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【ミ】『サタデーナイト・ミッション』

1ようこそ、名無しの世界へ…:2012/07/21(土) 03:30:14
リアル進行専用スレッド

GM:『刺青師』
危険度:参加者次第
難易度:参加者次第
進行速度:参加者に応じる。
毎週土曜の夜、23:30〜2::00(可能な限り)
全5回、一月程度での終了を目指す。
平日はまったり進行。

概要:
土曜なら夜更かし可能、という人を対象にしたミッション。
内容は参加者が揃った後、決定する。
参加者は『お題』や『希望』を提示すれば、
GMは出来るだけ、それに沿ったミッションを行う。

その他:
土曜夜のリアル進行が前提なので、
まったりオンリーの方の参加はご遠慮ください。

また土曜夜の欠席は、GMによるNPC化で進行することがあります。

スムーズな進行のため、
レスはあまり凝らず、15分程度を心がけてください。
(長考の際は一声かけていただければ考慮します)

425高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2013/03/04(月) 00:22:06
>>424
「えぇ……ちょっと待ってなさいな」


しからば

くるくるりと、階下、イッタクめがけて降りる。


煙突『穴』を降りた先に作って、わざわざこちらを封じなくても、
先ほどの宣言どおり、カンタンに頭に当ててやれる。……コイツは『そう思っている』はず。

ただ単に封殺しただけじゃ、溜飲は下がらないもんだ。

であればおそらく心配はないが、一応着地際を警戒はしておく。


そして、


「……行くわよ」


一直線、『回転』しながらイッタクへ突撃。


  だが、その回転は今までとは違うやり方だ。
  コレまでは、回転の軸に『クレモンティーヌ』がいる形。

……今は、回転の軸は『つなぎあった二人の手』という、軸に誰もいず、
踊り子二人ともが同じ軌道で回りあう回転だ。

  つまり、『クレモンティーヌ』だけを狙い撃ちはさせないということ。
  コイツは、【イッタクの自信を切り崩す手段『その1』】だ。

  そして、【自信を切り崩す手段『その2』】は、既に『終えている』

直前に梁間に小言で頼んだ……『「私を、アンタの力で張子にして頂戴」(>>421>>423)』と。

  『煙突』銃のトンネル化が、『不滅』を貫通して、
  本体を打ち抜いて来るかがいまひとつ不安だったので頼んでおいた。

だから、張子の中身は『空っぽ』だ。撃ち抜かれても何の問題もない。
  『クレモンティーヌ』を、『本体がかばう』という、他のスタンド使いからすると間逆の形で防御を取る。

この二重の方策で、銃撃を受け止める。当然、当たれば勝ちだと思っていた
イッタクは、度肝を抜かれるだろう。

その隙に回転の威力がのった突撃を、イッタクに叩き込む……!!
叩き込むのは本体でも『クレモンティーヌ』でも良い。張子とはいえ不滅なのだ、何の問題もない。

426梁間龍郎『トパーズ』:2013/03/04(月) 00:26:08
>>424
「…………」

タイミングを待つぜ。
おれは真正面からってのは苦手だからな。

427天野織彦『シンフォニティ』:2013/03/04(月) 21:53:01
>>424
「……?」

両手を上げ、それをそのまま頭の後ろで組むように動かし、
その際、頭に降ってきた何かに指先で触れ、感触を確かめる。
同時に視線を上方に向けたい。

428第二話 『サンタクロース・イズ・マイン!』:2013/03/04(月) 23:50:32
>>426(梁間)
回廊から軽やかに飛び降り、最後の対決に向かう
高遠と『クレモンティーヌ』を見送る梁間。

一瞬の接触だが、高遠の『張子化』は終えている。
後は戦いの決着を託すのみだ。

>>427(天野)
言われるままに両手を挙げ、髪に落ちたものをそっと探る。
それは至極小さな『球』だ。
パチンコ玉よりなお小さく、そして硬い。

上を見上げるが、そこには天井しかない。
落ちてきたとすれば、回廊からだろう。
――先刻まで、高遠らと『イッタク』が交線していた場所だ。

バッ
           ギュン!ギュン!ギュン!

飛び降りた『クレモンティーヌ』が、
『二丁拳銃』を構えた『イッタク』に接近していく。
いずれが勝つにせよ、三つ子との戦いが終わるのはもうすぐだ。


>>425(高遠)
           バッ
                      スタッ

軽やかに着地し、回転しながら対峙する『イッタク』と『踊り子』。
片や完全武装の『二丁拳銃』、片や完全非武装の『徒手空拳』。
そうでありながら、両者の放つ気迫はともに見劣りしない。
電流のような緊張感が、周囲の空気に伝播する――

   ゴ   ゴ ゴ

                     ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

「……行くわよ」
                                「・・・・来い」

一直線、『回転』しながら『イッタク』へ突撃する!

