取れない。
コンセントは入り口付近と鏡の傍の二つを、すぐに発見した。

>>186(伊織)
『クロックワーク・クルー』を階段下で待機させ、見張りにする。
本体は懐中電灯を確認。問題なく使えるようだ。
至近距離で見つめれば、結構眩しい。

そして寝室の扉を開け、中を覗く。
左手には大型のベッド。
右の壁際には三つの洋服箪笥が並んでいる。
部屋の主は女性という設定のようだ。

              ド ジャア────ッ

スタンドの聴覚を通じて、階上から届く水音に気がついた。

188瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/01/27(火) 02:06:50
>>187
入口付近のコンセントに千切ったコードのプラグを差し込む。
トイレに移動してゴム手袋、バケツを探す。
探し終えたらベランダの物干し竿を回収に向かいたい。

(これからやろうとしている事を実行出来たら死ぬに決まっている。手加減ってものは圧倒的な強者が出来るもの。僕には難易度が高い)

(しかし、一階に攻撃してみるべきか迷う。やれない事はない。屋内配線を弄るのも悪くないよね。問題は弄って感電しないかってことだ)

189伊織『クロックワーク・クルー』:2015/01/27(火) 23:25:10
>>187
『クロックワーク・クルー』の聴覚が水の音を察知。

(『水』を利用してくるつもりか)
(正面から2階に乗り込むのは危険過ぎるが、もし水浸しにするつもりならば1階も良くはない)

寝室の照明、照明スイッチ、コンセントの位置を簡単に確認すれば
『クロックワーク・クルー』を寝室へ呼び戻しながら、
寝室にならあるであろう日差しを遮るカーテンを、部屋の全ての窓にする。

190『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/01/27(火) 23:51:56
>>188(瀬良野)
プラグを差し込むと、断線したコードの先から火花が散った。

瀬良野はトイレに移動し、用具を物色。
ゴム袋とバケツを探すが・・・・ない。
学校などと異なり、トイレに掃除用具は置かれていないようだ。

>>189(伊織)
寝室の証明も扉のすぐ傍。
ツマミ式で強弱を変えられるものだ。
コンセントは入り口傍に一つ。
それ以上は、すぐには見つからない。

    シャ! シャシャ!

寝室に入ると、全てのカーテンを閉ざす。
中は真っ暗とはいかないが、かなり暗くなった。
スタンドが呼び戻され、寝室の扉を潜る。

191瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/01/28(水) 00:37:34
>>190
家庭内にある電気コンセントによる感電で重い症状が現れることは稀だが、皮膚の電気抵抗が低いと損傷が内臓に及ぶことが多くなる。
特に濡れた状態で電気に触れると、大体の損傷が体内に及んでしまう。


(随分と大人しい相手だ。水音で狙いを察したのか。ブレーカーを落とされたら堪ったもんじゃない)

(過激なアプローチを仕掛ける必要がある)

脱衣場に移動して酸性洗剤と塩素系洗剤を探す。
危険性の高いガスで相手を炙り出すのだ。
念のためにゴム手袋も探す。

192伊織『クロックワーク・クルー』:2015/01/28(水) 22:48:33
>>190
(それにしても、『水』、か)
(念の為、『あれ』を探しにいくか)

懐中電灯を床に置き、暗くなった寝室から早足で出る。
目指すは、玄関の靴箱。
目的は、『ゴム長靴』。

反対に、『クロックワーク・クルー』には寝室へ向かわせる。
『直径10cm』の『つまみ』を発現し、擦れ違う際に本体の腰に差させる。

『クロックワーク・クルー』には寝室で、ベッドやタンスなどを重ねさせて、
天井まで届くような足場を作らせようとする。多少不安定でもかまわない。

射程距離の関係でどちらかの行動を優先させなければならないならば、
本体の長靴探しを優先させる。
しかし、長靴探しも長時間かけるわけにもいかない。
見つからなければすぐに諦め、『クロックワーク・クルー』に足場作りをさせる。

もう、あまり猶予はない。

193『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/01/29(木) 00:52:54
>>191(瀬良野)
脱衣場に移動し、酸性と塩素系洗剤を探す──
戸棚の中に洗剤は発見するが、ここは『モデルルーム』のようなもの。
洗剤はどちらか一種類しか置かれていなかった。
(種類は自由に選んでよい)

ゴム手袋は、同じ場所で見つかった。
バケツもある。

と──その時。
              ガタン! ゴトン!

床下──それも真下から、何かをぶつけるような音。
水音にも負けず聞こえるとは、かなりの物音のようだ。

>>192(伊織)
伊織は懐中電灯を床に置き、寝室を出て玄関へ。
同時にスタンドは寝室に向かわせ、
すれ違う際に新たな『つまみ』を、伊織の腰に差しておく。

そして玄関と寝室──同時に行動する両者。

まず玄関だが、ゴム長靴は見つからない。
ここは『モデルルーム』のようなものだ。『品ぞろえ』は悪い。
靴箱には、革靴とスニーカーしかなかった。

そして『クロックワーク・クルー』は、ベッドや箪笥を積み上げはじめるが──

              ガタン! ゴトン!

派手な音を立てる割に、成果は芳しくはない。
自ら暗くした部屋の中、さらに本体と同時行動と言う条件が、
『クロックワーク・クルー』の精密性を著しく損なった。

適当に二つほど積み上げはしたものの・・・・
バランスという点では、お粗末すぎる出来だ。

194瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/01/29(木) 03:07:16
>>193
梯子でも使って天井を拳で破壊するつもりか。

(有るのは塩素系洗剤だけ。台所用洗剤は中性洗剤が多い。直接的なアプローチを選択させてもらうか)

『アメイジング・クラウン』に片足を上げさせて渾身の踵落としで床を破壊してもらう(破ス精:BCA)
それでも足りないなら跳躍して拳を振り落とす(破ス精:BCA)

「梯子であるならば、天井を突き壊せるはず。それをしないってことは物を積み上げたってこと」

「近接戦闘を躊躇わない程度の戦闘力があるスタンド使い?」

迎撃されると困るので即座に洗面所に撤退したい。

195伊織『クロックワーク・クルー』:2015/01/30(金) 02:12:18
>>192
(同時行動は、やはり難しいか)

長靴の入手を諦めれば、すぐさま伊織は寝室へと戻る。
『クロックワーク・クルー』には足場の手直しをさせる。
せめて、上った時にすぐ崩れないようにしなければならない。

そうしながらも、床に置いた懐中電灯を拾い上げながら、伊織は寝室の入り口から階段の方を注視。
また、聞き耳を立て、『クロックワーク・クルー』が立てる音以外の音、特に二階からの音に意識を向ける。

(音は、相手にも聞こえただろう)
(来るならば──来い)

196『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/01/31(土) 22:03:21
>>194(瀬良野)

 グアッ
     ──ドシュゥウ!
                    ガドォン!

渾身の『踵落とし』を、」床に叩きつける。
床材が大きく陥没し、内部の隙間が見えるほど破壊されるが、
床は何層かで構成されているらしく、これだけでは貫通しない。

そこで──もう一発!
                  ギャンッ

     ド ゴォォオオオン!
                     パラ パラパラ

陥没した部分に拳を浴びせると、一階までぶち抜く穴が開いた。
だが、一撃では拳一つ分の穴だけだ。
ラッシュでも浴びせなければ、人が通れるほどの穴にはならない。

──ここまで、敵の反応はなし。
想定では即座に洗面所に撤退するつもりだったが・・・・

>>195(伊織)
伊織が寝室に急ぎ戻り始めた時だ。

           ガドォン!

寝室頭上の天井が、激しく震えた。
二階から攻撃を受けている──?

さらに足を速めた伊織が寝室前に到達した瞬間、

     ド ゴォォオオオン!
                     パラ パラパラ

『クロックワーク・クルー』の頭上で、
天井が破れ、拳大の穴が開いた。
室内は暗く、見上げたスタンドの視覚では穴の向こうは見通せない。
天井の高さは──『3m』。

音に気を取られたため、足場の手直しは進んでいないが、
無理やりに使えば、天井までの足掛かりに出来るかもしれない。

197瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/01/31(土) 22:44:41
>>196
建築基準をきっちり守った床の突破は困難だったらしい。
洗濯機が置かれているのなら持ち上げて陥没した床に叩き落とす(破ス精:BCA)

(ここで撤退するのも良い。二階に居る有利を活かし続けるのが普通だ。だが、僕以外のスタンドを見てみたい!)

洗濯機が無い場合は蹴りの乱れ打ちを陥没した床に叩き込む(破ス精:BCA)

198伊織『クロックワーク・クルー』:2015/02/01(日) 23:27:21
>>196

(向こうが強引に来たか)

天井の穴の位置を確認。
足場は未だに不安定だが、何とか天井には届きそうだ。

(──行け、『クロックワーク・クルー』)

  ギャリン

『クロックワーク・クルー』が自身の腰の位置のつまみを逆回転に回せば、
さらなるパワーとスピードを得る事ができる。

得たスピードとパワーの勢いのままに足場を駆けのぼり、
天井へと思いきり右こぶしを撃ちつけようとする『クロックワーク・クルー』。

199『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/02/01(日) 23:55:55
>>197-198(瀬良野、伊織)

──グイィン
           ブ オア ッ !

脱衣所に置かれた洗濯機を持ち上げ、
穴の開いた床に叩き落とす2階の瀬良野。

      ──『ガリン!』
                  ドシュバッ!

腰の『つまみ』を『逆回転』させ、
『過負荷』による超起動を得た『クロックワーク』もまた、
一階の伊織の傍を飛び出し、
稲妻のように積まれた箪笥を駆け上り、天井に拳を突き上げる!


         ドッ  ゴォォオオオオン ! !

激震がモデルハウス全体を襲った。
瀬良野の目前で、叩きつけた洗濯機はぶっ飛び、
発射されたロケットのように、真上の天井に突き刺さった!

眼下の床には、テーブルほどもあろう大穴。
その下には、『スケルトン仕様』の人型スタンドが、
拳を突き上げた状態で、真下に迫っている。
丸見えになった一階は寝室のようだが、穴からは敵本体の姿は見えていない。

対する伊織は、本体はまだ寝室の前。
『クロックワーク』の視覚で、天井に開いた穴の傍に、
『王冠と金貨』の意匠を持つスタンド──
その背後に、本体であろう男が立っていることを見て取った。

互いのスタンドの距離は、高低差含めて『2m』。
瀬良野の位置はP18。
『クロックワーク』はQ19。穴の位置も同じだ。


『クロックワーク』スタンドと

200『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/02/02(月) 00:27:02
>>199
最後の一行は消し忘れ。

201瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/02/02(月) 00:29:43
>>199
放り落とした洗濯機を天井に突き上げるパワー。
真っ当に仕掛けては勝ち目など無いだろう。

「すっごおい! すっごいよ! それが、君のスタンド!」

「自分以外のスタンドを見るのは初めて。今、飛び降りるからねー!」

携帯を『アメイジング・クラウン』に投げ渡して、機械的な外見のスタンドに投げつける(破ス精:BCA)
『アメイジング・クラウン』を先行させつつ、一緒に階下の積み重ねられた足場を目掛けて飛び降りたい。

202伊織『クロックワーク・クルー』:2015/02/02(月) 00:47:30
>199

(さすがに当てることはできなかったか)
(しかし、この近い距離なら、もう一度『過負荷』で──)

一瞬の逡巡。

(いや、深追いはしない方が良いな)
(連続の『過負荷』は危険だ)

伊織が寝室の中に入り、扉を閉めて照明のスイッチの横に立つ。
ポケットからサングラスを出して、かけると
『クロックワーク・クルー』の視線を敵から逸らさぬままに、寝室の床へと下ろさせる。

203『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/02/02(月) 01:11:33
>>201(瀬良野)
よく見れば下の部屋は暗い。カーテンを閉じているようだ。

   ヒュッ パシ
           ──ド シュウ!

箪笥を重ねたらしい足場から飛び降りた
敵スタンドへ、『アメイジング・クラウン』が携帯を投げつける!

多少離れたとはいえ、距離は『4m』程度。
精密動作性には自信がある。この距離で外すことはない──

(まだ降りる準備段階)


>>202(伊織)
寝室の中に入る伊織。
扉傍で足を止め、ポケットのサングラスに手を伸ばしつつ、
『クロックワーク・クルー』を飛び降りさせた時、

「すっごおい! すっごいよ! それが、君のスタンド!」
「自分以外のスタンドを見るのは初めて。今、飛び降りるからねー!」

   ヒュッ パシ

階上から降る声。
同時に、スタンドが何かを投げて来た──

           ──ド シュウ!

──『携帯電話』だ!(スC)
飛び降りたとはいえ、距離は『4m』しかない。
携帯はまっしぐらに、『クロックワーク』の頭部に向かって来る!

204瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/02/02(月) 01:59:53
>>203
何処か、遥か上空に消えた洗濯機が天井を破壊してくれたお陰で、部屋を少しだけ伺えるって感じかな。
『アメイジング・クラウン』の拳の連打で、床の穴を拡大(破ス精:BCA)
階下に破片を飛び散らせたい。

部屋の様子を探って踏み台となる物を探そう。
ソファやベッドを見つけたら飛び降りる。
見つけられない場合は積み上げられた箪笥を足場に、一階へと飛び降りよう。

205伊織『クロックワーク・クルー』:2015/02/02(月) 23:56:26
>>203

「……」

瀬良野の言葉には反応を返さぬまま、ただ彼と彼のスタンドの動向を見る。
目を逸らさぬまま、左手でポケットの中のサングラスを掴んでかけようとする。

(一応、防ぐか)

投げつけられた携帯電話を防御しようと、右腕を掲げて頭部を守る。
頭部に当たらなければとりあえずはそれでいい。
携帯電話に注意を向ける時間はなるべく少なくしたい。

206『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/02/03(火) 00:16:14
>>204(瀬良野)
洗濯機は天井に突き刺さったままで、貫通はしていない。
現在の時刻は『昼頃』。
二階には普通に光が差し込んでいるので、その明かりだ。

敵スタンドを穴の下に捉え、両の拳を握る。

       バシッ!

的確な動作で、相手が投げた携帯を弾いたのを合図に──

 ズドドドドドドドドドッッ

    ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
      ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ────ッ!!

穴の周縁を削ぎ落とすように、ラッシュを見舞った!
無数の破片が叩き落とされ、敵スタンドへと向かっていく。
この数は、流石に避けられないだろう。

同時に──瀬良野は広げた穴の中に、
敵が積んだであろうベッド上の箪笥を改めて確認。
多少積み方が甘い気もするが、飛び降りれば十分に届く距離だ。

>>205(伊織)

       バシッ!

距離は近く、多少リスクはあったが、
携帯を投げ渡した時点で予想された攻撃だ。
『クロックワーク』の手は、難なく携帯を弾き飛ばした。

だが──それを皮切りに、敵はさらなる攻撃に出る!

 ズドドドドドドドドドッッ

    ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
      ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ────ッ!!

穴の周辺に残った天井に、拳の弾幕!
穴が広がると同時に、無数の瓦礫が『クロックワーク』に降ってきた!
かなりの重量に加えて、この数・・・・裁き切れるのか?

伊織自身はサングラスを取り出し、そっとかける。
暗い室内にあって、伊織の視界は塞がれたも同然となった。
(『クロックワ−ク』の視界は問題ない)

207伊織『クロックワーク・クルー』:2015/02/03(火) 00:33:17
>>206

(──ままならないな)

こちらのスタンドの真上の天井から連打音が聞こえれば、
『クロックワーク・クルー』を全力で走らせて本体の近くまで退かせる(目標地点はR6)。

ただし、『クロックワーク・クルー』は的に背中を向けてしまう事になるので
伊織がかけたサングラスを右手で軽く持ち上げながら、視界を確保。
敵と敵スタンドの行動に注意する。

208瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/02/03(火) 00:35:33
>>206
人型台風と言うべき強烈な暴力だ。
だが、あれだけの力を有している割には、手頃な物体を投げて天井を破壊したり、扉を引っ剥がして二階へ強襲する事はしてこなかった。

(スタンドだけ見えて本体がいないって不気味だな。反撃って反撃が無いのも…)

積み上げられた箪笥が不安定なので、天井からぶら下がって箪笥に降りる。
スタンドを先行させて出来れば箪笥を押さえさせたい(破ス精:BCA)

209『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/02/03(火) 00:57:26
>>207(伊織)
          ──ズギュ!

穴に背を向け、後退する『クロックワーク』。
回避は間に合わず、破片の幾つかはスタンドに命中するも、
どれも透過してしまう・・・・通常物質では、スタンドは傷つかない。

スタンドが部屋中央(R6)まで戻り、伊織の前方に立つ。
背後の扉は閉じられており、部屋の中は暗い。
サングラスを上げた伊織の視界の中で、

         バッッ 
              ドサッ

まずスタンドが、次いで本体の男が、
ベッドに積んだ箪笥の上に着地した。
安定が悪いのをカバーしてか、スタンドは先に箪笥を抑える周到さだ。
(位置はS3)

天井に頭がつくほどの高みから、
敵が伊織と、そのスタンドを見下ろすのがわかる──
スタンド同士の距離は、『2m』。



   ド ド ド ド   ド ド     ド ド  ド ド


>>208(瀬良野)
降り注ぐ瓦礫の雨を受けた敵スタンドは、
またしても反撃することなく、背を向け西方向へ逃げた。
瓦礫は命中したが、通常物質でスタンドは傷つかない。

         バッッ 
              ドサッ

それを追うように、飛び降りる瀬良野。
先行させたスタンドに箪笥を抑えさせ、問題なく着地できた。
ちょうど、頭が天井に届く高さだ。
足を延ばしすぎれば、ぶつけてしまうかもしれない。
位置はS3だ。

そして、睥睨する寝室の光景。
部屋はカーテンが閉め切られ、薄闇の中にある。
急に暗い部屋に入った為、目が多少慣れていないが、
西方向『2m』にスタンドが、その向こうの扉傍に人影を発見。
──おそらく、これがこれが『伊織』だろう。


   ド ド ド ド   ド ド     ド ド  ド ド

210伊織『クロックワーク・クルー』:2015/02/03(火) 01:27:17
>>209

「……」

敵本体と対面しても声は発さない。
『クロックワーク・クルー』を敵と伊織自身の間に移動させながら、様子をうかがう。

(少し攻防をしてみるか)

用心したまま、『クロックワーク・クルー』を少し敵に近づける。
伊織本体は自身の腰の『つまみ』を左手で握って、機会を待つ。

211瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/02/03(火) 01:37:21
>>209
攻撃される前に部屋の様子を確認しつつも、敵と逆の方向に箪笥の上で屈みつつ降りよう
スタンドで箪笥を支えて盾にしながら相手に語りかける。

「これ、わざわざ積み上げてたんだ。コツコツした作業が苦にならないって感じがスタンドに出てるよ」

一番上の箪笥を『アメイジング・クラウン』に持ち上げさせて敵本体に投げる(破ス精:BCA)

212『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/02/03(火) 23:36:18
>>210-211(伊織、瀬良野)

      ギュンッ

引き戻した『クロックワーク』を自身の前に立たせる伊織。
同時に、瀬良野は箪笥の西側に飛び降りた。

伊織は様子見に、スタンドを前方に進ませるが──その時だ。

「これ、わざわざ積み上げてたんだ。コツコツした作業が苦にならないって感じがスタンドに出てるよ」

瀬良野の声と同時に、
                 グォ オン!

『アメイジング・クラウン』が、積んだ箪笥を持ち上げた!
『クロックワーク』に匹敵するパワーの片鱗を見せつけた後、

       ブ  ォオオ ン ッ!

──そのまま、投げつける!
スタンドと伊織、双方を計算に入れた軌道だ。
至近距離故、逃れるのは難しいが、
伊織は慎重に相手を見ている──まだ対処する余裕はある。

213『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/02/03(火) 23:48:47
>>212
追記。
積まれた箪笥はベッドの上に一つのみだった。
並んだ二つの内、西側の一つが不自然なスペースとなっている。

214伊織『クロックワーク・クルー』:2015/02/04(水) 00:00:06
>>212

(プラン変更──ここが勝負どころだな)

敵スタンドが箪笥を持ち上げて、こちらに投げつけるのを確認。
随分大きなアクションだ。多少なりとも隙はあるだろう。
加えて、こちらは長い事暗闇に居て目が慣れているが、向こうは暗闇に入ったばかり。

(──仕留めるッ!)

      『ギャリンッ』

『クロックワーク・クルー』の右手と、伊織の左手がそれぞれの「つまみ」を逆回転させる。

『クロックワーク・クルー』は全力で疾走しながら敵本体に右拳を振るって撃破を狙う。
伊織は右手でサングラスを放りながら、投げられた箪笥を回避する。

余裕があれば、先程床においた懐中電灯の位置を確認しておきたい。

215瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/02/04(水) 00:21:38
>>212
ここまで消極的だと罠なんじゃないかと疑いたくなる。
変に余裕が有る相手に不気味な印象を抱く。

「おかしいな、全然有利な気がしない。余裕がある。奥の手を隠し持っているようだな」

(惜しいな。『時間遡行』で、天井に突き刺さった洗濯機を落としておけば…)

(あの機械的な外見のスタンド。近距離パワー型でありながら、本体とそれなりに別行動が出来るようだ)

ベッドを降りて床に絨毯でも敷かれていないだろうかと確認。
有るならスタンドと一緒にしゃがんで絨毯を引っ張る(破ス精:BCA)
絨毯が無ければ、財布から五百円玉を二つ取り出しスタンドに投げ渡して敵本体にゆっくり近寄る。
『アメイジング・クラウン』を射程距離の限界まで先行させたい。

216『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/02/04(水) 00:50:15
>>214(伊織)
投じられた箪笥に対し、
スタンドと伊織は『同時に行動』する──

『ギャリン!』『ギャリン!』
ともに腰に設置した『つまみ』を『逆回転』させ、
『エネルギー』を『オーバーロード』──身体能力を激しく向上させる!

だが──眼前に迫る箪笥に対し、伊織はミスを犯した。
横倒しになった箪笥の幅は『長大』で、
扉を閉じた部屋の一角では、『逃げ場がない』ということだ。
(不安定な積み方、天井に届かせる段組みから、横にして置いたと判定)

──まずは『クロックワーク』。
超高速を利し、一気に敵本体を狙おうと飛び出したが、
その前に巨大な障害として箪笥が迫っている。
これほど距離が近くては潜ることも出来ず、その用意もなかった。

              ヒ ュ

スタンドは再び『透過』で難を免れるが、
その背後に残された本体は、逃げ場所がない。
とっさに機転を利かせる『器用さ』も、スタンドの『同時使用』の弊害と、
『過負荷』による精密性の低下(D)によって、失われている──
サングラスを投げている場合では、まるでない。

精一杯、部屋の南端まで、獣のように逃げ込むも、


              バ ギャア ッ ッ !

逃げ遅れた伊織の右ふとももに、箪笥の一角が食らいついた。
激痛とともに、右脚が吹っ飛ばされる感覚。
いや、千切れてこそいないが、これは確実に・・・・『折れた』。

スタンドは状況に対応しきれず、
『透過』してからその場にとどまった状態。
敵スタンドとの距離は──『2m』。
その背後すぐに、ベッドから壁際に降り立った本体。
かろうじて、それだけは確認出来る。

>>215(瀬良野)
上記の状況を確認する瀬良野。
部屋の床はカーペットだが、それを引っ張るまでもなく、
敵の右足に箪笥は命中した。

スタンドと本体、どちらも唐突に『スピード』を上昇させたが、
『ギャリン』という音以外、暗くてよく見えず、理由はわからない。

本体が攻撃されたせいだろう、
そのスタンドは『アメイジング』から『2m』の場所で動きを止めている。
攻撃するには絶好の機会だが、射程距離は『ギリギリ』だ。

瀬良野は財布から、五百円玉二枚を取り出した。
(まだ渡していない)

217伊織『クロックワーク・クルー』:2015/02/04(水) 01:04:42
>>>216

「──ッ!」

(──痛い。安易な決着を望んだ報いか)

歯を食いしばって痛みに耐えるが、すぐに思考を切り替える。
やるべき事をやる。
望んだ結果を得る為には、それしかない。

    『ギャリン』

『クロックワーク・クルー』が左手で、再び腰のつまみを逆回転させる。
 オーバーロード
『 過 負 荷 』による、スピードとパワーで2m先にいる敵本体を、全力のパワーとスピードで右拳で殴ろうとする。

その間に、本体はサングラスを外しながら腰の『つまみ』を正方向に回し始める。
何とか、2回転。出来れば3回転までまわしたいところだ。>216

218瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/02/04(水) 01:31:12
>>216
突然、本体と機械的なスタンドの性能が跳ね上がった。
なぜ、本体までが飛躍的にスピードを上昇したのか。

(あれは、あのスタンドの能力。条件付きだが物体の機能を上昇させる能力だろうな。妙な金属音は条件に関わっているはずだ)

カーペットの上に敵本体が乗っているのならば、スタンドに引っ張らせて引き寄せる。
カーペットの上に敵本体が乗っていない場合は、部屋の出口側の窓に移動してカーテンを開ける。

(あれが何度も、何度も、出来たら敵いっこない。視覚を封じるしかあるまい。長い間、真っ暗闇にいたなら光で目が眩むはずだ)

219『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/02/04(水) 02:02:14
>>217(伊織)
激痛が脳髄を駆け上がり、立っていられない。
思わず壁によりかかり、ずるずると身を落とす伊織。
サングラスは、衝撃ですでに吹っ飛んでしまっていた。
壁と箪笥に挟まれた状態のまま、
かろうじて腰に手を伸ばす──『つまみ』を巻き始める。


        『ギリリ』(1回転)

同時に、『クロックワーク』を突っ込ませる伊織。
三度、『過負荷』を与えたスタンドにとって、
『2m』の距離は間合いの範囲だ。

何故か、敵スタンドは南の窓に向かって動いた。
風を巻き、唸りを上げた右の拳が、
敵スタンドの横を抜け、瀬良野の胸に迫る──これは、『当たる』!

>>218(瀬良野)
敵は片脚をへし折られ、力なく壁にもたれている。
ちょうど箪笥と壁に挟まれたような状態で、
腰はすっかり落ちている・・・・カーペットを引いて転倒するとは思えない。

瀬良野はプランB、窓際にスタンドを飛ばす。
ベッドを降りた位置から窓は若干距離があるが、
『2m』はない──スタンドが動けば、手は届く。

だが・・・・
瀬良野は、自分自身の認識を失念していた。

『あれが何度も、何度も、出来たら敵いっこない。』


           『ギャリン!』

再び響き渡る、能力の『発動音』。
今度は『見た』──腰だ。
スタンドの腰についた『つまみ』に、左手が伸びている。
凄まじい速さ(スB)に加速された右の拳が、
『3m』という距離を一瞬で埋め、瀬良野自身の胸へと突っ込んでくる!

スタンドを前にし、防御をしていれば、
劣勢ながらも何とかなったはずだが──スタンドは今、窓へと向かった。
カーテンの端を掴むも・・・・戻るのは『無理』だ。

直感する──『避けられない』。

220瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/02/04(水) 02:17:40
>>219
『時間遡行』を使って『0.1秒』前に呼び戻すのは論外。
『アメイジング・クラウン』の上を行く計り知れないパワー。
身体を捩って心臓に当たらないように、せめても心臓だけは守る。

「そうか、自らの強化か。何度でも、何度でも、本当に強化するとは…」

『アメイジング・クラウン』にカーテンを引っ張らせ、そのまま引き寄せる。
敵スタンドが視聴覚を共有しているなら光の目眩ましで、少しでも狙いがずれるはず。

221伊織『クロックワーク・クルー』:2015/02/04(水) 23:15:48
>>220

敵スタンドが窓へ向かったのは何の為だろうか。
カーテンを開ける為か、窓ガラスを飛ばす為か。

どちらにせよ、この距離ならばもはや関係ない。
何が起ころうとも、そのまま殴り抜くだけだ。

(この軌道、このスピードならば──当たる)

本体の行動は、ただ自分のつまみを正方向に回すだけ。
さほど集中力も必要ない。

残りの集中力、精神力は全て『クロックワーク・クルー』につぎ込む。
ただ、全力で敵を殴り飛ばす為に。

拳がヒットしたならば、追撃の準備のために、
即座に『クロックワーク・クルー』の左手を腰の『つまみ』に伸ばしたい。

222『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/02/04(水) 23:40:13
>>220>>221(瀬良野、伊織)

避けられない──
                グル ゥ !

そう直感した瀬良野は、
せめて体を回し、心臓への直撃を避けようとする。

      ドゴォ オ !

次の瞬間、瀬良野は背中から、部屋西の壁に叩きつけられた!
胸の中心に拳大の窪みが生じ、胸骨が砕け散るのがわかる。
その先端は肺を傷つけ、衝突で詰まった息に、大量の血を吹き込んだ。

             ──ゴボォ オ!

たまらず、迫り上げた血の塊を吐き出す──『重傷』だ。
それでも、命があっただけ『儲けた』と思えるほどに、
『クロックワーク』の一撃は重かった。

『アメイジング』は本体の動きに引き戻され、かろうじて解除を免れる。
掴んだカーテンはその勢いで開き、日差しが差し込むも、
すでに拳を放った『クロックワーク』の攻撃を妨害するには至らなかった。

            バチッ バチチッ


ただし──伊織もまた、『代償』を負う。
スタンドの右肘から火花が散り、煙が上がる。
透過構造の内部に見える『歯車』に破壊が生じている──
短時間に『過負荷』を繰り返した結果だ。
右腕が完全に停止し、動かせない・・・・指先の一本さえ。
当然、伊織の右腕も激痛とともに動かなくなった。

『つまみ』を巻いているのは左手なので、『巻き』は継続できるが、
果たして、どちらの方が『劣勢』だろうか?

         『ギリリ』『ギリリ』(二回転)


ともにダメージで動けず、経過する『数秒』──
伊織が『ねじ』を巻く音だけが、部屋に響く。
スタンド同士の距離は、『1m』。

現在位置:
伊織:V8
クロックワーク:R4
瀬良野:R1
アメイジング:R2

223伊織『クロックワーク・クルー』:2015/02/05(木) 01:47:56
>>222

右肘に走る激痛。
箪笥に挟まれた左足の大けがと相まって、
伊織はほぼ戦闘不能な状態になっていた。

「……がっ……はぁっ」

(右腕が完全に故障。左足も骨折)
(確かに満身創痍、だな)


(……だが、まだだ)
(計『三回転』で15秒か。充分だ)

自分に差し込んでいた『つまみ』から手を離す。
自身の身体に満ちる『生命エネルギー』を糧に、何とか箪笥と壁の間から脱出しようとする。

それと、同時に『クロックワーク・クルー』は、もう一度自身に『過負荷』を与える。
助走をつけながら右足でとび蹴りを敵スタンドへ繰り出す。
敵スタンドが受けるなら、それでよし。
避けるなら、この蹴りを勢いをそのままに敵本体へ炸裂させる算段だ。

224瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/02/05(木) 02:16:41
>>222
血に蒸せながら血溜まりでも出来そうな量の血を吹き出す。
鼻からも血を垂れ流して衣服が血濡れる。

「ガフッ、ゴボ、グブッ、グバァ!?」

肺に血が溜まって呼吸するのも儘ならない。
もう、もう、駄目なんじゃないかと思うが……『アメイジング・クラウン』の健在を知ると諦めを叩きのめした。
『アメイジング・クラウン』は自分だけの心の王冠。

(まだ、生きているぞ。僕の心だけは、僕以外には従えられない。屈しないぞ…)

あの機械仕掛けのスタンドは『つまみ』を回し、『活力』とでも呼ぶべき力を吹き込む。
しかし、所詮は無理矢理なものであって莫大な『負荷』が生じる。
『アメイジング・クラウン』を機械仕掛けのスタンドに接近させて最後のラッシュをする(破ス精:BCA)

225『時計仕掛け隊vs神秘の王冠』:2015/02/05(木) 23:56:09
>>223(伊織)
死んだ右腕、折れた右脚の痛みを我慢し、
伊織は『生命エネルギー』の補充を開始する。
戦いで失われた活力が甦り、今戦い始めたばかりのように心が満ちてくる。
痛みも一時的に消え去るかのようだ。

だが──折れた脚は、『エネルギー』で繋がるわけではない。
箪笥と壁の隙間から立ち上がる伊織だが、
依然、壁によりかからねば、身動きが取れぬ現実を知った。

そして──同時に、『クロックワーク』が敵へと向かう。

>>224(伊織、瀬良野)
破裂したポンプのように、血をまき散らす瀬良野。
致命傷ではないが、このまま長く持つ傷ではない。
すぐに手術を受ければ『五分』──でなければいずれ死ぬ傷だ。
まして今、敵は目前。
実質、この時点で瀬良野の敗北のようなものだ。

だが、傍に立ち戻ったスタンドの姿に、瀬良野は『光明』を見た。
絶望の闇に差し込んだ光条は、
残された瀬良野の意思全てを収束し、最後の瞬間へと導く。

         『ギャリン!』

またしても響く、『つまみ』の不協和音。
全身から煙を噴いて、『クロックワーク』が跳躍する。

        ドッ
            ギャ ア──── ァン !! 

スタンドを狙った『跳び蹴り』だ!

(瀬良野と『アメイジング』は同一線上にいない為、両方は『不可能』)

対する『アメイジング』は、ゆらりと拳を構え、
渾身の『ラッシュ』で、それを迎え撃つ──

        ドシュバババババ!!

蹴りとラッシュ、パワーとスピード。
『過負荷』による能力向上により、そのどちらも、
圧倒的に『クロックワーク・クルー』が上回っている。

が──
             ド ン !

力強い拳が、スタンドの腹にめり込んだ。
壁際の伊織が呻き、再び崩れ落ちる。

迎撃されたのは『クロックワーク』だ──
『跳び蹴り』を放った爪先は空を切り、『アメイジング』の拳がカウンターになった!


     ズドド ド ド ド ド ド ド 
           ド ド ド ド ド ド ド ! !

そして──
一撃一撃を確かめるかのような、全力のラッシュ。
『クロックーワーク』の『スケルトン・ボディ』が砕け散り、
無残な姿で宙を舞う・・・・

パワー、スピード、ともに敵を上回った『時計仕掛け』の『力』。
だが、その精密動作性は、
度重なる『過負荷』と本体の同時行動によって、著しく低下していたのだ。
そして、『精確さ』を失ったなら、パワーもスピードも『関係ない』。


       ドッ ゴォ オオオ──z______ ン !!!

半ば赤く染まった視界の中で、
瀬良野は確かな手応えを感じる──『勝利』のそれを。

226伊織『クロックワーク・クルー』:2015/02/06(金) 00:09:25
>>225

砕け散る『クロックワーク・クルー』。
自身の身体に帰ってくる、致命的なダメージを感じながら
伊織は決着を悟り、静かに目を閉じる。

(──我ながら、作戦や戦法に一貫性が無かったな)
(屋内戦の仕方どころか、自身の能力の理解さえ足りていなかった)


(結局過負荷に頼り過ぎた)
(ならば──このような結末になるのも必然)

「がッ……」

(このダメージでは、『次回』は無さそうだ)
(悔しい所だ……な)

   ズシャァッ

血まみれの身体を床に投げ出し、意識を失った。

227瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/02/06(金) 00:17:44
>>225
スタンドが支えるのは物理的なものだけではなかった。
本体が心挫けそうなときに寄り添い、独りぼっちではないのだと支えてくれる。

「あ、ありが、とう……『アメイジング・クラウン』」

「君は今だけじゃない過去の僕だって支えられる友達…」

眼鏡を発現して『コイン』を投じる。
床に降りた時点に『過去遡行』で『アメイジング・クラウン』を送り込み、落ちている携帯を拾って救急車を呼ぼう。

「ゲボォ! ウググッ…」

運が良ければ、助かるかもしれない。
初めては引き分けに近い負けだったが、悪いものではなかった。

228瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/02/09(月) 06:17:54
秋元さん、挑戦してよろしいでしょうか?
秋元さんの手持ちPCから好きなPCを選んで戦闘してもらえませんか。

229秋元:2015/02/09(月) 18:04:31
>>228
申し訳ありませんが現在、複数のバトルやミッションでタスクが詰まっている状況のため
辞退させていただきます。せっかくのお誘いすみません。

230瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/02/09(月) 18:10:59
>>229
稼働中でしたか。空気を読まずにすみません。
頑張ってください。

231音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2015/03/02(月) 22:41:48
『セルフバトル』を受けられるPL相手に対戦希望。

232音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2015/03/06(金) 21:01:01
募集age

233音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2015/03/10(火) 00:41:51
>>231-232
取り消し。

234伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/18(水) 01:08:27
もし、都合がよろしければで良いのだが、

是非、錏葉九郎『ザ・シグマ』を指名したい。

形式は『パラレル』『GM有り』で、お願いする。

235錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/03/18(水) 22:46:29
>>234
やろうか

236貝橋:2015/03/18(水) 23:22:53
>>234-235
よろしければGMお請けします。

237『伊織』VS『錏葉』:2015/03/19(木) 22:47:21
マップ:電気店
ttp://dl6.getuploader.com/g/goldenrectangle/15/denkiten.jpg
(方向はエレベータ側を北にした東西南北であらわす)

開始位置:
錏葉・・・3Fホームシアター売り場南
伊織・・・2Fサービスカウンター西

状況設定:
・互いの能力は知らない。
・戦場の配置はマップから読み取れる範囲で知っている。
・所持品は日用品の範囲ならOK。

>ALL
能力詳細、外見、(あれば)所持品の提示を。

238錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/03/20(金) 21:08:12
>>237
赤銅色のその身にまとう『陽炎』に触れた『スタンド』を『消す』能力。
第二の能力・『ワットエヴァー・ハプンド』は、何ものも撃ち徹す絶滅の火箭。

『ザ・シグマ』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:C 成長性:E

『ワットエヴァー・ハプンド』
破壊力:A〜B スピード:B 射程距離:E
持続力:E   精密動作性:E 成長性:なし

ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/15-16


外見:筋肉。炎プリントの黒Tにボロいジーンズ。裸足。
持ち物:なし。

239伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/22(日) 00:36:25
>>237
内部の『歯車機構』が透けて見える『スケルトンボディ』が特徴的な、人型のヴィジョン。
万物を『ねじまき式』にする能力。

『クロックワーク・クルー』
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(8メートル)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/563

外見:長髪、長身の女。革靴、赤いロングコート。
持ち物:ペンライト、スマートフォン、携帯型バッテリー、財布

240『伊織』VS『錏葉』:2015/03/22(日) 23:56:14
>>238(錏葉)
気付くと、錏葉はホームシアター売り場の南に立っていた。
タイル張りの床が一面に広がっているが、錏葉の眼前、
ホームシアター売り場だけは例外的に黒のカーペットが敷かれている。
ホームシアター売り場には大小さまざまなスピーカーが置かれているので、
そのスピーカーが落ちて壊れたりしないようにする為の措置だろうか……。

ともあれ、目的ははっきりしている。
今から此処で、『敵』である伊織を倒す。ただのそれだけだ。


>>239(伊織)
気付くと、伊織はサービスカウンターの西に佇んでいた。
サービスカウンターを背に、前方に電熱ストーブなどの暖房器具が立ち並んだ
売り場をはじめ、電球や蛍光灯の売り場が立ち並んでいる。
ただ、売り場の棚は南北に伸びている為、今の伊織の視点からは確認するのは難しい。

ともあれ、目的ははっきりしている。
今から此処で、『敵』である錏葉を倒す。ただのそれだけだ。

241錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/03/23(月) 20:59:26
>>240

・・・

南を見る。

「・・・ンン〜」

東を見る。
敵をさがすためだ。
見えないならぐるっと2階を一っ走りして(ス:B)索敵し、敵が居なければ北側階段から下に降りる。
走る途中で適当に、iPodとかの音楽プレイヤーをひとつ拝借しておこう。見本でも何でもいい。

242伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/24(火) 00:52:08
「……行く、か」

『クロックワーク・クルー』を発現。
直径5cmのつまみを左右の手から発現し、本体の右腰、スタンドの左腰に設置。

(階段が近いのは良いことか、はてさてな)

足音を気にしながら前進。蛍光灯売場へと歩いていく。
移動しながら周囲を見渡し、店内の照明の位置とコンセントの位置を確認。

蛍光灯売場につけば20W直管の蛍光灯を一本、手に取り包装紙を静かにはがしたい。
歯がした包装紙はポケットに入れておこう。

243『伊織』VS『錏葉』:2015/03/24(火) 01:41:03
>>241(錏葉)
南を見る。
通路があるばかり。左手にDVDレコーダーなどが置いてあるが、
それくらいだ。人はいない。

東を見る。
通路の向こうにオーディオプレイヤー類が陳列しているが、
やはりそれくらいで、人らしき姿はない。

       ・・・ シィィ ――z ン

つまり、誰もいない。
           。
       ドッ ハ ッ !

索敵の為に移動を開始した『ザ・シグマ』は、
まさしく『猛獣』の速度でフロア中を駆け巡る。
薄型テレビコーナーの横を高速で駆け、
サポートセンターとテレビ売り場の間を抜けて、

    パシッ

iPodを手に取った。
白いカラーリングのものだ。

   現在地:iPod売り場


>>242(伊織)
『クロックワーク・クルー』につまみを発現させ、
本体とスタンドの両方の腰に設置した。

    キョロ   キョロ

      スタ スタ

足音に気を付け、周囲を見渡しつつ移動していく……。
照明は三メートル間隔で設置されている。天井の高さも三メートルだ。
コンセントはぱっと見た限りでは分からない――――が、
お試しで使用できるタイプのものの近くを探せば見つかるかもしれない。

           ス
            ツ ・・・

蛍光灯売り場について、目的の蛍光灯を一本手に取り、包装紙を剥がした。
此処には明かりがついているものもいくつかあるので、隠れている部分を
探せばコンセントが見つかるかもしれない。

   現在地:蛍光灯売り場

244伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/24(火) 22:57:39
>>243

「……」

蛍光灯を『クロックワーク・クルー』に持たせると、
本体は80W の白熱電球を手に取り、包装紙を出来るだけ静かに剥ぐ。
蛍光灯売り場に身をひそめながら
階段とエレベータの降り場及びエスカレーター降り場の様子をうかがう。

『クロックワーク・クルー』は店の奥へとすすませ、調理器具売り場でクッキングヒーターを探す。

どちらも迅速さを犠牲にすることは構わないが、出来るだけ音をたてないように行動したい。

245錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/03/25(水) 20:33:07
>>243
予定通り、北側の階段に向かい、下階を目指す。

246『伊織』VS『錏葉』:2015/03/25(水) 23:11:49
>>244(伊織)
伊織は蛍光灯を『クロックワーク・クルー』に手渡し、
白熱電球を手に取って慎重に包装紙を剥がした。
どうしても音は出てしまう、が慎重なため聞こえるのはごくわずかだ。
と、

       タ  ヒタ ・・・

『足音』。
北側階段から、僅かにやわらかい足音が聞こえて来た。
普段であれば聞き逃していてもおかしくない、慎重に、
音を立てないように行動したからこそ聞こえたようなものだ。

現在地は『売り場の中』。
蛍光灯売り場は南北方向(縦)に二メートル弱の棚が四つ設置されていて、
伊織は現在一番右の棚とその隣の棚の間にいる。
その為、聞こえたのは音のみであり、相手の様子はうかがえない……。

所持品
『クロックワーク』:蛍光灯
伊織:白熱電球(左手)、包装紙二枚(右手)


>>245(錏葉)
    ト タタタタ――

 タッ  タン
         タ ヒタ ・・・

軽やかに駆け、下階に到着した。
……が、ここから見る限りでは、何もない。物音も聞こえない。
裸足故に極限まで殺されたわずかな足音が錏葉の耳に届く程度だ。

隠れているのか、ここにはいないのか……。

247錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/03/25(水) 23:19:20
>>246
「・・・」

上には居なかった。
上に居ないならここに居るだろう。ここにも居なかったら・・・

「(便所か?)」

まあいい。

「 LA Aッ!! 」

サービスカウンターまで助走をつける。サービスカウンターなら『カウンター』があるだろう。それを踏み台に、天井にジャンプ!
何でもいい。わずかでも、指でつまめる程度の出っ張りさえあれば『ザ・シグマ』はブラ下がることができる。
『上から見回して探す』。

248伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/26(木) 00:34:10
>>248
(聞こえる。足音か。裸足だな)

(存外、早かったな)
(──はっきり言って、準備不足もいい所だが、仕方ない)

音をたてないようにと、その場を動かないまま『クロックワーク・クルー』と
自身の視界を総動員して、コンセントの位置を探す。
コンセントそのものが見つけられなくても、
電源の入った器具の位置と、そこから伸びているコードを眼で追ってコンセントの位置を探る。

249『伊織』VS『錏葉』:2015/03/26(木) 01:06:02
>>247(錏葉)
  タ タ
       ダ ン ッ !

一蹴りで天井近くまで飛び上がる錏葉――『ザ・シグマ』。
天井にはプラ製の仕切りのようなものがあるが、これは錏葉の重量を支える強度はない。
必然的に、天井に設置されている照明を手掛かりにすることになる。

        ガッシイ!

天井には三メートル間隔で照明が設置されている。
掴むと同時に照明からミシリという音が聞こえ、指が火傷する感覚があるが……
『ほんの数瞬の間見渡す』行動には十分だ。

      ド  ド       ド

   スス・・・

そして『見えた』。
棚が高いせいで見づらいが、蛍光灯売り場の棚の間に
長身の女性がスタンドを伴って屈んでいるのが確認できた。
売り場は南北(縦)方向に二メートルの棚が四つ置いてあり、
長身の女性がいたのは一番東の棚とその隣の棚の間だ。
と、

            バギ ン!

そこで重量に負けて照明が破壊され、錏葉の身体が落下し始める。
向こうの方も、こちらの存在と――行動の結果に気付いただろう。


>>248(伊織)
      スッ

屈んで、スタンドの視界も総動員してコンセントの位置を探す。
が、四つの眼球から得られる視覚を精査するのは、
一般人の処理能力には難しい……視界は広がるが、探索の効率はむしろ落ちる。

が、それでも一応コードを辿って、コンセントを二つほど発見した。
いずれも陳列棚の下に隠れているようだ。と、

         「 LA Aッ!! 」

ちょうど、背後のあたりからだろうか。獣のような雄叫びが聞こえた。
何事か、と伊織が思う間もなく――――、

                           バギ ン!

天井のあたりから、何かがへし折れるような音が聞こえた。

250錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/03/26(木) 01:16:19
>>249

着地する。

「  LA   」

床を蹴り、

 「  A A A A A ッ !  」

『蛍光灯売り場の棚』。一番『こっち側』の棚だ。その裏に敵がいるのが見えた。
迫撃する。まずは、遮蔽物があるなら、遮蔽物ごとブチくらわす。(破スBB
『電機量販店の商品陳列棚』は、『助走を得た数十キロの猛獣の体当たり』に対してどれほど耐久性をもつだろうか? 答えはすぐにわかる。

251伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/26(木) 01:37:00
>>249
(視界の同時処理は、良くないな。だが、おおよそ把握した)

聞こえた叫び声。
そして、音。
後方、上方、天井。

(上方から発見された、と思った方が良さそうだなッ)
(くそっ、行動が早くて的確だ──)

(──ならば、混戦に持ち込むッ!)

今回は、物音をたてることに躊躇しない。迅速さを優先させる。
『クロックワーク・クルー』を音響メディアの棚の裏へ移動させる。
本体は右手に持った包装紙を捨て、右手で腰の『つまみ』を引き抜く。

発見したうちの、出来るだけ現在地から遠い方のコンセントの位置へと『つまみ』を差し込み、『電気エネルギー』を『過負荷』。
建物のブレーカーを落とし、照明を消す事を狙う。

252『伊織』VS『錏葉』:2015/03/26(木) 02:04:01
>>250(錏葉)
 ズ
     ドオ  ―――――z

着地し、床を蹴り、そして一番東側の棚に――『突撃』!

