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【場】メインストリート その2
758
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/19(木) 00:22:00
>>757
「なんや懐炉にしてはゴッツいやないの。
……そんだけあんねやったら、外で寝んでもエエのに」
憎まれ口を叩きつつ、『地乃』自身もお品書きに目を落とした。
しばらく思案の後、店員を招き寄せて注文を告げる。
「汁粉と善哉お願いしますぅ」
「…………なんや変な目で見られてんな。
この組み合わせがアカンのやろか」
ズズー
お茶を一口啜った。
「アンタにいっぺん聞きたいことあったんやけど」
759
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/19(木) 00:51:10
>>758
「知らン」
あまり他人の目を気にすることはないので、『変な目で見られてる』といわれてもピンときていない。
ズ
茶をすする。
「聞キタイこト」
「何ダ?」
760
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/19(木) 00:55:51
>>759
「アンタってどうやってスタンドに目覚めたんか一度聞いてみとうてな。
ウチは子供の時分より使えたし、お嬢さまは気づいておらんかったけど生まれつきみたいやし」
「どうしたらあんな能力に目覚めるんか興味あるやん。
ウチは……まあ、ちょっと『事情』があるねんけど」
『地乃』は珍しくかしこまった態度だ。
プライベートなことを聞くのが悪いという意識でもあるのか――
この女は通常そんなことを気にしないはずだ。裏があるのかもしれない。
761
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/19(木) 01:15:17
>>760
左手をぬっと突き出す。
五指に彫られた『黒炎の刺青』。
「両手ニ彫ッタ」「右手は無クナッタケドな」
「彫っタトキ、『スタンド使い』ニナッタ」
理屈は詳しく知らん、と付け加える。
「『生まレツき』モ多いナ」
危険人物だらけだな。
762
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/19(木) 01:20:36
>>761
「………………あァ??」
「ナニ言うてんねん、そないな魔法みたいな『刺青』――
いや、『スタンドの刺青』か! せやさかいアンタは……!」
バ!
左手を掴み、改めて『黒炎の刺青』を確認する『地乃』。
強い関心があるのか、しげしげと眺めている。
「……はァ。ほならアンタは、『スタンド使いになったヤツ』やねんな。
せやけどそれで『アレ』か。どないなっとんねん。ヤバすぎるんと違う?」
どうやら『陽炎』のことを指しているらしい。
湯呑を両手で包み、指先を温めつつ嘆息した。
763
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/19(木) 01:30:40
>>762
「『スタンド』ハ」
茶をすする。
「本人ノ『精神』ソノモノ」
「ダカラ『目覚めル』トシタラ」「『ザ・シグマ』以外ハ無ェー」
その無根拠の確信。
764
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/19(木) 01:46:26
>>763
「………………」
「ホンマ……アンタはシコロバやな。錏葉九郎や」
呆れたような、はにかんだような、皮肉気なような――そんな笑みを浮かべた。
注文の品が来たので、それが卓上に並ぶまでしばし待つ。
「ウチの『スパンカーズ』とは大違いやな。
アレ、元はあんなヴィジョンちゃうし、能力もちゃうし」
「せやけど、『スタンド』に『刺青』彫ってもらったん?
どういう能力なんか興味あるわぁ。どうなん、強いん?」
765
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/19(木) 22:52:51
>>764
「能力ガ『変ワル』コトもアルンダな」
「ヘー」
自然な受け止めは、実に、切り札たる『火箭』を得た経験に基づく。
「読解力ヲ鍛えロ」
「『刺青』彫っタラ『スタンド使い』ニナッタ」「っテ話ガ、ドーシタラ『スタンドニ刺青彫らレタ』ッテ聞き間違エルノカ知リタイゼ」
「『刺青』ハ無論、『刺青屋』デ彫ッタ。『刺青師』ガ変ワッテタガ」
まあ、二重人格というか、あぶなげな感じというか、あれから月齢読むクセがついたなあ。
766
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/22(日) 23:48:24
>>765
「阿呆はお前や」
「『スタンドに目覚める刺青』なんや聞いたら、『スタンドが彫る刺青』や連想働くやないの」
「……『刺青師』て、またまんまの名前やなあ。
芸名みたいなもんやろか。ちょお〜っと興味出るな」
「エエ男なら尚のことエエねやけど」
スパリと切り返してから、夢見るように上目遣いとなる『地乃』。
そこではたと首を傾げて、口を開く。
「『変わった』いうんはどういう意味やのん?」
767
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/22(日) 23:53:50
>>766
「『変わリ者』ッテ意味ダ」
「全身刺青」
運ばれてきた善哉をほおばりつつ、一言で外見を表す。
全身だぞ。変わり者以外の何だ?
768
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/23(月) 00:02:10
>>767
「そらまたえらい痛そうなナリやな……
アンタそういう大好きやろから気が合うんとちがう?」
『地乃』は想像しただけで寒気が襲ったか、自分の腕を掴んで撫でている。
汁粉を軽く啜ると、中の餅に手を付け始めた。
「考えたら正月にはお屋敷でも搗くやろか。
あー、でも、ウチ以外に力仕事出来るんが居らんわ」
「ここいらは丸餅やったか、どないやろ」
769
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/23(月) 00:26:40
>>768
「あー、ソロソロ正月カー」
ず、と善哉を飲み干し。
「正月ナー」
もう一度呟く。
そうだ。もう年も暮れる。
やり残しはたくさんあるな。
「チョッと『電話』」
チャキ
Pi
「『フープル・マーケッツ』?」
770
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/23(月) 00:40:08
>>769
「ウチの前で電話てなかなかいい根性しとるやないの」
「早う終わらせや。興が冷めてかなんわ」
ズズズズ・・・・
「あー、でも暖まるわぁ。こらエエわ」
「すみませぇん、ココって持ち帰り出来るもんってありますやろか。
職場の土産にしたいんですぅ。今日中に持ち帰るさかい――」
電話終わりを待つ。
771
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/23(月) 23:51:14
>>770
「右腕一本。ヒカラビテルけドモノはアる。使エネーナら生ヤシテもイイ」
「予算ハ61万円」「可能カ?」
電話口にそう告げる『ザ・シグマ』。
それを尻目にお土産を頼む地乃。
何ごとも無いごく普通の光景だ。
772
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/24(火) 00:31:45
>>771
「…………女やないんが色気ないとこやね」
「フープルて、パズル売ってるとことちゃうの?」
お嬢さまポートレイトゲットの為に金をつぎ込んだ過去を思い返す。
「……アンタて、そういう趣味なさそやな。絵心もなさそやし」
773
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/24(火) 23:41:50
>>772
地乃には答えず、
「『スグ』ニ」
電話口に、短く答える。
774
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/25(水) 00:40:03
>>773
「あん? 何がすぐやのん?」
意味が通じないので、首を傾げている――
775
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/25(水) 00:47:49
>>774
「アア『トコロデ』」
『再生した右手の指先が、机の脚に絡み』、
「『フープル・マーケッツ』ハ便利ダな。腕一本、50万円デ『ドコデモ生えル』」
そして錏葉九郎は『ザ・シグマ』で、そしてついでに『通り魔』だ。
「土産、持っテ帰レルトイイナ」
「手足ガ心配ッテ意味ダが」
ブンッ
『掴んだ机を、下から上に跳ね上げるように、地乃の顔面めがけて、叩き付ける』(破スBB)
776
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/25(水) 00:57:20
>>775
「ほ……」
不意に生えた手を観、それが机を掴み跳ねあげる――
そこまでは観た。
動作は反射。
『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』。
バ ン !
両手を突っ張るようにして『受けとめる』。破ス精BCB
唐突な動作のため、反応はこれが限界だろう――
しかし、『遅い』。初動の遅さから、思い切り当たり負けしてしまう。
『スパンカーズ』は押されてしまい――
「は、 は」
「あはははははははははははッ」
跳ねあがった机の向こうで――笑い声が響いた。
777
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/25(水) 01:13:46
>>776
バ オ
ず だん!
『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』。
『殴った場所から電柱を生やす』能力。『電柱』は『砲弾じみた打撃』と、自由自在の『アンテナ形状』と、そして『電線』をもつ。
今、その脅威の拳ーー手ーーは『机を受け止めていた』ので、
「 L A A A A A A A!!! 」
ぐ ぐ う ん ッ!!!!
『全身全霊をもって圧し潰す』。
『殴る』ヒマに、机と床とがどれだけ接近するかは――(破スBB)『ザ・シグマ』のパワーの見せ所か。
もちろん、机と床との間隔が狭まれば狭まるほど、その間にある物体は圧縮されるということになる。
778
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/25(水) 01:24:15
>>777
思い切り机に力を懸けて、『圧し潰さん』とした時、
「黙ってやられたままやと思うなや」
「『押し負けた』んは――『低い位置』を取るためッ!」
押されたのはあえて。
机があるということは椅子に掛けているはず。
その椅子ごと、【机向う】で見えない状態から、【倒れ込んで】おいた。(
>>776
メール欄)
その場に転がり、倒れた椅子よりも態勢を低くする。
いくらかの間、椅子はつっかえ棒としての役割を果たすだろう。
その間、両手を防御に使う必要はなく、
ドゴ
「ブチかませッ ドン
『スパンカーズ』ッ」 ツ /
・
拳に床を突き立て、『電柱』を発現。
押してくる『机』ごとまとめて吹き飛ばす! 破スBB
779
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/25(水) 23:20:51
>>778
ガ
僅かな抵抗。パワーで押し切れば容易く砕ける。
だがその『椅子でつくった一瞬』は、『ASS』にとっては充分な『一瞬』。『ザ・シグマ』に劣るとはいえ、
「床ヲ叩ク」「ソノ程度ノ時間ハ、アルな」
ならば力押しは無用だ。
『机』は圧し潰すための道具であり、また『逆襲』を知る糸口ーースクリーンでもある。
ド ゴ
『電柱』が伸びるには『机』を叩く必要があり、『机』を挟んでくり出される『スゴいパワー』に耐えられるような構造では『無い』。
羆の膂力と、砲弾の一撃。それを受け止めるようには出来ていない。
だから――当然、『粉砕する』。
ヒュバ!
「ハん」
『割れ方』。『電柱』の先端形状はそれでわかる。当たらないように体勢を整え(スB
バ ギャ
机を突き破る電柱と飛び散る破片。破片の『あたり』で、『電柱』の付属物(足場のためのボルトだとかそういうのだ)も、『ザ・シグマ』には『把握可能』。
それにも当たらないように、必要な微調整を加え(スB
ヒュ
『両腕を引き』
『伸びる電柱』。砲弾じみたスピードで伸び来るコンクリートの円柱に、『燐寸を擦り付けるように』拳を繰り出しーー
ジャ リ
ン!!
「『点火』」
机の破片など何の脅威でもない。
砕けた破片の向こうに『床に伏す』地乃が見るのは、ゆらぎ立ち、絶滅の火を拳に揺らす『ザ・シグマ』に他ならない―――
780
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/26(木) 00:26:10
>>779
伏せた態勢――というのは便利ではある。
殴りづらいし撃ちづらい。そういう態勢だ。
ただ人間は伏せたまま戦うようには出来ていない。
使えて奇襲一撃この一発――故に。
ド ド
ド ン !!
拳が滑らかに動き、床を二度叩く。
産み出すのは『電柱』二本=防壁/立ち上がる補助。
即座に突っ込んでくるのを許さず、同時に伸び上る『電柱』を掴んで、
ギュ ァ ア
スダッ!
「……ッと。ほな一丁」
着物の裾を振り乱しつつも、立ち上がってみせる。
「ぶっ飛ばしたるわッ!」
『電柱』の高さは2メートルほど。
スキマは開けておき、相手の姿を見失うことはしないように努めた。
彼我の距離はどれほどだろうか――
781
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/26(木) 23:57:13
>>780
・質問・
『ザ・シグマ』に向かってきた電柱は健在?
こちらの行動は成功したと解釈して良い?
『2m電柱』は床面に垂直に伸び、『それを掴む』とはてっぺんに手をかけて無理矢理体を引き起こすという意味で良い?
『地乃』は吹っ飛ばされたり、後退したりした?
782
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/27(金) 23:37:50
>『ザ・シグマ』に向かってきた電柱は健在?
>こちらの行動は成功したと解釈して良い?
健在。斜めに向かって伸びている。
行動にも成功した。
>『2m電柱』は床面に垂直に伸び、『それを掴む』とはてっぺんに手をかけて無理矢理体を引き起こすという意味で良い?
そのような感じ。
>『地乃』は吹っ飛ばされたり、後退したりした?
初期の位置関係から ⇒後ろに倒れ込み ⇒ 椅子から離れるために更に転がり をしている。
783
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/28(土) 23:15:43
>>782
了解した
>>780
リズミカルな打撃音。伸び上がる『電柱』。そして、
それを利用して立ち上がる『地乃』。
椅子を利用した一瞬の間隙を最大限利用した『リカバリー』。およそ考えうる限り最速の『体勢回復』である。
スダッ!
『人間相手ならそれで互角以上か』。
と、『ザ・シグマ』は思った。
既に自らに放たれた『電柱』、その先端は後方にある。『ザ・シグマ』は背中に目はないから、その背後で何が起こってもーー『電線結界』を張られてもーーわからない。
その威力は『身を以て知っている』から、それは克服したという意味だ。『結界』が戻ってくるかもしれないという『恐怖』は、
『電柱の伸縮速度に等しい機動力で克服する』。『電柱』のスピードと『ザ・シグマ』は等速。ならば、『前に向かっている限り、背後から電線に襲われることは無い』。
だから当然、前進する。
『真上に伸び上がる電柱』に『掴まって立ち上がる地乃』が『電柱の隙間から前方を確認する』――『人間が行動できる最速』に過ぎない。
「『悠長ジャアねーカ』」
『椅子で背後に倒れ込み』、そこからさらに後退を試みたとして、だ。
『ザ・シグマ』の迫撃を、単なる人間の脚が『振り切る』ことは不可能なのだ。
「コノ『俺』ヲ前ニシテ『口上』垂れル暇ガ」「あルトハよォォォ〜」「地乃」
『迫撃』して、『伸び上がる電柱を足がかりに飛び上がり』、そして『地乃』の真上に占位する。『真上』にだ。店の天井が5m以上あるということはあるまい。
天井を蹴って真っ直ぐに『地乃』と『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』を襲撃し得る『真上』にまで、『ザ・シグマ』の身体能力ならばそれは『可能』!
784
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/28(土) 23:34:55
>>783
「…………ッッッ!!」
悠長だ、という指摘は『正しい』。
しかしこの距離。『近すぎる』。
『鬼札』の『陽炎』を閃かした『ザ・シグマ』
『獣の敏捷さ』を以て、『電柱を足場に――』
「阿呆 がッ!」
「それを扱うんはウチだけの『特権』ッ!
小汚い足を退けェやッ!」
ズ ォオォォ
『障壁を跳び越える』――『それは想定内』だ!
あまつさえ足場にするのなら、その時点から『電柱』を解除!
速やかに『足場』は『沈み』、跳躍距離に若干の狂いを生む。
「『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』ッ!」
ドゴゴッ!
狂った跳躍座標を狙い澄まして、床を叩き『電柱砲撃』ッ!(破スBB)
斜めに伸ばす為、長さはやはり2〜3メートル程度となるだろう。
それでもこの『狭さ』なら回避は難しいはず――
ダ タンッ!
前方を睨み、『錏葉』の一挙一動を確認する『地乃』。
対処する心構えを作っておきながら、後方へと跳び退る。
壁際まで、可能な限り距離を詰めておきたい。
また、周囲にテーブル等があるなら『地乃』自身が手を掛けておく。
785
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/28(土) 23:55:00
>>784
『電柱解除』は、しかし――
「遅」
『電柱を足場にする』ことが確認できたということはつまり、
『電柱を足場にして行動する』ことは完了している、という意味だからだ。『既に蹴った』ものを解除しようと、『軌道は変わることはない』。
むろん『砲撃』はナメてかかれるものではない――が、行動が完了しているわけだから、足場の確保も完了しているということだ。
跳躍にかかる時間は『スパンカーズ』が床を叩くのにかかる時間とイコールだろうから。
『だから天井を蹴って、自分を狙う電柱を回避しつつ、地乃の背後2、3mの位置めがけて飛び込む』。
786
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/29(日) 00:21:39
>>785
斜めに伸び来る『電柱』は回避――
ならば直接にこちらへの接近は出来ないということだ。
どうしても迂回軌道になる。多少の余裕がある。
シュ ダァッ
「思たんやけどこの店にも迷惑やし」
「勝手ながら河岸変えさせてもらうで」
『あまりに立地が悪い』。
この状況下、喩えるなら『虎の檻に入った乙女』といったところだ。
可憐な手弱女は真っ向から食われるほかがない――――拒否するッ!
「ああ、でもッ」
「えらい痛いんやろうなぁぁ〜〜〜ッ」
ドゴオオ――ッ!
「やめとこかな」
「もうやってもうたけど」
立て続けになるが再度『電柱』発現。
今度も斜めに。打ち出すのは『地乃』自身ッ!
『スパンカーズ』で受けつつ、そのまま吹き飛ばされる。
幸いにも防壁にしておいた『電柱』は解除済み。
『遮るモノ』は店の扉か――おそらくはガラス戸だろう。
前方に『スパンカーズ』を出し、盾にしつつ突っ込んでブチ破るッ!
強固なようなら拳の立て続けにブチ込んで、叩き破る!
787
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/29(日) 01:08:40
>>786
ド ゴオ
「ヌ・・・!」
扉を突き破り、店の外へと脱出する『地乃』。
もちろんそれを追う。
当然、ガラス戸から飛び出してだ。同じ軌道でッ!
788
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2013/12/29(日) 01:51:08
>>787
ドカシャアアン!