その『回転』は――これまでとは異なる。
男性を主軸に据えず、繋いだ手を中心にする『回転』だ。
スタンド、踊り子ともに固定せず、狙いを外す作戦!

しかし・・・・この『踊り』の回転は、以前のそれと比べて、明らかに『遅い』。
軸が割れるということは、その分、加速に劣るということ。
『竜巻』のような苛烈さは、この『踊り』にはない。

「男の方も動いて的にさせない気か」

       クルゥ――クルゥ!

「・・・・笑わせるな。
 そんなスピードなら、軸を狙うまでもない」

        チャッ チャキ

冷ややかに吐き捨てると、『イッタク』が照準を定める。

「本体のオマエの頭に、『煙突』をお見舞いする。
 意識を失い、スタンドも瞬時に解除だ」


                クルゥ――ン!

「今度は最後っ屁ってわけにいかねーぜ、イタチBBA」


一際、高遠が肉薄した瞬間を狙い済まして、絞られる引き金――


           パシュ!パシュ!!

乾いた銃声とともに、『不滅の踊り子』の頭に、ぽっかりと『穴』が開く――!


「イージーモード・・・・『ゲームクリア』、だ!」

429高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2013/03/05(火) 00:23:14
>>428
「… …  …   ……………」


打ち抜かれた顔から一切の表情が消えて……


    ニヤリ

笑みが浮かぶ。

                 「お前は、私達を舐めた」

それで動きは止まらない、はずだ。
不滅を貫いたのだけは、驚いた、だから一瞬表情が消えた。
が、本人が『頭の中身が空っぽなら別かもしれない』と言っていたのだ。

打ち抜いたのは、『高遠の張子』だ。
>>428
 >一瞬の接触だが、高遠の『張子化』は終えている。)


動きは止まらないことに賭ける。


……そして、『クレモンティーヌ』のしなやかな手が、
銃を持つイッタクの手に伸び、『手をしっかりとつかむ』。『パートナーチェンジ』だ。

コレにより、イッタクは『不滅』となり、同時に『クレモンティーヌ』の支配下に置かれる。

  「私を舐めた」

自身の『不滅』はなくなるが、支配したイッタクの体を操り、
手に持つ『ハーモニカ』と『銃』を、ブーケトスのごとく空高くに投げ上げさせる……!

           エンソウノコイツ
          「 指揮者  を舐めた」

晴れて『魂の楽器』はイッタクの体からはなれ……

                                   カルクスルソイツ
                           「そして……  梁間   を舐めた」


          「『ゲームオーバー』よ、イージーゲーマー……!」

430<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

431<ガオンッ>:<ガオンッ>
<ガオンッ>

432天野織彦『シンフォニティ』:2013/03/06(水) 20:33:46
>>428
(これは……)

感触から判断するに、BB弾か何かだろうか?
おもちゃ屋ならあってもおかしくない物だが……

(――待てよ)

『イッタク』の持つ銃、特に『軽機関銃』の方に視線を向けてみる。
全体のフォルムや質感、及び、それを持つ『手首』を観察したい。
本来、軽機関銃は両手で構えるものであり、成長期途中の少年が片手で持っていたら、
腕や手首に相当な負担がかかっている様子が遠目でもわかるはず。

433梁間龍郎『トパーズ』:2013/03/06(水) 22:46:11
>>428(GM)
「どーう仕掛けてくーるかなーんてよォーッ
 解んねーェがーァ〜〜〜〜ッ! しーんじるぜーェ!」

それでも最後の警戒はしておく。
『トパーズ』はいつでも飛び出せる準備だ!

