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【ミ】弔鐘 その①

1弔鐘:2012/12/04(火) 20:05:55
                            『α』                                                          『β』
                                 人                                                           人
i´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`! !´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`i

343アラベル『ダウンタウン・フィクション』/鷲ノ巣『ゴールディー』:2013/01/25(金) 19:36:20
                                                                │
>>339(GM)                                                         │>>337(GM)
                ガァ――ン                                     │あら。さっき見えた相手とは……違うかな? シルエットからして違うな。
《喋った! ヒクチッ》                                                      │このおばあさんは割合にいい腕をしている。ちょっと助力を願おう。
                                                                │
とりあえず、話が続きそうなので鼻をかんでおく『三女』。                          │「おばあさん。それをお借りしますね。…………
『篠田』は武についた。情報を引き出すには充分な気がする。                           │ 『清姫』を倒すのなら、協力します。だから。……」
                                                                │
  ボンジュール                                                       │向うに見える『的』を指す。
《こ、こんにちはー。あなたはだあれ? 『ラテン・ラヴァー』?                          │ライフル銃なら口径はどれくらいだろうか。おそらくは狩猟用だろう。
 何が目的なの? ごはんはなにがすき? おかしなら?                              │なら、人程度の獲物を仕留めるのに何の支障もない、はず。
 『傷を治せるパワー』はあるの? 好きな歌手は?》                                 │
                                                                │「…………『脚』を狙ってください。確実に動けなくします」
《(そうだ、その調子でいけ。とにかく会話をしろ。引き延ばせ。                        │
 『シェーン』のラストでホントにシェーン死んだかどーかだとかで)》                      │『ゴールディー』で老婆が持っている銃を手っ取り早くもぎ取る。
                                                                │すばやく狙いをつけて、頭を狙い吹き飛ばす。ス精BB+銃弾の威力
>トミー                                                        │『何度でも甦る不死身』……というのをここで検証だ。どれぐらい甦る?
《グスッ……ううう》                                                      │

344アラベル『ダウンタウン・フィクション』/鷲ノ巣『ゴールディー』:2013/01/25(金) 19:37:09
                                                                │>鉄
《泣くなジュジュ……悪いがトミー。命を賭けてもらうぞ。                           │「鉄さん、手が空いてるなら貴方がそこの警官の人を引き入れてください」
 だが賭けるのは君だけじゃあない。私たちもだ》                               │
                                                                │
    プレシゼマン                                                    │
「ええ、その通り。私たちの命も張りますわ。                                     │
      エペ                              ラム                        │
 貴女は『剣』ですわ。ムッシュウ・トミー。奴の喉元に届きうる『刃』。                     │
           シュヴァル    ブークリエ                                         │
 ならば私たちが『 騎 馬 』となり『 盾 』 となり……必ずやアナタを守りますわ」                 │
                                                                │
トミーが満足に動けないのなら、尚更のことに足が要る。                              │
肩を支えながら、車道方面へ移動し、どこかに一度トミーを置きたい。                    │
少なくとも『独立』が維持される距離のギリギリまでは……                              │
                                                                │
「倒さなくてもいいかもしれません……ですが、警戒はしておかねば……」                   │
                                                                │
『三女』を可愛いというからには、話はいくらか通じるのかもしれない(親バカ)。             │
だが、あの母親の『プッツンきやすい性格』が根底に通ってる。抑えきれるか?              │
                                                                │

345弔鐘:2013/01/25(金) 22:04:38
                                                              |>>342(鉄)
                                                              |>>343-344(鷲ノ巣)
                                                              |「もしかして『清姫』の正体とか、居場所とか、何者なのかとか倒し方とか知ってたりし
                                                              |ないかー? 一応さっきのおばさんは撃って倒したはずだよな?」
                                                              |「んむ。『清姫』は『4人』だ。そんで、」
                                                              | 老婆が喋りかけたところで、老婆の首が素早く動く。窓の外にたつ女を凝視し、老婆の
                                                              |口端がにやぁっ、と笑う。獲物を見つけたフクロウさながらに、瞳がらんらんと輝く。
                                                              | 鷲ノ巣が老婆から銃を奪いとる。
                                                              |「…………『脚』を狙ってください。確実に動けなくします」
                                                              | 一瞬驚く老婆であったが、鷲ノ巣の顔から闘志を感じ取り「へへっ」と老婆が笑う。
                                                              | 鷲ノ巣の手に渡った銃は、口径が親指ほどもある。ライフル銃のなかでも殺傷力が高い
                                                              |ものを老婆は選んでいる。
                                                              | 鷲ノ巣が銃口を女に向ける。立ちながらの射撃は至難の業だ。だから、鷲ノ巣の腕から
                                                              |は『ゴールディー』の腕がぶれてあらわれる。『ゴールディー』で銃口のぶれを修正して、
                                                              |一発。銃弾は窓を割って突き進み、女の鼻っ柱に着弾した。女の顔面が内側に折れ曲がり、
                                                              |ぐしゃぐしゃに潰れていく。どさ、と音なら倒れた音が聴こえた。
                                                              | 老婆が窓に駆ける。窓際に張りつき、ヒジで窓枠に残るガラス片を叩き割る。もう片方
                                                              |の手だけで、襟口の背中側にさしこんでいた予備銃をするすると取り出す。迷いのない手
                                                              |つきで、窓枠にヒジをついて女を狙う。
                                                              | 老婆の銃身が窓から外に出て、雨がびしゃびしゃと銃身に当たる。
                                                              |「右脚の皿、いただきィ!」
                                                              | だん、と一発。
                                                              |「左脚の皿ァ!」

346弔鐘:2013/01/25(金) 22:06:00
                                                              | だん、ともう一発。
                                                              |「クケッヘヘェーッ! さあさあさあ、次はどこの部位をフッ飛ばそうかあアアアッ!?
                                                              |ええ? 『清姫』よお〜ッ!」
                                                              | 老婆が獲物に向かって歯をむき出しにして笑う。足を狙った二発は外さなかったようだ。

347弔鐘:2013/01/25(金) 22:06:32
.

348鉄 一郎『スプラッシュ』:2013/01/25(金) 23:15:51
>>345-346
「おばーちゃん、もう十分だ。それよりも続き話してくれ。
 俺がここから出ていく間にな。こっちのタフな女の子(鷲ノ巣)にも聞かせてあげてくれ」

窓まで近寄っておばーちゃんを窓からずらしたい。
無駄弾撃たせたくないし、時間もないから早く続きを聞きたい。

「どこまでかわからんけど、物理的には攻撃しても無駄らしいぞ。きーちゃん曰く。
 あいつら、意識もあるし話せるし、自分の状態もわかってるみたいだ」

鷲ノ巣にきーちゃんから聞いたことを伝えとく。
悲劇的に哀愁漂わせあっさりぽっくり鉄一郎『スプラッシュ』という個人が死んじまうかもしれない前に。

「映画とかそういうゾンビと違うみてーだ。ある程度コミュニケーション取れるし、目的もあるかもしれない。
 ……これから俺たちがどうしたらいいのか知っているかも」

窓から少し身を乗り出したい。
周囲に誰もいないかどうか確認し、イケるようならすぐに外に出たい。

「どっちにしろ頭もって来てって頼まれたから行ってくるわ」

349日向ナツ『ニンジャマン』:2013/01/26(土) 00:12:38
>>339
(なんなのあれ…まるで『こども』じゃん)

『メルクルディ』を攻撃しようとしない『ヤツ』の意図が不可解だ。
が、『ヤツ』はおそらく『武』には危害を加えない――少なくとも、『さっきの武に戻す』結果を招く行動はおそらく取らない。
つまり、『いまの武』は、万が一の際『盾』として利用できる。
褒められた考えではないだろうが、身を守るために手段を選ばないのは『忍び』の鉄則だ。

