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【ミ】『Power to the “D”usts』【供】

1『屑どもに力を』:2014/08/09(土) 23:10:15

力が欲しけりゃ祈れ望め乞え縋れ強請れ!
欲を満たしたきゃ戦え奪え殺せ勝ち取れ!

379宇喜多久秀『ワイルド・ブリット』:2015/03/07(土) 13:52:50
>>378
回答感謝。


>>375-376

「(『ナイフ』――)」

>>348からずっと右手を『右脇ポケット(スタームルガー入り)』に入れていたままのつもり。
一先ず、自分への『ナイフ』は対応できる。

「(ルガーのマグには10発)」

引き金を引くのはワンモーションにも入らない。
抜き、構え、狙い、撃つ。これで一つの動きとなる。
『明確な殺意』を前にして思うことは、人生の教訓。土壇場で自分を救うのは自分の冷静な部分。

   「平石」
        「脇に退け」

『スタームルガー』を右ポケットから『居合』する。
時間鈍行の中で狙うのは、『桜城のスタンド』。

「(これ見よがしにキラキラさせやがって)」
                「(撃ったら防御、撃ったら防御)」

投擲してきた『レッド・ライト』の『宝珠』に向けて試しに一発撃ちこみ、自分と『平石』に向かってくるナイフにも『一発』ずつ撃ちこむ。
こちらの視界からすると、ナイフは真っ直ぐこちらに突き進んできているはず。
すると、それを投げてきた『スタンド』と『ナイフ』の両方を狙うのに、大仰に手を動かす必要はないだろう。
加えて通路に重なるように突入してきたので、両方のナイフとも位置は近いはずだ。
『居合』の『ワンモーション内』という制限には間に合う見積もり。

もし『居合』中に間に合わないとしても、ナイフは時間鈍行中にしっかり視認できるだろう。
この距離があれば、防御は間に合う。

パワー負けして弾で弾けなかった場合、また時間鈍行が間に合わなかった場合も考慮して、
撃ったあとすぐさま顔面を『ワイルド・ブリット』の左袖でガードする。
こちらの胸を狙っていたとしても、こちらは『ワイルド・ブリット』の前をちゃんと閉めている。
『ワイルド・ブリット』の防刃ならなんとかなるだろう。左手に突き刺さっても、まあ、右手が動けばいい。平石はどうにかしろ。

380輿水侑李『ル・バロン・ルージュ』:2015/03/07(土) 19:56:30
>>375-376
「…………」

消えた『黒金虫』に、内心で怪訝な表情を浮かべる。

   (消え……いや、まさか……!)

スタンドが消えると言うことは即ち――『そういうことだ』。
現実感のない死の実感……ヴァーチャルな死……。

        (『バグジー』の子……!)

本名すら知らない程度の付き合いだったが、しかし見知った顔だ。
自分達から向かっていったとはいえ、殺されたことに何も感じないはずがない。

  (ヤバい。思ったよりも状況の進行が早い。
   だから出すぎるなって……言わなかったけど……!!)

急いで仲間の元に向かう――が、警戒は怠らない。
流れ弾のリスクを考えて、一旦物陰から少し顔を出して向こうの様子を確認してから合流する。
流れ弾が飛んできたらすぐさま扉で防御。

(※全て『非実体』という想定だった。以降、特に明記がなければ『非実体』ということにしたい)

381平石源太『ヴァーミスラックス』:2015/03/08(日) 15:15:05
>>375-376
『ナイフ』が『能力』?
いや、違う。彼女は『銃弾をハネ返していた』ハズだ。つまり彼女のスタンドは『ナイフを投げただけ』だ。
投げナイフが頭蓋骨をブチ抜いているのはなるほど、中々のパワーだが、後ろまで突き抜けてくるほどではない。パワーはわかる。
投げナイフは脅威だがたったいま『盾』が手に入った。少なくとも自分が次の瞬間、こうなる可能性は少ない。
わからないのは『ナイフ』が『スタンドにも刺さるかどうか』だ。明らかに狙っている。ということは刺さるのだろうが。
飛び道具に何らかの『能力』の秘密があるのかどうかが、わからない。

「ぐむう」

人死には残念だが、まったく『ワケも分からない状況』に陥ったわけではない・・・たぶん。
回避するべきだろう。だがスピード差を考えると『ヴァーミスラックス』が急所をずらすヒマが無いので防御しかない。
最小の動きで最大の速度と最高の結果を希求するならば、
体幹は移動しない。重心も移動しない。そのヒマは無い。
『構え』はとっている。『構え』はいかなる状況にも対応するための知恵に他ならない。
剣を肩に、剣先が下がるように担ぐ、この構えの名は『戦闘法』における『憤怒』。以上の事実をもとに即決する。
・動かすのは右腕、両腕の順であること。(右腕を伸ばすと、剣先が上がって柄頭が下がる)
・防御に使用するのは柄頭であること。(顔のやや斜め上に左手があり、左手の小指側に柄頭があり、右腕を伸ばすとそれが顔の前に位置することが『出来る』)
これによって両腕を動かすと柄頭の位置を微調整することが出来、可及的な最速で正中線(顔面・喉・胸)のラインを点で防御することが出来る。(精密:A)
狙いが鳩尾以下である場合はどうしても間に合うことは無いため、思考から省く。
本体は・・・とりあえず今この瞬間は踏ん張ることしか出来ない。このまま押されて倒れ込めば相手に足裏から股間までをさらすことになる。
人間のスピードでは『ナイフが飛来するこの瞬間』、何らかの体全体を使った移動や行動は不可能だ。だからこそ『ヴァーミスラックス』の防御に集中せざるを得ない。

「(しまった。逸りすぎたかな・・・やっぱり形だけでもノックとかしたほうがよかったかなあァ〜ッ)」
「(そーいう問題でもないけど)」

382『牝獅子の眼は赤い』:2015/03/15(日) 20:53:43
>>380(輿水)
『現実感のない死』の有様に戦きながら、君は仲間の元に向かおうとする。

         『ダッ  ギュッ』

            『  ザンッ
                 ザザザッ  』

  君はスタンドに『扉』を小脇に横にして抱えさせ、部屋の角にまで進んだ。
  その位置に到達した、まさにそのタイミング――


                 『
                  ス″
                   ト″
                   ン
                    ツ 
                     /
                    ・  』

  君から見て左から右、書斎のある方向から廊下の突き当りにナイフが突き刺さった。
  刺さったのは一本。深々と刃の根元まで叩き込まれている。まだ様子は確認出来ていない。

>>379(宇喜多)
君はポケットの中に潜ませていた『拳銃』を抜き払う。
『居合』ッ! 誇張ではないまさしく電瞬の『抜き』ッ!

          『  キ  ィ  z  ン  』


  瞬間、周囲の空気が粘性を帯びたようにゆっくりと見える。
  そして、投げつけられるナイフの狙いが一撃必殺の頭部狙いなのも察せた。

                      『 ガァンッ 』

  抜き、構え、撃つ――――『レッド・ライト』の頭めがけて飛んでいく。
  その瞬間に、『居合』が『完了』。『一発の発射』で元の時間感覚が蘇る。
  撃つまでは『ワンモーション』。しかし、連射は『一動作』とは見なされないッ!

               『ガァン ガガアンッ!』

  更なる連射を行うが、飛び来るナイフを逸らすのは――不可能。
  それでも頭部狙いなのは『察していた』。左腕がナイフを遮り、

                  『ドスンッ!』

  『突き刺さる』。いわゆる『防刃』というのは『繊維が刃に絡む』ことで行われる。
  つまり、『切り裂けば』、刃に抵抗がかかって切り進むのを食い止めるのだ。
  その為、『防刃繊維』はいわゆる『刺突』に対しては『比較的弱くなる』!


            《ヴィ――ッ!》

            《ジジググナ――  ルァアアゥーッ》


    「落ち着け、『レッド・ライト』。ソイツが上手いんだ。
     オマエのミスじゃない。左手には当たったろう……」


              「それより早く落とせッ!」

              《ルゥゥジグナァァ――ッ!》

                 『ヂュギ  ィンッ』

                        『ドバッ!』

『居合』で放たれた『銃弾』を『レッド・ライト』が叩き落した!
不意打ちで間一髪といったところだ。頬を弾が掠めて、抉れた傷が生じる。

そして、君自身も痛みを覚えた。ナイフが突き刺さった左手が熱く、重い。

  指先の動きに支障がある。気合を入れれば痛みは無視出来そうだ。
  しかし、繊細な動きには若干問題が生じそうだ……(精密性:E。居合はC)。

383『牝獅子の眼は赤い』:2015/03/15(日) 20:54:28
>>381(平石)
君は投げ込まれたナイフに対し、自らの出来る最適の防御を取った。


           『  カッ イ  ィ z ン  』

       《ルルルゥゥ――ッ》

                      「あれを弾くか――」

  君の狙いは正しく、運も君に味方をしたようだ。
  『秋山』を狙ったのと同じく、投げつけられたナイフは顔面狙いだった。
  更に、『宇喜多』が即座に銃を構えたさまを見て、スタンドが動揺した。

    威力は殺しきれぬまま、逸らされたナイフは後方へと飛んでいく。
    しかし、君には傷一つない。改めて『秋山の死骸』が重く感じる。


>宇喜多、平石

      「戻ってこい『レッド・ライト』」
                   クズ
      「その『遊園地帰り』の屑共を捨て置いてな……」


               『ドギュウッ』

速やかな動作で『レッド・ライト』が部屋の中へと跳び、視界から消える(ス精:AA)。
部屋の奥に控えている本体の元へと、戻っていったようだ。

                  ザコ
          「入ってこい雑魚共。まとめて始末してやろう」

             『 ゴ   ゴゴゴ 』

                    『 ゴゴゴ   ゴゴ  ゴ 』

  部屋の西側から声が響いている。中は書斎らしく本棚が並んでいる。
  埃避けのガラス戸が綺麗に磨かれ、さまざまな古書が整頓されて並んでいた。
  床は板張り。やはりこれも神経質なまでにきれいに磨かれている。

384宇喜多久秀『ワイルド・ブリット』:2015/03/15(日) 22:02:46
>>382-383

「ぐおおッ」

心臓が跳ねる。
九死に一生を得た……まさにこの言葉通り。『ワイルド・ブリット』でなければ死んでいた。

「コスタ先生マジありがとう……いてえ」

『ナイフ』は抜かずに刺さったままにしておく。
右手の『ルガー』は右ポケットに戻す。
後方にいるはずの『輿水』が追いついてから、共に『突入』する。

平石のせいでめんどくせーことになったんだ、こんなやつのことなんか知るかクソ。
ともかく、相手のスタンドはかなり厄介だ。
銃弾を弾くスピード、超常的なパワー、狙い過たない精密性……相手にしたくないのが本音だ。
チートだろこれ。バカか?

