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【場】『私立秋映学園』 三学期
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>>925
「ん、うーん」
河津先生が紡いでいく言葉…
幸せな気持ちを伝える時には…
「…ぶったりするものじゃない…なの。」
不思議そうな表情をしてリルカはその話を聞いていた。
彼が言った言葉は、今までリルカが思っていたことと随分と違っていた。
「…そうなんだ、なの。
じゃー、おじさんもおばさんも、きっとわたしとおんなじ、だったの。」
子供、と言いたいんだろう。
「わたしは、おとなになるよーなの!」
と、少し暢気そうに応える。
でも、彼の言葉はしっかりと心に留めている、ようだ。
「あ、あんぐらちゃんとおはなししたい?
なの?」
彼が聞いてきた言葉に、リルカは嬉しそうな顔をする。
「えーっと、それじゃあまってねなのー。
ちょっと、よんでみるの」
と、そう言って河津先生からやや離れた位置に行く。
「えーい、『あんぐら』ちゃんこーい!」
ドォン!!
彼女の元気な言葉と同時に…
身長2mの大きな影がリルカの背後に現れる。
マンホールか真実の口のような薄く丸い頭部
両手はまるで作業機械が接合されたかのような長い形状。
異形の姿がそこに現れた。
「あ、みえないかもなの。」
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