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【個】ダイナー『Straits』その2
1
:
『Straits』
:2013/05/01(水) 23:04:20
【個】ダイナー『Straits』
最近、メインストリートの外れに出来た軽食堂。それが『Straits』。
コーヒーとハンバーガーは格安。テイクアウトもOK。深夜営業もしています。
―――『闇医者』としても営業しております。こちらの値段は『応相談』。
詳細は
>>2-3
を参照。
448
:
仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』
:2015/02/16(月) 01:41:15
>>447
「・・・・・・・・・・・・」
ちょっと目を逸らした。
相手次第で保証はしかねるということだ。
彼氏の一人くらいでへこたれるようなら
こんな人間には育っていない。
ただまぁ、不思議と話を聞いている限りでは
あんまり食指が動かないのだが。
情熱的な性格が変わっていなければ、
『年下で活発』という性格は、仕舞屋の
好みからは少しかけ離れている。
「まあ、それはともかくとして」
目を逸らしたのは軽いジョークだ。(多分。きっと)
「もぐもぐ」
「もし宗吉君の方から見つけられたら、
私にメールしてちょうだいね〜。どんな子か気になるし〜」
代わりに私も教えるから〜、と言って、パフェをもぐもぐする。
もうじきなくなりそうだ。
449
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2015/02/16(月) 01:54:23
>>448
「騙されにくい子に育ってることを願うよ……」
仕舞屋の目逸らしに呆れつつ、呟く。
頭は悪くなさそうだから、きっと大丈夫だと信じたい。
「はいはい、見つけられたらね」
パフェもなくなりそうだ。
お金を払うのは自分なのだし、間接キスなど気にせずに食べなければ。
「それにしても、あとの予定が暇になっちゃったな。
もうチョコあげる人には全員あげちゃったし」
どうやら仕舞屋(あと財産目録)が最後だったみたいだぞ。
450
:
仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』
:2015/02/16(月) 02:01:52
>>449
(そういえばココロちゃんにチョコあげてなかったな・・・)
(明日にでもあげればいっか〜)
チョコをあげる人、で不意に思い出したのだった。
まあ、それは別に良い。
「それなら、このあと一緒にお出かけしないかしら〜?」
予定がないと言った王禅寺に、そう提案する。
仕舞屋は最初から予定などなかったので、
(むしろ動物的勘で予定を消費したと言える)
このあとはヒマなのである。
「ちょうど欲しいものもあったし〜」
そう言って、スプーンでパフェの底を掬う。
「はい。最後の一口〜」 「あーん」
そう言って王禅寺にスプーンを向ける。
451
:
王禅寺『アズ・ユー・ライク・イット』
:2015/02/16(月) 02:11:52
>>450
「んー?行きたいとこあるならいいよー」
あっさり快諾。
普段から一緒にお出かけしているのだから、これくらい当たり前だ。
「う、あ〜〜ん……」
ここぞとばかりにかっさらわれて、スプーンを口に向けられる。
まあ、少し慣れたから、恥ずかしさは軽減できているが……。
「……ん。ごちそうさまでした」
美味しかったのがちょっと腹立つな。パフェでまずくなる要素ないんですけどね。
三百円、料金を用意してテーブルに置いておく。なんか店員さんたち引っ込んじゃったし。
席を立ち、仕舞屋の格好を見、
「……着替え終わるの待ってるから、早くしてね。おねえちゃん」
動物的勘で行動する弊害として、余計なことに時間を取られることがあるのでした。
バレンタインデートには、まだまだ時間はあるけどね。
452
:
仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』
:2015/02/16(月) 16:58:28
>>451
「それなら心配には及ばないわ〜」
ビ ビイイイイッ
ダイナーの制服を思い切り引っ張ると、
バラエティ番組のドッキリみたいに服が破け・・・
そしてその下から、普通の服が出て来た。
今日はもう、なんか常識とかは捨てた方がよさそうだ。
「さ・・・」 「行きましょ」
そう言って、王禅寺の手を引く・・・。
この後めちゃくちゃバレンタインデートした。
453
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/02/16(月) 17:07:24
>>451-452
「……帰ったみたいね」
「あれ? 『ココ』のヤツもいなくなってるっぽい?」
『ミャア――オ』
(とっくに帰りましたよ)
「まあ良いわ……」
「……ところで、あの一連の流れって何だったのかしら?」
『ニャア〜ゴロゴロ』
(出オチじゃないですかね)
「だからなにそれ……」
「あ、このチョコおいしい」
『ンミャウ』
(そうですね)
ドオオオ ―――z ン
『Straits』 ⇒ 『閉店』
本日の売り上げ:
チョコレートクサンダークロスバナナスプリット:300円
454
:
百井千夜子『バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン』
:2015/02/22(日) 00:23:08
「たーのもーう」
来た。
455
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/02/27(金) 00:06:22
>>454
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1395578072/972-999
からやって来たわよ。
「はいはい先に行かない」
「ロクネリせんぱーいお客連れてきたわよー」
入る。大人の事情でロクネリ先輩たちは登場しないから、
適当な場所に座るが良いわ。
456
:
百井千夜子『バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン』
:2015/02/27(金) 00:19:29
>>455
(貝橋)
「おお、ジュークボックスがあるす。
がまぐっちー、小銭入れてェー」
ジャリン
どっれっに しっよっうっかっな
「Uni duni te Salame mingue……」
ひたすらにマイペースだった。
曲を選び、それから貝橋に向き直る。
DOWN IN MEXICO
ttps://www.youtube.com/watch?v=9RFOqajBBfI
「これ好きなんすー。ほで、センパイ」
「…………何の話だったす?