「残弾数は7発、7発、7発」

覚えておくために小声で呟き、深呼吸を繰り返して左腕の痛みを無視。
冷静に判断し、冷静に対処して、あとで思いっきり怒って泣いてソープに行こう。これ大事。

385輿水侑李『ル・バロン・ルージュ』:2015/03/15(日) 22:31:43
>>383
「……ッ」

危なかった。焦って確認を怠っていたら死んでいたかもしれない。
此処は――既にそういう場所なのだ。
『対岸の火事』では、もうなくなっている。

(私死ぬのかな、なんかもう既に死にそうな気がする。
 目の前がチカチカしてきた。なんだこれ、なんだこれ、あはははは)

すぐに引き抜けそうなら、ナイフを引き抜いておきたい。
こんなのでも、パワーに劣る『バロン』にとっては立派な武器になり得る。
回収出来たなら秋山に取りつけた『風船』を――一瞬の逡巡の後――解除し、
代わりにナイフの柄に設置してから仲間と合流したい。

無論、何か飛んでくる様子があったら『扉の盾』ですぐ庇えるように動ける。
可能ならば味方も一緒に、だ。

386平石源太『ヴァーミスラックス』:2015/03/16(月) 23:39:39
>>383
「・・・」「『入ってこい』って言われてもさ」

彼女は『引っ込んだ』。なぜだろう?
今この瞬間に、飛び道具に対処したこの瞬間に、なぜこの『好機』を掴まない?
いや。『掴まなかった』わけじゃあない。彼女はこういうことに慣れている筈だ。百戦錬磨というやつだ。
その彼女が判断したのなら、それは『しないほうが良い』からだ。
何故だろう?
『三対一で斬り合って、殴り合って、勝つ』ことは彼女には出来ないからだ・・・たとえ『このタイミング、この状況であったとしても』。
つまり桜城真魚子と『レッド・ライト』は、確かにそりゃあ大変に強いかもしれないが、それは『迎え撃つ』ときに最大の威力を発揮するのだろう。
能力的にも、あるいは本人の趣味/嗜好/判断的にも。
何より重要なことは、『投げナイフ』を使って『待ち伏せ』が成功して一人死んだが、『ヴァーミスラックス』(たぶん『ワイルドブリット』も)は『対応可能』ということだ・・・
一人の抜けは痛いが、それでもかなり重要かつ有用なことを知ることができた。一瞬だけ黙祷して冥福を祈ろう。そのくらいの義理はできた。

ならば今度は彼女をこっちにつれてくるべきだ。押してばかりではなにごとも成就しない。ときには一歩引いてみる。そういうのが大切だ。
なんといっても、恋も戦も駆け引き一つだ。

「君がこっちにくるべきじゃあないか? ほら、招かれざるとはいえ、おれ達は『客』なわけだし」「アレだよ」
「お・も・て・な・し」
「みたいな?」
「そーいうの女性として大事っていうか、ちょっとゲンメツしちゃうなあァ〜」「って」

死骸を退けながら、そして生き残りの2人が突入しそうならちょっと待ってとジェスチャーしながら、声をかけてみる。
構えは解かない。『能力』については推測の域で、全貌は分からないからだ。『投げナイフの軌道を変える』ことが出来ないと確認出来ていない。
だから警戒は解かない。

「(それに『燃やす』と言ったぞ・・・)」
「(燃えやすそうだ)(部屋)(火種なんて手持ちでもいくらでもある。火に巻かれても彼女は平気なんだろうか・・・)」

  ヒク

においも嗅ごう。

387『牝獅子の眼は赤い』:2015/03/17(火) 01:01:38
>>384(宇喜多)
君は『輿水』が到達するのを待つ。

     『  タ タ タ タ  』

  身の丈ほどもある扉を抱えて、『輿水』が近づいてきた。
  すぐさま突入するつもりだったが――そこで『平石』が制止をかけてくる。

    手は痛むが、出血量はさほどでもない。動脈を上手く逸れたらしい。
    とはいえ、力を入れづらいし、握力も相当弱っていそうだ……

>>385(輿水)
君は壁に突き刺さったナイフに手をかけて、一気に引き抜いた。

        『 グ ィン 』

            『 ズボァ 』


  何とか引き抜けた。ナイフの形状は普段使いするモノではない。
  武器として用いられる小型の『スローイングナイフ』のようだ。
  警戒故か……相手はこういったモノを常備しているらしい。

               『ズギュン!』

  新たに『ナイフ』に『風船』を設置し、奥へと進む。
  角を曲がる際に扉が引っ掛かり、ひどく難儀したが――


     『  タ タ タ タ  』

    二人の元に到達できた。
    入るために構えようとしたところで、『平石』が制止してくる。

>>386(平石)
君は疑念を覚えながら、挑発めいた言葉を吐く――

>「・・・」「『入ってこい』って言われてもさ」

>「君がこっちにくるべきじゃあないか? ほら、招かれざるとはいえ、おれ達は『客』なわけだし」「アレだよ」
>「お・も・て・な・し」
>「みたいな?」
>「そーいうの女性として大事っていうか、ちょっとゲンメツしちゃうなあァ〜」「って」


    「………………『客』を名乗るとは『いい根性』だ」
             . . . ..
    「それに免じて教えてやる。
        ゴミクズ
     私が 芥 屑 のためにわざわざ歩き寄るというのが『おかしい』。だろう?」

  「私は――――『最強』だ。『スタンド戦』では『絶対に負けん』。
   『レッド・ライト』に任せていたが、これ以上はしち面倒だ。
         ザコ
   下っ端の雑魚が格上これ以上の手間をかけさせるんじゃあない……」

  部屋の奥から声が響く……あくまで当人は動く気がないようだ。
  姿はここからは直視出来ない。先程から動いていないようだ。

君は更に匂いを嗅いだ――

               『クン  クン』

  周囲に漂うのは……『お茶の香り』だ。濃い『ハーブティー』らしい。
  見ると開かれた扉の内側、書斎側の取っ手のあたりがひどく濡れている。
  観ての通り、お茶をぶちまけたようだが――それ以外に異臭はしない。

388輿水侑李『ル・バロン・ルージュ』:2015/03/19(木) 12:09:48
>>387
まず自分の位置から見える範囲で部屋の内装を確認する。
それから宇喜多に、ナイフとそれについた『風船』を示し、

       「(投げたら撃て)」

                  「(不意をつける)」

と言っておく。
『バロン』はナイフの柄を

           コツ  コツ  コツ  コツ

と小刻みに叩き続ける。(破スCA)

確認だが、手に持った扉は鉄製と考えて良いだろうか。

389宇喜多久秀『ワイルド・ブリット』:2015/03/19(木) 21:32:11
>>387
動脈を免れた……のは、本当にラッキーだし、どちらにせよ大丈夫だ。
『いつ何が起きてどうなるかわからない』ときは、それに備えておかなければいけない。
あんま興味なかったミリタリ系に手をだす羽目になり、『タクティカル・トレーニング』系のDVDを漁り、
ヒゲの先生に心和ませてもらったあの時間は、なんとか無駄にならなさそうである。

>>388 (輿水)

「おう」

ただそれだけ返事し、『ワイルド・ブリット』のクールタイムが終わるのを待つ。


とりあえず、平石がどういう手を取るかによって、こちらもそれに合わせて動いていくしかない。
今のこの状況は、『こちらに不利』の向きだ。
あの女『角待ち』しやがってクソったれ、『フラッシュバン』とかそういうの――

「あ」

スマホを右手で取り出し、『マイ・デーモンズ・ラヴァー』を呼び出したい。
無事出てきたらお口チャックさせて、スマホの画面に

   『めくらましとか よこせ』

ってフリック入力でつつっと要求したい。

390平石源太『ヴァーミスラックス』:2015/03/20(金) 21:41:43
>>387
「あっ」

やはり、よく分からない。
分からないときは一度おいといて、分かる材料で一番いい(と思える)ことをやるべきだ。状況は常に変化させなければならない。主導権はこっちで。
『レッド・ライト』は『接近戦に強く、防御に長けている』と推測できる。
『レッド・ライト』の基本的なスペックは此方側三人のいずれも圧倒している。
『レッド・ライト』はどの程度か知らないが自分で考え、動けるらしい。(『任せる』と言っていたので)
『レッド・ライト』をもってしても彼女は『絶好の攻撃機会だったついさっきの会敵』を投げナイフだけで済ませた。=乱戦は苦手か、したくない。
『レッド・ライト』の能力らしき『銃弾反射』は知っている。
―――
・・・・・・