     ドバッシャアアア!!

直撃と同時に、陳列棚に乗っていた商品たちが吹っ飛ぶが……
流石に、棚自体が吹っ飛ぶほどではない。

   ギ ギギ  ギギィ

が、それでも陳列棚が無事でいられるわけでもない。
衝突部分がひしゃげた陳列棚が、ゆっくりと倒れはじめ、

       ブ  ヅン

『あたりが真っ暗になった』。

いや……それでもうっすらと明かりが感じられる。
といっても、すぐ目の前の物質の輪郭が何となく分かる程度だが。

『陽炎』が出ているのだ。どうやら右肩の皮膚が
衝突した時の衝撃で破壊されたのかもしれない。
(肩部損傷・・・三%)


>>251(伊織)
『クロックワーク・クルー』を音響メディア等売り場まで移動させつつ、
本体は『停電』を誘発させるべく、一メートル先の
コンセントに『つまみ』を差し込まんとする。

しかし、スタンドを移動させつつ、つまみをコンセントに差し込む、
という小さい対象を狙った行動は、少しばかり複雑すぎた。
若干行動が遅れ――――、

     ドバッシャアアア!!

突如、東側から『何か』が降りかかって来る。
降りかかったのは小さな電球等だった。それが飛び散ってぶつかったのだ。
それはつまり、この東側の棚の向こうに『敵』がいるということ。

   ギ ギギ  ギギィ

それだけでなく―――陳列棚が、ゆっくりと倒れて来る。
通路は狭いので、陳列棚が伊織を押し潰すことはない、が、
スタンドを遠くに飛ばしたこの状況で、敵の接近は危険だ――!

       ブ  ヅン

同時に、つまみを回した。
ブレーカーが落ち、辺りが暗闇に包まれる。
当然、それはこの行動を起こした伊織であっても同じだ。

(『クロックワーク・クルー』は現時点で蛍光灯売り場北)

253伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/26(木) 02:19:05
>>252

(敵はパワーもスピードも、それなりにあるようだな)
(私を囮にして挟撃、とも思ったが、危険か)

『つまみ』を引き抜いて、自分の右腰に差し直しながら
姿勢を低くして、『クロックワーク・クルー』の元へと駆ける。
ただ、転んでしては元も子もない。
棚から落ちてきた蛍光灯に足を取られないように注意はする。

『クロックワーク・クルー』は左手で『つまみ』に触れながらその場で待機。

254伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/26(木) 02:24:57
>>252

(敵はパワーもスピードも、それなりにあるようだな)
(私を囮にして挟撃、とも思ったが、危険か)

『つまみ』を引き抜いて、自分の右腰に差し直す。
その後、ポケットからペンライトを出して足元を照らし、
姿勢を低くして、『クロックワーク・クルー』の元へと速足で向かう。
ただ、転んでしては元も子もない。
棚から落ちてきた蛍光灯に足を取られないように注意はする。

255伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/26(木) 02:26:13
>>252

(敵はパワーもスピードも、それなりにあるようだな)
(私を囮にして挟撃、とも思ったが、危険か)

『つまみ』を引き抜いて、自分の右腰に差し直す。
その後、ポケットからペンライトを出して足元を照らし、
姿勢を低くして、『クロックワーク・クルー』の元へと速足で向かう。
ただ、転んでしては元も子もない。
棚から落ちてきた蛍光灯に足を取られないように注意はする。

『クロックワーク・クルー』は左手で『つまみ』に触れながらその場で待機。

256錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/03/26(木) 21:03:52
>>252
手応えらしい手応えも、悲鳴とかうめき声も聞こえない・・・視界もなくなった。
だが探すことがムダであるなら、直前の情報に基づいて行動すればよく、行動とは即ち攻撃に他ならない。
明かりをどうやって消したのかは不明ではあるが、それが今重要なことでは無いのだ。
目の前は棚で、棚の向こうには敵がいて、この棚は脆弱だということだけが問題だ。

   グッ

   「L  L  Lu uAAAAAAAAAッ!!!」

三度、咆哮とともに、『棚を連続してブン殴り』、向こうへ倒す/拉ぐ/圧し潰す。
棚と床ともう一つ向こうの棚との三面、どう狭まるかは知らないが、人間一人分の隙間よりも小さく押し潰せば人間が潰れる勘定だ。

257『伊織』VS『錏葉』:2015/03/26(木) 23:18:48
>>255(伊織)
ペンライトを取り出して足元を照らしつつ、
『クロックワーク・クルー』の元へ向かおうとする伊織。
と、

         「L  L  Lu uAAAAAAAAAッ!!!」

  ズ ズ ゥ ゥ ン ・ ・ ・ !

       ガシャン  ガラァン   ガシャッシャ!

それよりも先に敵が動いた!
棚が倒れる速度が増し、伊織が移動し始めた
ちょうどその瞬間に一気に倒れ込む。

   ギ  ギギ

身を低くしていた為に、伊織の被害は右肩がピリピリする程度だ。
すぐ隣にあった棚が、辛うじて伊織が
入り込むだけの隙間を確保していてくれたらしい。
そんなこともあったからか、移動はできたがまだ完全に合流するには至っていない。

   現在地:蛍光灯売り場内北部
        『クロックワーク』との距離『一メートル』


>>256(錏葉)
  ズ ズ ゥ ゥ ン ・ ・ ・ !

       ガシャン  ガラァン   ガシャッシャ!

棚に対してさらなる追撃を加えることで、倒すのを早めた錏葉。
商品が割れる音が聞こえたが、肉を潰したり骨が折れたり、
相手の悲鳴が聞こえるといったようなことは(今のところは)ない……。

そして棚の方だが、完璧に倒れてはいない。隣の棚に引っかかって
倒せていないようだ。殴った感じでは、これ以上はびくともしない。
その為、棚と床の間に人一人分くらいは入れそうな隙間ができているらしい。

そして、棚の殴打に使った両拳に『火傷の痛み』を感じる。
(両拳部損傷・・・二%)

   現在地:蛍光灯売り場東 中央部

258錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/03/27(金) 00:05:51
>>257
「ンン〜・・・」

「意外ニ固かッタ」「カ?」「ソシテ」「・・・居るノカナ」

探り探り、しかし出来るだけ早く『棚』の南側の端まで行って、
ついさっき倒してアレだが、『棚』を持ち上げてみる。どっかに引っ掛かったりしてなければ、持ち上げるくらいは出来るだろう。

259伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/27(金) 01:08:39
>>257
耳に入る咆哮。
さらに傾く商品棚。
姿勢を低くしていたおかげで損傷は軽微。

(もう一度力押し、か)
(随分と強引に来るが……なるほど、な)
(取りえずは、何も特殊な能力を使ってきてはいない)
(敵の優れている個所はパワー及びスピード)
(──あるいは直接戦闘で威力を発揮する『能力』)

速足のまま、『クロックワーク・クルー』と合流出来れば
そのままスタンドと共に、商品棚の北へ抜けたい。
いつまでも棚の間に居ては、危険だ。

260『伊織』VS『錏葉』:2015/03/27(金) 01:21:50
>>258(錏葉)
 タ ペタッ

右手を棚に触れつつ動けば、棚沿いに南まで行くのは容易だ。
すぐさま移動することが出来た。そして、棚を持ち上げてみる……。

      グググ

              ガシャッ  バリン

持ち上げたせいか、北の方から何かが割れる音が聞こえて来た。
さらに――

       ポウッ

棚の北側の床のあたりが明るくなっている――いや違う。
より正確に言うと……ペンライトを持った、長身の女がいる。
その傍らには、歯車仕掛けの人型スタンドも佇んでいる!
(よく見えているのは足元まで。そこから上は見づらい)

   現在地:蛍光灯売り場南


>>259(伊織)
身を低くした姿勢では、かなり窮屈なこともあってか移動速度はかなり遅い。
が、一メートルの距離くらいならば簡単に抜けられる。

              ガシャッ  バリン

流石に音を立てないようにとはいかず、何回か音を立ててしまったが――
なんとか、棚を抜けて『クロックワーク・クルー』と合流することができた。
と、

不意に、伊織は違和感に気付いた。
正確には、伊織と合流した『クロックワーク・クルー』が。
……陳列棚と床の間の空間が、いつの間にか広くなっている。
まるで、何者かが持ち上げているみたいに――――。

   現在地:蛍光灯売り場北

261伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/27(金) 02:16:37
>>260
姿勢を伸ばしてペンライトを消灯、回れ右をして商品棚の方を向く。
棚を投げ飛ばされても防げるようにと、『クロックワーク・クルー』から
直管の蛍光灯を受け取りながら、『クロックワーク・クルー』を本体前方に配置。

(……さて、どこに居るか)

目を凝らして、棚が持ち上がっている『原因』を探す。

262錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/03/29(日) 23:34:25
>>260
「よウ」

「カッコいイ『スタンド』ジャアねーカ」「トコロデ俺ハ錏葉九郎。『スタンド』ノ名ハ『ザ・シグマ』」
「テメーノ敵デ、『通り魔』ダ」

ぐっと力をいれて、持ち上げた『棚』を逆向きに倒す。つまり『敵』にかぶさらない方向にひっくり返すということだ。
そうしないと近寄るのに邪魔だからな。どっちみち、見た目の判断として棚とか何とかは『防御される』・・・。

「行クゼ」

263『伊織』VS『錏葉』:2015/03/29(日) 23:51:28
>>261(伊織)
姿勢を伸ばし、ペンライトを消しつつ陳列棚の方を向く。
それまで明かりの恩恵を受けていたせいか、周りは真っ暗に見えた。

           ズォ バ !

『クロックワーク・クルー』も前に出してみたが……やはり見づらい。と、

     「よウ」

     「カッコいイ『スタンド』ジャアねーカ」「トコロデ俺ハ錏葉九郎。『スタンド』ノ名ハ『ザ・シグマ』」
     「テメーノ敵デ、『通り魔』ダ」

振り向いた伊織の正面から『敵』の声が聞こえ、

            ズ
                 ド シャア !

伊織の東側から、轟音。棚が東側に倒れた音らしい。
そしてその音が聞こえるや否や、『通り魔』は一言宣言した。

「行クゼ」


>>262(錏葉)
        パ ッ

ペンライトの明かりが消える……また敵の姿が見えなくなるが、
僅かな身じろぎ程度の音しかしていない。その場にいるのだろう。
そして、

            ズ
                 ド シャア !

棚を東側に倒す。豪快な音がすぐそばから聞こえた。
その音を耳にしつつ、錏葉はこれから『被害者』となる相手に、シンプルな宣言をする――。

264錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/03/30(月) 00:05:14
>>263

「オオ ッ!!」

身を低く。重心を下げるのは『突撃』の安定性。姿勢を下げるのは『迎撃』の困難さを狙うためだ。

   ギャ ドッ!!

倒れた棚と倒れていない棚に挟まれた一本道。『ザ・シグマ』は特に何の躊躇も無く、ただ全速・全力をもって『迫撃』する。
『突っ込んで、ブチかまして、ブッ倒す』。猛然とシンプルに、低空からの体当たりだッ!!(破スBB)

265伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/30(月) 00:30:34
>>263
視認はしづらいが、『敵』のいる方向とおおよその位置は解る。

「……そうか。ならば、せいぜい足掻かせてもらう」

──ギャリンッ

『クロックワーク・クルー』が左腰に設置していたつまみを逆回転する。
『過負荷』状態となった『クロックワーク・クルー』が、
右腕で思いきり床を殴りぬき、床のタイルや瓦礫を『通り魔』へ向けて『ブッ放す』。

266『伊織』VS『錏葉』:2015/03/30(月) 00:50:57
>>264(錏葉)
低空からの『体当たり』をかまそうとする錏葉。

     バギン!

   ザグ! グ!

当然ながら、散らばった商品を踏んでしまい裸足の足裏の大半はズタズタになるが……、
それは『皮一枚』。
そして伊織の方はと言うと、

   「……そうか。ならば、せいぜい足掻かせてもらう」

       ド  バッ!!

暗闇からとんでもない轟音が発生し――

      ボス

        スカ カ ア ――――ッ
    、、 、 、 、、、
――そして通過した。
何の攻撃かは分からないが、少なくとも『通常物質』であることは間違いないようだ。

顔の上半分……それと後頭部、胸と背中などにも『火傷の痛み』を感じる。

(顔面上部、後頭部上部、胸、背中損傷・・・合計八%)
(現在合計・・・一三%)

   伊織との距離 ・・・ (推定)二メートル程度


>>265(伊織)
左腰につけた『つまみ』を逆回転させつつ、スタンドパワーを『過負荷』させた
『クロックワーク・クルー』の右腕で地面を『散弾』として放たせる。

       ビキ! ビシイ!

そのあまりのパワーに、『クロックワーク・クルー』のヴィジョンに一筋ヒビが走る。
が、

       ド  バッ!!

その圧倒的なパワーによって、
放たれた散弾は前方に突き進み――――

      ボス

        スカ カ ア ――――ッ

――しかし、手ごたえがない!
肉を叩き骨を砕くような音がなければ、相手の苦悶の声もない。
まるで何か薄っぺらいモノに穴でもあけたような気の抜けた音が聞こえるだけだ。

そして、この攻撃によって『ある事実』が見えた。
前方――『通り魔』がいると思しき方向。

         スォオオオ

そこにぼんやりとだが、『炭火程度の明るさ』の光があるのだ。
それによって、全体像がうっすらとだが確認できる。
『通り魔』の姿から、『皮一枚』削げ落ちた奥に見える、『甲冑』のスタンド。
そのスタンドから立ち上る『何か』が、うすぼんやりと発光しているのだ……!

267伊織『クロックワーク・クルー』:2015/03/30(月) 01:42:10
>>266
精度に不安は若干あったが、放った『瓦礫散弾』は『通り魔』に襲いかかり

(──バカなッ!)

──そして通過した。
距離を詰められている。

状況の整理。
『瓦礫は皮だけを破壊して、敵を通過した』
『本体の中から『甲冑のスタンド』が姿を見せている』
         つまり、『人間の皮をかぶったスタンド』



ならば、どこかに居るはずの『本体』を叩くか、
『スタンド』で攻撃をするしかない。
スタンド共に素早くバックステップを踏みながら、
本体は右手に持っていた物を放しながら
腰の『つまみ』を引き抜いて『通り魔』の顔面へ向けて投擲。
それが済めば、、とにかく回避か防御に専念する

268錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/03/30(月) 21:00:27
>>266
『轟音』と、全身に生じる『火傷の痛み』。何が起こったのか? 考えるまでもないことだ。
足掻くなんてとんでもない。

「『知っテルゼ』」「『散弾』ン」

『それが出来る』ということは、しかもこの床面でそれが出来るということは、純粋に敵は『パワー』で『ザ・シグマ』を『上回っている』ということ。

「 ハ ! ハ ハ 」 「 ハ ハ ハハハ ! 」

『見えていれば』突撃の勢いを削ぐ効果はあったかもしれないが、残念ながら視界は不良だ。
『だからこそ』、この状況による行動の遅延や停滞は一切発生しない・・・ダメージはあるが、行動自体は既に発動しているからだ。
そして幸い、『陽炎』は『炭火程度の灯り』にはなる。至近距離に在れば、形くらいは分かろう。つまり『横』か『上』に回避していない限り、必ずどこかで『見える』。
『見えた』ならば追跡もできる。推測される距離は、もはや『ザ・シグマ』にとって距離という意味をなさない間合いだ。
行動は一切止まらない。突撃し、迫撃し、攻撃する。行動は一切変わらないッ!

269『伊織』VS『錏葉』:2015/03/31(火) 00:48:24
>>267-268(伊織、錏葉)
追撃する錏葉に対し、伊織は『つまみ』を引き抜いて顔面に投擲しようと試みる。
『つまみ』はスタンド物質だ。小さいとはいえ、それが顔面に命中すれば……
当然ながら、錏葉の方にもダメージが入る。隙が出来るだろう。

ただし。

出来れば――の話だが。

       ド  ッ     ゴオ!!

『二メートル』という距離において、『猛獣』に対して
『つまみを引き抜き』『敵に狙いを定め』『腕を振り』『投げつける』という動作が、
圧倒的に『後れを取る』のは、明白だ……。さらに、『過負荷』の痛みもある。
伊織が『つまみ』を引き抜き、腕を振った時点で、
伊織よりも前に立っていた『クロックワーク・クルー』に錏葉の体当たりが命中する。

  メリ  メリメリ・・・

その右肩からは、『陽炎』が立ち上っていたが……
幸いにも、伊織が受けたのは左肩による突撃だった。
『その能力』の餌食になることはない。
尤も、

         ドッパアアアア  ―――z

その衝撃で伊織は数メートルも弾き飛ばされる。
辛うじて持っていた品物は手放さないでいられているが……
呼吸ができない。肋骨の二、三本は折れたかもしれない。

      スオオオオオオ

一方、錏葉の方も敵の詳しい位置は把握できていない。
『北方向に盛大にぶっ飛んだようだ』。
分かるのはそれくらいだ。
(まだ体勢自体は前かがみの低い姿勢)

         現在位置
         伊織 ・・・ 北階段南
         錏葉 ・・・ 蛍光灯売り場北
         (互いに敵の詳しい位置は把握できていない)

270錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/03/31(火) 01:03:29
>>269
「 L A Aッ!! 」

当たった。だが当たりは浅い・・・想定していたよりは浅い。
踏みとどまらず、接近戦を避け、距離を保っているのかどうか。

「(カンケーないがな)」

何度でも、何度でも何度でも何度でも『迫撃』する。
とりあえずダメージを与えているのは間違いないし、こっちのダメージは行動そのものに支障をきたすものではないからだ。

『北』。とりあえず、真っ直ぐ進路はそのまま、北めがけてさらに突っ走るッ!

271伊織『クロックワーク・クルー』:2015/04/01(水) 01:45:31
>>269

  (──速いッ!)

そう感じた時には、全てが『遅すぎた』。

「がッ……ハッ」

(息がっ、出来ん)

胸に痛みを覚えながら、数メートル弾き飛ばされる。
ただ、幸いにも手に持っていた物は手放さなかった模様。
右手にはつまみ、左手には80W白熱電球。

(もう一度、来るだろうなッ!)

痛む身体とスタンドを何とかサービスカウンターの方へ動かしながら、
白熱電球に『つまみ』を設置。
そして、『電気エネルギー』を『過負荷』。
発光するであろうタイミングに合わせて自身とスタンドの目を閉じ、
瞼の下で、発行が終わるのを確認すれば(おそらくは一瞬の間だろうが)、すぐに開く。

272『伊織』VS『錏葉』:2015/04/01(水) 02:47:58
>>270(錏葉)
低い姿勢のまま、速度を落とさずにタックルを敢行する錏葉。
敵がどこにいるのかは皆目見当がつかないが、
そう離れてはいまいと当たりをつけて突進――、

         カ    ッ

そう思って突き進んでいた瞬間、錏葉の『真下』から閃光が迸る。
どうやら敵は『倒れていた』らしい。
だが同時に、足に『手ごたえ』があった。倒れていた敵の腹を蹴っ飛ばしたといったところか。

しかし問題は、『至近距離』での『閃光』!
暗闇との落差もあり、錏葉の目が眩む――――、

    ボッ   ゴア   アア!

……それに意識が引かれていた刹那、
錏葉は階段脇に並べられていた陳列棚に頭から突っ込んだ。
ぶつかったのは散弾でスタンドが露出している部位であり皮膚損傷はなかった。
スタンドである為、(自分のパワーで破壊できる)通常物質との衝突によるダメージは
『ない』が、しかし『閃光』の後遺症が厳しい……暗闇で元々当てにならないが、
さらに輪をかけて『目が見えない』状態になっている。

     現在地:北階段南


>>271(伊織)
     「 L A Aッ!! 」

『通り魔』の雄叫びが聞こえてくる。
伊織は両手に『つまみ』と電球を構えたままどうにか移動しようと試みるが、
この極限状態で『移動』と『攻撃』を同時に行おうとするのは聊か無理があった。

何とか『つまみ』を電球に挿し込み、目を瞑って『過負荷』の『閃光筒』に備えていると――、

         カ    ッ

     ド  ゴオ

  メギ メギ  メギ

瞼越しに光を感じたのとほぼ同時に、腹部に強烈な衝撃が発生する。

                    グ ルン!
      ゴロ! ゴロ!
                 ドン!

意図せず蹴られた伊織の身体は、そのまま転がっていく。

    パラ・・・ パラ・・・

            ・  ・   ・  ツツー

頭の上に何かが降って来る感覚に加え、口から鉄臭い匂いを感じる。
今の一撃で内蔵が傷つけられたらしい。それも拙いが、それよりも……
……『目の前の存在』。
まさしく『目と鼻の先』ほどの距離に立つ『通り魔』が、目下最大の問題だろう。

     現在地:北階段南

273錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/04/02(木) 21:05:01
>>272
「ガッ・・・!」

叫びそうになるが、噛み殺す。目はしばらく・・・ダメだろう。
つまり『床を散弾にするほど強力な』敵を、視認できない。

「・・・ッハ」

これは、怖いぞ。

「  ハ・・・ハハ」

だが落ち着かなければならない。
問題は『見えないこと』だ。だったら嗅ぐか、聞くしかない。
踏んだか蹴ったか・・・とにかく足には当たった。感触は残る。そこそこの当たりだろう。
咳き込んだり、だとか
転がったり、だとか
立ち上がろうとしたり、だとか
『けして平坦とは言えないだろうこの床で、無音で行動は出来ない筈だ』・・・。
意外と落ち着いて『スタンド』で攻撃してきたら、ちょっとそれは分かりようが無い。せいぜい身を丸くして耐えるしか無い。亀のように防御を固める。
一発で胴を抜くほどのパワーを持っているのか・・・それは相手のみぞ知ることだ。
何にせよ『打撃の覚悟』は固める。一発凌げば、追撃を『陽炎』に触れさせるくらいの身ごなしは出来よう。
ともかく防御を固め、耳をそばだてる。瞼は固く閉じて、今は目玉を使わない。

274伊織『クロックワーク・クルー』:2015/04/02(木) 23:01:02
>>272
目前には、パワーとスピードを兼ね備えた恐るべき強敵──『ザ・シグマ』。

だが、こちらの『目くらまし』は効いた、はずだ。
効いてなかったら、もう成すすべはないので、効いている前提で行動するしかない。

そうであれば、『絶体絶命』かつ『千載一遇』。

痛みを懸命に噛み殺し、迅速に決断をする。
──否、迅速な決断を迫られている。

(ダメージは甚大。まともに動く為には、『ねじ巻き』が必要)
(しかも、何かが私に降りかかった。動いたら音が出るだろうな)
(行動は、『スタンド攻撃で殴り飛ばし、距離と時間を稼ぐ』で決定)
(そうなれば、仕方がないがもう一度、『過負荷』を使う他ない)

『クロックワーク・クルー』の左腰の『つまみ』を消し、
『クロックワーク・クルー』の右手に『つまみ』を発現させ、そのまま『クロックワーク・クルー』の右腰に刺す。


『クロックワーク・クルー』が右腰の『つまみ』に手をかけたまま、左手で全力で『ザ・シグマ』に殴りかかる。

   
   ──ギャリン

その拳が当たる瞬間、余裕がなければ直前に『つまみ』を逆回転。

 オーバーロード
『 過 負 荷 』状態の『クロックワーク・クルー』の攻撃を、何とか当てたいところだ。

275『伊織』VS『錏葉』:2015/04/02(木) 23:32:05
>>273-274(錏葉、伊織)
ダメージから立ち直った伊織は、『クロックワーク・クルー』を操作し、
『つまみ』を解除、再発現して右腰に挿し込む。そのまま――攻撃を敢行する。

対する錏葉の反応も早かった。
いち早く危険を察知し、両腕を動かして腹部から胸部にかけて防御を固める。
『過負荷』を用いない『クロックワーク・クルー』の速度はあくまで人間並み。
錏葉の方が幾許かの余裕を持って防御に成功し……直後。

       ――ギャリン

『クロックワーク・クルー』の拳が錏葉の腕に着弾した、その瞬間。

         ゴ   ガッ!!

錏葉の身体が、重機に並ぶほどの破壊力を一身に受けて二メートルほど後退する。
体勢は思い切り崩れたが……しかし倒れるほどではない。二本足で立てている。
ただし。

         ダラ・・・ ン

その右腕は完全に破壊されていた。
前腕が骨折しているだけでなく、威力で肩まで外れている。
これでは動かすことは難しいだろう。

    ビシ  ビシイ

ただし、伊織の方も無事では済まなかった。
使用部位を変えてはいるが、短時間での『連続使用』……『クロックワーク・クルー』の
右拳にヒビが入り、力を込めづらくなったのを感じる。

276伊織『クロックワーク・クルー』:2015/04/03(金) 00:03:39
>>275
(当たったか。だがこの状況では、追撃は無理だな)
(とにかく、体勢を立て直すッ!)

電球から『つまみ』を抜き、右腰に刺す。
そもそも位置はばれていると考え、音が出るのもかまわずに『つまみ』を正回転させる。
呼吸もしっかりとし、来るべきチャンスに備える。
指定するエネルギーは『生命エネルギー』。

『クロックワーク・クルー』は本隊の前方に立たせ、
『ザ・シグマ』の攻撃に備えて防御態勢を取らせる。

277錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/04/03(金) 00:24:29
>>275
「―――ッガ!」

「ハ」

突き抜ける衝撃、ブチ込まれた激痛にトびかけるが・・・
踏ん張った。踏ん張ることができる。まだいける。
『ザ・シグマ』は、健在だ。

ダメージは『動けないかどうか』。それだけの自己診断だ。動けないなら、その場で防御を固めるまで。
だが動けるなら。動けるならば、動く。『一瞬前』の『敵の位置』は、分かった。
見えぬまでも『攻撃された位置と角度、フッ飛ばされた方向』が分かっているからだ。

「ハ ハハハ ガ」「痛ェェ」「エぐ が ハハハハハハハハハはハ!!!」

        「『 ソ   コ か あア  ァ ァア  ア   』ハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

『骨が外れている』ということは、『一番外れにくいのが外れている』ということだ。
ダメージフィードバックを考慮しても、それはつまり『取れやすい』ということであって、


   ガ    ブヅン


腰を時計回りに半回転させる動きで、『左肩を前に、右肩を後ろに』上体を回す運動。『その際左手で右手首を掴んで、肩からぶっ千切る』。
そして右足をいっぱいに伸ばして左足から踏み込み。
『千切った右腕』をこん棒にして、右から左に(体をいっぱいに伸ばす+左腕の長さ+右腕の長さ)薙ぎ払うッ!!(破ス精BBC
攻撃を成功させたその瞬間の虚。体が動くのならば、それを即座に、ひっくり返す。

278『伊織』VS『錏葉』:2015/04/03(金) 01:04:16
>>276(伊織)
追撃は不可能と断じて、体勢を立て直す為に動く。
電球から『つまみ』を引き抜いて右腰に挿し込み、
それと同時に『クロックワーク・クルー』を防御姿勢にさせた途端――、

     「ハ ハハハ ガ」「痛ェェ」「エぐ が ハハハハハハハハハはハ!!!」

             「『 ソ   コ か あア  ァ ァア  ア   』ハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

   ガ    ブヅン
         、 、、 、、 、、
『通り魔』が、腕をもぎとった。
切断面はスタンドのようだが、しかし『陽炎』は出ていない。
そして、

       ガッ シイ  イイイイ  ン !!

一歩踏み込み、『ザ・シグマ』がもぎとった右腕を棍棒にして、薙ぎ払ってくる。
それを、『クロックワーク・クルー』が構えた左腕でしっかりと受け止める。
間一髪だった。スタンドに防御姿勢をとらせていなければ……今頃モロに食らっていた。
『過負荷』の反動が未だ残る左腕に、衝撃が走るが……動作には問題なさそうだ。
(まだ『つまみ』は巻き始めていない)


>>277(錏葉)
生まれる激痛に、哄笑をあげる錏葉。
そして――上回る激痛でそれを塗りつぶす。
敵の位置は分かっている。ならば反撃は容易だ。
最短動作で腕を引き千切り、薙ぎ払う。

発生する激痛は、およそ一般人であれば一生体験することのない痛みだ。
肩口に発生している火傷の痛みすら忘れてしまうほどに。
あまりの激痛に、光によってきかないはずの視界が明滅する錯覚すら覚える。

                     ガッ シイ  イイイイ  ン !!

――しかし、そんな攻撃も『受け止められた』。
どうやら攻撃直後に、抜け目なく防御姿勢に移行していたらしい。
ビリビリとした衝撃が、錏葉の左手に伝わって来る……。

279伊織『クロックワーク・クルー』:2015/04/03(金) 02:05:08
>>278
質問です。
こん棒にした右腕に皮膚はどれくらい残っているか、目で見て解ったでしょうか。

280『伊織』VS『錏葉』:2015/04/03(金) 02:10:00
>>279(伊織・回答)
>こん棒にした右腕に皮膚はどれくらい残っているか、目で見て解ったでしょうか。
伊織から見た範囲では、肩(先端部分)から『陽炎』が立ち上っているのが確認できた。
側面で受け止めた関係上、すぐさま『クロックワーク・クルー』に触れるような位置ではない。

281伊織『クロックワーク・クルー』:2015/04/04(土) 00:19:16
>>278
(流れを、変えねばならないか)

 ──ズザザッ

わざと音を立てながら身体を後方へ引きずる。
この行動には、それほど神経を集中させない。
あくまでも、これは目の見えないであろう『通り魔』の注意を引く為の行為。

(行けッ!『クロックワーク・クルー』──)

本命はその物音と同時に発せられる
『クロックワーク・クルー』による胴を狙った右足での回し蹴り。

但し、こちらが動き出すよりも先に『ザ・シグマ』が攻撃のそぶりを見せれば、
再び防御姿勢を取り、次のチャンスを待つ。

282錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/04/04(土) 13:52:56
>>278
体は動いた。
いつ何時、動かなくなるかはわからない。
一発食らって、視界を潰され、たった今は自分で自分の腕をもぎ取った・・・という、いつものことではあるが、相当のダメージだ。
力が抜けるか、気を喪うか、しかしそれは今この瞬間ではない。次の瞬間かもしれないだけだ。

「『防御』しテルか?」
「ダッタラよォォ〜」「『逃ゲタ方が』」

 「『良かッタカモなァぁ〜ッ!!』」

『ザ・シグマ』の腕を防御できるのは、『スタンド』だけだ。
そして『正確な方向は掴めた』。最大射程で『薙ぎ払った』理由はこれだ。『当たった先』にこそ、正しく『敵がいる』。
見て狙えない以上、視覚以外の感覚は総動員する。聴覚、嗅覚、そして触覚。

  ズ   ド ム!

間髪も入れるつもりはない。『当たったら、即座に』。行動を止める発想は無い。攻撃・攻撃・攻撃だ。
踏み込んだ左足、こんどはこちらが推進力だ。千切った腕は手放し、ただ『前進する』!


>何の攻撃かは分からないが、少なくとも『通常物質』であることは間違いないようだ。

>顔の上半分……それと後頭部、胸と背中などにも『火傷の痛み』を感じる。

>(顔面上部、後頭部上部、胸、背中損傷・・・合計八%)
>(現在合計・・・一三%)



 >(顔面上部、後頭部上部、胸、背中損傷・・・合計八%)


『ザ・シグマ』の顔は、既に決死圏。絶殺のゆらぎをはらむ赤銅の地獄。たった今、防がれた。『防御』を固めているのなら、
その『防御ごと突き抜ける』ッ!!

283『伊織』VS『錏葉』:2015/04/05(日) 00:43:08
>>281-282(伊織、錏葉)
『クロックワーク・クルー』が動く前に――錏葉が動く。
棍棒と化した腕を手放し、そして間髪入れずに踏み込み、軽く頭を逸らす動き。
典型的な『頭突き』の前兆だが……、目が見えていないはずの錏葉の頭突きは、
正確に防御した直後の『クロックワーク・クルー』を狙っている!
腕を引き千切っての『最大射程の薙ぎ』は、相手の居場所を確実に特定する為の動きだったのだ!

そしてこれは何よりも重要なことだが……錏葉の顔の上半分は、『皮が剥げている』。
内部のスタンドが露出し……そこから禍々しい『陽炎』が立ち上っているのだ。

       ゴオオオオオオオオ  オオオオオオ  オオオ    オオ

錏葉の頭突きが迫る……。
伊織からしてみればタイミングはシビアだが――錏葉の動作は微妙に『遅い』。

腕を無理矢理引き千切ったから、激痛の為に動作が若干鈍っているのか……
……それゆえか、あるいはすぐさま防御姿勢をとったからか、
伊織と『クロックワーク・クルー』には『一瞬』だけ行動する為の時間が残されている。

284錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/04/05(日) 22:49:56
>>283
特に問題はない。突き抜けるだけだ。

285伊織『クロックワーク・クルー』:2015/04/06(月) 00:10:29
>>283

「……仕方なし、だな」

迫るシグマを見据えれば、
『クロックワーク・クルー』の右手を右腰の『つまみ』へ伸ばさせながら前方へ突進させる。
間に合えば接触する前、そうでなくても接触後に何とか『つまみ』を逆回転させたい。

『過負荷』によるパワーとスピードで『クロックワーク・クルー』の全身をぶつけに行く。

「……パワーだけは、こちらの方が上回っている」
「ならば、それを使う他は、ないなッ」

『ザ・シグマ』を上回るパワーで、『通り魔』をフッ飛ばす事を狙う。(『過負荷時』パス精:ABD)

286『伊織』VS『錏葉』:2015/04/06(月) 00:34:15
>>284-285(錏葉、伊織)
依然問題なく、頭突きを敢行する錏葉。
対する伊織は――――

    ギャリンッ

『つまみ』を逆回転、つまり『過負荷』……!

   ビシ  ビシ ビシ

全身を軋ませながら、『クロックワーク・クルー』が『ザ・シグマ』を迎え撃つ。
スピードは同等、そしてパワーは『通り魔』を上回っている。
二つの影の距離が、急速に縮まっていき、そして――――、


…………一つの決着がついた。

 ド  ド     ドド   ド     ド

『勝因』は、やはりその『能力』にあった。

なにせ『スタンド対スタンド』のぶつかり合いにおいて、
――『ザ・シグマ』が敗北する道理はない。

         ドオオ ―― ン!

肉薄する『ザ・シグマ』に対し、伊織と『クロックワーク・クルー』に
残されていた時間は正真正銘『一瞬』だった。
その一瞬で、『クロックワーク・クルー』はつまみを巻いたわけだが……
当然、その分『クロックワーク・クルー』は出遅れる。
それでもパワーの上では『ザ・シグマ』を上回っていた訳だが、
『ザ・シグマ』の『陽炎』に、パワー差など関係ない。
接触した瞬間、『パワー比べ』をする間もなく……
『クロックワーク・クルー』の胸元が……心臓に至るまで、ごっそりと抉られる。
そして…………その『一歩奥』に倒れている、本体の伊織の胸元も、同様だ。

もしも、『クロックワーク・クルー』が『ザ・シグマ』に立ち向かおうとしなければ……
たとえば『ヴィジョンを解除する』などといった行動をとっていれば、
『一歩分』の差で錏葉の頭突きは伊織には届かず、反撃の為の『隙』になったことだろう。

    オオオ  オ   オオ  オ

――伊織の傷は正真正銘『致命傷』だ。
もはや、指一本動かすことすらままならない。
段々と、意識が薄れて行く――――。

錏葉の目にも、段々と光が戻って来た。

287伊織『クロックワーク・クルー』:2015/04/06(月) 00:43:50
>>286
(……成程、な)

    ルール
詳しい『法 則』は解らない。
とにかく、『ザ・シグマ』が露出している部分と接触した際に
『クロックワーク・クルー』は、跡形もなく『消された』。
『ザ・シグマ』とスタンドで近接戦闘をすることは、『悪手の中の悪手』だったらしい。

──もはや声を出す事も出来なかった。


(『ザ・シグマ』の能力が判明するまで、逃げに徹するべきだったか)
(……無念)

意識が消えるとともに、『スケルトンボディのマネキンの残骸』も消えていった。

288錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/04/06(月) 19:24:57
>>286

「 L A A A A A !!! 」

『何が起こったのか』は、知る必要はない。
『クロックワーク・クルー』の名も、その能力も。ただ『迫撃』成功の事実さえあれば良い。
そして意識は途切れず、光は戻り、足下には『敵』の骸がある。
これで良いのだ。

289モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/04/12(日) 23:56:58
GM付きパラレルバトルの対戦相手を募集します。

290モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/04/16(木) 01:02:39
age
対戦相手を引き続き募集します。

291瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』:2015/04/16(木) 01:08:34
>>290
「僕では駄目かな…?」

『過去遡行』より精密性を駆使する戦いをするつもりです。
よろしいでしょうか?

292モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/04/16(木) 01:11:17
>>291
対戦感謝します。
GMを募集してきます。
(本日はこれにて落ちます)

293モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/04/20(月) 22:33:39
瀬良野さんが事情によりバトル不能になったため(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1395590726/544)
瀬良野さんとのバトルを中止します。

改めまして、GM付きパラレルバトルの対戦相手募集を継続します。

294モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/04/22(水) 21:57:47
age
引き続き対戦相手を募集します。

295錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/04/22(水) 23:36:20
>>294
応戦希望。尚『対戦相手指名式』ということもある。

薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
甲三耀『ソナタ・アークティカ』
穴闇『ストラング・アウト』
烙『クライムウェイヴ』
日数要一郎『イル・ミオ・ノーメ・ネッスーノ』

の中から選択するのも良いんじゃあないか?
特に選択しないなら錏葉九郎『ザ・シグマ』で。

296モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/04/23(木) 00:05:52
>>295
対戦に感謝します。対戦相手は錏葉九郎『ザ・シグマ』でお願いします。
GMを募集してきます。(本日はこれにて落ちます)

297『モンド』 vs 『錏葉』:2015/04/26(日) 22:59:32
戦場;ボクシングジム
ttp://download1.getuploader.com/g/goldenrectangle/104/KGY_plan.jpg
ttp://kgyamato-gym.com/facilities.php
リングの一辺が『6m』とする。

開始位置:
モンド シャドースペース(地図左) 
錏葉 シャドースペース(地図右)

ルール:
・GMレス後は相手レスを確認してよい。
 それまでは確認禁止。
・その際、台詞には自由に対応してよい。
・どうしても見られたくない行動は『拍手』にて行うこと。

・所持品の持ち込みはなし。服装のみ。
・互いの能力は知っておらず、顔、名前のみ知っている。
・地図を暗記する程度に、状況を把握している。

・参加者は、能力詳細と服装を。

298モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/04/26(日) 23:07:09
>>297

「よーし、やるぜ」

服装:上下ともにジャージ。靴はスニーカー
スタンド詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/622-625

299錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/04/26(日) 23:59:36
>>297
赤銅色のその身にまとう『陽炎』に触れた『スタンド』を『消す』能力。
第二の能力・『ワットエヴァー・ハプンド』は、何ものも撃ち徹す絶滅の火箭。

『ザ・シグマ』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:C 成長性:E

『ワットエヴァー・ハプンド』
破壊力:A〜B スピード:B 射程距離:E
持続力:E   精密動作性:E 成長性:なし

ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/15-16

服装:赤シャツとジャージ。裸足。

300『モンド』 vs 『錏葉』:2015/04/27(月) 00:11:10
>>298(モンド)
モンドは、ボクシングジムにいる自分に気が付いた。

ここは縦横『7m』の正方形に近いスペースで、
西側は総鏡張りの壁。
南にはダンベルやTV、西にはシャワールームがある・・・・
ことを、モンドはよく知っている。

ボクサーたちの汗が香る、男たちの修練場。
始まるのは当然──『戦い』だ。

>>299(錏葉)
錏葉は、ボクシングジムにいる自分に気が付いた。

ここは縦横『10m』ばかりの正方形に近いスペースで、
北側には大きな鏡張りの壁。
南には無数に並ぶトレーニングマシーン、
東の壁際には、サンドバッグが三つ、釣り下がっている。
南西に見えるは、ロープで仕切られたリング。
その向こうにもジムが広がっていることを、錏場は知っている。

ファイターたちの血が滲む、拳闘の舞台。
始まるのは当然──『バトル』だ。

301モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/04/27(月) 00:15:27
>>300

「さあ、ケンカだぜ」

『サイドウォーク・スラム』を発現。
近くの『ウォーターバッグ』まで近づいていき、右手で握り締めて『重量吸収』する。

302錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/04/27(月) 19:54:40
>>300
ぐるっと見渡す。敵影は無い。
こそこそ隠れるという趣味も無いし、なにより誂え向きの舞台はそこにある。

   ズドバ! ギュ

「『ハ ッハハァ』」

敵は何だ? 敵はどこだ?
きっと『よく見えるところにいれば』寄ってくるヤツは寄ってくるしそうでないヤツは隠れるだろう。
『リング』へ。

 タ  ダンッ    ズ ダム!

調子は万全、三段跳びに近付いて、ロープリング(必要ならロープを足がかりに)を飛び越え、降り立つ!
錏葉九郎『ザ・シグマ』の入場だァーッ!!(脳内入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=DccEL_Kc-Fo(ありがとう(※あくまでセルフ演出です

303『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/01(金) 23:14:13
>>301(モンド)
南東の方向に近づき、柱の傍に吊り下げられた
『ウォーターバッグ』を掴むと、
『サイドウォーク・スラム』で重量を吸収していく。

    ズギュ! ズギュ!

東方向から物音が接近してくる。
忍ぶ様子がないその足音は、ステップを踏むように軽々と、


 タ  ダンッ    ズ ダム!

驚くべき跳躍力でロープを飛び越え、リング中央に降り立った。
幸い、この角度であれば、モンドはバッグの陰となる。
相手は気付いていないかもしれない。

    ズギュ! ズギュ!

『右手』に『40kg』まで吸収を終えた。


>>302(錏葉)
   ズドバ! ギュ

サンドバッグをからかった後、三段跳びでリングに向かう。
スタンドによる野獣的な跳躍で一気にロープを飛び越えると、
リング中央に降り立った――
脳内では解説と『入場曲』が派手に流れ出すが、
実際にはリングがギシギシと軋んだだけだ。

周囲を見回すが、敵の姿は一見しては見当たらない。
今の足音であれば、聞こえておかしくはないはずだが・・・・?

304錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/01(金) 23:23:43
>>303
「用意ガ」「出来タラデイイゾ」

リングロープ(東側のロープの真ん中へん)に背を預け、呼ばわる。

「『用意』ガ必要ッテこトガ分かルカラナ」
「ソレトモ」「追っかケテやっタホウがイイのカ?」「ハハハ」

305モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/01(金) 23:38:45
>>303

「(すげえジャンプ力の奴だ! どんなスタンド能力だ?)」

リング中央に降り立つ敵が見えた。
相手はこちらに気付いていないかもしれないが、ここから動いたら見つかるだろう。
そしてあんな速度を持つ敵が相手では、コソコソと準備をする時間はなさそうだ。

「ハードなケンカになりそうだぜ」

サンドバッグの後ろで自分の全身をタッチ、5秒使って自分自身を『ボクシングスタイル』に作り変える。

306『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/01(金) 23:57:00
>>304(錏葉)
敵の姿は見つからないが、臆することなく、
悠然と東側ロープに背中を預け、
ジム全体に聞こえるように、大声で呼びかけた。

反応は――今のところは、ない。

>>305(モンド)
「『用意』ガ必要ッテこトガ分かルカラナ」
「ソレトモ」「追っかケテやっタホウがイイのカ?」「ハハハ」

錏葉がリング上でうそぶくのが聞こえた。

    バ ! バ バババ!

全身に触れ、自身の重量バランスを調整。
『ボクシングスタイル』を完成させる。

307モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/02(土) 00:05:14
>>306

「(あの堂々とした態度…… 正面対決に自信アリって感じだな)」
「(オレの『サイドウォーク・スラム』で強化されるのは『殴り合い』だけ。
  だが、奴はロープを越えるほどの跳躍力があった。
  能力は知らんが、『足』も強化できる奴に『腕』だけじゃまさしく片手で殴りあうようなもんだ。
  仮に運よくパンチが当たって加重できたところで、人間を越えたパワーのある相手には50キロ程度じゃ決定打にはならんだろう)」

「(殴り合いで勝てそうなら、『インファイト』を仕掛けるつもりだったが……
  能力で劣る状態では、やはり小手先でもテクニックに頼るしかなさそうだぜ)」

ウォーターバッグの陰から柱に隠れるようにマップ上方向に移動し、『女性更衣室』の入り口を目指したい。

308錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/02(土) 00:11:26
>>306
じっと『東側』を観察。
観察だ。動くものを探す。観察だ。

309『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/02(土) 00:28:23
>>307(モンド)

  ―― ス パァ!

流れるような動きで、陰から北に向かうと、
女子更衣室の扉の前に移動した。

>>308(錏葉)
ロープに身を預けたまま、
後ろを振り向き、『東側』を観察する。
リング東には様々なトレーニングマシンが並んでいるが、
敵の気配はない。

310錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/02(土) 00:34:06
>>309
「おっと、フツーに考えたら回り込まれる筈は無かったな」

素に戻った。
注目すべきは西側だったかもしれないが、まあそれは別にそれでいい。
せっかくこういうお誂え向きの舞台があるのに上がってこないということは、それはよっぽど『準備に時間がかかる』のだろう。

「サテ」

待っててやってもイイけど、ラチが開きそうにもないのでラチを開ける。
再び移動開始。跳ねるように『ウォーターバッグ』前まで移動したい。
天井の高さと床、壁の材質(外面と、更衣室とかの壁)も確認。コンクリか、木か樹脂か、つまり
壊せそうかそうでないかだ。

311モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/02(土) 00:37:28
>>309

「やっぱ『ボクシングスタイル』だと動きにクセがあるな。すっころんだりしねぇようにしねーと」
「そして敵の跳躍力なら、あの位置からここまで来るのに十歩もいらないはずだが……」

左手で付近にある『ロッカー』の取っ手を掴んで重量吸収しつつ、右手で女子更衣室の扉を重量吸収しつつ開ける。
また、敵のいた方向から足音や跳ぶ音が聞こえてこないか注意する。

312『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/02(土) 00:50:52
>>310(錏葉)

     バッ ババッ!

さすがにしびれを切らし、リングを飛び出す錏葉。
床を跳ねるようにして、『ウォーターバッグ』へと向かう。

(次レスは不要)

>>311(モンド)
           ガチャリ

左右の手でロッカーと扉のノブを握り、扉を開ける。
女子更衣室とはいっても、至って無機質な部屋だ。
入って左すぐにロッカーがあり、
シャワー室の扉が北向きに開いているのが見て取れた。

と――その時だ。

     バッ ババッ!

南東の方向から、接近してくる物音。
敵が動き出している――
掴んでまだ『1秒』経過するかどうか、というところだが、
尋常でないスピードだ――どうする!?

313モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/02(土) 01:11:35
>>312

「ちっ、これが人間の足音だと? まるで動物のチーターが走ってるみたいだ!」

殴り合いに限ればこちらの速度も上がっているが、やはり向こうには『移動速度』がある。
開けた場所で戦えば、何もできずにやられてしまうだろう。
正面対決は自殺行為だ。

あの自信満々な態度、優れたスピード、凄まじい接近してくる物音からして
敵はおそらく『一直線』に進んできているだろう。

「まずは出方を伺ってみるか…… 『サイドウォーク・スラム』!」

『貸し出し用グローブ棚』を右手のナックルで殴打、底部を『10キロ加重』。破ス精BBC
重くしながら棚をマップ下方向に動かすことで、敵の進行を邪魔したい。
さすがに命中させるのは無理だろうし、木製の棚など障害物として効果的というわけでもないだろうが、
しないよりはマシといったところだ。

殴りながら、自分は女性更衣室の中、可能なら『シャワー室』内部まで身を滑り込ませる。

314『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/03(日) 22:54:08
>>313(モンド)
右手をドアから離し、『ナックル』を握りしめるモンド。

     ド ゴォオ!!