あ! 次の公演についてだったす!」
「頑張ってセリフ覚えててェー」
キャラキャラ
毒気のない笑いだが……さっきのこと忘れてやがる!
457
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/02/27(金) 00:28:14
>>456
「違っげェェ――っつの前のレス(※メタ発言はよくないわね)に
あらすじ載せておいただろちゃんとよんどけお馬鹿!!」 「〆るぞ!」(メ欄回収)
座らせる。
「えーとまずね……あんたスタンド、つまり『バベット』達みたいな存在に
ついて、どのくらい分かってんの? っていうかスタンドに目覚めてどのくらいよ?」
スタンド使いビギナーだと見たわ。
458
:
百井千夜子『バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン』
:2015/02/27(金) 00:33:40
>>457
(貝橋)
「ふぎょ……こ、こわいす。
『スタンド使いー』はみなこうす?」
ゾォ
刃物を投げられた記憶を思い出したのだ。
ちょこんと椅子に座って、真正面を向いた。
「『目覚め』……」
びょーき
「えっと、バレンタインデーに 病 気になッてェー。
あれスゲー辛かったす。髪も真っ白になりやがった!」
espirito
「でー、『守護霊』が見えたのはァー……えーと。
よく覚えてねえす。学校で見えた気がするす」
「そんなこんなす。
『バレット』出せるようになったのはちょっと前す」
どうやら二週間も経ってないといったところらしい。
459
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/02/27(金) 00:42:18
>>458
「ぬぐ……」 ピク
そういう言われ方すっと、常識人を標榜してるあたしとしては
なんとも言い難いというか……いやこれは正当なツッコミよ!
「『病気』?」 「聞いたことないわね……」
「髪も白くなったってことは多分
何もない病気を単純に勘違いしたとは思えないけど……」
「……もともと『才能』はあった、ってことかしら?」
生まれつきスタンドが使える人なんて……
……そういえば、スタンドがどこから来るのか、は気になるかも。
『刺青師』先生は刺青でスタンドを与えているらしいけど、
『財産目録』のヤツはどこかからスタンドを『持ってきている』。
じゃあ、そこはどこから来るのか……って話になるもんね。
「まあとにかく!」
「スタンドは『精神で動かす力』なの。
守護霊とか、親戚がいるとか、そういうものではないのね」
あたしは、あながち守護霊とか間違いじゃなさそうだけど。
『バベット』はあたしの精神から生まれたものじゃないからね。
『………………』
460
:
百井千夜子『バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン』
:2015/02/27(金) 00:51:09
>>459
(貝橋)
「あー、あー……つまり、こーやって」
ズギュ!
メギャン
ズギュ!
メギャンッ
手を掲げて、『拳銃のスタンド』を発現したり、解除したりしている。
それを繰り返すたびに、眉間にシワを寄せているところからも『念じて』いるようだ。
「こういうことすな。思っただけで消したり出せたりできるー」
「でも、これって何のための力なんす?
