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【ミ】『死が敵を分かつまで』【殺】
1
:
【殺し屋】『タイトロープ』
:2013/06/09(日) 21:57:18
――【殺し屋】専用ミッションスレッド。
94
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/07/23(火) 00:31:56
>>91
迂闊だった。相手はどうやら俺と変わらないパワーを持っているようだ。
攻撃はやはり『本体』だった。あの勢いで攻撃すれば、人間の体なら耐えられるワケがない。
『本体の強化』とは違う能力か、『踊っている間しか効果がない』らしいが…ああ、癪だな。
人間相手に策なんていらないと思っていたが、仕方ない。
『井上』を呼び戻し、ダメージを確認しておく。
立ち上がれないが、腕は動くか? ダダをこねる子供のように、腕の届く範囲内の床を破壊する。
恐らく修復されるだろうが、破壊して飛び散った破片はどうなるか、床が修復されるまでにかかる時間を把握しておく。
95
:
『殺す者、護る者』
:2013/07/27(土) 19:51:19
>>92
(薄金)
『踊るスタンド』、その華麗さの裏に秘められた『暴力』に、
うっすらと戦慄を覚える薄金。
隙があったとはいえ、
あれほど【護り屋】を圧倒していた井上のスタンドが、
ただ一撃で消し飛び――地に這わされている。
自分が同じものを食らえば、死亡と重症、確率は五分というところだ。
それでもなお、薄金は対峙する相手として、『彼女』を選んだ。
梁間の『トパーズ』に呼びかけた後、
音楽を意識しながら、『踊り手』へと近づこうと――
――――♪!
だが、意識していたのは、相手も同じだったらしい。
ゴッ! カッ!
ギュルォオオオオオオ――――ッ
『踊り子』の爪先が唸りを上げ、足元の瓦礫を弾き飛ばした!
無数のそれは飛散しながら、真っ直ぐ薄金へ――
『アヴェンジド』の正面へと放たれる!(スB)
――互いの距離は、『3m』。
『タイミング』は読めていたが、この距離!手数!果たして防げるか?
>>93
(梁間)
咄嗟に玄関口の壁に張り付き、巻き添えを避ける梁間。
敵は『何かを蹴り飛ばす』と読んだが――正解だった。
ゴッ! カッ!
ギュルォオオオオオオ――――ッ
敵が『瓦礫』を蹴り飛ばす――ただし、薄金に向かってだ。
元は扉、質量的にはさほどではないが、この近距離。
何より『ハッピー・オルガン』を蹴り飛ばすあのパワーだ。
その範囲には、『トパーズ』の潜む扉も含まれる可能性が高い・・・・!
『ドレッドヘア』は、壁に崩れたきり、動かない。
気絶しているかどうかは、傍に行かないと確認しようがない。
>>94
(井上)
己の迂闊さを呪いながら、敵の能力を分析にかかる。
同時に、自身のダメージを再確認。
井上は、全身無数の切り傷の上、右手首をざっくりと切られていた。
動脈から激しく出血している。このままでは遠からず失血死だろう。
打撲などは数えるまでもないが、他に重症はない。
『ハッピー・オルガン』自身は・・・・
身体は麻痺しているが、指先は動くようだ。
試しに床を砕いてみる・・・・
ビ キ キッ
・・・・砕けたが、想像以上に固い。
いや、明らかに力が出ていない。(パワー:B)
――しばらくは復調は難しそうだが、『井上』を動かせるのは『光明』だ。
最後に、ガラス扉を確認――
意外だが、ガラス扉は修復していかない。
どうやら『マム』の能力は、扉の類には作用しないようだ。
そういえば、自分がぶち抜いたガラス扉も、まだ割れたままだった。
96
:
梁間龍郎『トパーズ』
:2013/07/28(日) 03:09:04
>>95
(GM) ダチ
やらせねえ! 『仲間』も『護る』ッ!
助けられた『恩義ある相手』も『護る』ッ!
殺し屋の目的だって果たす――――
抱え過ぎか? そんなことはない。
おれの『トパーズ』、『荷を軽くする』には!
「過ーぎた……力だからよ――ォ!!」
《伏せろーォ! ジロちゃああ〜〜ンッ!!!》
今潜んでいる扉。
『トパーズ』がそれをホール内に回って『蹴り飛ばす』。破ス精DCC
つまり、今『石が向かってくる方向』に向けて蹴り飛ばすワケだ。
薄金が伏せてくれさえすれば被弾面積は小さくなる。
そして、この飛んできた『張子の扉』を解除し、元の扉に戻して盾とする!
些か行動としては遅い。だがそれも承知の上だ。
《やーると決めたかーらにゃ――》
《とーことん、やってやらァ〜〜ッ!!》
行動の正否は問わず、『ドレッドヘア』の方向を――『意味深に観る』。
この行動――釣られてくれるか?
97
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/07/28(日) 03:24:51
>>95
思ったよりダメージが深いな。少し休もう。
とりあえず武器の修復をしておく、なくなったらそれはそれで……あまり困らないけども。
切断された血管を閉じ、出血を止める。
肉体の操作というのは、手足を動かす能力ではない、文字通り『肉体』を『操作』するのだ。
血管をチョウチョ結びにするのだって可能だ。しないけどな。
どうも追撃はなさそうだな、この距離で攻撃が来ないということは遠距離型はいないか?
ともかく、麻痺が解けなければ動けない、当たり前だが、しばらく井上に周りを見張らせて休もう。
98
:
『殺す者、護る者』
:2013/07/28(日) 20:42:13
>>96
(梁間、薄金)
――ダッ!
『すずらん』ホール側に扉を抜け、
薄金に声をかけるなり、扉を蹴り飛ばす!
薄金が首尾よく伏せれば、瓦礫への盾となる算段だったが――
ベッキ!!
――どうやら、『よく聞こえなかった』らしい。
蹴り飛ばされた『扉』は、薄金の右側に勢いよく命中していた。
『張子』のままで、ダメージはほぼないのがせめてもの救いだ。
――勿論、扉の破片も、薄金はもろに喰らっている。
金属部品に乏しく、致命的なダメージはなかったものの、
顔といわず胸といわず、全身に木片が突き刺さる!
――ドス!
特に左太ももには、ざっくりと大きな木片が突き立った。
この傷は深そうだ・・・・移動に差しさわりが出るかもしれない。
さらには、スタンドが構えていた布地も、ビリビリに破けてしまう。
一瞬の隙を見せられる敵では、『到底なかった』。
対する高遠は――踊りの『リズム』を下げながら、
緩やかに、用心深く、二人の様子を観察している。
ホール入り口から顔を出し、
『トパーズ』はわざと、『ドレッドヘア』の方を見つめてみる――
その反応は?
>>97
(井上)
ジュク ピクピク ズズズ……
切断された血管を筋肉で押さえ、出血を止めた。
『体外』に出た血管は操作出来ないが、体内に引き込めば、
切り傷の類はどうにでも出来る。
さしたる時間もかからず、井上の出血は『停止』された。
あとは『アドレナリン』を少し多めに出せば、傷口も塞がるだろう。
麻痺はまだしばらく続きそうだ。
しかし、止めを刺しに来る様子はない。
出入り口付近に詰めていたのは、『ドレッドヘア』だけだったのかもしれない。
井上は、義務的に周囲を警戒し続ける・・・・
『すずらん』入り口付近からは、喧騒が続いている。
顔を少しずらせば、視界に納められるかもしれない。
99
:
薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2013/07/28(日) 23:25:50
>>98
「ぐあ ッ!」
気を抜いたか・・・不覚!
