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【場】『私立秋映学園』 三学期
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>>279
(……他人には頼れない。かと言って見逃すのも……か)
ズギャァン
腰を落とした少女は、ランドセルと座布団を廊下にそっと置くと、
次の瞬間、少女一人がやっと乗れるような小さな、しかし玩具とは思えない『レーシングカー』に乗っていた。
『レーシングカー』はしっかりとした質量を持ち、とても無から現れたとは思えない(実体化している)
(狭い場所では使いにくい能力だが、仕方ない。
そして)
今度は古ぼけたデザインの『ラジオ』が空中に現れる。
それを掴んだ少女は、壁に向けて『ラジオ』を投げた。『ラジオ』は壁を透過し、技術教室へ転がる。
『おい、そこの不審者』
『ラジオ』が声を発する。超常の知覚能力を持つものならば、『ラジオ』を見、そして声が聞こえるはずだが……
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