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【ミ】『1,2,Dead!!』

1『1,2,Dead!!』:2012/04/24(火) 15:59:22
即決式バトルロイヤル、
『1,2,Dead!!』の専用スレッド。

239薬師丸 幸『レディ・リン』:2012/06/13(水) 05:54:19
>>236

特にする事も無い――

もう片方のシャッターまでひたすらに歩いていく。

240フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』:2012/06/13(水) 21:58:30
>>238
「『やはり』、といいますか……」

バリアに目立った異常が無いか軽く見て解除。

とりあえず、この見えない壁で
隔絶された『教室』が、赤の部屋というわけだ。



「ほかには……っと」

足元の鈴が相変わらず違和感をこちらに覚えさせているが
 チャリチャリ 暫く鳴らしてみる。

もげたりしないだろうか。もげた途端『不運』が襲ってきそうだが。

241『1,2,Dead!!』:2012/06/14(木) 00:13:22
>>239(薬師丸)

黙々と足を運び、向かいのシャッターに到達した。
目前に続く通路に変化はない。
今までに見たものと同じ廊下、同じ陽炎が、前方を塞いでいる。

>>240(フェリシア)
『リン』『リリン』

右のつま先についた二つの『錆鈴』を鳴らしてみるが、
今のところ変化する兆しはない。

242薬師丸 幸『レディ・リン』:2012/06/14(木) 23:24:43
>>241

シャッターに近付く。

ベルはまだ鳴っていただろうか? 鳴っていないなら、シャッターから廊下に出る。

243フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』:2012/06/14(木) 23:32:55
>>241
「……さて、どうしようかしらね」

兆候なし……か。
次の立ち合い、のっけから不利をこうむることになる。


『レディ・リン』の主だけでなく、
『ジュリエット』の主もどこかに居るだろうが……


普通よりサイズの大きめな教科書かノートを1冊拝借。
チョークはポケットに、ノートは棒状にきつく丸めておく。

最初に来た方とは別の入り口へ。

244『1,2,Dead!!』:2012/06/15(金) 05:30:40
>>242(薬師丸)
『ベル』はまだ鳴っていない。
シャッターを潜り、通路に出た。

歩いていくと、ほどなく陽炎の立つ三叉路の前に立つ。
直進と、そして左に折れる道の二つが、前方に続いている。

                      リン リン…

前方――かなり遠くで、『鈴』が鳴るのが聞こえた。


>>243(フェリシア)
B4サイズの教科書を一冊取り、棒状に丸めて右手に握る。
チョークは二本ともポケットにしまった。

黒板から振り向いて右に見える、
入ってきたものとは異なる入り口へと向かった。

『リン』 『リン……』

245フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』:2012/06/15(金) 23:36:30
>>244
「……むぅ」


やはり、鳴るなぁ。

鬱陶しい。


資材類が破壊不能な入り口、ひいては反対側までたどり着いてから
『バリア』のフチなどで破壊できないか試すとしよう。

まず1個から。『不運』に近づくということだったが、
それと引き換えに、鈴を消せるかもしれない。

246薬師丸 幸『レディ・リン』:2012/06/15(金) 23:43:19
>>244

「ううん」

どうやら――再び、『セイヴ・フェリス』の使い手とぶつかる事になるようだ。

先程は不意打ちだから『鈴』を取り付けられたが――

『レディ・リン』を前に出し、警戒しながら先に進む。

247音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2012/06/16(土) 23:33:13
>>236
「この先、か」

左折してみる。

248『1,2,Dead!!』:2012/06/16(土) 23:43:02
>>245(フェリシア)

向かいのシャッター前まで進み、そこで立ち止まる。
姿勢を屈め、新たに掌に発現した『バリア』(直径は?)
の縁を使って、『鈴』を壊せないか試してみる。

    カシッ カシッ!

幸い、鈴は小指の先程度の小さなもの。
まずは『1つ』――鋭い縁で打ちつけ、砕いたその瞬間。

       グラ  リ

フェリシアの体勢が、大きく崩れた。
前のめりに倒れそうになるのを、反射的にこらえたその瞬間・・・・
思わず、両のかかとで踏ん張ってしまった。

             『パ キィィィン!!』

『急速移動』用にかかとに設置しておいた『バリア』が、
全体重を乗せて靴と床に挟まれ――『反発』を起こす。

   バ ウ!  ウ ゥ  ン !


思いがけずにも背中から、高々と『跳躍』する羽目になった!
その速度、勢い――優に天井に到達しそうだ!


>>246(薬師丸)
『鈴』の音を頼りに、陽炎を超えて慎重に前へ進んでいく。
『レディ・リン』の前衛も忘れず、シャッターの前まで来た。

部屋の中は、高校や中学を思わせる、『教室』だ。
四隅に机が集められ、積み上げられている。
特におかしな部分はない。正面には黒板や教壇もある。
左手の壁には『窓』が開き、夕日が差し込んでいる。
あまつさえ、穏やかな風にカーテンが揺れている・・・・

その時だった。


             『パ キィィィン!!』

何かが弾けるような音が、部屋に響くなり、
『セイヴ・フェリス』の女が、ジャンプしたのだ。
海老のような格好で背中から天井に跳ぶさまは、
明らかに意図したものではない。

場所は左の壁のシャッター前と離れているものの、
これは『好機』――何より、向こうはこちらに気付いていない。


『赤の部屋』:現在位置

■□□□□薬□□□□■
□机机机    机机机□
窓机机       机机□
窓机          .机□
窓             .□
□            フ
窓             □
窓机         . .机□
窓机机       .机机□
□机机机    .机机机□
■□□黒黒板黒黒□□■


>>all
『ジリリ……』

三人は、頭上に響く『ベル』の音を聞いた。

249『1,2,Dead!!』:2012/06/16(土) 23:54:10
>>247(ピエール)
『締め切り』につき、この行動は『無効』。
>>248のレス情報を得た上で、再度、レスすること。

250音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2012/06/17(日) 00:57:24
>>249
>>231では>>223でのレスに対して、
何ら指摘はありませんでしたが、ルールの変更があったのでしょうか?

