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【個】『御蔵神社』弐【場】

254仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/08(土) 00:19:16
>>253
       「お参りしましょうね〜」

 「あれ、神社ってお参りで良いのよね〜」

なんてことを呟きつつ、賽銭箱の前まで。
神社とお参りの関係性を疑う程度のレベルである
ところからも分かる通り、信心深いわけもなく、
少女が此処にやってきたのは完全に暇潰しでしかない。

   「・・・・・・」 「他に人はいないのね〜」

あたりを見渡しつつぽつりと呟く。

255『御蔵神社』:2014/11/08(土) 00:38:10
>>254
見渡した限り、近くに他の参拝客は居ない。ただ……。

フ ワ ・ ・ ・ ・

どこからか、やたらと甘辛い、香ばしい、食欲をそそるいい匂いがしてきている。

256仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/08(土) 00:41:31
>>255
    「・・・?」

妙だ、と思う。食べ物を作るようなイベントがあるなら、
大人はやって来ないまでも子供は何人かいるのでは
ないだろうか。此処で祭祀の一家が暮らしているとか?
なんてことを想像してみながら、匂いの方へと歩いて行く。

御賽銭はまた後でだ。今はそれよりこちらの方が興味がある。

257『御蔵神社』:2014/11/08(土) 01:03:09
>>256
匂いの元は比較的直に辿れた。
随身門と鳥居を潜った脇にある社務所が出所だ。

……時間はやや昼時を回ったくらい。もしかしたら遅めの昼食でも取っているのかも知れない。
だとしたら、目に入る範囲に誰も関係者と思しき者が居なかったのも、納得がいく。

258仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/08(土) 01:06:55
>>257
     「お昼御飯中かしら〜」

だとすると、邪魔するのも悪い気がするが・・・
・・・・・・なんてことは思わない。

  「巫女さんいるかしら〜」

いたらナンパでもしようかな、
なんてことを考えながら社務所の方へ移動する。

259『御蔵神社』:2014/11/08(土) 01:20:06
>>258
仕舞屋が社務所に歩を進め始めた、丁度その時。

カラカラ

引き戸を開けて、髪をツーサイドアップに結った『巫女装束の少女』が現れた。

秋の日の光を弾く、天使の輪を頂いた艶やかで明るい栗毛。
平均値を大幅に超えた胸元。
それを相殺するような括れた腰。
再びカーブを描いてしっかり肉のついた尻。

「………………」

やや憂うような思案顔……だがその目が仕舞屋と会うと、笑顔に変わる。

「あっ……済みません、参拝客の方ですかっ?何かお困りのことでも?」

260仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/08(土) 01:30:52
>>259
「・・・・・・・・・・・・」

ぶっちゃけ二もなくむしゃぶりつきたい。

   (とっても魅力的)

・・・そんな感じで思わず獣欲に支配されそうになるが、思い止まる。
ついこの間、須賀との邂逅でそういう押せ押せな
態度はやめようと心機一転したのだ。
心機一転ついでにお散歩して此処に辿り着いたのに、
その先で一気に心機一転し直して元通りは格好がつかない。

     「お散歩がてらお参りに来てみたの」

  「そうしたら良い匂いがしたから、
   中で巫女さんがお食事中なのかな〜って」

要するに暇を潰せる
良い材料がないか探していたわけだ、という意味。

 「お困りなのは〜・・・」 「・・・あなたの方?」

先程何か思案顔だったので、ちょっとカマをかけてみる。
もし本当にお困りで、それを解決できたら儲けものだ。
良い印象を与えて最終的に良い雰囲気になれるかもしれない。

261『御蔵神社』:2014/11/08(土) 01:56:54
>>260
「ありがとうございますっ。
無病息災、縁結びならうちが一番ですよっ、是非これからもお暇があったらお立ち寄り下さい。

ああ、あれはですねっ、お食事と言うか……試食というか…」

再び少し、思案顔に。

「困っている、と言うほどではないんですけれど…。
そうだ、今お時間ありますかっ?お昼とか、まだですかっ?

ダイエット中…とかだったり、しませんかっ?」

やや上目遣いに、上背のある仕舞屋の様子を伺った。
…その質問を肯定的に解釈するならば、これは『食事に誘われている』と言う事になるが…。

262仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/08(土) 02:23:32
>>261
           「・・・・・・・・・」

特に、含む意味などないと分かってはいるが。

     「お昼はまだだし、
      ダイエットも今はしてないわ〜」

お食事の招待だとしたら、
乗らない手はない。むしろ率先して参加したい。

263『御蔵神社』:2014/11/08(土) 08:22:27
>>262
「良かった!でしたらその、ちょっとお付き合いしていただけますかっ?
お手間も取らせませんし、お代もいただきませんから!」

ぽん、と手を叩き、嬉しそうに、社務所のほうへ案内する。

「…実は今月の第三日曜日に、うちでお祭がありまして。
そこでイベントとして、まあ、ちょっとした料理勝負があるんですよ。
そのイベント用……にはできないんですけど。私審査員なので。

ただ、そういうイベントを聞くとこう…どうしても作ってみたくなって…出れないんですけど…出れないんですけど…!!」

拳を握り固める『巫女装束の少女』。
…社長になってもリングに上りたがるプロレスラーのようなものだろうか………。

「ともあれこちらで、少しお待ちいただけますか?」

程よく暖房の効いた、六畳間ほどの広さの部屋に仕舞屋を通すと、一礼して去っていく。

264仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/08(土) 23:00:40
>>263
   ピク
   ・ ・ ・ ・ ・
  「お付き合い?」

ちょっとそういうのに飢えちゃっているので
反応してしまうが、すぐに気を取り直す。

    「・・・」 「そういうことなら」
    「試食役、引き受けてあげるわ〜」

快諾し、部屋に入って適当に座りつつ(遠慮はなし)、
巫女さんの準備が終わるのを待とう。

265『御蔵神社』:2014/11/09(日) 01:04:14
>>264
「忌憚の無いご意見、お願いしますねっ」

…………それから数分後。

「お待たせしましたっ」

スーッ

襖が開き、両手でお盆を持って、エプロンを羽織った『巫女装束の少女』が入ってくる。
その向うにちらりと、もう一人、側頭部で髪をまとめている以外はよく似た顔立ちの、『巫女装束の少女』が膝立ちで控えて居るのが見える。

タンッ

控えている『巫女装束の少女』は仕舞屋に目礼をすると、襖を閉じた。
エプロン姿の『巫女装束の少女』は一度お盆を脇に置き、正座をすると、改めてお盆を仕舞屋の前に出す。
丸い皿の上に乗っていたもの、それは───

「どうぞ、『冬の照り焼きポークバーガー』です!!」

──『ハンバーガー』だった。神社で巫女で『ハンバーガー』……微妙なシュールさが無くもない組み合わせかも知れない。

266『御蔵神社』:2014/11/09(日) 01:07:28
>>265

267仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/09(日) 01:23:53
>>265
「・・・・・・」

(神社でハンバーガーか〜・・・・・・)

まあ、別に神社だからといって洋食を食べてはいけない
というルールもないことだし、一瞬微妙な顔を
浮かべかけたものの、それ以降は平静そのもので
『照り焼きポークバーガー』にかぶりつこう。

    「・・・あむ」

どんな味がするだろうか?

268『御蔵神社』:2014/11/09(日) 01:53:27
>>267
まず手に持って感じるのが、『温度』。
恐らく作りたてなので温かいのは当たり前だが、それとは別にパティを挟む『バンズ』がほんのり温かい。
そして指に伝わる感触が、やや『固い』……。

ザクッ

『固さ』の理由は、直に解った。『バンズ』自体が軽くトーストしてあるのだ。
ファーストフード店のふんわり柔らかなそれとは別の、心地のいい歯ざわりがする。
挟まれていたのは、ハンバーグパティと『シメジ』、そしてスライスされた『玉葱』。
ソースは甘辛い、醤油ベースのソース…………片栗粉でトロみがつけられたそれは、たっぷりパティに纏わりつき、垂れ落ちない。

          ジュワッ…

厚めのパティは肉汁が多く、濃い豚の脂の味がする。混ざっているのは刻んだ玉葱…『ではない』。
もっと固くて、鮮烈な刺激……………『生姜』のそれだ。たっぷり加えられたみじん切りの『生姜』、そしてぴりっとした辛味と酸味のある
『玉葱』のスライスが、強いソースと、脂の濃さを中和すし、これも恐らく軽くローストされた『シメジ』が、野趣を添えた。

『豚肉』『甘辛い醤油味』『生姜』……………この組み合わせには、馴染みがある。
そう、見た目は『ハンバーガー』だがこれは、本質にあるのは『豚のしょうが焼き』に近い……!!

269仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/09(日) 02:05:03
>>268
「・・・・・・・・・」
         モグモグ
  ・・・ゴクン
          「・・・あぐ」

何も言わずに、二口めを頬張っていく。
称賛こそしていないが、一口めの後に
何も言わずに二口めを頬張ったという事実が
彼女の感想を何よりも物語っているといえよう。

そのまま、ハンバーガーをぺろりとたいらげ――、

  「・・・ご馳走様でした」

     「とってもおいしいハンバーガーだったわ〜」

  「これ、照り焼きっていうより『豚の生姜焼き』って感じかしら〜」

口端についたソースをぴっと人差し指で拭い、
そしてぺろりと舐める。

270『御蔵神社』:2014/11/09(日) 02:25:00
>>269
食べ終わる頃には、『生姜』の効果だろうか、身体の芯が温かくなり、適温だった暖房が少し暑いくらいに感じる。

「お粗末様でした。
何か改善点がありましたら、教えていただけますかっ?」

コポコポコポ…

湯気の立つほうじ茶で満たされた、湯のみを差し出す。

「なにせ基本が和食畑の人間なものですから。
それに最初からネタばらししちゃうと、インパクトが薄れちゃいますしね。

ピクルスの代わりの『玉葱』は、グレープシードオイルと黒酢で、唐辛子と一緒に漬けてあります。
ソースは片栗粉を混ぜてパティに絡むように、それから温かさが持続するように。
パティは豚肉100%、肩ロース7のバラが3くらいの割合で、パン粉はなし。塩麹を繋ぎに。
しっかり捏ねたあと、一度冷凍して、自然解凍してから焼くことで、肉と生姜の組織が破壊されて、全体に肉汁と生姜のエキスが馴染みます。

と、まあここまではいいんですけど…」

再び腕組みをして考え込む、『巫女装束の少女』。

「もう一つの課題、『付け合せ』……『サイドメニュー』がどうしてもこう、これというのが…」

271仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/09(日) 02:32:12
>>270
「・・・なるほど〜」

ほうじ茶を飲みながら、こくこくと頷く。
・・・さっぱり分からない。
仕舞屋は料理が得意な人間ではないので、
(どころか、家事全般はお手伝いさんの仕事だ)
専門的な話はよくわからない。
が・・・・・・、

    「付け合わせ、ね〜」

暑くなってきたので、さりげなく服を着崩して
涼しげな格好になりながら(ちょっと色気がある)、
一緒になって考えてみる。

付け合わせというと、普通のハンバーガーなら
ポテトとかそういうものになるのだろうが、
なるほどこの和風バーガーに普通のポテトは
合わないだろう。何かしら工夫がいる。
・・・が、その『代わり』が思いつかないというわけだ。

   「・・・どうでも良いけど、
    なんだかご飯が食べたくなるわね〜」 「これ」

生姜焼きだからか、ご飯が進みそうな味だと思った。
愚にもつかない感想だが、何も言わないよりはマシだろう。

272『御蔵神社』:2014/11/09(日) 14:48:43
>>271
「ええ、それも出来る事なら、普通のハンバーガーから、こういう和風のものまで幅広く合うような。
…………一応、『野菜』をメインにしたいとは思ってるんですけれど…」

確かに『ハンバーガー』という食べ物は炭水化物やタンパク質、脂質は多く含まれている。
が、『ビタミン』『ミネラル』にはやや欠けるところがある。
つまりはそこの所をカバーしたい……と、そう言う事だろう。

「ご飯ですか、ありますよ?残り物ですけれど……」

273仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/09(日) 23:42:07
>>272
「いえ、言いだしておいてなんだけど良いわ〜」

仕舞屋はハンバーガーを食べ終わってからさらに
ご飯を食べられるほど大食いではない。
単純にご飯に合いそうだな、と思ったから言っただけなのだ。

        「それにしても、『野菜』ね〜」

野菜。ハンバーガーと野菜……。
ホウレンソウとかを付け合わせに置いておくのでは
駄目なのだろうか? と思うが、多分そういう
あんまり工夫のないものではよろしくないのだろう。

   「ちなみに、これまではどんなものを試したの〜?」

色々考えながら問いかけてみる。

274『御蔵神社』:2014/11/12(水) 03:21:13
>>273
「それがまだ、殆ど何も……。
あんまり、素材を無駄にしたくないんですよ。

……一度『野菜』から、離れて考えたほうがいいのでしょうか……」

相当、迷っているようだ。
…『自分は参加できない』のだから、そんなに悩むくらいなら止めてしまえばいいのにと思わなくもない。凝り性なのだろうか…。
ともあれ、『ハンバーガー』である。
一般的に『ハンバーガー』を扱うのは、カフェやレストラン、或いはファーストフード店。
それらの店で『サイドメニュー』となるものなのだから、別段副食的なものでなくてもいいのだ。
そう、デザートとか、そういうのでもいい筈である。

275仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/13(木) 23:13:50
>>274
       「なるほど〜」

料理人というのは色々と試作品をたくさん作っては
試行錯誤するイメージだったが、まあ彼女は本職と
いうわけでもなさそうだし、流儀の違いなのだろうか。

   「ん〜と〜」

仕舞屋も考えてみるが、やっぱり答えは出てこない。
デザート系だと糖分が多くなりそうだから
あまり良い物もないだろうし・・・・・・、

   「ん」 「フルーツとかでも良いんじゃない〜?」

デザートで、糖分控えめ・・・という条件で考えると、
まあフルーツかなという発想に至る。
ファーストフードではデザートと言うと甘味たっぷり
だから在り得ないが、和風ハンバーガーという
型破りな発想ならそれもありかもしれない。

   (味が合うかっていう問題はあるけど〜・・・)

276エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/13(木) 23:55:41
>>274-275
「おや道を間違えたかな?いい香りだ」

日本語の流暢さにそぐわないコート姿の外国人が
紙包み二つ抱えて訪れた。

「こんにちわ。『御蔵神社』はこの近所で間違いなかったでしょうか?」

277『御蔵神社』:2014/11/14(金) 00:14:14
>>275(仕舞屋)
「フルーツ……ですか。
フルーツ……………………フルーツ」

ピタリ

……突然、正座したまま微動だにしなくなる。
目は開いているが、何も見ていないようだ………。

>>276(エイノー)
残り香に釣られ、社務所を伺う。入り口に鍵は掛かっていないようだが…。

パタパタパタ

…ややあって、足音と共に扉が少しだけ開き、そこから髪を側頭部でまとめた『巫女装束の少女』が顔を出す。

「あっ先生。というかここもうばりばり神社の敷地内ですよっ?門と鳥居、見ませんでした?
……ふむっ、もしかして、森の中を抜ける遊歩道みたいなところを通ってきたんじゃないですか?」

278仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/14(金) 00:20:55
>>277
(けっこう当たりだったかな〜?)