「(やっぱり、むこうから出てきてもらうべきだな)」

誘い込まれて始末される、のが向こうのシナリオだろう。まず引きずり出す。

「もしかして」 「だけどォ〜」

「もしかしてだけどォォ〜」

「ビビっちゃって出て来れないとか?」
「N○Kの集金とか新聞の勧誘とかもニガテなタイプ?」「思ったよりずっとカワイイじゃァ〜ん」

壁をブチ破ってくるかな?
『最強』を自称した手前もあるし、『ザコ』にこうナメられたら・・・とは思うが相手の経験のほうが上だ。どう来るかは未知数。
手振りで二人に、左右と背後も警戒してもらえるよう頼んでおきたいが通じるかはわからないな・・・素人だし。
ともかく『構え』、備える。そうしながら呼びかける。キレるとしてもタイミングは分からないし、我が人生最大の舐めプだ。(元)上司をブン殴ったときよりは緊張するな・・・

391『牝獅子の眼は赤い』:2015/03/22(日) 22:30:49
>>388(輿水)
君は言葉とジェスチャーで、ナイフ投げを指す。

  しかし、『宇喜多』は考えがあるようだ。
  『平石』は言葉による挑発を続けている――

(※扉は金属製。)

>>389(宇喜多)
君は『ワイルド・ブリット』の冷却時間が過ぎるのを待った。

  僅か『15秒』だが、ひどく長く感じられる気もする。
  『平石』は挑発を続けているようだが――

そこで君は『マイ・デーモン・ラヴァー』のこと思い出した。
画面に浮かび上がる『戯画の悪魔』は君の指示を受け、


            『コクコクコク』

  頷いた。素早く画面に背を向けると、背後にあった箱をひっくり返し始める。
  尾を振り回すと、空中に文字が描かれた。

                 《すぐに見つけますのでもう少々お待ちを》

>>389(平石)
君は構えを解かぬまま、『挑発』を続けた。

>「もしかして」 「だけどォ〜」

>「もしかしてだけどォォ〜」

>「ビビっちゃって出て来れないとか?」
>「N○Kの集金とか新聞の勧誘とかもニガテなタイプ?」「思ったよりずっとカワイイじゃァ〜ん」

       ゴミ
「…………芥。随分と気安いな。
 ――――その調子、覚えがあるぞ。ソレにノってやると……」

             《ル ジググゥー  ルルナァー》

「……ほう、『レッド・ライト』。
 いいだろう。お前に任せてやろうじゃあないか」

                           『ガタ  ガタタン ガコッ』

  部屋の奥から何かを引っ掻き回している音が聞こえる。
  引き出しを引き出すような音にも聞こえるが……

392輿水侑李『ル・バロン・ルージュ』:2015/03/22(日) 23:31:28
>>391
「…………」

ナイフを叩くのは一旦中断し、一回扉から手を放して持ち物の整理。
『バロン』の左手にナイフ、右手に扉を持つ。
扉の中心から出ている『風船』は、紐を手で巻き取って扉の陰に隠し、狙われ辛くする。
それから、扉でナイフの殴打を再開する。
……かなり複雑な動きだが、『神速』の手並みを以てすればそれこそ指を鳴らすのと同じ速さで行える。

宇喜多が何かしているようなので、『突入』はそれまで待つが、
平石の挑発で相手が何かしてくる可能性が濃厚だと見た。
見たところ、桜城は『クセ』なのか分からないがスタンドを動かす時に指示をするようだ。
その為の呼吸(あるいは破壊音)などに気を配り、何か異常があったらすぐさま扉で二人を守れるように注意する。

393平石源太『ヴァーミスラックス』:2015/03/23(月) 21:19:06
>>391
「・・・」

「思い出してくれたッ」「焼き肉屋で一緒だったじゃん」「あそこ先週閉店したんだけどね」

ともかく嬉しいッ!

「でもそっちの君はいらないっていうか」
「ン?」

                           『ガタ  ガタタン ガコッ』

怒りに任せてというわけではない・・・とはいえ、『迎撃態勢』の相手に突っ込んでいく形からは外れたかもしれない。
少なくとも突入よりはマシな状況だろう。音からすると・・・本棚でも引きずっているのか。投げナイフでは良くないとみて、重量物という選択?

「悪くはないが」

  ボ  ロ

「最善」「かな?」

『ヴァーミスラックス』。蛇刀を覆う鋼の『鱗』を、飛ばさずにただ剥落する。刀身は蘇り『切断能力』は復活。
刃筋を誤れば一発で終わりだが、考えなくとも『レッド・ライト』とヤる以上おんなじことだろう。

本棚でもなんでもいい、机だろうが椅子だろうが、とにかく何かを準備していることが重要だ。
扉からくるとも決まっていない。それこそ、壁をブチ抜くなんて朝飯前ではあるのだろうし、問題はだ。

「(先手は向こうにとらす)(『能力』が不気味とはいえ、この活路は『後の先』にあるぞ・・・たぶん)」
「(少なくともさっきのは凌げた。今生きてるのは凌げたからだ。いちいち手加減して楽しむタイプでもなさそうだし、安心はできないが凹むほどでもない・・・)」

「たぶん、すぐだぞ」

二人にというよりは自分に、警告。
そう、多分、もうすぐに攻撃がくる。

394宇喜多久秀『ワイルド・ブリット』:2015/03/23(月) 21:23:37
>>391
「早くしてくれ早くしてくれ……」

自分はなんで今さらこんな便利なやつに気づかなかったんだ。
クソッ、とにかくさっさと活路を作り出すものを……!

「防御は任せたぞ二人とも。今『デーモン・ラヴァー』になんとか頼んだんだ」

平石、輿水にそう言っておく。
『ワイルド・ブリット』のクールタイムも、まだなのか……!

395『牝獅子の眼は赤い』:2015/03/23(月) 22:33:00
>>392(輿水)
君はスタンドに道具を分けて持たせ、準備をしていく。

  『LBR』が左手にナイフを持ち、右手で扉を支えた。
  設置した『風船@扉』のラインを巻き込み、扉の陰に隠す。

  扉でナイフを殴ろうとするが……

            『コッ  コッ コッ コッ』

   『ジャッ  ジャジャッ ジャリ』

    軽くなった扉とはいえ、動かしづらい。
    廊下を塞ぐようなサイズの扉であり、動かすと床や壁、天井と擦れる。
    『ナイフ』を扉で叩くのは困難だ。浮力も少ししか稼げない。

現時点で、『桜城』の側からは物音はしない。
『平石』はスタンドの『太刀』の表面から、『鱗』を剥落させている。
『宇喜多』は何か狙いがあるらしく……『スマホ』から何かを取り出した。

>>393(平石)
                  ゴミ
「思い出したぞ。あの時の芥か。
         賞金
 私に懸ったはした金でも欲しくなったのか?」

君と『桜城』の会話は続く――その間にも『蛇刀』の鱗を落とした。

           『ボロ  ボロボロ』

  落ちた鱗の下に、真新しい刃金の色が見える。
  天井の照明から落ちた光が反射し、輝いている。

『輿水』はナイフに何か仕込みを行おうとしているようだ。
『宇喜多』は……『戯画の悪魔』から何かを受け取ったようだ。

>>394(宇喜多)
君は急かしながら、冷却時間が過ぎるのを待つ。

  時間は――経った。これで『居合』の再発動が可能だ。
  そして、それとほぼ同時のタイミング。『悪魔』が振り返る。

       《(お待たせいたしました。ニッシシ)》

  手渡されたのは『フラッシュバン』。
  ttp://ecx.images-amazon.com/images/I/41OPKQHa-EL.jpg
  『戯画の悪魔』はニヤリと笑い、帽子の鍔を指先で撫でる。


             《(悪魔冥利に尽きますなァー)》

            《(コレだからこの稼業はやめられませんッ)》

  手の中でしっかりとした重みがある――

>>ALL

      「…………ゴソゴソ何かを仕込んでいるな」

        「だが、『レッド・ライト』」

  「クダらない『小細工』はすべてが『無駄』だ。
   ……そろそろだな、終わらせてもらおうか」

                『 ガタン  ガタガタッ
                  ガシャッ  ガリガリ ガガッ 』

何かが引っ掻き回される音が、ひときわ高く響いた……!

396平石源太『ヴァーミスラックス』:2015/03/23(月) 22:48:38
>>395
「いや、おれは結婚を前提に交際を申し込みにきたんだけど、なんか大人数になってごめんね?」
「いろいろと成り行きっていうかアレで」「実際一人だと不安だったというおれの弱さも告白しておくよ」

挑発に聞こえたら申し訳ないが至って真面目だ。

「わりとおれは暴力的なのとか悪罵的なのは平気っていうか、好きなほうだから安心してもらっていいと思うんだ」
「いや、いきなり女の人に対して性癖のことはダメだよな。面と向かってないからちょっと素のノリだったよ」

さてこの音だ・・・本棚を引き回している・・・ように思うが、実際はどうなのか。
彼女もこうして時間をかけている以上、何かを用意しているのは間違いない。何であれ、あの部屋にあるものだろう。
彼女の言葉がそれを裏付けている。待つ間で奇襲したほうが良かったか・・・? いや、そうじゃない。
『レッド・ライト』はすばやいが、しかしそれでも三対一の手数の差は圧倒的だ。充分に・・・後の先はとれる。こちらが『迎撃』するのだ。

「やっぱり対面でこういうのは話さないといけないよな。
 恥ずかしがってないで出てきてくれよ」「ねっ」

397輿水侑李『ル・バロン・ルージュ』:2015/03/23(月) 23:08:41
>>395
バレたか――と思うが、バレたからと言ってどうということはない。
『バロン』の弱点は、自分にも利用できる弱点。
知られたところで『困るだけ』というわけではない。

『ナイフ』の殴打は膝蹴りに変更する。これなら多少は違うだろう。
それより、扉を有事の際に上手くとり回せるよう、
鎧武者の『大鎧』のように腕に沿って傾けておく。
紐を手で巻き取ったので、扉の向きは手の甲の傾きに同期するはず。
調整に手間取る――ということは、おそらくないだろう。
それに、何もせず引っかかって動かせずに手間取って死にました、
では笑い話としても三流に過ぎる。

      「(……重量物を使った『突撃』は)」

    「(『一瞬』しか防げない)」

現状、最も恐ろしい可能性について言う。
ナイフの投擲は恐ろしくない。盾を突き抜けたとしても通常物質では
『風船』を破壊することはできず、また『バロン』も傷一つつかない。
重量物を『突き飛ばして攻撃』も、突発的な衝撃は変換して終わりだ。
だが、『重量物を押し続ける』攻撃は、
ほんの一瞬だけは止められるだろうがそれ以降には無力である。
その場合は、『受け止めた一瞬』の後に何をするかで生死が分かれる。

(……ん? あれ? よく考えたら私風船ついてるんだし、
 別に受け止めなくても良いんじゃないかな??)