434第二話 『サンタクロース・イズ・マイン!』:2013/03/17(日) 22:18:58
>>433(梁間)
高遠に自分の『能力』を託した。
後は信じるばかりだ――が、それでも警戒は怠らない。
『信頼』と『無用心』が別であることを、梁間は知っている。

>>432(天野)
――『BB弾』。
脳裏に浮かんだそれと、指先の感触が重なった時、
天野の推理と現実の示すそれは、完全なる一致を見せた。

『イッタク』の持つ銃、軽機関銃ともに、
金属光沢はあれど、どこか『軽い』。
本物であれば少年の華奢な手首で扱うには難しいはずの
軽機関銃を、片手で、しごく当然のように構えている。

火薬の匂いのしない銃撃。尽きぬ弾丸。不自然な装弾数の多さ。
『サイレンサー』つきとはいえ、あまりに静かな銃声――

そして『玩具店』の占拠という、この状況。

帰結すべき真実は、一つだ。
『イッタク』の銃は、全て『玩具』――ガスやエアー銃の類だったのだ。
確かに、『煙突』の能力をもってすれば、
反動の大きな実銃より、ガスガンの方があらゆる意味で効率がいい。

だが、その恐るべき能力の持ち主も、
今しも、恐るべき『報い』を受けようとしている。
『メリー・ゴーランド』を思わせる優雅な回転から、
『クレモンティーヌ』が、その手を少年に伸ばす――!
                                    ド  ド  ド

435第二話 『サンタクロース・イズ・マイン!』:2013/03/17(日) 22:19:46
>>429(高遠)
頭を撃たれ、『穴』を穿たれた高遠――『不滅の踊り子』。
しかし、その顔には笑みが浮かぶ。
それは、勝利を確信した笑みだった。

「な・・・・なにィイ!?」

『イッタク』自身の言葉が、高遠に悟らせたのだ。
「頭の中身が空っぽなら」――少年はそう言った。
『そんなことはあり得ない』、というつもりだったのだろう。

だが、そうではなかった。
『トパーズ』・・・・万物を『張子』に変える能力。
少年の侮った、冴えないチンピラのスタンドこそ、それだったのだ・・・・!

                 「お前は、私達を舐めた」


 グルゥ――z________  ン!
                                 パシィ!

『クレモンティーヌ』の手が高遠から離れ、茫然と立ち尽くす少年のそれを握る。
『パートナー』の交代・・・・
それは、『クレモンティーヌ』の主導権を意味する!

  「私を舐めた」

強制的な『ダンス』が、『イッタク』の手を高々と掲げさせる。
恐怖の表情を貼り付けたまま、掌を広げ、投げ上げさせる――!

           エンソウノコイツ
          「 指揮者  を舐めた」

――玩具の銃を。

                                  カルクスルソイツ
                           「そして……  梁間   を舐めた」


――そして、『魂』の『楽器』を。

                               ド ド ド 
                 ド ド  ド                ド ド ド


          「『ゲームオーバー』よ、イージーゲーマー……!」

意識を断ち切られ、
それでもなお『踊り手』であり続ける少年を見上げながら、
床に投げ出された高遠が、倣岸に言い放った――
                                        ――『決着』の時だ。




       バァァ ア ――z_____________ ン   ン

436天野織彦『シンフォニティ』:2013/03/17(日) 22:56:54
>>434-435
「おおっ」

目の前の光景に目を見張る。
投げ出された『ハーモニカ』だが、もし自分の方に落ちてきたなら『シンフォニティ』の手でキャッチしたい。

437梁間龍郎『トパーズ』:2013/03/17(日) 23:17:20
>>434-435(GM)

  「……!!」

 「勝ーったァ〜ァ――ッ!!」


ヒヤッとしたが……『高遠ちゃん』が頼りになるやつでやれやれひと安心ってトコだぜ。
さて、これからどうしようか。逃げたほうがいい気がするな。


「たーかとーおちゃァァ〜〜ン?
 どーするよーォ? こっからにーげるぅ?」

438高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2013/03/18(月) 18:59:29
>>435
「………ふぃ〜」

