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【場】『私立秋映学園』 三学期
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>>438
> 「ほ、本当に」「にっ、に、に、人間なのね……!」
「このグラマラススーパーボディが人間以外の何物に見えるかい?(ドヤ顔)
いや、人間じゃなく天女と言っても良いゼ★」
と、物凄くイラッとさせる表情とポーズを向ける貞菜。さっきまで死に掛けていた
と言うのに、能力が解除された途端に調子の良い事だ。
>「い、いいえ、私そんな、何も……当たり前のことしかしていません。
む、むしろ変に疑ったりして、さ、最低な女だったくらいだもの……」
「うーん、そうかね?」
貞菜は君のそのネガディブな様子を見つつ、小首を傾げながら頬をポリポリと掻いて呟く。
「 -当たり前の事を当たり前のように出来る」
「……正直、それって簡単なようで意外にかなり難しいと先生は思うんだけどにゃあ〜☆」
貞菜 綾女は、腐っても教師だ。風紀にかなり違反してる恰好をしてるし
態度も教師としてはチャラチャラしていて教育者としては目に付く態度も多い。
―貞菜は、その事を自覚してるし、何より受け入れている。
だけど、教師になっても一個の個人としてのポリシーや自由を貫きたい。
人に教える立場としての自覚を装飾からして整えると言う事柄も当然大事だと
知ってるけど、それ以上に大事な事があると子供たちに知って欲しい。
綺麗事だと言われても構わないが、ただ、それ以上に貞菜は……
「大体にして突然隣の人が鮫になったら逃げるなり人を呼ぶなりしても当然だしねー
何より、疑うって事は悪い事じゃないんだよ。疑心ってのは、時々目先の視野を
狭める一因にもなるよ。でも、それ以上に深く考えてるって事なんだから
最低? 今の君が最低だって自分で自覚してるならさ。今よりもっと高くなれる……
成長が出来るって事だからねー」
ヘラヘラとした表情ながらも、ココロに語り掛ける言葉に虚偽はない。
「―そのままでいいんだよ。
当たり前の事をあたりまえとして出来る。最低だって自覚してるそのままの君で良い。
私は、そんな君に命を救われた。
だから、改めて言わせて欲しいかにゃ。
有難う、私を助けてくれて」
そう、今度はおちゃらけ抜きに真摯にココロにお礼を告げる。
そうしなければいけないと、そうする事がこの子に対する『誠意』だと
教師として一人の人間『貞菜 綾女』として思ったのだ。
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