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【ミ】『エヴリナイト・ミッション』
1
:
『エヴリナイト・ミッション』
:2012/07/14(土) 12:31:15
まったりミッション専用スレッド。
GM:『刺青師』
危険度:参加者次第
難易度:参加者次第
進行速度:まったり。1日1レスのノルマ。
実施期間:二ヶ月程度を想定。
概要:
1日1レスなら参加できます、という人を対象にしたミッション。
内容は参加者が揃った後、決定する。
参加者は『お題』や『希望』を提示すれば、
GMは出来るだけ、それに沿ったミッションを行う。
949
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/02/21(金) 23:00:16
>>945-949
(全員)
迫るコウモリの群れ――
柱状に重なるそれを前に、
それぞれのスタンドが現われ、その『能力』を魅せる。
ド シュババッ
バババババババババ
バババババババババ
バババババババババ――z_____________ッ!!
ボート右半面に突っ込む『コウモリ』を、
『ルージング・マイ・レリジョン』のラッシュが次々と撃墜する。
ボートによって相対的に加速した『コウモリ』だが、
対象を分割し、右半分に絞ったのは英断――如才なく切り抜ける。
それでも数匹の『コウモリ』が弾幕の隙間を抜けるも、
ストッ! ヅトッ!
精確さにおいて人間を凌駕する『ニンジャマン』の手裏剣が、
続けざまにコウモリに突き刺さり、漏れを防ぎきる。
そしてボート右側では・・・・
ニュルン
「『伸びて』、『防御幕』に! 受け流すぞッ」
穴闇の『ストラング・アウト』が全身を平たく伸ばし、
風をはらむ帆布のように、『コウモリ』を受け流す!
――ビス バスス!
スピードがあるだけに、その表面は多少切り裂かれ、
穴闇の身体にも血滴が浮かぶが、
ダメージは『皮膚』に限られるのが『ストラング・アウト』。
どの傷も軽微なものに過ぎない。
そして甲高いココロの悲鳴とともに、
コウモリの『柱』を闇の中に取り残し――
シュゴォオオオオオオオ
オオォォオオオ――z________ッ
ボートは高速を維持したまま、洞窟を左に曲がっていく。
ボブスレーのような、壁を舐める動き。
加速はもはや、『ウォータースライダー』どころではない。
――カーヴを曲がり、ボートがまっしぐらに向かうは、『南』。
前方から近づいてくる眩しい光が、闇の終わりを告げていた。
それと同時に・・・・
ドドド ドドドドドドドド・・・・・
聞きなれた水の落下音。
地図にあった通り――前方は、『滝』だ!!
950
:
ココロ『RLP』
:2014/02/23(日) 17:44:31
>>949
や、やったわ!
コウモリはなんとかなったわ!
で、で、でもっ、早過ぎッ……何とか遅く出来ないの!!?
「ひぇぇぇッ!!!?」
かべ、壁、ぶつかるわ、絶対いつかぶつかるッ! 今は運が良かっただけだわッ!!
次、次曲がるときは絶対……
「……あっ! 光だわァァーーッ」
出口ってことね!
出口……で、出口、って、ことは。
そのあとに来るの……そ、そ、そうだったわ……はやさなんか、関係ないわ……ッ!!
「滝」
「だ」「わ」
な、何とかしてよ……?
何とか……な、な、なるわよね? リンちゃんがいるものね。ええ。
951
:
日向ナツ『ニンジャマン』
:2014/02/23(日) 19:22:46
>>949
「むぎゅううううう」
ボートにしっかり掴まり、カーブの内側に身体を傾ける。
(きたきたきたきたぁ!)
闇の奥から迫る光にテンションをはね上げ―――
「 い や っ ほ ぉ おおおおおおおおおおおおお ぅ !!! 」
絶叫しつつ、光の中へ飛び出す。
リンの能力を信じ、自分は『お約束』担当だ。
空中でバラけないよう、ボートの端とココロの体を腕でしっかりとつかんでおく。
952
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/02/24(月) 01:00:55
>>949
「そこまでダメージなく。とにかく、よし」
旨いこと絵になる図が取れたんじゃない?っておもったり思わなかったり。
さて、もうなれた水の音だ。
……つまり、『滝』。
ただし、滝を飛び出るまでは周りに尖ったものがないとも限らない。
飛び出して落ちはじめたあたりで状況を確認しながら、
『ルージング』はボートに手をつける。
ま、飛び出す瞬間はFoo!なんて声を上げながら勢いに任せるがね。
飛び出す勢いが強すぎて、着水する前に洞窟側に飛び込みそうなら
いったんそれをリセットさせるために『泡』を発現させてとりこむだめだ。
必要ないならそれでもまぁ、べつに。
「さて、たきを落ちたら、どうくつへ、そして町へ向かいますよ?」
意思統一をかねて口に出す。
953
:
穴闇鋒頼『ストラング・アウト』
:2014/02/25(火) 23:06:22
>>949
「いてて」
でもまあいいや。帰ったら絆創膏でも貼ろう。
ドドド ドドドドドドドド・・・・・
「・・・」
もはや『ストラング・アウト』でどうこう出来るレベルじゃあない感じの音だよな。
何も呑んでないし、何か呑んだところで『落下のパワー』は地球のパワーだ。太刀打ちなど無理だ。
と、いうわけでしっかりボートにしがみついて、縮こまっておこう。
実は『絶叫系マシン』は苦手だ。
緊急避難は・・・
「『泡』、どうかよろしく」
まかせよう。
954
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/02/26(水) 02:38:05
ド ド
ド ド ド ド ド ド
>>950
(ココロ)
――前方に迫る滝の音。
尻込むココロだが、前回の時とはもう違う。
頼りになる仲間の能力を、知っている――!