仕舞屋は専門家などではないので適当こいたのだが、
適当だからと言って正解ではないとも限らない。
良いにせよ悪いにせよインスピレーションに繋がるなら、
仕舞屋としては(良い印象を持たせるという)目的達成だ。

    「・・・・・・」

で、どうやら思考の世界に旅立っているようなので、
ここは遠慮なく周囲の様子を観察してしまおう。

        (・・・さっき、一瞬だけ見えた女の子)

   (そっくりだったわね〜・・・。
    双子の巫女さんって、レアな属性だと思うわ〜)

そのレアな巫女さんを見たいという思惑もある。

279エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/14(金) 00:32:04
>>277&仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』
「失礼、巫女様の……『御姉君』でしたか。いやあまりに俗欲をくすぐる
芳香でしたので何か間違えたかと。などと言いつつ不詳の身で私も
ちょっとした『寄進』に参じた次第なのですが」

『巫女装束の少女』に笑みの表情で包みを開くその中は__
一つは「サツマイモ十数個」一つは「ブルーベリークレープ」だった

「農学部が豊作というので『快気祝い』にサツマイモを結構いただきまして。
あとここにくる途中屋台でちょっと味を見たらよかったので(クレープ)。
美容と健康には良いかと思いまして」

仕舞屋に

「貴方のお一ついかがですか?これも『神の御導き』というものでしょう」

余談だがブルーベリーもサツマイモもビタミン・ミネラルの含有率は中々だ。
『甘味』に徹するならサツマイモも『スイートポテト』などデザートメニューにも
有用だったりする、もちろん『落ち葉で焼く』のは『王道』だろう。

280『御蔵神社』:2014/11/14(金) 01:26:02
>>278(仕舞屋)
「………………!」

プログラムの更新を終えたパソコンが再起動するかのように、突然立ち上がる。

「すみません、少し失礼します」

そしてそのまま、襖を開けて廊下へ出て行く…。
先ほど、襖の向うに控えていた件の『巫女装束の少女』は既に去ったのか、この近くには居ないようだ。

が、2、3分後……。

「あっあのっ、一先ずこのお部屋でくつろいでて下さいっ」

先の、控えていた『巫女装束の少女』が、コート姿の男を一人、連れてきた。

>>279(エイノー)
「『そうかも知れないし、そうでないかも知れません』。まあ、それはともかく。
……わわっ、これは美味しそうですねっ。とりあえず上がって下さい、こんな寒い所にいたら風邪を引いちゃいますよっ?」

招き入れられるエイノー。
『サイドポニー』の『巫女装束の少女』はジェスチャーで入り口の引き戸を閉めるように促すと、エイノーの案内を…。

「それ、それですっ!!」

廊下の向うから来た、『ツーサイドアップ』の『巫女装束の少女』が、エイノーの『お土産』を指差し、素っ頓狂な声をあげた。

「ど、どれですか!?」
「その『さつま芋』です!とりあえずエイノーさんはさっきの部屋にお通しして、お茶をお出ししてあげて下さい!
ありがとうございますエイノーさん、ごゆっくりして行って下さい!!」

『サイドポニー』がぽかんとする中、『お土産』の『さつま芋』の包みを受け取ると、『ツーサイドアップ』は挨拶も早々にどこかに行ってしまう…。

「…済みません、なんかあったみたいで…………」

謝られつつ、和室に通されるエイノー………部屋には既に先客(仕舞屋)が居た。

281仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/14(金) 01:55:58
>>280(神社)
「いってらっしゃ〜い」

手を振って巫女を見送る。

    「ところで、さっきから気になっていたんだけど
     此処って貴女達双子以外の人はいないのかしら〜」

エイノーを除けば二人以外無人のような気がしたので、
問い掛けてみる。まあ、巫女なのに料理研究をしているとか
その時点で色々と常識は通用しないのは目に見えているのだが・・・。


>>279(エイノー)
    「どうも〜」

会釈。
女の子でないので興味は薄い。

282エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/14(金) 19:29:44
>>280
「?いや失礼」

『サイドポニー』の巫女殿にそう言い頭を下げる。
『続柄』関係に感覚でモノを言ってはいけない。
一回や二回『死んだ』程度でそういう感覚が鈍るのは宜しくない。

「それでは失礼。ああ重い方(サツマイモ)受け取る前に
(クレープ)冷めないうちにどうぞ」

『ツーサイドアップ』の巫女殿にクレープの包みから渡す。

>>281
「失礼。お邪魔でなければ宜しいが」

あくまで『外人』はにこやかに遠慮するものだ。
その割に『臆面もない』というのは、まあ、仕方ない。

283『御蔵神社』:2014/11/14(金) 20:35:39
>>281(仕舞屋、エイノー)
「双子じゃないですよ?
まあ、それはそれとして。ちゃんと他にも居ますってば。さっき出て行った『座長』のお父様とお母様が」

コポコポ

二人分のお茶を淹れながら答える『サイドポニー』。
外人(エイノー)のお土産のクレープも供された。

「でも今は殆ど、『座長』に切り盛りを任せてるみたいですね。
将来的には正式に『座長』が祭司を継ぐ訳ですから、今の内に色々慣れておくように、と言う事なんでしょうねっ。

…ところで先生。お昼はまだですか?もしよかったら…ちょっと味見をしていって欲しいものがあるんですけどっ」

284仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/14(金) 22:49:49
>>283
    「・・・双子じゃない?」

色々と気になることがあったが、
まずはそこが引っかかった。
お茶を受けとりながら、『サイドポニー』を見る。

  「じゃあ三つ子・・・・・・」

 「・・・って雰囲気でもないわよね〜・・・」

姉を『座長』と呼ぶのも不思議だし、
血縁関係がないのであれば二人の瓜二つさ加減は
『普通じゃあない』レベルに達している。となると・・・

    「・・・」 「なるほどね〜」

じゃあ、『スタンド』の可能性しかありえないだろう。
この街ではスタンドはそんなに珍しいことではないので、
普通に納得して自己解決する。

    「・・・将来は祭司か〜」
    「・・・女の人って神主になれたんだっけ?」

仕舞屋は素人なのでそっちのことはさっぱりだ。

285エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/15(土) 11:41:48
>>283
「それではありがたくご馳走になりましょう。
 いや『神の社で食物を賜る』というのに憧れておりました」

ちょっと目が子供のように輝く。

>>284
(?)
仕舞屋の話している内容が耳に入った。
だがまあ『詮索』は慎もうと決めた矢先なので

「昨今『女性の神職』もあるそうですよ」

とあたりさわりのない部分にだけ一言。

286『御蔵神社』:2014/11/16(日) 07:48:58
>>284(仕舞屋)
「八つ子です!!
……まあ冗談ですけど。私たちはそうですね………一番しっくりくるのは、『以心伝心仲良しチーム』と言ったところでしょうか。
『座長』を頭に、こう……キャッキャウフフな感じで面白おかしく、姉妹感覚で…」

ズズズ

自分の分のお茶を飲みつつ、説明になってないような説明をする。
……しかし『スタンド』(能力の産物か、或いはそのものなのか)であるとしても、どう見ても『普通の人間』にしか見えない。
そっくりなのに双子では無いという、ある意味非常に不自然なロケーションでなければ、疑うこと自体ができたかどうか。

「なれますなれます。
明治に国家の宗教として神道が定められてから戦前までの、極短期間の間だけです。女性の神職が禁じられたのは。
もっともなり手の少ない職種ですから、知らない人も多いみたいですけどねっ」

>>285(エイノー)
「んふふ、と言っても出てくるものは先生の予想を大きく裏切るものかも知れませんけどねっ。
じゃあ、ちょっと失礼します」

立ち上がって一礼すると、『サイドポニー』は襖を開けて出て行った。
そして少ししてから………。

>>284-285(仕舞屋、エイノー)
「とりあえずこれを、先にお出しして、との事ですっ」

二つの皿を、仕舞屋とエイノーの前に出す。
……こんがりと、黄金色に揚がったスティック状のそれは、黄色味が強いことを除けば見た目はそのまま『フライドポテト』だが…。

「そうです、先生のお察しの通り…………これは『じゃが芋』ではなく『さつま芋』の『フライドポテト』。
『フルーツ』じゃあありませんけれど、『デザート』には充分なりうる一品です。

そして…」

コト

小さな小鉢。盛られているのは……『塩』?

「……蜂蜜なんかもいいかなと思ったんですけど。まずはこの『魔法の粉』で食べて見て下さい」

287エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/16(日) 23:42:19
>>286
>八つ子です!!

