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【場】『私立秋映学園』 三学期
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>>932
「い、いっぱい!? そりゃ、凄いや」
そう聞いて、少し安心した。
さすがに『全身刺青』の『ヤーさん』はいないだろう。
違う意味で『危ない』気はするけれど。
「そうか、我慢したんだな。偉いぞ。
でも、本当に痛かったり、辛かったりしたら、
そのときは『助け』を呼ぶんだよ。
ぼくらは、それを『守る』ためにここにいる」
痛みに強い、のか、『慣れている』のか。
ともあれ、褒めよう。泣かなかったのは、悪いことじゃない。
「そうか・・・・・・うん、それなら、『いい人』なんだとぼくも思うよ。
今度、場所を教えてくれるかい」
子供の『直感』は、人の本質を透かすこともある。
この子は、少なくとも、その『刺青』の人に『悪意』は感じていない。
今は、それで十分だ。
「おっと・・・そろそろ、本当に遅刻しちゃいそうだ。
君まで遅刻させたんじゃ、申し訳ないな」
歩いているうちに、下駄箱の前に辿り着いたことに気が付いた。
朝礼まで、もうあまり時間がないようだ。
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