倒れるかどうかは勢い次第だが、倒れるとしたらなんとか受身をとり、すぐに上体を起こせるように。
そして何より『太もも』の傷だ。衝撃が去ったらちょっと動かしてみて、どのくらいで痛むかを確かめる。
「くそ」
破けた布も確認。
ヒモ状にもならず、破け散ってしまっただろうか?
100
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/07/29(月) 01:16:50
>>98
まだか、もうしばらく考えていよう。この後あの『踊るヤツ』と戦うんだろうが、本体への攻撃は効果が薄いだろうな。
弱点をあそこまで振り回すってことは、そういうことだ、踊っている間、本体は弱点ではなくなり、むしろ主な攻撃方法となる。
じゃあ『スタンド』の方を狙うか? それとも踊ることができないような状況を作るか? 時間は多くない、このどちらかに絞ろう。
ああ、こぼれた血がもったいないな、『井上』に全部啜らせる。
『アドレナリン』を大目に分泌し、出血を止める。
血液を啜らせながら、這いつくばったまま『すずらん』の方を見させる。
101
:
梁間龍郎『トパーズ』
:2013/07/29(月) 01:24:35
>>98
《……ヒヒッ》
こッエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ
エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ
エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ
エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ――z___ッ!!
死ぬぞ死ぬぞこれ! いや、待ていや待て落ち着けッ!
――倒れたヤツに、追撃をかますのが常套だ。
おそらくは井上はまだ動かない。と、なれば――――
高遠ちゃんは殺さない。それが護り屋だ。
なら、もはやここはおれが動くべきだ。
タンッ!
残る『扉』を背にし、『ドレッドヘア』の方を見遣る。
周囲の破片の残骸を確認――四足獣のように、伏せて。
本体のおれはこっそりと壁に沿いつつ、外に出れるように動く。
おれ自身を狙ってくるというのも避けたいからな。
102
:
『殺す者、護る者』
:2013/07/30(火) 19:39:04
>>99
(薄金)
破片が木片だったこと、量がさして多くなかったこと、
そして構えていた布が、多少なり直撃を庇ってくれたことが幸いし
た。
薄金は吹っ飛ぶこともなく、倒れてもいない。
『アヴェンジド』が持っていた布地は、今やズタズタだ。
繋がっているかどうかは、広げてみなければわからない。
最後に、激しい痛みを生む『左太もも』、そこに刺さった
大きな木片を動かそうと、手を伸ばした時だった。
――♪
タ タン!
♪ ♪
流麗な動きで、『踊り子』が進み出た。
落ち着きを見せていた『リズム』に変化はない。
『裏打ち』のタイミングで刻む、予想外の『二歩』。
それだけで目前に迫る。
『パワー』はない――それ故に『気取られない』。
目前の敵を失念していた、薄金の対応は遅れ――
パッシィ!
敵スタンドの手が、『アヴェンジド』の手を握り締めた!
ギ ャ ン
ッ !
>>101
(梁間)
目前の惨劇に、内心で恐怖する梁間。
『クレモンティーヌ』は、敵に回すと恐るべき存在だ。
鳥肌を抑えながら、懸命に状況を予測する。
高遠は井上に追撃すると考え、
『トパーズ』を『すずらん』ホールから廊下へと出す。
残った扉の前で四つ足をつかせ、周囲の破片の状況を確認。
蹴り飛ばされたこともあり、数は多くない。
至近距離の高遠にアピールするように、
『ドレッドヘア』の方向を見遣るが――『予想外』!
『リズム』を崩すことなく、滑らかに前進した高遠は、
『クレモンティーヌ』の手を伸ばす。
ダメージ故か反応出来ない薄金の『アヴェンジド』の手を、
『踊り子』を生むスタンドの手がしっかと掴む――!
二人との距離――『1m』。
>>100
(井上)
『踊り子』のスタンドへの対策を考えながら、
『ハッピー・オルガン』はダメージの回復に努める。
痺れるような感覚は、次第に弱まってきた。
本調子ではないが、そろそろ立ち上がることも出来そうだ。
井上は無言で、床の血を啜り始めた。
そのまま『すずらん』入り口の方向を確認させるが、
薄金が瓦礫を被弾したようだ。
そのダメージに押されている間に、『踊り子』がさらに前進し、
そのスタンドで、薄金のスタンドの手を握った。
――この行動に、何の意味があるのだろうか?
103
:
薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2013/07/30(火) 23:35:11
>>102
「ち」
舌打ちしつつ、『手を取られる』。
先ほどのパワーから言うと、『もぎ取る』ことは容易いだろう。それはいい。もはやそれはどうしようもない。超痛いかもしれないが、覚悟は決める。
だがこれほどの近くにまで敵が来たからには、ただの無事では済まさない。
パラ
『布』を手放す。ただし。
『破けたところが、手の指に引っ掛かるように』。叩き付けられるにせよ押し潰されるにせよ、また腕が引っこ抜かれるにせよ。
次の瞬間には『打ち振って斬撃する』ためだ。
一瞬のことだ。ケガもある。手放して、引っ掛ける、それが成功するかはいっそ分が悪いことだろう。
「でも、これも仕事だ」
104
:
梁間龍郎『トパーズ』
:2013/07/31(水) 00:40:35
>>102
このタイミング――――よし、よし、よしッ!!!
ズギュッ!
『残る扉は背にしていた』――つまり、触れている。
>>96
メール欄の時点で『張子』化は完了済み。
内部侵入、そして解除による放出! どちらも一瞬で可能な行動!
こちらへの攻撃を行うなら、それも『よし』だ
ズギュ!
ズギュ!
放出方向は――斜め上!
『クレモンティーヌ』の上を行くように飛ぶ!
そして――
いーのうーえ
「 井 上 ェェ――ッ!
イーマだぜッ! 本体がよーォ、無ー防備だーァ! 足を潰ーせェ――ッ!
でーなけーりゃーあ、もーう踊れねーェッ!」
指示を聞くかどうかは判らないが、このタイミング。
今行動できるのは井上とあのスタンドだけだ。
そして、本体が無防備なのはおれにも解る!
出来れば一発で倒れてくれるのを祈るぜ。
105
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/07/31(水) 00:49:25
>>102
少し回復したな、立ち上がって井上を掴み、『井上ハンマー』の姿勢を取らせる。
スピードもパワーも大分落ちているようだが、大した距離じゃない、
今可能な限りの速度で接近し、少し離れたところから『井上ハンマー』を振るう。この行動は攻撃ではない。
「オゲーーーーーーーッ!」
『井上ハンマー』は口から血液の混じった大量のゲロを吐く。
「オゲゲーーーーーーッ!」
吐瀉物は踊る敵の足元を狙って吐きかける。しかし振り回しているため、その周辺にも飛び散る。
胃液と血液の混合物はよく滑るだろう、これで踊れまい。
「オゲーーーーーーーッ!」
名付けるとすれば『井上シャワー』だ。
106
:
『殺す者、護る者』
:2013/07/31(水) 23:43:22
>>103
(薄金)
手首を『引っこ抜かれる』ことすら『覚悟』し、
布を瞬時に引き抜くことで、『相打ち』を狙う薄金だが、
事態は、想像の遥か上を行っていた。
――ギュン!