251『1,2,Dead!!』:2012/06/17(日) 01:16:17
>>250
『締め切り』に間に合っていないレスは『無効』なので、
次次回のGMレスで対応するか、書き直すのが本来のルール。

なのだが、GMレスの遅れもあったので、
温情措置として、GMの最新レスを見た上での書き直しを提示した。
厳正なルールの適用を望むなら、書き直しをしなくても構わない。
(GMレスは17日24時以降に対応する)

252音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2012/06/17(日) 01:17:36
>>251
では、書き直しをせずに>>248にレスをします。

253薬師丸 幸『レディ・リン』:2012/06/17(日) 18:01:19
>>248
(天井の高さはどれ程だろうか?)

254フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』:2012/06/17(日) 21:18:59
>>248
バリアは掌大。

「あらぁぁ〜〜?」

ひどい『不運』もあったものだ。

天井に激突する前に、切断に使った掌大のバリアを
拳大に変化させ、空中設置。そのまま固定されたバリアに、
展開させていた手をかけさかさまにぶら下がるようにして、
天井には背中からでなく、脚から接触できるよう姿勢を変更したい。

その状態で、とりあえず天井を蹴って、通路側まで飛んで降りようとする。

クッション代わりに手にもう一度バリア(掌大)を展開して、地面に手を伸ばしつつ。

255『1,2,Dead!!』:2012/06/17(日) 23:31:40
>>253(薬師丸)

>>26にある通り、
>・部屋の大きさは『9m×9m×3m』。

『締め切り』は『継続中』。

256音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2012/06/17(日) 23:40:34
>>248
「よし、こちらのようだね」

『ジュリエット』を解除し、剣先の指し示していた方向へ走る。

257『1,2,Dead!!』:2012/06/18(月) 19:59:22
>>254(フェリシア・薬師丸)

シュンッ カ キン

            グルゥ ――――ン !


掌中の『バリア』を空中に設置し直し、
それを支柱に体を『半回転』――足から天井に『着地』する。
余裕はまるでなく、フェリシアの体術をもってしても
『かろうじて』、というところの対処だったが、
靴のつま先は何とか、天井の感触を掴めた。

しかし、すぐにも天井を蹴るには至らない――
『痛み』なく衝撃を和らげるのがやっとだ。

           ギュン!

さかさまになった視界の隅、自分が入ってきた『シャッター』に、
薬師丸の姿を発見する。
互いの距離は『7m』ばかりか。

                   『ジリリリ……』

二度目のベルが鳴った。

>>256(ピエール)
『ジュリエット』を解除し、剣先の指し示していた方向――左へと走る。
通路の先に、陽炎が立っているのが見えた。
『十字路』になっているようだ。

                   『ジリリリ……』

二度目のベルが鳴った。

258薬師丸 幸『レディ・リン』:2012/06/18(月) 20:14:59
>>257

「そのバリア……」

「随分、便利らしい」

防ぐだけが能では無い、というのは分かっていた――が。

あの『空中機動性』――この上なく厄介な相手かもしれない。

「『レディ・リン』ッ」

        ズギャァン!!!

薬師丸自身、部屋に駆け込みつつ(スC)――『レディ・リン』をフェリシアに向かわせる。スB

だが――狙うはフェリシアでは無い。

        シュバババババババ!

フェリシアの着地するであろう、彼女の眼下の床に、素早くラッシュを打ち込み、無数の小さな鈴を取り付ける!! パス精CBA

完了したなら、その場から『レディ・リン』を飛びのかせたい――時間・状況的な余裕があればだが。

259フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』:2012/06/18(月) 22:39:01
>>257
一息。

実にヤバイと焦った。遠因が『レディ・リン』の鈴だから、
コレで痛かったらカウントがとられていたところだ。

あぁ、実にヤバイ。

戦う前から1手遅れたら……

「……『克服』出来なくなるじゃありませんか、ねぇ?」


とりあえず、蹴るのはやめてけん制。

左手天井から下、薬師丸の居る方向へ手を伸ばし、
1mサイズのバリアを展開、フェリシアから見て薬師丸の前の床へ、水平に射出
(フェリシアの現在位置上、地上から見ると斜めになるか)

自由落下が始まる前に完了する、と思う。

260『1,2,Dead!!』:2012/06/19(火) 00:37:34
>>258(薬師丸)
『バリア』を支えに、
『コウモリ』状に天井に足をつけた敵を見上げる薬師丸。
『セイヴ・フェリス』の脅威の片鱗を、新たに一つ学習する。

けれど――臆することなく。

タ ッ
           ズギャァン!!!

部屋に駆け込みながら、『レディ・リン』をシュート!
敵までの『7m』の距離を、射程距離である『5m』に縮めるべく、
まっしぐらに走る――そこへ。

      シュアァ――ッッ !

さかさまの姿勢から、女が新たな『バリア』を投じてきた!
直径『1m』ばかりのそれは、フリスビーのように回りながら、
斜めに、薬師丸目掛けて襲い掛かる!
対する薬師丸は加速の中・・・・スタンドは『5m』前方を行っている!