壁をブチ抜いての攻撃であれば、刃物の可能性はまずないだろう。
逆に刃物による攻撃なら、入口から顔を出して投擲の不意打ちでしかありえない。
つまり、だ。

右手の『扉盾』で、入口から自分を隠す
こうすれば、不意の刃物の投擲攻撃を防ぐことができ、
尚且つ壁をブチ抜いての攻撃に対しては『あえて食らい』、
稼いだ一瞬の間で左に飛び退くことで、攻撃範囲から逃れることができる。
軽量化されているから飛び退きによる一瞬のうちの移動距離も段違いのはずだ。
(もちろん、その場合扉を傾けて空気抵抗は減らす)

ともかく、今輿水に出来るのは『牙を研ぐ』ことだ。
確実な『後の先』を取る為に。

398宇喜多久秀『ワイルド・ブリット』:2015/03/23(月) 23:18:22
>>395
「よし、これだこれだ!ありがとう『マイ・デーモン・ラヴァー』、
 その憎たらしい顔が今は愛おしいくらいだ」

パンチしてやりたいのは変わらないがな!

さて、で、これの使い方はまあまあわかってる……と思う。
映画とか漫画とかだと、これを投げた後耳塞いで目も瞑って口を開けておくのがいいらしい。
というのは、この『フラッシュバン』は化学変化とかそういうのをなんとかかんとかして、
すごい『音』と『光』を撒き散らして『沈黙』させるのが狙いだからだ。


>  「クダらない『小細工』はすべてが『無駄』だ。
>   ……そろそろだな、終わらせてもらおうか」

「なんかヤバそう……だな」

ここまで準備に手間取るもの、となると……RPG的にはアレだ、全体火力的な。
自分は防御に関しては普通の人間程度のことしかできない。
その辺、平石と輿水に任せるしかないわけだ。いい年こいたおっさんが年下に頼りっきりって情けなくあるが、しょうがない。
とりあえず、『フラッシュバン』を『居合』できるようにしなければ。

スマホをショルダーバッグに入れ、『左袖』の中にある百均で買った『鉄製焼串』もバッグの中にポイする。
そんで『フラッシュバン』を『左袖ポケット』の中に入れ、機会を待つ。
今は攻勢に転じるべき時じゃない。念のため、『右手』を『コート裏』のポケット内(セラミック包丁在中)に入れておくが……。

399『牝獅子の眼は赤い』:2015/03/24(火) 01:33:39
>>396(平石)
君は構えながら、更に会話を続ける。

「…………『結婚』?」

  君の言葉に、不意に物音が停まった。
  とはいえ、それも僅かな間。応答がすぐに返ってくる。

        「――――おジイ様はこう言っていたな」

       「『エサを待つのは雑魚のやり口』。
        『大魚を望む』ならば――己が手を振るえと」

                  「『やってみるか?』」

  これは――――『挑むような言葉』……ではあるが。
  『平石』が『どう解釈するか』は、自由……だろう。

>>397(輿水)
君は更に備えをし続ける。

           『ガガガガガガガガガッ』

  小刻みに『ナイフ』を蹴り、『浮力』を高めていく。
  元から投げるモノなので軽い。既に『無重力』状態になったようだ。


              『  グ  クンッ  』

  扉は立て、腕に沿わせて傾けた。君自身は右半身が覆われる。
  斜めにしたおかげで、天井と擦れることはなくなったようだ。

>>398(宇喜多)
君も支度を慌てて整える。

  スマホをショルダーバッグにしまい、『金串』もしまった。
  『左袖ポケット』に『フラッシュバン』をしまうことが出来た。

  更に右手を『コート裏』にしまおうとした……その時。

>>ALL

          《ルジィ  ググググッ グッ!》

   「よーく見ろ、『レッド・ライト』」

           「『的』を外すなよ」

           『 『 ボボ  ヒュッ 』 』


           『 『 バウンッ  バウバウウンッ 』 』

部屋の奥から――天井に向けて何かが飛び出した。

  『何か』が天井に弾かれて……三人に向けて飛んでくるッ!
  あまりに速い(スピード:A相当)! 何が飛んできたのかも把握が――

                 『 『ヒュ  ボボッ 』 』

  出来ない! 二つ来ているのだけが判るッ!

400宇喜多久秀『ワイルド・ブリット』:2015/03/26(木) 19:33:21
>>399
質問したい。

・『何か』が天井に弾かれた音は金属製?ゴム製?これは即時で判断できると思う。
・軌道としては、輿水の『バロン』が持つ扉を飛び越してきているという認識で良い?

401『牝獅子の眼は赤い』:2015/03/26(木) 20:17:20
>>400(宇喜多・回答)
>・『何か』が天井に弾かれた音は金属製?ゴム製?これは即時で判断できると思う。
金属製ではない。『ゴム』のようだ。

>・軌道としては、輿水の『バロン』が持つ扉を飛び越してきているという認識で良い?
飛び越してはいない。
手前に居る二人(宇喜多・平石)へとぶつかりつつある。

402輿水侑李『ル・バロン・ルージュ』:2015/03/26(木) 23:33:51
>>399
「『バロン』」 「――防げ」

『ル・バロン・ルージュ』を操作。
二人の脇に入り、腕を構えることで相手の攻撃を防ぐ。
扉を構える動きは重力に邪魔されない為遅くはならない。
尚且つ、扉を構える際には斜めに空気を切ることを意識し、
なるべく空気抵抗による動作遅延を起こさないようにする。

それさえ注意しておけば、『天井』というワンクッションを挟むことで
威力が分散し、速度もいくらか低下しているであろう『何か』が
こちらに向かってくるまでに、防御を完遂することもできる。
『バロン』にはそれが可能な速さがある。

一応、そんなに精密さを気にする必要のある動作ではないので、
追撃にも気を配っておく。注意さえしていれば、
『バロン』ならば連撃にだって対応できるはずだ。

403平石源太『ヴァーミスラックス』:2015/03/30(月) 22:36:19
>>399

  ジャ  キン!

「それって」

ひょっとして、それってッ

「燃えてきたぞ。俄然燃えてきた」
「『つまりこうだろ?』『言葉は違えど』」「『捕まえてごらんなさい』ってヤツだッ!!」

何がどうあれ、『跳弾』は迎撃する!
先程の『防御』で、構えは『屋根(つまり上段)の構え』に移行。
迎撃として繰り出すのは即ち、『戦闘法』における『憤激』。真っ向から唐竹割りに切り下げる、シンプルにして強力の斬撃!
だがもちろん『ヴァーミスラックス』において、ただ強力なだけの斬撃は有り得ない。ここから『ヴァーミスラックス式』だ。

 ギ   ン   !

切り下げは、『蛇腹剣』を展開して行う! 二倍の間合いと、伸張自在の斬撃軌道は『飛来する何か』を捉え、切断するのには充分だろう――!(破ス精ACA

「そして何となく理解したぞ」
「君の『レッド・ライト』!」

404宇喜多久秀『ワイルド・ブリット』:2015/03/30(月) 22:43:42
>>401
回答感謝。

>>399
「――『ゴム弾』ッ」

一歩後退し、二人に対処を任せる。
自分は左袖のポケットに手を入れ、居合の用意。

室内の桜城に聞こえないよう声を抑え、二人に告げる。

「二人とも、これからアイツに目眩ましをかける。
 俺が何か投げたのを見たらすぐに耳を塞いで目を瞑り、口を半開きにしておいてくれ」

まさか反発したりはすまい、と信じる。平石は若干怪しいが、最悪輿水ちゃんだけでも聞いてくれればいい。

しかし、この後にタイミングがあればいいんだが……。

405『牝獅子の眼は赤い』:2015/04/05(日) 01:07:19
>>402(輿水)
君は咄嗟に扉を構えて、二人の間に入り込んだ。
扉を構えて、咄嗟に障壁にせんとする。

    『 ドギュ  ン ッ ! 』

             『 ドボ ォ ン 』

  ――――間に合ったのは『一発のみ』だ。
  『風船』の影響で重量は覚えずとも、その『サイズ』が大きすぎる。
  掴むのに適した箇所もなく、即座に動かすには支障がある。

  しかし、投げ当てられたそれは、あまり重量を覚えない。
  何が飛んできたかは、扉を盾にしたせいで見えない。

もう一発のほうは――

>>403(平石)
君は防御の構えから、そのまま攻撃の動作に移行した。
伸長した『蛇腹刀』が、高精度で振るわれるッ!


             『 ス  カァ ン 』

  断ち切った! 切った感触は柔らかく――何が飛んできたかを見た。
  今は両断されているが、『ボール』。ゴムの塊の『スーパーボール』だ。
  両断されて、勢いのままに君の両脇に落ちて、再度跳ねている。

もう一発は『輿水』が凌いでみせた。相手の攻撃を防ぎ切ったようだ。

>>404(宇喜多)
『輿水』と『平石』に『目眩し』について告げる。

  何とか相手の攻撃は凌げた。
  飛んできたのが『スーパーボール』なのも判る。
  『居合』の備えも出来た。準備は万全だ。

>>ALL

             「『能力が解った』?」

        「本当に理解できたとでもいうつもりか――」

              《ルジジ  グナァーン》


            「まだか? まだなら、それもいい」

           「こっちから仕掛けてやるだけだッ!」


           『ガシャンッ  ガシャ ガシャガシャ ガシャッ!』

再び物音が響いた――

406輿水侑李『ル・バロン・ルージュ』:2015/04/05(日) 01:19:43
>>405
扉は設置された『風船』のゴム紐を手で巻き取ることで固定しているのだが、
それでも取り回しづらい、ということだろうか?