自身のスタンドが――
薄金の『アヴェンジド・セヴン・フォールド』が――『踊っている』。
敵の『踊り手』の手を取り、自ら『踊る』ことを楽しむように。
その手にボロ布を握ったまま、
いつのまにか『女性型』に変化した敵スタンドを振り回し、『回転』――
キュル! キュ ルルン!
息の合った連携攻撃で『トパーズ』に回転蹴りを放つ!
同時に、薄金の身体に生じる異変。
自分の身体もまた、『アヴェンジド』を追って、
『男性パートナー』の動きを取り始める――脳内で鳴る『伴奏』に抵抗できない。
逃げることも小細工も出来ないまま、扉の前で『回り続ける』・・・・
ズギュッ!
先刻、薄金が両断した『扉』に吸い込まれ、『トパーズ』は蹴りを逃れる。
直後、空中に射出されながら、井上へ声を張り上げる。
なぜか、踊る『アヴェンジド』の直前で停止している気がするが、
踊りながらなので、状況を把握しきれない。
井上とスタンドようやく立ち上がり、風除湿を出るのが見えた。
戦力的には、これで補填された形になる――か?
>>104
(梁間)
眼前、手を伸ばせば触れるほどの近さで、
『クレモンティーヌ』が変貌していく。
『男性型』の外見が『女性型』に――その理由は歴然だった。
『パートナー』を変えたからだ。
『伴奏』が高鳴った瞬間、新たな『踊り手』が動いた。
キュル! キュ ルルン!
――素早いリズムに乗った『回転蹴り』!
足元の『トパーズ』を襲うミニサイズの竜巻を、しかし梁間は余裕をもって回避させる。
すでに、背後の扉(下段のみだが)は『張子』に変えてあった!
触れてさえいれば、『トパーズ』は瞬時に、『張子』に出入り出来る。
ズギュッ!
いかに高速と言えど、消える的はいかんともしがたい。
難を逃れた『トパーズ』は止まらず、今度は斜め上へ自身を『射出』した!
ズギュ!
ズギュ!
井上にアドバイスをくれてやりながら、『踊り子』の上を飛び越える――
ピタリ
――はずのその身体は、『男性役』のすぐ前の空中で停止した。
梁間は思い出す――『射出』の射程は『1m』だけだと。
『1m』の跳躍では、『踊り手』を越えるには至らない。
むしろ、絶好の隙を敵にさらしてしまうはめになる!
ギュ ウン!
『動ける』範囲に戻るより、『クレモンティーヌ』が一周する方が速い――!
>>105
(井上)
立ち上がり、再び『井上ハンマー』を作成する。
ギャッ!
試しに全力で移動するが、パワー、スピードとも低下は明らかだ(パスBB)。
頭痛も続いている・・・・お世辞にもいい気分ではない。
玄関から風除室を抜け、ガラス扉の穴を通過した。
驚いたことに、敵は薄金のスタンドを捕まえ、新たな『パートナー』として使用しているようだ。
男女の立場は変更されているが、薄金が男性型と同じ動きを強制されているのがわかる。
あのままでは何の役にも立たない。むしろ邪魔だろう。
いーのうーえ
「 井 上 ェェ――ッ!
イーマだぜッ! 本体がよーォ、無ー防備だーァ! 足を潰ーせェ――ッ!
でーなけーりゃーあ、もーう踊れねーェッ!」
その『踊り子』の蹴りをかわし、扉からカエルのように飛び出した『トパーズ』の声が聞こえた。
敵スタンドの目前で跳躍は止まるが、何か目的があるのかもしれない。
敵本体の『ベレー帽の女』は、一番北側の扉傍に引き、周囲を見回している。
こちらを見ていることもすぐにわかった。
現在、『踊り子』周辺まで、距離にして『6m』。
『井上シャワー』を放つには絶好の間合いだ。
107
:
梁間龍郎『トパーズ』
:2013/08/01(木) 00:02:22
>>106
(GM)
こっちを狙ってくるか――来い来い。
まだこっちは諦めちゃいねーッ!
薄金のスタンドの射程は短い。
なら、薄金自身がごく近くに居るはずだ。
それに呼びかけるッ!
>薄金
《ジロちゃァ〜んッ! 許可をしィーろッ! 『張子』にすーる許可をーッ!》
手を伸ばす! 薄金に向けてだ!
薄金が許可を寄越すなら、薄金に触れて『張子』化。
そのまま中へと潜り込もう。
不可能なら、せめて身を縮めて衝撃を殺す態勢を作る。
108
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/01(木) 00:18:57
>>106
『井上シャワー』は予定通り吐き散らかす。
何が狙いかよくわからんが、今『踊る敵』の本体は無防備だ。
ゲロ吐いた井上を『井上ボール』に加工して、『ベレー帽の女』に投げつける。パス精BBB
強力なスタンドではあるが、それだけに小細工のできるタイプでないだろう、身を守る術はないはずだ。
投げつけた後は『ベレー帽の女』に接近する。スB
109
:
薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2013/08/01(木) 00:38:01
>>106
「これはーー」
「『捕えられた』かッ!」
「くそ!」
動きが意のままにならない。いや、『敵の意のまま』か!全く愉快ではないが、自力での脱出は極めて困難であることを悟る――
だが、自由にならないからだの、手の動き、足の動き。『ダンス』の動きだ。『アヴェンジド』の動きに、本体である自分が追従する矛盾! しかしそれらから、
『梁間』の声に答えることはできる筈だ。蹴っているなら、『足は伸びている』。回転数次第ではあるが、触れる距離に。
「『頼む』!」
『張子化』を『許可』するッ!
110
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/01(木) 06:24:37
>>107
(梁間)
薄金に呼びかけ、『魂の許可』を得るが――
その手は、どうやっても薄金までは届かない。
薄金がスタンドを挟んで対峙していた以上、敵スタンドとの間には、
人一人分の距離が確実にあるのだ。
二人が互いに手を伸ばせば、或いは届いたかもしれないが、
薄金の『回転』は、『アヴェンジド』に同調している。
彼の腕がこちらを向くのは、南、西、北と半周した後だ。間に合わない――
「……梁間」
抑揚のない――高遠の言葉。
「あんたがここに来て、こうして私のことをベラベラもらすってことは【殺し屋】なんだよね。
……ってことは、覚悟できてるんだよね?
殺そうとする相手に、逆に殺されるかも知れないって覚悟を」
――ギュン! ビュ!
『クレモンティーヌ』が回転する。
『トパーズ』の下を風のように――吹き抜けるように飛び込んでくる!
