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【ミ】『僕らの王国の二つの顔』 二学期

1『ここは箱庭の影』:2014/09/12(金) 00:45:53
『秋映学園』及び『白亜荘』関連ミッションスレッド。

関連スレッド
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【場】『私立秋映学園』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1328104343/

【場】『私立秋映学園』 二学期
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1384355037/

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【個】学生寮『白亜荘』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1324220488/

【個】学生寮『白亜荘』 その2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1390495687/

【個】学生寮『白亜荘』 その3
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1408367127/

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

7ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』:2014/09/13(土) 00:11:10
>>6
私です。

8後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』:2014/09/13(土) 22:51:36
>>3
 

 もう少し観察に没頭する

9『サラダの日』:2014/09/15(月) 22:54:04
>>4(ココロ)

『トモ』:
「んにゃ?」

      『ピョン ピョピョン』

        『ンエ レ 〜〜〜 ウ』

『白猫』が君の肩に飛び乗った。
ゾロリと柔らかな舌で君の顔を舐め上げる。
慰めたいという気持ちが行動に出たようだ。

君は研究室の外に出ると、共に飛び出した。
どうやらついてくる心積もりのようだ。

  外を出たところ、学生が何人か歩いている。
  しかし『後藤』の姿は見えない。

『トモ』:
「ココロちゃん、なんかあったら呼んでね〜」

>>5-7(太田垣、ロイド)

『巫神子』:
「いやいやいや待ちなさいよ!
 私はセクハラハンドを捕まえてね、その元凶をね」

『渡積』:
「私からは何とも言えないね。
 あえて付け加えるなら、巫神子くんは信頼している助手だ。
 全幅とは言わないが……彼女のしたことに悪意はないと思う」

『巫神子』:
「(オカルトマニアでどうしようもない夢想家で体のいいカネづると思ってた)教授!
 そんな、そこまで私のことを信頼してくれていたんですね……!」

                   『ソーッ』

『デウス』は本体の陰に隠れて手を挙げた。
本体に対し、『早く肉屋に並べこのブタが』という目で見ている。

『巫神子』:
「アンタこの野郎この野郎」

『幽霊の少年』:
「『悪魔堂』は偶然っス。相棒がブッ壊されそうだったンすよ。
 ンで、俺っちが動かそうと思ったらたまたま空き缶捨てたヤツが居て……」

「俺っちが居ないと思ってやったんでしょうねー。
 そのせいで気絶しちゃって、保健室に運ばれたんス。
 で、そこのお姉さんに気づかれて捕まっちまった」

「まー、マジでヤバかったっスよ。
 大体実体のない状態にもどりゃ逃げられるンすけどォ。
 アンタらみたいな人らって、フツーの時でも見れるンすよね」

                 『ペコォ――』

あぐらをかいた状態で、頭を深々と下げる『幽霊の少年』。

「是非お礼はさせてくださいっス」

>>8(後藤)
観察を続けている。

10ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』:2014/09/15(月) 23:21:48
>>9(GM)
「なるほど。『偶然』。それは思い当たりませんでした。
 『神隠し』ではなく、『幽霊』君自身が姿を消せる存在だった。ただそれだけの話だったわけですか」(チキチキ)

「しかし、君の処理はどうしたものでしょうね……。
 『手の幽霊』の制御ができれば収束するであろう他のイタズラはともかく、
 『自動販売機』に関しては『風紀委員会』と『用務員』の両方から問題視されております」(チキチキ)

「お礼はともかく、しかるべき場所に出て、説明をしていただけませんか」(ピピッ)

11太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/15(月) 23:47:04
>>9(GM)
……チッ…満場一致じゃねーのかよ…

「…じゃあ、こうしましょう…」
「この『幽霊クンとその相棒』が図らずも起こしてしまったメンドー事の火消しを、
 ……『巫神子』が、責任を持って手伝う……」
「で、もしも仮に…うまくいかなかったら…まあ失敗なんて『有り得ない』話とは思うケド…」

「ここにいる御一行が、『巫神子』に何らかのアレをする…
 …この研究棟の外…『面白そうなの』がいっぱい居たし…ソレもイイかもッスね…」


「…自分は、今すぐアンタを外に放り出して…その様子を見ながら優雅にお茶したい所なんスけどね…」
せいぜい教授さんに感謝するんだな…

12ココロ『RLP』:2014/09/16(火) 00:35:10
>>9(GM)

      『ピョン ピョピョン』

        『ンエ レ 〜〜〜 ウ』


「ひゃあっ……」
「あ、あ、あっ……あああ……!」

(かっ、か、か、かっ、か……顔舐められたわ……トモちゃんに……)

               たたたたっ

軽い衝撃を受けつつ、教室を飛び出した。肩に白猫。

「……」

(……いない……どこに……!)
(能力、は……だめだわ、小物は皆に見えちゃう……派手には使えないわ……)

(で、でも……)

鞄のチャックを開け、小物入れを取り出しつつ歩く。

後藤の目的が読めない。
……この広い学園から、探し出せるのだろうか。揺らぐ。

13後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』:2014/09/16(火) 10:03:57
>>9(GМ様)

 そろそろ良いだろう。 『変革』させるのも

『材料』は整った。この二十分間で。

 『太田垣』君はあの巫神子さんの能力で出来たメカと闘いココロは自分の
行為で殺害をするまでの感情を伴った。摩り替えるには十分だ。

        『ザ・パラダイム・シフト』 チェンジ
         我々が観る其の世界及び範例の変革

『ザ・パラダイム・シフト』の『すり替え』で『太田垣』君に刺した『三本』
この後の『二本』を使用し『箱の幽霊』に対しメカと闘った時同様の『敵意』
を伴わせ、また今の太田垣君が巫神子に向けてる意識も『箱の幽霊』へ『すり替え』る。

これによって『箱の幽霊』を太田垣君は彼のスタンド『ザ・サードマン』によって
攻撃を加えるだろう。

続いて『ココロ』だが……。

 (……邪魔なんだよな)