407『牝獅子の眼は赤い』:2015/04/05(日) 02:05:12
>>406(輿水・回答)
>扉は設置された『風船』のゴム紐を手で巻き取ることで固定しているのだが、
>それでも取り回しづらい、ということだろうか?
咄嗟に動かす限りは、その理解でよい。
片手での保持ではサイズが大きい為、バランスが悪い。
それに今回は二人の間に割り込んでいる。
狭い廊下で割り込む形では、取り回しに支障が生じる。

408輿水侑李『ル・バロン・ルージュ』:2015/08/27(木) 01:22:02
>>407
回答感謝。

>>405
       「…………」

『一発』は凌げた。
だが凌げたのは『一発』だけ。
自衛するだけなら盾の大きさを考えれば十分なスピードと言えるかもしれない。
だが……『ほかを守る』にはスピード不足ということらしい。
つまり、自分のことで手いっぱい――攻めあぐねている状況だ。

  「………………」

しかし――――この苦境に至って、彼女の表情は一ミリも動かない。
命のやりとりをしている真っ最中なのに、余裕とも取れる『無表情』。
肝が据わっているのか、そもそも動かす『感情』が存在しないのか……
そんな底知れなさすら感じる横顔だった。

     「能力が?」    「……それは本当か」

宇喜多の『目晦まし予告』に対する反応もそこそこに、平石の言葉を聞く。
チームワークに関する信頼感は乏しいが、
ワンマンプレーならではの『勘の鋭さ』のようなものは期待できる。
それに、平石自身以前に彼女の能力を見ていたという過去もある。
……その手腕は、信頼はできる。
どのみち手詰まりなのだ、何か考えがあるならそれに従うべきだ。

この間も、警戒は怠らない。相手は百戦錬磨のスタンド使いだ。
『希望が見えた』瞬間こそ一番危険だと、輿水は承知している。否――

     (あっ、あっ、あっ……あぶな、あ、ぶ、なっっっ!!!!
      何アレゴムボールがスッゴイ飛んできたんだけど殺人マシーンか何か!?
      やだやだやだもうこれからゴムボール見るたびにアレ思い出しちゃううううう!!)

――ビビり倒している。
余裕めいた無表情は、単に表情筋が働いていないだけ。
内面ではしっかりリアクションしている……当人以外には及びもつかないが。

409宇喜多久秀『ワイルド・ブリット』:2015/08/31(月) 00:27:27
>>405

「『理解した』?ホントなのか平石さんッ!
 なら、アンタに目眩ましを投げるタイミングを任せる!はっきり言っちゃなんだが、俺みたいな元リーマンじゃサッパリわからん!」

   「(だが……平石を信じていいのか俺。ヤバそうだぞ……)」

ポケットに突っ込んでる手で『フラッシュバン』の操作をし、安全弁を解除しておく。
『ワイルド・ブリット』の中なら、物品の状態は一切変化しない。これを利用する。
居合が一動作だけで済むようになるはずだ。

「指を差したところに投げる!頼むぞオイ!」

『フラッシュバン』は切り札だ。慎重に扱わなきゃいけないし、下手に投げれば味方にも迷惑がかかるだろう。
だったら、理解しかけてると言う平石に託すのが良しだ。

410平石源太『ヴァーミスラックス』:2015/08/31(月) 23:19:08
>>405
「単純なところだけどね。なあに、好きな人のことはなんでも知っておきたいもんだよ。男ってのは」

   ジャ  キン!

『蛇腹剣』を『直剣』に戻す。変化は一瞬。
推理を組み立ててみよう。
繰り返しになるが『あの夜』のこと。銃弾を弾いた日のことだ。あのとき『レッド・ライト』を『見ることは出来なかった』。
だから例えば『迫り来る銃弾』を『レッド・ライト』が対処していても、それはそうとはわからない。ただ『跳ね返った』ように見えた。
次は直近の例から考えてみる。『スーパーボール』。引き出しを探す音(?)は、これを探していたのかもしれない。天井を跳ね返ってきた。
なぜスーパーボールなのか?それは分からない。たまたまあったからか。必要ってことも無いように思える。

>   「よーく見ろ、『レッド・ライト』」

>           「『的』を外すなよ」

『視界』に頼っている。


>                       『 ド  ズンッ! 』

>秋山瑛士『一般人』 ⇒ 『死亡』『再起不能』

視界に頼っていないように見えるが、『この家は彼女のものだ』。
姿を見せないのは例えば『監視カメラのモニター』から離れたくないからか? 少なくとも何らかの手段で視覚を得ているのは確かのハズだ。

紅茶の香り。濡らすことに意味があるだろうか? たとえば濡れたドアノブなんかの反射が見えるほど目がいいのか?

目はいいだろう。ビルの上の狙撃者に気付ける。何にせよ『見て狙える』ことに優位性を持っている。


乱戦は避けた。
          殴るとか蹴るとかはしていない。
  投げナイフ
  スーパーボール
  銃弾

『強力』かつ『超高速』、そして『超精密』。たとえば『ヴァーミスラックス』の『蛇剣』を見て、万が一にも手をケガしたくなかったのか? あるいは指先を。

「おれも単なる元リーマンなんだけど、『ヴァーミスラックス』を毎晩見ながら考えてた」

「『スタンド』は基本的に、『必要だからその形をしている』し、だから『それしか出来ない』。ハ虫類だとか両生類だとか虫だとかの、ムカつくほどの万能っぷりが羨ましいよ」
「『ヴァーミスラックス』は叩ッ斬るしかできない。他のなにがどう見えたって、それは絶対無敵の一太刀のための副産物で不純物だ」
「『レッド・ライト』も―――」
「他のなにがなんだろうが、『その能力』のために『そう』なってるハズなんだ」

「だから『閃光弾』は待ってくれよ。『投げる』のはまだ最悪に見えすぎていると思うんだ」「『レッド・ライト』は―――」

   『角度』を自由にあやつる能力

「だと、思う」
「『弾丸の進入角度』。180度反転させて正確に撃ち返した」
「『ナイフの飛投角度』。カメラの映像でもあれば、算出することは可能だ」
「『スーパーボールの反射角度』。ごらんの通りの精密狙撃」
「触ったものなんだろうが、つまり自由自在なんじゃないか。ただ」

『蛇剣の刃毀れ』のような、何らかの制限があるとすれば、それは『格闘戦』を行わないが故の推論。

「浮いているものにしか、使えない」

これは全く皮算用。だがそうすると、『剣を振り回す敵、その剣の角度をいじくらない』理由がわからなくなる。

で、ならば次に来るのは何か? 音。ガシャガシャした音。硬質の音。ナイフか? 攻めてくるような口調と言葉だ。
また『レッド・ライト』が良い間合いに近付いて、投げナイフ。音。たくさん?
この場に盾は無い。二人は防げるだろうか?何とでもしそうではある。が、やはり『剣士』は前衛たるべきだ。
『ヴァーミスラックス』は最初に教えてくれていた。
ここに盾は無い。


>       『ガギッ!
>           ギギィイン!』

>  一つは『大剣の剣士』――大きな剣を携え、それを時折盾にして身を守っている。


鋼鉄の大剣は、こう使う。
右足を前に半身の姿勢、剣を真っ直ぐ縦に立て、刃は横向きに、剣の鎬を盾に見立てる。

「ちょっと待ってよ真魚子さん」「男にも色々、準備が要るのさ。君はそこで、どっしり構えていてくれよ」

摺り足で入室。一歩進む毎に『桜城』のいるだろう方向に少しずつ、正面を向く角度を変えつつ。
平石源太には『ヴァーミスラックス』のことしか分からない。本当のところは分からない。
だから『閃光弾』は『まだ』、それ以上のことは言えない。彼と彼女は、でもきっと何かを考えつく。『恋は盲目』、二人は全然盲目じゃあない。
もっとも、そうでもなけりゃあ桜城真魚子みたいな子に告白はできないけどな。

411『牝獅子の眼は赤い』:2015/09/02(水) 01:41:23
>>408(輿水)
君は動かずに、警戒の構えを解かない。


         『ォ  オォ  ン』

  『扉の盾』を構えた状態も変わらず、体勢は一切変えなかった。
  跳ね上がったスーパーボールが、そのまま天井に向かっていくのが見える。

『宇喜多』はポケットに手を突っ込んだ状態を保っている。
『平石』は能力を看破したと言っているが――

>>409(宇喜多)
君は『フラッシュバン』の安全ピンを引き抜いた。

      『キチ ン』

  これで投げればおよそ1秒ほどで炸裂!
  周囲に大音響と眩い閃光を散らすはずだ。

『輿水』は動かず周囲を経過している。
『平石』は自説を並べていたが――

>>410(平石、および宇喜多、輿水)
君は『蛇腹』の状態から『剣』へと状態を戻した。

  能力を推測する――――確かに『弾丸』は『巻き戻っていた』。
  『スーパーボール』を投擲したのも、『超精密な速度と精度』だった。


君は二人を横目に見つつ、最前の位置へとまずは移動した。

  『剣』も盾としての構え、一応の防御は完了した形だ。
  未だ『刃の強度』は回復していないが、あと数秒で完全に硬化する。

擂り足で部屋の中に踏み入ろうとした瞬間――――

412『牝獅子の眼は赤い』:2015/09/02(水) 01:41:47
>>ALL

        「…………待つのは退屈だからな」

     「存分に拝ませてもらうぞッ! 貴様らの驚く顔をなッ!」


               『ギ  ウ ン』



『桜城』はいまだ見えていない。声の位置も変わっていないようだ。
『レッド・ライト』の姿も見えてない。だが、その『現象は起きた』。

      『『ボムウッ』』

                  『 ォ  オォオ ン ッ』




            『ドグシャアアアッ!』


>輿水
君は周囲を警戒していたから、ハッキリと観た――

  天井へと目掛けて飛んでいく『スーパーボール』。
  それが不意にほんの数瞬、静止したかと思うと――――




                  『 ォ  オォオ ン ッ』


            『ドグシャアアアッ!』



  『捉えるのすら難しい速度』『建築解体の鉄球を思わせる衝撃』。
  盾にした扉に生じた……! 直撃ではない、衝撃は軽減されたが、一撃が重すぎるッ!(破スAA相当)
  『スーパーボール』が天井に触れることなく跳ね返り、扉にぶつかってきたのだ!