ド ド ド ド ド
>>953
(穴闇)
傷はどれもひりひりする程度。
絆創膏で十分な傷だ。
リンに一行の運命を託し、行方を見守ることにした。
ド ド ド ド ド ド
ド ド
―――― バッ シュッ !!!!
>>951
(ナツ)
洞窟を抜け、滝に飛び出す――
その『シチュエンーション』が、ナツを行動させた!
「 い や っ ほ ぉ おおおおおおおおおおおおお ぅ !!! 」
光の中へ飛び出す瞬間、声を張り上げる。
ココロと自分を、しっかりとボートに固定するのも忘れない。
>>952
(リン)
ボートの底に触れた手を確かめながら、
リンは射出されたボートの先を見やる。
目にも眩い朝の光。
山を覆う緑、はじけ飛ぶ銀の飛沫の美しさ。
何より、頬を叩く夏の風の匂い――
空高くに放り出された『危機的状況』にありながらも、
それらはリンに喜びを与える・・・・生を実感させてくれる。
「さて、たきを落ちたら、どうくつへ、そして町へ向かいますよ?」
新鮮な空気を胸に吸い込み
スピードに臆することなく宣言すると、
リンは『ルージング・マイ・レリジョン』を行使した。
フォ ア
川面に激突する寸前で、『黒泡』がボートと全員を包み込む。
そのまま、水面を渡る風に流されて、下流の洞窟へと入っていく――
>ALL
ォ オ オ オ オ オ オ オ
洞窟の天井は低く、リンはほどなく『黒泡』を解除した。
左右の幅が広がるとともに、流れは緩やかになり、
最後には、完全に流れは途絶えてしまった。
もはや、右にも左にも壁は見つからない。
先を見通しても、出口すら見えない・・・・広大な『地底湖』だ。
オ オ オ オ オ オ
ォ ン
突然、ボートが大きく揺れた。。
水に、不自然なうねりが生じている。
深い水を湛えた水底に目を転じた一行の前に浮上してきたのは、
真っ黒な『川底』・・・・いや。
ザバァアア ア ア ア ア ア ア
『両生類』・・・・『オオサンショウウオ』だ!
中州ほどもあるその上に、否応なくボートが持ち上げられる・・・・!
955
:
穴闇鋒頼『ストラング・アウト』
:2014/02/26(水) 23:24:02
>>954
「・・・」
「そういえば中生代、サウロスクスという『ワニ』の祖先が地上を支配していたって本で読んだよ」
「13mくらいあったそうだ。まあ、今関係ないしコイツは『ワニ』じゃないけど」
「サンショウウオって」
「肉食?」
だっけ?
ともかく、何か『なびくもの』が無いかよく目を凝らしたい。空気の流れる方向で、『出口』の方角がわかるかもしれない。
それにしてもサンショウウオか。
この異常な『サイズ』。
『サイズ』?
「これも『演出』?」
誰にともなく訊ねるのだ。
956
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/02/27(木) 02:08:22
>>954
天井は低いというが、水面からどれぐらいになるか。
また、見られる範囲での天井面は鍾乳石などで尖っているか。
サンショウウオのボートから見たサイズはどれぐらいか。
957
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/02/27(木) 02:14:37
>>956
(リン)
>天井は低いというが、水面からどれぐらいになるか。
『3m』ほど。
>また、見られる範囲での天井面は鍾乳石などで尖っているか。
これまでの洞窟同様、尖っている場所も散見される。
>サンショウウオのボートから見たサイズはどれぐらいか。
全長『20m』ばかり。
958
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/02/27(木) 02:34:19
>>957
感謝。
>>954
「でなければ、ここのヌシでしょうかね?」
こう天井が低くもなると、泡では全員を安全に連れて行く手立てが微妙だ。
つまり……
自分がボートを降りて、ボートを押し、
サンショウウオから脱出させて、ばた足で推進力を得る、とかそこらへんか。
なんにせよ、この方針がまともに進むかどうかはいったん降りてみないと始まらない。
それに……
「いちど、のってみたかったんですよね、こういう大きい生き物に」
むしろこっちの方が興味の大部分だ。
素足は流石にあれかもしれないが、サンダルでもはいていればそのまま乗っちゃおう。
959
:
ココロ『RLP』
:2014/02/27(木) 15:38:59
>>954-956
「た、た、助かった…………わ」
リンちゃんの泡と、ナツちゃんが固定してくれてたおかげね……
「ありがとう二人とも。滝って慣れないわね……」
「ぇっ!?」
た、滝は……何とかなったと思ったのに、今度はなに?
今の揺れ! 嫌な予感がするわ。
ホラ、これ。水がおかしくなってるわよ。
ま、ま、まさか……渦潮とかじゃないわよね……? い、いえ、大丈夫よね、ここは湖だわ。
……じゃあ、何よ?
水がおかしくなってるっていうのは事実なわけで…………
「?」
あら?
何かしら……何かが……ボートを持ち上げて…………?
「ひぃっ! な、な、な」
「何よこれェェっ!? おお、オオサンショウウオっ……!?」
「り、リンちゃん!? 何、何してるの!? 危ないわそんなの」
「オオサンショウウオに乗るなんて危ないわよ! 滑っちゃうわ!」
イメージだけど、背中はヌルヌルしてるはずよ。
そんなところに立とうとしたりしたら、転けて滑り落ちちゃうわ……!