  ――――

まだ『ニンジャマン』は出さない。
下手にスタンド会話をしただけでも、『ヤツ』は聞きつける。

体を低くしたまま、ゆっくりと、『ヤツ』と『いまの武』の直線の延長上の位置に向かって移動したい。

350アラベル『ダウンタウン・フィクション』/鷲ノ巣『ゴールディー』:2013/01/26(土) 00:18:32
                                                                │>>345(GM)
                                                                │「よし、命中。…………うわあ。……」
                                                                │
                                                                │老婆の腕にほれぼれした。いいなあ。カッコいい。
                                                                │そして、『加速輪』より制圧力なら銃弾の方が上という事実。
                   Now Loading....                            │悔しいところだが認めざるを得なさそう。脆い屍体とはいえ一撃だ。
                 ナツ、トミーのレスをお待ちください....                     │
                                                                │    ピタリ
                                                                │
                                                                │「………………『四人』?」
                                                                │
                                                                │他に『動く屍体』が居るのか? と、なると……今目の前に一体。
                                                                │そして、先程撃退したのが一体。もう、二体居るのか?
                                                                │

351アラベル『ダウンタウン・フィクション』/鷲ノ巣『ゴールディー』:2013/01/26(土) 00:19:08
                                                                │>鉄
                                                                │「何かしらの目的はあります。…………統制が取れた行動をしていますから。
                                                                │ 四人居るとなったら、先ほど鉄さんが居たところも心配ですね。やはり人が少ないな。……」
                                                                │
                                                                │この銃器がそれを埋めてくれるか?
                                                                │一般人とはいえ、銃を持っていたら強気になってくれるかもしれない。
                                                                │警戒をしてくれるように、何人かに持たせるべきか……
                                                                │
                                                                │ライフルをリロードしてから、倒れた『きーちゃん』の様子を見る。
                                                                │再び立ち上がれるか? 物理的に動けない状態なら、どうなる?
                                                                │ついで、物音にも注意。遠い位置なので、聞けないかもしれないが侵入者が居る可能性がある。
                                                                │
                                                                │「…………そういえば、おばあさんはどこから入ってきたんですか……?」
                                                                │
                                                                │そういえば、『老婆』が侵入できる経路がどこかにあるのなら、そこから相手が入れる可能性がある。
                                                                │脱出経路としても使える可能性もあるが……この場の全員で『大脱走』は厳しいか。
                                                                │とりあえず、鉄が出ようとしているので老婆を窓際から離す。銃は『ゴールディー』に構えさせたままだ。
                                                                │

352トミー『ラム・オブ・ゴッド』:2013/01/26(土) 00:45:02
>>339-340
「(やはり、余力は一撃)」

「んっふふ」「(充分だ、と笑いたい。これじゃ苦笑みたいだものな。それに、そういう気持ちでなければ)」

しかし、奇妙な状況だ。
あまり前提を崩すべきではない。だれが『敵』で、だれが『味方』なのか。だれが入れ替わったのか。
『武』が『敵』である証明は無いが、味方であるとも確信がもてない。だが・・・

「『誰をどうすれば』、この状況を『解決』と言えるのか」


>>343-344(アラベル)
「もちろんだとも」

「しかしぼくは『探偵』。きみらは『盗賊』。契約と命、どちらがどちらを重んじるのかは明白さ。無茶だけはしないでくれよ」
「万全であってもおそらくチャンスは一度。光には勝てない。しかも、何をどう殴るべきかもわからないときた。さて、おっと、このくらいでいいよ。ありがとう」

離れても仕方が無い。トミー自身が満足に動けない以上、そう言う意味ではアラベルの足手まといでしかない。

353弔鐘:2013/01/26(土) 23:35:04
>>341(篠田)                                                      |>>348(鉄)
>>343-344(アラベル)                                              |>>350-351(鷲ノ巣)
>>349(ナツ)                                                   | 『スプラッシュ』の手を老婆の左脇にさしこむ。右脇には『ゴールディー』がさしこむ。
>>352(トミー)                                                    |老婆の体を窓からすとんとどかす。
                                                              | ああン? と老婆は振り向きざま不機嫌そうな顔をむける。さながらオモチャを取り上
>体を低くしたまま、ゆっくりと、『ヤツ』と『いまの武』の直線の延長上の位置に向かって         |げられた子供、あるいはいたぶるネズミを捕られた猫のような気持ちでいるのだろう。
>移動したい。                                                     |「おばーちゃん、もう十分だ。それよりも続き話してくれ」
ナツが植え込み内を密かに移動した。                                        |「…………そういえば、おばあさんはどこから入ってきたんですか……?」
                                                              | か、ぺっ、と老婆がタンを足元に吐き捨てた。
                                                              |「まとめて聞くな」
>肩を支えながら、車道方面へ移動し、どこかに一度トミーを置きたい。                    | 老婆は対話する姿勢になるが、窓からみえる外への警戒も怠らない。女は10メートル
>少なくとも『独立』が維持される距離のギリギリまでは……                        |先で仰向けで倒れ、びくびくと体を震わしている。まだ再起不能になっていない。
アラベルは、ぜぇぜぇとトミーをひきずって移動。ノッポの植え込みの終端より            |「ワシは駐在にブタ小屋にぶち込まれてた。そしてら突然ファミコンが出てきた。んで、
すこし北を横に走る車道まで着いた。目の前で車がびゅんびゅんと通り過ぎていく。           |『清姫』はあいつらじゃない、今度こそ間違えずに憎き『清姫』を殺せとかごちゃごちゃ
トミーを一旦はなす。左後方には『それ』の背中がみえる。あちらはまだアラベル達に         |とワシに文句を読ませた」
気づいていない。                                                   | 駅で老年警官は、この老婆の事を、この辺りで「狂人」として知られていると話してた。
                                                              |ならばこの証言は、まさに狂言とでも言おうか。丸眼鏡は老婆の話す事を全く理解できず、
                                                              |頭の上に大きなハテナマークが浮かんでいる。読経中の糸重も丸眼鏡と同感と言いたげな
>で、どうすんの? ん? スタンド使いでもないあんたが、愛だけでママに訴えてみる?        |視線を向けてくる。
>感動だね、期待してるよ」                                              |「あいつらじゃない、ってのはあんたら2人のことみたいだ。で、ワシは気付いたら突然
                                                              |ここに、」
『それ』が篠田と『武』との会話を見守る。                                      |「BOBAAAAAAAAッ!!」
                                                              | 窓の外から怒号が響く。近い。

354弔鐘:2013/01/26(土) 23:36:22
         ゴゴゴゴ                                                 |「おばえらのあっだがい肉、ぎれいな皮ァァァッ 欲じいいいい よごぜえエエッ」
                                      Puteri supranaturale            | 窓枠から頭を出して、左下方向の死角をのぞきこむと『玖波』が見える。窓から出よう
  『 この子(メル)が見えない武・・・ 武はスタンド使いでもない、『スタンド使い』・・・  』         |としていた鉄は特によくその様子がわかる。『スプラッシュ』による『衝撃波』をまとも
                     Moj sin                                  |に喰らったが、ぴんぴんとしている。本堂の壁沿い(射撃や投擲などで攻撃が当てづらい
                                                              |位置)に沿って、だだだっと『玖波』が駆け寄ってくる。

   ド   ドド

>「ねぇ、ママに言ってよ、あたしらは悪いやつじゃないって」

『武』が横の篠田に顔をむける。『それ』からは見えないほうの眼で ウインクをする。
ふざけているわけではない。了解した、という意味だ。

『武』は考える。

 「( 確証はないが・・・彼女(篠田)は正しいことの道を歩んでいる。
   僕にわからない『奇妙な冒険』の道を歩んでいる。
   彼女に、僕がせめてできる最善の力添えをしたい)」