ティーヌさんが『イッタク』を跪かせた状態で華麗にポージング。

ダンスのシメをきっちりさせて、『解除』。



>>436-437
「お蔭さんで、上手くいったわよ〜」

……んーっと、この後は。

「……ど、どうしよう。勝手に鎮圧に乗り込んで
 大暴れした挙句、そのまま逃げちゃっても大丈夫? 大丈夫?」

緊張の反動か、ちょっと挙動が怪しくなってきた。
とりあえず、張子のままで立てるかな。

「でも居残って事情聴取とかもっとやだし……」

439第二話 『サンタクロース・イズ・マイン!』:2013/03/18(月) 22:26:59
>>436(天野)
         パシッ

放物線を描いた『ハーモニカ』を、受け止めた。

>>437(梁間)
肩を撫で下ろし、高遠に声をかける梁間。
彼女も、特に何も考えていないらしい・・・・と。


  RRRR・・・・

梁間の携帯が、振動する。
着信ネームは――『網走』だ。

>>438(高遠)
『イッタク』を跪かせた状態で、解除する。

ぐったりと意識を失った少年の背中に、異変が生じた。

ゾ ロ
     ゾ ロ ロ ロ ロ 
                  ロ ロ ロ ロ  ロ ロ

大量の玩具、瓦礫、そして意識のない人間――が、
満タンの押入れを開けたかのように、雪崩を打って現れたのだ。

これは間違いない・・・・『袋』の中身だろう。
見覚えのある少年や『楽器』も、そこに含まれている。

440梁間龍郎『トパーズ』:2013/03/18(月) 22:30:09
>>439(GM)
あ、兄貴だ。すぐ出よう。

     ピッ

「もッしもーしィ。タツっスわーァ。
 なーんのごー用っスかねーェ?」

>>438(高遠)
「○面ライダーと〜かーァ、だーいたい、そーんな感じっしょーぉ?」

441高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2013/03/18(月) 22:35:33
>>439
「ちょ、ちょ、ちょっ!」


今の高遠は……張子である。

悲鳴を上げかけて、口をふさぎながら
立てるかどうか頑張りつつ逃れようとする。

>>440
「じゃ、じゃぁ……クール……に、退散?」

およそクールとは似ても似つかない有様だった。

442天野織彦『シンフォニティ』:2013/03/18(月) 22:37:30
>>439
飛び出してきた物品の中から『楽器』と、あと『タクト』が目に付く場所にあったら回収しておきたい。


「確かに、どう説明すればいいんだ? この状況……」

折を見て、自動ドアか窓から外の様子を軽く伺ってみる。

443第二話 『サンタクロース・イズ・マイン!』:2013/03/26(火) 22:48:15
>>440(梁間)

       ピッ

『網走』:
「――おう、タツか!
 今、『TOYザラス』らしいな。
 この電話に出れたってーことは、『終わらした』んだな?
 いや聞くまでもねえな、ンなこたー。
 何処の吹き上がったガキか知らねーが、
 ウチの組のモンの前で調子こけるわけがェ・・・・
 話は『終わったモン』として続けるがヨ」

「もし、どうやって逃げよう、なんて考えてるなら、
 んなもん、気にする必要はねえからな。
 この町の警察は『仕事熱心』じゃねえ。
 特にスタンドが絡んだ話には、ほっかむりしてケツまくる連中だ。
 目立たない程度に出て行きゃ、それでいいぜ」

「ああ、そのガキども?だけは連れて来な。
 DIONモールの裏に車を回しとく。
 ヒデーことする気はねえが、聞きたいことは山ほどあっからなあ〜〜ッ」

「・・・・あと、ドサマギで『WiiV』パクれるなら、一台拾って来い。
 おやっさんのガキどもが欲しがってっからよ」

>>441(高遠)
軽く、なんとも頼りない状態だが、
なんとか立つ事は出来た。それくらいの強度はあるらしい。

幸い、出現した玩具の山は、高遠の方には崩れず、
ほどなくして動きを止めた・・・・

>>442(天野)
二つの『楽器』と『タクト』を発見し、回収した。
手にした『タクト』は吸い付くように『シンフォニティ』に一体化し、再び外れなくなる・・・・
どうやら、『袋』の効果で『分離』していたようだ。

自動ドアから外を見やる。
包囲網は、突入時に比べ、若干手薄になった感がある。
外に動きがある様子もない。突入してくる気はないのかもしれない。

444梁間龍郎『トパーズ』:2013/03/26(火) 22:52:38
>>443
うわー、信頼されつつナチュラルに窃盗を指示されたぞー(棒読み)。

「りょーかーいっスーわぁ〜」

仕方ないから四台パクっておく。
あくまで命令を受けただけさ。

>高遠、天野
「アーニキがくーるま回してくーれるらしいっすーわァ」

「一緒ににーげるかーよーォ? おーれは全然オッケ〜ェなんスけどねーェ」

とりあえず、指示の通りの動くとしよう。
二人がついてくるかは任せる。

445天野織彦『シンフォニティ』:2013/03/26(火) 23:05:57
>>443-444
「アニキ……?」

梁間の発言に怪訝な表情を浮かべる。


「よくわからんが、僕も警察に目をつけられるリスクは極力避けたい。
 さっさとズラかる手段があるならお願いしたいね。
 『楽器』の処理の問題もあるしな……」

三つ子らをどう扱うつもりか知らんが、何にせよ身柄を拘束して無力化した状態で
『魂の楽器化』は解除するのがベストだろう。
そこまでは見届けた上で処理しておきたい。

446高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2013/03/26(火) 23:56:06
>>443
「お、 あ……ぉぉ」