『RLP』でどうにか……で、でもだめよ。下手に刺激していいのかもわからないんだもの……
960
:
日向ナツ『ニンジャマン』
:2014/02/28(金) 22:51:38
>>954
「よぉっ…と!」
「さんくす、りんちゃん」
―――――
「……って」
「………」
最初のクマの時と似た感覚。
ここまで『デカい』と、もはや非現実の領域だ――恐怖感はあまりない。
「えっ、と…」
「たしか…『にくしょく』で、『おこらすと、やばい』って、おばあちゃんが、いってたよ」
「ふつうのおおきさでも、ひとの『ゆび』くらい、かるくかみちぎる、って」
立って動くことも難しい天井の低さ…ここで『ニンジャマン』にできることはあまりないだろう。
リンに注意を促しつつ、
いちおう、『サンショウウオ』の頭部、体に対してかなり小さい『目』の位置を見てとれるかどうか探す。
961
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2014/03/02(日) 07:21:17
あげます
962
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/03/03(月) 01:47:13
>>955
(穴闇)
食性は動物食で、魚類、カエル、甲殻類、貝類、ミミズなどを食べる。
貪欲で水中で遭遇した動物質には襲い掛かり、共食いすることもある(出典:Wiki)
誰にともなく尋ねてみる。
当然、答えはない。ないが――
ユラ ユラァ
水中に揺れる巨体からは、獰猛さは感じられない。
>>958
(リン)
ヌシ・・・・これほど、その名が相応しい生き物もいないだろう。
興味半分で、ボートから降り、両生類の上に乗ってみた。
表面は想像よりは柔らかい・・・・ゴムタイヤのようだ。
水に濡れたままなので、気をつけなければ滑りそうだ。
背中に乗られても、『オオサンショウウオ』に変化は見られない。
感じてすらいないのかもしれない・・・・
>>959
(ココロ)
大胆に降り立ったリンに、気が気でないココロ。
だが、案外何も起こらない・・・・感じていないのだろうか?
『RLP』を使おうにも、こんな巨体に何の意味があるだろうか。
不安な気持ちを抱えながら、ココロは生きた中州を見遣る。
>>950
(ナツ)
祖母譲りの知識はあれど、これほどの規格外では、
人間がやれることなど、知れている。
リンに呼びかけつつ、教わっていた目の位置を探す。
・・・・あった。
ほとんど真横ともいえる位置に、肌の凹凸に紛れるほど小さな目が。
グ ルン
波飛沫をあげて、その巨大な首が持ち上がり――振り返る。
>all
その、巨体に不似合いなつぶらな目が、四人を見下ろした。
頷くように、首を上下すると、再び水の中へ。
そして・・・・
ゾバァ
ア ア ア ア ア アア ア
ボートを載せたまま、『オオサンショウウオ』は湖を渡り始めた。
潜る様子はないが、外に出ていたリンは、足を水に取られ、
転びかける・・・・先刻の急流下りほどではないが、かなりの速度だ。
この地下湖には、鏡のように流れがない。
『オオサンショウウオ』――恩寺の意図は明白だった。
――送ってくれるつもりなのだ。
963
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/03(月) 02:00:13
>>962
「っとっとっと。
なぁるほど?」
転びそうになるが、なんとか踏みとどまれたらしい。
まぁ、滑って落ちても自分一人に限れば安心である。
「安心してよさそうですよ」
時間があれば地底湖の水鏡を拝みたかったが
本来天然記念物で傷つけると罰せられるとか言われてる
オオサンショウウオに乗れたという経験で満足しよう。
ふふん、と笑みが浮かぶ。
「みじかいあいだかもだけど……よろしく、ね?」
964
:
日向ナツ『ニンジャマン』
:2014/03/03(月) 02:27:06
>>962
「ああ、そーいえば」
「『みずうみ』や『ぬま』より、『ながれのあるみず』を、このんですむ、って……」
> ゾバァ
> ア ア ア ア ア アア ア
「おほぅ」
「……なーるほど」
「『いきなはからい』ってやつだねー、じーちゃん」
必要そうなら、『鉤縄』をリンに投げ掴まってもらい、
ボートから滑り落ちないよう、『山椒魚』の動きに身を委ねる。
スタンド使いでなければ、語っても誰も信じない『ふしぎなぼーけん』のエピローグとしては、なかなかのものだろう。
965
:
穴闇鋒頼『ストラング・アウト』
:2014/03/03(月) 20:21:07
>>962
「『乗り移る』のはいいが・・・」
「この巨躯はマズいんじゃないのか?」
『ストラング・アウト』の手を伸ばして掴めるかどうか、またその後どうする?
コケや草を食う動物ではなかったハズだし、この大きさだともろに『餌』サイズ。
だがそんな心配は、
ゾバァ
ア ア ア ア ア アア ア
「・・・いらなさそうだね」
ふう、と腰を落ち着ければ、これはこれで中々風情があるってものじゃないか?
966
:
ココロ『RLP』
:2014/03/03(月) 20:59:12
>>962
ゾバァ
ア ア ア ア ア アア ア
「えっ? あっ、あ……」
「そ、それじゃあ、貴方は……」
「…………そう。優しいとこ、あるのね…………?」
なんか、疑って悪かったわね……優しいオオサンショウウオだわ。
あとは、これに揺られて、ゴールまで行くのかしら…………?
「……ゴールまでどれくらいかしら」
「長かったわね……この川下りも」
967
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/03/04(火) 01:01:30
>>963
(リン)
真下の巨大生物に挨拶すると、水面が大きく揺れた。
尻尾を振ったようだ・・・・
わずかな動きでさえ、湖に影響を与えている。
>>964
(ナツ)
リンを心配するが、とりあえずは大丈夫なようだ。
ボートに捕まり、『オオサンショウウオ』の動きを待つ。
この旅は、最初から最後まで、『奇妙な体験』が続いた。
『巨大クマ』、『カラス』、『フクロウ』、そして『サンショウウオ』。
誰に語っても信じてはもらえないだろう・・・・
今、この場にいる仲間たちを除いては。
>>965
(穴闇)
『ストラング・アウト』が精一杯両手を伸ばせば、
或いは胴回りを抱えられるかもしれないが・・・・
一端はそんな心配をするも、それは杞憂だと悟った。
『フクロウ』と同じく、老人の能力下にあるのだろう。
そう考えれば、オールを漕ぐ手間が省けるのもありがたい。
>>966
(ココロ)
ココロも『オオサンショウウオ』の真意に気がついた。
このまま、町まで送ってくれるのだろうか?