 『知覚伝達』である程度彼女の性格は掴めた。

警戒と人間が備える防御反応を過剰まで高め自己の保身そして外部から加えられる危険や
敵意に対し敏感で恐れる性格は感嘆する程には優秀な警報アラームの擬人化と言える程に
彼女は自分に関わる危険に対しとても正確で、且つ正しい反応を示している。

『すり替え』にもデメリットはある、『知覚伝達』の能力が解除すれば『すり替え』た
対象が自分の引き起こした感覚に対して正常に何が起きたかを考えられる事。
『ココロ』が『ザ・パラダイム・シフト』の能力に対し察する事。それは
正直に言って『支障』に値する。彼女は色々意味で『バグ』に相当する。

 ―始末するかな

そうフッと頭に擡げる。だが、確率的 カオス理論を計った上で。いまこの時で
彼女を自分の能力及び地形を活かして始末しようとしても第三部の介入、そして
周囲に居る面子の邪魔が生じる気がして余り行動する意味がないように後藤は考える。

 (まぁ、良い。機会は幾らでもある)

焦る事象も無い。この学園も、黄金町の研究も ヨハネスブルグについて調べ上げる
事に対しても、あの彼女を外部に知られる事なく抹消する事に対しても

何時でも可能なのだ。

 
 『太田垣』の知覚を摩り替えて『箱の幽霊』に対し攻撃。

 『ココロ』に対しては何もしない、こちらに接近して来ようと
『知覚伝達』で認識すれば早々に離脱する

14『サラダの日』:2014/09/16(火) 22:40:03
>>10(ロイド)

『幽霊の少年』:
「ええー。ボランティアしてるつもりだったんだけどなー……
 いいっスよ。とりあえず相棒連れてきたいんですけど、いいス?」

『幽霊の少年』は君の申し出を受け入れた。

  『風紀委員』も『用務員』もここに呼び出せるかもしれない。
  教員である『教授』が居るので、多少の融通は利くだろう。

>>11(太田垣)

『巫神子』:
「チッ、しょうがないわね。
 ちゃんと事情説明して一緒に謝ってまわってやるわよッ」

「あ、あとアンタどんなの出せるの? 貴金属は」

『渡積』:
「巫神子くん?」

『巫神子』:
「そんなんじゃないですゥ教授ゥゥ――ッ」

『巫神子』は欲を書こうとしたの誤魔化して、へつらいの笑みだ。
『デウス』は『あー、もう死なないかなコイツ』という眼差しだ。

その時――不意に、『幽霊の少年』が目に入る。

          『ドクン ドクン
            ドッドッドッドッドッドッドッ』

相手に対し……強烈な『殺意』が生じる……!

>>12(ココロ)
小物入れを取り出しつつ、移動していく。
急ぎ足で移動するが、周囲には見当たらない。

後者の外だろうか……あるいは周囲の人間に聞くのも手だ。
外見を知っているのなら、尋ねることは出来る。

>>13(後藤)
君は『すり替え』を行い、『幽霊』に攻撃を仕掛ける。
他者を傀儡にすれば、自分の手を汚す必要もない。

何の問題もなく行え――

15『サラダの日』:2014/09/16(火) 22:41:30
>後藤

「――――許すと思ってるんですか?」

背後から不意に声がかかった。この声はさっき聞いたばかりだ。
知覚の受信に意識を向けているばかりに、周囲への意識が疎かになっていた。



   「個人的な感覚を言わせていただければ」

「自分では直接手を下さず他人を利用してやるような――」

  「アナタみたいな政治の黒幕タイプのヤツ」



      『ギュルルルルルルロロオオアアアンッ』


          「最高ッッ にッ!」

        「ブチのめしたいと思いますねッ!」


          『ト″
             ク″
               シ
                 ヤ
                  ア
                    \
                     ツ』

背後から吹っ飛ばされて――――君は『意識が飛ぶ』。


>太田垣

              『 “ フッ ” 』

――殺意を覚えた……気がした。
が、気のせいだったようだ。何も感じない。

>ココロ

        『ゴロンゴロン』

背後から転がる音を耳にした。

              《ソコナオ嬢サン》

          《卑劣漢ヲオ探シナラ是非一緒ニ》

        《案内シマショウ。はやり様ガ裁クノハ貴女ダト》


振り返ってそこにあるのは――『巨大な車輪』。
側面に般若の如き顔があり、それが精いっぱいの愛想笑いを浮かべている。


         《私ハ『風紀委員』ノすたんど。敵デハゴザイマセン》

         《監視ハシテオリマシタガ……ソレモ守ル心アッテノコトデス》

            《ドウカ信ジテクダサイ。オ願イシマス》

16ココロ『RLP』:2014/09/16(火) 23:17:42
>>14-15(GM)

(……そうだわ、ひ……人に、人に聞いて……)
(……だ、誰に……?)

              キョロキョロ…


辺りを見渡す。人に聞くというアイデアは浮かんだ。

……しかし。
切迫した状況とはいえ、初対面の相手に話しかけるのは躊躇われた。

(そ、そんな事……そんな事、迷ってる場合じゃあ……で、でも、もしかしたら、知り合い……いるかもしれないし……)

(……なんでッ、私ってこんなに駄目なの……!? トモちゃんだって危ないのよ……)

「あっ、あっ、あ……あの……」
(自然に……自然に、話しかければいいのよ……知ららない人がみんな私の敵というわけではないわ……もっと危ない敵を倒すためなら……)

近くにいた生徒(なるべく女子)に話しかけようと……


        『ゴロンゴロン』

振り向く。

「……?」「ぎゃっ……!!」

強面の人面タイヤ。思わず腰を抜かしそうになる。

「えっ、あっ……」

(ふ…………風紀委員……? スタンド……!? か、かっ、かっ、監視って……いつからっ!?)
(こ……怖いわ……)

……だが。

「…………『卑劣漢』って……それって、つまり……」
「……」

(ほんとに信じていいの……? あ、あっ、あいつが送り込んだ罠かもしれないわ……)
(……け……けど…………)

「……わ……分かったわ。あ……案内してくれるのね……?」

(の……乗るしか、無いわ……どうせ誰に聞いたって、罠の可能性はあるんだから……!!)

17ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』:2014/09/16(火) 23:26:16
>>14(GM)
「『自動販売機』氏の同席を許可します。
 個体名:巫神子、監視のために同行なさい」

「それでは用務員殿に連絡いたしましょう」
用務員に電話をかける。

    とぅるるるる    とぅるるるる    とぅるるるるんるんるん

「もしもし、用務員殿ですか。私です。先ほどお話ししたロイドパです。
 『悪魔堂』と『自動販売機』の件ですが一応の解決を見ました」

「『風紀委員』のどなたかとともに、『渡積教授の研究室』へ来ていただけますか。そこで説明いたします」
連絡を入れる。

18太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/17(水) 00:02:13
>>14(GM)
「ブッ殺す」と心の中で思ったがッ!
その時スデに殺意は消えていたんだッ!

「……なんだ…?腹でも減ったんスかね、自分…?」
…あとでウドン食べよう。天プラ…かき揚げがイイな、そいつをツユに浸して…ブワブワにして…そうしよう…



「…教授さァん…それじゃァ、万事解決しそうなんで…そろそろ…その…約束の『コレ』を…ですね…」

人指し指と親指をこすり合わせるサインを行う……マニーの事だよ、マニー。

19『サラダの日』:2014/09/17(水) 00:33:21
>>16(ココロ)

            《アリガトウゴザイマス。コチラニ》

           『ガロンゴロンガロンゴロン』

君は『人面タイヤ』に案内されて、校舎の外へと出ていく。
しばらく歩いていくと、『後藤』の姿が見えた。


          『ゴゴゴゴゴゴゴゴ』


  『後藤』は地面に倒れている。その傍らには『女子生徒』。
  腕には『風紀委員』の腕章を嵌めており、片手に『ノート』を持っている。


『はやり』:
「……来ましたか。どうも、『神戸 はやり』と申します。
 『風紀委員』の下っ端で……それはともかく」

               『ゲシッ』

「『監視』はこの『スリー・リトル・ワーズ』の『シナリオ』を借りて行ってたんですが……」

「この『見下げ果てた男』。
 振る舞いを見かねて、今回は介入させていただきました」

>>17(ロイド)
君は用務員に電話をかけた。

              『とぉるるん』

         『プッ』

『用務員』:
「おォ、さっきの学生さんかね。ナニナニなんだって……」

「……まことか! それはよかったの。
 よしよし、すぐにそっちに行こう。待ってておくれ」

連絡は終わり、『風紀委員』も連れてきてくれるようだ。

>>18(太田垣)

『渡積』:
「はは、払うさ。研究予算は結構余っているんだよ。
 ここだけの話だがね。理事長は言わないでくれたまえ」

冗談を言いつつ、『渡積』が金庫を取り出した。
手提げのそれのダイヤル錠を動かし、開ける。
中には現金の入った封筒があった。

「……そういえばさっきの彼はどこに?」

20ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』:2014/09/17(水) 00:40:32
>>19(GM)
「待ちましょう」
待つ。

21太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/17(水) 22:44:22
>>19(GM)
カネ払いがいいのは助かる。さすが教授だぜ。

「さっきの………あ、ゴトーさんの事ッスか………急に出て行っちまったッスもんね…」
 
「…自分のとこにメールしては来たんスけど…行き先に関しては特に何も…………腹でも減ったのかな……?」

 「『あと任せたは』って言ってるんで……
   …そうだな、報酬の方は教授が持っておいて欲しいッス。後で行かせます。」
 「…教授さんが手元にカネを置いておきたくないなら、俺ヅテで渡すのも構わないんスけどね。」

22ココロ『RLP』:2014/09/17(水) 23:31:34
>>19(GM)

「ええ……」

           『ガロンゴロンガロンゴロン』


……『人面タイヤ』を追って、後ろを歩いていく。

そして校舎を出た。
一目は気にならなかった。真っ直ぐ進んでいた。

          『ゴゴゴゴゴゴゴゴ』


「…………!!」

(間違いない……あの男ッ!)
(……あっちは……?)


「風紀委員、はやりさん……」

「わ、私は、水溜 意(みずたまり こころ)……」

>『ゲシッ』

「……」
(け……蹴られて当然だわ……)

後藤に近づき、見下ろす。
見下ろして――

「……………………」

「……??」「?」

何をすればいいか、ココロには分からなかった。

23『サラダの日』:2014/09/17(水) 23:47:49
>>20(ロイド)
十数分ほど待っただろうか……

           『カラカラ』

『用務員』:
「おお、ここでいいのかの。
 さっきの学生さんと…………あ! 自販機の!」

「お前が勝手に自販機を置いてまわるせいで」

『幽霊の少年』:
「わ、悪かったすよォ!
 でもボランティアのつもりだったんですって」

来たのは『用務員』ただ一人のようだ。
風紀委員の姿は見えない。連れてこなかったのだろうか。

『渡積』:
「ああ、君。これは君の分の報酬だ」

『教授』が『十万円』の入った封筒を手渡そうとしてくる。

>>21(太田垣)

『渡積』:
「なるほど。それなら、私の方から直接渡そう。
 君を信用しないわけじゃないが、現金が関わるからね。

 やはり当事者同士できちんとしたほうがトラブルは少ないだろう」

「さあ、持っていってくれたまえ。『10万円』だ。
 一日で解決して、研究内容が提出できるなら安いモノだよ」

君にも『十万円』の入った封筒が渡される。

>>22(ココロ)