        シュバ! 『リン!』

ラッシュを放つつもりだったが、本体の眼前に迫る攻撃。
拳の最初の一撃が、女の真下の床に小さな『鈴』を一つつける。
このままラッシュを続けるか?それとも――

>>259(フェリシア)
自由落下に移るまでの『1秒』――それを攻撃に費やす。

左手に直径『1m』の『バリア』を発現し、大きく手を振って投擲する!
しかし、敵も止まってはいなかった。
部屋に飛びこむなり、『レディ・リン』を放つ――
本体が走りながら、
スタンドは恐るべき速度で『バリア』の下を潜り、フェリシアの真下に到達する。

        シュバ! 『リン!』

真下を見る余裕はないが、音から何をしたかは感じられる。

同時に、投擲した『バリア』は、斜めに薬師丸本体へと突っ込んでいく。
前方を狙ったのだが、敵自ら、予想以上の勢いで突っ込んできた。

天井から靴底が離れるのをフェリシアは感じる。
体にGがかかる――『自由落下』が始まる。


■□□□□S□□□□■
□机机机    机机机□
窓机机    薬 ..机机□
窓机          .机□
窓             .□
□          レフ..S
窓             □
窓机         . .机□
窓机机       .机机□
□机机机    .机机机□
■□□黒黒板黒黒□□■

薬師丸とフェリシアの距離:『5m』(高度差抜き)
『レディ・リン』:フェリシアのほぼ真下

261ようこそ、名無しの世界へ…:2012/06/19(火) 21:48:22
>>260

ここは『攻め』のターンだ。

          ブチッ

右手の袖を引きちぎり、押さえられていた鈴を鳴らす。呼ぶのは『三つ』だ。

三つ分の幸福に身を任せ、そのまま前方へと飛び込む――そして

          ババババババババババババババ―――――z_____ッ!!


『レディ・リン』にはラッシュを続行させる――パス精CBA

『レディ・リン』の目は、上を向かせておく。敵の動きに対応する為だ。

突きが命中した地面に大量の最大サイズの鈴を設置したい。

262薬師丸 幸『レディ・リン』:2012/06/19(火) 21:57:44
>>261

263フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』:2012/06/19(火) 22:35:27
>>260
音から察するに、真下に鈴を置いてきたようだ。

足の踏み場がなくなることになりそうですわね。



だったら、その前にやってあげようじゃないか。
といってもやることはシンプルだ。

ほうったけん制手であるバリアは放置
(他にやることがあって手一杯なだけなのだが)して、
真下、こぶしを振るう音の元めがけて右の手を伸ばす。

持っていた丸めたノートは落とすことになるが、右掌を体の外に向け、
自分のバリアで自分を巻き込まぬようにし、
2mサイズのバリアを、『縦』に展開。

「相変わらず速いですわね……『レディ・リン』のお嬢さん?

 でも……コレはどうかしら……!」




人間が手を伸ばして、かつ掌から1mの得物を突き出せば
天井から3mぐらい、おそらく地面に向かってしゃがんでいるであろうレディ・リンにも届くんじゃないだろうか。

つまり、『上』3mは『射程の内』。


『ものすごいスピード』をも凌駕する、『瞬時』のバリアで、狙う。


また、左手からも1枚、拳大サイズで出現させておく。
こちらは展開と同時に空中へ設置し、自由落下を抑える支えに。

264『1,2,Dead!!』:2012/06/20(水) 12:36:55
>>261-263(薬師丸・フェリシア)

          ブチッ  『リリリ――ン!』

右手の袖を引きちぎるなり、
あらかじめ設置しておいた『鈴』で『3つ分』の『幸運』を呼ぶ。
斜め上から飛来した『巨大バリア』には対処せず、
『強運』を信じてあえて突っ込んだ――

    ビュオオオ!!

果たして正面の窓から強風が吹き込んだのは次の瞬間だった。
カーテンが激しく踊り、逆上がるほどの『旋風』。
『バリア』は女性が扱えるほど薄く軽いもの――
予想外の風に煽られ、軌道を大きく反らされる!
薬師丸は躊躇うことなく、さらに『2m』、前進した。
逆立ちしたフェリシアまで、『3m』の距離。

同時に、『レディ・リン』も手を休めていない。

          ババババババババ

床にラッシュを放ち、西瓜のように巨大な『鈴』を幾つも設置する。
とりあえず『9つ』――その目は油断なく敵を見上げている。

だが・・・・両者の距離は、薬師丸の想定を超えて接近していた。
天井までの距離は『3m』、
フェリシアが立ち、手を伸ばすだけで『2m弱』。
そこに最大サイズの『直径2mバリア』を発現すれば――『瞬時の斬撃』が完成する!
逆さまのまま、手を伸ばす様子に気付いた時には、『すでに遅い』。


    スパァ ア!
               ビュオオオ!!

薬師丸の左肩に走る、鋭い痛み。
『鈴』の呼んだ『神風』がフェリシアの体をも煽らなければ、
首筋の動脈を断たれてもおかしくないところだ。
『初撃』を取ったのは、フェリシアの方だ――!

一方、フェリシアにも余裕はない。
落下しながら六枚目となる『拳大バリア』を空中設置、落下を制するも、
上下逆の状態で、強風の煽りは片手でさばくのはさすがに苦しい。
巨大な『鈴』が並んだ床まで『1m』ばかりの空中で、
窓とは逆方向に体が泳ぐ――
                       『リリン!』

つま先に残った、『錆鈴』が鳴り響く。


             『ジリリ……』

そして、三度目のベルが鳴った。

265薬師丸 幸『レディ・リン』:2012/06/20(水) 14:27:34
>>264

「くアぁッ」

鋭い痛みに、顔を歪める――だが!