次の瞬間、『貸し出し用グローブ棚』の左サイドに、
右ストレートが叩き込む――
底部に『10kg』を与えたことで、
安定感を増した棚は綺麗に横に吹っ飛び、
南側のスペースへと、反対側の端を突き出した。
足音の接近から察するに、少なくとも『奇襲』にはなるはずだ。

全てはモンドの狙い通り――後は結果がついてくるかどうかだ。

ただし、モンドの目論見の一つ、
同時に更衣室に入る、はまだ果たせていない。
左側のロッカーを握りながら扉を開けた以上、
モンドの体は開けた扉の北側にあり、
『貸し出し用グローブ棚』を殴るには、
扉を一端、閉じる必要があった――だからだ!

         ズギュ!

左手の『ナックル』が、ロッカーから『5kg』吸収した。
ロッカーの『重量』は、それで全てのようだ。


>錏葉
『ウオーターバッグ』に向かって、跳ねていく――

     ド ゴォオ!!

その前途を遮るようにして、右側(北方向)から突き出される
巨大な壁――いや、木製の棚!(の裏側)

          ド ド  ド ド ド   ド ド ド

加速のついた『シグマ』に、止まるという選択肢は『ない』・・・・!

315モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/03(日) 23:20:06
>>314

「やべっ、入りたかったのに扉閉めちまった!」

些細なミスだが、チーター並みの速度を持つ相手に対し、この『一手の遅れ』は限りなく痛い。

「今から入り込んでも遅いじゃねえか! このまま背中を殴られるくらいなら……!」

左手のロッカーから手を離し(無重力なら運べるかもしれないが、『ボクシングスタイル』では手に持った物は邪魔だ)
殴って飛んでいく『貸し出し用グローブ棚』を、斜め後ろ(マップ左上方向)に立つように追いかける。

「あの堂々とした性格なら、木製の棚の壁なんぞで立ち止まったりはしないだろ!
 ブチ破るか? 踏み潰すか? 持ち上げるか?」

斜め後ろに立つのは、相手が「走る勢いのまま棚を吹き飛ばす(マップ左方向)」か
「棚が飛んできた方向にそのまま弾き返す(マップ上方向)」という行動を取ったときに、棚を喰らうことを防ぐためだ。
なんにせよ、相手が棚をどうにかして姿を表した瞬間、踏み込んでインファイトに持ち込み
『サイドウォーク・スラム』の右ナックルを叩き込むつもりで待ち構える。

「来やがれ! 叩き折ってやる!」

316錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/05(火) 18:26:01
>>314

「!」

 タ  ダン!

出現する『棚』!
それが意味するのは『壁と見紛うものを、これだけ一気に移動せしめるパワー』!
そして敵は正面ではなく、左右いずれかに潜んでいる可能性!

「(遠隔操作っぽい能力かもしれねーが、そのときゃその時だろ)」
「(そして『加速』は充分についているぜッ)」

 「『L  A A ッ』!!』

止まりはしない。
『ザ・シグマ』の武器は、この『身体能力』が直接変換される『機動力』!
二次元的な前後左右への速度も、そして『三次元的な上下への速度』もまた、『獣並』だッ!!
棚裏面――棚段毎に裏板を貼った安物なら棚板がそうだし、ツライチ構造でもネジ頭はある。たとえツルツルの平面であれ、『木』なら、指の力で食い込める。
わずかにでもとっかかりさえあれば、『ザ・シグマ』は己の体重を支えられるのだ。
『飛び上がり』、『棚裏面の出っ張り/裏面そのものを足がかりとしてさらに上へ』、『棚の天板に上がり』、そして索敵する。
棚の移動にかかる力も、裏面/直角方向からかかるスゴいパワーである程度は減殺、減速するだろう。
上から見れば視界も広い。見つけられなきゃ、そのまま向こう側に降りて探すだけだ。

317『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/07(木) 23:34:34
>>315(モンド)
南方向に殴り飛ばした棚を追い、
その斜め後ろ(北西方向)を意識して敵の出方を待つ。
棚の東側に次々とグローブが転がり落ち、
モンドの追い足を邪魔するが、それ以上に敵の反応が速かった。

かなり接近していたことはモンドも予期していたが、
棚が柱の向こうに半分も出ない内に、

    タ  ダン!
             「『L  A A ッ』!!』

棚を裏から殴るような音とともに、棚の進行が鈍る。
同時に――
                 グ   ラ  ・・・

棚が、西方向へと倒れてきた!
棚への攻撃を警戒し、重なる位置まで進まなかった為、
倒壊の下敷きになる恐れはないが、
棚の北半分(棚の長さは『2.5m』)は、柱に斜めにのしかかる形になる――
モンドはまだ柱の北側。通路が狭まり、視界が制限される!


>>316(錏葉)
唐突に突き出された木製の『壁』に対し、
速度を落とさぬまま、壁に『つま先蹴り』――
突き刺さったそれを足掛かりに、棚上の天板へと駆け上った!
天板と天井の間は『1m』。身を屈めたままなら問題ない。

だが――棚は『シグマ』の突進のパワーをもろに受けとめる結果となり、
それに耐えうるだけの重量は持ち合わせていなかったようだ。

                 グ   ラ  ・・・

天板に到達した時点で、棚は西側へと急激に傾き始めた。
また南へと突き出された棚を足場にしたことで、
『シグマ』にも若干の南への慣性がついている。

結果――自身の体が大きく『南西』へと泳ぐのを感じた。
バランスをとるので精一杯。索敵の余裕がないまま、
足場はみるみる、西側へ倒れていく――!

318錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/07(木) 23:39:14
>>317
舌打ち一つ。
だが、まあ、

「イイカ」

流れには逆らわない。足場には出来ているわけだ。
蹴り足は軽く、『西側』へ飛ぶ。足場があるから不安定ならば、足場を発射台にして空中で姿勢制御!
落ち着いて着地しつつ、索敵すれば良い。
どのみちこの行動での移動距離など、『ザ・シグマ』にとってはゼロ距離とほぼ同義だ。

319モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/07(木) 23:48:02
>>317

「うおっ、なんだ!? あの野郎、どんな姿勢で突っ込んだ!?」

棚が倒れ、視界が狭まる!
見えない状態! たとえ一秒でも、チーター並みの相手に作るには致命的すぎる隙!

「ちくしょう、邪魔だっ!」

視界が制限されるほどなら、棚とかなり距離は近いだろう。
倒れてきた棚を打ち上げるように『アッパーカット』。【パス精BBC】
完全に奥まで飛ばして、視界を開きたい。

320『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/08(金) 00:10:02
>>318(錏葉)
舌打ちするも、流れに逆らわず、棚を一蹴り。

       バ ッ ッ
               ガドォ!

右(北)から、棚を襲う衝撃を感じるが、
ほぼ同時に軽々と天井下を舞い、床に着地した。
左手(南側)すぐに長椅子がある。
北側には広いシャドースペース。そこに敵影はない――現時点では。

>>319(モンド)
「ちくしょう、邪魔だっ!」

怒号とともに『ナックル』を突き上げるモンド。

       バ ッ ッ
               ガドォ!

倒れ行く棚をブッ飛ばすと同時に、
黒い影が棚を超え、天井付近を西へと跳ぶのが見えた。
敵は棚を超えてきていたようだ・・・・!

    ガ! ガガン ガガン・・・・

突き上げられた棚は一瞬床から浮き、
東側に押し戻され、バランスを取り戻しつつ床に降り立った。
まだ前後に揺れているが、もう倒れる心配はなさそうだ。
柱との隙間も、十分に人が通れる――
ただし、そこにもう敵影はない。

321錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/08(金) 00:15:05
>>320

「はン」

大体右から衝撃が来たんなら、着地時点から右斜め後ろにはいるわけだ。そんな何秒もかかる動作ではないし。
敵がどう移動したとしても・・・敵の位置は、後方だろう。
振り返りながら、後ろ(東側)にステップ。移動しつつ索敵。
見えた影に接近し、迫撃する。
拳、肘鉄、頭突き、とにかく位置と距離に応じて最適の打撃を加えるだけだ。

322モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/08(金) 00:20:40
>>320

「今の影は!?
 アイツ、棚を飛び越えたっていうのか!」

「クソッ、相手はどこだ!?
 この位置に立ってるのはマズい! 危険だ、離れなければ!」

背中を向けてその場から離れ、今度こそ『女性更衣室』に入るためドアを開ける。

323『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/08(金) 00:45:25
>>321(錏葉)
           シュ! シタッ!

獣のように床を跳ね、東へと向かう『シグマ』。
右斜め後方――
すなわちウォーターバッグと柱の向こうを索敵しながら、
棚の傍まで移動した。

棚はなぜか倒れてはおらず、
更衣室の壁から『2m』ばかり突き出した状態で停止している。
柱と棚の間を北に見やると、床に散乱した無数のグローブ。

その先にも人の姿は見つからないが・・・・
右手の壁についた扉が、半ば開いたまま、わずかに揺れている。
いかにも、『今開けました』、という感じだ――

>>322(モンド)
            キ

閉めた扉に手を伸ばして開け、
女子更衣室に身を滑り込ませた。
直前、足音が南西方向から聞こえた気がした。
扉はまだ開けたまま、閉めていない。

324錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/08(金) 00:58:58
>>323
倒れていないのは、『倒れないように』誰かが力を加えたからだ。
つまりここに居た。
そして『扉の向こう』に行った・・・
『移動速度』で言うならば、『ザ・シグマ』と互角かそれ以上か。
あるいはそういう『能力』かもしれない。『移動させる』というような。
もっとも推測でしかないし、『ここで棚をどうにかした』なら間違いなく近距離で力を発揮するタイプ。
『罠』の可能性は無論あるが・・・

「行クけドね」

『今開けました』って感じの『扉』の向こうへ全速力で移動、扉はハネとばすなりケリあけるなり何なりする。
『閉めようとした』ならば『ブチかませる』ように。そうでなくとも派手が一番だ。

325モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/08(金) 18:06:55
>>323

「……見られたな」

敵は先ほどからチーター並みのパワーとスピードによる突撃を延々と繰り返している。
豪快な性格のようだ。
先ほどの南西方向からの足音。この扉を開けた音も、開いていることも見られてしまったはずだ。
そして次の敵の一手は、扉に対する一直線の突進である可能性が高いだろう。

「本当はこの中でまだやりたいことがあったが、もう『遅い』」
「同じ行動の繰り返しになっちまうが……」

あれほどの速度を持つ相手と互角に戦うには、『速度』が死ぬ場所……
つまり、『曲がり角』や『部屋の入り口』で不意にぶちかますしかない。
そして、この狭い扉周辺なら、棚のように『飛び越える』ことは無理だ。

「足で負けてるってんなら、足を止めれば互角にケンカできるはずだ!」

女性更衣室の南(マップ下方向)に下がって身を隠し、やや姿勢を下げ
扉が壊された場合に跳ね飛んでくる直撃を受けないようにしつつ(開いてるので壊したりしないかもしれないが)
更衣室内部に敵が飛び出した瞬間、右手で殴れるように待ち構える。

「二度目の正直! 来い、叩き追ってやる!」

326『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/08(金) 23:18:53
>>325(モンド)
敵に悟られたことを確信し、
更衣室南側へと身を潜めるモンド。
幅『1m』ばかりの通路に近い場所は、
南で突き当たる『行き止まり』だ。家具の類もない。

身を屈め、扉から現れた敵に奇襲を仕掛けるべく、
一歩離れた位置で敵の動向を探る――

        ドッゴ ォ ォ!!

次の瞬間、扉が乱暴に打ち破られた。
激しい音を伴い、床に叩きつけられた扉を踏み、
悠然と錏葉が姿を現す・・・・

このタイミングこそモンドの狙い、
奇襲の好機だったが・・・・現実には『不可能』だ。
扉を倒すという『攻撃』をしながら侵入する相手の方が、
それを待ってから対応するモンドより『索敵』は早い。
障害物があれば違っただろうが・・・・
何もないこの部屋では、入った時点で大柄な男に気づかぬわけがない。

      ギ  ロ

構えを取るモンドを、その視界に捉える錏葉。
スタンドを発現していないが、その怪力や速度は明らかに『異常』だ・・・・!
両者の距離――『1m』。

>>324(錏葉)

 シュ
        ドッゴ ォ ォ!!

扉の前に移動し、扉を跳ね飛ばしながら侵入する。
木製のそれは蝶番を破壊されながら床に倒れ、
激しい音とわずかな埃を巻き上げた――
間髪入れず、それを踏み越えて、室内へ一歩。

      ギ  ロ

入ってすぐの右手、壁際に、
『刺青』を入れた大柄な白人の姿を見つけた。
男の両拳には『ナックル』が嵌り、身を低くこそしているが、
見事な『ファイテイングポーズ』を取っている。

距離は『1m』――すでに間合いの中だ!

327モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/08(金) 23:23:14
>>326

「クソッ、やるしかねえ!」

奇襲は不可能だった。
この異常な敵に正面対決で敵うかはわからないが
この狭いフィールドの至近距離でいまさら策を練ることは不可能だ。

「『サイドウォーク・スラム』! ぶるあああ!」

一直線に右手でパンチを放ち、当たった瞬間『重量付加』する。パス精BBC

328錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/08(金) 23:52:35
>>326
「居タなァ」

「ハハ!」

見れば見事な『構え』。たんなる『ケンカ殺法』とは違う、何らかの武術の『構え』。

「俺ハ錏葉九郎」「『スタンド』ノ名は『ザ・シグマ』」
「『スタンドを消ス』能力」「気を付ケロ」「『スタンド使イ』―――!!」

相手の『構え』に、姿勢を低く、四足獣のごとき『獣の構え』・・・の『前に』、

    バヒュッ

『握っておいた(砂でも革片でも)』『サンドバッグの中身』(>>302メール欄。サンドバッグを貫いて(ズドバ)、握り込んで(ギュ)おいた)を
『敵』の『顔』に投げつける!!
防御するなら手は塞がる。無視しても視界は塞がる。
次の瞬間の『迫撃』をより確実に叩き込む為に。

329『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/09(土) 00:14:29
>>327-328(モンド、錏葉)
モンドの奇襲は失敗に終わったが、
敵の先手を打ち、間合いに入れた利点はある。

       ギャンッ!

右の『ナックル』を、敵の腹部に繰り出すモンド。
同時に錏葉はあらかじめ握っておいたサンドバッグの中身――
一握の砂をモンドの顔面に叩きつける!

  バシィ イ!
            ドゴォ オ!

この至近距離――両者の攻撃は、ともに命中した。

砂に激しく目を叩かれたモンドは、一瞬で視力を失う。
だが、その拳は錏葉の腹部に確実にめり込んだ。

         ベキ! ベギン!

間髪入れず、『重量』を付与する――!
(『何kg』?)

330モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/09(土) 00:31:24
>>329

与えるのは、右手の全重量の『30キロ』だ。

「グッ、目が!」

目がやられた。見えない状態では圧倒的に不利だ。
だが、目を洗えそうな『シャワー』は隣の部屋。
目が潰れて1メートルの距離に敵がいる状態で、退くことは不可能だ。
それにあの怪力と至近距離で砂をぶつけられたのなら、目はもう修復不能なほど潰れているかもしれない。

「クソッ、見えない状態での格闘戦なんて愚の骨頂だっていうのに、結局こうなっちまうのか!」

左手で敵の見えない腹部にパンチを繰り出す。パス精BBC
当たったら先ほどロッカーから取り出した全重量を付加する。

異常な身体能力を持つ敵が、30キロ程度の付加と、怪力の一撃を腹に受けた程度ではほとんど能力が落ちないであろうことを考えれば
視覚のないまま格闘戦に持ち込むのは明らかに無謀だが、ここまで徹底的に追い詰められては防御や回避といった仕切りなおしはもう無理だ。
無様でもあがくしかない。

331錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/09(土) 00:33:20
>>329
「ふ ッグ」

「ハ   ッ ハ ハハ!!」

『全速』!
『腹を打った敵の腕』を全速力で『掴み』(両手で)、指を食い込ませるだけ食い込ませて固定、
『しゃがみ』、引倒しながら『ねじる』! 自分で『尻餅』つくようなかんじだ。
そして自身も回りつつ、『相手側に伸びた足』を使う。肩越しに、背中側、後頭部から打ち付ける足の甲。そして喉元をくい、と上げるもう片方の爪先。
『腕を拉ぎながら顎を床に叩き付ける』! 腕と『尻餅』しつつ体ごと回るのはシンプルな動きだが足はそこそこ精密作業。
腹を打たれて直後というのは微妙なところかもしれないが、『引きずり倒す』ような『戦法』は・・・たぶん、この敵の『戦法』には存在しないシチュエーションだ。
少なくとも・・・顎への打撃と脳の震盪は別としても・・・『腕一本はまず貰う』。

332『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/09(土) 00:53:04
>>330(モンド)
砂は強烈に叩き込まれ、顔面に激痛が走っているが、
かろうじて目は瞑れている。
『目潰し』ではあるが、本当の意味で潰されたわけではない。

        ブンッ!

先刻のイメージを頼りに、左の拳を突き出す。

                ビシィ!

――当たった。
敵はまだ、そこにいる・・・・さらなる『重量』を追加した。
これで左右の『ナックル』の『重量』はゼロだ。


>>331(錏葉)
敵の『ナックル』の一撃は、ハンマーで殴るほどの威力。
肋骨がへし折れ、激痛に顔がゆがむ。
単純な打撃ゆえ、『皮膚』も剥けていない。

その右手を掴もうと手を伸ばすが、
ダメージによる激痛・・・・そして全身にのしかかるような謎の『重さ』が、
反撃のスピードを鈍らせた。
掴むより先に右手は引かれ、代わって左の拳が繰り出される!

                ビシィ!

右わき下にめり込む『ナックル』。
威力は、なぜか右に比べ『弱い』・・・・『人並みの拳』だが、
それでも息が漏れ、ゲロが喉までこみ上げるのを感じた。

そして、さらに『重く』なる体――
まるで女性を背負っているかのようだ。
『シグマ』でなければ、走ることも困難に違いない。
いや・・・・もはや本来のスピードは出せそうにない!

           グ  グラ

さすがにたたらを踏み、モンドから一歩退く・・・・

333モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/09(土) 01:04:30
>>332
質問。
『ボクシングスタイル』中は、「何からも重量を奪わず、『パワー:B』を発揮できる。」はずだが
それでも、左手は『人並みの拳』の威力だった?(敵を見えないままでたらめに殴ったことで、攻撃のパワーが減じられた?)

334『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/09(土) 01:09:32
>>333(モンド)
失礼。こちらの誤審だった。
威力を『B』として、錏葉へのレスを訂正する。


>>331(錏葉)
敵の『ナックル』の一撃は、ハンマーで殴るほどの威力。
肋骨がへし折れ、激痛に顔がゆがむ。
単純な打撃ゆえ、『皮膚』も剥けていない。

その右手を掴もうと手を伸ばすが、
ダメージによる激痛・・・・そして全身にのしかかるような謎の『重さ』が、
反撃のスピードを鈍らせた。
掴むより先に右手は引かれ、代わって左の拳が繰り出される!

                ビシィ!

右わき下にめり込む『ナックル』。
さらに肋骨がへし折れ、息が詰まる。
脳裏に火花が散るほどの激痛と、吐けるはずのないゲロがこみ上げるのを感じた。

そして、さらに『重く』なる体――
まるで女性を背負っているかのようだ。
『シグマ』でなければ、走ることも困難に違いない。
いや・・・・もはや本来のスピードは出せそうにない。
厳然たる『重症』――だ!

           グ  グラ

たたらを踏み、モンドから一歩退く・・・・
間違いない。やはり体が『重い』。

335錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/09(土) 01:10:48
>>332
逆らいはしない。『フィードバック』があるかどうか・・・血反吐は吐いたことがあるが。
可能ならば吐き気は堪えず、盛大に、ただし意図的に口はすぼめて『敵』にブッかけるッ!

要するにこの『打撃』が敵の『能力』。『重さ』を叩き込む『能力』だ。
人を背負うのは簡単だ。だが『体そのもの』が重みを『増した』・・・当然、スピードは落ちる。

「ハ  ッハハ ハハハ ハ ハ  ハ ハ!」

『怖い』。
『食らい続けたとしたら』、どうなってしまうんだ? 動けなくなって潰れてしまう――ありそうだ。おそろしい。
しかも既に食らってしまったから、(脇腹の痛みもあるし)普通に躱したりだとかは『出来ない』。こわい。
追いつめたのではなく、追いつめられているのは『ザ・シグマ』のほうなのだ。

「  ハ ハ ハ ハ ハ ハ は!!  」

『恐怖』だ。
一歩退いたのは――ダメージもあるがこの『恐怖』に他ならない。だが、しかし、ならばこそ、
『克服するに値する』ッ!!

(質問)
(現在のスピードは『C』? )
(『敵』が『ボクサー』という推察は可能?)

336『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/09(土) 01:13:59
>>335(錏葉)

>>334の訂正を受けて、レス訂正があれば受け付ける。

>現在のスピードは『C』?
YES。

>『敵』が『ボクサー』という推察は可能?
十分、可能。

337モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/09(土) 01:30:12
>>334

「(当たった!?)」

手ごたえがあった。相手はそこにいる!
更に踏み込んで、追撃を加えたくなるが……
今の一撃は、密着していたからこそ上手く当たったのだ。
いくら非常に狭いフィールドとはいえ、あれほどの身体能力を持つ敵スタンドだ。
数十キロ程度の加重なら、『ボクシングスタイル』でもでたらめな一撃なら対応可能だろう。
目が見えないまま格闘戦が継続したら、勝ち目はない。

「(『仕切りなおし』のチャンスはここしかねえ!
  見えない状態での格闘戦は愚の骨頂だぜっ!)」

左手を前に突き出して密着を避けつつ、フットワークで南(マップ下)方向にバックステップして距離をとり、
右手で目にかかった砂をぬぐうようにして、視力を回復したい。
(目が打撃を受けただけで、そのまま開けそうなら、ぬぐわず普通に開く)

338錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/11(月) 23:20:54
>>336
感謝。
そして訂正は何一つ全くありません。

339『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/13(水) 23:13:26
>>335>>338(錏葉)
敵の能力を体で理解する。
『重さ』――『殴る』ことで付与するだろうことは、ほぼ疑いない。

恐怖のために笑い出す錏葉。
いや、それは恐怖の為ではなく・・・・?

その間に、目前のモンドは滑らかなフットワークで、
南へと後退した。
南北に長い廊下の突き当りは行き止まりだ。
背後に壁を背負ったまま、右手で目をこすり始める――
互いの距離は『3m』。

>>337(モンド)

     シュルッ シルルルッ

それ以上の追撃をせず、モンドは南へと後退する。
目が見えずとも、流れるようなフットワークは健在だ。
とはいえ、足元に不安があれば、かえってこの足捌きは危険を生む。

               ド

すぐに背中が壁に触れた。
地図を思い出す。突き当りは行き止まりだった。

懸命に右手で目をぬぐうモンド。
激痛が走るが、そうも言っていられない。
何度か瞬きすると、光が急速に蘇ってきた。
もう少しすれば、何とか視力を取り戻せそうだが――

340モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/13(水) 23:21:41
>>339

質問。
現在地の女性更衣室の南北に長い廊下にある、北側の小さいロッカーはどんなデザイン・重さのもの?

341『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/13(水) 23:26:52
>>340(モンド)
地図添えつけの写真を参照。

ttp://kgyamato-gym.com/img/facilities/woman_01.jpg

342錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/13(水) 23:48:15
>>339
敵は『ボクサー』だ。
ならば元々、拳の刺し合いは向こうの領分、素人が『ボクサーのジャブ』だとかを捌ききるというのはどだい、無理な話だ。
そういう意味では――つまり殴り合いでの技倆差――何一つ変わっていない。
この一発、否、二発で悪化した状況といえば、あばらの激痛、それだけとも言える。
言ってしまえば『スタンド能力』を晒し、格闘スタイルを曝した分、そして目を潰した分だけの戦果はあったわけだ。

  サッ

『敵』は――視力の回復に努めている。
ならば『退く』余裕はある。傷口を庇いつつ痛みをこらえ、そっと後退。『ウォーターバッグ』の場所まで戻りたい。

343モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/13(水) 23:52:58
>>341
回答に感謝。


>>339

「(行き止まりか。地図通りだが……)」

距離を取るなら、左の出口で更衣室から脱出するというルートもあったが
目の見えない状態で前方向に進むのは攻撃を受けるリスクがあると考え、選ばなかった。
しかし――背後はやはり『袋小路』なのだった。

「(左手は確か『1秒未満くらい』+『5キロ』だったから『5キロ〜15キロ』。
  奴の体重はプラス『35〜45キロ』か……)」

「ぐおおおっ! 目いてええええええ!!」

こちらは能力を出しつくし、視界は未だ回復しない。
だが相手の視界は万全、おまけにまだ使用していない能力――それも敵曰く『スタンドを消す能力』がある!
状況はどちらかといえば不利だが…… まだ、勝ち目は十分にあるはずだ。

「(奴は必ずオレの不意を突くため『奇襲』を繰り出してくるか、『スタンド能力』を使ってくる!)」

一歩だけ進んで壁との密着を解除しながら、左手を顔の前に重ねるようにして顔面狙いを防御しつつ
腰をやや曲げて重心を下げ、敵が出す『音』に耳を傾けながら、視力の回復に努める。

敵の足元には、先ほど敵が蹴っ倒して粉砕した『ドア』が落ちている。
敵が前進してくれば必ず『足音』が出るはずだ。
『ロッカー』を凶器にする場合でも、ここは幅1メートルの狭い通路で、一直線に飛ばしてくるのは無理だ。
掴む・ちぎる・投げるなどのアクションによる音が聞こえるはずだ。

「(体重計を蹴っ飛ばしてきたりしたら防御できねえが、その痛みは覚悟するしかねーだろうな)」
「(これほどの相手に防御に回るのは危険すぎるが、『視力』がなければ能動的に動けねー。どのみち勝ち目はゼロだ!)」

この相手には数秒が長すぎる。急いでどうなるものでもないが、できるだけ早く視力を回復する。

344『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/14(木) 00:01:05
>>343(モンド)
敵の不意打ちに防御を固めつつ、
ある程度の被弾を覚悟して視界の回復に努める。

だが・・・・なぜか敵の追撃はない。
扉を踏む音もなく、こちらに接近してくる気配が感じられない。

           パチ パチ

無理やり瞬きを繰り返すと、細かな破片が落ちたのだろう・・・・
目の痛みがましになってきた。
まだ涙で視界は曇っているが、およそ視覚は取り戻せた格好だ。
そして、最初に気づく『奇妙な事実』――

敵の姿が、更衣室から消えている。



>>342(錏葉)
視覚を失った敵を追い詰めることをせず、
静かにその場を引く錏葉。

更衣室から出て南に向かい、ウォーターバッグ(の東側)に着いた。

345モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/14(木) 00:11:52
>>344

「さあ、視界が回復したぜ! 勝負の続きと行こうか!」

「って、何……? あいつ、どこに消えやがった?
 シャワー室…… じゃないよな」

「(オレのスタンドの能力の射程は『20メートル』。
  このマップなら離れられれば十分に解除可能だが、奴はそこまでは推理できないはずだ……)」

あれほどの自信と能力を誇っていた敵が急にいなくなるなど、動きが不気味だ。
急いで更衣室から外に出て、敵の位置を探したい。

346錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/14(木) 00:18:24
>>344
「ふゥゥ 〜 ・・・」「ぐっ」

痛みには馴れる。少なくとも思考を妨げられっぱなし、ということは無い。

「(『ボクサー』か)」

ならば『跳んだりはねたり』はしない。ボクシングは摺り足移動、ジャンプや、まして天井を足場にはしない。
つまり『濡れた床面』は、その機動力、ひいては打撃威力を減衰しうる。
なので、『ウォーターバッグ』を両手で引裂き、『水浸しにする』。

とはいえ『加重』の能力であれば、『当たれば良い』わけだ。
視力が回復したのならば即座に迫撃をかけてくるだろう。今のタイミングで来なかった『慎重さ』も持ち合わせている。冷静な敵だ。
『少なくとも同じくらいは冷静でなければ勝てない』相手だ・・・

「 ハ  ハハ!」

347『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/14(木) 00:33:47
>>345(モンド)
――」急速に回復する視力とともに、モンドは別のことを思い出す。

先刻、錏葉のボディに二発入れた際の『手応え』のことだ。
『ナックル』越しではあったが、それは明らかに人間の筋肉のそれではなかった。
決して強固ではないが、『金属的』な感触を、
『サイドウォーク・スラム』は伝えてきていた――
数少ないが、敵の謎を解く手がかりになるかもしれない。

涙を振り切るように、更衣室の外へと急ぐモンド。
だが、破壊され倒れた扉は、今度はモンドに対して障害となる。
ボクサーは乱れた足場で戦うことはない・・・・だからだ。

多少ではあるがもたついた後、扉を潜って外に出たモンドが見たもの。
それは――
               ↓(下レスを見てよい)

>>346(錏葉)
モンドの能力を考察しながら、錏葉はその膂力でウォーターバッグを引き裂く。

  バチィ ン!
             ブ」シャァアアアアア――ッ

多少粘性はあるが、中身の液体が周囲の床を濡らした。
反動でアバラが悲鳴を上げるが、まだ耐えられない痛みではない。

その手にバッグの『革』を掴み取ったその時、
更衣室の出口から、モンドが飛び出してきた。
その目は、どうやら視力を取り戻したようだ。

先刻突き出されたロッカーを東に背負い、互いの距離――『5m』。


   ゴ ゴ ゴ 
                ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

348モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/14(木) 21:45:55
>>347

「(あいつ、スタンド能力で生身を強化してるんだと思ってたが…… あの感触、人間じゃなかったぞ?)」
「(だいいち『スタンドを消す』能力で生身がパワーアップするわけねぇ。それに『纏う』ような様子もない。
  正体はいったい……?)」

部屋から出たら、敵を発見した。
回復した視力で、ウォーターバッグの中身がぶちまけられたのが見えた。

「あの水…… 今度はあいつが『待ち伏せ』する番ってわけか……」
「(そして、奴ほどの敵が視力の優位をかなぐり捨て、わざわざ退いて待ち伏せする以上は、
  ただ逃げただけじゃない、オレをあそこへ『引っ張り出す』ような手段を必ず用意している……
  敵の出鼻をくじきたいが、この位置からじゃ攻撃できねえし、あの中に入り込むのは無謀だ……
  敵はどう来る。『アクロバット』か、『スタンド能力』か、『飛び道具』か? オレはどう動くべきだ?)」

背後にある、『無重力』にしたロッカーを左手で掴む。
敵を見ながら『柱』の後ろに回り込む感じで、マップ左下方向へずぶぬれ地帯に近づかないよう動いていく。

349錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/14(木) 22:38:22
>>347
>>346メール欄『ウォーターバッグ革 1×1』は特に隠す意味は無かったな・・・)(ごめん)

「水」



「革」

『ウォーターバッグ』から布状の革を調達できたので、軽く振って手応えを確かめる。
水のついた革は人が振るには少々重いかもしれないが、『ザ・シグマ』にとっては大したものでもないだろう。
そしてこの『ウォーターバッグ』の位置。これが何より重要だ。『柱のそばにある』というこの条件は・・・
『ボクサー』である敵は常に、『柱の反対側』からしか攻撃をすることは出来ないし、当然だが俺は『柱を背に』戦うようなバカな真似はしない。
常に、『ザ・シグマ』は、ウォーターバッグ北側の柱を、主観的にみて左斜め前に位置するよう、立つ。
今この瞬間、敵が扉のところにいる今なら、地図上、柱の右下角に寄り添うように立ち、敵がどう移動しようと位置関係を崩さぬよう努める。
どっち利きかは知らないが、攻撃を一方向、封じるということだ。
また移動に際しては足指(錏葉九郎は裸足である)で床をしっかりと掴みしめ、自分が滑らないよう意識。
風呂場でもどこでも、足指で床を掴む感覚であれば割とそんなに滑らないものだ。人間の足指はその為に進化してきた。

そして敵を見る。

機動力で勝る敵は、その一挙一動が命取りだ。出端は絶対に見逃せない。

350『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/14(木) 23:18:24
>>348(モンド)
床を濡らす水の他、
扉から続く壁の西側にはグローブも散乱している。

北に置かれたロッカーを左手で掴むモンド。
僅かにだが重量は残っているので『無重力』ではないが、
ほとんど重さを感じない、という点では大差ない。

  ス  スス

そのまま、柱の影に入るように南西へと移動していく――

だが、同時に錏葉も動くのが見えた。
柱の東側から周りこみ、ほぼ柱の真東まで接近。
モンドの視界からは、ちょうど体の左半分(南側)が、
柱の陰になるような状態だ。
心なしか、その動きからは『切れ』が感じられない。

互いの距離は・・・・『2m』。
柱に肩が触れる接近した敵に対し、
モンドはまだ、立ち回れる距離を開けている。

>>349(錏葉)
ウォーターヴァッグはビニール製で本物の皮ではないが、
負けず劣らず重く、強固な素材だ。
スピードは落ちたが、パワーは十全。『シグマ』なら手頃な武器だろう。

柱に近づいた時、モンドが動き出した。
敵背後にあった小さめのロッカーを左手で軽々と掴み、
それを手にしたまま、柱の北側へと移動していく。

        ス スス

柱の向こうに消えかけた敵影を追い、
錏葉は柱の真東へと歩を進める。
足元は濡れ、グローブも散乱しているが、注意している今は問題ない。

予定通り、柱を左に備えてモンドと対峙する位置を取った。
――距離は『2m』。
錏葉は柱に肩が触れるほど接近しているのに対し、
モンドはまだ、立ち回れる距離を開けている。

その、一挙一投足を見守る――

351錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/14(木) 23:27:16
>>350
「(ボクシングじゃあねーのか)」

少々意外ではあるが、どっちみちパワーは同等、スピードは劣る。そういう相手だ。
おおかた投げるか、割って散弾か、だろうが・・・『ザ・シグマ』にとっては大したこともない。
左側に柱を、右手に革(人工)を持ち、『2m』。
こちらから侵犯はしない。カウンターなど簡単にとられてしまうだろう。

「・・・く」

顔をしかめるように笑い、柱にもたれる。右手は自由で、左足は踏ん張ったまま。
つまり弱っているフリだが、実際痛いしな。

352モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/14(木) 23:46:39
>>350

「(突っ込むか? いや、柱の防御、水の足場、バッグの『革』。
  明らかに『防御』の構えだ。
  こいつには腹をグチャグチャにされても、オレを仕留める策と力がある。
  まだ急襲は危険すぎる…… それなら!)」

敵の動きに警戒しつつ、更にマップ左(西)方向に移動。
柱のマップ左上方向付近に立ち、柱のマップ上方向にあるロッカーのどこかを右手で掴みたい。

353モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/14(木) 23:50:35
追記。
>>352
掴んだら、『重量吸収』する。

354『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/14(木) 23:56:04
>>351-352(両者)
左肩で柱にもたれ、
右手に『皮布』を提げた状態で『シグマ』が呻く。
こうして対峙しているだけでも、肋骨の状態は悪くなっている。
長期戦になれば、不利なのがどちらかは明らかだ。

敵を観察する『シグマ』に対して、
モンドは大きく一歩、前に出ると、
左手にロッカーを持ったまま、
(異常に軽々と持っていることに錏葉は気付いた)
柱の北西角から手を伸ばし、柱北に置かれた
木製のロッカーに手を伸ばし、その棚板を右手で掴んだ。
ロッカーには何も入っていない。
ちょうど、グローブの入っていたロッカーを半分にしたサイズだ。

互いの距離――『1m』。
両手に道具を掴むその姿は、明らかに『ボクシング』のそれではない・・・・

355モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/15(金) 00:06:50
>>354
質問。
>>353の『重量吸収』はできた?

356錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/15(金) 00:07:39
>>354
「・・・」「?」

奇妙な・・・
実に奇妙なことに・・・気付く。
『軽々』と取り扱う『ロッカー』。
『棚板』を掴む。
『ボクサー』。『殴ることで発動する能力』。

そうなのか? 本当に。

「・・・」

「殴ル」  「カ?」

見極めるのは・・・
いや、仕掛けるべきだ。当然これは全力ではなく、いわば陽動。
どう出るか? それを確かめる為の軽い『さわり』に過ぎないが・・・

   ヒュ !

『皮布』を、右腕の肘と手首のスナップで『敵の太もも』を打つように(正面、床からはね上がるような軌道)打ち振る。(破スBC
当たれば当然、ハタかれて痛い。ボクサーにとって太もも、というか足は大事だし、損害を無視して突っ込んでくるほど無謀な相手でもなさそうだ・・・。
足さばきで後退するか? もちろんそれが最善手だろうが・・・
『そうしなかった』場合。
『そうしない』理由か、あるいは『そうできない』事情がある。何にせよどうするかだ。

357『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/15(金) 00:08:25
>>355(モンド)
まだ掴んだのみ。
吸収出来てはいない。

358モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/15(金) 00:22:27
>>357
回答に感謝。

>>354

「(さあ、この誘いにどう来る? 攻めてくるか、それとも……)」

右手でロッカーを持って『重量吸収』したまま、腕を伸ばして柱の西方向に、ちょうど相手の反対側に回り込むように一歩動く。
相手は柱の東側に『密着』しており、動きが限定されている。
直線距離では1メートルとはいえ、ほぼ反対側の北西角にいるこちらを攻撃するには、大き目の動きが必要となるだろう。

左手のロッカーは離し、攻撃に備える。

359『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/15(金) 01:22:27
>>356-357(両者)
胸に浮かんだ疑問を追及すべく、『攻撃』を選択する『シグマ』。

    ヒュ
            バ オ !

垂らした皮が手首のスナップで跳ね上がり、
巨大な『鞭』と化して、モンドの足に襲い掛かる!

モンドにとって、これは『誘い』だ。
左手の棚を離し、攻撃に備えつつ柱の西側に入った瞬間だったが――

敵に予想した『大きな動き』はなく、
そして『しなる武器』を使った攻撃に対して、
右手で棚を握ったまま対応するという発想は――『虫が良すぎた』。

                      バ!シィ イ――ン!

西側に周りこむより早く到達した『皮の鞭』が、
モンドの左脚太ももに炸裂した。
『鞭』といえばダメージより痛みの印象が強いが、
その豪腕で振るわれた『1平方m』の重みは、十分以上の『凶器』だった。

経験したことのない激痛が脚から脊髄に駆け上り、
左足の感覚が断ち切られる――完全に『麻痺』してしまった!

           ズギュ!

『1秒』が経過――『10kg』を吸い取り、ロッカーは『無重量』となる。
互いの距離は、変わらず『1m』。



一方の錏葉は、身体に圧し掛かっていた謎の『重量』が、
『ウォーターバッグ』を破ってから、突如消えていることに気がつく。
(GMの描写忘れ。申し訳ない)

360錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/16(土) 13:18:36
>>359
「ム」

避けなかった――避けられなかった?
軽々と掴んだ棚。両手。『ボクシングじゃあない』。

「(準備 が要った。何の準備が要った?『コイツがボクサーなら』、『ボクサーの戦い方が最高に発揮できるのは』)」

やはり『リング』だった筈だ。だが選択しなかった。『ボクシングを遣うがボクサーではない』。だからだ。
『スタンド能力』は『殴ったものを重くする』・・・一面的だ。それに『準備が要る』のならば、『重くする』ための準備がそうだ。
準備した『重さ』を叩き込む為に『ボクシング』を遣う・・・そういう『スタンド使い』!
現在の状況と、戦闘開始時の状況と、そして『消えた重み』から判断する。が、もはや今、特に意味があるわけではない。

相変わらず『ザ・シグマ』の脇腹は深刻なダメージを負っており、その症状は刻一刻と悪化の一途だ。呼吸しないのでその点は安心だが・・・
どのような『行動』であれ、衝撃を伴うのであればアバラの激痛はこれを阻害するだろう。
そして敵は残念ながら、未だにたかだか『片足をはたいた』だけに過ぎない。痛いしシビれるだろうが、言ってしまえばそれだけだ。
実際、片足のボクサーは存在する。むしろ『武器』と攻撃動作を強烈に印象づけてしまった分、格闘戦における優位性を一つ手放したのはこちらの方だ。
あるいは折角手に入れた武器を喪い、けっこうマズい状況になるかもしれないが・・・
しかし厳然たる事実、絶対の鉄則は、『どれほど小さくとも敵に穴が開いたとき、もてる全力は、投入し続けなければならない』。
どのみち長期持久戦ができる状態ではないのだ。陽動だろうがなんだろうが攻撃がヒットしたのなら、重ねて続けて連ねて纏めて、攻撃・攻撃

「『攻撃』」「ダ」
        「LA」 「A」  「A A A   a A  ッ!!!」

床を足指で掴みしめ、半歩退きつつ(つまり自分から敵の拳の有効打撃圏内には侵入しない)、
先程はね上げて敵の太ももを打った『皮布』!スナップを利かせる要領は同じく、斜め上から『袈裟がけ』に振り下ろす! 移動しても追跡可能な攻撃だ。
一瞬ウネって襲うような軌道だろうが、たとえ防御されたところでそこを支点にくにゃりと曲がり、背中を打てる筈。
1mの距離は、格闘戦の距離だが・・・半歩下がって1平米の『皮布』を使えば、敵の後背をも制空しうる。武装とは射程距離の延長を意味するからだ。
引き足もしっかりと床面を掴み、左腕も引く。攻撃は絶対に、継続されなければならない。

361モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/16(土) 17:49:27
>>359

「くっ、足が!」

攻撃を受けてしまった。
これではもうフットワークは使えない。
更に相手はこのまま抵抗できなくなったこちらにトドメを刺しにくるだろう。
そうしたら足の動かないこちらになすすべはない。

相手が攻撃をしてきたということは、
相手は柱から半身、少なくとも腕は出しているはずだ。
そこで今握ったばかりのロッカーを殴り、相手に向いた面を『9キロ』加重しながら飛ばし
柱からはみ出ている相手の肉体にぶつける。パス精密BBC
パワーは十全には伝えられないしそんなに威力があるわけでもないが、
相手が特別硬いわけではないなら、9キロの棚がぶつかれば行動を阻害できるのではないだろうか。

362『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/16(土) 23:58:01
>>360(錏葉)
『棚を掴む』というモンドの謎の行動。
異常に軽々と捨てられたロッカー。『重量』。
提示された複数のピースが、錏葉の脳内で組み上がっていく。

バッ
     ビュオ! ビュ!ビュ!
                      ―― ブオ ッッ !!

ヌンチャクのように皮布を旋回させ、
錏葉は再び、モンドの左半身に狙いを定め、今度は振り下ろす。
激しい腕の運動に肋骨が悲鳴を上げ、腕に痺れが走る――が、
『攻撃を続ける』という執念をもって、凶器を叩きつけた。

         ドゴォ!   
               ビシィイ !

皮が肉をさいなむ激しい打撃音と同時に、自身の正中線にめりこむ固い感触。
ロッカーだ。
柱北に置かれ、モンドが握っていたそれを、
すんでの一瞬で殴り飛ばし、正面の錏葉に命中させてきた!

モンドからみて柱の左に対し、右手で殴るという無理があった為、
威力はほとんど乗っていないが、それでも錏葉を一歩退かせる・・・・
一方、錏葉の打撃は、モンドの伸ばした右腕全体にかけて当たった。
激痛に男が苦悶の表情を浮かべ、『くの字』に体を折る。
左足は震えが止まっておらず、抱えたダメージに怯えるようだ。

だが、錏葉のダメージも負けてはいない
握った手が痺れで緩み、皮布はモンドの右横に転がり落ちた。
腕力に、握力がついていっていない・・・・!

                         シュコォォオ ォ

正中線に当たった角で皮膚が裂け、
顔の中心に刻まれた『傷の線』から、紅の陽炎が噴き上げ始めた。


>>361(モンド)
モンドは柱に右半身を隠す状態。
対する錏葉は左半身を柱から身を覗かせており、
ロッカーの正面に立っているも同然だった。

バッ
     ビュオ! ビュ!ビュ!
                      ―― ブオ ッッ !!

錏葉がウォーターバッグから剥ぎ取ったらしい
皮布をヌンチャクの如く、振り回す。

モンドは最短距離を攻撃すべく、ロッカーの側面に右『ナックル』を叩き込むが、
右半身を隠しながら、右手を左側に伸ばすという今の状況は、
『ボクサー』本来のパワーもスピードも望むべくも無いものだ。
軽くなったロッカーは動かせるも、パンチは『手打ち』同然となる――

         ドゴォ!   
               ビシィイ !

動きの鈍った錏葉に対し、モンドの攻撃が『同着』となった理由だ。
ロッカーは錏葉の正中線に叩き込まれ、一歩後退させる。
だが、同時に振り下ろされた皮布は、
伸びきった右腕を、左方向から『叩き壊した』。
筋肉の少ない内側に打撃を受けたことで、痺れと痛みは左足以上。
苦痛に顔が歪み、思わず身体を『くの字』に折る・・・・!

               バッシ!

勢い余ったか、皮布が敵の手を離れ、モンドの左横に転がったことは幸いだが。
敵にも確実にダメージが刻まれていることは朗報だが。

                         シュコォォオ ォ

正中線に当たった角で皮膚が裂け、
男の顔の中心に刻まれた『傷の線』から、噴出する『陽炎』――
これは、『幸運』と考えるべきものだろうか?

363モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/17(日) 00:29:53
>>362

「ぐっ……!」

また攻撃を受けた。
足が動かせないので、もうフットワークは使えず、右腕も破壊されてしまった。
攻撃に移るのは無謀だが、このまま防御に回っても、片手片足ではやられてしまうだけだろう。

相手の『陽炎』は気になるが、今更推理している場合ではない。
まだ動かせる左手で、足を動かさずに届く範囲で、相手の体の『腹』を狙って殴る。パス精BBC

364モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/17(日) 00:34:21
>>363を一部訂正。狙うのは『胴体』。

365錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/17(日) 01:39:17
>>362
打ったのは『右手』。
その右手で、棚を殴り飛ばして――顔面に被弾。これ自体は軽い。問題は『アバラ』だ。動き続けることは死を意味する。
『だがまだ死んではいない』。

「ッグ ガ ァ ハ!ハ!」

『ザ・シグマ』の右手も、これで出納めだ。無理矢理に振り回したせいでか、もはや『握れない』。やはり武器を喪うことになった。
だが確実に、ダメージは蓄積し続けている。『敵』の話だ。足はともかく腕はまさにボクサーの生命線、そして『右手』が伸びていた。
そしてまだ『ツキ』はある。食らった結果、ではあるが『一歩退けた』。
敵の『拳の有効打撃圏』の認識だ。食らう直前の状態よりもさらに『一歩』退いたということは、『そこを狙っても一歩分足りない』。
『そして敵はボクサーだ』。

「(俺が『ボクサーなら』)」「(『右拳』で飛ばしたら、『左』で『駄目押し』)」

『ワン・ツーパンチ』。熟練の『連打』は急所を射抜く。『届けば』。
退がった分だけ遠く、それはボクサーの戦闘距離からほんの少しだけ遠く、さらに左につなげる右は破壊した。

「E」

それが意味するのは、『遅い来るだろう左拳』、腕が伸びきっても僅かに届かず(届くようなら可能な限りスウェー)、ボクサーの当然の動きとして『戻す』動作は必ず入る。

  「E  E」

『戻っていく左拳を追い、踏み込み、(この時こそ全力だ。もはや柱のカバーは要らない。全身を晒し、こちらの左拳の射線を確保する)迫撃する』。

   「 E  E E YA ッ!!! 」

引き絞った『ザ・シグマ』の左拳を『敵にブチ込む』ッ!

