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【個】『パンツをなくした男たち』
1
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2014/01/08(水) 21:48:33
ネオンストリートにある薄汚い雑居ビル、その3階にこの店はある。
一体なんでまたパンツなんかなくしちまったんだ?
パンツが無かったら、一体どこにしまったり、休ませればいいんだ?
…
……
………
…………
安息など無い。
詳細は
>>2
101
:
『性の6時間』
:2015/12/28(月) 03:08:27
【!】注意【!】
これ以降のレスで、明らかに文脈と関連性のない単語が挿入されることがありますが、それは公序良俗に配慮するための『代替単語』です。
悪しからずご了承ください。
102
:
『性の6時間』
:2015/12/28(月) 03:26:05
>>100
丁寧な自己紹介をする溝呂木、ルックスはイケメンだ。
「えー、ちょっと用事ができたので今日のクリスマス配信は終了です。
次回は多分、明日くらいになります、では、さようなら」
『氷室比良』はベッドに寝そべったままノートパソコンを操作していたらしい、電源を切り、ベッドから降りる。
意外と背は高い、自堕落な生活をしているように見えて、全体的にスマートな印象だ。
胸部は大きいと言えるほどではなく、小さくもない、手にしっくりと馴染みそうな大きさと形をしている。
腰はなだらかなカーブを描いてくびれ、続く臀部の魅力をいや増している。
モデル体型といい切れないほどに適度についた脂肪は、むしろ男を誘う要素の一つでしかない。
「はぁ…コーロギさん…………とりあえず、みかんします?」
103
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2015/12/28(月) 03:46:26
>>102
(配信。
……うん、極まってるなぁ)
うん、その……うん!
あえてコメントは避けよう。
ともあれスマイルは崩さずに応対だ。頑張れ僕。平常心平常心。
「キミがみかんしたいのなら喜んで」
「でもいいのかい? まだ昼前だ。今日はまだまだ長いけど……」
なお下の僕はもはや平常心どころではないことは言うまでもない。
104
:
『性の6時間』
:2015/12/28(月) 12:44:11
>>103
ニコォ
溝呂木の返答を聞き。氷室比良は目を細めて微笑む。
『性の6時間』には早いが、据え膳を逃す手もない。
溝呂木は氷室の肩に手をかけ…
prrrr prrrrr
溝呂木のスマートフォンに着信があった。
画面には『山手次郎』と表示されている、仕事の前に連絡先を交換しておくのは至極当然のことだ。
105
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2015/12/28(月) 23:37:31
>>104
>prrrr prrrrr
ピタっ
「…………………………」
狙ったかのようなタイミング……内心舌打ちしつつ、動きが止まる。
なおPLはむしろ胸をなでおろしていることは言うまでもない。
「……ごめんね、山手さんからだ」
プライベートの電話ならともかく……仕事に関する電話である可能性がある以上、無視はできないよね。
仕方ない。比良ちゃんから少し離れて電話に出よう。
「…………はい、もしもし?」
106
:
『性の6時間』
:2015/12/29(火) 01:46:48
>>105
「いきなりサカッてんじゃねえよアホ! この…バカ!
出会って5秒で即合体とかどこのラノベだよ! バカ!
いいか、さっきはサプライズ的な意味で隠しといたけど、比良は1年365日みかんしっぱなしのクソビッチなんだよ!
今ヤッたらそれはクリスマスじゃねえよ! 比良にとってただの日常だ! バカ!
フゥ……すまん言い過ぎた、ともかく、普段しねえようなことをしてやってくれ、俺じゃ新鮮味もないからよ。
あと、言ってなかったがお前らの行動はシアの『スタンド』で把握してる。クリスマスだし絶対にみかんするなとは言わんが、段階を踏め」
「あ、比良もスタンド使いだぞ」
プッ ツーツーツーツー
「随分と怒っていましたね、スマートフォンは音が漏れやすいので、ここまで聞こえました。
誤解しないで頂きたいのですが、私はクソビッチではありませんよ。ただみかんが好きで好きでどうしようもないというだけです。
シアちゃんのスタンドは対象を監視することができるそうです、見られながらになりますが、構わないでしょう。
なんだかんだで、山手さんもシアちゃんと仲良くしてるはずです。ですので、さあ、人助けだと思って」
氷室比良は布団を捲り上げ、溝呂木を誘っている。
107
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2015/12/29(火) 02:11:26
>>106
「いや仕掛け人側にサプライズ用意されても……」
「あっ切れた」
改行と同レベルの扱いで罵倒されたわけだけど、さて。
肩を竦めてスマホをポケットにしまって、向き直り。