まだ戦える! 全ては『賞金の為』――

可能なら、左手の袖のボタンもちぎり取りたい。

『チリン』

フェリシアの足の鈴が鳴る――この局面で呼ばない手は無い。
フェリシアには不幸が『一個分』襲い掛かる!


その『隙』を狙い――『レディ・リン』によって揺れるフェリシアを力強く掴み引きずり落とす! パス精CBA

仮に引きずり落とすのが失敗しても、痛みは与えられるハズだ。

仮にフェリシアが、『レディ・リン』が掴む前に『落下』して来たなら、その全身にラッシュを叩き込む!! パス精CBA


どちらにせよ――『掴んだ所』か、『打ち込んだ所』には、可能な限りのサイズの鈴を取り付ける!

266フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』:2012/06/20(水) 22:57:25
>>264
「なるほど、コレがジャパニーズ『カミカゼ』!」

古のジャパンに伝わる『剛運』『激運』の象徴。
ここでコレがきたか。運気の大盤振る舞いですね。

そしてこちらにはおそらく『サビ鈴』の不運が来るだろう。鳴っているわけだし。

1つに減らしておけたのは不幸中の幸いか。
……1つで転びかけるとかであれば、風に混じって石ころでも飛んでくるだろうか?

なればやることは、維持。



左手の支えにしたバリアと、天井着地につかったバリアを解除。
伸ばした右手を手前に引き寄せ、2mサイズのバリアを『レディ・リン』に向けた体制にして、『落ちる』

おそらく煽られて『レディ・リン』からシャッター側に離れていく位置になるか。
落下を防ぐという行動をやめたことで、余地が生まれるはずだ。
風圧に身を任せて、倒立状態をやめ、脚を下におろしたい。

頭は窓側、体はシャッター側で、顔は下をむくように。
ただし、バリアを『レディ・リン』と自身の間を隔てるように構えておくことは最優先。

267『1,2,Dead!!』:2012/06/21(木) 12:43:08
>>264-265(薬師丸・麟)
近接状態からの二人の攻防は続く。

肩を切り裂かれるも、フェリシアについた『錆鈴』から、
『不幸』を呼び出す薬師丸。

それを予想し、現状維持――
支えとした二つの『バリア』のみ解除し、
攻撃に使用した右手の『直径1mバリア』を引き戻すことで、
『レディ・リン』からの攻撃に備えるフェリシア。

           ビュオオ オ

だが――『ささやかな不運』。
まだ止み足りぬ風が、『バリア』を押している。
巨大な『バリア』であるがゆえに、より強烈に、風に流される――!
そのわずかな時間のロス――その間を縫って。

      ガシィイ!

引き戻しかけていたフェリシアの右手首を、『レディ・リン』の左手が掴んだ!
左肩痛みにより、握力は『痛み』を与えるほどではないが、

           ギュンッッ!!

そのまま引き落とす――新たなバリアを発現・設置するより、なお速く!
仮に『バリア』を設置できたとしても、フェリシア自身はすでに落下中だ。
すでに加速のついた状態で掴まれては、前回のような『無痛着地』は望めない――

       バ   タァァ――――ンッ

うつぶせ状態で、したたかに床に叩きつけられた。
背中ではないため、さしてダメージはないが、『痛み』はある――
フェリシアもまた『初撃』を受ける。

手首を掴んでいた『レディ・リン』の手は衝撃で解けている。
『レディ・リン』とは1m近く離れた。

                   『ジリリ……』

四度目のベルが頭上で鳴った時、フェリシアは気がついた。
うつぶせに倒れた頭上にあるのは――『シャッター』。
『シャッター』の真下に飛ばされてしまっている!

(薬師丸は袖を破ることは出来ていない)

268フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』:2012/06/21(木) 23:13:45
>>267
「……けふ……っ」

右手からバリアを解除。

地を這うのはいつ振りだっただろうか。
北のあの町の出来事が、もう遠い昔のようだ。 


だが、敵が掴んだということが不幸中の幸いだ。


お互い、射程の外には外れていないのだから。


さて、叩きつけられてうつぶせの状態ということは、
右の手は伸びているはずだ。当然掴んだレディ・リンに向けて。

その右手は掌を下にして前に出す。最小限の動きで出来るはずだ。うつぶせで掌が上を向いている道理は無い。
右手の一つは自分の体の下に、もう一つは自分の体、頭から上を覆うようにして、
直角三角形の鋭角の2つの辺を作るように、最大サイズ『バリア』を、展開する。

右手が最優先だが、間にあえば、左手も。上に向けた状態で前に突き出して同様に発現する。


「……『触れないで』くださいます……?」

『バリア』は展開時にスペースが足りなければ、
軌道上にあるものを人間並の力で切り裂きつつ、弾き飛ばして発現される。


レディ・リンの傍にある鈴を押しのけたり、
まぁ、そのときに鈴は鳴るのだろうが、近い距離にいる自分に幸運が来ると良いな。
などと思いつつ、刃、或いは押された鈴がレディ・リンの脚へ当たり、
微量でも痛みを到達させることを期待して発現する。

シャッターは……構わない。
今は4回目のベル。長いベル音と同時にシャッターが下りる瞬間。

ギロチン刑にされないよう、少し動ければいい。

どの道、しくじればこちらに次は無い。
目の前の敵を打ち倒す、最後かもしれないチャンスに、
スタンドを解除して逃げようとするなんて事は、この小娘には出来ないのだ。

269薬師丸 幸『レディ・リン』:2012/06/21(木) 23:28:41
>>267

1m――本来ならスピードに優れる『レディ・リン』の『有効射程』――とは言え。

先程の『バリア』による斬撃を見た後だ。
あれをもう一回やられれば、その時点で敗北(Dead)――!