『銃の格好』は物騒す。カワイーのがいいなァー」
ヒュル ヒュル ヒュヒュヒュヒュ z ッ
指を用心鉄に引っ掛けて、ガンスピンを始めた。
如何にも手慣れた動作で、手元を見もしない。
「『カミサマ』が行いがいーからくれたんかなァー。
センパイのはサカナ食べそうなのすけど、可愛いす」
461
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/02/27(金) 00:59:06
>>460
「『何の為』……?」
何の為って……何の為だろう?
スタンドの『存在理由』なんて考えたことなかったっていうか。
う、うーん……小さい時の甥っ子に宇宙のこととか聞かれたときの気分……。
『ミャアオ、フギャウ』
(貴方に手足があるのと同じですよ)
あら? 『バベット』?
『ギャウ、フニャア、ミャウミャウ』
(手足があることそのものに意味はありません。
何かに使おうとするから、そこに意味が生まれる……。
『スタンド』とはそういうものであると、わたくしは思います)
……うーん、スタンド自身が言うと、含蓄があるわ。
でもまあ、
「銃の格好って言っても、別に誰かを撃ち殺すって感じの
能力でもないんだし、意外と平和な力じゃない?」
「チョコの銃ってメルヘンチックでカワイーと思うわ」
銃のデザインも、不思議よねぇ。
キーホルダーとかだったら意外と可愛いデザインかも。
462
:
百井千夜子『バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン』
:2015/02/27(金) 01:15:10
>>461
(貝橋)
こくこくと、貝橋の話を聞いて生真面目に頷く。
悪い頭なりきに、理解しようとしているようだ
ヒュン ヒュヒュ
「確かにチョー便利す。
当たってもイテーだけで、まず死なねーし」
ヒュ ヒュ ヒュ ヒュ ヒュ――ッ
だが――――ガンスピンが止まらない。
手だけが踊るように動き、伸びた赤銅の銃先が日輪の如き輪を描く。
「でも銃は『人を撃つモノ』す……
フェヴェーラ
スラム街の連中のお友達すから。
ホントにホントに……『ヤバいんだぜェ――ッ』」
ギ リ ィ
ジャッ!
銃身の回転が急制動。ピタリと止まり、窓の外に向けられる。
外には人の群れがあり、そちらに照準されているようだが。
「………………なんで、『コレ』なんす?」
espirito
「『守護霊』なら、ただ守ってくれるだけでいいのに」
最後は疑問混じり――嘆息交じりだった。
463
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/02/27(金) 01:38:09
>>462
「『すぴりっと』じゃなくて『スタンド』だからでしょ」
何を中学二年生みたいな悩みを……ああ、中学生なんだっけ。
ま、自分の持ってるもの何でもかんでも理由を求めたがるのは、
そのくらいの年頃にはよくあることだしねえ。
自分のアイデンティティってヤツを築く為には必要な過程よ。
「銃は『人を撃つモノ』。でもアンタのスタンドは銃そのものでは『ない』。
なら、そのスタンドで自分や他の人を守れば良い。それだけの話でしょ」
「逆にスタンドなら、『平和な力』でも誰かを
傷つけることができないワケじゃあないんだからね」
あたしの『バベット』だって、悪用すれば人を殺すことは簡単だしね。
ま、そんなのはあたしに言わせてみれば『くだらない悩み』よ。
464
:
百井千夜子『バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン』
:2015/02/27(金) 01:46:19
>>463
(貝橋)
「うぇえええー……そうなんすかー……」
ゴッ
頭をテーブルにぶつけて、上体を投げ出すような体勢。
「守るとかでも喧嘩とかイヤだなァァーッ……
使わねーほうがいいす。サイアクす……」
ニッポン
「こっちって治安いいから……大丈夫だよなァァ〜〜〜ッ」
グリグリグリ
頭をテーブルに擦りつけている。
アヴォ
「…………爺ちゃに撃ち方聞いといたのが救いす……。
間違って自分や人を撃たねーようにだけするす」
465
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/02/27(金) 23:25:59
>>464
「あんたんところもお祖父ちゃんが色々と詳しいの?」
あ、あんたんところ『も』っていうのはあたしの後輩アラベルも
お祖父ちゃんだかひいお祖父ちゃんだかが詳しい人だからね。
「ま、精進することね……言っとくけど黄金町は
そんなに治安よくないからね。殺人鬼とかいるし……」
「あたしも二回くらい殺されかけたのよ」
マジ話だからって顔を作っておくわ。
普通ならにわかに信じがたい話だしね。
466
:
百井千夜子『バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン』
:2015/02/27(金) 23:36:59
>>465
(貝橋)
policia
「爺ちゃは元ケーカンす。
ネズミが撃つ銃は触らせてもらったことがあるす」
ゴロロン ゴロロン
テーブルに押し付けた頭を、ぐりぐりと振っていたが――
「……………………うぐぇぇぇ〜〜」
「サイアクす。『地元と変わらねェ』」
『殺人鬼』が居るという言葉。