「……ま、僕はキミが普段からどのぐらいみかんしてるかってのはどうでもいいんだ、割と」
「キミがチャーミングで魅力的だ、ってことの方がずっと重要だからね」
「見られてるのもそこまで気になることじゃない。本当さ」
スマイルを浮かべながら、近寄って比良ちゃんに覆いかぶさる。
「だからこのままみかんしてもいい――――『けど』」
そのまま恋人がそうするみたいに、耳元まで顔を近づけて囁こう。
「比良ちゃん、『恋人ごっこ』しない?」
「一応、僕は今日は『サンタさん』だからさ」
「どうせなら思い出になるような特別なみかんをさせてあげたいし……僕自身、キミをたっぷり味わいたい」
「ほら、料理は下準備が大切だろ? こういうのは『シチュエーション』が大事だと思うんだよね、僕」
108
:
『性の6時間』
:2015/12/29(火) 03:03:50
>>107
氷室比良は、ほう、とため息をついた。
眉一つ動かさず、喜んでいるのか、悲しんでいるのか、それとも怒っているのか、まったく判別できないが、僅かに頬に朱が差したような気もする。
あくまで気のせいかもしれないのだから、真に受けるなよ。
「よくもまあ、そんな台詞を真顔で言えるものですね」
「言葉のやりとりよりも、肉のやりとりの方が私としても有り難いのですが…山手さんの希望でもありますし、
あなたのその恥ずかしい台詞に私の心のマツタケが半勃起ほどしたのも事実ですし、まぁ付き合って差し上げましょう」
「差し当たり、寸止めをくらったこの肉欲をどうにかしないといけないわけですが、歩くたびに粘着音がするのは困るでしょうし、足元に水溜りを量産するのは、
私としても本望ではありません。いや、プレイとしてはアリですが」
氷室比良はぶつぶつと呟き…どこからか、『注射器』を取り出した。一目でわかる奇抜なデザイン…『スタンド』だ。
「『ウルトラ・ハイパー・グレート・ファッキングマシーン』といいます、略称は『U・H・G・F』私がつけた名前です」
ドズゥッ ズジュルルルルルルルルルルル
迷いなく自身の首筋に突き立て、シリンダーを引く、注射器の中にはピンク色の液体で満たされていく…。
「うっ…ふぅ、じゃあ、着替えますので待っていてください、少し時間がかかるので、家の中のものは自由にして構いませんよ」
109
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2015/12/29(火) 10:59:44
>>108
「ははは、悪いね」
「好きなんだよ。キザなセリフも、まだるっこしいのも。雰囲気出るだろ?」
(うわっ、すごいな今の。
もちろんそれだけじゃないんだろーけど、『そーいうの』を抽出して保管できるのか)
というか名前もすごい。
聞いてるこっちの頭が悪くなってきそうだ……とか、そんな感情はもちろん表情に出さないけどさ。
そもそも心のマツタケってなんだろう。いや。気にするまい。スマイル、スマイル。
「ああ、ごゆっくりどうぞ、シンデレラ」
で、家の中のものは自由にしていいと言われたわけだけど。
……ふむ。ひとまず周囲を見回そう。何がある? ……ゴミだらけだったりするのかな、やっぱ。
110
:
『性の6時間』
:2015/12/30(水) 04:34:00
>>109
シャアアア…
シャワーの音が聞こえてくる…。
溝呂木は室内を見回す。予想通りに部屋は汚い、玄関で嗅いだ生ゴミの臭いに鼻が慣れると、今度は違う異臭が鼻を突く…雌の匂いだ。
雑然と散らかった床を見ると、電池で動きそうな卵型の器具と、電池で動きそうな妙に柔らかい棒、ピンク色の液体が詰まったプラスチック製の試験管が大量に見つかった。。
本棚には夥しい量の成年向け雑誌が並んでいる。映像作品も盛りだくさんだ、ひとつくらい持っていっても分からなさそうだ。
立派なクローゼットがある、衣装を沢山しまっておけそうだ。
ベッド周りはきれいに整頓されている。先程まで配信を行っていたノートパソコン、ヘッドセットマイク、棒状のなにか。
ところで…女の部屋でいやらしい道具を物色するのは『自尊心』的にはどうなんだ?
111
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2015/12/30(水) 23:20:04
>>110
なるほど。『一人暮らしの女性の部屋〜ビッチ風味を添えて〜』って感じだね。
で、『自尊心』的にこういうのがどうかって?
問題ない。
何故なら『家の中のものは自由にしていい』と家主の許可が出ているから。
つまり『協定に反しない行動』であるし……
「……じゃ、『恋人ごっこ』を始めようか」
「―――――まずは、『大掃除』かな」
――――それは、『立派な行い』であるはずだからだ。
もちろん、無暗に物を捨てたりはしないよ。
でもまぁ、まずは『明らかなゴミを纏める(使い捨ての『玩具』も含む)』、『それ以外の物をジャンル毎に纏める』だね。
サクッと済ませて、台所の掃除も進めたいところだ。
あ、『試験管』も……一応服の袖とか使って直接は触らないよう注意しつつ、一か所にまとめておくよ。
112
:
『性の6時間』
:2016/01/04(月) 03:47:19
>>111