真っ直ぐ突っ込んで殴り抜けるのは、多分愚作だ。

「『レディ・リン』ッ」

           ギュオッ!!!!

薬師丸の位置は、(恐らくだが)先程設置した鈴群に程近いハズ。

それに蹴りを入れて鳴らし――鳴った鈴の数、可能な限りの幸福を呼ぶ!!パス精CCC

仮にこれが勘違いで、薬師丸が鈴から離れているならば……一刻も早く袖を外し、鈴三つを解き放つ。パス精CCC

この際に鈴は鳴るハズだ。鈴三つ分の幸福を呼ぶ!!

         ピョ――z__ン!!

この局面、選んだ手は――『跳ねる』!!

『レディ・リン』は素早く跳ね、上からフェリシアを『蹴る』!! パス精CBA

『俯せ』なら――少なくとも上は見えないだろう。

そして――先程から見る限り、フェリシアはバリアを『手から』出している。
無論、手から以外からも出せる可能性はあるが――ここは、運を天に任せよう。

270音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2012/06/21(木) 23:44:50
>>267
「間に合わなかったか――――」

四度目のベルが鳴った。
その場で立ち止まり、『ジュリエット』を発現する。

271『1,2,Dead!!』:2012/06/22(金) 01:54:18
>>268(フェリシア)
右手のバリアは床に叩きつけられた際に
床に縁をぶつけて割れ、解除されていた。
この破片によるダメージは双方ともにない。
(描写忘れ失礼。)

床に突っ伏したまま、フェリシアは反撃を再開する。

投げられたまま伸びた右手から、床を覆うような『バリア』。
額に甲を当てた左手のひらから、斜面を作る『バリア』。

      パキ キィィン!

ともに、最大の『直径2m』サイズで、
薬師丸と『レディ・リン』に鋭角の『防御壁』を作り上げた!

     \
       \
      左 \
フェリシア  右 \
    ──────鈴鈴鈴
床床床床床床床床床床床床
                    (こういった状態と判断する)

伸びた『バリア』は巨大な鈴群に当たる。
縁に当たったもっとも近い『鈴』が転がり、重い音を鳴らす。
床と『鈴』は、太い金属の『鎖』で繋がっているようだ。
『バリア』の縁による切断は、普通に考えても『無理』のようだ。

         ピョ――z__ン!!

同時に、床に沿った『バリア』を忌避するかのように、
ほぼ同時に『レディ・リン』が宙に跳ぶのが見えたが、
この姿勢のままでは、敵の脚元より上は見えない。

         バシィ! ギン!

頭上で、『反発』の弾ける音が響き渡る――

>>269(薬師丸)
薬師丸の距離は、フェリシアの倒立位置=『鈴』畑の位置から『3m』。
走りこむには時間がなく、左袖のボタンをちぎる様に外した。

    『リリリ――ン!』

『鈴3個』の強運を纏いながら、『レディ・リン』が軽やかな跳躍を見せる!

ほぼ同時に、うつ伏せで倒れたフェリシアも動きを見せた。
突き出した右手と、額に添えた左手から『直径2m』の『バリア』2枚を展開!
『バリア』の斜面を形成して、鉄壁の防御を固める!
『バリア』が『大鈴』に触れたのか、ガランと音が鳴った。

       脚
     \足
       \  
      左 \ 
フェリシア  右 \
    ──────鈴鈴鈴
床床床床床床床床床床床床

         バシィ! ギン!

蹴りを叩き込むも、『バリア』表面に勢いよく弾き返される。
見えない『反発力』だ――蹴りは『バリア』に到達しない。
『レディ・リン』のパワーでは貫けない、『鉄壁』だ。
(『反発』は、拳や蹴りなど、硬い部位には痛みを生まない)

  ド ド ド       ド ド ド ド ド

だが・・・・一方で、薬師丸は言い知れぬ『高揚感』に包まれていた。
『鈴3個』の『幸運』が脳内を駆け巡り、かつてない集中力を生む。

一発の蹴りだけで、『バリア』による『反発』の威力、角度、間合い――
見えないはずのそれらを、肌で『確認』出来る気がしてくる。
よく弾む階段を登るように『自在』に――だ!

バリアの上に位置する『レディ・リン』の眼前には、
上がりきったシャッターが、その先には通路がある。
フェリシアが動かなければ、シャッターは彼女の両膝を切断するだろう。

>>270(ピエール)

いつのまにか、またまどろんでしまったようだ。

十字路の前で立ち止まり、『ジュリエット』を発現した。

>全員
         『ジリリリリリリ……』

最後の『ベル』が鳴り始めた。

272フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』:2012/06/22(金) 11:45:18
>>271
「えぇわかりました……
 そこまで『触りたい』のなら、ご存分に!」


「ただし、わたくしの熱烈な歓迎と共にですが!」

蹴ったか、それともパンチか。
どちらにしろ、敵はこの『バリア』に触れて、足がかりにしているハズだ。

左手のバリアを解除。念じるだけで良い。
そして、その左手を、前方下に、上から斜めに叩きつける。

拳大のバリアを展開して。

扱いに慣れているフェリシア自身はどうすれば割れるか、当然知っている。

つまり、反発力と自分の腕の力で床のバリアを自ら『割る』。

破片の反射は、衝撃がきたベクトルに、再帰性をもって行われる。
つまり、フェリシアの頭上から、背中の方向に向かって飛ぶのだ。


        
 \       \        つまり、射線で囲った方向に、破片が飛ぶ
   \       \
    \       \
フェリシア 両手   \
    ──────鈴鈴鈴
床床床床床床床床床床床床


やることは大まかに2つだ

バリアを叩きつけて破片を散らし、その手を支点に、
床のバリア破片から逃れるよう体を左前に転がす。

目を瞑り、一心不乱に素早く実行する。


『レディ・リン』の主は幸運を呼ぼうとするだろうか。
しかし、まだ主本体よりは『フェリシア』の方がスイカ並の鈴群に近い。

これ以上の『幸運』は、無い……ハズだ。

273薬師丸 幸『レディ・リン』:2012/06/22(金) 21:28:18
>>271

――どうするッ!?