そして、『殺されかけた』、という言葉にも動じなかった。
「なんす? ニッポンは治安がいいと聞いてたす。
ニュースでそういう話はなかったのにィィィ――――ッ」
467
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/02/27(金) 23:46:55
>>466
「そんなのうそっぱちなんじゃない?」
「スタンドはスタンドでしか倒せないもの。
スタンド使いの悪行はスタンド使いにしか分からないのよ」
結局自分の身は自分で守らないといけない、ってこと。
何かあったら、自分で逃げられるようにならないとね。
「……っつかあんたさっきから全然動じてないけど、
地元も似たような感じだったの……?」 「ハッ」 「あんたまさか……」
「ヨハネスブルグ出身ッ!?」
身構えるわ。
468
:
百井千夜子『バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン』
:2015/02/27(金) 23:53:58
>>467
(貝橋)
「あや? アフリカじゃねえす。
いちおー
ブラジルす。一 応、日系五世すよ。
マ イ
母ちゃんは黒人の血たぶん入ってるすが」
言いながら、鞄から財布を取り出した。
それから一枚の紙切れを見せる。
ピラッ
ttp://i.ytimg.com/vi/D_yLIJAyqRc/hqdefault.jpg
パイ
「これ、顔出てねえすが、父ちゃんす。左から三番目」
「父ちゃん仕事に嫌気が差して、ご先祖様の国に来たす」
469
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/02/28(土) 00:08:37
>>458
「ぶ、ブラジルね……」
正直、黒人の顔とかよく分かんないのよね。
アフリカ系とかブラジル系とか……日本人なら分からないと思うわ。
まあ、警戒はとく。
「…………」
《ミャオミャー》
(マイは母、パイは父です)
「ああ! なるほどね、分かってたわよ。うん」
『バベット』の翻訳マジ便利だわ……。
っつか、多国語分かるとか『バベット』ってマジ多才ね。
「これ、なんかゲリラみたいだけど……。
軍人さんってこと? なんか色々複雑そーね……」
「でも、そのわりに日本語上手よね」
「向こうで勉強してきたの?」
……そういえば、留学生でスタンド使いなら
こっちの留学生クラスに入ったりするかも……?
まあ、そうそうそんなことないか。
470
:
百井千夜子『バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン』
:2015/02/28(土) 00:24:54
>>469
(貝橋)
Who says
「ゲリラ? とんでもねえ」
「父ちゃんもケーカンす。
『BOPE』。ギャングどもをブチ殺すのが仕事だったす」
ボッピ
『BOPE』とはブラジル警察の特殊部隊を指す。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E6%AE%8A%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E4%BD%9C%E6%88%A6%E5%A4%A7%E9%9A%8A_%28%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%AB%29
ウツビョー
「仕事してて疲れたす。鬱 病す。
でも、むかーし昔のご先祖様の土地とお家がここにまだ残ってたす。
だから母ちゃんが転勤をこっちにしてもらって、静養することになったす」
がっこ
「今、父ちゃん学校でポルトガル語の講師してるけど、殆ど主夫すな」
「日本語は爺ちゃに教えてもらたす。
ふり
よくわかんねけど、喋りが 古 ぃらしいす」
得々と説明する。
471
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/02/28(土) 00:30:32
>>470
「軍人って大変なのね……」
どんな仕事でも鬱ってなるもんだと思うけど。
でもあたしの知ってる親戚とかで鬱になった人はいないわね。
「確かに喋り方はちょっと妙よね。
まあ、この街じゃそんなに変わってない部類だし……」
エセお嬢口調のヤツとかいるしねー。
「ま、さっきはああいったけど……
危なさそうなことに首突っ込まなきゃ安全ではあるし。
ただ……スタンドを出すのは、気を付けるのよ」
「この街の人、スタンドを『武器』だと思ってる人もそれなりにいるから。
そういう人の前でいきなりスタンドを出したりしたら…………」
「……殺されても、文句言えないわよ」
怖そうな声色を作って言うわ。
472
:
百井千夜子『バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン』
:2015/02/28(土) 00:49:26
>>471
(貝橋)
「ケーサツがクソす。汚職とかヘーキでやるす。
この国のケーサツと似たり寄ったりって爺ちゃは言ってたケド」
ジュルルルバー
持ってたドリンクを最後まで啜った。
「ダイジョーブす。そんなん関わってられねえす。
やんなきゃならねェこと多いしィ。全部無視するす」
「だいたい喧嘩とか出来ねえす。