溝呂木は大掃除を始める…といっても、シャワーを終える数分間だけだ、大まかにゴミをまとめ、玩具(笑)を種類別にまとめるくらいしかできない。
「……なにをしているんですか?」
丁度コケシ状の器具をサイズ別に並べているところで背後から声がかけられた。
「使用済み下着を片手にセルフバーニング中のところに割り込んで、なし崩しみかんを期待していたのですが、いささか驚きました。
そういう性癖なのですか? この長さだと大体この辺りに納まるなぁとかそういうことを妄想して楽しむタイプなのですか……アリですね」
比良は得心したように頷き、クローゼットを開ける、シャワーの直後なので全裸なのはなんら不思議ではない。
取り出した服はノースリーブ・ミニスカサンタのコスチュームだ。服というより、行為のための衣装というほうがしっくりくる。
「で、どうするのですか、みかんがダメならとりあえず一度抜いておきますか」
113
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/05(火) 00:17:55
>>112
「え、『大掃除』だよ?」
「ほら、恋人っぽくない? クリスマスに彼女の家に来て部屋の掃除するの」
コケシを並べながら視線を比良ちゃんに向ける。
わぁ全裸だ。そりゃそうだね。
「んー……いや正直それメチャクチャ興奮するんだけどさぁ」
「一発抜いたらそのまま二回戦に移行して結局みかんすることになる気がするんだよね僕」
「正直それメチャクチャ興奮するんだけど」
「正直それメチャクチャ興奮するんだけどさ」
「というわけで我慢しよう。する。拷問っぽくなってきたねこれ」
ははは畜生。
「ああ比良ちゃん、朝ごはん食べた? このまま僕がなんか作ってもいいし、外に食べに行ってもいいけど」
「というかそれ来て外行くの? メチャクチャ興奮するんだけど」
114
:
『性の6時間』
:2016/01/05(火) 14:05:27
>>113
「【俺の剣を大掃除しな】ボロン(SE) の方が恋人っぽいと思います」
効果音までも巧みに表現した。もぞもぞとコスチュームに着替える比良。上からコートを羽織る。
「この日の為に自作した衣装なので、その反応はシゴく当然ですね。
とはいえ、山手さんは怒らせると本気で怖いので、ここは大人しくしていましょう」
「朝食は摂りました、ほらそこに」
指差す先には、薄い袋状のゴム製品、色はピンクだ。
白くねっとりとした液体の残滓がこびり付いている。
「練乳です、好物なので、そうやって食べると5割増しおいしく感じます」
現在時刻は午前11時30分。いつの間にかかなり時間が経っている。
115
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/05(火) 23:17:28
>>114
「悪いね、我慢させちゃって」
「その分ため込んどくからさ。キミのことかわいがりたい欲求」
正直僕もめんどくさくなってきて、このままみかんしちゃってもいいんじゃないかなぁとか思い始めたがグッと我慢だ。
…………我慢だ。
……………………我慢だ。よし。
「……『練乳』?」
「…………食べ方はともかく、それでお腹いっぱいになるの?」
栄養すごい偏りそうだね、それ。
食べ方? ははは、もはやツッコむまい。
「とはいえ、よく見れば時間もお昼頃だ」
「今から用意始めたんじゃ時間かかりそうだし……どこかにお昼ごはん食べに行こうか、ジュリエット?」
なんか、喫茶店とかがいいかな。
そういうとこなら甘いものもあるだろうし、今の時間帯ならランチとかも出してるだろうし。
116
:
『性の6時間』
:2016/01/06(水) 04:20:58
>>115
「どこでも構いませんよ、コーロギさんが連れて行ってくれるなら」
二人は連れ添って喫茶店へ向かう。
比良は当然のように溝呂木の腕に身を寄せている。
二人そろって地理に明るくないこともああり、結局駅前のカフェに落ち着いた。
「結局…山手さんは何をさせたいんでしょうか、皆目見当がつきません。
私を喜ばせ…悦ばせたいのなら、何人か男をあてがえばそれで済もうという話なのに」
比良は顔が隠れるほどに大きなパフェを食べている。
コトリ
溝呂木の目の前に小さな機械が置かれた、スイッチが4つついている。
117
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/06(水) 22:38:09
>>116
そりゃ『恋人ごっこ』なんだから、腕ぐらい組んで歩くよね。
誰だってそーする。僕だってそーする。僕は比良ちゃんをエスコートする側だけどね。
「さぁ……申し訳ないことに、僕も詳しくは聞いてないからよくわかんないんだけど」
「『マンネリ』はよくない、とでも考えたのかな」
「ほら、夫婦の営みがマンネリ化して離婚するケースとか、あるそうじゃないか」
「たまにはちょっと違うことやって、比良ちゃんがあの業界に飽きたりしないように気を遣った……の、かもね」
まぁその辺はよくわかんないんだけどさ。
あ、『悦ぶ』にはツッコまないからね僕。オムライス食べてるからね僕。
「……ん?」
「なにかな、これ」
で、なにかなこの機械。
というか誰が置いたのかな。比良ちゃん?