このまま動かなければ、シャッターが奴を両断する――奴も、それは避けたいハズ。

ならば、当然だが奴は『動く』だろう。

問題は『どちらに』『どう』動くか――だが、相手は『俯せ』だ。そう多様な動きが出来る体勢ではない。

『セイヴ・フェリス』による機動は、スピードはともかく『レディ・リン』に優っている。

また――相手は一応、素手だ。バリアの斬撃もあるとは言え。


ならば――――

          ギュオッ  ダンッ!!

『レディ・リン』はバリアを蹴って舞い上がり、空中で身体を翻し、天井(下図1)を蹴る――

          ダンッ!!!

そして、その勢いでシャッター側の壁に向かい――再び、その壁(下図2)を蹴る。

     1
「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|2   


|      脚
|    \足
|      \  
|     左 \ 
フェリシア  右 \
    ──────鈴鈴鈴
床床床床床床床床床床床床

この図が正しいなら――これにより『バリア』に阻害されず、奴に突撃出来るハズだろう。

手や足が届く距離になれば、素早く攻撃を仕掛ける。

ここまでの一連の動作は全てパス精CBA

274音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2012/06/22(金) 23:14:09
>>271
四度目のベルが鳴り響く。
『ジュリエット』を発現し、立ち止まったのは、
決して『勝負』を放棄したわけではない。


「通路に一人残された時、
 『恐るべき敵が現れる』、か――――」


この場に残り、隔離されるのを待つ。
通路の壁を背にし、『ザ・リックス』を身体に引き寄せる。


「私がまだ『闘える』か否か、
 『運命』に委ねるのも悪くはない」

275『1,2,Dead!!』:2012/06/24(日) 06:37:21
>>272-273(フェリシア・薬師丸)
『バリア』越しとはいえ頭上を取った『レディ・リン』。
頭上は見えぬながら、音で気配を感じ取るフェリシア。

降りしきる最後の『ベル』の下――両者の最後の攻防が始まった。


左手の『バリア』を解除するフェリシア。
『レディ・リン』はいち早く、その『バリア』を蹴って天井へ跳ぶ。

ブ  オ ン ――キ ィン!

                    ガ ガッ!!

左手に輝く新たな『バリア』が、床の『巨大バリア』に振り下ろされる。
閃くような蹴りが、天井から壁へと、純白のヴィジョンを突き動かす。


 パリィ イン! 
            ズ ババババババババ――z_______!!!


『バリア』が砕け、無数の破片が天へと『逆流』した!
方向は斜め上・・・・『レディ・リン』がいるだろう空間だ。

      ザグッ ザグザグ !

『バリア』を叩き割った左腕に、瞬時に『バリア片』が突き刺さる。
左手を基点に左前方へ転がるつもりだったフェリシアだが、
それは『不可能』だ――『破片』より早く転がれる道理はない。

斜め上に駆け上る『バリア片』の『集中豪雨』を前にし、
『レディ・リン』は壁を蹴って加速した。
方角は斜め下――その姿、まさに『流れ星』。


            ――――ズドォ オ!



一瞬早く突き刺さったのは、


     ド  ド ド


                  ――『レディ・リン』の『四角蹴り』だった。

  

               ド  ド  ド     ド  ド  ド     ド



ノータイムで発現出来るものの、『セイヴ・フェリス』による『バリア破片』は、
あくまで人間並みの本体による打撃を要する。
スピードに勝る『レディ・リン』だが、その軌道は反射を二度行うもの。
さらに斜めに切り込んだため、自ら『ガラス片』に飛び込む形となる。

スピードに勝るとはいえ、軌道上のロスを計算に入れれば、
先に届くのは、僅差で『バリア片』かと思われた。

そのわずかな時間差を覆したもの・・・・それは、『反発力』。
最後の『幸運』によって得た集中力は、跳躍の際、
『バリア』の『反発力』を、最大限に生かし『加速』していたのだ。

元より人を凌駕する『レディ・リン』が、
――フェリシアの得意とする『反発』を利用して。

                       『リリリリリリリ  リン!』

       『ピ!』

ガラララララララア――――z_________!!   

背後でシャッターが、勢いよく閉じた。
脚が挟まれたはずだが、もう痛みは感じなかった。


     ピキッ   パキキキッ

打たれた背中から、全身に亀裂が走るのをフェリシアは感じる。
まもなく自分も消滅するだろう。あの『ミクセル・ピクセル』の少女のように。
不思議と恐怖はなかった。
目前には、立ち尽くす薬師丸の姿がある。
まだ、猶予はある。最後に何か、言い残せるかもしれない――


>>274(ピエール)

                       『リリリリリリリ  リン!』

       『ピ!』

ガラララララララア――――z_________!!   


