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【場】『私立秋映学園』 三学期
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>>954
「おう、大好きだよ、海。
そのためにガッコ来てんだぜ、アタシは」
まぁこの時間は講義を取っていないので、こうしてカウンセリングルームで時間をつぶしているわけだが。
ともあれ、八重歯を覗かせてニシシと笑った。
「おー、微糖で頼むわ」
カイロを二の腕や太ももに擦り付けつつ、視線も向けずに注文する。
甘党と言うわけでもないが、ブラックよりは微糖派だ。
後は先生がコーヒーを買ってくるのを待っていれば――――
「…………赤い髪の女の子ォ?」
クルリと視線をそちらに向ける。
心当たりは――――ある。
学校の周りでウロチョロしてた、赤い髪の女の子。鳥籠から抜け出した小鳥。
「……なんかあったのか?」
片眉を上げて、問う。
まさか不審者扱いでもされているのだろうか。確かに部外者ではあったが……
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