118
:
『性の6時間』
:2016/01/06(水) 23:11:15
>>117
「コーロギさんは呼吸することに飽きますか?」
小さな機械は比良が置いたようだ、オムライスにスプーンを入れる時に置かれたので置くところは直接見えなかったのだが、近くに比良以外の人間もいない。
「さあ? なんでしょうね? 押してみればいいんじゃないですかね、一番下のボタンから順に、10秒から1分の感覚で不規則に押していけばいいんじゃないですかね」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
比良は生クリームのついたウェハースをねっとりと舐め上げながら答える。知らないと言ってるから知らないんだろう。
「そんなことより折角のイヴです、これからどこへ連れて行ってくれるんです?」
119
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/07(木) 00:31:00
>>118
「…………そっかぁ」
「いや、もしもこれで何かあったら大変だからね」
「僕はともかく、比良ちゃんとか他のお客さんに迷惑がかかったらコトだもの」
そういうことにしておこう。
ほら、僕今紳士だから。ね。もしもの時のことを考えないとね。
「そうだなぁ、この後か」
「比良ちゃん、普段お出かけとかするならどういうところに行く?」
「ああ、18歳未満はお断りしないところでお願いするよ」
「やっぱり、普段比良ちゃんが行かないところがいいだろうからね」
120
:
『性の6時間』
:2016/01/07(木) 01:38:16
>>119
「チッ」
舌打ちが聞こえたが気のせいだろう。
「折角なので持っていてください、いずれ何かの役に立ちます」
「お出かけですか、あまり外出はしませんね。
強いてあげるのなら、大きめの公園の公衆便所くらいでしょうか」
「コーロギさんは少し私に遠慮しすぎてはいないでしょうか、もっと思うままにして構いませんよ。
テーブルの上にに乗って股を開けと言えばそうしますし…とにかく、私にお伺いを立てる必要はないのです」
121
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/07(木) 01:49:30
>>120
「そっかー」
『これ』がなんなのか知ってそうな口ぶりだけど、さておこう。
公衆便所もちょっとこう、置いておこう。
いちいちツッコミ入れてたらキリ無いもんこれ。
とりあえず『謎の機械』をポケットに入れといて。
「そうかい?」
「じゃあそうだな。早速だけど遠慮なく……」
「パフェ、ひと口食べさせてよ」
にこにこスマイル浮かべながら、口を開ける。
いわゆる『あーん待ち』……おじさんがやっても可愛くないけどそれは置いといてくれ。頼む。
何やってんだお前は? とお思いだろう。しかしこれは『恋人ごっこ』。必要な行動なのだ。
嘘だ。ぶっちゃけ僕がしてもらいたいだけだ。
かわいい女の子に『あーん』してもらいたいと望む事の一体何が罪悪なのだろうか。いや罪悪であるはずがない(反語)。
122
:
『性の6時間』
:2016/01/08(金) 01:36:37
>>121
ズ ズ ズ ズ ズ ズ
「待っていました」
ズ ズ ズ ズ ズ ズ
「この時を…!」
ズボォ!
比良はおもむろにクリームを左手で鷲掴みにすると、指ごと溝呂木に口内に突っ込んだ!
「『ウルトラ・ハイパー・グレート・ファッキングマシーン』…教えてあげましょう。
抽出した液体…仮に『ラブ汁』としましょう、『ラブ汁』は私の性欲を具現化した液体、甘い香りとさわやかな口当たりが自慢です。
私の性欲は、一般的な中学2年生の性欲を『100チュウニ』とすると、『2万チュウニ』くらいあります。
この『ラブ汁』を注入されると、どんな貞淑な女性であっても、一瞬で雌豚になります。男性であれば…抜かずの5回戦はこなせるくらいでしょうか。
一番効くのが粘膜から吸収することです、皮膚に塗布したり、気化した液体を吸入しても効果は得られますが、幾分マイルドです」
ズギュン! チュゥゥゥゥゥゥゥゥ
比良は右手に『U・H・G・F』を握り、左腕に突き刺して『ラブ汁』を抽出する…。
「どうぞ、召し上がれ」
グワアッ!
溝呂木の口内に『U・H・G・F』の鋭い針が迫る! 左手でこじ開けた隙間から突っ込むようだ。
このままでは白昼堂々ファッキンカフェだ!
123
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/08(金) 01:54:03
>>122
(何か来るかなとは思ってたけど――――ッ!)
流石に白昼堂々これは、『予想外』ッ!
別にみかんしたくないわけじゃあないが場所がマズい!
いくらなんでもファッキンカフェは普通に『犯罪』だッ!
というわけで普通に――――空いてる両腕で比良ちゃんの『右腕』を掴む。
『テーブル越し』という位置取り、『自分に刺して抽出してから突き出す』という長い工程。
腕をつかんで攻撃を止めるのはそう難しくないだろう。
余裕があれば、『注射器』自体を押さえておきたいね。
ほら、皮膚接触とかでも効果あるらしいし。
124
:
『性の6時間』
:2016/01/08(金) 02:18:27
>>123
グヮシィッ!
比良の細腕が溝呂木の腕力に敵うワケもなく、カンタンに腕を掴むことができた。
ゴゴゴゴゴゴゴ…
しかし比良は不敵に笑う。
「フフフ…お見事です、しかし…『両手』…ですか、いい判断ですね、片手では掴み損ねるかもしれないし、ガッチリホールドできる、
あたかも寸前で引き抜こうとする腰を両足で抱え込むように…フフフ…」
溝呂木の背筋に冷たいものが走る。
「コーロギさん、あなたは将棋で言うところの『王手』なのですよ…くらえッ! 『U・H・G・F』ッ!!」
ブシューッ!
意外! それは噴射!
『U・H・G・F』は『注射器』! 圧力をかけることで水鉄砲のように噴射が可能ッ!
この距離では回避は不能! パパになる覚悟を決めるべきか!?
「安心してください、濃度は薄めに設定しました、トイレに行く程度の理性は残るハズ…ですよ」
125
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/08(金) 02:23:55
>>124
「いや、『噴射』自体は、読めてる……ッ!」
故に、もう一体の『レッドバッジ・オブ・カラッジ』を発現……!
即座に『バッジ』に変える! 『口』を覆うようにッ!
口に『蓋』をするように、『バッジ』に変えて『水鉄砲』を遮断するッ!
126
:
『性の6時間』
:2016/01/09(土) 04:03:04
>>125
ビシャアッ!
