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【場】『私立秋映学園』 三学期
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>>895
「うーん、上手く言えねーんだけどさ。仮に今が『平穏』だとしても、
それってヤジロベーみたいなものだと思うんだよな。
不安定な足場の上で、本当ならすぐにでも崩れてしまいそうなのを
なんとか奇跡的に、ギリギリのバランスを保っているってだけでよぉ」
明言は、しない。
藤堂の言葉にも、肯定も否定もしないままだ。
ただ、感じていることを感じているままに話す。
「けどまぁ、それも俺らの日常とは全然関係ねーとこでの話だろうぜ。
あーあ、今日も退屈なんだろうなぁー。サボりてぇ〜〜なぁ〜〜〜……」
グ ググ グ ィ イイ ――― ッ
大きく伸びをして、背筋を伸ばす。
しゃんとした姿勢。もう周囲の目は気にならなくなったようだ。
歩調を早める。そろそろ、教室に着く頃だろう。
「色々ありがとな、虎鈴。元気出たわ。
昼飯、よかったら一緒に食わね?
たまにはカレー味じゃないモンも食おうぜ」
「つーより、半分こしてくれ、弁当のおかず。
たまに食いたくなるんだよなぁ、あのカレー炒め」
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