何かスゴイ台詞が聞こえたような気がしたが当事者ではないので
とりあえずそちらは気にせず『いただき物』を注視する。

「成程『大学芋』というのは以前聞いた事がありますがこれだけシンプルなのは
 逆に新しい。では有難く『いただきます』」

感動を求めて海を越えてこの国に来て何をためらう謂れがあるだろう。
一礼して『魔法の粉』をつまんでふりかけ食す。

288仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/16(日) 23:49:42
>>286
「七人まで出せるの・・・」

もはや完全にスタンドととらえているので、
そういう意味にとってしまう。
どこか感心した風である。

   「あら、どうも〜」
   「なるほど・・・・・・『サツマイモ』なら
    食物繊維とかたっぷりだしね〜」

魔法の粉をかけて、と言われたが、
とりあえず何もかけずに一口食べてから、
次に魔法の粉をかけて食べてみる。
違いというのがこれで分かるだろうし。

289『御蔵神社』:2014/11/17(月) 01:07:30
>>287(エイノー)
「……信じちゃダメですよ?」

念のためか、耳打ちする『巫女装束の少女』。

>>288(仕舞屋)
「嫌いな人も少ないですしね。
それに今の時期、一番美味しいものですから」

>>287-288(エイノー、仕舞屋)
「じゃ、私はお茶の御代わり、持ってきますから、ゆっくりどうぞ」

コポコポ

お茶を継ぎ足すと、空の急須を手に立ち上がる。

サク…

程よい揚げ色の表面の、程よい歯ごたえ。
『じゃが芋』のそれよりやや柔らかく感じるが、中のねっとりとした食感は『さつま芋』独特のもの。
閉じ込められていた熱の旨みが解放され、そして素朴な甘みがそれに続く。
何もつけずにいても、充分味わい深いが……。

  パラッ

『魔法の粉』とやらをかけてみる。やはり見た目は普通の塩のようだが…。
……………しょっぱい。いや……甘い。いやしょっぱい。
.....................................................
『甘い塩味』ッ!!この独特の、病み付きになる感覚…仕舞屋はこれを知っているッ!!

「……塩と砂糖を4:1の比率で混ぜ合わせて、そこに味の素を少し。
本当は普段私が使う出し汁を乾燥させた粉末を使いたかったんですけど、今回は時間優先で化学調味料、使っちゃいました」

襖が開き、お盆を手にした『ツーサイドアップ』が悪戯っぽい微笑みと共に説明すると、あるものを摘んでみせる…それはッ!!
(ttp://www.showanavi.jp/archive/archive/images/7214.jpg)

        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''

290仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/17(月) 01:14:33
>>289
「そ、それは・・・・・・ッ」

仕舞屋は知っている。
その『粉』を・・・・・・知っている!

まさか、『それ』がこれほどマッチするとは・・・
仕舞屋としても想定外だったが、
いやしかし美味い。もう一本つまみ。

        ペロ

       「素晴らしいわ〜」

 「これなら、ハンバーガーとも
  合いそうだし〜・・・・・・・・・・・・」

指を舐めつつ言う。
しかし、ハッピーパウダーとは・・・。
あと、『ツーサイドアップ』の悪戯っぽい微笑みで
軽くスイッチが入りかけた。ねっとりとした視線で見つめる。

291エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/17(月) 01:28:36
>>289
「私の思いは常に神とあります。その神の御使いが望む事もまた  
 そのままに」

お愛想とか色気とかいうのではない、極北の海で巫女の諌めを聞かず
守護女神に見放された男の相場など『海の藻屑』に決まっているからだ。

「ほう。さだかではないですが、何かこうイタリアのドライトマトに通じるような
 美味を仄かに感じますね」

トマトと昆布(ひいては『味の素』)の『旨み』とは『グルタミン酸』という
共通点があった。
イタリアとお隣感覚な母国ではないがそこはご近所というものだ。
(余談だが動物質の『旨み』は『イノシン酸』キノコ類の『旨み』は『コハク酸」
という物質による)。
ともあれ

「『甘味』にとらわれず食材全ての可能性を追求するその姿勢は素晴らしいと思います」

にこやかに『巫女』に一礼。

292『御蔵神社』:2014/11/17(月) 02:01:24
>>290(仕舞屋)
「どんなものにでもマッチする、まさに『魔法の粉』ですねっ。
今回は『さつま芋』を使いましたが………応用は無限に効きます。
それらの総合としての『フライドベジタブル』が、私の『付け合せ』です!!」

キラッミ☆

まるで少女マンガかなにかの演出のように、桜色の『煌き』が、『巫女装束の少女』を彩る。

「という訳でこちらもどうぞ!あ、普通の塩もありますよ?」

薄切りの『カボチャ』『ナス』、スティック状の『人参』、四分の一ほどの裂かれた『エリンギ』、丸のままの『オクラ』。
キッチンシートに包まれグラスに差された色とりどりの『フライドベジタブル』が並べられた。

>>291(エイノー)
「ドライトマト!いいですね、半干しの野菜は栄養素も旨みも凝縮されて保存が利きますから、私も大好きです!
さて先生、じゃあメインをどうぞ!!」

そして…先ほど仕舞屋にも供された『ハンバーガー』と、『カボチャ』『ナス』『人参』『エリンギ』『オクラ』などの『フライドベジタブル』が、エイノーにも出される。

「『フライドベジタブル』、そして『冬の照り焼きポークバーガー』です!!」

293仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/17(月) 02:17:57
>>292
「――――――」

仕舞屋というのは元来色欲に従順な人格だ。
その彼女に『桜色の煌き』は――少々、刺激的に『過ぎた』。

   「ん〜〜・・・」 「野菜もいいけれど〜」

すう、と立ち上がって巫女の傍に歩み寄り、

     「私は・・・」「巫女さんが食べたい、かな〜・・・」

     にた ぁ

獣にも似た笑みを、向ける。

294エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/17(月) 02:42:56
>>292
一通り集中して食しにこやかに『巫女』に頭を下げる。

「ご馳走さまでした。フライドベジタブルの軽妙間と
 ハンバーガーの主張あるボリューム、きっと他の
 参拝客や訪問者の心を掴む事でしょう。改めて、『ご馳走様でした』」
 
座位なままなれど深々と『ご馳走様』の一礼。

仕舞屋については『様子見』
人それぞれ『感動や感謝の表現も「あるだろう」、
『巫女』の『受け取り』を見て、その上で必要なら
紳士の振る舞いを考え行うで良しとする。

295『御蔵神社』:2014/11/18(火) 01:30:53
>>293(仕舞屋)         ア イ ド ル
「んふふ、済みませんが私は皆が崇める偶像……誰か一人のものにはなれない宿命。
ああいえ、正確には『神様』のもの、ではありますけど」

人差し指を、口に当てて。
その指先で、仕舞屋の額をちょんと突いて抑える。

「それに…確かに私はキラキラな美少女なので仕方ないですが、幾らなんでもアプローチがストレート過ぎますよ?
それじゃ私のハートは掴めません。
お友達から、まずは始めてみませんか?」

>>294(エイノー)
「ありがとうございます!
と言ってもこれ、参拝客に振舞うためのものじゃないんですけどね。

実は…今度の日曜日、この神社でお祭りがありまして。そのお祭りである催しものをするんですよ」

かりっと軽くローストされたバンズ。
挟まれているのは同じくローストされたシメジ。パティは豚肉で脂っ気が濃厚だが、中に刻まれて入った生姜と、ピクルスとして挟まれた、オイルと唐辛子と黒酢に漬け込まれた玉葱が口中をサワヤカにする。
ソースは醤油とみりん、酒に水飴で味付けられて甘辛風で、片栗粉でトロみをつけられ、たっぷりパティに絡められていた。

「ダイナー『Straits』との共営で、ちょっとした料理勝負がありまして。
まあ私は出ないんですけど、出れないと解っててもどうしても、出るならこんなの、みたいに作ってみたくなっちゃいまして…………。

お祭り…先生もよかったら、遊びに来てくれませんか?」

にこにこしながら、『巫女装束の少女』は仕舞屋の額を指で押さえて、止めている。

296仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/18(火) 02:18:30
>>295(神社)
仕舞屋とて――――最初は『ゆっくり外堀から』
攻めていくつもりだったのだ。
それが何故、こんな強硬手段に出たのか?
それは、縁組の放つ『桃色の煌き』が原因だ。
『魅了』の効果を受けつつある仕舞屋は・・・・・・

          「う〜ん」
          「『神様』なら、浮気にも
           寛容なんじゃないかな〜って
           思うんだけど〜・・・どう〜?」

ごり押しが駄目なら、それを上回るごり押し。
もちろん仕舞屋も普段は分別がつく。
しかしながら、今この状態においては、
残念なことに一時的に『理性を失っている』に
等しい状態なのだった・・・・・・・・・・・・。