『ラブ汁』は『レッドバッジ・オブ・カラッジ』に命中し四散する…辺りに甘い香りが漂う。
「それがあなたのスタンドですか、局部を隠す以外に使い道のなさそうなスタンドですね。
ひとまずお見事と言っておきましょう、ですが、スデに『ラブ汁』はあなたの皮膚と肺から侵入しています、効果が現れるのが楽しみですね。
ああ本当に楽しみです、それまでに山手さんを封じる方法を考えておきましょう、あの人のことですから、事務所でジッとしているなんてことはないでしょうし」
ズルゥリ ベチャァ
比良は溝呂木の口からクリームと唾液に塗れた手指を引き抜くと、自らの口腔に挿し入れる…。
「ずじゅ じゅるる じゅっ ……ぷは 次はどこへ行きますか? 何をしてくれるんですか? そろそろ、ここには居られませんよ」
店内は静まりかえっており、比良が唾液を啜る音だけが響いている…。
【現在時刻 12時30分】
127
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/09(土) 23:29:08
>>126
ニィィ
「『ごっこ遊び』の能力」
「正々堂々振る舞えば強く、大きく、美しく」
「逆に卑劣に振る舞えば弱く、小さく、醜く」
「それが僕の『レッドバッジ・オブ・カラッジ』……キミが説明してくれたのに僕がダンマリってのは『フェア』じゃないから、説明しておくよ」
僕の口元についたクリームを指で拭って舐めとりながら、説明しよう。
卑劣な行いはご法度だ。フェアに、正々堂々と、ってね。
ああ、当然口にはっつけた方の『レッドバッジ』は解除しておくよ。
「実のところ、既に僕はちょっとだけ能力の恩恵を受けて少しハンサムになっている」
「おっと詐欺だなんて言わないで欲しいな。女の子の化粧と同じさ。オシャレの一環だと思ってくれ」
「さておき――――宣言しよう。宣告しよう。宣誓しよう」
「僕はキミを『抱かない』。俗に言う『性の6時間』までは、決してだ」
楽しくなってきた。
これはもう、そういう『勝負』だ。
周囲の視線なんてもう、どうでもいい(『残り香』を浴びてしまうお客さんたちや店員さんは大変だと思うけどね)。
ここまでナメられたんだ、なんとしてでも彼女に『参った』と言わせてやろうじゃないか。
「……それじゃあ、行こうかハニー」
「クリスマスデートの続きを始めよう」
支払いを済ませて(当然僕が二人分支払う。そのためにお金降ろしといたわけだし)、店を出よう。
次の目的地は――――『遊園地』だ。ここから一番近い遊園地に向かうことにしよう。
128
:
『性の6時間』
:2016/01/11(月) 02:01:58
>>127
「男性の容姿や体型に頓着したことはありません、大事なのは持ちモノですから。
ところでその能力、部分的にも大きくなるんですか? どうなんですか?」
比良は激しく食いついてくる。あくまで比喩表現だ、溝呂木のズボンは下されていない。
「そうまで宣言されるとこちらもヤる気が出ますね。
いいでしょう、私も全力を尽くしてあなたの獣欲を刺激しましょう、
あと、どうせ呼ぶならハニーとかより、雌豚と呼んでくれると嬉しいのですが、肉オナホとかでもいいですよ」
溝呂木は支払いを済ませる、店員は赤い顔を伏せつつ応対していた。
遊園地は郊外に『ピギーランド』があるが、電車や自動車を使わなければ行けなさそうだ。
129
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/11(月) 22:52:40
>>128
「そうかい?」
「んじゃ悪いけど、解除しよう。出しっぱなしは疲れるんだ」
胸につけた『レッドバッジ』も解除……と言っても、この程度の効果ならほんとに気休め程度というか。
ビフォーアフターで見比べなきゃわかんない程度の違いだとは思うけどね。
「ちなみに残念ながら部分的には無理だ。必ず全体が大きくなる」
「最大で『4m』……まぁ、『倍以上』って感じかな。どこもかしこもね」
さて、移動手段だが……『電車』にしよう。
車は、『危険』だ。あの狭さは『逃げ場』が無い。
「おいおい、つれない事言わないでくれよマイスウィート」
「僕は『恋人ごっこ』をしてるつもりなんだ。どうせなら情緒ある呼び方をさせて欲しいな」
「それとも『ボニー』とでも呼ぼうか? 『我がクレオパトラ』? 『愛しの君』?」
「こういうのは形から入らなきゃだろう?」
というわけで『電車』に乗って『ピギーランド』に向かおうか。
130
:
『性の6時間』
:2016/01/12(火) 02:46:49
>>129
「最大…4m…ふ、ふふ、ふふふ、つまりあなたが自分自身を誇りに思えるような行動であれば良いのですね?