  オオオ   −ム

 「(しかし母さんは誰と話してる?
   いま、母さんを安易に刺激することは『悪手』。まだ放置しておくべきか・・・?)」


>《こ、こんにちはー。あなたはだあれ? 『ラテン・ラヴァー』?
>何が目的なの? ごはんはなにがすき? おかしなら?
>『傷を治せるパワー』はあるの? 好きな歌手は?》 

           G l a s
   『 私は、『ラテン・ラヴァー』 』  『 目的は・・・えっと、』
                         목적



その時『それ』の、もとい『ラテン・ラヴァー』の『影』から声が漏れ出た。

   ゴ   ゴ

 「ようやく適格者になってくれたのね」

『ラテン・ラヴァー(=武の母)』と全く同じ声。それがメルとの会話に割りこんできた。


   『 ―――『影の世界』の、私 』
           Doppelgänger


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
164 名前:弔鐘 投稿日:2012/12/23(日) 00:43:34                               |
     >>158(ナツ)                                                |
     >>159(篠田)                                             |
     >>160-161(アラベル)                                           |
                                                          |
     「おらあさん! ろわいよ!」                                     |
                                                          |
     「・・・ぐっ 武・・・ アナタだけはお母さんは絶対に護るからね、大丈夫よ、大丈夫・・・」 . |
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
|.163 名前:弔鐘 投稿日:2012/12/23(日) 00:42:37
|     >>157(トミー)
|    
|     「おらあさん! ろわいよ!」
|    
|     「・・・ぐっ 武・・・ アナタだけはお母さんは絶対に護るからね、大丈夫よ、大丈夫・・・」
|    
└―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「さっきは『元の世界』で武に優しく接して、
       『影の世界』で武に優しく接して・・・」

 「あの時の『影の世界』は、人の好き嫌いが『あべこべ』になった世界なのに、変よねぇ?」

355弔鐘:2013/01/26(土) 23:37:40

            ゴ    ゴ
                           、 、 、 、 、、 、 、 、、 、、、、 、 、、
 「つまり、どちらか一方の世界の貴女は、本心ではない行動をしていたという事」


     『 ・・・・・・・・・・・・ 』


『ラテン・ラヴァー』となった『武の母』が黙りこむ。
メルとの会話を中断した状態のまま、『影の母』は矢継ぎ早に言葉を続ける。

        ゴ
ゴ                    、        、、
  「べつに恥じなくてもいいわよ。私だからこそ、貴女の本心はよく理解してますもの」

   ゴ ゴ

  「貴女があってこそ私がある。それだけの存在だけど、アドバイスだけはできる」

                ゴ

 「貴女は自分が望むことを、まだ全て理解していない」
 「ほら、まだあるでしょう?」「願い」


      『 ――― 私は 』


        キュイイイイ

『ラテン・ラヴァー』が低空を浮いたまま、背中を逸らせる。
イナバウアーのようなポージングをしたまま静止する。

世界地図模様が表面を滑る回転速度が徐々にあがり、
世界地図模様の陸地部分が白く輝きだす。

                       بِنْتٌ
      『 本当は、男の子 よりも 女の子 が欲しかった 』


     カ アッ


   グ  グググー


 「え?」

『武』の体格がすこしだけ縮んだ。
骨格まで変わって、ところどころ丸っこくなっていく。指のかたちまで変わっていく。
顔つきがなんか・・・きゃしゃな雰囲気になった。

   ゴ  ゴ  ゴ ゴ

武が『女』になった。


    ゴ  ゴ ゴ


     ググ グ  ググニィー

トミーのフトモモとか胸の肉づきが厚くなっていく。
ナツ・篠田・アラベルの体つきが頑丈でたくましい感じになっていく。

 ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
 | 『トミー』 → 『女』になった。                                 |
 |                                                |
 | 『ナツ』  → 『男』になった。                               |
 |                                                |
 | 『篠田』 → 『男』になった。                                   |
 |                                                |
 | 『アラベル』 → 『男』になった。                               |
 |             ついでに『ダウンタウン・フィクション』も『5兄弟』になった。   |
 |                                                |
 |                                                |
 |                                      ┌―――――――┴―┐
 └―――――――――――――――――――――――――┤   以後よろしくね。   |
                                         └―――――――――┘

356アラベル=メスリーヌ=スパジァリ『ダウンタウン・フィクション』:2013/01/26(土) 23:45:48
>>353-355(GM・質問)

あのな…しゃべらずに聞いてくれないか……?

 これからの質問が
   もっとも大切な事なんだ


何かを始める時はというのは
 楽しんでやらなくちゃあいけない

 そうだろ?
 君(GM)がイヤな事はスゴク良くない事だ!
  重要なのは君(GM)の好みだ

    君(GM)はどれが
     好みなんだい?

 番号キーを
 選んで押してくれ


1:変わったのは肉体のみ(人類の夜明け)。
2:肉体のみならず、他にも変化した(服装とか)。

(2ならどう変わった?)

357鉄 一郎『スプラッシュ』:2013/01/26(土) 23:56:28
※質問

『玖波』さんには『ゴールディ』の輪とおばーちゃんの銃弾しか当たってなかったはず?(もしかしたら記憶違いかも)
なんですがきーちゃんではなく向かって来てるのは『玖波』さんで、きーちゃんはぶっ倒れたままという認識で良いですか?

358弔鐘:2013/01/27(日) 00:04:03
>>356(アラベルへ回答)                                            |>>357(鉄へ回答)
『1』。                                                          | 「『スプラッシュ』による『衝撃波』をまともに喰らったが」という部分は書き間違い
                                                              |でした。

359弔鐘:2013/01/27(日) 00:07:00
                                                              | 認識の通りで合っています。

360鉄 一郎『スプラッシュ』:2013/01/27(日) 00:18:10
>>358-359
了解しました!ありがとうございます!

361日向ナツ『ニンジャマン』:2013/01/27(日) 02:46:49
>>353-355(GM)

質問。
現在の『ナツ』から、『武』および『ラテン・ラヴァー』までの『距離』はどの位?

362弔鐘:2013/01/27(日) 08:29:34
>>361(ナツへ回答)
目測で『武』まで6〜7メートル程度、『ラテン・ラヴァー』まで10メートルと少し程度。

363鉄 一郎『スプラッシュ』:2013/01/27(日) 18:07:09
>>353-354
「うう……! なんてこった……」

向かって来る化け物の姿に思わず呻く。
明らかに狙いは俺たち生きている者の命だ。
あっちも救おうなんて、俺は甘いのか……!?

「しかしそんなことで悩むぐらいなら外に飛び出す俺であった」

窓から急いでぐいぐいっと身を乗り出し、外に出たい。
出れたらすぐに『水域』を玖波さんの方に伸ばし、迎え撃つ。
『水域』の一番端のマスには自分が入るようにしとく。
警官が無事かも確認したい。

「清姫は四人。そしてあーくんが死んだだけで操られてないとこを見ると、対象は死んだ女性だけかァ?
 だとしたら目の前に二人いるから残り二人か、それプラス清姫だな」

それだったら意外と敵は少ないから助かるなーと。
そしていくら攻撃を加えても無駄ってんなら、やはり倒し方があるはずだ。

1:彼女達の目的を達成させて成仏させる。(安珍の遺体とかないか)
2:彼女達を一箇所に集め、全員同時に破壊する。(住職の巻物から予想)
3:無敵。絶対死なない。(現実は非情である)


自分の思考がグルグル回っていることに対し、久しぶりにイラつく。
俺は悩むことが嫌いなんだ。今はシンプルに玖波さんを迎え撃とうとしよう。

364篠田鈴子『リンゴ・ラマ』:2013/01/28(月) 02:47:46
>>353-355

ズボォッ モゾ モゾ モゾ

ノータイムで確認した。

「お、おお…『ある』…これはマジモンだわ…。
…………っつゥかァ〜、わた、俺は今まで女でよかったなーってことあんまないんだよね。
おっぱいも小さいしさぁ、カワイイって自覚はあったけど、活かす機会なんてついぞ無かったしね。
そんで、この状況をどうするつもりだい? 武『ちゃん』? キミもウスウス感づいてるとは思うけど、
今この場で起きている全ての現象は、キミが今まで触れて来なかった世界だ。異世界といっていいね。
多分ママが何をしているのかさっぱり分からないだろ? それでもどうにかできるってんなら、やってみなよ。
俺は俺のしたいようにするけど…止められるかどうかは、キミにかかってるよ」

【ギギィーーッ!】

ズキュン!