戸をブチ破り、外へと出る『地乃』。
奇しくもいつかとは『真逆の展開』だ。
「着地――――」
「気にしている場合やあれへんなッ」
ギロ
追ってくるであろう『錏葉』を睨み据え、そちらから視線を外さない。
着地で態勢が崩れるのは『問題ない』。『照準』がブレる方がマズい。
即座に追撃をし、打ち込んでくるのならそちらのガードに傾注する。
攻撃がない場合は、四足獣のように構えた『スパンカーズ』。
指先と爪先を触れた地面へと掛け、手掛かりにしブレーキ。
本体も同じく、身を低くした態勢にしておく。
789
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2013/12/29(日) 13:17:02
>>788
バ ガッ シャン!!!
『地乃』同様に、けたたましい音を立てて残ったガラスをブチ破りながら『追撃』が襲うーー
受身すら無視した迎撃体勢ゆえに、それを目視する『地乃』。
ガシャ
店内の『机』だ。(
>>787
メル欄)
空中の『地乃』を狙った投擲が空を切っていく。迎撃の要無し。受身を無視したため、したたかに体を打つが、頭や骨に大したダメージは無いだろう。
着物が破けた、さっきの電柱がちょっと効いている、指先をスリむいた、その程度の負傷で、『地乃』は『着地』に成功する――
直後、
ザ(影) バウッ!!(人影)
『立て続けに窓から飛び出してくる』影!
790
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2014/01/04(土) 16:44:26
>>789
腕、足、頭――全て活きており、全てが利く。
ならば重畳。恐れるところはない。
接地した時点で、素早く『スパンカーズ』が四肢を突っ張りブレーキ。
最低限の態勢を整えて、血に塗れた指先で地面をなぞる。
「つ・づ・け・て かァァ――ッ!」
「賢しいわッ」
ク ″
、 /
ォ オ オ オ /ッ ・
一直線になぞる指先――地面に壁が生じる。
『電柱を並べた防壁』。計『五本』といったところだ。
先程のように跳び越えるか? それならば迎撃するだけ。
回り込むなら、方向は制限される。左右いずれかに。
残した腕は迎撃のために、『溜めておく』。
791
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2014/01/04(土) 23:43:15
>>790
>「つ・づ・け・て かァァ――ッ!」
叫んでなぞる。『電柱』の防壁!
一つ目の『影』は『机』。電柱にぶつかり、粉砕する。ちょうど『伸張』の勢いもあって、上空へとハネあがり、派手な落下音を上げーー
二つ目の『人影』は
「 『う わ あ あ あ あ』 !!!!」
そいつは、雄叫びでも咆哮でもない、『悲鳴を上げながら飛んできた』。―――『人』だ。
『ザ・シグマ』。店員でも客でも誰でもよく、
ただ『人影と認識させ、防御策を取らせる』ために、その一手のために、
『店内』に居た、たまたまそこに居合わせた『一般人』を! 通り掛りにブン投げてきたッ!(
>>789
メール欄)
そして『三連続』の続けざまの最後。
『ザ・シグマ』はするりと窓から這い出し、そして(地乃から見て)左側への回り込みを狙う。
792
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2014/01/05(日) 00:35:01
>
>>791
一般人が巻き込まれたのは問題はない。
こっちが痛むわけではなし――それよりも『危険』なのは。
「アカン、アカンわ――
アレが目隠しになってるッ!」
直線で飛んでくるのなら、それ自体が目隠しとなるだろう。
『電柱』に隙間があるとは言え、相手の姿を直視することが叶わない。
ド
バ
ツ /
・
だが――それは相手も同じだろう。
溜めた腕は有効に使う。後方へとバックステップ。
遮蔽物の向こうではこちらの位置取りは視認出来ない。
つまり相手はこちらの位置を視認し、攻撃せねばならない。
耳を澄ませ、『跳躍』をするか否かをまず確認する。
跳ねるならば軌道は明白。上からだ。
跳び来たるところを、『電柱』で打つ。
それ以外なら『左右』いずれか。
溜めた腕は既に地面に触れている。
見えた瞬間――来た瞬間に、叩き込むッ!
793
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2014/01/06(月) 22:18:39
>>792
『電柱』が消えないのを見て、『シグマ』は――
「(薄情だなァ)」
と、思った。
同じ『通り魔に襲われてるモン同士』で仲良くしとけば、あとで良いことがあったかもしれないし、
それより何より、
『地乃』は『目隠しの状態』を持続することを選んでいる。つまり現在『電線結界』の危険は無い。少なくとも・・・『この壁が降りてきて、その上に電線が張り巡らされてる』とか、
そういうことは無い。さらに
『地乃』が、電柱五本分の幅しか無いその『壁』の向こうにいるのは『ザ・シグマ』には分かっているし、その『ザ・シグマ』が『どっちからくるか』ということを『地乃』は分からない。
だからそれに備えなければならない――どうやって?
『陽炎』に有効な、つまり『触っても消されない』、『ASS』最大の武器によって。
『地面から伸び来る電柱の砲撃』によって『備えなければならない』。
『姿を曝さないのなら、敵はその壁の後ろにいて、前後幅はあるだろうがそれは関係がない』。一瞬で人間が移動できる距離なんか高が知れている。が、
「(待てよ)」
相手は『地乃』なので、迫撃が容易ならざることは百も承知だ。壁の向こうで何をやらかしているのかも、そうだ。それが『見えない』――
「う」「ゥ」「オ」 「オ」 「 オ オオ オ オ オ オ オ オッ!!!!」
ド ギャ ス!
『一般人』が『電柱壁』に激突し(出血だとかもあるかもしれないな)、その一拍あとに『地乃』から見て『左側』に、
『一歩姿をあらわす』!『地乃』の一手を見、定め、確実に対処して迫撃するためにーー無理押しはしない。何が来るのか。それを見極める一歩だ。
794
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2014/01/07(火) 00:01:54
>>793
ゴ シ
ガ ヤ
ア /
ツ ・
「――――ぶつかったか」
カワイソウだとは思うが――諦めてもらうほかがない。
そう『地乃』は思った。余裕のある状況では――
ピクリ
跳躍音はない。
左右、左右のいずれ――
ド ギャ ス!
ゴ
ォ
\
ツ
「来」
「たァ――ッ!」
ガン!
地面を叩き――斜めに『電柱@2メートル』を発現! (破スBB)
姿が見えた瞬間に即座に打ち込む。
同時に遮蔽にしていた『電柱の壁』を解除。
この位置からならば邪魔になる。
「喰らいやッ!
そのまま吹っ飛べェ――ッ!」
795
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2014/01/07(火) 01:20:55
>>794
ガン!
「オッ ト――――」
並みの『スタンド使い』なら、
『砲撃』。対処できるヤツは少なくないだろう。防ぐもよしだ。殴り勝つもよしだ。
この速度。『面と向かって気を張れば銃弾にも拳が追いつく』――そういう『スゴい』スピードなら、『ザ・シグマ』もそうだし他にも何人も知っている。
『だが、体をひねりながら一歩下がって電柱を回避できる』、そういう『スタンド使い』はおそらく、多くない。『砲弾を躱すことができる身体能力』――
「デ、『解除』シタナ」「『移動を強イル』コトハ止メテ、」
「電柱ヲブチ込ムコトニシタのカ」「?」
「トリアエズ」
「『飛び道具』ハ マダ アル ゼェェ〜ッ」
『電柱五本分の幅の壁』に激突した一般人は、壁に隠れて。
そこから一歩姿を見せたということは、『片手で届く位置』に一般人はいるということ。失神していようがいまいが『シグマ』の膂力の前には結局無力だ。
そして『壁』がなくなり、今伸びた『電柱』との『結界』の懸念と、物理的な『遮蔽』物が無くなったので、
「 L A ッ!! 」
さっきキャッチしておいた一般人(
>>793
メール欄)を、『躱しざま』『振り向きざま』に『地乃』に『投げつける』(破ス精BBC)。
796
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2014/01/07(火) 01:34:10
>>795
こちらの狙いは――
『電柱の壁』を解除⇒続けて『電柱』を殴って、店内の『電柱』との間『電線』を発現。
『電線』のある側を通って接近されたら 『電線』のない側を通って接近されたら
⇒『電線』接触! 不意を打てる。 ⇒そちらの方向からしか来れないので予測済みの一撃!
――――――という二択のつもりだったが。
「こんの外道ゥゥウ――ッ!
反則やろがこんなんン――ッ!」
これは無理!
殴り飛ばして弾き返すにも人間の肉体は重量があり過ぎる!
(※『スパンカーズ』の『破壊力』と『ザ・シグマ』のそれは同等。
そしてこちらは精度に勝り速度に劣る――この場では不利)
ス″
ト″
、
/
ツ / 「ぐううッ!」
・
「錏葉」 「九郎ッ!」
「この『通り魔』がァァ――ッ!」
『電柱』を叩くのをやめて、『一般人』を受け止める。
これで両腕が塞がった。今、まさに『無防備』――
797
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2014/01/07(火) 21:03:26
>>796
「アる物ヲ使ッテ」「何カ悪いカ?」
『通り魔』と戦っているのを思い出すのが、ちょっとばっかり遅かったようだな。
通り掛りの不運を呪い、不運に抗えぬ非力を悔やみ、そしてなにより、『ザ・シグマ』を恐怖させた己の腕をこそ怨め――
ヒュ ザ ム
『ザ・シグマ』は動く。拳の間合いも刀の間合いも槍の間合いも、『ザ・シグマ』にとっては等しく一足一撃の制空圏。
姿勢はあくまで低く、獣か蜘蛛が地を這うごとく――
「 E 」
『電柱』で、その人を打ち上げて『次の手』を打つのなら――
あるいは構わず『砲撃』を敢行するのなら――
こうはならなかっただろう。だが『地乃フミ』は『通り魔』ではなく『悪人』でもなく、ただの単なる夢見る乙女だ。
やっぱり、『人一人の命をこともなげに取り扱うことは彼女には出来なかった』。
「 E E
E E E 」
『錏葉九郎』の期待に応え『地乃フミ』は人間一人を優先してそいつを『受け止め』、
『ザ・シグマ』のもくろみ通りに『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』はその両腕を塞ぎ、立ち居竦むーー ジャ キ ッ
『迫撃』。
イ イイイイ ヤ ア ア
「『E EEEE YA A A ッ!!!』」
絶滅の火灯るその両手、『ザ・シグマ』の両手が、『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』の『両脚』、ヒザ上3cmを『掴む』ッ!!!
地を踏むその両脚を『もぐ』ように――!
798
:
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』
:2014/01/08(水) 00:31:41
>>797
ゴ
ド
ン
肉が地面を叩く音が響いた。
傷口は灼けて塞がれているため、血は出ないが――
「…………アカン、アカン。こらアカン」
「『投了』や。これ以上はやれへん。
あとはアンタの好きにしたり」
ドザ!
後方へと倒れ込み、空を仰いだ。
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』⇒『両足切断』『敗北』『再起可能?』
799
:
錏葉九郎『ザ・シグマ』
:2014/01/08(水) 20:21:31
>>798
「ハ ハ ハ!!」
出血は無い。焼ける痛みが両脚の断面を襲うが、背中から地面に落ちた『地乃』に、
> 「…………アカン、アカン。こらアカン」
「『投了』や。これ以上はやれへん。
あとはアンタの好きにしたり」
「ハ」 「アん?」
笑顔が消える。
数瞬、ぼんやりとその顔を眺め、
「『ガッカリダ』、地乃」「手足ノ二、三本デ降参カ――」
ジャキ リ
「『ジャア残リモ要ラネーナ』」
ヒュゴッ
『地乃』の『両腕も肘のあたりで踏み砕き、引きちぎってしまおう』。諦めた『スタンド使い』には、不要の代物だから。
地乃フミ『アサイラム・ストリート・スパンカーズ』⇒『両足切断』『両腕喪失』『敗北』『再起”可”能』
錏葉九郎『ザ・シグマ』⇒『両手(手首から先)にⅡ度熱傷』『勝利』『地乃フミ』の『両手足』Get!
さて警察だとかもくるだろうから、とるものを取ったら荷物とまとめてねぐらへ帰ろう。
800
:
霜月 透子『フィン・アリルド』
:2014/01/19(日) 17:46:05
雪道に膝をついてうな垂れる女の姿がある。
視線の先にはひっくり返ったケーキの紙箱。
「ああ……せっかくのケーキが……」
良く見ると、女の衣服も雪にまみれている。
滑って転んでケーキを台無しにしてしまったことは、想像に難くなかった。
801
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/01/21(火) 22:47:15
>>800
「大丈夫?」
なんかあわれっぽいので声をかけた。
ただのそれだけの理由でしかないさ。
802
:
霜月 透子『フィン・アリルド』
:2014/02/08(土) 23:52:11
>>801
「もうダメだ……これもうダメだ……」
案ずる声も、深い絶望に囚われた女には届かなかった。
しばらく呟くと、逆さまになった箱を拾い上げて亡者のように立ち上がり、去っていった。
803
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/02/16(日) 23:10:55
ウィーッ
「ふんふ〜ん」
夜のコンビニ。
手にビニール袋を持った女が上機嫌で出てきた。
ワカメのような黒髪に、血色の悪い肌、色素が沈着するほど濃くこびりついた目のクマ。
野暮ったい芋ジャーの上にダウンジャケットを羽織っている、まるっきり出不精な女だ。
804
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2014/02/18(火) 12:58:22
>>803
―ミャア
そんな出不精な君がコンビニを出て歩いてた時。
足元をそんな鳴き声と共に小さな影が横切った。
夜の闇に紛れ、通り過ぎた小さな影はまっしぐらに君の
前方約12m先程を目指してる。
そこにも、何やら小さな影が密集し。その中心に大きな影が
立ってる。‥‥‥誰かが野良猫に餌でも与えてるのだろうか?
805
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/02/18(火) 16:25:35
>>804
・ ・ ・
「ん……」
目の前を横切る『小さな影』を認識した。
とくに理由もなく影が密集している方を視認し……、
「……こんな夜に、物好きなヤツがいたもんだな」
呟いて、そっちの方を注視する。
夜とはいえ街灯や建物の明かりで『暗さ』はそこまでないはずだ。
そんなことより、クリスでさえ夜食を買うつもりでなければ
外に出ないこんな寒さの中で『猫の餌やり(?)』なんぞに興じている相手に興味がわいた。
ところでこの周囲にマンホール、
あるいは地下階の存在する建物はどれくらいあるだろうか。
806
:
後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』
:2014/02/18(火) 21:54:24
>>805
(マンホールは認識出来る部分で、そちら【クリス】と自分の
中央に『一つ』地下階の存在する建物は、三軒程で御願いする)
二 コ ニ コ
注視した先に居た人影は、中肉中背一般的な容姿で特徴を挙げる事が
至難な顔をした男が数個の猫缶を脇に置き、クリスの出てきた場所と
同じコンビニで買ったのかは不明ながら、紙皿に其の猫缶の中身を出して
複数の野良猫へ微笑んだ表情で餌を与えてる。
「ユーグリッド。未だ餌は有るからそんなにがっつかなくても大丈夫さ。
あぁ、ダフィット未だ欲しいのかい。君はもう一缶丸々食べた筈だろうに
んっアイザック、コリン。喧嘩をするんなら食べさせる訳にはいかないな。
そうだ‥‥‥良い子だ。君達は利口だね、実に欲求と本能が噛み合ってる。
如何に効率良く、何かを摂取すれば良いかと言う事が理解出来てるね。
だが、時に其の法則から外れるモノも居るからね。働き蟻の全体の二割以外
は群れの為に働かないのと同じく、これを別名で言うとね‥‥‥
あ、噂をすれば早速来たねパレート。時間通り正確に、今日も遅刻だ」
‥‥‥。
そう、男が適当な椅子代わりのゴミ箱やらに腰掛け
猫に話しかけて餌を与えている。習慣的に餌を与えてるのか
猫達の警戒心も、低い。君(クリス)はそんな男(後藤)を
無害と判断し接触しても、不気味と判断して素通りしても構わない。
807
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/02/18(火) 22:22:51
>>806
「へえ、この寒い中ご苦労だな。捨て猫の餌付けか?」
猫に視線をやっている後藤に、声がかけられる。
揶揄するような口調だが、責める意図は感じられない。
クリスは『無警戒』で『大雑把』な人間だ。
だから、『おかしなヤツ』がいるなら深く考えずに接触をとる。
もちろん、本能的に危ないヤツだと感じれば近寄らないが……後藤はそうではない。
「私も猫は好きだよ」 「だがお前は……『法則』? 何かの実験中か?」
猫が警戒するのも気にせず、後藤の近くまで歩み寄って来る。
808
:
後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』
:2014/02/18(火) 23:23:04
>>807
ーミ ャ ァ゛ ヲ
「あっ‥‥‥」
野良猫と言うのは、餌付け及び適度に好意的な対応をした人間には
警戒心を薄める。
クリス(君)は野良猫達とは初対面だ。一気に彼らは散開し自分の
安全なテリトリーへ戻る。まぁ中には警戒心より食欲を優先するような
外れもの(パレート)も後藤の前に残ったりしてるが。
後藤は、逃げてしまった猫達を目で追いつつ、声を掛けたクリスに顔を上げる。
「ぁ、こんばんわ‥‥‥実験かって? まぁ、実験と言えば、実験かな。
今度学院で生物学のレポートで猫の尿に含まれるコーキシンとフェリニンが
如何なる状況下で数値の度合いが増減するかって言うのを書こうとしてて‥‥‥」
と、後藤は君になるべく詳しい説明を返す。そして、不思議そうな顔して尋ねるだろう。
「‥‥‥で、君、誰?」
809
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/02/18(火) 23:29:58
>>808
「クリス・クロス。マネージャーだ」 ピッ
「これ、名刺」
後藤の詳しい説明は華麗に聞き流し、答える。
手渡された名刺には、言った通りの名前と『アストロ・ゾンビーズ』マネージャー兼監督という肩書、
電話番号メールアドレス大手SNSサイトのアカウントなどなどが記されていた。
後藤が『都市伝説』に詳しいなら、『ゾンビ野球』と『アストロ・ゾンビーズ』を結び付けられるかもしれない。
「で、実験ね。良く分からなかったが、猫のおしっこを調べているのか」
「けっこうなことだ。私が大学生のころは何してたかな…………」
「あ」「名前を聞いても?」
思い出したかのように尋ねて来る。
810
:
後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』
:2014/02/18(火) 23:35:49
>>809
「あぁ、これはご丁寧に」
クリスから名刺を受け取り、その『アストロ・ゾンビーズ』のマネージャ
と言う肩書きを顔色変える事なく無言で読み上げる。
『都市伝説』に関しては、後藤も『ヨハネスブルグ』を調査すると
以前に別のスタンド使いと約束した手前、ある程度の情報は把握してる。
だからこそ『ゾンビ野球』と『アストロ・ゾンビーズ』の関連は
思考の中で結びつけるだろう。
「後藤 成明、院生の二年‥‥‥え、本物のアストロ・ゾンビーズ?」
「夜な夜なゾンビ達で野球するって言う、あの噂の?」
と、半信半疑と言う表情で自己紹介しながら君に聞くだろう。
811
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/02/18(火) 23:50:28
>>810
「フム。成明か。よろしく……」
「そして……そうだ」
後藤の問いかけに、女が答えた瞬間。
ドッパアン!