ジュードー
父ちゃん 柔 道教えてくれなかったしィ。
つーかなんで戦うす? 日本人なのに」
「金もあるす、家もあるす。戦う理由がわかんね」
473
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/02/28(土) 00:54:20
>>472
「ほんとよね。フツーに生きていけばフツーに幸せになれるのに。
何でわざわざその領域から逸脱しようとするのやら」
錏葉とか……あと錏葉とかね。
「多分、バカなんじゃないの?」
としか思えないわ。あたしは。
「あ……もうシフト終わりの時間だ。
あたし着替えてから寮に帰るけど、あんたはどうする?」
そう言って問いかけるわ。
……そーいや名前聞いてなかったわね。
474
:
百井千夜子『バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン』
:2015/02/28(土) 01:21:33
>>473
(貝橋)
「バカはどこの国でもバカすな。
早くバカ同士で殺しあって、死に絶えればいいのに」
マ イ
「…………ヤベえ、早く帰らねえと母ちゃんが怒る」
ガ タタッ
慌てて立ち上がった。
「センパイの話、気ィつけるすよ。
今度ッから関わらねえようにするす!」
モモイ チヤコ
「名乗ってねえすが、百井 千夜子って言うす。
あ……でも、今度からもう会うこともねえすが……」
『スタンド使い』と関わるな、を真面目に捉えたようだ。
教えた貝橋自身とも関わらないようにするつもりらしい。
「まあ、会えたら挨拶ぐらいするす! ほんじゃまかー」
スッテッテーン
鞄を抱え込んで急ぎ足。殆ど逃げるように去っていった。
475
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/02/28(土) 01:41:50
>>474
「あ……なんか色々と素直な子だったわねー」
ああいう子が騙されたりするんだけど……。
ま、いちいちあたしが手取り足取り教えなくたって、
この街の連中なら上手いことやってくれんでしょ。
「あ、ロクネリ先輩お疲れ様でしたーっと」
「お先失礼しまーす」
厨房にいる二人にそう言い残して、
退勤の準備を始めるのよ。
またへんちくりんな知り合いが増えたけど、
こんなのはこの街じゃあ日常茶飯事だしねー。
『Straits』 → 『閉店』
476
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/05/03(日) 01:16:40
そういう訳で久々に(三か月ぶり)開店するわよ!
ちなみにバイト募集中ね!
ボス? なんか服屋作る為の資金繰りとかいって
ベガス行ったって聞いたけど。素寒貧にならないと良いわね……。
『Straits』→『開店』
477
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/05/06(水) 02:52:43
>>476
「ふぅ、久々に仕事したわー」
「……久々? いや、別に久々ではないわよねぇ……」 「何言ってんだあたし」
『Straits』→『閉店』
478
:
天野織彦『シンフォニティ』
:2015/05/12(火) 23:06:00
灰色の髪の男が、『閉店』の札を出されたダイナーの扉の前に立っている。
「ダイナーは今日は休みか。
ここで曲を書くとなかなか筆が進むのだが」
479
:
天野織彦『シンフォニティ』
:2015/05/12(火) 23:53:46
>>478
「この悔しさが新たなインスピレーションになるかもしれん」
呟きながら男は去っていった。
480
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/05/17(日) 23:13:49
「なんか芸コマを見た気がするわ……」
『ニィーヤァ』
(何の話でしょうか)
それはともかく開店するわよ!
バイトも募集中よ!
『Straits』 ⇒ 『開店』
481
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2015/05/17(日) 23:15:01
>>480
カラン
「すいませんハンバーガー五十個ください」
食いしん坊だ。
482
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/05/17(日) 23:17:38
>>481
「来たわね食欲大魔神……!!」
「ハンバーガー五〇個!!」 「ロクネリ先輩よろしく!!」
「え!? もう出来てる!?」 「いやそれはないわ……」
厨房に檄を飛ばしつつ、
とりあえずお冷を出すわよ。
続いてハンバーガーも出て来るわよ。
483
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2015/05/17(日) 23:24:42
>>482
「大魔神?」
ピクリ
「イヤだな。僕は『探偵』ですよ」
モグ
もぐ もぐ
どーでもいいツッコミとともに、早送りみたいに無くなっていくハンバーガー。
「コーラください」
「ンンー」「美味しさでは」「前の、名前を訊き忘れたな。君のカワイイあの子が作って出してくれたヤツの方が上ですねえ」
平然とクレームッ!