『リンゴ・ラマ』は『林檎3個分のカルヴァドス』を作成する。
1個分のそれより、瓶は重く、大きい。さっきまで持っていた割れた瓶は捨てちまおう。

365アラベル『ダウンタウン・フィクション』/鷲ノ巣『ゴールディー』:2013/01/28(月) 19:49:50
                                                                │
>>353(GM)                                                         │>>353(GM)
 モルブルー                                                          │「『ファミコン』……? 『読ませた』?」
「クソがッ! 重いですわねッ」                                           │
                                                                │字義の通りと考えるなら、『何らかの機器がディスプレイに指示を表示させた』ということだろうか。
悪態をつきながらも引きずる。                                            │その『存在』はどうやら味方らしい。少なくとも、『ゲームを均衡させよう』とはしているだろう。
『三女』というのが心配だが任せておこう。                                   │
                                                                │「そのファミコンはどんなカタチで、今はどこに――――!?」
「……?? なんか軽いですわね」                                        │
                                                                │やはりまだ倒れていなかったか。
「?? ゴホンッ んーッ んーッ                                          │あちらもこちらも完全に破壊しつくさなくてはならないのか。
 声がおかしくありませんこと?」                                        │この位置取りでは攻撃が難しい。鉄に任せる。
                                                                │両手に『輪@最大直径』を握らせて、入り込もうとするなら迎撃。
ふと、何の気はなしに喉に触れてみる。                                      │加えて、向こうに居る倒れた相手の方の動きも見る。
腫れているようだ……というより、『硬い』。                                      │
よく見れば、『DtF』たちもおかしい気がしてならない。                              │「そういえば。…………救急車は?」
                                                                │
《…………ママン?》                                                    │もうそろそろ着いてもいいはずだ。サイレンの音は聞こえるだろうか。
                                                                │
「どうしましたの……やっぱり声がおかしいですわ。                             │
 いや、オマエたちもおかしいですわね。どうしたのかしら」                             │
                                                                │
         ゴソゴソ  パチン                                              │
                                                                │
持ってきている鞄からポーチを取り出し、更に手鏡を抜き出す。                      │
                                                                │

366アラベル『ダウンタウン・フィクション』/鷲ノ巣『ゴールディー』:2013/01/28(月) 19:50:40
                                                                │
  「…………――なッ」                                                  │
                                                                │
        ド              ド                                        │
                ド              ド                                │
                                                                │
         「なァァンですッてェェ――――ッ!!」                            │
                                                                │
     「アタクシ……いえ、オレか! とにかく顔がッ! 男にッ!」                      │
                                                                │
           ジョリ                                                   │
                                                                │
 「ああ、うっすらヒゲまでッ! スネ毛とか濃くなってたら泣きますわよッ!?」              │
                                                                │
                    《………………(キラキラキラ☆》                        │
                                                                │
  「馬鹿ヴァン! 喜ぶんじゃありませんッ!                                     │
   ああ、どうしたらえらいことですわッ!!」    《……でも、ちょっとイケメンじゃあないか》    │
                                                                │
            バルブルー                                             │
          「ですわよねー。さすがアタクシ」                                 │
                               《冗談だよパパ》                      │
                                                                │
           「!? ちょっとマルディ!」                                    │
                                                                │

367アラベル『ダウンタウン・フィクション』/鷲ノ巣『ゴールディー』:2013/01/28(月) 19:51:10
馬鹿は放っておこう……『次男』にとっても結構ショックだ。                            │
あの『ラテン・ラヴァー』――――『光線を使わなかった』。                            │
ということは、無差別に射程距離内のモノを『あべこべ』に出来るということだ。              │
                                                                │
《『基本になる』――その意味はヤツの願望が『世界の基本』になるということだッ!             │
 そうなったアイツが望むままに世界をひっくり返せるということだ。まるで『神』のようにッ》       │
                                                                │
《一刻の猶予もないぞパパ! 早く車を奪うんだッ! 更なる『現象』の前にッ》              │
                                                                │
                        ダッ                                     │
                                                                │
「我がスタンドながら順応が早い。ええいッ! 破れかぶれです!                     │
 戦う理由も見つかりました! ここで戦わなきゃ……オレの未来が危ういッ!」               │
                                                                │
拳銃を片手に、車道の方まで一気に近づくッ! 途中で『五男』に姿を盗ませる。              │
そのまま車道へ飛び込み、周囲の車に急ブレーキを掛けさせたい。                    │
『四男』はトミ子のところで待機させる。状況や容体の変化は伝えさせよう。                 │
                                                                │
〜そのころの『三男』〜                                                  │
                                                                │
                                                                │
      《………………おおー》                                         │
                                                                │
         ペタシペタシペタシ                                           │
                                                                │
       《わーあ。すごいのね! 『ラテン・ラヴァー』!                               │
        ほかにどんなことができるの!?》                                 │
                                                                │
変わったことにはしゃいでいた! 服装もゴシックドレスからパンツスタイルだ!                 │
頭の程度は1=2>5>3>4というヒエラルキーがあるのだ!                      │
                                                                │

368弔鐘:2013/01/28(月) 22:13:39
                                                              |>>363(鉄)
                                                              |>>365(鷲ノ巣)
                                                              | 救急車のサイレン音は依然聞こえる。だがまだ救急隊員は駆けつけてくる気配がない。
                                                              | パトカーのサイレン音がまたも遠くから聞こえてきた。警官の増援がいずれ来るようだ。
                                                              | 窓枠に足をかけ、颯爽と外にとびだす鉄。再び極寒の雨に身を浸すが、先程よりは少し
                                                              |だけ体が慣れていた。
                                                              | 片膝をまげたポージングで着地する鉄。鉄の隣には『スプラッシュ』がシークレット・
                                                              |サービスのようにあらわれ、横から迫る『玖波』の前に立ちはだかる。
                                                              | 『玖波』は何故か2本手で両耳を塞いでいた。さらに銃撃をくらった傷も見当たらない。
                                                              |おぞましいが完治している。しかし単調に直進してくるだけの相手を『スプラッシュ』が
                                                              |迎え撃つことは造作ない。長方形の『水域』を展開し、『スプラッシュ』と『玖波』とを
                                                              |『水域』内におく。
                                                              |「GABOッ!?」
                                                              | 身を低くして突っ込もうとしていた『玖波』だったが、水中に居るような抵抗感に突然
                                                              |包まれてっさに両手を耳から離す。『水域』を両手でかき分ける動きをとる。前のめりに
                                                              |なってよろめいている。
                                                              | 外におどり出た鉄が、警官の姿を探す。警官の姿は無かった。