マンホールの蓋が、勢いよくブチ上げられる。
大雨でマンホールから水が溢れ出たのか?
違う。そうではない。
マンホールから溢れ出たのは水ではなく、地の底から蘇った『奴ら』。
そいつらは、野球をする為だけに、地獄の底からやって来た!
テー テーッ (流れ出すThriller)
「我らが、『アストロ・ゾンビーズ』!!」
ジャアアーン
夜とか雪とかで人通りが少なかったのは、色んな人にとって幸いだっただろう。
812
:
後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』
:2014/02/19(水) 00:01:07
>>811
「woW!」
流石に『アストロ・ゾンビーズ』に合わせて踊るような真似は後藤もしないが
思わずアメリカンに驚きの声を顕にする。
「本物だ‥‥‥っ 本物のゾンビ野球チーム!!
『アストロ・ゾンビーズ』だ!! いやぁ感動だな‥‥‥!」
と、ゾンビの野球選手達を見て感嘆を唱えている。
尚、未だ食事してた野良猫(パレート)は胸に抱き寄せている
813
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/02/19(水) 00:06:29
>>812
「ふふん、まあそれほどでもないがね」 「サイン欲しい?」
女はどんどんと自慢げにしていく。
実は今までこういう風に扱ってもらったことがなかったので、実は超嬉しいのである。
(これは……今年中に広告収入で食って行けるかな) (ブログ始めよ)
遠大な計画の第一歩である。
そうこうしているうちに野球のユニフォームを身に纏ったゾンビ達は最後の決めポーズを決めていた。
「しかし、お前は珍しいな。『ゾンビーズ」を見ても驚かないなんて」
「いや、変人だというのは何となく分かっていたがな……」
「……もしかして、『スタンド使い』だったりするのか?」
女はふと思いついたように問いかけてきた。
一般人がゾンビを見たら当然ビビるので、当たり前と言えば当たり前である。
814
:
後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』
:2014/02/19(水) 00:21:14
>>813
「あぁ、うん。『スタンド使い』だよ」
しれっと。虚偽の申し出、躊躇する事なくクリスへ告げる。
―ズズッ・・・
猫を抱く中、片手だけ空けて、その手から湧き出るように出現するのは
一本の何の変哲もなく見える『ダーツ』だ
「『ザ・パラダイム・シフト』って言ってね‥‥‥力の容貌は‥‥‥
そうだね、ちょっと彼(ゾンビ)に刺して良いかい? 話すより
実際に披露するのが解り易いと思うよ」
と、にこやかにクリスへ告げる
815
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/02/19(水) 00:35:25
>>814
「ああ、良いよ」
「おいおい、勘弁してくれよ俺には女房もいるんだ」
「何十年前の話だ。とっくに鬼籍だろ」
なんてゾンビジョークを繰り広げつつ、『ゾンビ捕手』の腕を差し出す。
腐敗した腕は近くにいると腐った水が煮凝ったような腐臭を漂わせている。
女はなんてことない顔をしているので、彼女にとってはこれが『普通』なのだろうが……。
「しかしダーツのスタンドとはなんというか……」
「不思議だな。大当たりだとボーナスが出たりするのか?」
腕を差し出させながら、女は適当な事を言う。
全体的に発想力が貧困だった。
816
:
後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』
:2014/02/20(木) 20:55:22
>>815
「あっはっは。ボーナスか、そう言うスタンド能力だったら面白いんだけどねぇ」
快活な笑い声と共にダーツを軽く投げ『ゾンビ捕手』の腕に刺す。余り
後藤としても腐臭と爛れている肌に余り触れる程に接近したくない。
―ズギュゥ ゥ ン
後藤のスタンド『ザ・パラダイム・シフト』のダーツは鬼籍のゾンビ捕手
の腕へ刺されれば、吸い込まれるように消える(ように見える)。
―これで 『ゾンビ捕手』の知覚が後藤 成明に伝達される。
‥‥‥ゾンビの感じてる知覚と言うのも、奇妙なものだが。
(さて、と)
後藤は考える。『アストロ・ゾンビーズ』の性能、そしてタイプについてだ。
スタンドは大まかに三つ、以前出会ったスタンド使いは基本的に全員
自分の意思で自動操作するタイプだったが、この『アストロ・ゾンビーズ』
会話や其の振る舞いから行動して見るに一人一人に半ば意識がある。
つまり半自立『自分の意思をある程度もって』行動してる。
(本体と、彼らの関係性はどうなんだろうねぇ。彼『ゾンビ捕手』が本体
に対して抱いてる主観と、僕に対しての主観を『すり替え』が出来そうなら
やって見るのも良いかな。彼女『クリス』も自分のスタンドが他人の命令
に応じれば多少は驚嘆してくれるだろうし)
『アストロ・ゾンビーズ』のゾンビ捕手のクリスに対する主観と後藤への
主観を『すり替え』て見たい。成功すれば、後藤の事を『ゾンビ捕手』は
『本体』に対してと同じ応対をする事になるだろう
(※どう応じるか判定は任せる)
817
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/02/20(木) 21:56:49
>>816
「うぉッ!?」
『ゾンビ捕手』は、腕の中に吸い込まれた『ダーツ』に驚いているようだ。
そして、次に『ゾンビ捕手』の感覚が後藤にも理解できるようになる。
……腐臭は、感じていないようだ。どうやら、鼻が慣れているらしい。
聴覚は人間と同等程度だろうか。だが、人間と――後藤と明らかに違う部分が一つある。
『視覚』。
明かりがあるとはいえ薄暗い周囲の光景を、
『ゾンビ捕手』は明確に『認識』していた。……これもゾンビゆえ、だろうか。
「……で、どんな能力なんだ?」
「ああ、俺も気になるぜ」
問い掛ける女に、頷く『ゾンビ捕手』。
バットやらミットやらを持った『ゾンビーズ』が、その周囲で後藤に視線を寄せる……。
818
:
後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』
:2014/02/20(木) 22:24:22
>>817
(こう見えるのか‥‥‥へぇ)
『ゾンビ捕手』の視覚の明確なクリアな状態。全てのゾンビがそう言う視覚を
所有してるかは不明ながらも『暗視』が普通の人間より勝ってると言うのは
一つの発見だと後藤は自分の心の中でチェックして見る。
「あ、うん‥‥‥能力としては相手との五感の共有、と言うより一方的に
相手の感覚がこっちに伝わるんだよ。謂わば、情報・探索系のスタンドかな。
いま僕は彼『ゾンビ捕手』の視覚が理解出来る。
遠方には××が有るね(※××にはゾンビ捕手だけが見えるだろう常人では
視認困難な建物、造形物の名前を当てはめる)
背後に居る(※周囲と書き込まれてるので後藤の背後に居るとも解釈する)
『ソンビーズ』が僕に視線を寄せてるのも解るよ」
スラスラと、自分の能力の一端を説明しつつ。『ゾンビ捕手』が本体(クリス)
にどう言う印象を抱いてるのかも知覚情報から割り出してみたい。
(※畏敬やら、仕える事や命じられる事に問題ないと思われてるなら
後藤に対しての印象と『すり替え』て見たい。尚、『すり替え』ても
危険な命令はしない事は約束する)
819
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/02/20(木) 22:41:54
>>818
(※扱いとしては『半自立型』な為、命令は基本的に『何でも聞く』.。ご自由にどうぞ)
「なるほど……便利な能力だな」
「マジか。何か照れるなァあ〜」
勿論、『ゾンビ捕手』をはじめとした『ゾンビーズ』は死んでいるので、
生体反応などあったものではないのだが……(なのに視覚があることについては気にしてはいけない)。
『ゾンビ捕手』の意識は、明らかにクリスよりも後藤に傾いている。
『本体』・『監督』として表立って敬意を表している様子は見られないが、
やはり『自分の存在の核』として大なり小なりクリスについて好印象を覚えているということなのだろう。
820
:
後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』
:2014/02/20(木) 23:05:44
>>819
「いやいや、謙遜しなくて良いよ。
君達は死しても優秀なスポーツ選手なんだから」
そう、褒めやかしつつ。後藤は一考する。
(『すり替え』には成功したが‥‥‥成功しても彼女『クリス』と僕に
対する印象は同じ。そして同じ印象に対して行き成り攻撃しろなんて
命令は相手は高確率で享受しないし、何より『ゾンビーズ』の他のメンバー
がどうソレに反応するか未知数だ‥‥‥となれば)
「‥‥‥君、捕手君」
「良ければ彼女『クリス』を強くハグして見て貰えないかい?」
彼は女房が居る、と台詞を述べていた。妻帯者である彼が本来なら
赤の他人の自分の台詞に応じる筈が無い。
だが『主人』、上位の者の命令なら、これ位は許容するだろう。
彼女『クリス』は少し憤慨するかもしれないが‥‥‥
821
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/02/20(木) 23:20:06
>>820
「はぁ!?」
「はぁ!?」
同じタイミングで同じリアクションをかました。
「何を馬鹿な……そんなことするわけが、」
「何を馬鹿な……まぁやるけどさ……」
「え!?」
リアクションが食い違った。
渋々ながら、『ゾンビ捕手』が女のことを抱きしめる。
しかも『強く』(パB)なので下手したら死にかねない感じである。
嬉し恥ずか死であった。
「いたいいたいいたいいたい!!」 「死ぬ!!」「助けて!!」
「あーいよ」
「仕方ねーな監督は」
「にしても何だこの能力??」
などなど、緊張感に欠けることを呟きつつ、
『投手ゾンビ』が投球によって『捕手ゾンビ』の頭部を、
ゴ
バチャ!
破壊し、他のメンバーが二人がかりで『捕手ゾンビ』の身体を引き剥がす。
「いたた……これは何の手品だ?」
痛みのせいか、眉を顰めながら後藤に問いかける。
怒ってはいるようだが、真剣にキレているわけではないようだ。
飛び散った『捕手ゾンビ』の脳漿に塗れている為非常にスプラッタだが。
822
:
後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』
:2014/02/20(木) 23:29:34
>>821
「あぁ、御免‥‥‥こう言う惨事は想定してなかった」
少しだけ引き攣った笑みで、後藤は一先ず脳梁まみれになった
クリスに謝罪する。スタンドを解除すれば脳梁も消えるかもしれないが
一応女性相手だし、真摯に謝罪しようと努めてるらしい。
「つけ加えると、知覚の伝達と共に其の知覚を変化出来るんだよ。
僕も詳しく説明するには、この能力ちょっと未知数だけど‥‥‥
『ゾンビーズ』‥‥‥彼ら選手は君の事を上の立場と見てる。
で、僕は赤の他人。この赤の他人って言う印象を君の立場に捉えるように
変化したんだ。とは言っても、これ相手の知覚が無ければ出来ない
方法だし、相手が本当に僕を警戒してたら不可能な方法だからね」
「‥‥‥あ、あと本当に酷い事して御免。綺麗な肌が汚れたね」
と、クリスをフォローする科白を付け加え説明を一通り終えた。
823
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/02/20(木) 23:54:20
>>822
「あー……良いよ」 「解除しても土くれに戻るだけでなくなりはしないがな!」
恨みがましく付け加えられた。
『ゾンビーズ』からユニフォームをかっぱらってそれを雑巾代わりにしている。
ヨゴレはひとまずとれたようだが、腐臭はすっかりい移ってしまったようだ。
「あー、なるほどなー」 「スゲー能力だ」
「考えるなー。オレたちとの相性は最悪だな」
「頭潰せば良いじゃん」 「それもそうか」
『ゾンビーズ』も気にしていないらしい。大らかな連中だ。
「…………綺麗……そう、かな……」「いや、照れちゃうなぁ……」「もう」
コイツも単純だ。
ちなみに、クリスの肌は不摂生が祟って血色が悪い。
吹き出物があったりするわけではないが、きれいな肌……とは言い難いかもしれない。
「まったく、まあ許してやるけど、あんまり危ないことには使うなよ!」
「この街にはスタンド使いの警察もいるんだからな」 「私もこの間会ったし」
フォローですっかり機嫌をよくした女は、そう付け加える。それから、
「それじゃ。そろそろ帰らないとオデンが冷めちゃうから」
「じゃあな、成明」 「『ゾンビーズ』も今日は解散!」
「おー……」 「……俺達何のために出てきたんだ?」
女の号令と共に、『ゾンビーズ』はゾロゾロとマンホールの中に帰って行った。
女もビニール袋(オデン入り)を片手に、夜の街並みを上機嫌で帰って行った。やっぱコイツ単純だ。
824
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/02/21(金) 00:20:07
>>823
825
:
後藤 成明『ザ・パラダイム・シフト』
:2014/02/21(金) 08:38:52
>>823
「あぁ、それじゃあまたね、クリス」
穏やかな微笑で、陽気な雰囲気で去るクリスに手を振って後藤は見送る。
だが、その微笑みの仮面の裏で 後藤 成明と言う存在は考える。
( ‥‥‥『スタンド使いの 警察』‥‥‥ )
a ∈ K ≒ c ≠ a /= c ∈ K
「やはり、退屈しないねぇ。この黄金町は」
にこやかに微笑む後藤の腕の中で、まだ寛いていたパレートは
頭をもたげ一声鳴くと、少しだけ腕の中で体を全体で波のように
揺り動かして地面にスルリと降りると素早く去った。逃げるように
「‥‥‥」
クルッ、と後藤 成明は背中を見せると帰路へ歩く。
その胸中に、一つの数式を刻んで
826
:
『バースディ・マサクゥル』
:2014/02/22(土) 08:37:04
ブルーの瞳、背に伸びるほどの長い白髪、浅黒い肌、長身痩躯、若々しい色気を醸すスタイルの良さ。
レース入りのハイソックスにレース入りの手袋を着用する可憐な容姿のお嬢様っぽい美少女。
「ウィル君に会いたい……」
『語り部』様からの命令が無いので暇なのだ。
それとは別に少女は恋煩いに苦しんでいた。
彼女の内に眠る邪悪な人格『クレシアル』も同様にウィルを愛しているのだが。
(『語り部』が情報を寄越さないのが気になるな。僕を蜥蜴の尻尾切りに使うつもりなんだろうが、あの女性の思い通りになるのは不味い)
(僕以外に『語り部』によってスタンドを目覚めさせられた奴等と話もしたい)
(『語り部』の敵視している者と接触してみるか?)
(いざというときには『語り部』を裏切ればいいだけのこと……)
表の人格と違い、能天気ではない『アレクシア』は邪悪な思考を続ける。
827
:
『バースディ・マサクゥル』
:2014/02/23(日) 19:43:36
>>826
そのまま立ち去った。
828
:
卯月悠紀『S・S・I・S』
:2014/02/25(火) 22:49:25
「よっ」
「ほっ」
「とっ」
人通りのまばらな平日の商店街。
そのタイルの黒いところだけを、ジャンプして渡っている少年がいる。
829
:
卯月悠紀『S・S・I・S』
:2014/02/26(水) 02:06:13
>>828
満足して、帰宅した。
830
:
アラベル=メスリーヌ=スパジァリ『ダウンタウン・フィクション』
:2014/03/02(日) 01:30:04
ズル・・・ ズルズル・・・・・
「ゴホッ、ゲホッ」
マスクにマフラー、毛糸の帽子。
ドテラを纏った姿で歩いている。
怠いのが動きの鈍いぞ。
831
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/02(日) 01:34:17
>>830
「なんですかこんなもの」
追いはぎを働く。
832
:
アラベル=メスリーヌ=スパジァリ『ダウンタウン・フィクション』
:2014/03/02(日) 01:38:23
>>831
「キャー、助けてー、おーかーさーれーるーぅ」
「げほごほ!」
哀れ病んでいる銀髪金瞳はいろいろと剥がれた。
下は色気のない芋ジャーだ。それすらも剥ぐならヒートテックのシャツとタイツ着用が判るだろう。
833
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/02(日) 01:42:13
>>832
がしっ
がばっ
「女をそういういみでおそう女なんて居ませんよ。
ファンタジーやメルヘンやネオンじゃあるまいし」
芋ジャージに脈絡無く取り出したカイロを腹から胸から
太ももにまでべたばりして、剥ぎ取ったドテラを放り投げる。
「しかしまー、ずいぶんとかおいろのわるいことで」
834
:
アラベル=メスリーヌ=スパジァリ『ダウンタウン・フィクション』
:2014/03/02(日) 01:48:45
>>833
「フフフ、お笑いあそばせ。
あたくしはもうダメなのですわ」
ムクリ
起き上がる『銀髪金瞳』であった。
暖かい感触におやと首を傾げたり。
「風邪を引いてしまったというのに、家族は旅行ですわ。
アタクシもフランスで美味しい料理を食べたかった……!」
835
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/02(日) 01:52:38
>>834
ど
ど ど……
「行ったことなかったんですか?