『はやり』:
「前後を追って説明させていただきます」

「まず、我々風紀委員も『七不思議騒動』の解決に動いていました。
 そして、その元凶たる『手の幽霊』の捕獲に成功したんですが――」

「『渡積教授』の元に複数の『幽霊の手』があるらしい情報も掴んでいました。
 ここは『風紀委員』が動くべき局面か判断する為、『監視』させていただきました」

『はやり』が示したのはノート。
表紙には奇妙なデコレーションが施されている。

「これはある学生のスタンドの産物なのです。
 『学園内で起きた出来事が戯曲の形式で記される』。

 これを特別に借りてきて、何が起こったかを後追いで確認していました。
 そして……なのですが。あの助手の暴走までは私も看過出来ました。
 貴女方が直接対応し、対処することが出来たので手出しはしませんでした」

「ですが……この男の行為は見過ごせません。
 同じ仲間である貴女の友人に攻撃を加えたこともあります。
 そして、それに飽きたらず『友人を操って他者を殺そう』としました」

「――――殺そうとさせた太田垣さんには恩があります。
 ですので、今回は特別に介入させていただきました」

              『ペコォ――ッ』

『はやり』が深々と頭を下げた。

「差し出がましい真似と思います。
 それ故、最後の決着は貴女に委ねようかと」

「彼に対して『罰』を下すのは自由です。
 仮に罰を下さない場合は、私が彼に罰を下します」

「それも止めろ……というのなら、止めましょう。
 どうか貴女がお決めになってください。お願いします」

『後藤』は倒れたまま動かない。
完全に気絶しており、無抵抗だ。

「…………起こせ、というのなら起こします」

24ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』:2014/09/18(木) 00:05:35
>>23(GM)
>『用務員』
「む、風紀委員は連れてこなかったのですか?」(ピッ)

「まぁ、よいでしょう。
 ……結論から言うと『悪魔堂』や『思春期自動販売機』、その他七不思議の件はこの『幽霊の少年』が原因だったようです」

「『悪魔堂』のバチは、この『幽霊の少年』が姿を現した瞬間に『偶然』起こったことであり、『神隠し』ではなかった」

「『思春期自動販売機』は、自動販売機の増やす能力を使って、『ボランティア』のつもりで行っていた」

「つまりは、そういうことだそうです」

>『渡積』
「頂戴しておきましょう」
封筒を受け取る。

25太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/18(木) 00:28:28
>>23(GM)
封筒を両手で受け取り、小躍りをする。

「フッ、フッ、ソイヤッ」
「またオカルト関連で調べたい事があったら、次もこの太田垣におまかせを…ッス。授業サボって頑張ります」
「あーソーレっ」
「それと、チラシはあんまり撒きすぎない方が良いッス。以外と迷惑ッスよ。」
「あーヨイショっ」

26ココロ『RLP』:2014/09/18(木) 01:48:56
>>23(GM)

「わ……分かったわ。そ、その、ありがとう。捕まえてくれて……」

「……ほんと。」
「ほ……ほんと、見下げ果てた屑だわ……裁かれて当然の……」

裁かれて当然の男。
ココロ自身、裁く『権利』は自分にあると思う。

(そうよ、こいつは屑だわ。私にとってもトモちゃんにとっても……太田垣、あいつにとっても、存在しない方が良い男……)

(今なら)
(今なら、確実に『再起不能』にできるわ……こ、殺す事だって、きっと……出来るわ。誰も私を責めたりなんかしないわ……)

蹴りを入れる。一発、二発。
踏みつけてやる。一度、二度と。

それから。それから――


「……ど……どうしましょう……私、ど、どうやって、こいつを裁けばいいのかしら……」

ココロは、自分の親友を攻撃した後藤を許すことはない。

しかし。
ココロには分からない。

「どうすれば……どうすればいいのかしら……」

蹴る? 踏む? 殴る? 突き刺す? 斬る?

それが裁きなのだろうか。
ココロの怒りや憎しみは晴れるのだろうか。少なくとも、そんな気はしなかった。

爆発的な感情に任せて、攻撃する事は出来ても。

「怖いんだわ……」

――いざ倒れた相手を『処刑』するのは、ココロには……

「どうしたら……私、こいつの事、忘れられるのかしら……?」

今ここで、裁きを与えたなら。
一生この男への憎しみに、囚われ続けるような気がした。

ココロはそれが怖かった。

27『サラダの日』:2014/09/18(木) 23:54:17
>>24(ロイド)

『用務員』:
「頼もうかと思ったんじゃが、捕まらんでな。
 なんせあそこは特権があるから、手前勝手に動きよる」

君の説明を用務員は腕組みをして聞いている。
……次第に首を傾げ、頭上にはクエスチョンマークが浮かび始めた。

「……………………学生さんの話は難しいな」

「まあ、構わん。勝手に設置して回るような真似はするんじゃないぞ!
 せめて事前に届けをするとか、やりようはいくらでもあるはずじゃからな」

「しかし律儀に悪いの。アンタにも助けられたわい」

用務員は握手を求めてきた。
とりあえずの目的はこれで果たしたことになる。

>>25(太田垣)

『渡積』:
「喜んでもらえるとうれしいね。
 この学園の謎はまだすべて解明したわけじゃない。

 それらの調査が私の仕事でもある。
 君たちとは縁も出来たし、後日また何かお願いするかもしれん」

君の目的はこれで果たされた。
今日は半ドンで、もうそろそろで帰ってもいい時刻だ。

>ロイド、太田垣
(※ミッション離脱を許可。後藤の処理に介入するなら、継続してレスを)

>>26(ココロ)

『はやり』:
「感謝されるようなことはありません。義務を果たしただけですから」

「…………お悩みでしょうか?
 怒っているのが私一人の問題なら、私一人でケリをつけます。
 もちろん殺すまではいきませんが、相応の罰は与えるつもりです」

「無理はなさらずとも結構ですから……」

『はやり』は君の判断を見守っている。
放棄することも可能だろう。そうなれば『はやり』が勝手にやってくれる。

28ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』:2014/09/19(金) 00:11:51
>>27
「フォッフォッフォッ……
 この程度の事件の解決は我が惑星クレンダスの科学力をもってすれば朝飯前にて……」
用務員と握手を交わす。