369弔鐘:2013/01/28(月) 22:14:09
                                                              | しゅん、と『玖波』の眼前に細い線が走る。
                                                              |「糞が!」
                                                              | 老婆が悪態をつく。老婆は、窓を出てすぐ左手手前にいる『玖波』を狙うべく、窓の右
                                                              |脇に張り付き、『玖波』の眉間めがけて一発撃った。しかし弾丸は『水域』内を通る軌道
                                                              |であったため、『キャビテーションによる破壊エネルギー』によって銃弾は夜空に反れて
                                                              |いって外れてしまった。
                                                              | 老婆は射撃体勢のまま、ちらりと鷲ノ巣をにらんで返答する。
                                                              |「板だよ! でかい板が浮いてた! たぶん今もブタ箱にあるんだろッ」
                                                              | 老婆が鉄に怒鳴り散らす。
                                                              |「おい! 早くしろ! 不死身だろうがワシが足止めする!」
                                                              | 窓から10メートル先の女は、ゆっくりと上体を起こした。立ち上がろうとしてるよう
                                                              |だが、両脚の損傷が激しくそれもままならないようだ。尻を浮かせようとした所でずでん、
                                                              |とまた仰向けに女は倒れた。

370鉄 一郎『スプラッシュ』:2013/01/28(月) 22:56:54
>>368-369
「やべぇな、警察のおっちゃんいねーぞ」

予想と違って男もゾンビになってたらどうしよう。
頭渡してる場合じゃないんだろうか。

「……って、悩むの禁止だよな。
 またもやおばーちゃんありがとう。
 あと玖波さん。……ごめんな」

『衝撃波』を玖波さんに向けてぶち込む。
 パス精BBC
ぶち込んだらキーちゃんの方までダッシュで近づく。
玖波さんには少しよろめいてくれればそれでよい。
近づいてる間も周りを見て、警官がどっかに転がってないか探したい。

371日向ナツ『ニンジャマン』:2013/01/28(月) 23:27:21
>>354-355
(回答感謝。)

「……………………」

もともと、幼稚園に行く前から、遊ぶ相手はたいてい男の子だった。

『服越し』に見る限り、この場に居る中で『外面上の変化』の度合が最も少ないのは、子供である自分のはず。
ゆえに、精神的動揺も他の味方に比べて小さい。

ハッキリわかったことは、一つ。
『ヤツ』は、『今ここで完膚なきまでに叩きつぶさねばならない存在』である――ということ。


『ランディ』が焦って能力を解除したりせず、自分の体が『まだ透明』であることを確かめる。

『ヤツ』は、焙烙玉の爆発でヒビ割れた―――スタンドなら、破壊できる。
そして、自分がまだ『ヤツ』に姿を見られていないというアドバンテージにも変化はない。

 【 『らん』ちゃん。
   『やつ』が、なにか、うごいたら、すぐ、『ぼく』におしえて 】

静かに立ち上がり、『武』の背中に向かって、植え込みから歩み出る。
飛び道具なら射程内だが、『ヒビ』を正確に狙うには、もう少し近づく必要がある。
『ランディ』は自分から数m離れているから、角度の違いで『武』の向こうの『ラテン・ラヴァー』の動きが見えるだろう。

372アラベル『ダウンタウン・フィクション』/鷲ノ巣『ゴールディー』:2013/01/29(火) 19:22:41
                                                                │
                                                                │>>368-369(GM)
                                                                │
                                                                │「なるほど。理解しました。…………
                                                                │ 絶対に死なない、『何度でも甦る不死身』。……」
                   Now Loading....                            │
                トミーのレスをお待ちください....                        │『傷が癒えていた』。この厄介な事実だけで十分だ。
                                                                │そして、おそらくだが……相手が首を欲しがる理由が解ってきた。
                                                                │
                                                                │>鉄
                                                                │
                                                                │「鉄さんッ! 絶対に首を渡してはいけませんッ!
                                                                │ 相手は手勢を増やしたいんです! 胴体と繋げば甦るかもしれませんッ!」
                                                                │
                                                                │叫んでおく。どうにかして一体捕まえて、試してみたいところだ。
                                                                │いや、確かこのおばあさんが持っていたはず。
                                                                │
                                                                │「日本刀を貸してください。……
                                                                │ そちらの方の脚も止めておいてもらえれば。……」
                                                                │
                                                                │『ゴールディー』にライフルを再度構えさせて、『玖波』の頭を吹き飛ばす。
                                                                │そして、何故か耳を抑えているのが目に入る。反射的にこちらも抑えておこう。
                                                                │
                                                                │

373弔鐘:2013/01/29(火) 21:26:48
                                                              |>>370(鉄)
                                                              |>>372(鷲ノ巣)
                                                              |「やべぇな、警察のおっちゃんいねーぞ」
                                                              |「ふ、へぇえええ」
                                                              | 丸眼鏡の口から、空気が抜けるような声が出る。丸眼鏡からすれば、自分の周りにいる
                                                              |のは狂人の老婆と、その老婆と何故か連携しだした(スタンド使いの)2人、読経を続け
                                                              |意思疎通もままならない糸重、他の研修生はどこか奥の部屋に逃げている。そんななかで、
                                                              |丸眼鏡にとって警察という存在は大きい。丸眼鏡からみて、唯一状況打破ができる存在、
                                                              |唯一まともに話が通じる存在、それが、いない。
                                                              |「きっと、さっき『見えない何か』に殴られて、それで逃げちまったんだ、ううう〜」
                                                              | 丸眼鏡がまたわめきだしたが、構ってやる者はここには居ない。
                                                              | 『スプラッシュ』から『衝撃波』がほとばしり『水域』内をつき進む。着弾。『玖波』
                                                              |の上半身全体に衝撃が加わり、後方へと跳ね飛ばされた。
                                                              | 鷲ノ巣達の仰向けに倒れる『玖波』。そこに『ゴールディー』が追撃体勢に入る。老婆
                                                              |の隣、窓の右脇から、窓を出て左側の『玖波』に銃口をむける。『玖波』がにらみつける。
                                                              |すると、またも両耳をふさいだ。目もつぶり、眉間に皺が寄っている。まるで恐怖を目の
                                                              |当たりにして、とっさに現実逃避する子供のようだ。
                                                              | 銃弾を放つ。銃弾は『玖波』のあごに突き刺さり脳まで貫いた。頭の鉢を砕き脳しょう
                                                              |を散らしながら銃弾が飛んでいく。
                                                              |「ほぅおっ」
                                                              | 老婆がにんまりと満足気な顔をする。
                                                              |「日本刀を貸してください。……そちらの方の脚も止めておいてもらえれば。……」
                                                              |「ん」

374弔鐘:2013/01/29(火) 21:27:19
                                                              | 老婆は迷わず殺人ができる鷲ノ巣のことを気に入りだしていた。老婆は気前よく日本刀
                                                              |を一振り、鷲ノ巣にあげた。刃渡りは90センチ近くもある。
                                                              | 鉄が女のもとまで駆け寄る。すぐ足元の闇で、まだのろのろと立ち上がろうとしている。
                                                              | ぴしゃん、と空に雷光が走る。
                                                              | 一瞬の光だったが、女の様子はよくわかった。先程と変わりなく首は折れ曲がり、両足
                                                              |の膝は銃撃でつぶれ、顔面はぐしゃぐしゃのミンチになったままだ。ううう、と呻いてる。
                                                              | 鉄の後方、本堂内から鷲ノ巣の声が響く。
                                                              |「鉄さんッ! 絶対に首を渡してはいけませんッ! 相手は手勢を増やしたいんです! 胴
                                                              |体と繋げば甦るかもしれませんッ!」
                                                              | パトカーのサイレン音がすぐ近く、道成寺の石段を下ったあたりまで来たようだ。警察
                                                              |の増援がすぐにも駆けつけてくるのだろう。