承知しました、ええもう、よくわかりました」
「…それなら、せめて『比良』と呼んでください、それが私の名前です。
形から入りたいのなら、余計にそうしてください、今だけ、私はあなたのものですよ『テッケイ』?」
タタンタタン タタンタタン タタンタタン
『ピギーランド』へ向けて電車に乗る二人、今更ながらクリスマス・イヴだ。車内は満員、座ることもできない。
「………………ッ」
満員の車両の中、さすがに比良もおとなしくしている。
131
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/13(水) 20:48:28
>>130
「それは……そうだね」
「ごめんね、『比良』。行こうか」
不覚にも、ちょっとだけグッときつつ。
まぁ、ともあれ電車の中だ。
「…………………………」
「……………………(まぁ別に他の人とか、あと僕に迷惑かけない限りはいっか)」
なんかちょっと不穏な空気を感じつつも、特にコメントはしない。
なんでってそりゃ絶対に藪蛇だからだ。素直に電車に揺られて移動しよう。
ああいや、でもほっとくと逆痴漢とかし始めるかな……大丈夫かな……逆に痴漢とかされてなきゃいいけど……
……いや逆にってなんだって話だけど、それとなく注意はかけておこうか。
132
:
『性の6時間』
:2016/01/14(木) 11:50:46
>>131
タタンタタン タタンタタン タタンタタン
ボソ…ボソ…
「なんだこの……そっちから……とんだド………これが……」
比良に不自然なほど密着した男がなにやら囁いている。
比良は耳まで赤く染め、目を閉じて肩を震わせている。吊革に両手でしがみつき、崩れ落ちそうになる膝を支えている…。
案の定、比良は痴漢されていた。
よく見ると、羽織ったコートの背中側はジッパーで開閉できるようになっており、前からでも後ろからでも容易に脱着が可能な造りになっているようだ。
どうも様子がおかしい、今までの印象では、自ら進んで身体を差し出すようなイメージがあったが…。
133
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/14(木) 18:21:08
>>132
(おや……?)
……ちょっと、いやかなり意外な反応。
うぶなねんねじゃあるまいに……いや、まぁ、いいか。
そこは今重要なポイントじゃないしね。
「比良、ちょっといいかい?」
声をかける。
ついでにスペース的にいけそうなら肩を抱く。
『そっちから』って言ってる辺り、痴漢してる男の方も誘われただけかもしれないし……
あとまぁ警察がどうのとかも面倒なので、騒ぎはすまい。
ただ、『ツレがいる』、『人の注意が向いている』となれば、『痴漢』を続けるわけにもいくまい。
とりあえず『痴漢』が止まればそれでよしとしようじゃないか。ようは『この子は俺のモノだ』ってアピールだけど。
ああ、ただ……一応、比良ちゃんの手元にも注意はしておく。『演技』の可能性も、ない訳じゃないからね。
助けたところでブスリ、なんて英雄の末路としちゃそれっぽいけど、避けるに越したことはない。
いや末路というほどのもんでもないけど。
「ちょっと次で降りようか」
で、次に止まる駅で一旦ホームに降りるとしよう。
134
:
『性の6時間』
:2016/01/16(土) 04:32:12
>>133
「ふっ……う…く…・…はッ…い…なんでしょう…ッか…テッケイ…?」
比良は紅潮した顔で答える。
満員電車には、スペースはない。
ジィィィィィ
耳慣れた音が溝呂木の耳に届く。
「えっ…やっ…嘘っ………」
どこからか、甘い香りがする…。
135
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/16(土) 21:51:38
>>134
「…………降りよう。次の駅でになるけど」
「出来るだけ早く、だ。電車は急げないけどさ」
次の駅までどれぐらいかかりそうだろうか?
すぐならいいけど、時間がかかりそうだとちょっと厄介だね。
ともあれ、いずれにせよ『レッドバッジ』を一体発現。
『痴漢』の顔面に体当たりを仕掛けさせる。パス精ECD
まぁ威力は大したこと無いが、気を引いて、訝しませるには丁度いいぐらいだろう。
ついでに『レッドバッジ』の視界により、『何が起こっているのか』もできれば確認したいところだ。
136
:
『性の6時間』
:2016/01/17(日) 01:46:16
>>135
「畜生…なんでこんなにおっ勃ってやがんだ…おまえのせいだからな…責任をとらせてやるからな…」
男は暗く濁った眼で比良の腰に自身の下腹部を押し付けようとしている…。
「ハーッ ハーッ ……いくぞこの…あ痛ッ!」
バチン!
男は予想外の衝撃にのけぞり、背後の乗客にぶつかる。
『レッドバッジ』は、今まさにインサートされるところであったことを視認する。危機一髪だ。
男の、太さ長さ角度などもバッチリ観察できた。当然、他の乗客の目にも止まる。
「キャーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
女性客の一人が金切り声を上げ、車内は騒然となる。
痴漢は他の乗客に拘束されている、彼の人生はこれで終わりだろう。
「テッケイさん…」
比良は溝呂木の胸に飛び込んでくる。
肩は小さく震え、溝呂木の服をきつく握りしめている…。
タタンタタン……ゴトン… プシューッ
電車は停車した、アナウンスの後に、扉が開かれる。
137
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/19(火) 01:36:01
>>136
「平気。平気さ、比良ちゃん。怖くない」
「……行こっか」
『レッドバッジ』を回収しつつ、比良ちゃんの背中を軽くたたいてから、手を取って電車を降りよう。
比良ちゃんの服は大丈夫そうかな? 脱がされてかけているようなら、背中を叩く時にそれとなく着させてあげよう。
細かい事情は落ち着ける場所で聞くとして……ホームにベンチとか、休憩所とかあるよね?
できるだけ人の多くない場所を選びつつ、そこに移動して比良ちゃんを座らせて、落ち着くのを待つよ。
「大丈夫……じゃないよね」
「何があったのかは、話せるかな?」
え、これが全部彼女の演技だったら?