というわけで、縁組よりも目線一つ分高いところから、
仕舞屋は縁組の首筋あたりをするりと撫でる。
ひんやりとした冷感が感じられるはずだ。

>>294(エイノー)
どうやら止めた方がよさそうな雰囲気だ。
何やら『中てられて』しまっているらしい。

297エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/18(火) 08:43:03
>>297
「『ご馳走さま』でした。『口福』堪能させていただきました。」

膳に一礼、『巫女』殿に一礼。

「成程参詣客相手に凝っていると思いましたが『お祭り』でしたか。
 ダイナー『Straits』の彼らとも知らぬ仲ではないので喜んで
 伺いましょう。しかしその」

>>296
やんわりおさえられている仕舞屋とにこやかな『巫女』両方を見て

「みごとにこなしておられるようですが『偶像(アイドル)』とは
 大変なものですね」

とりあえず感心した。
相手(『巫女』殿)の対応範囲というなら、仕舞屋の率直さも
いっそ尊敬に値する。

298『御蔵神社』:2014/11/18(火) 23:07:29
>>296(仕舞屋)
「『神様』は良くても『信者』の皆さんが納得してくれませんよ。
誰のものでもないからこそ、私は皆のもので居られるんです。

とまあ、そういう訳で」

ハグッ

仕舞屋の後ろから抱きついた、『サイドポニー』の腕が首に絡み……。

              キューッ

締め落とした。

「んふふ、本当はもっとこう、口先三寸でどうにかしたいんですけどねっ」
「まだまだ修行が足りませんねっ」

>>297(エイノー)
「お粗末様でした。
いえいえ、料理人としても偶像としても、全然未熟で修行中ですよ」

仕舞屋はと言うと、先ほどの『サイドポニー』の不意打ちで締め落とされていた。

「さてと、済みませんけど先生、タクシーを呼びますから、彼女のことをお願いしてもいいですかっ?」
「先生なら信用できますしねっ。あ、タクシー代は私が払っておきますから、安心して下さい」

299エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/19(水) 14:34:14
>>298
「了解しました。とりあえず『駅前』に向けて、それで
 彼女(仕舞屋)がお目覚めなら彼女の自宅まで送りましょう。
 今日はごちそうになりました」

微笑んで『巫女』殿に一礼、自分のコートでくるんだ仕舞屋を抱えて
玄関のタクシーに乗り込む。

(仕舞屋さんは任意に起きていただいても送られて下さっても構いません)

300仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2014/11/23(日) 01:38:24
>>298
「う〜ん〜不覚〜」

そのままエイノーに送られて帰ったとさ。
しかしこれで終わりではない。
きっと第二第三の仕舞屋が・・・!

301『新嘗祭』:2014/11/23(日) 20:38:51
『新嘗祭』。
数ある日本の祭祀の中でも、最古に類するものの一つ。
古くは天照大神が行ったとされる、由緒正しいその年の収穫を、天に地に、神に捧げ、恵みを感謝し祝う祭のことである。
食の神である『宇迦之御魂神』を祀る『御蔵神社』にとっては、ある種年末年始や大祓以上に重要な祭りと言っても過言ではない。

「んふふ、秋も半ばとは思えないほど、今日はほどよく温かいですねっ」

そこかしこに立ち並ぶ縁日の屋台。
メジャーどころはほぼ全て網羅し、『シロコロホルモン』や『玉せん』など、ご当地色の強いものまで、ちらほら見える──

「例のイベントまではまだ………時間がありますねっ。それまで私も楽しんじゃいましょうか」

302エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/24(月) 01:15:48
「いや難しいものだ」

『あえて難しい射的に当てて落ちない』状況に苦笑して露天商に空気銃を返す。
あるいは『ボンベ』の『空気圧』を装填すれば『アッサリ落とせる』だろう。
だがそれはつまらないではないか?
『人間が重心の低い標的をピンポイントにあるいは連射で落とす』のがこういう場にはふさわしい。
今日は人ごみ、先に買ったべっこう飴など舐めながら『縁日気分』を満喫する。

他の用件までまだ時間もありそうだ、『知った顔』に挨拶する事もあるかもしれない。

303J・J『ジャグリング・ジャグラーズ』:2014/11/24(月) 23:28:14
「野良猫撃つより簡単だぜ」

『射的』の屋台で、片っ端から景品を撃ち落していく。

304縞猫『一般猫』:2014/11/25(火) 00:59:33

「ナァーン」

野良猫だぜ。

305『Straits』:2014/11/25(火) 01:12:42
>>ALL

『黒畝』:
「くらえこのハンバーガーをオオオオオ――ッ」

       ドヒュドヒュドヒュドヒュ

全て無料になっております。おいでませ屋台。

306春原仁『キラー・エリート』:2014/11/25(火) 01:20:32
>>305

「遅いぜ」

ガシッ!

素早い動きで弾道を見切り、その一つを手にした。振りかぶり、猛烈な勢いで…

ムッシャアアアアアアッ!

食ったッ!

「うめぇ…匂いに釣られて来たが、炊き出しでもやってんのか? もっとくれよ、オレンジジュースあるか?」

307J・J『ジャグリング・ジャグラーズ』:2014/11/25(火) 01:24:07
>>304
撃たねーよ!つうかそういう意味じゃねーから!!

「オラっ捕まえたァ!!」

捕まえるぜ。
>>305の店で玉葱食わしてやるッ!!(虐待)

308縞猫:2014/11/25(火) 01:26:56
>>307

「オア〜!」


捕まった!


「オアー オアー」


悲痛な鳴き声をあげる。

やめろ、それはマジでやばい>タマネギ

309春原仁『キラー・エリート』:2014/11/25(火) 01:34:14
>>307-308
「おい、その辺にしとけ。
猫は好きじゃあないが、弱いものイジメは見てて気分悪いぜ」

やんわりとたしなめた。

310『Straits』:2014/11/25(火) 01:35:38
>>306(春原)

『黒畝』:
「まあそんなとこね!
 今日はどうせだし儲け度外視して宣伝するわ!!!」

ハンバーガーはバンズは香ばしく、パティはジューシー。
そこらのファーストフードが泣いて逃げ出す代物だ。


「スープもあるしチキンもあるわよー! どんどん来なさいどんどん」

>>307-308(JJ、縞猫)

『黒畝』:
「オラァぁぁ!」

丸のままの玉ねぎを投げた。
甘いのが三つ欲しいのか?

311春原仁『キラー・エリート』:2014/11/25(火) 01:44:47
>>310
「ありがてぇ、転職しようと思って前のトコ辞めてきたんだが、次の職が見つからなくてな…」

モリモリムシャムシャ

「えらく気前のいいオーナーなんだな、友達になりてえ」

左手にハンバーガー、右手にチキンを持ち貪っている。

312J・J『ジャグリング・ジャグラーズ』:2014/11/25(火) 01:58:44
>>308
よしよし、お前の名前は今日から『キンタロウ』だな。
抱き上げて撫で回した。

>>309
「悪ィ、ニホンゴは苦手なんだ」

スッとぼける。

>>310
生かよ!食わねーよ!!

「ハンバーガーのピクルス抜きのベーコンマシマシと、あとチキンよこせ」

313キンタロウ『一般縞猫』:2014/11/25(火) 02:03:13
>>309
ふと、屋台にまぎれて設置された看板が目に入る。

『ネコと和解せよ』

おそろしいパワーワードだ……

>>310
まるごとタマネギだと……正気かオヌシ!?
当たったら痛いぞ!