「できてなかったらご愁傷様。
できてたら、歯食いしばりな」
バッ
咄嗟に身を縮め、重要部位を庇う『トパーズ』だが・・・・
ドボ ォオ
戻ってきた『踊り子』の、渾身の一撃。
一切の容赦がない『肘打ち』が、左わき腹に『炸裂』した。
バッ キィィィィン
『トパーズ』の左胸が割れるように『破砕』し、
同時に梁間の左肺が、肋骨もろとも『破裂』した。
押し寄せる激痛から意識を手放したのは、『不幸中の幸い』だったかもしれない。
斎場外の歩道上、自らの血だまりの上に崩れ落ちる梁間。
『トパーズ』もまた、空中で消えていく・・・・
梁間龍郎『トパーズ』 ⇒ 『気絶』『戦闘不能』
>>109
(薄金)
梁間の要請を受け、『魂の許可』を出す。
スタンドを挟んで対峙していた以上、敵スタンドと自分の間には、
人一人分の距離が確実にある。
『踊り』を強制される薄金だが、タイミングがあえば、
『トパーズ』に手足を届かせられるかもしれない――
そんな考えは、しかしすぐに打ち砕かれた。
見れば、『アヴェンジド』も自分も『男性役』として『踊って』いる。
『女性役』を支える側の踊りは、至って地味――手足を伸ばすシーンがない。
『女性役』に伸ばした手も、『アヴェンジド』と向く角度は同じだ。
南方向から回り込む『踊り子』に対し、薄金は完全に背を向け、その腕も南方向。
『トパーズ』を手助けすることは出来ない――!
ブシュ!ブシュ!
激しい『踊り』の最中、太ももに刺さった木片から、血が噴き出す。
運動を強制され、傷口が広がっているようだ。
このままでは、『出血多量』で死ぬまで『踊る』はめになるのではないか。
――いや、下手をすれば死んだ後までも。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
女の凄みある言葉の後、『トパーズ』は強制解除された。
直後、周辺を『井上』の吐しゃ物が汚す。
足元がズルズルと滑りやすくなったが、『踊る』のはやめられない――
このままでは遠からず、転倒しそうだ。
>>108
(『ハッピー・オルガン』)
オ ゴ ォ オ オ オ オ オ オ〜〜〜 ォ
オォ オ オ ォォォ
奇声とともに井上に嘔吐させ、その吐しゃ物と血をばら撒いた。
『すずらん』ホールの南側の扉とその周辺は、
足の踏み場もない、というほどではないが、非常に汚すことが出来た。
その場で踊る程度ならともかく、踊りながら戦うとなれば、
残った瓦礫と合わせて、ある程度の阻害効果が期待できそうだ。
『トパーズ』は、『踊り子』の肘鉄一撃で消滅した。
梁間もあの様子では、『戦闘不能』は間違いない。
『撒き散らす』のに時間がかかったため、これを助ける(気があったにせよ)術はなかった。
続いて井上を丸め、顔を覗かせていた『ベレー帽』の本体に
投げつけようとするが――すでに女の姿は見当たらなかった。
敵も警戒しているのだろう・・・・ここでも『撒き散らし』の時間が災いする。
扉の前では、今も『踊り子』と『アヴェンジド』の二人が、
そして薄金が一人で、ともに回転しながら踊り続けている――
そこまでの距離は『6m』。
111
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/01(木) 06:29:09
現在の状況:
――――――――――扉―――――
ド狼
┌―――
│
│
│
│
│
大ホール『すずらん』
┐ 踊扉
│ 薄扉
│
│ │
│ │
│ │
│ ハ │
└―――ガ扉-.ガ扉―――┤
│
風除室 ├―――
← 10m →
112
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/01(木) 17:57:27
>>110
強化と、操作が『踊り』の効果らしいな、本体がどっか行ったが、遠隔操作もできるのか、
まだ本調子とは言えんが、一体くらいなんとかなるだろう。
『ドレッドヘア』の体を手に入れに走る。スB
ダメージはまだ抜けないか?
井上はジャマになりそうなのでその場に置いておく。
113
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/03(土) 23:23:25
>>112
(『ハッピー・オルガン』)
『ハッピー・オルガン』が動き出すと同時に、
【護り屋】の『踊り子』は、外された扉の間から『すずらん』ホール内へと姿を消した。
あの後を踊りながら追っていく薄金。
本体の『移動』までも、相手に操作されるようだ。
――ズギャッ!
そちらは無視し、『ハッピー・オルガン』は
風を切って北の壁際へと向かう。
数秒もかからず、『ドレッドヘア』の前に到達した。
『ガルルルルル・・・・』
壁にもたれたまま動かぬ本体を守護するように、
『痩せた狼』のスタンドが身を起こし、迫る【殺し屋】に唸りを上げる。
『ハッポー・オルガン』の不調は、回復の兆しがない。
スタンドでなければ、生死を彷徨うようなダメージだが、
果たしてこの怪我、このダメージは自然治癒するのか?
『経験』がないだけに、『判らない』・・・・
その強大さ故に、かつて、
これほどまでに手酷い目にあった経験に乏しいのだ。
114
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/04(日) 02:34:26
>>113
痩せた犬を動かなくなるまで殴りつけ、『ドレッドヘア』の足を掴む、人質だ。
『ドレッドヘア』をひきずり、可能な限り急いで『すずらん』へ向かう。
115
:
薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2013/08/04(日) 23:58:50
>>110
自由になるのは思考だけのようだ。
たとえば踊りに『パートナーの服を掴む』だとか、そういう動きがあれば『斬殺』するだろう。だが敵の動きにそれを期待するのも妙だし、
だいたい
「(『スタンド』だから、服なんか着てないよな。たぶん)」
撃沈した『梁間』の安否は気になるが、こっちのほうがその余裕はない。しかも、『何も出来ない』状況が焦りをいや増す。
「『護り屋』は殺さないと聞いてたが」「わりと容赦が無いな」
感想は伝えておこう。喋れるなら。
「ところで君が『最高戦力』なら、早めにしたほうがいいよ」
「もう一人の『井上』ってさっき君が吹っ飛ばした『スタンド』の本体だが、あれは台風のようなもの」「生半じゃあ止まらない」
『余計なことをしているとボコボコにしてやるぜ! こちらの井上くんがな!!』という意味のしょっぱい脅しだが、言うだけは言っておこう。喋れるなら。
116
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/05(月) 23:18:29
>>115
(薄金)
思考、そして『スタンド会話』も自由になるようだ。
だが、それ以外は完全に『踊り』に支配されている。
【護り屋】に放棄されるか、誰かが止めるまで抵抗のしようがない。
無論、『踊り手』のスタンドは、衣服など身につけてもいない。
せめて少し奥に離れた『ベレー帽の女』に聞こえるよう、挑発してみた。
女が血相を変え、そのスタンドが扉へと踵を返す。
無防備な自分を攻撃するものかと思われたが――違った。
「お前の相手は私だよ……!」
『ベレー帽』のつぶやきと同時に。
――♪
ドッ ゴォォ!
薄金を扉前からずらすと、急遽迫った『アヴェンジド』が、
残った扉の一枚を蹴り飛ばす!
その威力は、本来の『アヴェンジド』以上のものだ。
『踊り』が力を与えているに違いない。
蹴り飛ばされた扉が何処に向かうかは確認できないが、
廊下の、北方向に向かっていくのはわかった。
同時に、ちらりと目に入る舞台上の状況。
棺の南側で、『セージ』が謎の『戦闘員』に組み付かれている。
さらにそこにゆっくりと迫る『車椅子の女』。
『特撮ヒーロー』風の男と、鞭を持った『女兵士』もいる。
舞台上においては【殺し屋】が圧倒的不利な情勢だ。
それに加えて――
「全員、聞けッ!