声にならない声が安堵とは、誰がわかるだろう。

あーもー……早くおうち帰りたい。
でも、仕方ないからそのアニキを待とう。

……そういえば投げ捨てた持ち物は拾っておかないと


>>444
「じゃ……じゃぁ、お、お願い」

さっきまでが嘘のような挙動不審だ。

447第二話 『サンタクロース・イズ・マイン!』:2013/03/29(金) 23:48:05
>>444(梁間)
『WeeV』をパクろうと玩具の山を探るが・・・・それらしいものはない。
『完売』というのは、本当だったらしい。

天野たちに声をかけ、車の手配を待つことにした。

>>445(天野)
『アニキ』・・・・あまり『カタギ』ではない単語だ。
セクシャル的な意味なら、また異なるが。

『楽器』による気絶を維持するため、
天野もまた、車を待つことにする。

>>446(高遠)
抜けかけた腰を何とか持ち上げ、
トボトボと投げ捨てたものを拾い始める。

何か気が抜けてしまったようだ。


そして――

>>all
            バタ バタン

三人の想定以上の早さで、黒いバンが扉の前に現れた。
一目でそれと知れる背広のヤクザ者が、
手馴れた様子で『三つ子』を縛り、バンに載せる。

梁間を乱暴に労っていたボス風の中年男は、
『網走』と名乗り、天野、高遠に挨拶する。

そして、事件のあらましを聞くため、バンに同乗して欲しいとも――

彼の望みに応えてもいいし応えなくても構わない。
『網走』は以外にも『紳士』のようだ・・・・(梁間以外には、だが)

ブロロ  
         ロロロロロロロ ・・・・

やがて――冷淡な警官に見送られ、
一行を乗せた黒バンは、市街地へと向かうのだった――



             バァ ァ―――z_____________ ン




               第二話 『サンタクロース・イズ・マイン!』 ・・・・『END』

448第二話 『そのエピローグ』:2013/04/07(日) 22:41:51
>天野、高遠、梁間

『JOYザラス』での事件から数日後・・・・
三人は、『アゲハ建設』幹部を名乗る男、『網走』に呼び出され、
カラオケBOX『シャウト!』のVPルームに足を運んでいた。

三つ子を運んだ直後、天野、高遠の二人は、帰宅した。
少年たちがその後どうなったか、という顛末について何も知らされていない。

『VIPルーム』には、三人の他に一人。
呼び出しをかけた『網走』その人が、ステージを背に三人の様子を伺っている。
仕立てたスーツに身を包んだ姿はシャンとして、とてもヤクザ者とは思えないほどだ。

449梁間龍郎『トパーズ』:2013/04/07(日) 22:45:19
>>448
「うぃーっすーゥ ドリバーからジュース取ってきましたァーン」

祝杯にゃちょっと安いが、全員の希望のヤツを持ってきたんだぜ。
とっとと配ってから梅こぶ茶を啜る。

        ズズーッ

450天野織彦『シンフォニティ』:2013/04/07(日) 22:59:15
>>448
「……」

苦虫を噛み潰したような顔で座席に腰を下ろす。
一体何を目的で呼び出されたのか……相手がやくざ者ということもあって頭のなかは警戒心で埋められている。

451高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2013/04/07(日) 23:29:14
>>448
(ぇぅ……)

部屋の隅に一番近い椅子で縮こまっている。
シャンとしては居るが、『YAKUZAの呼び出し』だ。

ナニがおきるか判ったものではない。

452第二話 『そのエピローグ』:2013/04/07(日) 23:36:17
>>449(梁間)
「・・・・タツ。
 おめーはチョロチョロしねーで、そこに座ってろ」

梁間が茶を配るのを待ってから、『網走』が静かに釘を刺す。

>>450-451(天野・高遠)
「さて・・・・お二方。
 先日はご協力ありがとうございやした。
 ささやかな金額ですが、まずはこちらをお納めくださいやし」

    スッ スッ

二人の前に差し出される封筒。
浮き上がった輪郭は、どう見ても『札束』のそれだ。

453天野織彦『シンフォニティ』:2013/04/07(日) 23:39:33
>>452
「何?」

差し出された封筒を見てますます顔をしかめる。

「……ちょっと待て、これは一体どういう意図のカネなんだ?」

454高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2013/04/07(日) 23:40:23
>>452
「……と、 い、いいますと?」