「それでは教授、私はこれで失礼いたします。
 また機会がありましたら『Sの力』、スタンドについて語り合いましょう」
その場を去る。

29太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/19(金) 22:59:18
>>27(GM)

30太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/19(金) 23:11:19
>>29は当方のミス。引き続きミッションに参加させて頂きたい)

>>27(GM)
「それじゃ本人に、メールか何かで伝えとくッス…」
 
 「…………おりょッ…
  …もう一人居なくなったッスね……」


自称宇宙人は行っちまった…女子ふたりに自分は嫌われてるハズだが仕方ない…

「あのォ〜……『トモちゃん』さん…います?…帰っちゃいました?」
部屋を見渡す…。
「『ココロちゃん』さんの報酬…連絡した方がいいんじゃ…?」

>>28(ロイドパ)
「お疲れサマっした………」

31ココロ『RLP』:2014/09/19(金) 23:31:57
>>27(GM)

「ち……違うわッ、怒ってるのは私だって……私だって同じよ……むしろ私の方が、きっと……」

自分が何もせずとも、この男は罰を受ける。
自分の手を穢さずとも……

(……そ、そんなの、こいつと一緒じゃない……やるなら、私が)
(でも……)

やはり……空虚感。
蹴ってみて、踏んでみて、気持ちは晴れない。

(だからって、何もしないで、解放してやるなんて……いくらなんでも甘過ぎるわ!)
(こいつは絶対また悪いことをするわ……私や、トモちゃんが逆恨みを買うかもしれない……さ、『再起不能』にするべきなのよ……!!)

(私の気分の問題じゃない……私達の身の安全の為に……!)

エアピアノ演奏により『RLP』を発動する。

(悪いことじゃないわ……こ、ここでやらなきゃ、私が見てない所でトモちゃんが襲われる可能性だってある……!)
(これは『正当な攻撃』……私にはその権利があるのよ……こいつが悪いんだから……私は、私は……)


「…………はぁーーっ…………はぁーーーっ……」

「わ……私が…………」
「……」

……はやりに視線を向ける。

(な、何してるのよ……私、やらなきゃいけないのに……ひ、ひ、人任せなんて、何処まで人間のクズなのよ、私は……)

一度生じた迷いは、ココロの激情的なものを冷ましてしまった……

32『サラダの日』:2014/09/19(金) 23:48:08
>>28(ロイド)

『渡積』:
「ああ、是非に来てくれたまえ!
 甘いものを用意して待っているよ」

教授はにこやかに見送った。
記憶は――まだ定かではない。

何か『きっかけ』がもう一つでもあれば……思い出せそうだ。

>>30(太田垣)

『トモ』:
「うにゃ?」

         《ニャー!》

黒猫と共に待っている『トモ』が居た。
男二人の話もどうでもよく、『ココロ』を待っていたようだ。

『トモ』:
「ココロちゃんなら、こっちかな〜。
 なんとなく、ネコちゃんがいるか判るかも〜」

          『スタスタスタ』

歩きだす……追えばココロのいる場所に着くだろうか。
ついていくかは君の自由だ。

>>31(ココロ)

          『ポロン ポロロロ♪』

演奏を行うが――心は躍らない。
そっと『はやり』が君の肩に手を置く……いや置こうとした(届かない)。

『はやり』:
「やめておく方がいいかもしれません。
 いっそのこと赦してしまうのも手ですよ。

 それでも、報いは与えますが……『軽く』はなります」

33太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/20(土) 21:59:16
>>32(GM)
『トモちゃん』さんに付いていく……。

「………」
「…あのさ…あの…アレ…ほら…」
「……『ココロちゃん』さん…アンタと知り合いの様子ッスけど……」

「その……今日に限って『あんな感じ』なワケ…ッスか?」
「『挙動不審』というか…『どっかの誰かさんに怯えてる』というか……」

「…………。」

34ココロ『RLP』:2014/09/20(土) 23:39:37
>>732

「あっ、ご、ごめんなさい……」

肩に手を置こうとしたのを見て。
……少し、沈黙。

「…………」

指の動きは遅くなる。
演奏の停滞に伴い、『RLP』は解除される。

「ゆ、許すなんて……」

(出来るわけないじゃない……! そんな事しても、き、きっと、この男は逆恨みして来る……そんな事、絶対ダメよ……)

(……かといって、……お、思い切り、二度と立てなくなるくらい報復するなんて事も、私には……で、出来ない……)
(私には何も出来ない……それが私なのよ……だ、ダメな女だわ……心底呆れたものね……)


「…………」

「……ごめんなさい……あ、貴女に……あ……貴女に、ま…………任せます……」
「わ……私…………許すのも、裁くのも、で……出来ない……私には何も……こんなの……」

そう、はやりに告げ……その場に立ち尽くす。

35『サラダの日』:2014/09/21(日) 00:30:09
>>33(太田垣)

『トモ』:
「ん〜〜、いつもあんなでもないかもぉ?
 今日はイヤなヤツがいたから〜、そのせいかもね〜」

『トモ』に連れ立って移動していく。
校舎の外に出て、広場に到達すると――

『はやり』:
「あら?」

倒れ込んだ『後藤』。そして、『はやり』と『ココロ』が居た。
『後藤』は気絶しているらしく、目を閉じて身動きしない。

>>34(ココロ)

『はやり』:
「では私が裁きましょう。死ぬことはありません。
 これは『学園の治安のために行われる行為』。
 私の行為、全てが正義――では、これから……」

           『スッ』

『はやり』が掲げた手を振るおうとした、その時――

「あら?」

『トモ』:
「ココロちゃーん!」

……『トモ』と『太田垣』がやってきた。

36ココロ『RLP』:2014/09/21(日) 01:34:49
>>35

「……」

(こ……この人は私とは違う……ちゃんと、『意思』がある……自信を持てるなんて…………わ、私なんかと比べるのが失礼だわ……)

(も……もう、全部任せちゃいましょ……それが一番よ……)

  『スッ』


「…………」「あ……っ」

「と、と、トモちゃ……」
(な……なんで!? なんで場所が分かって……と、というか、なんで太田垣と一緒に……!?)