長かった二日間の『急流下り』に、思いを馳せる。
まるで『一年』近くも旅してきたような気分だ・・・・
>ALL
ススス スス・・・・
水を分け、ボートを載せた『両生類』が泳ぎ出す。
巨体をくねらせながら進む姿は静謐で、
波もほとんど立たず、水面を撫でるような動きだ。
ボートの外のリンでさえ、多少気をつけていれば、
問題なく立っていられる程度。
いかにも『乗客』に気を遣っているのが、伝わってくる。
コ ォ オ オ オ オ オ オ ・・・・
闇の中、無限に続くかと思われた『地底湖』だったが、
やがて、その端が見えてきた。
ドドド ドドドド・・・・
そして――静寂を破る水音も。
今度は滝ではない。
ボートがやっと通りそうな横穴から、水が音を立て、勢いよく噴出している。
湖に流れが生まれないのは、面積に対してあまりに細いからだ。
まさに、天然の『ウォータースライダー』状態だった。
リンの『泡』が入る隙間さえない。乗員が屈んで何とか通れる高さ。
丸太は流せても、
ここを通過して脱出する人間は、戦国時代でもいるとは思えない。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『オオサンショウウオ』の送迎は、ここまでのようだ。
「後は何とかせい。おまえらの『力』で」
そんな恩寺の声が、物言わぬ両生類から聞こえた気がした。
ド ド ド ド ド ド ド ド
おそらく、これが――最後の『関門』だ。
968
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/05(水) 02:48:25
>>967
「……これはまた」
鉄砲水のような勢いだ。
まずは穴のあたり、そして奥を観察しながら、準備をする時間だろう。
とりあえずボートをオオサンショウウオからすぐ下ろせる位置へ。
奥が全く見通せないとなると、全員かがんだままスタンドでどうにかするしかなさそうだが……
969
:
日向ナツ『ニンジャマン』
:2014/03/05(水) 19:34:04
>>967
「ありがとねー」
『山椒魚』にきっちりとお礼を言って、
「さてと」
「どーしよっか?」
「さいごっぽいし」
「はでに、『どかーん』と、いっちゃう?」
蟻の穴から堤は崩れる―――という。
衝撃を与えて、わずかでも『穴』の周囲をもろくしてやれば、
噴き出す水の圧力で穴を押し広げ、流れを緩やかにすることは可能だろう。
ぐっすり寝た直後だから、消耗に関しては問題ない。
『山椒魚』くんのねぐらの水を抜いてしまう恐れがあるのが若干心苦しいが…
970
:
ココロ『RLP』
:2014/03/05(水) 19:59:43
>>967
「長かったわ…………ほんと」
でも、それも……とうとう終わり。
……何だかちょっと寂しい気もするわ。この山に、よ。
……これ終わったらまた学校とか始まるのよね…………?
ゆ、憂鬱だわ……いえ、違うわ、今は目の前の事にぶつかるべきよ!
目の前の……
目の前の…………なに? あれ?
「ひぃぃ…………」
「あ、あんなとこ入ったら身体がバラバラになって死ぬわ…………!」
「な、何とか……」
「何とか水の勢いを、緩められるなら……わ、私は無理よ?」
『RLP』がどうこう出来る範疇を超えちゃってるわ……さっきからもうずっとよ!
やっぱり私ごときのスタンドは大自然の前ではちっぽけね…………
……もうリンちゃんナツちゃん穴闇さんにお任せしちゃうわ、そういうのは。
役割分担よ、役割分担……ね? そうよ。 適材適所ってのがあるもの。
『RLP』で何とか出来そうなら私だって何かするわよ?
でもコレは無理よ……残りの小物も少ないし、そもそも非力なの。分かってほしいわ。
だからここはナツちゃんの爆弾とかリンちゃんのパンチとかその辺でなんとかしてほしいわね。ええ。
つまり私は、見守っておくわ……ことの次第をね。
あ、何かやれって言われたり、何か思いついたらすぐ動くわよ?
『RLP』の『目』はきっと何かに使える気がするもの……きっとよ。
……思い上がりかしら?
971
:
穴闇鋒頼『ストラング・アウト』
:2014/03/07(金) 01:03:45
>>967
既に流れには乗っている・・・のだろう。おそらく。
なら身をかがめるしかないな。
「どうなることやら。とにかく『パラシュート』の代わりくらいにはなるだろう」
「何とかスリル満点、かつ安全にいきたいもんだね」
『ストラング・アウト』をいつでも展開できるよう構えつつ、
『飛び出し』を待つ。
972
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/03/07(金) 17:22:01
>>968
(リン)
ドドドド・・・・
水の勢いは、さながら水で満たされたシンクの底だ。
穴は貪欲に、ガボガボと水を飲み込んでいる。
ボートを出すのは、準備を終えてからにしなければ、
穴に引きずり込まれそうだ。
穴の先は暗く、滑り台のように下っており、まるで見通せない。
>>969
(ナツ)
『焙烙玉』による爆破を企むナツだが、
目前の岩壁はあまりに厚い。
壁ではなく、山そのものなのだ。
『焙烙玉』の爆破半径を考えれば、効果は入り口を大きくする程度、
下手をすれば穴が塞がれる結果に終わりそうだ。
>>970
(ココロ)
ナツとリンの対応に期待することにした。
『RLP』の視覚は役に立つだろうか?