375アラベル『ダウンタウン・フィクション』/鷲ノ巣『ゴールディー』:2013/01/29(火) 22:08:40
                                                                │
                                                                │>>373-374(GM)
                                                                │「…………失礼します。…………
                                                                │ 正直悪いとは思ってませんが。……その、……堪えてください」
                                                                │
                   Now Loading....                            │手に入れた日本刀を『ゴールディー』が掴み、振り抜く。破ス精BBB+日本刀の切れ味
                トミーのレスをお待ちください....                        │鉄が接近を始めたなら、既に『水域』外から相手は外れているだろう。
                                                                │抑えている腕ごと、首を切断してしまう。これでも動けるならそれこそ『不死身』だ。
                                                                │
                                                                │「首は回収して。…………粉砕しておこうかな」
                                                                │
                                                                │あるいは『焼く』か。焼き尽くしてしまうことが可能なら、だが。
                                                                │しかし、老警官は誰が運んだのか。残っている二人か?
                                                                │
                                                                │行動が成功し次第、再度ライフルを『ゴールディー』に構えさせる。
                                                                │
                                                                │「お婆さん。……あの人に何かあったら、困るので。……
                                                                │ もし、誰か仕掛けてきたのならすぐに撃ってください。……」
                                                                │
                                                                │
                                                                │
                                                                │
                                                                │
                                                                │

376鉄 一郎『スプラッシュ』:2013/01/29(火) 22:25:25
>>373-374
(手勢を増やす?
 ……くそっ、そんなこと全然考えてなかったぞ)

きーちゃんの顔の方に近づく。
どうやって治るのか見ておきたいし、そもそも俺のこと見えてるんだろうか。

「おいッ、見えてるか!?
 さっきは悪かったな。……あーくん、持って来てやったぞ」

きーちゃんにあーくんの頭が見えるように両手で持ったまま差し出す。
まだ渡さない。見せるだけ。

377弔鐘:2013/01/29(火) 23:36:01
                                                              |>>375(鷲ノ巣)
                                                              |>>376(鉄)
                                                              |「おいッ、見えてるか!? さっきは悪かったな。……あーくん、持って来てやったぞ」
                                                              | 女の体がぴくりと反応する。
                                                              |「おー…ありがと。そこ置いてて」
                                                              | 鉄から見て右側方向に、ずるずると女が這いずっていく。
                                                              |「おめーのカラダここらへんにあるぞ。ちょ待ってて。つかほんっと、こんなヤバイとこ
                                                              |からさっさと出てさ、和歌山ラーメン食いにいきたいんだよね。オイ、聞いてる?」
                                                              | 女のくずれた口からぶつぶつと文句が垂れる。どうやら鉄に対して言っているわけでは
                                                              |ないようだ。
                                                              | 一方で本堂入口では、鷲ノ巣が刀を抜いていた。白銀の刀身が室内の灯りを照り返して
                                                              |一閃する。『ゴールディー』だけが窓枠から外に出て、『玖波』に刀を一気に振り下ろす。
                                                              |『テンテン テレレレ テレレレレン♪』
                                                              | 振り下ろした瞬間に軽快なメロディを鷲ノ巣は聞いた。この豪雨のなか、本堂から少し
                                                              |だけ離れる鉄の耳にも僅かながらメロディが届いた。
                                                              | 本堂内・窓の右側に鷲ノ巣、本堂外・窓の左側には『玖波』という位置関係で、鷲ノ巣
                                                              |から視て『玖波』の右隣に何かが浮かんでいる。1メートルほどの大きさはありそうだが、
                                                              |すごく薄っぺらいものだ。鷲ノ巣の位置からは、ほとんど1本の線のようにすら見える。
                                                              |メロディがなった音源は、この薄っぺらい何かだ。
                                                              |(鉄は現在、女のほうを向いており、薄っぺらい何かを目視することはなかった。)

378弔鐘:2013/01/29(火) 23:36:31
                                                              | ざん、と『玖波』の首を両腕が切断された。それとほぼ同時に、薄っぺらな何かもスッ
                                                              |と消滅した。
                                                              | 鷲ノ巣から見て右手に鉄、さらにその先には寺の門がうっすらと見える。そこに5人程
                                                              |の人間のシルエットが浮かぶ。増援で駆けつけてきた警官達なのだろう。先程駆けつけて
                                                              |きてくれた老年警官と違い、5人の全員がライトを点けていない。門を出た先の石階段の、
                                                              |その下に停まってるパトカーのライトで辛うじてシルエットが把握できる程度だ。

379トミー『ラム・オブ・ゴッド』:2013/01/30(水) 00:13:14
>>353-355
「・・・似たような『理由』で虐待を繰り返すっていうケースは聞いたことがある」
「『スタンド能力』で『現実にする』なんてのは初耳だわね」

「・・・」「ん」

  ムニ  ムニ

「・・・あら」「おや、まあ」

199cmなので、どうしても何となく『テキーラを売りにきた感じ』になるな・・・。
『体が変化』した以外に、たとえば傷口が塞がっていたりだとか、そういう変化はないだろうか?とりあえず確認してみる。

「『適格者』ね」
「『本体』ではなく、『適格者』をもとめて一人歩きする『スタンド』・・・ってとこか」
「どうしたものか。『武』クンになんとか呼びかけて、『母の愛』か何かに目覚めなおしてもらうくらいしかないんじゃないの?」

あるいは、『ラテン・ラヴァー』に意識をどうこうされているのなら、
それは対処法としてはシンプルに『殴ればいい』。ただどうやって殴るのかは不明だ。

「何にせよ今、このわたしに出来ることはない・・・」
「やだわ。一人称まで変わって」

380鉄 一郎『スプラッシュ』:2013/01/30(水) 01:18:09
>>377-378
(しゃべれるのかァ、この状態で……)

寒さが余計に増す光景だ。
普通に話しかけてくる分、ただの化け物なんかより不気味だ。
あーくんの頭は置かないでまだ持っておく。

「……なぁ、聞きたいことあるんだけどさァ」

きーちゃんの進んでる方向を見て、何があるか確認したい。
おそらく大分見たくない光景が広がってそうだけど。

「お前達は何がどうしたいんだァ? 俺たちは何をすれば良い? してあげたらいい?
 というか、ぶっちゃけ『清姫』どこにいるんだ?」

381弔鐘:2013/01/30(水) 23:27:09

   ゴゴゴゴ

平和記念公園とは別の場所。

筋骨隆々とした男性が2人いる。
男達はトミー・アラベル・ナツ・篠田達のような 奇妙なオシャレデザインの服で
着飾ってるわけでない。 どうやらただの一般人A・一般人Bのようだ。

2人の男は揃って深刻な表情をしている。


 「ぐすっ」 「ふうえええん」

フキダシ内の台詞が、かわいらしい丸字フォントになっている。

 「確かめようと思って 自分のパンツの中をみた」
  、 、 、
 「あった」 「すごくグロいよおおおお」

          シク シク  メソメソ


     「あ、あのさァー お姉ちゃん」
     「ショックなのはわかるよ。あたしだってそうだもん。      、、
      でもお姉ちゃんは結婚してるじゃん。なんていうか、その」「それ」「見慣れてないの?」


 「フツーそんなじろじろ
  見るわけ無いわよおおお」


     「ああー」「確かに」


     「でもさ お姉ちゃん、悲しんでも どうしようもないんだし、
      ここはポジティブに考えるしかないと思うのよ」「あたし」

     「男だとお得なことってのもあってさ、例えば・・・」
     「男子トイレってすごく空いてるのね」
     「仕切りの壁が無かったのがやばかったけど、慣れれば結構いけるかも」


 「そんなの どーでもいいから直してええええ」
 「うえええ〜〜〜ん」

     ドダバー―――ッ



その隣では、女性がひとりで騒いでる。

        「うおおおおお」
        「オッパイさわり放題だぜえええええ」「ワンダホー!」

            モミモミ

自分で自分の胸を揉みしだいてる。

        「でも特に面白くないイイイ」「なんでええええええッ!?」

               モミモミモミモミ モミモミモミ


           :
           :
           :