……そのなりで?」
え? って感じの顔で見る。
まさか、あんた……。って具合だ。
スタンドが……月までは吹っ飛ばないだろうが、ペットボトルロケットで
イグニッションするぐらいには衝撃だ。
「それはそうと、なんでこんななりで外に?
さむいならこんななさけないかっこうさらさないで
家でうなってればいいのに」
836
:
アラベル=メスリーヌ=スパジァリ『ダウンタウン・フィクション』
:2014/03/02(日) 01:58:00
>>835
「はははいったことあるにきまっているじゃありませんのなにをいってらっしゃるのかしら」
カクカク
ロボっぽい口調になった。あやしい。
「えーと……アタクシ、その……冷蔵庫にあるものを食べつくしてしまいまして。
追加で買出しに来ましたの。きつねうどんでも作ろうかと」
837
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/02(日) 02:02:05
>>836
「もうよい、みなまでいうでない」
スッ
無表情で手を前に出した。
察してしまったからもういい。いうでない。
「食べつくすって……りょこう行ったなら
それなりのたくわえおいて行くはずじゃ……」
メカドテラの足元に例のやつらが居ないか見るよ。
この14歳ならこんな状況でもスタンドを出して居かねない。
838
:
アラベル=メスリーヌ=スパジァリ『ダウンタウン・フィクション』
:2014/03/02(日) 02:12:31
>>837
奴らはいなかった。
どこへ行ったのやら……
キャーワー
《ママンママン! ヴァンがすごいわ!
♂♀5V個体をセットでミラクルで引き当てたの!》
「貴様らああああ! 小○館関連の話題はここでするなとォ――ッ!」
居た。某携帯ゲーム機を抱えてみな楽しそうだ。
839
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/02(日) 02:15:08
>>838
「よーしきさまらその○D○をとじてならべ」
無表情で宣言する。
中の人の携帯獣ゲー近況報告はNGだろう常識的に考えて……
「あんなポンコツでも自分の本体でしょうに。
ママンをころすき? きみら」
840
:
アラベル=メスリーヌ=スパジァリ『ダウンタウン・フィクション』
:2014/03/02(日) 02:34:14
>>839
《ママンはゴキブリみたいにしぶといから大丈夫よ!》
異常な信頼感があった。
こういう信頼はされたくないものだ。
「ふふ、黙らせる為とはいえゲームを買い与えるべきではありませんでしたわ。
さあ、それで遊びすぎてはいけませんわ。ちゃんと盗みも学ぶのです」
というわけで取り上げられた。
841
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/02(日) 02:44:31
>>840
「……まぁ、ほどほどに」
盗みも学べという台詞には賛同できないが
遊びすぎるなというのには同意なので多少語気が弱くなる。
「しかしまぁ、このありさまじゃそうなるわけだわ……
いつかえってくるって? りょこうは」
姉妹だけを行かせるには多少射程が足りないとか
そもそも見えないとか、そーゆー問題もあるんだろう。
842
:
アラベル=メスリーヌ=スパジァリ『ダウンタウン・フィクション』
:2014/03/02(日) 02:56:41
>>841
「明日には帰国するそうですわ。
まったく、可愛い娘を置いて旅行などとは!」
可愛い娘(身長170センチ)が憤慨している。
わちゃわちゃと『小鬼』の群れが、その肩に這い上がった。
「ではそろそろアタクシはスーパーに参りますわ。 ア・デュー
このカイロの恩は忘れぬことにいたします。それではさようなら」
優雅とは言えない格好で、優雅な歩き方を精いっぱいしつつ去った。
「ゴホ! ゲホ!」
843
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/02(日) 03:00:33
>>842
「なんとまぁ……」
「ぶったおれそうだからついていってあげましょう
ありがたくおもうのです」
どう見ても優雅には思えない歩き方になっているので、
後ろから付いていくことにした。
殴りあった仲とはいえ、野垂れ死にしそうな様をみたら
流石に、アレだ。
「んんっ。
おフランス風りょーりでもつくったげましょうか?
こう見えてバイトしてるんですよ、そーゆー」
後日風邪がうつったとかうつらなかったとか。
844
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/03/02(日) 23:49:14
「えーと併殺がゲッツーで……」 ブツ ブツ
昼下がり。
何やら野球の指南書らしき本(カバーがかかっているので表紙は分からない)を
読みながらブツブツつぶやいている女が一人。
思いっきりかじりつくように本を読んでいる。
つまり、ぶつかられ放題であり、ぶつかり放題である。
845
:
板倉蝶『レディ・ガガ』
:2014/03/03(月) 00:09:31
>>844
ド ンッ
「おおっとォ…!」
本に集中していて歩いていたところ、真正面からぶつかってきた男。
いや、『ぶつかった』のではない。
男の腕が、『抱きかかえる』ようにクリスの両肩に回されている。
マドモアゼル
「こんなところで『読書』は危ないですよ?Mademoiselle?」
クリスが顔を上げたなら。
ハーフっぽい外見の、線の細い、チャラいオシャレっぽい感じの男が見えるだろう。
ウェービーな長髪を紐で縛っており、首にはループタイが揺れている。
846
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/03/03(月) 00:20:00
>>845
ド ンッ 「あっ、すいませっ」
女は呟くように言って足を止め、本から顔を放して相手の顔を見る。
板倉の端正な顔つきを見返すのは、目の下に隈がこびりついた白人の女だ。
黒い長髪はワカメのように波立ち、青白い肌はいっそゾンビと言った方が良いかもしれない。
リクルートスーツに身を包んでいるが、どっちかというと『着られている』感じが否めない。
『抱きかかえられている』という要素を含めても、お姫様と言うよりは
全体的に自分がモテない理由を周囲に転嫁しそうな感じのヤツだった。白人だが。
「夜は時間がとれないんで、昼に読むしかなかったんだ……」
「いや、すまなかった。前くらいは見ながら歩くべきだったよ」
女は素直に謝った。
横柄な態度だが、これは日本語が不自由なせいかもしれない。
……もっとも、そのわりに流暢な発音なのだが……。
「……で、ぶつかったのは悪かったけどちょっと近くないか?」
恥ずかしがって……というよりは、単純な疑問として女はそう問いかける。
…………近くにいる板倉は分かるが、この女、どことなく『土臭い』。
847
:
板倉蝶『レディ・ガガ』
:2014/03/03(月) 00:35:55
>>846
「おおっと済まないね」
「近くないか?」と言われたので手を放し、一旦身を引く…が。
刹那、クリスの頭を両手で抱え、またも顔を近づけ、じっくりと観察する。
「フーム、少々『お疲れ』の感じだね。
美貌を顧みずに努力する『女性』は、僕は『大好き』だ」
「君が一体『何』にそこまで打ち込んでいるのか…はわからないが」
「ところで、君はどこか『土』の香りがする…ね。
何だいその本は?」
再び手を放しはしたが、本の内容を確かめるために顔は近づける。
848
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/03/03(月) 00:46:37
>>847
「おうっ」 グイ
顔を近づけられ、なんとも色気のない呻き声をあげる女。
眉をしかめているが、やはり隈は酷い。
肌は比較的綺麗なようだが、それだけに血色の悪さが気になる。
「だから近いと言って……」
「おうっ」 パッ
放された。
恥ずかしがったりとかはまるでない(むしろコイツに恥という概念はあるのか?)が、
頭を持ったり放されたりして女はちょっとだけ疲れたようだ。
「私は他人を振り回すような『男性』は『そんなに好きではない』」
飄々としている板倉に憮然とした様子で言い返し、
「野球だよ。野球の指南書。ちょっと……財テクに野球の知識が必要でね。
まあ部下たちがプロだから私が素人でも問題はないんだが……こう……示しと言う意味で……」
「土の臭いは気にしないでくれ。腐臭よりはマシだ」
よく分からないが、女は野球のプロの上司で財テクとかに頭を悩ませる立場らしい。
財テクに野球の知識が必要になるというのも、なかなかユニークなケースだが……。
849
:
板倉蝶『レディ・ガガ』
:2014/03/03(月) 01:01:28
>>848
「ああっと、済まないね。
だが気にしないでくれ、美しい女性は『好き』だ」
このアホみたいなセリフは天然で言ってるのか?
それはわからないが、とりあえず『人並み』の距離は空けたようだ。
「野球?財テク?
…フーム、つまり『野球』の『監督』をしてるってことかい?」
「てっきり『ラブロマンス』な『小説』か何かに集中してるのかと思ったけど…」
女の返答が意外なものだったので、
右手で顎をさすり、目を見開きながら問う。
クリスの顔に、男の顔がまたもや近づいてくる。
「野球は詳しくないけど、土の香りがするのはそのためか。
うん、キライじゃあないよ。そういう女性(ヒト)」
スン スン
「だが『腐臭』はしないがなァ〜?」
長身の男は、クリスの頭の匂いを嗅ぐように軽く鼻を鳴らす。
ビンタぐらい貰っても不思議じゃあない、これは歴然たるセクハラだ。
850
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/03/03(月) 01:14:21
>>849
「だから距離が近いっつってんだろ!」
バチコーン!
ビンタはしなかったが、三度目なので流石に頭をはたいてツッコんだ。
説明しよう。クリスは普段ゾンビーズの連中と一緒にいるので、
ボケに対しては基本的にドツキ漫才で対応するのが習慣づいているのだった。
その証拠に、今のツッコミも手首のスナップは効いていたし音も派手だったが痛みはなかった。
熟練している。
「ったく……」 クサ
「まあ、平たく言えばそうなる」「『腐野球チーム』のな」
なんか漢字がおかしいが、ルビで正常にしているので問題はないだろう。
しかし、単なる草野球チームの監督がチームの一員を部下というのも何かおかしい。
何かしらの事情でもあるのだろうか……?
「私は、『そういう』タイプの小説はニガテなんだ……。
というか、そもそも小説は読まない。映画とかゲームだな。ゾンビがいっぱい出て来る系の」
女は見た目相応にスプラッタな趣味をお持ちの様子だった。
851
:
板倉蝶『レディ・ガガ』
:2014/03/03(月) 01:30:35
>>850
バチコーン!
「おおっ」
「待ってたよ、『それ』」
普段、女性からツッコミだのビンタだのを受けることに慣れている板倉は、
特になんという事もなく、ニコニコ顔でそれを受けた。
口振りからも、むしろ『御褒美』だと認識しているかのようだ。
とりあえず、『人並みの距離』には戻ってくれたが。
「ゾンビ?ゾンビが好きなの?
へぇー、変わった趣味してるね!」
「僕も映画はよく見るけど、ゾンビ映画はあまり見ないなぁ。
君のオススメがあったら是非見ておきたいね」
「だけど、『草野球』のメンバーを部下というのも何かおかしいね。
アレかい?会社か何かの野球チームなのかい?」
「たくましいなぁ、強い女性は好きだ」
興味深く話を聞く。
板倉はクリスが何かの会社の『上司』か『経営者』で、
チームメンバーでもある『部下』達を率いているのだと判断した。
「○○な女性は好きだ」ってのは殆ど口癖だが。
852
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/03/03(月) 01:44:16
>>851
「…………」
(Mの人なのか?)
ごくまじめに思った。
「ゾンビは好きだな。それはもう好きすぎて仕事になるくらい……まあこれは置いておくか」
「『会社』……そうだ。そんな感じだ。何せ野球狂いばかり集まっているから、
こうして私が色々とあくせくしないと立ち回らない、そんな『会社』だがね。
色々と忙しいし苦労もあるが、フリーターの頃には得られなかった『充実感』を感じているよ」
「私、けっこう領地経営系のゲームとか向いてるのかもしれないな」
とかなんとか言っていた。どことなくゲーム脳な感じだ。もはやゲーム脳など死語も良い所だが。
フリーターと言ったこととかスーツに着られてるのもあわせて考えると、けっこう最近企業(?)したのかもしれない。
「会社名……っていうかチーム名は『アストロ・ゾンビーズ』って言うんだがね」
853
:
板倉蝶『レディ・ガガ』
:2014/03/03(月) 02:07:09
>>852
「『アストロ・ゾンビーズ』…
何か聞いたことあるね……何だったっけ…」
「あッ!!思い出したッ!
何か『都市伝説』になってる『ゾンビ野球』?じゃなかったっけ?」
あまり情報に敏い方ではないが、その『噂』なら聞いたことがある。
『B級映画ノリ』のバカバカしい『都市伝説』だったので記憶に残っていた。
そっかぁ……って
「そうかァー。
『アレ』、君が宣伝してたのか」
「ヘェ〜…スゴイ人と出会っちゃったね!
次のプレイボールはいつだい?是非見に行くよ」
「何だか感激だね。
あ、申し遅れたけど僕は『板倉蝶』って言うんだ」
「『蝶』って名前だけど、『蛾』の方が好き。そんな感じ」
「よろしく…えぇ〜っと…」
握手を求め、手を伸ばす。
名前が分からないので、少し躊躇いがちに。
クリスが注視すれば、男の『左首筋』に『蛾』のタトゥーを発見するかもしれない。
服に隠れていてあまり見えないが。
854
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/03/03(月) 02:13:00
>>853
「クリス」
言って、女は板倉の手を掴んだ。
「クリス・クロス。『アストロ・ゾンビーズ』の監督兼マネージャーだ」
「……最近は、ドラッカーの『マネジメント』を読むべきかちょっと迷っている」
そして若干話題が古かった。
「『アストロ・ゾンビーズ』はSNSアカウントの方が『本物』だ。
都市伝説の方は謂れのない中傷だから真に受けないでくれよ。
いくらゾンビが怖いからって、ああいう噂の広め方はいささかいただけないね……」
小言の様に呟いて、
「悪いが、ウチは『ないたー』専門なんだ」
「『ないたー』というのが何かは分からないが……ゾンビーズの連中がそう言ってた」
「『刺青師』もそう言っていたしな……」
「おっと」
そこまで言って、刺青に気が付く。
「そういえば蝶。……呼びづらいな、板倉」
「その刺青は……『TA2 You』で入れたのか?」
855
:
板倉蝶『レディ・ガガ』
:2014/03/03(月) 02:31:09
>>854
ブラボー
「Bravo!その血色悪くなるまでの尽力!
そのガッツがいい!惚れたッ!
ドラッカーはちょっと古いけどね!」
ラ・プルュ・ジョリ
「こんなにLa plus jolli(とっても可愛らしい)『監督』がいるぐらいなら、
あの『噂』はデマだろう。是非その『チーム』をお目にかかりたいね!」
「だが、『ナイター』ぐらいは知っておいた方がいいと思うぞ。
『ナイター』ってのは夜にやる試合の事。多分」
一部ツッコまれたが、全体には称賛している。
そして中々握手した手を放してくれない。
「おおっと、気づいてくれたね。
これは……ちょっと前に『TA2 You』で入れたものだよ」
「もしかして君も『そう』なのかい?」
ズ ギュ!
そういって『レディ・ガガ』を発現させる。
「『そう』なのか?」という問いは「『スタンド使い』なのか?」という意味だ。
ところで、『レディ・ガガ』は『蛾』のスタンド。
そして、発現は基本的に板倉の『右手』から行われる。
つまり……握手していた手から『蛾』が飛び出てくる。
『ゾンビ野球』の監督ならビビることはないだろうが。
856
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/03/03(月) 02:51:40
>>855
「(いや、これはフリーター時代の不摂生が祟っただけなのだが……)」
「(メンドくさいし、感動してるからそういうことにしておこう)」
女はちょっと世渡りを覚えたらしかった。
このままではただの自堕落人間なのに自分の身も省みない勤勉聖女とかいう
おかしな勘違いストーリーが展開されてしまいそうだぞ!