>>312

「にゃーおぅ……」


マジか。キンタロウかー……そっかー……
由来がさっぱりわかんねー

314『Straits』:2014/11/25(火) 02:08:57
>>311(春原)

『黒畝』:
「祭りだし、どうせスポンサー持ち出しだし〜。
 アンタはいっぱい食べなさい。ほらタッパーに入れてきなさい」

女が指さす先には。

           ドォーz_ン

フライドチキンが巨大な山となっている。
中には鶏が一羽丸々揚げられた蛮行の産物まであった。
バーガーはタワーだ。積み重ねられ、ぐらぐらと揺れている。

>>312(JJ)

『黒畝』:
「好きなだけ持っておいき。
 トッピングは自分で詰めるスタイルよ」

『トッピング』はバイキング方式で並べられていた。
大盤振る舞いにも程がある。

>>313(キンタロウ)
大丈夫。多分。

           ドヒュー  ボテチーン

当たった。痛い。君には抗議の権利がある気がする。

315春原仁『キラー・エリート』:2014/11/25(火) 02:16:44
>>312J・J
ニガテならしょうがないな。

>>313
畜生と和解もクソもねぇよ。

「スッゾラー!」

威嚇した。

>>314屋台
「流石にそこまではしねえよ、みっともねえ」

ムシャムシャ

「ゲフ、いくらなんでも食い過ぎたな、他に店はあるんだろ? どこだ?」

316キンタロウ『一般縞猫』:2014/11/25(火) 02:27:46
>>314(黒畝)
ふと看板が目に入る……

『ネコへの態度を悔い改めよ』

    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


>>315(春原)
看板を見た春原は何故か急にヤクザスラングを発した。
看板に猫と書いてあるからと言って、目の前の猫が何かしたわけではないというのに、
頭がおかしくなったのだろうか?


>>(JJ)

「フギャッ」

JJが抱き上げた猫にタマネギが直撃する。
タイミング的にまるでJJが猫を盾にしたように見えなくも無い。
さらにそこになぜか急にヤクザスラングが浴びせかけられる。コワイ!

317J・J『ジャグリング・ジャグラーズ』:2014/11/25(火) 02:30:35
>>312>>316
なんだと。
こっちはてっきり知っていてやっているものだと………。
(ttp://dic.pixiv.net/a/%E3%81%BE%E3%81%95%E3%81%8B%E3%81%AE%E9%87%91%E5%A4%AA%E7%8B%BC)

とりあえずチキンをやった。まあこれでも食えよ。

>>314
ベーコンのそれも脂身の多いところばかりを選んで挟む。
ダイエット?そんなもん犬に食わせとけ!!

あと玉葱は返した。

>>315
「まだニホンには一年も居ねえんだよ」

と日本語で答える。

318キンタロウ『一般縞猫』:2014/11/25(火) 02:40:42
>>317
あのネットスラングの元ネタはこれだったのか……
猫なのに狼とはこれいかに。


「んにゃあ」


猫はチキンを咥えて立ち去った。
さらばようならだ……

319『Straits』:2014/11/25(火) 02:40:54
>>315(春原)

『黒畝』:
「主催が雇ったテキヤさんたくさん来てるんじゃない?
 なんか一人でなんでもやれる人がいるとかなんとか」

>>316(キンタロウ)

『黒畝』:
「は! この看板――」

          ゴゴゴゴ


「神道系で貼られててOKなの?」

そっちが気になった!
どうせ猫は食べ物だからな!

>>312(JJ)

『黒畝』:
「当店は減量処置も行っております」

生暖かい微笑+ドルマークの目。

320春原仁『キラー・エリート』:2014/11/25(火) 02:45:15
>>319屋台
「違う、そうじゃない。
屋台だけが本業ってことはないだろ、どこかにもっとちゃんと店があるんだろって意味だ」

>>316
猫は好きじゃないんだよ、嫌いなものが目の前ウロウロしてるのは不快だろ。

>>317J・J
「そうか、じゃあとっとと帰るんだな、確かに聞くに耐えねえわ。ああすまん、意味を解説しようか?」

挑発されていると受け取ったぞ。

321エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/25(火) 03:29:24
>>319
「私にも一つハンバーガーを売ってもらえないだろうか?」

店員さんによってはちょっと懐かしい『客』が来た。

322J・J『ジャグリング・ジャグラーズ』:2014/11/25(火) 18:47:19
>>318
似たようなもんだろ、毛が生えてるし尻尾もある。イケルイケル。

>>319
「減量?何のだよ」

体脂肪率は少ないほうでね。
むしろ外からガンガン取り入れないとスタミナが切れるンだ。

「そういうのはメタボオヤジに言いな。
アタシは生まれた時から死ぬ時まで、健康優良不良児だぜ」

腹筋だって軽く六つに割れてるかンな。

>>320
「いらねーよ、あとメシ食ってる時は話かけンな。
メシってのはこう…誰にも邪魔されず……………そーゆーアレだ。オーケィ?」

パンにベーコンの塊を挟んだやつを食う。とにかく食う。

323春原仁『キラー・エリート』:2014/11/25(火) 22:52:18
>>322
「そうだな」
立ち去った。

324『Straits』:2014/11/25(火) 23:41:41
>>320>>323(春原)

『黒畝』:
「ああー、そういう。
 ちょい待ち。あ、帰るな。待て、帰るな、待てェッ!」

          ドヒュ!

              ペタン

春原の後頭部にカードを投げつけました。
本店がどこにあるかとか、住所や電話番号が記載されてるんだ。
たぶんぴったりと張り付いたことと思うので安心している。

>>322(JJ)

『黒畝』:
「ち! やっぱりエステ店を開いて大儲けはダメか……
 というかこの町は本当にッ! フプマが憎い! フプマが憎い!」

                  フプマガニクイ! フプマガニクイ!(エコー)

天に向かって大声で吠えた。まるで負け犬そのままの姿である。

「まあ、何でもいいんで宣伝してね。
 ダイナー『Straits』をよろしくねん」

>>321(エイノー)

『ロック&ネリー』:
「お?」 「おお?」

調理担当二人が飛び出してきた。
握手を求めるように手を差し出してくる。

『ロック&ネリー』:
「最近見なかったじゃねェか!」
「無事してたの? お国帰ったかなー、と」

325J・J『ジャグリング・ジャグラーズ』:2014/11/26(水) 00:47:53
>>323
「だろ?」

食うことに没頭した。

>>324
「いや開けばいいじゃンよ。アタシは行かねーけど。
あとフプマって何だ?」

あらかた食い終わると、オレンジジュースをがぶ飲みする。

326『新嘗祭』:2014/11/26(水) 01:44:37
>>324(『Straits』)
「いいじゃないですか、エステ。
私は興味ありますけど………………?」

祭の主催者である『ツーサイドアップ』が、白い襟に緋色のノースリーブのワンピースに、白い千早を羽織ったなんちゃって巫女風のいでたちで現れる。
空いてる席を取ると、早速バンズに肉やら野菜やらを挟み込んだ。

「それにしても…挟み放題で採算取れるんですか?」

327エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/27(木) 01:32:22
>>325
「ちょっと『ボーダーライン』でこの世に引き返してくる旅路でね」

一口かじって笑顔。

「うん良い味だ。やはり魅力的だね『この日本』も『現世』も」

>>326
『巫女』殿に挨拶。

「こんにちわ。ちょっと『イベント』に挑みに来ましたよ」

328『Straits』:2014/11/28(金) 01:51:36
>>325(JJ)

『黒畝』:
「え? 金に飽かせればなんでも買えるところよ。
 健康も! つか手足売るな手足ー!

 まあ、在庫品は今日使えてるからいいけど」

>>326(GM)

『黒畝』:
「ハッハッハッハ」

「それはもちろん半額は持っておらうわよ、そっちに」

『言い切った』!