この舞台裏にもう一人潜んでいるぞッ
私は再び、高遠と協力する。漆戸が危険だッ
――――私を一撃で粉砕した、恐ろしいスタンドがいる!」
棺から飛び出した『スーツの男』が、舞台から客席へと飛び降りるのが見えた。
仲間に大声で警告するのが聞こえる・・・・
>>114
(井上)
ドゴゴゴゴッ バシッ! ビチャッ!
拳と蹴りをあられと浴びせ、『痩せた狼』を圧倒する。
敵も懸命に応じたが、本調子でないとは言え、正面から伍するには役者が不足した。
瞬殺とはいかずとも、ほどなく『狼』は霧のように霧消していく・・・・
『ドレッドヘア』も、最後の意識を失ったらしい。
と――その時。
ドッ ゴォォ!
ギュラララララララ――――ッ
背後から迫る――圧倒的な『風切り音』。
117
:
薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2013/08/05(月) 23:40:27
>>116
「『扉が飛んでいく』ぞッ!! 前か後ろか知らないが注意しろォーッ!!」
誰に向けたものかはわからない。
『殺し屋』はこの三人だけではない。だから『事実を伝え、注意を促す』。それだけだ。
しかしそれにしても、挑発にもあんまり乗ってこない。
どうしたものかな・・・どうにかしないと
「(やられてしまうぞ)」
しかし何も出来そうにない。動けないから。
『踊り』に身をまかせるしかないようだ。
「しかし妙だな。『棺』から出てきたぞ・・・」「死体は・・・」「どこだ?」
118
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/06(火) 10:03:16
>>116
焦っているな。
有効打を与えられなかった攻撃を二度続けるとは…そもそもスタンドに通常の投擲が通用するワケもあるまい。
仲間が傷つけられるのを見て、慌てて攻撃してみました。か?
この『風切り音』はさっきと同じ、『扉』だろう。
『ドレッドヘア』の頭を掴んで振り向く。とても掴みやすい髪型だ、おあつらえ向きだな。
振り向くより扉が早かったとしても、それは『ハッピー・オルガン』にではなく、『ドレッドヘアに命中する』のだ。
どのような軌道で飛んでこようが、『スタンド』にただの扉は当たらない。
ただ一つ残念なのは、せっかく貴重な時間を使ってまで手に入れた『人質』が、この凄まじい勢いの攻撃でグチャグチャになってしまうかもしれないということだ。
119
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/07(水) 22:59:15
>>117
(薄金)
声を飛ばすも、『ハッピー・オルガン』に反応はなく、
悠々と扉を透過し、『ドレッドヘア』を掴み上げた。
扉の内側の『踊り子』の傍に、『ベレー帽の女』が合流する。
扉は残り一枚で、薄金が上下に両断したものだけだ。
振り返った井上のスタンドと『踊り子』は、互いを認めている。
薄金自身は『踊る』しかない状況だ。
棺を巡る舞台上の攻防にも変化が出ているようだが、
この距離、状況では細かいことはわからない。
それよりも、一番は舞台から駆けて来る『スーツの男』だ。
もう数秒もあれば、ここに到達することだろう。
>>118
(『ハッピー・オルガン』)
『『扉が飛んでいく』ぞッ!! 前か後ろか知らないが注意しろォーッ!!』
おそらく薄金だろう声が届くが、聞くまでもなく理解していた。
同時に、それが自身に害を及ぼすことがないことも。
前回のような仕込みは『ない』と判断し、
まったく気にすることなく『ドレッドヘア』に手をかける。
ギュラララ スカ! ドッゴォン!
斜め右後ろから飛来した扉が、伸ばした左腕を切断するように通過する。
しかし、読み通り傷つくことはない――
扉は壁にぶつかり、『ドレッドヘア』にも当たることなく、砕け飛んだ。
グル ゥン!
『ドレッドヘア』を掴み、自身の前にぶらさげたまま、振りり返る『ハッピー・オルガン』。
右手には『井上ハンマー』、左手には『ドレッドヘアの盾』という状態だ。
ド ド ド
『すずらん』ホールの入り口入ってすぐの場所で、
『踊り手』が回転しているのが見えた。
扉はいまや一枚しかなく、大きな枠でしかない。
傍には『ベレー帽』本体もいるが、『パートナー』は薄金のスタンドのまま。
薄金自身も、すぐ傍で踊り続けている・・・・
『ベレー帽の女』が、殺気を帯びた視線を向けているのがわかる。
互いの距離――『13m』。
ド ド ド ド ド ド
120
:
薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2013/08/07(水) 23:40:53
>>119
「(・・・できたら助けてほしいなあ)」
期待のまなざしだけ送ってみよう。
でも多分そういう区別ってしてなさそうだなあ、というあきらめもある。
どっちにせよ
「スーツの人」
「気をつけて」
敵ながら彼を気遣う一言で、『スーツの男の接近を知らせる』ことと『何かあるんじゃないか?という疑問を与える』ことを意図する。
121
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/08(木) 02:53:00
>>119
ダメだ、楽しい。
楽しまずに油断せずに作業的に殺すつもりだったが…あの『目』!
【ソソるぜェ〜〜〜】
『井上ハンマー』を解除、発声は操作するときのみ許可、自発的な発言は不許可。
心拍数を増加、アドレナリンを多量に分泌、人間のままで人間を超える働きをさせてやろう。
『ハッピー・オルガン』は『ドレッドヘア』の『首』を掴み、盾のように掲げ、傍らには『井上』を伴って、泰然と歩く。
歩きながら『井上』に喋らせる…。
「どうも参ったね、強いなお前、とってもオソロしいから、『こんな真似』をせざるを得ないよなぁ〜。
『ハッピー・オルガン』のパワーはもう分かってるよな? 仲間を殺したくないなら、『スタンド』を解除しろ。
素直な態度を示してくれるんなら…まぁ、考えてやるよ」
122
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/09(金) 20:32:58
>>120
(薄金)
『ハッピーオルガン』に期待のまなざしを送るも、届いた気配はない。
それは、あまりにも鉄板過ぎる予想だった。
どちらにも聞こえる音量で、『スーツの男』について口にした次の瞬間、
――ギュルン!
『踊り手』の回転に合わせし、『アヴェンジド』が『延ばされ』た手が、
薄金の襟元を掴み、引っ掛けた!
ビュオワ! ジャジャ ギャンギャンギャン――――ッ
『サイドスロー』よろしく、そのまま投げ捨てられる!
床を滑るように回転しながら突き進む自身によって、
吐瀉物や瓦礫といった障害物が跳ね飛ばされ、道が切り開かれていく。
その道の突き当たりは――西正面の廊下の、壁。
ドッゴォォ! オォ
『踊り』の疲労にくわえ、怪我による『出血多量』は、
薄金に抵抗の余地を与えず、頭部からの激突を余儀なくされた。
薄金『アヴェンジド・セヴンフォールド』 ⇒ 『戦闘不能』
>>
123
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/09(金) 20:43:31
>>121
(『ハッピー・オルガン』)
――先手を打ったのは、『ベレー帽の女』だった。
歯を食いしばる音が聞こえそうな、その表情。
「スタンドが……人間をな……!」
――ギュルン!