「BLTサンドももらおうかな。トッピング全部のせでとりあえず五個・・・」「それとオニオンフライも」
484
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/05/17(日) 23:30:22
>>483
「ああ、こっち『バベット』ね」
『ミャア〜オ』
(光栄です)
ズジャラアアァァァアアア
そして現れる『軽食』の数々。『バベット』の仕事よ。
コーラにBLTサンドトッピング全部載せ、
それからオニオンフライもお皿いっぱいね。
「探偵ねえ」 「探偵って大食いキャラ多くない?」
開店直後だからか、人があんまりいないのよね。
だからあたしはあんまり厨房に引っ込まず、
この食欲大魔神もとい探偵……トミーにそう話しかけるわ。
485
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2015/05/17(日) 23:42:53
>>484
もぐ
「大食いキャラ?」
「・・・」「そうですかね」
首を傾げる。あんまりピンときていない感じだ。
「例えば誰がいますかね?」「大食い」
オニオンリングにかじりつきながら、訊ねてみる。
486
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/05/17(日) 23:47:55
>>485
「ええーっと、そうねえ」
「『食いタン』とか『ネウロ』とかぁ……」
版権ネタだけど安楽椅子の人とかで嫌でも名前出るだろうし、
あんまり気にせずに名前を出して行っちゃうわよ。
…………安楽椅子の人? あたし何言ってんだろ?
「でも食べる速度はお客さんが一番かも」
そう言いつつ、オニオンリングが減って来たタイミングで
新しいオニオンリングをお出しするわよ。
487
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2015/05/17(日) 23:52:33
>>486
「ふむ」
なるほど、と頷く。『シャーロック・ホームズ』と『金田一耕助』がまず浮かぶ面白みの無い発想なので、素直に頷いている。
「今日はゆっくりめですけどね」「あ、どうもどうもありがとう」
「ケチャップあります?」
図々しいぞ・・・。
「わりと役立つ特技ですよ」「早食い」「ゆっくりできないタイミングも、どうしてもありますからねえ」
488
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/05/17(日) 23:56:45
>>487
『ニャア』
(お待たせしました)
『バベット』が撃てば響くような滑らかさでケチャップを出して置いておくわ。
しかし図々しいわねコイツ……。まあお金たくさん落としてってくれるから良いけど。
「はぁ、そういう事情があったのね」
「探偵ってけっこうゆったりしてるイメージあるけど、
なんかこう、仕事に追われてたりとかするのかしら?」
まあ探偵になろうとか思ったことないけど、
でも『知ってるようで知らない職業』の代表格だし。
気になるモンは気になるわよね。
489
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2015/05/18(月) 00:04:59
>>488
「それはもう」
BLTサンドが無くなった。
「(大体ニュースで聞いたことがあるような感じの非合法組織の名前)とか(大体(中略)カルト組織の名前)とか」
「『スタンド使い』に買われた怨恨は数知れず、逆恨みも星の数ほどありますしねえ」
仕事に追われているというよりはどちらかというとかなり危険な意味で追われている感じだ。
本人は平然としている。
「大体殆ど全部、発端は男女がらみのゴタゴタですよ。浮気とか。まったく世の中は単純ですねえ」
愚痴っぽいがへらへらしているのでまったく重みは無い。
490
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/05/18(月) 00:12:24
>>489
「………………」
あたしは今、何も聞かなかった。
……ええ、そうよ悪い!?
確かに『Outfit』なんて意味分かんない集団と関わり合いになってるし、
人の事言えた義理じゃないと思うけどでもあたしが関わっているのはあくまで
『意味わかんない集団の安全な側面』なのよ! コイツみたいにあからさまにヤバくはない!