「なるほど! 夜にやるからナイター。合理的だな」
「板倉は頭がいいな」
褒められた。多分嬉しくないだろう。
「ああ、私も『TA2 You』で『彫って』もらった。
『ゾンビーズ』の『監督兼マネージャー』にも、その時なったよ」 「何なら、此処で呼ぼうか」
女がほんの思い付きを語った、その瞬間。
『空気が一変する』。
ド ド ド ド
理由は、『地下』だ。
女の横にあるマンホールから、『何か』が迫って来る音が聞こえて来る。
そして次に感じる異変は『腐臭』。
腐った水が煮凝ったような『悪臭』が、板倉の鼻まで辿り着く。
「『野球』をする為だけに、地獄の底から蘇った馬鹿ども」
「その名もその名も――」
マンホールが。
ズズズ
開く。
「我ら、『アストロ・ゾンビ
バショワアアアアア
「うげっ!?」 「しまった! 太陽だ!」
「此処は俺に任せて先に行け!」 「行ったら死ぬよ!」
「フフ……オレ、この試合が終わったら結婚するんだ」
「オマエ結局独身のまま死んだとか言ってなかったっけ?」
・・・ ズズズ
そして閉まった。
857
:
板倉蝶『レディ・ガガ』
:2014/03/03(月) 03:08:46
>>856
「うッ!」
腐った水が煮凝ったような臭いに顔をしかめる。
音も聞こえる…すぐそこの『マンホール』からだ。
そこに重なるクリスの勿体ぶったオープニングナレーションにも関わらず……
・・・ ズズズ
ゾンビと思わしき者たちが無駄話をしながら去っていくのみだった…
辺りには腐臭の『残り香』と、『レディ・ガガ』が虚しくはためくのみ。
完全に『出落ち』だ。
「……あー」
「無理はしなくていいんだけどね。
僕の為に『ゾンビ』達を呼んでくれたのなら、それは感謝するよ」
セ・ラ・ヴィ
「何というか……C'est la vie(ドンマイ)」
苦笑いというか、ヘンな空気になったのでフォローを入れる。
握手していた手をやっと放し、肩をポンと叩く。
858
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/03/03(月) 03:13:36
>>857
「……せらふぃむ?」
女はフランス語が不自由だった。
しかも何故か熾天使だった。厨二病かこいつ。
ふと、腐臭がなくなり代わりに土臭さが残っていることに気付くだろう。
「あー、言い忘れていたが、『ゾンビーズ』は元は死んだ野球人でね」
「私の能力は、死んだ野球人の魂を地の底の土に込めること、か」
「バットとか野球道具も作れるけど」
つまり……最初に感じたクリスの『土臭さ』というのは……、
「こちらこそ、なんというか、ドンマイ、だな」
同じように肩に手を置く。
859
:
板倉蝶『レディ・ガガ』
:2014/03/03(月) 03:21:58
>>858
「まぁ…ドンマイ、だね」
肩に手を置き合う、ヘンな男女。
そこには奇妙な友情と『土臭さ』があった。
「…近々『ナイター』があるなら見に行くよ。
名刺とかがあれば是非貰っておこうかな」
「僕はそういうの持ってないけど」
肩に置いた手を放し、クリスの顔を見る。
860
:
クリス・クロス『アストロ・ゾンビーズ』
:2014/03/03(月) 03:28:35
>>859
「……あっはっは!」
耐えきれなくなったように笑った。
女は女らしさに欠如していたが……だからこそ生まれる友情もあるのだろう。
「ナイターはやってないが、ネオンストリートの廃ビル地区にある空き地で練習しているよ」
「興味があったら来てみてくれたまえ……」「そしてこれが名刺」
ビッ
差し出されたそれには、おどろどろしいデザインがされていた。
『アストロ・ゾンビーズ』監督兼マネージャー、クリス=クロス。
あとは電話番号メールアドレスSNSアカウントと最近の名刺のポイントは押さえてある。
「電話番号をメールで送ってくれればいい」
「SNSの方にDMで送ってくれても構わんがね」
妙にこなれた女だ。
「さて……それじゃあ、私はこれで」 「またな、板倉」
「……ところであのイタリア語は何なんだ?」
最後にそう言って、答えは聞かずに立ち去って行った。
教養のなさが浮き彫りになるだけであった。
861
:
板倉蝶『レディ・ガガ』
:2014/03/03(月) 03:36:12
>>860
妙なデザインの名刺を受け取る。
「フム、必ず見に行くよ。
SNSはやってないけどね」
アデュー
「Adieu」
「それに…『ゾンビ』もいいけど、
何より君の顔をもう一度見に行…」
とかなんとか言ってる間に女は去っただろう。
辺りを飛んでいた『蛾』を右手に止まらせ、帰った。
862
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/03/03(月) 23:40:18
「今日は急に寒いなあ」
空を見上げつつ思う。口に出る。
砂糖がきれたので散歩がてら買いにきたのだ。
863
:
シャルナ『ゴースト・ブレイカー』
:2014/03/12(水) 01:14:53
>>862
『タンッ!』
少し遠くに荒削りな黒曜石を纏う人型の異形が着地。
そして、トコトコと歩き始めた。
『コツン』
『コツン』
864
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/03/12(水) 01:22:07
>>863
「・・・」
「(うわあ)」
そっと目を逸らし、人ごみにまぎれよう。
ああいう明らかなアレはできるだけ避けよう。狙った相手がたまたまそうで、戦いになるというのはまだいいが
巻き込まれたり、吹っかけられたり、挑みかかられたりするのは無用な流血のもとになる。
もちろん相手や周りの人間なんかはどうだっていい。あくまで自分の、だ。
865
:
シャルナ『ゴースト・ブレイカー』
:2014/03/12(水) 01:36:08
>>864
目を逸らす瞬間、スタンドを解除した本体らしき物体の横顔が見えた。
色素の薄い金髪マニッシュショートカットヘアに跳ね毛が二房の美少女。
「・・・・」ボッ〜
しばらくボンヤリしてテクテクと人混みから離れた方向に歩く。
866
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/03/12(水) 21:02:14
>>865
すたすたすたすた、つとめて平静に細い路地に歩いていって、
「(・・・)」
なんとなく振り返ってみる。
きっと誰もいないし、さっきのあいつも歩いてどっかに行っているに違いないので、まったく無駄な行動なわけだが・・・
867
:
シャルナ『ゴースト・ブレイカー』
:2014/03/12(水) 22:40:54
>>866
美少女らしき人物が立ち入った細い路地。
振り返って様子を確認すると待ち人でもいるのか立ち止まっていた。
「………」ボッー
手元のガラケーに集中しているようだ。
868
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/03/12(水) 23:44:43
>>867
(読み違えたのか? オレが路地に入って行ったんだ。で、振り返って君がいたってことでいいんだな?)
「(金髪かあ)」
振り返ってよくよく見れば『金髪』だ。
特別、趣味ってわけじゃあないが印象深い色ではある。
ちなみに、十板部烙の服装は濃いダークグレーのスーツに金のピアス。ネクタイはしない派だ、
「(『金髪』の『スタンド使い』かあ)」
「(よし。今日はこれでいこう)」
決めた。
決めたとなれば行動をしよう。声をかけたりだとか『気付かれる』ようなことは『しない』。一切『しない』。
何故なら十板部烙は『殺人鬼』であって、『戦闘マニア』ではないし『喧嘩屋』でもないからだ。
密やかに先手を取れるなら躊躇い無くそうするし、先手の内容は情けも容赦もない一撃必殺に他ならない。
相手は『携帯電話に夢中』。
ただでさえ人間の死角である『真上』はこの上なくガラ空きだ。
ズ ギャン!!!
最大射程6m。
長射程を活かしに活かして、『骸骨』が『真上を取る』。そして金髪の後頭部に『肩・肘・手首関節回転』を乗せたパンチを連続して、
具体的に言うと、
頭蓋骨が砕けて脳挫傷を起こすまで、ブチ込む。(破ス精CAB)
参考:
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/263)
869
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/03/12(水) 23:56:44
やりなおし。
参考:
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311712763/253)
870
:
シャルナ『ゴースト・ブレイカー』
:2014/03/13(木) 01:04:41
>>868
(人混みに紛れようとする⇒路地に行った金髪美少女が気になる⇒ちょっと路地を見る⇒貴方に背を向けた金髪美少女が見えた。こんな状態です)
(因みにスペックはパス精:DABの間違いじゃないでしょうか?)
『カチッ』
ガラケーを打つ手が止まり、金髪美少女が荒々しく削りだされた黒曜石を身に纏う。
なぜ、奇襲を察知したのか?
携帯の画面に空から降ってくる『骸骨』のヴィジョンが映って見えたからである。
「愚生を狙った攻撃でありますね」
真上から降ってくる『骸骨』のヴィジョンを左手で防いだ(パス精:CBE)
そして、『骸骨』と距離をとって地面のコンクリートに左手を叩きつけ、左手を自傷する(スB)
871
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/03/13(木) 23:16:25
>>870
(別にアタマのおかしそうな『スタンド使い』などかかわり合いになりたくないので『気にならなかった』が、むしろ退散しようとしたが、そちらがそういうならそうなんだろう)
(また詳細を読んでもらえばわかるが、『骸骨』は主要関節が『球体構造』の『自由自在関節』。そして球体関節の回転力で『打撃威力』を増加する)
さらに加えて言うなら、やってみればわかるが
『使用中の携帯電話の液晶画面を鏡面として利用することは不可能』だ。PCモニタでも同じだが、発光している以上、『反射』は起こり得ないからだ。
故に『察知』はどれだけ早くとも『一撃を食らってから』となる。それ以前に『視覚』『嗅覚』『聴覚』『触覚』『味覚』で『察知』することは『不可能』の状況とタイミングだった。
また『ゴースト・ブレイカー』の能力にも『察知』に役立つ項目は存在しない。
そして既に『接近戦闘』である以上『速度差』は『圧倒的』だ。
『骸骨』は『超スゴい』スピード。
以上を踏まえて、訂正を要求する。
872
:
シャルナ『ゴースト・ブレイカー』
:2014/03/13(木) 23:34:16
>>871
頭部に一撃を与えると……
バキィ ジャキィミキィ!
殺意を察知したと同時に荒々しく削りだされた黒曜石を纏い、烙と『クライムウェイヴ』を発見。
「誘っていたのは普通のスタンド使いなのですが。警察に差し出すべき人種が釣れたであります」
手に持った携帯を烙に向けてブン投げる(パス精:CBE)
873
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/03/13(木) 23:47:05
>>872
「この『感触』は・・・」
「君、『見た目程硬くない』な」「こっちのゲンコツは痛めた感じだが、指は無事さ」
『ゴースト・ブレイカー』はあくまで『前腕』にその能力が集中している。
つまり、全身の『防御力』は『装甲』とは言えない。『殴れば徹るし、突けば抜ける』。
その上で『一撃』は入った。
『シャルナ』はその『機動力』をもって、迅速に『間合いを開ける』『べきだった』。つまりもう遅い。
思い切り『後頭部』をブン殴られた状態で、『投擲』という作業はきわめて困難だ。『携帯電話』は明後日の方向に飛んで、壁に当たってコツンと落ちる。
しかももともと、その『指先』では『小物を投げる』という精密動作はそもそも無理だった。
そして『骸骨』は、『ゴースト・B』が『まとい』、『構え』、『投げる』間に、
『殴れる位置』すなわち『至近距離』で、移動も振り払いもされぬまま『次の行動』に移れる『神速の骸骨』は、
『 ク カカカカカカカカカカ――――ッ !! 』
『骸骨』の、その細い『両手の中指』で、淡々と、
ド ヒュ
『ゴースト・ブレイカー』をまとった 『シャルナ』 の 『 目 を抉る』。 (破ス精D ’A’ B)
874
:
シャルナ『ゴースト・ブレイカー』
:2014/03/13(木) 23:54:11
>>873
中の人が酔っ払いなのでGMを……うぷっ、募集、おぷっ、します。
875
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/03/13(木) 23:59:44
>>874
了解。
876
:
『路地裏に死線』
:2014/03/14(金) 00:59:58
>>872-875
『烙』は後頭部への痛打を一発、見事に叩き込んだ――
硬い頭を『骸骨』で殴るのは拳を痛めかねない行為ではある。
とはいえ、すぐに支障をきたすようなことはなかった。
『シャルナ』は痛打を受けて……前へと大きく体勢が崩れた。
そのまま、片膝を地面につけて、頭が大きく動く。『幸運にも』。
『 ゾン! 』
『骸骨』が指を突き立てんとした時、頭が動いて若干狙いがずれた。
背面から跳びかかる形となり、奇襲としては文句なしだった。
しかし、そのまま背面から顔面(の眼)に指を突き立てるのには失敗。
頭が大きく動いてしまい、目より若干上。額の近くに食い込むだけで済んだ。
『シャルナ』の揺らいでいた意識が突かれた痛みで明白になる。
互いの体勢は、『シャルナ』が片膝をついて地面に手が触れている状態。
対する『骸骨』は背面から覆いかぶさり、両手を『シャルナ』の頭にかけている。
本体同士の距離は――『6メートル』から、変わらない。
『タラリ・・・・』
『シャルナ』の額と眼の間、眉のあたりに生じた傷から、血が滴った。
877
:
シャルナ『ゴースト・ブレイカー』
:2014/03/14(金) 01:57:01
>>876
額から流れた血を舐め、降ってきた覆い被さる『骸骨』の股に自分の足を絡めて体勢を崩させ体勢を逆転、がら空きの相手の後頭部に肘を打ち下ろす(パス精:CBE)
「なぜ、私を襲うのであります。あまりにも人間らしくない行為。衝動的な障害行為」
「殺しはしませんが、警察に突き出しても致し方無いと判断」
878
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/03/14(金) 01:59:00
>>876
『骸骨』は『視聴覚』をもつ。目玉はないくせに。
ともかく、だから、現在の状況は『双方向』的に視覚でわかる。
目は突けなかった。そしてこっちは『骨』だ。食らわせることよりも、食らわないことが重要。なにせ骨だから。
そして『骨』だから、その構造はよく知っている。背中。腰の上。肋骨の、一番下。
『そこは腎臓が格納されている部位』。
『カカカカ―――ァ』
嘲笑とともに、
ギュ リュッ!!
ヒザの回転力を乗せたケリを、『そこにぶち込み』、そして傍らに戻す。一連の流れの中で『攻撃』は行う。
そして
ズ ズズズ
肉からはがれるように浮き上がる『甲冑』のヴィジョン。『発現』する。
879
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/03/14(金) 02:00:01
分かりにくい書き方になったが、『傍らに戻す』の『傍ら』とは『烙の傍ら』という意味さ。
880
:
『路地裏に死線』
:2014/03/14(金) 02:08:41
>>877-879
『シャルナ』は屈みこんだ体勢から、己の足を伸ばして絡めんとする。
しかし……
ギュ リュッ!!
ビシイ!
それよりも『骸骨』の方が『速い』。
背面から、腎臓のある部位へと膝蹴りが撃ち込まれた!
激痛が再度、『シャルナ』を襲う。
打撃は重くはないが、急所狙いのため鋭い痛みを覚えた。
対して『骸骨』。
ヒョオ オン ッ
ピタ!
本体の傍らへと戻った。更に『烙』は『甲冑』を発現する。
(※『シャルナ』は背面を向けた状態にあるため、『甲冑』はまだ視認できていない。)
881
:
『路地裏に死線』
:2014/03/14(金) 21:48:29
↑↑↑↑↑
隣の通りへ(先はくねっている)
│ │
│ │
│ .シ. 室 左右は小さな店舗となっている。
│ │ 外壁にはガラス窓やエアコンの室外機あり。
│ 窓
窓 │ 道の幅は5メートルほど。
│ │ 互いの間合いは直線距離は6メートル。
室 │ 床はブロック状の石畳となっている。
│ 骸 │
│ 烙 │
│ │
アーケードに通じる
↓↓↓↓↓
882
:
シャルナ『ゴースト・ブレイカー』
:2014/03/14(金) 22:48:51
>>881
セメントで塗り固めたような無表情のまま立ち上がると『左腕』を盾として構えて後退。
「珍種でありますが、現社会においてはありふれたもの」
「愚生も身の程知らずではありません。じっくりと戦力差を見させていただくのであります」
割れる事を考慮しての戦い方を構築しなければなりません。
相手のスタンドも意味不明ですので。
883
:
シャルナ『ゴースト・ブレイカー』
:2014/03/15(土) 08:04:02
>>882
追記
『左腕』を盾にして後方に下がる。
884
:
シャルナ『ゴースト・ブレイカー』
:2014/03/15(土) 14:03:13
>>880
撤回
セメントで塗り固めたような無表情のまま立ち上がると『左腕』を盾として構え、隣の通りに走る(スB)。
「珍種でありますが、現社会においてはありふれたもの」
「愚生も身の程知らずではありません。じっくりと戦力差を見させていただくのであります」
戦闘は、またの時にして欲しいのでありますな。
885
:
烙『クライムウェイヴ』
:2014/03/16(日) 21:51:39
>>880-884
『カカカカ』
「・・・」 『ガ ィ〜 ン』
6mに向かい合い、行動を止める。
よく考えてみたら、今、この金髪君を殺してもそれはあの『金色のスタンド使い』の代替行為でしかない。
なんだか『本命のコに告ったらフられたので風俗いく』みたいな惨めさがあることに、気付いた。
「・・・」「そうだな」
「ちょっとそれはな」
「それに、今の君の反応」
指を一本。
「君の行動と、そこから推測できる判断能力」
二本、三本立てる。
「うん。いつでも殺せるし、全然大した脅威でもない」「興も乗らないから、逃がしてあげよう」
「回れ右して走って帰って、せいぜい感謝して生きて行くといいよ」「じゃあな」
『見逃してあげよう』。帰る。
886
:
シャルナ『ゴースト・ブレイカー』
:2014/03/16(日) 22:25:46
>>885
「た、助かったのでありましょうか?」
額から汗と血を垂れ流しながら呟き。
そして、相手の気が変わらないうちに逃げてしまいましょう。今の愚生では勝てそうにありません。
現れた時と同じスピードで路地の奥に駆け出す。
887
:
『路地裏に死線』
:2014/03/16(日) 22:37:25
>>884
(シャルナ)
君は『左腕』を『盾』として構え、隣の通りに走る。
背面に居た『烙』に『盾』として構えるということは、向き直るということになる。
つまり、走るというより後ろ向きに歩くという形にしかならない。
さらに言えばダメージがある。後頭部を殴られ、急所への鋭い蹴り。
歩く移動速度自体も、全速力というわけにはいかない……
つまり、『後ろへと後ずさるようにしかならない』。
相手のスピードからすれば、すぐに捉えられる距離だ。
しかし――
>>885
(烙)
君は見逃すことを選んだ。殺すにしてもジャンクフード。
味わうに足りない相手――そう見なした。
『ザッザッ』
おびえて後ずさる相手を他所に『帰った』。
【最終結果】
烙:『無傷』
シャルナ:『後頭部に重度の打撲』『背中に打撲』『腎臓への痛打』
『全治一か月』『しばらく血尿が続く』
888
:
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』
:2014/03/19(水) 01:35:46
この辺でなんか暴力沙汰があったみたいな噂を聞きましたね。
最近は物騒です。いえ、以前からでしょうか?
まあなんにせよ、私(わたくし)の用事はそんなことでなく。
「……」
なんと、なんとです。
私、今日、遊びに誘われたのです。
クラスの女子数名と、遊園地へ。
……遊園地。
イイ思い出はありませんが……まあ、背に腹は代えられません。
「遅い」
しかし、もう『30分』も待たされてるんですが……?