最後の『ベル』が鳴り終わり、
通路の何処かで、シャッターが閉じるのが聞こえた。

一人、通路に残されたピエールは、壁を背に、『ザ・リックス』を引き寄せる。

『恐るべき敵』とは、何物なのか・・・・

                         コ ボン

突然、ピエールは『水没』した。
通路一杯、天井まで、『水』が満たしている。
水を飲んではいない。なぜか呼吸は出来る。
あの『スプラッシュ』の『水域』のようだが――範囲が桁違いだ。


        カチッ カチッ……カチッ

奇妙な音が、水を通して聞こえてくる。
十字路の向こう、陽炎の先を、『白黒の壁』が塞いでいる。
次の瞬間、陽炎を突き抜けたのは、巨大な『シャチ』の頭だった!
とうてい通路に収まるはずもない、そのサイズ。
胸鰭の先は、壁を透過してしまっている。
開いた口は、人を一飲み出来るほど。
何人たりとも戦慄させずにおかない、獰猛な牙の『環』が覗く。

       キ ン !

その額に『3つ』の『菱型』が現れる。

スタンドだ・・・・シャチの『スタンド使い』!

276薬師丸 幸『レディ・リン』:2012/06/24(日) 23:37:00
>>275

「あんたの敗因はたった一つ」

「たった一つのシンプルな答えよ」

 ・・・・・・・・・・・
「私はとってもツイていた」



        ドギャア―――ッ!!



……大見栄を切るけど、内心は安堵よ。

これで、また一歩賞金に近付いたワケね。

277音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』:2012/06/24(日) 23:48:50
>>275

                         コ ボン


「な、にィ!?」


「鼻から喉へ通る空気、肺を『酸素』が満たしているぞ……。
 この『液体』がスタンド物質で『空気』を透過しているからなのか?
 ……否、ならば『鉄 一郎』の『水域』に邪魔される謂れはないはず」


液体が周囲を満たし、『浮遊感』に自由を奪われる。
これが『攻撃』によるもので『衝撃』を持つのであれば、
『ザ・リックス』によって『紋章』に変えられるはずだが、そうではないらしい。


「……だとするならば、『放水』や『浸水』じゃあない。
 衝撃も伝わらぬ程の『一瞬』での『範囲攻撃』ッ

 ――――能力を推理するのはこの辺りにしておこう。
 知る必要があるのは『武装』じゃあない、『意志』にある」


恐らく、能力の秘密は壁を『透過』する『胸鰭』に秘密があるのだろう。
加えて可能となっている『呼吸』。
『ジュリエット』を解除し、徒手のまま『シャチ』へと対峙する。


「我が名は『音無ピエール』。
 我が一族は対人専門、ましてやシャチを屠った者は誰一人とていない。

 ――――とはいえ、『白鯨』に心躍らぬ男は在らぬだろうよッ」


自ら動けば不利になるのは否めない。
期待するは『シャチ』の特攻。
この『水域』が能力によって生まれているならば、『攻撃の意志』が働いているはず。
動きによって『水流』が起きれば、それを『攻撃』と看做して『吸収』出来るだろう。

278フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』:2012/06/25(月) 03:33:12
>>275
口元には、笑み。

           「……やるではありませんか」


悔しい。それは確か。
諦め? それは違う。

このままでは終わるつもりはない。

ここで消えようとも、


            もう一度。
次こそは。

              『克服』すると、刻み込んで。

勝者へ贈る言葉は

「さよなら」
                      「お元気で」

279『1,2,Dead!!』:2012/06/25(月) 04:23:30
>>277(ピエール)
『水中』という奇妙な状況を分析するピエールだが、
対峙する水生哺乳類は、それを待ってはいなかった。

   グンッ!

恐るべき巨体でありながら、滑るようなそのスピード!
尾ひれの一打ちで、
シャチの大口は、ピエールの目前に迫る。

『ザ・リックス』を構え、『水流』を吸い込もうと待ち構えるピエールだが、
流線型を成すシャチの前方に、逆向きの『水流』は生じない。
仮に生じたにせよ、吸い込めるのは『盾』の範囲に過ぎず――


    グバァ ア ァァァア――z__________ッ


構えた『盾』もろとも、上半身を食いちぎり、飲み込まれた。


音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』 ⇒ 『(夢の中で)死亡』


>>276>>278(薬師丸・フェリシア)

最後の『挨拶』を残し、フェリシアの姿は砕け散った。


一人、黄昏の教室に残された薬師丸は、





――気がつくと、『映画館』の席に座っていた。
眼前にはスクリーン。最初の状況とまったく同じだ。
違うのは館内に自分しかいないのと、
ポップコーンとコーラが手元にないことだけ。


 タララララララララララ タンタン!

              タララララララララララ タンタン!


勇壮な音楽とともに、スタッフロールが流れ始める・・・・

280『1,2,Dead!!』:2012/06/25(月) 04:24:41


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■□□■■■■■■□□□□■■■■□□□□■■■■□□□□□■■■■□□□□■□□□□■■■■■□□■□□■■■
■□□□□■■■■■□□□□□□■■■□□■□□■■■□□■■■■■■□■■□□■□□■□□■■■■□□■□□■■■
■■■□□■■■■□□■■■□□■■■□□■■□□■■□□■■■■■■□■■□□■□□■■□□■■■□□■□□■■■
■■■□□■■■■□□■■■□□■■■□□■■■□■■□□■■■■■■□■■□□■□□■■■□■■■□□■□□■■■
■■■□□■■■■■■■■□□■■■■□□■■■□□■□□■■■■■■□■■□□■□□■■■□□■■□□■□□■■■
■■■□□■■■■■■■□□■■■■■□□■■■□□■□□□□□■■□□□□□□■□□■■■□□■■□□■□□■■■
■■■□□■■■■■■□□■■■■■■□□■■■□□■□□■■■■■□■■■□□■□□■■■□□■■□□■□□■■■
■■■□□■■■■■□□■■■■■■■□□■■□□■■□□■■■■■□■■■□□■□□■■□□■■■■■■■■■■■
■■□□□□■■■□□□□□□□■■■□□■□□■■■□□■■■■■□■■■□□■□□■□□■■■□□■□□■■■■
■■□□□□■□■□□□□□□□■□■□□□□■■■■□□□□□■□□■■■□□■□□□□■■■■□□■□□■■■■
■■■■■■■□■■■■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