ビュオワ! ジャジャ ギャンギャンギャン――――ッ
ドッゴォォ! オォ
スタンドに引っ掛け、薄金もろとも『パートナー』を投げ捨てた!
(『スーツ』がどうのという言葉が聞こえた気もする)
方向は西正面――床を滑るような投擲は、
吐瀉物や瓦礫とともに、薄金をも『一掃』する。
せっかく汚した扉前は、踊る程度なら十分に『清掃』されてしまった。
さしずめ、『人間モップ』というところだ・・・・
『パートナー』を失った敵スタンドは力なく本体に戻りかけるが、
女はあらかじめ傍に近づいており、隙を見せることなく自身が『パートナー』に戻る。
【ソソるぜェ〜〜〜】
思わず漏れたような、その言葉。
井上を床に降ろし、ともに雄然と歩を進めながら、
女に向かって、『交渉』を持ちかける。
『ドレッドヘア』は盾として掲げたまま。
『踊り手』の『リズム』はスローで、距離は『11m』は離れている。
果たして、女の反応は・・・・?
124
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/10(土) 01:29:28
>>123
「リアクションつまんないので腕折りまァ〜ッす」
メシィ
『ハッピー・オルガン』は『ドレッドヘア』の首を持ちつつ、もう片方の手で腕を握り締める。パB
「おっと…表情が固かったかな? へへっ スマイルスマイル」
『井上』は楽しそうに笑う。
顔面の筋肉を動かしつつ、舌を噛まないように喋るのはなかなかムズかしいが、滞り無くできているか?
『精密な操作』はまだ可能か?
125
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/10(土) 21:10:28
>>124
(『ハッピー・オルガン』)
『ベレー帽の女』の返答を待たず、
『ドレッドヘア』の腕を握り砕いた。
小気味よい骨の音が、廊下に響く――
次第にだが、腕力が回復しているようだ。(パワー:A)
井上の操作もそうだが、『精密操作』に狂いはない。
『ベレー帽』の女は、スタンドと踊り続けている。
返答はないが、『演奏』のリズムは、
スローテンポから次第に上がっていくのを感じた。
まるで心臓の鼓動のようだ・・・・明らかに『殺気』を帯びている。
『井上』を『笑わせ』ながら、相手を挑発する最中、
『ハッピー・オルガン』は相手の変化に気がついた。
『踊り子』の手に、いつの間にか『長剣』が握られている。
――いつ手に入れた?それとも能力なのか?
126
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/11(日) 01:38:46
>>125
井上は『ドレッドヘア』の耳元に口を寄せ、静かに語りかける。
「かわいそうに…お前、見捨てられたぞ」
メキメキメキメキ
『ドレッドヘア』の腕を握り締め続ける。パA
ジャマが入らない限り、力を入れ続ける。
「次は頭だ」
127
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/12(月) 23:47:02
>>126
(『ハッピー・オルガン』)
吊り下げた『ドレッドヘア』の耳元で、井上に嘯かせる。
取り戻しつつある力を確かめるように、
【護り屋】の腕を握り締めると、骨のへし折れる音とともに、
あらぬ方向に曲がった――『ドレッドヘア』は声もない。
「次は頭だ」
その時、ホールの扉(はもうないが)から飛び出して来た者がいた。
「―――――おい、このスタンド風情!」
スーツを着た男だ。このスーツには見覚えがある。
扉ごと粉砕した『ゾンビ』のものと同じだった――背格好も一致する。
「そこのスタンドが持つ剣を見ろ。
私のスタンド、『ジュリエット』だ。
この私と、一対一で勝負しろ!」
そこのスタンドと言ったが、
何故か『踊り子』は入れ違いに扉の向こうに引っ込んだ。
そして、この男は『徒手空拳』だ。
自身のスタンドである剣を、女に貸しているということか?
大音声で呼ばわると、つかつかと接近してくる――
彼我の距離は、『8m』。
――不意に、脳内で響いていた『演奏』が消えた。
――――――――――扉―――――
ハ井 ..┌―――
│
│
│
│
背 │
大ホール『すずらん』 ⇒舞台へ
┐
│ .扉
│
│ │
│ │
│ │
│ │
└―――ガ扉-.ガ扉―――┤
│
風除室 ├―――
← 10m →
128
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/13(火) 02:13:49
>>127
言うこと聞かんなぁこいつら…仲間が死んでもいいってのか?
そもそもそういう覚悟とかそーいう感じか? メンドくせー
「はいはい一対一ね、仲良くヤれ」
『ドレッドヘア』を『スーツ』に投げつける パス精ABA
投げつけると同時にダッシュして、攻撃射程内に入り次第『スーツ』を『すずらんホール』内へ蹴っ飛ばす。パス精ABA
『ドレッドヘア』の体がジャマでも構わない、まとめて蹴る。役者はちゃんと揃えないとな、俺ってばなんて優しいのだろう。
「どいつもこいつも勇ましいんだよな、キャラ被って区別つかねーーんだよお前ら、
ただでさえ人間は全部同じに見えるってのによ…とりあえず動くか動かないかで見分けてくから、な、死ね」
129
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/17(土) 01:49:24
>>128
(『ハッピー・オルガン』)
脅迫を無視するような【護り屋】の動きに、
苛立ちを募らせる『ハッピー・オルガン』。
手にある人質を投げつけ、状況を変えようと考えるが、
その前にスーツの男が動いた――
ザッ!
. . . . ..
「耳を澄ませろ、スタンド」
.
「私は、あの『刃』を振るわずとも、
お前を倒す算段があるということだ。
. . .
『ウケる』冗談だとでも思ったか、だが事実だ」
「さぁ、どうする?
まさか、破天荒な暴君を気取っておいて、
. . . . .
この程度にビビった次には、勝負を投げるわけか!?」
スーツの男が、『柔道』のような構えを取り、
臆することなく、挑発してきた。
互いの距離は『8m』――『演奏』は止んでいる。
130
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/17(土) 02:09:29
>>129
【そういえばァ〜〜『コレ』もなんかよくわからんことゴチャゴチャ言ってたなァ〜
チョッとやる気出してさァ〜 楽しんでいこうかなァ〜 と思ってますゥ〜
それじゃあ井上くゥ〜ん 解説よろしくゥ〜】
「と、いうわけでお前らのくっだらないお喋りに付き合ってやろうと思う。
お前さっき俺がフッ飛ばしたヤツだな、そこまで自信タップリなのを見るに、『本体のスタンド化』はお前の能力じゃなさそうだな。
そんなチンケな能力で、俺と俺の『ハッピー・オルガン』に立ち向かうワケがない。
するとお前の『スタンド』は? って話になるが、そこはお前が今言った『刃』だろうな、今はあの『踊り子』が持ってるヤツだ。
なんで渡したかってのが…まぁいいや、とにかく、もうちょっとお前の能力を調べておかないとチョッピリ不安な気持ちはある。
イイのをもらっちまったからな、警戒はする、だから『こうする』 避ければ…『コレ』 死ぬぞ」
【元気よくイッてみよォ〜〜〜♪】
ヴォォン!