>>971
(穴闇)
『ストラング・アウト』をいつでも展開できるように
しながら、飛び出すのを待つ。
>ALL
観察した限り、『穴』の問題は以下の通りだ。
1.流れが急で、視界が暗く、先が見えない。
2.穴が狭く、『泡』で包むのが難しい。
3.流される途中で、大量の水がボートに流れ込む可能性がある。
――どのみち、この先の様子はわからない。
『準備』で防げる限りは防ぎ、
後は対処を想定した上で『ぶっつけ本番』でいくしかなさそうだ。
973
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/10(月) 22:43:08
>>972
「……さて、みんなでかがめられるなら
それがぶつからないのにはいちばんだと思いますが」
考えられるのは狭くて、鍾乳石などに引っかかることとかか。
できるだけぶつからないようにしたいが、場合によっては破壊も選択せねばなるまい。
「とりあえず、私はいちばん前に出ようと思います。
みききできる『ルージング』がやおもてに立ったほうがよさそうですし
……あぁ、ココロさんの『ハリ』もいればさらに眼がふえますね」
前への乗る位置の変更などを提案。
反対意見がなければ穴闇より前の箇所に座りたい。
「それと……『水』。
ボートに入り込んできたときのたいさくは、おねがいします」
こっちは穴闇に任せたい。
手で掬うことはできないからな……ルージングは……。
974
:
穴闇鋒頼『ストラング・アウト』
:2014/03/10(月) 23:37:01
>>972
ニュ ニュウ
「『ストラング・アウト』で、ボート上面を包む。座席部分を覆うように・・・」
「みんな姿勢を低くしてくれれば、ちょっとした切り傷や擦り傷は『ストラング・アウト』が引き受ける。傷ついても締めれば漏水も抑えられる」
「とりあえず」
「『穴を出るまでは』防御は完全だ。見たところ『大きく突き出た岩』だとかも無いようだし、いけるさ。あとのことは、出てから考えればいい」
どうせ見えないんだからな。穴の先は闇。
975
:
ココロ『RLP』
:2014/03/11(火) 00:11:25
>>972
「と、とりあえず、持ってる友達は全部出すわ」
「目は多い方がいいものね」
指輪を全部外すわ。
この指輪達……とっても可愛いと思わない? 思うでしょう。
……だから、『友達』に出来るわ。
これ、大事だし、失くしたりするのは、こ、怖いわ、けど……今はそんな場合じゃないと思うわ……
「『RLP』」
演奏を始めるわ。
きっとこれが今日のラストよ……アンコールとかやめてよ?
『RLP』の能力で操れる小物、全部操るわ……
かばんの中の物も、指輪も、全部操作して、ボートの全体に散りばめるわ。
全方向くまなく、私の視界に収まるようにするのよ。
しんどいけど、私は他の事はしないんだし、それくらい頑張らないと視聴者から役立たず扱いされるわ……
>全体
「ねえ、曲目は……何がいいかしら」
「みんな、な、何かリクエストとかある? 有名な曲なら弾ける、か……も」
「き、き、期待はしないでちょうだいね。私プロでもなんでもないから」
何も無いなら適当に……即興でやるわ、適当に……きょ、極論能力が使えれば良いんだから問題無いわよ。
976
:
日向ナツ『ニンジャマン』
:2014/03/12(水) 20:03:20
>>972-975
「……いくしか、ないね」
小細工は無意味…なら、腹をくくるより他ない。
「どこかに、ひっかかったときには」
「『あなをあけて』、ぼーとを、ちいさくできるようにしておくね」
ボート後方、自分たちに影響が小さい部分にいつでも突き刺せるよう『苦無』を準備する。
こういうボートは、たいてい空気の入る部分がいくつかに区画され、ひとつ穴が開いても沈まないようにできているはずだ。
おにーさんの『ストラング・アウト』は伸縮自在だから、ボートの大きさが変化しても問題ないだろう。
あとは…飛びこむだけだ。
977
:
日向ナツ『ニンジャマン』
:2014/03/12(水) 20:06:04
追記。
>>975
(ココロ)
「あ、おねーさん」
「…『このきょく』、りくえすとしても、いい?」
ttp://www.youtube.com/watch?v=1i--HyjCsX8
「もう一度、心に火をつける」―――自分を奮い立たせる曲をココロに頼む。
978
:
ココロ『RLP』
:2014/03/12(水) 21:00:03
>>977
「…………え、ぇーと…………」
あ、あんまり自信ないわね……
でも、私より百倍くらい頑張ってくれてるナツちゃんのリクエストだもの、無碍に出来ないわ……
「……や、や、やってみるわ!」
「でも、あ、あ……あんまり期待しないでね……?」
「頑張るわ」
と、とりあえずどんな曲だったか思い出しつつ弾くわ。
やるって言ったのは私なんだし、責任取らないと……いけないわ。
……さあ、始めるわよ。
「『RLP』……ピアノソロ演奏」
「奏者は水溜 意(みずたまり こころ)」
立つのはちょっとバランス的に危ないから、座ったまま一礼するわ。
「曲目は――『Relight my fire』」
さあ、行くわよ『RLP』……!