             『 ドガ  ガン 』
                             『バドオッ』

君は仰向けにひっくり返り、周囲が暗くなるのを覚えた。

  巻きつけた『風船のライン』が、扉の保持を何とか維持させた。
  しかし、扉の下にひっくり返っているようだ。扉は『羽毛』のように軽い。
  先程の一撃の重さが類推できる。一撃で限界まで軽くなったようだ。

                  『ズ キン』

    背中、そして後頭部が痛む。倒れたおかげで打ちつけたようだ。

>宇喜多
君は再後衛に位置する形になるが、『輿水』に起きた現象は目撃した。
それともう一つ、『奇妙な現象』を目にしている。それは――

      『『ボムウッ』』


  超高速かつ凄まじい勢いで、『平石』の両断した『スーパーボール』が『復元した』。
  正確には、二つに割れた『スーパーボール』が、切断面を合わせて元の形に戻った。

               『 ルオオオオ  ン』

  『二つのスーパーボール』が『書斎』の天井へとぶつかろうとする。
  しかし、次の瞬間には――


                          『 『バムンッ!』 』

                         『バツ ン!』      『バムッ バムッ バムッ』


  先程切断されたボールが天井にぶつかった途端、割れてしまったようだ。
  元の通りに両断されて、『輿水』に直撃したボールだけが中に戻っている。

>平石
最前に位置を変えた君は、『スーパーボール』が巻き戻るのを見た。


                          『 『バムンッ!』 』

                         『バツ ン!』      『バムッ バムッ バムッ』

  君が切断したボールは何故か元に戻り……天井にぶつかった途端に割れた。
  元の通りに二つ割れたらしく、もう一個のボールだけが部屋の中に戻っていく。


             「…………あったぞ」
              クズ
          「屑を観ると眼の根が腐る。これで耐えきれそうだ」

                     《ルジルジ〜  グルルゥナ〜 ルジグナ》

        「よくやったぞ、『レッド・ライト』。
         憂さ晴らしは楽しかったか? しかし見るに堪えない連中だな――――」


         『カツン  カツン  カツン』

>>ALL
書斎内から『靴音』が鳴り響くのを君たちは聞いた。

413平石源太『ヴァーミスラックス』:2015/09/02(水) 19:25:34
>>411-412
『角度』では無かったようだ。ごめんね皆。

「――が、切り口というかニュアンス的にはしっくりきてるんだがなあ」

新たに発生した不自然な事実。つまりそれが『スタンド能力』。その一端に他ならない。
驚きはするが、そこで驚いて動けなくなってるようじゃあ営業職はつとまらない。どんな客でもいるもんだ。問題は対応さ。
『切ったものが元にもどる』。『跳ね返ってきたところにもどる』。『もどる』?

「巻き戻し」

桜城真魚子の城塞をまもるのは、『あらかじめ投げておいたもの』か?
ガシャガシャうるさいのは、『今、敵のいる場所』に投げつけておいたものを探す音か?
あらかじめ投げたものを『巻き戻す』のなら、なるほど精密狙撃はお手の物だろう。

「いや」
>   「よーく見ろ、『レッド・ライト』」

>           「『的』を外すなよ」
「違うか」

『レッド・ライト』が狙いをつけていたのは今、ついさっきだ。
『的』。侵入者のことだろうが・・・あるいは『あらかじめ設置した的に向かう』? そういう『的』の能力。
インターホンを鳴らして暫くの間に準備をした・・・
いや、違う。銃弾の一件、準備する余地はないし、だいたいそれなら『常に自分が用意した戦場』でなければならず、それでは『常勝無敗』はムチャだろう。
少なくとも単純に『巻き戻す』とかでは無い。『的』。

・・・

「『驚く顔を見る』と言ったり、『眼の根が腐るが耐えきれる』と言ったり、なんだか言ってることに一貫性が無い気がするよ」
「サングラスでも探してたのかな? おっと、『見るに耐えない』もいただき」
「大丈夫? ストレスとかで参っちゃってるんじゃないか? 前の職場で君みたいなのがいたよ。病院行ったきり会ってないんだけど」 「ところで、教えてくれよ真魚子ちゃん」

「最強で超イケてる私が格下のゴミのシロートに舐めプした結果→ナイフとボール投げてゴミのシロート四人中一人しか殺せなかった」――「ときの気分とか」
「やっぱり『スタンド』のせいにして自分のマズさを隠したりとか、憂さ晴らしとか言っちゃって本気じゃないアピールとか、そーいうのしたくなるの?」「超カッコいい」

構えと姿勢は変えず、明快かつ純粋な挑発。
『最強の自負』と『無敵の誇り』、そして彼女は『格上』だ。能力も強力。『瞬殺』は(実際、一人はそうした)可能だった筈だ。そうはなっていない。
『自分がデキると思っている上司の機嫌を損ねる方法』――『アンタ自分が思ってるほどじゃねーよ って言う』。どんなに些細でも彼女はミスって三人生かしているわけだ。
実際どういうつもりなのかはわからないし、言わなくても次は『本気の攻撃』だったのかも知れない。『本気』を誘うのが第一だが最初から本気なら、怒りはチョンボのタネだ。
どの道『本気』がこないことにはもはや理解する材料が分からないし、覚悟を決めて立ち向かうしかないだけだ。硬度も戻るわけだし。(まさか靴音がしてる間に完了しないってこともないだろう)

414輿水侑李『ル・バロン・ルージュ』:2015/09/02(水) 20:26:00
>>412
質問。

・『スーパーボール』の速度は、『静止』する前と後で変化はあった?
・『スーパーボール』の跳ねた角度はパッと見て『天井にぶつかって跳ねた時』と同じだった?

415『牝獅子の眼は赤い』:2015/09/02(水) 23:47:50
>>414(輿水・回答)
>・『スーパーボール』の速度は、『静止』する前と後で変化はあった?
まず、君の持つ扉にぶつけられた時点から跳ねて、天井へと打ちあがった。
このタイミングでは若干速度が衰えたが……ごく一瞬の静止後、
超高速(ス:A)になり、君の扉へと再度ぶつかった。

>・『スーパーボール』の跳ねた角度はパッと見て『天井にぶつかって跳ねた時』と同じだった?
質問の指す範囲が正確ではないが、君の持つ扉へ当たる前に
天井へとぶつかり、扉へとぶつかってから、再度天井目掛けて
跳ねたタイミングで静止。それから、君の扉に再度ぶつかっている。
角度に関しては見る限りは同じ。

416宇喜多久秀『ワイルド・ブリット』:2015/09/03(木) 00:14:57
>>412
質問。

>元の通りに両断されて、『輿水』に直撃したボールだけが中に戻っている。
ここの『中に戻っている』というのはミス?直撃したボールがどうなってるのか教えてほしい。

417『牝獅子の眼は赤い』:2015/09/03(木) 00:19:13
>>416(宇喜多・回答)
中に戻っているは、『書斎の中に戻っている』、という意味。
両断されたボールは天井にぶつかった途端に元のように割れてしまった。
現在は中に戻っていったように見える。跳ねる音も聞こえない。

418輿水侑李『ル・バロン・ルージュ』:2015/09/03(木) 00:24:45
>>415
理解。
『扉へは一度もぶつかっておらず、天井にぶつかり
跳ねる直前に静止し勝手に跳ねた』と誤解していた。

>>412>平石
「ぐッ……!」

咄嗟に倒れ込んでしまった――起き上がるのには隙が生まれてしまう。
が、『バロン』は違う。本体が凡速であろうとスタンドは神速だ。
本体は首だけ動かして視界を確保しつつ、『バロン』を操作して起き上がらせる。

          「『バロン』…………!」

『警戒していろ』、というところまでは言わず、
素早く警戒姿勢を取らせる。それから、本体も可及的速やかに起き上がる。

      「……今の一瞬」

 「……ボールが『静止』……した」
                      「その後、高速で『巻き戻った』

平石の言葉にかぶせるようにして声をかける。
平石の推理はハズレだったが、『投擲物に何らかの干渉を仕掛ける』――
という推理に関しては『正解』だったように思える。
ただ、『角度を変える』のではなく…………この感じは。

      「………………」

『時を巻き戻す』。
そうとしか思えない……『巻き戻した』から銃弾であろうと狙撃手のもとに
送り返すことが出来たし、跳ね飛ばした『スーパーボール』も
『巻き戻ってもう一度突撃してきた』。
『時』という強大な力を操っているのであれば、速度やパワーが上昇しているのも何となく納得できる気がする。
巻き戻る力は時間という『何物にも抗えないパワー』のものというわけだ。

   「射線に気を付けろ」

いつまで能力対象が持続するのか分からないが、うかつにスーパーボールや
その他の投擲物を動かさない方がいいし、それが動いて行った軌跡に重ならない方がいい。
周りに呼びかけつつ、自分も最低限注意は払う。最大警戒は桜城の方だが。

419宇喜多久秀『ワイルド・ブリット』:2015/09/03(木) 02:05:39
>>417
回答感謝。

>>412
「オイオイオイオイ」
            「嘘だろッ!ボールが『復元』されやがったぞッ!」

そして室内に戻っていったッ!