『ドレッドヘア』を『スーツ』めがけて投げ飛ばす。パス精ABA
未だに謎のある『スーツ』だが、この投擲は無視できないはずだ、もったいつけた言い方をするヤツだが、さっさと明らかにしてしまおう。
131
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/22(木) 22:42:49
>>130
(『ハッピー・オルガン』)
緊張感漲る面持ちの『スーツ男』に、
井上と『ハッピー・オルガン』の口上を聞かせてやる。
その足が、じりじりと前に進んでいることに、
『ハッピー・オルガン』は気付いた。が――
ヴォォン!
させじとばかりに、『ドレッドヘア』を投擲した!
渾身の威力と、その速度。
本来のスピードには劣れど(スB)、並みの人間に対処出来るものではない。
まして投げたのは相手の仲間だ。
避ければ、壁に激突するのは間違いないだろう。
『見殺し』にする覚悟がなければ、『受ける』しかない――!
132
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/22(木) 23:50:44
>>131
「どうする?」
【どうする?】
「誰を殺して」
【誰が生きる?】
『ハッピー・オルガン』は投げた『ドレッドヘア』の後ろから『スーツ』へ接近する スB
井上はその『斜め後ろ』からついていく。
『スーツ』からは『ドレッドヘア』の体が邪魔でこちらの動きが見えづらいだろう、
だがこちらからは『スーツ』の動きがわかる、井上のいる位置からなら見ることができる。
どのように対処するかで『スーツ』の能力を見極める。
133
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/23(金) 22:58:18
>>132
(『ハッピー・オルガン』)
ギャオォ――――オ オ ン !!
放たれた『ドレッドヘア』を追う形で、『スーツ男』に向かう
悪夢のスタンドと、その『従者』。
等速で動く井上の位置をずらすことで、
『ドレッドヘア』に遮られることなく、『スーツ男』の挙動を確かめられる。
「私も受ける気だったよ」
男はそう言うなり、片腕を飛来する仲間へ突き出した。
その手に現われる、『逆五角形』の『盾』のヴィジョン。
ギュゥウウウ・・・・ン!
人間には受け止めようがないはずの投擲物を、
『盾』はまるで労なく受け止めた。
一切、無反動――パワーで受け止めたのではない。
同時に、盾の表面を覆った『ドレッドヘア』の隙間から、
微かな光が漏れ出るのを確認する。
だが――男の行動は、それだけに終わらなかった。
「――――今だ!」
突如、『ハッピー・オルガン』の脳内で高鳴る『演奏』。
『ベレー帽の女』が、そのスタンドとともに文字通り躍り出た。
その手の『剣』を、恐るべき速度で放つ――男の背に向けて。(パスAB)
完全に準備されたタイミングだった。
『スーツ男』が身を捻り、『剣』をかわす。
その先にあるのは、高速で前進していた『ハッピー・オルガン』。
反動のついた身にとって、かわすには近すぎる距離、そしてスピードだ。
いや、井上の『目』がなければ、それ以前に気付くことすらなかったはずだ。
ギャ オンッッ!
唯我独尊を誇るスタンドの胸元に、【護り屋】の『剣』が肉薄する――!!
『スーツ男』までの距離、『3m』。
134
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/24(土) 02:40:40
>>133
【!】
完全に意表を突かれた、これが戦慄、恐怖という感情なのか?
だが、新たな喜びに目覚めつつある自分をも認識している。
人間というのは、『スタンド』に比べ圧倒的に非力で、無力な存在だが、中にはそうでないものもいる。
蹂躙する愉悦でなく、『闘う』という快楽、時として人間は『スタンド』と対等足りうる。
受け入れよう、お前は、お前らは、打倒すべき存在だ。
【しゃらくせェェェェェ〜〜〜〜〜〜〜ッ!】
ボッ!
飛来する『剣』を肘を折りたたんだフックで迎撃する。パス精ABA
【働けやァ〜〜 本体サマよォ〜〜〜〜!】
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
井上は絶叫と共に『脚部・腕部酷使』 『スーツ男』に飛びかかって抱きつく! パス精BBC
135
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/25(日) 23:09:37
>>134
(『ハッピー・オルガン』)
胸中に突き上がる戦慄、そして歓喜。
まるで『人間』のように感情を顔に広げながら、
『ハッピー・オルガン』は左拳を剣に向かって振るった。
バッ キィィ――z_____________ ン ン !!
肘を畳んだショートフックは、間一髪で胸に迫った剣先を殴り飛ばした。
だが、その威力は予想以上のものだった。
超パワーの激突、鋼の刃に、強固な拳は切り裂かれ、
その半ばほども達する深い傷を残した――ほとんど拳が両断されている。
弾いた剣は右方向に吹っ飛んでいった。
続いて、並走していた『井上』に襲い掛からせる。
『スーツ男』は前に出ようとしていたが、前に倒れた『ドレッドヘア』が邪魔で、
すぐには出られず、体勢を立て直すのでせいぜいだ。
だが、もう一人――背後から『剣』を投げた女は違う。
踊るように両者の前に進んだ『踊り手』が、
『ドレッドヘア』の手を取る――
スタンドが『男性型』から『女性型』に変化し、
漆戸が意識を取り戻したように立ち上がる一方、
『ベレー帽の女』は、その後方で力なく取り残されている。
【働けやァ〜〜 本体サマよォ〜〜〜〜!】
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
血管が破れ、血が飛沫く。そろそろ『酷使』も限界に近い。
無理をさせても引き出せるポテンシャルに到達しない可能性もあるが――
飛びかかるまでは、少なくとも思い通りに『動いた』。
体勢を立て直した『スーツ男』へと踊りかかり、その手を広げる・・・・!
現在の状況:
井
ハ 踊 ス
ド ベ
『踊り手』までの距離は、『2m』ばかり――互いに至近距離。
スーツ男までは『3m』。
136
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/26(月) 03:06:59
>>135
【クカカ…カカカカカカカカカカカカカカカカッ!!】
冷静に、だ。
不本意ではあるが、こいつらは力を振りかざすだけで殺せる生物ではない。
テンションが上がったまま、叩きつけるだけでは殺せない。
攻撃方法は互いに変わらない、物理的な攻撃だ、パワーもスピードも大差ない。
唯一差があるのが『リーチ』だ。こちらが体一つに対して、『踊り子』は体二つ分、攻撃射程距離が長い、それがヤツの『有利』だ。
それは当然『踊り子』も分かっているだろう。近づけずに、有利な距離で戦うのが理想のハズだ。
恐らく次の攻撃は、遠心力とリーチを活かした必殺の『蹴り』 一撃で勝負を決めに来るのなら『頭部』への攻撃を狙いに来る。
そこまで読んで、『踊り子のスタンド』目掛けて地面を這うタックルを仕掛ける。パス精ABA
『2m』 『スタンド』同士の戦いでは、こんな距離は無いのと同じだ、もし相手が一瞬でも迷うことがあれば、そのまま命ごと刈り取ってやろう。
井上はそのまま『スーツ男』に飛びかかり、喉に『噛み付く』 パス精CCC
筋力を酷使せずとも、全く遠慮も加減もない噛み付きは充分な殺傷能力がある。
攻撃に成功しなくとも、『スーツ男』の行動を阻害するだけで充分に目的は達成できる。
137
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/26(月) 23:41:11
>>138
(『ハッピー・オルガン』)
キレたように見せかけ、頭を冷やす『ハッピー・オルガン』。
敵の『踊り手』は、今の自分ならパワー、スピードとも互角だろう。
そしてその利点は、今推測したものに他ならない。
「ぐゥゥ、理性を失くしたパワー、スピードッ!