(演奏を開始する)
979
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/03/16(日) 21:19:27
>>973
(リン)
洞穴の急流に飛び込む前の相談を開始する。
これまでの道中でも、何度も話し合ってきた。
――おそらくはこれが、最後の相談になる。
相談の上で、リンはボートの先頭に座る。
スタンドを発現し、もしもの時のために身構える・・・・
>>976-977
(ナツ)
いざという場合に備え、『ニンジャマン』に『苦無』を準備させる。
ボートから空気を抜き、狭い洞穴に対応する腹積もりだ。
ココロの要請を受け、思いついた曲をリクエストした。
>>974
(穴闇)
ニュ ニュウ
『ストラング・アウト』を広げ、ボートの上面をすっぽりと覆った。
完全に密閉――とはいかないが、
前方からの波は、ほとんど防げるはずだ。
防水対策として、短時間なら極めて有効だろう。
問題は視界がまったく確保できないことだが、
穴闇の言う通りだ・・・・穴の先は闇。考えても仕方がない。
>>975
(ココロ)
バラ
バラ バラッ
手持ちの指輪や小物を、ボート内に散らす。
『RLP』で演奏すれば、それらは全てココロの『目』になる・・・・と思われたが、
ボートの大部分を『ストラング・アウト』が覆ってしまった。
目が役立つ状況ではない・・・・
せいぜい、浸水状況がわかる程度だろうか。
とはいえ、せっかく受けたリクエスト。
四人が乗り込み、『ストラング・アウト』が蓋をした後、
ココロは『RLP』を奏で始めた。
♪ ♪――
♪〜〜〜〜
『オオサンショウウオ』が、曲に合わせてゆったりと
その巨体を揺らしているのが感じられる。
――それが、地底湖での最後の記憶になった。
ド ド ド ド
ド ド ド ド
ド ド ド ド ド ド ド
ドォ オォォ
オオオ
オオオ
オオ――z_____________ッ
視界なき水面で、ボートが急激に加速し始めるのを感じる・・・・!
980
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/16(日) 21:27:08
>>979
あぁ、できれば
『ルージング』はストラングの上に乗るような状態にしておきたいですね。
屈んで、あるいは伏せる状態。
バンザイ
これがロシア人とかであれば、ウラー!!なんて雄叫びを上げるんだろうが、
あいにく日本育ちであるところのリンには、そういうものはない。
代わりに、ルージングの拳をキリキリと
音を立てそうな動きで握って、ウォーミングアップだ。
「では、しゅっぱーつ」
船の上の『ストラング』カバーのさらに上で、障害物を見極める。
981
:
穴闇鋒頼『ストラング・アウト』
:2014/03/18(火) 00:10:36
>>979
「これでよし」
『水没』するとマズいが、
まあ、それは皆を恃むしかない。『ストラング・アウト』にしかできないことで、最上のことは『これ』だ。
そう信じた。
あとは・・・
ニュ ニュ ニュ
できるだけのことは、
上にのるならのるで、その足だとかに『巻き込むように』して、固定してやることくらいだ。落ちないように。
982
:
ココロ『RLP』
:2014/03/18(火) 00:49:43
>>979
「えっ……」
「あ、ま、まあ……そうね、演奏だけでもさせてもらうわ、ええ」
「ピアニストですもの」
わたし
『RLP』ってほんとダメね……
でもまあ、それでゴールまで行けるなら、それでいいわね、ええ。
とりあえず演奏に集中よ。
浸水とかしてるみたいだったら報告するけど……水なんか抜いてるヒマ無いと思うわ。
あとは穴闇さんとリンちゃんに任せて、私はBGM担当ね…………
983
:
日向ナツ『ニンジャマン』
:2014/03/18(火) 03:15:37
>>979
「よしっ!」
「おねーさん!」
「『のりのり』で、いっちょ、たのむねっ!!」
『ニンジャマン』も外で見張りさせたいところだが、視聴覚共有がない。
『ストラング・アウト』の天蓋のおかげで、ボートはちょっとした水上のライブハウスだ。
外が見えないなら―――ココロおねーさんの折角の「ゲリラライブ」、盛り上げ役に徹するのみ。
手拍子、(やや加減して)足踏み、おねーさんの『小物』たちを肩や頭に乗せ、
「――い〜〜やっほーーーぅ!!!」
音楽を体の一部として、心を突きあげるグルーヴにしばし身を委ねよう。
984
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/03/18(火) 20:48:43
>>980
(リン)
『ルージング・マイ・レリジョン』を天蓋の上に乗せ、
拳をキリキリと握らせる。
その膂力を持ってすれば、岩の一つや二つ破壊せしめん勢いだ。
最後の強行軍、留め立てはさせない。
グ
>>981
(穴闇)
後は運を天に任せるのみ。
最後に『ルージング・マイ・レリジョン』の足を、
伸ばした腕で巻き込むようにして固定する。
これで本当に、出来る全てを尽くした。
グ
>>982
(ココロ)
ことここに至れば、
確かに浸水をどうこうする時間などないだろう。
『突破』か『大破』か、二つに一つの超特急だ。
せめて仲間を鼓舞すべく、低い天井を気にしながらも、
ココロは『RLP』の演奏に集中する――
>>983
(ナツ)
視聴覚のない『ニンジャマン』に、今出来ることはない。
仲間を頼るのも余裕の内だ。
ナツはそう開き直ると、『小物』たちを頭に載せて、
手拍子、足拍子で演奏を盛り上げる。
最後の関所――楽しまなければ『損』というものだ。
985
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/03/20(木) 00:23:36
>>984
『暗夜航路』――
風と飛沫が狭い空洞で、嵐のように暴れている。
それを切り裂き、まっしぐらにボートは南下していく。
左右に揺れ、壁に激突しそうになる度、
バシッ! バシッ!
『ルージング・マイ・レリジョン』が壁を殴り、軌道を戻す。
バッシャァアア!
『ストラング・アウト』の屋根がなければ、
とうに水没していたはずだ。
――♪
――♪ ♪
ココロの演奏が、ナツの伴奏が、
先の見えぬ闇の直滑降に勇気を与えてくれる。
ザ ババババ ババ バ
ドシュゴォ ウウウ――z_____________ッ
ド ド ド ド ド ド ド ド ド
そして――長い暗闇の果てに、光が灯る。
明りは見る見る広がり、真っ白な扉となって、ボートを飲み込んだ。
バッ!! シャッッ!!