そしたら死ぬねー。彼女の演技力を称えるしかないねー。
138
:
『性の6時間』
:2016/01/20(水) 11:38:19
>>137
「フーッ フーッ フーッ…ふうッ!?」
軽く背中を叩くと、比良は電流が流れたかのように、背をのけぞらせる。
溝呂木は構わずコートのジッパーを引き上げる。
「こ…これ…を…」
ホームのベンチに座ると、比良は注射器…『H・U・G・F』を溝呂木へ差し出した。
「まずは…今すぐ…とにかく…ヌいてください…このままだと…会話…すら…」
比良は首を反らし、吸入しやすい姿勢をとる。
声が漏れないように、両手で口を抑えている…。
139
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/22(金) 19:35:06
>>138
「……オーケー、任された」
「普通に入れてヌいちゃっていいんだね」
『H・U・G・F』を受け取り、諸々気を付けつつも(首筋にドスッと刺して死んじゃったら大変だ)、比良ちゃんから『ラブ汁』を抜き取ってみよう。
……できるのかな。
いや、できなきゃそもそも渡さないよね。
正直人に注射を刺す経験すらないから色々不安だけど、まぁやるだけやってみよう。
「本当に……どうしたんだい?」
「明らかに普通じゃない。まるでキミの能力が『暴走』してるみたいだ」
140
:
『性の6時間』
:2016/01/23(土) 01:47:20
【おわび】
賢明なるPLの方々には既にお察し頂いている通り、
当ミッションは板の風紀にそぐわない、たいへん下品で卑猥な文言が所狭しと溢れかえっております。
そのため、告知スレにて進行のアナウンスをしておりません。補足されてしまったらいつログを消されるか分かったものではありません。
予告なくこのような措置をとってしまったことを、深くお詫びします。
レスがあったらレスする、くらいの気軽さで、週末の深夜になんとなくシコるくらいの気楽さで、今後もどうぞ当ミッションをおたのしみください。
141
:
『性の6時間』
:2016/01/23(土) 01:57:13
>>139
溝呂木は『H・U・G・F』を手に取り、比良の首筋に挿入する。
「ッ…!………!………………!」
比良は12月下旬の寒空の下、玉のような汗を浮かべ、嬌声をこらえている。
ズズ…ジュル…ジュルル…
シリンダーが重い…『ラブ汁』は先程見たものとは比べられないほど濃く、粘度が高い。
ピンク色のはずだった液体は、もはや深紅の半固体だ。
ズルルルル………ツプッ
たっぷりと時間をかけて抽出すると、比良は糸が切れた人形のように溝呂木へと倒れこんできた。
熱く細かい息を吐き、溝呂木の胸に顔を埋めている。
「私の…『H・U・G・F』は…あくまで性欲を可視化し、抽出し、保管するだけの能力…です。
暴走したのは…あくまで私の性欲であって………………そんな目で見ないでくださいませんか、興奮してしまいます」
比良の顔色はまだ少し赤いが、正常な状態に戻りつつあるようだ。
142
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/01/24(日) 02:39:51
>>140-141
「……あー、つまり、なんだい」
「この明らかにヤバイ感じのアレになっちゃうぐらい、性欲がヤバいことになってるってこと?」
マジかー。
……これ喰らったら性欲凄いことになるだろうなー、と思いながら『ラブ汁』をマジマジと見つつ。
「…………『お預け』、そこまで辛かった?」
…………弱ったなー。
啖呵切った手前もあるし。山手さんにあんなこと言われた手前ではあるけど。
流石に『苦痛』になってるレベルとなると、ゲームとか言ってる場合じゃない気もするんだよね。
胸の中の比良ちゃんを見下ろしつつ、僕はそんなことを考えるわけだ。
「それにしても……さっきの『痴漢』も、『痴漢されてるキミ』も、ちょっと妙な感じだったけど」
「ありゃ何があったんだい、ほんとに」
143
:
『性の6時間』
:2016/01/28(木) 03:22:30
>>142
「いえあの」
比良は言いにくそうに口をもごもごさせている。
「お預け自体は、まぁ、そういうプレイと思えば我慢はできるのですが、ええと、あのう、そのう」
「………4m…それが最大だと言いましたね、さすがにの私でも、それくらい大きな男性を相手にしたことはありませんので、これはもう俄然興味が湧きまして、
ぜひ体験したくなったので、テッケイの自尊心を満足させてあげれば、私としてもマン足できると、そう踏んだわけです、ですのでさきほどの男性にちょっと協力してもらいまして、
ええと、『ラブ汁』を投与しまして、ちょっと下半身等をまさぐって頂いたわけなんですけども、後は頃合いでテッケイが助けてくれると思いましたし、実際助けてくれたんですが…」
指を組んでぐにぐに動かして、言いづらそうにしている。羞恥というか、バツが悪そうな感じで、言葉を探している。
「思いのほか、テクニシャンだったというわけです。
あっほら次の電車が来ましたよ、楽しみですね遊園地」
144
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/02/02(火) 01:05:19
>>143
「割とろくでもないな君は!?」
しっかりしろさっきの男性傷は深いぞーッ!
いやほんとに。人一人社会的に死んだよ今。
別にそれについてどうこう言う気も無いけど、ろくでもないね?