まさか、本体がこれほどまでに素早く動けるとは!」
「コイツ、『拘束』するつもりか!」
ズォオ!
「ォォオオオオ、防げ! 『ザ・リックス』!」
『スーツ男』が井上に『盾』を突き出す。
咄嗟の防御だが、かろうじて間に合った。
ぶつかった衝撃はやはりなく、『盾』は揺れもしない。
だが・・・・井上はその姿勢のまま、命令を実行する。
即ち、『盾』に抱きつき、拘束する――
『スーツ男』が腕を伸ばしているため、喉元に攻撃は届かないが、
井上の体重を支えきれず、『盾』はそのまま、床へと降りていく。
結果的には拘束に成功したようなものだ。
(井上の操作はスタンド同様なので、自身の動作と同時には複雑な行動は出来ない)
一方、『ハッピー・オルガン』自身は、『踊り手』へと突き進む。
――♪
ギャ ルン!
タイミングよく、回し蹴りが飛んできた。
豪快無双の一撃だが、完全に『読み通り』だ。
身体を沈め、地を這うような『タックル』を浴びせる――
ガッシ!
その両腕をもって、回転の軸である『三本の脚』に抱きついた!
138
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/27(火) 02:31:37
>>137
【クカカ…終わりだァ〜〜〜】
タックルが成功した時点で詰みだ。
ボ ッ
『踊り子のスタンド』の右膝を叩き潰すため、無慈悲な左拳を振り下ろす。パス精ABA
殺されないことが意外か?
お前らは生き残ったのではなく…『生かされた』のだ。
「アギギギギギギゴゴゴゴガガガガガガガガギギィーーーッ」
『井上』は盾を押しのけ、『スーツ男』へ掴みかかる、『抱きついて噛み付く』それだけだ。
ただそれだけのみを行う生物だ。
139
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/27(火) 17:50:18
>>138
(『ハッピー・オルガン』)
――タックルが成功した時点で『詰み』だ。
勝利を確信し、『ハッピー・オルガン』はその左拳を振り上げる。
目前にある『踊り子』の残った右膝を打ち砕くべく、
渾身の力を込めて振り下ろす――!!
グルゥン
メシィィ!
鈍い音とともに砕け散ったのは、驚くなかれ――自身の拳の方だった。
『剣』で切り裂かれた拳が、命中と同時に割れ千切れ、
掌の半ばから直角に曲がり折れている。
勝利を確信した時、忍び寄るという『油断』――
『ハッピー・オルガン』もまた、この轍を踏んだ。
高レベルのパワーで比肩する『ハッピー・オルガン』と『クレモンティーヌ』だが、
『踊り手』は『ペア』――『二人分』のパワーを持つ。
その『踊り』は、両手ならばいざ知らず、片腕で止めようとしたのは虫が良すぎた。
振り切らんと敵が続けた『踊り』が、『回転』によって立ち位置を変える。
片腕の制止では、その『回転』を止められず、
止めの左拳は、『ドレッドヘア』の膝に命中したのだった。
とはいえ――その感触は『異常』だ。
割れていたとは言え、『ハッピー・オルガン』の拳を受けて、
微動だにしない存在など、この世にあろうはずがない。
その硬度は無論、『止める』ことの叶わぬ存在、その現象が、
『ハッピー・オルガン』の脳裏に、強く印象付けられた。
バッ ババッ!
『踊り子』達が、『ハッピー・オルガン』の拘束を切り、後方へ距離を取った。
『井上』が襲っていた『スーツ男』も、『盾』を解除し、
南方向へ距離を取っている。(何か説教していた気がするが、聞き流した)
互いが互いに、睨みあったその時――
『ジリリリリリリ・・・・』
場内に響き渡る『サイレン』、続くアナウンスが聞こえた。
『【殺し屋】ガ、標的ヲ『殺害』。
『状況』ヲ終了シマス。
両者ハタダチニ、『戦闘行為』を止メテ下サイ』
140
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2013/08/28(水) 03:11:52
>>139
【必ず殺す】
フッ
『ハッピー・オルガン』は解除された。
井上は晴れて自由の身となり、『すべての感覚』を取り戻す。
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!」
『サイレン』と共に、斎場に井上の悲鳴がこだました。
141
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/29(木) 23:24:37
>>140
(『ハッピー・オルガン』)
「グッ、駄目だッ
マトモに聞いちゃあくれない、……いやッ!」
「聞いていたとして、マトモに動けるかどうか……」
『スーツの男』が歯噛みするのが聞こえる。
そして――『サイレン』が鳴り響く。
「――――ッッ!!
。
お、終わった、のか、」 ヒ
チ
ャ
その場で膝を着き、脱力する『スーツの男』。 ・
何ゆえか、その瞳に涙が溢れ出す。 ・
「ぁ、ぅ、
ぐゥ、 クソッ! これで満足か!
これで満足かよォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!
私は、ずっとあの死体の『傍』にいたんだッ
ああ、死んでいたさッ 温もりも何も有りはしなかった―――――
けれど、生きていたんだぞ……
綺麗に化粧をされて、大きな遺影が飾られて、
l |
あの人の『死』を悼む人は確かにいたんだッ ホ
それを、お前ら、 {}
あ
ぁ l |
ホ
i / {}
う
ゥ ___|
地べたを殴りつけながら、男はついに泣き崩れた。
「『任務失敗』、か」
「……やられたわ。 もっていきなさい」
ベレー帽の女も、打ちのめされた表情で膝をつく。
『ドレッドヘア』を引き寄せ、『踊り子』のスタンドを解除した。
三人の戦いは未決だったが――
『殺す者』と『護る者』の戦いは決着したのだ。
二人に殺意の言葉を残し、『ハッピー・オルガン』は自身を解除する。
残されたのはただ・・・・ボロ雑巾に成り果てた、『井上』ばかり。
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!」
『サイレン』と共に、斎場に井上の悲鳴がこだまする。
142
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/29(木) 23:34:17
勝者――【殺し屋】。
『殺す者、護る者』 終了
143
:
『殺す者、護る者』
:2013/08/30(金) 00:11:44
『戦闘結果』:
梁間龍郎『トパーズ』⇒『左肺破裂』『肋骨骨折』『全治三ヶ月』
薄金次郎『アヴェンジド・セヴンフォースド』⇒
『左太もも刺創』『頭部打撲傷』『出血多量』『全身疲労』『全治二ヶ月』
井上『ハッピー・オルガン』
『ハッピー・オルガン』⇒
『頭部挫傷』『左拳重度裂傷』『治療不能』
井上⇒
『右腕骨折』『全身切創』『右手首重度裂傷』『出血多量』『全治二ヶ月』
ナツメグ『フランキー・アヴァロン』⇒『無傷』
セージ『モーター・サイコ』⇒『無傷』
『報酬』:
――全員に『90万』
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