366『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/17(日) 02:10:09
>>363-365(錏葉、モンド)
                ブンッ

左脚に続いて右腕を麻痺させられるも、
気力を振り絞り、左の拳を繰り出すモンド。

まだ威力を失わぬ左の『ナックル』は、
風を切って錏葉の崩壊寸前の肋骨に突き刺さ――らない。

ロッカーの直撃を受けたことで、錏葉は一歩退いた。
いや、モンドによって退かされた。
間合いはすでに、拳の距離ではない・・・・
左足が殺された状態では、『ボクサー』の拳の届く距離には限度がある。

       ダ ッ

空しく空を切った拳が戻るのに合わせ、錏葉がモンドへ殺到する。
肋骨に広がる亀裂のイメージ。火花のように明滅する激痛。
すでにスピードは失われ、モンドの洗練された動きには
本来及ぶべくもない突進だが――攻撃を空振りし、脚の死んだ相手ならば
カウンターも『至極容易』であることも、また事実。

                ドッ ゴォ !!!

渾身の一撃がモンドの腹に突き刺さり、肋骨ごと内臓を蹂躙した。
衝撃に耐え切れず、膝を折るモンド。
激痛に身を強張らせる『シグマ』の眼下に崩れ落ち、悶絶する・・・・

強烈な『ダウン』――これ以上は『戦闘不能』だ。

367モンド『サイドウォーク・スラム』:2015/05/17(日) 06:49:58
>>366

「くっ、オレの負けか……」

もはや反撃はかなわない。
指一本すら動かせず、意識は失われた……

368錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/05/17(日) 21:25:44
>>366
めり込む拳の感触と、炸裂する肋骨の激痛。
打った姿勢のまま固まり――

「   っふ」「ハ」「ハハ」

脂汗にまみれて、崩れた敵を睥睨する。
『克服』した。

369『モンド』 vs 『錏葉』:2015/05/18(月) 00:56:02
>>367-368(モンド、錏葉)
敗北を認め、意識を失うモンド。

肋骨の痛みをこらえ、『シグマ』は短い笑いを漏らす。
『薄氷』を踏んで得た勝利を、改めて噛みしめる――


錏葉九郎『ザ・シグマ』 ⇒ 『Win!』

370倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/05/18(月) 22:56:18
『パラレルバトル』の対戦相手を1名、募集致します。

GMの有無については、引き受けてくださる方がいらっしゃれば是非お願いしたいですが、
タイミングが合わない場合、対戦相手の方のご了承が頂ければ、
『無し(揉めたら適宜)』でも当方としては構わないです。

マップ・所持品・能力の既知未知等もお任せ致します。

また、折角の『銃剣スレ』ですので、
大変僭越ながら、今回対戦を希望させて頂く方を『次レス』で指名させて頂きたいと思います。

指名先の方の御都合もあると思いますので、今回は複数名上げさせて頂きました。
どなたかお相手してくださる方がいらっしゃれば幸いです。
宜しくお願い致します。

371倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/05/18(月) 23:02:43
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』ミオ『ヘッドレス・チャーリー』 
アイリス『ネヴァー・セイ・ネヴァー』アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
‡Κ*Α*Я*Ι*И‡『タービュランス』天之樹『キングス・オブ・レオン』
アラベル=メスリーヌ=スパジァリ『ダウンタウン・フィクション』
石動 玲緒『チア・アクシデント』出羽千代子『ダンス・マカブル』
銀杏羽『ザ・カレンシー・クリック』ギンコ『カンパニー・オブ・ウルブズ』
ヴァイ『イエスタ・ベルリング・サーガ』雨吊木希『バウンダリィ・ウォーター・ボーイズ』
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』エリー『ラフカディオ』
尾崎 トウカ『ダイヤモンド・レックス』小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』鍵山『イン・ザ・ラビリンス』
臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』水季『Z・Z・ヒル』
叶野 那月『マテリアル・ガール』加布羅木 花車『アイ・オブ・ザ・ニードル』
甲三耀『ソナタ・アークティカ』久々宮 縁組『ザ・プレイヤー』
蝉丸『レ・ディアボリック』久遠 宗海『エトセトラ』 
クマリ『アンリトゥン・ペイジス』クリス『クーラ・シェイカー』
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』
出『ダブル・インデミニティ』青葉『ピーチファズ』
虎嶋 拳牙『ファイブ・マジック』坂下 佳侑希『レイルウェイ・チルドレン』
貞菜 綾女『ルーン・レイク』椎野妙子『レクイエム・フォー・ドリーム』
J・J『ジャグリング・ジャグラーズ』色摩京子『ゴッタ・ラヴ・イット』&『ジャックポット』
四条愛子『ガレージ・インク』篠田鈴子『リンゴ・ラマ』
獅ノ女 カンナ『ソウル・フード・タケリア』仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』
霜月 透子『フィン・アリルド』伊織『クロックワーク・クルー』
ジョセフィーヌ・フォン・ジョバーナ『エレメント・オブ・クライム』
須賀山女『クイーンズ・ネスト』スグロ『ル・ペトマーヌ』
瑞慶覧 愛『ビッグ・バッド・ママ』朱雀院 エレナ『ブラインド・フェイス』
高井戸リルカ『アングラガルド』高泉切羽『ナスティ・アイドル』
高遠 嶺『クレモンティーヌ』瀧本 美春『シルバーステイン』
立花 『リンネ・ラジオ』『XTC』近橋千聖『ミクセル・ピクセル』
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』月宮ホタル『エコー・スクリ-ン』
ブリジット『チープ・セックス』樋田舞奈『ストックホルム・シクロ』
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』ドク『ドリームキャッチャー』
巴 美弥『ヴァシュティ・バニアン』中山キコ『マダガスカル』
那須 菱乃 『シークレット・アンド・ウィスパー』
波除 楼子『モンド・デュ・シラシス』ニコラ・エバーホワイト『プリティ・メイズ』
西『セブン・ワールズ・コライド』灰羽『アクエリアス』
八夜 菖蒲『ザ・ファントム』葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
マルコ『テレフォノ・ビアンキ』稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
蛙石 河子『クワイエット・ドライブ』タタラ『インスタント・カルマ』
日数要一郎『イル・ミオ・ノーネ・メッスーノ』日向ナツ『ニンジャマン』
りフェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』吹野 優衣『ジャンク・ボックス』
ベルティナ『エンブリヨ・ハンツ・シークレット』黛 四季『エルドラド』
ココロ『RLP』三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
百井千夜子『バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン』
モリー『フラクタル』守谷 薫『アイアン&ワイン』薬師丸 幸『レディ・リン』
シマ『ティル・ナ・ノーグ』月子『ペパーミント・クリープ』
癒美『ハーモニー』リン『ルージング・マイ・レリジョン』
輪車『マスケラ・デル・デモニオ』鷲ノ巣『ゴールディー』

372貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/05/18(月) 23:11:49
>>370

私で良ければいいカナ☆ 


  今日からでも始めれるしー★

373倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/05/18(月) 23:17:08
>>372
有難うございます!
早速GMを募集させて頂く形で宜しいでしょうか?

374貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/05/18(月) 23:21:45
>>373

 お願いしまーす。なるべく水場が存在する舞台で
お願いして貰える事だけ望めば、他の事はすべてGМがそちらに任せます

375倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/05/18(月) 23:24:32
>>374
承知致しました。

では改めて、倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』VS貞菜 綾女『ルーン・レイク』の、
『パラレルバトル』のGMを募集させて頂きます。

当方のスタンドは初稼動ということもあって、
特にマップ等へのこだわりは御座いません。
お手間でなければ、引き受けて下さるGM様にお選び頂けると幸いです。

宜しくお願い致します。

376『倉員』 vs 『貞菜』:2015/05/22(金) 00:42:21
MAP:『温水プール』
ttp://www.tobuzoo.com/facilities/pool/index.html#poolatraction

◆『初期位置』:
倉員:授乳室
貞菜:遊具ゾーン

◆『ルール』:
一般人、互いのスタンド能力の情報なし。
地図はある程度頭に入っている。
両者はスタンド概要及び詳細、所持品と服装をお願いします

377『倉員』 vs 『貞菜』:2015/05/22(金) 00:48:23
行動レスは次のGMレスからでお願いします。

378『倉員』 vs 『貞菜』:2015/05/23(土) 23:28:03
開始age

379倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/05/23(土) 23:44:40

「―もしもし母さん?」

自前の『スマートフォン』に向かって話しかける男――『倉員 衝』。

「ああ、明日?うん、姉さんの誕生日だろ。大丈夫。
 仕事は半休取ったから、夕方にはそっち帰れると思う。
 うん、うん。じゃ、また明日」

「――ったく。年末帰ったときにLINEの設定してやっただろうが。
 ちゃんと使えよな」


何のことは無い。
今日は無傷で帰って、明日は仕事に行く。
午後は実家に帰るだけだ。

そう、何のことは無い。


倉員には、倉員の悲願があるだけだ。


------------------------------------------

指先に鋭い爪を備えた『獣人』のヴィジョン。
『傷つけた』ものを『妊娠』させる能力。

『クライ・ベイビー・クライ』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:C 成長性:D

詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/641


服装:白の半袖シャツにベージュの七部丈サマーカーディガン。
    下はボルドーのパンツ。

持ち物:財布。スマートフォン。

380貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/05/27(水) 20:22:06
>>376

 「うーんんんぅ    ・・・良い天気だニャ〜☆」

眩しい太陽の煌めきを(晴れかは知らないが)目を細めて見上げ
背を反って伸びをする、水着を着たピンク色の髪が派手な女子が遊具ゾーンに一人。



           「   ――滾るぜ★」

 口から犬歯を覗かせつつ、にやりと太陽を見上げながら不適に微笑んだ。



   - - - - - - - - - - - - - - - -
 
 あらゆる非実体化の『漁網』を発現する能力。
『漁網』に捕らえたものを『魚化』させる。

『ルーン・レイク』
破壊力:なし スピード:なし  射程距離:B(50m)
持続力:B  精密動作性:なし 成長性:C

能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/538

 服装:ピーチサンダル・青を基調とした水着

 持ち物:小タオル×4 バスタオル×1

381『倉員』 vs 『貞菜』:2015/05/27(水) 21:59:38
>>379(倉員)
『クライ・ベイビー・クライ』のスタンドを持つ男、『倉員』。
気づけば『温水プール』施設の『授乳室』に居た。

どうしてこんな場所に居るかは一切覚えていない。
だが、『敵』を倒すという目的だけははっきりと覚えている。

>>380(貞菜)
『ルーン・レイク』のスタンドを持つ女『貞菜』。
気がつけば『温水プール』の『遊具ゾーン』。

どうしてこんな場所に居るかは一切覚えていない。
だが、『敵』を倒すという目的だけははっきりと覚えている。

382貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/05/28(木) 20:41:55
>>381


 「よっしゃ、行くぞ★!」

 まず手始めに私がしないといけないのは『魚化』の為の素材集めだ。
『遊具ゾーン』とは言いつつも、そうそう便利に『魚化』できるものは
転がってないだろうしにゃ〜。 と、言うわけで

『親子スライダー』を越して『スナック売店』へと移動なのだ☆
 出来る限り軽めのスナックを魚網に入れれば大量に魚へ変えれるしねー。

 「さてさて、敵さんが出来る限りこちらに気づくのが遅れれば御の字だけど」

あ、それと『スナック売店』と『流れるプール』までの距離をちょっと目測で
わかるなら教えて欲しいかにゃ。

383倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/05/28(木) 21:08:12
>>381

「俺はさ。 
 実際あの『刺青屋』には感謝してるんだよな」

独りごちつつ、『授乳室』を見渡す。『窓ガラス』か何かはあるだろうか。
あるようなら『スタンド』で破壊し、30cm×10cmくらいの破片を入手しておきたい(本体の右手で所持)。

「『刺青でも入れてスッキリしたい』って俺の注文に、
 完璧以上に応えてくれたんだからよ」

結果に関わらず『授乳室』を出て、目指すは北――『プール方面』だ。
ここは如何にも蚊帳の外って具合だしな。

「あんなにも俺の中に燻ってた『女』への怒りや憎しみを!
 『刺青』と『コイツ』っつー形にすることで、 まったくスッキリさせてくれたんだからよ」

「お陰で母さんとも姉さんとも上手く行ってるし仕事も順調だァ。
 俺は『生まれ変わった』んだよ――もう無闇に女を憎んだりはしねェ」

384『倉員』 vs 『貞菜』:2015/05/28(木) 22:17:14
>>382(貞菜)

    ザムッ ザムッ

『スナック売店』まで移動する『倉菜』。
一畳程の大きさの簡素な『売店小屋』の前にワゴンが2つ並べられており、
中には『ポテトチップス』『コアラのマーチ』など様々な菓子が詰められている。
(『スナック売店』と『流れるプール』までの距離はおよそ『4m』)

>>383(倉員)
 
           ――パリィンンッ

『授乳室』という部屋の用途上、
室内に『窓ガラス』はなかったので『姿見』をスタンドの拳で割り、
『20cm×10cm』程の適当な『破片』を手に取る。
(『窓ガラス』を破壊したかったのならば、
 『鏡』の破壊は『無かった』事にしてもらって構わない)

そして『破片』を片手に『授乳室』を出て、『プール方面』へ向かう。
(現在地は『授乳室』を出た所)

385倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/05/28(木) 22:29:39
>>384

『ガラス片』を手に、足早にプール方面へと向かう。
鏡の破片でも得られたのは僥倖だった。

「大体、この俺から飛び出してきたのが『命を育む』優しい能力だってんだから、
 あの『刺青屋』も皮肉なもんだよな」

できればどこかで『缶ジュース』を調達しておきたいところだ。
『喫煙所』近くの『スナック売店』にならあるだろうか。基本的にはそちらを目指す。

「今日だって『戦い』なんつー雰囲気ではあるけどよ、
 意外と最後にゃ『なかなかやるな』『お前もな』っつって、
 爽やかにお別れできるんじゃねえのか?」

勿論、人の気配や物音には常に注意を配る。
他に人間が居ないとすると、派手に動けばすぐに居所が知れるだろう。

「いや、やってみせるさ」
「今日から俺は、優しい優しい『衝クン』だからな」

386貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/05/28(木) 22:56:05
>>384

 「ぉ! こりゃ美味しそうだね〜☆ 学校の子達にも受けの良い
粒揃いの菓子ばかりじゃないのー」

 ウシシッ と笑いつつポテチ、そんでもってこあマーも『漁網』を
発現しつつ入れる。

 「んでもって…ほれほれー!」

 せりゃ! と掛け声も早々 大体九秒経過を目安に
『流れるプール』に二メートル前後近づきながら、その菓子が詰まった
『漁網』を流れるプールの中へと投げ込む!

 私がか弱い女の子だって事を前提にしても
ポテチやコアラのマーチを入れた漁網を力一杯投げても一メートルか
二メートル投げるのは余裕っしょ☆ 水面に到着する頃には
『魚化』が無事完了しつつ着水する。ん〜 良いんじゃないのぉ

 「そして…生まれよ 命」

              ーピ チ
                 ピチピチピチピチピチッッッ!!!


 変化させるのは『ピラニア』ちゃん達だ。
およそ20、30程度の菓子を『漁網』に包み込んでから
流れるプールに入れての魚化……大群で人間を一体殺すには十分だね。

 「まぁ、もう一回か二回同じ工程をするのも構わんが……はてさて」

 周囲一帯。流れるプールの向こう側。パラソルシート方面にでも注視して
人影がないか確認しつつ次の行動を決めようかね

387『倉員』 vs 『貞菜』:2015/05/28(木) 23:18:00
>>385(倉員)
周囲を警戒しながら歩を進める『倉員』。

ドボォォ

マップ左側の『スナック売店』前、
ピンク色の髪をした水着姿の女と目が合った。
女は何かぎっしりと『中身』の詰まった『透けた網』を『流れるプール』に投げ込んでいるのが見えた。
(現在位置は『プール入口』前、
 彼我の距離は、『プール』等を無視した直線距離で『60〜70m』程)



          ――ピチ
              ビチビチビチビチビチッッ

女が『漁網』を投げ込み、一拍の間。『流れるプール』に水飛沫。
『漁網』は『水飛沫』を上げながらゆっくりと『右』に流れてくる…。
(流れるプールの水流は俯瞰図で見て『右回り』)


>>386(貞菜)

         ザボォォ

『ルーン・レイク』を発現し、
『スナック菓子』を詰め込み『9秒』のタイミングを見計らい、
『流れるプール』の中に『投網』する。

周囲を警戒。『プール』と『通路』の出入口、
若者が1人。その右手には何かが握られている。互いの目が合う。



          ――ピチ
              ビチビチビチビチビチッッ

一拍の間。無数の『ピラニア』へんと変化した『スナック菓子』達。
水飛沫を上げながら『網』ごと右周りにゆっくりと流れていく。
(彼我の距離は直線距離で『60〜70m』。
 流れるプールの水流は俯瞰で見て『右回り』)

388貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/05/29(金) 20:37:10
>>387

 >若者が1人。その右手には何かが握られている。互いの目が合う。
>彼我の距離は、『プール』等を無視した直線距離で『60〜70m』程

(男性…体格 私より良さそう 距離的にこちらに辿り着く まで
約十秒あるかどうか……)

 相手との目が合いながら、体感時間は急速にこれから如実に起きる
戦闘の予兆を感じ取り思考の波は荒ぶる。

  ヴン  ッ……

まず手始めにピラニア達を包み込んでいた網を解除。これにより
多少散開しつつも群れを成してプールを彼らは移動する。流石に
これだけの数を自由操作は出来ないが今は元気に泳いでくれれば良い。

  ヴ ンッ

 両手に『漁網』の発現、そして更に携行していた
小タオル四つと、私ぐらいの大きなタオルに別々の漁網を被せてプールの縁に置く。
 魚化したら其の重みでプールの中に沈むような位置に調節しつつ、だ!
(携行しておらず遊具ゾーンの所に置いていた等の判定であれば無効で構わない)

 これで十秒後に『A』の魚四匹 『B』の魚四匹になる筈だ。

 (そして肝心の私はと言うと……)


 「  -フッ!」

  ・・・駆け出す!   『親子スライダー』へと!!


   (まだまだ序盤っ ここは私のテリトリーへ行かせて貰うぜ!)

相手との距離は流れるプールなどの障害物を抜いて直線で移動してくる
スタンド能力が無いなら、私が距離を稼げばまだまだ私の行動には猶予が出来る!

 何より、まだ水中と言う私のテリトリーで動いても良い相手が不明だしな!
此処はちょいと高台での闘いと洒落こもうじゃないか★!

389倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/05/29(金) 21:05:14
>>387

目が合った。
反射的に眉がピクリと上がるが、それだけだ。

「俺は大丈夫」「大丈夫なんだ」

「たまたま今回の相手が『女みたい』だったってだけで」
「まだ『女』と決まったわけじゃないし」

ブツブツと、声に出し呟く『倉員』。
大丈夫であろうとなかろうと対戦相手には違いないので、形だけでも警戒は怠らない。
位置的には『プール』と『対戦相手』を同時に視界に入れるのは難しくないはずだ。
相手に妙な動きはないか?プールに放り込んだものは何だったか?

「そうだ。楽しいことを考えようぜ。
 この戦いが終わったら俺ァ世界を回って、
 『絶滅危惧種』の動物達の保護活動に従事したいんだよ」

自分に言い聞かせるように、言い訳のように呟きつつ、
当初の目標地点、『スナック売店(喫煙所側)』へと回り込むように移動する。

「『ガラパゴスペンギン』も『クロアシネコ』も、俺ならいくらでも繁殖させてやれる。
 これはその為の『力』なんじゃないかと、俺は思うんだ」

「『ニホンオオカミ』は、間に合わなかったけど」

言って傍らに『スタンド』を――『クライ・ベイビー・クライ』を発現する。

390穂村:2015/05/29(金) 23:05:28
>>388(貞菜)
『ピラニア』を包む『網』を解除する『貞菜』。
『ピラニア』達は暴れるのを止め、水流に従い遊泳を始めた。
水流が邪魔しプールサイド上からはピラニアの現在地は詳しく確認できない。


ズギュン ズギュン

更に『漁網』を2種類発現。携帯していた『タオル』を包み
川辺で冷やすスイカのように『網』を水に沈め『魚化』を待つ。
細かい位置の調整に手惑い予想より時間を食う。



『貞菜』が諸々の準備を整えている間に対戦相手の男は『喫煙所』側の『スナック売店』へととっとと移動していた。

ズギュン

『漁網』に包んだ『タオル』の『魚化』が完了する。

>>389(倉員)
『スナック売店』へと移動しながら対戦相手の挙動を観察する『倉員』。


チャポチャポ……


水上に上がっていた『水飛沫』が消えた。
そしてピンク髪の女は両手に『網』を2つ発現。それぞれの網の中に『タオル』を包む。
そしてプールサイドの縁に屈み、
『流れるプール』に中身ごと『網』を沈め始めた。
(両手で網の一部を握り流れないようにしてる)

そうこうしている内に『スナック売店』に到着し、
狼の頭部を持つ人型『クライ・ベイビー』を発現する。

391貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/05/30(土) 19:49:39
>>390


 あちゃ、やべ!
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1387279131/843
でもって刺青のイケメンお兄さんが言ってた『魚の位置も大まかに感知』出来る
の記述記載してたの忘れてたぜ・・・。
 
 まぁ記述抜けと言う凡ミスしてるこっちが100パー悪いですよねー

次の進行からその部分も込みで判定してくれる位、涙ぐましい程に温情ある
裁量して貰える筈ないですもんねー ・・・チラっ |д゚)

392穂村:2015/05/30(土) 21:11:48
>>391
じゃあ大体の位置を感知できる感じで

393穂村:2015/05/31(日) 01:07:11
>>392
失礼。ピラニアの位置は感覚で把握できるというとでかまわない

394貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/05/31(日) 22:41:29
>>393有難うございます!

>>391
「およ?」

 対戦相手は『喫煙所』側の『スナック売店』に……近接戦そんなに
得意じゃないとか? いや、こりゃ何かしら準備をしようとしてるのかもかも。

 (ま、時間かけてくれるんならこちらとしてもバンバンザイかね☆)

 そう考えながらA・Bの魚となった彼らを漁網を解除してプールで遊泳させる。


ピラニアに喰われるんじゃないか。そう言う不安もあるかも知れないけど
ピラニアって案外臆病な生き物なのよ。血の匂いや極端な刺激がない限り殆ど
手を出さない生き物だからね。だから一応感知でピラニア達が極端にA・B魚達に
襲い掛かるような事は限りなく低いだろうし、いざとなれば自由操作するさ★

 (とまぁ、私はっ…と)

 魚化も終わったし『親子スライダー』へ移動する事にする。

あ、逃走するように急ぐんじゃなく対戦相手を注視しつつ歩くような速度で
向かう事にするよ。相手のスタンドの外見や能力もラッキーなら目視で分かるかもー、だし。

395倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/05/31(日) 22:51:22
>>390

「『網』……か?
 『俺の』とは大分違ったタイプみたいだけど、
 まあ色々いるんだろうな」

『売店』の売り物から、
『缶飲料(倉員としてはビールが飲みたい所だが、無ければ発泡酒でもコーラでも)』
を『二本』、失敬したい。

道具が増えると持ち歩きに不便しそうだし、
ついでに『レジ袋』を拝借して『缶』はそちらにまとめて置きたい。
売店ならあるだろう。

「しかし『遠い』な。
 挨拶の一つもできねえし、参ったな……」

プールを迂回するように『対戦相手』へと接近しよう。
『プールの中身』には以前注意を払う。
相手がプールに何を放り込んでいたか、見えはしないだろうか。

396『倉員』 vs 『貞菜』:2015/05/31(日) 23:16:58
>>394(貞菜)
ズギュンッ

2種の『網』を解除。
中に閉じ込めていた『魚A4匹@小タオル』『魚B4匹@タオル』を放つ。
『ピラニア』同様、プールの流れに従い遊泳を始めた。

相手を注視しつつ『親子スライダー』に続く階段を昇る『貞菜』。
(対戦相手が『人型スタンド』を発現したのを確認できた)

>>395(倉員)
『売店』から『ビール』2本失敬し、
ついでに拝借した『レジ袋』に纏める『倉員』。
そして『ウェーブプール』を左回りに移動、『トイレ』を横切り
対戦相手への接近を始める。

相手は『網』を解除し、中身を『流れるプール』の中へと落とした後に、
『親子スライダー』のスタート台へ続く階段を登り始めた。
(『網』の『中身』についてはこの位置からでは詳しくは確認できない。
 もう少し接近する必要があるだろう)

397倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/05/31(日) 23:20:04
>>396

倉員の現在位置は『トイレ』の辺りと考えて構わない?

398『貞菜』 vs 『倉員』:2015/05/31(日) 23:22:32
>>396
『魚B@タオル』は『1匹』

399『貞菜』 vs 『倉員』:2015/05/31(日) 23:26:59
>>397
『倉員』の現在位置は、
『ウェイブプール』と『スーパープールの着水プール』の間。
間際らしい書き方をして申し訳ない。

400貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/02(火) 20:42:33
>>396

 「こう言う状況でもなく子供でも居れば、楽しく滑りたいとこだけどにゃー★」

 そう漏らしつつ親子スライダーの上まで到達して対戦相手を観察する事にする。
こちらへ駆け上がってくるにしてもまだ多少距離はあるだろうしね。

 (あと、ちょっと仕込むか)

B魚を自由操作して既に魚化完了して遊泳しているピラニアの群れの
下に潜り込むように泳がす事にする。自由操作してる時は其の魚の
視聴覚はこちらも把握してるから上手く潜り泳がせるだろうし。ピラニアも
前に説明した通り基本臆病な生き物だからね。接近したら驚いて離れよう
と少しするかも知れないけど其処はまぁ上手く調整して泳がす事にするよ。

401倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/02(火) 20:58:57
>>399
回答感謝です。

>>396

「特に向こうから近付いて来るってわけでもなく、
 かっといって何か仕掛けてくるってわけでもないっつーのはよ」

兎に角接近。
『ロイヤルシート(右)』『サービスカウンター』『有料席(中央)』の前を
それぞれ横切るルートで『親子スライダー』へと小走りに接近していきたい。

「『ほどほど』の距離くらいが得意か、
 『罠』張って待ち構えてるかって辺りか?」

 「ま、なんにせよ」

『スタンド』は傍らに従えたまま、
飛び道具等には念の為警戒しておこう。

「折角のビールが乾杯前にぬるくなっちまったら、
 最悪だろうよ」

402『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/02(火) 22:36:52
>>400(貞菜)
『親子スライダー』の出発口まで移動する『貞菜』。
傍に狼の頭部を持つ『人型スタンド』を従えた男(男の右手には20cm程の破片が握られており、『貞菜』の姿を捉えている)
が『流れるプール』のプールサイドまで移動してきた
(流れるプールの右下あたり)


そして『魚B』を操作し『ピラニア』の群れの下に潜らせるが、
案の定『ピラニア』達は驚き泳ぐ速度を速めた
(魚A.Bの位置は『流れるプール』下部、『ピラニア』は左側)

>>401(倉員)
歩を進める『倉員』。
『流れるプール』付近に差し掛かったところで『プール』に落とされたものの正体に気付く。


『魚』だ。
飛沫が邪魔して『シルエット』でしかわからないが、数匹の『魚』が流れるプールを遊泳している。
(位置は『流れるプール』下部。左側に小魚の群れの影が見える)

また女が『親子スライダー』の出発口に立ってこちらの様子を伺ってるのが確認できた。

403倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/02(火) 22:40:36
>>402
『女』までの距離はどの程度?

404『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/02(火) 22:46:09
>>403(倉員)
流れるプールの右側の『外周』で目測『8m』。
『貞菜』の立つ『出発口』との高低差は『3.9m』。
(ttp://www.tobuzoo.com/facilities/pool/index.html#poolatraction
の親子スライダーの項目参照)

405倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/02(火) 23:01:28
>>404
回答感謝。

>>402

「俺ァさあ」

8m。
『クライベイビー』の射程にはまだまだだが、
挨拶程度は問題無い距離感だろう。声を張り上げる。

「『倉員』っつーんだ!『クラカズ』な。
 どうやらこの辺にいんのもアンタだけみてーだし、
 今回の『対戦相手』で間違いないよな?」

『プール』内の『魚』を認識するが――まあこれが『能力』なのだろう。
プールに天然の魚がいるわけでなし、先ほど目にした『網』の形状からもしっくり来る。

『クライベイビー』は倉員に対して『プール側』に立たせ、
不測の攻撃に対処できるようにしておこう。

プールの縁からはできるだけ離れて歩き、
『対戦相手』との距離を詰めるように、尚も歩を進める。

ついでに、『クライベイビー』に『ビール缶』を一本取り出させ、掲げる。

「飲める? っつーかアンタひょっとして『女』か?
 見た目だけじゃわかんねんだよ。ひょっとしたら『人間』かも知れねェし」

初対面の挨拶だ。
人懐こく笑顔を浮かべたまま問い掛ける。

406貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/02(火) 23:47:58
>>402

 まぁ、案の定逃げるよなぁ。ピラニアちゃん達にすりゃ
『B魚』はお仲間でも何でもないし。

 まぁ魚影はピラニア30匹も泳いでれば他の魚に対戦相手が気取る余裕も
無いだろう。目の前に敵が居るのに魚ばっかし注意がいく訳ないんだし

 あと、ここまで相手が遠距離で攻撃して来る事なく
こちらから攻撃が来る事を予想して警戒するでもなく堂々と『人型スタンド』
を発現させつつ近づいてくる。…となるとだ

 「貞菜ティーチャーのLesson1 少ない情報からきちんと答えを割り出そう

 …あちらさんのスタンドは ずばり近パ」

 まぁそれが一番妥当。そして私のスタンドからすりゃあ近接でこれで
闘おうなんぞ命知らずな真似はしない。

    ―故に


 「と、言う訳・でぇ〜〜〜      ―こんなんどぉ?★☆」


           ―ヴォン


 発現 定置網
詳細:ttp://baidarka.seesaa.net/upload/detail/image/P1020331_cr-thumbnail2.jpg.html

私は『親子スライダー』の頂上に居る。そして大体こういったスライダーは
すべり台形式で手を伸ばしても障害物はない。(画像を見てもすべり台だしね)
 問題なく定置網を発現出来るだろう。あと海中でこう言った定置網を設置するのに
不可能じゃない程度に少し斜め上に定置網を発現したいと思う(角度30度程度の斜角で)



 私はこの定置網の第二箱網が私のほうに来るように発現する。
定置網に関しては空中に設置する事もモーマンタイ! 手を翳して一秒後
発現した定置網が出たら直ぐに第二箱網に足かけて昇り網のある付近の土台まで行くよーん☆



 ずばり私は颯爽と向かってくるだろう敵より制空権を確保しての移動を
しようと言う訳だ。さて、敵さんはどう出るかな? 定置網と言う私の
領域で闘おうとしてくるかな?

407『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/02(火) 23:56:31
>>406(貞菜)
空中に『定置網』を発現するという事?

408貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/03(水) 00:05:08
>>407

 そゆ事です。解りづらい書き方ですみません

409『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/03(水) 00:58:37
>>406(貞菜)
『刺青師』の返答がないがこちらの個人的見解では
空中に発現した『網』を固定すると行った芸当は『不可能』と判断。
恐らく空中に揺蕩う用に維持されると思われる。
(供与文の”『設置式』の『網』ならば、
      『水中』であるかのように、空中に仕掛けることが『可能』だ”から判断)
『貞菜』は訂正のレスがあればどうぞ

410『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/03(水) 00:59:53
>>406(貞菜)
『刺青師』の返答がないがこちらの個人的見解では
空中に発現した『網』をその場に固定してはしご代わりにすると行った芸当は『不可能』と判断。
恐らく空中に揺蕩う用に維持されると思われる。
(供与文の”『設置式』の『網』ならば、
      『水中』であるかのように、空中に仕掛けることが『可能』だ”から判断)
『貞菜』は訂正のレスがあればどうぞ

411貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/03(水) 01:29:18
>>410了解しました


 まぁ、案の定逃げるよなぁ。ピラニアちゃん達にすりゃ
『B魚』はお仲間でも何でもないし。

 まぁ魚影はピラニア30匹も泳いでれば他の魚に対戦相手が気取る余裕も
無いだろう。目の前に敵が居るのに魚ばっかし注意がいく訳ないんだし

 あと、ここまで相手が遠距離で攻撃して来る事なく
こちらから攻撃が来る事を予想して警戒するでもなく堂々と『人型スタンド』
を発現させつつ近づいてくる。…となるとだ

 「貞菜ティーチャーのLesson1 少ない情報からきちんと答えを割り出そう

 …あちらさんのスタンドは ずばり近パ」

 まぁそれが一番妥当。そして私のスタンドからすりゃあ近接でこれで
闘おうなんぞ命知らずな真似はしない。

    ―故に


 「と、言う訳・でぇ〜〜〜      ―こんなんどぉ?★☆」


           ―ヴォン


 発現 定置網 『島結び』
詳細:ttp://jf-kouzushima.jp/gyohou/teichiami/

 これを私は手を掲げて私の頭上の空中に設置させる。
更に私の手にも一つ投げ網:ttp://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e155333304
を発現させてかるーく遠心力を回して付けつつ敵さんの出方を待ち受けようじゃないかー★

412『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/03(水) 01:47:09
>>406(倉員)
階上の『女』に自己紹介をしながら
距離を詰める『倉員』。


「と、言う訳・でぇ〜〜〜      ―こんなんどぉ?★☆」


『女』が天に手を掲げ『およそ1秒』。
空中に全長『400m』以上はあるであろう巨大な『網』を発現した。
『網』は水中に設置されているかのように『宙』に浮遊している。
プールサイドに網目状の影ができる。
(網の概要は画像参照:ttp://jf-kouzushima.jp/gyohou/teichiami/)
(現在位置は親子スライダーの真下)

>>411(貞菜)

「『倉員』っつーんだ!『クラカズ』な。
 どうやらこの辺にいんのもアンタだけみてーだし、
 今回の『対戦相手』で間違いないよな?」

『倉員』が手に持っていたビニール袋(これはGMの描写漏れ申し訳ない)から、
『缶ビール』を1本スタンドに取り出させて、歩を進めてきた。

              ――ヴォン

『1秒』を用いて、『島結び』を発現。宙に揺蕩う。
(手投げ網の発現はまだできていない)

「飲める? っつーかアンタひょっとして『女』か?
 見た目だけじゃわかんねんだよ。ひょっとしたら『人間』かも知れねェし」

『親子スライダー』の真下に立つ、
『倉員』が問いかけてきた。

413『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/03(水) 01:58:47
>>412
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1419344985/597 より

『網』は同時には『1種類』しか発現できないとの事で、
『シマ結び』のような様々な部位・種類の組み合わさった巨大な『網』を、
『一種類』として解釈するのは正直『無理がある』気がするが、
質疑前のレスの為、今回は『発現』できたという事にしますので留意されたし。

414倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/03(水) 02:31:50
>>412

脳幹を鑢で舐めるように癇に障る周波数の声を聞き、
『倉員』は確信する。己の悲願を確認する。『女』。

「大丈夫だって」

誰にともなく、照れたような困ったような声色で一言呟く。続けて『女』へ語り掛ける。

「これはホラ、『お近付きの印』っつーアレで、
 俺はアンタになんの怒りも恨みもないからよ」

「だったらそこはお互い初対面ってワケで、、
 最低限の、何だ、挨拶って奴だと思ってくれりゃいいんだけど」

『獣人』が動く。

掲げた『缶ビール』を振りかぶり、穏当な『倉員』の言葉とは裏腹に、
漲る殺意と裂帛の気合を込めて、『女』目掛け投げつける。(破ス精BBC)
狙いは『胸部』。目障りな肉が的だ。

「俺は大丈夫なんだって。本当だ。『刺青屋』に『取り出して』もらったからよ。
 大丈夫なんだ。言い訳なんかじゃないんだ」

「ただその分『コイツ』が、
 出てきちまった『コイツ』が、形になっちまった俺の怒りが恨みが憎しみが、」

思い返すのは己の刺青。下腹部。揺り籠。『稲妻』のシンボル。『狼』。

「『クライ・ベイビー・クライ』が」

                「暴れっちまう」

415貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/04(木) 17:21:38
>>412

>「飲める? っつーかアンタひょっとして『女』か?
 見た目だけじゃわかんねんだよ。ひょっとしたら『人間』かも知れねェし」

「えぇえぇ女ですよーん★ そりゃ、見て解るっしょ!」

 ズサーッ!!

 返答と同時に『親子スライダー』のスライダーの中に
ヘッドスライディングする要領で逃げ込む。

>『缶ビール』を1本スタンドに取り出させて、歩を進めてきた。

 スライダーの真下、私を狙うには格好の位置。遮蔽物が目立った
所に無いとすりゃ私が近パスタンド持ちなら間違いなくダイナミック投球するね!

 と言う訳で回避行動だ! スライダーはある程度大人が滑っても大丈夫なように
頑丈に出来ているから、こちらに対戦相手が上ってこない限りは身を低めてれば
ある程度は大丈夫だと思うね! まぁ、一時凌ぎなんだけどさ

416『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/04(木) 22:59:27
>>414(倉員)
明確な『殺意』を込めて『クライ・ベイビー』に持たせていた『ビール缶』を、
スライダー台に立つ『貞菜』の胸部目掛け投擲する『倉員』。

         バヒョォ――ッ


「えぇえぇ女ですよーん★ そりゃ、見て解るっしょ!」

だが『缶』を掲げた時点で予期していたかの如く、
女は身体を大きく前に傾け、
『スライダー内部』へと頭から飛び込もうとした。

            ヒュルルルル

この攻防は『貞菜』が『速度』の差を『読み』で埋めた形となり、
『倉員』の投擲した『缶ビール』は胸部には当たらなかった。
おそらくスライダーに頭から突っ込もうと前傾姿勢で跳んだ
『貞菜』の背中の数センチ上を通るだろう。

>>415(貞菜)

「これはホラ、『お近付きの印』っつーアレで、
 俺はアンタになんの怒りも恨みもないからよ」

「だったらそこはお互い初対面ってワケで、、
 最低限の、何だ、挨拶って奴だと思ってくれりゃいいんだけど」

『倉員』のスタンドが缶を掲げたのを観た瞬間、
次の行動が『投擲』だと予想し、
『スライダー内部』へと突っ込む為、身体を前に傾ける『貞菜』。

     ――バヒョォ

『貞菜』の予想どおり、『倉員』のスタンドが
その獣の容貌に違わず『獣じみた』速度で『缶ビール』を投擲してきた。
予期していなければ命中は必死だったが、
ここは『貞菜』の読みが彼我の速度の差を補った。

               ヒュウ――ッ

417貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/04(木) 23:17:58
>>416

>――バヒョォ > ヒュウ――ッ

 (うっひィ〜〜!? ギリセーフ!!)

 頭上から駆け抜ける風切り音に身を竦めて安堵を心中叫ぶ私。
あんなん喰らったら確実に肋骨折れるレベルだわ! 挨拶ってレベルじゃねぇだろ!!

 そう対戦相手を罵倒(無論、胸の中で)しつつ少し首を後ろに向けて投げられたであろう
空き缶を見遣る事にする。頭上には既に設置した定置網、『島結び』が存在してる。

なら空き缶は島結びに命中して跳ねかえりこちらの方に転がってくるんじゃないか? 
 と 考えつつだ。まぁ明後日の方向。親子スライダー後方へと飛来して消えていったのなら
それで良い。それと聞き耳をして対戦相手がこちらに向かってくるか確認する事にする。
階段を上ってくるなら、その足音はこちらにもじっとしてるなら良く聞こえる筈だ…。

 (

418倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/04(木) 23:20:09
>>416

>「えぇえぇ女ですよーん★ そりゃ、見て解るっしょ!」

「そうだよな。いや、見りゃあ分かるんだが、そこはそれ、念の為っつーかよ」

依然『倉員』は穏やかに、微かに笑みを湛えて答える。
倉員は大丈夫だ。前傾に屈む『女』へ向けて続ける。

「そう!避けてくれていいんだ。
 いや、受け止めてくれても弾き返してくれてもいいんだけどよ、
 ホラ、俺は『こういう戦闘』っての初めてだからよ。
 アンタが『受け止められる奴』かどうかってのも分かりゃしねえし」

『女』は気付くだろうか?
『クライベイビー』の放った『ビール缶』が、歪に膨張していることに。

「だから当たっても当たらなくても、関係の無い『乾杯』を用意してやった。
 『大丈夫』だって。ちょっとギョッとするだけだ」

メール欄>>405  <<妊娠 『アルミ缶』のミニチュア>> により、
既に『ビール缶』は『妊娠』している。

進行する『妊娠』に伴い強度を失う『アルミ缶』は、
『振りかぶり投げつける』動きによる撹拌から発生する『炭酸ガス』の『内圧』と相まって、

――『破裂』する。

「都合良く目に入りゃしねえし鼓膜が敗れるって規模でもねえ。
 ただ、『回避行動』の『出っ端』に虚を衝いて……一瞬の隙が欲しかったんだよ。
 『次のコレ』を、避けらんねえ為にもな――」

『ビール缶の破裂』により一瞬なりとも隙を晒しているだろう『女』へ向け、
続く『二の矢』――>>414メール欄にて『スタンド』に握らせていた『ガラス片』を一閃!
『顔面』目掛け、投げ放つ!

419『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/04(木) 23:39:27
>>417(貞菜)
『スライダー台』へ飛び込みつつ、
『ビール缶』の行方を見届けるため首を後ろへ向ける『貞菜』。


        グモ モォォ  ォ   パァァン!!

突如として『ビール缶』が1人でに破裂ッ!
ぶち撒けられた『ビール』が『貞菜』の目を掠め、一瞬視界を奪う。
『虚』を突かれたッ。
前に跳びつつ後ろに目を向けようとしたのが完全に災いした。

             ザクゥゥ――ッ

更に『虚』を突かれたタイミングを見計らったかのように
露出した『左腕』に鋭利なものが突き刺さる感覚。激痛。
だが、『貞菜』の勢いは完全には殺されず、そのまま『スライダー』に突入。
頭からスライダー内部を滑り落ちる――。

>>418(倉員)
既に『妊娠』させていた『ビール缶』。
女が前に跳びつつも『缶』に目を向けた瞬間に『破裂』を起こした。
完全に『虚』を作った。

     ザクゥッ

そこにすかさず『ガラス片』を投げ放つ。一閃。
露出した『貞菜』の『左腕』に深々と突き刺さった。

 チャポォ    ォ !

だが『ガラス片』では『貞菜』の『ヘッドスライディング』を止めるには至らず、
そのまま頭から『スライダーチューブ』へと消えた。
スライダーのチューブに下へ『流れていく』『貞菜』の影がうっすらと見える。

420貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/04(木) 23:51:21
>>419

> ザクゥゥ――ッ

 「っ かはっ……っ!?」

 な、何とか『スライダーチューブ』に潜り込む事は出来た。
適当な漁網を片手発現しつつ。(普通の投げ網)
だが、激痛・・・小さく呻きながら左腕に起きた異変を見る事にする。

 (くそぉ……あったま来たぜ……!)

 だが、然しどうする?  一番問題なのは、こっからだ。

 『スライダー』には当然出口が 存在するんだ。

 このまま行けば当然出口へと繋がる。

 つまり 『待ち構えられる』事も当然想定される。

 (考えろ・・・  考えろ考えろ考えろぉ・・・!)

 思考しつつそのままスライダーの出口まで滑る。

 あ、出口付近で両手でスライダーの壁で突っ張る形で水場に着地
する前に外の様子を伺えるようにしたい。

421倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/04(木) 23:55:09
>>419

「『網』と『魚』はどうしたっつーんだよ。
 ま!『俺の』も分かってくる頃か?」

突き刺さる『ガラス片』。ファーストヒット。確かな手応え。
しかし、まあ――

「俺の『能力』は――『ビール缶を破裂させる事ができる』。
 これァでっかいヒントだな?頭回せよ」

こちらもダメージは狙っていない。
『二の矢』すらも『布石』。既に>>414メール欄より、『ガラス片』は『妊娠』している。

「『ビール』は『炭酸』だから『時限』でヤれる。
 『こっち』はそうも行かねえから、ブチ当てる『きっかけ』を作る為に、最初の『破裂』を使ってやった」

『妊娠』した『ガラス片』は、『女』の腕に突き刺さすや否や、
粉々に『破砕』するであろう(『妊娠』に伴う『強度低下』により)。
更に!『妊娠』中の『固体』は、『羊水』を再現するため、身の内に『己の粉末』を蓄えることになる。

「目に入りゃあ角膜がズッタズタで、鼻や口から入りゃあ激しく咳き込む。
 推理できるか?俺の『能力』は――『ガラスの粉末をブチ撒ける』」

『ガラス粉末による妨害』を喰わせてやった後、
『倉員』は『スライダー』の『終着点』へと向き直る。

422『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/04(木) 23:55:40
>>420
同時に発現できる『網』は『一種類』との事だが、
『島結び』を解除し新たに『網』を発現するという事?

423貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/04(木) 23:56:58
>>422

 あ、そうです。すみません文中に入れ忘れました。

424『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/05(金) 00:11:54
>>423(回答感謝)
>>420(貞菜)
スライダーを滑水しつつも『島結び』を解除し、
適当な『手投げ網』を発現する『貞菜』。
左腕の激痛の正体を確認する。『鏡の破片』だ。
20cm程の長さの『ガラス』の破片がその肌に深々と突き刺さっている。

               シャァァァ―――ッ

            バリィンッ 
     バリィンッ          バリバリッ

              ブワァァァァァァ―――  !!

左腕に刺さった『破片』が『ビール缶』と同じく1人でに砕け、
大量の粉塵へと姿を変え、うつ伏せに滑る『貞菜』の身体に降り注ぐッ!
その体勢が幸いし、目や鼻孔に『破片』が僅かに入るだけに終わったが『痛い』。
(次レスで『出口』まで到着)

>>421(倉員)
       パッ

プールサイドを覆っていた巨大な『網』が解除される。
既に『ガラス片』を妊娠させていた『倉員』。
だが『倉員』に『スライダーチューブ』内を滑水する『貞菜』の姿を確認する術はない。
『貞菜』が飛び出てくるであろう『終着点』へ向き直る。

425倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/05(金) 00:29:26
>>424

「『ビール缶』は『消火器』辺りでやりゃあもう少し笑えるんだろうし、
 『ガラス』の方は逆に『瓶』でもなんでも代用できる。そうだろ?
 俺は色々試してえんだよ」

『ガラス粉末』の頒布には『直撃』が必要だ。
要件を満たした以上、再び一瞬の『隙』を作れたと思っていいだろう。

「そっちも色々試してくれよ。
 『俺の』はこんなにささやかで可愛らしく穏やかで優しい能力だからよ。
 こんなんで一人ずつ『女』を減らして行ったら、こっちはあっという間に寿命で即死だ」

『物体の強度を奪う』。『物質を粉末状に蓄える』。――いずれも間違いなく『倉員』の『能力』だ。
だがそれは『能力』であって『本質』じゃあない。

「俺が『二手』使ってまでテメエを『牽制』したっつーのはよ、
 そりゃあ当然!『無防備』な相手に『負けない』自信があるっつーことだよなァ」

『女』が飛び出してくるまでの僅かな間隙、
苛立ち混じりに手近な『スライダーの支柱』を蹴りつける『クライベイビー』。

『倉員』が考え、『クライ・ベイビー・クライ』が暴れる。
これが『刺青師』によって与えられた、『倉員 衝』の『女減らし』だ。

426貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/05(金) 00:39:39
>>424

 >  シャァァァ―――ッ

            バリィンッ 
     バリィンッ          バリバリッ

              ブワァァァァァァ―――  !!