何か嫌な予感がしますね。
ああちなみに私はいつも通りです。
服装はカッターシャツにスカートですし、髪型も同じ。
今日のカッターシャツは白ではなくストライプですけどね。お洒落というやつです。
あと、寒いのでコートは着ていますね。黒で、地味なやつです。
そんな感じで街路樹の近くに設置されたベンチに座っていますよ。
携帯片手に。
(時間は朝か昼。リアルの時刻は関係ないのだ)
889
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2014/03/19(水) 01:46:58
>>888
電話番に徹するとしても、多少の自衛はできた方が当然よい。
故に応用で武器を組む方法を考えていたのだが、
やはりリフレッシュや実地も必要だ。
実地は付箋の一枚もあれば可能な以上、ある意味何時どこでもよい。
で、散歩に出た時に見知った顔を見つけた。
「おや、善知じゃあないか。どうしたんだ?デートか何かなら退散するが」
そう声をかける。
890
:
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』
:2014/03/19(水) 01:58:33
>>889
「……ン?」
声がかかりました。誰でしょう。
ゼンチ呼びで、男、となると。
「青田さんですか」
「これは奇遇ですね、その後お変わりなく?」
青田さん。私の一つ先輩(だったはず)です。
カレーがわりと好きで、アンテナのようなスタンドを使う方ですね。
「い、いえ、デートなどと! このゼンチめに限って……そのような事をするとでも?」
「クラスメイトと待ち合わせなのです」
「遊園地に行こう、と」
変に心配されると嫌なので、来ない事については言いません。
891
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2014/03/19(水) 02:08:19
>>890
「ああ……どうも着飾ってるらしいと思ったらそういう……。」
基本服に無頓着な身なので、無地からストライプへの変化はお洒落に見える。
「とりあえず、荒事に巻き込まれてはいないよ。」
「ただ……、っと、待ち合わせか。あとどれくらい時間がある?
外で待ってるってことはそんなに余裕がないのかもしれないけど……時間に余裕があるなら、
ちょっと長めになりそうな『荒事』の話があるんだ」
892
:
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』
:2014/03/19(水) 02:16:04
>>891
「とても大切なイベントなので」
「初ですので」
ええ、本当に。
「安全で平和が一番ですものね、ええ、ええ……」
「……えぇ? そう言いつつ荒事のお話ですか?」
なんでしょうかね。
青田さんは巻き込まれてなくて、しかし私に相談するような?
……はて? 事情を聞いてみますか。
青田さんの言うことなら、あまり無碍にしたくありませんし。
「時間」
…………『30分』です。
ええ、ええ、感づいております。
これはドタキャンというやつです。
あるいは、私を嵌める為の罠。
「……ふ、大丈夫ですよ。ええ」
「お話下さいな、協力出来るかは聞いた上で、です」
もう、いいのです。
それより、青田さんのお話を優先すべきですよ。ええ、ええ……
893
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2014/03/19(水) 02:35:31
>>892
「そうか、有難うな。」
そう言った後、それらに関する話を始める。
「『ヨハネスブルグ』っつー集団が動いているらしい」
「少なくとも、民間人一人が殺され、スタンド使い複数が再起不能にされてる。
加えて、『スタンド使い』を狙っているので僕や君には都合が悪く、さらに、
『殺された民間人』は『スタンド使いであった証拠はない』んだ。僕が聞き逃しただけかもしれないけどね。
つまり、誰に危機が及ぶ可能性も十分にある」
「構成員は黒人のみと聞いているけど、当然黒人にもヨハネスブルグ以外は居る。」
「つまり、『ある程度』までしか制限できず、見方によっては知らない方がマシなくらいさ」
「『協力』は俺の能力上、いらないとはとても言えない。」
「出来れば、何かあった時には教えてくれると助かる」
894
:
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』
:2014/03/19(水) 02:46:37
>>893
「…………すわ、それは」
ちょっと、思ったより一大事……といいますか。
……漫画の世界のようです。
超能力。
それを使う者たち。
そして、それを狙う悪の集団。
なんとも、ああ、なんとも……恐ろしい話です。現実味のないほど。
「ええ、分かりました、青田さん」
「正直……まだ、実感はわきませんけども」
「その時が来れば、必ずや」
「力をお貸ししましょう、このゼンチも、一人のスタンド使いとして」
青田さんがこのような嘘をつくとは思えません。
ゆえにこれは、『大マジ』
……なら、少なくとも、実感は無くとも。協力の意思は示しましょう。
「……しかし、物騒な世の中です」
「そう思うと私の待ち合わせなどちっぽけな物です、ええ、ふふ」
そう思っておくのです。
895
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2014/03/19(水) 02:58:28
>>894
「……ただ、ま。
正直に言うなら『伝聞』だ。あまり真に受けず、記憶に留めておいてくれると助かる。
裏も取れちゃいねーしな。」
いざというときに止まらぬように、いざが来ぬとて止まらぬように。
「いつぞやみたいに、俺が嘘ついてる可能性もあるんだぜ?」
そう言ってニヤリと笑った後、
「ああ、それとそうさな――」
ぐるりと見回し、監視カメラの類が周囲に無いか探してみよう。
896
:
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』
:2014/03/19(水) 03:07:15
>>895
「ま」
「何にせよですよ――誰が噂元にせよ、『そんな組織があっても何らおかしくはない』」
「その程度に思っておきます」
「それで問題も無いでしょうし」
いざという時の覚悟の為に。
……あるいは、いざという時が来ないと願って。
「ふふ、それならせいぜい、騙されておきますよ」
「……?」
「何かお探しで?」
はて、何か見せたいものがある感じですけども――?
-------------------------------------------------
『青田』は辺りを見渡す。
――在った。
青田およびゼンチの後方、街灯に防犯カメラが設置されているようだ。
897
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2014/03/19(水) 03:24:46
>>896
「ああ、ちょっと、な。」
右手に携帯電話のアンテナを発現し、防犯カメラに投げつけて設置、
「ちょっと、お手を拝借」
そう言って、小型のアンテナを右手に発現しつつ、柔らかく左手で善知の手を取り、
そこに右手を重ねてアンテナを善知の手に落として設置、
防犯カメラの映像を受信してもらおう。
ちょいと奇術師ぶった行動になるが、まぁ能力を見せるための演出だ、少しくらい許されるだろう。
898
:
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』
:2014/03/19(水) 18:07:14
>>897
……? なんでしょうか。
今何か投げ付けたようですが……アンテナですかね?
>「ちょっと、お手を拝借」
「えっ、わっ、ちょっ」
「なんですか青田さん、そ、そんないきなり」
「…………あらアンテナ?」
気取り屋なんですねえ。
(防犯カメラの映像を『受信』)
――――っ!
これは……メインストリート?
そして……これ、私達の後ろ姿では? 少し為してみましょう。
(手を上げ、小さく振る……防犯カメラがそれを映す)
やはり! これは……位置的に考えて我々の後方から? 防犯カメラ……でしょうか。
それの映像を、私は今……成る程青田さんの『スタンド能力』で。
「これは……よい能力ですね」
「お仲間として、とても頼もしい」
能力をお見せいただいたのは、信頼されている、と受け取りましょう。
……ありがたいことです。
「私の『イースト・ミーツ・ウェスト』の能力は」
「お話したこと、ありましたっけ」
多分無かったと思いますね。ありましたっけ?
899
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2014/03/19(水) 22:39:04
>>898
善知が手を振り、確かめるのを見て取る。
「後ろから自分が見えてるだろう?
そう、俺の能力は『得た感覚の送受信』だ。」
「っと、あの銃の能力、か。竜を放つんだよな?
あの竜が当たった所に何かある、とかか?」
口元に左手を当て、考えるように答える。
900
:
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』
:2014/03/19(水) 22:53:39
>>899
「成る程、成る程」
感覚という事は、つまり視覚に留まらないのでしょうね。
味覚、嗅覚、聴覚。平和的な使い方にも恵まれてそうで大変良い。
……ベタですが『俺の痛みをお前も味わえーー!!』とか、そういうのも出来るんでしょうか。
「龍? ……ああ、我が『イースト・ミーツ・ウェスト』の黒龍弾と白龍弾のことですか!」
「あれは、そういう名前というだけで、形は普通の弾丸ですよ」
「ちなみに名付けは『刺青師』ですけどね。良いセンスしてますよね」
もし私なら……どんな名前を付けたでしょうか。
いえよしましょう、あまりかっこよくはならないのが見え見えです。
「黒龍弾は水を火に、白龍弾は火を水に変える」
「そういう能力です。シンプルですが、強力ですよ。威力は、ですが」
ええ、戦いの為のスタンドである、と自認しています。
「あいにく試して見せるには物騒過ぎますので……またの機会に」
901
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2014/03/20(木) 00:05:00
>>900
伝わったようなので善知へ設置したアンテナを解除。
「なるほど、そいつは確かにシンプルで物騒だ、んで――『刺青師』か、成程。」
刺青を入れている、と。何処かは知らねーがな。
「っと、俺の用はそれで終わりさ。」
待ち合わせと言っていたし、立ち去るべきかな、と少し思い、
「そういえば、その善知の友達ってどんな人なんだ?」
本体に監視カメラからの視覚受信を設置、
能力を使って周囲を知覚する。
902
:
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』
:2014/03/20(木) 00:15:41
>>901
……そういえば青田さんは、刺青師の元で目覚めたスタンド使いだとは一言も言ってませんでした。
まあ、別に知られて不都合な情報でもありませんか。
……っと、視界が消えましたね。
アンテナは解除されたようです。
「ええ、貴重なお話をどうも」
「友達ですか? ああ……普通の方ですよ。クラスメイトの女子で」
「別にこれといって不良でも、優等でもない」
「……普通の女子です」
「とはいえ待ち合わせは、どうも勘違いだったようですがね」
「……帰ります。青田さん、また会う日までお元気で」
では、帰宅します。
――そして帰宅中に待ち合わせ場所の間違いに気付いたゼンチは、一時間遅れで集合し、顰蹙を買ったが別の話である。
903
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2014/03/20(木) 00:25:21
>>902
監視カメラからの感覚を受信、もしドタキャンの類で遠巻きに嘲笑っているなら、とも思ったがそういうわけではないようだ。
「ああ、そういうもんか……。ま、その方が厄介ごとには巻き込まれねーだろうさ」
「また」
そう言って見送り、自分もまた立ち去る。
904
:
天野織彦『シンフォニティ』
:2014/03/21(金) 21:57:27
――『メインストリート』に面した小さな公園。
そのベンチで、一人の男が鬼気迫る表情で、
手にした紙束に鉛筆で何かを書き込んでいる。
905
:
剣淵紅也『ガイデッド・バイ・ヴォイシズ』
:2014/03/21(金) 23:09:36
>>904
V系の格好をした低身長な少年が歩いている。
なにやら必死そうな天野が目に止まったところだ。
「……」
906
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/21(金) 23:09:42
>>904
「超、死にそーな顔してんね」
紙束に視線を落とす天野に、陰がかかる。
顔を上げたなら、ごわごわのコートを着た女が目に映るだろう。
「取り込み中なら失礼だけど、
ちょっとどけてくんない?」
907
:
天野織彦『シンフォニティ』
:2014/03/21(金) 23:22:02
>>905
剣淵が道を歩いていると、公園のベンチに座って必死な様子で何かを書き留めている男の姿が目に入った。
何の気なしに覗いてみると……
「…………」
男の持っている紙には全て『五線譜』が印刷されている。
男はその上から音符やら記号やらを一心不乱に鉛筆で書き込んでっている。
そんな男に、コートを着た女が話しかけてきたのに、剣淵も気づいた。
>>906
「……あ?」
四条の呼びかけに反応し、天野は顔を上げた。
その表情にも、声色にも、不機嫌そうな空気が露骨に現れている。
天野の手元にある紙束が、『楽譜』であることに四条も気づくだろう。
908
:
剣淵紅也『ガイデッド・バイ・ヴォイシズ』
:2014/03/21(金) 23:31:24
>>906-907
『天野』へ歩み寄り声をかける。
「ちょっとした好奇心で尋ねるんだが……」
「『作曲』か?」
『四条』を見る。
「取り込み中か?」
909
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/21(金) 23:34:14
>>907
「あっはは、何?怒らせちゃった?
気に障ったなら失礼。ってね」
コートのポケットから、両手を出して、ひらひらと振る。
コートと同じ色の手袋を、片手だけしているようだ。
「これ、失くしちゃってさ。探してんのよね。
失せ物を見つけるには、
元居た場所に戻るのが一番ってこと。踏んでない?
それか、ベンチの下とか………」
軽そうな口調で話しかけながら、
ごそごそと天野の周囲を探りはじめる。
>>908
「んー? 何々?
やー、取り込み中っちゃ、そーかな?」
かがみこんでベンチの下を覗きながら、
顔を向けずに返事をする。
910
:
天野織彦『シンフォニティ』
:2014/03/21(金) 23:45:52
>>909
「…………」
四条の言葉を受け、天野は無言でベンチを立った。
軽げな四条とは対照的に、全身から重々しい空気を漂わせている。
>>908
「……ああ、そうだが……?」
ベンチを立った男は、剣淵の質問に、
手元の楽譜に目を向けたまま返答した。
そうして突っ立ったまま楽譜に鉛筆をガリガリと走らせていく。
911
:
剣淵紅也『ガイデッド・バイ・ヴォイシズ』
:2014/03/21(金) 23:57:52
>>909
(四条)
「ん?」
「もしかして、これのことか?」
手に手袋を持って見せる。
「さっき来る途中落ちていた。
風に吹かれて汚れるのも不憫だったからとりあえず拾ったんだが」
>>910
(天野)
「俺様は天才ミュージシャンの『KUREYA』だ」
「その楽譜を見てやっても構わないぜ」
実際の目線は見上げる形だが、態度は相手を見下した言い方だ。
912
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/22(土) 00:05:53
>>910-911
「ああー、ゴメン、無かったっぽい。
あっはは、ホント怒んないでよ。
仕方ないじゃん。公共の場なんだからさー」
ベンチを一通り調べた後、
軽く舌を出して、天野に謝る。
「手袋を失くす事もあるし、
バカ女に絡まれることもあるってこと。
『みんなのベンチ』はね」
「そんで何々?作曲?
超スゴイじゃん! 作曲ったらアレよね。
『諸君!喝采を!喜劇は終わった!』ってさ」
>>911
「ええっ、何その奇蹟!
マジに私のじゃん! 超サンキュー!
ほら、私のってコートとあわしてるからさー。
このままじゃ手首ちょん切るか、全部買い換えるかってとこだったんだって!」
手袋をまじまじと眺めて、
大袈裟に喜んで受け取ろうとする。
「そんで『ミュージシャン』!
『手袋見つけるのうまい』上に『ミュージシャン』!って、
サイコーじゃん!籍入れなきゃ籍!」
913
:
天野織彦『シンフォニティ』
:2014/03/22(土) 00:13:26
>>911
ピタッ
剣淵の言葉に反応し、鉛筆を走らせていた手が止まった。
「…………。
何、だって?」
――天野織彦は職業作曲家である。
決して有名ではないが、まがりなりにも己の楽才一つで身を立てているという自負がある。
そして、この種の『クリエイター業』に従事する人間の常として、
「……貴様、
この天野織彦に……意見しようっていうのか……?」
天野織彦は自分の創作に対して、
『アマチュアに上から目線で来られる』のが『大嫌い』だった。
>>912
天野に謝罪するが、返事は来ない。
見ると、天野は不機嫌を通り越して、今にも爆発しそうな剣呑極まる空気を発している。
どうやら目の前のビジュアル系ルックスの少年が、彼を怒らせたような様子である。
914
:
剣淵紅也『ガイデッド・バイ・ヴォイシズ』
:2014/03/22(土) 00:21:39
>>912
「面白い女だな」
「……ッフ」
さりげなく嘲笑する。
この嘲笑は勿論、
『俺様の崇高な審美感からしたらとても恥ずかしくて着れないようなダサいファッションに対して冗談とはいえそんなにマジになれるのかよ』
という意味の嘲笑である。
「籍?賞賛の言葉は嬉しい。だが断る。
申し訳無いが俺様には愛してる人物がスデに居るのでな。気持ちだけ受け取ってやる」
>>913
「『意見』」
「如何にも」
「作曲しているクセに耳が聞こえないのか?」
「もう一度言うが、俺様がその楽譜を評価してやっても構わないぜ?」
「まだ俺様に見せられる段階に無いと言うんだったら勿論無理強いはしないが」
溢れ出る絶対的な自信。
あくまで上から目線だ。
915
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/22(土) 00:33:37
>>913-914
「何か知んないけど超失礼なこと思わなかった?
……じゃなかった! いきなり何言ってんの君!」
上から目線を二段重ねる剣淵に、
仲裁すべく、二人の間に入る(物理的に)。
「何いきなり喧嘩吹っかけてんのって!
こんな公園で孤高の芸術家気取りってやってる奴なんて、
どーせプライド高いばっかで、めんどくせーってわかんじゃん!」
次は天野へ、ピシッと指をつきつけて。
「あんたも!こんなん勘違い中学生の言うことに、
一々目くじら立ててもしゃーないって!
自分で天才って言う奴なんて、ほんとのバカか超バカしかいないんだから!」
逆効果かもしれない。
916
:
天野織彦『シンフォニティ』
:2014/03/22(土) 00:53:01
>>914
「…………………。
評価、か……」
ひたすらに尊大な物言いの剣淵に対し、
天野は喉奥から火山が鳴動するかのような重低音を絞り出した。
「…………楽譜というのは、極論すれば設計図や指示書のようなものだ。
奏でられて初めて『音楽』としてこの世界に産まれ落ちる……そうだろう?」
――その瞬間、
天野の背後から『人型の像』が凄まじい勢いで飛び出すように姿を顕現させた。
まるで『星空』を人の形にくりぬいて、その上から『タキシード』を着せたようなビジョン。
「――――この楽譜に書かれた曲、
聞かせてやるよ……今ここでな……!!」
シュバァン!