水面に落下するボート上の四人。
勢いは凄まじかったが、最後にホップして水面に投げ出されたので、
衝撃はない・・・・『泡』を出すまでもなかった。
何より、周囲に満ち溢れる、光、光、光。
緩やかな流れを感じながら、しばらくは誰も、目を開けられないほどに。
ようやくにして、視界が開けた時・・・・
川面の四人の前には、H湖の風景が広がっていた。
水平線の向こうには、懐かしの『黄金町』の町並みが見えている。
ここから先は、もう危険はない。
ゆっくりと町へ戻るだけだ・・・・
バラララララララ・・・・
小型ヘリが川の上空を南へと通過していく。
そこから身を乗り出し、手を振っている男。
小さすぎて顔は見えないが、
こんな無茶をする人物には、一人しか覚えがない。
『あの橋の下がゴールっス!
先に待ってるッスからね〜〜ッ』
メガホンの声を残し、ヘリは先行していった。
再び、広い川面に取り残される四人。
前方には『黄金町』。
そして背後には――雄大な、『山』。
――長い長い、『冒険旅行』のゴールが近づいてくる。
986
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/20(木) 00:33:40
>>985
「あぁ〜〜」
ちょっとだけ普段以上に高い声が漏れる。
一時はどうなることかと思ったけど、何とかなった。
という感慨とか、これまでの『旅路』を振り返ってとか、
そんな色々な思いがこもった、『あぁ〜〜』だった。
思えば『どうなることか』の連続だった気がする。
クマとか、ボート流されたりとか、食料落としとか、攻城とか。
ついでだ、『ルージング・マイ・レリジョン』でポージングをとっておこう。
両手を上に掲げるような、彫像的な感じで。
ほら映しなさいよ、ほら、ほら。
987
:
ココロ『RLP』
:2014/03/20(木) 00:46:48
>>985
「っ! 光」「見え……」
バッ!! シャッッ!!
「ぎゃあっ!??」
「うわぁぁ……まっぶし…………っ……!!?」
「ぬ、抜けたの……!?」
「外なの? 眩しッ……目が開かないわこれ……!」
何か、もう、わ、ワケが分からないわ……でも演奏は続けないと……洞窟は終わりなのね?
……洞窟が、終わり?
って、いうことは……あっ!
「『黄金町』」「…………だわ」
「帰ってきたのね……町に」
「!」
バラララララララ・・・・
何かしらこの音……?
上からよね? ヘリかしら?
……って! み、身を乗り出して……な、な、何してるの、危ないわよッ!? ……って。
>『あの橋の下がゴールっス!
> 先に待ってるッスからね〜〜ッ』
「な、梨元ジョージ…………ダイナミックなご登場ね」
「別にあいつなら落ちてもいいわ」
忌々しい事に、落ちても生きてるような気もするわ…………
「……行きましょ。そう、私もこがなきゃだわ」
「…………はぁ」
「なんか私、この旅の間に、へんに逞しくなった気がするわ」
気のせいかしら。驚き疲れたっていうか……そんな感じよ。
988
:
穴闇鋒頼『ストラング・アウト』
:2014/03/20(木) 01:11:24
>>984-985
「・・・」
「 ふ ゥゥ〜」
安堵に大きく息をつく。
一時はどうなることかとも思ったが、やってみれば『どうにかなる』ものだ。
さて、最年長のしかも男であることだし、ここは落ち着いてオールでも漕ごう。なければ『ストラング・アウト』の手を団扇みたいに広げて水をかいて進めばいいさ。
ニマ
とはいえ溢れ出る喜色満面っぷりは隠しようもないけどね。
989
:
日向ナツ『ニンジャマン』
:2014/03/22(土) 22:25:20
>>985
「……」
背後に聳える『山』を見晴らし、
―― ペコリ
『一礼』する。
誰に教わったのでもない…ただ、なんとなく、『敬意』を払いたい―――そういう気持ちになった。
人間なんて、ちっぽけな命。
あの『大自然』から見れば、スタンドだろうと『ちっぽけな』力だろう。
だったら、ちっぽけな命のありったけを『楽しんで』生き尽くさなければ、損だ。
『結果オーライ』―――それが、日向ナツ流『忍びの極意』。
パチン!
ココロの手と、なかば強引に『ハイタッチ』した後、
無言で、ヘリの上の梨本にサムズアップ。
あとは、ひたすらオールを漕ぐ。
990
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/03/24(月) 22:48:23
>>986
(リン)
常ならぬ声が漏れ出たのは、安心と達成感からか。
早くも道程で出くわした様々な事件が思い起こされる。
そして仲間とともに、それらを全て超えて来たことも。
最後に『ルージング・マイ・レリジョン』で空に向かってポーズを取ってみた。
カメラが回っているならヘリからだろう。
この先に待つ誰かが喜ぶように──これみよがしに、両手を掲げた。
>>987
(ココロ)
この旅は驚きの連続だった。
何度も何度も何度も驚かされ、驚き疲れた気がする。
人はこれを「逞しくなった」と言うかもしれない。
果たして、ココロは成長したのか・・・・
それは、ココロのみぞ知るところである。
水面の上を、風が吹き抜けていく。
今はただ、穏やかな風に身を委ねたい・・・・そんな気分になる。
>>988
(穴闇)
安堵の吐息を漏らすと、思わず満面の笑みが浮かんだ。
唯一と言ってよい男性、最年長の重責・・・・とは無縁そうだが、
それでもやはり、プレッシャーはあったのだろう。
──穴闇はオールを取り上げる。
今回の旅も、『どうにかなった』。
後は・・・・無事、家に帰り着くだけなのだ。
>>989
(ナツ)
背後に横たわるる『山』を振り返り──『一礼』。
この距離で見れば、さして大きな山でもない。
けれどナツには、恩寺の言っていた『大自然』が、
頭でなく心で理解出来た気がした。
ココロの手に強引にハイタッチし、
上空へサムズアップすると、オールを取り上げる。
穴闇と二人・・・・ボートを黄金町に向かって、漕ぎ始める。
『山』で得た様々な思い出を、背負いながら──
ヘリコプターを追いかけ、故郷へと舵を取る。
991
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/03/24(月) 23:04:26
滝滝滝