「輿水ッ!立てッ、立て!」

空いている手で輿水の補助を行う。ナイフが刺さっているが、助け起こすのに支障はないだろう。
もう片方の手は、『フラッシュバン』の入っているポケットから手をだす。『居合』は発動しない。

『復元する・させる』ことができ、それを何らかの形で機動などを変えることができる……のか?
いや、単純に『逆再生』……?それだけで常勝無敗と豪語するとも思えない、まだ何か隠されている?

「クソ、俺にとって最悪の相手なんじゃあないか……?」

先のナイフ投擲の際には『銃』を発砲した。その時は『レッド・ライト』がわざわざ叩き落とさなければいけなかったみたいだが……
それを『逆再生』すれば、もう、少なくとも俺はやられているはず。
とすれば、制限もあるというのはわかる……だが、どんな?

「アイツの『レッド・ライト』!隙はあるはずだ!」

『ルガー』の入っているポケットに右手をやり、居合の準備。
顔を出して攻撃のモーションをしてきたところを、後出しジャンケンしてやる……!

420『牝獅子の眼は赤い』:2015/09/05(土) 23:02:29
>>413(平石)
    クズ
「ほう、屑。お前にしては『勘がいい』。『サングラス』で正解だ。
 ここからでは直接は見えんのが救いでな。直視に耐えられるようにした」

「私は病院にはいかん。奴らはクスリばかり出すからな。
 そして、今のは『レッド・ライト』の『憂さ晴らし』に過ぎん――」

>「やっぱり『スタンド』のせいにして自分のマズさを隠したりとか、憂さ晴らしとか言っちゃって本気じゃないアピールとか、そーいうのしたくなるの?」「超カッコいい」

「――――フン。そうだな。キサマのいうことは正しい。
 まだ『殺せていない』。それだけで私の『王たる資格の揺らぎ』となる、それを……認めてやろう」


             ザン  ザザッ


『桜城 真魚子』がスタンドを引き連れて、姿を現した――


                                 クチナワ
「待たせてすまなかったな。詫びてやろう、……『朽縄』」

       「なかなか上等そうな剣だな。バターでも切るのか?」


            ザン ッ

  染めたのであろう緑色の髪が目にも鮮やか。
  痩せ気味の風貌は変わらずだが――口元には『威嚇するような笑み』。
  スタンドに生じた傷が彼女にも反映されて、頬に掠り傷がある。

                       キラ キラキラ

  ヴィクトリア朝の白いレースのワンピースにショートコート。
  室内であるのに頑強な装具のメタリックなブーツを履いている。
  足の甲が金属板で覆われた、スチームパンクを連想させる代物だ。
  同じく金属プレート状のネックレスにイアリング。どれもよく磨かれている。
  そして宣言した通り、彼女の眼は『ミラーシェード』に覆われている。


         チキ  チキチキ

  『蛇剣』の硬度が――元に戻った。全力を出して振える。


>>418(輿水)
君は同じく倒れ込んだ『バロン』を操作。即座に立ちあがらせた。

  君の眼にも『奇妙な装束』の『緑髪の女性』の姿が映る。
  これが標的――相手は未だ書斎の中から出ておらず、本棚を背にして立っている。

                  ザコ
     「おい、そこの雑魚。
      『早く立て』、支度が整わん――」

               グイィ
                      グン

                       ゴミ
             「ほう? 気が利く芥が居る」

君に『宇喜多』が手を貸し、立ち上がることに成功した。

  同時に扉も持ち上がるが、直立した形になりそうだ。
  そのままなら視界が遮られて、『桜城』の姿が見えなくなる。


>>419(宇喜多)
君は『輿水』に手を貸し、立ち上がらせた。
無理を強いた手が痛むが、難なく成功する。


               グイィ
                      グン

                       ゴミ
             「ほう? 気が利く芥が居る」

     「…………と思ったが、なんだその『襤褸』は。
      『王たる私』の前に『賤民風情』が立つには、少しはマシな格好があるだろう」

『緑髪の女』は胸の前で腕を組み、君を見て鼻を鳴らしている。
ミラーシェードに覆われて見えない眼で、きっと君に蔑んだ眼差しを送っている。
君はポケットに手をやり、硬い銃把をしっかりと握りしめた。『居合』。いつでも可能だ。

421『牝獅子の眼は赤い』:2015/09/05(土) 23:02:57
>>ALL

『桜城』は君たちを見渡すと、スタンドに手真似で動きを示し、そして……


               クル ゥ ー リ


  『君たちに背を向けた』。『スタンドも』、だ。
  いくら素人とはいえ、三対一のこの状況で……無防備な背中を見せた。
  それから自分の耳に並ぶ位置に『金色の硬貨』を掲げみせる。



             ド           ド
                                  ドド   ド


「王たる資格が揺らぐなら、それを取り戻すまでだ」
              うしろ
「『遊んでやる』。『背 後から来い』」


       ド
                         ド
                                 ドド



「少しはフェアにしたいというなら、コイツを投げてやる。
 落ちる音を合図にこっちからも反撃してやろう」

         ドドド
                        ドドド ドド


「打ってこい。下っ端のカス能力と王のスタンドの差を教えてやる」


                   《ルジー  ジジッ ジジッ ジッ》


君たちと『桜城』までの距離はそれぞれ――――

  『平石』――3メートル弱。書斎の中に足を一歩踏み入れている。
  『輿水』――4メートル。扉を携えている為、そのままでは部屋に入るのは難しそうだ。
  『宇喜多』――4メートル。『輿水』とほぼ並ぶ形。若干後ろになる。

入口は一人ずつ入るのがやっと。同時に踏み入ろうとすると互いに邪魔になる可能性がある。

422輿水侑李『ル・バロン・ルージュ』:2015/09/06(日) 22:11:11
>>419-420
質問

扉は『今のままだと入るのは難しい』だけであって、
入り口に引っかからないよう長辺を地面に平行にするなどすれば入れられる?


「…………」

助け起こしてくれた宇喜多に目礼。
背を向ける――というこちらをナメているにもほどがある行動にも、
輿水の無表情は崩れなかった。むしろ、冷静にその様子を観察している。

      (……何で後ろ向いたんだろう? 後ろに目でもついてるのかな?
       …………いやまあ、警戒して攻撃してこないって高をくくってるんだろうけど……)

                        (…………その通り過ぎて返す言葉もない……)

というよりはそもそもプライドがないので桜城の『発破』ともとれる
挑発がまったく心に響いていないだけなのだが、外面から見れば同じだ。

(あ、それよりも下手に攻撃して反撃されないようにしなくちゃ……)

            「…………」

後に続きたい――が、扉が邪魔だ。
平石に続いて突撃するのは、あまり常識的とはいえない。

     「…………」

とはいえ、動かないわけにはいかないだろう。
平石が書斎に入るなら、その分踏み込み、平石の行動の邪魔にならない程度に距離を詰める。

              ・・・ ヒュルン

そうしながら、一旦腕に巻いた『ライン』をほどき、その長さを二メートルに調整。
その際『ライン』の根元を持つことで外側からは分からないようにしておく。

423平石源太『ヴァーミスラックス』:2015/09/07(月) 01:31:23
>>420-421

「♪」

口笛。思わず口笛。
彼女は『王』である。強大な『王』。圧倒的武力を持ち遍く征服する『王』。――なのだろう。多分。
開陳された能力の一部はそれを保証する。

「屑とザコとボロ切れに、ずいぶんと寛容だ」

自分。輿水。宇喜田。『ちらり』と順に見て言う。

自ら称する『王たる能力』。それほどの自信、自尊心。古来、王はそれがために毒を呷る。


>「少しはフェアにしたいというなら、コイツを投げてやる。
「ああ、少しでもフェアにしたい」 「コインね」

> 落ちる音を合図にこっちからも反撃してやろう」
「『落ちる音』。『それから』反撃ね」


>         ドドド
>                        ドドド ドド


>「打ってこい。下っ端のカス能力と王のスタンドの差を教えてやる」


    「いいぜ。コイン、弾いてくれよ、真魚子ちゃん」

『コインが弾かれた時点』で行動開始だ。

「さて、どっかで見てるか? 聞いているか? 『マイ・デーモン・ラヴァー』。彼女の言葉を一字一句も忘れるな」
「勿論『王』たる彼女にそんな心配はまったく不要だが、彼女が格下のオレらに提案してくれたことを彼女自身で破るわけなど完璧に無いが」
「『後出し』だとか『言い直し』だとか」「そういう言い訳だとか」
「自らそんな王の威厳を損なうことなど『空前絶後に有り得ない』が」「忘れるな」「そして伝えろ、王の姿を」

『桜城真魚子はコインを弾く(『レッド・ライト』ではない)』。
『コインが落ちる音を合図に反撃が開始される』。
『それ以外で反撃(スタンド能力を使ったり攻撃したり、つまりはこっちの行動を妨害すること)はしない』。
どっからどう聞いてもそういう意味にしか取れない。
もちろんそれで『どうとでもなる』のには間違いないだろう。『レッド・ライト』は強力だ。
ただ問題はーーより成功率が高くて安全でより確実な勝利の仕方を

『彼女から提示してくれた』ということ―――その傲慢ゆえに。

「君の決めたことだからな。王がまさか言葉を違えることはしない。その瞬間に君は王たる資格も威厳も何も失う」
「ド賎民みたいに『アレはァー言葉のアヤでェ〜無かったことにしますゥゥ〜』とか」
「不逞政治屋みたいに『記憶にゴザイマセン』とか」
「そーいうのは『王』の振る舞いじゃあない」

「だよね、真魚子ちゃん」

そしてオレらは王の命を狙う暗殺者なわけだから、
向こうから言ってくれた条件で戦うなんてのもほんとはハンデだ。何の躊躇も良心の呵責も必要がない。
もちろん、そんなことは言うまでもなく、輿水も宇喜田も重々承知してくれているに違いない。

「だろう? 二人とも」「前は任せな。背中は任す」「だからさ」「いくぜ」

 ヂン!