天野の言葉に呼応するかのように、
『人型の像』は天野の肩越しに、その手に持った『タクト』を斜めに振り下ろし、
そしてすぐさま跳ね上がるように振り上げ、先端の『光』が虚空に『V字』の軌跡(ライン)を描く。
指揮法図形、『二拍子』。
これによって剣淵の『魂』を『楽器』に変える――!
>>915
仲裁を買って出た四条だったが、
それに割りこむように天野が『スタンド』を発現させた。
指揮者のような格好のスタンドが『二拍子』を刻むようにタクトを振りぬく。
……四条には与り知らぬことではあるが、
天野のスタンド能力は、「スタンドの指揮を見せた相手の『魂』を『楽器』にし取り出す」というものである。
(⇒ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1324311260/92)
よって、四条が天野のスタンドの動きを目で追ってしまった場合、
その手元には一挺の『楽器』が出現するだろう。
(その場合、楽器の種類が何であるかは四条PLが決めてください。そういうルールです)
917
:
剣淵紅也『ガイデッド・バイ・ヴォイシズ』
:2014/03/22(土) 01:17:16
>>915-916
「ちなみに教えてやるが……
俺様が愛してやまない人物とは『俺様』のことだ」
自分自身に尊大なる嫉妬を抱いているのだ。
「俺様は『ナルシスト』だからな」
堂々としている。
仲裁をする四条の言葉は途中からほとんど耳に入ってこなかった。
なぜなら天野の『スタンド』発現と、その能力により手元に一本の『クラシックギター』が出現したからである。
ゴ
「なんだ……」
ゴ ゴ ゴ
「これは」
指揮のリズムに合わせてギターの『演奏』が始まる。
918
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/22(土) 01:33:58
>>916-917
「は?何……こ、れは……。
……私に、何したの?」
天野の背後に発現したスタンド。
そして自らの胸より現れた、くすんだ色の『クラリネット』を認識する。
と同時に、もう動いている。
「『ガレージ・インク』」
自らの『魂の楽器』をその身に抱え込むと、
そのまま、背後に発現した、巨大な『アルマジロ』の『スタンド』へと倒れ込む。
その身体を、『スタンド』が抱え込み、『球体』状に丸まった!
(これは、私の……『引き出された』。
の、は……『敵』?)
919
:
天野織彦『シンフォニティ』
:2014/03/22(土) 01:43:26
>>917
突如、手元に現れた『クラシックギター』に瞠目する剣淵。
その驚愕をよそに、天野の背後に出現した『スタンド』が
右手のタクトを高々と天に向け掲げる。
『クッ』
――――その瞬間、
剣淵の脳内に膨大な情報が瀑布のごとく流れ込んできた。
それは、紛れも無く一つの『楽譜』だった。
メロディの音階。コードの進行。リズムの運び。
そしてそれらの音表現に乗せるべき情感の機微、
内に響かせるべき細やかなニュアンス……
渾然一体となったそれらの情報が言語や記号による説明の域を超え、
刹那の内に、それら全てが直感的に瞭然と理解できたことを剣淵は感じ取るだろう。
そして導かれるように自然と剣淵の指は『クラシックギター』の弦へと掛けられ、
アインザッツ
「『シンフォニティ』――――『 開 幕 』」
『演奏』が始まった。
>>918
突然、自分の胸より出現した『クラリネット』。
これはスタンド攻撃――そう判断し、自らのスタンド『ガレージ・インク』を発現し、
自らの身体を抱え込ませ、そのまま球状化……『装甲』による鉄壁の防御態勢を取った。
だが、そこに続いたのは攻撃ではなく、
『クラシックギター』の演奏だった。
それは強く、美しく、優雅で、繊細で――
音楽を形容するあらゆる言葉が詰め込まれたかのようなまさに『名演』。
『ガレージ・インク』に包まれた四条にも否応なく響き浸透してゆく。
920
:
剣淵紅也『ガイデッド・バイ・ヴォイシズ』
:2014/03/22(土) 02:00:19
>>918-919
「これは……」
ゴ
ゴ ゴ
剣淵は自らの魂が奏でる音の一つ一つに心を震わせていた。
「素晴らしい……
これが、この、たった今発現した『クラシックギター』こそが俺様の新たなる『才能』か……」
♪
♪
「『ノって』来たぜ」
「俺様の『歌』を聴け」
突然演奏の質が格段に上がったかと思うと、
剣淵は演奏に合わせて歌い出した。
921
:
四条愛子『ガレージ・インク』
:2014/03/22(土) 02:11:47
>>919-920
(こいつの、この『能力』……
『曝け出す』のは、嫌…………!)
魂に染み渡るようなその『音楽』。
そして腕の中の『楽器』の手触りに、
『ガレージ・インク』の内部で硬く目を瞑る。
ドギャギャギャギャッ!!
音楽をかき消すように高速回転する『ガレージ・インク』は、
そのまま公園の出口の方へ向け、転がり消えていった。
922
:
天野織彦『シンフォニティ』
:2014/03/22(土) 02:21:47
>>920
どこまでも自分本位な思考展開によって、突如出現した『クラシックギター』の謎に答えを出し、
剣淵は自らこの『演奏』に興じることを選んだ。
(…………ほぅ)
その瞬間、響き渡る『演奏』の質に変化が生じたことを天野も感じ取った。
『シンフォニティ』の指揮下による『強制演奏』は、
相手がその楽器の演奏技術を有し、かつ自ら積極的に演奏に参加する意志を持った場合、
そのクオリティが格段に向上することがある。
(でかい口を叩くだけあってそれなりに『出来る』ということか……)
天野は『シンフォニティ』の指揮を継続しながら、剣淵の歌声に傾聴してみる。
>>921
自分の『魂』を外に『出される』。
その感触に強い嫌悪感を覚えた四条は、
『ガレージ・インク』を操作してその場を離脱した。
幸い(?)にも天野と剣淵は『演奏』に夢中になっており、
四条の離脱を邪魔するものは何もなかった。
数十メートルほど公園から離れたところで、
『クラリネット』が自分の胸の中に戻っていくことを確認した。
923
:
剣淵紅也『ガイデッド・バイ・ヴォイシズ』
:2014/03/22(土) 02:32:58
>>921
剣淵は自分の演奏に夢中だった。
>>922
曲のタイトルは『Narcissus』(Classic,Ver)
自己心酔の真骨頂な歌詞だ。
自分の傍らから現れたギター、それを離したくない意識、心を揺さぶる演奏。
完全に『クラシックギター』とその演奏は自己の才能の産物だと確信している。
クラシックとロックの融合した演奏が周囲に響き渡る。
924
:
天野織彦『シンフォニティ』
:2014/03/22(土) 02:44:52
>>923
自分の内から溢れだしてきた(と剣淵が考えている)メロディに歌詞を乗せ、
『クラシックギター』の『弾き語り』を披露した。
朗々とした歌声が周囲に響き渡る――
が、そのとき突然、
剣淵の頭の中に浮かんでいた『楽譜』が忽然と消え失せた。
指の動きからも、先ほどまでの『何かに導かれる』ような感覚は失していた。
「……以上だ」
天野の呟きと共に、背後の『シンフォニティ』はタクトを降ろした。
それによって『強制演奏』は終了……剣淵の頭から情報が消えたのはそのためだ。
「これが、今さっき書いていた『楽譜』の内容だ。
最も、途中までしか出来てないんで変なところで終わってしまった形になったがな」
そう言って、手元の紙面を剣淵に提示する。
そこに書かれている内容は、先ほど剣淵が『自分の中に降ってきた』と感じた楽曲そのままであることに気づくだろう。
925
:
剣淵紅也『ガイデッド・バイ・ヴォイシズ』
:2014/03/22(土) 03:04:14
>>924
「フム」
そ い つ
「なるほど……『シンフォニティ』の仕業か」
『楽譜』には目を向けなかった。
先ほど頭へ直に流れ込んできたので見る必要がなかったからだ。
パチパチパチ
短い拍手を送る。
「ブラボー、賞賛するぜ」
そう言うとそそくさと踵を返す。
「『能力』の『演奏』じゃあない、俺様の『歌』をな」
そのまま去っていった。
926
:
天野織彦『シンフォニティ』
:2014/03/22(土) 03:07:45
>>925
「…………。
マジで何なんだアイツ……」
もはや掛けるべき言葉もなく、
去ってゆく剣淵の姿を見送った。
927
:
百武 亘『アヌビス・ゲート』
:2014/03/22(土) 23:22:15
時刻は昼過ぎ。
商店街は『ダイナー』の向かいに位置する本屋。
ブラックとワインレッドが走ったサイケな柄の作業着を着た男が、
その店のレジの中でパイプ椅子に深々と腰掛け、チュッパチャップスを咥えながら漫画雑誌を読んでいる。
その様は店員のソレとは程遠い。
「怠い」
928
:
薄墨 承志『カラー・ミー・バッド』
:2014/03/22(土) 23:33:12
>>927
「 トォオ――ッ 」
ライダーキックだ!
929
:
ダビデ『シェルフ・ライフ・アンリミテッド』
:2014/03/22(土) 23:33:22
>>927
「何読んでんの、おにーさん」
ニンジンのように赤いガキが話しかけて来た。
目を隠すオレンジの頭髪、そばかす、ひょろ長のっぽ。典型的な『ジンジャー』だ。
ダウンコートとジーンズは着古しているのか、擦れてボロボロ。野良犬のよう。
「いちおー聞くけど、ここの『店員』さんダヨネ?」
言う割に、こちらも『客』かどうかもあやしい。
930
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2014/03/22(土) 23:35:59
>>927
「お客さん来ませんね」
銀ラインの入った奇妙な黒服に銀髪銀目の男が同じく店に立っている。
「フォッフォッフォッ……このままではこの書店が潰れるのは時間の問題と言えましょう」
「むぅ、それにしてもこの星のアリさんという生物は素敵ですね……ムラムラします」
棚の本を整理しつつ、昆虫図鑑を開いてムラムラしている。
>>928
「オオ、あれは昆虫型ヒーローの必殺の技」
>>929
「いらっしゃいませ」
931
:
百武 亘『アヌビス・ゲート』
:2014/03/22(土) 23:45:05
>>928
「 うおッ!! 」
不意に蹴りを喰らって椅子から転げ落ちる。
「いきなり何すんだお前は、いい加減ライダーごっこは卒業しろ」
尻をさすりながらノソノソと起き上がる。
>>929
こちらもボサボサの脂ぎった髪とキツイ臭いを放っており負けず劣らず野良犬のようだ。
「『ジャンプ』だ」
「どっこからどー見ても店員だぜ。お前こそ何しに来たんだ?」
「喰うか?」
そう言って百武はくわえていたチュッパチャップスを差し出してきた。
932
:
百武 亘『アヌビス・ゲート』
:2014/03/22(土) 23:47:24
>>930
「おう、ロイド。そんな本見てないで
レジ、店番代われ」
手招きする。
さっさと遊びに行きたいのだ。
933
:
薄墨 承志『カラー・ミー・バッド』
:2014/03/22(土) 23:52:23
>>929
(ダビデ)
前髪に白いラインのメッシュ入りの見た目小学生男子が蹴り入れてる。
>>930
(ロイド)
いつも通りの日常風景であった。
さぼりには正義の鉄槌が下るのだ。
>>931
(ヒャック)
「サボるんじゃないッ! ほら、デュエルスペースの掃除でもしなよ!
これからアホほど小学生くるんだよ! ドリンクの補充も!」
デュエルスペースのある本屋。薄墨書店。
カードゲームも取り扱っているのだ。
934
:
ダビデ『シェルフ・ライフ・アンリミテッド』
:2014/03/22(土) 23:55:10
>>930
「いらっしゃいますぜ。おにーさんも『店員』? 多いね」
赤いガキが話しかけてくる。おそらく日本人ではないが、そのへんの区別とかって分かるのだろうか。
>>931
「……いや、どっからどー見ても『ウォーリー』だぜ」
「オレ? いや、なんか高そうな本とかあったらもらってこーかなーッ て」
> 「喰うか?」
Really
「え? マジ? …いいの?」 「サンキューッ サービスいいね、このお店」 レロレロ
躊躇なくチュッパチャップスを咥える。何味だろう。
>>933
(…気合入ってンなー)
ライダーキックをぼんやり眺めている。
(絵的におもしれーからもうちょっと見てよう)
935
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2014/03/23(日) 00:08:55
>>932
「了解しました。
『シショー』の命令とあらば、我が惑星クレンダスの名にかけて見事店番を完遂いたしましょう」(チキチキ)
パタンと昆虫図鑑を閉じて、レジに向かう。
>>933
「デュエルスペース……果たし合い宇宙。
今日も今日とて、地球は戦闘に包まれております。」
「おお。懐かしき平和な我が惑星クレンダスよ。
彼の星の光がこの地球にも満たされますよう」
天に祈りをささげている。
>>934
「外国産のホモ・サピエンス若年個体と見受けられます。」(ピーポポピポピー)
「個体仮称:レッド と命名」(ブンブンチキチキ)
ブツブツと独り言を言っている。
>「いらっしゃいますぜ。おにーさんも『店員』? 多いね」
「その通りです。私も店員です。こんにちは」
深々と挨拶をする。
「店員数の多さ……肯定。
この書店は、店員数の多さを人件費の削減をもって、運営を可能としているのです」(ピピッ)
936
:
百武 亘『アヌビス・ゲート』
:2014/03/23(日) 00:19:22
>>933
(ザッシー)
「へいへい……」
空返事を返しホウキを手にもつ。
>>934
(ニンジン)
味はミルクコーヒーだ。
「それはもう飽きたからな」
そう言ってレジの脇に置いてあるチュッパチャップスを一本取って包をとり口にくわえた。
「レロレロ」
「お、プリン味もいいな」
「『ウォーリー』ィ?
そういうお前は採れたての『ニンジン』みてーだな」
「高そうな本……?
ああ、好きなの持ってっていいぜ」
百武は『ダビデ』の姿にとても親近感を覚えた。
「つーかなんでお前そんな汚ねぇんだ?」
>>935
(弟子)
「おう、素直でいいな」
「クレンダスはよくわからないが」
「それと手が空いているうちはドリンクの補充も頼んだぜ」
937
:
薄墨 承志『カラー・ミー・バッド』
:2014/03/23(日) 00:30:18
>>934
(ダビデ)
「いらっしゃいお客様。
この時間帯ってことは対戦にきたの?
でも、きょうの大会は小学生の部だよ」
なんか勘違いされてるっぽい。
>>935
(ロイド)
「ロイドくんいつもカンちがいしてるけど、あれマジじゃないからね。
あそび……のほうがまずいのかな。この場合。わかんないや」
異星間コミュニケーションの難しさに思い悩む。
「あそこのドリンククーラーに煮出したウーロン茶つめておいてね。
氷もいっしょに。紙コップはもう用意しといてあるから」
>>936
(ヒャック)
「ゴミひとつがあるごとに万引きが十人増える!
店内の乱れは犯罪者を招くんだからね!」
強く主張した。ガルガルと唸りながら監視している。
938
:
ダビデ『シェルフ・ライフ・アンリミテッド』
:2014/03/23(日) 00:35:57
>>935
(店員その2)
「うっ… おにーさんの日本語むずかしーぜ…」 「ジャクネンジン?」
「あっ、俺ダビデね、『ダビデ』。是非そう呼ぶべき」
深々と挨拶してくれる店員に、ぷらぷらと手を振った。
「おー そういう『等分割』の話なら、俺も得意だぜーッ」
スタンド能力的な意味で。
「一個のリンゴを二人で割るのか、四人で割るのかってーヤツだろ?」
「人数が多い方が、取り分が小さくなる。オーケイ?」
>>936
(店員その1)
「んめぇぇえ」 レロレロ
「おにーさん良い人だ」
懐き始めた。
carrot
「『ニンジン』? よく言われる。採れたてって言われたのは初めてだけど…へへ」
「ホントに? 図鑑百貨とか、辞書とかも持ってっていい?」
なんか照れている。
ところでプリン味は至高。
「あー、服これしか持ってねーンだよね。拾ったやつで、破けてないやつ」
>>937
(ライダーキックの子)
実はダビデは結構のっぽだ。
まあでも声は少年そのものなので、ガキと言えばガキに見えるかもしれない。
「うん? 対戦? ナニソレ」
「いやいや、本持ってこうと思ってサー。おにーさんも『いい』って言ってくれたし」
雑誌のある棚をテキトーに漁る。
「対戦って、ストリートファイトってこと? 俺、そんな強くねーよ」
「あっ、それより一番高い本ってどれ? 高く売れそーなの」
939
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2014/03/23(日) 00:54:44
>>936
(百武)
「『シショー』よりの伝達確認。
新任務:『手が空いているうちはドリンクの補充』。了解。」
「ウーロンチャでよろしいでしょうか」
>>937
(薄墨)
「しかし、『ザッシー』。
ホモ・サピエンス若年個体『ショーガクセー』たちの果たし合い(デュエル)に
対する情熱的狂乱夢中ぶりはホモ・サピエンス種の闘争本能の発露と見て、
これは我らが惑星クレンダスによる統制の必要性を感じざるを……」(プツッ)
「新任務:『ドリンククーラーへの煮出しウーロン茶の追加』。了解」
「『ウーロンチャ』に対する耐熱防御開始。
……『パッケージ・フロム・ホーム』」
ウィンウィンウィンカシャカシャカシャ……手の先がパネル状にひっくり返って黒色へと変わる。
煮出したウーロン茶のヤカンを『素手』で持ち、作業を始めた。
>>938
「個体名上書き……『ダビデ』と呼称。
よろしく『ダビデ』、私の名前はヌ・ロイドパ・スバルト」
「そう、『取り分が少ない』。この書店は少ない売り上げを、少ない人件費で持って補っているのです。
しかし、我が船体は少ないエネルギーでも駆動が可能なので、この状況にも耐えうるのです」
「そう。我が惑星クレンダスの省エネルギー技術がこの星での生存を可能にしているのです。
おお、素晴らしき我が惑星クレンダスの技術。」
自賛している。
940
:
百武 亘『アヌビス・ゲート』
:2014/03/23(日) 01:11:01
>>937
(ザッシー)
「まぁま、そうカッカすんなって」
人参小僧へ本をタダであげている。
「ザッシー、喰うか?」
くわえていたチュッパチャップスを差し出した。
プリン味も飽きたのだ。
>>938
(ニンジン)
「あぁ、でも『昆虫図鑑』はダメだぜ。そこの『宇宙人』が気に入ってるからな」
レジの『店員2』を指さして言う。
「お前可哀想なヤツだなー、ちょっと前の俺みたいだぜ……。
お前……ウチに来いよ」
ニンジンを自分と重ね合わせると放ってはおけない。
>>939
(ロイド)
「よろしいよ」
「あと、コーラもな」
941
:
薄墨 承志『カラー・ミー・バッド』
:2014/03/23(日) 01:17:22
>>938
(ダビデ)
「ん? ン? ン?」
あまりの堂々とした万引き宣言に驚いた。
首を傾げて今言った言葉を確認している。
「ちょっとまったー! ぬすむとかダメだよ!」
>>939
(ロイド)
「コワいこといってる! コワい!」
『統制』って!