「まあ、大した額にはならないわよ。
 格安の材料使ってるし、一部原価タダだし」

「諭吉さんが二〜三列でラインダンスするぐらいで済むわ」

>>327(エイノー)

『ロック&ネリー』:
「よく判らんが無事でよかった!」
「いや、なんとなく判るんだけど。無理しないでね」

『黒畝』:
「ああ、心の友よ。
 アタシの店の儲けのための協力してくれるのねん」

       ガ  バァ

真正面から抱き着いて額をこすりつけてきた。
小動物の懐き方だが、妙齢の女性だと若干微妙だ。

329『新嘗祭』:2014/11/28(金) 20:56:02
>>325(J・J)
巫女風の格好をした少女が、栗色のツインテールを弄りながらやってきた。
日本人離れしたスタイルもさることながら、なにやらオーラのようなものまで出ている。

どうやらこの屋台の店員たちとは親しい間柄のようだ。

>>327(エイノー)
「ありがとうございます、先生なら挑んでくれると思いましたよっ。
……正直参加者がまだ少なくて。もう少し来てくれるといいんですけど………」

ちょっと困り顔だ。

>>328(『Straits』)
「いきなりですね!?まあいいですけど、お金はありますから。
それはそれとして、微妙に参加者が少ないですね……。

まあまだ受付中ですし、これから来る!と!思います!たぶん!!」

330エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/28(金) 22:50:04
>>328
「気をつけるよ」

ロックとネリーの労わりに感謝しつつ

「いや貴女の『Straits』に少しでも役立つ、などという誉にあずかれば最高ですが」

『軽い気持ちの応募』だったがとりあえず黒畝に臆面もない笑顔。
うん、軽い気持ちだから本気でやらない訳でもないし。

>>329
「確かに『お祭り』で盛り上がらない、というのもいただけないですね。
 しかし巫女殿のご参加も前提ならアラカルト紹介だけでも盛り上がるのでは
 ないでしょうか」

やはりこういうのは「見物客が盛り上がる」のが一番だ、勢いで飛び込み参加者も
出るかも知れない。
彼女にはそういう『カリスマ』もしくはそれに近い『何か』があるのをこの間も見た。
まあそれはそれとして『繁盛してる屋台』程度の集客は自分でも目指そう。

331立花りっか『リンネ・ラジオ』『XTC』:2014/11/28(金) 23:17:42
(祭りということで小遣いを貰ったが……できれば使わずに貯金したい。
 雰囲気だけ楽しむか)


大きなリボンをつけた女の子がさ迷い歩いてきた。


>>328

(無料……?
 祭りっていうのはむしろ、普通より高いものだと相場が決まっているが……
 なにかの間違いか?)


じっとハンバーガー(+α)屋台を観察する。

332エリー『ラフカディオ』:2014/11/28(金) 23:34:15
「ひゃっほーハンバーガーください!!」

ハンバーガー欲しさにダイナーへ突貫していく銀髪幼女。


>>331(立花)
ちょうど都合よく観察しやすそうな客がやってきていた。

333『Straits』:2014/11/28(金) 23:43:51
>>329(GM)

『黒畝』:
「期待しましょう(遠い目)」

『ロック&ネリー』:
「おいその眼やめろよボス」
「マジでやめなよ僕の巫女様の前で!!!!」

『黒畝』:
「期待しましょう(白目)」

いろいろつらいことがあったのでやさしくしてあげてください。

「あと、今日は特別だから――
 普段ならウン百万はとるいろいろな施術とかしてあげるわ!
 インスタント仕様だけど! ダイエットとか性転換とか!」

「というワケで宣伝よろしくぅ」

>>330(エイノー)

『黒畝』:
「とりあえず拉致ってルドヴィコ療法を仕掛けながら食べさせるとかどう?」

前向きな提案!

>>331-332(ジャリガキども)

『黒畝』:
「おー、来た来たイキのいいのが」

「さあ、お姉さんの胸に飛び込んでおいで」

            ジャリリン

後ろ手に何も隠しちゃいないぜ。
ほんとほんと、マジよ、マジ。

334立花りっか『リンネ・ラジオ』『XTC』:2014/11/28(金) 23:57:16
>>332
(学校で見たことがある顔だな。
 同じ学年だったか……)


目立つ外見なので覚えていた。


>>333

    さっ

リボンの女の子は、さりげなくエリーの後ろに隠れた。

335J・J『ジャグリング・ジャグラーズ』:2014/11/29(土) 00:01:25
>>328
「フーン」

『弾丸曲芸師(ジャグリング・ジャグラーズ)』がなきゃァ行ってたかもだな。
とりあえず肉を食い溜めとくか。

>>329
(…………でけェ)

………肉だな、うン、肉食おう。それがいい。

336エリー『ラフカディオ』:2014/11/29(土) 00:06:03
>>333(Straits)
「胸は良いからハンバーガーください!」

無邪気にばっさり切り捨てられた。
ただ、ハンバーガーをもらうために手の届く距離まで近づいてはいる。
後ろ手に何か隠してるんじゃない? みたいな疑念は一切抱いていないらしい。当然か。


>>334(立花)
エリー……本名エルヴィラ=グリーンコーラル。
秋映学園の五年生で、その白銀に輝く長髪をなびかせながら走り回り騒動を起こす様から
『銀色の暴風』――とは別に呼ばれていないが、たまに先生に窘められてる様が目撃されるような少女だ。

問題児、というほどアレではないが、何かと目立つヤツなのは間違いない。

337エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/29(土) 00:12:14
>>333
「いや『リピート客狙いでローコストかつ期間限定販売』ねらいですので」

『安くて簡単で話題性で売り逃げ』が目標なので洗脳まではちょっと考えたい。

>>311>>322
「食べていかないかね?今日は特別にご馳走しよう」

子供達に呼びかけてみる。
ダイナーの宣伝を兼ねて客の歓心を買っておくのも良いだろう。

338『Straits』:2014/11/29(土) 01:09:03
>>335(JJ)

      ジュー ジュー

いつの間にかバーベキューまで始まっている。
甘ったるいソースの焦げた香りがあたりに漂い始めた。

『ナズ』:
「ふんふ、ふふん、ふーふーふーん」

          ポヨンポヨン

巨乳ウェイトレスが支度しております。

>>334>>336(愛らしい子供たち)

『黒畝』:
「さあ、おいで、おいで。ハンバーガーならあるわよ〜」

        ハァ  ハア

息が荒いおねーさんがハンバーガーをくれます。
美味しく食べるといいよ。美味しくね……

>>337(エイノー)

『黒畝』:
「ほー。なかなかいいんじゃないの?
 ファストフードとしても、ぴったりくるような内容ね」

「是非期待してるわ。洗脳は今日はやめておくわね」

339立花りっか『リンネ・ラジオ』『XTC』:2014/11/29(土) 01:15:12
>>336
立花りっかは特に目立たない、大人しい(静かな)生徒なので、
記憶力がいいとか、たまたま知ってたか、クラスメイトだとかで無ければ知らないだろう。
特徴的な行動といえば図書室によくいるくらいか。
外見も、黒髪に茶色い目。日替わりで髪型が変わってリボンの色も変わったりするが、別に目立つほどではない。

>>337
「あ、はい」

やはり無料のようだ。安心した。

(しかし最近はハンバーガーの屋台なんてあるんだな……)


>>338
なんだか妙に息が荒いな……結構重労働なのかもしれない。
無料だと客も多いだろうしな。


「ありがとう……」


お礼を言って受け取り、両手で持って食べ始める。

340エリー『ラフカディオ』:2014/11/29(土) 01:20:25
>>338(Straits) 、 、 、、
「ありがとー! おばさん!」

ナチュラルに人を傷つける台詞を言いつつ、ハンバーガーを食す。
ところでコイツ前に花火師の女に同じこと言ってひんしゅくを買ったばかりなのだが学習してないらしい。

「いただきまーす!」

もぐもぐ。


>>339(立花)
で、ハンバーガーを受け取ったところで後ろに人がいることに気付いた。
特に誰かは分からないが…………、

       「……」

この縁日で自分の同年代というのは、それだけで珍しい。じっと見つめてしまう。
こちらの方を見ているならば、自然と目が合う形になるはずだ。

341エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/29(土) 01:24:49
>>339
「今日はこの後『ハンバーガーの新メニュー』審査イベントもあるから
 見ていくと良い。多分そこでも無料で試食できるよ」

ささやかに宣伝、これくらいは良いだろう、ウン。

342立花りっか『リンネ・ラジオ』『XTC』:2014/11/29(土) 01:36:44
>>340
一瞬目が合ったが、立花は目線をハンバーガーに落とした。

「……」

       もぐもぐ


立花は、ついばむ様にちょっとづつハンバーガーを齧る。
指などを汚さないように慎重に食べているようだ。


(なんで見てくるんだ……?
 食べにくい……)


内心、居心地悪さを感じていた。

>>341
「そうなんですか」


話しかけられたのをこれ幸いにと、エリーから逃れる立花。


「新メニューか少し気になるが……しかし腹が持つかな。
 ……お持ち帰りとか、は、さすがに無いですかね?」

343『新嘗祭』:2014/11/29(土) 01:42:39
>>330(エイノー)
「まあ確かに私は可愛いですから、当然盛り上がるでしょうけど。
さすがに参加者が二人だけじゃ間が持たないですよ。

……先生、他に誰か参加してくれる人の心当たりありませんかっ?」

>>333(『Straits』)
「なっなんですかその目は……。
ふむっ、しかし…宣伝………飛び入り………なるほど……」

モグモグゴクン

バイキングサンド(仮称)をしめやかに食べ終えると、何か思いついたのか手を叩いてパンくずを落とし、
今回の催しのため、空けて置いた一区画に向かって歩いていく。

         キラ               キラ

その周囲を、桜色の『煌き』が弾けては消える───

>>ALL
手にしたマイクのスイッチを入れると、まずはご挨拶。
大きなモーションで一礼して、強めの『煌き』を飛ばす。

「はい、みなさーん!!御機嫌よう!!今日は御蔵神社の『新嘗祭』に来ていただき、ありがとうございまーす!
本日はお昼の12時より、ここ特設会場にて、ダイナー『Straits』との協賛で、『食劇』を行います!!」

「これは当神社に伝わる伝統行事!!
まだ黄金町が街でなく、村だった頃のお話!!その頃は人々は、この湖のほとりで、暮らしていました!!

