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【場】『私立秋映学園』 三学期

325小角 宝梦『イル・ソン・パティ』【中二】:2015/03/10(火) 02:48:43
>>324

「うむ。いずれなってやるぞ。」

頷く。すごい探偵になるのは、小角の目標だ。

しかし。

「それは……どう、だろう。わたしにはわからない……」

……『小角 宝梦』は臆病だ。
慎重というより、臆病なのだ。

心の底から信頼してる人がいても、怖い物は怖い。
それは、探偵としてはどうなのだろう? 小角には分からない。

「お……オカルト…………こっくりさん……」
「……うう、そうだろう、そう見えるだろう。……見た目は探偵らしくない能力なのだ。」

人は見かけに寄らない、という。このスタンドも、その能力はじつに探偵的だ。

もっとも、軽々しく明かす気はしないのだが……

「……おほん。おほん。」

「まあ、そんな堅苦しい部活ではない……らしいぞ。」
「いろんなことをみんなでして、楽しむ……みたいだ。まずは、部員集めだけどね。」

「…………どうだい?」

本格的に勧誘に入った。




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