 「…私は   - 生来」
 
 ガラスの粉じんシャワー(シャワーと言えるものがどうかも知れないが)
を浴びながら出口が視認出来るのを見ながら
 『漁網』を…『自分自身』へ頭から覆う。

 「余り 自分の怒りとか暗い感情はよぉ 未来ある『光(子供たち)』に
見せられないからよぉ・・・隠してるが」

  「-こうまでおちょくられるとよ……  -流石にプッツンしてくるぜ」

    
      
  『魚化』   する

  ――『ムベンガ』によぉ!!
詳細:ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%AC


         ――ザバァ!!!

 『 sh a aaaaaaaaaAAAAAA!!! 』


 スライダーの入り口に辿り着くと同時にムベンガとして変化して浸水しながら
敵を水中の中より右往左往に移動しつつ探りながら水泳する!!

 ずぶ濡れになる事によって、これ以上に私が魚化する事は出来ないが…。
近パを相手にこれ以上逃げて戦術を練っても上手い具合に事は運ばない!!
 この『親子スライダー』を私の戦地として選ばせて貰おうか!!

427『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/05(金) 00:52:44
>>425(倉員)
自身の心中を吐露しながら『クライ・ベイビー・クライ』で
『スライダー』の支柱を殴りつける『倉員』。

           
          ――ザバァ!!!

『スライダー』の出口から『漁網』を頭から被った『貞菜』が飛び出てきたッ。

>>426(貞菜)
胸に抱く決意を口に発し、
出口を確認して『漁網』を被る『貞菜』。


        ――ザバァ!!!

自身の『魚』化をしようと思った、だが駄目だッ!
『魚』化には『10秒』の拘束時間を要する。
(先程の『ガラス片』の『粉塵』による妨害もあったが)
『貞菜』は出口を確認してから『魚』化を始めた…。
この状況において『10秒』という時間はあまりにも『長すぎる』。
結果、『貞菜』は頭に『漁網』を被ったままスライダーから勢い良く飛び出す。
(『貞菜』の『ムベンガ』化まで後6秒)

428倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/05(金) 22:40:26
>>427


「俺の悲願は女をなくすことだ」


網を被った女が滑り出てくるなんて光景、そうそうお目にかかれるもんじゃない。
思わず口にしてしまう。『倉員』の『悲願』。

「だけど『女』って多いから。本当に本当に多過ぎるから。
 俺は早く『オセアニア』に飛んで『オオマダラキーウィ』を助けてやりたいのに」

スライダーを滑り出てくる『女』。あまりにも『的』過ぎる。
恐らく『能力』であろう『網』を被っている辺り、むしろ『罠』とも考えられるが、しかし。

「だけど俺はお前らをなくさないと、女をなくさないと、
 ここから一歩も進めやしないんだ。どこへも行けない。何も作れない」

水場故に顔を拭うのは容易だろうが、この一瞬で『ガラス粉塵』から完全に回復したとは考えにくい。
スライダーの出口から無防備に飛び出す『女』目掛け、
『クライ・ベイビー・クライ』は容赦なく『サッカーボールキック』を繰り出す。

「記念すべき『一人目』がお前だ。
 お前の後ろに、億を超す後輩共が続くんだ――喜べよ」

429貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/05(金) 23:01:14
>>427

 んーっと、対戦相手さん『倉員』と私の距離は約何メートル?

430『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/05(金) 23:04:46
>>429
『1m』もない。

431貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/05(金) 23:20:56
>>430 回答感謝

>>428

 『魚可』には時間が足りなねぇ、圧倒的に   ―足りねぇ

 そんな事は分かってる。このまま『漁網』を何枚も束ねて肉弾戦を
決め込もうとしたって私のようなちっぽけな力『ルーン・レイク』じゃ
太刀打ちできやしない。

 近パ型のスタンドじゃあどうやったってな。

 定置網を発現する時間も殆ど無い。投げ網を解除してから紡ごうなんての愚の骨頂。

 うつ伏せで水に着水したこの状態は完全な笑い種だ。



    ―ーあぁ、だからこそ……。

 「ぶがばがここ(恰好つかないが)……     ――ぶぐる(貫く)」

 水中で口を開き、その技を紡ぐ。


     「ぶげ(ゆけ)   『ダツ・オン・ダーツ』 」


    ―ドっキュぅゥ――zノ!!


>>420ですでに私は水着の上を脱ぎ…『水着をダツ』にしていた!!

 >>426それを私が着水すると同時に魚化していたダツを自由操作して着水!

 つまり…いま現在ダツは私の操作圏内  ……何時でも『突撃万端』って事だ!!

       ――ギュォォオ才ォン!!!

 『ダツ』を操作し、その視聴覚で対戦相手の急所……顔面を狙って泳がせる!!

 いま現在私へと完全に意識を反らしてる男『倉員』ならばダツの動きに
全くの無警戒・・・私の策が成功するならば完全なるノックアウトが決まるぞ!!

432『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/05(金) 23:30:09
>>428(倉員)
『倉員』は『水』に入り距離を詰めたか?

433倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/05(金) 23:34:53
>>432

>>421のレスでスライダーの出口を狙っており、
また『クライ・ベイビー・クライ』のヴィジョン射程は2mあるので特にプールに入る想定はしていない。
プールサイドからスタンドを先行させるイメージ。

『柵』等があるなら適当にくぐるか乗り越えるかするし、
その程度の時間的余裕はあると思った。

434『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/05(金) 23:53:05
>>433(回答感謝)
>>431
『クライ・ベイビー・クライ』に『鉄柵』を乗り換えさせ、
『貞菜』を待ち構えていた『倉員』。

        ―――ザバァ!!

うつ伏せの状態で頭から飛び出してきた『貞菜』は、
どういう訳か上半身の水着を脱ぎ捨てた『半裸』の状態であった。
だが冷静に『クライ・ベイビー・クライ』で『貞菜』の身体を蹴り飛ばし、
親子スライダーの『着水プール』の左の鉄柵に叩きつけた。


>>431(貞菜)
『貞菜』は『水着』を『ダツ』にはできていなかった。
まず第一に仰向けの状態で滑水しており、
その状態で即座に水着を脱ぎ捨てるのは非常に難しい。
第二に『ガラス』の『粉塵』による『阻害』があった。
そして第三に、前述の通り『ルーン・レイク』の『魚』化には『10秒』の時間を要する。
”仰向け”の状態で”頭から滑水した状態で””水着を脱ぎ””網で包む”
という行為をこの短距離のスライダー内部でこなす事など到底『不可能』だ。

                 バキィィッ!

『着水プール』の腰の高さ程の鉄柵を乗り越え、
縁で待ち構えていた『スタンド』に思い切り蹴られて、
マップ左側の『鉄柵』に叩きつけられる。
(『貞菜』の『魚』化まで残り『4秒』)

435『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/05(金) 23:57:58
>>433(回答感謝)
>>431
『クライ・ベイビー・クライ』に『鉄柵』を乗り換えさせ、
『貞菜』を待ち構えていた『倉員』。

        ―――ザバァ!!

うつ伏せの状態で頭から飛び出してきた『貞菜』は、
どういう訳か上半身の水着を脱ぎ捨てた『半裸』の状態であった。
だが冷静に『クライ・ベイビー・クライ』で『貞菜』の身体を蹴り飛ばし、
親子スライダーの『着水プール』の左の鉄柵に叩きつけた。


>>431(貞菜)
『貞菜』は『水着』を『ダツ』にはできていなかった。
まず第一にうつ伏せの状態で滑水しており、
その状態で即座に水着を脱ぎ捨てるのは非常に難しい。
第二に『ガラス』の『粉塵』による『阻害』があった。
そして第三に、前述の通り『ルーン・レイク』の『魚』化には『10秒』の時間を要する。
”うつぶせ”の状態で”頭から滑水した状態で””水着を脱ぎ””網で包む”
という行為をこの短距離のスライダー内部でこなす事など到底『不可能』だ。

                 バキィィッ!

『着水プール』の腰の高さ程の鉄柵を乗り越え、
縁で待ち構えていた『スタンド』に思い切り蹴られて、
マップ左側の『鉄柵』に叩きつけられる。
(『貞菜』の『魚』化まで残り『4秒』)

436貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/06(土) 00:04:16
>>435

鉄柵に叩き付けられた私の体勢は?

いま現在私と対戦相手の距離は何メートル?

437『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/06(土) 00:08:56
>>436(貞菜)
背中から鉄柵に叩きつけられた状態。
(上下は『貞菜』の自由)

『クライ・ベイビー・クライ』との距離は『2.5m』。
『鉄柵』を挟んだ先に『倉員』が立っている。

438貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/06(土) 00:14:00
うん?
 それじゃあ現在図は簡略すると

 倉員・鉄柵・私・ベイビー

 こんな感じの図式の立ち位置と言う事でオッケー?

439『業の華』:2015/06/06(土) 00:17:50
>>438
描写不足失礼


  |  ||   |
鉄貞         ク鉄倉
柵菜         ラ柵員

の図式になる。

440倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/06(土) 00:19:54
>>435

「継母に虐待されていれば良かった」

直撃の感触。
本来なら十分に致命傷だ。
ここらで『罠』が発動するのか?会心の反撃が飛ぶのか?

「親父が愛人を作って俺達兄弟を捨ててくれれば良かった。
 ガキの頃に無理矢理女装させられてりゃあ良かった」

『クライベイビー』を本体の傍らに呼び戻す。
『魚』に関わる能力、プールに着水したここから『本領』の可能性はある。

「女みてえな名前を付けられて、小学校で虐められれば良かった。
 男に惚れれば良かった。母親に犯されれば良かった。俺が女なら良かった」

『倉員』の傍ら、『クライ・ベイビー・クライ』は静かに佇む。
『ビール缶の破裂』は見せた。『ガラス粉塵』は喰らわせた。ビックリ手品はここまでだ。

「『何一つ無い』んだ。俺に『理由』があれば良かった。『根拠』があれば良かった。
 お陰で――」

『女』を睨む。理由無き不倶戴天。一挙手一投足を見逃すつもりは一切無い。

「お陰で、良心が痛んで仕方ねえ」

言って、笑う。凄絶に。

441貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/06(土) 00:39:43
>>435

   バキィィッ!

 「ぐぇぇ!!ッ……」

 『魚化』      ……しねぇ

 背面に上体が起き上がるような状態で叩き付けられた…お蔭で何とか直ぐに
立ち上がる事が出来る状態  ではある。

 けど、そんだけだ。ダメージはあるし何より今この状態で『魚化』したとして……。

 
 (……   勝てるか?)

 黙考しつつ、そういえば…と考える。

 (……?    そういえば……何で追撃が来ない?)

    ―思えば『可笑しい』

 着水と同時に『蹴られた』 それまでは良い、だが相手が近距離パワー型の
スタンドだと言うなら『追撃』が今まさに来ないのが。

 (あれ…ひょっとして    今   『射程外』……なのか?)

        (……    ―なら)


「・・・あらよっ」

 鉄柵の間(画像を見る限り横の鉄柵は人ひとりは抜けれる間隔の広さがあると思うんで)を抜けて立ち。

 ヴン…ヴンッ。

 体を包んでいた『漁網』を解除し、そして再度『漁網』を片手で発現し体に覆って
『十秒』の『魚化』に変えて……。


   「う     ぅぅおおおおおおおぉぉ!!!」   


   意を決し、走り出す。    そう……。


      『流れるプール』へと!!  真横一直線!! 鉄柵と言う障害物が相手と
隔てているのを見越して雄叫びと同時に颯爽と腕を振って流れるプールの水場へと
向かってだ! え?  さっきまで此処が最終戦地だとほざいてなかったって!?
 いいんだよ!! 戦国武将だって背水の陣とかのたまいながら何時も指揮官は
最終的におめおめ逃げおおせて再起するんだぞ!!


    「―逃走では  無い!   勝利への道へである!!」

  ダメージはかなりあるが、それでも流れるプールと親子スライダーまでの
距離は全速力で走り抜ければ十秒でギリギリで間に合う距離だと考える!!

 流れるプールならば全長300m、こちらのテリトリーだ!

  このままリカバリーと共にピラニアちゃん達のいる場所で迎え撃ってやる!!

442『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/06(土) 00:53:51
>>440(倉員)
『クライ・ベイビー・クライ』を傍らに戻す『倉員』。
『貞菜』の挙動を眺めつつ、『愉悦』を浮かべる。


          ダバッ  ダバッ

『貞菜』がなんとか身を起こして鉄柵を乗り越え、
被っていた『網』を解除し、更に『網』を発現し再び頭に被る。
トップレスのまま、『流れるプール』の方向へ一歩踏み出した。

>>441(貞菜)
追撃が来ない事を『射程外』だと予測を立て、
瀕死の身体にムチを打ち鉄柵を乗り越え(推測の)『射程外』から逃れる『貞菜』。
『貞菜』の仮説が正しいかどうかは定かではないが『追撃』はなく
『倉員』は『スタンド』を傍らに戻し、愉悦を浮かべながら『貞菜』を観察している。

おそらくもう一撃食らったら『終わる』――。

一度『網』を解除し、更に自身にかぶせるように『網』を発現し、
『流れるプール』の方向へ一歩踏み込む。

443倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/06(土) 21:01:46
>>442

踵を返すように『流れるプール』へと向かう『女』を見て、

「おかしいな。失敗した」

と、『倉員』は思った。


「『ビール缶』と『ガラス片』で飛び道具を印象付けておいたから、
 俺に背を向けて距離を取るような真似はさせないつもりだったんだけどな」

      「失敗した」

「ま、何事も最初から上手くは行かないよな」

至極残念そうに、それでいて笑みの表情を崩さぬまま、『倉員』は呟く。

「『ビール缶』と言えばよ、最初のはホラ、
 避けたり防いだりさせるかも、と思って『破裂』させてみたワケだろ?
 アレなら当てる必要は無いもんな」

『人狼』が、『倉員』の持つ『レジ袋』をその中身ごと引っ掴み、

「お陰でアンタが『防げない』のは分かったし、
 今じゃ俺の蹴りを貰って足にキてるのも分かってる。
 それじゃあ『避けられない』よな」

『女』の『脚部』目掛け――投げ付ける!
『レジ袋』には当然!『二本目の缶ビール』が納まっている!(>>396より)

「だから今回は『直撃』だ。今そっち行くからよ――ちょっと待っててくれって」

投擲直後、『クライベイビー』を伴った『倉員』は『女』目掛け、疾走する――!

444貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/06(土) 23:06:16
>>442

>愉悦を浮かべながら『貞菜』を観察している

 「完っっ全に舐めくさりやがってぇぇ……!」

 わかっちゃいる。このままじゃジリ貧だ、正直いって後がない。

 (流れるプールまでの距離は? 敵との距離はさっきので2.5m……
また何か投げられちゃあ完璧にやられるぞ、おいっ……!!)

 ヴンッ ヴンッッ……

 両手に『漁網』を発現 投げ網だ。無論、これじゃあ正直いって
相手の敵さんに対して何が出来るでもねぇ。スタンドの外見は両腕が
完全に斬撃に適した形状をしていたし漁網なんぞ簡単に破れる代物だろうさ。

 「だが……意地があるのさぁ 女の子にはぁぁぁあああ!!」

    バサァァ!!

>>441の時点で私は魚の操作をしており、こちらへの視聴覚が私には把握出来る。

 つまり、敵の出方がプールに視点が移っているけれども敵がどういった動きを
してるのか。攻撃する予測は打ち立てられる。

 なら、相手が投擲してくれば、それを漁網を投げて『相殺』する事も可能な筈……!!


   「う  ぉおおおおおおおっっ゛!!!」

   流れるプールまで  全速力で     逃げるんだよぉぉおおおお!!


 (※現在位置から流れるプールに一番近い地点まで何メートルか教えて頂けると嬉しいです)

445『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/06(土) 23:27:55
>>443(倉員)


           ヒョォォ--ッ

戦いを終わらせるべく、
無防備な『貞菜』の背中に
2本目の『缶ビール』による『投擲』を放つ『倉員』。


ズギュンッ

だが『貞菜』はまるで背中に目が付いてるかの如く
正確な動きで両手に更に発現した『網』を背中に投げ、
投擲した『ビニール袋@缶ビール』を相殺した--!

>>444(貞菜)
『流れるプール』に放流していた『ダツ』を通し、『
倉員』の挙動を観察していた『貞菜』。
『倉員』のスタンドが手に持った『ビニール袋』を投擲するモーションに入るやいなや
『網』を発現し決死の覚悟で背中に回し--

                     ボフゥッ

『受け止める』ッ!
やったッ!成功だッ!”とりあえず”凌いだ!
(一番近い流れるプールまでは『大股』で2,3歩。
 『貞菜』の『魚』化まであと『8秒』)

446『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/06(土) 23:31:38
>>445

447『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/06(土) 23:43:55
>>445(倉員)


           ヒョォォ--ッ

戦いを終わらせるべく、
無防備な『貞菜』の背中に
2本目の『缶ビール』による『投擲』を放つ『倉員』。


ズギュンッ

『貞菜』はまるで背中に目がついてるかの如く、
正確な動きで新たに両手に発現した『網』を背後に投げるッ。
だがッ『倉員』の投げた『ビニール袋』を防ぐには至らず


                      バキィィッ

『缶』の入った『ビニール袋』が脚部に命中し、
『貞菜』はその場ですっ転ぶ。

>>445
(貞菜)『流れるプール』に放流していた『ダツ』を通し、
『倉員』の挙動を観察していた『貞菜』。
『倉員』のスタンドが手に持った『ビニール袋』を投擲するモーションに入るやいなや
『網』を発現し決死の覚悟で背後に投擲する――

                     バギィッ!

だが駄目だッ。
『クライベイビー』のパワーを『投網』で相殺するにはある程度のパワーが必要だ。
前を向き走りながらの『投網』では精度とパワーが足りない。
だが振り向きつつの『投網』では彼我の速度差を埋めれない。
届かないッ!間に合わないッ!
結果、『貞菜』は足に『缶』の入った『ビニール袋』の一撃を喰らい、
派手に前にスッ転び、顔面を痛打する。
(一番近い流れるプールは眼前。
 『貞菜』の『魚』化まであと『8秒』)

448倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/07(日) 00:03:54
>>447

「全く、上手く行かねえもんだよな」

大体今放った『缶ビール』は、『女』を倒した後に自分で飲む為に確保していたものだ。
計算違いも甚だしい。

「防いでくれて構わないんだ。俺は大丈夫だから。
 大丈夫なんだよ。俺とお前の間の『2メートル半』を、 『コイツ』は生まれる前から埋めている――」

>>443メール欄、[>>421メル欄『パイプ』をスタンドで回収]
>>421メール欄、[スライダーの支柱を引っ掻き『妊娠』。2mクラスの鉄パイプ。]

「――俺が『手を抜いてる』と思ったか? 『余裕がある』とでも思ったか?
 お前の相手をしてる間に、何頭の『リカオン』が死んでいくか分かってんのか?」

『クライ・ベイビー・クライ』は既に、『スライダーの支柱』を『妊娠』させ、
己が『得物』――『全長2mの鉄パイプ』を手にしている。

「『妊娠』から『出産』までには時間が掛かるんだよ。 俺がどれだけ無駄話くれてやったと思ってる。
 その為に時間を稼いだ。その為に『クライ・ベイビー・クライ』を戻した。
 お前が『缶ビール』を防げるかどうかなんて、既にどうでもいいことだったんだよ」

『無傷』の『倉員』と、『直撃』を喰らわせた『女』。
追いながら前方を攻撃する『倉員』と、逃げながら背後を防御する『女』。

「『50センチ』なんか無いのと同じなんだって。
 これが『最短距離』だ。悪いけど、上着を着る時間は無さそうだ」

転倒する『女』を、『鉄パイプ』で殴りつける。
繰り返し、繰り返し。(破ス精BBC)

449貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/07(日) 00:27:06
>>448


 バキィィッ

脚部に走る痛み、もつる足。そして地面にたたきつけられる痛み。 意識が吹っ飛びそうだ。

 「ぐ 、がぁ……」

 這いずるように『流れるプール』へと前進する。無論そんなので
相手のスタンド(『クライ・ベイビー・クライ』)のスピードに勝るはずない。
 と言うか、今のままじゃ幼児だって私に勝てる。

   一番近いプールは目前。   そうだ…だから

 「あんたは・・・  一つだけ・・・   大きな『勘違い』がある


    ・・・貞菜 ティーチャー Lesson2

  『一つの限りなく忍ばせていた刃が、時に大きな踵を穿つ』


   「・・・つぅ   訳で     ―頼むぜ


      - 『ダーツ・オン・ダーツ』ッッ!!!! 」


           ノ\゜   シ ャ   アアアァァ!!!!



 >>447で書いてた通り。
私は  『流れるプール』に放流していた『ダツ』を通し、『倉員』の挙動を観察していた『貞菜』。

 そう・・・『ダツ』だ

   ・・・>>444メ欄(開示)で既に助走を付けて高速に遊泳し
完全に貫く気満々なダツを泳がせてなぁぁ!!!


         『ruuuuuulyyyyyyy!!!!』


  敵(倉員・『クライ・ベイビー・クライ』)は私に完全に
意識を奪われている!!

  私自身は横に転がったりなどしてプール縁に移動して本当に多少の
時間稼ぎを行いつつ、自由操作でダツに『クライ・ベイビー・クライ』の
急所を狙わせる!!  近パ型ならDFは当然あんだろぅ!!?

    このまま決着を付けてやるぜぇえええ!!!!

450『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/07(日) 00:41:29
>>448(倉員)

  ズボォ……ッ

既に『妊娠』させていた『スライダーの支柱』。
そこから獣じみた力で長柄の『鉄パイプ』を引き抜く。
互いの距離を無に帰す程の長さの得物で、
既に『射程内』となった『貞菜』の背中をッ!

         何度もッ!

何度もッ!
              何度もッ!

執拗に叩くッ!意識をッ!刈り取った!
気絶した『貞菜』の背中を叩きながら
『倉員』は既に『勝利』した事を確信する。

>>449(貞菜)


          バヒュッ!

自身を囮にし『ダツ』を『倉員』目掛け跳ばそうとする『貞菜』。
だが『倉員』は『スライダー』の支柱から
彼我の距離を無に帰す程の長さの『鉄パイプ』を引き抜いた。
『ダツ』では到底『間に合わない』。
そして倒れている『貞菜』の背中目掛け振り下ろし―――


               バキャァッ


自身の背骨のへし折れる音。呼吸が止まる。

 バキッ              バキッ

            バキッ  

そして何度もッ!何度もッ!
執拗に『貞菜』に叩きつけるッ!
耐え難い激痛。身体は動かない。『貞菜』の意識が薄れゆく――

451貞菜 綾女『ルーン・レイク』:2015/06/07(日) 00:49:24
>>450

「  く    

             そ」

  魚化


  魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化
  魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化
  魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化
  魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化
  魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化
  魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化
  魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化
  魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化
  魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化
  魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化魚化


(魚化さへ  出き   れ)



   その無念を携えながら   貞菜の魂は深海の憶測へと沈んでいった。
             もう二度と光に戻れない場所へ…

452倉員 衝『クライ・ベイビー・クライ』:2015/06/07(日) 23:25:53
>>450

『倉員』はポケットから自前の『スマートフォン』を取り出し、着信履歴のトップをコール。

一方『クライ・ベイビー・クライ』は執拗に、
『鉄パイプ』を振り上げる。振り下ろす。

「――もしもし母さん?」

振り上げる。振り下ろす。

「明日なんだけどさ」「そうそう夜な」
「晩飯ってさ――」

振り上げる。振り下ろす。振り上げる。振り下ろす。

「え?いや食って帰るって。さっき言ったじゃん。
 言ってない?」

振り上げる。振り下ろす。振り上げる。振り下ろす。
振り上げる。振り下ろす。振り上げる。振り下ろす。

「だから俺の分もさ、晩飯、な?」
「俺はなんでもいいって。姉さんのお祝いなんだからそっちに聞けよ」

振り上げる。振り下ろす。振り上げる。振り下ろす。
振り上げる。振り下ろす。振り上げる。振り下ろす。
振り上げる。振り下ろす。振り上げる。振り下ろす。
振り上げる。振り下ろす。振り上げる。振り下ろす。

「でも、ま、強いていうなら――あ、折れちった」
「いやなんでもない。こっちの話」「それでアレな、俺の方はホラ」


「魚はちょっと、気分じゃねえかも」

453『倉員』 vs 『貞菜』:2015/06/07(日) 23:33:02
>>452-453
「『魚』になれさえすれば」と心中で唱え続ける『貞菜』。
『倉員』は『貞菜』の事などお構いなしに親と電話で話しながら、
執拗に『半裸の死骸』を『鉄パイプ』で叩き続ける…。

倉員『クライ・ベイビー・クライ』⇒『勝利』
貞菜 綾女『ルーン・レイク』⇒『死亡』『敗北』

454穂村:2015/06/08(月) 23:41:44
GMなしでの対戦希望。

こちらの使用PCは
府川薫『フォービドゥン・ラヴ』
ブリジット『チープ・セックス』
カシオ『ナイン・ゴーツ・アウト』のいずれか。

455穂村:2015/06/08(月) 23:54:40
>>454
取り消し

456ハイジ『クールボーン・スウィング・トループ』:2015/06/09(火) 19:17:29
板踏『ウィズイン・サイレンス』に対戦希望。
そろそろ治療費稼がないと。

457穂村公康『フー・シュ二ッケンズ』:2015/06/09(火) 20:05:53
じゃあ俺も板踏さんを指名して対戦キボンヌ

458板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/09(火) 22:30:58
貴様ら……
……えー、申し訳ないのですが二人を同時に相手取るのは流石に無理なので、こちらで対戦相手を選ばせていただきます。
今回は>>457(穗村さん)の指名に応じようと思います。
GMやマップなどはどうしましょうか?こちらはGM有りでも無しでも構いませんが。

>>456
というわけで、申し訳ありませんが今回は対戦を見送らせて頂きます。
またご縁がありましたらその時は改めてよろしくお願いします。

459穂村:2015/06/10(水) 21:01:47
>>458
マップはそちらにお任せします。
当方もGMの有無についてはどちらでもかまいません

460板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/10(水) 22:05:24
>>459
ではGMはなしで。
ただ、マップと初期位置に関しては公平性を期すために第三者に決めていただこうと思います。
告知で募集してきますので少々お待ちください。

461板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/10(水) 22:13:35
>>459
あ、確認ですが、対戦は『パラレル』でよろしいですか?

462穂村:2015/06/10(水) 22:22:34
>>461
パラレルでお願いします

463板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/12(金) 01:03:10
>>459>>462

大変遅くなってしまい、申し訳ありません。
今回のマップですが、Wiki記載の『スーパーFLY』でよろしいでしょうか?
ttp://download2.getuploader.com/g/goldenrectangle/88/Superflykogane.PNG

初期配置としては、こちらが『A-1』、そちらが『K-21』辺りを提案いたします。

464穂村:2015/06/12(金) 22:28:33
>>423
了解です。では両者スタンド概要及び所持品を提示したら開始しましょう。
先攻は我で

465板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/12(金) 22:48:44
>>464
了解しました。


『スタンド』:
巨大な『ベル(朝顔)』を備えた『トランペット』のスタンド。
全力で『演奏』することで、『炎』を『強化』する能力。

『ウィズイン・サイレンス』
破壊力:なし(B)スピード:なし(A)   射程距離:E(C:8m)
持続力:B(D) 精密動作性:なし(B)成長性:B
※()内は『演奏』のもの
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/643


『持ち物』:チューニングオイル、マッチ二箱、ライター

466穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/12(金) 22:55:58
>>465
【スタンド能力】
ありとあらゆる『中国武術』に精通した『半自立型』スタンド。
その身にまとった『カンフー服』の『広袖』から『中国式武器』を取り出す能力


『フー・シュニッケンズ』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B
(:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/381)

【服装】
タミヤのTシャツ、ジーンズ。
靴はゴム底スニーカー。右手中指にシルバーアクセ。

【所持品】
スマホ、財布、傘

467穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/12(金) 23:06:17


    ≪ヨーデルヨーデルヨーデルヨーデル♪≫

店内に流れるジャスコアレンジされたBGM。
傍らに発現した『シュニッケンズ』とダンスを踊っている。

「…」          『老師…?』

「ちッげェーよバカ!
 ”どわっはっは!”の時は腰をこーやッて倒すんだよ!
 お前のはこーじゃなくて、こーなッてんだよ!
 こーだよ!”どわっはっは!”   ハイ! (パンッ)」

『コノ修行ニ何ノ意味ガ…?
 我ノ姿ハちびっ子達ニハ見エナイデスシ、
 妖怪ウォッチのダンス…とイワレマシテモ……』


「おまッ、
 現代ッ子舐めるなよ。
 あいつらバカだけど、渋々踊ってるとか、そーいうの直ぐ見透かされっからな。
 お前後で折檻な」 『ロ、老

            ズギュンッ

「せっかくスーパー来たし、
 アレやりてーな。『ゴボウしばきあい対決』。

『フー・シュニッケンズ』を解除。
傘片手にまっすぐ真横に突切り『青果コーナー』を目指す。
勿論マップ奥の方に相手がいないか、だとか異変がないかだとか注意しながらな。

468板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/12(金) 23:22:05
>>467

店内には流行の歌が流れ、しかし人は誰もいない。
いや……『二人と一体』がいる。
一体の方はたった今消えたから、いるのは二人だけ。

「キャッチーで、まぁ嫌いじゃあないんだがな……トランペットとは相性が悪い曲だ。
 もう少し乗れる曲だと嬉しかったんだが……」

「ま、今度『リクエスト』でも出しておこう」

どこか寂しいスーパーの、鮮魚コーナーを通って『雑誌棚』を目指して移動する。
この時点では、まだ二人ともお互いの位置などには気付かないだろう。
足音なども店内BGMでかき消されてしまうだろうし、そもそも距離が遠い。

469穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/12(金) 23:28:44
>>468
雑誌コーナーへと移動する。
こちらへの位置の判定がなかったので
不服がなければ『Iー14』付近まで移動できたものとする。
そしてこちらは『青果コーナー』目指して進みつつ、
周囲を警戒しているので特に何事もなければ次レスで互いの姿を捉えられるだろう。

470板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/12(金) 23:41:28
>>469

穗村は『スナック菓子コーナー』の前を通り移動中。
その間に、板踏は棚の雑誌に『チューニングオイル』をふりかけ、鼻歌交じりに『ライター』で着火。

「〜〜♪」

油のしみた雑誌は、よく燃えるだろう。
一度火種ができれば、後は勝手に他の雑誌に燃え移っていく。
当然、すぐに全焼とはいかないだろうが。

穗村が淀みなく移動するのなら、このこの一連の動きが終わるぐらいに板踏を発見するはずだ。
明らかな放火行為に走っている高校生である。社会の闇だ。

471穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/13(土) 00:04:50
>>470
「あーあ」

        ズギュンッ

「火遊びしてんゼ。 火遊び。
 俺も昔、火遊びしたわ。
 この間なんてツイッターで『盃なう!』って会合の写真あげたら
 派手に炎上したもんな」

『フー・シュニッケンズ』を発現。
その袖口から『梨火槍』を取り出す。
(ttp://arms.cybrary.jp/db/fire/flame/lihuoqiang.html)
見ての通り、槍に火薬の詰まった『竹筒』が詰まった、
主に敵目掛け『火』を噴出するための武器なのだが。

「じゃあ俺も火遊びすっか」

『火』が点いていない状態で発現したのならば
手持ち花火の要領でライターで着火。

                ボボボボボボッ

『フー・シュニッケンズ』に松明のように掲げさせる。
当然、『梨火槍』からは花火のような轟音が発生する訳で
こちらの居場所が割れる訳だが。
聖火ランナーのように『みそ・だし』『菓子コーナー』の棚を通って
移動するぜ。

472板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/13(土) 00:45:48
>>471

「うぉっ」


                >ボボボボボボッ


『梨火槍』に火が付き、音と光で穗村の位置を主張する。
全長2m余りの『梨火槍』……そこから放たれる火炎を上に向けているのであれば、炎は棚を超えた高さに届くだろう。
その光景は、板踏の視界に届くはずだ。

「なんだあれは……花火……か?
 よくわからんが……そちらから『炎』を出してくれるというのならば、好都合……」


   「……あんまり近寄りたくはないがね。なんだあれ」

穗村は『梨火槍』を掲げたまま『みそ・だし』『菓子コーナー』の間を通り、『E-11』の辺りまで移動する。

      「ともあれ、始めるか……『ウィズイン・サイレンス』」


          《♪》
   《♪》         《♪》 
        《♪》           《♪》

こちらは『ウィズイン・サイレンスを』発現。
『全力演奏』……トランペットを吹き鳴らし、『火炎強化』を行う。
演奏の音は、『梨火槍』の音にも負けず穗村の耳に届くだろう。
強化の種類は『延焼操作』……先ほど燃やした雑誌の炎の延焼を操作。
炎を躍らせ、延焼範囲を一気に広げる。延焼速度は『スピード:B』。あっという間に、雑誌棚全体に火は燃え広がっていくはずだ。
同時に、裏側である『醤油・酢・油棚』にも火は浸食していく……

473穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/13(土) 01:12:33
>>472


         ボボボボッ


『スーパー・フライ』には『惣菜コーナー』がある、
という事は必然的にマップ外に『調理室』みたいなのがあるだろうし、
火を扱うって事は当然『スプリンクラー』を設置されているであろう。

       ブシャアァァァァァァ――ッ

別に消防署の方から来た訳ではないので、
『スプリンクラー』については詳しくはないが
大体が『熱』や『煙』を感知して『放水』する仕組みだろう。
こちらは『梨火槍』を『天井(>>471)』に近づけて持ってるわけだし、
スプリンクラーがマトモに設置されているのなら、感知して放水するだろう。

それに『スプリンクラー』っていうのは大抵、
感知したら周囲のものも同時に連動して『放水』するようになってるし、
此方の位置からしてまあ『板踏』さんも『射程内』だろう、
つまり『板踏』さんが放火した『火』は、消えるだろうね。うん。

                ポロッ

  ギィンッ

『役目』を終えた『梨火槍』をその辺に投げ捨てて、
勢い良く飛び出し『醤油棚』を蹴り飛ばし裏柄の『板踏』を吹っ飛ばす。
パス精BBB+技術。

474板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/13(土) 01:27:20
>>473

……うん、そりゃあ、まぁ、消えるな。
延焼範囲が広がったとはいえ、別に火力が上がった訳でもなく。
普通に水をかければ消える訳で……


「げっ、しまっ―――――」


     ドグシャアアアアアア!!


             「ごばッ!!」


――――当然、『演奏』に集中していた板踏は抵抗することもできず、二つの棚に挟まれる。
重症だ……まだ意識はあるし、再起不能と言うほどではないが……全身に結構なダメージを受けた。
アバラの数本は折れ、左腕にもヒビが入ったか。
腰回りも大分ヤバそうだ。内臓もそれなり以上にヤバイ。

「ゴフッ……ち、畜生……馬鹿力が……」

         ズズ…

どうにか棚と棚の間から這い出ようとする。
方向的には鮮魚コーナー。まぁ、決して機敏な動きではないが……

475穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/13(土) 01:42:34
>>474
「えッ、
 あッ、いや、なんだ。
 『火』が見えたから消さなきゃいけねえと思って…
 それにそこまで強く蹴ったつもりなかったんだけど、
 なんかスゲーデカイ音したな。マジ、ごめんッ。
 
 いやァ〜…インチキ武器も案外役に立つのな」

                 『インチキデハアリマセン!』

鮮魚コーナーへと這い出る『板踏』。
『器械』は手元から離れたら『数秒』で消失する。
『広袖』に手を突っ込んだ『シュニッケンズ』と共に、ぐるりと『先回り』。
つまり這い出る『板踏』の前に仁王立ちする状態になるな…。

「あのさァ〜ッ。       『フー・シュニッケンズデス』
 さっきの音、アレ何よ?
 あッこんちは俺『穂村』」

476板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/13(土) 15:23:35
>>475

   「ぐっ」

棚の間から這い出たかと思えば、眼前には仁王立ちの『穗村』!
そして『フー・シュニッケンズ』ッ!

「………………」

……………………。

「……ごふっ………………」

…………………………『三択問題』!ひとつだけ選びなさい。

答え『1』天才の板踏は突如反撃のアイディアがひらめく。
答え『2』相手がいきなり音楽に目覚めて戦闘が終わる。
答え『3』無理。勝てない。死ぬ。現実は非常である。

(当然俺がマルをつけたいのは『2』だが、
 いきなりこいつが「音楽って最高だよな! セッションしようぜ!」なんて言ってくるとは思えない……)

  (つまり『1』しかない……火は全部消えてるし、もう相手の『完全燃焼』を狙うしか……無いッ!
   相手の『持続力』にもよるが、運が良ければ一瞬で解除まで行く……これしかないッ!)


  「こっ」
      「『降参』するッ!」


「お、俺は『板踏甲賀』……スタンドは『ウィズイン・サイレンス』。
 『演奏』によって『火炎』を強化するスタンド……ここからの逆転は、無理だ。降参する!
 アバラがやられてるし、多分内臓も大分やられてるんだッ! こ、これ以上は勘弁してくれ……」

降参の意志を示すため、両手を上げる……


「……なんて言うわけが無いだろうがァァァァァッ!」


フリをして『ウィズイン・サイレンス』に口をつけて『演奏』!
『強化』の種類は『温度強化』ッ!
『フー・シュニッケンズ』のパワーは一段階上がり、しかし代償として、持続力に見合った時間……『3秒後』に『完全燃焼』で強制解除だ!

そうッ!
『3秒後』にッ!
『強制解除』だァァァーーーッ!

477穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/13(土) 19:20:02
>>476

  「…」『ロ、老師!?』

              バギィィッ!

倒れながら演奏を開始して一発逆転を狙う『板踏』の顔面に、
ヤクザによる『ヤクザキック』をお見舞いする。
この体勢で演奏を再開するのは難しいだろう。

「俺も『音楽』好きだゼ。
 『LTE』とか好きだぜ。
 知ってるだろ?ドリムシの連中がインストやってるバンド。

 月並みだけど『アシッドレイン』とかハイパー名曲だよなァ。
 あの、イントロの『ドドッ ドドッ… ドドドド…』って所鳥肌立つわ」

              ガッ ズボォッ

上記の行動に成功したのならば『シュニッケンズ』の『広袖』から、
先端に14面体の鉄塊がついた全長10cm程の『八陵錘』を2本引き出す。
こーいった『短器械』は2本で1対で扱う事を前提で作られている為、
問題なく2本取り出せる、筈だ。

「インストだから歌詞がねーのは当たり前なんだが、
 ないものねだりッつーか、歌詞あったらッて思わない?
 幸い、お前さん『音楽家』らしいしさ」

              「だから」

「『セッション』しようぜ!
 俺達が『ドラム』で、お前が『ボーカル』ッ。
 今からこの『バカ』がお前さんのツラをドラムに見立てて、
 この『インチキ武器』で殴るからヨォ。やべぇシャウト、頼むぜ」

             「あー」

「ちなみに『6分36秒』あるから、途中で気失うなよッ。
 俺達も頑張って演奏すッからさ。
 それじゃあ、よろしクレッシェンド」『ク、クレッシェンド…?』

    ドガドガドガドガドガッ!

バギッ  メコッ    メギャッ ボゴォッ!

  バァンッ      

      ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
        ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
          ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ―――ッ!!

という訳で床に伏せる『板踏』の顔面を中心に2本1組の『八稜錘』で、
きっちり『6分36秒』ぶん殴りたい。パス精BBB+中国拳法の技術+音楽を愛する心。
ちなみに『Acid Rain』はこんな曲だが、
『穂村』は超絶ドラムテクなど持ち合わせていないので、その辺は『アドリブ』でカバーする。
(:ttps://www.youtube.com/watch?v=edqH0ofRQrM)

478穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/13(土) 19:25:26
>>477
ヤクザキックを放つのは『穂村』。

479穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/13(土) 20:19:13
>>477-478のレスが明らかに『言い切り』になっていたので訂正します。
申し訳ない。


  「…」『ロ、老師!?』


実体化しているのならば『板踏』が吹こうとする『トランペット』に、
非実体化なら『板踏』の顔面に、
本体(ヤクザ)による『ヤクザキック』をお見舞いしたい。
こちらは知る由もないが『フー・シュニッケンズ』が『完全燃焼』するには『3秒』の時間を要すとの事だが、
この距離からならば蹴りを入れるのに『1秒』もかからないだろうし、
即座に演奏を中断させたい。パス精CCC。

そして『フー・シュニッケンズ』は袖口に手を突っ込んだまま、
『板踏』の『トランペット』を持つための『手』を足で踏んで拘束する。
パス精BBBかABB

480穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/13(土) 20:21:23
>>479
蛇足だが『フー・シュニッケンズ』は半自立のスタンドである故に、
ある程度ならば本体との同時行動が可能な、筈。

481板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/13(土) 23:13:56
>>479-480

    バキャッ

「ごぶげっ」

当たり前だが――――全力で演奏していれば、防御や回避なんてできるわけがない。
体勢的に、演奏していなければどうにかできたかというとそれはそれで疑問だが。
そもそもこの距離で悠長に『演奏』など、どう考えても相手の攻撃の方が早い……
そういうわけで正真正銘本物の『ヤクザキック』が板踏の顔面を捉え、鼻っ柱をへし折った。

「ぢ、ぢぐじょ゛う゛……だ、だがまだ『腕と口』があれば……ッ!」

それでも必死に、殺虫剤を軽く吹きかけられたゴキブリかなにかのよーに、必死に『トランペット』を口元に持っていこうとする……
……が。

     メ ギ
        シ ィ ッ

「あぎゃぁぁぁ……!?」

その腕も『フー・シュニッケンズ』に踏まれ、メキメキと音を立てて軋んでいく。
文字通り、『手も足も出ない』状況だ……腕は折れ、もはやスタンドを使うこともできない。
もはや何の抵抗も、できない。

482穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/14(日) 00:47:03
>>481
「俺も『音楽』好きだゼ。
 『LTE』とか好きだぜ。
 知ってるだろ?ドリムシの連中がインストやってるバンド。

 月並みだけど『アシッドレイン』とかハイパー名曲だよなァ。
 あの、イントロの『ドドッ ドドッ… ドドドド…』って所鳥肌立つわ」

              ガッ ズボォッ

と、ゆーわけで『シュニッケンズ』の『広袖』から、
先端に14面体の鉄塊がついた全長10cm程の『八稜錘』(>>475)を2本引き出す。
こーいった『短器械』は2本で1対で扱う事を前提で作られている為、
問題なく2本取り出せる、筈だ。

「インストだから歌詞がねーのは当たり前なんだが、
 ないものねだりッつーか、歌詞あったらッて思わない?
 幸い、お前さん『音楽家』らしいしさ」

              「だから」

「『セッション』しようぜ!
 俺達が『ドラム』で、お前が『ボーカル』ッ。
 今からこの『バカ』がお前さんのツラをドラムに見立てて、
 この『インチキ武器』で殴るからヨォ。やべぇシャウト、頼むぜ」

             「あー」

「ちなみに『6分36秒』あるから、途中で気失うなよッ。
 俺達も頑張って演奏すッからさ。
 それじゃあ、よろしクレッシェンド」『ク、クレッシェンド…?』


という訳でその手に握らせた2本1組の『八稜錘』で、
『板踏』の顔面をきっちり『6分36秒』ぶん殴りたい。パス精BBB+中国拳法の技術+音楽を愛する心。
ちなみに『Acid Rain』はこんな曲だが、
『穂村』は超絶ドラムテクなど持ち合わせていないので、その辺は『アドリブ』でカバーする。
(:ttps://www.youtube.com/watch?v=edqH0ofRQrM)

483板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/14(日) 17:20:43
>>482

「? ……ごふっ、な、何を言って……」


「お、おい……う、嘘だろ?」

    「ま、待て待て待て待てッ! み、見ろッ! 腕が完璧に折れてる!
     これじゃあもう『演奏』なんてできっこないし、か、完全に再起不能だろッ!?
     今のだって、やって分かったが『肺』がやられてるし、顔をやられたから血が混じってまともな音が出せない!」「がふっ」

  「今度はマジでもう戦えないんだッ!
   わ、悪かった! この通り! 『騙し討ち』じみたことをやったのは謝るから……」


(ち、畜生ッ! こんなッ! こんなッ!
 こんなふざけた調子の奴にッ! チクショォォォォォーーーッ!)


     「や、やめ」


   ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
   ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
   ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
   ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
   ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
   ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォォォ――――ッ!


「ギャバァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアァァァァァァァ―――――――ッ!!!」



板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』 ⇒ 『音楽になる』『再起不能』

484穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/14(日) 21:47:03
>>483

   ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
   ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
   ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
   ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
   ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
   ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォォォ――――ッ!

「イエーイ!
 センキュー!
 トーキョードーム!
 ニホン、アリガトー!」

あまりにテンションが上がりすぎて、
日本公演に来た外タレのモノマネをしたりする穂村。

「…いやァ、                  
 久々にテンションあがっわ。
 こんなに熱くなったのあの日の夏以来だわ」『知リマセンガ』

「特にドラムのティルトゥ!ティルトゥ!ズンズン!
 の辺りのシャウトスゲーよかった。
 あッ、そうだ。このまま『カラオケ』行こうぜ。
 俺、空気読んで洋楽とか歌わねえからさ。
 アニソン、ロキノン、ジャニーズ、懐メロなんでも行けるゼ」

恐らく気を失っているであろう『板踏』の首根っこを掴んで、
スーパーFLYを後にしようとした所で

『老師ッ!ソノ前に病院デショーガァッ!
 我ニコンナ酷い事ヲサセテ!アナタハ悪魔デスカッ!』

「悪魔じゃなくてヤクザな。
 大丈夫、ここ不思議空間だから
 こんな怪我ツバでも付けときゃ治るだろ。んじゃあ」

    ズル…
              ズル…  ズル…


穂村公康『フー・シュニッケンズ』⇒『勝利』『カラオケの機種はDAM派』

485穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/14(日) 22:39:16
>板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』
お疲れ様でした。対戦ありがとうございます。
基本的に環境に左右されない『フー・シュニッケンズ』に対し、
『ウィズイン・サイレンス』は環境に大きく左右されるスタンドですので、
『スーパーFLY』という見渡しがよくかつ環境利用が難しいマップを選んだのは
流石に悪手だと思いました。
(『板踏』さんは指名された側なので有利なマップを提示しても問題ないと思います)

炎を発見して即スプリンクラー発動などの『チキン』な行動や、
>>477の過剰かつ言い切りなレスをしてしまった点は謝罪します。

『板踏』氏のレスに加えて、
私の拙攻を加味し評価金額は『4万円』とさせていただきます。
ありがとうございました。

486穂村公康『フー・シュニッケンズ』:2015/06/14(日) 22:49:06
>>485
拙攻を加味してどうするんだ。
私の拙攻の謝罪の意も込めて評価金額は『4万円』ですね。

487板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/06/15(月) 00:29:11
>穗村公康『フー・シュニッケンズ』

対戦ありがとうございました。
まずは今回、完全にこちらの浅慮(特にマップ選択)で早晩決着が着いてしまった要素が強く、
せっかく指名して頂いたのに歯応えの無い戦闘になってしまい、ご期待に添えず申し訳ありません。

放火と見てのスプリンクラー、棚を吹き飛ばしての攻撃、どちらもスマートな手で、
無駄なく着実に攻略されたという感覚を覚えました。

今回の対戦によって学んだこと、見えてきたものも色々とありました。
この反省点は次回以降に活かしていければと思います。
重ねて対戦ありがとうございました。お疲れ様です。


『評価額』⇒『8万円』

488貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/22(月) 01:49:41
>鈴元 涼『ザ・ギャザリング』

というわけで、人生初の『銃剣』指名よ。
ルールはセルフでやってみたいけど、無理そうなら遠慮なく言ってくれて良いわ。
場所は

電気店
ttp://dl6.getuploader.com/g/goldenrectangle/15/denkiten.jpg

此処とか見晴らしよさそーだし、
色々と揃ってそうだからやりやすいと思うんだけど、どお?

489鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/22(月) 02:04:41
>>488

ご指名ありがとうございます。鈴元涼です。

セルフは初めてなのでかなりレスが遅くなったりや判定等々に問題があるかもしれませんが
それでもよろしいのでしたら、セルフでお願いします。

場所については問題はありません。
二階と三階を使う、という認識でよろしいでしょうか。

490貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/22(月) 02:19:47
>>489
>二階と三階を使う、という認識でよろしいでしょうか。
『YES』。

OKなら、早速始めましょう。
なあに大丈夫、あたしも初セルフは散々なモンだったから。
あれ以来トラウマで……あれ? もしかしてあたし、セルフ二回目じゃない?

……まあそれはともかく。お互い気楽にやりましょ。
あたしは『二階トイレ』から始めるわ。

***

二足歩行の小動物のヴィジョン。
『ティーパーティ』の準備をする為の『トランク』を持つ。
また、スタンド自身も給仕人としては『一流』。

『バベッツ・ギャスタブッド』
破壊力:C  スピード:C   射程距離:C
持続力:C  精密動作性:C  成長性:C

能力詳細・・・ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/474-476
外見・・・ダークブラウンの髪を後頭部でY字に結んで肩甲骨のあたりまで伸ばしている。標準的な身長の少女。
服装・・・チュニックやボレロ、ブーツなどの『森ガール的』パーツでメイドの意匠を再現したような格好。
     +ホワイトブリムのようなカチューシャ。
所持品・・・なし。
現在記録している記録食・・・なし。

***

「……ねえ、あたし何でトイレにいるわけ?」
「なんかあたしがトイレ中みたいじゃん……余計な誤解生まない? この状況」

                       『ミャア〜ゴ、ナオウン。ミャン』
                       (あれこれ言っても仕方がありませんよ、詩織さま)

蓋をした洋式便器の便座の上に座って、『バベット』と会話中。
……言っておくけど、あたし別にトイレとかしてないからね。
変な風評被害とかご免だからね、あたしは!

               『ゴロロ、ニャア』
               (まあまあ落ち着いて)  コポポ・・・

『バベット』が『お茶』を淹れて出す。
……まあ、これから戦わなきゃいけないわけだし、
『お茶』飲んで落ち着くのは合理的なんだけど……。
なんか餌付けされてるようでフクザツだけど、『緑茶』を飲む。

効能はカフェインによる『敏捷向上』(スピードが人類最高レベルになる)とテアニンによる『精神安定』。
特に『精神安定』は、完璧な『リラックス状態』による『筋肉の最適な弛緩』――
つまり、『人類最高レベルの柔軟性』を獲得できるように調整しておくわ。

491鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/22(月) 02:39:27
>>490

了解です。
では『BOSEコーナーとラジカセコーナーの間』をいただきます。
――――――――――――――――――――――――――――

『20』メートルの射程を持つ人型のヴィジョン
手で揺らしたものを桜の『花びら』に変え『花びら』により『目を奪う』

『ザ・ギャザリング』
破壊力:C スピード:C 射程距離:B
持続力:D 精密動作性:C 成長性:B

能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/656

本体
鈴元 涼
外見:肩まで伸びた黒髪の癖毛。線が細く、貧弱そうにも見える。
服装:和服(長襦袢+長着+帯+羽織)
    足袋に草履。
持ち物:風呂敷 和傘(番傘)

――――――――――――――――――――――――――――

苦い顔をしてBOSEコーナーとラジカセコーナーの間にいる。
普段見せない表情だ。

(英語とおんなじくらい機械は苦手なんよなぁ。)

別に見てもアレルギーを起こしたりはしない。

とりあえず、ラジカセを2つ拝借しておく。
ついでに『ザ・ギャザリング』を発現。
1つラジカセを渡しておく。

492貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/22(月) 02:46:43
三階『BOSEコーナー』と『ラジカセコーナー』の間に立つ鈴元。
ラジカセを二つ持ち、スタンドと一つずつ持った。

(※『空調』は全階『時計回りに風が吹いている』ということにしたいんだけど、良いかしら)

***

「さあ〜て、敵さんはどこにいるかしらね?」
「『バベット』、匂いで分かったりしない?」

                     『フギャア、ギャウギャウ』
                     (わたくしは犬ではありませんよ)

適当に言い合いつつ、トイレから出て、
トイレの西側で軽くストレッチをする。

      「いち、にっ」
      「準備体操は重要だしね」

          ググッ

『バベット』は周囲を観察し、誰か来たらあたしに教えるようにしておくわ。

493鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/22(月) 02:56:14
>>492 (風向きに問題なし。)

言い合いをしつつトイレ西側でストレッチを始める貝橋。
『バベット』によって周囲の警戒は怠らない。
しかし、敵の姿はない。まだ誰も近づいてきていないようだ。

―――――――――――――――――――――――――――――

(もしも、敵さんが女の人やったらどないしよ。
 お姉ちゃんと『女の人傷つけたらアカン』って約束したで……)

そんなものはケースバイケースである。

「そういえば、何しにココ来たんやろ。」

ギャザリングによってラジカセを『花びら化』
本体は床に風呂敷を広げて落ちてくる『花びら』の受け皿にする。

周りを見ると手元が狂いそうなので、聴覚だけで周囲の状況を探る。
足音や物音を聞き逃さないようにするのだ。

494貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/22(月) 03:07:57
>>493
対戦相手に思いを馳せつつ、『ラジカセ』を『花びら化』していく。
『プラスチック』の『花びら』が、風呂敷に散り、積もる。
量としては既に『掌一〇杯分』くらいといったところだろうか。

ただ、『ラジカセ』のような機械は外装の材質こそ『プラスチック』だが、
内部は主に金属部品が多数を占めている。
一緒にすると、『金属』の『花びら』と『プラスチック』の『花びら』が混在することになりそうだ。
現在……『ラジカセ』の外装は厚さ数ミリ。
あと何回か揺さぶれば、完全に内部機構が露出するだろう。

聴覚だけで周辺の様子を探るが、特に物音が聞こえる様子はない。
身を潜めているか、あるいはそもそもこの階にいないか。

***

「よし、準備完了っと」

          『マァ〜オ、フニャア?』
          (これからどうします?)

   「そうね……。
    まず、防犯ブザーでも手に入れましょうか」

『バベット』に応えつつ、小走りで
『時計・防犯防災グッズ』近くへ移動。
手頃なサイズの防犯ブザーを二つほど入手しておきたいわ。

         『ナウナウニャ〜ゴ』
         (売り物を拝借するのは心が痛みますね)

     「気にしたら負けよ。
      勇者サマだってやってることだし」

               『ゴロロロ……ミャウ、ナオウン』
               (わたくし達は勇者というより僧侶ですけど)

そりゃRPGの話ね。

495鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/22(月) 03:23:43
>>494
小走りで『時計・防犯防災グッズ』に向かう。
問題なく移動に成功。
そして、手の平サイズの『防犯ブザー』を二つ手にとってみた。
ボタンを押すかと紐を引っ張るかで音が出る仕様のようだ。

―――――――――――――――――――――――――――

(お店のモン勝手に花びらにしてもうたなぁ……
 や、花びら化の許可なんて一生おりへん思うけど。)

外装が剥けただけならまだ内部は花びら化していないだろう。
『花びら化』は中止する。別に店に気を遣ったわけではない。

スタンドと本体のラジカセを交換。
これで鈴元が『花びら化』された『ラジカセ』を持っていることになる。

スタンドは『お会計』の辺りを目指し移動を開始。
本体はその場(『BOSEコーナー』と『ラジカセコーナー』の間)で待機。

496貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/22(月) 03:32:58
>>495
『脆化ラジカセ』を本体に渡し、
代わりに通常のラジカセを『ギャザリング』が持つ。
鈴元の足元には『プラスチック』の『花びら』が撒かれた風呂敷が広がっている。
空調の風でときおりピクピクと動いている野が少し不安だ。(吹き飛ばされそうなわけではない)

一方、ほどなくして『ギャザリング』は『会計コーナー』の東に到着した。
(本体から『ギャザリング』までの距離・・・七メートル)

***

よし、『防犯ブザー』は回収完了、と。
あとはデジタルカメラとかかしらね。

              『…………フミャアオ?』
              (……本当に何をするつもりです?)

  「お出かけの友でちょっと敵を叩き潰すのよ」

言いながら、『デジタルカメラ・デジタルビデオカメラコーナー』へ。
デジタルカメラを回収しておきたいわ。……あれ、電源つく、わよね?
一応そこも確認しておく。つかなきゃただの投擲物だし。

497鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/22(月) 23:18:56
>>496

まっすぐに『デジタルカメラ・デジタルビデオカメラコーナー』の北に着く貝橋。
特に時間をかけず目的の『デジタルカメラ』は見つかった。
どうやら『電源もつく』ようだ。
電源の確認をしたため、現在貝橋は『デジタルカメラ』を手に持っている。
―――――――――――――――――――――――――――

(……涼しいなぁ)

空調からの風で涼みながら行動開始する。

本体は風呂敷を手に取ろうとする。
この際、四つの角を一まとめにして持ちたい。
空調の風で飛びましたは笑い話にならないからだ。
和傘と風呂敷で両手がふさがることになるだろう。

『ザ・ギャザリング』はラジカセを片手で持ちかえて、『ipodコーナー』からipodを片手で3個ほど持たせたい。
ipodの形にはこだわらない。とにかく、手に取ることを最優先したい。

498貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/22(月) 23:43:28
>>497
   スッ ・・・

本体は風呂敷の四隅を掴んで持った。
本体は『和傘』と『風呂敷』と『脆化ラジカセ』で両手がふさがる。

『ギャザリング』は片手でラジカセを持ち、店頭に『見本』として
置かれているipod touchを手に取った。
インターネットなどは使えないが、音楽は一通り聞けるだろう。

***

「よし、ラッキー。窃盗防止とかで電源つけるのに
 ひと手間かかるとかだったら色々と面倒だったわ」

       『マア〜オ、ニャフ』
       (行き当たりばったりですね)

     「結果オーライだって」

防犯ブザーを左手に、デジカメを右手に持つ。
防犯ブザーは小さいから左手で二個持てる――
だろうけど、いざってときに使いづらそうだから、
防犯ブザーは『バベット』に渡しておく。

所持品の整理が終わったなら、二階の探索を開始。
冷蔵庫コーナーまでひとっ走りする。

499鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/23(火) 00:09:13
>>498

貝橋は右手にカメラ。『バベット』は防犯ブザーを手に持つ。
そのまま冷蔵庫コーナー北までたどり着くが、やはり敵の姿はない。
―――――――――――――――――――――――――――

(使い方わからん……)

『ギャザリング』から得た視覚情報でipod touchを確認する。
つい最近までガラケー持ちの男だ。
音楽はまだ聴かない。

『ギャザリング』はipod touchを『花びら化』しながら液晶テレビのコーナーまで向かいたい。
『花びら化』は外装を脆くする程度に抑える。

本体はラジカセを一度地面に置いて北側、エレベーター前を見て誰か来ないか確認したい。

500貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/23(火) 00:19:31
>>499
 パラ・・・   パラ・・・

外装を脆くする為、『ガラス』と『金属』の花びら』を散らしながら、
『液晶テレビ』コーナー(会計コーナー南東)まで移動する。
結果、『脆化アイポッド』が三つ手元にできた。

『花びら』の量は『掌一杯分』。全て床に散っている。
結果、『ipodコーナー』から『液晶テレビ』まで
一筋に『花びら』の道が出来上がっている形だ。

ラジカセを地面に置いて北側の様子を伺うが……人の姿は見えない。

***

「誰もいない、と」
               『ミャアミャア、ニャウ』
               (先程から物音がしないにも程がありますし、
                他の階にいるのではないでしょうか)

   「……それはあるかもしれないわね。
    となると、相手も『下準備』が必要なタイプ……」

此処は、先に突撃しておいた方が良い雰囲気ね。
来た道を引き返して『会計コーナー』西まで移動した後、
北進して階段まで移動したいわ。もちろんダッシュで。

501鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/23(火) 01:39:13
>>500

一度『会計コーナー』西まで引き返し、北上。
階段を目指し、貝橋は駆ける。階段の近くまで移動は完了した。
―――――――――――――――――――――――――――

「……どこや。」

ぽつりと呟く。
なんというか不気味だ。

(敵なんかおらんかったらエエのに……)

『ギャザリング』を本体の元へ戻したい。
合流を早めるため、本体は『ラジカセ』を拾い、お会計コーナー北東まで走る。

502貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/23(火) 01:44:37
>>501
『ギャザリング』と合流し、会計コーナー北東へ移動した。
三階に敵の気配がない以上、二階からやってくる可能性が濃厚だ。
此処ならば敵がやってくればすぐに分かるが……。

***

よし、行くか。

      「……ハァ、ハァ……」

呼吸を整えたらね。
まあでもそんなにチンタラしてらんないし。

    「『バベット』、斥候よろしく」

                『ミャア〜オ』
                (了解です)

『バベット』に一足早く階段を登らせる。
『バベット』の大きさは小学校低学年レベルよ。
不意打ちが来たとしても、的が小さいから当たりづらいし。

階段を上り切ったら、すぐさま南方面に視線をやって状況を確認させる。

503鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/23(火) 23:03:09
>>502

小柄な『バベット』を先頭に階段を上る。
敵の攻撃は、ない。
階段を上りきり、南を確認する。
『いた』。敵を見つけた。
南『10メートル』先に一人の少年とスタンドがいる。
―――――――――――――――――――――――――――

(離れすぎも考えモンかなぁ……)

ごちゃごちゃと考える。
あまり戦いには関係ないかもしれない。

周囲の状況を確認後、スタンドと共に西に移動する。
『お会計コーナー』北西あたりまでだ。

504貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/23(火) 23:45:25
>>503
周囲の状況を確認――と、『発見』した。
『小学校低学年』程度の体躯の『小動物』……のメイドだ。
なんというか、説明が難しいが、『二足歩行の猫がメイド服を着ている』、と言えばいいか。
それが、何やら瀟洒なデザインの(体格に比して)大きな『トランク』を持っている。

鈴元はスタンドを伴い、『敵』を横目に、会計コーナー北西へ移動した。

(※セルフバトルでは、相手の行動を自分で判定した上で、
  その判定の結果当然起こることまでは言い切ってレスを返してもOKです。
  今回で言えば、『バベットが三階への移動に成功した』と判定した上で、
  『バベットの移動を目撃した』、まで自分のレス内で言い切って、それを前提に行動して構いません。
  他の例では、明らかに防御可能な攻撃であれば言い切りで防御して、その上で攻撃する、などがあります)

***

……見つけたわ。すぐ移動したけど、移動先も見えてる。
なんか色々とゴチャゴチャ持ってた気がするけど、まあ何とかなりそうな感じね。

『バベット』は『配膳車』を発現。
(ttp://www.yasukichi.jp/contents/servicewagon_d/anothermaker/ESW-T3.jpg)
あたしは軽く息を整えてから歩いて階段を上るわ。
あたしのスタミナはあくまで常人と同程度。そんなに走り通しじゃ、
いざってときにスタミナが切れてやられちゃうかもしれないからね。

505鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/24(水) 00:02:47
>>504 (アドバイスに、感謝します)

『配膳車』を発現し『バベット』は待機。
本体である貝橋はゆっくりと階段を登っていく。
特に何の問題もなく、『バベット』の元へたどり着く。
息も整っている。
―――――――――――――――――――――――――――

(猫や。猫さんや。)

この状況で現れたアレは敵のはずだ。
なんというか、どんな顔をしていいか分からない。

本体スタンド共にほんの少し北上。
敵が近寄ってこないか確認はしておく。
北上後、本体は『ギャザリング』の持っているラジカセの音量を最大にする。

506貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/24(水) 00:17:52
>>505
・『ほんの少し』っていうのは、どれくらいを想定しているのかしら?

507鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/24(水) 00:22:04
>>506
申し訳ない。
1メートルほど。

508貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/24(水) 00:31:35
>>507
了解。気にしないで良いわー。


>>505
敵ヴィジョンの可愛さに当惑しつつも、一メートルほど北上する。
電源を入れて音量を最大にする。――やかましい。
それに、これで相手に自分の居場所は気付かれたことだろう。
売り場を挟んでいるので、姿は見えないだろうが……。

(現在地:『ブルーレイレコーダー』コーナー下部西)

***

    ノし
   )♪(    人
    ⌒    ノ♪(
          `V

   「…………いきなり鳴りだしたわね」

    「『準備完了』ってところかしら?」

 「『バベット』行くわよ」
                 『フミャア〜オ……』
                 (分かった上で行くんですね……)

     「近づかなくっちゃあ、相手を殴れないもの」

軽口を叩きつつ、『バベット』を一メートル先行させた状態で
『ホームシアター』と『BOSEコーナー』の間を通って
『BOSEコーナー』の北西まで移動。
もちろん、『南』に敵がいると思われるわけだし、『南』側への警戒は怠らないわ。

509鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/24(水) 00:47:20
>>508

注意しつつ移動を開始する。
先行と言う行動の都合上
ほんの少しだけ早く『バベット』が『BOSEコーナー』北西に着き、すぐに貝橋も到着する。
―――――――――――――――――――――――――――

猫さんは人間以上の聴力を持つらしいが、スタンドもそうなのかは疑問である。
なにはともあれラジオの音量は最大。『ギャザリング』の側の鈴元は苦い顔をしている。

「こんにちはぁ。」

鈴元がわざと少し間の抜けた声を出して、『ギャザリング』に『最大音量ラジカセ』を投げつける(パス精CCC)。
本体は『最大音量ラジカセ』投擲後『脆化ラジカセ』をスタンドに向かって突き出す。

510鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/24(水) 00:50:12
>>509
訂正。

『ギャザリング』に『最大音量ラジカセ』を投げさせる(パス精CCC)
ギャザリングに投げつけはしない。

511貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/24(水) 01:00:13
>>509
   ブ   /
    ン ・

南側からの攻撃は最初から警戒していたから、
対応は十分に可能だわ。

「…………ご挨拶ね」

   「『バベット』」
               『ミニャア〜オ』
               (仰せのままに)

   バッ

押して来た(>>508で描写漏れしてたわね、ごめんなさい)『配膳車』の
上に飛び乗り、『トランク』の自動開閉を使って『トランク』を仕舞う。
これで、パワーに関係なく仕舞った『最大音量ラジカセ』は
亜空間に収納され、『一秒後』に自動的に射出されるわけだけど……、

それとは別に、あたし本体が『配膳車』を押して突進よ!
……まあ、この突進はフェイクで、あたし本体は相手との距離が
五メートルになった時点で立ち止まり、配膳車のみを突進させるつもりなんだけど。

(現時点での彼我の距離・・・七メートル)

512鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/24(水) 02:26:23
>>511

『バベット』は『配膳車』の上に飛び乗り貝橋は『配膳車』を押す。
その行動は『最大音量ラジカセ』が貝橋達の下に届くより、早い。

『バベット』は『トランク』に飛んできた『最大音量ラジカセ』を収納した。
『1秒後』に『最大音量ラジカセ』が『放出』される。
敵のラジカセの投擲スピードは人間並み、といったところか。
敵までの距離が近づく。お待ち兼ねの『5メートル』だ。

ボンッ!

貝橋は『配膳車』を手放し、遅れて『最大音量ラジカセ』が放出される。
2メートル分の勢いを受けた『配膳車』と『最大音量ラジカセ』が鈴元に迫る。
このままいけば二つとも相手にぶつかる。

(嘘やん。)

猫さんと相手の行動に面食らう。
棒立ちで『配膳車』達を受けるわけにはいけない。
スタンドと共に思い切り走って、西に移動したい。
全力疾走。反撃の準備などできようハズがない。
とにかく避けることに集中する。

513鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/24(水) 23:10:06
>>512 (訂正)

移動する先は『東』
申し訳ない。

514貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/24(水) 23:25:07
>>512
『配膳車』と『最大音量ラジカセ』を見るなり、
伊ビスを返して全力疾走する鈴元。
距離は五メートルもある為、回避自体は余裕で行えた。

全力疾走のお蔭で、『ブルーレイレコーダー』コーナー下部東に到達した。
殆ど『攻撃を回避する』というよりも『距離を取る』と表現すべき状態だが、
お蔭で相手から追撃があったとしても十分に対応できそうだ。
(後ろの様子は見えていないが)

***

「ぜ、全力疾走ですって……まあ良いわ!
 逃げるってことは直接戦闘力には乏しいってことだもんねッ!」

   「『バベット』、相手の動向チェックしといて!」

           『フギャア!』
           (承知しました!)

『バベット』は鈴元が立っていた場所を通過する寸前で東に跳躍。
『ブルーレイレコーダー』コーナー下部の棚の西端に立ち、ナイフを一本発現。
棚の上から相手の動向を見張ってもらうとするわ。
(『バベット』はスタンドなので、足場が悪くとも立つことができる)

                    〜〜〜〜〜〜〜
                      /DVD   //
                    /ブルーレイ .//
                  / ★     //
                  | ̄ ̄ ̄ ̄ |/   (★の部分に立つ)
                    ̄ ̄ ̄ ̄

あたしは『バベット』の行動と並行して、『バベット』と合流する。
『配膳車』の方は、仕方ないから任意解除するわよ。(何か仕込んどけばよかった……)
何かしら迎撃してくるのを期待してたんだけど……
どうやらやっこさん、相応に慎重みたいね。なら、あたしも対応を変えないと。

515鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/25(木) 00:15:16
>>514

『バベット』は跳躍し、棚の上に乗る。
ナイフを手に持った。現在両手は2つの防犯ブザーとナイフで埋まっている。
貝橋は『配膳車』を解除し、『バベット』の元へと向かう。
どうやら相手は『バベット』にまだ気付いていないようだ。

(あんなん交通事故やんねぇ。)

いったん距離をとった。
相手はまだあそこにいるだろうか。気になるところだ。

鈴元は『脆化ラジカセ』を『ギャザリング』に渡し、周囲を警戒する。
すでになにか仕掛けているかもしれない。
それと、和傘を両手で持っていつでも開けられるようにする。

『ギャザリング』は『脆化ラジカセ』確保後、ipod touchを『花びら化』しながら移動。
目的地は先ほど貝橋が立ち止まった位置だ。

516貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/25(木) 00:39:20
>>515
ごめんね、質問なんだけど、
『あたしがさっき立ち止まった場所』っていうのは、
『配膳車で突撃すると見せかけて途中で立ち止まった』場所よね?
あたしとしてはこんな(↓)認識なんだけど、こういうことで良い?

     ┌―――――――――┐
     |  BOSEコーナー  |
     └―――――――――┘
   ★←此処に移動する――――――┐
     ┌―――――――――┐    |
     |    AVシステム    |    |
     └―――――――――┘    |
                         |
     ┌―――――――――┐    |
     |  DVDレコーダー   |    |
     └―――――――――┘    |
                         ↑
     ┌―――――――――┐    |
     |ブルーレイレコーダー|    |
     └―――――――――┘    |
      貝                 |
     ┌―――――――――┐   ギャ
     |バ                |   鈴
     └―――――――――┘

517鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/25(木) 00:46:24
>>516

その認識で問題ありません。
紛らわしい書き方で申し訳ない。

518貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/25(木) 00:52:55
>>517
了解。いや、此処までマップを明らかにしてなかった
あたしの方に非があるから、あんまり気にしないでね。


>>515
『ギャザリング』は『脆化ラジカセ』を本体から受け取り、
もう片手で『ipod touch』を『花びら化』することによって
『金属』の『花びら』と『ガラス』の『花びら』を生み出し、床に散らして行く……。
『ipod touch』の外装は少々削れた、という程度だ。

(『ギャザリング』は『ブルーレイレコーダー』コーナー東に行ったあたり)

***

     『ウニャ……』
     (おっと……)

『トランク』もあるから、けっこう手いっぱいのようね……。
(描写してなかったけど防犯ブザー二つを左手の指に挟み、
 左手でトランクを握り、右手でナイフを持っている状態、という風に考えていただきたいわ)
もちろん、この状態で派手な動作を行おうとすれば当然悪影響が発生するでしょう。
なので。

   「『バベット』、防犯ブザーもらうわよ」

そう言って、防犯ブザー二個を『バベット』から手渡しで回収。
左手に『防犯ブザー』二個、右手にカメラって感じで。
それから、

             「…………」

       「その『ひらひらしたもの』があんたの能力?」

『バベット』から(テレパシーで)受け取った視界情報をもとに、
鈴元に呼びかけ、防犯ブザーをこれ見よがしに掲げて見せる。

   「なら、床にも気を配らないといけないってわけねッ!」

         ガッ
                ピィッ

そして、『防犯ブザー』二つの紐を歯で噛んで、
勢いよく引き抜き、そのまま二つとも相手の目の前に転がるように投擲!(破ス精CCC)

519鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/25(木) 01:19:58
>>518

まるで手榴弾を扱うように、『バベット』から渡された『防犯ブザー』を投げる貝橋。
『防犯ブザー』は防犯の名に恥じぬほどのブザー音を鳴らしながら、ころがっていく。
目的どおり、相手の元へと転がっていった。

「ん?」

相手の呼びかけに反応した鈴元だったが、すぐにうるさいブザー音で顔を少ししかめた。

「その『防犯ブザー』が」

ビーッビーッ

「あんさんの……」

ビーッビーッ

(やかまし。)

同じような言葉で返したいが、いまいちしまらない。
この防犯ブザー爆発しないだろうか。

本体はその場に待機。『防犯ブザー』が飛んできた方向に目を向ける。

『ギャザリング』は北上を中止。
『防犯ブザー』の近くに移動し、『防犯ブザー』を投げた相手がいるであろう場所に『脆化ラジカセ』を投げる(パス精CCC)

520貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/25(木) 01:40:03
>>516
 ビィーッ   ビィーッ

    ビーッ

「えッ!? 何聞こえない!!」

……まあ聞こえないのは狙ってやってるんだけどさ。

敵スタンドは『防犯ブザー』の近く……
つまりあたしの向かいにやって来て、
『ラジカセ』を投擲してくる――けど、当然それを甘んじるあたしじゃあないわ。

人類最高の『敏捷性』と、人類最高の『柔軟性』が合わされば。

         グオオオオッ

       「こんなことも、できるのよッ!」

右足を天高く上げて、向かってきた
『脆化ラジカセ』を『踵落とし』で叩き落すッ!(破ス精CC+C)
何かあるかもしんないし、できるだけ硬い部分(靴の踵)で防御したかったのよ。

               「おっと、パンチラサービスしちゃったわ」

色気がないとか言ったヤツは殺す。

『バベット』は、その大がかりな防御をしている間に
追撃が来ないか監視。何かあるならすぐさま対応できるようにする。

     ┌―――――――――┐
     |ブルーレイレコーダー|
     └―――――――――┘
      貝                    防ギャ
     ┌―――――――――┐
     |バ                |   鈴
     └―――――――――┘

521鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/25(木) 01:54:34
>>520

豪快な動きで『脆化ラジカセ』を迎え撃つ貝橋。

      ガンッ

その肉体によって、見事に『脆化ラジカセ』を地面に叩き付けた。
そして、あることに気付く。
『ラジカセ』の外装が壊れ、内部が露出している。
通常の人間の力でここまでのことが出来るだろうか。
『バベット』は相手の監視を続行する。

『ギャザリング』と本体は視聴覚や痛みを共有している。
それ故に見える。その豪快すぎる『パンチラ』が……
鈴元涼は男子中学生である。しかも思春期といえる。

「はしたない。」

『はしたない!年頃の女の人が!そないに足上げてはしたないッ!』

スタンドから声がした。防犯ブザーに負けないように喋っている。

『叫びたいんやないで!ただ、これがちょっと音大きいんよ!』

言いながら『ギャザリング』に防犯ブザーを拾わせる。
拾うのはラジカセを持っていたほうの手だ。
その間も貝橋がなにかしてこないか観察する。
本体は少し、西に移動。棚に触れられるくらいの距離まで歩く。

522貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/25(木) 02:10:35
>>521
            ビィーッ  ビィーッ

      「えーッ!?」  「何、聞こえなーい!!」

      ビィーッ      ビィーッ

ホントは辛うじて聞こえてるけどね。
これから殴り合うっていう奴相手に恥じらいとか気にしてて何になるって話だとあたしは思うけど。
『スカートめくれちゃった〜きゃあ〜』なんて言ってたらスタンド使いとしてやっていけないってのよ。

         「……」

あたしは『何か脆くなっている』ラジカセを見て、
『おそらく相手の能力だろう』と推測しておくわ。
さっきの『ひらひらしたもの』と何か関係があるのかしら?

……『バベット』。
…………うん、お願いね。

相手が『防犯ブザー』を拾って移動したのは、こっちからも見えているわ。
(拾ったのは二つって考えて良いわよね?)
それを見据えながら、『バベット』は『ピッチャー』を発現する。
既に『バベット』はナイフを持ってるけど、『ピッチャー』くらいならナイフを持ちつつ扱えるでしょ。
そして、その『ピッチャー』の中に入っているのは……、

     「『塩緑茶』よ」(聞こえてないと思うけどね)

   「聞いたことあるかしら? 『塩緑茶』。
    何ならケータイで検索して調べても良いけど……
    塩を入れた『お茶』ってことよ。塩分補給を兼ねてるの」 (しつこいようだけど聞こえてないと思うけど)

            「ま、此処において重要なのは
              、 、 、 、、 、 、、 、、 、 、 、 、 、
             塩が入った水っていう部分だけど」
            (まあ、聞こえてなくても状況的に察せるかしら)

ってなわけで。


    「そりゃ」             『フシャア!』
          トッ      ドパァ!

『バベット』は棚の上から『塩緑茶』を相手目掛け浴びせかけ、
そしてあたし本体は足元に転がって内部が露出している
(=つまり『漏電』し放題)ラジカセを相手目掛け蹴る。(ともに破ス精CCC)
最終的に、相手が『感電』するような位置に投げるわよ。

まあ、『漏電』してるっつったって電力はたかが知れてるわけだし、
精々『ピリッときた』っていう程度だとは思うけど、それでも『一瞬の隙』にはなるわよね。

523鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/25(木) 02:49:07
>>522

貝橋と『バベット』による漏電と『塩緑茶』の攻撃。
『ラジカセ』の向かう先には鈴元がいる。
しかし同様に『ギャザリング』もいる。
貝橋の動きを観察していた『ギャザリング』だ。
ラジカセを迎撃する。

(キツ。)

敵本体と鈴元まで距離はある。それに『ラジカセ』人間の力で動かされたものだ。
同じ人間並みの『ギャザリング』であれば出遅れてはいるが止められるだろう。
『ギャザリング』は前進し左手で『ラジカセ』の軌道を右(北)にそらせる。
猫さんが毛玉で遊ぶように。

バシャッ

どうやら『ラジカセ』に集中しすぎたようだ。
鈴元に『塩緑茶』が命中する。

「ひゃ……」

動揺して、隙が出来ている。

524鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/25(木) 03:13:32
>>522 (訂正)

貝橋と『バベット』による漏電と『塩緑茶』の攻撃。
『ラジカセ』の向かう先には鈴元がいる。
しかし同様に『ギャザリング』もいる。
貝橋の動きを観察していた『ギャザリング』だ。
ラジカセを迎撃する。

(キツ。)

敵本体と鈴元まで距離はある。それに『ラジカセ』人間の力で動かされたものだ。
同じ人間並みの『ギャザリング』であれば出遅れてはいるが止められるだろう。
『ギャザリング』は前進し左手で『ラジカセ』の軌道を右(北)にそらせる。
猫さんが毛玉で遊ぶように。

バシャッ

どうやら『ラジカセ』に集中しすぎたようだ。
鈴元に『塩緑茶』が命中する。

「ひゃ……」

いきなりの現象にびっくりした。

(今日の天気って雨ぇ?)

しゃがみ込んで和傘を開く。
この時、風呂敷を広げて床の上においておく。
本体の姿勢はしゃがみ込んで傘を『塩緑茶』が飛んできた棚に向けて斜めに傾けて持つ。

525貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/25(木) 03:38:05
>>524
『ラジカセ』の動きはしっかりと見えている。
余裕を持って『いなした』。鈴元の右側へと吹っ飛んで行く。
――が、代わりに『塩緑茶』が浴びせられた。
少々口に入ったが、少し『しょっぱい』。
浴びせられたのが『塩入りの緑茶』だとすぐ分かるだろう。

すぐさましゃがみこんで傘を開き――そして気付く。
先程の『塩緑茶』によって、足元の『花びら』が押し流されている。
大体半径一メートル程度は『空白地帯』だ。
風呂敷に入っていた分は、無論無事だし……
……幸いにも、そこに『塩緑茶』がかかっている様子はない。

***

 ビィーッ        ビィーッ

「まあ流石にこれは回避するわよね」(聞こえてないだろうけど)

   ビーィッ      ビィーッ

それは分かってたわ。そこまで綺麗に決まるとは最初から思ってなかった。
だから、あたしは最初から(>>522メール欄)『ダッシュの準備』をしていた!
つまり――、間髪入れずに相手にダッシュして接近する!

                 ダ ッ !

とはいえ、相手もただ屈んだとは思えないわ。
(※『バベット』からのテレパシーで相手の動向は把握できているのよ)
自分を『隠す』ってことは、その裏で何か仕込みをしてるってこと。
十全に対策を――、
       、、 、 、 、 、  、、
――――練らせる前に、叩くッ!!

      「『バベット』ナイフ投げて!」

               『フッシャアッ!』

『バベット』は敵スタンドにナイフを投擲。(破ス精CCC)
これに相手を対応させているうちに、あたし自身は相手の方へ接近。
相手の周囲にある『塩緑茶』地帯に入る前に踏み切って、
和傘越しに相手にドロップキックを叩き込む。(破ス精CCC)
相手が何か仕込んでるとしても、和傘越しなら関係ないっていう発想ね。

526貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/25(木) 20:19:11
>>525
ちょっと寝ぼけて位置関係勘違いしてたかも。
訂正するわね。


>>524
『ラジカセ』の動きはしっかりと見えている。
余裕を持って『いなした』。鈴元の右側へと吹っ飛んで行く。
――が、代わりに『塩緑茶』が浴びせられた。
少々口に入ったが、少し『しょっぱい』。
浴びせられたのが『塩入りの緑茶』だとすぐ分かるだろう。

すぐさましゃがみこんで傘を開き、床に風呂敷を広げ――そして気付く。
先程の『塩緑茶』によって、足元の『花びら』が押し流されている。
大体半径一メートル程度は『空白地帯』だ。
風呂敷に入っていた分は、無論無事だし……
……幸いにも、そこに『塩緑茶』がかかっている様子はない。
ともあれ、棚の陰に隠れることには成功した。

***

 ビィーッ        ビィーッ

「まあ流石にこれは回避するわよね」(聞こえてないだろうけど)

   ビーィッ      ビィーッ

それは分かってたわ。そこまで綺麗に決まるとは最初から思ってなかった。
だから最初から(>>522メール欄)「ダッシュの準備」をしていたんだけど……
屈まれちゃったから、ちょっと此処でダッシュするのは不用心すぎるわ。
相手もただ屈んだとは思えない。(この状況で見えなくなるってことは屈むってことしか考えられないし)
屈んだ後その場にとどまっているとも限らないから、その裏で何かしら仕込みをしてるに違いないわ。
だから十全に対策を――、
       、、 、 、 、 、  、、
――――練らせる前に、叩くッ!!

『塩緑茶』については、邪魔なだけなのでピッチャーごと解除。
これで『バベット』の手にはナイフのみ。さらに『茶会道具』を発現する余力が生まれるわ。

「『バベット』、行ってちょうだい!」

……そうよ! 頼んだからね!

       ズ   ザザァ

あたしは『ダッシュの準備』を中断した影響で多少たたらを踏みつつ、『バベット』に指示を出す。
それを受けて、『バベット』は棚の上を走って東端へ。
東端まで〇・五メートルとなったところで一旦立ち止まり、『チョコファウンテン』を発現するわ。
(ww.chocorental.com/choco/images/machine_xl_cm.jpg)
これを棚の東に倒れるように『傾ける』。

……『バベット』が向かう間ずっと立ち止まっているなら、
相手はアツアツの『液状チョコ』と『チョコファウンテン』を頭上から食らうことになるわ。

527鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/26(金) 00:50:57
>>526

前進を中止する貝橋。
そして『バベット』は本体の指示を受けて棚の東へと移動を開始する。

鈴元は追撃が来ないのを感じる。
『バベット』が接近していることには気付けていない。
相手の意図にも気付けていない。
が、幸か不幸か彼が選んだ行動は移動だった。

本体は『ギャザリング』の側へとしゃがんだまま移動。
傘を閉じ、風呂敷を引きずる。
『ギャザリング』自身は、貝橋への接近を試みる。
そのとき、視界の端に『バベット』をとらえた。

『バベット』は『チョコファウンテン』を傾ける。
標的の鈴元は移動している。
しかし、しゃがんだままでの移動。
傘を閉じる。風呂敷を引きずるという行動も行っているがゆえに、移動開始のタイミング。
そして移動速度は遅い。
回避できるだろうか。

528貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/26(金) 01:40:50
>>527
『ギャザリング』を貝橋へと接近させる。
互いのスピードは『等速』。
『バベット』の方が先に動き出したとはいえ、『バベット』が辿り着く
ということは『ギャザリング』も相応の位置にいることになる。
(貝橋との距離・・・一メートル)

そして同時進行でしゃがんだまま移動する鈴元。
傘を閉じ、風呂敷を引きずる……
確かに『遅い』が、移動距離はごくわずかだ。

移動し終えた――あたりで、
『チョコファウンテン』が鈴元のいた場所に落ちる。

            ドプシャアッ

落下した『チョコファウンテン』から飛び散ったチョコが、
風呂敷に多少撥ねた。(押し流される、というほどではない)

***

「っく!」

あたしがたたらを踏んでる間に、向こうも接近してきたってわけ!
さっきの『ひらひらしたもの』を作り出す……そして『物体を脆くする』能力。
これ、多分接近戦で一発もらったら大分女子的にヤバいことになるスタンドよね。

まあ、それが分かってて、あたしが対策してない訳がないんだけどね。

          ビィーッ                  ビィーツ       ビィーッ

「本体が別行動してるのに、スタンドだけで特攻」
「あんた、『スタンド自体に視聴覚があるタイプの能力』よね」 「あたしの『バベット』みたいに」

       ビィーッ      ビィーッ       ビィーッ       ビィーッ

そう言いながら、カメラを構え、

      「はい、チーズ!」

             パ シャ ッ

ダッシュ準備のとき(>>522メール欄)に、同時に『撮影準備』もしていた。
つまり、『シャッターボタンに指を置く』ってことね。
だからあたしはワンタッチでシャッターを切ることができる。
そして、大抵のカメラってのはシャッターを切るときには『フラッシュ』を焚く。
至近距離でフラッシュを焚くことでスタンドの目をくらませ、
(※スタンドでも、通常物質による光で目を眩むことがあるのよ。
   ちなみに、フィードバックで本体の目も眩むわよ。
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1324312389/201)

             ビィーッ        ビィーッ            ビィーッ

529鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/27(土) 00:21:48
>>528

『チョコファウンテン』を回避したのを確認する。
そして、『ギャザリング』が貝橋のすぐそばに来ていることも確認する。

そして貝橋は構えていた『カメラ』の『フラッシュ』による目くらましを狙う。
―――――――――――――――――――――――――――

鈴元は接近する『ギャザリング』に拳を握らせ、殴るつもりでいた。
姉との約束を破る行為だが、緊急事態だ。
『脆化ipod touch』をその脆さゆえに握りつぶすのではとも考えた。

しかしそんな心配は無駄ったのかもしれない。

     カシャッ

『フラッシュ』は貝橋の狙い通りに『ギャザリング』を照らし、鈴元の目をくらませた。
ほんの一瞬ではあるが隙が出来た。
今相手が何をしているか分からない。
その時鈴元の脳裏をよぎったのは、『バベット』である。

(あの猫さんが攻撃してくる…!)

もしまた『チョコファウンテン』がきたら、もし『ナイフ』がきたら
『危ない』どころの騒ぎではない。

『ギャザリング』は相手に殴りかかる(パス精CCC)
鈴元はとっさに両手で頭を庇う(ス精CC)

が、目がくらんだままの行動だ。
なにかしら問題が起こっても不思議ではない。

530貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/27(土) 00:36:06
>>529
・殴りかかるのは、具体的にあたしの『どの部位』にするつもりかしら?

531鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/27(土) 00:58:56
>>530

『腹部』を狙うように殴りかかる。
手間取らせて申し訳ない。

532貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/27(土) 01:22:12
>>531
了解。回答ありがとねー。


>>529
『ブザーの音』に、『フラッシュの光』。
二つの要素で視聴覚を奪われた相手は、束の間『五感情報を遮断されていた』わ。
その『一瞬』、あたしが『何をしていたか』?

     ド   ド      ド

  ┌拍手開示―――――――――――――――――――――┐
  |無限軌道>>528@貝橋                            |
  |(本文続き)                                |
  |      ブンッ!                            |
  |                                      |
  |手に持っていたカメラを鈴元の頭部に投擲するわ!       .|
  |カメラのフラッシュで視覚を潰し、                      |
  |投擲の際の音は防犯ブザーでシャットアウトしてある為    |
  |相手は投擲したことすら気付けないはず。           |
  └―――――――――――――――――――――――――┘

そう! 目潰しに使ったカメラの投擲よ! ……でも。

          ガッシイイ!

チッ! 相手にとっては幸運……両手で頭を庇った結果、
左手にカメラが衝突。もちろん、フルスイングで投擲した訳だから
左手甲の骨折は免れないだろうけど……チッ! スタンドの方も攻撃してる、か!
投擲行動の直後のあたしは、まず間違いなく満足な防御はできない。

フルスイングしてるってことは当然、あたしの右腕は現在体の前にある。
お誂え向きに、ちょっと腕を動かせば肘でガードできるはずよ。
これなら、『投擲後の隙だらけのあたし』でも対応できるはず。

       グッ!

ってことで、肘を曲げ、敵スタンドの腕をガード。
そしてそこで踏みとどまらず、そのままバックステップして距離を取る。(スC+敏捷)

         ビィーッ   ビィーッ         ビィーッ

…………! 『バベット』!

            『フシャア!』

『バベット』は、反転して『ギャザリング』の方を向く。
多分、相手の方はぼちぼち視界がはっきりしてくる頃でしょうね。

533鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/27(土) 02:10:23
>>532

投げられた『カメラ』は鈴元の頭を庇う手にぶつかる。

「ッ!いたァッ。」

おそらく左手の甲が砕けたのだろう。
しかし、幸運。死んだわけではない。
左手は砕けたので使えない。しかし、本体は生きている。
痛みのあまり地面に這いつくばってはいるが生きている。

『ギャザリング』の振るった拳は貝橋の腕に命中。
ガードした腕に鈍い痛みが走るが、行動に問題が起きるほどではないかもしれない。
バックステップは成功した。
(ギャザリングとの距離・・・2メートル)
『バベット』の反転も成功している。

本体からのダメージフィードバックにより、『ギャザリング』の左手が力を失ったように開き所持品がすべり落ちる。
防犯ブザーが地面でけたたましい音を鳴らしている。
そして、ようやくぼんやりとだが周りが見えるようになってきた。

(猫さん…なにを狙ってんねやろ。)

『ギャザリング』は前進しつつ
右手の中のipod touchを貝橋の顔に向かって投げる(パス精CCC)
さっきのお返しと言うわけだ。

本体は『和傘』を思い切り『ギャザリング』の方へ床の上を滑らせるように投げる(パス精CCC)

534貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/27(土) 02:46:52
>>533
「ぐぅぅ〜〜〜ッ……!」
                    ビィーッ      ビィー

ガードした――とはいえ、スタンドじゃないんだし痺れるわね……!
動かせはするけど、無視して動かしてたらどこかでしくじるかも。
ってことで、あたしは右腕をぷらぷらさせながら痺れを抜く努力をしつつ、
相手の投擲運動を見る。

  「ヘッ」

笑う。
『目』と『耳』を潰したあたしの投擲ならともかく、
目の前で近づきながら投擲の構えに入っている『人間並みのスペック』のスタンドに、
あたしが反応できない……ってことは、残念ながら『あり得ない』のよ!

狙いも何となく分かるし、スウェーして回避する……(ス精CC+敏捷)
けど。

ここで、あたしの想定外のことが起こった。
あたしが『バックステップ』したことで、
すぐ背後に『薄型テレビ』が来てしまったということは。

        ドゴ   バギャ!

投擲された『脆化iphone』は薄型テレビに叩きつけられると
同時に強度限界を超えてバラバラに砕け散り、その破片があたしの背後に降り注ぐ。

        「――なっ」

まさしく、想定外。
それに驚いたあたしは、一瞬動きが止まる。
『バベット』は――――、

                『フッシャアッ!』

依然変わりなく、手に持ったナイフを敵スタンド目掛け投擲する!(破ス精CCC)

(彼我の距離・・・一メートル)

┌―┐     ┌―――――――――┐
|薄|     |ブルーレイレコーダー|
|型|     └―――――――――┘
|.T.|貝  ギャ                        鈴
|V |     ┌―――――――――┐
|  |     |                バ|
|  |     └―――――――――┘

535貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/27(土) 17:34:23
>>534(追記)
>本体は『和傘』を思い切り『ギャザリング』の方へ床の上を滑らせるように投げる(パス精CCC)
この行動は『成功』。
閉じた『和傘』は『ギャザリング』の足元すぐにあるわ。
(あたしはこの事実に気付けていない。
 『バベット』は気付いているけどね)

536鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/27(土) 23:51:01
>>534-535

目の前の『ギャザリング』への対応。
しかし、背後に薄型テレビがあるせいでこれ以上の後退は難しいだろう。
『バベット』は『ギャザリング』にナイフを投擲する。

(狙ってはる。『ギャザリング』)

どうする?
腕を犠牲にして防ぐか。それとも和傘を拾うか――――
いや、そんな暇はない。

(今攻めきれへんと…負けるッ。)

『ギャザリング』に低い姿勢をとらせる。
そしてまっすぐに、突っ込む(パス精CCC)
タックルだ。低い姿勢でのタックルでナイフを避ける行動と
相手への行動を同時に行う。
両腕を広げて貝橋の左右への回避を阻害する。
薄型テレビなど関係ない槍のように相手に突っ込む。

本体は『バベット』を観察する。

537貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/28(日) 00:57:39
>>536
「ぐふっ!!」

タックルを腹に食らって、あたしは思わず呻く。       、、、 、 、
動作のスピードがさらに遅れ、ナイフがあたしに――突き刺さらない。
『バベット』がナイフを投擲する前(>>532メール欄)……振り向くだけで行動しなかったのには、理由があった。
いえ、正確に言うと、『すでに行動していた』のよ。『バベット』は、ナイフの向きを『逆』にしていたからね。

ナイフの投擲……それが『敵スタンドの方』を狙っていたのは『事実』。
ただし、真に狙っていたのは『敵スタンド自身』じゃあない。

『バベット』の投擲は、『通過狙い』。
つまり、『敵スタンド』を通過し、あたしに『刃を逆向きにしたナイフ』を受け渡すのが真の目的だったのよ。

『ナイフが自分に当たる』ことは、動きが止まった時点で想定済みだった。(>>534メール欄)
動きが止まったってことは、攻撃を防御できないってことだからね。
ナイフを警戒して回避する可能性もあったけど、滅多にないチャンスなんだから
『回避と同時に攻撃も出来る行動』を狙うっていうのが、人情ってモンだし。
そして、何かしらの攻撃をされれば、あたしがそれによってさらに動きを止める、
ってことも、容易に想像はできた。だから、『ナイフを被弾する』のは最初から織り込み済み。

そして、相手はその『狙い』にまんまとひっかかり、回避してあたしに『ナイフ』を寄越してくれた。

そう。

『スタンドに干渉できるナイフ』をねッ!!