281『1,2,Dead!!』:2012/06/25(月) 04:32:51
【バトルフィールド】

緑の部屋          赤の部屋
(植物園)            (教室)
□□□             □□□
□□S■■■■.■■■■■S □□
□S.□       .■      □.S.□
  ■        ■        ■       
  ■        ■        ■
  ■        ■        ■
  ■        ■        ■
  ■■■■■■.■.■■■■■■ 
  ■        ■        ■
  ■        ■        ■  
  ■        ■        ■
  ■        ■        ■
□S.□      ■       □.S.□
□□S■■■■ ■.■■■■S□.□
□□□              □□□
青の部屋           黄の部屋
(銭湯)              (砂漠)



【リザルト】

フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』 vs 近橋千聖『ミクセル・ピクセル』
場所:西〜中央西通路  フェリシアの勝利

音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』 vs 鉄 一郎『スプラッシュ』
場所:緑の部屋  ピエールの勝利

音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』 vs オズマ『ドミノ・エフェクト』
場所:中央通路  オズマの勝利

フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』 vs 薬師丸 幸『レディ・リン』
場所:中央南通路〜赤の部屋  薬師丸の勝利

282『1,2,Dead!!』:2012/06/25(月) 04:39:47
>全員

そして――
千聖、東、ピエール、フェリシア、薬師丸の五人は、それぞれの寝床で朝を迎えた。

それは、何処かのスタンド使いによる『実験装置』なのか。
それとも夢魔の運んだ、一夜の『修羅場』に過ぎないのか。
理解するものは誰もいない――何もわからない。

その胸に残された、『スタンド使い』たちの記憶を除いては。




『 バ  ア   ァ  ア ――z_____________  ン  ン  』




         『1,2,Dead!!』 ⇒ 『GAMEOVER』

283『1,2,Dead!!』:2012/06/25(月) 04:42:41
【賞金】

薬師丸 幸『レディ・リン』 ⇒ 『優勝』『賞金25万』
フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』 ⇒ 『準優勝』『賞金15万』

音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』
鉄 一郎『スプラッシュ』
近橋千聖『ミクセル・ピクセル』           ⇒『賞金5万』

284『1,2,Dead!!』:2012/06/25(月) 05:03:54
ミッション:『Orcinus orca−冥界の魔物−』 より
ttp://aratelog.web.fc2.com/1053433883.html#R228



【人食いシャチ】オズマのスタンド

額に現れる『三菱』がヴィジョン。
能力は『三態変化』。

『能力範囲』――10m×25m×高さ5m内の、
『気体』を『液体』に(上の菱)
『液体』を『個体』に(右下の菱)
『個体』を『気体』に(左下の菱)に一瞬で『変化』させる。

三つの『変化』は同時に使用可能だが、対象は必ず範囲内全て。
ただし生物と『生物内の物質』は『変化』の対象にならない。
『スタンド』は対象外だが、『スタンド物質』は対象となる。

『三態変化』による温度変化は一切起こらず、
また『変化』中の物質は、別の『三態変化』や『化学反応』の影響を受けない。
(氷になった水が常温で自然に溶けたり、能力の重複はしない)

『能力範囲』は『床』に対応するため、空中で展開は不可能。
また常に本体を中心にするわけではなく、
端まで泳ぐことも、『能力範囲』だけ動かすことも出来る。

『ドミノ・エフェクト』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:なし 成長性:E

285薬師丸 幸『レディ・リン』:2012/07/14(土) 01:38:13
評価額:『6万円』

特に「これが!」という文句、意見は有りませんが、初の試みであり、まだまだ進化の余地がある企画だと感じたので、少し厳しめの額に設定しました。

イベント自体はとても楽しめました。また機会があれば、是非参加したいです。

286『1,2,Dead!!』:2012/07/14(土) 01:46:37
373 返信:近橋千聖『ミクセル・ピクセル』[] 投稿日:2012/07/07(土) 18:02:29
>>372
賞金は このスレで提示すればOKなんですかね。


千聖が最期にみせるのは代代受け継いだ未来にたくすツェペリ魂だ!人間の魂だ!
GM―――― 千聖からの賞金だぜ――― うけとってくれ――ッ


『1,2,Dead!!』GMへ『6万円』進呈。
強い不満はありませんが、私の対戦相手、フェリシアPLの判定に不備があったらしいので
無難な7万円のラインから、マイナス1万円ということで。

287フェリシア・B・レッチュベルク『セイヴ・フェリス』:2012/07/14(土) 03:15:49
評価:『7万』

こちらの認識ミスもありましたので
判定については無難なところかと思いました。
ルールもより洗練できそうですが次こそはという意気をこめて。

288『1,2,Dead!!』:2012/07/15(日) 12:39:37
>>285-287
ありがとうございました。
今回出た不満点を解消して、次回に繋げたいと思います。
その折はまた、参加よろしくお願いします。


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