(……いや、場所はきっと、このトモちゃんの白猫……太田垣を連れてるのは、多分『流れ』)
(な、な…………なにもおかしな事は無い……わ、きっと……)

「トモちゃん……その、あの……見つけた……というか、そこの……風紀委員の人が、み、見つけてて……こいつ……」

「……ええと……その……」

(お……落ち着かなきゃ……落ち着いたココロじゃなきゃ……)

やや平静を欠きつつ。

37太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/21(日) 23:03:08
>>35(GM)
 『イヤなヤツ』……後藤と……自分か。
廊下や研究室で後藤が『ココロ』に狼藉を働いたのだって、自分と変な『契約』をしたからだ…全部自分のせいだ…
……顔合わせたくないな…『トモ』にまかせて帰ってしまおうか…


などと考えているうちに、見知った顔三つを見つけてしまった……若干一名、うつぶせになって顔見えないけど。

「おいすー………ってうおッ、ゴトーさん倒れてるじゃないッスか…!」
「熱中症?心臓病?精神的ショック?それとも…」

「自分との変な『契約』のせいで手痛い反撃を食らって……!?」
 ポロっとヤバい事を漏らすアホ田垣であった。


「『はやり』さん違う、『手刀』が有効な病気は無いッス!『家庭の医学』には載ってない…!
                              ……とにかくアレ、脈、脈を!」
……そちらに駆け寄る。

38『サラダの日』:2014/09/21(日) 23:32:43
>>36(ココロ)

『トモ』:
「よかった〜。ネコちゃんがね、案内してくれたんだよ〜」

『トモ』は君のほうへと駆け寄ってくる。
倒れた『後藤』は意識に入っていないようだ。

「なんかおカネもらえるみたいだよ!
 ココロちゃんと一緒にもらおうと思って待ってたんだ〜」

        『ンフー』

『十万円』という大金に鼻息が荒い。
ある意味、気楽なモノだ。

>>37(太田垣)

『はやり』:
「――――いえ、制裁を与えたまでですが」

        『ギュルルオオオンッ』

それは君の眼前に唐突に現れた。

      《スマンが近づかせるワケにはいかんでな》

先程の『車輪』のスタンドだ。

  しかし、先程よりサイズが明らかに『大きい』。
  一回り大きく、先程より鋭く硬く、禍々しいヴィジョンだ。

「『パーク・ロウ』。そちらの方に手を出してはいけませんよ。
 『被害者の一人』です。よろしければ説明しますが――」

「『大前提』として、この見下げ果てた屑はあなたには託せませんよ?
 この男のしでかした『卑劣な真似』は『風紀委員』としても許しがたいですから」

39ココロ『RLP』:2014/09/22(月) 01:47:43
>>38(GM)

「そっ、そうなの……利口なネコちゃんね、うふふ……」

トモに応じる。後藤は、意識から外してしまいたかった。

そうすれば、平静を保てる。
落ち着いて笑みを浮かべる。自分にはトモがいる……

(トモちゃんは本当に…………本当に、いい子だわ…………)

「ご、ごめんなさい、待たせちゃったわね……い……いきなり飛び出したりして……」

「な……七不思議の賞金……だったかしら、ええと、『10万円』」

「夢が広がるわね……うふふ。」
「………………」

鼻息を荒くするトモに微笑みかけつつ、そちらに近づく。

この場合後藤たちから離れる、の方が正しいかもしれない。

40太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/23(火) 00:16:37
>>38
「『被害者』……」
自分、何かされたか…?………
  

  ”直ぐ終わるよ、ちょっとチクッとするかも知れないけど我慢してね”

 スタンド絡みなら…それか… ……『ダーツ』による、精神系の能力……思考の改竄……
…自分は駒にされるのは合意の上……ココロに手を出したのがイケなかったか……

………ココロは落ち着いて、…『落ち着こうと』している。怖い目にあったのだろう…
      ……ただ、太田垣クンを尋常じゃねえ程恐怖している感じでは、ない。
              
…それと、さっきの『殺意』。空腹のせいだとオドけてはみせたが、アレだっておかしい。
『灰色』『中途半端』を自称する自分が、あんな突然『漆黒』『決意』と形容できる感情になるなんてさ
…俺を手駒に、研究室内の誰かをブっ殺そうとした……まあ駒にされるのは合意の上だったが。

…そう有ることではないんだ…あんな感情… …ヌカ喜びさせられてしまった…

『卑劣な真似』…ココロを操ろうとする、太田垣を利用した殺害…この二つが絡んでいるのかな…
 何はともあれ。ゴトーさん、しくじったな。


「………作戦失敗、契約はご破産ッスか」
「『見下げ果てた屑』、ね。    お似合いだよ。そのヒトに”も”……」
「で、何をすればいい?被害者として事情聴取を受けようか?」

「……共犯者として、うつぶせでカワイイ女子ふたりに攻撃されながら事情聴取、でもイイんですけどね…」
「………風紀委員さん…アンタ、どこまで知ってる……」

 ひとつ浮かんでくる謎……『風紀委員』の情報ソースだ。あんなあっと言う間の悪巧みをドコで掴んだ?
学園に隠された監視網か…俺や後藤さんを『読んだ』か。

…コレはあかん……太田垣のしでかした悪事が筒抜けの可能性がある。
……過去の『ココロ』との一件だけではない、
太田垣少年が学園にて恒常的に行っていたサボタージュ、イタズラ(ガムやシールや画鋲を用いた)がバレている…?

41『サラダの日』:2014/09/23(火) 00:42:33
>>39(ココロ)

『トモ』:
「それじゃ受け取りにいこっか!