  { 次のニュースです }

  { 突然 性別が『あべこべ』になってしまった現象について
   学者達が一斉に調査をしていますが、解決方法は現在のところ挙がっていません }


    { 女性の皆さんは 元々は男性だったので、化粧の仕方もろくに知りません }
    { そのため、街中のいたるところにブスが溢れかえっています }


  { 世界各国の混乱は依然として続いている模様です }
  { でもオカマが多い国はけっこう平和なようですね }

382弔鐘:2013/01/30(水) 23:33:48
>>364(篠田)
>>365-367(アラベル)
>>371(ナツ)
>>379(トミー)

>『リンゴ・ラマ』は『林檎3個分のカルヴァドス』を作成する。
篠田が『カルヴァドスの酒瓶』を握りしめる。
先程の酒瓶よりもずしりと手に重みを感じる。

>静かに立ち上がり、『武』の背中に向かって、植え込みから歩み出る。
ナツが『武』の後ろに忍び寄る。ナツは今も透明状態だ。誰も気づいてない。



> 《わーあ。すごいのね! 『ラテン・ラヴァー』!
>  ほかにどんなことができるの!?》 

にゅっと『ラテン・ラヴァー』の手が伸び、『三男・メル』をつかむ。
そして『ラテン・ラヴァー』の肩に乗っけられた。


   ド
    |
   ン


        ,/
       キ
    |    ュ
     ワ

    {
     }
     !
     ウ
     ゥ
  ン

『三男・メル』とともに真上に飛翔する。
縦長のコマ割りで、読者は上空から見下ろす視点、『ラテン・ラヴァー』が手前へと迫る感じだ。
『ラテン・ラヴァー』の足元には平和記念公園がひろがる、遠近感(パース)のきいた構図だ。

ツバメのように 一瞬で数十メートル上空に達した。


  キュウウウン

くるりと『ラテン・ラヴァー』が横に一周し、辺りを見回す。そして、一言。


    『見せてあげる』
      ไม่เอาน่า



   ピュイッ ピュイ!  ピシシシィィ――ウィィン


『ラテン・ラヴァー』の体から、幾筋もの『レーザー光』が一斉に放たれる。
東西南北まんべんなく、『平和記念公園』から離れたどこか遠くに照射された。



>そんで、この状況をどうするつもりだい? 武『ちゃん』? キミもウスウス感づいてるとは
>思うけど、今この場で起きている全ての現象は、キミが今まで触れて来なかった世界だ。
>異世界といっていいね。多分ママが何をしているのかさっぱり分からないだろ?
>それでもどうにかできるってんなら、やってみなよ。俺は俺のしたいようにするけど…
>止められるかどうかは、キミにかかってるよ」


   ゴゴゴゴゴ

『武』は自らの変形した手を まじまじと見つめながらポージングをとる。
額には汗。動揺しないはずがない。

 「どうするつもり、だって?」  「頭脳をフルに使う」「今できることをやる」


『武』は思う。『ラテン・ラヴァー』は上空へと言って自分から離れた。
今のうちなら妙な動きをとっても『ラテン・ラヴァー』には気づかれない。「試す」なら今だ。

今さっきの爆破等で足元に細かい破片がある。
小さいが十分だ。とがったのであればいい。

   ザク
          「痛ッ」

それで『武』が自らの掌をひっかき、じわりと血がにじむ。
次は、傍らに倒れる『折り鶴を抱える少女の像』・・・これの鋭利な部分に手の傷口を押し当て、

    ザッシュウz

手を切りつける。

    ドドドド

『武』が掌を掲げる。

  「『治った』」

傷口が消え去った。


>199cmなので、どうしても何となく『テキーラを売りにきた感じ』になるな・・・。
>『体が変化』した以外に、たとえば傷口が塞がっていたりだとか、
>そういう変化はないだろうか?とりあえず確認してみる。

トミーの重症は相変わらずだ。いま来ているグレーのスーツ&黒コートは
爆発でところどころ破けて破けており、そのままの状態だ。
その姿はまるで、映画『猿の惑星』に出てきたような、
ぼろ布をまとった退化人類の女性のように見えなくもない。

383弔鐘:2013/01/30(水) 23:34:45
>拳銃を片手に、車道の方まで一気に近づくッ! 途中で『五男』に姿を盗ませる。
>そのまま車道へ飛び込み、周囲の車に急ブレーキを掛けさせたい。
>『四男』はトミ子のところで待機させる。状況や容体の変化は伝えさせよう。

  ドヒャッ

   ドコドン

長袖Tシャツ、パーカにミニスカート、タイツ、ラバーソールのスニーカー姿の男(アラベル)が
突然 車道に飛びだす事案が発生した。

  「!?」

   ギャキイイイイ
             「あひぃぃいいい」

車がアラベルに突っ込み、急ブレーキしつつハンドルをきり、平和祈念公園の敷地に
乗りあげた。『五男・ヴァン』によって幽霊状態のアラベルは車と重なりあい、
一般人から見ると まるで車とアラベルが融合したような状態になる。
それを見た 名もなきドライバーは、2人乗りのオープンカーを残して逃げ去った。

384篠田鈴子『リンゴ・ラマ』:2013/01/31(木) 03:10:21
>>382
「治った」

「じゃねーよ、いや治るのすごいよ? でもさぁ…こう…なんっつーか…あーもうまた撃ってるし、
なんなの!? 何がしたいの!? いいからママをここに呼べよコラァ! 話しねーと進まね―だろうが!
もう俺わかってんだよ! 直接殴るんなら俺程度のパワーじゃあゼッテー無理! もうキミしかいねーの!
キミがなんとかうまくママの機嫌とってなだめすかして『スタンド』を解除させなきゃあいけないの!

お、あーあー、俺は今別にイジめてるわけじゃあないからな、そこんとこはママにもよく言っといてくれよ? まだ死にたくはない」

武をけしかける。

385日向ナツ『ニンジャマン』:2013/01/31(木) 03:36:14
>>382
(よし)

『ランディ』は変わらずこちらの『味方』――つまり『アラベル』も『味方』。
いま変化しているのは、『性別』のみで、精神には干渉されていない。

だが…

 (…やりたいほーだい…かよッ!)

『ヤツ』は、「連射できない」弱点も克服した……あまりグズグズしてはいられない。

アラベルはクルマを使う気のようだ。
だが、あのスピードで自在に飛び回られては…

(うごきを、とめて…『ちじょう』に、おろす、ほうほうは……!)


  【 『あらべる』さん 】

   【 『まる』くんを、こっちに、こさせられる? 】

   【 ……『たけし』さんの『こえ』を、『ぬすみわすれ』させて、ほしいんだ 】


アラベルに頼む。
『ヤツ』が上空にいる今なら、スタンド会話を聞きつけられる恐れも少ない。

386トミー『ラム・オブ・ゴッド』:2013/01/31(木) 23:25:48
>>382-383
「届かないな」

飛び回る相手に、こちらは必殺の自信があるとはいえ、拳ただ一撃。

「しかし、何ともよくわからないのはやはり『ラテン・ラヴァー』」
「結局、性別や性格を『あべこべ』にする能力で、『武』クンを『しっかりものの女の子』にするためだけが目的?」

だったら目的は達成されている、ということになるのか?