「……………あー、まぁならいいけど」
「今『レッドバッジ』解除してるから、それ意味ないよ?」
まぁ流石に無意味に第二第三の犠牲者が増えるのは可愛そうだし、釘刺しとこう。
「というか電車の中で大きくなったら僕出れないっていうか、あの狭さだと最悪人潰れるんじゃないかな……」
「……とまぁそういうわけで。浮気はダメだぜ、比良ちゃん」
気を取り直して、電車に乗ろうか……
……うん、今後一切目が離せないねこれ。
145
:
『性の6時間』
:2016/02/03(水) 20:30:41
>>144
タタンタタン…タタンタタン…タタンタタン…
「だって…4mですよ、4m…ふう…」
悩ましい溜息をついてしょぼくれる比良、あからさまに意気消沈だ。
「猥褻物チン列罪でしたっけ、痴漢よりはマシじゃないですか? 多分。
被害者(?)である私がここにいるのですから、不起訴ですよ、大丈夫です。
それにしても、眼前NTRというのは思いのほか刺激的ですね。
あっ、なんですかその目、またそんな獣じみた目で私を脳内で凌辱しているんですね? 大変結構です」
比良と溝呂木はぴったりとくっついたまま電車に揺られ、ほどなくして遊園地『ピギー・ランド』に到着した。
楽しげなBGMが流れ、肉切り包丁を持った豚のマスコット(名前はMEATくん)が園内を闊歩している。
遊園地によくある、棒状のドーナツや、キャラメル・ポップコーンの甘い香りに紛れて、豚の血の香りが園内に漂っている…。
『ようこそピギー・ランドへ! 豚のような悲鳴をあげてね!』
146
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/02/07(日) 03:43:51
>>145
「性犯罪は社会的地位への影響デカいんだぜ? なんでもいいけどさ」
「あと僕NTRはあんまり好きじゃなくてねー。ま、夜を楽しみにしとくよ」
ともあれ、遊園地だね。
ハハハ、たのしそうなゆうえんちだなー。
……うん、僕はツッコまないぞ。あからさまな屠殺場臭とかには。
「さて……とりあえず鉄板の『ジェットコースター』でも乗ろっか」
恋人つなぎで比良ちゃんの手を引いて、『ジェットコースター』に挑もう。
流石にジェットコースターが無い遊園地とか無いだろう。ああまぁ、混みすぎてても困るけど。
147
:
『性の6時間』
:2016/02/13(土) 02:33:09
>>146
「こうじゃないです、こうです」
比良は溝呂木の腕を引き寄せ、胸に押し当てるように密着する。
厚手のコートの上からでも、柔らかな感触が伝わる、周りのカップルも似たようなものだ、特に目立つこともない。
「ジェットコースターですか…まぁ、いいですけど」
比良はあまり気乗りしていなさそうに見える…。
ピギーランドの名物コースター『sit&die(座って、死ね)』の目の前までやってきた、特筆するようなことはなさそうな、至って普通のジェットコースターだ。
並んでいる人数は少ない、これならすぐに乗れそうだ。
148
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/02/15(月) 03:56:10
>>147
「おっとこいつは失敬」
興奮してきた。服を脱げ……
……って言うと絶対この子ホントに脱ぎだすから言わないけど。
まぁ流石にこの程度でどうにかなっちゃうほど僕も初心じゃない。興奮はするけどね!
で、ともかく『ジェットコースター』前まで移動して。
「物騒な名前だなぁ」
「……ん、比良ちゃん『ジェットコースター』は嫌いかい?」
「高所恐怖症だったりする? それとも『ジェットコースターじゃ誘惑できない』とか考えてるかな?」
ぶっちゃけ後者な気がする。
乗客をガッチリ固定する『ジェットコースター』では、妙なことができないからだ。
149
:
『性の6時間』
:2016/02/25(木) 12:21:44
>>148
「嫌いというわけでもないのですが、どうもみかんを連想してしまって、
ほら、昇り詰めて堕ちるでしょう、我ながらちょっと面白いことになるので、子供のころから親にも止められました。
その時あまりに怒られたので、軽くトラウマになっているんでしょう」
ガコン…
コースターは動き出した。
背後では農夫のコスチュームを着た従業員が、ハンカチを目元にやり、手を振って見送ってくれる、心温まるサービスだ。
比良は緊張した面持ちで、安全バーを掴んでいる。
ガココココココココ
【ん…んっ あっ やっ うぅん…ちょっ…まっ…て…ふぅっ ふーっ ふーっ…
はぁぁぁぁ……おねが…はや……
あっ(省略されました、全てを表示するにはここをクリックしても何も出ねえよ)
ギィィィ…ガコン ガタン
コースターは停車した、安全バーは引き上げられ、比良はくったりと溝呂木に身体を預けている。
同じコースターに乗車していたカップルの女性たちが、殺意みなぎる視線を二人に送っている。
男たちは皆一様に、バツの悪そうな顔をして前かがみになっていた。
「そんなに…激しくは…なかったですけど…良かったですね…もう一度…します…?」
比良は溝呂木の首に腕を巻き付け、熱い息を吐いて誘ってくる…。
150
:
溝呂木『レッドバッジ・オブ・カラッジ』
:2016/02/26(金) 00:24:38
>>149
「まず僕はキミが子供のころからそんな感じだったってことに驚いたよ」
三つ子の魂百までっていうか、その、すごいね。
あまりにも衝撃的過ぎて『すごいね』以外の感想が出てこないよ僕。
「まぁ、そうだね……」
クイッ
比良ちゃんの顎をクイッと上げて目を覗きこむ。
「――――もう一回行ってみようか」
そういうことになった。(ちょっと面白いし正直興奮する)
……もっかい乗ったら、次は『お化け屋敷』でも行こうかな。
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