 …………あのひと、もういいよね。
 あと、あっちの人はそんなにワルくない人?」

『トモ』が『後藤』と『太田垣』を続けて指しつつ、首を傾げた。
君の手を掴んで引こうとしてくる。このまま引かれれば、研究室に戻るだろう。

(※ミッション離脱を許可。『後藤』を放置するならレスをしなくてもよい)

>>40(太田垣)

『はやり』:
「アナタ方のやり取りは確認しましたが……契約を結んでいたようですね」

「この『スリー・リトル・ワーズ』の『シナリオ』で読みました。
 ひどく難解ですし、一読して把握するのも難儀なのですが……

 今進行中の場所さえ押さえておけば、監視は難しくないんです。
 端的に言えば、この男がアナタを操って『幽霊を殺させようとした』」
 アレ
「幽霊の説明も確認しています。そこまでの問題がある存在ではありません。
 アナタ自身も問題はないでしょう……大したことはしていませんからね。
 なにより『他人を操作して殺す』という、『卑劣さ』が私個人の主義と真向から背きます」

「――――――というワケで。これから『処刑』を行うつもりですが……」

          「『止めますか?』 『止めませんか?』」

                        『ギュル ギュルルルル――・・・・』

地面と擦れる音を立てて、巨大な『パーク・ロウ』が回転を始めた。
『はやり』は君の顔を見、凛とした表情で胸を張っている。
『自らの行為が正義であるという自負』。それが彼女の胸に漲っている。

42太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/23(火) 02:01:28
>>41(GM)
「なんでやねん」

『止める』に決まってるだろう……処刑て。いやおまソレ。

「…え、なに、最近の風紀委員は悪いことしようとしたヤツをショケーしちゃうんスか……怖いわぁ……」
「まず処刑ってなに、なんなの。○しちゃうんスか?この世からお引き取り頂くんスか」
「………怖いわぁ…」

 はやりチャンの発言、さすがの太田垣少年もドン引きである。
真面目にどうなってんだこの学園。怖すぎだよ。


「……画鋲もあるし…『半額』シールも『よくできました』シールもあるッス…」
「ペッ……太田垣クンの噛みかけガムも……」
「ほら…油性ペンも貸してあげるから…」

「罰なら…もう少し…ね?」
「そこの自販機でジュースとかハンバーガーとか買ってあげるから…」

カワイソウなものを見る目を『はやり』に向けながら、油性ペンを差し出す…

43ココロ『RLP』:2014/09/23(火) 02:09:02
>>41(GM)

「ええ……」

         ちら

太田垣とはやりに、視線を向ける。
すぐに、向き直る。

(…………)

……『別世界の出来事』だ。
自分が、これ以上、関わるのは、だめだ。おかしくなる。

「ええ、もういいわ……」

「……あっちのは、変態よ。トモちゃん……」「良いやつじゃないわ」

トモに引かれて歩いていく。
今日は、このために授業までサボったのだから。


(…………これで、これで……いいのよ……私……)

44『サラダの日』:2014/09/23(火) 02:27:47
>>42(太田垣)

『太田垣』:
「言っておきますが……死ぬまではいきませんよ?
 相応の痛手は負ってもらいますが。『再起可能』です」

「『スタンド使い』が多いこの『秋映学園』。
 『秩序維持』のためなら一定の処罰は必要なのです」

「…………アナタが仮に止めるなら。
 そのために、アナタは何が出来ますか。太田垣さん」

「それ次第では……『処罰を弱めない』、こともありません」

『はやり』は淡々と告げる。
君が何が出来るか示せば……そしてそれが納得されれば。
『後藤』が深手を負うことは避けられる、かもしれない。

『パーク・ロウ』は待機した状態だ……すぐにでも動ける。

>>43(ココロ)

『トモ』:
「いっこいこー!」

二人で教授のところに戻り――十万円を受け取った。
それから二人で教室に戻るが、今日は半ドン。すぐに帰れる。


「あ、一緒にネコちゃんの名前考えようね!」

『ココロ』は普段の日常へと戻っていった。
いつもと違うのは……『トモ』とより親しくなれたことだ。


    『トモ』→『スタンドに目覚める?』『ココロちゃんは親友!』

45太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/23(火) 03:05:21
>>44(GM)
ヤバイこの娘、目がマジだ
…落ち着け自分…考えるんだっ……何が出来るかを……っ!

「じ…自分は……っ」
「 …ハァー、ハァー、ハァー 」

考えろ…考えるんだ……!
状況的に見て普通に悪人の……ぶっちゃけ只の知り合いってレベルの……契約関係の切れた…
うさんくさいスマイルがチャーミィな…ゴトーさんを…守る…ために…!

「〜〜〜〜〜〜ぼッ…ぼくはッ……!」

「身長178センチのゴトーさんの体に…!…漫画を…!描けますっ…っ!」

「イシワタくんへのメールに偶に添付する…『頭突キック男VSガンマンシャコいちみ』の読み切りを…っ!」

「『ゴリラーシティの逆襲』をっ……ゴトーさんのすべやかボディにッ……描きます………っっ!!」


 あかんコイツ何もできない。はやりちゃん、やっておしまい(直球

46『サラダの日』:2014/09/27(土) 23:31:39
>>45(太田垣)

          『   ゴ   ゴゴゴゴゴ  ゴゴゴ  』

二人の間に沈黙が降りる……

            『スッ』


『はやり』が一本のマジックインキを手渡そうとしてきた。
どこにでもある形のマジックインキだが……

『はやり』:
「ここに取り出したのはフープル社謹製の『マジックインキ』です。
 これで、アナタの言ったモノを彼の全身に描きなさい」

「それと――額に『裏切り者』と大きく書きなさい。
 ちなみにこのインキ、『スタンド使いにしか見えません』から」

「洗ってもまず落ちないですしね」

47太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/28(日) 00:08:35
>>46
 ガタガタガタガタガタ
「は…はひぃ……」
「…かか…か…描かせていただきマス……!」