いかん、これは不毛な戦いをやめさせねば。
「つか、べんりだよね。その手……」
「いや、それよりもこっちの万引き宣言のほうを」
忙しかった。体がいくつもほしい。
>>940
(ヒャック)
「食いさしをひとにわたすなー!」
ズギュ!
人型のスタンドが発現!
指先から『口紅の爪』が伸びる!
「傷描くよ! 傷!」
942
:
ダビデ『シェルフ・ライフ・アンリミテッド』
:2014/03/23(日) 01:37:13
>>939
「お、おお… まさかのフルネーム」
「ヌっていうのか。こちらこそよろしくなッ、ヌ!」
「でも珍しい名前って言われない?」
聞き覚えの無い惑星に困惑しつつ。
「クレンダス… どこ? え、地球生まれじゃないの?」
「あ、アンタ…もしかして…」
ちょっと目を輝かせている。
>>940
「『昆虫図鑑』ダメかー。ヘラクレスオオカブトとかカッチョいいんだけど…」
ちょっと落胆している。
表情の変化がめまぐるしい。
> 「お前可哀想なヤツだなー、ちょっと前の俺みたいだぜ……。
> お前……ウチに来いよ」
「…え、いいの?」
「親に捨てられたとか、そういう複雑な事情があるわけじゃあないンだけど…」
困惑している。
嫌がっているとかではなく、小生意気で厚顔無恥なこの少年にしては珍しく、『遠慮』している。
>>941
「ぬ、『盗む』だなんて…人聞き悪いぜボーイ、ハハハ…」
「これは、そう、『拝借』。レンタルだよ…転売予定だけど」
ようやくちょっとあせりだした。
「……ダメ? 一冊でいいんだけどなーッ たったの一冊だけでサー」
943
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2014/03/23(日) 01:48:37
>>940
(百武)
「コーラ。
『オラ・コーラ』でよろしいでしょうか。
情報検索……たしか冷蔵庫に買い置きが。」
>>941
(薄墨)
「新任務:『万引きの制止』。了解。」
黒色に変化した右手で熱いウーロン茶のヤカンを持ちながら、
「……『プリズン・バーズ』」(ニョニョニョ)
左手の二指が伸びて『ダビデ』の足の方を向く。
>>942
(ダビデ)
「ヌはクレンダスにおいて一般的すぎる名称ですので、できれば『ロイド』とお呼び下さい」
男の右手は黒色に変化して、左手の二指は異常な長さに伸びている……少なくとも普通の人間ではないように見える。
「そして、泥棒はいけません、『ダビデ』。」
ミョミョミョミョミョ……そして、謎の力場を感じ、ダビデの右ひざの力が抜ける。 カックーン
944
:
百武 亘『アヌビス・ゲート』
:2014/03/23(日) 01:57:12
>>941
「本当に食わないのか?俺達知らない仲じゃあるまいし」
「それに、こっち側はまだしゃぶってないから新しい」
片手でなだめる仕草をしながら『チュッパチャップス』をもう一度差し出す。
「そーゆーの良くないぜ。バンジーだかダンジーだかも言ってただろ?
暴力反対だぜ」
「あとそのニンジン小僧ここに置くぞ」 「いいだろ?」
>>942
「いいぜ、別に。
ただし俺の分の仕事もやってもらうがな」
>>943
「うむ、よろしい」
「あとオレにウーロン茶をくれ」
945
:
薄墨 承志『カラー・ミー・バッド』
:2014/03/23(日) 02:08:37
>>942
(ダビデ)
「ダメにきまってんでしょ!
ここ! 本屋! 僕! 売る!
それ以外! NO! NOね!
リピート・アフター・ミー! NO!」
噛んで含めるように説教だ。年下なのに。
>>943
(ロイド)
「お、なに、あたらしい何か?」
ちょっとドキワクだ。何が起きるんだろうか。
>>944
(ヒャック)
「ヒャックのくせに正論を……
まあいいや。もらっとくけど。
あとお客にやんないでね。衛生上問題あるから」
しょうがないなあ、と飴を受け取った。
>「あとそのニンジン小僧ここに置くぞ」 「いいだろ?」
「ホントしょうがないな……ってまてぇィ!
なに? え? 犬? 犬的な扱い? なんで人預かるのがそんな軽いかな〜ッ?!」
946
:
ダビデ『シェルフ・ライフ・アンリミテッド』
:2014/03/23(日) 02:19:05
>>943
「『ヌ』… いや、『ロイド』… いや! 『ロイド』さんッ!」
「あ、アンタぁ…もし、かして… はふンッ!」
肝心なタイミングで膝カックンされた。答えは迷宮入りである。
謎は謎のままだからこそ価値があるのかもしれない。
>>944
「やっ… やるよォ〜〜! それくらい全然」
「湯気の出てる食いモンと、屋根のある部屋で寝られンなら全然やるッ!」
ちょっと涙目だ。目は隠れてるけど。
「おにーさん、マジに良い人じゃねーか! さっすがジャパン、サムライの国だね」
「俺、『ダビデ』って言うんだ」 「おにーさん、名前は?」
>>945
「の、NO…! Sir, Yes Sir!」 「あっ、Repeat の発音ちょっと違うぜ。もっと舌を奥に…」
無駄にネイティブ。
「なんかそーゆーワケで、俺ここに住むからヨロピクねーッ」
947
:
ダビデ『シェルフ・ライフ・アンリミテッド』
:2014/03/23(日) 02:23:27
>>945
「あ、そのプリン味のやつ いらねーなら俺にくれッ」
「紙に包んで、明日の朝に舐めるから」
948
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2014/03/23(日) 02:30:17
>>944
(百武)
「承知しました、『シショー』」
タポタポタポ……氷を入れた紙コップにウーロン茶を注いでいく
「はい、どうぞ。」
スタスタスタ……百武にウーロン茶を手渡す。
「『オラ・コーラ』の方も用意しますので、少々お待ちください。」
>>945
(薄墨)
カックーン……左手を向けられた『ダビデ』少年の膝がカックンしている。
「よくぞ聞いてくれました。
これぞ我が宇宙船の復活せし装備が1つ『プリズン・バーズ』でございます」
>>946
(ダビデ)
「膝カックンの刑でございます」
「窃盗は断罪すべし……我が惑星『クレンダス』と地球の共通の認識でありますれば。」
ミョミョミョ……ロイドの左手の2指の長さが元に戻っていく。
と同時に『ダビデ』の足にも力が入るようになった。
949
:
百武 亘『アヌビス・ゲート』
:2014/03/23(日) 02:34:59
>>945
「いいだろ別に、賑やかになっていーじゃん」
鼻ほじってる。
> 「なんかそーゆーワケで、俺ここに住むからヨロピクねーッ」
「ほら!お前もヨロピクって言えよッ!!」
>>946
「おう、いい心意気だな。ヨロピク」
「俺は『百武 亘(ヒャクタケ ワタル)』。
そこのアホ宇宙人には師匠って呼ばれてるが『ヒャック』でいいぜ」
「お前は『ニンジン』でいいな」
>>948
「おお、サンキュー。口の中甘ったるくなったからな」
ゴクゴク
ウーロン茶を飲む。
「それとそこのニンジンみたいなやつも今日からここに住み込むことになった。よろしく」
950
:
薄墨 承志『カラー・ミー・バッド』
:2014/03/23(日) 02:42:33
>>946-947
(ダビデ)
>>949
(ヒャック)
「お ま え ら ァ――z___ッ」
ダビデに飴を投げつけつつ、二人に指を突きつける。
「家主だれ? 僕! 店の管理とかやってるの誰? 僕!
誰が一番偉い? 僕! 僕なの! それをヒャックはお貴族様かー!」
「リピィート・アフター・ミー! 誰がえらい? 僕!」
発音を訂正した。
こういうアドバイスは素直に受け入れる。
「おねがいしますの一言もないぞー!」
>>948
(ロイド)
「うわ。超便利じゃん」
対万引き用兵器に最高だねこれは。
逃げられないし、逃さないし。
「……どう思う? 客人増えるとおかず一品減るけど」
比較的真面目枠のロイドに相談だ。
951
:
ダビデ『シェルフ・ライフ・アンリミテッド』
:2014/03/23(日) 02:50:40
>>948
「くっ…豚のエサ食うよりマシって考えるしかねー」
甘んじて膝カックンの刑を受けた。
「……」
(…この生命体と同じ職場でアルバイトだぜーッ)
じっと指の変化を見つめている。
きらきらした目で見つめている。髪で隠れてるけど。
>>949
「『ニンジン』… どっちかっつーと『ダビデ』の方が…」
「いやまあ『ヒャック』さんになら『ニンジン』呼びでいーや」
諦めた。
「ねっ ねっ あの人…えーと、ロイド? マジで宇宙人なん?」
すすす、と擦り寄って、こっそり聞く。だいぶ懐いたようだ。
>>950
「『シェルフ・ライフ・アンリミテッド』!!」
飴をキャッチ(パス精DAC)!
そのまま『SLU』の能力で、飴をはんぶんこする。
「まあまあ、怒るなよ。ホラ、これ半分あげるからさ」
「Good!」 「アンタ英語上手くなるよ!」
褒めた。
「…アンタがダメって言うなら諦めるよォ。でも『お願いします』。
雑用でも掃除でも何でもやるぜーッ ほら、ジャパニーズ・DOGEZA!」
地面に這いつくばり、涅槃像のポーズだ!
微妙に間違っている。
952
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2014/03/23(日) 03:01:51
>>949
(百武)
「冷蔵庫に『オラ・コーラ』を確認」(チキチキ)
コポコポコポ……冷蔵庫から『オラ・コーラ』のペットボトルを取り出し、氷の入った紙コップに注ぐ。
「こちら『オラ・コーラ』になります」
シュタッ……『オラ・コーラ』を百武の元へ届ける。
>>950
(薄墨)
「食糧費のさらなる削減ですか」(ピコピコピー)
「私は最低限、砂糖水一杯あれば一か月は活動可能ですので……
そう、たとえばこの『オラ・コーラ』一杯で……」
コポコポコポ……自分の分の『オラ・コーラ』も紙コップに注ぐ。
ゴクゴクゴク……飲む。
「あと一か月は活動可能でございます」
「おお、素晴らしきは我が惑星クレンダスの省エネ技術!」(ピコピコーン)
自賛した。
>>951
(ダビデ)
> 「『シェルフ・ライフ・アンリミテッド』!!」
「おや、彼も『Sの力』の持ち主ですか」(チキチキ)
「やはり、ホモ・サピエンスの力には更なる調査が必要な模様ですな……。
ふむぅ……これが我が惑星『クレンダス』の脅威となるようであればいっそ地球ごと……」
考え込む。
953
:
百武 亘『アヌビス・ゲート』
:2014/03/23(日) 03:11:16
>>950
キレてしまった薄墨を見て自分が居候の身であることを久しぶりに思い出した。
「しまった……あまりにも居心地が良すぎて半分くらい貴族だと思ってた」
> 「リピィート・アフター・ミー! 誰がえらい? 僕!」
「誰がえらい?僕!」
百武が偉いことになるな。
>>951
「『ニンジン』のが覚えやすい」
外見と直結するからな。
「マジに宇宙人だぜ。俺が拾って来た。ちょっと記憶失っててアホみてーだけどいいやつだぜ。
仲良くしてやってくれ」
>>952
「気が効くな」
グビグビ
「プファー!ウンメェ〜〜〜」
喉をならして飲む。
>>all
「多数決でこっちサイドが多いんじゃあないか?」
「ン?ンン?」
勝ち誇った顔で薄墨へ言う。
954
:
薄墨 承志『カラー・ミー・バッド』
:2014/03/23(日) 03:17:36
>>951
(ダビデ)
「飴が増えたアアア――ッ!?」
驚愕! これは食糧問題を解決するんじゃない?
涅槃仏スタイルにもツッコミたいが目の前の事実のが重要だ。
「んじゃ、とりあえずレジ打ちから覚えてもらおうか……」
ごはん増やせるなら負担ちょっと減るよね。
>>952
(ロイド)
「でも一緒にごはんたべれないとさびしくない?」
これは気分の問題なんだけど。
あとその技術僕もほしいです。
>>953
(ヒャック)
「……コイツむかつく」
本音が漏れた。
もうしょうがないから受け入れるしかない。
とりあえずエプロン外した。エコバッグを取り出す。
「しょうがないから夕飯の買い出し行くよ!
人数分に足りないからね! 何がいい?」
955
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2014/03/23(日) 03:48:02
>>953
(百武)
>「誰がえらい?僕!」
「『シショー』の偉大さと心の広さには感服いたします」(ペコリ)
一礼する。
>>954
(薄墨)
>「でも一緒にごはんたべれないとさびしくない?」
「……ちょっとさびしいでございます。
そこまでは考えておりませんでした」(ピコピコ)
ちょっと抜けているようだ。
>「しょうがないから夕飯の買い出し行くよ!人数分に足りないからね! 何がいい?」
「カレー」
即答。
「複数の香辛料を使って野菜や肉などのさまざまな食材を味付けした彼の料理の刺激と旨味は
地球食文化の創りだした至高の英知の1つであると言えましょう」(チキチキ)
ようするにカレー好きのようだ。
「それでは、私は『ショーガクセー』たちの果たし合い(デュエル)の準備をしてまいります」(チキチキ)
スタスタスタ……店の奥の方へに下がっていった。
956
:
百武 亘『アヌビス・ゲート』
:2014/03/23(日) 03:55:05
>>all
「寿司にしようぜ」
「駅前に出来たトコが旨いらしい」
ノソノソとついていきつつ贅沢を言う。
贅沢しか言わない。
「まぁカレーもいいな」
『ダビデ』を見やる。
「『ニンジン』多めでな」
957
:
ダビデ『シェルフ・ライフ・アンリミテッド』
:2014/03/23(日) 10:29:44
>>952
(ロイド)
「どう? すごいでしょ! へっ」
自慢げに分裂したチュッパチャップスを見せつける。
大きさは、元のものと比べると『1/2ほど』になっている。
「超能力使えンのは宇宙人だけじゃあねーんだぜッ」
「……ね、ところでここだけの話サァ〜、いつ地球滅ぼすの?」
「ねっ 誰にも言わないから教えてよ…」
こっそり話しかけて来た。マジに信じている。
>>953
(ヒャック)
「ふ〜〜ン 宇宙人も記憶喪失ってなるンだねー」
「いいなー、俺も宇宙人拾いたいぜ!」
宇宙の神秘的な図鑑を漁っている。
「ところで仕事って何すんの? この本売ってくればいい?」
>>954
(薄墨)
「なんかアンタ苦労してそうだね…」
「飴、こっちのもあげる。ふたっつ食べな…」
『ニンジン』に同情されているぞ。精神的なダメージは計り知れないだろう。
「ン? レジ打ち? よく分かんねーけど、何でもやるよォ〜〜」
>>all
「カレー? マジ? レトルトじゃあないやつ?」 「具が一種類じゃあないやつ?」
「プラスチックの蓋の裏っかわにこびりついてないやつ…!?」
目をキラキラさせる。もちろん髪で(ry
「あっ、俺『ビーフカレー』がイイ!」 「『ニンジン』はミリ単位に刻んでくれ!」
インドに喧嘩を売りながら、後を追いかけていった。
ダビデ『シェルフ・ライフ・アンリミテッド』⇒『薄墨書店に居候』 『よろしくおねがいします』
958
:
薄墨 承志『カラー・ミー・バッド』
:2014/03/23(日) 21:03:50
>>955-957
(悪たれども)
スゥーシィー
「カレーに……」 「『寿司』」
「お大尽か! 小学生のかんがえるおめでたい日のメニューか!」
ええい、しょうがない! カレーは寸胴に大量に作ろう。
寿司はパックのでいいな。駅前のなんか知るかッ。
「じゃ、ちょっと買い物行ってくるよ……」
薄墨 承志『カラー・ミー・バッド』 ⇒ 『居候が増えた』『食費も増えた』
959
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2014/03/23(日) 21:44:50
新スレはこちらになります。
【場】メインストリート その3
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1395578072/
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