ぴくっと体を伸ばし、元に戻って訊く

どういう意味合いの金なのかという意味だ。

またご協力くださいなのか、
他言無用ぞ。の口止めなのか、それとも単なる礼金なのか。

それだけはとりあえずハッキリしてからにしたい。……噛んだけど。

455梁間龍郎『トパーズ』:2013/04/07(日) 23:45:34
>>452(GM)
「だってよーォ、アニキはいつも茶アの一つぐらいだせーってよーォ」

「……とと、いーけねーェ」

我慢して流れを見ておこう。
あ、いいな金だないいな(目が$マークに)。

456第二話 『そのエピローグ』:2013/04/08(月) 00:02:49
>>453-454(天野・高遠)
「『迷惑料』と思っていただいてかまいやせん。
 私らは、ご想像の通りの『ヤクザ者』ですが、
 カタギに手を出すことも、無法者をのさばらせることもやりやせん。
 ですが、今回、相手がスタンド使いということで、
 お二方のご協力あって、どうにかコトを納められやした。
 これは、受け取っていただかねえと、私らのメンツが立ちやせん。
 今後のしがらみなんぞないことは、この『網走』が保障しやす。
 お受け取り下さい」

丁重に説明し、頭を下げられた。

>>455(梁間)
札束を見て、梁間は思い出す。
梁間自身は、少し前に『網走』から『ボーナス』を受け取ったことを。
額は『50万』。きっと封筒の中身も同じだろう。

457梁間龍郎『トパーズ』:2013/04/08(月) 00:05:01
>>456(GM)
わーい、なんか買おうっと。
あ、刺青ちゃんとこで新しいスミでも入れるか。

「そーっすよォ〜〜ッ 侠客としーてェ、おーれもやーんなきゃなんねーェコトしーただけっすかーらねーェ」

受け取っとけとばかりに手を振るぜ。

458天野織彦『シンフォニティ』:2013/04/08(月) 00:12:58
>>456
「……はぁ……」

『網走』の言葉に一応は納得を得る。
こんなことで金銭を受け取ることに逡巡はあるが、自分も決して裕福な経済状況とはいえない立場だ。


「そういや、あの三つ子は結局どうなったんだ?」

459高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2013/04/08(月) 00:16:15
>>456
「迷惑料……ですか」

うーん、まぁそういうことなら……。
辞退するのはやめておこう。

とりあえずわきにおいといて。


コレだけのために呼んだとはちょっと思えないが。
後はナニがあるのやら。

460第二話 『そのエピローグ』:2013/04/08(月) 00:28:58
>>457(梁間)
『ボーナス』の使い道を考えながら、
二人にも受け取るように勧めた。

>>458(天野・高遠)
『網走』を信用し、封筒を受け取る。
金額は『50万』――これは後にわかることだ。

そして、天野の問いかけに、『網走』が頷いた。

「あの三つ子のことですが・・・・
 申し訳ありやせんが、それはカタギの方には言えやせん。
 言えば、ご迷惑がかかることです」

網走の語調が、刃のような真剣味を帯びるのを二人は感じた。

「ですが・・・・
 この町に降りかかってきた『災い』に立ち向かう気がおありなら。
 そのために、私らにご協力いただけるなら、
 あの三つ子の『顛末』と、その裏のヤバい話をお話しやす。
 私らがいくらヤクザでも、『スタンド使い』には勝てやせん。
 玄人でなくてもいい、腕の立つ協力者が欲しい・・・・そういうことです」

「ぶしつけな話ですみませんが、考えていただけやせんか?
 もちろん、断ってもらっても構いません。
 無理やりやらそうなんて気がないのは、謝礼を先にお渡ししたことで、
 わかっていただけると思いやす」

慇懃に頭を下げると、『網走』は二人を見つめる・・・・

461天野織彦『シンフォニティ』:2013/04/08(月) 00:40:38
>>460
「『災い』……?」

『網走』の言い回しは抽象的すぎでいまいち要領を得ない。

「あの三つ子とはほんの少しだけ会話したが、
 その時に長男が……あの事件は『語り部』という何らかの存在からの指示でやった、というようなことを言っていた。
 おたくらのいう『災い』ってのはそのことか?」

一応、疑問形で返してはみるが、
『網走』の要望に答えを返してないので、返答はなされないかもしれないとは考えておく。

462梁間龍郎『トパーズ』:2013/04/08(月) 00:44:02
>>460(GM)
「わーざわーいィ?」

「あーにき、あーんなシャバいガーキどもがーァ?
 アレぐれーェなら〜、たーいしたコートねェスよーォ」

ケケケと笑うぜ。
兄貴ってば大げさだな。

463高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2013/04/08(月) 00:47:02
>>460
「……ん、ん。ん……」