生活の基盤は何時の時代も『水』、ですからねっ」

ややオーバーアクション気味に、緩やかに舞うような動きで動き回りながら趣旨を解説していく。

「そして『食劇』は、当時の村に関わる大きな揉め事を、当神社の祭神である『宇迦之御魂神』様に裁いて貰う為の勝負!!
『神膳』、つまり神様に料理をお供えし、より神様がお喜びになった『神膳』を供した側が正しい、とされて来たそうです」

「何でも、誤っている側の『神膳』は、どれほど上手くできていても、何故かお供えした後に味が悪くなっていたとか…。
その真偽は定かではありませんが、ともあれそういう『料理勝負』があったのは事実!古文書に書いてありました!!」

「そして村が町になり、基盤がここ、『H湖』から離れるにつれ、『食劇』は行われることは無くなってゆきます。
ええと、記録では明治9年に行われたものが最後に、以来約130年間行われていませんでした。

そんな忘れられた催しの復活を、今日ここに宣言します!!」

「レギュレーションは神社の入り口で配布したチラシの通り、ちなみにHPにも書いてありますので詳しくはWEBでも。
優勝賞金は50万円となっています。太っ腹ですねっ。

現在参加枠はまだまだ空いています!!当日直前飛び入り参加もOKですから、お気軽ご参加ください!!」

鳥居をマイクで指すと、その近くで、手を振ってチラシを配っていた『サイドポニー』と『ボブカット』の『巫女装束の少女』が応える。

344アイリス『ネヴァー・セイ・ネヴァー』:2014/11/29(土) 02:00:31
>>343
「まあまあ、こちらのお祭り事は賑やかで楽しそう」

「お呼ばれして良かったわ」

およそ神社の雰囲気に似つかわしくない黒いローブにとんがり帽子の老婆が、目を輝かせ鳥居を見上げている。

345三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』:2014/11/29(土) 03:35:22

「そんなんもあるんやー」

巫女の声(>>343)を聞いて。

祭りの装い。客ではなく、『たこせん』の屋台の女だ。

金魚の髪飾りをつけている。

そして……今は、ただ、たこ焼きを焼いている。
それは、いわば本能的なたこ焼き焼きの技術だ。

(うちは料理人とはちゃう。)

爆発的に美味いわけではない。
……だが、平均値で、焼ける。

「たこせんー、たこせんいかがですかぁーー」

せんべいの在庫はまだまだ、いや無限にある。

……そんな店なので、客入りは、まあ、ふつうだ。

346J・J『ジャグリング・ジャグラーズ』:2014/11/29(土) 06:22:31
>>337
「気持ちだけ貰っとく。
つうか普通、見ず知らずのオッサンに食事に誘われてついてく奴ァいねえよ。
よっぽど、ケツか頭が軽くなきゃな」

>>343
ぶふッ!?
思わずオレンジジュースを吹き出しかけるぜ…。

「ごじっ………」

50万つったらこの国の平均的なリーマンの月収より余裕で多いじゃねえか!!
おまけに、こいつは…。

>>338
いや別に貧乳コンプレックスキャラとかじゃねーから!
巨乳アピいらねえよ!!お前だって身長2メートルくらいのヤツみたらおおーって思うだろ!それと同じだ!
バーベキューも食う。肉食系なンだよ。

「………おい、さっきよ、参加者がなンとか、あのホルスタイン巫女が言ってたけどよ。
あー………そうなのか?何人くらいなンだ?」

347高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2014/11/29(土) 21:42:51

「そ、そんな大々的な行事だったのかよ…
 町内会くらいのノリで参加希望しちまったんだぜ……」

 >>343の喧伝を聞いて、こっそりとビビり始めるチャラいチキン。
 そろそろ試合開始の時間が近づいてきた気がするので、こっそり参上。

「今からでも辞退… いやでもそっちのが逆に失礼…?」


>>344

(最近よく外人さん見かけんなー) ペコ

 チラ見。アンド目が合えば会釈。
 知らない人だが、印象よくしておいた方がのちのち有利になりそうなスメルを感じ取ったぜ(ゲス顔)。


>>345

「…『たこせん』?」 ナンダソリャ

 聞き慣れない言葉と、生地が香ばしく焼ける匂いにつられてやってくるチャラチキ。
 お姉さんと、商品の作り方をじっと見ている。祭りの装いの女性っていいよね。

348三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』:2014/11/30(日) 00:17:55
>>347(高天原)

現在、客はまばらだ。


         『ジュ〜ッ』

そして女はたこ焼きを焼く。

     『くるっ』

焼けたらひっくり返す。

たこ焼き用鉄板の隣には、空いた鉄板がある。
別のものも焼くのだろうか。

「よいしょぉ」

      『ぱき!』

また、二つに割られた『えびせん』が用意されている……



      ニコー

と、目が合った。
……微笑む。

「たこせんいかがですかぁー」

「安ぅて美味しいですよぉー」

やや関西なまりの発音。おそらく高天原に向けた呼びかけだ。

349高天原:2014/11/30(日) 00:31:36
>>348(三ツ矢)

 ひょこひょこと歩み寄る。
 ものめずらしさの興味半分、腹の虫が鳴いたのがもう半分。

 目が合ったので、会釈を返す。


(関西弁だ…)

 話しかけられて、少し驚いたように目を開くが…

「どもっす。一個おいくら?」
「てか、『たこせん』? って、何スか? 俺、初めて見るかも」


 次の瞬間には馴れ馴れしく話しかけている。距離はわりかし近めだ。

350高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2014/11/30(日) 00:33:01
>>349
俺だぜ。

351エリー『ラフカディオ』:2014/11/30(日) 00:33:02
>>341-342(エイノー、立花)
     「へえー……」
               チラッ

エイノーの話を聞き、立花の方を横目で見る。
これは……立花にも分かるだろう。
『一緒に行ってみたいなーこの子と』という視線である。

 「ねーねー」

 「一緒に行ってみない!?」

ハンバーガー片手に立花を誘う。

352『Straits』:2014/11/30(日) 00:38:02
>>339-340(愛らしい子供たち)

『黒畝』:
「誰がおばさんか! 設定年齢二十代よ二十代!」

PC設定的にもそうですが忘れられがちです。

「とりあえずアンタたち、『Straits』をよろしくね。
 店に来たらジバ○ャンとかいるわよ。巨乳の」

『猫を被る能力』も『猫の妖怪』も大差ない大人目線。

>>346(JJ)
巨乳PCをお求めかと思いましたので……
どうぞ触るなり揉むなり好きにしてやってくれという思いだけがあります。


『ナズ』:
「新メニューを決めるコンテストをするのです!
 優勝した暁には我が『Straits』が大儲けする予定です!」

いろいろと間を端折った説明。
もっとまともな人に話を聞きましょう。

353エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』:2014/11/30(日) 00:43:31
>>346
「まあ好意は理解してもらえたようなので構わないよ。
 ただあまり祭りで常識にこだわり過ぎるのも固い気はするがね」

手を振って返答、ゆっくりコーヒーを一口。


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