「そ、そうなのねー。
でも浮気調査って、意外と地味っぽいわね。
アンパンと牛乳片手に張り込んだりとかするの?」
刑事ドラマとごっちゃになってる認識だけど。
こうやってへらへらして、さも日常茶飯事のように語っている態度が、
逆に『この人が普段立っている領域』のヤバさを物語ってる。
平常値そのものが、あたしとは違う領域にあるって感じがするわ……。
ま、日常生活でもヤバい人と接する機会はそれなりにあるしね。
友達の友達がヤクザの下働きとか。そんな話聞いたことあるわ。
お客が物騒な探偵っていうくらいは、SNSの自分語りでもちょくちょく見るレベルでしょ。(多分)
491
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2015/05/18(月) 00:22:54
>>490
「仕事の8割はそーいう地味ィィィーーな作業ですよ」「ホテル前とかで」
『あんぱんと牛乳』に頷く。
「残りはモノ探しと猫探し」「猫探しは得意なんですがこれはなかなか、あんまり頼まれない」
「寂しいもんです」
ズゾゾゾ
コーラも無くなった。
492
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/05/18(月) 00:28:08
>>491
「そりゃあ、迷い猫なんて早々いないだろうし」
「最近は室内飼いが多いって聞くわよ。
外で放してると、知らないうちに妊娠しちゃうからって」
横で話を聞いてる『バベット』がちょっと居心地悪そうね。
…………ごめんて。ちょっとデリカシーなかったわ。
っていうかあんた、別に猫って訳でもないわよね……?
『ミャアーゴ』
(おかわりです)
あ、無視しておかわり出した。
メニュー自体は同じものよ。
「でも、そういう浮気調査とかだと、
修羅場とかも見たりするんじゃない?
刃傷沙汰とかさ、見たことある?」
ちょっと興味あるわよ。
なんか昼ドラみたいじゃない。
493
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2015/05/18(月) 00:37:45
>>492
「ちょっと前は、飼い猫が逃げたからって依頼がちょいちょいあったんですがねえ」
「みんな飽きちゃったんですかね」
ペット産業の闇は深い。
「あ、これはどうもどうも」「マヨネーズあります?」
図々しいぞ。
「そーですねえ」 もぐ
もぐ
「現場を押さえたところに依頼人がいらっしゃって、その場でっていうのはありましたかねえ」「出刃で」
「またよく手入れされた出刃包丁だったみたいで」
もぐ
「さすがに通報したんですけど、聴取で2日くらい帰れませんでしたねえ」「あれはツラかった」「カツ丼もダメって言われたし」
494
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/05/18(月) 00:45:54
>>493
あ、ほんとにあるんだ……。
「ほんとにあるんだ……」
リアクションに困ってみるわ。
その場で……刺しちゃったの? いや、止めなさいよそこは。
あんた一応スタンド使いでしょうに。それなりに強い。
まあ、そういうのにスタンドを使わない性質なのかもしんないけど。
「かつ丼をあげると、なんか収賄? みたいな感じになるらしいわね」
「めんどくさい時代になったと思うわ……何やっても怒られそうだし」
「ボスは資金繰りとか言ってラスベガス行っちゃうし」
『マ〜オ』
(こちらに)
『バベット』がマヨネーズを出したわ。
495
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2015/05/18(月) 00:52:31
>>494
「びっくりしましたよ。止める間もなく」「獣のようでしたね」
「まあ、カツ丼は単純に在庫切れで頼めなかっただけなんですけどね」
食い尽した。おかねは払った。出前だよ。
「どうもありがとう」「マヨネーズ」「サイコーですよね」
微笑む絵面がヤバい。
496
:
貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』@バイト店員
:2015/05/18(月) 01:00:02
>>495
「ほんとよ……バイトが切り盛りしてる店ってヤバくない?」
そろそろバイトリーダーに格上げになっても良いと思うの。
厨房はスミシー先輩に任せるから。
「あたしは和風ドレッシングの方が好きだけどね」
っていうか油に油ってね……。
ケチャップはまだ分かるけど。
「……っと、」
そこで、新しいお客さんがやって来た。
「そろそろ忙しくなりそうね。じゃ、引き続きどーぞ」
そう言って、他のお客さんの方へ。
ロクネリ先輩の負担がまたヤバくなりそうな予感。
497
:
トミー『ラム・オブ・ゴッド』
:2015/05/18(月) 01:05:29
>>496
「どうもありがとう」「んっふっふっふ」
怪しく笑う探偵トミー。
すでにそのテーブルは空である。
「混んできたし、コーラ飲んだら帰りますよ。お勘定・・・あ、持ち帰りでミートパイ五個ください」
テイクアウトは控えめに、そして店を出るのだ。
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