「『ヴァーミスラックス』」

    ギャ  ラ   ラ ラ ララララッ!!!

切断能力は最大限度だ。たった今復活したばかりの刀身。伸ばせば届く。あと一歩の踏み込みをもって、射程距離は解決する。(3m以内だ)
熱に浮かされるまま、『コインが落ちるまでは反撃しない』と宣言した不遜の王のその背―――
『ではない』。狙いは『コイン』!
『コインが弾かれた時点』で行動開始だ。繰り返して言うが。
『弾かれたコイン』。これを、伸ばした蛇刀の腹で チン! と『弾い』て・・・
後ろの二人に、輿石に、『バロン』に、『渡す』!(『精密動作性:A』)

424宇喜多久秀『ワイルド・ブリット』:2015/09/07(月) 01:55:46
>>420-423
せっかく自分でカッコいい感じのセリフ(隙はあるはずだ!)言ったのに、

「……」

うわぁ、すっげー煽り合い。ここゲーセン?
クズ、ザコ、ゴミって中学生かこいつは……と思うものの、どうも悪口ってのは言われたくない言葉を言っちゃうものらしいし。
なんというか、……たぶんこいつも、良くない環境のせいでネジ曲がっちゃったタイプだろうなぁ。
一瞬だけ他人の子どもの反抗期に直面した大人の心境に陥ってしまった。……あ、正解じゃん。俺もう大人だった。

などと、考えていたら。


>「ああ、少しでもフェアにしたい」 「コインね」
>「『落ちる音』。『それから』反撃ね」

>    「いいぜ。コイン、弾いてくれよ、真魚子ちゃん」

「……!」

察した。
こいつはそういう奴だ。さっきから見てて思ったが、片思い中の相手を逃がそうとはせず殺しにかかる『アレ』な奴。
周囲の物をしっかり活用できる。ヤクザ金融で連帯保証人のハンコ押させるような奴。
『言質取っちまえばこっちのもんよ』、って奴だ。

そうすると俺がやるべきことは、『輿水への指示』。
輿水はクールに仏頂面で何考えてるかはわからない。しかしその目と声には『知性』がある。インテリクールって奴だ。
だがそういう奴は、『平石』みたいなヤクザ思考の野郎の考えは読み取れない。できるかもだけど、でも。
確実性を増すために、察せた俺が『指示』する。距離も近いしな。


「輿水ッ!俺の『風船』を解除!『バロン』を前に出せッ!」

平石の吶喊を見つめつつ、輿水へ『指示』。
同時に、右手は『居合』の構えを崩さず、『左腕』に刺さったナイフを口元へ持って行き、歯で無理やり引き抜く。
引き抜いた後は左手でナイフを保持。

出血するだろうし痛いだろうし、泣いちゃうと思う。でも刺さったままでも痛いんだ。
だが相手のスタンドがスタンドだ。想像し得ないことをしてこられたら困る。『ポルターガイスト』とか……。
だから、手に持っておくことにしたわけだ。

425輿水侑李『ル・バロン・ルージュ』:2015/09/07(月) 02:37:47
>>423-424
まず最初に――――輿水はこれ以上ない程に『警戒』していた。
相手は自らの『バロン』と同じく『神速』。
既に仲間は一人死んでいて、少しの油断がそれに繋がるとなれば
小心者の輿水がこれ以上ない程に『警戒』しているのも仕方がない。
まして突如平石が飛び出した直後なのだから、『警戒』のボルテージも最高潮だ。

だが、過剰な『警戒』は時として悪手にもなり得る。

「ッ」

     (えっ解除!?)

              フッ   フッ
                フッ
           フッ       フッ ・・・

たとえば――突然の指示にびびって『風船』を『全解除』してしまう、とか。

   (あ………………)

           「…………」


         (やっっっっちゃったああああああああああああああああ)

 (やばいやばいどうしようどうしよう間違えてみんなの分の
  『風船』も解除しちゃったあっ扉も解除してるから床に落ちちゃう……)

せめて落下中の扉を押す(破スCA)ことでこちらに扉が倒れ込んで来るのは回避しつつ。

           (落ち着け、落ち着きなさい輿水侑李。お、起きちゃったことは仕方がない。
            それより私がすべきことをやらないと皆が死んじゃうかもしれないし……!)

『風船』は全て解除してしまった為、後はない。
そんな中で輿水は(表面上)表情ひとつ変えずに、

           「………………」 「『了解』した」

         ダッ!

決断的に(内面を鑑みるとヤケクソ気味に)平石の突撃に追従。
しかる後に弾かれるであろう『コイン』に触れて『風船』を設置する。
設置時の衝撃で『コイン』は無重力状態においたまま『ライン』を掴んで手元に置く。

こうすれば、『絶対に落ちないコイン』の完成…………というわけだ。

   (……これで、良いんだよね……?)

        (もう、『風船』はない……もしも桜城さんが宣言とか何もかも
         無視して攻撃してきたら、いくら『バロン』でもどうにもできない……)

      (平石さんがやられたら、次は多分私の番だ。
       あーほんと、なんでうっかり全部解除なんてしちゃうかな……)

外面的には指示を受けて迅速に全ての『風船』を解除することで自分を身軽にし、
邪魔な扉を足元に捨てて突入した平石に追従して弾かれた『コイン』に
『風船』を取りつける――――という行動に映るわけだが、内心では至って流されまくりだ。
流されるままにやっている自分の行動が本当に正しい選択なのかすら分かっていない。

それでも。

           (ここまで来ちゃったら、後には退けない……よね)

      「……私達は、一蓮托生だ」

          (スタンドを手に入れたあの日の火事のような遠さじゃない)

       (ここは、『対岸の火事』じゃなくなってる)

     それは、先程再確認した事実でもある。
     だが、その時は『覚悟』が足りていなかった。
     自分から相手の喉元に食らいついていこうという、覚悟が。
     だから、口に出すのはとても勇気がいるけれど……はっきりと、聞こえるように言う。

                 (戦わなきゃ……『焼け死ぬ』のは私達の方なんだから!)

                      「勝たせてもらうぞ…………桜城真魚子」

流されまくりの臆病者なりに…………『覚悟』は、決めた。

426『牝獅子の眼は赤い』:2015/09/12(土) 01:29:09
>>422(輿水・回答)
>扉は『今のままだと入るのは難しい』だけであって、
>入り口に引っかからないよう長辺を地面に平行にするなどすれば入れられる?
不可能。並行にしても書斎の入口の縁に引っ掛かる。

>>422-425(ALL)

   「言ったろう。誇りが揺らぐなら取り戻すまでだ。
    反撃はせん。コインが落ちるまで触れないでやろう」

「ゴタゴタと青臭い息を吐き散らすな『朽縄』。興がのってきたんだから――」


             《ルジジジー》

「『勝手な真似』はするなよ、『レッド・ライト』。
 いつも通り、私が言うまで絶対に動くんじゃない」

                《ルジグナルグー》


            ゴ           ゴゴゴゴ


          「……………………いくぞ」

              ビィ ィ ン


黄金に煌めくコインが『桜城』の指から弾き飛ばされる――――――


>>423(平石)

 ヂン!

「『ヴァーミスラックス』」

    ギャ  ラ   ラ ラ ララララッ!!!

蛇蝎の下の如く伸びる『蛇剣』の切っ先が空間を走り、コインを弾くッ!


                チンッ!

ごく狭い空間でのバレートスにも似た連携が行われ続いて『輿水』へと――

>>424(宇喜多)

      ガブゥ   ズヴォ

君は左腕のナイフを口で無理やり引き抜き、左手で保持。
右手は居合の為に『溜めておき』――『輿水』に『号令』ッ!

「輿水ッ!俺の『風船』を解除!『バロン』を前に出せッ!」



>>422>>425(輿水)

『号令』を聞いた君は即座に動く!


              フッ   フッ
                フッ
           フッ       フッ ・・・


『反射的』『思わぬことながら』――――『すべての風船を解除』。
扉を咄嗟にスタンドに支えさせた後、そのまま床に倒す。

       ガシャン

             ギュォオン!

そしてスタンドのみを突っ込ませ、コイン目掛けて手を伸ばす!

              ドギュ!


『風船を設置』――――――

                          ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


『出来ない』。
君が失念していたことがある。散々試して確認したはずの事柄だ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

>『風船』を設置できる最大サイズ・最小サイズはどの程度か。
最小サイズは硬式野球のボール大。
最大サイズは乗用車一台程度。


【供】『Force of “D”Evil』 〜Tres〜
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1408366443/322 より抜粋

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『コイン一枚』は『小さく』、『薄すぎる』! 能力に対象とならない!
『動揺』が大きく出てしまったか、能力に取れないまま、コインは床を叩く――――!




                   チャリ   リリィーン



         「…………ほ。なるほど、な」

       「『悪くない手』のようだが――『一手ミスったな』」

『桜城』が向かって立つ書棚のガラス戸に、彼女の笑顔が映っているのが見える。
口元が弧を描くよう、死神の鎌の如き笑みを浮かべている――。


                ドドドドドドドドドドドド         ドドドドドド

>>ALL
君たちは……『瞬間』『身動きが出来ない』。『比喩でなく』。『動きが停止した』。


                                   レッド・ライト
                                 「『赤信号』だ」

427『牝獅子の眼は赤い』:2015/09/12(土) 01:34:40
>>426(レス・訂正)
『動けない』のは『輿水』、『平石』のみ。
『宇喜多』のみ、『動けない感覚』を覚えていない。

428平石源太『ヴァーミスラックス』:2015/09/12(土) 01:39:08
>>426
ミスった? 床にコインが落ちる音がしたならこっちの負けだ。死のう。


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