ちょっと考える。

……目の前に居る3人の、誰にも言っていない。
自分が、『ゲートブリッジ』に籍を置く『護り屋』ってことは。

ヤクザと聞いて普通の人が想像する、ある種の刃のような雰囲気
真剣味が持つそれに威圧されながらも、
言ったものかなー、という考えが頭をよぎる。


「つまり、『こういうの』がらみで何か大事、ってやっば」

明示するのをなんとなく避けようとして
こういうのといいつつ『クレモンティーヌ』を発現……してしまった。

とたんに、上に現われて踊りだそうとする踊り手。

呼んだとたんに解除することになるが。

464第二話 『そのエピローグ』:2013/04/08(月) 01:11:15
>>461(天野)
その名を耳にした網走は、ため息をつく。

『網走』:
「・・・・しょうがないんでそれだけはお答えしやしょう。
 答えは『YES』です。
 でもって、『それだけ』に収まらない話でもありやす」

>>462(梁間)
「・・・・黙って座ってろや、タツ。
 神社の『狛犬』みてーにな」

>>463(高遠)
「・・・・『クレモンティーヌ』。
 『無敵の踊り子』――ですかい?」

発現したスタンドを見て、ポカンと口を開ける『網走』。

「いや、そう・・・・スタンド絡みの話で間違いありやせん。
 ただ、先にお断りさせていただきやすが」

突然、改まった口調になる。

「高遠さんに関しては、私らは『勧誘』する気はありやせん。
 でもって、『関わる』かどうかの選択は、
 『上司』の方に相談した上で決められた方がいいでしょう」

465高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2013/04/08(月) 01:18:30
>>464
「なぁるほ、ど……」

踊りの相手にされかけて椅子にべちゃっと落ちつつ言い、
しかしこの人、良く知ってるなぁ……と、格好もつかない様で考える。

「とりあえず、そうさせてもらいます」

私についてはそれで良いとして――まぁ、かかわっちゃおう
とか思っているんだけど――『指揮者』はどうするのかしら。

と、少し顔を覗き込んでみる。

466天野織彦『シンフォニティ』:2013/04/08(月) 22:43:49
>>464
「…………そうか……」

顰めた面貌のまま、言葉をつなぐ。


「……悪いんだが、おたくの申し出には応えられない。
 わざわざ自ら危険に飛び込むような性分じゃないんでね……それに
 僕は確かにスタンド使いだが、そもそも戦うことに向いてるような能力ではないんだよ、
 そこの彼女とかと違ってね」

そう言ってチラッと『高遠』の顔を見る。

467梁間龍郎『トパーズ』:2013/04/08(月) 22:48:02
>>464(GM)
「エェェ――ッ だーッてよーォ」

これ以上言うとキレられそーだな。
黙っとくか。あ、でも一個確認。

「そーのハーナシはーァ、ジロちゃんと〜かーァ〜。
 あと、千聖サンにたーすけてもーらうっつーのーはァ、ナーシなんスかーねェ」

468第二話 『そのエピローグ』:2013/04/08(月) 23:30:38
>>465(高遠)
網走の進言を受け入れ、返答する。

そして、気になる天野の答えは――

>>466(天野)
『網走』:
「・・・・なるほど。それではしょうがありやせんね」

『網走』は引き止めることをせず、天野の返答にあっさりと頷く。

    ピッ
             スッ
 
名刺を一枚、高遠と天野に手渡す。

「お気持ちが変わったなら、ご連絡くださいやし。
 『語り部』とやらの名は、いずれまた耳に入るかもしれやせんので」

「・・・・私らの話は以上です。
 本日は、ご足労おかけしやした」

>>467(梁間)

  ビュッ
          ガラ ガラン!!

梁間の傍の壁に灰皿が跳ね返り、床で踊り始めた。

「おめーは黙ってろ・・・・な!?」

469高遠 嶺『クレモンティーヌ』:2013/04/08(月) 23:36:30
>>468
  ビュッ
          ガラ ガラン!!