太田垣は気圧されながら作業を始めた……

 服を脱がせ(さすがにパンツまでは下ろさなかった)、邪魔なスネ毛や胸毛、ついでに眉毛を切り落とす。
太田垣の手がサラサラと動き、たいして面白くもないマンガが後藤の体に描かれる……

『うおおおお!頭突キィィィッック!』
『なんだ それは ただのパンチじゃあないか』
『いいか、人間のからだにおいて、あたまと足の間にあるもの、それはコブシと、熱いハートなんだ!!!』
『むう なんと てつがくてきな りろん……』
『わたしのIQは一億万だあ!』


10人が読んだら、9人が「面白くない」と言い1人が「ビックリするほど面白くない」と言う感じの内容だった。

後藤の額にも、へろへろの字で『裏切り者』と書き込む。額どころか唇あたりまで字で埋まったのはご愛敬である。

48『サラダの日』:2014/09/28(日) 00:31:31
>>47(太田垣)

『はやり』:
「……………………」

    『グイッ』

        『カラカラカラ プシューッ』

『はやり』は顔色一つ変えずにパンツも下した。
更に『そこ』にスプレー式のクリームのようなモノを噴射する。

  ちなみにクリームの出た缶には――『除毛剤』とある。
  『モノ』が完全に埋まるレベルでぶっかけられた。


「よろしい。これがこの男に似合いの姿です」

「写真撮影もしておきましょう」

            『パシャッ パシャッ』


「なんか私たち『ハングマン』っぽくないです?
 …………あ、知らないですよね。あんな古いの……」

49太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/28(日) 01:08:12
>>48(GM)
「…お…」
「おおう……」
後藤の惨状にちょっと引きつつ、自分も写メを撮っておく。……あとで加工して石綿くんに送ろうかしら。

「容赦ねえッスね姉御……」
「…何ッスかね、エグいオシオキをするやつでしたっけ…そのナンチャラっての。」

「………で、この人どーするッスかね?この場所にほったらし……?」

50『サラダの日』:2014/09/28(日) 01:12:40
>>49(太田垣)

『はやり』:
「………………後ろ手に縛りあげてから両脚を吊ってVの字にして隠せない状態で放置……」

怖い呟きが漏れた。

                  《はやり様。さすがにやりすぎかと》

「でしょうか? いや、ホント嫌いなんですよこの人。
 生理的嫌悪感と倫理的にどうかと思うところが」

「まあ、放置しておきましょうか。
 そのうち気づいて誰か起こすでしょう、多分」

「その誰かが……『ここにいる誰か』であってもいいんですよ?」

「『処刑』は終わりましたし、あとは『お好きにどうぞ』」

51太田垣良『ザ・サードマン』:2014/09/30(火) 23:29:22
>>50(GM)
…こわっ。車輪くんに同意だぜ、やりすぎは良くない……

「ゴトーさん…教授のとこに報酬、取りに行ってくださいよ?」
「伝えたッスよ…確かに伝えましたからね…?」

起こしはしない…が、いちおう伝達はしておく。もしかしたら聞いてるかもしれないので。

「…伝えましたよ…だから自分もう帰っちゃうッスからね…?」

52『サラダの日』:2014/10/01(水) 00:27:50
>>51(太田垣)

『はやり』:
「よし、これで終わりです。
 さすがにパンツだけは穿かせておいてあげましょう」

作業を済ませると、『はやり』も帰る支度をしている。


「では行きましょうか」

             『グイ』

                    『スタスタ』

ナチュラルに腕を掴み――そのまま一緒に去ろうとしてきた。

53太田垣良『ザ・サードマン』:2014/10/01(水) 00:49:37
>>52(GM)
「……」
「……………は?」

あ、何…連行?風紀委員室まで連行ってこと?
神妙にお縄につけーい、って事……?

「…ところでその……今ここに、『10万』あるんスよ……」
「ちょっと『お茶』でもしていきませんかねェ…ゲッヘッヘェ……」

 賄 賂 を し よ う

54『サラダの日』:2014/10/01(水) 01:19:47
>>53(太田垣)

『はやり』:
「今日はもうめんどくさくなったんで早退するんです。
 戻ってもまた仕事を丸投げされるだけですから。

 どうしたんですか、さっさと行きましょう」

腕を掴んで引く。振り返りもしない。

「『10万円』? なんですか、服でも買ってくれるんです?」

              『ニッコリ』

あ、笑顔を見せた。
文字通り、現金な笑み――というヤツだ。

55太田垣良『ザ・サードマン』:2014/10/01(水) 01:36:01
>>54
あら、連行はされない…自分の過去の悪行は気付かれてないか……

> 『ニッコリ』

…『きゅん』とした。我ながらキモい。……ロリコンのつもりは無かったのだが。

「……ぐ………」
「……あーハイハイ、つき合わせて頂きますッスよっと」
「……」
「せっかくだし、カラオケにも行くか…自分がオゴるッス……」

 ……自分はそんな服に拘るタチでは無いが…服屋にも寄ってやろう……少し、カッコをつけたい…
と、いう訳で、素直に手を引かれよう。

56『サラダの日』:2014/10/01(水) 01:45:15
>>55(太田垣)

『はやり』:
「…………お姉ちゃんのおさがりとかげりのお上がり以外の服!
 やったあ! 行きましょうすぐ行きましょう早くいきましょうさあ行きましょう」

       『グイ グイイ グイ――――――ッ』

君の選択は――『正しかった』……のか?
血相を変えた『はやり』に引かれ、君は授業をボイコットした。

『太田垣』 ⇒ 『散々買い物に付き合わされる』『下手な歌にも付き合わされる』
          『一緒に寮に帰ったらはやりの姉二人から謝られる』
          『10万円ゲット(姉から差額返却により、減額はなし)!』

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『後藤』 ⇒ 『その後、倒れているところを医務室に運び込まれる』
         『教授からの報酬は風紀委員に没収された』
         『要注意人物としてマーク』『三度目があるなら……』


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