『被弾は覚悟していた』から、動作の遅延はそれほどない。
あたしは空中でナイフを掴み、そして――

           グオオオオッ!!

      ・・・  ピタ  ア

――敵スタンドの首筋で、止める。

                ビィーッ        ビィーッ

 「ブザーがうるさいけど……この至近距離なら聞こえるわよね!?」

               「……こっからあんたが能力を使うのと、
                あたしがあんたのスタンドの首筋を掻っ切るの、どっちが早いと思う!?」

『降伏勧告』ってヤツよ!
(大声で叫ばなくちゃならないのがカッコ悪いけど)

538鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/28(日) 03:35:59
>>537

「アカン……」

貝橋の思惑通りにことは進んだだろう。
『ギャザリング』の無防備な首に突きつけられたナイフ。

「…バチ当たったんやわぁ。」

「女の人傷つけたんやから。当然やわぁ……」

『ギャザリング』は両手を挙げた。
『降伏』の姿勢であり、『戦闘の意思がないことを告げている』

『降参やわぁ!女の人に手ぇあげたからバチ当たったんやわぁ。
 煮るなり焼くなり刺すなり好きにしぃ。』

鈴元は目を閉じた。
もし刺されれば死ぬ。死ぬのは怖い。
が、それが当然だとも思う。

539貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』:2015/06/28(日) 14:08:32
>>538
       「――――あたしの勝ち、ね」

『バベット』は飛び上がり、床に落ちた『ブザー』を殴り砕く。
これで、やっと会話ができるようになったわ。

   「んじゃ、これで終わり!
    ヤクザの抗争じゃあるまいし、決着ついたのにいちいち殺すとか殺されるとか、
    そーいうのはこの詩織さまのキャラに相応しいスマートさじゃないのよね」

ナイフを解除し、『バベット』を傍に戻す。

              『ミャア……ニャアゴロゴロ』
              (不用心な……しかしわたくしも同意です)

「…………あ、そうだ。鳩尾痛てーし帰りちょっと病院寄るから、
 あんたちょっと病院代よこしなさいよね。そのくらいはやってもらうわよ!」

      『…………ギャウ、マア〜オ』
      (……これがなければ良いお方なのに)


               貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』 =⇒ 『勝利』 『再起可能』

540鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/06/28(日) 19:39:12
>>539

「うふふ……」

相手の言葉に力なく笑う。
助かった。命を失うかとも思ったが、生きている。

「エエよ。治療費ぐらい出さんと償いにならんわぁ。」

『ザ・ギャザリング』を解除し、鈴元自身が相手に近づいていく。

「すいませんでした。」

目の前の彼女に深々と頭を下げた。
今はただそれしか出来なかった。

鈴元 涼『ザ・ギャザリング』⇒『敗北』
                   『左手骨折』 『精神的疲労』   『再起可能』

541曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/14(火) 23:23:58
『パラレルバトル』の対戦相手を1名、募集致します。

GMの有無については、引き受けてくださる方がいらっしゃれば是非お願いしたいですが、
タイミングが合わない場合、対戦相手の方のご了承が頂ければ、
『無し(揉めたら適宜)』でも当方としては構わないです。

マップ・所持品・能力の既知未知等もお任せ致します。
特に希望が頂けなければ、こちらで適当に決めさせて頂ければと思います。
折角の『銃剣スレ』ですが、特に『指名』は『無し』で。宜しくお願い致します。

542錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/07/19(日) 01:00:48
>>541
よければ応戦希望。
尚『ザ・シグマ』以外にも

薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
甲三耀『ソナタ・アークティカ』
穴闇『ストラング・アウト』
烙『クライムウェイヴ』
日数要一郎『イル・ミオ・ノーメ・ネッスーノ』

以上のなかから選んでもらうというのもアリ。

543曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/19(日) 16:25:46
>>542
有難う御座います。
【錏葉九郎『ザ・シグマ』】との対戦を希望します。

GMの有無、マップ・所持品・能力の既知未知等はお任せのつもりでしたが、如何致しましょう?
特に希望が頂けなければ、こちらで適当に決めさせて頂ければと思います。

544錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/07/19(日) 22:05:45
>>543
ありがとうございます。宜しくお願いします。
決めてもらえるならば、「能力は『未知』」、あとはお任せしたいと思います。

545曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/19(日) 22:30:24
>>544
承知致しました。
能力は互いに『未知』。GM無し。
所持品は日用品の範囲で自由、で行きたいと思います。

マップはこれから選んで参りますので少々お待ちを。

546曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/20(月) 01:34:33
>>544
お待たせして申し訳ない。
マップはこちらでいかがでしょうか。

【世界のビール博物館】
ttp://www.world-liquor-importers.co.jp/yokohama/information.html

547錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/07/20(月) 22:09:37
>>546
結構です。ありがとうございます。
こちらはマップ右端(壁側に椅子が並んでいるところの、一番上側)からスタートしたいと思いますが宜しいですか?


・能力詳細・

赤銅色のその身にまとう『陽炎』に触れた『スタンド』を『消す』能力。
第二の能力・『ワットエヴァー・ハプンド』は、何ものも撃ち徹す絶滅の火箭。

『ザ・シグマ』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:C 成長性:E

『ワットエヴァー・ハプンド』
破壊力:A〜B スピード:B 射程距離:E
持続力:E   精密動作性:E 成長性:なし

ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/15-16

服装:赤シャツとジャージ。裸足。
所持品:無し

548曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/21(火) 20:43:31
>>547
宜しくお願いします。
こちらは『バーカウンター』。赤色のゾーンの、丁度直角になっている辺りで。

【能力】
『仮面』と『大鋏』のヴィジョン。
装着した本体に肉食獣じみた速度を与え、『視た』ものを『絞首刑』に処す。

『ハンギング・ガーデン』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/677

【外見】
ゴワゴワと逆立った黒髪。
右袖にデタラメなツギハギの入った黒のロンT一枚に、
ベルトの装飾が各所に施されたグレーのデニム。

【持ち物】
携帯、財布

549錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/07/22(水) 01:50:12
>>548
目を開ければ戦場。
時は今で場所はここで、そして相手はここに居る。
ぐるりと見回し、敵が見えるか確認しよう。

550曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/22(水) 02:06:28
>>549
首を巡らし視線を走らせる『錏葉』。
戦場にいるのは二人きりで、これといった障害物もない以上、

「俺さァ」

当然のように目が合った。

会話をするには流石に距離がありすぎるが、
構わず口を開く『黒髪を逆立てた男』。

「ちゃんと『ヒト』とやるのは初めてなんだよ。
 ワリと楽しみで、たまんねえって感じでさ」

躊躇なく『対戦相手』に近付きたい。一直線に。

551錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/07/22(水) 21:19:15
>>550

   コキ☆

首を鳴らし、『敵』を見る。
黒髪、短髪、ヒラメ顔。鋼線の束のような筋骨隆々。

「『楽しみ』か?」

他人が居ない。声は届く。会話の意思はなく、ただ笑うだけだ。

「『ヒト』とやる気なら」「気持ちを」「切リ替エロ」

『一直線』に近付くのなら『椅子』と『テーブル』が並んでいる。
意に介していないような感じだ。意に介せずともいい理由があるからだろう。
お互い様だ。

「俺ハ錏葉九郎」「『スタンド』の名ハ『ザ・シグマ』」

「能力ハ」

    ダッ!

走り出すッ!『敵』に向かって『一直線』に、そして『障害物はすべてハネ飛ばす』。椅子とテーブル。『面』の大きい製品。
当然、そのうちいくつかは『敵』のほうへブッ飛んでいくだろう。即席の視界封じ&飛び道具だ。

「見て解レ」

552曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/22(水) 21:34:27
>>551

質問です。
上記の行動は、既に『ザ・シグマ』の能力を発動しており、
破ス精BBCで行われているという理解で判定して構わないでしょうか?

553錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/07/22(水) 21:54:28
>>552
Yes
すみません

554曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/22(水) 22:15:56
>>553
ありがとうございます。

>>551
『錏葉』が笑み、呟く。
曽部の声が届いていたのと同様に、その言葉を曽部は捉え、

「へへへ」

と、屈託なく笑う。

「なんかイイよなそういうの!カッコイイぜ。
 上からも上から、上から目線の『大上段』って感じでよ!」

己の『スタンド』の名を告げると同時、『ザ・シグマ』を発現する『錏葉』。
否、『錏葉』の肉体は既に『異空間』へと飛び去っており、そこには『ザ・シグマ』のみが残されている。

勿論、そんな事情は『曽部』には知る由も無い。
曽部に分かるのは、『相手が獣の膂力と速度で突っ込んでくる』という、単純な事実だけだ。

だからそれを見て、曽部は反応する。

「散々ヤってるって感じだろ?鳴らしてるって感じだろ?
 胸借りるぜ『センパイ』――俺ってばホラ、ドシロートだからさ」

すかさず『仮面』を発現し、もたらされる獣の速度で以って、『後退』する。
バックステップを起点とし、そのまま初期位置である『カウンター前』まで位置を戻したい(スB)。

ばら撒かれた『椅子』『テーブル』の内の一組が『曽部』へと飛来したが、
獣速で後退している最中であれば相対的な衝撃はさして無いと判断し素手で防御する。

555錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/07/22(水) 22:52:02
>>554

「ン」

『仮面』とともに『獣の速度』を得る『曽部』。今このとき、両者は速度という点で互角だ。
そしてハネ飛んでくる椅子もテーブルも『ハンギング・ガーデン』にとってはさしたる脅威にはなり得ない。
数も一組だし、その通り、相対速度も大したことはないからだ。『当たり』は弱い。防御した腕に、痺れすらも残らない。

「速クなッタナ」「『仮面』?」

『カウンターの前』まで後退する『敵』を見据えて呟き、走る。
退がったことの意味は――無闇にぶつかるのを避けたからだろう、と単純に結論。
もちろん相手が何であれ、『ザ・シグマ』は肉薄する。『ザ・シグマ』にとっての戦闘も恐怖もその克服も、迫撃の只中にしか存在しないからだ。

「 LA AAッ! 」

咆哮。
まだ後退するようなら追うし、
防御してか、または初期位置に戻って止まる、あるいは壁際まで下がって止まるのなら、止まったそこに野球ランナーみたいに『滑り込む』(>>552メール欄『体勢:スライディング』)
タイミングはどうあれ『防御』した時の注意は目線の高さの筈だ。
足下の注意は、それなりに薄くなっているだろう。

556曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/22(水) 23:26:24
>>555

「そ!『速くなる』のが俺の『能力』で――オタクさんのも似たようなモンだろ。
 俺、『スタンド使い』の知り合いってのは少ないけどよ、こないだ遊んだヤツもそうだったし。
 ワリといンのな、そういうの」

速度自体はほぼ互角だが、『移動』に関しては単純に前進する『ザ・シグマ』が優位だろう。
徐々に距離は詰まり、曽部が『カウンター』を背にした所で『スライディング』の間合いに捕らえる。

「『ただ速い』だけなら俺ァもう、ビックリできねーっての。
 なんつったって俺の『コイツ』は、速いだけじゃあ、ねェからな!」

『机の散弾』からの『スライディング』は、同速とは言え僅かに『曽部』の虚を衝いた。
『回避』が際どく間に合わないタイミングで滑りこむ『ザ・シグマ』に対し『曽部』は、

咄嗟に『全長1メートル』の『大鋏』を発現し、『ザ・シグマ』の蹴り足を『刺突』する。
間合いの目算も攻撃のタイミングも全てを裏切り瞬時に発生する『1メートル』の『リーチ』で『後の先』を取る。

攻撃の成否に関わらず曽部はさらに一歩後方へ跳ね、
『カウンター』の内側へと飛び込みたい(ハサミは実体化していない)。

557錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/07/22(水) 23:48:37
>>556

「武 っ」
     「器」
 「かヨォッ!?」

ブレーキは考えていなかったし、『武器』の存在は完全に意識外。
虚をついたつもりが完全に『虚をつかれた』。

   ザ  シュッ!!

『大鋏』は上から、『ザ・シグマ』のふくらはぎ・・・腓腹筋の中程を突いた。(力をこめると膨らむ部分)
蹴りの勢いと、咄嗟の反撃で狙いが甘かったこともあり、深々と突き刺さりはしなかったが、突然の痛みにより『カウンター』の壁面に

   ドゴン!!

激突する。傷は・・・走ったり跳んだりすれば、ひどく痛む程度には浅い。
カウンターの向こう側に退避した『曽部』には、手応えと激突音から(または見ていて)、何が起こったか把握するのは容易いだろう。

「ぐっ」

呻く。ぶつかったカウンターに手をついて、体を押しころがし、離れつつ。
体勢はどうあれ、『カウンターの向こう』から・・・上からでも、『突き破って』でも、『攻撃』がくるのを『視認』できるように目を開き、首を動かす。

558曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/23(木) 00:00:29
>>557

「『仮面』と『ハサミ』で速くて斬れる!まったく『アベコベ』で『デタラメ』!
 どうしようもねェよなァ?有り得ねェよなあ?ヘへヘッ!

 『脚』をヤッちまったらキツイかァ?」

咄嗟の反撃にしては上々の結果だ。
互いに『高機動』のこのカード、脚部へのダメージは値千金と考える。

「こないだ『虎』を殺した時も、脚を落としてやったけどよォ」

カウンターから転がり離れ、攻撃に備える『ザ・シグマ』。
あらゆるケースを想定し待ち構える男に対し『曽部』は、

「今、そんな気分だよ」

『カウンター』に並ぶ『酒瓶』を二本、
開いた左手(ハサミを持たない側)で瓶の首の部分を掴むよう纏めて持ち、
『ザ・シグマ』目掛け投げ付ける!

(転がった後の『ザ・シグマ』の位置はどの辺りの想定でしょうか?)

559錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/07/23(木) 00:28:58
>>558(バーカウンターの右側、床の色が濃く表示されている部分の一番下あたりを想定しています)

「『何でモアリ』ダロ」「ハハ!」

『虎』なら足一本で怯むかもしれないが、こっちは別に手足は半分まで残っていればいい算段だ。かといって無闇に、好んでくれてやる義理も無い。
そしてこれは分かる。めくらましだ。
投げつけられた二本の瓶。『やり返されている』と認識する。
狙いは人並みに精密だが、それなりに不器用ともいえる。当たるコースではあるが・・・胴体のどこかに当たる、程度だ。
避ける必要を感じない。『ザ・シグマ』は通常の攻撃、その一切を『透過』してしまうからだ。
だから『躱さず』、『曽部の次の挙動を注視する』。

560曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/23(木) 00:44:46
>>559 (有難う御座います)

「全く!頼もしい限りで俺ァもう嬉しいやら楽しいやら、
 どうにかなっちまいそうだっつーの!」

ガチャン
             ガチャン!

曽部の投擲した『酒瓶』を『スタンド』である『ザ・シグマ』を透過し、
『ザ・シグマ』のやや後方の床に激突し破砕した。

「あっちゃあ」

「『俺の』とはちょと『違う』ってか?
 別に『オタク』が速くなるワケじゃあなくて、『速いスタンド』っつーコト?
 それとも『すり抜ける能力』?」

言いながら、左手にさらにもう一本『酒瓶』を掴んだのち、
『曽部』は『カウンター』のによじ登り直立する。
高いところが好きなのだ。

「色々『カラクリ』がありそうだよな。
 ま!最初の『勢い』が萎んじまったみてェで、俺としちゃあちょっぴり残念だけど!」

更にもう一投、カウンターの上から『ザ・シグマ』目掛け投擲。
『確認』だ。『透過現象』が『能力』によるものであるか、否か。

そして『ザ・シグマ』が尚も動かないのであれば、
恐らくこの辺りで『曽部』は――痺れを切らす。

561錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/07/27(月) 22:43:27
>>560
これはこっちの書き方が悪かった、申し訳ない。
『ザ・シグマ』は通常攻撃を『透過』することで『ノーダメージ』だと演出できる(スタンドだから)。
皮膚は人間のものなので、そこに当たりはする。
つまり酒瓶は胴体に当たって足下に落ちて割れる(かどうかは床にもよるが)、こちらに衝突ダメージは無い、という形になる。
以上の点を謝罪&補足させていただいた上で、次レスについて以下の続け方を提案する。

・酒瓶は足下に落ちた、という状態で(しかしダメージがないのはわかる)こちらがレスを返す
・上記の補足説明をふまえて、そちらが再レスする
・その他

562曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/27(月) 23:56:24
>>561
こちらこそ読み違えており申し訳ない。
最低限の訂正で、こちらの再レスで処理して頂けると有り難いです。

「全く!頼もしい限りで俺ァもう嬉しいやら楽しいやら、
 どうにかなっちまいそうだっつーの!」

ガチャン
             ガチャン!

曽部の投擲した『酒瓶』を『スタンド』である『ザ・シグマ』に衝突しし、
そのまま『ザ・シグマ』のやや足元の床に激突し破砕した。

「あっちゃあ」

「『俺の』とはちょと『違う』ってか?
 別に『オタク』が速くなるワケじゃあなくて、『速いスタンド』っつーコト?
 それとも『投げても効かない能力』?」

言いながら、左手にさらにもう一本『酒瓶』を掴んだのち、
『曽部』は『カウンター』のによじ登り直立する。
高いところが好きなのだ。

「色々『カラクリ』がありそうだよな。
 ま!最初の『勢い』が萎んじまったみてェで、俺としちゃあちょっぴり残念だけど!」

更にもう一投、カウンターの上から『ザ・シグマ』目掛け投擲。
『確認』だ。『投擲攻撃の無効化』が『能力』によるものであるか、否か。

そして『ザ・シグマ』が尚も動かないのであれば、
恐らくこの辺りで『曽部』は――痺れを切らす。

563錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/07/28(火) 23:42:58
>>562
「考えロよ。俺とお前ノ『違イ』ヲな」「トコロデ」

 スッ

「『俺』ト『虎』ノ違いヲ教エテヤル」

『ザ・シグマ』の行動は・・・
『最も近い位置のテーブルを掴み、盾のように構える』。
並んでいるもの、既に吹っ飛ばして転がっているもの、あるいはさっき曽部が『防御』したもの、
とにかく『テーブル』を盾にする。
相手が鋭利な刃物を持っていて、それが『スタンド能力』の産物であるならば、
いかにも素手では分が悪い。そして武器を持っているということはそれを扱えるということ。
武器経験など、ケンカで棒切れを振り回したことがある程度。張り合える筈も無い。ならば防ぐ。簡単な思考だ。
できるだけ大きな面をカバーできて、手近で手頃なものといえば『テーブル』だ。
天板と脚の接続部分に近いところを握り、胴を隠すように構えたい。顔は下半分がカバー出来れば上等だ。見ないといけないから。
『ザ・シグマ』の行動は・・・
『曽部』が瓶をとり、カウンターに上り、瓶を投げつける、あるいは瓶がまた命中する。
その間に完了すると思う。

「物ガ掴めル」

カウンターに上られたのは、今の状態では良いことと言える。
こっちの体の、見た目の面積が狭くなり、盾で足まで防ぐことができる。体を覆い隠せる。盾とは・・・
『上から降ってくる矢をふせぐために発達した防具だ』。その意味では、良い状況と言える。
可能なら防御範囲と視界を確保(テーブルを持った手の動きで対応できるだろう)しつつ、真っ直ぐに距離を詰めていきたい。全速力ではなくにじり寄るような速度で。

564曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/29(水) 00:37:09
>>563

「へへへへへッ!」

『テーブル』を『盾』の如く構える『ザ・シグマ』を見て、
尚も曽部は無邪気に笑い声を上げる。

「確かに『虎』とは違うみたいだなァ。
 ただ、『虎』ン時の俺ァさあ」

投げつけた『瓶』は恐らく、『テーブル』に防がれ破砕することだろう。
もとより『ザ・シグマ』には通用しない攻撃だが、
これで曽部は、【『ザ・シグマ』に通常の飛び道具が効かないこと】を確認できた。

「センパイから、『お前の能力は対策できる』『気軽に使うな』っつって!
 釘刺されてたんだよな。俺ァそれずっと不思議でさァ」

語る曽部の瞳がどろりと濁る。
それ自体は『仮面』に隠されて、『ザ・シグマ』からは直視できないだろうが、しかし。

「できると思うか?やれると思うか?
 教えてくれよ『対策』ッての!もう我慢できね――ッつの!
 ヘヘヘヘヘ!遊ぼうぜ――『缶詰坊や』」

言うや否や、『曽部』はカウンターを蹴り一目散に『ザ・シグマ』へと飛びかかる!
狙いは『頭部』!こちらの動きを伺うため、必然的に『目』を覆うことは出来ないはずだ。
『テーブル』による防御の外を、『大鋏』による『刺突』で――狙い撃つ!

565錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/07/29(水) 01:17:35
>>564
「対策。『鋏』ノコトヲ言っテンのカ?」

濁る曽部の眼を、錏葉は視認しない。
だが曽部の眼は、『ザ・シグマ』の、真っ暗闇の底じみた眼を視認する。
二つの視線はそして、『眼』を狙う『大鋏』の切っ先に交差する――

「『鋏』ナラ」「狙い通リ」

盾を構え、眼を露出する。
刃物を使い『眼』を狙うということは、少なくとも『盾を貫通するよりはそっちのほうが確実だ』と判断したという意味だ。
つまり鋏じたいの、『ハンギング・ガーデン』自体の威力は『ザ・シグマ』と同等かそれ以下。以上ならこんな即席のペラい盾を気にする必要が無い。
要するに『眼』か『盾』の二択攻撃、曽部は『眼』を選択した。
そして、ならば、『刺突』される鋏。その刃先を・・・

「言っタロ」「『俺』と『虎』ノ違イ」

   ズ  シュ !

『テーブル』は片手で保持出来るから、これはそのまま。
刺突された鋏を、『右手で掴む』。横からとかそういう不確実なことはしない。狙いが眼であるなら狙点は二つ。二つに絞れば速度は同等、対応は十分可能!
そのどちらかの前方十センチ以上の感覚を開けて、『掌から手の甲に貫通させ』、その間に思い切り握りしめて、止めたい。
骨や筋肉がダメージフィードバックでブチ切れるだろうが、指は二、三本も動けば握りが甘くなるということもあるまい。
『ハンギング・ガーデン』が『ザ・シグマ』のパワーを上回らない限り・・・『握り止める』防御は完成する筈だ。

566曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/07/29(水) 01:44:15
>>565

「俺の『スタンド』はさァ」

『ザ・シグマ』と、目が合う。

同時に曽部は感じ取る。思い出す。
異能を従え力を振るう、そんな連中の話を。最近聞いたような。なんといったか。

「まったく『デタラメ』で『アベコベ』で!
 本ッ当にどうしようもなくってよォ――」

互いに常人の速度を超え、泥のように引き伸ばされた戦闘時間の中で、
曽部は思い出す。『精霊酔い』の――『スリヴァイルマ』。

「だけどいいよなァ?俺達ってば似たモン同士じゃねェか! 
 『コイツ』を使っていいンだろ?文句ねェだろ笑ってくれよ!」

>>564メール欄、【縄→右足 軌道変化】より、
『サ・シグマ』目掛け躍りかかる『曽部』の右足首を『吊るす』形で、
突如として『上空』から『荒縄』が発現する。

曽部はその『縄』を『足場』とすることで『空中』で右向きに『跳ね』、突撃の軌道を強引に変化させる。
意表を衝く形で行われる『軌道変化』により『大鋏』は『ザ・シグマ』の防御を外れ、
『右側面』から『首元』を狙い迫る!

567錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/08/01(土) 17:39:25
>>566

  ガ  クッ

「!?」

『荒縄』を確認出来たのは『軌道変化』の直後だった。
つまりその瞬間まで、錏葉の意識には『荒縄』は存在せず、故に『急に軌道を変えた敵』に対して、『目で追う』以外になす術がなかった。
ワザとこの状況を作ったわけではない。『仮面』だけではなく『鋏』をも発現し、運良く盾になりうるものがあったから、
武器として恃むのは間違いない『鋏』の狙いを、顔面に限定することで防御を容易に―――最善だった筈だ。その二つが『能力』の全貌であったなら。
もう一つの要素、即ち『荒縄』のことは、完全に考慮の対象外。だから『なす術が無い』。

    ズ
     ド  ガシュッ !!!


肉と骨を裂き砕く音と手応えを『曽部』は感じる。
鋼の切っ先と、『ハンギング・ガーデン』を装着した曽部自身のエネルギーが合わさった必然。

「ガ」 「ぐ ガァッ・・・!!!」

要因は二つ。
一つは、『ハンギング・ガーデン』の仮面はヒトを越えた運動能力を曽部に与えるが、精密動作性においてはヒトの域を超越しないこと。
一つは、ならば空中で、強引かつ強烈に行われた『軌道変更』による攻撃起点のぶれを完全に修正することはできなかったこと。
『ザ・シグマ』が朽ち木のように倒れる。一瞬だが脳まで揺さぶられる衝撃を受けたからだ。
そしてその首筋―――ではなく、少し上。頬が大きく割け、軒並みブチ折られた下顎の歯が露出している。

突き込んだ『大鋏』は、『右頬から、左の頬まで貫通』した。

口腔内は無理に突っ込まれた鋼鉄の塊と、粉々に砕き折られた歯でメチャクチャだ。
食いしばる歯も無く、激痛にのたうちたがる全身の筋肉ではあるが――思考だけは明瞭でありたい。
可能な限り早く、『テーブル』を掲げて(仰向けに寝転ぶ格好で)、上からの追撃やマウントを取られることを防ぎたい。

568曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/08/02(日) 23:24:15
>>567
「あッれェ」

「外しちまッた!ッつーか『口』はマズイだろ!
 『お喋り』できねーと盛り上がらねェっての」

『右足』の『縄』は即座に『解除』。
跳躍の勢いのまま『ザ・シグマ』の横を抜け、
3m程離れた位置に着地する。

「ま」

「これでお披露目全部出しきり三味線抜きで!ようやく出揃った俺の『スタンド』!
 デタラメでアベコベでインチキこの上ねェんだよなァ。
 この『仮面』!『鋏』!でもって『縄』と来たモンだ」

着地した『曽部』は『大鋏』を肩に担ぐように構え、『ザ・シグマ』へと向き直る。

「俺ァ俺が俺の心に飼ってるコイツらを、
 ヒト斬ることしか考えられねェ物騒極まりないコイツらを、
 全部纏めて無理くり一ッ括りにしてやって!名前を付けてやったんだ」

『スタンド』と呼んだ者もいる。『精霊』と呼んだ者もいる。
心を結んで像を成し、物理と道理を嘲笑う。
有り得ないものに『有れ』と命じるこの力。

『曽部』は『コイツ』を『こう』呼んだ。

「――『ハンギング・ガーデン』」


         「ッてな」



『曽部』はただ、仮面の奥で嗤っている。

569錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/08/03(月) 21:30:21
>>568
着地した音。猛烈な『追撃』を予想したが、それは外れた。
さて、吉か凶かは分からない。
体は――動く。
ならば立ち上がろう。                        スタンド
痛かろうが辛かろうがキツかろうがしんどかろうが、『ザ・シグマ』は『立ち上がる』。

「『ハンギング』」
「『ガーデン』」

マトモな発音は無理だ。歯も口腔も喋るに適さない。『スタンド』だから『スタンド会話』だ。

「ソレが名前カ」「ソーイや」「俺はお前ノ名前を聞いテないナ、『スタンド使い』」

『仮面』と『鋏』と『縄』の能力。
ヒトを斬る。物騒だ。確かにそれは物騒だ。
『ザ・シグマ』の能力は、「見て解れ」と先に言った。
だから説明もしない。口も痛いしな。

「くフ」「は」

「ハハ」

理解したことと経験したことを纏めて括って錏葉九郎は結論する。
『ハンギング・ガーデン』というこの『敵』は、強くて怖くて恐ろしく、

 「ハ ハ ハ ハ ハ ハ  ハハハハハハハハハハハハハハハ !!!」

克服するに値するッ!

血ではない赤色を口元から立ちのぼらせる、紛れも無い人型の異形。
轟く哄笑こそは戦闘再開の号砲に他ならない。テーブルは投げ捨て、姿勢は低く。
四足の獣じみて、突撃の為に構える。

570曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/08/05(水) 00:13:23
>>569

「ヘヘッ」

  「ヘヘヘヘヘ!」

思わず笑みが漏れる。全身の毛穴が開くのが分かる。

「『脚』と『口』ィ裂いてやって!
 そンでも全然逃げねェし喋れるし、それッどころか『爆笑』してくれる『相手』ってのはよ――」

彼我の距離は『3メートル』。
互いに人智を超えた戦闘速度を持つ両者にとって、十分以上に『至近距離』だ。

「――後にも先にもこれッきりかも知ンねーし!

 いいぜ名乗るさ俺ァ『曽部』ッつッてよ。
 『ハンギング・ガーデン』の『曽部』だ」

「ま、別に憶えてくれなくても構わねェぜ」

言い終わるが早いか、地を蹴り『ザ・シグマ』へと突撃を掛ける。
右手の『大鋏』による『刺突』――微塵の容赦もなく狙いは『頭部』。

一瞬の判断が生死を分ける殺傷領域に、最短最速で飛び込んで見せる。

「どうせもうじき――どっちか消えッちまうんだからよ」

571錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/08/05(水) 00:50:36
>>570
「『曽部』」「『曽部』かァ〜」「『仮面』と『鋏』ト『縄』、『ハンギング・ガーデン』の『曽部』」

「ハハハハ!!」

掻き消すべき恐怖の名を知って、その喜びに笑う。
忘れる脳みそも無くなるのは敵のほうに決まっているから、こっちがちゃんと覚えておかなければならない。
『曽部』が地を蹴るのとほぼ同時。『ザ・シグマ』も動く――


    ズ  オ!


「躊躇も容赦モ無くマタ『頭』!! 良イゾ、正気ヲ疑うッ」

「そシテ『ドッチか』ジャアぁァ〜ネエェぇ〜ッ! 消えルノハお前!! 『消すノは俺ダ』!! ハハハハハハ!!!!」

脚は傷を負っている。万全のパフォーマンスを、完全に期待するには少々不安だ。
だから腕、拳を使う。『ザ・シグマ』は――全身余すところなく機動力。
腕を前肢のように、いや、四足獣のそれよりも遥かに強力に、地を叩き体を前進する!!
『手加減一切無し』で『地面を殴り』、その反動で前へ。
『力』の差は認識している。敵の狙いはそこそこ正確。あとはこれはちょっとした賭けだし、しくじってもどっちかの蝶番が割られるだけだ。
それなりに・・・分はいい。それなりに。『地面を殴って前へ』。『突込まれる大鋏』を(気持ち顔を傾け、失敗しても喉奥に突っ込まれぬように)『喰らう』。
口腔の粘膜はズタズタで、つまりそこはあらゆる『スタンド』にとっての『決死圏』。
実体のないものは『触れれば消える』。

572曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/08/05(水) 01:46:52
>>571

「憶えなくていいっつッてンのによ――ヘヘッ。さては『良い奴』だな?」

おどけるように言うと同時、『絞首刑』を展開。
狙いは『地面を殴る腕』だ。『宙吊り』にし、『殴らせない』。(『上端』は『天井』。『非実体』)
>>570メール欄時点から、『動けば吊る』と決めていた。【五体を注視。動くものから拘束】。

『ザ・シグマ』は恐るべき機動力を誇る『スタンド』だが、『視線』の速度はなお早い。

「だから頼むぜ分かってくれよ!
 俺のコイツの『ハンギング・ガーデン』の目の前で!
 飛んだり跳ねたり殴ったり蹴ったり――できるワケねーッての!」

地面を殴れなければ前進は叶わず、
『鋏』を『喰らう』狙いも当然アテが外れることだろう。

勿論『曽部』がその隙を見逃す筈もなく、
『大鋏』は『ザ・シグマ』の『額』へと突き刺さらんと迫る――!

573錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/08/05(水) 21:02:49
>>572

    クン!

「ア?」

腕が振れない。何かが巻き付いて――縄だ。腕を吊るすように。(質問:『両腕』か?)
地面を殴ろうとした腕が、上からいきなり吊り下げられるように・・・振り切って、殴ることが出来ない―――

「『ガ』」

『進めない』ことは、この場合、『致命的』だろうか。否。
前進するのは前進するためであり、敵との距離を縮める目的がある。その目的は幸いにして、『曽部』によって自動的に果たされている。一つ。
『曽部』はあくまで『額』を狙った刺突を敢行している。口も額も顔の一部分だ。二つ。
『ザ・シグマ』の姿勢は『獣じみた突撃姿勢』。体勢は低い。『上から吊るされる』わけだが、
体を起こす、つまり『頭の位置を上にあげる』分には、縄が緩むことこそあれ、阻害されることはないだろう。下から括られているのじゃないからだ。三つ。

「理由ハ三つ」「ドッチのアテガ外れテンだロウナァ〜ッ! 『曽部』ェェェェ」

拘束するなら、全身ぐるぐる巻きにでもしなければ――『ザ・シグマ』は終わらない。
即ち、三つの理由から『ザ・シグマ』は僅かに体を起こし、突っ込まれる『大鋏』を『喰らう』ことが出来、
『大鋏』が突き刺さる先はつまり『ザ・シグマ』の口腔であり、それが『スタンド』である以上『消し飛ぶ』だろう、ということだ。
そうでなければ読み違えからの勘違い、喉の奥から頸椎をぶっ千切られて終わるだけである。

574曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/08/07(金) 01:13:59
>>573
『片手』で殴るなら『片腕』を、『両手』で殴るなら『両腕』を『吊る』。


「だァから」

『床を殴って前進しようとし』『妨害によりそれは叶わず』
『既に鋏が眼前に迫っているので』『急遽上体を起こして喰らおうと』
『路線変更してみた』

「『速い』のはテメェだけじゃ無ェっつの。

 『ビックリしない能力』か?
 『後出しで間に合う能力』か?
 俺が『ただ突く』間に、『失敗してやり直してそれでも間に合う能力』なのか?」

『曽部』の行動は変わらない。『ただ突く』。

「三つも理由を探してる間に――刺さっちまうんじゃあねーの」

『ザ・シグマ』の『喰らいっぷり』が、即ち『鋏』へのダメージだ。
『ザ・シグマ』が『受けるダメージ』は『任せる』し、
それに伴う『鋏の状態』も、そうだな、好きに決めてもらって構わない。

575錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/08/12(水) 22:28:05
>>574
       ガ
          ォン

『食う』というのはまさにその通りの行動だが、『ザ・シグマ』にとっては比喩表現だ。口腔内が切り裂かれたことで、そこに『陽炎』は揺らぐ。
そして『陽炎』は、実体なき『スタンド』を『消す』。抵抗も衝撃もなく『大鋏』は要ねじ部分まで消滅――二本に別れた柄が残るだけだろう。

『縄』の能力は既に見た。曽部が移動するのに使ったのを。しかし『縄』であるなら、当然『縛り括る』用途を想定するのが当然だ。
両腕を拘束されてからの錏葉の行動は『起こす』だけ。速度が『同等』で、敵の狙点も変更されないのならば、動ける長さも同等。『額から口』、軽く開いた人差し指と親指の長さならば、間には合う。
『両腕を縛って吊られた錏葉』と、『鋏の刃を失った曽部』が超至近距離で向かい合うことになるだろう。

576ようこそ、名無しの世界へ…:2015/08/15(土) 14:57:31
>>575
判定を委ねておいてなんですが、この結果には全く納得ができないので
臨時GMに判定をお願いしたいと思うのですがよろしいでしょうか?

577曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/08/15(土) 14:58:32
>>576
名前欄ミス

578錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/08/15(土) 22:29:37
>>576
わかりました。

579『ザ・シグマ』vs『ハンギング・ガーデン』:2015/08/20(木) 01:04:38
■判定前に

『ザ・シグマ』の能力詳細において、『皮』の説明に

・『透過』することで『通常物質』を無効化する。例えば『墜落』等の『能動的』な行為では『透過不可能』。

とあるが、これは間違い。
『シグマ』自身は透過可能だが、『皮』は本物であり、透過出来ない。

>>559-562の状況も、本来であれば、
胸の皮膚のみ破れ、『甲冑』が露出し『陽炎』を立たせる、が正解だが、
進行上、今回は

・『シグマ』は実は透過しておらず、筋力で酒瓶を弾いていた(状況変更はなし)

とする。(曽部PLの了承済み)


────────────────────────────────────────────


>>574-575

   ブヅッ!
            ブヅンッッ!


床を叩いて吹っ飛ぶべく、全力を込めた『シグマ』の両腕。
そのパワーは、曽部の想像を上回り、
両腕を拘束した『荒縄』を、次の瞬間には引きちぎっていた!
『荒縄』は一瞬、宙に踊るも、二人が間合いを詰める前に解除される。

とはいえ──
錏葉の『床を叩く』という行動は阻害された。
意表を突かれたことで対応の遅れが生じ、曽部は機先を制する。


        ジャキィィ イ  ! !

口を開いた鋏の刃が、
姿勢を低くした『ザ・シグマ』の顔面に突き進む。
錏葉に反応の余地はない。
かろうじて、首を動かす程度がせいぜいだ。

だが──
『ハンギング・ガーデン』の刃が肉を貫かんとする寸前、
曽部は、錏葉に生じている『異変』に気が付く。

引き裂かれた頬と下あごの傷口が──『燃えている』。
いや、炎ではない。真紅の『陽炎』。
傷口が高温を発しているかのように、表面の空気を躍らせている。

あれは『自然現象』ではない──スタンドだ。
そして何よりも奇妙なのは。

男が首をひねった角度が、
その『陽炎』を切っ先に向けたものであるということ──!

『ハンギング・ガーデン』の精密性は『人並み』だ。
突進しながら両目を精確に突ける技量はない。
『陽炎』を小器用に避けて、果たしてここから顔面を狙えるか・・・・?


(次レスは曽部から)

580曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/08/21(金) 22:34:24
>>579
>ZAKIさん 判定感謝です。


(マズイ)

    (マズイぜ……)

傷口から『陽炎』を立ち上らせる『錏葉』を見て、曽部は直感する。

(――『スタンド能力』!)

(しかもとびッきりの、
 俺の『鋏』をこの体勢からどうにかしちまえるような極悪な『何か』)

首を動かせるのなら咄嗟に鋏を回避するか、少なくとも急所を避けるような動きはできるだろう。
そうでなく鋏を『迎え撃つ』この動き――余りにも『ヤバい』。

「だからっつってヤベェからっつって止まれやしねーッての!
 俺の『ハサミ』は一振り限りの特注レアモンでテメェにくれちゃあやれねェけど――」

『陽炎』に気付くと同時、
咄嗟の手首の返しで『鋏』を前方上方へ跳ね上げるように『投げ捨て』、

「――『腕』は二本あッから、いいぜ。くれてやらァ」

突進の勢いそのままに、『右拳』で『錏葉』の顔面を殴り抜ける!
打撃時に『右掌』を括る形で『荒縄』を発現し、さながら『メリケンサック』の要領で使用する。
きっとスタンドも殴れるだろう。(非実体・上端は上空)

ギリギリのタイミングで辛うじて首を捻っている『錏葉』に、
これ以上の反応の余地は無いと考えるが、どう出るか。

581錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/08/23(日) 00:36:46
>>579(判定ありがとうございました)

>>580

「ッ く」

「コノ野郎――」

『縄』の強度は確認出来たが、今この瞬間、それが何の役に立つというのか。

     ド

『曽部』の判断と、それに基づく行動、即ち『武器を放り上げ』、『拳で殴る』という攻撃は、
縄を引きちぎる――本来の意図とは違う――ための『全力』を発揮した『ザ・シグマ』、それ故に『敵を見る』以外の行為ができなかった『錏葉九郎』の顔面に突き刺さる!!

「ブがッ」

       バギャ ッ!!!

そして殴り抜けるッ!!
左頬骨から鼻骨にかかる部位を打たれ、鼻血を吹きながら二、三歩後ろへよろける。
脳震盪、というほどでもないが、目がチカチカして一瞬意識が跳ぶ――

『曽部』は『拳に巻いた荒縄』が、不自然に『千切れかかっている』ことに気付くだろう。
殴った時、わずかに拳がブレて、傷の――『陽炎』の部分に掠ったところが、『消えている』。

「ブふハッ」「ガハ」「『曽』」「ォ 『部』」

ダメージは確実に蓄積しているが――
やる気の方には、僅かの衰えも無い。

582曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/08/23(日) 00:39:30
>>581
すみません、質問です。
殴った顔面の『皮膚』の状況は認識できたでしょうか。
破れていたか、そうでないか、とか。

583錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/08/23(日) 00:46:52
>>582
殴った部分は『破れ』はしていず(出血も無し)、徐々に『腫れて』きています。

584曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/08/23(日) 01:23:33
>>583
有難う御座います。

>>581
「当ッたりィ」

確かな拳の感触に愉悦の声を上げる『曽部』。
と、右拳に巻きつけた『縄』の異変に気付き、

「あン?『噛まれた』覚えは無ェし……アレか。
 ソレが俺の『鋏』を『どーにかできる能力』ッつーアレか。
 
 でも、ま!」

気付いて尚、さして気にかけること無く『錏葉九郎』を睨み遣る。

>左頬骨から鼻骨にかかる部位を打たれ、鼻血を吹きながら二、三歩後ろへよろける。

狙いはよろける様にたたらを踏んた『片足』。
浮いた脚の『土踏まず』を空中で固定するように『絞首刑』に処す。(非実体・上端は天井)。

人間は思わず階段を『一段』踏み外しただけで、『ビックリ』するし、『ズッコケる』。
勿論相手は超常の身体能力を誇る恐るべき『スタンド』だ。それだけで体勢を崩せるとは思えない。

だが、『錏葉九郎』は片足を浅くではあるが『負傷』しており(>>557)、
更に!既に床はじっとりと『濡れて』いる――!(>>560 >>564 による『酒瓶』の『投擲』)

『縄による阻害』『片足の負傷』『濡れた足場』……それぞれは軽微な要素に過ぎないが、しかし。

「『理由が三つ』、あンだよな。
 でもッてコイツがとっておきの『四番目』!」

積み重ねた『布石』によって『錏葉』に一瞬でも隙を作るよう目論んだ上で、『殺傷』を『開始』する。

先程投げ上げた『鋏』は既に『絞首刑』の『縄』により、『天井』と『接続』されている。(>>580メール欄)。
故に『鋏』は『振り子の要領』で再び!『曽部』の手元への『戻ってくる』――!

「『ハンギング・ガーデン』はとっくに始まっていて――」

『鋏の再帰』もまた、相手にとっては予想外だろう。手中へと帰り戻った鋏をキャッチし、
狙い通りであれば体勢を崩し隙を見せているであろう『錏葉』の『左胸』へと突き立てる!

「――あるいは終わっちまってンのよ」

585曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/08/23(日) 01:36:44
>>584(追記)

ちなみに、『縄』は『鋏』をキャッチした時点で『全解除』します。
『錏葉』の足の縄も、一瞬の隙を作れれば構わないので拘束し続ける意志はないです。

586錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/08/23(日) 02:17:15
>>584-585

「(括るのもやっぱり『自由自在』)」

『動いたら括られる』? いや、ならばもっと早い段階――最初の突撃のときにでも良かった筈だ。
そして、たたらを踏むその足が『括られる』!! 足を吊られ、濡れた床で体勢は崩れ・・・

  ズ    キ!    ガグン!