「・・・いま、『ラテン・ラヴァー』と一緒にいるでしょう? 兄弟が」
「聞いてみてくれない? 『あなたのやりたいことは既に終わったの?』って」

387アラベル『ダウンタウン・フィクション』/鷲ノ巣『ゴールディー』:2013/02/01(金) 18:42:31
                                                                │
>>383(GM)                                                         │>>377-378(GM)
                                                                │
>長袖Tシャツ、パーカにミニスカート、タイツ、ラバーソールのスニーカー姿の男(アラベル)が     │「……?? 今の『音』。…………
>突然 車道に飛びだす事案が発生した。                                   │ すごくチープな電子音みたいな……あの感じ。どういうこと?」
                                                                │
何故だろう…………この上ない殺意が湧く。                                  │先程のお婆さんの言葉――『ファミコン』が連想させられた。
この怒りは『ラテン・ラヴァー』にぶつけるッ!                                    │『メロディ』の調子はどのようなものだっただろうか。成功を感じさせる明るいもの?
                                                                │それとも残念さを強調するような……『ゲームオーバー』の時のような感じか?
「オレは間違ってないオレは間違ってない                                      │
 オレは間違ってないオレは間違ってない                                   │「…………首を回収して。…………警官の方も来てる。……」
  オレは間違ってないオレは間違ってない                                  │
   オレは間違ってないオレは間違ってないッ!」                                 │日本刀は脇に置いて、まずは斬り落とした首を拾い上げる。ス精BB
                                                                │そもそも再生出来ないように切り離しておけば、胴体は動かせないかもしれない。
《諦めろよ、パパ。いい車だな……貰っていくぞ》                                   │首ごと再生するだとか、首が他の身体を乗っ取るだと化しなければ、だが……
                                                                │
『ナツ』と『トミー』のところへは車の入手を伝える。                                 │それから、懐中電灯で警官たちを照らしだす。ハッキリと様子を確認したい。
ついで、二人から連絡も『DtF』たちが伝えてきてくれた。                            │お婆さんにもこっそりと耳打ちをし、これからに備えてもらう。
                                                                │

388アラベル『ダウンタウン・フィクション』/鷲ノ巣『ゴールディー』:2013/02/01(金) 18:43:18
>ナツ                                                             │「(アレも清姫の手先かもしれませんが…………普通の警官かもしれません。……
《『了解しましたわ』、だって! すぐに来るよ!》                                │  下手に撃つと清姫の手先が増えます。……ですから、確かめるまで撃たないでくださいね。
                                                                │  おばあさんはあの人たちの目に入らない位置へ下がって、構えていてください。……)」
>トミー                                                        │
《ショウチなんだぜ! イマきくッ!》                                         │こっそりとお願いする。周囲に陰になる場所はいくらでもあるだろう。
                                                                │その位置から狙撃支援をしてもらえれば助かる。『ゴールディー』自身も指先で『輪』を発現する。
「キーも残ってるから直結する必要はないですわね。                                 │
 えーと、クラッチがこっちで、ブレーキこっち……アクセルは?」                     │
                                                                │
マニュアル車だろうか、オートマ車だろうか。                                      │
運転なんかしたことがないが、『DtF』たちは『盗賊の技術』を持つ。                         │
『車泥棒』もお手の物だ。彼らがどうすればいいか教えてくれるだろう。                       │
                                                                │
運転席に座り、『次男』で『音忘れ』を発動させる。                               │
エンジン音を置いていき、トミ子の元まで静かに移動する。                         │

389アラベル『ダウンタウン・フィクション』/鷲ノ巣『ゴールディー』:2013/02/01(金) 18:43:48
                                                                │
一方三男は――                                                  │
                                                                │
>『ラテン・ラヴァー』                                                  │
《すっごい〜〜! こんなに高く飛べるんだね!》                                │
                                                                │
            キャッキャッ                                            │
                                                                │
ちょっとどころか、かなり楽しい気分だ。                                      │
ここに来るまでの移動経費はアラベルがケチったので、電車だった。                    │
飛行機に乗るってのはこんな感じだったのかもしれない。                            │
                                                                │
                                                                │
《??? なにしたの? ヒクチッ》                                             │
                                                                │
《あ、『ラテン・ラヴァー』は鼻炎もあべこべにできるかなあ》                             │
                                                                │
《あと、他にもしたいことがあるの?                                        │
 カミサマみたいなパワーだから何でもできるよね》                              │
                                                                │

390弔鐘:2013/02/02(土) 03:06:13
>>384-389(篠田・ナツ・トミー・アラベル)

アラベルがオープンカーに乗りこむ。
幸いにもオートマ車だったらしく 運転は楽チンだ。アクセル踏んでハンドルをきるだけだ。
ほんのすこし移動し、満身創痍のトミーの横につけた。


>「じゃねーよ、いや治るのすごいよ? でもさぁ…こう…なんっつーか…あーもうまた撃ってるし、
> なんなの!? 何がしたいの!? いいからママをここに呼べよコラァ!
> 話しねーと進まね―だろうが!

  グオッ!

篠田の物言いに、『武』はあくまで澄んだ瞳で応える。

  「この『像』で怪我人を治してやってほしい」

 ゴ    ゴ


『武』が上空の『ラテン・ラヴァー』に視線をおくる。

    ゴ  ゴ

 「母さんは僕を残して去ることはない」

 「直感だが理解してきた」
 「母さんの執着心は この奇妙な現象を起こす『能力』と相性がいい」
 「相性が良いから、『能力』を最大限に発揮できているんだ」

          ゴ

 「そして その執着心というのは・・・」

『武』が悲愴な面立ちとなる。言いかけていた言葉を途中で止める。
べつに篠田達が不利になる事柄を隠しているとか そういう事じゃあない。
母の執着心、その正体、その言いかけてた事…それを伝えたら、下手に同情を誘いかねない。

篠田達に心の迷いを生じさまい、と『武』は硬く思う。

 「・・・その執着心ゆえ、僕のもとを去ったりは決してしないだろう」



   フシュウウウウー

 「!?」

周囲から・・・ホコリがより集まっていく。それも大量に。

        ドジャアアz ン

学生服の男女が一気に数十人、この場に出現した。

   ドゴゴゴゴ

   「こ・・・これは」
   「僕と同じクラスメートのみんな(性別が違うけど雰囲気とかでわかる)」

      :
      :
      :

   ゴゴゴ  ゴゴ


上空で『ラテン・ラヴァー』が、「戻ってきた生徒達」を見下ろす。


   ブォン ブォン ブォボボボン

首をがくがくと前後に振り続ける。喜んでいるのだろうか。

>《??? なにしたの? ヒクチッ》
>
>《あ、『ラテン・ラヴァー』は鼻炎もあべこべにできるかなあ》
>
>《あと、他にもしたいことがあるの?
> カミサマみたいなパワーだから何でもできるよね》

                       जाहते
 『 ―――私は別に、最強の能力を得たかったわけではない 』
 『 でも私には執着心がある。ただただ、執着のために能力をつかっている 』

391弔鐘:2013/02/02(土) 03:06:46
      Упартасць                                            |>>380(鉄)
                                                              | 女が進む先へと鉄が目を凝らす。
                    Adnabod                                  | 鉄が予想していたであろう、この女の彼氏の首なし死体が転がっていた。その体には、
 『 何をした、ですって?』 『今、わかるわ』                                |ゴルフのホールのような穴がおびただしい数開いている。この視界不良もあり、遺体の上
                                                              |側は腹なのか背中なのか判断に迷うほどだ。
                                                              | 女はずるずると首なし死体に近寄っていく。
                    cogito ergo sum                                  |「お前達は何がどうしたいんだァ? 俺たちは何をすれば良い? してあげたらいい?
   『私は『ラテン・ラヴァー』! この世の『基本』!』                               |というか、ぶっちゃけ『清姫』どこにいるんだ?」
        Jaldabaoth                                            | 女がぴたりと止まる。
                                                              | ぐりん、と潰れた顔を鉄に向ける。
   『私の人生は! 私の物語は!』  『ここから始まるッ!』                       | 右手人差し指をたてて、女は自分を指し示す。
              Utukufu                                        |「あたしあたし、『清姫』はあたしだって」

392弔鐘:2013/02/02(土) 03:09:28
次スレ 【ミ】弔鐘 その②                                                |次スレ 【ミ】弔鐘 その②
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