川川川スタート地点
川川川
川川川
川川川
川川川
森 川川川 森
森 川川川 森
森 川川川 鹿 『山城』
川川川川川川 鹿 天守閣 130m
森 川川川川川川 森 天守閣
森 川川川 森 天守閣
森 川川 森 城
森 川川 森 壁
森 川川 森 .崖
森 川川 森 崖
森 川川川 森 〜〜〜〜〜〜〜
岩 川川 岩 川 岩 .崖
岩■■■ 岩岩 滝 岩 崖
岩■■■ 岩岩岩 滝 岩岩 崖
?? 岩 滝 岩岩 .崖
山岩岩川岩岩山 崖
山岩岩川岩岩山 川川川川川 岸岸岸岸岸
992
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/03/24(月) 23:05:11
山岩岩川岩岩山
山岩岩川岩岩山山森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森山山山 ← 《 ←
山岩岩川岩岩岩岩 森森森森森森森 山山山 水水水水水水水水水水水水水 》 .水.水
山岩岩川川川川川川川 山山山 穴 《 水 山岩岩岩岩 川川川川川川川川川 岩山山 滝 》 水
山山岩岩 花花花花 川川川川 岩山山岩滝 山山山山山山 《 山山山 ..城 .山
山山岩岩 川川川川川川川川川川川川川川川岩岩岩岩岩岩岩 森森森森 》 岩岩岩岩岩岩岩岩 山山 林林林林林林林林林 林林林林 岩岩滝川川A川川川川川川川川川川 《 川川川川川川川川
林林林林林林林林林林林林林林林 岩山岩滝岩岩岩岩岩岩岩 》
山山山山洞山山山山山山 林林林 《
山山山山山山山山滝山山山山山山山
山山山山山山山滝山山山山山山山 山山山山山山山滝山山山山山山山
山山山山山湖湖湖山山山山山
山山山山水湖湖湖湖山山山山山
山山山水山湖湖湖湖山山山山山
993
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/03/24(月) 23:06:25
山山水山山湖湖山山山
山山水山山山山山山山
山山水山山山山山山山
川川川 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
川川川 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
川川川川川川川 水
川川川川川川川川川 川川川川
川川川川
川川川川
↓
『H湖』
↓
『黄金町』
制作、放送:チャンネルG
『水面の上は風の中』──END
994
:
日向ナツ『ニンジャマン』
:2014/03/25(火) 20:29:26
【GMへの評価】
おつかれさまでした。
『おしろ』での、ふくろうとのばとるとか、
『まんまる』に、これいじょうないくらい、ぴったりの、しちゅえーしょんを、よういしてもらえたのには、かんげきでした。
「まったりしんこう」でも、てにあせにぎるみっしょんは、できるんだ――って、あらためて、おもいました。
もし、つぎがあるなら、また、さんかさせてもらえたら、うれしいです。
第二話 『水面の上は風の中』 ⇒ 評価額『10万円』
995
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/03/29(土) 00:37:32
【山の主】恩寺 峻雄のスタンド。
特定のヴィジョンはなし。
発現は故郷の『山』中に限られる。
能力は──『大自然』。
能力を発現すると、本体は『山』中にて遭遇した
あらゆる動物の知覚を借りることが出来る。
また、特定の生物を『巨大化』させ、
乗り移ったように操作することが『可能』。
『巨大化』は、元のサイズの『20倍』。
対象の数が増えるほど『倍率』は低下し、
『2匹』ならば『10倍』、『5匹』なら『4倍』になる。
『フォレスト・オブ・ザ・ソウル』
破壊力:A〜D スピード:動物次第 射程距離:山内
持続力:B 精密動作性:C 成長性:完成
996
:
第二話 『水面の上は風の中』
:2014/03/29(土) 03:03:43
『報酬』
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
ココロ『RLP』
穴闇鋒頼『ストラング・アウト』
日向ナツ『ニンジャマン』 ⇒『30万』GET!
『水面の上は風の中』 ⇒『チャンネルG』にて『絶賛放送中』
997
:
リン『ルージング・マイ・レリジョン』
:2014/03/30(日) 23:23:42
お疲れ様でした。
流石にちょっと長くて、やー終わった〜。って感じですね。
始まりのあたりはもう読み返さないと覚えてません。
多少気が抜けていたこともあったんですが
楽しめたところもあったのでトントンかなと思います。
評価額:7万
シーンには煮え湯を飲まされた始まりの
>>855
を。
998
:
ココロ『RLP』
:2014/03/31(月) 01:42:37
お疲れ様でした。
ミッションの開催、および進行、ありがとうございました。
本当に長いミッションになってしまいましたが、最後の1レスまで熱を持って打ち込む事が出来たのは、GM様の手腕によるところが大きいと思います。
内容としては全体的に、思う存分ロールを楽しませていただきました。
我ながら、板活動の上ではあまり好ましくないキャラ造形だったかと思います。
それでも楽しめたのは、GM様、および他の参加者の方々のお陰だと思っています。皆さんありがとうございました。
また、1日1レスという形式はわりと肌に合うようですが、それを徹底できなかったのは申し訳ないです。ミッションの長期化の一因は、自分の遅レスもあるかと思われます。次回以降があれば、気を付けます。
繰り返しますが、ミッションとして非常に楽しかったです。
また続きなり、関連ミッションなりがあるなら、是非参加させていただきたいと思います。
評価額は『10万円』で。
印象的なシーンを探す為にミッションをざっと読み返しました。
あえて選ぶなら
>>901
を推します。
月並みな選定かと思いますが、やはり決めのシーンですし。
最後にもう一度、改めて、GM様、他の参加者の皆さんにお礼させていただきます。
本当にありがとうございました。
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