          「ミャッ!?」

思わず1.5cmの生き物みたいな声がでる。

……名詞と封筒は受け取っておこう。

とりあえず、これが片付いたら
上司……『浜岡』のオカンに連絡だなぁ。

470天野織彦『シンフォニティ』:2013/04/08(月) 23:40:20
>>468
「ご丁寧にどうも……」

どこまでも慇懃な『網走』の対応に、感心したような拍子抜けしたような複雑な感情が去来する。

「じゃあ、失礼させてもらうよ。仕事の予定がつっかえてるんでね」

名刺と封筒を受け取って、部屋を去る。

471梁間龍郎『トパーズ』:2013/04/08(月) 23:50:21
>>468(GM)
「……うッす!」

こりゃいかんわ。黙っておこう。
つーかなんで誤魔化すんだろ。教えてあげりゃーいのに。

472第二話 『そのエピローグ』:2013/04/09(火) 00:11:44
>>469-470(天野、高遠)
『網走』自らが部屋の扉を開け、二人を見送る。
最後まで紳士的な対応だった。

カラオケBOX『シャウト!』はネオンストリートの一角だ。
帰るのに手間はかからないだろう・・・・

>>471(梁間)
「こンの馬鹿が・・・・」

二人を見送った後、灰皿を拾うと、
『網走』は梁間の額を思い切り打ち据える。

「おめーはそれでいいんだよ、タツ。
 おめーも、薄金さんも、千聖の娘ッコも、関わる必要はねえ。
 おまえらはおまえらで、やるべきことがあンだろ?
 『最優先』はそれだ・・・・何も『見捨てろ』とか言ってるんじゃねえ。

 ま、そっちはオレが『何とかする』さ。
 今回はフラれちまったが――いずれはな」

       スパッ スパッ


紫煙をたなびかせ、『網走』は扉を見つめ続けるのだった――




                       第二話 『そのエピローグ』 END



――――――――――――――――――――――――――

梁間龍郎『トパーズ』
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
天野織彦『シンフォニティ』   ⇒『50万』GET!


瀬川一卓・二卓・三卓『クリムゾン・ミッドウィンター』 ⇒ 『再起不能』

473第二話 『そのエピローグ』:2013/04/11(木) 23:21:33
【年末の三つ子】イッタク、ニタク、サンタクのスタンド。


『サンタクロース』の『衣装』を思わせる『器具型』のスタンド。
『ハット』『ジャケット』『パンツ』の『3つ』があり、
それぞれ対応した『三つ子』から発現するが、
互いに『衣装』を『シェア』することで、能力の交換・重用が『可能』。
『魂』の似通った『三つ子』ならではのスタンドと言える。

『衣装』は独特の『柔軟さ』を持ち、
物理的な攻撃では、弾むばかりでダメージを与えられない。

『クリムゾン・ミッドウィンター』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:E
持続力:B  精密動作性:なし 成長性:D

474第二話 『そのエピローグ』:2013/04/11(木) 23:22:18
真紅の帽子のヴィジョン。『器具型』。
その他、特定のヴィジョンはなし。

本体が投擲・発射することで、命中したものに『穴』を開ける能力。
『イッタク』はガスガンを使用していたが、物を投げても発動した。
『穴』の最大直径は『1m』。

『穴』は薄いものであれば貫通し、
大きな物質には煙突やトンネルのように開通する。
生命も対象範囲だが、これによる内部機能機能への影響はない。
ただし『脳』だけは『例外』で、
頭に『穴』を開ければ、意識を失わせることが出来る。

『クリムゾン・ミッドウィンター』(ハット)
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:E
持続力:B  精密動作性:なし 成長性:D


――――――――――――――――――――――――


真紅の上着のヴィジョン。『器具型』。
大きな『袋』を発現し、能力として使用する。
この『袋』は、『衣装』と同じ柔軟性を有する。

『袋』は本体が目視し、『袋』の口を向けた物質を、
距離に関係なく、瞬時に『吸い込む』。
対象は『非生物』限定だが、スタンドによって作られた物質も対象となる。
吸い込まれた物質は『袋』に蓄積され、『異次元』に保管される。
これは任意で『戻す』ことが出来るが、飛び出すような勢いはない。

吸い込む対象は一度に一つだが、
瓦礫など多数が同類が多数存在する場合は『一つ』と認識して『吸い込める』。
『吸引』と『吐き出し』を同時に行うことは出来ない。

『クリムゾン・ミッドウィンター』(ジャケット)
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:E
持続力:B  精密動作性:なし 成長性:D


――――――――――――――――――――――――


真紅のパンツのヴィジョン。『器具型』。
四頭立ての『トナカイ』が曳く『ソリ』を発現し、能力として使用する。

『ソリ』は空中をレールがあるように滑り、
上下が逆転しても、本体を落とすことはない。

『クリムゾン・ミッドウィンター』(パンツ)
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:D 成長性:D


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