「オ ゥッ」

足の怪我が疼くようだ。殴られた衝撃も抜けきってはいない。
後ろ向きに『転倒』。そして『曽部』の、『ハンギング・ガーデン』の手に『鋏』が戻る。『足の縄』も解除―――

「(縄)(ってことは『タイミング』は曽部次第で決めるってことか)
 (一番ヤバいタイミングで括って、動きを止めるやり方・・・千切れるが『全力』でやらなきゃぁ千切れない)」

スピードは互角だから、千切るためには『一手遅れる』し、『解除』できるから・・・こちらの動きは御せられている。
『陽炎』で『荒縄』を消すことは出来る――が、皮膚を剥かなければならないしそんなヒマをくれる男でもなさそうだ。

「ハ」

状況は――『最悪』、確実に『最悪』に近付きつつある。動向と戦況を掌握しているのは『曽部』だ。
踏み留まることは、しない。そっちに傾注している間に、『鋏』が胴体に刺さる。
それに、後のコトを置いておけば・・・後ろに倒れていく分だけ、ほんの少しだが距離と時間は空くわけだ。
そのほんのちょっぴりで、『ハサミの刃先に右手を伸ばす』。掌を向ける。胸に刺さる前に、そこに刺さるように。
手に刺されば、捻って軌道を変えられる。胴体よりはマシ、だ。

587曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/08/23(日) 03:14:05
>>586
「ヘヘヘ――やッぱ流石だよ『錏葉九郎』」

「俺が無い知恵絞って小細工重ねて!
 意表を衝いて隙を作って不意を討ってやッても喰らいついて来ンだからよ!」

『後ろへ倒れこむ』事で『距離』と『時間』を稼ぐ『錏葉』。
体勢を崩し、意表を突かれた上でもギリギリ――本当にギリギリのタイミングで、
防御は間に合う事だろう。

きっと間に合う事だろう。

相手が『曽部』で無ければ。『ハンギング・ガーデン』で無ければ。
『無事に倒れることが出来たなら』。

「始まった『ハンギング・ガーデン』は止まらねェんだ。
 相手が動けば姿勢を崩し、姿勢が崩れりゃ首を括る。
 防げば腕を、逃げれば足を、括り括って縊り殺す」

曽部はひと睨みで、倒れこむ『錏葉』の『首』を『絞首刑に処す』。
『倒れる』動きは中途で『縄』により阻害され、
『思ったほど時間は稼げない』し、『期待したほど距離は空かない』。

「さながら放たれた『矢』みてェなモンだ。
 始まった時には終わってる。誰にも止められやしない。
 まッたくデタラメでアベコベでインチキこの上ねェ『スタンド』だけどよ――」

更に、『頚椎』への『衝撃』は『絞首刑』の本分だ。
倒れこむ全体重が首に掛かれば、人間なら『即死』――『ザ・シグマ』にも相応のダメージはあるだろう。

「――俺はコイツのそういうトコが、気に入っちまってんだよなァ」

『距離』も『時間』も削り取り、頸部に『衝撃』と『ダメージ』を与える。
『ただの防御』など『間に合わせない』。
『錏葉』の目算よりもずっと疾く『鋏』は『ザ・シグマ』へと到達し、その胸を抉る事だろう。

588錏葉九郎『ザ・シグマ』:2015/08/24(月) 00:53:45
>>587
『拘束』。あくまで『縄』を『拘束具』としてしか認識しなかったが故に

   ガ シュッ

「―――」

『絞首刑』に処された己の状況を把握するのに一瞬。理解するのにもう一瞬。つまり『縄』を出す能力では無く――
『アベコベ』で『デタラメ』で『どうしようもない』、

「『絞首け

        ズ   ドッ

『ハンギング・ガーデン』の切っ先は、心臓もろとも『錏葉九郎』の意識を貫いた。『曽部』のほぼ(時間的にという意味も含めて)予定通りに。


錏葉九郎『ザ・シグマ』→『死亡』『敗北』

589曽部『ハンギング・ガーデン』:2015/08/25(火) 01:49:28
>>588

「『ハンギング・ガーデン』――」

再び己の『スタンド』の名を呟きつつ、
『ザ・シグマ』の胴体より『鋏』を引抜きそのまま流れるように肩へ担ぎ上げる。

次いで『仮面』のヴィジョンを解除すると、
それに伴い『絞首刑』の『縄』も解除され、『錏葉』の肉体は床に倒れ落ちる。

それだけだ。

言いたい事は全て言った。
やりたい事は全てやった。

出し惜しみもやり残しも一切無く、
全て絞り尽くして、その結果がただ横たわっているだけだ。

『ハンギング・ガーデン』はスタンドであり能力であり、
仮面であり鋏であり縄であり殺意であり状況であり常態であって、

それはとっくに始まっていて、既に終わっている。

だから、言葉は要らない。

「――これにて、ッてな」


曽部『ハンギング・ガーデン』→『無傷』『勝利』

590伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/09(月) 23:00:50
「……この空間」

「……久しぶり、になるな」


対戦希望
・パラレルバトル
・GM有り
・指名:西『セブン・ワールズ・コライド』
・備考:都合によって断っていただいても構わない

591西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/09(月) 23:59:38
>>590
指名ありがとうございます。
実はPLがここでバトルを一度もした事がない上、
能力をバトルにて十全に使えるかの自信がない為、
不甲斐ない結果に終わるかもしれませんが
それでもよければ請けさせて頂きます。

いくつかご質問&ご提案を。

1.GM様の都合もあるでしょうが、伊織さんとしてはどのようなペースで進行希望でしょうか?
  (1日1レス、平日何時までリアルタイムなど)

2.能力上、『写真』などの『素材』が必要になるのですが、
  場スレなどでは『様々な状況に対応できるような写真をそろえた写真アルバム』
  という便利アイテムを使わせてもらっています。
  (必要時に適宜『この写真があった!』と言い切りで出している)。
  この方式だとこちらはありがたいのですが、不公平だと感じるようならば、
  枚数制限などをして、拍手などで『事前申告』しておく方式もあると思います。
  伊織さんとしてはどちら、あるいはどんな方式だと適正だとお考えでしょうか。

3.せっかくなので『状況設定バトル』を公募の末行ってみたいのですがいかがでしょうか?
  流れとしては、
  ・雑談スレにて一定期間、『伊織と西のバトル因縁を他PL様に公募する』。
  ・期間後、伊織さんと私で相談チャット等で話しあい、一番いいなと思う『設定』を採用する
  ・それに基づくロールでバトルを行う

    という感じです。

  (因縁ex:・群衆を唆し、自分の手を汚さず殺しを行う殺人鬼『西』と、
         それに巻き込まれ身内を殺された為、復讐を誓う刑事、『伊織』。
        ・ラーメン屋に並んでいた『西』と『伊織』。『伊織』が入ったところで
         ちょうど『麺』が切れてしまい、『西』はラーメンを食えず。
         その事を逆恨みした『西』と『伊織』の大乱闘)

余計なロールでご負担がかかる恐れがあったり、開催が遅くなるなどのデメリットもあります。
また、純粋な対決をしたい、あるいは今の『西』と『伊織』の関係性をふまえて
戦いたいなどの場合は、遠慮なく却下して頂いて構いません。

592伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/10(火) 00:54:57
>>591
お返事ありがとうございます。
急な誘いに応えて頂けた事、感無量です。
本当にありがとうございます。

1.定期的に何日かレスが不可になる日が発生しますが、
  基本的には平日リアルタイム(23時から25時まで)も、一日一レスも大丈夫です。
  現在西さんはGMも行っていますので、西さんの都合の良いやり方を仰ってください。

2.『枚数宣言』や『拍手による事前申告』を考えておりましたが、
  バランスや勝敗に大きく影響しかねない部分ですので、
  最終的にはGMに決めてもらいたいという気持ちが強めです。
  もっと良い方法があるかもしれませんので、少し保留させてください。

3.すいません、こちらもちょっと考えさせてください。
  こちらに関しては一晩考えて返答させていただきます。

ともかく、お付き合いいただき本当にありがとうございます。
どうかよろしくお願いいたします。

593伊織:2015/11/11(水) 00:19:52
すいません、明日改めてレスします。

594西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/11(水) 01:26:29
>>593
悩ませてしまって開始が滞るようならば、3.に関しては忘れて頂いて構いません。
2.に関してはGMして下さる方に一任、という形がベターかもしれませんね。
1.に関してはこちらは基本的に23時〜25時(出来るのであれば土日祝前はそれ以上)
で構いませんが、GMとの並行で処理能力が著しく落ちるなどの理由あれば、
その都度相談させて頂くような形だとありがたいです。
また、請け負って下さるGM様の都合でマッタリ進行等になっても問題ありません。

595ZAKI:2015/11/11(水) 01:28:18
>>594
よければ、私が請け負います。
相談の上で設定など決めてください。

596西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/11(水) 01:39:51
>>595(ZAKI)
ありがとうございます。私としてはお願いしたく思います。

597伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/11(水) 23:07:46
>>594 西さん
>>595 ZAKIさん
すいません、お待たせしました。
1、2、そしてGM様の件承知いたしました。
ZAKIさんも名乗り出ていただきありがとうございます。
お二人とも、どうかよろしくお願いいたします。

3の件ですが、西さんが最初に仰った『状況設定バトル』、やりたいと思います。
メタ的なものでも、シリアスなものでも、何でも楽しく盛り上げていけたらと思っています。

そして、考え始めると色々なアイデアが浮かんでは消えていくのですが、
バトル自体のルールや内容等はよろしければZAKIさんに決めていただきたいと思います。

お二人とも、ミッション宙でお忙しい所お相手していただき、本当にありがとうございます。

598西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/11(水) 23:16:59
>>597(伊織)
了解しました。3について少し煮詰めたいので
よろしければ今から相談チャットに来て頂いてもよろしいでしょうか?

599西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/11(水) 23:18:41
>>598
相談チャットよりサブチャの方がよさげなのでよければそこで。

600西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/14(土) 23:58:15
>>595(ZAKI)
改めてGMを請け負って頂き、ありがとうございます。
このたび、『バトル背景』を公募させて頂きまして、
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1414167533/594)
の『愛憎版(フナニシ事変)』を元にバトルをさせて頂きたく思います。

それを踏まえ、大変お手数なのですが、
『マップ及びスタート地点』『持ち物制限』『決着のつかせ方』、
その他、バトルとして必要な事項ありましたら、GMさまに決めて頂きたく思います。

『設定』については微調整を行うかもしれない旨を公募時に提示させて頂きましたので
バトルをスムーズに進行させる為に、必要な調整や後付などして頂いても構いません。
(ex:各人はこういう理由があって持ち物を最低限しかもっていなかった、
   設定のあと、こういう理由で二者は舞台を別に変えた、などなど)

もし上記内容もこちらで決めた方がいいのであれば、
再検討させて頂きますので、お知らせください。

多忙な中、面倒なお願いをしてしまい
申し訳ありませんが、なにとぞよろしくお願いします。

601『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/16(月) 01:06:08
■戦場:
ホームセンター:
ttp://www.daiyu8.co.jp/tenpo/tenpo_184.html

・マップ内であれば店外であれ移動自由。
・それより外に出た場合は敗北。
・棚の状況などは、必要に応じてGMが描写する。
・縮尺はエクステリア(地図左下)の一辺を『10m』とする。
・店内灰色の部分は無視。
・商品はGMからもある程度提示するが、
 「OOを探す」といった、積極的な提示があれば生かす方針。

■開始位置:
・西:店入り口
・伊織:作業用品南 

距離『30m』、互いに認識した状態で開始。

■持ち物制限:

伊織:衣服のみ。後は現地調達。
西:衣服と写真のみ。
  写真は『5枚』まで。内容は拍手にて事前にGMに送ること。
  後は現地調達。

■勝利条件:

どちらかが敗北を認めるまで。

602伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/17(火) 21:44:52
(※あくまでも『パラレル』です)


『X DAY』から遡る事、一週間……




「……ああ、貴方の探し人の『居場所』は解った」

             「え、本当ですか!?ありがとうございます!」

ある日の夕暮れ。
赤銅伊織は、背中をガラス越しの夕焼けで照らされながら、自身の『探偵事務所』の中にいた。
捜査資料を片手でめくりながら、備え付けの電話で依頼人に連絡を取っている。


「詳細は既にメールで送らせていただいた。ともかく、T県の『西船橋』駅の近くでの目撃情報が多くあった」
「私の仕事はここまで、という事で良かっただろうか?」

                              「はい、ありがとうございました」

「また、何かあれば引き受けさせていただく。それでは、な」



静かに受話器を置く伊織。
一息をつけば、今度は己のスマートフォンへ手を伸ばす。


「さて、西さんからメールが来ていた、かな」


メールを開こうとした直前、先程の会話がふとリフレインされる。


『T県の西船橋』    『西船橋』  『ニシフナバシ』
                              『ニシフナムs


「……」
「……」

「ブフォッ」

「……ッッ……ッッ」


     【しばらくお待ちください】



無表情の赤銅伊織。

「……」

「ふむ。まあ、『西』という名前は割とよくあるし、な」
「解りやすい方が、何かと良い、だろう……な……ッッ」

「そしてまあ、短い方が、良いだろう……たぶん」


こうして赤銅伊織のアドレス帳に『フナニシ』の項が誕生したのである。


『名前』
赤銅 伊織

『スタンド概要』
内部の『歯車機構』が透けて見える『スケルトンボディ』が特徴的な、人型のヴィジョン。
万物を『ねじまき式』にする能力。

『クロックワーク・クルー』
破壊力:B スピード:C 射程距離:C(8メートル)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/563

603西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/18(水) 00:38:22
>>601(GM)
あの後、『あの女』はこの『ホームセンター』に逃げた。
つまりは、『フクロのネズミ』―――ここで決着をつけるのが『運命』。

  ドテッ

    「………あ」

     ザザッ

          パラパラパラパラ ァ  ――――

少し慌て過ぎたか………ホームに入る前に段差に躓き、
バッグごと愛用の『写真アルバム』を落とし、中の写真をバラまいてしまう。

            「………………」

これを全部戻すには、時間がかかりすぎる。
散乱した写真の中から有用そうな『五枚』を選択し、
回収してから、『あの女』を追跡しよう。

名前:西 真寿
スタンド:『セブン・ワールズ・コライド』
能力:『素材』から『群衆』を生み出す
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/687-689


※その他詳細は、西『セブン・ワールズ・コライド』wiki
※(ttp://goldenrectangle.cswiki.jp/index.php?%E8%A5%BF%E3%80%8E%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%89%E3%80%8F)

604『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/18(水) 01:01:48
>>602(伊織)
──『見られた』。

この状況、あの西の表情。そう考えるしかない──
気軽な気持ちで入れた、『あの仇名』をだ。

今、西は『イザナミ』もかくやという様子で、伊織の後を追ってくる、

頭に血が昇りすぎたのか、
途中、バッグの写真をばら撒いてしまっていたが、
遅れること僅かで、ホームセンターの入り口前までやってきた。

これは即ち──退路を断たれた、ということか。

互いの距離・・・・『30m』。

>>603(西)
西は激怒した。
必ず、かの邪智暴虐の女を除かなければならぬと決意した。
西には冗談がわからぬ。
西は、スタンド使いである。
写真を撮り、『群衆』と遊んで暮して来た。
けれども『フナニシ』に対しては、人一倍に敏感であった。


手中の写真は『5枚』。
店内の女までは──『30m』。

605西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/18(水) 01:18:19
>>604(GM)
「………呆れた女だ。生かして置けぬ」

昔、教科書で読んだ名作の中にそんなフレーズがあった気がした。
なぜか思い出したので相手に聞かれない声で一人つぶやいてみる。

そして、今、『30m』ほど先にあの女が居る。

色々思うところはあるが、まずは、

 「………『覚悟』はいい?
   ………私の気持ちを裏切った報いを受ける『覚悟』!

     ………どんなに優れた『個』でも、所詮は『個』。
       ………連鎖する『群』には勝てない事を証明してあげる!」

               『宣戦布告』だ。

606伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/18(水) 22:42:16
>>604

「うむ、すまない」

30メートル先の『ニシ』を視認すれば、
悪びれた様子も無く、大きめの声を発する。


「……しかし、私のスマートフォンを問答無用で『粉砕』されるとは思わなかった」

「なかなかどうして……いや……」


「『不良でない人間があるだろうか』という言葉もある事だし、な」
「この際どちらが『不良』かは、不問にしておこう。というかしておいてくれ」


「まずは目先の『勝ち』を頂くことに、専念しよう」


右へ方向転換をし、洗剤、塗料の棚へ向かって走る。
その最中に、天井や照明えの高さなどを大まかに把握しておきたい。

607『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/18(水) 23:46:19
>All
今回のバトルでは、GMレス後であれば、
それ以前の互いのレスを読んで構いません。
相手側へのGMレスを読むことは禁止します。

読まれたくない行動については、
拍手を利用すれば、GMはそれを織り込んでレスします。


>>605(西)
『宣戦布告』する西。

『敵』は『言い訳』をしながら、西方向へと姿を消した。


>>606(伊織)
怒り心頭という様子の西に言い返すと、
右手、西方向へと駈け出した。

各コーナーは3列の棚(南北に長い)で構成されている。
天井までは『3m』。棚の高さは『2m』。

目前に塗料コーナーが見えてくる。
そこまでの距離は『5m』。

608伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/19(木) 00:00:15
>>607

「……」

無言で塗料コーナーへ向かって走り続ける。

(目標は……決定した)
(ならば、後は全力を尽くすのみ、となるな)

到着したら、手近な所にある塗料スプレーを入手したい。
その際にそれの『匂いの有無』『可燃性かどうか』『色』ぐらいまでは把握しておきたい。

609西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/19(木) 00:13:04
>>607
「………ああ、よかったね。
 ………『粉砕』されたのが『スマホ』だけで。
                       ・ ・

     ………でも、今後はどうなるかは分からない」

『あの女』が西に(西に!? あてつけか?)走り去るのを確認する。
普通に追ってもなかなか見つけられないだろう。

                  「………準備をすべきね」

『レジキャッシャー(おそらく地図上の『\』がそうだろう)』と
『サービスカウンター』の方へ向かい、必要なものをそろえよう。
多少時間がかかり、あの女の準備が進むかもしれないが………それもまたよし。

610『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/19(木) 00:24:59
>>608(伊織)
一番近い(東側)塗料コーナーの棚に近づき、
スプレーの並んだ場所(棚中央)へ移動した。

スプレーは色は選び放題。
サイズもいくつかあるが、殺虫剤のそれと大差ないものが豊富だ。
どれも『可燃性』で、『匂い』があるようだが、
探せば、他の選択肢もあるかもしれない。

(実在のソースがあるなら、発見してもよい)


>>609(西)
伊織を見送り、店内に飛び込む西。
最初の行き先は、右手にある『レジキャッシャー』だ。
目的のものを探してみる・・・・

A、Bはすぐに見つかった。
Cはない。
Dはここには見当たらない。
Eも見つけた・・・・普段通りの状態だ。どれだけ持っていくべきか?

(まだ『サービスカウンター』には向かっていない)

611西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/19(木) 00:34:52
>>610(GM)
「………なるほど」

ここで簡単な工作だ。
Aを強度を増すために三重にして、その中にEの『硬い方』を詰めるだけ詰める。
Eの柔らかい方は、最大価値のものを………30ほど持っていけばいいだろう。

「………先にサービスカウンターをチェックしようかな」

まだやる事はあるが、とりあえず次はサービスカウンターでC・Dを物色したい。

612伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/19(木) 00:43:17
>>610
(……駄目、だな。穏便に終わらせる方法は、無い)

有機溶剤を使用した400mlの赤い塗料のスプレーを入手(可燃性、臭い有)。

『クロックワーク・クルー』を発現しつつ棚の北へ向かって走る。

613『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/19(木) 00:47:22
>>612(伊織)
殺傷力に優れる、可燃性のスプレー(赤)を選び、手に取った。

ズギュン!
             ダダ ダダダダダダ

急ぎ、棚の間を北へと移動する。
ほどなく、北壁の前に到着した。
この店では、外壁には商品は陳列されていないようだ。
東西に別れたT字路になっている。
左(西)が塗料、右(東)の棚が工具類だ。



>>611(西)
素早く工作を開始する西。

AにEを入れたものはすぐに完成した。
Eを30ほど、ポケットに入れる。

そして──『サービスカウンター』へ。
無人だが、中には様々な文具・道具があり、
多方面のニーズに対応できるようになっている。

とはいえ・・・Dは見つからない。
カウンター内は狭く、持ち込むには大きすぎる。

Cは、ざっと見る限りは見つからない。
時間をかけて探せば、あるかもしれないが・・・・

614西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/19(木) 01:11:06
>>613(GM)
「………ないか」

Dに関しては『売り場』を探すしかないか。
Cがなければ………一応、代替品を探しておこう。
これもないなら、もうしょうがない。

ここでまた少し工作を行う。

※ちなみに『マップ』はPC単位で知っているという事でいいだろうか。

615伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/22(日) 23:03:15
>>613

「……よくよく考えて見れば、だ」

『己が悪い』

「……だが、あの様子では説得は不可能」
「とりあえずは『迎撃』が必要だな」

工具棚へ移動。『アレ』を探す。

616『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/22(日) 23:53:47
>>614(西)
探すこと数秒、
カウンター内にて『代替品』を見つけることが出来た。

工作を手早く行い、想定通りの準備を整えた。

マップはPC単位で把握しているが、
何が何処にある、ということまではわからない。
『マップを覚えている』というレベル。

>>615(伊織)
東側まで壁際を戻り、工具コーナーを徘徊。
多少時間がかかるも、目的のものを手に入れた。

617西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/23(月) 00:02:22
>>616(GM)
「………よし、これを」

 『代替品』を身に着ける。

                 「………ふふふ」

くるっと回って一瞬だけ違う自分を楽しむ。

 「………さて」

そろそろ最初の『群衆』の出番だ。
NO1の『群衆』―――『ヤンキーの群衆』を召喚するッ!

618伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/23(月) 00:27:35
>>616
「……」

クロックワーク・クルーの左右の手に『つまみ』を発現。
左手の物を、クロックワーク・クルーの左腰に設置。
右手の物を>>615で入手した物に設置し、クロックワーク・クルーの右手に持たせる。

工具棚の南を通過し、家電製品の棚を目指す。

619『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/23(月) 00:40:07
>>617(西)
『代替品』を身に着け、くるりと回転。
ギャラリーはいないが、一人、悦に入る。

そして、最初の『群衆』を呼び出す──

  ズギュン!

       ド ド   ド ド   ド ド ド ド


サービスカウンター内の西の目前に、
派手な刺繍を施したヤンキー一同の背中が、見事に並んだ。
当然だが、カウンターの外(北側)に、だ。

「・・・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・・・・・あ?」


>>618(伊織)
            ズギュギュ!

両手から『つまみ』を2つ発現。
一つをスタンドの左腰に差し込み、
もう一つを探したブツに設置し、『クロックワーク・クルー』の右手に持たせた。
カバーを外すなどした為、多少時間がかかる。

工具棚の南まで、とりあえず移動した。
心なしか・・・・南の方向に人の気配が感じられる。
それも『複数』の。

620西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/23(月) 00:54:25
>>619(GM)
「………さて―――」

もし、道でばったり、こんな連中に遭ったなら涙目で逃げ出すだろう。

 けれど、

     「………聴きなさいッ!」
                          ・
                     彼らが『群』ならば話は別だ。

      パラァッ

彼らにこれみよがしに見せるのは先ほど入手したEの『30枚』、
これは『日本人の欲しいものランキング堂々第一位』のアレ………

「………私は今から貴方たちを『雇う』ッ!
      ………これはほんの『手付け金』よ!」

 そう、マネー。天下無敵の『一万円札』サマだァ――ッ!

    『30万円』をぽんと彼らに投げ渡す。

「………依頼は簡単。
 ………この店の中に逃げた『万引き犯』を捕まえてほしいの!」

さあ、どうする? これで納得してくれるのが『最上』。
そうでなくて、暴力で私から金を毟り取ろうとするなら―――それもいい。
『群』と『女王』の格の違いを思い知らせてやろう。

621伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/23(月) 01:04:26
>>619
「…………」

南の方向に気配。『西』の能力によるものだろうか。

(どう出るか、な)

スプレー缶を本体の右手で持つ。

物音に注意しながら家電製品の棚へ向かう。

622『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/23(月) 01:14:28
>>620(西)
レジから拝借した『現金』をヤンキーに渡すと、
男女の奇妙そうな顔が、一転して驚きに変わった。

「ウッソ」「マジかよ!」「諭吉さんパネェ」

大声で騒ぎ出す『群衆』を他所に、
一人、黒衣の若者(背に般若)が西の前に進み、
カウンター越しに睨みを効かせる。

その雰囲気から、『群衆』のリーダー格というところだろうか。

「で・・・・どこにいンだ? その『万引き犯』てーのは」

・・・・反抗する気はないようだ。


>>621(伊織)
南の方向の音に気を付けつつ、移動。


「ウッソ」「マジかよ!」「諭吉さんパネェ」

柄の悪そうな男女の声が聞こえてきた。
声の様子からして、十人は下らないだろう。

スプレー缶を伊織の右手に持ち替え、
まっすぐに東へ──ほどなく家電製品コーナーに到着した。
TV、冷蔵庫、掃除機、洗濯機・・・・
一通りの家電が揃っているように見える。

623伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/23(月) 01:24:31
>>622
並んでいるテレビの内の一台のスイッチをオン。
そのまま、音量を最大に設定。
迅速にそれを終えれば、また北壁の方へ抜けて
先ほど行った工具売場へ引き返す。

624西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/23(月) 01:31:03
>>622(GM)
(………よし、『最上』!)

心の中でガッツポーズをしながら、話を進める。

「………犯人は、『赤みがかった黒髪の、長髪の背の高い女』なんだけど。
 ………このホームセンターのどっかに逃げちゃったんだよね。
  ………まずは二人ぐらいペアになって、
    ………手分けして見つけて知らせてほしいんだ。

    ………あと、凶暴なヤツだから、
     ………『護衛』として君たちの中で強いの四人くらいは私の近くにいてほしい」

写真の『ヤンキー』は確か『16名』居たはずだ。
そこから『4名』ひいても『12名』。
『ペア』になれば『六組』の捜索隊。
これだけ居れば、早い段階で見つける事が出来るだろう。

「………見つけたら大声でどこにいるか教えてね。
  ………そしたら『護衛』以外は応援に行ってほしい。
   ………あ、『緊急事態』だから、『武器』が必要なら、
    ………『棚』のものを使っていいよ。

      ………あとは、『捕まえて』くれればいいし、
       ………抵抗するなら『正当防衛』ってヤツもあるし」

 まずは、『策敵』。あわよくば『捕縛』、『消耗』を狙う。
 防御力の乏しい西が一番恐れなければならないのは
  向こうからの『奇襲』だ。その目を消す。

625『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/23(月) 01:45:49
>>624(西)
ヤンキーたちは、西の説明に聞き入る。
『30万』が大きかったのか、そこらのバイトよりよほど真面目だ。

伊織の人相を伝え、チーム配分を決める。

「じゃあ、オレな」「オマエ残れよ」「やっぱオレ?」
「ザケんなって」「やンのか、あ!?」

一部掴みあいになったが、リーダー格の取り成しで、
男四人が選ばれ、西の護衛と決まった。
内、一人がリーダー格の『般若』だ。

と・・・・その時。

北方向から、大音量の放送が聞こえてきた。
野球のTV中継・・・・おそらく家電コーナーだろうが、
この距離で聞こえるということは、最大限のボリュームだ。

並んだヤンキーたちは顔を見合わせ、
揃って北へと歩き出す。
日用品、化粧品コーナーは南北に長い棚が並ぶ。
その間を抜けていけば、騒音の発生源である家電製品コーナーだ。


>>623(伊織)
TVのスイッチを入れ、リモコンでボリュームを最大まで上げる。
無人のホームセンターながら、人目を憚るような音声が、
家電コーナーを中心に響き始めた。
ちなみに放送は『野球中継』だ。

伊織はコーナーを北に抜けて左折。
西方向、工具売り場を目指して走り出す。

626西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/23(月) 02:00:20
>>625(GM)
「………探してるのは『ラジオ』や『TV』じゃあないんだから、
 ………少しはバラけてね。
  ………あとは多少は走った方が速く見つかるんじゃあないかな」

一応、注意を呼びかけておく。
少数だとやられる危険も増えるだろうが
、向こうだって凄腕の暗殺者というわけでもないはず。
『叫ぶ』余裕くらいは与えられるだろう。

           「………ああ、そうだ」

西はこのまま『文具コーナー』へと向かう。探したいものがある。

『ヤンキー』はそれなりに場慣れしているだろう。
背後やその他、西の目の届かないところは
『四名の護衛』が見守ってくれるはずだ。

627伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/23(月) 23:22:13
>>625
(……見え見えの囮で、充分だ)
(今は、な)

北壁を真っ直ぐ西へ進んでいく。
その途中にある『電灯のスイッチ』や『コンセントの差し込み口』の
位置を把握しておきたい。

そして、木材エリアに向かう。

(『ガラの悪そうな男女の声』……とても統率力のある集団とは思えない)

(まずはそこから対処していく事にするか)

628『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/23(月) 23:44:30
>>626(西)
「わ〜〜ってンよ」「ウッゼ」「行くベ、行くベ」

ヤンキーたちは適当な返事をしながら、
通路を北へと向かっていく。
南北に細い棚の間を通るため、散開しないのは仕方ないが、
それにしても急ぐ気はないらしい・・・・
「要はボコにして捕まえりゃいンだろ?」という雰囲気が、露骨に感じられる。

一方、西は四人の護衛を伴い、文具コーナーへ。
こちらは『般若』がいるせいか、やる気に溢れている。

護衛が四方に目を光らせる中、
棚を見回し、目的のものを発見した。
F、G、一つづつを入手し、携帯する。

一方、伊織を追わせたヤンキーたちの動向が感じられない。
向かっている間、やたらに騒々しかったが、今は声すら聞こえない。
TV音声で全て掻き消されているのだろうか?
それとも・・・・

>>627(伊織)
北壁沿いにまっすぐに西へ向かう伊織。
途中、スイッチの類を探すが、何処にもない。
大型店舗では、客の悪戯を避けるため、
この手の照明スイッチはバックヤードや事務所に回されるものだ。
コンセントの差し込み口は、数か所見つかった。
利用する際には、このチェックが役に立つだろう。

ガラの悪い男女の声は、走っている間に消えていた。
TV音声で全て掻き消されているのだろうか?

ともあれ──伊織は木材コーナーに到着した。
大小さまざまな木材、木版、棒の類が並んでいる。

629西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/24(火) 01:00:26
>>628
「………?」

『ヤンキー達』の声が聞こえないのが気になる。
能力上、自らの意思で射程外に出る、という事はないはずだから、
突進しすぎて射程を超えたために『解除』されたなんて
マヌケはさすがにないはずだ(だよね?)。

   「………となると、『あの女』の能力?」

TV音声はいかにも罠という感じだった。
どういう能力かは分からないが、
『ヤンキー達』を一瞬で黙らせる『何か』を仕掛けた………。

  「………まあ、今は進むしかない」

 『四人』残したのは賢明だっただろう。
 もう使わないNO1の写真はポケットに入れておこう。
 そのまま少し早足で北に向かう。

 そして今のうちに内部構造を確認しておく。
 天井までの高さと棚と高さ、あと、
 棚の材質と固定の具合(どの程度の破壊力で移動可能かなど)も確認する。

 あとこういうホームセンターの構造上、
 たとえば『文具』のコーナーは横にいくつも通路がある、という事でいいだろうか?

630伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/24(火) 22:53:26
>>628
木材コーナーに到着すれば、走るのを止めて息を整える。

(何時の間にやら話声が聞こえなくなったな)
(彼らが『烏合の衆』のふりをした、熟練の『暗殺者』の集まりだったか)
(何か大きな仕掛けを準備しているのか)
(それとも、テレビに映った野球中継に夢中になっているのか)


(……二つ目の仮説が一番納得できるな)


(とりあえず思いつくのは──檜かな)

息を整えながら、周囲を確認。
北西端の角を曲がりながら檜の板を探す。

631『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/25(水) 07:02:03
>ALL
今回の設定がリアル寄りだった為確認していなかったが、
双方、スタンド能力は知っているのかいないのか?
もし打ち合わせがなければ、確認を。
(打ち合わせ済であり、GMが見落としていたなら失礼)


>>629(西)
反応のないヤンキーたちに不安を覚える西。

おそらく・・・・その『まさか』だ。
自らの意思で射程外に出ることは、『なんとなく』ない。
それが『群衆』の特徴の一つだが、
本体自らが逃げたり、今回のように、
『射程外への移動』を依頼した場合は話が違う。
それは『自らの意思』ではないからだ・・・・

写真をポケットにしまい、西は戦場を確認する。
天井までは『3m』。棚の高さは『2m』。
棚はスチール製で、床にボルトで固定されており、
そう簡単には外れそうにない(パワーBでも数撃を要する)。

各コーナーは、複数の棚と通路で構成されている。
棚はコーナー面の長辺に沿うよう並んでおり、
文具コーナーであれば、縦(南北)に長く置かれている。

>>630(伊織)
息を整えながら、檜(ひのき)を探す。

あった・・・・板、スノコなど、数も酒類も豊富だ。

632西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/25(水) 23:26:27
>>631
(※『スタンド能力を知っているか』については現在、点呼にて相談中。
  申し訳ありませんが、確定まで少しお待ちください)

洗脳とか暴力による脅しとかではなく、
『依頼を請けた行動』なら、それに従うかどうかは『自由意志』のはず。
『自らの意思ではない』という解釈にはやや腑に落ちないものがあるが………
『そういうもの』だというならば仕方がない。
まあ一言、過剰に離れないよう注意しておけば
防げた事態だった気もするのでそこは自分のミスか………。


 「………四人、残しておいてよかった。
      ………と、プラスにとろうか」

写真が『五枚』しかない以上、滅多やたらに消耗するわけにはいかない。
予定がかなり狂ってしまったが、このまま四人を運用していこう。
『護衛』という言葉を使ったので、残った四人はたぶん『群衆』の中でも
腕利き、武闘派の連中ばかりに違いない。
こういうチームはきっと群れてケンカとかしている『連携』だって出来るだろう。

        「………言うなれば、つまり、『四天王』」

『群衆』の多数を失ったショックを少しでも覆い隠すように、
こんな言葉で自らを鼓舞する。


 「………武器。そうだ、武器が必要ね」

  数が喪われた今、計画を修正。
   残った者たちにはきちんとした牙があった方がいい。

「………ねえ、あなたたち。あなたたちが『バトル』で
     使うような凶悪な長物ってどんなのがある?
     『バット』とか『スコップ』とかそういうのかな?」

『四天王』に語りかけつつ、とりあえず北の『家電コーナー』まで出よう。
前に二人、後ろに二人、ヤンキー四天王を配置しての行動だ。

633『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/26(木) 18:28:10
>>632(西、回答)

634伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/28(土) 01:36:33
>>631

 ヒノキ
「 檜 があったか」

スプレー缶で幅30センチ、長さ1メートルほどの檜の板を
端から30センチメートルほど塗装し始める。
大雑把にぬれれば、それで十分だ。


それと同時に、『クロックワーク・クルー』は
手に持った『ブツ』に刺さった『つまみ』を順方向に巻きためる。

同時行動によって手元が狂いそうであれば、本体がする『塗装』を優先する。


「……」

(もし『暗殺者』が潜んでいるのであれば危険ではあるが)
(相手が『仕掛けの準備』をしているのであれば、それを潰す一手を用意するのが道理)

「……」

様々な音で、耳で周囲の異常を感知するのは難しいだろうが、時折周囲に視線を巡らせて警戒はする。

635『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/28(土) 23:04:38
>>632(西)
『群衆』には射程距離という概念がない。
故に『何となく』でしか射程範囲を護れないが、
『外因』があれば、それを超えてしまうということだ。
『10m』を超える範囲の行動を頼んだ、西のミスと言える。

「・・・・武器?
 まー何でも使うけどヨ。相手は『1人』だよな?」
「四対一で武器いンのか?」「殺しちまうゾ?」

相手を知らぬ故か、
『四天王』は武器の使用に乗り気でないようだ。
或いは逆に、腕っぷしに自信があるのかもしれない。

前後を『四天王』に守らせながら、
西は文具コーナーを北に通過し、通路に出た。
北西すぐに家電コーナーが見える。
大音量の野球中継が、
序盤で炎上したピッチャーの苦境を解説している。

西の現在位置は、文具コーナー北端中央。
家電コーナーと収納用品コーナーの間には、
誰もいないのがわかる。
それより西の家電コーナーの通路二つ。
こちらは、西に動かねば、覗きこめない。
TVの音も、そちらから聞こえているようだ。


>>634(伊織)
             プ シュウウ────ッ

『30cm×1m』の檜板を探し出し(厚みは?)、
スプレーで真っ赤に染め上げた。

        キリキリ キリキリ キリキリ

その間に、スタンドに『ブツ』の『つまみ』を巻かせる。
どちらも単純作業なので、この程度なら並行して行える。

耳を澄ませるが、聞こえるのはTV中継の音声ばかり。
とはいえ、距離はそこそこ取った。
それ以上に近づいて来れば、物音は感じられるはずだ。

・・・・伊織と『クロックワーク』は、作業を完了させた。

636西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/28(土) 23:32:25
>GM
(※『スタンド能力を知っているか』については点呼にて相談の結果、
  西は伊織のスタンドについて、
  『人型スタンド、つけたつまみを回すとパワーアップする模様』
  伊織は西のスタンドについて、『写真から群衆を出せる』程度まで
  知っているという事にさせて頂きます)

>>633>>635(GM)
(………そういえば今までも何人か消えていた事があったか)

よくよく思い出してみたらそういう事例(射程外に向かわせて消失)が
あったような気がする。なんにせよ今日気づいた事は忘れないでおこう。

               「………さて」

気を取り直し戦いに向かう。
『ヤンキーたち』の言うとおり『殺す』のはさすがにマズいが………
見えない超能力を使う『あの女』をコイツらが殺せるとは到底思えない。

「………確かに一人、それも女だけど。
 ………地元じゃあ武闘派の『レディース』で有名らしいよ。
  ………なんか妙な武器を隠し持っているとかで、
   ………『ヤクザ』とかに囲まれても全てやっつけたって逸話があるって。

      ………だからもし、いい得物があったら使ってほしい」

 相手の『強さの表現』を相手のレベルにあわせる。
 馴染みのあるワードで脅威をアピールすれば、ある程度納得してくれるだろう。


                            「………あとは」

 謎の『音』についての対処か。罠の可能性はあるが………
 残しておくのも精神衛生上、よくない。
 引き続き、前後を『ヤンキー』に任せ、西に進み、『TV』を特定する。
 ただ『TV』が鳴っているだけなら、
 そこまで『ヤンキー』を一人だけ行かせ、彼に『TV』を消させよう。

637伊織『クロックワーク・クルー』:2015/11/30(月) 21:48:20
>>635(板の厚さは2cm程でお願いします)


(……誰も来ない、か。そして仕掛けても来ない)

板をスタンドの右手に持たせ、
『つまみの刺さったブツ』を本体が右手で持ち、左手でつまみを抑える。


そして、ちらりと『ワークス衣料』の棚を見る。


(……お互いに動きづらいフィールドになった場合、)
(多少こちらが準備をしたところで、有利なのは向こうかも知れないな)


(……何より、この作戦は若干『良心』が痛む)

(とりあえず『武器』は得た。これで行ってみる、か)

ワークス衣料と木材の棚の間を通過し、家庭用品のエリアへ向かう。

638『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/11/30(月) 23:13:45
>>636(西)

(了解)

「ちょ、女かよ!」「漫画じゃねそれ?」
  「武器って銃とかか?」「ヤバい相手か」

西は護衛をつけたまま、通路を西方向へ動く。
例え話をどこまで信じたか疑わしいが、
ヤンキーたちはそれなりに真面目で、そして楽しそうだ。

西側に二つ、棚間の通路を覗くと──あった。
コーナーにTVが複数並んでいる。
そのうちの一つが、大音量に設定されているようだ。

コーナーに伊織のいる気配はない・・・・
一人に指示すると、男は周囲を見回しながら、
慎重にテレビに近づく・・・・その電源を切った。

騒音に慣れた耳が、一瞬、静寂を覚える・・・・


>>637(伊織)
(了解)

スタンドの右手には色を塗った檜板。
左手にはカラースプレー。
本体の右手には『ブツ』、左手は『つまみ』を押さえている。

木材コーナーから、まずはワーク衣料コーナーへ。
西壁に面したコーナーの棚は、東西に伸びており、
そのまま南には向かえない為、西壁際を南に進む。
左に見えるワーク衣料コーナーの棚には、
ツナギや軍手、レインコートなど、作業用の衣料が多く並んでいる。

ワーク衣料コーナーの南端(壁際)までやってきた時、

              プ ツ

店内に流れていた、大音声の『野球中継』が途切れた。

639西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/11/30(月) 23:37:15
>>638(GM)
『ヤンキー』が楽しそうで何よりだ。
一番ヤバいのはビビって逃げてしまう事。
彼らならそんなダサい格好は見せないと信じたい。


          「………『罠』じゃあないの?」

キョロキョロと辺りを見回す。てっきり消す事がトラップになっているとか、
消す隙を狙って襲ってくるかとか思ったが、そんな事ではないようだ。

               「………まあ、考えてもわからないか」

電源を切った『ヤンキー』をこちらに戻し、また前後二人体制をとる。
静寂の中、何か他の音が聞こえればもちろんそれは捕捉したい。

ここからだと『作業用品コーナー』に近いか。
ここなら、欲して止まなかった(もう言ってしまうが)『台車』があるはずだ。
探し、台が固そうな『台車』を獲得する(以前、拍手で送ったようなタイプ)。

持ち歩けば、車輪の音は鳴るだろうがもういい。
(どうせ『ヤンキー』どもが騒がしくするんだもん)。

併せて『武器』になるような『長物』を探す。
『スコップ』とか『ハンマー』とか『長い鎌』とかそういうのだ。

640伊織P『クロックワーク・クルー』:2015/12/02(水) 00:14:50
>>638
(…………さて)
(テレビを消した、か)
(ならば、私もそちらへ向かうとしよう)

右折して、店内の中央の方を向く。
ワークス衣料の棚の南側を通り抜ければ、左折。
目指すは、家庭用品コーナーの北側だ。

ワークス衣料棚を通る時に、
作業用マスクの様な物が発見できれば回収したい。

641『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/12/02(水) 00:29:45
>>639(西)
周囲を見回すが、人の気配はない。
音量は絞られているが、他のTVの音声もある。
ここにいては、微細な足音は聞き取れないかもしれない。

ヤンキーを呼び戻し、再度、護衛体制を取ると、
西は作業用品コーナーに向かう。

コーナーはすぐ隣だ。
通路を幾つか確かめ、目的の物を探す・・・・

──台車は、一台だが見つかった。
サイズは一人乗るのがせいぜいで、二人は無理そうだが、
台は金属製で、頑丈なものだ。
試しに動かすと、ガラガラと音がする──今の店内では、よく響く。

スコップや鎌は見当たらない。
これらは『園芸用具』だ。
だが、ハンマーはみつかった。
ただし、相当に大きく重い・・・・文字通りの『大槌』だ。

「こんなん振り回せねーぞ、オイ」
「工具コーナーの方が、使えるもんあんじゃね?」

ヤンキーたちが楽しそうに得物を物色している。


>>640(伊織)
ワークス衣料の棚の南側を通り抜ける伊織。
途中、作業用マスクを発見し、拝借した。

灰色部分が何もないため、ワーク衣料コーナー南は、
何もない空間になっている。
そこを東へ──家庭用品コーナーに到達した。

家庭用品コーナーの棚は南北に伸びる。
伊織の向き合う西端の棚には、
冬のフェアらしく、鍋や食器、ガスコンロなどが並んでいる。

それを見ながら、北へと進路を変え、
東西に伸びる通路まで前進した時だ。

──通路の東方向から、人の声が聞こえる。
人数は4〜5人だろうか。男の声が大勢だ。
内容は聞き取れないが、どこか粗野な印象を受ける。

距離は・・・・よくわからないが、『10m』は離れていそうに思われた。

(まだ通路の先は確認していない)

642西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/12/02(水) 00:46:14
>>641(GM)
「………だよね」

ただでさえ見えない『スタンド』を相手にするであろう哀れな『ヤンキーたち』だ。
ろくに振り回せない『ハンマー』などそれこそ無用の長物だろう。

                 「………じゃ、工具コーナー行こうか」

『台車』は西自身が押して歩き、警戒しつつ『工具コーナー』へと赴く。
たぶん、『スパナ』とかあるだろう。もう少し長くて扱えそうなものが理想だが。

「………修学旅行じゃあないんだから、
  ………回りも確認してね」

一応『ヤンキー』に声をかけておく。

643伊織『クロックワーク・クルー』:2015/12/05(土) 23:06:25
>>640
(……聞こえる、な)
(では、行くか)

方向転換。東を向く。

『ブツ(>>615拍手)』に付けられた『つまみ』から手を離す。
『ブツ』に『エネルギー』が充填。
引き金を引けば、『火』が出るだろう。

その『火』を『クロックワーク・クルー』の持つ『塗装された檜板』に向けよう。

(『檜』は燃えやすいが、そもそも水分を含む木は着火しづらい)
(……しかし、『引火性の塗料』で塗装してあればいけるか、な)

無事に着火出来るかどうかは定かではないが、
板を持った『クロックワーク』を自分の前方に先行させながら東へ進む。

644『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/12/06(日) 00:13:29
>>642(西)
ガラガラガラガラ・・・・

車輪を響かせながら、
西は台車を押し、南へと向かう。
ヤンキーたちは結局得物を取らず、
工具コーナーに向かうことになった。

『般若』ともう一人が、西の言葉を受け、
西を先導するよう、先を歩いてくれる。

作業用品コーナーを出て、
通路を右折し、工具コーナー南まで進んだ、その時──

「・・・・お!!」「いた」「アレだろアレ」

前を行くヤンキーが、足を止める。
前方(西側)、通路の先『12m』。
家庭用品コーナーの北西の角、南に折れるその向うから、
伊織がスタンドを前方に構え、飛び出してきた!

スタンドの手には、真っ赤に塗られた木製の板(30cm×1m)。
その表面は、激しく炎が燃え盛っている・・・・!

「うお、炎が浮いてる!?」「手品か?」「馬鹿、エスパーだ」
「やべーって!」

スタンドが見えない『ヤンキー』たちが、一気に浮足立つ。
流石に逃げる者はいないが、見たこともない超常現象を前に、
どう対応していいかすら、わからなくなったようだ。

西は、伊織自身の両手に、スプレー缶と、
短い棒状の道具が握られているのを見た。
銃身のない銃のようでもあり、指は引き金にかかっている。
手から突き出た先端からは、小さな『青い火』が放出されている──
タンクの類はまるでないが、火が消える様子はない・・・・『ハンドバーナー』だ!

ttp://ginshokukan.com/?pid=80390543

>>643(伊織)
           カチ ヒュボ!

『つまみ』から手を離し、トリガーを引くと、
青い火が吹き出し、一瞬で檜板に点火した。
高々と燃え盛る炎は、スタンドに持たせていなければ、
伊織ですら危険なほどだ。

生活用品コーナーの角を右に曲がり、
東に進もうとした、その時だった。

「・・・・お!!」「いた」「アレだろアレ」


前方『12m』にいた、西と四人のヤンキーたちと出くわした。

西はヤンキーに護られるように、四人の中心で、
台車を押ている。何故かエプロン姿だ。

「うお、炎が浮いてる!?」「手品か?」「馬鹿、エスパーだ」
「やべーって!」

こちらに気付いたヤンキーたちが、驚きの声をあげている・・・・
派手なライダースーツを着こんだ連中だが、武器の類は持っていない。

645伊織『クロックワーク・クルー』:2015/12/06(日) 00:28:51
>>644

「……悪いと思っている」
「思ってはいるが……まずは『鎮圧』させてもらおう」

『クロックワーク・クルー』に燃えた板を『西』に向かって投擲させる。(パス精BCC)

ただの『板』ならば叩き落とす事も容易だが、
普通の一般人にとって燃えている物には手を出しにくいはず、だ。

そして、スタンドとともに前進しながら
『西』『台車』『ヤンキー達』の様子を観察する。

646西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/12/06(日) 00:38:41
>>644(GM)
「………!!」

『火』か! 『火』に『手加減はない』。
つまり、向こうもかなりガチだという事。
こちらは思うような動きが出来てないが―――やるしかない。

「………あなたたちが背中に背負っているものは何?
 ………超能力者なんて、むしろ臨むところじゃない?
 ………たかが『火遊び』、なんて事はないはずよ」

『ヤンキー』には『ヤンキー』のプライドがあるはずだ。
そして彼らには『人型スタンド』が見えない。
見えない事が今は良い。火が浮いているくらいならまだ、
そこまで脅威を感じないだろう。

 「………とりあえず予定通り、武器を確保しましょう!」

ただ、あの板を持っているスタンドにヤンキーたちが素手で向かっていけるとも思えない。
あれを叩き落とす『長物』や『投擲物』の必要性、今なら彼らも痛感できているはずだ。
北を指し、『工具金物コーナー』にヤンキーともども急いで逃げ込む。

647『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/12/06(日) 01:05:44
>>645(伊織)

             ──ブンッ!

燃えた板を、西目がけて投げつける!

だが、少々距離がありすぎた。

「うぉおおおおおお!」

ヤンキーたちは絶叫しながら、
いち早く北すぐの『工具コーナー』の通路へ駆け込む。
西は台車を押している為、動きが鈍かったが、
それでも直撃は受けず、板の炎が髪を掠めるにとどまった。

        ボッ

西の髪に、炎が燃え移ったのを最後に、
全員の姿が、工具コーナーに消えた。

伊織は改めて、スタンドを前に前進を始める。
西とヤンキーの様子は説明した通り。
台車は空で、何も乗っていなかった。

                   ガラガラガラ・・・・

コーナー通路の半ばほどまでも、台車の音が続くのが聞こえる。
板は勢い余って、『20m』ばかり先まで床を滑っていく。
(日用品、化粧品コーナー北)

>>646(西)
武器確保前に敵に出くわしてしまった。
計画の狂いを感じるも、もはや『やるしかない』。

「……悪いと思っている」
「思ってはいるが……まずは『鎮圧』させてもらおう」

           バッ!!

伊織のスタンドが、強烈な力で燃える板を投げてきた!
回転しながら飛来するそれに対し、
いち早くヤンキーに指示しておいたのが効を奏する。

「うぉおおおおおお!」
                  ガラララララ

興奮からか絶叫しながら、ヤンキーたちは工具コーナーに飛び込んだ。
西もその後を追うが、台車がある分、遅れが生じる──

        ビュン ビュン        
                    ボッ

あやうく頭を掠めるも、当たることはなく、ヤンキーを追って
工具コーナーに逃げ込めた。

だが、頭が依然として『熱い』・・・・これは怒りのせいではない。

「おい、おまえ・・・・頭燃えてンぞ!」

ヤンキーが指摘するより早く、状況に気が付いた。
髪だ・・・・掠めた炎によって、火が移っている!

648西『セブン・ワールズ・コライド』:2015/12/06(日) 01:29:25
>>647(GM)

「………ふう、危なかった」

  なんとか避けた。

             ………ん?

               頭が………熱い、だと!?

そして『ヤンキー』の指摘で事態の深刻さに気付く。

            「………や、や、ヤバイッ」

確保していた『ハサミ』で咄嗟に燃えている箇所を切り落とす。
落ち着けば『ヤンキー』に得物を探す指示を出したいが………。
しばらくは無理か。

649『フナニシ事変』 =西vs伊織=:2015/12/17(木) 00:05:17

──このバトルを『打ち切り』ます。


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